2020-10-13 02:36:48 更新

概要





思っていた事が全て口に出てしまっていると気づいて無かった提督のドタバタコメディ(予定)


良い子は、前書きと後書きをしっかり見てね!




前書き




どうも、かむかむレモンです。初めての方は初めまして。そうでない方は毎度閲覧ありがとうございます。



今回は息抜きとしてふと思いついた話をちんたら書いていきます。艦娘の心の声などはいくつかありましたが、提督くんの心の声はあんまり無かったように思えたので。


ゆるーく修羅場無しで行きたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。













提督(ば、馬鹿な…そんな訳あるか!」


提督(俺はこれまで女性との関わりが薄かったからがっついてるとドン引きされると思ってクールな男に徹していたはずなんだ!」


提督(しかし何故か艦娘たちは俺が寡黙なのに途中で逃げるように去ってしまう…その原因が心の声が表に出てるというのか!」


妖精「や、現に今もダダ漏れです」


提督「な、何ぃ!」


妖精「最初の頃からダダ漏れでした」


提督「そ、そんな…」ガ-ン


妖精「幸いそれがいい方向に転がったのか艦娘の皆さんからは割と好印象ですけど」


提督「マジか!」


妖精「私たちはドン引きですけど」


提督「お、おう」


妖精(そりゃ面と向かって思ってる事言われたら恥ずかしくて逃げ出しますわ)


提督「くっ…そうとは知らずこれまで思っていただけとしていたが、これからどうすれば…」


妖精(傍から見れば面白いから助言しないでおきましょうか)


提督「ま、待て、最初とは…我が初期艦、五月雨の時からか?」


妖精「そうだよ(便乗)」


提督「何だと…!」










***











提督(厳しい審査、弛まぬ努力の末、俺は提督になれた…そして、今日は着任日。海を護る者としての第一歩だ)


提督(艦娘…一度として見たことは無いが、噂によるとみんなめちゃかわらしい。正直これ以上になく心が踊っている。候補生はほぼ野郎だらけだったし、女は居ても男女別だったからな…)


提督(…ま、もうそんなことはいい。果たしてどんな子が…)ガチャ


五月雨「…あっ!て、提督ですか?」


提督「…そうだが」


五月雨「五月雨っていいます!よろしくお願いします!」ペコ


提督(…!)








提督(な、何だこのクッソ可愛い子は!何これ!夢か何か!?」


提督(まさに可愛いを体現したかのような姿!これが艦娘!?マジか!親父!お袋!俺提督になれてよかった!」


提督(人形みたいな顔に透き通った瞳、そして美しい海色の髪!素晴らしい!俺の語彙力の無さが悔やまれる!」







五月雨「あ、あの…提督///」モジモジ


提督「…あ、ああ。済まない。この度この鎮守府に着任する事となった提督だ。よろしく頼む」


五月雨「は、はい…」モジモジ


提督(モジモジすんのかわゆいぃぃぃぃ!!」


五月雨「そ、それでは、その、ま、また後でー!」ピュ-


提督「あっ…」


五月雨「ひゃっ!」ドテ


提督「こ、転んだ…大丈夫か?」


五月雨「ひゃー!」ピュ-


提督(…ドジなのかわゆぅぅぅぅぅ!!!守ってあげたくなるとかもう反則過ぎんよ~!護らねば!海と艦娘を!」










***









提督「うおおおおおお!!!やらかしてんじゃねーか!」


妖精「まあ嫌われなかったからいいじゃないですか」


提督「恥ずかしいどころじゃないぞ!わざわざ口に出す時は声のトーンを下げてたのに!」


妖精「草」







五月雨「提督、失礼します!」ガチャ


提督「ファッ!?」


五月雨「今日も張り切って頑張りましょう!」フンス


提督「そ、そうだな…」ゲンドウポ-ズ


五月雨「…」チラ


提督(ふぉぉぉぉ!!今日も可愛いぃぃぃ!髪色が綺麗過ぎて目の疲れが取れていくみたいだぁ…」ブツブツ


五月雨「…?」ワクワク


提督(…って、思ったこと全部口に出てんだよなぁ…だが今回はそうは行かん、必殺、司令ポーズで口を無理やり塞げば何とか!」ブツブツ


妖精(普通に出てるんですがそれは)


五月雨(き、聞こえてますよ~///)


提督(つーか可愛いのと女の子特有のほんのり甘い匂いがもう気が狂うほど、心地ええんじゃ」ブツブツ


五月雨「…あ、あのー、提督?」


提督「ん、んんっ!な、何だね、五月雨くん」


五月雨「…い、いえ、何でも無いです!」


提督(っぶねー!ほぼセクハラ発言聞かれたと思ったぜ!」ブツブツ


五月雨(…そんな匂いするかな?)


妖精(聞かれてんだよなぁ)


提督(ここ最近は心做しか五月雨も笑顔というか頬の赤みが増えた気がする。やっぱ…女の子の笑顔を…最高やな!笑顔は一番の化粧ってそれ一番言われてるから」


五月雨「!」ドキ


提督「…ふう、それでは、仕事をするか」キリッ


五月雨(…にへへ~///)デレ


提督「…五月雨くん、どうした」


五月雨「…はっ!はい!頑張りましゅ!」


提督(噛むのかわゆぅぅぅぅぅぅ!!!!」


妖精「…何これ」









妖精「結局五月雨が出てくまで口抑えてたけど意味なかったからね」


提督「ウッソだろお前!」


妖精「声出ちゃうならクッションとかで口抑えて叫べばいいじゃんアゼルバイジャン」


提督「うーん…」


妖精「オラ実践すんだよあくしろよ」


提督「え、誰か来んの」








加賀「提督、少しよろしいですか」


提督「んくっ…ん、んん!な、何かね」キリッ


加賀「本日の出撃の件ですが、編成に多少の疑問がありまして」


提督「そ、そうか。少し海域の情報を確認して来よう」スタスタ


妖精(普通に我慢出来るじゃん)


提督「少し待っていてくれ」ガチャ


加賀「…」










提督(やべえぇぇぇぇぇぇ!!!今日も加賀さんめっちゃクールでビューティーで眩しい!目が潰れる!」モゴモゴ


加賀「」ビク


妖精(思ったより聞こえてて草)


提督(物静かで大人な女性とは斯くも美しい!でも可愛いとこも兼ね備えててどこに粗があろうものか!いや無い!」モゴモゴ


提督(ありゃ絶対良妻賢母になる。つーか感情表現苦手とか言ってるけどめちゃくちゃ豊かだから見てて飽きねぇ!」モゴモゴ


提督(加賀さんMVP取るとめちゃくちゃご機嫌になるから今回の戦果報告もすげぇ楽しみ!取れなかった時の不貞腐れた顔も可愛いけど!」モゴモゴ


加賀「…」プルプル


妖精(あれで聞かれてないつもりなんだろうなぁ…タチが悪い)








提督「…確認してきたが、どこに疑問を持った?」ガチャ


妖精(うわぁ…)ヒキッ


加賀「…あ、その、私の勘違いでした。申し訳ございません」


提督「そ、そうか」


加賀「…それでは、失礼しました」


妖精(…)チラ


加賀「ッッッー!!!!///」ピュ-


妖精(まあ、そうなるな)






提督「ど、どうだった!俺は思ってたよりも効果的だと感じたが!」


妖精「お、そうだな」


提督「え、何その反応」


妖精「心の声も艦娘への思いもでけぇなお前(褒めて伸ばす)」


提督「…聞こえてたのかよ!」


妖精「提案したこっち側も引くレベル」


提督「」


妖精「ま、これで出撃結果がどうなるか楽しみね」


提督「やべぇよやべぇよ…どうする…」


妖精「覚悟決めろ」








***










加賀「やりました」MVP


提督「マ?」


妖精「やりますねぇ!」


加賀「…まあ、そこまでご機嫌という程じゃないけれど、いい気分ね」ムフ-


提督(めちゃくちゃご機嫌だ!」


妖精(この人も本音隠すの下手くそだな)


加賀「…ん、んんっ!そ、それでは、失礼します」ギクシャク


妖精(ロボットみたいな歩き方してんな)


提督「…加賀ってやっぱめちゃくちゃ可愛いな!」







ガシャ-ン!





「ど、どうしたの!?」「加賀さん!?」






提督「えぇ…」


妖精「だから声でけぇっつってんじゃねぇかよ(棒)」









提督「さっきのは確かに声に出したけどまさかここまでとは」


妖精「バカじゃねぇの(嘲笑)」


提督「俺の築いてきたキャラが音を立てて崩れていく」


妖精「元からねぇよそんなの(無慈悲)」


提督「」







綾波「しれいかーん、何の騒ぎですかー?」ヒョコ


提督(あ~^癒し担当の綾波ちゃんだ~」


綾波「はい?」


提督「んんっ!いや、何でもない」


綾波「そうですか~」ホワホワ


提督(あ~^」


綾波「司令官、何か良いことでもあったのですか?」


提督「な、何故だ?」


綾波「ずーっとニコニコしてますよ?」


提督「さ、さぁな」クルッ


綾波「?」


提督(そりゃお前綾波ちゃん特有の癒しオーラに包まれたら笑顔どころか恍惚とするわ!自分が何者であるか分かっとんのか!」グッ


提督(戦場とは真逆のフワフワ感がまた癖になるかわゆさ、極端でもオンオフがしっかりしてる子は素敵だぁ…」ウ-ン


提督(そして何よりあの『や~りま~した~♪』が何とワンパターンでないことが非常に重要、どれもこれも可愛いしあざとくても許せちゃう!罪な子だぜ全く!」ブンブン!


綾波「…あ、あのー」


提督「な、何かね」クルッ


綾波「き、聞こえてますよ~」モジモジ


提督「あっ、ふーん…」


綾波「ほ、褒めて頂きありがとうございます~」ホワホワ


提督(たまらねぇぜ!」


妖精(やっぱアホだこいつ)ヤレヤレ


提督「あー、それで、何だったかな」


綾波「何か騒がしかったので何かあったのかなって」


提督「…あ、綾波くんは心配しなくていい。取るに足らん事だと思う」


妖精(この期に及んでキャラ維持しようとしてるのが滑稽なんですがそれは…)


綾波「そうですか…わかりました。それでは」ペコ






提督「…普通にやらかした」


妖精「学ぶ事を知らないバカ壺野郎」


提督「バカ壺ってなんだよ」


妖精「バカの詰め合わせ」


提督「俺は菓子折りか!?」


妖精「全く、こうなりゃ最後の手段だ。ヘイ!」パチン


提督「は?」


家具職人「お呼びで?」


妖精「檜風呂一丁!」


家具職人「あいあいさ」ピロリ-ン


提督「お、俺がまとめ買いしようと取っといた家具職人!?」


家具職人「それじゃ」


妖精「流石に水の中なら叫んでも大丈夫でしょ」


提督「えぇ…マジ?」







瑞鶴「提督さーん!」ビエ-


提督「な、何だ!?」


瑞鶴「一航戦が自慢してくるのー!」


提督「えぇ…」


瑞鶴「MVPでマウント取ってくるのー!」


提督(あいつ性格悪いのか…)


妖精(お前は無自覚な分もっとタチ悪いわ)


瑞鶴「どうにかしてよー!」エグエグ


提督「そうは言っても…」ピク






提督(そういや瑞鶴の顔とか真面目に見たこと無かったからよく見ると…めちゃくちゃ可愛いな!?変な言いがかり付けてくるから見てなかったけどすっげぇ損してたなこれ!?」


提督(潤んだクリクリの目とかちょっと泣き腫らした目尻とかちょっと色っぽく見えてきたような気がする…やはり空母のポテンシャルは無限大か!?」


瑞鶴「??…提督さん?」グスン


提督(…うーんこれは美少女!やはり瑞鶴カワイイヤッター!今のうちによく見ておいて脳裏に焼き付けておく!これ以降そんな機会無さそうだし!」


瑞鶴「な、何言って…///」カオマッカ


妖精(この子もチョロいな…分かってたけど)


提督「…はっ、ちょ、ちょっと待っててくれ」クル


瑞鶴「え、うん…」


提督「…」ザブン


瑞鶴「ちょ、なにしてんの?頭だけ…」


提督『ゴボゴボゴボゴボゴボゴボー!(瑞鶴超可愛い惚れてまうやろー!)』


妖精(うわぁ…)


提督「…ふう、済まない。頭を冷やしてた」ザパッ


瑞鶴「そ、そう」


妖精(何言ってんだこいつ)


提督「…わかった、加賀くんには注意しておく。それと瑞鶴くん、あまり気にする必要は無いぞ。君はまだ伸び代があるからな」


瑞鶴「っ…わ、わかった、ありがと!」スタスタ








提督「…ど、どうだ?聞こえたか?」


妖精「うーん、水の中だから聞こえはしなかったけど」


提督「そうか!」


妖精「使うタイミングが遅いし頭突っ込んで叫んでる絵面に改めてドン引きしたわ」


提督「ダメじゃん!」











提督「てかお前どんどん口が悪くなってないか?」


妖精「何かここまでアホだと思ってなかったので」


提督「えぇ…」


妖精「まあ本音言わないで実るもんも実らないで泣き寝入りするよかマシだと思いますがね」


提督「え、何それ」


妖精「というか普通に声に出てない時がありましたけどあれ維持すりゃいいじゃんアゼルバイジャン」


提督「(わから)ないです」


妖精「あっふーん…」


提督「いっそ防音室でも作るか」


妖精「いやいや報告の時とかどーすんの」


提督「あっそっかぁ…」


妖精「ま、頑張るしかないっすね」


提督「他人事みたいに…」


妖精「私は口には出していませんので」


提督「くそぅ…」トボトボ


妖精「どこ行くんですか」


提督「飯だよ飯!」








ビスマルク(…さて、どうしたものかしら。これから提督を食事に誘おうと思ったけど、自然な言葉が見つからないわ)


ビスマルク(提督が多少こっちにアプローチを掛けてくれたら楽なんだけど、日本人ってあんなに寡黙なのかしら)


ビスマルク(…私もこの鎮守府に就いてかなり経つし誘っても問題無いわよ!そのはず!)




提督(どうすっかなぁ、思ってた事を隠そうにも全部ダダ漏れらしいし、ずっと口には出てないと思ってたんだけどなぁ)


妖精(今出来てんじゃん)


ビスマルク「…あら、ごめんなさ…提督!?」ドンッ


提督「ファッ!?」


ビスマルク「き、奇遇ね!ま、まさかこれから食事かしら!?」


提督「あ、ああ」


ビスマルク(な、なんて幸運なの!これはまさに奇跡!ここを逃す手はない!)


提督(ふぉぉぉぉ!!今日も今日とて見目麗しいプラチナブロンド!俺のテンションアゲアゲ!」


ビスマルク「な、なら、わ、わた、わたしが相席したげるわ!」


提督「そ、そうか」


ビスマルク(ぃよっし!承諾貰ったわ!やっぱり私なら出来ると信じてたわ!流石私!出来るなら褒めて欲しいけどそれは少しおこがましいわね)


提督(ま、マジで!?ビスマルクと食事とか願ったり叶ったりなんですけどぉぉぉ!!ビスマルクは結構プライド高そうで反りが合わないと思ってたけどそうでも無いのか!?」


ビスマルク(な、何を話そうかしら、今日の天気とか?何か違う気がする。今日の予定?無難ね。趣味とか?攻め気味ね…)


提督(やっべ、めちゃくちゃ嬉しいんですけど!キャラ的に誘いづらいからずっとぼっち飯だと思ってたわ!Foo!」


妖精(…めちゃくちゃ声出てるけど聞こえてないのかな?)


ビスマルク「…あ、黙ってて悪いわね。行きましょうか」ギクシャク


提督「ん、ああ、そうだな」ギクシャク


妖精(…あー、もしやあれか、ビスマルクは心の声がデカすぎて聞こえてないのか。まさかの似たもの同士か…まあビスマルクは声に出てないから多少マシだけど)





ビスマルク「き、今日はどんなメニューかしら?」ギクシャク


提督「さ、さあな」ギクシャク







妖精(不審過ぎて草)









提督「とても有意義な時間を過ごした気がする」


妖精「傍から見りゃ挙動不審過ぎたんですがそれは」


提督「うっさいわ」








球磨「お、提督クマ」


提督「っ…く、球磨くんか」


球磨「暇だから遊ぶクマー」


提督「暇なら訓練でも…」


球磨「遊ぶクマ」


提督「あ、はい」


妖精(大規模作戦終わったばっかだからね、しょうがないね)


球磨「提督が釣れたクマー」


提督(俺は鮭か何か?)


妖精(今のは声に出てないのになんでだろ)


提督「あ、遊ぶって何を?」


球磨「考えてないクマ」フリフリ







提督(このノープラン感…やはりアニマル!」


球磨「???」


提督(アニマルならやはり撫でて撫でまくるに限るが…この子ぬいぐるみ扱いされてると思い込んで嫌がるんだよなぁ。ぬいぐるみじゃ出来ない表情するから全くそう思わんのだがな!」


球磨「ちょ」


提督(少し年の離れた妹が構って欲しいとねだってるみたいだぁ…俺妹居ないからわからないんだけどな!球磨なら大歓迎!」


提督(アホ毛も感情と連動してんのかすげぇ動くし構い甲斐があるから喜んでやりますけどね!めちゃくちゃ可愛いし!」


球磨「妹…」ズ-ン


妖精(脊髄反射で喋ってんのかこいつは)


球磨「んぐぐ…早く遊ぶクマ!」グイグイ


提督「い、いや、俺は仕事が…」


球磨「…嘘つきクマ」ウルッ


提督(あざとい涙目可愛いヤッター!めちゃくちゃ遊びてぇぇぇ!つーか遊ぶぞぉ!」


妖精(仕事があるのは本当なんだよなぁ)








***










提督「すっげぇ遊んだ。全敗したよ」


妖精「本音隠すのもゲームも下手なんですね」


提督「仕事あるからできねぇの!」


妖精「今日もあるのになんで遊ぶんすかねぇ」


提督「球磨可愛かったから」


妖精「すけべ野郎」


提督「うるせぇ!」


妖精「さ、とっとと仕事やりますよ」


提督「はーやりたくね…ん?」











不知火「…」ヌイ


提督「ぬいぬいだ」コソッ


妖精「あんたの書類山積みな机めっちゃ見てますね」ヒョコ


提督「うるせぇよ」


不知火「…」チョコン


提督「何やってんだあいつ…」


妖精「あんたの椅子に座りましたね」


不知火「…よし、出撃せよ。無事を祈る…」キリッ


提督「え、何してんのあの子…」


妖精(これは提督の真似してますね間違いない)


不知火「…いえ、海図をしまいながらでしたかね、もう一度…」クルリ


提督(か、かわゆぅぅぅぅ!不知火ってもっと俺よりクールだと思ってたけど俺の真似とかしてくれてんの!?めちゃくちゃ可愛い面白いヤッター!」


不知火「っ!?」ビク


提督(ずっと睨みつけられてるから良い印象持たれてないと思ったけどめっちゃ見てくれてんじゃん嬉しい可愛い!やはり駆逐艦は撫でたくなりますねぇ!」


提督(ぬいちゃんこれに関しちゃ俺なんも落ち度とか感じないわ可愛いから許しちゃう!これは心のアルバムに永久保存不可避だわ…」


不知火「っ…し、司令」フルフル


提督「はっ!しまった!バレた!」


妖精(そもそもチョッパーみたいな隠れ方してたし時間の問題だったんだよなぁ)


不知火「い、今のは…」フルフル


提督「だ、大丈夫だ不知火くん!この事は一切他言しない!」


不知火「…今すぐ忘れろぉ!///」ドタドタ


提督「ぐふぉっ!」ドシ-ン


不知火「うぁぁぁぁぁぁぁ!!!///」ヌィィィィ


提督「不知火の本気タックル…なかなかじゃないか…めちゃくちゃいい匂いした…」イテテ


妖精(もしや私が思ってた以上にここはアホが多い?)







