提督「艦娘とケッコンしたらどうなるのだろう」
ふとした出来事でケッコン後の生活が気になった提督と艦娘の純愛系物語
各方面のネタを盛り込んでますので、許容できない方はご遠慮ください。
前書きと後書きも見てね
どうも、かむかむレモンです。初めましての方は初めまして。そうでない方はまた見てくださりありがとうございます。
以前のページは荒らしによるページ圧迫が流石にウザすぎたので消去し、新しく始めさせてもらいました。
コメントをユーザー限定にしていましたが削除機能が追加されたので解除しました。
提督「気になる…気にならない?」
大淀「…唐突過ぎて話が見えません」
提督「いやね、俺の友達全員新婚でさ、みんな見計らったかのように結婚式の招待状送り付けてきやがったの。見てこれ」ズラッ
大淀「は、はぁ」
提督「俺も世間で言う結婚適齢期だしさ、ここは流れに乗るつもりだったけど、軍人だと聞くとみんな引き気味になってね」
大淀「…ちょっと待って下さい、いつの間に婚活を?」
提督「実は大本営の帰りに結婚相談所に行ってたんだけど、全部ボツになってな…」
大淀「…」ホッ
提督「お?何で安堵してんの?泣いていい?」
大淀「い、いえ、そういうのじゃなくて…それより、本題に入りましょう」
提督「んん?ああ、自分で言うのはあれだけどさ、一部の艦娘ってさ、俺に好意的だったりするよな?」
大淀「…そ、そうですね」
提督「俺もはっきり言って艦娘は好きな方だし、近頃ケッコンカッコカリの報告も上がり始めてるからさ。仮とはいえケッコンしたらどんな生活を送れるか気になってな」
大淀(こ、これは…チャンスと考えていいのでしょうか!)
提督「つーわけで、ウチの鎮守府の工作艦とその優秀な助手に結婚後の生活を見れるシミュレーションシステムを作ってもらいました」ゴトッ
大淀「わ、私でよろし…え?」
提督「ん?何?」
大淀「…何でもありません」ムスッ
提督「お、おう。それで、このVRゴーグルみたいなやつで見れる。音声か視認で見たい艦娘を入力するらしいぞ」
大淀「…そうですか」ムスッ
提督「なんで怒ってんの…とりあえず使ってみるか。とりあえず大淀な」スチャ
大淀(…そんな事しなくても、今すぐ指輪を渡してもらえば生で見れるのに…)ズ-ン
***
大淀『…あ、提督、おかえりなさい』パタパタ
提督『疲れた~、ただいま』
大淀『もう夕食の支度は出来てますから、ゆっくり食べましょう?』
提督『おお、ありがとう』
大淀『…あ、あと、忘れてますよ』チュッ
提督『…いつもありがとな』ナデ
大淀『…朝から居なくて、寂しかったです』ギュ
提督『ごめんな。でもその代わり良いニュースがあるんだ』
大淀『…良いニュース?』
提督『大淀の戸籍の手続きが済んだ。俺とは婚姻済みの状態にしておいたが…大丈夫だったか?』
大淀『…という事は』
提督『ああ、晴れて正式な夫婦だ』
大淀『…』ポロポロ
提督『え!?や、やっぱり勝手にやったのはまずったか!?』
大淀『…違います、これは…嬉しくて』ポロポロ
提督『…?』
大淀『ずっと…カッコカリのまま終わってしまうのではないかと…不安でした…でも、そうじゃなくなってよかった…』ポロポロ
提督『…』
大淀『カッコカリの状態のままでは、いつまた軍に接収されるかわからない身だったので…離れ離れになりたくないって、ずっと…』グスッ
提督『…もう、いいんだ。これからは…じゃないな。これからも、ずっと俺の傍に居てくれ』ギュ
大淀『はい…!』ボロボロ
提督『…愛してるぞ、大淀』
大淀『はい、提と…いえ、あなた…』
***
提督「…」スチャ
大淀「…どうでしたか」ムスッ
提督「…やべぇな」
大淀「…何がやばかったんですか」ムスッ
提督「…見ている時の大淀と、見た後の大淀の膨れっ面のキャップがやばい」
大淀「…酷いです」ブス-ッ
提督「…これって艦娘が俺を見ても使えるのかな」
大淀「…それは気になりますね」
提督「丁度いいや。使ってみ」スッ
大淀「…失礼します」スチャ
提督(もし見えてたら、見終わるまでのんびりしてよっと)
そして…
大淀「…」スチャ
提督「おお、どうだった?」
大淀「…これは、内容を話したら実現しなくなる、とかありませんよね」
提督「それについては聞いてないなぁ。後で明石たちに確認取ってみるけど」
大淀「…何にせよ、見えましたから」
提督「おお、艦娘側も使えるのか」
大淀「…あ、あくまでシミュレートなので、過度な期待は禁物ですからね!」スタスタ
提督「行っちまった…あいつどんなのが見れたんだろ」
大淀(…け、ケッコンじゃなくて、本当に結婚したような光景でした…)ドキドキ
大淀(…あ、あなた、なんて…うぅ、顔が熱い!)キャ-キャ-
大淀(…あなた、か…いつか言えたらなぁ)
提督「さて、確認を取るか…」つスマホ
雲龍「提督、失礼しますね」ガチャ
提督「あ、雲龍か」
雲龍「新しい艦載機について…って、それは何ですか?」
提督「ん?ああ、VRゴーグルってやつだ」
雲龍「新しい玩具ですか」スチャ
提督「迷わず付けるのか…(困惑)」
雲龍「へぇ、案外良く見え…あら?」ピピピ
提督(あ、起動したのか?)
雲龍「これは…っ!?」
***
雲龍『あなた、あなた』ユサユサ
提督『んん…』
雲龍『起きて、あなた』
提督『今日は休日だから…』モゾ
雲龍『…そうだけど、起きて』ユサユサ
提督『んぐ…まだ七時ぐらいじゃん。まだ寝るよ』
雲龍『…なら、私も寝るわ』モゾモゾ
提督『二度寝?』
雲龍『それもあるけど、二人きりなら、あなたの傍に居たいわ』モゾモゾ
提督『そりゃ嬉しいな』ギュウ
雲龍『ん…温かい』
提督『雲龍はふわふわしてていい匂いがする』ナデ
雲龍『…そう?まだあなたの匂いが付いてないのね』シュン
提督『俺はこの匂い、好きだな』
雲龍『…じゃあ離れないとだけど、離れたくないわ。難しいわね』ムギュ-
提督『匂いだけじゃない、白くて綺麗な髪も、澄んだ黄金色の瞳も、優しく透き通る声も全部好きさ』ナデ
雲龍『…よくそんなにスラスラ言えるわね』カオマッカ
提督『常々思っている事だから』
雲龍『私は…その、そんなに器用に表せないわ。ただ、愛してるとしか…』
提督『十分さ』
雲龍『…ありがとう、あなた』
提督『それほどでも』
雲龍『あなたと結ばれて、私、幸せよ』
提督『…俺だってそうさ』
雲龍『…ねぇあなた、もっと強く抱き締めて』
提督『?』
雲龍『もっとあなたの温もりが欲しいの。あなたに包まれてると、とっても幸せだから』
提督『苦しくなったら言えよ』ギュウ
雲龍『んんっ…大丈夫』
提督『…あったかいな』
雲龍『…うふふ、甘えるって、いいものね』
提督『ああ。これからも遠慮すんな』
雲龍『ありがとう、あなた…』
***
雲龍「…」
提督「おーい、雲龍!」
雲龍「…はっ」ピクッ
提督「ゴーグル返してくれる?」
雲龍「…あ、そ、そうね。ごめんなさい」スチャ
提督「そんで…何か用があったんだっけ?」
雲龍「用…何だったか忘れてしまったわ」
提督「?」
雲龍「思い出したらまた来ますね」スタスタ
提督「…顔真っ赤だったな。どんなの見たんだろ」
雲龍(…あれは、夢?)
雲龍(…わからない。でも…夢だったなら、醒めたくなかった)
雲龍(…提督と結ばれたら、あんな生活を送れるのかしら)
雲龍(…顔が熱いわ)
提督「うーん、見たシミュレーションの記録とかしてないんかな」
萩風「司令、いますか?」チラッ
提督「おーはぎぃ」
萩風「な、何ですかその呼び名は」
提督「嵐が言ってたから」スチャ
萩風「もう…って、何を付けてるんですか」
提督「これはな、目が良くなるゴーグルだ(大嘘)」
萩風「え!?そ、そうなんですか!?」
提督(ふっふっふ、この隙に萩風とケッコンしたらどうなるか見てやるぞ!)ピピピ
***
萩風『司令、ご飯の用意が出来ました』
提督『ありがとう。でも、次は俺がやるよ』
萩風『うふふ、そうなる前に先に作っちゃいますから』
提督『いつも作らせて悪いだろ』
萩風『あら、私は好きでやってるんですよ?だから、悪いだなんて思わないで下さい』
提督『…なら、次は一緒に作ろう』
萩風『わかりました。さ、食べましょう』
___
提督『ご馳走様』
萩風『お粗末様です』
提督『毎日こんな美味しい食事が出来て幸せだよ。ありがとう』
萩風『い、いえ、それほどでも…』
提督『…ふう、食べたら少し眠くなってきたな』
萩風『あ、なら座って少し待ってて下さい。出来れば胡座がいいですね』
提督『ん…わかった…』ドサッ
萩風『…よし、今行きます』
提督『何かするのか?』
萩風『…ふぅ、では失礼します』ポスッ
提督『…萩風?』
萩風『はい?』
提督『…いや、萩風って俺の上に座ってくるような子だったかなって思っただけ』
萩風『…うふふ、睦月型の子たちをこうして座らせてた時から、気になってたんですよ?』
提督『それはあいつらが勝手に…』
萩風『…んん、何だか私も眠くなってきました。一緒に寝ましょう?』
提督『それは名案…ふぁぁ』ゴロ
萩風『それでは、腕を借ります』ゴロ
提督『萩風って甘えるイメージ無かったから意外だ』
萩風『あ、い、嫌でしたか?』
提督『まさか。甘えて貰えて嬉しい限りさ』
萩風『よかった…んん、瞼が重たいです…』
提督『俺も…』
萩風『…司令、あったかいです…』
提督『…』zzZ
萩風『…毎日、幸せですよ。司令』
萩風『あの暗い海から救ってくれたあの日から、ずっと…』
萩風『あなたに寄り添える時間が、一番好きです』
萩風『おやすみなさい、私の王子様…』チュ
***
提督「…」スチャ
萩風「司令、目は良くなりましたか?」
提督「…やべぇ、眩しすぎて目が潰れたわ」
萩風「えぇ!?だ、大丈夫ですか!?」
提督「ものの例えだ。だが…」チラッ
萩風「…?」
提督「…やっぱシンドイワシ、つらたにえん」
萩風「なんですそれ…」
提督「気にすんな。てか萩風はどうしたんだ?」
萩風「え…あ、そうでした!お茶でも淹れて差し上げようかなと…」
提督「…ええ子や」
萩風「あ、ありがとうございます…では準備してきますね」スタスタ
提督「…駆逐艦でも、陽炎型はセーフ…だよな?」
提督「はぎぃのお茶クッソ美味かった…」ホンワカ
提督「俺が淹れても苦いだけだし、やっぱ可愛い子補正なるものがあるに違いないな!」
提督「さて、次のターゲットは誰になるか…」
子日「ていとくー!遊びに来たよー!」トテトテ
提督「提督特有のこのタイミングの良さよ」
子日「提督、今日は何して遊ぶ?」
提督「どうすっかなぁ」
子日「んー…あ!それ、まさかP○VR!?」
提督「んん、確かに形はそっくり…てか丸パクリだなこれ」
子日「わーい!子日やりたーい!」
提督「…ま、いいか!」
子日「何が見れるんだろ~」スチャ
***
子日『ねぇ提督、今日は何の日かわかる?』
提督『え?そ、そうだな…』
子日『正解したら、子日が豪華なプレゼントをあげるね』
提督『結婚記念日?いや、それはもうすぐだが今日じゃないし…子日の着任日?それも違うな…俺の誕生日でもないし、子日の進水日でも…何だ…?』
子日『ふっふーん、どう?難しい?』
提督『…すまない、思い当たる節が無い』
子日『じゃあ正解を言いまーす。提督、耳貸して』クイクイ
提督『んん?』
子日『今日はね、昨日よりも提督の事を好きになった日だよ?』ニコ
提督『あ、え?』
子日『えへへ、どう?難しかった?』
提督『…その発想は無かったなぁ』
子日『むー!ひどーい!』プク-ッ
提督『だってお前…』
子日『…じゃあ、次はちょっと簡単にする』
提督『…よしこい!』
子日『明日は何の日がわかる?』
提督『え…えぇと…』
子日『ヒント!さっき子日は何て言った?』
提督『え?そりゃ…あ、もしかして…』
子日『わかった?』
提督『…今日よりももっと好きになった日って事か?』
子日『…せいかーい!』パチパチ
提督『子日…』
子日『じゃあ続いて問題!更にその次の日はどんな日?』
提督『…次の日よりももっと好きになる日?』
子日『正解!』
提督『…そっか、ありがとうな』
子日『提督は飲み込みが早いねー!』
提督『…子日、本当に…?』
子日『…うん///』
提督『…愛い奴』ギュ
子日『…子日ね、提督と結婚してからね、前よりもずっと好きになってきたんだよ?』
提督『…うん』
子日『毎日提督と新しい日を迎えられて、前の日よりももっと好きになれて、幸せだよ?』
提督『…あーもう、わかったから』ギュウ
子日『うぅ、提督ってば照れてるよね』
提督『んなこと言われて照れねぇ奴が居るか』
子日『そういう所も、全部大好き!』
提督『わかった、わかったから…』
子日『えへへ、提督。こっち向いて』
提督『…?』
子日『正解したから、ご褒美』チュッ
提督『子日…』
子日『えへへ、大好きだよ、提督…///』
***
子日「…」
提督「おーい、そろそろゴーグル返してくれ」
子日「いや!まだ見たい!」
提督「それは困るんだが…」
子日「むー!」
提督「…仕方ないな。もう少しだけだぞ」
子日「ありがとー提督!」
子日(ふぁぁ…いいなぁ、見てるだけで幸せな気持ちになれたなぁ)
子日(うー、でも顔が熱いし、絶対真っ赤だよぅ…恥ずかしいなぁ)
提督「満足したのか子日は戻りました」
提督「マジで履歴見てみてぇな…」ポチポチ
択捉「司令!対潜任務完了しました!」
提督「え?あ、おかえり」
択捉「なんですかそのメガネ…にしては大きすぎますね」
提督(海防艦遂に来ちゃったかぁ…危ない扉、開けちゃおうかな…じゃねぇ!)
択捉「司令、何ですか?メガネじゃないですよね?」
提督(えぇい!もう構うものか!択捉の場合を見てやる!)ピッ
***
提督『練度限界、おめでとう』
択捉『は、はい!ありがとうございます!』
提督『それじゃ、手を出して』
択捉『は、はい!』
提督『…よし』スッ
択捉『わぁ…これが…結婚…』
提督『ああ。ケッコンカッコカリだ』
択捉『…』ドキドキ
提督『これからもよろしくな』ナデ
択捉『…え?』
提督『え?』
択捉『…終わり、ですか?』
提督『終わりって?』
択捉『私、その、結婚、したんですよね?』
提督『…カッコカリ、な』
択捉『そ、それなら、誓いの、その…アレは無いんですか!?』
提督『…え!?』
択捉『ど、どうなんでしょうか…』ウルウル
提督『…す、すまない。ケッコンとはいえカッコカリだから、そういうのは無しだと…てか、誰からそんな事聞いたんだ…』
択捉『つ、対馬ちゃんです』
提督『うーむ…』
択捉『無し…何故ですか!?択捉には出来ませんか!?』
提督『んん…さっきも言ったけどカッコカリだし、それに憲兵に知られでもしたらなぁ…』
択捉『そんな!仮でも結婚ですよ!?誓いのキ、キスをしてはいけない理由なんてどこにあるんですか!』ウルウル
提督『…』
択捉『私の姿がダメなんですか!?幼いからですか!?そんなの理不尽ですよ!酷すぎます…!』ポロポロ
提督『択捉…』
択捉『司令の事が好きになって、叶わないと思ってた夢が叶ったのに…こんなのって…』ポロポロ
提督『…っ!』ダキッ
択捉『えっ…』チュッ
択捉『え…あ、あの…』
提督『…誓いのキスじゃないから、おでこで我慢してくれ』
択捉『し、司令…』
提督『…ごめんな、択捉』
択捉『…』
提督『これが俺の出来る最大の譲歩だ。これ以上は流石に憲兵案件になる』
択捉『…』
提督『…でも、約束するよ。戦争が終わったら、改めて君に指輪を贈る。カッコカリじゃない、本物の指輪を』
択捉『本物…』
提督『だから、一刻も早く戦争を終わらせよう』
択捉『…』
提督『…』
択捉『…ん!』ピト
提督『え、択捉…?』
択捉『…ぷはっ』
提督『…?』
択捉『…わ、私はほっぺで我慢します』
提督『…』
択捉『…わかりました。終戦までカッコカリということにしておきます』
提督『…すまない』
択捉『だから司令、早く戦争を終わらせましょう!時間は有限です!今すぐ次の作戦を練りましょう!』
提督『ちょ、択捉、今日の出撃は終わりだぞ』
択捉『なら明日からの作戦です!』
提督『…それならいいかな』
択捉『必ず、戦争に勝利して、司令のお傍に添い遂げてみます!』
***
提督「おのれ憲兵!」ダンッ!
択捉「」ビクッ
提督「軍規の守り人が邪魔な事この上ない…だが居なければ軍内の規律が乱れる…うぐぐ、悩ましい…」
択捉「し、司令?どうしました?」
提督「それに死亡フラグがビンビンでいらっしゃる、折って差し上げろ…」ブツブツ
択捉「あ、あの…」
提督「…択捉、一刻も早く戦争を終わらせないとな」
択捉「え?そ、そうですね!」
提督「よし、来る最終決戦に向けて頑張るぞ!」
択捉「は、はい!」
提督(恐らく択捉に限らず他の艦娘も終戦までイチャラブはしにくい…そんなん嫌だ!)
択捉(さ、流石司令…もう最後の決戦まで見据えて…私も頑張ろう!)
提督「とは言ったものの、大規模作戦終わっちゃったし、資源も心許ないからなぁ」
提督「まずは備蓄。そしてこれの履歴の閲覧方法が知りたいぃぃ!!」ポチポチ
提督「明石に連絡したい所だが、俺のテイトクセンサー(非売品)が艦娘の接近に反応している!」
満潮「なーに一人で騒いでんのよ」
提督「満潮…かぁ」
満潮「何よその言い方。私が来ちゃ迷惑?」
提督「いやむしろ大歓迎!みっちーが来て迷惑とか人間として有り得なくね?」
満潮「急に饒舌になったわね。胡散臭いわ」
提督「辛辣っすね…」
満潮(いやいや何言ってんのよ私。あんたは大規模作戦終わらせた司令官を労う為に来たんでしょ)
提督(満潮かぁ…正直この子苦手なんだよなぁ。いっつも感じ悪いし…)
満潮「…で?大規模作戦終わってのんびりしてるバカ司令官は新しい玩具でも買ったのかしら?」
提督「ば、バカじゃねぇし…ボケだし…」スチャ
満潮「どれも同じよ」
提督「満潮が虐めてくる…もぅマヂ無理…現実逃避しよ…」ピッ
満潮「…あっそ」
満潮(…あれ、何か詰んだような気がする…)
提督(…あ、そうだ。恐らく嫌われてるであろう子でもシミュレーションが見れるか確かめてみよう)
***
満潮『…ねぇ司令官、まだ起きてる?』ガチャ
提督『ん?どうしたこんな時間…ああ、そうか、またか?』
満潮『…嫌な夢見たから』
提督『そうか…いや、先に寝ておけと言ってごめんな』
満潮『…バカ』
提督『さ、おいで』
満潮『うん…』ギュ
提督『よしよし』ナデナデ
満潮『…また、みんな居なくなる夢だった』
提督『…そっか』ナデナデ
満潮『朝潮型のみんなも、西村のみんなも、司令官も…』
提督『…』ナデナデ
満潮『一人で寝ると、いつもその夢…』
提督『…ごめんな。すぐに残ってる書類終わらせるから』
満潮『…こうして、待ってる』ギュウウウウ
提督『わかった。でもちょっと苦しいかな』
満潮『…ダメ』
提督『了解』
___
提督『…思ったより時間掛かったな』
満潮『…ちょうど眠くなってきたからいいわよ』
提督『それじゃ、寝ようか』
満潮『…うん』
提督『今度は見なければいいな』ナデ
満潮『…もう見ないと思う。今は司令官がいるから』
提督『…そうか』
満潮『…ねぇ』
提督『ん?』
満潮『…司令官、急に居なくなったりしないでよね』
提督『…ふふ、嫌な夢で不安になったか?』
満潮『…』
提督『大丈夫さ。俺は満潮も、皆も置いて先に消えるつもりは無い』
満潮『…口では何とでも言える』
提督『残念だが、今は口でしか証明出来ない』
満潮『…嘘だったら後追うから』
提督『それ二度と言うなよ』
満潮『…やだ』
提督『はぁ』
満潮『言ったでしょ。もう一人は嫌』
提督『…誰が後なんか追わせるかっての。俺の死は老衰以外認めん』
満潮『…何か安心した』
提督『…さて、そろそろ寝ないと明日に響く』
満潮『その前に…キスして』
提督『…』チュッ
満潮『んっ…ありがとう』
提督『…ん』
満潮『あなたがキスしてくれた後の朝は…とても寝覚めがいいの』
提督『…ふふ』
満潮『…寝る前に、あと一つ、いい?』
提督『?』
満潮『…愛してる、司令官』
***
提督「…」ポカ-ン
満潮「現実逃避は済んだかしら?」
提督「…」
満潮「その呆けた顔、とっとと直しなさいよね」スタスタ
提督「…」
満潮(労うタイミングを完全に逃した…)ズ-ン
提督「…幸せにしなきゃ(使命感)」
提督「俺の事そんな好きじゃない艦娘でも見れる事がわかった」
提督「そう思うとこれは面白くなってきたな。誰を見ても問題無いみたいだ」
北上「ほうほう、それならこの北上様も問題無いわけだ」
提督「その通り!(児玉清)」
北上「よーし、ならどんとこーい」
提督「ファッ!?いつの間に!?」
北上「ついさっき来たばっかだよ。暇だし」
提督「大規模作戦じゃお世話になりました」
北上「ふっふっふ、面を上げぃ提督よ」
提督「ふぅ…んで、話を聞いてたんだな?」
北上「うん」
提督「…まあいいか。それなら早速見させて貰うが、いいか?」
北上「いいよー」
提督「…いや、その、恥ずかしいとか無いの?」
北上「大丈夫だよー。あたし割と提督の事好きだし」
提督「真顔で言われるとどう捉えていいのか…」
北上「どうでもいいからとりあえず見てみなよ。あたしはその後に提督を見るから」
提督「あ、はい」スチャ
***
北上『ていとくー』
提督『どうした』
北上『暇だよー』両手広げ
提督『俺はまだ仕事があるんだが…』
北上『今やらなくてもいいやつじゃーん』
提督『…まあそうだが』
北上『可愛い嫁が暇だと言ってるんだぞー』
提督『そんなに暇ならどこかに行くか?』
北上『そういう気分でもない』
提督『んん、てかいつまで両手を広げて…』
北上『ダメだなぁ。まだあたしの事分かってないなぁ』
提督『?』
北上『暇だから構ってって事だよー』
提督『あ、そういう…』
北上『北上様は既に準備万端なんだよー』
提督『わかったよ』ダキ
北上『おぉう、これを待ってたよ』ホンワカ
北上『さあ提督、ただハグしただけではこの北上は満足しないよ。ここからどうする?』
提督『…』ナデ
北上『んっ…無難だねぇ』
提督『北上の耳真っ赤だな』
北上『それは気のせいって事にしといて』
提督『余裕そうに振舞ってて実はめちゃくちゃ恥ずかしがってる所は変わらないな』ナデナデ
北上『うっさいなぁ』
提督『俺は結構好きだけどね』
北上『んん』
提督『ゆったりとした雰囲気とか、猫っぽい気まぐれさとか、甘えん坊なところとか、全部好きだよ』
北上『…んん、スラスラと言うね。練習でもしたの?』
提督『まさか』ナデ
北上『…んへへ。何だか温まってきた』ニヘラ
提督『北上様は褒められると体温高まるからな』
北上『…余はナデナデだけでは満足しませんぞ』
提督『お次は何を?』
北上『そうねぇ…ちゅーして』ン-
提督『キス好きだな…』チュ
北上『んん…』ウルッ
提督(涙…?)
北上『…んはぁ?』プハッ
提督『お前、泣いて…』
北上『んん?ああ、気にしないで。幸せ過ぎて感極まっただけ』
提督『…』
北上『…女の子はね、大好きな人と居る時って常に心臓バクバクなわけよ。イチャついてる時なんかそりゃもうときめきの嵐なわけ』
提督『…ふむ』
北上『何より、どんなに時が経っても、初恋がずっと続いてる気分なの。だから、胸の奥が切なくなったり、温かくなったりと忙しいわけ』
提督『…ずっと顔が赤いのは、その為か』
北上『そうだよ。もう顔燃えそうなぐらい熱いって自分でもわかる。つーか提督のキスはすっごく熱くなるからヤバいの』
提督『…可愛いなぁ』ギュウ
北上『んんっ、提督はそうじゃないわけ?まだ余裕そうだけど』
提督『胸に耳あてりゃわかるよ』
北上『どれどれ…おお、早鐘みたいだね』ピトッ
提督『俺だって同じさ』
北上『…だが、スーパー北上様よりかは動けるって事ね。流石あたしが惚れた提督だよ』
提督『北上様に好かれて光栄です』
北上『んへへ…』
提督『…北上』
北上『…あたしさ、今提督から片時も離れたくないんだよね。だからさ…』
提督『…俺も同じこと思ってた』
北上『やっとあたしの事分かってきたねぇ。じゃあ、もっとイチャつきましょー』
提督『了解』
北上『…もっかい、ちゅーして?』ン-
***
提督「あまぁぁぁぁぁぁいッッッ!説明不要ッッッッ!」パッ
北上「最大トーナメントかな?」
提督「いやーええもん見せてもろたわ」
北上「よーし、次はあたしの番だね」スチャ
提督「ならその間に明石に履歴の閲覧方法を教えてもらおう」ピピピ
そして…
北上「…ふぅ」パッ
提督「どうだった?」
北上「いやーダメだわ。全部見きれなかった」
提督「え」
北上「ずっと見てたら目が潰れてた」
提督「…ふふ、耳が赤くなってますぞ」
北上「っ…そういうのはわかってても言わないのがマナーだって」
提督「恥ずかしがってる北上様可愛い」
北上「…まあ、悪くはなかったかな」ボソッ
提督「え?なんて?」
北上「なんでもないですよーっと」
提督「?」
北上「…暇つぶしにはなったからそろそろ行くね」
提督「お、おう」
北上「あたしはいつでも指輪待ってるからね~」スタスタ
提督「…やったぜ」グッ
北上(…何であたしが思ってたこと全部再現されてんのかなー)
北上(もしかしてあれ全部提督も見てたんかな)
北上(あーやば、こりゃ今日は眠れないかな…)
北上(…いや、いっそ提督のとこに行っちゃおうかな)
提督「うーん、甘ったるいもんばっか見てたらしょっぱいものが食いたくなったな。飯でも食うか」
提督「ついでに明石に履歴の閲覧方法も聞こう」スタスタ
浜風(…行きましたか)コソッ
浜風(…ふっふっふ、提督はしばらく執務室には戻らない。つまり…)
浜風(フィーバータイムです!)