提督「うごご…結構効くじゃねぇか…」


妖精「受身も取れてなかったし大丈夫ですか?」


提督「大丈夫じゃないゾ」


妖精「あ、問題無いね」


提督「いやマジで…」









摩耶「…スゥー、ハァー…よし!」


摩耶「…い、ぃよう提督!また仕事溜めてんならあたしが手伝って…ん?」


提督「お、おお、摩耶くんか…」


妖精「こりゃ珍しいですね」


摩耶「な、なんだ?怪我でもしたのか?」


提督「す、少しな」イテテ


妖精「セクハラ」


提督「違わぃ」ペチッ


妖精「うわー」ピュ-


摩耶「おいおい、妖精さん虐めんなよ」


提督(摩耶はさん付けするのか…意外」


摩耶「あ?何か言ったか?」


提督「いや何も!」


摩耶「ったく、またこんな溜めやがってよ」カキカキ


提督(…あれ?摩耶ってこんな世話焼いてきたっけ?結構『クソが!』とか言ってくるから曙並にヤベー奴だと思ってたけどこれまた意外」


摩耶「さっきから何ブツブツ言ってんだよ」


提督(はっ!これが世に聞くツンデレ!?もしくはアメとムチと言うやつか!ガサツだと思っていたがなかなか考えているという事か…!」


摩耶「早く書けよ」


提督(この距離感…幼馴染!しかも僅かに年上といった辺りか!健全な男子諸君なら淡い恋心を抱く筈だ!そうか!ようやく合点がいった!」


摩耶「な、なんだ?」


提督(対空砲火に於いては右に出る者無しと聞いていたが俺のハートも意図も容易く撃ち抜いたという訳か…流石摩耶だ。俺もうこのギャップにだいぶやられてる。うーん好き!」


摩耶「は、はぁ!?」ビク


提督「これは誰でも墜ちますわ…海戦も執務もこなすとかこれもう秘書艦でいいんじゃない?俺は大歓迎!ちゃんと見ておきたいこの笑顔!」


妖精(最早隠す気無くて草)ヨイショ


摩耶「んなな…///」


提督「だがしかし、ただでさえ対空戦で出張ってる上に俺の溜まった執務を任せるのは心許ないし、そもそも俺がサボるのが悪いしあまり負担は掛けられん、やはりここは俺一人でやるべき!」


摩耶「え、いや」


提督「そうだ、それでちゃんと活躍してるとこを褒めて褒めちぎってやろう。そっちのがいいはず。艦娘は艦娘でやるべき事があるし俺もそれをやればいいだけじゃん。よっしゃ頑張ろ!」


摩耶「あ、あたしは…」オロオロ


提督「摩耶くん!」


摩耶「ひゃ、ひゃい!」ビクッ


提督「ありがとう、だがここは私に任せて次の海戦に向けて準備をしていなさい、いいね?」


摩耶「は、はい」


提督「では、下がっていいぞ」


摩耶「は、はあ…」






摩耶(…何かよくわからないけど、嫌われてないのは分かったからいいか)


摩耶(…そ、それに何か褒めて貰えた気がするからいいか!よっしゃあたしも頑張るぞ!)ウキウキ








提督「…啖呵切ったのはいいけど面倒」ヤレヤレ


妖精「よくも飛ばしてくれましたね」


提督「あ」


妖精「痛かったぞー!」フリ-ザ


提督「みぞおちはお前のサイズでも苦しいからやめちくり~」イテテ










提督「やってのけたぜ」ゼェゼェ


妖精「私の妨害を受けながらも…あっぱれ」


提督「手伝えよ!」


妖精「私を飛ばさなければ手伝いました」


提督「えぇ…」







浦風「提督さん、お疲れ様じゃ」


提督「へ?」


浦風「手伝おう思ったけど、あんまり真面目にやっとるから声も掛けられんかったわ」


提督「そ、そうか」


浦風「お疲れ様じゃねぇ。ウチが肩揉んじゃるけぇ」サワ


提督「いやいい」


浦風「遠慮せんでええんよ?」


妖精(こいつなんでこんな好かれてんだろ)


提督(うぉぉぉ!手がちっさい!これだけで可愛さが分かる!うっひょー!」


浦風「~♪」鼻歌


提督(この甲斐甲斐しさ、やはり駆逐艦としての性能を遥かに超えている!ここがエデンの園だったのか…」







浦風(…ふふ、やっぱり声に出てるわ。初めて会った時から不器用に見えとったけど、変わらんねぇ)モミモミ


浦風(あんまり褒め殺されてもこっちが悶々とするけぇ。そろそろ立場をはっきりさせた方がええね)







提督(この感じは…摩耶のそれとは似て非なる…何だろうか、幼妻?」


浦風(そうそう、幼妻…幼妻!?ちょいと気が早うない?)ビク


提督(いや、妻にしちゃ若すぎる…あれか?年下なのにやたら大人の振る舞いをする妹…若しくは幼馴染という所か!」


浦風(う、ウチは正直構わ…ん??)


妖精(こいついっつも幼馴染連想してんな)


提督(俺は一体前世でどれ程の徳を積んだのか想像も付かん。ましてや方言、世話焼き、美少女とかいう属性山盛りっ子に肩もみとか夢なのでは?」


提督(それに五月雨と同じ透き通った海色と髪と華奢な腕…子供ながらに落ち着いた雰囲気…やはり夢だな!」


浦風(…もう!幼妻で貫き通しんしゃい!)グリッ


提督(痛っ、現実か…嬉しいぃぃぃ!やはり駆逐艦は最高だぜ!これだけでご飯三杯は行ける」


浦風「…提督さん、今日はウチとご飯一緒に食べよ?」ムスッ


提督「え?あ、そうだね」


妖精(浦風の意図に全く気付かない辺りやっぱ抜けてんな)








提督「スッキリした」キラキラ


妖精「女たらしの威光とか不健全過ぎる」


提督「あぁんひどぅい!」









***









提督「ずーっと飯食べさせられそうになった」


妖精「飯で口の中詰めてて幸いでしたね」


提督「浦風の圧もやばかったけどね」


妖精「これだから女たらしは…」


提督「違うわ!」







鳥海「し、れ、い、か、ん、さ、ん!」ドカドカ


提督「へ?」


鳥海「摩耶が、自慢、してきたんですけど!」ムスッ


提督「なんの事?」


妖精「ニワトリみてぇな記憶力してんなお前な」


提督(黙っとれ!」ボソッ


鳥海「幼馴染とか!す、好きとか!言ったらしいじゃないですか!」プンスカ


提督「ちょ、待って」


鳥海「…」プク-ッ


提督(え、何でこんな怒ってんの?つーか怒り方可愛いな。年相応とは思えんぞ」


鳥海「…」プク-ッ


提督(膨れっ面で怒りを表すのか…末妹特有の幼さと言うやつか!うーんあざとい…だがそれがいい!」


提督(きっとこういうタイプは…そう、こうして目線を合わせて頭を撫でれば」ナデ


鳥海「ふぁぁぁぁ!?///」ビク-ン


提督「」ビク


鳥海「こ、子供扱いしないでくださーい!///」ブンブン


提督「かわゆぅぅぅぅ!!!」


妖精(同レベルだな)


鳥海「も、もう!そんな事しても許しませんよ!」プンスカ


提督(これが素の鳥海か…何と愛らしい事か!こんな妹が欲しい人生だった…」


鳥海「な、なんで妹なんですかー!」プンスカ


妖精(…何この茶番)









提督「食後のデザートのような満足感」


妖精「例えがマジでタラシのそれで草も生えん」


提督「うぐっ…」


妖精「提督じゃなかったら通報ものですね」


提督「妖精がいじめる…もぅマヂ無理…不貞寝しょ…」


妖精「はいはい、お疲れ様です」









***










提督「サンマ…イワシ…うっ!」ガバッ


提督(畜生、クッソ変な夢見た…何だよ、亀甲縛りされた秋刀魚の前で『秋刀魚だと思った?ワイでしたーwww』と俺を煽る鰯の夢とか)


提督「…顔洗お…ん?」


提督(な、何か異様にオフトゥンがもっこりしてる…お、俺のムスコ遂に覚醒したか!?朝勃ち、結構頑張ってるっぽい?提督さん、褒めて褒めてー!じゃねぇよ!)


妖精「申し訳無いが朝っぱらから下ネタ漫才はNG」


提督「…居たのか」


妖精「私は提督さんの妖精なので」フンス


提督「(いら)ないです」


妖精「は?」


提督「まあそれよりだ、この膨らみの正体をだな…俺のムスコが急激に育ってないなら何が…」ヨイショ


妖精「自分のモノと言えるそのキョコンはどっから出てるのやら」


提督「それ言うなら根拠だ!お前もノリノリじゃねーか…うぇっ!?」







曙「…」zzZ








提督「…え、何それは」


妖精「ほうほう、これは珍しい」


提督「何で曙がいるんだよ。こいつ俺の事嫌いな筈だろ」


妖精(こいつ他の子の表情とか読み取れるのにこの子はダメなのか)


提督「しかも服もこれ秋刀魚漁仕様になってるし、今日の夢もこいつの仕業か?」


妖精「すっげぇ言いがかり、はっきりわかんだね」


提督「あんな変な夢見たら疑うだろ!いい加減にしろ!」


曙「うるさい…」ムクッ


提督「オウッ…」


妖精(声がデカすぎ)


曙「んんっ…んん!?ク、クソ提督何で!?」


提督「お前こそ何でここに…」


曙「…あっ」


提督「ともかく、総員起こし前で良かった。直ぐに自室に戻りなさい」


曙「え、いや、ちょっと待っ…と、トリックorトリート!」アタフタ


提督「え」


曙「ク、クソ提督がすぐ寝るから、お、お菓子無かったから、イタズラしたのよ!」


提督(…え?この子俺の事嫌ってないの?意味わかんねぇ」


曙「は、はぁ!?何言って…」


提督(こいつクソクソ言いまくるし文句ばっかだしその癖転属願も出さないし嫌がらせのために居るのかと思ってたが…存外そうじゃないのか?」


曙「う…」ズ-ン


提督(…そういや同期に曙を秘書艦にしてる奴が居たな、あいつの所はだいぶ態度が違っていたが…」


提督(もしやこっちも隠してるだけでそうなのか?俄に信じ難いが…つーか何で俺の布団の中にいるの?普通嫌いな奴と同衾なんて…」


曙「あ、あの」


提督(…わかんね!まあ俺の想定よりかは嫌われてないみたいだしいいか!」


妖精(うーんこの)


提督「菓子が欲しいならそこの妖精に取って来させるからな」


妖精「お前が行け」ビシッ


提督「ウッス…」スタスタ







曙「…妖精さん、あたし嫌われてたの…?」ウルウル


妖精「えっ、あー、その、何と言うか、変な夢見て寝覚めが悪いだけ?」


曙「…いや、いいの、あたしも思い当たる事しかないし」グスン


妖精(確かに日頃の行いはあるけど、この子はすっげぇわかりやすいんだから提督さんも気付くべきだよなぁ…)


曙「…とりあえず、戻ってきたら謝って帰る」


妖精(これで思い直さなかったらまた鳩尾ミサイルだな)








提督「お菓子何がいいかな」ガチャ


曙「…あの、ごめんなさい」


提督「え」


曙「色々迷惑掛けたから」


提督「…そ、そうか。気にするな」


曙「お菓子、ありがと。これからも、よろしく」ペコ


妖精(…)







提督「何か仲直り?みたいになったよ」


妖精「そうすか」


提督「しおらしくなってた曙ちょっと可愛く見えたね。これって、勲章ですよ…」


妖精「お前はもう少し曙みたいな子の心情を察しろ」グリグリ


提督「だから鳩尾はやめちくり~」ウゲェ









妖精「全く、たらしならもっと徹底して下さいよ」


提督「違うって言ってんダルルォ!?」


妖精「めちゃくちゃわかりやすいのに、何故でしょうね」


提督「俺からしたら分かりにくいの!第三者じゃないから!」


妖精「うーん…そんなものか」


提督「曙を秘書艦にしてる同期はすげぇな」


妖精「あんたはへなちょこですね」


提督「うるせぇよ!」







敷波「…なんだ、起きてんじゃん」コソッ


提督「はっ!?」


敷波「ね、寝坊してるかと思ったけど、心配して損した」


提督(めちゃくちゃ気にかけてくれててウレシイ…ウレシイ」


敷波「んっ…」


提督(この子は曙よりは素直だけどちょっとつっけんどんなんだよな。敷波のはめちゃくちゃ微笑ましい」


提督(思春期特有の素直になれないその感じは分かる。曙と敷波でどこに差がついたのかは分からんが、俺は敷波派だ」


提督(この子は自分に自信があまり無いだけだと思うんだが…俺はそんな君も好きだな!自信があろうが無かろうがね!」


敷波「っ!」ドキドキ


妖精「敷波ちゃん、何か用でもあった?」ヒョイ


敷波「え、あ、朝飯、そう!朝食どうすんのって…」


提督「勿論頂こう」キリッ


敷波「そ、そ。なら、それじゃ」スタスタ









妖精(私が助け舟出さなかったらちょっと長引いたかな)


提督「わざわざ起こしに来てくれたのか。これなら寝たフリでもしてりゃ良かったな」


妖精「とっとと朝飯食いに行けバカ」


提督「最早オブラートに包もうともしなくなったな!?」








提督「…あれ?誰もいない」


妖精「何ででしょうね」


雲龍「…あら、提督も寝坊?」


提督「へ?」


雲龍「総員起こしからだいぶ経ってるわ」


提督「…」チラ


妖精「10時ですね」


提督(え、じゃあ敷波はわざわざかなり遅れてる事を告げなかったという事か?優し過ぎて涙が出、出ますよ…」


妖精(私は反吐が出ますよ)


提督「…雲龍くんもか」


雲龍「うふふ、遅起きは三文より徳ね」


提督(それって俺に会えたから!?Foo!テンションアゲアゲです!提督です!寝坊してたけど結果オーライ!」


妖精「あんたはもっと自分を恥じろ」


提督「うごっ…」


雲龍「これならお昼を待った方がいいわね」


提督(あと2時間かぁ…仕事すべきなんだろうけどやりたくねぇな。つーか雲龍もといふわふわちゃんとお喋りしてぇな~俺もな~」


雲龍「…お話でもしましょうか」


提督(やったぜ!」


妖精「仕事しろ」


提督(うるさいな!お昼過ぎたらやるっての!)ボソボソ


雲龍「…今日もまた出撃だけど、私が最大戦果を上げたら、また新しい艦載機をくれる?」


提督(あげちゃうあげちゃう!何ならこないだの任務で手に入れた艦攻あげちゃう!」ニヘラ


提督「…君には色々と与えたと思うが、欲張りさんだな」キリッ


雲龍「…分かってる。でもきっと提督はそれでも与えてくれるわ」ニコ


提督(ふわふわちゃんはわかってんなぁ。笑顔見るともっと見たくなるって、それ一番言われてるから」


妖精(お前はキャバクラに貢ぐおっさんかよ)


雲龍「…でもね、与えられてばかりだと、やっぱり悪い気がする。提督は何か欲しい物とか無いかしら?私の笑顔以外で」


提督「っ…お、思い付かないな。君らが無事なら俺はそれで」


雲龍「提督は嘘を付くのが下手。あなたの本音は、何?」


提督(ふぉぉぉぉぉ!ふわふわちゃんミステリアスな雰囲気めちゃくちゃマッチして俺ちゃんもう目が離せませんよクォレハ…」


提督(でもマジな話こんな可愛い子ちゃんの集団の中で生活してると笑顔でお腹いっぱいなんだよなぁ…これ以上望んだら罰が当たるってもんよ」


妖精「…」


雲龍「…提督、やっぱり最大戦果の話、忘れて」


提督「え」


雲龍「気が変わったの。出撃はするわ。MVPも狙う」


提督「お、おう」


雲龍「…何か欲しいものが出来たら、またお話しましょう」スタスタ








妖精(…こういう感じなら普通にカッコイイと思うんだけどな)


提督「いやーもう少し話がしたかったなぁ…んんっ、待てよ?これから毎日寝坊すれば雲龍と話す機会増えるんじゃね?」


妖精「そういうとこやぞお前」







妖精「全く寝坊した上に鼻の下伸ばすスケベなんだから早く仕事して下さいよ」


提督「寝坊は事実なんだろうけどスケベはもう許せるぞオイ!」


妖精「失礼、ドスケベでした」


提督「そっか、あったま来た(冷静)」


妖精「漫才に付き合う暇はありませんよ。こないだの漁業支援で仕事が溜まってるんですから」


提督「あーもう見たくない紙の山。寝てたい」


妖精「私はどうなっても知りませんよ」


提督「んだよ!こいつだって寝て…あれ?」







加古「」zzZ







提督「何でこいつここにいんの」


妖精「ソファでごろ寝とかまんまあんただわ」


提督「んな事しとらんわい!」


妖精「私は知ってますからね。サボってる時こんな感じですし」


提督「なんのこったよ」


妖精「書類」


提督「嫌です…」


妖精「何で?(憤怒)」


提督「せめて加古の寝顔を記憶に焼き付けてからでオナシャス!センセンシャル!」


妖精「しょうがねぇなぁ(悟空)」


提督「やったぜ」


妖精「40秒」


提督「お前はドーラかよ…どれどれ」ジ-


加古「」zzZ


提督「…正直普段と変わらんぐらいふにゃふにゃした顔だが、寝顔とはそうじゃない。完全に警戒、緊張を解いたありのままの表情がこれなのだ」


提督「古鷹の妹だけあって流石と言わざるを得ないぐらい可愛い。戦闘中のちょっと凛々しくなった表情も割と好みだけど、女の子はやっぱほぐれてる方がいいよね」


提督「目隠れグータラっ子とか最高じゃない?一緒にグータラしたい。あわよくばそのまま一日中くだくだしていたい。でもそれは叶わぬ夢というものだ」チラ


妖精「は?」


提督「…40秒経ったからやるよ」ズ-ン


妖精「律儀なのはいい事ですがやるなら腹括って」


提督「ウッス」カキカキ







妖精(…本当に寝てると思ってたんか知らんけど思いっきり口に出てたな)チラ


加古「…」キラキラ


妖精(大方サボってた所を狸寝入りでやり過ごそうとしたら思わぬ誤算って所かな。運がいいのか悪いのか…)









***









提督「もう疲れた」グデ


妖精「何だってそうてめぇは書類に対して根性がねぇんだ」


提督「こいつも調教師みてぇな口調になるし…加古はいつの間にかいなくなってるし」


妖精「それだけ集中してたという事です」


提督「やる時はやるから」


妖精「それは普段出来ない者が言う事」


提督「うるせぇ!」


妖精「…ま、本音は隠せてないし、存外当たってるのでは?」


提督「オォン…」






白露「遊ぼー!」ガチャン


提督(ワーオ!ラブリーマイエンジェルシラツユー!」


妖精(発音がカタカナ過ぎる)


白露「お仕事お疲れ様!何か凄く頑張ってたから入りにくかったけど」


提督(何だって!?流石長女!白露型は揃いも揃って癖が強すぎると思っていたがやはり1番上は配慮が出来ている!素晴らしい!」


提督(特に夕立辺りなんかハロウィンで暴れ回ってたから凄かったけど、俺は白露派です…他が濃すぎてあまり目立たない事が多いが、頑張れシラツッユ!お前がナンバーワンだ!」


妖精(語呂悪っ)


白露「ん、んんっ!何ブツブツ言ってるの!お仕事終わったなら遊ぼうよ!」


提督「…何をするんだね」


白露「ゲーム!」


提督(ふ、ふふ…仕方あるまい、ここは白露の機嫌を損ねないように敢えて手加減するとしようか。一番にこだわりまくってるからな」


妖精「元から弱い癖に強がるな」


提督「そ、そんなことねぇし…やれば出来るし…」


妖精「あっふーん…」









そして…









提督「クゥ-ン…」


妖精「子犬かな?」


白露「ふふーん!一番!」


提督(こ、これは白露を笑顔にする為の致し方ない敗北だし…俺の目的は達成されてるし」


妖精(この小物感よ)


村雨「…あらあら?もしかして今お暇ですか?」ヒョコ


提督「っ!む、村雨くんか」


白露「やっほ!」


村雨「…あ、遊んでていいんですか?提督いっつも書類残してたりするけど」


提督「も、問題無い」


白露「んもー!村雨もそんな事言ってないで遊ぶよ!遊びたいんでしょ?」


村雨「っ!」ビク-ン


白露「ほら、コントローラー持って!」


提督(はぇ~すっごい積極的…」


村雨「し、失礼しま~す…」チョコン


提督(両手に花ですねぇ!」


村雨「…」コソコソ


妖精(…この子ちょっとずつ提督に近づいてるな)


提督(ふふふ、妖精よ。お前も気付いていたか。実は俺も気付いた。白露はゲームに夢中だが村雨は違うようだ」


妖精(だから声に出てるっつってんじゃねぇかよ)


提督(この子大人っぽい振る舞いが多いけどこういう時は年相応で可愛いゾ」


村雨「…」コテ


提督(なっ…!?こ、これはもしや、頭を預けているだと…!?それは真のリア充しか経験出来ないと聞く超レアイベント!」


提督(思いの外少女漫画っぽくてもう気が狂うほど気持ちええんじゃ!だけどゲームに集中出来ねぇからまた敗北を重ねてしまう…」フルフル


白露「いっただき~♪」


村雨「…♪」


提督(今ほど提督じゃなくて学生時代にこんな体験したかったと切望するとは…」


村雨「…」ムギュ


白露「ふふーん!また一番…って、何で腕絡めてるのー!」プンスカ


提督(これマジ?長女よりも積極的過ぎるだろ…だがこれもまた良い!もうこの時間だけ過ごして一生を終えたい」


提督(村雨が思ってた以上に乙女過ぎてもう十分ニチィ!パワー貰えますよぉ…白露型の個性強スギィ!」


妖精(お前はアクが強すぎる)








漣「お、面白そうなことしてんじゃないっすかご主人様たち」


提督(両手に花どころじゃねぇな!これこそ楽園だな!」


漣「ほう、スマブラですか…この漣、こう見えてVIPなんですぞ?」


白露「え、ホント?」


漣「まあご主人様が出撃させてくんないから暇だっただけなんすけど」チラ


提督(ごめんなさい!改二来てないと使い所さんに困るねんな…すいません!許して下さい!何でも島風!」


妖精(ぶっちゃけ過ぎだ)


漣「ん?今何でもするって言ったよね?」


白露「言ったよね?」


提督「う」


漣「ならご主人様とりあえず練度限界まで漣を導いて貰えますよね?ね?」


提督「え、それは…」


漣「何でもするって」


提督「いやーキツイっす(素)」


漣「ご主人様は漣の事が嫌いなんですね」オヨヨ


提督「あからさまな泣き落としってはっきりわかんだね」


妖精(こいつらノリノリだな…)


漣「んまぁ冗談は置いといて、暇なのは変わりないんですからちょいと調整して下さいね」


提督「おかのした」


漣「さーて漣も参戦しますわ」


白露(…何だか分からないけど、まだ平気そう)


提督「…片腕が痺れてきた」チラ


村雨「~♪」


妖精(村雨嬢はトリップしてんのか…)


漣「漣が勝ったら村雨ちゃんと交代ね~!」


村雨「へ?!」


白露「そうはさせるかー!」


提督(たまらねぇぜ!」


妖精(鼻の下伸びまくって腹立つ…)










***








提督「甘美な一時であった」


妖精「もしもし憲兵ですか」


提督「んな無粋な連中呼ばんでいい!」


妖精「これが海の平和を護る者という事実、何とも嘆かわしい」


提督「艦娘との交流も仕事の一つって、それ一番言われてるから」


妖精「今の言葉聞いたら殆どの艦娘怒りますから気を付けるように」







夕立「むー!提督さん白露と遊んでたっぽい!?ずるいっぽい!」ガウガウ


提督「ぽいぬ!」


夕立「ひいきはずるいっぽい!」ガウガウ


提督「そんな事を言われてもなぁ…」モフモフ


夕立「そうやってれば満足すると思ったら大間違いっぽい!」グルルル


提督「俺は遊び道具なる物を持ってないしなぁ」モフモフ


夕立「何か買うっぽい!」フリフリ


提督(…この感覚、やはり実家の愛犬と同じ!そしてこのやり取りも俺が愛犬と絡んでる時の独り言そっくり!」モフモフ


提督(ただでさえ犬っぽいのにまだハロウィンの衣装着てっからなんか素が出てしまった。恐るべきぽいぬ…俺のメッキを剥がしまくる!」モフモフ


妖精(元からねぇだろ)


提督(…うーん、可愛いのは可愛いんだが、やはり愛犬と同様の気持ちしか湧かないなぁ。俺としちゃ正直そっちのがいいというか…」モフモフ


夕立「んふ~♪」フリフリ


提督(…ま、いっか!なんか満足げだし!」


妖精(…何か一番報われなさそうだなぁ)










提督「満足したのかどっか行っちゃったよ」


妖精(ちょろ過ぎる…)


提督「…そういや夕立で思い出したんだけどさ、吹雪も確かテレビ出演してたよな」


妖精「そうですね。広報の一環とか」


提督「そんでさ、気合い入れまくってた吹雪について色んなコメントがあってさ、俺ちゃんもう大噴火っすよ」


提督「芋だとふざけんじゃねぇよお前ぇ!美少女ダルルォ!?まあ外部の連中だから心に留めておいたけどね」


提督「ブッキーはどちらかと言うと地味な部類に入るけどそれが良いとなぜ分からんのか!あの中に絶妙なエロさも相まって俺は好きです」


妖精「そこら辺で…」


提督「あー!?まだだっての論文で言ったらまだ序論だぞオイ!!つーか吹雪の良さで修士論文は行けるわ!まず服装!みんなの憧れセーラー服!海兵の由緒正しき服であるが故正装とも言えるがブッキーが着ることにより可愛さが何倍にも積み上がるのだ!」


提督「あれはまだ俺が学生の頃、その感情をまだよく理解せず、自覚もしてなかった時に覚えたむず痒さ。そしてそれがわかった時の心の踊り様と言ったら正に祭りの如し!初恋のあの子に会ったような高揚する思考!」


提督「勿論ブッキーとその子は全く別人だったけど、俺の思い出の半分はセーラー服女学生で埋まってると言っても過言じゃない!それほどまでに思い入れのある服を艦娘が着りゃ、そりゃ嬉しくてカーニバルってもんだろ!」


妖精(ただのスケベ野郎じゃねぇか)


提督「そして吹雪の態度!これまた女学生そのまんま!真面目で非常に好ましい!仮にも軍人たるもの規律を重んじる姿勢は崩してはならない!」


提督「そんな彼女にも微笑ましい一面を時折見せてくれる!真面目さが災いして空回りした時の焦りようとかめちゃくちゃ可愛い!もうこの一言に尽きる!可愛い!他に言葉が思いつかない!」


妖精(論文どころか小学生の作文並じゃん)










吹雪「あ、あの…」


提督「んん?…はっ!?」


妖精「ほれ見ろ」


吹雪「その、ありがとう…ございます…」プシュ-


妖精「一応言っとくがほぼ最初からだかんな」


吹雪「しゅ、修士論文ってどのぐらいかわかりませんけど、ま、また改めて聞かせてくださぁぁぁぁ!!///」ドタドタ


提督「」


吹雪「ひぁぁぁ!」コテ


妖精「あ、コケた」


吹雪「ひゃあぁぁあ!」ピュ-


妖精「おうパンチラだぞ喜べよ変態」


提督「」


妖精「…それどころじゃなかったか」ヤレヤレ







***






提督「ウ-ン…」


妖精「今更何を悩んでるんですか」


提督「いやね、ぶっちゃけすぎて俺ちゃんもう誰とも顔合わせられん」


妖精「戯言が済んだら戻りますよ」


提督「いや今どこなのだよ」


妖精「白露ちゃんの部屋から戻ってる最中でしょう」


提督「そうだっけ…?」


妖精「遊んでた癖にこいつすっげぇ変態だぜ?」


提督「うるせぇ!」ツマミ






由良「あら?提督さん、こんな所で何してるの?」


提督「あ、姉ちゃん!」


由良「へ?」


提督「んんっ!ゆ、由良くんか」


由良「あの、今姉ちゃんて」


提督「なんの事かね?」


由良「絶対に言いました!」プンスカ


提督「怒った姉ちゃん可愛い(そんなことは無い!)」


妖精(え、何そのパターンは…)


由良「提督さん?由良は怒りますよ?」プク-ッ


提督「お姉さん許して!」ホア-ッ!


由良「由良はお姉さんじゃありませんよ!と言うか、もっと他に無いんですか!?」


提督「はい…ん?」


由良「もう…」シュン


提督(こ、これはそういう事なのか!?か、かわゆぅぅぅ!!まあ立ち振る舞いが完全に姉ムーブだから仕方ないね」


提督(俺は由良が姉ちゃんなら完全に初恋を済ませてるな…禁断っぽくてちょっと興奮するけどリアルじゃないから、多少はね?」


妖精(何言ってんだこのバカは…)





由良「…由良、そんなにお姉さんに見えますか?自分じゃよく分からないんですけど」


提督「ま、まあ、見えなくもないかな」


由良「ふーん…」


提督「…そ、それでは」


由良「…提督さんがお望みなら、お姉さんでもいいかな、なんて」ボソッ


提督「へ?」


由良「何でもありませんから、ね」スタスタ


提督「…俺は十分アリだ!」


妖精「遂に本音が建前を上回るか…」









提督「そうこうしてる間に年明けちゃったよ」


妖精「おおメタいメタい」


提督「やはり自室は落ち着く」


妖精「あんたの自室は執務室でしょ」


提督「違わい!」


妖精「こんなエロガッパに自室を与えるなんて…」


提督「久々に聞いたぜその単語…ままええわ」


妖精「…そういやあんたの部屋殺風景過ぎて不気味なんだけど」


提督「うん」


妖精「嗜好品とか酒とか全く無いわけね」


提督「うん」


妖精「酒盛りとかしないんですか」


提督「しない」


妖精「意外ですわ。あんた独り酒とかしてそうなイメージでした」


提督「クールで避けてたんだからやるわけねぇだろ」


妖精「じゃあ本当はしたい?」


提督「メンバーによる」


妖精「ほほう」


提督「酒盛りするにしても行儀悪い子は正直ね…」


妖精(…ん?)







ポーラ「…」←丁度酒盛りしようかと通りかかった






提督「いやね、百歩譲ってちゃんぽんはまだいいよ。脱ぐのはちょっと…」


妖精「意外だわ」


提督「呑んでて画になる子は良いと思うけどねぇ」


ポーラ()ガ-ン


提督「まあ日々死闘を繰り広げてるからさ、そういうのは否定しないよ?俺は趣味じゃないってだけでさ」


妖精「スケベのくせに意外」


提督「言いたい放題でもう許せるぞオイ!」


妖精「スケベでたらしで欲望ダダ漏れとか…」


提督「オォン!アォン…」嗚咽


妖精「そんなクッソ汚い声出さなくていいから…」


ポーラ「」ズ-ン










摩耶「え、ポーラじゃん。まだ呑むんか?」


ポーラ「…ポーラ、しばらくお酒の量控えまーす」トボトボ


摩耶「え!何で!?」


ポーラ「も、もっとオシトヤーカ?になりまーす…」


摩耶「…こりゃ天変地異でも起こるんか?」






妖精(…何かあったような気がする)チラチラ


提督「何も隠してねぇよ!」


妖精「真っ先にそう思うとはやましい事でも?」


提督「何もねぇよ…」


妖精「スケベのくせに自室は素寒貧とか恥ずかしくないのかよ」


提督「スケベは関係無いダルルォ!?」


妖精「言えば多少は家具を提供するのに」


提督「タダ?」


妖精「もちろんコインは頂きます」


提督「それを早く言えよ…はぁ、チカレタ」


妖精「傍から見りゃちょっと広い独房と変わりありませんね」


提督「例えが辛辣。俺は晩飯まで休む」ゴロリ


妖精「そうですか」


提督「時間になったら起こして」


妖精「妖精アラーム耳元でやろうかな」スッ


提督「…何か悪寒がするから優しく起こして」






霞「あ、ここに居た!サボってんじゃないわよ!」ドアバ-ン!


提督「うひっ面倒な…」


霞「聞こえてるわよ!今日も今日とて書類サボって!休む前に早く済ませるのよ!」


提督「終わってるぞ…」ウトウト


霞「嘘は通用しないわ!」


妖精「霞さん、これはマジです」耳打ち


霞「え、そ、そうなの」


提督「私は休む」


霞「んぐっ…そ、それなら掃除なり何なり…」


妖精「この部屋なんも無いから掃除もすぐ終わっちゃいますね」


霞「んんっ…」


提督「ん…お前は俺のかーちゃんかよ…」


霞「か、かーちゃん!?な、何なのそのニックネーム!?」


妖精(ん?)


霞「お、俺の、かーちゃんって、な、何言ってんのよ!」


提督「だってそうなんだもん…」


霞「よ、呼ぶならもっとマシな名にしてよ!」


提督「…じゃあおかん」


霞「…おかん…?」


提督「んぐ…」ウトウト


霞「…そ、そっちかー!」ペチン


提督「痛っ」


霞「だ、誰があんたの母さんよ!このクズ!変態!ロリコン!」


提督「えぇ…」


霞「つ、次そんな言い方したらタダじゃ置かないから!」ピュ-


提督「理不尽…」zzZ


妖精「…あの子も大概だな」








霞「…よりによって、おかんって…」グスン


曙(…何か通りかかったら見てしまった)コソッ










***







提督『zzZ』


天龍『おい起きろ提督!』


提督『ファッ!?』


天龍『呑気に寝てねぇで俺の暇つぶしになれよ!』ユサユサ


提督『こ、これは…眼前に広がる巨大な双丘!?ち、違う!富士の山!?』


天龍『どこ見て言ってんだよ!///』ベチン


提督『ぶへぇ!ま、まさかの胸ビンタ!?思ってた以上に重く響く二撃!クッソ痛てぇ!』


天龍『ふざけてねぇで起きろよ』


提督『だが…重かったが、確かな柔らかさがあった…天龍!まだ寝ぼけてるからもう一度頼む!』


天龍『は、はぁ!?このやろ!』ブン


提督『スキあり!』ムニ


天龍『ふあ!?』


提督『素晴らしい柔らかさだぁ…天龍!今日からお前は俺の抱き枕になれ!』ムニムニ


天龍『ふ、ふざけんな!』


提督『ここが俺のエデンだったのだ…』


天龍『や、やめ、離せよ!やぁ…///』ビクン


提督『何か、あったかい…』


天龍『調子に、乗るな!』ブルン


提督『ぐえっ!』ベチ-ン







***









提督「んぐぐ…」ヒリヒリ


妖精「やっと起きたんすね」


提督「んあ?何か痛いんだけど…何で?」


妖精「…いやまあ、本人に聞けばいいんじゃないすか?」


提督「は?…ん???」チラ


天龍「…」ゴゴゴゴ


提督「え、何」


天龍『このドスケベ野郎がぁぁぁぁ!!!』ベチ-ン


提督「ぶへぇ!」


天龍「うわぁぁぁぁん!!!」ピュ-


提督「????」ヒリヒリ


妖精「飯だから起こしに来た天龍さんの胸ガッツリ揉んでたじゃないっすか」


提督「そマ?」


妖精「遂に手を出したか…」


提督「俺全く知らなかったんすけど」


妖精「ま、アフターケアちゃんとやってね」


提督「ウッス…げっ!」モゾモゾ


妖精「どしたの」


提督「…何でもねぇよ」ズ-ン


妖精「あっふーん…」







妖精「何で下着替えたんですか」


提督「てめぇ知ってて言ってんだろ!」


妖精「ま、いじめるのはここまでとして、ご飯の時間です」


提督「この野郎…」


妖精「溜まってるならとっとと手を出しゃいいんですよ。そっちの方が私たちにとっても有益なので」


提督「いやそういうのはきちんと段階を踏んでから…」


妖精「たらしだと思ったら生真面目かよ」


提督「うるせぇ!全く…」








古鷹「もう!また居眠りしたと思ったら今度はずっとだんまり?何があったのか教えなさい!」


加古「…なんでもないから」ウツムキ


古鷹「そんな訳ないでしょ!お姉ちゃんには分かるんだから!」


提督「…お、おい、どうした」


加古「!」ビクン


古鷹「あ、提督!聞いてください!加古ったらずっとこの調子で…というか、お仕事サボってませんでしたか!?」


提督「…いや、問題無かった」


加古「…」モジモジ


提督(いや本当はガッツリ寝てたけど寝顔可愛かったから俺的には全く以て問題無かったというか」


古鷹「え?」


提督(いやそれにしても可愛かったなぁ。あれだけでご飯3杯は行けたな」


古鷹「提督!何言ってるんですか!」


提督「んひっ!声に出てたか…」


古鷹「加古ー!やっぱりサボってたのね!」プンスカ


提督「ま、待ちたまえ古鷹くん、私は気にしてはいないぞ」


古鷹「そういう問題じゃないんですよー!」ピコピコ


提督(な、何だこの可愛い生き物!?頬を目一杯膨らませて腕を振り回してる!?重巡は割と大人の部類だと思ったが素は結構子供っぽいのか!?ギャップ萌え最高だぜ!」


古鷹「むー!私だってそうやって言ってもら…え?提督?」ピタ


提督(鳥海の時もそうだったが普段見れない可愛いものを見るとこうも心が癒されるな…妖精の四国毒吹?が無ければ尚良いんだがな…」ナデ


古鷹「ひゃっ!」ゾクゾク


妖精「聞こえてんぞ変態糞提督」


提督「そういうとこやぞお前」


古鷹「ふぁぁ…も、もう我慢が…///」ゾクゾク


提督「え?」


古鷹「ふぁぁぁぁしゅきしゅきー!!///」ギュウウウウ


提督「うごぉぉぉぉぉ!!!」ギシギシ


古鷹「加古ばっかりずるいずるいずるーい!私も甘えたいのにぃぃ!!!ふぁぁぁぁ提督しゅきしゅきー!///」スリスリ


提督「た、助け…ちょっとキツイ…」イテテ


妖精「よかったな変態」


加古「…変態ヤロー」チラ








名取「あ、あの!提督さん!」


提督「は、はい?」チラ


名取「か、艦隊帰還しました」


提督「お、お疲れさん」


妖精(…随分遅かったな。夜戦まで掛かったのかな)


名取「…あ、あの、古鷹さんは、どうしたのですか」


提督「あ、ああ、これはな…」


古鷹「~♪」スリスリ


提督「…まあ、察してくれ」


名取「付き合ってるんですか!?」ガーン!


提督「えぇ…」


妖精(短絡的だなぁ…)


名取「そんな…」ヘナヘナ


提督(古鷹はまぁ…うん…なんと言うか、俺は嫌いじゃないけど、何か違うんだよなぁ。その何かがよくわからんのだけど」


妖精「そこハッキリさせねぇからややこしい事になってんだよ」グリグリ


提督「いてて…鳩尾はやめちくり…」


名取「あ、あの、提督さん…」


提督「い、いや、別に付き合ってはいないぞ…」


古鷹「??????」ピタ


提督(真顔で凝視されんの怖すぎぃ!」


名取「え、な、なんだ…まだフリーでしたか…」ホッ


提督(フリーだぜ!モテる男はツラい」


妖精「シバくぞてめぇ」グリグリ


提督「冗談ゾ…」イテテ


名取「そ、その、提督さん!私、MVPだったんですよ、MVP」


提督「マ?おめでとう」


名取「それで、雲龍さんから、MVP取ったらご褒美貰えるって…」


提督「え、何それは…」


妖精(…多分雲龍さんの気遣いかな。このバカなら嘘でもやるだろうし、雲龍さんよく見てるなぁ)


提督「ほ、褒美…すまない、何も考えてない」


名取「!」ピコ-ン


提督「実現出来るものなら…」


名取「な、なら!お夕食の後に、提督さんのお部屋に、い、いきましゅ!」


提督「…なんも無いけどいいなら」


名取(や、やった!)


妖精(…うーん、嫌な予感がするなぁ)


名取(お、お姉ちゃん!わ、私、頑張ります!夜戦だけは得意なんです、私!)フンス


提督(こんな事ならせめてアマンゾでテレビとBlu-rayレコーダーでも買っとくんだったなぁ。今の女の子の流行りの番組とか映画とか全く知らんし…」


妖精(あーこりゃ的中しそうだわ)







***






翌朝






妖精「提督さん、おはようございます」


提督「…うん」ボコボコ


妖精「うわ何その顔」


提督「朝イチで長良と五十鈴にしばかれた」イテテ


妖精(あーあ、やっぱり)


提督「『乙女の覚悟を踏み躙るなんて!』とか『ヘタレ!』とか言われたけどさぁ、まだ練度も最大じゃないしさぁ」


妖精「手ぇ出せよヘタレ」


提督「大和男子たる者婚前交渉はどうかと」


妖精(変に意地張るから痛い目見るんだよなぁ)


提督「次は無いって言われたからそんときは女になっちゃう!」


妖精「使わねぇなら今すぐ切り落とせ」


提督「やだ!やだ小生やだ!」


妖精(…今回手を出さなかった事を幸いと思う子が多いし、考え方によっちゃこれが最善なのかもしれないけど、このバカは分かってないだろうなぁ)







『話は聞かせて貰ったよ』バ-ン!