浜風「ふぉぉぉぉ!提督の椅子!座り心地最っ高ですね!」
浜風「そしてこの匂い…癒されますねぇ!」クンカクンカ
浜風(普段は提督に甘えたくても皆さんの目がありますし、提督にも恥ずかしくて見せられませんからね)ンフ-
浜風(こうして皆の目を盗み、提督が戻るまでの間に私の欲望を満たす…罪悪感と背徳感が鬩ぎ合いますが、ガス抜きは必要ですからね)ハスハス
浜風「んん~…あら?何ですかこれ」スチャ
浜風「新種のアイマスクですかね…はっ、提督の匂い!」ピピッ
浜風「え?何か起動して…」
***
提督『なあ浜風』
浜風『何でしょうか?』
提督『確かに今日の執務は早めに終わったから自由時間にしたけど』
浜風『はい』
提督『わざわざこのまま執務室でイチャつく必要は無くない?』
浜風『いいえ、自室まで我慢出来ません』ギュウ
提督『…ずっと同じ態勢だけど、疲れないの?』
浜風『疲れません』
提督『俺は脚が痺れてきた』
浜風『私は痺れてません』
提督『そりゃ俺の膝の上に乗ってるからだろ』
浜風『向かい合いながら抱き合うのは最高ですよ』
提督『…せめてソファーに移させてくれ』
浜風『なら、お姫様抱っこしてください。それ以外だったらダメです。艤装展開しちゃいます』
提督『わかった、わかったから』ヒョイ
浜風『あっ…♪』
提督『ふう、やっぱり座るならソファーだな』ドサッ
浜風『駆逐艦と言えど、軽く持ち上げるんですね。素敵です』ムフ-
提督『浜風軽いじゃん』
浜風『ありがとうございます。さて、まだ満足してませんから』ハスハス
提督『どうせ飯時までこのままなんだろ?』
浜風『何故わかったんですか。まさか浜風の思考をお読みに?流石提督ですね。結婚しましょう』
提督『ケッコンならしてるじゃん…』
浜風『いいえ、イントネーションが若干違います。結婚ですよ、結婚』
提督『んー、戦争が終わったらじゃないとなぁ』
浜風『くっ、深海棲艦め。私と提督の結婚を妨げているというのですか。許せませんね』
提督『でもあいつら出てなかったら浜風とも出会えてないんだよなぁ』
浜風『深海棲艦に感謝ですね』
提督『手のひら返すの早すぎぃ』
浜風『細かいことはいいんですよ。ほら』チュウウウ
提督『吸うな』
浜風『…ぷはっ、美味しかったです♪』
提督『…あー、まあ服で見えないところだからまだいいか』
浜風『…提督、浜風にもキスマーク、付けてください』
提督『えぇ?』
浜風『提督に愛されているという証が欲しいです。嫌でしょうか』
提督『…綺麗な肌に斑点付けるのは少し気が引ける』
浜風『私は気にしません。だから…どうぞ?』ヌギ
提督『…はいはい、失礼する』チュウウウ
浜風『あっ…ありがとうございます、提督…?』ゾクゾク
提督『…ったく、こんなん付けなくても十分愛してるよ』
浜風『言葉だけでは足りないんです。目に見えるものも必要ですから』
提督『…他には?』
浜風『…では、寝転がって、恋人繋ぎで、濃厚なキスを…///』
***
浜風「うへへ…はっ!?」パッ
浜風「なな、何ですかこれ…私の望む提督とのイチャパラシチュがそのまま見えてしまいました」
浜風「…ていうかまだ途中じゃないですか。最後まで見せて下さいよ」シュン
浜風「…仕方ない。また妄想で我慢しますか…はぁ、提督と結婚して思う存分イチャつきたいですね…」
提督「はー食った食った。明石からも閲覧方法聞いたし…ん?」
浜風「っ!?!」ガタッ
提督「浜風?」
浜風「おお、おかえりなさい提督」
提督「…お、おう」
浜風「さ、最近冷えてきたでしょう?なので、その、い、椅子の方を温めておきました」
提督「木下藤吉郎かお前は」
浜風「そ、それでは、私はこれで、し、失礼しますね」ピュ-
提督「…何であんな焦って…あれ、ゴーグルが…」
提督「…さてはあいつ、使ったな?」
提督「さてと、俺がいない間にどんなのを見たんだ…?」ピピ
提督「履歴モード…んん?動かねぇな」
大井「てーいーとーくー!」ドタドタ
提督「うっ!?お、大井?何!?」
大井「北上さんに何をしたんですか!?」バァン!
提督「何って…思い当たる節が無いんだが…」
大井「執務室から戻ってずーっと上の空なのに、しらばっくれるんですか!?」
提督(…大井かぁ、この子苦手なんだよなぁ。北上絡みでめちゃくちゃ突っかかってくるし、陰口すっごいし)
提督「…ならこれか?」ゴト
大井「何ですかそのゴーグル」
提督「ケッコン後の生活が見れるっていうシミュレーションシステムだ」
大井「…それを北上さんに着けたんですか!?」
提督「いや、自分から着けてたし…」
大井「~!!もう!寄越しなさい!」グイ
提督「あ、おい」
大井「そんなデタラメがあるわけ…」ピピピ
***
大井『今日もお疲れ様です、提督』
提督『うーん…』
大井『最後の作戦も無事に完遂しましたし、これでようやく…』
提督『終わったのか…』
大井『はい』
提督『大井っち、何か作ってくれるか』
大井『夕食ならもう済ましたでしょう』
提督『何だろうな、今お前が作ったもんが食いたい』
大井『…ふふ、わかりました』
大井『夕食後ですから軽いものですけど』
提督『ありがとう』モキュモキュ
大井『…どうしたんですか。夜食なんて普段摂らないでしょう』
提督『安心感というか、何というか』モグモグ
大井『なんですか』
提督『…これで大井の手料理が最後になるかもしれないし』
大井『は?』
提督『戦争終わったろ?だから退役するかもしれないだろ』
大井『は?』
提督『そうなったら艦娘は解体、俺は辞令待ち』
大井『…何を言ってるんですか?』
提督『これから起こるであろう事』
大井『…有り得ませんね』
提督『え』
大井『艦娘が解体とか馬鹿なんですかね。そもそもまたあいつらが湧き出てくるかもわからないのに早計過ぎませんかね』
提督『そこは大本営のお偉いさんたちが決めることだしなぁ』
大井『それに、私と提督の生活が無いじゃないですか』
提督『んん…』
大井『こんな悪趣味なもの支給しておいて、私をその気にさせておいて、そんな道理が罷り通ると?』キラッ
提督『それは…』
大井『というか、提督はその起こる事に対して平気で頷けるんですか』
提督『…』
大井『…何か言ってくださいよ』
提督『…嫌に決まってるだろ』
大井『…』
提督『俺だって嫌だよ。艦娘のみんなもだが、何より大井と離れたくないし、お前の作る飯もこれからも食っていきたいし、やりたい事なんか数えきれないぐらいあるんだ』
大井『…何かヒモみたいですね』
提督『俺は真面目な話を…』
大井『…冗談ですよ』
提督『お前…』
大井『ちゃんとこれからも私が料理を作りますし、家の事は全てお任せ下さい』
提督『家…か』
大井『さて、私はやるべき事が見つかりました。あなたはどうですか?』
提督『…俺は外か』
大井『ええ。仮にも夫なんですから、可愛い嫁と家を守ってください』
提督『自分で言うのか…』
大井『あら、違うんですか?』
提督『…何かお前と話してたら悩んでるのがアホらしくなったわ。よし、やるか!』
大井『…うふふ、頑張って下さいね』
提督『おう』
大井『帰ったらあなたの好きな料理を作って待ってますから』
***
大井「ぶほぁ!!」パッ
提督「!?」
大井「なな、何ですかこれは!北上さんと私のが流れないじゃないですか!」
提督「無茶言うなよ…」
大井「どうして提督と私のが流れるんですか!拷問か何かですか!?」
提督「あ、これマジ拒絶だわ。泣いていい?」
大井「知りません!」ズカズカ
提督「はは、泣こ」グスン
大井(な、何なんですか本当に!あんな長年連れ添った夫婦みたいに!)
大井(…あーもう!何で顔が熱くなってるのよ!)
提督「やっぱ大井には嫌われてんな。目の前で拒絶されると流石にキツイ」グスン
提督「履歴見る気力すら無くなった。もうダメみたいですね(諦観)」グデ
秋津洲「提督ー、近海警備終わったかもー」ガチャ
提督「お、おお、あきつしま…」
秋津洲「どうしたの提督、何か変かも」
提督「…まあ、少し心に致命傷を負ってな」ズ-ン
秋津洲「そ、それ大丈夫じゃないかも!今すぐ明石さんに診てもらった方がいいかも!」
提督「いや、大丈夫だ。これは時の流れが癒してくれる…」ドンヨリ
秋津洲「あ、なら待ってて!今から元気になるもの持ってくるかも!」パタパタ
提督「…秋津洲かぁ。幸い彼女は俺を嫌ってないようだが…どうなる?」スチャ
***
秋津洲『ていとくー!準備出来たかも!』
提督『早いなぁ。ありがとう』
秋津洲『んふふー!秋津洲は出来る子かも!』
提督『…誕生日なんて、親以外に祝ってもらえるとは思ってなかった』
秋津洲『これからは毎年お祝いするかも!』フフ-ン
提督『…見事に俺の好物ばかりだな』
秋津洲『提督の好きな食べ物は全部覚えたかも!』フフ-ン
提督『これじゃ幸せ太りしちゃうなぁ』
秋津洲『そしたら毎日私と運動するかも!』
提督『家の事全部任せっきりなのに、大丈夫なのか?』
秋津洲『大丈夫!』
提督『…かもって付けないんだな』
秋津洲『もー!本当に大丈夫!』
提督『はは、じゃあ食べようか』
秋津洲『一杯食べてね!あ、でもお残しは許さないかも!』
提督『わかってるよ。頂きます』
秋津洲『頂きます!』
___
提督『ふう、ご馳走様』
秋津洲『ちゃんと全部食べて偉いかも!』ヨシヨシ
提督『秋津洲が作ってくれたんだ。残すのはもったいない』
秋津洲『嬉しいかも~♪』
提督『後片付けは俺がやるよ』
秋津洲『ダーメ!提督はそのままゆっくりしててほしいかも!』
提督『でもなぁ』
秋津洲『…そう言ってこないだお皿割ったの誰?』
提督『うぐっ』
秋津洲『それじゃ、片付けるね』
提督『後片付けも早いなぁ』
秋津洲『秋津洲は出来るお嫁さんだから!』
提督『…ほんと頭が上がらないよ』
秋津洲『…ねぇ提督』
提督『ん?』
秋津洲『指輪、贈ってくれてありがとう』
提督『どうした』
秋津洲『ほんとはね、私、選ばれないと思ってたかも。戦闘はまるでダメだし、哨戒ばっかりで目立たないし』
提督『…』
秋津洲『ねぇ、どうして私を選んだの?気になるかも』
提督『…んー、わからない』
秋津洲『えぇ!?』
提督『ただ、気が付いたら目で追ってた、としか言えないな』
秋津洲『…』
提督『後は…そうだな、よく作ってくれる料理が不思議と…他の子よりも美味しかったとか?』
秋津洲『…じゃあ、秋津洲の魅力と、提督の胃袋を掴んだからってこと?』
提督『じゃ、そういうことにしといて』
秋津洲『何よそれー!』ポカ
提督『痛い』
秋津洲『…でも、ちょっと安心したかも』
提督『殴らなくとも…』
秋津洲『それは別かも』
提督『手厳しい』
秋津洲『…よし、これからはもっと提督を魅了させるぐらい頑張るかも!』
提督『もう十分してるよ』
秋津洲『出来るお嫁さんは旦那さんの為に自分を磨き続けるの!』
提督『…はは、負けてられないな』
秋津洲『旦那さんを奮い立たせるのも良いお嫁さんかも!』
***
秋津洲「提督ー、お菓子持ってきたかもー」
提督「」ボ-
秋津洲「提督?寝てるの?」
提督「…んあ」
秋津洲「あ、起きてた。というかそれ何?新しいアイマスクかも?」
提督「ん、いや…違うが、それはいい」
秋津洲「ふーん」
提督「…ちょっと元気出た」
秋津洲「まだお菓子食べてないのに?」
提督「え?お菓子?マジか」
秋津洲「疲れた時こそ甘いものかも!一緒に食べるかも!」
提督「…やべ、泣いていい?」
秋津洲「何で!?」
提督「秋津洲のお陰でかなり癒された」
提督「やっぱ指輪渡すならああいう子がいい…良くない?」
提督「今は甘えたい系のシミュレーションが見てぇな」
ザラ「提督!聞いてくださいよー!」ドタドタ
提督「ザラ姉様!」
ザラ「え?ポーラの真似?」
提督「違います(平沢)」
ザラ「あ、違うんですね…って、そうじゃなくて!ポーラがまたお酒を隠し持ってたんですよ!」ゴト
提督「またか…もうここまで来たら放っといていいレベルだな」チラ
ワイン棚と化した戸棚「お、そうだな」
ザラ「提督からも注意してくださいよー!」
提督「俺が言ってもどうにもならない気がするんですがそれは…」
ザラ「流石に提督が言えば何かしら変化はあると思います!」
提督「うーん、じゃあ会ったら言っとくよ」
ザラ「今すぐお願いします!」
提督「…今すぐは少し厳しいな」スチャ
ザラ「え?何ですかそれ」
提督「ちょっとこれを見終わったらな!」ピピピ
***
ザラ『提督、ザラの作った夕食、美味しかったですか?』
提督『ああ。とても美味かったよ』
ザラ『Grazie!なら、食後にお酒でもどうですか?』
提督『…頂こうかな』
ザラ『直ぐに持ってきますね!』スタスタ
提督『…ザラも酒飲むのかな』
ザラ『持ってきました!』
提督『ん、おかえり。酒なんて持ってたのか』
ザラ『ポーラのを頂きました!』
提督『えぇ…』
ザラ『いつもワガママしてるんだからこのぐらい大丈夫です!』スポン
提督『強引だなぁ』
ザラ『ザラは粘り強さだけじゃないんです。さ、頂きましょう』トクトク
提督『…いい香りだ』
ザラ『この種類のワインは甘いので提督の口に合うかどうか…』
提督『ん…美味しいな』ゴク
ザラ『よかった!私も頂きます!』ゴク
提督『ザラも酒を飲むのか』
ザラ『少し嗜むぐらいです。ポーラは飲みすぎですけど』フ-
提督『ふむ…もう一杯貰えるかな』
ザラ『…提督、私、やってみたい事があるんです』
提督『?』
ザラ『その、クチウツシと言うんですか?それを、その、やって欲しいかな、なんて…///』モジモジ
提督『…』
ザラ『あ、嫌なら大丈夫です!変な事言って…』
提督『…』グビッ
ザラ『ごめんなさ…え?』グイ
提督『んっ!』
ザラ『っ!?』クピクピ
提督『…ぷはっ、割と炭酸が効くな』
ザラ『…』ポ-
提督『ザラ、大丈夫か?』
ザラ『…てーとくぅ///』ダラリ
提督『お、おい』
ザラ『ひとりでのむときより、とってもおいしかったですぅ///』ニヘラ
提督『顔赤っ』
ザラ『んふふ、こんどはザラがやってあげますね///』グビグビ
提督『ちょ、待てっ!』ガシッ
ザラ『ん~♪』
提督『んくっ…』クピクピ
ザラ『んはぁ…もっと~♪』ムチュ
提督『んんっ!』ジタバタ
ザラ『ん~♪キス、とってもおいしいです~♪』
提督(何だ、酔いが急に回って…)グラッ
ザラ『まだまだ行きますね~♪』グビ
提督『んあ…』ボ-
***
提督「…」スチャ
ザラ「もう!提督、早く行きますよ!」
提督「…ザラってさ、酒飲む?」
ザラ「ふぇ?ま、まあ飲みますけど、ほんとに少しだけですよ」
提督「…酔った時の記憶ってある?」
ザラ「んー、わからないです。あんまり覚えてないですね」
提督「…よし、見せるか」
ザラ「え?」
提督「これ着けてみ」
ザラ「あ、はい…だから何なんです…かっ!?」ピピピ
提督(どういう反応するか楽しみだぁ)恍惚
そして…
ザラ「~!///」スチャ
提督「どうだった?」
ザラ「な、何なんですかこれー!私、提督と飲んだことないのに、何であんな光景が…///」プシュ-
提督「ふふふ、実はな、それはケッコン後の…」
ザラ「もう!提督のバカー!恥ずかし過ぎますぅー!///」ドタドタ
提督「…逃げられたか。でもいつか晩酌に付き合わせてやる」
提督「よし、だいぶ俺のメンタルも回復してきた」
提督「秋津洲とザラが来てくれてよかった。家庭的な子は癒されるからね」
提督「さあ、この流れに続いて次は誰が来る?」
白露「提督ー!遊びに来たよー!」
提督「おっほっほっほ~元気だ( ^ω^)」
白露「提督、PSVR買ったんだってね!あたしにもやらせて!」
提督「伏字くん迫真のサボりですね…って、誰から聞いた?」
白露「子日ちゃんから」
提督「…ままええわ。やらせてもいいけど先に俺からでいいか?」スチャ
白露「うん!」
提督(白露かぁ…大体見当は付くが、実際に見てみないとな!)ピピピ
***
白露『んふふ~♪』ゴロゴロ
提督『なあ、今日はデートって聞いたけど』
白露『うん、初デートだよ?』ゴロゴロ
提督『白露の部屋で?』
白露『いいじゃん部屋デート!』
提督『てっきり外行くんかと思ってた』
白露『外は次から!』
提督『…まあいいけど』
白露『ほらほら、提督近う寄れ~♪』ヒラヒラ
提督『何でしょうかっと』
白露『休日は部屋でゴロゴロするのもいいものだよ?』
提督『…久々の休暇だし、それもいいかもな』ゴロ
白露『スキあり!ダーイブ!』ペタン
提督『いきなりはやめて』
白露『ごめんね。身体が勝手に』
提督『はいはい、そういうことにしとくよ』
白露『ん~♪この瞬間が一番幸せ』
提督『?』
白露『提督の一番近くで、提督の暖かさに触れてる時』
提督『んん…』
白露『提督の心音とか聴きながら微睡むのとかも好き。平和だし、大好きな人の音を聞いて眠るって幸せじゃない?』
提督『…』
白露『提督?』
提督『…あっ、寝てた』
白露『ちょ、恥ずかしいじゃん!』ポコ
提督『程よく暖かいから眠くなってた』
白露『むー!』
提督『…ああ、でもわかったわ。こりゃ幸せだな』
白露『え?』
提督『起きたらすぐ白露の顔が見れた』
白露『い、いきなりそういうのは…反則!』カオマッカ
提督『あー、白露が暖かくなってきたしまた眠くなってきた…』
白露『もう…』
提督『大丈夫、いつもみたいに離さないから』ギュ
白露『…なら、許す』
提督『おやすみ』ウトウト
白露『…バカ、目が冴えちゃったじゃん』
白露『…お返しだよ』チュ
***
提督「…青春だなぁ」スチャ
白露「えー?何やったのー?」
提督「…よし、次は白露の番だな」
白露「楽しみー!」スチャ
提督(さて、どういう反応を見せてくれるかな?)
そして…
白露「…」スチャ
提督「どうだった?」
白露「ねぇ提督、これ何てゲーム?」
提督「ん?」
白露「すっごいドキドキした!」
提督「…あー、そういうパターンか」
白露「え?だってこれ…」
提督「実はな白露、これはあのゴーグルじゃなくて、ケッコン後の生活シミュレーションが見れるというゴーグルなのだ!」
白露「え、ええ!?ケッコン!?」
提督「だから、白露の見たそれはゲームではないのだ」
白露「じゃ、じゃあ提督とケッコンすると…ええええ!?」カオマッカ
提督(おお、見事なまでに俺が望んでた反応をしてくれる。これぞ愉悦!)
白露「…提督とケッコンしたら、あんな感じになるんだ」ボソッ
提督「ん?」
白露「…私、急いで練度限界になる!」
提督「え」
白露「一番最初に指輪貰って、提督の一番になってみせるから!」ドタドタ
提督「…やっべー、シミュレーションだから現実じゃないって言いそびれちまった」
提督「…まあ指輪が来たら白露に渡してもいいんだけど、罪悪感が…おごごご」
白露(…すっごく素敵で胸が高鳴ったなぁ…まだ胸の奥がむずかゆい)
白露(…あんなの見たら、もっと好きになっちゃうじゃん、提督…)
提督「俺のメンタルもだいぶ復活してきた」
提督「何か取り返しがつかない事が起こった気がするが、次行こうぜ(ヒゲクマ)」
敷波「司令官、いる?」
提督「提督スキルの一つ、千艦万来(大嘘)」
敷波「何言ってんの。もうすぐ夕食だよ」
提督「マジ?もうそんな時間が経ってたのか」
敷波「…時間を忘れるぐらい楽しんでたみたいだね」チラッ
提督「ん?」
敷波「あ、新しいゲームなんて買っちゃってさ、さぞかし楽しかったんでしょうね~」チラッ
提督(…わかりやすいなぁ敷波は)スチャ
敷波「!」ピクッ
提督「ああ、すげぇ楽しんでるよ」ピピピ
敷波(き、来た!)ドキドキ
***
敷波『…あたしに構うより、他の子の方に行ったら?』ツ-ン
提督『何で?』
敷波『だって、さっきまで、報告だけでいいのに、頭とか撫でてたじゃん…』ツ-ン
提督『MVPの子だけな』
敷波『ちょっとニヤついちゃってさ、仲良さそうにしちゃって』
提督『なら、今二人きりのこの空間で、敷波は何もしないのかい?』
敷波『…ん』コテ
提督『ごめんな、書類仕事ばかりで。次は演習にでも…』
敷波『…そしたら、司令官から離れちゃうじゃん』ムスッ
提督『どうすりゃいいんだ…』
敷波『…立場上仕方ないから我慢するけどあたしにも構って』グイ
提督『おっとっと、わかったけどいきなり手は引っ張らないでね』
敷波『…ん』頬添え
提督『敷波のほっぺは柔らかいな』ムニ
敷波『そ、そっちこそいきなり動かさないでよ』スリスリ
提督『不可抗力だ』
敷波『…ま、まあいいけど///』スリスリ
提督『おお、耳が赤くなっていく』サワッ
敷波『ひゃっ、いきなりはやめてよ』
提督『不可抗力ってやつだ』
敷波『…司令官、手袋外してよ』
提督『はいよ』スッ
敷波『…司令官の手、やっぱり大きい』ニギ
提督『敷波は小さくて綺麗な手だ』
敷波『…指、絡ませて』
提督『はいよ』
敷波『…ほんと、ただ手を繋いでるだけなのに、心が一つになってるみたいな気分』
提督『俺もそうさ』
敷波『…んん』俯き
提督『どうした』
敷波『…今の顔、見られたくない』ニヘラ
提督『…どれ』クイ
敷波『あ、バカ!見ない…でよ』ウルウル
提督『笑顔なのか泣きそうなのかわからないな』
敷波『うっさい…』
提督『敷波はわかりやすくて可愛いな』ナデ
敷波『か、可愛くなんて…』
提督『もっと自分に自信を持った方がいい』
敷波『…ありがと』
提督『ほら、顔上げて』
敷波『…』
提督『大好きだ、敷波』チュ
敷波『ん…///』
***
提督「…たまらねぇぜ!」スチャ
敷波「…げ、ゲームはもう満足したでしょ」ソワソワ
提督「…敷波もやりたい?」
敷波「えっ、な、なんでよ。もうすぐ夕食だって…」
提督「…ならやめとくか」
敷波「あ、で、でも少しぐらいなら大丈夫、かな?」ソワソワ
提督「おし、じゃあ使い終わったら机に置いといてくれ。俺は少しトイレに行ってくる」スタスタ
敷波「…早く見ないと!」スチャ
敷波(…!うわぁ…!や、やば、何これ…///)
敷波(あたしと司令官…こんなに近くで…うわー!///)
敷波(…いいなぁ、いつかこんな日が来るといいなぁ///)
提督「トイレから戻ったら敷波はいなかった」
提督「ゴーグルも机に置いてあるし、使い終わったみたいだな」
提督「飯ん時にいじってやろ」スタスタ
夕立「提督さーん!見つけたっぽい!」ムギュ
提督「夕立か」
夕立「ご飯に行くっぽい?」
提督「そうだ」
夕立「なら一緒に行くっぽい!」
提督「おう」
夕立「そういえば子日ちゃんから面白い話を聞いたっぽい!」
提督「…ゴーグルか」
夕立「それ!夕立もやりたいっぽい!」
提督「まあいいけど、飯の後な」
夕立「やったっぽい!」
提督(今度は夕立かぁ…ある意味予測出来ない分、面白そうだな)
そして…
夕立「ゴーグルどこ?」
提督「机に置いてある」
夕立「楽しみっぽい!」スチャ
提督(終わるまで何してよっかな)
***
夕立『提督さん、ねぇ提督さん』
提督『ん?』
夕立『そこ、座っていい?』トスン
提督『言う前に座ってるじゃん』
夕立『いいよって言うかと思ったから』
提督『まあ、そうだけど』
夕立『わふ~♪』
提督『ほんと、ワンコっぽいな』ナデ
夕立『提督さんのワンちゃんなら、なってもいいっぽい』
提督『それは無理かなぁ』
夕立『え?』
提督『犬じゃ指輪渡せなかったろ』
夕立『ん、そうっぽい…んふふ♪』キラッ
提督『…ふふ、そんなに喜んでくれると思わなかった』
夕立『提督さんから貰った時、すっごく嬉しかったっぽい…じゃなくて、嬉しかった!』ンフ-
提督『…そっか』
夕立『ずーっと、ずーっと、初めて会った時から好きだったから!』
提督『…』
夕立『提督さん照れてるっぽい』
提督『うるせっ』ワシャワシャ
夕立『きゃー♪』
提督『まったく…』
夕立『うふふ、大好き!』
提督『…あーわかった、俺の負け』ギュ-
夕立『んん…提督さん、このままずっと抱き締めてて』
提督『あいよ』
夕立『提督さんに包まれてると、胸の奥がジンジンするの』
提督『…』
夕立『提督さんの事が好きだから、こうなってるのかな』
提督『…ふふ』
夕立『提督さん?』
提督『お前と居ると、不思議と和む』
夕立『不思議じゃないっぽい!』
提督『悪い悪い』ナデ
夕立『夕立から出るユウダチウムが和ませてるっぽい!』
提督『なーに言ってんだお前は』ワシャワシャ
夕立『きゃー♪』
提督『ほんとに犬っぽいな』
夕立『犬ならこうしてやるっぽい!』ペロ
提督『うおっ、顔を舐めるな』
夕立『違うっぽいー、キスっぽいー』
提督『いや、明らかに舐めてた!』
夕立『むー!言い訳無用っぽい!』ペロペロ
提督『ちょ、ぽいぬ!』
夕立『むふー♪まだまだー♪』
***
夕立「ぽい!?」パッ
提督「あ、終わったか」
夕立「な、何これー!すっごいリアルっぽい!」
提督「…白露と同じ感じか」
夕立「まだ続きは出来るっぽい!?」
提督「んー、その前にネタばらしを…」
夕立「え?」
提督「それな、実はゲームじゃなくてな、ケッコン生活が見れるっていうゴーグルだ」
夕立「え!?」
提督「だから、ゲームじゃないんだ」
夕立「ぽいいいい!?」
提督(ふふ、驚いてんな)
夕立「すごいっぽい!そんな事出来るの!?」
提督「え?あ、ああ…」
夕立「早速再現したいっぽい!」
提督「ちょ」
夕立「提督さんの膝乗せて!」
提督「白露型グイグイ来すぎぃ!」
提督「夕立に構ってたらもう深夜近くなってきた」
提督「とりあえず自室に帰したけど、もう消灯時間過ぎてるし、軽くシャワー浴びて寝るか」
暁「…し、司令官」ガチャ
提督「んん?」
暁「ちょ、ちょっといいかしら」
提督「…消灯時間過ぎてるんだが、どうした」
暁「え、そ、その、鎮守府の見回りしてたら、ここだけ明かりがついてたの!」
提督「…ふむ」
暁「し、司令官も、消灯しなきゃ、ダメでしょ!?」アセアセ
提督(…このパターンは、怖い夢でも見たか?)