提督「なっ!誰だ!」







『男たるもの乙女の覚悟、受け入れなくば男が廃る!』カンッ!


『夜に惹かれし艦娘たちの、熱く燃えるは夜戦魂!』カンッ!


『古今東西森羅万象、夜戦に始まり夜戦に終わる!』カンッ!


『夜戦とあれば即参上!夜戦忍者、夜川内!』カンカンッ!





提督「…」ポカ-ン


妖精(名乗りにしては下手すぎる)


川内「…とまあ、提督!夜戦を拒むってどー言うことよ!」バ-ン


提督「あ、はい」


川内「つーわけで夜戦と言えばこの川内!私がきっちりレクチャーしてあげるわ!」ワキワキ


提督「マ?」


川内「という事で、このレジュメを見て!」ペラ


提督「ん?」


川内「まず夜戦とは、文字通り夜の戦い!相互右も左も分からない、故に防御はほぼ無理と言っても過言じゃない!」ペラペラ


川内「当たればワンパン、しかしこちらもワンパン、そんな状態じゃ共倒れ。そんな時は自陣が優位になるようにすればいい!」ペラペラ


提督(…何か普通に講義が始まったんだが、内容もすっげぇまともで困る…」


川内「まずは索敵!敵の状態を全て把握することで有効な攻めが期待できる!」


川内「次に照明弾!そして探照灯!これで敵を目視確認!敵から攻撃されても対処できる!探照灯は自分の位置も把握されちゃうけど、囮や撹乱と用途は1つじゃない!」バ-ン


提督(…ま、待てよ、これってもしやアッチの夜戦にも応用出来るのでは?」


妖精(真面目かと思ったらやっぱりこれだよ)ヤレヤレ


川内「そしてダメ押しの熟練見張り員!確実な勝利を掴むためにはカットインでオーバーキル!一撃粉砕!決まった時の高揚感は何ものにも変え難い!」ンフ-


川内「攻めるならまずは大破するまで砲撃砲撃!そして大破したなら、魚雷を一斉射!これでダメなら次弾装填して更に発射よ!満足するまで撃ちまくっても良し!」


提督(…相手の状態、即ちコンディションを把握し、目視確認。そして的確なポイントに打ち込み、最後に魚雷発射…やはり夜戦はどちらにも通ずるという事か!」


提督(流石川内、海戦の方は経験豊富だが、まさアッチの方もか…悔しいが、学ばせて貰ったぜ。ならば、今すぐ向かわなければならない!」スクッ


川内「次にカットインについて…って、どこに行くの!?」


提督「夜戦だぁぁぁぁぁぁ!」ドタドタ


川内「夜戦!?私も連れてってよぉ!」


妖精「川内さんストップ」ピピー!


川内「ちょ、妖精さん!夜戦とあらばこの私が…」


妖精「川内さん、提督さんの言ってる夜戦って…」ゴニョゴニョ


川内「…!?!!??!?///」ボフッ


妖精「…ま、そういう事です」


川内「あわわ…///」プシュ-


妖精(…そっちの方は経験無いんですよ提督さん、あんたが馬鹿だからね)トテトテ











提督「うおおおおおおお!!!名取ぃ!」ドアバ-ン!


名取「ひうっ!?」ビク-ン


提督「すまなかったぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダキッ


名取「ひゃあああ!?///」


提督「童貞の底力、思い知れぇぇぇぇ!!!」


妖精(最低最悪な掛け声だなぁ…)










***









妖精「婚前交渉が何だって?」


提督「…すんませんでしたぁぁぁぁ!!!」スタイリッシュ土下座


妖精「…ま、私はいいですけどね」


提督「うぐぐ…」


妖精「ところで何か生傷が増えてるような気がするんですが」


提督「…実は事を終えた後にまた長良と五十鈴にしばかれたんだが」


妖精「ほーん」


提督「正直疲れてて何を言ってたか覚えてないっす」


妖精「仙豆だ、食え」ポイ


提督「んぐ…何も起きないんだが」


妖精「そりゃそうだよ節分の豆だし」


提督「この野郎…つーか疲れた…」







夕張「あ、提督~!探しましたよ~」


提督「んん?」


夕張「はい!チョコレート!」


提督「へ?」


夕張「バレンタインデーよ!義理じゃないからね?」


提督「」


夕張「後で感想聞かせてね!」スタスタ


提督「」


妖精「モテますねぇ女たらし」ツンツン


提督「」


妖精「ん?」


提督「」


妖精「おーい」ペチペチ


提督「」


妖精「…こ、こいつ!気絶しているだと…!?」


提督「…ッ!?」


妖精「バレンタインチョコ如きで気絶すんな童貞…あ、もう童貞じゃなかったね」


提督「ば、バレンタインチョコ如きで…だと!?」


妖精「ん?」


提督「き、貴様ぁ!よくもそんな口を聞けたな!俺は生まれてこの方義理チョコ以外のチョコを貰ったのは初めてなんだよ!貴様にその気持ちと本命を貰った時の嬉しさが分かるか!?」


妖精(あっふーん…)


提督「ましてや相手は夕張だ、改二が来て姿に一層可憐さが増してより幼馴染みっぽくなった彼女から貰えたんだぞ!再び青春を取り戻したかのような気分なんだよ!」


提督「どんな出来であれ、俺は完食させてもらう!本命なら尚更だぁぁぁぁ!!!!!」パカッ


チョコ「」キラキラ


提督「…私ハ、満足ダ」


妖精「電人HALかお前は」ペチ


提督「だ、だってお前…このデコレーションといい、チョコの形といい…うぉぉぉぉぉん!!」大号泣


妖精「…まあ義理じゃないのは確かですけど、そんな泣かなくとも」


提督「泣くわ!どう見ても本命だろこれ!」


妖精「騒いでないで早く食べれば?」


提督「言われなくても…」モグモグ


妖精「どうすか?」


提督「…美味すぎて馬になったわね」


妖精「はいはい」


提督「これが本命チョコの味なのか…もう思い残すことはない」


妖精「大袈裟!」


提督「そ、それに、力が湧いてくる…これが本命パワーか!今なら何でもできる気がするぜ!」


妖精「ん?今何でもするって言ったよね?」


提督「(言って)ないです」


妖精「とりあえず騒いでないで仕事して、どうぞ」


提督「あ、はい」


妖精(…実は陰で他の子たちがスタンバってたけど、あんだけ騒げば一度退いちゃうわな。もったいねぇ)







提督「自分で買うチョコと女の子から貰うチョコは次元レベルで違うってそれ一番言われてるから」


妖精「うるせぇ仕事しろボンクラ」


提督「こんな可愛い姿しといてどっからそんな口の悪さが生まれるのか理解に苦しむね」


妖精「あんたのせいですから」


提督「紛うことなき正論、はっきりわかんだね」


妖精「…がんばったら私もチョコ用意します」


提督「腹の足しになるサイズでオナシャス!」


妖精「じゃあ今の100倍頑張るんだね」


提督「いやーキツいっす(素)」






時雨「…」ヒョコ


提督(ん?あそこに美少女が見える…遂に俺にも幻覚が見えるほど疲弊が?」


妖精「いやいや時雨ですよ」


提督(な、何!?あんなに小動物っぽかったか!?レトリバーだと思っていたが豆柴か!?犬はいいぞ、最高だ」


妖精「女の子を犬扱いする畜生」


時雨「…ッ!提督、今いいかな」ピク


提督「は、はい」


妖精(威圧感がするんですが)


時雨「…チョコの匂いがするんだけど、もしかして僕より先に…?」


提督「う、うむ」


時雨「…白露じゃないけど、一番を逃したのは悔しいかな」ギリッ


提督(…あれ?時雨って普段主張しないから影薄く思ってたが、もしかして可愛い?やはり白露型の可能性は無限大か!」


時雨「…それに、他の匂いもするね…悔しいなぁ…僕は一番になれないらしいね」グスン


提督(あっふーん…」


時雨「…ねぇ提督、一番はダメだったけど、都合のいいお願いだけど、僕も愛してくれるかな…僕だって…負けないぐらいは」ウルウル


提督「へ」


妖精「Foo↑アツアツネー」


提督「あー、うん…ガンバリマス」


妖精「おい!」


提督「いやだって、この流れだと…」


妖精「今まで我慢させてきたんだからツケを払えってんだよ女たらし」


時雨「提督ぅぅぅぅ!!!!」ギュウウウウ


提督「ぐおおおおお!!犬ハグとか犬タックルの比じゃねぇぇぇ!!!」ギリギリ


妖精「…ま、今日の仕事ノルマは多少減らしてもいいかな」ヤレヤレ








提督「鯖どころか竜骨を折られるかと思うぐらい熱烈なハグだったぜ…」


妖精「本当は嬉しいくせに」


提督「駆逐艦は最高だぜ(痛すぎてそれどころじゃねえっての)」


妖精「そうかそうか本音に変わってるぞロリコン」


提督「白露型は合法だ」


妖精「臆せずに言い切るとは…その潔さだけが取り柄ですね」


提督「褒めてんのか貶してんのかこれもうわかんねぇな?」


妖精「まー仕事は終わらせたから良しとしましょう。私からのチョコです」


提督「…何これ、鼻k」


妖精「それ以上言ったら本当に鼻に詰めてから燃やすぞ」


提督「すいませんでした」


妖精「私たち妖精は仮にも乙女であるのに、このような仕打ち…」グスン


提督「すいませんでした」土下座


妖精「ふん、わかれば良いのだ変態」エッヘン


提督「んぐぐ…」


妖精「さあ、心して食すが良い」フフン


提督「…サイズがサイズだから正直腹の足しにもならないんですがそれは」


妖精「はー欲張りなやつだなぁ、そんなに食いたいなら食わせてやるよオラァン!」パチン!







比叡「ヒエー!?」シュン


提督「え?」


比叡「へ?」


提督「え?」


比叡「あれ!?キッチンから執務室に!?」


提督「お前そんなこと出来んの?!」


妖精「禁忌ですけどね」


提督「そう易々と禁忌を犯すな」


比叡「あ、そ、そうだ、チョコは…あるぅー!」ヒエ-


提督「…スルーしてたけど、何そのクソデカ鍋は」


比叡「ふふふ、聞いて驚かないで下さい!この中全部チョコです!もちろん全部お姉様に」


提督(こんなんマッハで糖尿病になるんだよなぁ」


比叡「…んん!?何ですかその舐め回すような目付きは!あげませんよ!どうしても欲しいというなら少しだけなら吝かでは無いですが!」


提督(使い方間違ってないか?」


比叡「仕方ないですねぇ!まあ多少作りすぎた感は否めなかったので少しだけなら分けてあげてもいいですけど!はいどうぞ!好きなだけ食べていいですよ!」


提督「ん?ちょっと待て。好きなだけと言ったな?それなら仮に鍋ごと頂いても文句言わないな?」


比叡「ふふーん!問題ありません!私は言ったでしょう!多少作りすぎた、と!この鍋だけじゃないんですよ!」


提督「えぇ…」


妖精(それは予想外だったなぁ…)


比叡「で、食べるんですか?」


提督「食べりゅぅぅぅ!!」


妖精(こいつが言うとキツいなぁ)


提督「んぐ…にがっ!」


比叡「えー?おかしいですよそれは!だって頑張ってカカオから作ったんですよ!」


提督(カカオ100%なんか食えたもんじゃねぇよ!」


比叡「んんっ!確かに苦すぎる!これじゃあお姉様に渡せませんね!流石司令!グルメですね!」


提督「おめーは舌が乏しすぎるだけなんだよ!仮にも悪飯艦…じゃなくて御召艦だった癖に何を間違ってこうなってんだよ!」


比叡「悪飯艦とは失礼な!私のミスが顕著に現れるのは恐らくお姉様に関わる事でテンションアゲアゲになってチェックを怠ってしまうからだと思います!」


提督「ミスに気づいてんのかよ!つーか分かっていながらこのチョコあげたってことは確信犯か!」


比叡「チョコってカカオから出来てるって聞いたら普通カカオから全部作るじゃないですか!全部甘々だと思うじゃないですか!」


提督「ぶぁか!チョコが甘いのは砂糖のおかげだっての!カカオの含有量が多けりゃ多いほど苦いの!整腸作用もあるらしいがな!」


比叡「お姉様はお通じがいいからそんな必要ありませんよ!…あ、それならばいい感じに砂糖加えて含有率を下げればいいんですよ!失敗は成功のもと!」


提督「作るならお前の金で砂糖買えよ!」


比叡「…やっぱ不安なので味見役だけやって下さいよ」


提督「お姉様の事を頭から外せばいいのでは?」


比叡「何言ってんですか!お姉様にあげるのにお姉様の事を想わず作るのは愚の骨頂!」


提督「あーわかったよ!やりゃいいんだろ!」


妖精「あのー、心の声どころか思いっきし叫んでたんですが」


提督「あの馬鹿を分からせてやる為なんだから心に伏せる余裕あるか!」ズカズカ


妖精(…傍から見ればただの仲良しだったから細かい事は気にしないようにしよう)









***








提督「もう暫くチョコ食わねぇ」


妖精「inじゃねーの?」


提督「しょっぱいものが食いたい。二郎が望ましい」


妖精「うぇぇ…」


提督「あ、今ドン引きしたなこいつ!いいか、二郎はギトギトだと思われがちだが野菜をマシマシにすりゃ油が分解されて実質カロリーゼロなんだよ!」


妖精「デブ御用達のカロリーゼロ理論やめろ」


提督「別に二郎じゃなくてもいいんだけどね、それにチョコ食わされて腹減って無いし」


妖精「進んで食ったんだよなぁ」


提督「なんのこったよ…ん?」






親潮「~♪」ルンルン


提督(あれは…我が鎮守府において数少ない良心であり真面目っ子の親潮じゃないか!」


妖精(変人揃いみたいに言うな。やべーのはお前だけじゃい!)ペチン


提督(妖精のくせにいいビンタしてきやがる…」


親潮「あ、司令!お疲れ様です!」ビシッ


提督「や、やぁ親潮くん」


親潮「司令と妖精さんは仲良しですね!いつも一緒に居ますよね?」


提督(な、仲良し?有り得ん…」ナデ


親潮「ふぇ!?し、司令?」


提督(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!俺は妖精を摘もうとしたら親潮の頭を撫でていた!何を言ってるのか分からねーと思うが…」


妖精(ホントに意味不明だよ)


親潮「し、司令、お戯れを…」モジモジ


提督(思えばさっきから一癖も二癖もある艦娘ばかり相手にしてたから疲れてんだって、ハッキリわかんだね。親潮ちゃんは癒しよ、癒し!正統派美少女は癒し!」ナデ


親潮「あの、司令…?」モジモジ


提督(変にキャラとか尖らなくていいから親潮ちゃんみたいな良い子がいるとホント安心!世界平和!ノーベル賞!」


妖精(自分は悪くないみたいな言い方やめろ)


親潮「んっ…そ、そう、司令!その、いきなりスキンシップをされると、少々混乱してしまうのですが…」モジモジ


提督「おお、すまない」


親潮「あ…そ、その、司令。あの、何か嫌なことでもあったのですか?」


提督「え?何も?」


親潮「そうですか…親潮、心配です」


提督(こんな良い子に心配されるなんて、幸せだぁ…」


妖精(憐れんでるんだバカタレ)


提督「は?」


親潮「そうだ!司令、お疲れでしたらとっておきの方法があるんですよ!」スッ


妖精(スマホ?)


親潮「これ!可愛いですよね?最近犬や猫とか小動物系の動画を見るのが好きなんですよ」


提督(か、かわゆぅぅぅぅ!!!ただでさえ可愛い親潮ちゃんが可愛い動画見てて可愛いが飽和している!胸焼けする!」


親潮「うふふ、たまに野良猫とかを見ますけど、人馴れしてる子はこんな感じで大人しくて可愛いんですよね」


提督(この笑顔…世界遺産!眩しい!五月雨並み!」


親潮「ほら、この腕に抱きつく猫とか…」


提督(あ~^たまらねぇぜ。これでまた仕事頑張れる、1週間どころじゃねぇ、1ヶ月はいける」


妖精「そうか、なら今からやろうな」


提督「ちょ」


親潮「あ、司令待って下さいよ!ここからがですね…」ヒョコ


提督(着いてくんの可愛い!癒しの権化!」









提督「すっげぇ癒された」


妖精「良かったですね」


提督「仕事中も見させようとするし構って欲しい子猫みたいで堪らなかった」


妖精「で、仕事は?」


提督「俺の仕事は親潮の笑顔を見続ける事」


妖精「いいから仕事しろ」


提督「あぁんひどぅい!♂」






涼月「提督?いらっしゃいますか?」


提督「お涼さん!?」


涼月「はい?」


提督(来ました、また来ました。艦娘癒し枠の涼月さんですよ。もうとろけていいですか」


妖精「ダメです」


涼月「あの、装備改修の申請をしたいのですが」


提督「いいよ(少し待ちたまえ)」


妖精「おい!」


提督「んぁっ!す、すまん、あのスッキリボイスでついつい本音が…」ポン


妖精「元からダダ漏れの癖に何を今更」


涼月「あぁ、ありがとうございます」ヒラ


提督「はっ!いつの間に俺は承認を!?」


妖精「ガッツリしてたからハンコ」


涼月「あの…それと、お冬さんはいつになったら…」


提督「ウッ」


涼月「申し訳ありません!差し出がましいのは承知しているのですが、あの子がいつになったら発見出来るのかと思い…」


提督(…すいません、癒しパワーが反転してます。めちゃくちゃヘビーです。俺にはどうにも出来ない問題だからハートブレイクしそう」


妖精(…これに関しちゃ同意)


涼月「…提督、もし見つかった時は、全力で救出しましょうね。その時は私、例えこの身を犠牲にしてでも…」


提督(それ以上言わないで!俺ちゃん泣いちゃう!艦の頃のストーリーも相まって顔面全域泣き腫らすぐらい泣いちゃうから!」ウォォォォン


涼月「て、提督!?」


妖精「涼月さん、その時は必ず助けるんで、自己犠牲系の言葉はお控えを」


涼月「も、申し訳ありません」


妖精「こんな馬鹿でも一応轟沈して欲しくないのはマジなので、ね?」


涼月「ば、馬鹿なんかじゃありませんよ!提督はとても素敵なお方ですから…」ボソボソ


提督「おぉぉぉぉぉぉぉん!」グスグス


妖精「まあ今は何も効果無さそうなので改修へ」


涼月「そうでした。それでは…」






提督「癒されませんでした」ズ-ン


妖精(泣き腫らしてアンパンマンみたいになってる…)フフッ


提督「おう何笑ってんだ」


妖精「いえ何でも」フフ


提督「顔を背けんなオラァン!」ドタドタ


妖精「ちょ、こっち来んなアンパンマン!」ピュ-






木曾「おいおい、今日も賑やかだな」ガチャ


提督「んあ!?」


木曾「…ん、何だその顔」


提督「(何でも)ないです」


木曾「全く、泣き腫らすなんて柄じゃないな。不安なのか?」ヨシヨシ


提督「あっ」


木曾「心配すんな。俺たちは沈まないさ。必ずあんたの元に帰ってくる。そうだろ?」


提督「ママァ…」


木曾「ん?」


提督「これぞ、本物の…」ガクッ


木曾「お、おい!提督ー!」ユサユサ


妖精「アンパンマン!新しい顔…あれ?」アンパン持ち


木曾「おい!どうした!」ユサユサ


妖精「ちょ、何事ですか」


木曾「おお!いきなり気を失ってよ」


妖精「はー、手の掛かる…すいません、こちらへ」


木曾「え?ああ…」ヨイショ







提督「緑の髪の聖母が見えていた」パチ


妖精「へー」モグモグ


提督「ちょ、何食ってんの」


妖精「アンパンですよ」


提督「小腹が空いたから食わせて」


妖精「寝言は寝て言え」モグモグ


提督「てめぇ!」


妖精「つーかそこにいる子がお菓子作ってきたらしいんだからもらえばいいじゃんアゼルバイジャン」


提督「へ?」


神鷹「…」


提督「ファッ!?」


神鷹「…影、薄くてごめんなさい」


提督「そそそそそ、そんなことないぞ!パツキンの美少女なんて」


妖精「いっぱいいるだろ」


提督「てめぇ!」


神鷹「…すいません、戻りますね」


提督「ままっま、待って!今日の晩飯そのシュトーレンでいいから待って!超食いたい!マジで!」


神鷹「そこまでしなくても…」


提督(つーか我儘言うと食わせてほしい!もうこの際キャラとかどうでもいいから癒しが欲しい!神鷹ちゃんのあーんがあれば残った仕事全部終わらせられそうだし!」


神鷹「そ、そうですか?それなら…」


提督(ぃよっし!俺ちゃんホント果報者!この幸せを世界に届けたい!」


神鷹「で、では…あーん…」


提督「ぅまいぃ!やはり空母の癒し力は世界一ィィィィィィィ!!」


神鷹「だ…Danke…提督って、賑やかな人だったんですね」


妖精「バカ騒ぎが取り柄なだけですよ」ゴニョゴニョ


提督「…はっ!ゴホン…あ、ありがとう神鷹君。お陰で元気が出た」


神鷹「…隠せてませんよ、提督。私はそのほうが素敵だと思いますけど」


提督(う…ふぅ…」


妖精「変なこと言ってねぇで食ったら動け馬鹿者」









妖精「ところでパンツの替えは大丈夫ですか」


提督「致してねぇわバカ!」


妖精「え、だってさっき」


提督「ネタに決まっておろうが!」


妖精「oh~サムラ-イ」ペラペラ


提督「お願い書類をガンガン渡さないで心折れる」


妖精「あくしろよ」






ジョンストン「…ひーまー!」ドアバ-ン


提督「何だこの美少女!?」


ジョンストン「は?あなた私の事忘れたの!?」


提督「(そんなこと)ないです」


ジョンストン「…その喋り方、慣れないからやめて欲しいんだけど」


提督「嫌です…」


ジョンストン「とにかく暇なの!ポーカーにでも付き合ってよ」


提督(やりますやります」


妖精「ジョンストンさん、お仕事中ですので」


提督「うるせぇやるぞ(すまない、そういうことだ)」


妖精「お前どんだけ仕事したくないんだよ」


提督(うるせぇこう言うのは全部AIに任せて俺は艦娘の遊び相手になりゃいいんだよ上等だろ」


ジョンストン「何ブツブツ言ってんの?」


提督(あわよくば、アメリ艦の発育の良さをじっくりこってり観察して記憶の奥底に刻み付けておいて新たな基準として…」


妖精「ただのエロガッパじゃねーか!」


提督(うるさいうるさい!分からず屋め!これはロマンであり宿命でもあるんだよ!」


ジョンストン「ねぇ!どうすんのよ!」


提督「ぃやります!」


妖精「おい!」


ジョンストン「じゃ、何賭ける?今日は負けない気がするわ」カシャカシャ


提督「ショットガンシャッフルはカードを痛めるZE☆」


ジョンストン「?」


提督「あっふーん…」


ジョンストン「…さ、どうする?」カード配り


提督(うーん素晴らしい景色。やはり食ってるもんが違うからかぁ…」


妖精(鼻の下伸びてんぞエロガッパ)ヒソヒソ


提督「はっ!…俺は俺を賭けるZE☆」


ジョンストン「…あなた、何かのモノマネでもしてるの?」


提督「…わからんか」ズ-ン


ジョンストン「…ま、いいわ。後からでも」


提督(俺が勝ったら…フフフフフフ」ギラギラ


ジョンストン(…すっごい見てくるなぁ)ヒキッ


妖精(視線が一点集中しててキモイ)









***








提督「楽しい時間はあっという間だったな…」トボトボ


妖精「結局仕事してないから今日は徹夜ですね」


提督「嫌です…」


妖精「は?(威圧)」


提督「わかった、わかったから」


妖精「…ま、その前に腹ごしらえですけど」


提督「わぁい、ていとくごはんだいすき~♪」


妖精「うわきっしょ」


提督「うるせぇ!」


妖精「…ん?何か食堂が騒がしいですね」


提督「あれだ、今日のおかずを取り合ってんだよ。可愛いなぁ」


妖精「あんたと違ってガキじゃないんですからそんなこと…げっ」


提督「ガキじゃねぇ…ん?どした?」


妖精「…あー、今入んない方がいいですね」


提督「気になる」


妖精「窓から覗いて見ますか」


提督「おう」コソッ


妖精(だから何でチョッパーみたいな隠れ方を…)







神通「…」ゴゴゴ


名取「…」ゴゴゴ


阿武隈「…」ゴゴゴ







提督(え、何かあの食卓だけ空気が揺らめいているんですがそれは…」


妖精「あれは提督ラブ軽巡勢…その三本指が一堂に会していますねクォレハ」


提督(…つーことは、そういう事でいいんですかぁ!?」


妖精「まあ私らの情報網ですから」


提督(名取はまあ知ってるけど神通とあぶぅは意外だなぁ。正直めちゃくちゃ嬉しいけど!」


妖精(…男の趣味が悪すぎるよ)


提督「そうとわかったなら突撃だ!」ダッ


妖精「は?」








提督「…まだやってるかな」ク-ル


神通「!」


名取「!」


阿武隈「!」


提督「空いてる席は…」チラッ


神通「提督、私の」


阿武隈「隣に」


名取「ど、どうぞ」


提督(すげぇ!息が合ってて何か芸術的」


神通「色々と」


阿武隈「話が」


名取「あ、あります」


提督(名取が少しテンポが怪しいけどすげぇ合ってる。さっきの空気の揺らめきが嘘みたいだ」


神通「提督、名取さんと夜戦したというのは本当ですか」


阿武隈「どうしてですか?阿武隈はお嫌いですか!?」


名取「あう…」


提督(おぉう…今する話じゃなくね?つーかすげぇ食い気味なんですがそれは」


神通「…この神通、次弾装填は得意なのですが」


阿武隈「私も、や、やればできるんですけど!?」


名取「…///」ニヨニヨ


提督(こ、これはもしや、もしや!もやし!?」


妖精(何言ってんだこいつは…)


神通「…提督に拒否権はありませんよ」


阿武隈「ちょっと!」


提督(あ~^両手に華なんじゃ~^」


妖精「周りの視線に気付けバカ」


提督「…はっ!」ピク


神通「今からでも宜しいですよね?」ジロ


阿武隈「いっぱい頑張ってくださいよ!」ジロ


名取「でへへ…///」ニヘラ


提督(…一方はお淑やか、もう一方は頑張り屋の子が俺を求めている…素晴らしい!これこそ俺の桃源郷!我が魂が還る場所は此処に在り!親父、お袋、やはり俺は提督になれてよかった…!」


提督(2人ともつぶらな瞳をパチクリしながら俺を見つめてる…ガチ恋距離は心臓に悪いからもっとやれ!」


妖精「仕事はどーすんだよ!」ズイ


提督「ぶわぁ!お前はいいんだよ!」


妖精「は?」


神通「…妖精さん、残念ですが」グイ


阿武隈「これから決戦なのです!」グイ


提督「ん?」担がれ


妖精「ん?」


提督(…な、何かとても嫌な予感がしたんだが、離して欲しいんだが」


妖精「…あっふーん」


提督「お、おい!」ズルズル


妖精「…ご武運を」敬礼


提督(ちょ、何故敬礼!?まるで死地に赴くが如く…こ、この雰囲気…もしや、捕食!?食われちゃう!?」


提督「ま、待て!俺マジで美味くないから!」


神通「あら、ご謙遜を」


阿武隈「名取姉のアレを見たら…ねぇ?」


提督(…拝啓、親父とお袋。俺は生きて帰れないかもしれません)ゾクッ









***









提督「…んぅ」ムクッ


妖精「もう昼近くですよ」


提督「え」


妖精「昨日はお楽しみでしたね」ジト


提督「宿屋みてぇなこと言いやがって…」


妖精「だって実際そうでしたから」


提督「うぐっ…」


妖精「いやぁ艦娘の連撃を耐え凌ぐとは流石ですねぇ。腹上死してるものかと」


提督「だが俺は生きているぅ!」


妖精「まあそれはいいけど溜まった仕事やれよな」


提督「あぁんひどぅい!」








龍田「やだぁ、この部屋栗の花?イカ?の匂いがするわぁ」ケホケホ


提督「ファッ!?」


妖精「別に驚くことねぇだろ」


提督(消臭ぐらいしとけよチビ助」


妖精「生意気な事言う口はこれか?」ツマミ


提督「いだだだだ!」


龍田「たっぷりお寝坊してると思ったら今度は妖精さんとイチャイチャしてるの?いいご身分ねぇ」


提督(いや俺提督だし…つーかわざわざ俺の部屋まで何しに来たの」


妖精「報告以外に何があるんだよ」


龍田「遠征と演習終わりましたぁ」


提督「ご、ご苦労」


龍田「明日は遅刻しないようにねぇ」


提督(…龍田、やはりこの威圧感はいつになっても慣れない。その張り付いた笑顔の裏にはどんな恐ろしい表情が隠されているのか想像に難くない」


提督(何より常に携帯している薙刀!触れただけで全てを切り刻むが如く近寄り難い雰囲気を醸し出している。あーもうおしっこ出ちゃいそう!」


妖精「漏らしたらガチで引きます」


提督(例えだわ!それにしても龍田はこの鎮守内では珍しく?中立的な立場が多いが、お前の素晴らしいデータだと好感度どのぐらい?」ヒソヒソ


妖精「軽巡内では最低ですね」


提督「んなっ!」


妖精「まあ嫌悪感を感じるほどじゃないにしろ、今回のケースは下がりますね」


提督(怖い…アイアンマン!俺のムスコもそのうち切り落とされるんじゃ!?天龍ちゃんに助けて貰わねぇと!」


龍田「聞こえてますよぉ」


提督「ひっ!すいません許して下さい!何でも島風!」


龍田「今何でもするって?」


提督「え、それは…」


龍田「…そうねぇ、とりあえず死んでもらおうかしら?」キラン


提督「ダメみたいですね(諦観)」


龍田「…まあ冗談は置いといて、明日から遅刻やめてくださいねぇ。それでは~」ヒラヒラ


提督「は、はい」


龍田「あ、それと」クルッ


提督「はい」


龍田「お部屋、換気した方が良いですよぉ」スタスタ


提督「…そんなヤバい?」


妖精「いやーキツいっす(素)」









提督「ファブリーズ1本使いました」ゼェゼェ


妖精「これはこれで匂いがキツい」


提督「いい匂いダルルォ!?」


妖精「度が過ぎてて鼻がひん曲がる」


提督「窓開けるからいいし…」ショボ-ン


妖精「つーかお前も臭いからシャワーぐらい浴びろ。寝間着も洗濯しろ」


提督「おかのした」






山城「うぇっ、臭っ」ビク


提督「んなっ!」


山城「な、何ですかこの臭い…芳香剤?強すぎるんですが」


提督(あちゃ~、ここに来て山城かぁ。この子苦手なんだよなぁ」


山城「は?」


提督「な、何でもないぞ」


山城「聞こえてるんですが???」ゴゴゴ


提督「お姉さんゆるして!」


山城「提督にお姉さんと言われたくなかった…不幸だわ」


提督(え、それってもしや姉弟関係じゃなくて異性として」


山城「いえ、提督みたいな弟は要らないかなと」


提督(辛辣すぎぃ!自分、涙良いっすか?」


妖精「涙よりシャワー流せ」


山城「はぁ?提督もシャワーですか?もしやストーカーですか?不幸だわ」


提督「え、何で」


山城「午前の訓練終わりなんですけど」


提督「あっふーん…」


山城「あぁ、提督は寝坊したんでしたっけ。五月雨ちゃん凄く大変そうだったなぁ。不幸そうだったなぁ」


提督「うぐぐ」グサグサ


山城「ふふん、提督を多少いじめてやったので僅かながら気分が晴れました。明日は寝坊しないでくださいよ」スタスタ


提督「わかってる…」スタスタ


山城「…なんでついてくるんですか。五月雨ちゃんに詫び入れるのが先でしょう」イライラ


提督「…このキツイ匂いを携えたまま行けと?」


山城「提督と同じ時間にシャワー浴びるの嫌です」


提督「思春期の娘かお前は!」


山城「乙女心が分からない唐変木め…その癖本音はダダ漏れなのに!」ギャ-ギャ-!


提督(すっげぇ言われようだけど紛うことなき正論、はっきりわかんだね」


山城「…私先に行きますので!」ズカズカ






提督「…なぁ」


妖精「何ですか」


提督「口喧嘩で勝てる方法を」


妖精「あんたは無理」










***








妖精「結局同じ時間にシャワー行ったんすね」


提督「ボロクソに言われたけどシャワーでスッキリしたから大丈夫」


妖精「そういや朝シャンプーはハゲるらしいゾ」


提督「ふん、そんなデマが通用するか。科学的根拠とデータを元に語れ」


妖精(なんだコイツ…)






高雄「提督、いますか」


提督「うむ」キリッ


高雄「明日の演習について相談が…」


提督「聞こう」


高雄「ありがとうございます。それではまず…」


提督(うーん絶景スポット。富士山が見える…いや、キリマンジャロ?それかエベレストか?」


高雄「それで、陣形ですが…」


提督(巨乳を見るとストレスが無くなるという説が会ったが、これは本物だな、うん。学会発表されてもおかしくない」


高雄「…といった感じですが、如何ですか?」


提督「科学的根拠は無い。しかし現に俺には効果があるからそれは正しい。そうとしか言えない」


高雄「あの、よくわからないのですが…」


提督「ん、んん?」


高雄「…えぇと、賛成、という事ですか?」


提督「あ、ああ」


高雄「…もしかして、聞いてませんでしたか?」


提督「そ、そんなことは無い!」


高雄「…そうですか」ムスッ


提督(え、何で怒ってんの?可愛いけど」


妖精「話聞いてねぇのバレバレだしそれもダダ漏れだからだよ」グリグリ


提督「痛い…」


高雄「もう、提督。今日は少したるみ過ぎですよ!」プンスカ


提督「ハイ」


高雄「普段のように威厳ある振る舞いをして艦娘の見本とならないと!皆さん、特に駆逐艦の子たちは提督の背を見て成長するのですから!」


妖精(威厳ある…?)


提督「す、すまない。俺が間違っていた」ジ-ン


高雄「これから気をつけていきましょう!私も出来る限り支援しますから!」


提督(ヴォ-スゲ-、目の前でエベレストが揺れまくってる…スーパースローで見てぇわ」


高雄(決まった…!霞ちゃんが読んでた本にあった叱咤激励の基本例、普段の提督を肯定して反省と成長を促す…出来る私を見せられたわ)


提督「高雄くん、ありがとう。君が居るだけで頑張れそうだ」


高雄「そ、そうですか?」


提督「良し、仕事仕事!」


高雄(こ、ここまで効果があるとは…霞ちゃんの本は侮れませんね…)


妖精(高雄さんも単純で良かった。こいつの煩悩まみれの本性は見抜けてなくて)













妖精「いつまでテント張ってんだよ」


提督「収まらねぇ…仕事終わったのに」


妖精「これはちょん切るしか」


提督「やめて!血の噴水が出来ちゃう!」


妖精「それはR18になっちゃうからダメですね」


提督「そこじゃねぇだろ…クソっ、高雄の破壊力は伊達じゃねぇな」


妖精「人のせいにすんな」


提督「してねぇし…しかし困ったな、これじゃ移動もままならん」ガタッ


妖精「腰引いて歩くと痛めますよ」


提督「これしかない」


妖精「不自然ですねぇ」


提督「歩きにくい…」モゾモゾ


妖精「てかポジション直せばいいのでは?」


提督「それでも膨らんでていやーキツいっす」


妖精「お前そんなでかくないだろ!見栄張ってないで…」







明石「あらー?提督どうしたんですか?腰痛?」


提督「うひっ…あ、明石くんか」


明石「ずっとデスクワークですもんね。腰痛めても仕方ないですね」


提督「ま、まあな」


明石「私もずっと工廠に閉じこもってますから機械油ばっかりで…」


提督(まあ昨夜のアレで腰痛いのはマジなんだけどね、初見さん」


妖精「やかましい!」グリグリ


提督「お願い今腰押すのはやめて!」


明石「んーそれなら按摩器に座りますか?」


提督「え、なに?」


妖精「マッサージ機だよ」


提督「そんなのあるわけ」


明石「ありますよ。工廠ですけど」


提督(…工廠に置くとこなんてあるのか?まさかちょろまかした?これはお仕置きですね…」







***







提督「…これ?」


明石「はい」


提督「マッサージ機と言うより拘束椅子に見えるんですがそれは…」


明石「実はシートが油まみれになっちゃったので新しいのを発注してるんです」


提督「こんな構造だったっけ…」


明石「私のオリジナルですよ?」


提督(物騒過ぎぃ!自分、帰室いいすか?」


明石「え?帰るんですか?かなり効果ありますよ」ヨイショ


提督「こんなん拷問用に見られても仕方ないやつだから、俺は帰るね…あれ?」ガチャン


妖精「イザナミだ」


明石「まあいいじゃないですかー!絶対気に入りますよ!」


提督「…そこまで言うなら」


妖精(スルーされた)ショボン


明石「という訳で、腰痛改善コーススタート!」カチ


提督「…んん、おうっ」ビクン


明石「シートないから少し痛いかもしれませんけど、大丈夫ですか?」


提督「今のところは…うぉぉう」ビクビク


妖精「頬染めるな汚い」


提督(少し痛いが…確かに効く!めちゃくちゃ効く!これは元気になるなる~」


明石「何言ってるんですか?」


提督(資源ちょろまかしたみたいだがこれはこれで助かるから今回は不問とするか…やべぇ、下半身の血の巡りが活性化してるようだ…何か、あったかい…!」グググ







妖精「ん?」


明石「…あ、あらあら?」ジ-


妖精「あっふーん…」


提督「ふぉぉ…」ド-ン


明石「あ、あの…ちょぅと元気になり過ぎですかね…///」キャ-キャ-


妖精(まーたテント張り直してるよこいつ…)


明石「…今なら妖精さんだけだし」カシャ


妖精「えぇ…」










提督「すっげぇスッキリした」


妖精「パンツ替えろよ」


提督「致してないわ!」


妖精「それで、あの拷問椅子は破棄でいいんすね?」


提督「い、いや、拷問は拷問でも快楽方面だったから」


妖精「なるほど、破棄ですね?」


提督「すいません許してください!わからされちゃいました!」


妖精「うわキッツ」







松風「おや?また賑やかだねぇ」


提督「はっ!タカラジェンヌ!」


松風「??」


提督「失礼、てっきり宝塚歌劇団の方かと」


松風「…着任してから何度か言われてるけど、本当に転身しようかな?」


提督「すいません許してください!何でも島風!」


松風「冗談だよ」


提督「もうやめます」


妖精「おう出てけ出てけ」


提督「ここは辞めねぇよ!?」


松風「あっはっは!相変わらず元気いいねぇ。何かいい事でもあったのかい?」


提督(忍野忍リスペクトですねクォレハ…」


松風「その元気、持て余してるみたいだから僕が相手してあげようか?」


提督(やっぱ俺から見てもちょっと大人びてかたボーイッシュな子に見えるなぁ。こりゃ女の子にモテモテ間違いない」


松風「…どうなんだい?」


提督「ん、そ、そうだな、もう日も暮れるし、適当にぶらつくぐらいしか無いが」


松風「喜んで。さあ、どこ行こうか」スッ


提督(自然と手を取るのホントイエメン…」


妖精(それを言うならイケメンだろうが…)






松風(…君は本音を隠してるようだけど、全部漏れてるんだよ。僕をちゃんと見てるようで見てないこともわかってる)


松風(…それでも、僕はわがままだから、少しでも振り向いて欲しいから、こうして会いに来るんだ)




妖精(…)