暁「だ、だからレディーが司令官が寝るまで居てあげる!」
提督「いや、俺これからシャワー浴びるし」
暁「じゃ、じゃあそれまで待ってあげるわ!」
提督「…まあいいか」スタスタ
暁「うー…怖い夢見たから司令官の所に来たけど、また一人ぼっちになっちゃった…怖いよぉ…」ブルブル
暁(…な、何か周りを見るのも怖いわ。これでも被って気を紛らわして…)スチャ
暁「…って、これも周りが見えちゃうじゃない!司令官、早く戻って…あれ?」ピピピ
***
暁『司令官、こっちにきて』
提督『ん?おお』
暁『さ、ここに頭を置いて』ポンポン
提督『よいしょ』ゴロン
暁『いつもは暁がやってもらってるから、今度は暁がやってあげるわ!』ナデ
提督『ありがとう』
暁『ふふん、まるで大きな弟が出来たみたいね!』
提督『それはないかなぁ』
暁『何よー!』ペチ
提督『幼妻が頑張って甘やかそうとしてるようにしか見えなくてな、ごめんな』ナデ
暁『ふぁぁ…って、何で暁が撫でられてるのよ!』プンスカ
提督『手が勝手に』
暁『もう!これじゃいつもと同じじゃない!』
提督『それでもいいじゃん』
暁『ダメなの!今日こそはレディーらしく…』
提督『いいじゃん』グイ
暁『ひゃっ!』ドサ
提督『あーやっぱこっちのがしっくりくる』ムギュ-
暁『んみゅ…』
提督『それにしてもいきなり膝枕とは、どうしたんだ?』
暁『…いつも甘えてばかりだったから、いつかお返し出来たらなって思ってたの』
提督『偉いなぁ』ナデ
暁『んっ…司令官も…その、レディーって口だけしか言ってないの…嫌じゃない?』
提督『いいや全然』
暁『…どうして?』
提督『背伸びしてて可愛いじゃん』
暁『何よそれー!』ジタバタ
提督『それにさ、無理に背伸びなんてしないで、ありのままの暁で居てくれた方が嬉しい』
暁『ありのまま?』
提督『俺さ、そっちの方がよっぽどレディーに見える』
暁『…甘えてばかりなとこ?』
提督『それ以外にもあるじゃん。頑張って書類とか出撃とかやっててさ、MVP取ると内心嬉しそうにしたりさ、ここ最近だと料理とか触り始めてるでしょ』
暁『んんっ…』
提督『そういうひたむきな所とか、すっごい好きだよ』
暁『…そうなの?』
提督『そうなの』
暁『…膝枕、迷惑だった?』
提督『まさか、嬉しかったよ。子供の頃から久しくされてないからな』
暁『…んふ///』ニヨ
提督『…だが、残念ながら今からは俺のターンだ。全力で甘やかしてやるからな』
暁『ふぁ…///』ビクッ
提督『遠慮はしなくていいからな』ナデ
暁『ふぁい…///』
***
提督「はーさっぱりした」
提督「さーて暁を自室へ…ん?」
暁「んへぇ…///」zzZ
提督「ゴーグルを付けながら寝ている…」カチャ
提督「…この寝顔は俺の記憶フォルダーに永久保存しておこう」ヨイショ
提督「次はいい夢だといいな」スタスタ
翌朝…
まるゆ「隊長~、おはようございます~」ガチャ
まるゆ「朝からすいません、まるゆのゴーグルが見つからなくて…あれ?まだ寝てるのかな」キョロキョロ
まるゆ「うーん、困ったなぁ、今日は皆さんと出撃予定なのに…あっ」
まるゆ「ちょっとこのゴーグル借りようかな。サイズは合ってるかな…」スチャ
まるゆ「…うん、丁度いい感じ。隊長、少し借り…え?」ピピピ
***
まるゆ『隊長、もっとゆっくり…』
提督『おお、ごめんな。思ったよりも飲み込みが早かったからつい…』
まるゆ『…ぷはっ、まだ早く泳げないですー!』
提督『次はもっとゆっくりやろう』
まるゆ『その前に…ちょっと休憩したいです~!』
提督『了解』ザパッ
まるゆ『ふー、疲れましたよ~』
提督『結構上手くなってたぞ』
まるゆ『そ、そうですか?ならよかった』ニコ
提督『…今更だが、今日はいつもの水着とは違うんだな』
まるゆ『あ、そうですよ。なんでもビキニって言うらしいですね!このヒラヒラは何だか分かりませんけど』
提督『…そのフリル付きのビキニはまるゆが買ったのか?』
まるゆ『いえ、潜水艦の先輩たちです』
提督『…うーむ』
まるゆ『あ…嫌でしたか?』
提督『んなわけない。可愛いよ』ナデ
まるゆ『あ…///』モジ
提督『いつもと違ったから新鮮だ』
まるゆ『ほ、褒められると、その、恥ずかしいですね…///』モジモジ
提督『恥ずかしがんなくても大丈夫だよ』
まるゆ『…隊長も、その、カッコイイです///』
提督『お、おう』
まるゆ『あ、隊長もちょっと照れましたね』
提督『ん…そんなことは、無い!』ワシャワシャ
まるゆ『ひゃ~♪』
***
まるゆ「ひゃ~!な、何これ!」パッ
まるゆ「ゆ、夢?いや、まるゆ起きてますし…え?」
提督「ふぁぁ、眠…ん?」
まるゆ「あ、隊長!」パタパタ
提督「おはよ~」ウトウト
まるゆ「隊長!このゴーグル何ですか!?少し借りようと思ったら何か見えたんですよ!」
提督「ゴーグル…ああ、それまるゆが思ってるものじゃないぞ」ウトウト
まるゆ「えぇ~!?じゃあ今日の出撃はどうしたら…」
提督「どうした?」
まるゆ「え、ええと、その、まるゆがいつも持ってたゴーグルが、どこかにいっちゃって…」
提督「落し物なら大抵工廠に行けば明石が保管してるぞ」
まるゆ「あ、わかりました!ありがとうございます!」パタパタ
提督「…あいつも見たのか」ポリポリ
提督「朝早くからこれの利用者が出るとはな…」
提督「まるゆは…うーん、指輪が欲しいならあげるつもりだが…うーん」
提督「陸軍ブチ切れそう…」
綾波「司令官、おはようございます~」ガチャ
提督「おお、おはよう」
綾波「朝早くから失礼しますけど、昨日敷波ちゃんと何かありましたか?」
提督「…何故?」
綾波「昨日司令官を呼びに行った後、ずっと顔が赤いままだったし、ボーッとしてたし、朝だってずっと布団にくるまってたんですよ」
提督(かわゆっ!)
綾波「これは、司令官と何かあったなと思ったんですけど、どうですかね?」
提督「んー、これの事かな?」ゴト
綾波「…あー!子日ちゃんや夕立ちゃんが言ってたのってそれだったんですね~」
提督「駆逐艦内の情報伝達早すぎぃ!」
綾波「という事はー、敷波ちゃんも使ったんですね?」
提督「そうだよ(便乗)」
綾波「んー、気になりますねー、使ってもいいですか?」
提督「いいよ」
綾波「や~りま~した~!」スチャ
提督「かわゆ」
綾波「何が起こるんでしょうね~」ピピピ
***
綾波『しれいかーん、起きてくださーい』ムクッ
提督『』zzZ
綾波『朝ですよ~、綾波が起こしてますよ~』
提督『』zzZ
綾波『早く起きないと、ちゅーしちゃいますよ~』ボソボソ
提督『それ賛成』グイ
綾波『ひゃんっ!?』ンチュ
提督『…おーし、アヤナミン補給』
綾波『い、いきなりはやめてほしいです…///』
提督『ごめんな、嫌だったか』
綾波『い、嫌ではないですけど、恥ずかしいですね』
提督『そうか、わかった』
綾波『…司令官の腕の中にいると、とっても癒されます』
提督『んっ…』
綾波『キスも嬉しかったですけど、こうして司令官の一番近くに入れることが、何よりの幸せです』
提督『あーダメダメ、それ以上言うとアヤナミン過補給になる』
綾波『…摂りすぎると、どうなるんですか?』
提督『どうにもならないけど、もっとイチャつきます』プニ
綾波『あ、あの、だからいきなりだと照れちゃいます…///』
提督『ほっぺ柔らかいなぁ、何でだろ』
綾波『そ、それは私にもわかりません…ぅぅ…///』モジモジ
提督『きっと可愛さと優しさと愛が詰まってるんだろうなぁ』ムニムニ
綾波『ふぁ…///』トロ-ン
提督『マシュマロみてぇだ…っと、綾波?』
綾波『えへへ…しれいかん…すきぃ///』ニヘラ
提督『…今日は思ったよりも早いな。これもテイトクニウムというやつの仕業か?』
綾波『もっとさわってもだいじょうぶですよ~?』スリスリ
提督『それじゃ、お言葉に甘えて…』
***
綾波「ふぁぁぁ~!」パッ
提督「あ、終わったのか」
綾波「これは確かに、顔が熱くなりますね~」ホワホワ
提督(あら、もっと狼狽えると思ってたが…)
綾波「ん~、朝から良いものが見れた気がします」ホワホワ
提督(…ま、いっか!可愛いし!)
綾波「こちら、頂けませんか?」
提督「それはダメ」
綾波「残念です…なら、また見に来ても大丈夫ですか?」
提督「それならいいよ」
綾波「ありがとうございます!それでは綾波はこれで失礼します~」スタスタ
提督「…んん、終始落ち着いてたな」ウ-ム
提督「つか腹減った。朝から二人も来るとは思わんかったし」
提督「とっとと飯食ってゴーグル使い倒すか」スタスタ
翔鶴(…おはようございます、私、翔鶴型航空母艦一番艦の翔鶴です。私は今、提督が朝食へ向かうのを外で待っていました)コソコソ
翔鶴(何故かと言うと、昨日から雲龍さんの様子がおかしいのです。普段からボーッとして何を考えているか分からないですが、昨日だけは、一人で笑っている所が多く見受けられました)
翔鶴(その時の表情は、恋をしているような乙女の顔でした。あれほどわかりやすかったら、何かあったと疑います)
翔鶴(昨日、執務室から戻った後からずっとそうでしたので、理由をそれとなく聞いてみたら、大きなメガネのようなものが原因らしいです)
翔鶴(雲龍さんが何を見たのか、何をされたのか、私は気になって仕方がありません)
翔鶴「これかな…?」
ゴーグル「とんでもねぇ、待ってたんだ」ピピ
翔鶴(電源は…ついてるようです。メガネと言うより、ゴーグルでしょうか)
翔鶴(…とりあえず付けてみましょう。何が見えるのでしょうか…)スチャ
翔鶴(…起動しない?何か条件…)
提督「やっべー忘れてた、ゴーグルの充電…んん??」
翔鶴「ひゃっ!?」ビク
提督「翔鶴…か?」
翔鶴「あ、あの、これは、その…あら!?」ピピピ
***
翔鶴『…』
指輪『』キラッ
翔鶴『…うふふ///』
提督『ずっと眺めているようだな』
翔鶴『ええ、だって幸せなんですから』
提督『そんなに気に入ってもらえるとは思わなかった』
翔鶴『どうしてですか?』
提督『…カッコカリだし、本物とは違うから』
翔鶴『そんなの関係ありませんよ。たとえ仮でも、提督は私に贈ってくれたんです。それとも、提督は戦力強化の為だけに私に?』
提督『何?』
翔鶴『それはそれで、私を選んでくれて有難いですけど…』
提督『それは違う!俺は、一人の女性として…』
翔鶴『その言葉だけで、充分じゃないですか』
提督『ん』
翔鶴『その気持ちだけでも、私は充分に幸せです』
提督『…ああ』
翔鶴『不幸艦と呼ばれていた私が、あなたと出会って、ずっと沈まずに戦い続けて、指輪まで頂いて…この指輪を見る度に、今までの思い出が流れ込んできている気がして…』
提督『…』
翔鶴『だから提督、私は仮でもいいんです。でも、願わくは…その…』
提督『わかってるさ』
翔鶴『ほ、本当ですか…?』ウルッ
提督『…何なら、今でも』スッ
翔鶴『え』
提督『…あー、突然で悪いが…』
翔鶴『お、お受けします!』ガバッ
提督『ちょ、まだ俺言ってない…』
翔鶴『私…嬉しいです…』ポロポロ
提督『…ああ、結婚しよう』
翔鶴『はい!』
***
翔鶴「ひゃっ!?」パッ
提督「」ビク
翔鶴「こ、これは…」カオマッカ
提督「あー、それはだな…」
翔鶴「…そ、その、勝手に使ってすいませんでしたぁ!!」ピュ-
提督「…逃げたか」
翔鶴(あ、あれは一体…何なんですか…!)
翔鶴(あれを、雲龍さんも見たということでしょうか…)
翔鶴(あ、でも…何となく、気持ちは分かってきた気が…)
翔鶴(ど、どうしよう、少なくとも今日一日は、提督の顔をまともに見れる気がしません…)
提督「ゴーグルは充電したが、まさか翔鶴が使うとはなぁ」
提督「朝飯時に聞いてみようと思ったがまた逃げられたし、ダメみたいですね」
提督「…まあ履歴見れば分かるんですけどね、初見さん」ピピ
矢矧「提督、少しいいかしら」ガチャ
提督「oh…」
矢矧「あら、それが噂のゴーグル?」
提督「噂?」
矢矧「ええ。駆逐艦たちの間で話題になってるわ。提督が面白いゴーグルを持ってるってね」
提督「うーむ…」
矢矧「駆逐艦の子以外にも使った子がいるって話も聞いてるわ」
提督「そマ?」
矢矧「私も気になるから、使わせて貰えないかしら」
提督「うーん、まあいいけど…」スッ
矢矧「ありがとう」スチャ
提督「…矢矧さ、それがどういうものかは聞いてるのか?」
矢矧「いいえ?ただ面白いゴーグルって聞いただけよ」
提督「えぇ…」
矢矧「さぁ、どんなものが見れるのかしら?」ピピピ
***
電車内
矢矧『ねぇ、今日はどこに行くの??』
提督『んー、実家周りかなぁ』
矢矧『ふーん、なら楽しみにしてもいいのかしら?』
提督『それはどうかなぁ』
矢矧『どうして?』
提督『だって、何も無いぞ』
矢矧『何言ってるの、あなたが居るなら退屈しないわ』
提督『ん…』
矢矧『それに、少しワクワクしてるの。こうして電車に乗って、あなたの地元に行くってね』
提督『…そりゃよかった』
矢矧『私、まだ知らない事が沢山あるの。あなたが今から行く町でどう育ったのかとか、どういうお店によく行ってたのか、あなたのご両親がどんな人かとか』
提督『…いや、まだ両親には会わないつもりなんだが』
矢矧『どうして?』
提督『今回は休暇だし、まだ戦争が終わった訳じゃないだろ?』
矢矧『あら、別に終わるまで待つ必要は無いじゃない』
提督『え』
矢矧『私は何がなんでも会うからね』
提督『…マジ?』
矢矧『マジ』
提督『…気が早いな』
矢矧『こういうのは早いに越したことはないでしょ。それに、戦争が終わったら改めて会いにいくんだから』
提督『…』
矢矧『私は負けるつもりも沈むつもりもないわ。いつもあなたと共に生きるって決めてるんだから』
提督『…わかった。ありがとう』
矢矧『…それで、あとどのぐらいで着くの?』
提督『まだまだ』
矢矧『じゃあ、少し肩借りるわ』コテ
提督『流石に疲れたか』
矢矧『そういう訳じゃないけど、こういうのもいいでしょ』
提督『…そうだな』
矢矧『ふふっ、それじゃ、一駅前辺りで起こしてね』
提督『了解』
矢矧『それじゃ、おやすみ』
***
矢矧「…提督、これは、どういうこと?」スチャ
提督「あー、そのだな、驚くだろうけど、ケッコン後の生活が見れるっていう代物なんだ」
矢矧「ケッコン…」
提督「だから、使った子はみんなそれを見て…」
矢矧「…ふーん、中々面白いじゃない。嫌いじゃないわ」
提督「?」
矢矧「なるほど…あれが…」
提督(矢矧はあまり驚かないのか)
矢矧「…ふふっ、提督」
提督「あ、はい」
矢矧「指輪、私はいつでも待ってるから」スタスタ
提督「…やだ、大胆」
矢矧(…ああああああああぁぁぁ!!!何言ってんのよ私ぃ!!!)
矢矧(ま、まさか結婚後の光景が見れるなんて知らなかった…)
矢矧(だ、大丈夫だったかな、私、変な対応になってなかったかな…)
矢矧(…それが大丈夫だったとしても、何がいつでも待ってるからよぉぉぉ!!)モジモジ
提督「矢矧は凛々しいままだったな」
提督「もっと驚くかと思ったが流石だな」
提督「…何か待ってるだけじゃつまらんな。俺が出向くか」
木曾「失礼するぞ」ガチャ
提督「おお、なんというタイミング」
木曾「訓練場の鍵を借りたいんだが…」
提督「あー待て、その前にちょっといいか」スチャ
木曾「何だそれは?」
提督「後で話すから」ピピピ
***
木曾『…なあ、提督』グイ
提督『どうした』カキカキ
木曾『仕事が終わるまで、上着を貸してくれ』
提督『そんな事しなくても上乗ればいいじゃん』
木曾『バカ言うな。駆逐艦じゃあるまいし、何より邪魔になるだろ』
提督『やってみなきゃわからんだろ。ほら』ポンポン
木曾『…ふん』ポスッ
提督『案外大丈夫だろ?』カキカキ
木曾『…』モジモジ
提督『何だ?』
木曾『…そっち向かせてくれ』モゾ
提督『おお』
木曾『…ん』モゾモゾ
提督『木曾って結構甘えん坊だよな』カキカキ
木曾『…見損なったか?』
提督『いいや全く』
木曾『…せめてお前の前では、本当の自分でいたい』
提督『ありがとうな』ナデ
木曾『んっ』ビクン
提督『…あーやっぱ仕事休憩』カタン
木曾『…やっぱり邪魔だったか』
提督『違う。木曾に構いたくなった』ムギュ
木曾『んぁ…///』
提督『眼帯外していい?』
木曾『…ん』コク
提督『失礼』シュル
木曾『…お前も物好きだよな。顔に傷のある女を好くなんて』
提督『そんなん関係無いよ』ナデ
木曾『…俺さ、姉たちみたいに何か出来てる訳じゃないんだぞ』
提督『…うーん、そういう理屈じゃなくてさ、直感的に好きになったんだよ』
木曾『…』
提督『その上で頼りになる木曾と甘えん坊の木曾、二人の木曾を見れて、もっと好きになったんだ』
木曾『…うっさい///』
提督『それに、色が違くても、綺麗な瞳じゃないか。傷なんかどうでもよくなるぐらいに』
木曾『っ』モジモジ
提督『恥ずかしがらなくてもいいんだ。少なくとも俺の前では』
木曾『…ほんとに変わってるよ』ギュ
提督『結構』
木曾『…でも、お陰で俺は幸せだ』
提督『?』
木曾『…正直、この傷が嫌でしょうがなかったんだ。それを認めて貰えたと思うと…んふっ』ニヨ
提督『…』
木曾『う、嬉しくてな…///』ニヘラ
提督『それはよかった』ナデ
木曾『…もっと見てくれ。俺を…いや、私を』ウルウル
提督『喜んで』
***
提督「ダニィ!?」スチャ
木曾「用は済んだか?」
提督「…あ、ああ」
木曾「そんじゃ、鍵借りてくぞ」ジャラ
提督「おお…」
木曾「遊ぶのも程々にしとけよ」スタスタ
提督「…木曾も一応末っ子だしなぁ」ニヤリ
提督「ケッコンすりゃギャップが見れる艦娘もいるのか。こりゃますます面白くなってきたな」
提督「とりあえず艦娘を見つけ次第ゴーグルで見てやろっと」スタスタ
ポーラ「あ~、提督~」フラフラ
提督「ポーラか…酒臭っ」
ポーラ「提督~聞いてくださいよ~、ザラ姉様がポーラのワインほとんど没収しちゃって~」
提督「あっふーん…」
ポーラ「お陰でポーラの楽しみが無くなっちゃいましたよ~、だから自棄酒に付き合ってください~」
提督「やっぱり飲んでるじゃないか」
ポーラ「…そういえば提督、なんですかそれ」
提督「ふふふ、これは酒を飲むより楽しいものだ」
ポーラ「ほほー、ポーラにも使わせて下さい~」
提督「まず俺からな!」ピピピ
***
ポーラ『うふふ~、これがオシャクってやつですね~』ホワホワ
提督『本当によく飲むな』
ポーラ『提督と飲むお酒は良いものですよ~』
提督『まあ俺も飲んでるからいいが、程々にしとけよ』
ポーラ『程々?』
提督『普段からガブガブ飲んでんだからさ』
ポーラ『おーっと、それは違いますよ~』
提督『違くないだろ…』
ポーラ『違くないですよ~。提督から指輪を貰ってからは、提督としか飲んでませんよ~』フフン
提督『…本当なのか?』
ポーラ『本当ですよ~。だから、今のポーラは提督にだけ見せるポーラですよ~』コテ
提督『おっと』
ポーラ『どうですか提督~、あったかいですよね~?』スリスリ
提督『…ああ』
ポーラ『んふふ~、提督の匂いとワインの匂いが混ざって、とってもいい気分です~♪』トロ-ン
提督『…酔ってきたな』
ポーラ『提督も顔が赤いですね~、照れてますね~』ニヒヒ
提督『うるさいぞ』ワシャワシャ
ポーラ『はう、図星ですね~?』
提督『うるさい口だな』グビッ
ポーラ『へ?』
提督『こうしてやる』ムチュ
ポーラ『んんっ!?』クピクピ
提督『ぷはっ…どうせまだ足りないんだろ』
ポーラ『…んへへ、さっきのいいですねぇ…そのー、もう一回…///』トロ-ン
提督『…』グビッ
ポーラ『…ポーラに、もっと良い夢を見させて下さいね、提督…んっ///』クピクピ
***
提督「予想はしてたがやべぇな!」スチャ
ポーラ「早く~、ポーラにも見せて下さい~」
提督「はいよ」
ポーラ「ふぉ~」スチャ
提督(さてさて、どうなるかな)
そして…
ポーラ「…」スチャ
提督「お」
ポーラ「…」ポ-
提督「…ポーラ?」
ポーラ「…んへへ、何だか熱くなってきました…」モジモジ
提督「んん?」
ポーラ「…ちょっとザラ姉様に頼んでワイン飲んできますね~」スタスタ
提督「お、おい…」
ポーラ「あ、返しますね~それでは~」スタスタ
提督「…VRで見えたワインで飲みたくなったのか?」
ポーラ(…昨日ザラ姉様が少し大人しかった理由がわかった気がします~)
ポーラ(…ポーラ、ちょっと興味が湧いてきましたねぇ)
ポーラ(あれぐらい甘えたら、同じことしてくれるかなぁ)
提督「まだ部屋出てすぐなのにこれだよ。期待するしかないな」
提督「さーて、次なる子は誰かな~?」キョロキョロ
天津風「」スタスタ
提督「あまつん!」
天津風「っ!」ビクッ
提督「天津風!」
天津風「な、何よ」
提督「いや、目に入ったから」
天津風「もう、いきなり大声で呼ばないでよ。驚いちゃったじゃない」
提督「ごめんね」スチャ
天津風「…何よそれ」ピクッ
提督「んー?」
天津風「…そんなにジロジロ見ないでよ」
提督「いいやッ!限界だッ!見るねッ!」ピピピ
***
提督『うぅ…だいぶ冷えてきたなぁ…』ブルブル
提督『こんな冷えると思わなかったし、暖房器具出してねぇし…』ブルブル
天津風『あなた、どうしたの』ガチャ
提督『おー我が愛しの嫁艦あまつん』ブルブル
天津風『な、何言ってるのよ///』ボフッ
提督『いやさ、ここ最近の冷え込みで身体を震わせてるだけだよ』
天津風『…そうね。遠征に行ってる子たちも同じ事言ってたわ』
提督『そろそろストーブ出すか…』
天津風『…ちょっといいかしら』ストン
提督『お?』
天津風『これなら、ちょっとは暖かくなるでしょ』モゾモゾ
提督『あまつんあったか…幸せ』ムギュ
天津風『あっ…♡』ボフッ
提督『ぐぇ』
天津風『あ、ご、ごめんなさい!』
提督『いやいや、大丈夫だよ』ナデ
天津風『ほ、ほんと?』
提督『何度も経験すれば慣れる』
天津風『…遠回しに貶してない?』