提督「ボーイッシュ美少女って最高だよな」


妖精「いつかブスリ♂されそうですが私は関係ありませんからね」


提督「待って、何で今そんな不穏な事を」


妖精「もう日も暮れましたし、そろそろ夕食では?」


提督「誤魔化さんといて…」


妖精「…ん?何やら食堂が騒がしいですね」


提督「どーせ飯の取り合いでもしてんだろ」ガチャ






妙高「いーえもう私は疲れました!プッツンしちゃいました!」グデェ


提督「…んん?」


五月雨「あ、提督!いい所に!」


提督(はっ!?何だ、ただの天使か」


五月雨「えへへ…じゃなくて!妙高さんが、その…」


妙高「私はいい子でいるのに疲れたんですぅ~!」


提督(すげぇ、乱れた妙高さんも扇情的」


妙高「私だって好きでお説教してるんじゃないんです~!それやったら私もちゃんとしなきゃいけないじゃないですか~!私だってはっちゃけてもいいじゃないですか~」ベロンベロン


提督「…あの積まれてるのは酒瓶か?」


妖精「それにしては見事な積み方ですね。サグラダファミリアみたいです」


提督「やっぱり根っこは真面目なんやなって…よし!」






妙高「…あれぇ?提督ですかぁ?」ヒック


提督「随分と呑んでいるようだな」


妙高「あんたぁ!来るの遅いから呼びに行けって言われるし行ったら行ったで居ないし戻ったら何かガッカリされるし散々な目に遭ったんですよぉ!どうしてくれんですかぁ!」ベチベチ


提督「すいませんすいません!」


妙高「普段からてーとくにはお話してますけどぉ!どーせ半分も聞いてないんでしょお!うるせーなーって思ってんのお見通しですよぉ!」


提督「そ、そんなこと…」


妖精「お前口に出てるってこれまでのやり取りでわかるだろ」


提督「う、うるせぇなんて一言も言ってない!怖いなぁぐらいは言った自覚はあるが…」


妙高「またプッツンしちゃいました~。これは労いの言葉が無かったらストライキしちゃいます~。提督さんめちゃくちゃ困りそうで楽しい~」ウヘヘ


提督(それはほんとに困るからやめて差し上げろ…」


妖精「自分の無能を呪え」


提督「お前も散々だな!」


妖精「無能でないと言うならやるべき事をやりましょう」


提督「わかっとるわ!妙高!」


妙高「なんですかぁ」


提督「妙高さんマジ最高っす!うなじとかスタイルとか気遣いとかアダルトレディの鑑!」


妖精(ほぼセクハラなんですがそれは…)


妙高「ふふーん、そうでしょうそうでしょう。もっと褒めなさーい」


提督「お説教とか全部紛うことなき正論で何も言えねぇ!賢い!ここまで負担掛けてるとは思わなかった!ごめんなさい!」


妙高「そうですよ~、私はめちゃくちゃ頑張ってるんですからね~」ウトウト


提督「明日からも頑張ろ!俺もちゃんと話聞くし頑張る!」


妙高「普段から頑張って下さいね~」ウトウト


提督「うへぇ…」


妖精(自分のボロ出してどーすんだよ…)


妙高「ふふーん、いい気分なのでそろそろ戻って寝ますねぇ。おやすみー」フラフラ


提督「お、おやすみ…」


艦娘『』ザワザワ


提督「…ふう」


妖精「せめて部屋まで送れウンコ」


提督「うんこはねぇだろ!?」ドタドタ







提督「妙高、大丈夫か」


妙高「私を見くびらないで下さい」フラフラ


提督「妙高、そっちトイレだ」


妙高「入ってこないで下さいよヘンターイ。あ、それとも襲われちゃう~?あははは!」ゲラゲラ


提督(…これはこれで新鮮な妙高だな。良いぞ」


妙高「はー眠い…つーか私の部屋じゃない?どこここ」フラフラ


提督「妙高、そこは最上型の部屋だぞ」


妙高「私が部屋間違えるわけないでしょー!?」


提督「仕方ない!」ヨッコイショ


妙高「担ぐなー!…うっ、この体勢は吐く」ユサユサ


提督「やめて!」







***








翌日









提督「…」


妙高「…おはようございます」


提督「おはよう」


妙高「すいません、何だか頭痛が酷くて…」ズキズキ


提督(あんだけ飲めばなぁ…」


妙高「…あの、何か粗相をしていませんでしたか?生憎記憶が飛んでいるようで…」


提督「…何も」


妙高「そうですか…失礼しますね」フラフラ


提督「…」


妖精「…対応は及第点かな」


提督「流石にあれはな…」


妖精(…ま、本人にはバレてるようだがな)







妙高(~!)ジタバタ


妙高(完全に気を遣ってもらってる!本当に何があったの!?というか頭痛い…)ズキズキ











長良「ほほう、寝込みを襲わなかったのは感心感心」ウンウン


提督「そ、その声は!」


長良「義姉カッコカリの長良だよ!」


提督「う、うっす…」


長良「あんまり節操が無いと名取が悲しんじゃうからね」


提督(名取の他に神通とあぶぅに食われたんですが、それは大丈夫なんですかね…?」


妖精(正直思い返すと…)ゾクッ


提督(というか名取の調子はどうなんだろうか。手を出してからあまり見てないけど」


妖精「アフターケアしない人間の屑」


提督(うっさいわ!」


長良「全部聞こえてるんだけど、大丈夫?」


提督「(大丈夫じゃ)ないです」


長良「名取は例の指輪取るために頑張ってるよ。司令官がサポートすればもっと早くなると思うんだけどなぁ」チラ


提督「おぉう」


長良「それに全受けとは言え軽巡のライバル2人も同じようにヤったのもなぁ」


提督「あれは不可抗力だ!」


長良「ふーん?」ジトッ


提督「うっ…」シュン


妖精(うーん…あながち間違いでもなかったんだよなぁ)


長良「…ま、ヤっちゃったもんは仕方ないし、何とか名取を1番にしてよね!」


提督「ハイ」


長良「あとさあとさ、指輪何人まで贈るつもりなの?」ズイッ


提督(はっ!ガチ恋距離!」


長良「いや、長良はいいからね」


提督(ファッ!?ウ-ン…」


長良「司令官はいい男なんだけど、もう少し運動神経良かったら…あと色々ダダ漏れだし」


提督(もはや俺のアイデンティティーが…」


妖精「おっと開き直るのはNG」


長良「ま、何人でもいいけど、うちの可愛い可愛い名取を悲しませたら…もいですり潰しちゃうかもね」ニシシ


提督「怖すぎぃ!」


長良「艦娘は特殊だけど女の子なんだから悲しませちゃダメだよ!それじゃトレーニング行ってきます!」スタスタ


提督「…流石長良型、虚言とは思わせない脅し文句だぜ」ウルッ


妖精「涙を浮かべるなみっともない」


提督「あんなん言われたら泣きたくなるわ!もがれるんだぞ!?すり潰されるんだぞ!?」


妖精「そうならないようしっかりするんだよ」


提督「…提督ガンバリマ-ス」ビクビク












提督「仕事キツイ、提督サボリタイ」


妖精「まだ社畜になりきれてないようだね」


提督「やっぱり僕は、王道を征く、ホワイト提督系ですかね」


妖精「頭の中の話ですか?」


提督「誰が頭ん中真っ白じゃ!」


妖精「というか秘書艦は?」


提督「そんなシステムありましたね…」


妖精「適当に呼べば来るんじゃない?」


提督「えぇ…」


妖精『えー、現在執務室に最も近い場所にいると思う子は執務室に来てください』ブツッ


提督「なんて強引なやつだ…」







最上「うーん、訓練サボってたらこんな目に…」トボトボ


妖精「ようこそ最上さん。訓練の代わりに秘書艦ですよ」


最上「ひえっ!?聞こえてたの!?」


提督「…サボりとは感心しないが、まあこっちで帳尻合わせしておく」


最上(うひゃー、提督怒ってる…?)


妖精(んなことないよ)


提督(ぃよっし!ゆるふわボクっ娘最高だぜ!」






最上「…ねぇ提督、疲れた」グデ


提督「…最上くん」


最上「?」


提督「君は、全く書類に手をつけていないようだが」


最上「そ、そんなことないよ!ほら!これなんかもう終わってるよ!?」ペラ


提督「…随分と見事な海図のようだが、これはどの海域かな?」


最上「え、えーと、その…ごめんなさい、ただの落書きです…」


提督「…」


最上(ひえぇ…流石に不味ったかな…)


提督(この拙い画力可愛すぎぃ!これは押収して宝物にすべきだな…」


妖精「やめろ」


最上「え、えーと、僕でも出来そうな書類は無いかな…?」


提督「居るだけで可愛いから大人しくしてて(そうだな…これでもどうかな)」ペラ


最上「…え????」ポカン


提督「はっ!?…こ、これでもどうかな」


最上「…あ、わ、わかったよ。頑張る…」ヒョイ


提督(危ねぇ…聞かれてなかったようだ」


妖精「聞かれてたから唖然としたんだゾ」


提督「…」ドヨ-ン


最上(…ど、どういうこと????)


妖精(…この子はビスマルクみたいに聞こえてないけど仕事しないぶん提督と悪い意味で合いそうだな…)










初風「…何だ、先客居たのね」チラ


提督(おや?あんな所に銀髪碧眼の美少女が…」


妖精「碧眼ではねぇだろ」


最上「あ、初風ちゃん」


初風「お仕事、しなくていいんですか?」


最上「だ、だからやってるよ!ほらこれ!」


初風「…何この落書き」


最上「うぅ」


提督(当たりがキツゥイ!」


初風「というか、最上さん訓練では?」


最上「な、なんの事かなぁ」


初風「妙高姉さんに怒られても知らないですよ」


最上「ひええ!提督ごめんね!僕行ってくる!」ドタドタ


提督(あれ?妙高二日酔いっぽかったけど訓練してんの?やりますねぇ!」


初風「…ま、冗談なんだけどね」


提督「あっそっかぁ」


初風「私は非番だから執務しないから」ドマ


提督「えぇ…」


初風「何よ」


提督(…ま、いいか!可愛い子が居ればやる気出るし!」


妖精「お前それ普段仕事やってないのは可愛くない子がいるからってか?」


提督「(そんな事)ないです」


初風「ふ、ふーん…なら居てあげるから早く済ませちゃいなさいよ」







数時間後…








初風「…」ウロウロ


提督「」カキカキ


初風「…」チラチラ


提督「…?」


初風「…あーもう退屈!」


提督(猫かな?」


初風「暇」


提督「お、そうだな」


初風「そうじゃなくて!暇だから何かしようよ」


提督「えぇ…」


初風「というか普段ちゃんと仕事してないクセに何で今に限って…これから他のことしても大して変わらないでしょ?」


提督「ロシアンブルーみたいだなお前な」


初風「誰が猫よ!」ガリガリ


提督「引っ掻くのやめちくり~」ボロボロ


初風「不真面目なクセに~!」


提督「猫風落ち着け!」


初風「また言った!妙高姉さんに言いつけてやるから!」


提督(精一杯の脅し…可愛らしくないの?」


妖精「いつものに戻ってきましたね」











金剛「テーイートークー!!」ガウガウ!


提督「うひっ!?な、何?」


金剛「この私を差し置くなんて!許しまセーン!」ドシ-ン


提督「ぐえぇ!」


猫風「うわっ!危な!」


妖精(コラコラ、直ってないぞ)


金剛「私も構うデース!」


提督(ゴ、ゴールデンレトリバー…」


金剛「No!」


提督「くそっ、大型犬みたいな突っ込み方しやがって…」


金剛「起きる前に構うデース!」ガルルル


提督「あーわかったから!」モフモフ


金剛「か、髪を触るどころかまさぐるなんて、これはもうセッ」


妖精「はいストーップ!」


提督(おもったよりボリューミーだな…」モフモフ


金剛「ンフー」フリフリ


初風「…」ソワソワ


金剛「シャツの匂い…」フガフガ


提督「くすぐったい」


金剛「ンフー!テイトクの匂いが身体を駆け巡りマース!」


初風「…見せつけんじゃないわよ!」ペチン


提督「何で俺!?」


金剛「はっ!?これは最早ワタシの中にテイトクがいると言ってもいいんじゃ!?」


妖精(んなわけあるか)


金剛「暫くこうしていまショウ」ダラン


提督「大型犬ムーブやめちくり…というかホールドするな!起き上がれないだろ!」


金剛「そのまま天井のシミを数えていればいいデース」


提督「初風助けて…」


初風「…え、何?聞いてなかった」ペラ


提督「読書してないで助けて!」


初風「これ読み終わったらね」ペラ


提督「…くそっ」チラ


妖精「明らかに頼ろうとしないヒジョーーーーーに反抗的な態度素晴らしい。だから放っときます」


提督「うぐっ…」


金剛「zzZ」









春雨(…遠征帰りで報告しに来たら何か凄い状況になってました、はい)


春雨(長期遠征中に司令官周りがかなり変わってますが、タイミングが悪すぎます)


春雨(私も構うべきでしょう、そうでしょう)ブス-ッ







提督「暑いんですがそれは…」


妖精「毛量やばいっすからね。ダイヤモンド嬢」


提督「その呼び方は初めて聞いたぞ…」


妖精「え?ダイヤモンドって金剛石って」


提督「んなこた知っとるわい!」





春雨「しーれーいーかーんー!」ドタドタ


提督「ひえっ!?な、なんだ春雨くんか」キリッ


妖精(その醜態であくまで真面目な自分を演じる度胸は評価…いや、しないわ)


春雨「お迎えも無しで、金剛さんとそんなことしてたんですねー」ブス-ッ


初風(…触らぬ神に祟りなしっと)シ-ン


春雨「春雨、すっごい大成功したんですけど、その仕打ちがこれなんて…」ウルウル


提督「いやこれは金剛が」


春雨「私に労うべきでしょう?そうでしょう?」


提督「お、仰る通りです」


春雨「なら、今すぐ金剛さんをどけて春雨を膝の上に乗せて、いない間の話をじっくり聞かせてもらいます」フンス


提督「…あれ?動けん」


金剛「zzZ」ガシッ


提督「お前絶対起きてんだろ!?だいしゅきホールドってレベルじゃねぇよこれ!痛てぇよ!」ギュウウウウ


春雨「…司令官のインナーシャツ!」バッ


提督「え」


金剛「zzZ」パッ


提督「え」


金剛「zzZ」ガシッ


提督「…」


金剛「zzZ」ドタドタ


提督「夢遊病か何か?」


春雨「さ、司令官」


提督「つーかあのインナー少し前になくなったやつ…」


春雨「早く膝に乗せるのです。はい」


提督(お前ヤンデレ気質かよぉ!一向に構わんが」ヨイショ


春雨「んふー♪」パタパタ


提督「足フリフリ可愛い」


春雨「んっ…それじゃお話してください」ビクン


提督(何でビクってしたの…ままええわ」









***










春雨「…司令官の貞操がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ウガ-!


提督「…」


春雨「これは由々しき事態です、はい。春雨の正妻による制裁をしなければ…」


妖精(…笑えねぇ)


提督「え、何すんの」


春雨「司令官、指輪は1つじゃありませんよね????」


提督「んまぁ…課金すれば」


妖精「申し訳ないがメタはNG」


春雨「なら、予約です。はい」スクッ


提督「ちょ、どこ行くの」


春雨「修行です」


提督「何の」


春雨「恐らく司令官と同衾した人たちはそれに甘んじて何もしていないと思うのでここで差をつけるんですよ。本物は春雨であると証明するために」


提督「だから何の修行!?」


春雨「春雨とケッコンしたらわかります。はい。それでは」トテトテ






提督「…まさか仲間殺しとかしないよな?」


妖精「するわけねぇだろ」


提督「…あ!俺のインナー!」


妖精「諦めろ。どうせ帰ってくる時にはボロ切れですら無くなってそうだし」


提督「それもう無いのと同じでは?」


妖精「…ま、これからどうなるかな」












***










数ヶ月後










提督「我がリアルマネーを全て費やして得た、この光景を見よ!」


指輪「」ズラッ


妖精「うわぁ…これは貯蓄できない男だぁ」


提督「うるせぇよ!」


妖精「つーかまだ条件満たしていない子が多いのに」


提督「か、確定なら早い方がいいかと」


妖精「貯金残高0円はマジでドン引きされるからやめといた方がいいっすよ」


提督「だって皆の真心には応えるべきじゃん?」


妖精「その本心を隠さず言えばこんなややこしいことには…隠せて無かったけど」


提督「う、うっさいわ!カッコつけたくなるのは男としての」


妖精「あ、そういうのいいんで」


提督「クゥ-ン…」


妖精「…それで、誰から渡すの?」


提督「ん?執務室に来た順から」


妖精「お前…」ヤレヤレ









『なんだってぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?』









提督「うおっ!?何だ?」ビクッ


妖精「普通艦娘を呼ぶか部屋に行くだろうが。何様だよお前」


提督「提督様だよ」


妖精「もげろ」


提督「ヒェッ」


妖精「…ま、おめでとうございます」










『提督ぅぅぅ!!!!!』『司令官!!!』ドアバ-ン!















妖精(…ま、私の役目もここで終わりかな。馬鹿なヤツだったけど、退屈はしなかったよ)トテトテ











提督「…ん?お前どこ行くんだ?」ワイワイ


妖精「…」


提督「シカトすんなチビ!」


妖精「…うっさいなぁ」


提督「勝手に出ていこうとすんなよ。お前のもあるぞ」


妖精「は??????」


提督「だから、発注したら何かクッソ小さいのも紛れてたから、お前が勝手に頼んだものかと」


妖精「…お前、そこは嘘でも『俺が頼んどいたぜ』ぐらい言うとこだろうが!ホントクソみたいな口だな!」


提督「あんだとこの野郎!」


妖精「私は腐っても女の子だ!野郎じゃない!」


提督「うるせぇ!クッソ汚ぇ口の利き方しやがって!俺様が一からクールに仕立てあげ、仕立てあげてやんよ」


妖精(うっわ締まらねぇ…)







春雨「司令官さん?まさかぺドリフィアなのですか??」


提督「え?そ、そんな事ない春雨クン」


春雨「これは一から治していかないとだめですね、はい。春雨が一番好きになれる性癖まで調教しますね」


五月雨「…ってことは、私もセーフですよね!?」


提督「いや、止めてくれよ五月雨…」


春雨「…どうして五月雨さんは呼び捨て?????」ズモモモモモ


提督「コラコラ、ダメなオーラが出てるぞ」






妖精「…提督、マジで近いうちにぶっ刺されますよ」


提督「何を?」


妖精「魚雷よりキッツイの」


提督「へ!?」


妖精「はぁ、仕方ないですね。まだ私の出番は終わらないようですから、仕方なく引き受けましょう」


提督「いや仕方ないならいいよ」


妖精「即答かよ!つーかそれこそ心の内に留めろよ!」











妖精「全く、あんたはいつまで経っても心の声がダダ漏れですね!」














おしまい







後書き



本SSはこれにて終わりとなります。

ここまで見てくれた読者兄貴の皆様、応援、評価、コメント、オススメ兄貴の皆様に深く感謝申し上げます。



本当は提督のセリフは全て()これで行こうと思ってましたが、後半は完全にオープンでなんだこれは…状態でした。



社会人デビューかつ艦これほんへの理不尽イベに揉まれてモチベ最低となってしまい、クオリティもウンチーコングとなってしまったかもしれません。そこは深く反省しております。



でも艦これは嫌いになった訳じゃないので、現行SS更新速度は牛歩並となりましたが必ず完走しますので、どうかよろしくお願いいたします。








このSSへの評価

64件評価されています


2023-02-19 00:13:24

SS好きの名無しさんから
2022-04-27 13:11:41

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2019-09-11 16:19:05

このSSへのコメント

160件コメントされています

1: クサガメ二世 2019-09-11 18:28:42 ID: S:bdjbkA

五月雨は可愛いからね、しょうがないね
心の声駄々漏れってのは恐怖でしかありませんが・・・

2: メットール 2019-09-11 19:16:05 ID: S:48Ua3p

待ってました!
なんだか主人公がサトラレみたいなんですね。

3: SS好きの名無しさん 2019-09-11 19:24:30 ID: S:K0r8Wj

殺し文句のオンパレードw
恐ろしい男よw

4: 50AE 2019-09-11 19:30:17 ID: S:H8PpYn

新作ありがとうございます!
続きが楽しみです。

5: TMネオ 2019-09-11 19:30:26 ID: S:mnQKm-

新作ktkr❗️提督側のはあんまり見ないので楽しみだぜ。

6: SS好きの名無しさん 2019-09-11 20:25:15 ID: S:1FFvuC

コレは‼(゜ロ゜)
めっちゃ楽しみ。

7: SS好きの名無しさん 2019-09-11 21:51:24 ID: S:JV5_bK

これは楽しみですっっ!!!!
続きが気になる!((o(。>ω<。)o))

8: SS好きの名無しさん 2019-09-11 22:08:45 ID: S:BzYho1

貴殿か、心のままに書きたまえ

9: SS好きの名無しさん 2019-09-12 09:39:34 ID: S:y09GgB

此はある意味言葉の圧倒的な鼓舞と同時に
相手に否応でも自分の存在を相手に植え付ける
正に言葉の魔術師ですねw誉められて伸びるタイプなんやなあ。今の御時世。心からの賛辞何てそうそう言えないし聞けない物なあw

10: かむかむレモン 2019-09-14 12:35:55 ID: S:6LUWvV

1さん

初期艦主人公で最後に残ってましたので起用しました。
怖すぎるというかここの提督くんがアホなだけだゾ


2さん

ありがとナス!
サトラレのような思念波ではなくガッツリ口に出してます


3さん

隠しきれてない艦娘への感情をお楽しみください(キチスマ)


4さん

ありがとナス!
ゆるケツ更新だから遅くなるのユルシテ…ユルシテ


5さん

変な薬とか無しの正真正銘アホ提督をお楽しみください!