提督『まさか。照れると煙突に出るのも可愛いぞ』
天津風『ふ、ふん///』プイ
提督『お、また暖かくなってきた』
天津風『んゅ…ちょっと苦しいわ』モクモク
提督『暖かいから仕方ない』
天津風『…呼んでくれれば、いつだって暖めてあげるから』ボソッ
提督『じゃあ明日から春頃まで頼むぜ』
天津風『え、き、聞こえてたの?』
提督『うん』
天津風『…』
提督『ど、どうした?』
天津風『…ばーか///』
提督『え?何だって?』
天津風『何でそれを聞こえないふりするのよ!』ジタバタ
***
提督「素晴らしい」スチャ
天津風「?」
提督「いやぁ、素晴らしいという言葉しか出てこない自分の語彙力が恥ずかしい」
天津風「な、何なのよ、ジロジロ見てたと思ったら…」
提督「この素晴らしさを天津風にも共有してもらいたい」
天津風「は、はぁ?」
提督「というわけで、これ着けて」スッ
天津風「…何なんだか、全く」スチャ
提督(ちゃんと着けてくれる天津風可愛い)
そして…
天津風「」ボフッ
提督(VRで見た時と同じ吹き出し方だ)
天津風「な、な、なんなのよこれ!」モクモク
提督「ふふふ、驚いたか」
天津風「へ、変なもの見せないでよ!///」ポイ
提督「おっぶぇ!?」キャッチ
天津風「もう、バカ!///」ピュ-
提督「あっぶねー…このSS終わるとこだったよ(メタ)」
提督「まさか投げられるとは思わなかったなぁ。もう少し大事に扱わんと」
荒潮「そうよねぇ、まだ終わっちゃダメよ?」
提督「ファッ!?」
荒潮「面白そうなもの持ってるわねぇ?」ニヤ
提督「荒潮か…」
荒潮「うふふ、それが噂のゴーグルかしら?」
提督「何だ、知ってるのか」
荒潮「他の子からよく聞いてるわ。満潮ちゃんはちょっと悔しそうだったけどねぇ」
提督「ふーん」
荒潮「…それで、見てくれるんでしょ?」
提督「当たり前だよなぁ!?」スチャ
***
荒潮『提督~?』フリフリ
提督『ん?』
荒潮『トリックオアトリート~♪』フリフリ
提督『…え、もうそんな時期?』
荒潮『そうよ~?ほら、お菓子をくれなきゃイタズラ、しちゃいますよ~』チラチラ
提督『そうは言ってもなぁ…』ガサゴソ
荒潮『…』ドキドキ
提督『…んー』スッ
荒潮『あ、も、持ってたのね~』シュン
提督『菓子じゃないけど、これしか渡せないな』
荒潮『あらあら、何かしら~?』
提督『…』パカッ
指輪『』キラキラ
荒潮『…指輪?』
提督『…うん』
荒潮『あらあら、忘れちゃったのかしら…荒潮にはもう指輪…あら?』
提督『…世間一般からしたら給料三ヶ月分って相場らしいから、荒潮に合いそうな奴を用意した』
荒潮『…あら?ちょっと…ちょっと待って?』プイ
提督『今から着けるからこっち向いて』
荒潮『ちょ、ちょっと待ってて~』
提督『こっち向いて』ガシ
荒潮『あ…』ポロ
提督『お、おい…』パッ
荒潮『あ…離さないで…』ポロポロ
提督『…』
荒潮『ちょっと…嬉し過ぎて…ね?』ポロポロ
提督『荒潮…』
荒潮『…カッコカリの指輪を貰った時も、本当は嬉しくて泣いちゃいそうだったの。あの時は何とか誤魔化したけど…こんなの卑怯ねぇ…』ポロポロ
提督『う…』
荒潮『女の子を泣かせるなんて、酷い旦那様ねぇ…責任、取ってくれますよねぇ…?』ウルッ
提督『…勿論、取らせてもらおう』
荒潮『うふふっ…ねぇ、提督?』
提督『?』
荒潮『分かってると思うけど、荒潮、もっとしつこくなるのよ?覚悟しておいてねぇ?』
提督『ドンと来い』
荒潮『…ちょっと待ってて』ガチャ
提督『ん?鍵掛けた?』
荒潮『当たり前でしょう?』ギュッ
提督『おっと…』
荒潮『誰が来ても大丈夫なように…ね?』
提督『いや、まだ午前中…』
荒潮『関係ないですよぉ?ほら、あなた』スッ
提督『ん?』
荒潮『思いっきり、愛し合いましょう?』チュッ
***
提督「まずいですよ!」スッ
荒潮「はぁい、次は荒潮の番ね~」ガシッ
提督「お、おい」
荒潮「提督と荒潮はどんな感じに…」ピピピ
提督(…投げられないように警戒しとこう)
荒潮「…」パッ
提督「…」ドキドキ
荒潮「…はい、提督」スッ
提督「お、おう」
荒潮「…うふふっ」プイ
提督「??」
荒潮「…ケダモノ~♪」アッカンベ-
提督「」
荒潮「あははっ!またねぇ♪」スタスタ
提督「」ボ-ゼン
荒潮(…うふふっ、あんなことしちゃうんだ)
荒潮(…満潮ちゃん、見れなくて残念ねぇ)
荒潮(…あっ、思い出したら…うふふっ)ニヨニヨ
荒潮(…ダメ、口元が元に戻らないわ)ニヨニヨ
提督「…はっ!あまりの可愛さに気絶していた!」
提督「あっかんべとか見なくなって久しい…久しくない?」
提督「ゴーグルも幸い落としてないし、次行こうぜ」キョロキョロ
アイオワ「~♪」鼻歌
提督「お、アイオワか…」
アイオワ「Hi!Admiral!」フリフリ
提督「やぁ」
アイオワ「先日までのLarge scale operations、大変だったわネ!」
提督「ああ。資源吹っ飛んだな」
アイオワ「それで少し退屈なの!Admiral、ちょっと暇つぶしに付き合って!」
提督「それならおあつらえ向きの奴があるんだな」スッ
アイオワ「PSVR!?」
提督「怒られる!怒られる!」
アイオワ「え、だってそれ…」
提督「…まあ外見丸パクリだよなこれ。とりあえずこれ着けてみ」
アイオワ「hmm」スチャ
提督「さて、何が見えるかな?」ニヤ
アイオワ「…!?」ピピピ
***
アイオワ『Darling,wake up』ユサユサ
提督『んが…』zzZ
アイオワ『起きないとイタズラしちゃうわよ?』
提督『』zzZ
アイオワ『…本当にするわよ?』チラッ
提督『』zzZ
アイオワ『…フフッ』ペロ
提督『んひっ…』ピクッ
アイオワ『wake up♪』ムチュ
提督『んぁ…』
アイオワ『ンフフ、Let's eat♪』ンチュ
提督『んんっ!?』ビクッ
アイオワ『Good morning♪』ハァハァ
提督『アイオワ…な、何を…』モゴモゴ
アイオワ『お寝坊さんにイタズラよ』
提督『ちょ、待…』モゴモゴ
アイオワ『ンフー、I'm done♪』
提督『…朝から熱烈なキスをありがとう』ゲッソリ
アイオワ『もっと寝てればよかったかもね』フフン
提督『口がふやけてる…』
アイオワ『これから慣らせばいいのよ』
提督『…お手柔らかにお願いします』
アイオワ『All right♪』グイ
提督『ちょ、もう起きてるから』
アイオワ『キスはいつどこでしても問題無いでしょ?』
提督『…誰か来たらやめろよ』
アイオワ『OK♪』ムギュ
提督『んぁ…ケッコンしてからほぼ毎日やられてるな』
アイオワ『Darlingは嫌?』
提督『慣れてないだけだから大丈夫』
アイオワ『ンフフ、本当のmarriageをしたら、こんなもんじゃないワ』ニヤ
提督『…覚悟しときます』
アイオワ『それじゃ、One more♪』ンチュ
***
アイオワ「What the fuck!?」スチャ
提督「うおっ」ビクッ
アイオワ「Admiral!何なのこれ!」
提督「ゲームじゃないよ」
アイオワ「え、じゃあ何なの…」
提督「明石が作り出したケッコ…」
アイオワ「アカーシ!?本当なの!?」
提督「ん、あ、ああ」
アイオワ「What a Wonderful machine this is!」
提督「え」
アイオワ「ワタシも作ってもらうワ!」
提督「え?」
アイオワ「あ、返すわね。So long!」
提督「…もう一台作ってもらえんのかな」
提督「多分明石の事だから作んないと思うな。このSS壊れそうだし(メタ)」
提督「つーかマジで怒られそう…次行こ次」
ウォースパイト「Admiral?さっきアイオワが走って行ったけど、何かありましたか?」
提督「んむむ…いや、なんでもない」
ウォースパイト「Really? hmm…」
提督「ど、どうかしたんすか?」
ウォースパイト「いえ、ずっと退屈そうにしてた彼女が目を輝かせていたので、気になったのです」
提督「んん…」
ウォースパイト「Admiral、何か隠してません?」
提督「んぐぐ…実は…」
事情説明中…
ウォースパイト「…」
提督「う、嘘じゃないんすよ」
ウォースパイト「嘘かどうかは見てみないと分からないわ」
提督「うっす…」
ウォースパイト「というわけで、見せて貰いましょうか」
提督「え」
ウォースパイト「何ですか?アイオワが使ってたなら、私も大丈夫ですよね?」
提督「い、いやー、女王様にこんな俗物渡していいんすか?」
ウォースパイト「あら、気にしないわ。それに私はQueen Elizabeth Classと呼ばれてるだけで、女王だとは思ってないわ」
提督「う、うーん…」
ウォースパイト「それとも、私との未来は望んでませんか?」
提督「そういう訳じゃないんですけど…」
ウォースパイト「それじゃ問題無いわね。使わせてもらいます」スチャ
提督「あっ…」
ウォースパイト「楽しみですよ」ピピピ
提督(ウォースパイトって結構強引だな…)
***
ウォースパイト『Honey!Hurry!』グイグイ
提督『ちょ、転んだら危ないぞ』
ウォースパイト『Don't worry』
提督『艦娘の頃とはえらい違いだな…』ヤレヤレ
ウォースパイト『あら、これが私よ?』
提督『…まあいいか』
ウォースパイト『Oh!あれがJapanにだけあるって言われてるSunflower gardenね!?』
提督『日本以外にもあると思うけどなぁ』
ウォースパイト『私は初めて見たわ』
提督『え』
ウォースパイト『生まれた時から戦いに身を置いてたのだから、あったとしても見る時間なんて無かったわ』
提督『…』
ウォースパイト『でも、戦争は終わって、私たちは解体されて、私はあなたと過ごす事になった』
提督『そうだったなぁ…』シミジミ
ウォースパイト『こうして、女王としてでは無く、一人の女性らしく生きられると思わなかったわ。ほら、こんな感じに』クルクル
提督(ヒマワリ畑とドレスが凄く似合ってる…今どのタイミングで写真を撮っても、一枚絵として飾れるぐらいだ)
提督(かつての気品に溢れた立ち振る舞いはなく、幼い子供のようにはしゃぐ彼女の姿を見てても、何故か違和感を感じなかった)
ウォースパイト『My honey, please come here』
提督『え、ああ』
ウォースパイト『うふふ、excuse me』ダキッ
提督『うおっ!?』ドサッ
ウォースパイト『あ、倒れちゃいましたか』
提督『んん…いきなりは驚く』ムクッ
ウォースパイト『うふふ、Sorry』
提督『あ、ドレスが汚れて…』
ウォースパイト『構わないわ。いくら服が汚れても、もう誰も止める人はいないんだから』
提督『??』
ウォースパイト『UKに居た時はこんな事出来なかったわ。Japanに来てもArkが注意してきて、とてもこんなことは、ね?』
提督『…我慢してた分、はしゃぎたいわけね』
ウォースパイト『Exactly』
提督『…はは、おてんばな姫様だ』
ウォースパイト『言ったでしょう。これが本当の私』
提督『…俺も泥だらけになっちまった』ナデ
ウォースパイト『うふふ、あなたも少し嬉しそうね』
提督『何か、童心に戻った気分だ』
ウォースパイト『良いものでしょう?』
提督『ああ…』ナデ
ウォースパイト『うふふ、これからも二人の時は楽しみましょう』ムギュ
提督『はいはい』ナデ
ウォースパイト『I love you forever…』
***
ウォースパイト「っ!?」スチャ
提督「ど、どうでしたか?」
ウォースパイト「…Admiral」スッ
提督「な、なんすか?」ウケトリ
ウォースパイト「これは…アカシが作ったっていいましたよね?」
提督「は、はい」
ウォースパイト「…少し気になる事が出来ましたので、失礼しますね」
提督「あ、はい」
ウォースパイト「それでは、また」スタスタ
提督「…ふぅ、ウォースパイトの前じゃ緊張するな…」
伊勢「ふっふっふ!提督捕まえたり!」ムギュ
提督「うおっ!?」
伊勢「噂通り面白そうなことしてるじゃない!」
提督「い、伊勢か…って、噂通り?」
伊勢「朝から翔鶴さんが顔真っ赤にしてたからさー、もしや提督絡みかなぁってね」
提督(…ああ、これか)チラッ
伊勢「んで話聞いてみたらゴーグルがなんたらって言ってたから。私にもそれやらせてよー」ユサユサ
提督「ゆ、揺らすな、わかったから」スッ
伊勢「んふふ、やった!」スチャ
提督(伊勢かぁ…正直全く予測が付かない。嫌われてる訳じゃないみたいだが…)
伊勢「さぁさぁ提督、覚悟してよね!」ピピピ
提督(アイオワからずっと使われっぱなしだなぁ。俺も見たい)
***
伊勢『んふふー♪提督はあったかいねぇ』
提督『伊勢もあったかいな』
伊勢『そうでしょー?』
提督『見た目は遭難して毛布一枚シェアしてるみたいな感じだけど』
伊勢『そうなん…いや、やめとこ。寒くなりそう』
提督『賢明な判断だ』
伊勢『でもね、一回やってみたかったんだ。提督と一緒に毛布で包まるの』
提督『いつも一緒に寝てるじゃん』
伊勢『そうだけど、そうじゃないんだよね。今って別段眠くないでしょ』
提督『うん』
伊勢『何か恋人っぽいでしょ?眠くないのに毛布にくるまってこういう事するのって』
提督『んん』
伊勢『私もさ、一応女の子だから、ちょっとは憧れてたり…なんてね』
提督『一応って何だよ』
伊勢『い、いやぁ、自分でもその、らしさってやつが足らないかなぁ、なんてね?』
提督『今でも女の子らしいと思ってるよ』
伊勢『…まあそうじゃなきゃ提督からコレ貰ってないもんね!』キラッ
提督『そういう言い方は…』
伊勢『そう言わなきゃ照れちゃうじゃん…』ボソッ
提督『え?』
伊勢『何でもないよ!ささ提督、気を取り直してもっとあったまろ?』コテ
提督『…はいはい』
伊勢『…ありがと、提督』ボソッ
***
伊勢「ぶっ!」スチャ
提督「うおっ」ビク
伊勢「ふ、ふふ、翔鶴さんが顔真っ赤にする理由がわかったよ」
提督「…まあ、そうなるか」
伊勢「んん、何か余裕そうで腹立つ!提督も見るんでしょ!」グイ
提督「おっと…見ていいなら見るが」スチャ
そして…
提督「…普通にほっこりした」スチャ
伊勢「あ、あれー?」
提督「ふむふむ、伊勢は割と乙女だと言うことがわかった」
伊勢「んんっ…!」
提督「そうかそうかー、毛布かぁ」ニヤ
伊勢「う、うるさーい!///」ピュ-
提督「普通に女の子なんだよなぁ…」
提督「散々はしゃいでたら腹減ってきた」
提督「少し休憩を挟むか」
隼鷹「よっ、提督~」
提督「隼鷹か」
隼鷹「ちょうどいいとこに来たねぇ。ついさっき伊勢が来て酒がぶ飲みしたんだけどさぁ、提督もどう?」
提督「えぇ…まだ夜じゃないんですがそれは…」
隼鷹「もうすぐ日も暮れるし変わんないっしょ!」
提督「腹減ってる状態で酒は宜しくないんだよなぁ」
隼鷹「大丈夫だって!」
提督「んー、それに今伊勢と顔合わせるタイミングが少し悪いかなぁ」
隼鷹「なになに?セクハラでもしたんか?」
提督「…どうかなぁ」
隼鷹「おほー!遂に手を出したかぁ!聞いてこよっと」
提督「あ、おい待てぃ(江戸っ子)」ガシ
隼鷹「何?あ、もしかしてあたしにもセクハラかい?」
提督「その言い方はやめてくれ…伊勢が急に酒飲みだしたのはこれが原因だから」スッ
隼鷹「…あーっ!それポーラが言ってたやつかー!」
提督「…そういえば使ってたな」
隼鷹「なんだっけ、結婚生活見れちゃうんでしょ?」
提督「おう…」
隼鷹「…おーし、あたしも見てみよっと」スチャ
提督「いいのか?無理に見なくても…」
隼鷹「話のネタにさせてもらうからいいよ~」ピピピ
提督(隼鷹…正直この子も予想が付かんな…)
***
隼鷹『あ、あのさ提督、確かにめでたいんだけど、この格好はねぇ…』モジモジ
提督『何か問題でもあったか?』
隼鷹『うーん…本当ならこっちのままだったんだろうけど、今はいつもの服の方が馴染んでるし…』
提督『客船時の格好も好きだぞ、橿原丸』
隼鷹『んぐ…』モジモジ
提督『今は俺とお前、二人きりだから誰も見てないから大丈夫さ』
隼鷹『んん…』
提督『…さぁ、指輪を着けるからこっちきて』
隼鷹『…ん』スッ
提督『…ほら、やっぱり綺麗だ』
隼鷹『…あーもう、我慢できねぇ!』ポンッ
提督『お、おい』
隼鷹『んぐっ、んぐっ…プハー!やっぱこうでなくちゃねぇ!』
提督『…全く』
隼鷹『祝い酒も飲んだし!本物の結婚指輪着けて貰ったし!後は何するかわかってるよね!』
提督『…』
隼鷹『つーわけで提督ぅ、キスしてやるから目ぇ閉じなよ~』
提督『隼鷹』
隼鷹『んん?どうしたのさ~、まさか恥ずかしいのかい?』
提督『隼鷹』ガシ
隼鷹『おっ、案外乗り気かなぁ?』
提督『そんな芝居はいいから、素直になってくれ』
隼鷹『…何のことだい?』
提督『酒臭くないし、そもそもそんなすぐに酔わないだろ』
隼鷹『…』
提督『…それとも、迷惑だったか』
隼鷹『…ちっと、胸貸しておくれ』トスッ
提督『ん』
隼鷹『…へへ、やっぱ提督はお見通しか』
提督『ああ』
隼鷹『…あたし、恥ずかしいと酒で誤魔化そうとしちまうんだ。酔っ払いの戯言で済ませられるってわかると、そっちに逃げて楽しちゃってさ』
隼鷹『提督と一緒にいると胸が高まるのも、酒のせいって事で有耶無耶にしてた。ダメってわかってんのに…』
隼鷹『カッコカリの指輪を貰った日も…その、ごめんね。あの時も酔っ払ってて、後で後悔してた』
提督『…』
隼鷹『今日みたいな大切な日は流石に酒はやらねぇって決めて…酒は入れて来なかったけど、それでも我慢出来なかった』
隼鷹『…ごめんね、臆病で。あたしってさ、提督が思ってる以上に…』
提督『知るか』
隼鷹『え』
提督『隼鷹がどんな女だろうと俺の気持ちは変わらん。それに、今こうして素面で話してくれていて、俺は嬉しいんだ』
隼鷹『ん…』
提督『今までの事は、全て誤魔化してはいたが本音という事でいいんだな?』
隼鷹『…ま、まあね』
提督『ふふ、可愛い奴』ギュ
隼鷹『か、かわ…』
提督『恥ずかしがりなのは俺も同じだ。だけど、自分の想いを伝える時だけは素面でいただけだ』
隼鷹『…』
提督『…橿原丸』
隼鷹『…バカ、今その名前で呼ばないでよ。泣いちゃうじゃん』ウルッ
提督『すまん』
隼鷹『…ありがと、提督』
提督『いいってことよ』
隼鷹『…でも、ごめん。今だけは、酔ってるって事にしてほしいんだ。これから言うことも』
提督『…ふふ、お好きにどうぞ』
隼鷹『…んんっ、提督、あなたに恋する事が出来て嬉しかった。ありがとう』
隼鷹『ずっと、ずっと好きだったんだ…提督』ムギュ
提督『ん…』
隼鷹『…大好き…いや、愛しています』ウルウル
提督『…俺も愛してるよ』
隼鷹『…提督』
提督『…何だ?』
隼鷹『…今日は、貴方で酔わせてほしいです』ウルウル
提督『…二日酔いじゃ済まないかもね』
隼鷹『…うん、お願い…』チュッ
***
隼鷹「んがぁぁぁ!!!」スチャ
提督「」ビク
隼鷹「…あ、そ、そうか、ありゃVRか」フゥ
提督「…どうだった?」
隼鷹「んぇ!?あ、いや、その…アハハ」ジリジリ
提督「とりあえず返して」
隼鷹「…」スッ
提督「おし、じゃあ次は俺の…」
隼鷹「あ、あたしこれから飲み仲間たちと飲んでくるから、じゃ、じゃあねー!」ピュ-
提督「お、おい!逃げられたか…」
隼鷹(あ、ありゃヤバい、あたしのキャラがバレるとこだった…)
隼鷹(…あーヤバい、今日寝るには酒飲まねぇと無理だ。素面じゃ絶対寝れねぇ)
隼鷹(…でも、忘れたくねぇな…あの光景は…)
提督「気が付いたらもう日が暮れてるじゃないか。飯だ飯!」
提督「今日はどうすっかなぁ、外食か弁当買うか…」
球磨「提督だクマー」ヒョコ
提督「球磨か」
球磨「もうすぐ夕食クマ。今日は提督と一緒に食べるクマー」グイ
提督「あ、はい」ズルズル
球磨「よしよし、提督を捕まえたクマー♪」ルンルン
提督(…ちょうどいいや、見ちゃお)スチャ
球磨「今日の夕食は楽しくなりそうクマ」ルンルン
提督(俺はその前にこいつで楽しませてもらうけどな!)ピピピ
***
球磨『むふふ~♪提督の膝の上はあったかいクマ~♪』
提督『…どうしたんだ?いつもは俺に甘えてこいと言わんばかりなのに』
球磨『球磨もたまには甘えたくなるクマ』
提督『…まあ一番上の姉ちゃんだしな』ナデナデ
球磨『ナデナデはまだ慣れないクマ』
提督『球磨の髪はふわふわしてるなぁ』
球磨『んん…』トロ-ン
提督『まるでぬいぐるみのような…』
球磨『誰が熊のぬいぐるみクマー!』ヴォー!
提督『一言も言ってないじゃないか』
球磨『嫁をぬいぐるみ扱いする酷い夫クマ』
提督『あくまで揶揄だろ…』
球磨『嫁は不機嫌になってしまったクマ。夫の器量を伺う時クマ』
提督『…ごめんな、ぬいぐるみにはこんな事しないから』チュッ
球磨『んっ!?』ビクッ
提督『これでどうかな』
球磨『い、いきなりはやめるクマ!///』ヴォー!
提督『うおっ』
球磨(ま、全く、こっちは毎回凄く勇気出してるって言うのに…!)ブツブツ
提督『す、すまない』
球磨『…ま、まあ次からちゃんと言ってくれればいいクマ』
提督『ああ…』
球磨『…で、でも完全に許した訳じゃないクマ!ペナルティはまだあるクマ!』
提督『…』
球磨『明日の朝まで球磨から離れちゃダメクマ。その間ずっと甘えさせてもらうクマ』
提督『…え?』
球磨『何クマ?』
提督『え、ずっと?』
球磨『当たり前クマ』
提督『…風呂も?』
球磨『あ、当たり前クマ…』
提督『トイレは?』
球磨『…その時考えるクマ』
提督『寝る時は?』
球磨『それは言うまでもないクマ』
提督『…よし、わかった』ムギュ
球磨『ぁぅ…』
提督『何だかんだ本当にずっと一緒ってのはやった事無いからな、少し興味が湧いた』
球磨『…ま、まあせいぜい頑張るクマ』
提督『ああ、頑張らせて貰うよ』ムギュ
球磨『…抱き締めるだけじゃ満足しないクマ』
提督『じゃあこっち向いて』
球磨『ま、またクマ?』
提督『当たり』チュッ
球磨『んぁ…だ、だからもう少し猶予を残せクマ!///』ヴォ-!
***
提督「球磨型はよく甘えるなぁ…」スチャ
球磨「ん?どういう事クマ?」
提督「何でもないよ」
球磨「ま、詳しいことは飯を食いながら聞くとするクマ。早く行くクマ」グイグイ
提督「わかったって」
提督「ネタばらししたら顔真っ赤にしてしばいてきた」
提督「何か大井からも八つ当たりされた。納得いかねぇ」
提督「…まあいいや。大井には嫌われてるし問い質す必要は無いだろ」
提督「充電して風呂入って寝るか」ガチャン
熊野「提督、少しお話がありまして…あら?居ない…」ガチャ
熊野「まさか、入れ違い?タイミングが悪過ぎますわ 」
熊野「…どうしましょうか、待つにしても…あら、これは…」
ゴーグル『』充電中
熊野「…食堂で騒ぎになってた、例のゴーグル…」
熊野「ケッコン後の光景…」スッ
ゴーグル『』充電中
熊野「…しょ、所詮はVRですわ。現実じゃありませんわ」スチャ
熊野「誰も提督とのケッコン生活など、期待してませんわ!」ピピピ
***
熊野『提督、もう少し詰めて下さる?入れませんわ』
提督『はいはい…どうだ』
熊野『よいしょ…ん~、やはり炬燵は不思議ですわ。こんなにも和んでしまうなんて』
提督『無理くり俺のとこに入らなくても』
熊野『それは私を拒絶していますの?』
提督『そういう訳じゃ…』
熊野『もう、私はあなたの伴侶となったんですから、以前よりも身を寄せ合う事を躊躇う必要がありまして?』
提督『ないです』
熊野『なら問題ありませんわ。ほら、私の肩に手を回して』
提督『はい』
熊野『そのまま抱き寄せれば狭くなくなりますわ』
提督『はい』
熊野『…本当ならここまでは私が言わなくてもやって欲しいものですわ』
提督『い、いやー、熊野って結構そういうの嫌いそうかなって思ってて』
熊野『失敬な。確かに過度な接触は好ましく思ってませんが、提督は別ですわ』
提督『…そうか』
熊野『さ、ここまで言えばよろしいでしょう?』
提督『…熊野も甘えたかったんだな』ギュ
熊野『…私だって、一人の女として愛されたく思ってますわ』
提督『ごめんな、気付かなくて』
熊野『…いいえ、今までの対応から鑑みれば私にも非がありますわ』
提督『んん』
熊野『でも、これからはこうして…あなたとの時間を多く過ごして、愛し合えるといいですわね』コテ
提督『…そ、そうだな』
熊野『照れてるのは私も同じですわ。今の顔、たとえ提督にも見られたくありませんもの』
提督『えぇ』
熊野『…提督、もう少し強く抱き締めて下さる?』
提督『いいのか?』
熊野『問題ありませんわ。あなたの温もりを強く感じられますし…』
提督『…?』
熊野『あなたに包まれてると、とても癒されるのですわ』
提督『…』ムギュ
熊野『んっ…///』ゾクゾク
提督『…俺も癒されてるよ』
熊野『それなら…よかったです…わ…』スゥ
提督『…熊野?』
熊野『てい…とく…』ムニャムニャ
提督『…いい寝顔だ』ナデ
熊野『…んふっ…てい…と…』スピ-
***
熊野「んなななっ!?」スチャ
熊野「ほ、本当に見えるなんて…い、いや、まさかそんな事…」
熊野「…た、たかが玩具如きに、こ、この熊野は…」フルフル
提督「やっぱ風呂上がりのコーヒー牛乳を…最高やな!」ガチャ
熊野「ひゃいっ!?」
提督「んん?熊野?」ゴクゴク
熊野「なな、何か用ですの!?」
提督「そりゃこっちの台詞だろ…」
熊野(あ、あれ?な、何故提督を見ると胸が高鳴って…)ドキドキ
提督「おーい、聞いてんのか?」
熊野(こ、これはまさか…い、いえ、そんな事…玩具に踊らされてるだけなはず…)ドキドキ
提督「シカトですかー?」
熊野「あ、有り得ませんわー!」ドタドタ
提督「ぐえっ!」ドシ-ン
熊野「いった…な、何を…って、提督!?」
提督「」チ-ン
熊野「気を失って…って、完全に私のせいですわ…どうにか寝床へ移さないと…」ヨイショ
熊野「…ふう、こんな所ですか」
提督「」
熊野「…私も戻りますか」コソコソ
熊野(…自室へ戻るのがこんなにも寂しいと思うなんて)
熊野(…こんなにも胸の奥が痛むなんて)
熊野(どうして、自然と提督の顔が浮かんでくるのでしょう)
熊野(これではまるで…恋をしてるかのようですわ…)ドキドキ
翌日…
鳳翔「提督?失礼しますね」ガチャ
鳳翔「朝食の時間なのですが…皆心配してますよ?」
鳳翔「提督、起きてますか…?」
提督「」zzZ
鳳翔「珍しいですね…まだ寝てるなんて」
鳳翔「…あら?これは…」
ゴーグル『』
鳳翔「…そういえば、最近おかしなゴーグルを手に入れたと聞いたような…」
鳳翔「…ちょっとだけなら…」スチャ
鳳翔「あら、案外着け心地は悪くないのですね」キョロキョロ
鳳翔「…え?提督に照準…あら?」ピピピ
***
提督『鳳翔、もう一杯注いでくれ』
鳳翔『はい』トクトク
提督『…ふぅ、夜酒はいいものだな』
鳳翔『でも、もう終わりですよ。飲み過ぎは身体に障ります』
提督『わかってる…はぁ、少し眠くなってきたな』
鳳翔『寝床の準備は済ませてあります』
提督『…なぁ、鳳翔』
鳳翔『はい』
提督『こっちに来て座ってくれないか』
鳳翔『?』ストン
提督『…少しだけ、このままで居てくれないか』ゴロ
鳳翔『…膝枕ですか?』
提督『…ああ。一度だけでいいから、してもらいたかったんだ』
鳳翔『…』
提督『…鳳翔の膝は温かいな』
鳳翔『…そ、そうですか?』
提督『ああ。こうして酔いが回って、君に横たわって、微睡みながら月を見るのが、密かな夢だった』
鳳翔『…うふふ、言ってくれればいつでもやってあげますのに』
提督『…その、何だ。ずっとやらせていると足が痺れてしまうだろ』
鳳翔『本当は?』
提督『…恥ずかしいじゃないか』
鳳翔『あら、何故ですか?』
提督『…まるで子供みたいだと思ってな。だから、密かに夢見たんだ』
鳳翔『夢が叶って良かったじゃないですか』ナデ
提督『…そうだな』ウトウト
鳳翔『…』クス
提督『…月が綺麗だな』
鳳翔『…それは、私、死んでもいいと答えて宜しいのですか?』
提督『…』
鳳翔『提督?』
提督『…』zzZ
鳳翔『…寝てしまいましたか』
鳳翔『…私も、愛しています。提督』
鳳翔『あなたと結ばれて、あなたに寄り添い、こんな平穏な時を過ごすのが、私の夢でした』
鳳翔『まるで少女が思い描く夢物語と、私も気恥ずかしかったですけど、あなたはそれを叶えてくれました』
鳳翔『…これまでも、これからも、私は貴方に添い遂げましょう』
鳳翔『私は…初恋をあなたに捧げたのですから』ナデ
提督『…』zzZ
鳳翔『…これ以上は風邪を引いてしまいます』
鳳翔『…起きて、あなた』チュッ
***
鳳翔「…!?」スチャ
鳳翔「なっ…い、今のは…」ドキドキ
鳳翔「…あ、て、提督は…」
提督「」zzZ
鳳翔「…まだ寝ていますね…それほど時間も経っていない…?」
鳳翔「…起こしてあげないと…ぁ///」ピク
鳳翔(さ、さっきの光景が浮かんで…)ドキドキ
鳳翔(あれも、提督は寝ていて…私は提督に…)ドキドキ
鳳翔「…」チラッ
提督「」zzZ
鳳翔「…」ドキドキ
瑞鶴「あーもう、提督さんの寝坊助!非番だからって弛みすぎよ!」スタスタ
瑞鶴「せっかく鳳翔さんが起こしに行ったのにまだ来ないなんて、絶対迷惑掛けてるに決まってる!」
瑞鶴「鳳翔さんは提督さんに優し過ぎるところがあるし、ここは私がビシッと…」
鳳翔「~!///」ドタドタ
瑞鶴「ほ、鳳翔さん!?」ビク
瑞鶴「行っちゃった…」
瑞鶴「…顔が赤かったし、絶対何かあったに違いない!」ドタドタ
瑞鶴「提督さん!」ドアバ-ン
提督「んがっ…」ウトウト
瑞鶴「寝てる?じゃあ何で…」キョロキョロ
提督「んん…」
瑞鶴「…あ、このゴーグル…翔鶴姉が言ってた…まさか」チラッ
提督「ふぁぁ…」ゴロ
瑞鶴「…提督さん!起きなさいよ!爆撃するよ!」
提督「んぁっ…」ビク
瑞鶴「早く起きないと本当にやるから!」
提督「な、何だ!?敵襲…」アセアセ
瑞鶴「…もう、だらしないんだから」
提督「…何だ、瑞鶴か」
瑞鶴「な、何よ!提督さんが起きないから来たのに!鳳翔さんだって起こしに行ったんだから!」ユサユサ
提督「え、ええ…」
瑞鶴「と、とにかく!着替え済むまで待ってるから!二度寝したら爆撃するから!」バタン
提督「は、はい…」
提督(マジか…そんなに寝てたのか…って言うか、昨日の夜から記憶が無いんだが…)イソイソ
提督(鳳翔さんも来てたのか…非常に申し訳無いが、何故瑞鶴も…)
提督(正直苦手なんだよなぁ瑞鶴って…大井と同じで何かと突っかかってくるし、爆撃しようとするし、かと言ってほっとくと不貞腐れるし…)
提督(…二度寝してぇけど、爆撃されんの嫌だしなぁ)
瑞鶴「…提督さんが遅いのは分かってるし、それまで時間潰させてもらお」スチャ
瑞鶴「…翔鶴姉が見てるなら、私がダメな訳ないし」
瑞鶴「…私だって提督さんとの未来、見てみたいし」ピピピ
***
瑞鶴『…ん』ムクッ
瑞鶴『提督さん?』
提督『おお瑞鶴、起きたか』
瑞鶴『…おはよ、提督さん』
提督『おはよう、よく寝てたな』
瑞鶴『…昨日寝かしてくれなかったじゃん』ウトウト
提督『うぐ…』
瑞鶴『…朝ごはんある?』
提督『出来てるよ』
瑞鶴『ん…』ペタペタ
提督『着替えないのか?』
瑞鶴『…これでいい。今日休みだし』
提督『いやそれ俺のワイシャツ』
瑞鶴『…いいじゃん別に』プイ
提督『…わかったよ』
瑞鶴『いただきます』ペコ
提督『…』カタカタ
瑞鶴『提督さん、暇』ムギュ
提督『ん』カタカタ
瑞鶴『構って』スリスリ
提督『ちょっと待ってて』カタカタ
瑞鶴『ダメ』
提督『朝飯は?』カタカタ
瑞鶴『食べたし洗った』
提督『早いな』
瑞鶴『休みなんだから仕事しなくていいじゃん』
提督『…はいはい、わかった』カチ
瑞鶴『じゃ、失礼しまーす』膝座り
提督『はいよ』
瑞鶴『今日はもう仕事しちゃダメ』
提督『はいはい』
瑞鶴『ほら、これ持って』スッ
提督『またやるんか?』
瑞鶴『疲れてきたら映画見よ?』
提督『飲み物は?』
瑞鶴『後でいいよ』
提督『了解』
瑞鶴『それじゃ、始めよっか』ポチ
瑞鶴『…よーし!やっとメテオ決まった!』カチカチ
提督『それでもまだ俺が勝ち越してる』カチカチ
瑞鶴『すぐ終わらせてやるから』
提督『そうはいくか』
瑞鶴『…ねぇ提督さん』
提督『?』
瑞鶴『今ね、幸せを噛み締めてる』
提督『何で?』
瑞鶴『朝遅く起きて、提督さんと遊んで、これから映画も見て、ダラダラ過ごすの、凄く幸せだと思わない?』
提督『…ふふ、そうだな』
瑞鶴『後さ、彼シャツってやつ、結構気に入っちゃったからさ、休みの日はこれでいい?』
提督『風邪ひかなきゃいいよ』
瑞鶴『…んへへ、ありがと』
提督『ほら、余所見してると…』
瑞鶴『カウンターでーす』
提督『嘘だろ』KO
瑞鶴『へへーん、どうだー♪』アッカンベ-
提督『…くそっ、もう一回』
瑞鶴『ふふん、もう負けないから』
提督『今に見てろよ』
瑞鶴『んふっ、提督さん』
提督『ん?』
瑞鶴『余所見してると、こっちからも仕掛けるから』チュ
提督『ちょ、待て』
瑞鶴『スキあり~♪』
提督『あっ、おい!』
瑞鶴『あはは、まだまだ甘いね、提督さん』ニヤ
***
提督「はー、お待たせしましたーっと」ガチャ
瑞鶴「…」ボ-ッ
提督「瑞鶴ー?」ペチ
瑞鶴「…はっ!」スチャ
提督「もういいか?」
瑞鶴「…う、うん」
提督(…しおらしいな。ゴーグル使ったせいなんだろうけど)
瑞鶴「…は、早く行こ」スタスタ
提督「うっす…」
瑞鶴「…///」
提督(…耳赤っ)
提督「何か今日の瑞鶴はずっと俯いてたな」
提督「朝飯も向かいの俺の顔見ないで食ってた。それはそれで少し寂しかったけど」
提督「どうやら大人しくさせる効果もあるなこれは」スッ
提督「つーか今日は寒いな。コタツ出すか…」ガチャ
多摩「暖かいニャ」ヌクヌク
提督「えぇ…何でもう出てるの…」
多摩「寒いから出したニャ。多摩に感謝するニャ」
提督「…まあいいや。ありがとう」ヨイショ
多摩「どういたしましてニャ。ちゃんと言えたからコタツ入っていいニャ」
提督「ふてぶてしい…」
多摩「…その手に持ってる奴は見ないのかニャ?」
提督「…どうしよ」
多摩「球磨型の中で多摩だけ仲間はずれにするニャ?」
提督「…あ、そういえばそうだっけ」
多摩「悲しいニャア…多摩は嫌われてるニャ…」
提督「そんなに見て欲しいなら見てやるよ」スチャ
多摩「いい心掛けだニャ」
提督「お前にも見てもらうからな」ピピピ
***
多摩『やっぱりコタツはいいものニャ』ヌクヌク
提督『相変わらず俺の膝の上に乗るんだな』
多摩『多摩の定位置はここニャ』
提督『…ほんと、ずっとそこにいるよな』
多摩『コタツの暖かさと提督の体温に挟まれて幸せニャ』
提督『…そうか』ワシャワシャ
多摩『照れ隠しに多摩を撫でるのも相変わらずニャ』
提督『照れてねぇし』
多摩『撫で方がちょっと乱暴だからお見通しニャ』
提督『…』
多摩『誰もやめてとは言ってないニャ。今度は優しく撫でてニャ』
提督『ん』ナデ
多摩『頭以外もお願いニャ』
提督『ん』ナデ
多摩『何で喉ニャ』
提督『何となく』
多摩『…まあいいニャ』ゴロゴロ
提督『喉鳴らすとかほんと猫だな』
多摩『猫じゃないっていつになったらわかるニャ?』ゴロゴロ
提督『わかんね』
多摩『んん…喉以外でお願いニャ』
提督『ん…』ナデ
多摩『んにゃ…ほっぺ…』トロ-ン
提督『猫みたいに伸ばせないのが残念』
多摩『伸ばしたら多摩パンチお見舞いするニャ』
提督『はいはい、やりませんよっと』ムニムニ
多摩『ん…眠くなってきたニャ』ウトウト
提督『飯時になったら起きてくれよな』ムニムニ
多摩『んにゃ…』
提督『…ほんと、俺の上でいつも寝るな、お前』ナデ
***
提督「…なんかあんまり今と変わんねぇな」
多摩「眠くなってきたらから早く見せるニャ」
提督「はいよ」スチャ
多摩「それじゃおやすみニャ」ピピピ
提督「寝るのかよ!」
多摩「冗談ニャ。でも見終わる頃には寝てるかもニャ」
提督「…まあいいや、風邪引くなよ」ナデ
利根「寒いのじゃー!提督ー!コタツに入れるのじゃー!」ドタドタ
筑摩「姉さん!ズボンかジャージを着ましょう!」
利根「嫌じゃ!筑摩には分からんのか!敢えて薄着で入るコタツほど気持ちの良いものは無いと!」
筑摩「厚着になれば済むでしょう!」
利根「分からず屋め!提督よ、入るぞ!」ドアバ-ン!
提督「え、何」ビクッ
利根「流石提督じゃ!失礼するぞ!」ゴソゴソ
筑摩「利根姉さん!出てきてください!」グイグイ
利根「無駄じゃ!コタツに入ったが最後、そう簡単に吾輩は出てこんぞ!」ワハハ
筑摩「もう…」
提督「…あの」
筑摩「申し訳ございません、すぐに姉を引きずり出しますので…」
提督「いやいいよ。飯時になれば嫌でも出るだろうし」
筑摩「はぁ…」
提督「お前も入れば?」
筑摩「いえ、私は…」
提督「…入りたくなったら入りな」スチャ
筑摩「何ですか?それ」
提督(筑摩は噂を聞いてないのか?)
筑摩「アイマスクにしては…何というか、硬そうですね」
提督(…ま、ネタばらしは後でやるか!)ピピピ
***
提督『…なぁ筑摩』
筑摩『はい』ゴシゴシ
提督『…本気だと思ってなかったから言うけどさ』
筑摩『はい』ワシャ
提督『俺は一人でも身体を洗えるから大丈夫だぞ』
筑摩『いえ、やらせてもらいますね』シャカ
提督『俺はまだ年寄りじゃないんだが…』
筑摩『私が好きでやってるんですから、気になさらないで』ワシャワシャ
提督『…というか、手馴れてるような感じだな』
筑摩『利根姉さんにいつもしていたので』
提督『…』
筑摩『さ、洗い終わりましたので流しますね~』ジャ-
筑摩『お布団の用意も出来てます』
提督『ああ…』
筑摩『歯は磨きましたか?体はちゃんと拭きましたか?』
提督『…問題無いよ』
筑摩『良かったです!…あっ、すいません、以前からの癖が…』
提督『それも利根か』
筑摩『はい…』
提督『…どっちが姉かわからねぇな』
筑摩『それは利根姉さんに決まってます!』
提督『お、おう』
筑摩『私はお世話が好きなのでやってるんです!決して利根姉さんがだらしないわけじゃないです!』
提督『わかった、わかったから…』
筑摩『…あっ、また…申し訳ございません!』
提督『大丈夫だから、もう寝よう』
筑摩『はい、ただいま』
筑摩『…あの、寒くありませんか?』
提督『大丈夫』
筑摩『本当ですか?』
提督『君が布団の中に潜り込んできた時から暖かいよ』
筑摩『よかったです…』ヌクヌク
提督『…これも利根に?』
筑摩『いえ、これは提督だけですよ?』
提督『…ん』
筑摩『…実を言うと、私が寒く感じたので潜りこんでしまったのです…お邪魔でしたらすぐに…』
提督『いや、いいよ。このままでいよう』ギュ
筑摩『あっ…』ホンワカ
提督『筑摩も甘えたい時があったんだな』
筑摩『む、それは心外です!私はいつだって甘えたいと思ってます!』プンスカ
提督『え』
筑摩『甘えたいですが、それよりお世話が最優先だと思ってしまうだけです!』
提督『…筑摩ばかりに任せてしまうのは悪いから俺にもいくつかやらせてくれよ』
筑摩『そ、そんな!提督はお仕事の疲れが…』
提督『それとこれとは別。俺だって筑摩の為に何かしてあげたい』
筑摩『提督…』ウルウル
提督『…でも今日は眠いや。明日考える』
筑摩『…わかりました。でも今夜は私があなたを温めて差し上げます』
提督『ん…』
筑摩『ゆっくりお休みになってくださいね…』ムギュ
***
提督「あ~^ダメになる~^」スチャ
筑摩「提督?」
提督「…ふう、コタツで既にダメになってるのにこれは追い討ちだな」
筑摩「あの、何の話ですか?」
提督「…これを見ればわかる」スッ
筑摩「は、はぁ…失礼しますね」スチャ
提督「…やばい、俺も眠くなってきた」ゴロ
筑摩「あの、何も…あら?」ピピピ
提督「見終わったら置いといてね…」ウトウト
三隈「提督~、今お暇ですか?」ガチャ
三隈「あら?コタツに…皆さん入ってるのですね」
筑摩「」ボ-
三隈「…筑摩さん?そのゴーグルはもしや…」
筑摩「…はっ!?」ビク
三隈「あのー」
筑摩「こ、これは何かの間違い…って、三隈さん?」スチャ
三隈「はい」
筑摩「…な、何か?」
三隈「提督がお暇そうならスマブラでもお誘いしようかと思いまして」
筑摩「あっ…でも今寝ていますよ」
三隈「そうですか…」
筑摩「…あ、あの、私は部屋に戻りますから、提督が起きるまでお待ちになったらどうですか?」
三隈「え、そこまでしなくても」
筑摩「そ、それでは~!」ピュ-
三隈「…筑摩さん、顔が少しばかり赤かったですが、そこまでとは…」チラッ
三隈「…遠回しにあなたも見て、と言われた気分ですわ…」スチャ
三隈「…まあ、私は構わないのですけど」ピピピ
***
三隈『…くまりんこ♪』クルクル
三隈『…何か違う気がしますわ』ウ-ン
三隈『…くまりんこ!』ビシッ
三隈『うーん…敬礼しながらは違いますね』
三隈『…くーまりーんこ♪』キラリン
三隈『…ちょっと、恥ずかしいですわ///』
提督『…』
三隈『…はっ!?』
提督『気にしないで、続けて』
三隈『い、いつから…見てたんですか…///』カァ-
提督『くるくるから』
三隈『い、いらしてたのなら言ってください!///』ポカポカ
提督『いやー良いものが見れたな』
三隈『も、もう!///』プンスカ
提督『他にもあんの?』
三隈『もうやりません!』
提督『ダメかぁ』
三隈『…』
提督『最後のやつ可愛かったんだけどなぁ』チラッ
三隈『…』フルフル
提督『もっかいやってくれないかなぁ』チラッ
三隈『…』
提督『まあ三隈が乗り気じゃないならやめとくか…』
三隈『…くーまりーんこ…こ、これでいいですか///』フルフル
提督『可愛い!』
三隈『も、もうよろしいでしょうか…///』プルプル
提督『よい!』
三隈『次からは居る時は言ってください!』プンスカ
提督『わかった』
三隈『…そんなに、可愛かったですか?』
提督『そりゃもちろん!一回見りゃ一日頑張れるぐらい』
三隈『お、大袈裟では?』
提督『そんなわけあるか。可愛い嫁が可愛い事してりゃそんだけ癒される』
三隈『…お、おだてても何も出ませんよ』プイ
提督『ん、そうか…』
三隈(…んへへ///)ニヨニヨ
提督『ところでさ、三隈』
三隈『んへへ…は、はい!なんでしょうか』ピク
提督『そのくまりんこってさ、鎮守府にいた時からやってたよな』
三隈『そ、そうですわね』
提督『…俺の前でしかやってなかったって本当か?』
三隈『…?!?!!?!?!』ビク-ン
提督『まあ俺は嘘でもいいけど』
三隈『…だ、誰がそんな事を?』ワナワナ
提督『最上』
三隈『もがみんんんんん!!!!!』ドタドタ
***
三隈「…」スチャ
三隈「…」ゴト
三隈「…」
三隈「~!!///」ゴロゴロ
三隈(な、何でバレてるんですの!?)
三隈(提督とケ、ケッコンしたら私の秘密が…!)
三隈(…次からやるときは二人きりの時だけにしましょう…///)カオマッカ
提督「…アツゥイ!」ムク
提督「くっそ、昼まで寝ちまった…汗がやべぇ」
提督「シャワー浴びてこよ…」ゴソゴソ
提督「…何か増えてる気がするが気にしないぞ」スタスタ
村雨「提督、ゴーグル使わせ…って居ないじゃない」ガチャ
村雨「…あ、コタツ出てる!ずるい!」ゴソゴソ
村雨「もう、いつまで経っても来ないから村雨から出向いたのに、居ない上にコタツまで…」ヌクヌク
村雨「…あら?他にも居たの…まあいっか!今はゴーグルよ!」スチャ
村雨「うふふ、提督とのケッコン生活はどんな感じかな…」ピピピ
***
村雨『ねぇ提督、いい夫婦の日って知ってる?』
提督『それもう過ぎてるんじゃないか?』
村雨『むー!それは提督が仕事で疲れたって言って寝ちゃったからでしょ?』
提督『うぐ』
村雨『というわけで、今日こそは村雨の本当に良いところを見せたげる!』
提督『…良いところが、何だって?』ムギュ
村雨『んふっ…んへへ///』ニヨニヨ
提督『まだハグ何ですがそれは…』
村雨『わ、わかってないね…もっとこう…胸の奥から、湧いてくるものとか無い?』
提督『…まあ、あるにはある』
村雨『それを、ちゃんと感じてみたらわかるよ…んぃ…///』モジモジ
提督『…』
村雨『あ、あと提督』
提督『ん』
村雨『そ、その、名前、呼んで?』トロ-ン
提督『え』
村雨『出来れば、囁くように…』ヘニャ
提督『…村雨』ボソッ
村雨『~♪』ビクビク
提督『…』
村雨『…い、良いところ見せるって言ったのに、村雨が骨抜きになってる…』
提督『無理すんな』
村雨『む、無理じゃないもん!今から挽回して…』
提督『…村雨』ボソッ
村雨『ひゃうっ///』ビクビク
提督『…これは面白いな』
村雨『はぅぅ…///』トロ-ン
提督『…十分良いところは見させてもらったから満足だけどね』
村雨『ま、まだまだぁ…///』
***
村雨「…」スチャ
村雨「…」プルプル
村雨(な、何か思ってたのと違う…いや、決して悪くないし、むしろめちゃくちゃいいんだけど…)
村雨(…名前かぁ、囁かれてみたいなぁ)ホンワカ
提督「昼シャワー最高やな!」ガチャ
村雨「!?」ビク-ン
提督「からの、コタツはまた冒涜的な…あら?」
村雨「…」
提督「村雨か?」
村雨(ね、寝たフリ…!)