6さん

ありがとナス!
書いてる側も楽しいゾ


7さん

ありがとナス!
亀更新ですがユルシテ…


8さん

ん、おかのした
心赴くがままに書きますよーカクカク


9さん

提督くんが思いの外ヨイショされててもう顔中草まみれや
いい意味でのアホ提督を楽しんでゾ

11: SS好きの名無しさん 2019-09-14 14:46:49 ID: S:lJgLq5

青色は心に平穏を与えてくれる。
大いなる海の色。彼が惹かれるのも無理からぬ事よ!さあもっと誉めるんじゃあw

12: Chrome 2019-09-14 15:41:38 ID: S:Nrb84h

五月雨かわいいぃぃぃぃ!!!

13: 朝潮型は天使 2019-09-14 15:44:01 ID: S:HSChmv

五月雨はいいゾ

14: メットール 2019-09-14 20:46:15 ID: S:1OP3oq

本当だ!良く見たら括弧が違います!!五月ちゃんは仕方ないっすね、可愛いから。

15: かむかむレモン 2019-09-17 16:27:13 ID: S:BcG5sa

11さん

最近になって良さが分かってきた愚か者なのでここら辺でヨイショしておきます。ユルシテ!


12さん

(可愛いのは)当たり前だよなぁ?


13さん

貴公、ユーザーネームを見たら…ままええわ、五月雨はいいゾ


14さん

細かい着眼点+1145141919810燃料

16: SS好きの名無しさん 2019-09-17 18:45:19 ID: S:u7vfvD

多少のミスもはいテンションで吹っ飛ばす!恐ろしい!成る程なあ。此のように強く育てるのかw

17: ぽっちさん 2019-09-18 00:24:00 ID: S:jNo73R

おらぁこの甘々のを求めてたんだよォ!

18: ぽっちさん 2019-09-18 00:24:30 ID: S:3N8CHQ

おらぁこの甘々のを求めてたんだよォ!

19: SS好きの名無しさん 2019-09-18 20:41:47 ID: S:-yUF4L

リクエストさせて頂けるならば。
私はソロモンの鬼神。綾波くんと
華の2水戦の神通さんの二人を御願いします。この二人の悶える姿はきっと愉悦その物ですぞ!

20: SS好きの名無しさん 2019-09-19 02:14:06 ID: S:WZH-LM

あぁ、好き(語彙力)
どうか無理せず、続きをお待ちしてます。

21: かむかむレモン 2019-09-21 03:12:06 ID: S:dg09Tx

16さん

提督くんアホだからそこまで考えてないゾ…


17、18さん

ぽっち兄貴迫真の連投が光る!
お待たせ、ドタバタラブコメしかないけどいいかな


19さん

今回は特例として拾いますが1人とするので綾波にします


20さん

ありがとナス!
のんびりやりますんで気楽に見ててくだち

22: SS好きの名無しさん 2019-09-21 03:17:05 ID: S:pCxTni

瑞鶴もお願いします

23: SS好きの名無しさん 2019-09-21 06:23:01 ID: S:zl8FU9

いやはやw妖精さんの突っ込みの冴え渡る事よwあんたら此まで何年もコントしてたのかという息の会い具合w

24: TMネオ 2019-09-21 07:51:05 ID: S:912bpp

ビスマルクがどう反応するか凄く気になります‼️ビス子をお願いします‼️

25: SS好きの名無しさん 2019-09-21 11:03:30 ID: S:CntDTm

イッコウセンの危機?
野獣説かした提督先輩!
誉め殺しは不味いですよ!
赤城さんも緊急参戦?
次回。加熱した本音は遂に危険な領域に突入する‼️

26: SS好きの名無しさん 2019-09-21 15:01:21 ID: S:apzRJk

めちゃくちゃ面白い...!!そして可愛いです!!!笑
球磨ちゃんとか...見てみたいです

27: 朝潮型は天使 2019-09-21 17:50:06 ID: S:UAiedd

朝潮型か不知火が良き

28: お布団 2019-09-22 22:02:49 ID: S:zNYotx

やっぱ...かむかむレモン君のSSを...最高やな!

見たーいー 見たーいー 摩耶様が褒めちぎられて照れるとこ見たーいー

29: かむかむレモン 2019-09-23 03:20:23 ID: S:hDqVWx

22さん

瑞鶴おかのした


23さん

ずっと提督くんのアホさ加減を見てきたから、多少はね?


24さん

ビス子おかのした


25さん

これからガンガン楽しい修羅場になるゾ


26さん

ありがとナス!
球磨おかのしたクマー


27さん

指名の不知火にします


28さん

ありがとナス!
よかった、じゃあ、書こうか(摩耶)

30: 黄鼬狐 2019-09-23 07:00:59 ID: S:CNCPuL

どうもです。

互いに感情隠すの下手っぴな提督と加賀さんのやりとり面白かったです。
ホワホワ綾波ちゃんも可愛かったです。
あと、妖精さんが辛辣(笑)。

リクエストですが、比較的積極的な浦風が、どんな反応を見せるのか見てみたいのでお願いします。

失礼しました。

31: K,E 2019-09-23 08:27:39 ID: S:KsLnU1

リクエストです。誉めちぎられてる鳥海さんお願いします。

32: SS好きの名無しさん 2019-09-23 14:41:52 ID: S:MzheuH

潮&曙で少し嫉妬するぼのたん見たいです

33: SS好きの名無しさん 2019-09-23 18:56:44 ID: S:zzstrn

リクエストに答えて頂き有り難う御座います。綾波くんは戦闘でも頼りになるし可愛いしで最高や!

34: ぽっちさん 2019-09-23 23:42:09 ID: S:vx4K-e

こないだは連投してすんませんした。許してください!なんでもしまかぜ!
ということで敷波チャンお願いしますね~ウヘヘ

35: かむかむレモン 2019-09-26 19:42:02 ID: S:X_s2cC

30さん

浦風おかのした
じっくり見ててくれてありがとナス!


31さん

鳥海おかのした


32さん

二人になってしまうので曙にします


33さん

当たり前だよなぁ?
戦闘中も正直可愛いゾ


34さん

敷波おかのした
何でもするって言ったよね?

36: SS好きの名無しさん 2019-09-26 19:48:29 ID: S:1UsbKs

妖精さんは全て聞いていたww
ずいぶんとまあw提督君は嘘をつくのは無理だなwこりゃw取り敢えずさwもう全て洗いざらい。恥を晒そうぜ!

37: SS好きの名無しさん 2019-09-27 03:37:42 ID: S:9-_jRX

癒された

38: SS好きの名無しさん 2019-09-27 07:43:34 ID: S:UvyoZm

そうか水中なら心読まれないかw
あー、でもソナー持ちがいたならなぁ・・・w

あっ!雲龍お願いします。

39: せっかち提督 2019-09-27 14:52:16 ID: S:FM6-15

心の声ただ漏れ手法ってアプローチの吹雪以来じゃないっすかね...

変態クソ提督って言うぼのたん見たーいって思ったけど先にリクエストされてたんで、こちらからは加古でお願いします

40: SS好きの名無しさん 2019-09-28 06:41:15 ID: S:1QcdY_

白露ちゃんをリクエスト!

41: 朝潮型は天使 2019-09-30 00:08:30 ID: S:D59XzD

かむかむニキの更新だ〜 今夜はお祭りだ〜 …ん 待てよ? そんなに更新されていない!?

42: かむかむレモン 2019-09-30 00:40:00 ID: S:JWVx8C

36さん

あ、おい待てぃ(江戸っ子)それやるとSSが終わるゾ


37さん

ありがとナス!


38さん

雲龍おかのした


39さん

アプローチの提督くんはダダ漏れてないゾ

加古おかのした



40さん

白露おかのした



41さん

途中で間違えて更新しちまったゾ、申し訳ナス

43: SS好きの名無しさん 2019-09-30 14:28:10 ID: S:3Yg-bz

ビスコは可愛いなあw戦闘でも頼りになるし
何よりももっと言われんでも誉め足るワイw
良くボスを連激で仕留めてくれたwお見事だよw
流石は金髪は違うな!憧れるなあ!

44: SS好きの名無しさん 2019-09-30 21:18:28 ID: S:RYCKRB

かむかむ氏の新作、しかもほのぼの系のやつだ。これは(過去のやつ全てだけど)名作になるはず!!

と言うわけで、村雨をオナシャス

45: SS好きの名無しさん 2019-10-02 20:52:10 ID: S:lsR6F8

とても面白いです。
提督と妖精のやり取りや提督の心の声を聞いた艦娘の反応が、可愛いし面白いです。
これかれも頑張ってください。

46: リスト作りの人別媒体 2019-10-04 12:48:41 ID: S:qrx5aH

①球磨 ②不知火 ③摩耶 ④浦風 ⑤鳥海
⑥曙 ⑦敷波 ⑧雲龍 ⑨加古 ⑩白露
⑪村雨

間違ってたらごめんね?
ここはやっぱり・・・王道を行く漣ちゃんですかね・・・(リク

季節の変わり目はみんな気をつけようね!
風邪が長引いて結局1週間ダウンした私です

47: SS好きの名無しさん 2019-10-05 07:06:41 ID: S:T3rvRu

健康に気をつけて未来永劫投稿しろ

48: かむかむレモン 2019-10-06 14:47:35 ID: S:smjBbY

43さん

もっと愛でて褒めて伸ばして


44さん

村雨おかのした
ほのぼのは楽しいから、多少はね?


45さん

ありがとナス!
ウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)


46さん

リスト兄貴生きとったんかワレェ!
漣おかのした



47さん

ありがとナス!
頑張るゾ~

49: SS好きの名無しさん 2019-10-06 16:36:33 ID: S:iEsDS-

ビスマルクありがとうございました❗️考えて聞こえないタイプとは予想出来なかった‼️流石です(^^)d

50: SS好きの名無しさん 2019-10-06 17:12:16 ID: S:DIEoR7

くまちゃんは序盤で来てくれる上に改装後の火力なども素晴らしく長良くん同様に序盤から中盤を支えるベテラン選手で今でも頼ってるぞ!今後もよろしゅうなw

51: SS好きの名無しさん 2019-10-10 22:48:26 ID: S:0KJLjs

時雨か夕立でお願いします。

52: ぽっちさん 2019-10-11 01:01:49 ID: S:bexYhM

めちゃくちゃいい匂いがしたことについてはまったくもって隠す気なくて草

53: せっかち提督 2019-10-11 09:47:10 ID: S:wKwd7r

不知火が二次創作でポンコツにされる風潮なんだかんだで好き(隙自語)

54: SS好きの名無しさん 2019-10-11 19:17:36 ID: S:FN7fR1

この鎮守府は別の意味で安泰ですねw
隠すから。人は疑う。しかし彼は隠さない!正しく公明正大?件連潔白。自由な彼を止めてるのは相方の妖精さん( -_・)?だけかな?

55: SS好きの名無しさん 2019-10-13 00:03:53 ID: S:snFZEA

球磨ちゃんカワイイヤッター
やはり照れる娘は可愛いものですね
あ、リクエストは吹雪でお願いします

56: SS好きの名無しさん 2019-10-15 05:26:23 ID: S:vYx2Nh

由良さんを。駆逐艦より少々年上くらいの少女の筈がソレを感じさせないこのオーラ

57: かむかむレモン 2019-10-15 17:06:30 ID: S:juuI98

49さん

ビス子は逆にこれしか浮かびませんでした(イメ貧)


50さん

球磨は強いし可愛いからもっとすこれ


51さん

後書きをよく見てね
今回は夕立にします


52さん

ぬい出てった後だし、多少はね?


53さん

え、ぬいぬいはポンコツじゃなかったんですか(無垢な眼)


54さん

そこまで提督くんを高く買わなくていいから…(良心)


55さん

吹雪おかのした


56さん

ゆらゆらおかのした

58: SS好きの名無しさん 2019-10-15 20:47:40 ID: S:rWfuqJ

提督さんがだんだんとバカの子から
可愛い子に見えてきたwなんだろ?
この愛すべきおバカさんはw
しかも相方が見事にばかなんじゃなかろうか?と読んでる人の心にダイレクトに来るwはい馬鹿の多い鎮守府ですwでも明るいいい場所ですよw

59: お布団 2019-10-16 15:34:11 ID: S:h7DtNM

摩耶編ありがとナス!
妖精にさん付けするとか普段とのギャップがああ^〜たまらねえぜ
摩耶様の年上の幼馴染感すごい分かる(小並感)

60: リスト作りの人別媒体 2019-10-17 04:37:22 ID: S:HxoRKT

①浦風 ②鳥海 ③曙 ④敷波 ⑤雲龍
⑥加古 ⑦白露 ⑧村雨 ⑨漣 ⑩夕立
⑪吹雪 ⑫由良

現状のリクの確認ついでに間違いの指摘おねがいしまーす

61: SS好きの名無しさん 2019-10-19 22:52:09 ID: S:CMXrz0

ポーラをリクエストしまーす!

ここの提督はケッコンカッコカリはするんですかね?

心の声がダダ漏れだからハーレムエンドを迎えても修羅場はなさそうですね〜。

62: 黄鼬狐 2019-10-20 07:13:03 ID: S:iXWpnB

失礼します。

リクエストにお応え頂き有難う御座いました。

誉め殺しに対して、最後の発言まで無言のまま嬉しがったり反応してる浦風可愛かったっす。そして最後はやっぱり提督ニブチンですねw。

あと、単純に浦風の肩もみ、羨ましすぎます。是非とも方言責め(?)で肩もみされてスッキリしたいものです。

失礼しました。

63: SS好きの名無しさん 2019-10-20 19:03:17 ID: S:_-P6FW

浦風姉さんからしたら彼はストライクゾーンの
真ん中ど真ん中なんだろうなwきっとかわいくて仕方ない子供w隠してるよwばれてるよw
こんな感じで。てのかかるけど。いとおしい子供みたいな感じなんだろうねw

64: SS好きの名無しさん 2019-10-22 02:12:50 ID: S:pDWY5N

最近気温の変化か激しいので、
体調に気をつけください。
これからも応援してます。
個人的には、ツンデレ艦娘組が
見てみたいです。

65: せっかち提督 2019-10-22 11:50:34 ID: S:2MqRmX

基本的に嫌味を言わないで正直だから、うっとうしがられても憎まれたり嫌がられはしないんだろうなぁ。そのせいで無自覚女たらしと化してるけど。

※64
後書きにも書いてありますが、一人一艦娘指名ですので具体的に名前を書いた方が良いですよ

66: SS好きの名無しさん 2019-10-22 13:40:47 ID: S:1uuj6y

すみません。後書きの内容を忘れてました。指摘ありがとうございます。
自分は霞を希望します。

67: かむかむレモン 2019-10-25 02:48:41 ID: S:GOAL-b

58さん

愛すべき馬鹿は見てて微笑ましいからもっと増えて


59さん

ちょっと男勝りなだけな子だから当たり前だよなぁ?


60さん

リスト兄貴お疲れナス…


61さん

ポーラおかのした
カッコカリについてはまだ決めてません


62さん

アホ提督くんをすこれ
方言責めって何だよ(哲学)


63さん

見栄張ってる子供みたいな大人が言い得て妙


64、66さん

霞おかのした


65さん

正直者が馬鹿を見ない珍しい例だから、多少はね?

68: SS好きの名無しさん 2019-10-25 10:36:13 ID: S:i3m-oN

カッコカリはまだ決めてないとは今後はするということに勝手に解釈しときます。

艦娘から告白されてもスルーしそうだしなぁ…ここの提督は。

逆レイプされてもウェルカムかもwww

69: SS好きの名無しさん 2019-10-27 23:35:22 ID: S:TvDDDs

ここまで艦娘を魅力的に感じさせるssを書ける作者さん。
最高です!

70: リスト作りの人別媒体 2019-10-28 21:35:48 ID: S:D02Di6

①曙 ②敷波 ③雲龍 ④加古 ⑤白露
⑥村雨 ⑦漣 ⑧夕立 ⑨吹雪 ⑩由良
⑪ポーラ ⑫霞

風邪に気をつけながらのんびりやってけ〜?

71: ぽっちさん 2019-10-29 00:29:14 ID: S:qK7_IV

そういや最近見つかったの鳥海だったけ?
ポールアレンマジ偉大

72: お布団 2019-10-31 19:45:23 ID: S:95Dp9y

すいません!(2回目のリクエストになるけど)天龍編書いてください!何でもしますから!
最近このSSが更新されるのが生きがいだからこれからも無理せず自分のペースで五分に一回更新して、どうぞ。(ホモはせっかち)

73: かむかむレモン 2019-11-01 12:02:16 ID: S:w2ZUR8

68さん

R18展開は多分しないと思います。ケッコンもすると話が終わりそうなので未定です


69さん

ありがとナス!


70さん

馬鹿だから風邪ひかないゾ


71さん

鳥海見つかりましたねぇ!


72さん

いやーキツイっす(素)

一人複数回リクエストは正直迷ってる所ですが、今回は採用します。

いずれ後書きに複数回リクエストについても加えるかもしれません

74: SS好きの名無しさん 2019-11-01 12:04:26 ID: S:Cvi7ym

誉められて赤面する古鷹さんお願いします!!

75: SS好きの名無しさん 2019-11-02 00:57:08 ID: S:Cguo0K

古鷹を出すなら、加古もお願いします。

76: せっかち提督 2019-11-02 10:49:34 ID: S:gT-w3P

ぼのって基本的に好意の裏返しを地で行くキャラだよね。素直になれない思春期女子というか...それがいいんだけど

鰯の必要量多くてまだ集めきれてないです。もっとちょうだい(強欲)

77: SS好きの名無しさん 2019-11-02 13:57:58 ID: S:fBEqqH

イジメられて性格歪んだ女子中学生みたいな憐憫どうしても感じちゃうから
曙は生きて、どうぞ(懇願)

78: リスト作りの人 2019-11-07 16:03:47 ID: S:xtOu_p

①敷波 ②雲龍 ③加古 ④白露 ⑤村雨
⑥漣 ⑦夕立 ⑧吹雪 ⑨由良 ⑩ポーラ
⑪霞 ⑫天龍 13古鷹

75ニキネキはリストよく見直して❤️

79: かむかむレモン 2019-11-08 01:21:29 ID: S:a473fo

74さん

古鷹おかのした


75さん

加古おかのした


76さん

提督くん良くも悪くもダダ漏れだから今作では分が悪いですね


77さん

そんなあなたに3作目のぼのたんSSを紹介しましょう(ダイマ)


78さん

リスト兄貴お疲れナス…

先は長いぜ

80: SS好きの名無しさん 2019-11-08 12:56:16 ID: S:xgsV3b

『朝勃ち、結構頑張ってるっぽい?提督さん、褒めて褒めてー!じゃねぇよ!』←こんなしょうもないギャグで笑っちまったゾ…

81: メットール 2019-11-08 13:34:13 ID: S:buyRHA

レモンさんのほのぼのは本当にほのぼのしてて面白いですね~。リクエストしてもいいのなら自分名取をお願いします。
多分レモンさんのでみたことないので

82: ぽっちさん 2019-11-11 18:09:22 ID: S:IM3Ms6

最近思うけど敷波ってツンデレってよりデレデレかもしれない

83: かむかむレモン 2019-11-12 02:52:54 ID: S:NKoIfE

80さん

むしろこんなクッソしょうもない下ネタで笑ってくれてありがとナス!