提督「うーん、俺のいない間に…コタツ人気だなぁ」
村雨(コタツは正直嬉しい誤算だったというか…)
提督「…ま、いいか。他んとこ行こっと」スタスタ
村雨(…何で隠れたんだろ、頼めばきっと…)ムクッ
村雨(…村雨、こんなに余裕無かったんだ…)
提督「うぐぐ…やっぱ冷えるなぁ。もう一つコタツ買うか…」ブルブル
野分「あ、司令…」
提督「の、のわっちかぁ」
野分「あの、のわっちって呼ぶのはちょっと…」
提督「あ、はい」
野分「…あの、少しいいですか」
提督「?」
野分「…そ、その手に持ってる、それなんですが」
提督「…」
野分「…は、萩風に対して、使いましたよね?」
提督「…何で?」
野分「そ、その、先日萩風からそれの話を聞きまして、それと、他の艦娘の皆さんが、それはケッコン後の未来が見えるって噂してて…」
提督(何か少しだけ事実が歪んでるな…あくまでVRなんだよなぁ)
野分「そ、それで、その…」
提督「…ああ、使ったよ」
野分「そ、そう…ですか…」
提督「…良ければ、見る?」
野分「え゙っ!?」
提督(のわっちそんな声出るのか…)
野分「わ、私は…」
提督「…んじゃいいや」
野分「あ…」シュン
提督「俺が見るから」スチャ
野分「え」
提督「見える見える…」ピピピ
***
野分『司令♪』ピョンピョン
提督『?』
野分『抱っこして下さい』
提督『はいはい』ダキ
野分『んふぅ…暖かいです…♪』ムギュ-
提督『野分は甘えん坊になったなぁ』
野分『む、勘違いしないで下さい。私はこれが素ですから』
提督『え』
野分『あの時はまだ軍役に就いていた時ですから公私混同はしませんでしたが、全てが終われば話は別です』フフン
提督『そうだったのかぁ』
野分『どうでしたか?私は上手く演技出来ていたでしょう?』
提督『んー、まあまあだったかなぁ』
野分『ええ?』
提督『野分って結構目で追ってるのわかりやすかったよ』
野分『うぐ…』
提督『そん時はそん時でギャップ萌えしたけどなぁ』
野分『司令…』ウルウル
提督『…ま、素直に甘えてくれてる今もかなり嬉しいけどね』
野分『そうですか…それじゃ、続きをお願いします』
提督『お次は何を?』
野分『えぇと、のわっちって呼んでください』
提督『いいのか?』
野分『はい。あと、もっと強く抱き締めて下さい』
提督『はいはい』ムギュウ
野分『あっ…♡』
提督『野分も負けず劣らずあったかい』
野分『…えへへ、司令』
提督『?』
野分『野分は…司令に愛されて幸せです』ウルウル
***
提督「…」スチャ
野分「…き、気は済みましたか」
提督「…これは本人には見せらんないなぁ」ニヤキヤ
野分「え」
提督「どうしても気になるってんなら見せてもいいけど」
野分「…」
提督「…そんじゃ、俺はそろそろ」
野分「…そ、そこまで言うのなら、見せてもらいましょうか」
提督「ん」
野分「そ、それをこちらに」
提督「あい」スッ
野分「…しょ、所詮は仮想ですから」スチャ
提督(割と真に受ける子が多いんだよなぁ)
野分「か、かかって来なさい!」ピピピ
野分「」プシュ-
提督「どうだった?」スッ
野分「…ど、どうだったも、ありません!私は、野分は耐え切ってみましたよ!///」ハァハァ
提督「?」
野分「あ、あれは仮想!そう!仮想の光景なんですから!///」ハァハァ
提督(息荒いな)
野分「し、司令も、あ、あまり信じちゃダメですから~!///」ピュ-
提督「…茹でダコみてぇな色して逃げたな」
提督「…つーか寒いな。そろそろ飯時だしあったかいもん作って貰うか」トボトボ
提督「ゴーグル使ってる時は全く気にしてなかったんだけどなぁ…」
響「寒くてお困りのようだね、司令官」
提督「んあ」
響「非常に良いタイミングだね。昼食にボルシチを作ったんだが、一食分余ってね。何という偶然だろう」カチャ
提督(言い回しがわざとらしいなぁ…)
響「食べるかい?作りたてだよ」ホクホク
提督「おお、ありがてぇ…」
響「おっと、タダでは渡せないな」
提督「えぇ…」
響「…そのゴーグル、暁も使ったらしいね。私にも使わせてくれたらあげるよ」
提督「やっぱりな♂」
響「さあ、どうだい?」
提督「とにかく飯にありつけるなら何でもいいや」スッ
響「ふふ、賢明だね。さ、どうぞ」スッ
提督「ボルシチ初めてだなぁ…」モグモグ
響「さて、私と司令官はどんな生活を…」ピピピ
***
響『司令官、少しいいかい?』
提督『ん?』
響『私が指輪を貰った時に言った言葉、覚えてるかい?』
提督『んー、愛がなんとかって?』
響『うん』
提督『どうした』
響『本当は、ずっと前から分かっていたかもしれない』
提督『…』
響『司令官の傍に居る時はもちろん、名前を呼ばれた時とか、抱き締められた時に生まれる…その、胸の奥から…』
提督『…んん』
響『痛い訳じゃないが、苦しい。でも、嫌いじゃないし、後からじわじわと暖かく感じるあの感覚…それが愛だったのかもしれない』
提督『…そうか』
響『だから司令官、今からそれを確かめさせてほしい』
提督『…どのようなのがお望みで?』
響『とりあえず、抱き締めてほしい』
提督『はい』ムギュ
響『あぁ…これだ…!///』キュンキュン
提督『…響』
響『んぁっ…そう、そうだ…///』キュンキュン
提督『…俺はそれが愛かどうかは定義出来ないけど、響がそう思うなら、それは愛だと思う』
響『んぇ…』トロ-ン
提督『俺も胸の奥から溢れてくるような感覚は何度も経験してるよ』
響『んぅ…なら、司令官の思う愛って何だい?』
提督『俺は…そうだな。何があっても響の支えになるとかかな』
響『それが…愛なのかい?』
提督『俺が思うにはな』
響『…何だか、真心を感じるね』
提督『まぁな』
響『…だから、司令官は暖かいんだね』ウルッ
提督『え、ちょ』
響『司令官といると、心が暖まるんだ…とても、満たされて…』ポロッ
提督『ハンカチ…』ゴソゴソ
響『司令官の愛は…暖かい…』
提督『目元腫れる前に…』フキフキ
響『ん…そう、この優しさが、司令官の愛なんだね』
提督『…そうなるな』
響『…司令官』グイ
提督『んあ?』
響『愛って、いいものだね…』
***
響「хорошо!」スチャ
提督「うん、おいしい!」ガツガツ
響「これは良いものだね。先に見た暁が羨ましい」
提督「あ、見終わったんだね」
響「Спасибо」スッ
提督「どうも」
響「…司令官も、見てくれるかな?」
提督「おお」スチャ
響(…司令官)ドキン
提督「…やっぱりあれは、王道を征く、純愛系ですかね」スチャ
響「…ど、どうだい?素晴らしかったよね?」
提督「当たり前だよなぁ?」
響「…じゃ、じゃあ、その…」ウズウズ
提督「さて、俺はこの食器片付けてくる」カチャカチャ
響「あっ…司令官…」
提督「わはは、気にすんな。飯食わせてもらった礼だ」
響「…」シュン
提督「よければまた作ってくれ。またな」スタスタ
響「え…よ、喜んで…」
響(…うん、また…えへへ…///)ニヘラ
提督「洗い物とか一人暮らしの時以来だなぁ」カチャカチャ
提督「…って俺言うほど自炊してなかったなぁ」
古鷹「今日の昼食は…あら?」ガチャ
ゴーグル『俺はお前が俺を見たのを見たぞ!』机の上
古鷹「このゴーグル…確か…」スッ
古鷹「…提督が置いていった…?」キョロキョロ
古鷹「…洗い場に誰かいるみたいだけど、ちょっとだけなら…」スチャ
提督「うっし、終わりっと」
古鷹「!?」ビク-ン
提督「んあ?」
古鷹「て、ていと…!?」ピピピ
***
提督『古鷹、そんなに急がなくても』
古鷹『いいじゃないですか。デートですよデート!』グイ
提督『楽しみなのは分かるけどなぁ』
古鷹『早く行きましょう!』
提督『買い物なら通販でも…』
古鷹『…提督は古鷹とお出かけするのが嫌なんですか?』ムスッ
提督『そうじゃないけど』
古鷹『たまには外に出ないとダメです!じゃないとずっと布団から出ないじゃないですか!』プンスカ
提督『寒くなってきたしなぁ』
古鷹『それに、店に並ぶ物を眺めるのも案外楽しめるものですよ?』
提督『…そうかなぁ』
古鷹『何事もやってみるものですから、適当にぶらつきましょう』
提督『はい』
提督(…あ、このアクセサリー良さそうだな)チラッ
古鷹『~♪』
提督(…買ってみるか)ヒョイ
古鷹『あ、このマフラー可愛いですね!』
提督『ん、そ、そうだな』
古鷹『買いましょうか♪』
提督『了解っと』
古鷹『後は~』
提督(…古鷹は気付いてないかも知れないが、気になった小物類に左眼の残光がまとわりついてるんだよなぁ)
古鷹『どうしようかなぁ』
提督(…いくつか買っといてやろう)ヒョイ
古鷹『そこそこ買ってますね』
提督『ほとんど古鷹が興味ありそうなやつだけど』ヨイショ
古鷹『えっ』
提督『古鷹はわかりやすいからなぁ』
古鷹『そ、そんなにでしたか?』
提督『どうかなぁ』フフン
古鷹『むっ』
提督『さ、帰ろうか。流石に冷えてきたし』
古鷹『…あっ、ちょっといいですか?』ガサゴソ
提督『ん?』
古鷹『さっきのマフラー…付けちゃいましょう』クルクル
提督『おお、あったかそう…あれ?俺にも?』クルクル
古鷹『えへへ、暖かいですね!』ニンマリ
提督『思ったより長かったんだな』
古鷹『これでもう少し寄り道できますね!』
提督『…はは、そういう事か』
古鷹『一応デートなんですから、まだまだこれからですよ!』フフン
***
古鷹「で、でで、でーと…///」プシュ-
提督「古鷹か?」
古鷹「は、はひ!」パッ
提督「この時間に食堂という事は…飯でも食いに来たか?」
古鷹「は、はい…///」プシュ-
提督「なら早めに食わないと間宮さんたちが仕込始めちゃうぞ」スッ
古鷹「わ、わかり、ました…///」コソコソ
提督「…そんじゃ」スタスタ
古鷹「て、ていとくと、でーと…わたしが…///」
間宮「あ、古鷹さん」
古鷹「…ん…んへへ…///」ニヘラ
間宮「あ、あのー?昼食ですか?」
古鷹「まふらー…えへへ…///」トロ-ン
間宮(聞こえてないのでしょうか…)
提督「飯も食い終わったし、程よく体が冷えてきたし、もっかいコタツだな!」
時雨「させないよ、提督」
提督「なっ!貴様は!」
時雨「提督の未来の嫁艦にして正妻の時雨だよ」
提督「え、何それは…」
時雨「酷いじゃないか司令官。白露や村雨、夕立と来たら次は僕じゃないか。何故このままスルーしようとするの?」
提督「いやそれ決めてんの俺じゃないし(メタ)」
時雨「それにコタツなら僕もへそくりで買ったんだから僕の部屋に来てよ」
提督「…まあいいか。俺んとこは占領されてるし」
時雨「賢明な判断だね。じゃあ来て」スタスタ
提督(…時雨もゴーグル目当てか。何かされそうになったら無理やり付けてやりゃいいか)
時雨「ようこそ、愛の巣へ」ガチャ
提督「さーて戻るか」
時雨「冗談だよ!」
提督「ほんとぉ?」
時雨「本当だよ!さ、コタツ入ってゴーグル渡して」
提督「どストレートだなぁ」
時雨「当たり前だよ!白露と夕立はすっごくゴーグルの話をしてくるし、村雨はずっと顔真っ赤にしてたし、気になって仕方ないんだよ!」
提督(という事は…俺が居ない間に部屋に来てたってことか)
時雨「というわけで提督、ゴーグルを付けさせてもらうね。あ、提督の膝の上でね」
提督「…はいはい、了解」
時雨「じゃ、失礼して…よいしょ」ポスン
提督(時雨思ったよりちっさいなぁ。狭くなると思ったがそうでもないな)
時雨「ふふ、じゃあ見させてもらうね。提督との結婚生活を」スチャ
提督(見終わった後に何されるかわかんなぇな)
時雨「楽しみだ…!」ピピピ
***
提督『…』ウトウト
時雨『提督、椅子で寝ると姿勢が悪くなるよ』
提督『…』パチ
時雨『ほら、こっち来て』ポンポン
提督『…ん』ノソノソ
時雨『疲れてるのかい?』
提督『…ちょっとな』ゴロ
時雨『そっか。ならちゃんと休まないとね』
提督『…時雨はどうなんだ』膝枕
時雨『僕は大丈夫。だからゆっくり休んで』
提督『ん…』ウトウト
時雨『…提督、手を握ってもいいかな』
提督『ん…』スッ
時雨『…提督の手って、やっぱり大きくて温かいね』スリスリ
提督『』zzZ
時雨『寝顔も…いつもの凛々しい顔じゃなくて、ちょっと可愛いね』ナデ
時雨『…提督、僕はね、皆が思ってるより運には恵まれてないんだ』
時雨『戦闘じゃ普通に被弾するし、負けて帰ってくることも多かった』
時雨『…多分ね、その幸運は、提督と出会う事に全て費やしたんだと思う』
時雨『…だから、僕はもう幸運艦じゃないと思う。でも…』
時雨『…提督は、そんな僕を選んでくれた。僕には受け止めきれないぐらいの幸せだった』
時雨『愛してるって言われて、いっぱい幸せを貰って、こうして…二人の時間を…』
時雨『…ありがとう、提督』
提督『急にどうした』
時雨『なっ、お、起きてたのかい?』アセアセ
提督『そう簡単に眠りに落ちるか』
時雨『…提督は意地悪だね。言ってくれたら…』
提督『…時雨』
時雨『な、何だい』
提督『俺からも、ありがとう』
時雨『え』
提督『俺も時雨と出会えて事、幸運に思ってる』
時雨『っ…』ビクン
提督『俺を愛してくれてありがとう』
時雨『んっ…と、当然さ』ゾクゾク
***
時雨「ひゃぁ!?」パッ
提督「うおっ」ビク
時雨「今のが…そうか、あれが…」
提督(時雨もあんな声出すんだな)
時雨「…提督、今すぐ僕に愛を囁いてくれないかな!」ムフ-!
提督「え、何」
時雨「見てくれたら分かるよ!」スッ
提督「んん…」スチャ
時雨「早く!」
提督「急かさなくても見てやるよ」ピピピ
提督「…ふむ」スチャ
時雨「どう?愛を囁きたくなったでしょ?」
提督「愛を囁くのは当分先かなぁ」
時雨「え、な、何で」
提督「俺はまだ…このゴーグルを使っていたいんだ!」ガバッ
時雨「うわっ!?」
提督「わははは!サラダバ-!」ピュ-
時雨「て、提督!逃がさな…くっ…!」ヌクヌク
時雨「コタツから出られない…!」モゾモゾ
提督「追ってくるかと思ったがそうじゃなかった」
提督「まあいいか。次だ次」
サラトガ「Hello,admiral」
提督「あ、サラトガ…さんか」
サラトガ「もう、私のことはサラとお呼び頂いていいと言ったのに…」
提督「そ、そうだっけ?」
サラトガ「言いました!」プンスカ
提督(サラトガかぁ…あんま話した事無いと思うんだが、何でこんな親しげなんだろ…アメリカンスタイルかな?願ったり叶ったりだけど)
サラトガ「…ま、それはいいとして、アイオワから興味深いお話を聞きました」
提督「あ、はい、何ですかね」
サラトガ「提督が未来が見えるゴーグルを持っているらしいって聞きました。アイオワは提督とケッコンしていたとか」
提督「あっ、ふーん…(察し)」
サラトガ「それが本当なのかを知りたくて探していたんですよ」
提督「あ、はい」
サラトガ「…その手に持っているゴーグルが、そうなのですね?」
提督「…そうっすね」チラ
サラトガ「という訳で、貸して下さる?」
提督「え」
サラトガ「何か不都合な事でも?」
提督「うーん…」
サラトガ「ヨイデハナイカーヨイデハナイカー!」クルクル
提督「あーれー…って、何だそれ」
サラトガ「ジュンヨーがお酒を飲んでた時にやっていたヨキョー?というものです」
提督「何してくれてんだあいつ…あれ!?」
サラトガ「さて、それでは見させてもらいます」スチャ
提督「いつの間に…」
サラトガ「…」ピピピ
***
サラトガ『Japanese clothesは少し動きにくいですね』
提督『まあ、君たちからしたらそうかもね』
サラトガ『これならまだユカタの方が動きやすかったですね』
提督『あれは…まあ、そうかな』
サラトガ『うふふ、でもこっちは少しお上品な感じがします』フリフリ
提督『あんまり変わらない気もするけどね』
サラトガ『む、ちょっとショックです』
提督『浴衣姿も和服姿も印象が変わって綺麗に見えるってこと』
サラトガ『…もう、都合のいい事を言いますね』ニヨニヨ
提督(実際驚く程綺麗なんだよなぁ)
サラトガ『…あっ』ヨロ
提督『おっと、大丈夫か?』ダキ
サラトガ『は、はい。少しつまづいて…』
提督『スカートとは違うからな。足元に気を付けて…』
サラトガ『…』
提督『サラ?』
サラトガ『…はい、サラはここに』ムギュ-
提督『そうじゃなくて、どうした』
サラトガ『うふふ、何でもありませんよ』
提督『ちょっと苦しい』
サラトガ『Japanese clothesだと提督の温かさが伝わりにくいので』
提督『そうか?』
サラトガ『…提督は私にhugされて何とも思わないのですか?サラは悲しいです』
提督『…めちゃくちゃ幸せだって』
サラトガ『Really?』
提督『本当』
サラトガ『…うふふ、Me too』チュッ
提督『あ、おい…』
サラトガ『ごめんなさい、つい…』
提督『…せめて、自宅に帰ってからな』
サラトガ『…All right』
提督『…』チラッ
呉服屋店員たち『オロロロロ!!』サトウドバ-
提督(死屍累々なんですがそれは…)ヤレヤレ
サラトガ『~♪』
***
サラトガ「Marvelous!」スチャ
提督「お、終わったみたいか」
サラトガ「アイオワの気持ちがわかった気がします」
提督「そ、そうすか」
サラトガ「Thank you so much. ゴーグル、返しますね」
提督「はい」
サラトガ「…うふふ、Japanese clothes…アイオワが着たことあったから聞いてきますね」
提督「…着物の事か?」
サラトガ「はい。少し興味が湧いてきました。それでは」パタパタ
提督「…着物…全く想像がつかねぇ」
提督「もうすぐ日も暮れるが、お次は誰かなぁ」
提督「…晩飯前にもう一人ぐらい構っとくか」スタスタ
霧島「えぇと、明日は…あら?」
提督「何処だ~、探すぞ~」
霧島「…!」コソッ
提督「…」チラッ
霧島(な、何か咄嗟に隠れちゃった…)
提督「今誰か通った気がするが…」
霧島(…あ、あれは…ここ数日で噂になってるVRゴーグル?)
提督「気のせいか」
霧島(…周りには、誰もいない。これはまたと無いチャンスでは!?)ドキドキ
提督「んー…ん?」ピクッ
霧島(私から見せてくださいと言うのは…でもどうやって話を切り出そうか…)モンモン
提督「あれは…霧島か?」
霧島(それとなくゴーグルを見せてもらうには…あ、眼鏡付けたままでも大丈夫なのでしょうか…)ブツブツ
提督「何してんだお前」ポン
霧島「あ、いえ、司令からどうやってゴーグルを見せてもら…う!?」ビク-ン
提督「…ふむ」
霧島「し、しし司令!?いつの間に!?」
提督「…今見っけただけだ」
霧島「そ、そうでしたか…」
提督「…霧島はこれが気になってるようだな?」スッ
霧島「ふぇ!?」
提督「…見てもいいけど」
霧島「え、そ、それは…その…///」モジモジ
提督「…ま、俺が先なんですけどね、初見さん」スチャ
霧島(く、来る!)ドキドキ
提督「艦隊の頭脳と呼ばれている霧島はどんなのが見れるかな」ピピピ
***
霧島『あ、あの、司令…』ドキドキ
提督『はい?』
霧島『その、この格好は…///』プルプル
提督『サンタ服だね』
霧島『ま、まさか本当に用意するなんて…』フルフル
提督『だって着てみたいって言うから…』
霧島『…ど、どうですか』
提督『超絶可愛い』
霧島『ま、真顔で言われると…///』プルプル
提督『プレゼントは何くれるの』
霧島『えっ!?』
提督『サンタならプレゼントだよな?』
霧島『え、そ、それは、その…』
提督『何だろうなぁ、楽しみだなぁ』ニヤニヤ
霧島『え、えぇと、プレゼント…贈るもの…な、何があるでしょうか…司令を想う心も身体も全て捧げてるはずですが…他には何か…』
提督『うぐ…』
霧島『司令が他に欲していそうな物…』
提督『あ、あー、霧島?冗談だぞ?』
霧島『…ダメ、分からない…満たされていて浮かれていたお陰で司令を失望させてしまう…』
提督『霧島、落ち着け』ムギュ
霧島『ひえっ!?』
提督『冗談だから』
霧島『あ、そ、そうでしたか…すいません、取り乱してしまって…』
提督『からかいたかっただけだよ』
霧島『…意地悪』
提督『いつもと違う霧島と過ごせるだけで十分さ』ナデ
霧島『…ありがとうございます』スリ
提督『…あ、そうだ』
霧島『?』
提督『自分をプレゼントにするってのは、考えてなかったかな?』
霧島『はい!?』
提督『そうだ、それがいいな!』
霧島『あ、あのあの!ちょっと待って…』
提督『待たない』ヨイショ
霧島(あ、お姫様抱っこ…///)ドキドキ
提督『可愛いサンタがプレゼントとは幸せ者だなぁ』
霧島(あ、これは…///)ドキドキ
***
提督「…んー」スチャ
霧島「ど、どうでしたか」ドキドキ
提督「…」ニヤッ
霧島「な、何ですかその笑みは!」
提督「いやー?」ニヤニヤ
霧島「お、教えて下さらないのなら、見せてもらいます!」
提督「いやー、こりゃ気が変わったなぁ」ニヤニヤ
霧島「…次の作戦立案、手伝いませんよ」ジト
提督「それはいやーキツいっす(素)」
霧島「な、なら、見せてくださいね」
提督「強引だなぁ」
霧島「そ、それは司令が煽るような言い方をするから…」スチャ
提督「てか眼鏡付けたままで大丈夫なのか?」
霧島「え、あ、そうですね、違和感は全く無い…ひえっ!?」ピピピ
霧島「ひぇー!///」バッ
提督(比叡そっくりの悲鳴だわ)
霧島「さ、さ、さん…さん…///」プルプル
提督(見たのはどうやら同じか)
霧島「し、司令に…お、おもち…あぅぅ…///」チョコン
提督「縮こまる霧島可愛い」
霧島「か、かわ…ひぇぇー!///」ピュ-
提督「よっと、逃げるのはいいが投げるのはやめてほしいなぁ」キャッチ
提督「晩飯何かなぁ」スタスタ
扶桑「あ、提督…」
提督「おお」
山城「…何か用ですか」
提督「何ってこれから飯なんですがそれは…」
扶桑「まあ!なら今日は相席してもよろしいですか?」ニコニコ
山城「姉様!別に提督なんて誘わなくても山城がいるじゃないですか!」
提督「(´・ω・`)」
扶桑「そんな事言わずに。提督、どうでしょうか」ニコニコ
山城「姉様がそこまで言うなら…」
提督「い、いや、遠慮…」
扶桑「あ…」シュン
提督「え、遠慮なんて要らないよなぁ?」アセアセ
扶桑「あ、よかった…それでは行きましょう」
山城「そうですね」ジト
提督(扶桑かぁ…山城と一緒の時が多いし、何よりそのお陰で話をする機会がクッソ少ない)
提督(山城は俺の事よく思ってないのは確定として、扶桑は…わかんねぇ)
提督(つか晩飯前に俺のガラスのメンタル砕けそう)
扶桑「あら、今日は一番乗りみたいですね!」
山城「…そうですね」ジト
扶桑「さ、提督、こちらへ」
提督「お、おお」
山城「…提督は何を頼むつもりですか」ジト
提督「あ、おれは皆と同じで構わないが…」
山城「了解です」スタスタ
提督(もうなんなのあの子…俺そんなに待遇悪くしてる訳ないと思うんだが…)
扶桑「提督、そんなに気になさらないで。あの子はちょっと突っかかりやすいだけですので…」
提督「…うっす」
扶桑「それに、嫌よ嫌よも好きのうちって言うじゃないですか」パァ
提督(フォローになってんのかなぁ)
扶桑「それに山城が夕食を持ってきてくれるじゃないですか」
山城「あ」ポロッ
提督「…」
扶桑「…お、落とした分ももう一度持って来ようとしてるじゃないですか!」アセアセ
提督「…いや、いいよ。俺も手伝ってくる」ガタッ
扶桑「あ…」
扶桑(久しぶりに提督とお話できると思ったのに…)
扶桑(…もっと私も動かないといけないのでしょうか…待ってるだけでは…あら?)
ゴーグル「」
扶桑「これは…提督の?」
扶桑「そういえば、最近変な噂を聞いたような…覚えてないわ」
扶桑「…ちょっと、失礼しますね」スチャ
扶桑「まあ、よく見える…提督…あら?」ピピピ
***
扶桑『…』ムク
提督『』zzZ
扶桑『…んふ』ニヨ
扶桑(…提督と結ばれて、幾月か過ぎた)
扶桑(こうして二人で一つの布団を使うのも慣れてきた)
扶桑(でも、感じる幸せは毎日新鮮だと思う。たとえ、今日が特別な日でなくても)
扶桑『…』ナデ
提督『んぅ…』
扶桑『…うふふ』ナデ
扶桑(提督と結婚しても、変わらない事の方が多かったけど、それを踏まえても私は幸せ)
扶桑(一つは、当然だけどこの人と過ごす時間がとても増えた事)
扶桑(家にいる時は言うまでもなく、買い物へ出かける時はこの人も一緒)
扶桑(自然と指を絡めて手を繋いでくれた時は、この人の顔を直視できないぐらい顔が赤くなってた気がする)
扶桑『…』ナデナデ
提督『んん…』ウトウト
扶桑(それと、一緒に暮らし始めた事で、この人の知らない部分を知れた時)
扶桑(あの頃はまだカッコカリだったから、今思えばこの人の内面の一部しか垣間見れなかった)
扶桑(私よりしっかりしてるところ、だらしないところを目の当たりにすると、何だか嬉しかった)
扶桑(この人をもっと知ることができたという、安心感というか、なんというか…)
提督『…ふぁぁ』
扶桑『…おはようございます』
提督『おはよぅ…』ウトウト
扶桑(…何より、新たな朝を迎えて、最初にこの人の顔が見れて幸せ)
扶桑(普段見せない緩み切った表情、聞いてると不思議と心が安らぐ寝息、そして、おはようという挨拶も、私が一番乗り)
扶桑(鎮守府に居た頃は他の子に先を越されたりした事が何度かあったけど、今だけは私の特権)ンフフ
扶桑(それが、どんなに幸せな事か。この人も毎朝、私の寝顔か、起きている顔を見て、夢から醒めてくれる)
扶桑(良い夢であっても、悪い夢であっても、この人の寝顔には及ばない)
提督『…ねむ…つか寒…』モゾモゾ
扶桑『そうですね、もうすっかり冷え込みましたね』
提督『布団から出たくねぇな…』
扶桑『もう…少しだけですよ』ムギュ
提督『んぁ』
扶桑『うふふ、温かいですか?』
提督『たまんねぇ』
扶桑(あ、忘れてた。これもそうだった)
扶桑(朝だけは、私がこの人を甘えさせられるんだった)
扶桑(いつもは提督から甘やかされちゃってるから、ちょっとしたお返しみたいなもの)
扶桑(この人にも、そういった弱みがあると分かると、とても幸せな気分になる)
扶桑(…あら?やはり変わったことが多かった?)
***
山城「提督の分まで運ぼうとしてあげてたのに、これじゃ無駄じゃないですか」ムスッ
提督「無理して運んで落とされたら嫌でも持つっての」
山城「私が不本意ながら厚意でやろうとしたのに、私では役不足…不幸だわ」ブツブツ
提督「一言も言ってないんですがそれは…」
山城「言ってるようなものなんですよ。姉様もそう思います…よね…」ピタ
提督「あ、俺のゴーグル」
扶桑「」ポケ-
山城「姉様!そんな俗物を付けてはいけません!」スチャ
扶桑「んはっ…あ、あら?」
山城「姉様!無事ですか!?この男の毒牙にかかってませんか!?」
提督「はは、泣いていいかな」グスン
山城「今から私が毒を吸い出しますから!」ン-!