81さん

名取おかのした
そういや初めてかもしれないですね (痴呆)


82さん

自信が無いだけでクッソLOVE勢ゾ

84: リスト作りの人 2019-11-13 01:26:46 ID: S:9V_0Qr

①加古 ②白露 ③村雨 ④漣 ⑤夕立
⑥吹雪 ⑦由良 ⑧ポーラ ⑨霞 ⑩天龍
⑪古鷹 ⑫加古(2回目カッコ保留) 13名取

同じ子が2回以上リク入った時書きますか?

85: みがめにさまはんさみかたき 2019-11-13 17:35:04 ID: S:eol5LS

久々にかむかむ氏のSS見た気がする…しない?
北上様かと思ったか、俺は川内を所望します()

86: かむかむレモン 2019-11-18 02:33:52 ID: S:qv7mUA

84さん

リスト兄貴お疲れナス
一度出た子は書きません


85さん

生きとったんかワレェ!
川内おかのした

87: リスト作りの人 2019-11-18 02:40:57 ID: S:tS2FQs

①加古 ②白露 ③村雨 ④漣 ⑤夕立
⑥吹雪 ⑦由良 ⑧ポーラ ⑨霞 ⑩天龍
⑪古鷹 ⑫名取 13川内

2回目書かない了解です!

88: せっかち提督 2019-11-18 14:52:42 ID: S:ab4F-j

古鷹も加古も改二になって垢抜けた感じになるの好き。でも二人とも素はあんま変わってなくて可愛いと思う(隙自語)

次のイベント大分やばそうっすね...今年最大規模って...

89: SS好きの名無しさん 2019-11-18 17:02:56 ID: S:qabFcL

お疲れ様です。リクエストです。
夕張をみてみたいです。
よろしくお願いします。

90: かむかむレモン 2019-11-21 17:18:42 ID: S:vk7bN7

87さん

リスト兄貴お疲れナス…


88さん

大規模とかやめてくれよ…(絶望)


89さん

おつありナス!
メロンちゃんおかのした

91: 桃蜘蛛 2019-11-21 21:32:21 ID: S:S4B_nI

こんなところでベジータの名言を聞けるとは素晴らしい!
応援しています!

92: カカシ 2019-11-26 04:02:43 ID: S:1U5G7e

リクエストです可愛い時雨と夕立をお願いします。

93: みがめにさまはんさみかたき 2019-11-26 08:11:12 ID: S:X6IrxE

あー、すこすこぱわーがオーバーフローして理性がヤベーイするんじゃぁ^~(轟沈)

94: リスト作りの人 2019-11-28 08:51:57 ID: S:9iY_a9

①漣 ②夕立 ③吹雪 ④由良 ⑤ポーラ
⑥霞 ⑦天龍 ⑧古鷹 ⑨名取 ⑩川内
⑪夕張 ⑫時雨 

注意事項
①リクエストは1回につき『艦娘一人』
②リクエスト2回目以降はかむかむ二キ次第。あまりにもしつこいようであればリストに艦娘の名前が載らないかもしれないしコメ削除もある
③1度『リクエストで登場した艦娘』は2回目はない
④リストとかむかむニキが書いた内容や後書きなどをちゃんと見直されるように。

以上の点をお願いする。特に『4番』な!!頼むゾ〜・・・

95: かむかむレモン 2019-12-03 02:32:56 ID: S:NcO4tU

91さん

白露はナンバーワンだから、多少はね?


92さん

消去法で時雨にします


93さん

落ち着け!(パラガス)
忙しいけどまだまだ続くゾ


94さん

リスト兄貴毎度お疲れナス…

96: みがめにさまはんさみかたき 2019-12-11 02:37:30 ID: S:srqAt9

リスト兄貴オツカーレ、です。
にしてもかむかむニキのSSてちょっとの更新でも1SS分くらい読んだ気になれるからすこ

97: SS好きの名無しさん 2019-12-15 18:31:39 ID: S:StKvr0

地味地味言う奴等ってネタにして面白がりたがってるのが
大半だから聞いててしょうもない気分になるからなぁ。
その癖自分の好きなキャラ貶められると顔真っ赤にするし

98: リスト作りの人 2019-12-16 10:05:01 ID: S:BPpw4y

①由良 ②ポーラ ③霞 ④天龍 ⑤古鷹
⑥名取 ⑦川内 ⑧夕張 ⑨時雨

注意事項
①リクエストは1回につき『艦娘一人』
②リクエスト2回目以降はかむかむ二キ次第。あまりにもしつこいようであればリストに艦娘の名前が載らないかもしれないしコメ削除もある
③1度『リクエストで登場した艦娘』は2回目はない
④リストとかむかむニキが書いた内容や後書きなどをちゃんと見直されるように。

妙高姐さんとか見てみたいなぁ・・・(リク2回目

99: せっかち提督 2019-12-16 18:30:05 ID: S:2N5L5m

ほぼ自分語りしてただけじゃないか(呆れ)
吹雪はこういう美少女ゲーには珍しいタイプですよね。素朴な可愛さが滲み出るタイプ。僕は結構好みです

100: かむかむレモン 2019-12-24 04:04:32 ID: S:ux5AkH

96さん

評価がデカすぎる(平身低頭)


97さん

ネタにしてしまうの悲しいなぁ(諸行無常)
もっと平和な世界で、愛でようね!


98さん

リスト兄貴お疲れナス…
申し訳ございませんが書く時間無いので無しにします


99さん

このSSは殆ど提督くんの自分語りだゾ(真理)

101: SS好きの名無しさん 2019-12-24 15:20:47 ID: S:EWboLM

ここの提督はフリー過ぎて最高ですなwww

妖精がいい感じに舵をとってる感じ!イイね!

艦娘達は初心なのか最高にキャワいい!!!

更新待ってマース!!!

102: SS好きの名無しさん 2019-12-24 19:46:05 ID: S:vbxRpb

お疲れ様です。
毎回更新を楽しみにさせて頂いてます。
リハビリで比叡を希望させてください。

103: SS好きの名無しさん 2019-12-25 01:14:04 ID: S:JV3NyY

リハビリ!?予測変換がとんでもないことに...リクエストです、すいません...

104: かむかむレモン 2020-01-03 13:53:05 ID: S:Xn6v7E

101さん

ありがとナス!
時間取れなくて中々手がつかないけど頑張りナス


102、103さん

比叡おかのした
かなり先になりそうだけど必ずやります

105: リスト作りの人 2020-01-05 00:29:50 ID: S:FYDN_y

①霞 ②天龍 ③古鷹 ④名取 ⑤川内

⑥夕張 ⑦時雨 ⑧比叡

【注意事項】
①リクエストは1回につき『艦娘一人』
②リクエスト2回目以降はかむかむ二キ次第。あまりにもしつこいようであればリストに艦娘の名前が載らないかもしれないしコメ削除もある
③『1度リクエストで登場した艦娘』は2回目はない
④リスト、かむかむニキが書いた内容、前書きと後書きをちゃんと見直されるように。

リストも作者さんのペースに合わせてちゃんと更新を入れていくさ。
今んとこかむかむニキ以外のとこでリスト製作してないけど☆
リストはただコピペしてるだけだけどぉ☆

106: せっかち提督 2020-01-17 22:24:20 ID: S:sD1bz7

天龍ちゃんは結構初心そうだしまあこんなもんだろうけど、胸揉ませてくれた上にビンタってご褒美ですかねぇ(盛大な曲解)

これもしかして寝言も全部垂れ流しなんですかね?ちょっと気になる

107: リスト作りの人 2020-01-18 07:07:56 ID: S:PMv4kP

①古鷹 ②名取 ③川内 ④夕張 ⑤時雨

⑥比叡

【注意事項】
①リクエストは1回につき『艦娘一人』
②リクエスト2回目以降はかむかむ二キ次第。あまりにもしつこいようであればリストに艦娘の名前が載らないかもしれないしコメ削除もある
③『1度リクエストで登場した艦娘』は2回目はない
④リスト、かむかむニキが書いた内容、前書きと後書きをちゃんと見直されるように。

うん。完璧。(寝ぼけ眼

108: お布団 2020-01-21 18:22:20 ID: S:X8_NBG

天龍編ありがとナス!天龍はエロくて可愛い、はっきり分かんだね。
あっ、そうだ(唐突)少し前に就職決まったゾ。
かむかむレモン兄貴のSSを読むと良いことが起きる可能性が微レ存…?

109: かむかむレモン 2020-01-26 15:55:43 ID: S:thZQCj

105、107さん

リスト兄貴毎度お疲れナス…


106さん

さすがに寝言ダダ漏れでは無いゾ


108さん

就職おめでとナス!
それは私ではなく貴殿の実力によるものゾ

110: sei 2020-01-27 19:25:44 ID: S:tXWBEv

色々と言いたいことあるけど、とりあえず


( ^ω^)尊死

111: せっかち提督 2020-01-28 13:09:28 ID: S:sWXI6r

仰げば尊死(古鷹嫁提督並感)

古鷹型・青葉型はそんな大きい訳じゃないし、まだ子供っぽいのも納得いくけど、これは...これは...いい...

112: SS好きの名無しさん 2020-01-29 21:27:18 ID: S:-YADuG

更新お疲れ様です。
親潮お願いできますか?

113: かむかむレモン 2020-02-02 00:06:23 ID: S:v955Fo

110さん

生き返れ生き返れ…(供給)


111さん

おっきいダルルォ!?何処かは知りませんが(すっとぼけ)


112さん

親潮おかのした

114: リスト作りの人別媒体 2020-02-02 11:02:42 ID: S:6opQbU

①川内 ②夕張 ③時雨 ④比叡 ⑤親潮

うん。毎度すばらしいな。

115: SS好きの名無しさん 2020-02-02 19:14:51 ID: S:nKbKhq

これはどんな感じで終わらせるん?リクエストしちゃったから読むだけだし。

提督〜?手ぇ出せよ〜!逆レの嵐になるぞ!

116: リスト作りの人 2020-02-20 12:47:31 ID: S:_jx2CZ

①時雨 ②比叡 ③親潮

フフン?これは楽しみ。

117: かむかむレモン 2020-02-23 04:25:49 ID: S:GtBVx8

114、116さん

リスト兄貴お疲れナス…
もうリクエストストックも僅かですな


115さん

終わりについてはまだ決めてませんので何とか上手くまとめたいところさんですね…

118: せっかち提督 2020-02-25 10:51:37 ID: S:Y7rSx2

いつも思うけど、女所帯に男一人だけっぽいから逆レ始まると提督干からびるよなぁ

時雨のバレンタイングラ、なんかヤンデレみがあって見るたびちょっとビクッとするゾ...

119: 多聞丸 2020-02-26 23:29:11 ID: S:MSo4DS

はじめまして、逃亡提督を書いている多聞丸です。面白そうなssなので応援させて頂きます!それにしても妖精さんが辛辣過ぎるような...。これからも頑張ってください!

120: SS好きの名無しさん 2020-02-29 03:15:29 ID: S:K2zwvG

時雨ぇは気質は白露なのに羞恥心や配慮が人一倍強い上に幼いのも
合わさって色々ストレス溜まってこじらせちゃってるのかなって
(病み時雨考察並感)

121: かむかむレモン 2020-03-03 01:12:44 ID: S:AI5Uwh

118さん

干からびるだけで済めばいいですね…そしてしぐはヤンデレじゃないゾ(鋼の意思)


119さん

妖精さんが辛辣なのは提督くんがアホ過ぎるのもあるし、多少はね?


120さん

病み中毒こわいな~とづまりすとこ

122: SS好きの名無しさん 2020-03-03 10:44:19 ID: S:YYf-0E

しかし、艦娘達はなんだかんだいって、提督ラブナンデスネ。名取よかったね。童貞奪えて。そんで処女を貰ってもらえて。

時雨は一途だからね〜。女だらけの世界だから色々拗れちゃうよ。みんなライバルだから。

時雨、山城、龍田、明石、鳳翔辺りはヤンヤンが似合うからねえ。あ、最後の方はマジでみたいと思ってます。

ヤンヤン鳳翔とか最高じゃろ?

-: - 2020-03-12 03:06:48 ID: -

このコメントは削除されました

124: かむかむレモン 2020-03-12 03:07:20 ID: S:PMC5TN

122さん

ヤンデレ鳳翔は過去作にて出てるからそっちを見てね!
リクかどうか分からないので保留にします。

125: SS好きの名無しさん 2020-03-12 10:47:16 ID: S:0vfHVV

更新お疲れ様です。無理せず頑張ってください!ちなみに二度目のリクエストありですかね?ありでしたら改めてコメントします。

126: かむかむレモン 2020-03-12 11:49:05 ID: S:XC90oh

125さん

ありがとナス!
元々リアルが忙しくて制限掛けたようなものなので、今後は2回目以降のリクエストはありです

127: TMネオ 2020-03-12 20:17:08 ID: S:SUlRbK

ログインせずにコメントしてしまった(笑)二度目のリクエストで涼月をお願い致します!

128: SS好きの名無しさん 2020-03-13 07:21:29 ID: S:fL6CYl

木曽オナシャス!

129: せっかち提督 2020-03-14 01:04:47 ID: S:_cS1Gm

なにっ今日はリクエストおかわりしてもいいのか!?

それなら神鷹ちゃんオナシャス!マイナーキャラもいいもんだルルオ!?

130: 陽炎型・村雨のファン 2020-03-14 01:10:48 ID: S:GRvP3B

リクエストに海外艦が少ないな。
なら、ジョンストンでお願いシャス

131: SS好きの名無しさん 2020-03-14 12:00:02 ID: S:RQjMBw

神通ちゃんオナシャス!
乙女でモジモジしてるとこが見たいんで

132: かむかむレモン 2020-03-16 21:37:37 ID: S:GvMcOJ

127さん

涼月おかのした


128さん

木曾おかのした


129さん

おかわり解禁です
神鷹おかのした


130さん

ジョンストンおかのした


131さん

神通おかのした

133: TMネオ 2020-03-18 18:41:33 ID: S:USMaLk

更新お疲れ様です!やはり涼月は(お冬さん以外は)癒し枠でした。冬月実装を願うばかりだぜ。

134: K,E 2020-03-18 19:55:33 ID: S:W91337

リクエストです。

「高雄」お願いします!

135: SS好きの名無しさん 2020-03-18 23:51:30 ID: S:_1BUV2

①木曾 ②神鷹 ③ジョンストン ④神通 ⑤〜⑦アンケートを確認できたニキネキ教えちくりー
⑧高雄

136: かむかむレモン 2020-03-26 19:07:35 ID: S:k_ZrNH

133さん

未実装艦呼びかけ症怖くてあーもうおしっこ出ちゃいそう!


134さん

高雄おかのした


135さん

リスト兄貴お疲れナス…
神通の後に阿武隈、龍田、山城の順に出す予定です

137: リスト作りの人 2020-03-27 09:12:07 ID: S:YYrNVG

①木曾 ②神鷹 ③ジョンストン ④神通 ⑤ 阿武隈
⑥龍田 ⑦山城 ⑧高雄

こうか。

138: めちゃねむいよ~ 2020-03-30 02:46:18 ID: S:Het-I2

マッドサイエンティストさん(明石)オナシャス

139: SS好きの名無しさん 2020-04-22 13:48:04 ID: S:13zePE

2回目リクエストですが、松風をお願いします!

140: リスト作りの人 2020-04-26 09:59:34 ID: S:a5KzcQ

①山城 ②高雄 ③明石 ④松風

んにゃ

141: かむかむレモン 2020-05-02 01:52:22 ID: S:IoaH-U

137、140さん

リスト兄貴毎度お疲れナス
だいぶ消化出来ましたねぇ


138さん

明石おかのした


139さん

松風おかのした

142: SS好きの名無しさん 2020-05-24 00:39:29 ID: S:iTHhOq

作者さん更新お疲れ様です。
妙高お願いできますか?

143: SS好きの名無しさん 2020-06-03 23:06:04 ID: S:VGydXE

長良ちゃんが見たいです。
オナシャス‼︎

144: お布団 2020-06-17 07:23:45 ID: S:Iobrbc

かむかむレモン兄貴のSSは最高だってそれ一番言われてるから。
もがみんオナシャス、センセンシャル!

145: かむかむレモン 2020-06-18 17:57:17 ID: S:j6BcFR

142さん

妙高おかのした。
そしてお待たせしました…



143さん

長良おかのした。
なるはやで書きたい(願望)



144さん

最上おかのした。
必ず書きますよ~カクカク

146: SS好きの名無しさん 2020-06-23 01:06:12 ID: S:QEPK4f

初風とか

147: SS好きの名無しさん 2020-06-23 13:00:31 ID: S:jjJZvj

山城…は無理か?

148: リスト作りの人 2020-06-26 14:18:53 ID: S:2_pcaJ

①長良 ②最上 ③初風 ④山城

ん。

149: かむかむレモン 2020-06-30 02:24:32 ID: S:N66bof

146さん

初風おかのした


147さん

山城はもう出てますので見ろよ見ろよ


148さん

リスト兄貴ご無沙汰&お疲れナス!

150: リスト作りの人 2020-07-01 06:00:58 ID: S:O5VKi7

①最上 ②初風

んにゃ

151: SS好きの名無しさん 2020-07-01 20:58:35 ID: S:vqzwLD

金剛がみたいです

152: SS好きの名無しさん 2020-07-02 19:55:14 ID: S:U1o4my

春雨ちゃんが見たいです

153: お布団 2020-07-29 14:09:10 ID: S:FKaaC3

もがみんありがとナス!かむかむレモン兄貴はこんなにバンバン書けて凄いっすね…

154: リスト作りの人 2020-08-05 05:07:07 ID: S:i8rjzi

①初風 ②金剛 ③春雨

155: TMネオ 2020-08-23 01:53:58 ID: S:lU5k7_

更新お疲れ様です。もしかして3回目アリですか?アリなら赤城さんをお願い致します!

156: かむかむレモン 2020-09-12 01:28:04 ID: S:zdbJIh

150、154さん

リスト兄貴お疲れナス!恐らくこれが最後ですね…


151さん

金剛お待たせしました…


152さん

春雨お待たせしました…


153さん

ありがとナス!
(更新速度)いやそうでもないっすよ


155さん

おつありナス!
申し訳ないですがリアルお仕事が忙しくて時間取れなくなってるのでここいらで締めようかと思います

157: SS好きの名無しさん 2020-10-10 06:31:17 ID: S:OiglTw

最後は妖精さんで締めてほしいわ
結はダイジー

158: かむかむレモン 2020-10-13 02:35:41 ID: S:9K2uCl

157さん

そのアイデア参考にさせて頂きました。ありがとナス!

159: TMネオ 2020-10-13 08:42:00 ID: S:tfvOYj

完走お疲れ様でした!社会人デビューして大変だと思いますが更新されれば読みにいきますので無理せず頑張ってください!お疲れ様でした!

160: SS好きの名無しさん 2020-10-16 23:23:48 ID: S:g5wls8

完走お疲れ様です。親潮のリクエスト満足しました。体調に気を付けてください。


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6件オススメされています

1: 朝潮型は天使 2019-09-30 00:09:15 ID: S:ixYlP8

更新頑張ってねぃ

2: SS好きの名無しさん 2019-10-06 17:14:08 ID: S:WYrHRw

隠し事の出来ない彼と妖精さんの突っ込みの冴え渡ることよw思わず笑顔になってしまうssですねw

3: メットール 2019-11-08 13:34:54 ID: S:OK-rue

更新頑張って下さい!応援してます!

4: みがめにさまはんさみかたき 2019-11-26 08:10:25 ID: S:zv7WnJ

かむかむニキのSSは国宝、はっきりわかんだね

5: SS好きの名無しさん 2020-01-27 08:32:21 ID: S:c-Dl77

ダメだこれは癒しが過ぎる...
五臓六腑に染み渡る尊さ。
しゅきしゅきーー!!!!!

6: 多聞丸 2020-02-26 23:26:16 ID: S:u8hsyM

頑張ってください!


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