扶桑「だ、大丈夫よ山城。それよりご飯は持ってこれた?」
山城「は、はい!この通りに!」
扶桑「まあ、よかった。さ、提督。一緒に食べましょう?」
山城「」ガ-ン
提督「いや、俺は…」
山城「た、べ、ま、す、よ、ね?」ギリギリ
提督「…はい」
山城「…今回は姉様に感謝する事ですね」ガルル
提督(威嚇しながら言われたくなったゾ…)
扶桑(…あの光景、やはり…)
扶桑(…寝顔…見てみたいなぁ)
提督「…終始ぶつくさ言われまくったな」カチャカチャ
提督「ゴーグルを壊されなかったのが幸いか…」
提督「…まあいいか。ごちそうさ」
電「はにゃー!?」ゴツン
提督「マ゜ッ!?」
電「はわわ、ごめんなさいなのです!」
提督「い、電か。余所見は危ないぞ」
電「い、いえ、余所見というか…その…」モジモジ
提督「?」
電「そ、そのゴーグルが気になってて…」モジモジ
提督「…ああ、そういう事」
電「あ、暁ちゃんと響ちゃんが、その、それを…」モジモジ
提督「…電の分のトレー置いてくるからその間に見てもいいぞ」スッ
電「あっ…」スチャ
提督(出来るだけゆっくり戻るか)
電「司令官さん…」ピピピ
***
電『司令官さん、そ、その、次の休みに…あれ?』
提督『んぐ…』ウトウト
電『寝ているのですか?』
提督『』zzZ
電『…そういえばしばらくお休みがなかったですね。ゆっくりしてほしいのです』
電『あ、でもこのままだと風邪を引いてしまうのです。毛布を掛けるのです』
電『よいしょ』ファサ
電『これでよし、なのです』エヘン
提督『』zzZ
電『…電も一緒に入るのです』モゾモゾ
提督『んが』
電『ふぁぁ…あったかいのです…』ヌクヌク
電『司令官さんの匂い…幸せなのです…』スンスン
提督『…そりゃどうも』
電『はにゃー!?起きてたのですか!?』ビクン
提督『何かあったかいなって思ったら』ウトウト
電『お、起こしてごめんなさいなのです』アセアセ
提督『…気にすんな。一人でうたた寝するのに飽きてたとこだ』
電『そ、そうですか』
提督『ほれ、そんないい匂いがするならもっと堪能しろ』ムギュ
電『はわぁ…///』
提督『電も何だかいい匂いがするな』
電『しれいかんしゃん…///』
提督『首元辺りかな?』スンスン
電『あっ///』ビクビク
提督『やっぱりいい匂いだ』
電『し、しあわせなのでしゅ…///』トロ-ン
提督『それに加えて電はあったかいなぁ』
電『はわぁ…///』ニヘラ
電(司令官さんの匂いと温もりで夢見心地なのです…)
電(…あぁ、次の休みの予定、いつ聞けばいいかわからなくなってきたのです…)
電(…また後で聞けばいいかな…今はこの幸せに浸りたいのです…///)
***
電「はわわ…///」プシュ-
提督「返却所で思ったより並んじまったな…お待たせ」
電「し、司令官さん…」スッ
提督「はいどうも。それじゃ俺も見させて…」スチャ
電「そ、その前に…その、電の…に、に」
提督「に?」
電「…や、やっぱりなんでもないのですー!///」ピュ-
提督「…何だ?」ピピピ
そして…
提督「…ああ、そういう事か」スチャ
提督「いつか嗅ぎまくってやる」
提督「さーて、今日も長かったなぁ。とっとと風呂入って寝るか…ん?」
祥鳳「」コソコソ
提督「俺の部屋の前で何やってんだあいつ…」
祥鳳「」コソコソ
提督(…マジで何してんのあの子)
祥鳳「…お邪魔しますね」キィィ
提督(入るのか…)
祥鳳「…よいしょ」ポフッ
提督(ベッド直行かよ)チラッ
祥鳳「~♪」パタパタ
提督(足パタパタ可愛い…ってそうじゃねぇよ)
祥鳳「~♪」モゾモゾ
提督「あ、お前何やってんだオイ」
祥鳳「!?」ビク-ン
提督「駆逐艦辺りかと思ったらお前かぁ」
祥鳳「ご、ごご、ごめんなさい!」
提督「んで、そんなコソコソしてまで俺の部屋に用があったんか」
祥鳳「そ、それは…」
提督「憲兵に通報してやるからな」
祥鳳「れ、例のゴーグルを探しに来たんです!」
提督「えぇ…」
祥鳳「け、憲兵に通報だけは…」ビクビク
提督「冗談だよ。憲兵の番号なんて知らんし」
祥鳳「よ、よかった…」
提督「…んで、俺の部屋に忍び込んでベッドでくつろいでた、と」
祥鳳「あ、それは、その、ノックしても反応が無かったので、もしかしたらもうお休みになってたのかと思って、静かに…」
提督「…」
祥鳳「そ、それで、どこにも居ないみたいでしたが、ベッドを見たら、その…」
提督「…あぁ、わかったよ」
祥鳳「申し訳ございません!」
提督「そんなにゴーグルが使いたかったのか」
祥鳳「…はい」モジモジ
提督「…ほら」スッ
祥鳳「え」
提督「俺の気が変わる前に早く使いな」
祥鳳「は、はい!」スチャ
提督(まあ変わるわけないんですけどね、初見さん)
祥鳳「み、見させてもらいます!」ピピピ
***
祥鳳『艦爆が一機…艦爆が二機…』キョロキョロ
祥鳳『…ってもう艦爆無いんだった』シュン
祥鳳『提督…』
提督『ただいま』
祥鳳『お、おかえりなさい!』パァァ
提督『思ったより遅くなっちまった。ごめんな』
祥鳳『い、いえ!そこまで苦じゃなかったというか、退屈じゃなかったっていうか』
提督『ん?そうか。それじゃまた家を空けることになっても大丈夫そうだな』
祥鳳『嘘ですごめんなさい。本当は凄く寂しかったです』
提督『冗談だよ』
祥鳳『も、もう!』プク-
提督『しばらくは呼び出しされないだろうから、ゆっくり出来るよ』
祥鳳『…よかったです』
提督『だから、おいで』
祥鳳『…はい』ポスン
提督『構ってやれなくてごめんな』ナデ
祥鳳『…いいんです。今こうして、私を抱き締めてくれてるんですから』スリスリ
提督『明日からは一日中構ってやれるからな』
祥鳳『…もう艦爆を数えなくても大丈夫なんですね?』
提督『ん?何それ』
祥鳳『その、まだ艦娘だった頃の癖が抜け切ってなかったみたいで…』
提督『そこまで日も経ってないしな』
祥鳳『…も、もういいんです。さ、提督、もう少し撫でて下さると嬉しいです』
提督『はい』ナデナデ
祥鳳『ありがとうございます…』トロ-ン
提督『改めて思うと、祥鳳って割と構ってちゃんだな』
祥鳳『…やっぱり、嫌ですか?』
提督『まさか。めちゃくちゃ可愛らしい』
祥鳳『…本当は、不安でした。こんな子供っぽいと、幻滅されるんじゃないかって』
提督『むしろもっと甘えてくれて構わないけど』
祥鳳『提督…』
提督『惚れた女の子が笑顔になってくれるなら、いくらでも』
祥鳳『…じゃあ、寂しかった分、ちゃんと埋め合わせて下さい』ムギュ-
提督『ちょっと苦しい』
祥鳳『私が満足するまで、お願いします』
提督『…はいはい』ナデ
***
祥鳳「ひゃああ!!」スチャ
提督「どう?」
祥鳳「あ、あれが…」フルフル
提督「さーて、次は俺が…」
祥鳳「は、恥ずかしいいいいい!!!!」ピュ-
提督「うおっ!?」
提督「逃げたか…まあいいか。もう寝よ」
翌日…
提督「んぅ…朝か」
提督「ゴーグルは充電してあるし、履歴でも…」スチャ
提督「…あれ?見れねぇ」
提督「…つか管理者モードって何だよ(哲学)」
提督「…明石か!」ドタ
提督「明石ぃ!居るか!」
明石「うひっ!?もう気付いたんですか…」
提督「その言い方は…やっぱお前か」
明石「…おほん、そうですよ。私がゴーグルの機能を制御しました」
提督「何で?」
明石「私が作ったんですから管理者登録は私になってますよ」
提督「そうじゃない」
明石「…提督も本当は分かってるんじゃないですか?ゴーグルをこうして制御するって事は、私が我慢の限界だって」
提督「…」
明石「ケッコン後の生活が見れるゴーグルを作れって言われた時は呆れもしましたが、同時に期待するじゃないですか。そしたら、私を放って他の子たちに使いまくるなんて」
提督「うぐ…」
明石「アイオワさんとウォースパイトさんが来た時は流石に凹みましたよ」
提督「」
明石「だから頭に来たので使えなくしました」
提督「す、すまん…」
明石「謝れば許すと思ったら大間違いです!」プンスカ
提督「う…その…」
明石「…どうすれば許してもらえるか、という顔をしてますけど、わからないんですか?」
提督「…」
明石「気付くまで許しません!」プイ
提督(ど、どうするんだ…いや、明石の言いたい事はわかってるんだ)
提督(だけど、ゴーグルは管理者モードになってるし、使えないんだよなぁ)
提督(…いや、そんなの関係無いだろ。明石はずっとお預け喰らってたんだ。見えなくてもゴーグル越しに明石を見るんだ)スチャ
提督(例え見えなくても…ん?)ピピピ
***
提督『…明石、居るか』
明石『はい。ここにいます』
提督『…こんな時まですまないな』
明石『いえ、私も好きでここに居るんですから』
提督『…何か、しんみりしてると昔の事を思い出しちまうな』
明石『色々ありましたね』
提督『…あの指輪、まだ付けてるのか』
明石『カッコカリのですか?勿論です』
提督『そっか…チビたちは』
明石『もう帰りましたよ』
提督『…そうか』
明石『…ごめんなさい、私が力不足なばかりに…』ポロポロ
提督『いや、これはもう仕方ないんだ。無理に延命する必要は無い』
明石『でも…』
提督『それに、明石と共に老いるのを、少しだけ夢見てた』
明石『…』
提督『孫の顔も拝めたし、もう十分生きた。わざわざ介護ロボットまで作ってくれて、世話になったな』
明石『…』
提督『…最期の最期まで、一緒に居てくれてありがとうな』
明石『…老いていても、私には、あの頃のままの貴方が見えます』ウルウル
提督『奇遇だな。俺もだ』
明石『…』ポロポロ
提督『お前はゆっくりしてけよ。俺ものんびり待ってるから』
明石『いや…まだ…』
提督『…喋り疲れた。寝る』
明石『提督…』ポロポロ
明石『…ひどい人…ずっと一緒に居ようって言ったのに…』
明石『…ずっとずっと、愛してました、提督…』ポロポロ
***
提督「んなっ!?み、見れた!?」スチャ
明石「…当然ですよ。いつ制限を解除するかも私の自由ですから」
提督「な、何だ、そういう事だったのか…」
明石「…やっと、見てくれましたね」
提督「…ああ」
明石「…それで、どうでしたか。私とのケッコン生活は」ドキドキ
提督「…あー、その、なんつーか…」
明石(も、もしや、そんなに激しく…///)キャ-
提督「…俺がジジイになってて、明石もおばあさんになってて…」
明石「うへへ…え?」
提督「んで、俺がくたばるとこだったな…」
明石(な、何か私のイメージと違う…!)
提督「あーでも、孫もいるっぽかったし…」
明石(…冷静に考えたら最期まで添い遂げたのね。それはそれでいいかも…)ポ-
提督「…まあ、そんな感じだったかな」
明石「…そうでしたか」
提督「…そ、それで、明石、許しては…」
明石「…お、おほん、まあ8割ぐらいは許してあげますかね」
提督「う…」
明石「そ、それで、残り2割はどうしたら許してくれるかは、分かってますよね?」ソワソワ
提督「…指輪か?」
明石「そうです!」
提督「…わかった」
明石(や、やった!)
提督「…それじゃあ明石」
明石「は、はい!」
提督「人数分の指輪、用意してくれないか」
明石「…」ズ-ン
提督「あ、その、重婚が嫌なら、そりゃ…」
明石「…いいですよ用意しますよこの女たらしー!」スパ-ン
提督「いてっ!す、すまん!」
明石「ただし!今までゴーグルで見てきた光景は全部無しになりますからね!覚悟して下さいよ!」
提督「え、だってあれ、VRだろ?」
明石「…私と妖精さんの技術を舐めてもらっちゃ困ります。断片的なら未来ぐらい見えるらしいんですから!」
提督「それは普段から使ってくれ…」
明石「妖精さんは気まぐれなんですから、欲張っちゃダメです」
提督「…ともかく、ゴーグルで見てきたルートは消えるって事でいいのか?」
明石「ええ。修羅場になっても知りませんから!」プンスカ
提督「…いや、望むところだ」
明石「え」
提督「来る未来だって分かってたら、面白くねぇし」
明石「…」
提督「何より、何が起こるかわからない方が良い」
明石「…なんですかそれ」
提督「それに、明石とどんな生活を送るのかも楽しみだしな」
明石「~!もーそういう事を言うー!」ポカポカ
提督「いてぇ…」ボロボロ
明石「ほんっとーに覚悟して下さいよ!」
提督「は、はい…」
明石「そ、それと!」
提督「はい…」
明石「ふ、不束者ですが、よ、よろしく、お願いしましゅ…!」プルプル
提督「よ、よろしく…」
おわり!
友人A「お、おい見たか、あれ」
友人B『ああ。あいつから年賀状送られてきたぜ』
友人A「あいつもついに結婚したらしいぞ」
友人B『これで俺ら世代ほぼ同時になったよな』
友人A「でもよ、あいつ…誰が相手なんだ?」
友人B『は?そんなの決まってんだろ。隣に写ってるメガネ掛けた女だろ』
友人A「それならその子だけ写せば良くね?」
友人B『…それもそうだな。何で集合写真なんだろうな』
友人A「…まさか、な」
友人B『ま、俺今から聞いてみるわ。またな』ガチャ
友人A「…いや、まさかな」ハハハ
***
提督「年始から電話ラッシュなんですがそれは…」
明石「だから言ったじゃないですか。そういうの覚悟して下さいって」
提督「いや、同期のやつらなら別にいいんだが、時折陸軍にいる奴からも問い合わせが来るんだけど」
まるゆ「陸軍の方ですか?まるゆがご挨拶したいです!」ピョンピョン
提督「うーん…」
大淀「…でも、年賀状では私が一番正妻に見えたようですね」ドヤァ
明石「何をー!」
提督「ケンカはやめちくり~」
雲龍「そんなことより提督、おせちをどうぞ」ヒョイ
鳳翔「か、数の子をどうぞ」チラチラ
提督「さっきから数の子食わされまくってるんですがそれは…」
祥鳳「か、数の子…あ、すいません…」
萩風「あ、数の子…いりませんか?」
提督「何を催促してるんですかね(すっとぼけ)」
白露「それより提督!遊ぼうよ!」
隼鷹「うひひ、お酌してやんよ~」
響「ウォッカなんてどうだい?」
提督「…賑やかだなぁ」ゲッソリ
おわり
おまけ、工事完了です…
本SSを最後まで見ていただきありがとうございました。再構築という二度手間をしてまでお付き合い頂いた読者兄貴方に多大なる感謝を申し上げます。
次作についてはTwitterにてアンケートを取っています。ギャグ、シリアス、ゴア(ゲス)のいずれかを考えてます。また、リクエスト方式は取らない予定です。
Twitterアカウントが分からない場合は変態糞投稿者のユーザーページに記載してあります。
ご縁がありましたら、また次作でお会いしましょう。
再投稿おつありナス!
コメント投稿をユーザー限定のみにすることって出来たんすね~
以前のコメ欄は無法地帯になってたし、まぁ多少はね?
執拗に荒らしまくって作者に迷惑かけたアホは†悔い改めて†
とうとうユーザー限定になってしまいましたか...というわけで作りました!
フォースと共にあらんことを
どうもっすな
ユーザー限定になったとあらば作らざるを得ないっすな
まあ前のコメント欄、荒らしのせいで間延びしまくってたしね。そらしゃーない。
寒くなってきたんで、体に気を付けながら毎秒投稿しろ(恒例の無茶振り)
再投稿お疲れナス!
ここだけ新しく作り直しても別のところに飛び火するだけなんじゃないですかねぇ・・・。(諦め)
頑張って全部のSSを再投稿して(^^)(無茶ぶり)
スッキリしちゃったね。
しっかり対策してくれるかむかむニキ好き♡
いやー、(コメ欄)スッとしたゼェ〜・・・まあ、そうなるか(日向並感
病む病むニキ、それはかむかむニキが過労でくたばる。
にしても木曾は可愛いなァ・・・
(荒らし対策)やりますねぇ!
これからも(ss投稿)よろしくな(カーリー)
1さん
おつありナス!
あまり限定させたくなかったんですけどね…
2さん
ジェダイ兄貴ありがとナス!
わざわざユーザー登録までしてもらい申し訳ナス
3さん
せっかち兄貴ユーザーデビューお疲れナス…
毎秒投稿なんて体こわれる~^
4さん
ありがとナス!
他はヤンデレ以外完結してますしヤンデレSSも終わり間際なんで作り直さないゾ
全部!?うせやろ?
5さん
はーサッパリした(爽快)
ページ読み込みが格段に早まりましたね…
6さん
変態糞投稿者だけならいいですがコメント打ってくれる兄貴方にも迷惑掛かってましたからね…
7、8さん
蚊(荒らし)が群がるなら蚊帳の中に入ればいいって、それ一番言われてるから
コメ欄スッキリしちゃいましたが快適に見て貰いたいので仕方ないね(レ)
9さん
ありがとナス!
再構成までしたんですから必ず完走しますよ~スルスル
何だろう・・・。キソーとヤハギチャンから似たような匂いがするゾ・・・。
コメント削除機能追加されたんですか!
ほほ^〜(喜び)ひょっとしてレモンさんの努力あってのことだったり。まあ違うよね...
ポーラですか!伊重姉妹大好きでち!
そういえばスマホからだとヤンデレ見えなくなっちゃっていますね。俺だけかな?
Polaは今回のイベで初GETだったからうれしいゾ~
再投稿お疲れ様です!
コメ欄やばかったですからねーw
(荒らし対策が)お~激しい( ^∀^)
エエゾ!エエゾ!
使えなくなったページは破いちゃえ~(レ)
11さん
変態糞投稿者が思うに凛々しいとこは同じですねぇ!
12さん
作り直した意味が問われる(真顔)
ヤンデレSSの方はエラーが出てるみたいですね
13さん
聞けば聞くほど何だこの可愛い子!?(驚愕)ってなるゾ
14さん
ありがとナス!
コメント削除すら苦労するとか本当に頭に来ますよ!(憤慨)
15さん
怒涛のレスリングネタはパンツ生える
コメント削除機能付きましたがユーザー限定解禁したらまた同じことになりそうなんでこのままやります
もう一回最初から読み直して、
>大淀「…ちょっと待って下さい、いつの間に婚活を?」
大淀ォッ⁉貴様さりげなくナニを言っているゥッ⁉話をヤンデレ時空に引っ張ってんじゃねぇぇっ!!!!
そんな事したら、最後に
「この時は・・・鎮守府があんな事になるなんて、誰一人として思いもしなかったんDEATH・・・・・・」
なんてモノローグがついちゃうだろォォッ⁉
お気に入りから見てたから一瞬消えたかと思ってビビ!った。
というわけで相も変わらず全裸ニキ…ちゃう、北上提督=サンは全裸待機してますぜ
ps.ニキビつらみ
>>「素面が思いつかなかった」
むしろ素面という状態が存在しているかどうかも怪しいんですが・・・。
話の内容的に気期待んけど、かむかむニキの嫁艦は誰ですか?
荒らし削除とか強みの極み
17さん
この世界線は優しい世界だからそんな禍々しいモノはないゾ
18さん
申し訳ナス…変態糞投稿者も頭に来てたので再構築させてもらいました。
ニキビを潰せ!(ヒゲクマ)
19さん
ポーラの素面は礼儀正しい美少女だって、それ一番言われてるから(決めつけ)
20さん
変態糞投稿者の嫁艦は鳳翔さんです(迫真)
どの艦娘の話も力をいれますが鳳翔さんの時は格別ゾ(多分)
21さん
やりました(加賀)
読者兄貴やコメ兄貴も迷惑してたから、多少はね?
ポーラはお酒が好きな方向に進化したザラって、それ一番言われてるんで。(迫真のマジ顔
あまつん!あまつんかぁ❤️(ねっとり
23さん
ポーラはキャラが尖り過ぎてるんだよなぁ…
あまつん、工事完了です…
何であまつんの煙突からのみ煙が出るんですかね・・・?(壮大な疑問)
メタ発言はやめるネー!(金剛並感)
あまつんええやん⋯
あまつんかわええ・・・・・・
ようやく今回のイベで仲間になりましたゾ
満潮が未だに一発変換できないクソ提督です。
このiPadはどうにもあいだに「ち」という文字を入れたいらしい。
入れるなってんだよこのポンコツがぁ!
満ち潮
なんで!?(困惑)なんで!?(怒)
25さん
頭についてるからでしょ(適当)
コメディ要素も加えいれるゾ
26さん
天津風もっと流行らせコラ!
27さん
おめでとナス!
やりますねぇ!(賞賛)
28、29さん
リスト兄貴無理しないで落ち着いてタイピングして
タイピングはできても変換がこれしかないんだよなぁ・・・iPadだし。
満潮に申し訳ナス・・・
一回「満ち潮」にする
「ち潮」の部分を消す
「潮」を入れ直す
こうやらないとダメみたいですね・・・(諦観
まんちょうっていれたらiPadでも満潮になる?
それはイヤレス!
ニヤケが止マラない荒潮可愛いです。
荒潮が一発で出るのになんで満潮だけ・・・
(ちょっと納得がいか)ないです。
>>31
「満ち潮」の「ち」の部分だけ消せばいいと思うんですが・・・。
午前中からヤるのか・・・。(困惑)
翌朝まで絞り取られてすっからかんの提督ができるパターンですねこれは・・・。
最初からこうすればよかったんだ。
メインはiPadだけどサブとしてPCで作れば
満潮もちゃんと一発で変換できる!おほーっ!
>33 iPadは変換すると、その単語のどこかをタップしても単語の最初か最後にしか鑑賞できないもので・・・
31、32、35さん
そこまでしなくていいのに(良心)
無理せず文字を打ち込んで
33、34さん
何を搾り取られるんですかねぇ?(すっとぼけ)
干渉の字を間違えておる・・・w
満潮の名前をちゃんと入れるにはこうするしかなかったんや・・・
無理をした覚えはないんだよなぁ・・・
あ、アイオワも楽しみにしてますね。
荒潮ちゃんは普段素直になれないタイプかな。微笑ましいっすね。
でも提督ゥー!イチャイチャするのはいいけどサー。時間と場所をわきまえなヨー!(kngu)
アイオワがどうなんのか想像つかないなぁ...楽しみ
これ提督が付けて提督の名前を入力したらナニが起こるんですかね?
37さん
リスト兄貴迫真の誤字が光る
これからは落ち着いて修正ゾ
38さん
金剛ちゃんも大概だと思うんですがそれは…
39さん
一応その辺は明言されてませんがエラーが起きる、という事にしています。
自分とはケッコン出来ないってはっきりわかんだね
やっぱりPSVRじゃないか・・・。
以下39さんのオマージュ。
これを艦娘が付けたときに艦娘の名前を入力したら・・・あっ(察し)
aaaaa!!aaaaaaaaaaaaaaaaa!!aaaa~aaaaa!!!(語彙力消失中)
41さん
伏せ字くん迫真のサボり
百合は書けないんだよなぁ
42さん
決闘者兄貴言葉を取り戻して
VRを全艦娘分作って支給すればみんな幸せなのでは・・・(脳死)
というかアフターフォローをしっかりしないと
全員が提督に対する想いに気づく
↓
提督争奪戦勃発
↓
取られたくないという思いからヤンデレルート突入
こうなる可能性が微レ存・・・?
44さん
明石こわれる
ヤンデレルート入りは無いです
ウォースパイトは姫さまっていうより女王様系レディなんだよなぁ・・・
?かつき「レディ!?そっか・・・ウォースパイトさんにレディにしてってたのめば・・・!」
ウォースパイトさんね。うちのssにも登場してるゾ
このお方、英語力、語彙力共にどっかに落とした私にはハードルが高すぎ、、、
主さん、頑張って下さい☆
46さん
ボイス聞いてると割とお茶目なんだよなぁ
暁はいずれレディになれるから焦らないで
47さん
英語調べる時間だけで気が狂いそう…!(静かな発狂)
証拠物件としてssの方押収(拝見)するからな~
おぉ!
コメントがスッキリしてる!
めっちゃ見やすい
そしてもう少しで球磨が...(^q^)
久しぶりに覗いてみたら面白い展開になっていて草。この世界メタ要素多いっすね。メタパワーがあったらあの提督も...
明石さん過労死してしまう...俺も作ってもらお
ずっと気品のある振る舞いをしてきたからこそ童心に戻りたくても戻れない。
↓
つまり見栄を張っている。
見栄っ張りで有名な艦娘はだれか?
↓
暁&ビスマルク。
つまりウォースパイト=暁=ビスマルクだった・・・?
これもう分かんねぇな。
49さん
はーサッパリした(迫真)
球磨はもう少し待って欲しいクマ
50さん
メタネタはあまり使いたくなかったのでこれ以降は控えるようにします
明石こわれる~になるかもしれないから、多少はね?
51さん
ウォースパイトは既に確立している気位、品格を保つために見栄を張ってるのに対し、暁とビスマルクは背伸びや虚勢といった見栄の張り方をしてると思ってます。
なので、言葉は同じでも立ち振る舞いが異なってるので、正確にはイコールではないと捉えてます(迫真のキャラ語り)
こうやってみると綾波型はやっぱり人気なんやなって
舞ってました!
※リスト作りの人
iPhoneにはユーザーズ辞書みたいなのないんですか?
私はAndroidだからかあるので漢字変換がめんどくさい艦娘は大抵辞書にぶちこんでありますよ
\もうすぐだクマー/
>>52
完全に理解したゾ。
(キャラクターに対する愛が)重過ぎるッピ!
そりゃあエリザベス女王の名前を冠する戦艦の一つだし、気品を保つために無理するのはしょうがないね。無邪気にはしゃぐウォースパイト可愛い。
自分の押しがまだ遠いのう...
>きらっちぇさん アイパッドです。探せばあるのかもしれませんが面倒です。
53さん
当たり前だよなぁ?
個性が強すぎるッピ!
54さん
お待たせしました…
球磨はもう少し待ってクマ
55さん
変態糞投稿者も提督だから、多少はね?
キャラ把握のために一日秘書艦させるのもアリゾ
56さん
シチュエーション考えるのはいいけど英語がムズすぎるッピ!
もうちっと待ってくださいオナシャス!
57さん
リスト兄貴迫真の返答が光る
おはようございますm(__)mユーザー限定ということ作ってきました。
あぁ~癒されます。(迫真)
もう既に朝から11人の艦娘(伊勢含む)がVR使ってますけどいつまで電池が持つんですかね?
そろそろ電池切れになってもおかしくないゾ。
綾波か翔鶴が使う前に一回充電してるっぽいゾ
俺もこの機械ほしいなぁ~。
手に入れたあかつきには、かむかむレモンって入力してみるゾ
59さん
電脳ウイルスも見てるのか…(困惑)
わざわざ登録ありがとナス!
60さん
細かい事はキニスンナ
61さん
そうだよ(便乗)
正直充電に関しちゃなんも考えてません
62さん
ファッ!?
艦娘に使って、どうぞ
純愛は心が洗われますね…前作の重っ苦しい愛も大好きですがやっぱり純愛はイイ…
ならば俺はこの機械手に入れたらリスト作りの人って入れてみることにしよう
全裸ニキ×リスト兄貴…梨だなおい
>>61
それマジ? よく見て無かったゾ・・・
伊勢は日本の戦艦・航空戦艦組の中で影が一番薄いんだよなぁ・・・。
というか他が濃すぎるのか・・・?
頼んだ伊勢がキタ━(゚∀゚)━!
嬉しすぎて涙がで、出ますよ…
>65 ヤメロォ(建前)やめっ・・・やめろヨォ・・・(震え声な本音
北上女神ニキはソッチのケがある・・・?あっ・・・(察し
64さん
純愛は浄化作用があるからどんどん見てゾ
65さん
北上さんに使ってない浮気者兄貴ですねクォレハ…
66さん
瑞雲祭りで目立ってたゾ
確かに他も濃ゆいゾ
67さん
お待たせしますた…
喜んで貰えてウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)
68さん
北上さんに言いつけて甲標的の的の刑ゾ
63
はい、かむかむレモンさんの作品は全て拝見させて頂いております。m(__)m
続きも楽しみにお待ちしてます。
まだ太陽が出ているのに酒飲んだのか・・・。(困惑)
しかも言い方からして隼鷹も飲んだ可能性が微レ存・・・?
軍規って何だよ。(哲学)
70さん
ありがとナス!
嬉しくて涙がで、出ますよ…
71さん
大規模イベ後でやる事も少ないから多少はね?
隼鷹は飲んでないんだよなぉ
そういや隼鷹はウブって設定でしたね。
サケノミが恥ずかしいのを誤魔化す言い訳に酒を持ち出すのは結構ありそう。
飛鷹や神鷹も同じように客船時代のおめかし披露してくれるんですかねぇ(してくれたら嬉しい)
運営から12月中の冬イベ通告がありましたね。資材貯めなきゃ(使命感)
私の新しい嫁艦姉妹の妹の方かわいいヤッター!
現私の嫁艦
潜水艦
8・19・26・58・401
駆逐艦
特型全員・陽炎型・夕雲型
軽巡
大淀・球磨型・阿賀野型・長良型・夕張
重巡
妙高型・古鷹型・青葉型・プリンツ・利根型
戦艦
実装されている全員
空母
祥鳳型・一航戦・2航戦・5航戦・グラーフ・龍驤・飛鷹型
食費が消し飛ぶーぅ・・・
工作艦明石を忘れていたのー・・・(隙自語2連
ふとコメント覗いたらリスト作り兄貴がブルジョワ極めてて草
古鷹改二で喜んでるのがバカらしくなりますよ...
ま、着任3ヶ月だしこんなもんか!(開き直り)
73、76さん
隼鷹は多分性格設定されてなくてもこんな感じに収束したと思うゾ
せっかち兄貴焦らず資源貯めて
74、75さん
はぇ~すっごい(単婚並感)
でも申し訳ないが自分語りと連投は返信に困るので頻度は控えて欲しいゾ…
>>74
嫁艦多過ギィ!
魔法のカードの力ってスゴイナ~(白目)
隼鷹めっさ乙女やん!
自分の気持ちを誤魔化すために酒を飲むっていうのは酒飲みの常套手段ですね・・・。
>76 提督業が長いもので。
>77 申し訳ナス!
>78 キャッシュしかベストフレンドがいないのよーぅ・・・
次の生贄は球磨か・・・
さて、どの辺で語尾の「クマ」が取れるか見せて貰うクマ!
78さん
隼鷹は元から乙女だって、それ一番言われてるから
素面はきっと照れ屋だゾ
80さん
犠牲者扱いにアホ毛生える
眠気に勝てなかったのでほんへは後で更新ゾ
ダメだぁ…ボキャ貧のせいでこれ以上言葉にできない!
誰か!誰でもいい!俺に言葉を分けてくれぇ!!
《悲報》
リスト作りの人、パスワードを忘れてアカウント作り直し。
はぁ・・・
>>83
うわぁ・・・。乙です・・・。
そういえばこんなにVRを体験した艦娘がいるのに青葉新聞が出てきませんねぇ。
青葉のいない鎮守府程プライバシーが守られれる鎮守府はないんだよなぁ。
82さん
決闘者兄貴なかなか面白いフレーズを叩き出してるから語彙力が復活してる可能性が微レ存…?
83さん
えぇ…(困惑)
パスワードどっかに書いて保管して、どうぞ
84さん
リクエストされてないのでいません
青葉の事をトラブルメーカーみたいに言うのはヤメロォ!(建前)ヤメロォ(本音)
球磨ちゃんかわいいやったー!
球磨可愛い(小並感)
瑞鶴のツンデレ、いいゾ~これ
86さん
意外に優秀で乙女な球磨は可愛いに決まってるって、それ一番言われてるから
87さん
ずいずいはまだ出てませんが、何が見えてるんですかね…?
ユウシュウナクマチャンカワイイヤッター!
バレンタイングラの球磨思い出したゾ。
これで多摩以外の球磨型は工事完了ですね。
はやく球磨型コンプリートするんだよアクシロヨ(無茶振り)
ふと思った。私は何故妙高型を締め切り前にリクしなかったのだろうか・・・
今となってはもう手遅れ。
恥ずかしがる妙高さんとか絶対に可愛い。
久しぶりに見たら新作来てて草
寸暇を惜しんで毎秒投稿して♡
89さん
多摩まであともう少しだからお待ち下さいオナシャス!センセンシャル!
90さん
リスト兄貴それでも結構リクエストしまくってましたね…
今回はもう締め切ってるので次以降でオナシャス
91さん
ちんぐり兄貴ご無沙汰じゃないっすか!
相変わらずの無茶振りに脳みそこわれちゃ~↑う^
球磨ちゃんとか明石とかね。
流石に次からは自重するネ。
VRがキューピッドの矢と化してて草。
こうしてハーレムが作られていくのかぁ(白目)
93さん
次以降にリクエスト方式採用するかわからないけど一人一回にする予定ゾ
94さん
当たり前だよなぁ?
一歩踏み出させたんだゾ
どうも、お疲れ様です。
いつも思うんですけど、何時に寝ていらっしゃるんですかね...?
レモンニキ、鳳翔嫁提督らしいしまたはっちゃけそう。面白くなるだろうからもっとはっちゃけろ(無茶振り)
ダルビッシュ...CAPTURED...戊辰戦争...EMURATED...EMURATED...EMURATED...
「提督に照準・・・あら?」のシーンで上記のような事を思い浮かべた人は自分だけじゃないはず。
ママああああああああぁぁぁ!鳳翔ママああああああああぁぁぁ!
ママああああああああぁぁぁ!鳳翔ママああああああああぁぁぁ!
やっぱり甘い(歓喜)自分古鷹押しなので古鷹の所を一番楽しみにしてます!でも今は鳳翔ですね楽しみです。
96さん
鳳翔嫁艦なので気合い入れますよ~ヌッ!
何も無い時はいつも休眠状態ゾ
97さん
重症なのでノンケ向けコンテンツで治療して、どうぞ
98、99さん
お待たせゾ
興奮するのはわかりますが連投はやめてくれよな~頼むよ~
100さん
古鷹はもう少し先ですね…
出来るだけ毎日更新を心掛けてますんでお待ち下さいオナシャス!
北上さんにひたすら雷撃(おしおき)されてる内に気づいたら球磨終わってたクマー
一応言っておくがおれはニンジャであってホモでもレズでもノンケでもないゾ
どうでもいいけどデスノート面白いよね
102さん
まっぱ兄貴は無機物か何かですかね?
これに懲りたら浮気はやめるんだゾ
鳳翔編は全裸待機しとくゾ
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!housyousannkyaaaaaawaaaaaiiiiiiiiiiiiii!!!!(訳鳳翔さんきゃわいい!)
ホッショーーーーーッ!(砂糖を吐く音)
104さん
鳳翔さんの回はもう更新済みなので体毛生やして
105さん
決闘者兄貴遂に文字すら危うくなってきましたね…
可愛いのは当たり前だよなぁ?
106さん
独特なSEでサトウキビ生えますよ!
もっと吐いてホラ
グハッ(砂糖の摂りすぎで死亡)
さすがお艦ですねぇ・・・。(遺言)
108さん
鳳翔さんに膝枕されてうたた寝したい人生だったなぁ(叶わぬ願い)
生き返れ生き返れ…
幼馴染シチュ多くて草
これは糖尿病不可避
なんで寝てないんだー?
夜の墓場で運動会(隠語)かー?(謎の煽り)
瑞鶴って甘えるときはとことん甘えてきそうですよね。そして兄貴瑞鶴幼馴染ネタ好きっすね(アプローチ読み直し中)
≫100
同じ古鷹押し兄貴いてウレシイ...ウレシイ...
まだもうしばらくあるんでゆっくり待つしかないですね...
瑞鶴がツンデレ幼なじみなのは当たり前だよなぁ?(威圧)
とか言ってるけど
「ツンデレ+ツインテ=幼なじみ」
という公式が成り立っているんじゃないかと近頃思うようになってきたゾ。
瑞鶴かわいい・・・
放置ボイスもかわいいし性格もかわいいしスタイルもいい。
こんな子が現実にいてくれたらっ・・・(血涙+歯軋り
おい
おい誰かデスソース持ってきて
甘すぎる…
やっぱホウショラレータじゃなかった鳳翔さんは最高だぜ!
あ、ついでに高速修復剤ありったけもってきて俺が轟沈ぬ前n…来たな北上さん!今度は負けn(
110さん
瑞鶴といえばこれしか思いつかなかったゾ(力不足)
111さん
夜の営みは変態糞投稿者の力量不足で書けませんが、間接的には普通に書きます
瑞鶴は幼馴染キャラが強いから多少はね?
112さん
そうだよ(便乗)
公式の証明オナシャス!センセンシャル!
113さん
存在しないからこその理想なんだよなぁ…(無慈悲)
いたら多分SS書いてないゾ
114さん
浮気者は死ゾ
まっぱ兄貴も懲りないっすね…
キタカミィ!オオイッ!キソォ!クマァ!タマァ!ディケイドッ!
多摩来た!これでコンプリートだ!
ぃやっほおおおおおおおい!
いつも楽しく読ませてもらってます⋯
ところでさっき思ったことなんですが変態糞投稿者の元は夢じゃねぇダルォ!?
116さん
お待たせナス!
やっぱ好きなんすねぇ
117さん
ありがとナス!
夢ってなんのこったよ(本当に分かってない顔)
球磨型コンプ乙です。
やっぱり猫ですよろしくおねがいしますじゃないか・・・。(分かる人には分かるSCPネタ)
風邪ひいたのか何か分からないけど喉が痛くて鼻水がひどいゾ。
かむかむニキもみんなも風邪には気をつけるんだゾ。
※119
だからあれほどネギを尻にぶちこんどけと…(言ってない)
にしてもやっぱり多摩はかわいいなぁ
多摩の事は好きだけれど北上さんの姉だから浮気じゃないよね!(死兆星)
連投スマヌ
どうでもいいけど消したほうのケッコンしたらのやつコメント数しおい(401)じゃね?
コタツ...いいよね...
寒いからもう出しちまったよ。
入ってヌクヌクしながら艦これやります(悲壮感)
23時時点で、巻雲改二とケッコンして見せびらかす提督がいて草生えた
早すぎィ!
119さん
おつありナス!
変態糞投稿者はバカだから風邪引かないゾ
120、121さん
浮気者は死ゾ
消した方のコメ数は覚えてないです。
連投はやめちくり~
122さん
(コタツなんか)ないです
改二までレベリング頑張ってホラ
>119 お?収容違反かな?収容しなきゃ(財団並感
TNMな鎮守府のイメージが強くなりすぎてポンコツお利根様に違和感が・・・w
聞いてくれ
朝(昼)起きたらゴトランドが改になってたんだ・・・・・・
何を言っているかわからないと思うが(ry
新しい看守、改造ヤバイっすかね?
>>124
既に手遅れなんだよなぁ・・・。
薄着のまま炬燵に入るのは下手したら火傷するからやめようね!(良心)
というか利根型は薄着というよりは着てない方かと思うんすけど(改二並感)
444-jpよりはまだ希望gねこでした
>126 利根型改二はすごい。何をとは言わんが絶対に履いてない。あえて何をとは言いませんけどね、ね?(由良並艦
124さん
利根は元からこんな感じゾ
TNMってなんだよ(哲学)
125さん
怖いねぇ(目逸らし)
ゴトランドは改装前も後も使い道があるゾ
126さん
アニメ公式で穿いてるんだよなぁ
127さん
はい収容違反
利根型は穿いてるって言ってんだルルォ
天魔な鎮守府、です。
ニコニコ動画で検索検索ゥ!
最近、使ってたモデルの一部がリッピングの可能性ありってことで一回一部MMDダンス動画以外削除。
2期が最近始まったみたいですよ。(露骨なダイマ
このssももうすぐ終わりかぁ(´ヘ`;)
淋しいです
この後のマイエンジェルズ6連発楽しみにしてます
130さん
後で覗かせてもらいますが広告代わりにするのはやめて欲しいゾ…
131さん
終わりはまだ遠いと思うゾ…(疲弊)
ご期待に応えられるよう頑張るゾ
ちょっと見なかっただけで緋色の鳥まで収容違反してて草。
筑摩も能代も雷もダメ人間製造機になんだよなぁ・・・。
じゃけん元に戻すために山風を召喚しましょうね。
筑摩はかわいい(かわいい)
ダメ人間製造機なら北上さんも負けてねぇぞ!
ほら、一緒にだらだらしてたらいつの間にか………………あぁ
>>134
一緒に堕ちるか相手だけ堕とすかって相当な違いがあると思うんですがそれは・・・。
やっぱり堕ちてるじゃないか・・・。
133、135さん
山風もある意味ダメになりそうなんですがそれは…
甘やかしてるだけでダメになるってこれもうわかんねぇな?
134さん
手遅れみたいですねクォレハ…
浮気しないでちゃんとだらけるんだゾ
ちゃんとゲーム内でくまりんこ見たいけど未着任...そして大型建造するにも今は資源貯めたいし今解放してる海域ではドロップしない...はず
つらい
>>137
イベントで頑張ればドロップするで。
実際自分はそうやった。(つーかドロップのみで最上型全艦コンプした。)
三隈のいう「くまりんこ」はキャラのようなものだから、三隈もキャラを作らないとまともに提督と接する事が出来ない純情ウブな提督ラブ勢だゾ。(壮大な決めつけ)
次村雨か・・・・・・
いいゾ~元気っ娘
楽しみにしてるゾ
137さん
最低値でもたまに出るから一日一回大型回してゾ
138さん
そうだよ(便乗)
くまりんこ、の後のあらやだ…がそう思わせる(分析)
139さん
村雨お待たせゾ…
何とか早めに更新したいゾ
ミイラ取りがミイラとはまさにこのことですねぇ・・・。
大物Youtuber復活してて草。
あ~^^村雨が可愛いんじゃ~^^リクエスト聞いてくれてありがとうございます!これからも楽しみにしてますね!
野分なんて気にしたこともなかったけどかむかむニキの娘はみんなかわいいからねぇ…
あ、もう浮気はせんとよ(フラグ)
いやぁにしても村雨はかわいいなぁ…のわーっ!(回収)
>>144
これはケツ魚雷の刑ですね間違いない。
141さん
返り討ちにあう子が多すぎるッピ!
142さん
お待たせしました…更新遅れて申し訳ナス(反省)
143さん
言ったそばから浮気するのか…(呆れ)
不貞は死ゾ
早いですけど次のシリーズもリクエスト式ですよね!(威圧)
やっぱり(のわっちも)堕ちてるじゃないか・・・。
かかってきなさいとか言っておきながら、堕ちる速さが即堕ち2コマレベルで草。
146さん
気が早すぎるッピ!
原案が浮かんだだけで何も予定してないゾ
147さん
意外と早く堕ちたな~(嬉しい誤算)
ゴーグル見る前からのわっちは堕ちてるってはっきりわかんだね
純愛はいいですね、皆可愛くて癒されます。響に純愛は似合う、名言みたいですね。
ええやん・・・本当にええやん・・・。(圧倒的語彙力不足)
※144
_人人_
>自滅<
 ̄YY ̄
149さん
名言爆誕
純愛は癒すだけでなく浄化も兼ねてるんだよなぁ(しみじみ)
150さん
語彙力などフヨウラ!
これこそ感動だな!
このSSもそろそろ終わりですねぇ・・・。
ヤンデレENDは無いらしいから、第一作目みたいなハーレムENDが待ってると予想をしつつ見ていくゾ。
古鷹かわいいやん...ええやん...(語彙崩壊)
ケッコンしてからグイグイし始めるってのも面白いと思うゾー。自分は夏ボイスの優柔不断古鷹にやられたクチですが(隙自語)
あ、くまりんこは4-3で拾ってきました(事務報告)
かわえかわえ⋯
ああ、待って良かった。古鷹は良いわぁやっぱり古鷹単婚提督の自分には癒しでしかないです。(ほっこり
)
153さん
悲しいなぁ(諸行無常)
平和なエンドにする予定だから安心!
154さん
やりますねぇ!
古鷹はよしよしされるシチュエーションが定石みたいだったので他のを模索してたらこうなったゾ
155さん
ボキャ貧になってますねクォレハ…
もう少し続くからまだまだ堪能してください
156さん
待たせたな!(蛇並感)
単婚提督俺もソ-ナノ…(空気)
???「しばし(他の姉妹に)後れを取りましたが、今や巻き返しの時です。」
シグレチャンどう考えてもhappy endが見えないんですが・・・。
未来の嫁とか言ってる時点でもうヤンデレの気配が・・・。
時雨「酷いじゃないか司令官。白露や村雨、夕立と来たら次は僕じゃないか。何故このままスルーしようとするの?」
提督「いやそれ決めてんの俺じゃないし(メタ)」
メタ発言はナイスゥ(建前)ヤメロォ(本音)
なんかこの時雨、DV提督で絶望させたくなってきたぞ
158さん
時雨もちょっとおふざけしてるだけだから…(小声)
優しい世界にヤンデレなどフヨウラ!
159さん
メタ発言は何度も使うとコメディじゃなくなるからこれ以降控えるゾ
160さん
浮気者の上にDV希望とは救いようがありませんね…悪い子はお仕置きだどぉ!
一度入ったら二度とでられない、艦娘ホイホイと化したこたつ君。
というか吸引力がもはやダイソン並なんだよなぁ。
そんなこと言ったってしょうがないじゃないか!(えなり顔ダブルピース)
ここまで期待してる娘は絶望させたくなるでしょ!(マジキチゼンラスマイル)
あとこれは浮気じゃない、いいね?
>>163
ちょっと待て、DVは日本語訳すると家庭内暴力だから家庭内でのみ成り立つゾ。
つまり真っ裸ニキがシグレチャンにDV出来るということは結婚しているということだゾ。(迫真のマジレス)
・・・やっぱり浮気じゃないか。(困惑)
162さん
コタツは国宝なんだよなぁ
冬場はみんな寒そうだし、多少はね?
163さん
え、何それは…
やっぱり浮気者特有の言い訳じゃないか(困惑)
冬アプデ来ましたね。ゴトランドのクリスマスグラ可愛いゾ
ところで・・・・・・Zara姉さまどこ?
かむかむニキは備蓄終わりましたか?自称小規模らしいですよ冬イベ
リクエストしたこと完全に忘れてたことは黙っとこ(サラちゃんキターー)
隼鷹のせいで間違った日本文化が広まってて草
166さん
ザラ姉様は溶鉱炉でお迎えゾ
小規模なんて大嘘だって、それ一番言われてるから
167さん
えぇ…(困惑)
飲兵衛の教えるサブカルはそんなもんゾ
し...資源の備蓄は各三万あるから...(震え声)
前回の初秋イベはまだ着任して日が浅かったのと解放後も2-4ガン回りだったので状態はクソでしたが、今回は出来るだけ頑張りたいですね...
ゴーグルのせいで女たらしと化した提督の明日はどっちだ(適当)
扶桑型早く出すんだよあくしろよ(半ギレ)
呉服屋店員全滅してて草。
あと五人かぁ・・・。ラストが楽しみだゾ。
アッハイが来るかと思いきやまさかの大正論…
時雨は…やっぱ甘甘じゃねーか!(大歓喜)
そしてサラトガ…甘ェなぁおい!(大換気)
p.s.長らくAC民であった私のスマホ版艦これについに北上さんが来たぞ!(嬉死亡)
169さん
あ、おい待てぃ(江戸っ子)
平和な世界において提督くんの明日にどっちもクソもないゾ(思考放棄)
170さん
あ、待ってくださいよ~
姉様は霧島編の次なのでもうすぐゾ
171さん
全員撃沈は様式美ゾ
172さん
お気に召したようでウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)
霧島…正直どうなるのかがわからない…!
さて、次の作品は甘々かドロドロかヤンデレかグジュグジュかボドボド…どれなのかね?
霧島…正直どうなるのかがわからない…!
さて、次の作品は甘々かドロドロかヤンデレかグジュグジュかボドボド…どれなのかね?
ごめんやらかした…
王道を往く金剛や榛名かと思ってたら、まさかの霧島・・・。
さすがに想定外だったゾ。
霧島。
私がお迎えした初めての戦艦。
いいねぇいいねぇ楽しみだねぇ!(北上並感
※178
北上さんっ!?
……なんだリスト作りさんですか。撃ってもいいですか?(マジキチゼンラスマイルで魚雷40門向けながら)
※179
我だ!
いや〜じゃ。こんな所に居られるか!私は逃げさせてもらうぞ!(定番
サラトガ可愛いゾ~これ
あっゴメンて敷波ちゃん睨まないで(汗)
う、浮気じゃねぇぞ?(威圧)
174さん
連投はやめちくり~
次作の話は気が早すぎるッピ!
177さん
スポットライト逃しがちだから、多少はね?
178さん
霧島編、工事完了です…
脳筋じゃない霧島可愛いゾ
181さん
浮気する悪い子はお仕置きだどぉ!
はえ^~、更新すっごいはやい……
カムカムニキは精神と時の部屋にでも住んでいるんか?
あれ…?きり、しま……え?
キリシマってあの金剛型の霧島?
…こんな可愛かったっけ!?
アイエエエエエエ!?ナンデ!?キリシマナンデ!?
ゴウランガ!やはりかむかむレモン=サンのすばらしいワザマエ!
霧島、落ち着け
かおむに してやろう(ムニムニ)
僕らが見たいのはプラトニックな純愛であって夜伽じゃないから(力説)
(わざわざ性描写を入れてR-18にする必要)ないです
183さん
そんなとこいたら真っ先にくたばっちゃ~う^
最近は遅れ気味ゾ
184さん
霧島は元から可愛かったって、それ一番言われてるから
185さん
当たり前だよなぁ?
最近迷走気味でしたがここで持ち直すゾ
扶桑の映像よりも提督のご飯がちゃんと運ばれて来るのかどうかがすっごく気になるゾ・・・。
残り的には明石に一番期待。
さて、次回作はなにかな?かなかな?
もう早すぎとは言わせないぞ~……
(コメント中に全裸になったら人生終わるナリ…
そうだ、大声を出して服をかき消すナリ!)
扶桑とか鳳翔さんは圧倒的正妻感
え、駆逐艦好きはロリコン?HAHAHAHAHAHA何を言うか!
まさかマル・イチニチ更新がないとは……生きてますか!?
187さん
提督くんは自分で持ってきたゾ
188、190さん
一日以上遅れたら生存確認とはたまげたなぁ…
まだ次作の話は早すぎるッピ!
189さん
憲兵くんが睨んでるゾ
正妻は鳳翔さんだって、それ一番言われてるから(迫真)
だっていつも毎日更新してたから
かむかむニキが無事か心配だったんですよ!?
新作の話…はやくないよなぁ?(威圧)
もしリクエスト系だったら北上さんリクする準備はできとるんやで(トントン
にしてもさすが扶桑、うちの主力。
いやぁウルトラマンマックスは面白いなぁ
>>192
かむかむニキも(スマブラで)忙しいから・・・。(楽しいからね、仕方ないね)
ここの山城はデレてはくれないのか・・・。
さてはここの山城、改二じゃないな・・・?
※193
スマブラなら仕方がないね…あぁswitchほしい…
今年のクリスマスは手を繋いでるリア充の間を通り抜けるあそびをしなくちゃいけないからswitch買いにいく余裕なんてない…
192、194さん
SS以外にもやること多いんだよなぁ
正直毎日はいやーキツいっす(素)
193さん
山城のデレに慣れ切ってますねクォレハ…
特別出演だから、多少はね?
冬イベ前終了予定ってかなり巻いていかないと間に合わないから無茶をしてはいけない(戒め)
山城は扶桑の番犬かなんかですかね...?戦艦に噛まれるのは一溜まりもなさそう(適当)
雷「…」
冬イベってクリスマス直後であと一週間ほどしかないんですが・・・。
個人的には年末まででいいと思うゾ。
絶対に年を越させてはいけない。(戒め)
196さん
まだ一週間あるし、多少はね?
山城はボイスの方は割と番犬並に噛み付いてると思うゾ
197さん
リク無かったから仕方ないね(無慈悲)
198さん
馬鹿野郎お前俺は書くぞお前!(天下無双)
あくまで願望だから…(目逸らし)
知ってたよ…かむかむニキがこんな時間に書くことは
俺は!学校が!あるんだよ!
リアルタイムで見れないじゃないか!(絶命)
電なんか短くね?お疲れ?
さて、次回作を全裸待機しましょうかね!
全裸になるために服売っぱらってきます!
200さん
元々このぐらいの量で他が長かったんだよなぁ
次作待ちはいいですけどまだ構想すら浮かんでないから服着て
もう遅い!服は全部売りさばいた!
祥鳳カワイイヤッター!これはうわきじゃなくせいとうなかんそうだ
>>202 まだまだ寒くなるのにそんな装備(全裸)で大丈夫か?
あと二人ナリ。
どんな締め方をするのかすっごく気になるナリ。
そうだ、大声を出して作者を催促するナリ。
アッアッアッアッアッ(以下略
※203
病む病むニキくん!どうしたんですか?
202さん
また浮気か壊れるなぁ…
203さん
尊師まで見てるのか…(困惑)
申し訳ないが脱糞はNG
てーとくになればこんな生活がおくれるぞヤッター!
※なお、イケメンつやつや提督に限ります
※206
まて!建造した艦娘はどんなのがイケメンだか知らんはずだ!
だから鎮守府に閉じ込めればぐじゅるへへへへ
>>207
憲兵「憲兵だ!」
艦爆数えるシーンで番長皿屋敷を思い出したのはワイだけじゃないはず。
???「一機足りな~い」
※208
皿屋敷ってこうじゃなかったっけ?
????「この皿割ったら人生終わるナリ…」
????(そうだ、大声をだして音をかき消すナリ!)
????「ああああああああああああああ!!」
主人「どうしたんだい?」
????「いえ、なんでもないナリ」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!
さて、明石が楽しみだ。ねぇ北上さ…
206さん
申し訳ないが急に正気に戻るのはNG
208さん
皿屋敷連想は流石に無かったゾ
209さん
まだ懲りてないのか…
楽しみにしてくれてるのは非常にありがたいですがコメ欄で遊ぶのはやめてくれよな~頼むよ~
すいませんでした
まぁそれはそれとして
ん~、なかなか次の作品がでてこないな
ご飯食べずに待ってるからさー
めんどくさいのはわかるけどが
んばってくれよ~ねぇ。次作品が
きたら心火を燃やしてみるからさ~
たのむよ~かむ
かむレモンさ~ん
みかん
KTKR!
明石!アカァシ!
サイッコウにニュートラルって奴だ。楽しみすぎて逆に。
北上女神ニキ最後適当すぎやろw好きやで。
>>211
最後クッソ適当で草
ああ・・・管理者モードってそうゆうことか・・・。
自分だけ見られるようにするってAKSもなかなか独占欲強いっすねぇ。
211さん
縦読み謝罪すこ
まだ次作は来ないからちゃんと飯食って待っててくれよな~頼むよ~
212さん
一周回って普通になるのありますあります
お待たせしました、工事完了です…
213さん
お預け喰らってたし、多少はね?
作った本人が最後に回されるのは頭に来ると思ったので
ギャグ系の平和なの頼むよ・・・・・・(懇願)
何にせよ次回作楽しみにしてるゾ
完結お疲れ様です。
次回作も楽しみにまってます。
村雨と陽炎型は最高でした。
次のはリクなしカッコヨテイかー。
ここにギャグ系の平和なのを書いて欲しい読者が何人かおるじゃろ?私含めてね
いいねぇシビれるねぇ…!完走、ありがとね!
次回作はグロがいいです!(マジキチゼンラスマイル)
ようし!折角の完走記念だ!俺はいまここに二度と浮気しないと宣言する!な、大井っt冗談だから!冗談だから!
完結おつでした。
作者の完走力は流石だぜ!
あぁ、ヤンデレ鎮守府ルートにならなくて本当に良かったw
完結乙です。
イベント前までに終わるとは思っていなかったゾ。
次回作は年明けかな?(期待)
楽しみに待ってますよ(^^)
イベント始まるけどかむかむニキは備蓄大丈夫ですか?(小声)
215さん
ありがとナス!
まだどれにするかは決めてないゾ
216さん
ありがとナス!
陽炎型は皆キャラが立ってたから書きやすかったゾ
217さん
そうだよ(便乗)
ギャグ系やっぱ好きなんすねぇ
当然語録は使います
218さん
ありがとナス!
グロかどうかは分からないけどゲスいやつになると思います。
219さん
ありがとナス!
平和な世界なのでヤンデレはキャンセルだ(迫真)
220さん
ありがとナス!
次作も後日談後なので来年になるかもしれないですね。
資源なんて貯まってないゾ
完走お疲れナス!
遅くなって申し訳ないです
年末年始は流石にご自愛ください
もう明日からイベントですよイベント!自分はイベント二回目ですけど、今回は完走を目指したいですね...!(難易度は不問な模様)
222さん
ありがとナス!
小規模だから余裕でしょ(慢心)
まさかおまけ=サンがくるとは…
Twitterの通知に気が付けなかった訴訟(八つ当たり)
かむかむニキのせいで最近語録研究してるゾ
イベントの規模詐欺ってくるから嫌ー・・・
二度と参加しません
ypaaaaaaaaaaaaaa
峯雲可愛い・・・・・・ニキはイベント大丈夫っすか?
224さん
ほんの少しだけですが更新したゾ
そんなこと研究しなくていいから…(良心)
225さん
あ、おい待てぃ(江戸っ子)
友軍艦隊来るまで待つのも手ゾ
226さん
E2までは行けたゾ~(息切れ)
(大丈夫じゃ)ないです
球磨のくだりで出てきた「揶揄」というのは
馬鹿にすることですよ、球磨ちゃんが怒るのも
当然ですよ