No15 提督 『俺の自慢の甘えたがりな軽空母 』
提督が抱える自慢の艦隊で、制空権確保や索敵・哨戒の要として重宝されている軽空母 ・ 祥鳳。
この日、提督と弓術の鍛錬をしていたが……そこから、とある方向へと話が進んでいく。
どうも!御無沙汰してます、柔時雨です!
各地で大雨だったり、猛暑日だったりと……天変地異の前触れのような天気や気温の前に悩まされていませんか?
仕事で車を走らせていると、かなりの頻度で救急車のサイレンが聞こえます。
皆様、くれぐれもボランティア目的以外で危険な場所へ立ち入ったり、体調管理には充分気をつけてくださいね。
さて!本題に入ります。
今回は所有艦娘とのアンアンキシムサウンド 第3弾!メインは祥鳳となります。
……扶桑さんを期待された方、申し訳ありません!ちょっと、祥鳳を個人的に優先させたくなりまして……ちゃんと、扶桑さんも平等に愛でますよ?
実は、実際のゲームでは千歳より先に着任してくれた初の空母になるのですが、当時の俺は彼女の魅力に気づいておらず
千歳を重宝していました。( 今でもちゃんと使ってますよ。)
そんなある日、偶然某2525で艦これのMMDで祥鳳を見かけた時、 『うわっ、すげぇ美人!』と思い、wikiなどでより詳しく調べているうちに
彼女の大人っぽい美人さんながらも、艦爆を投げていじけたり……MVPで無邪気にはしゃぐ様子を実際に使用して知り、今ではすっかり彼女の虜です。
今回はそんな彼女と提督のアンアンキシムサウンドの御話になりますので、先の2人同様
「それでも一向に構わん!」とか「OK,OK!むしろ望むところ。」といった気概を持たれる方以外
「はぁ?祥鳳?どうせなら改二まで優遇されてる妹の瑞鳳の話にしろよ!姉の方には興味ないね!」といったような考えをお持ちのお客様は
急いで此処から避難なさってください!
……大丈夫ですか?では、残ってくださった皆さんは、ゆるゆるとゆっくりしていってくださいね。
鎮守府 ・ 演習場
祥鳳 「…………っ!」
祥鳳は弦をキリキリと引き絞り、ある一点でピタリと止めた後……勢い良く弦から手を離した。
弓から勢いよく放たれた矢は、吸い込まれるように、まるで最初からそこが到着点だと知っていたかのように、遠方にある的のど真ん中を射抜いた。
提督 「へぇ!見事なモンだな。先日、演習の時に見せてもらったけど……弓を使う姿勢っていうのか?何か、他の武術に比べて美しいものがあるような気がする。」
祥鳳 「うふふ。ありがとうございます!……そうだ。提督もちょっとやってみますか?」
提督 「いいのか?ふむ……じゃあ、1回だけやらせてもらっていいか?」
祥鳳 「はい!じゃあ、まずは弓に弦を張るところから体験してみましょうか!」
提督 「やっぱり、最初っから弦を張ったまま放置ってわけじゃないんだな。」
祥鳳 「そんなことしたら、弓の方が早く痛んじゃいますよ。えっと、弓はある程度しなるので、こう……上を方をゆっくり倒して、弦の先端にある輪っかを引っ掻けるんです。終わって外すときも同じやり方ですね。」
提督 「なるほど。」
祥鳳 「弦を張り終えたら今度は矢をつがえます。矢尻の方が小さく割れているので、そこに弦を引っかけてください。」
提督 「あ、ホントだ。ここに弦を引っかけて……」
祥鳳 「そうしたらですねぇ。」
そう言いながら祥鳳が後ろから抱き着くように密着して、文字通り手ほどきで弓と弦の構え方を教えてくれる。
提督 「(おっ……おぉ!祥鳳の柔らかい胸が俺の背中に……いや、祥鳳は真面目に教えてくれてるんだ!俺も邪念は捨てないと……)」
祥鳳 「……あっ!提督、ごめんなさい!籠手の装着を忘れてました!」
提督 「え?あぁ、そういや祥鳳も付けてるな。やっぱりあった方が便利か?」
祥鳳 「便利……というより、籠手は矢を放った後、弾いた反動で戻って来た弦から手を守るための物です。提督も一応手袋はされているので大丈夫だとは思いますが……」
提督 「なるほど。まぁ、1回だけだし……俺もちょっと意識して気をつけるようにするよ。」
祥鳳 「わかりました。じゃあ、このまま続けますね。」ニコッ
提督 「お……おう、頼む。」
祥鳳の手ほどきで弓を構え、精一杯弦を張った状態の姿勢になったところで、祥鳳は俺から離れて言葉を続ける。
祥鳳 「そのまま集中して、的に狙いを定めて……ここだ!と思ったら、弦から手を離してください。」
提督 「わかった。……………っ!」
自分なりに狙いを定め、いける!と思って弦から手を離すと、矢はある程度は真っ直ぐ飛んだ……かのように思われたが、途中で軌道が変わり、的の周囲の盛り上がった砂の土台に突き刺さった。
提督 「あっちゃあ、右に逸れちまったか。」
祥鳳 「でも!さすが偃月刀を振り回すだけあって、基礎的な筋力はバッチリですね。これはお世辞ではなく、本当に……弓を初めて経験する方は、弦を引く手がプルプル震えますし、あそこまで矢を飛ばすことができず手前に落ちる方も多いですから。」
提督 「なるほど。見てる分には本当に美しいし、簡単にやっているようだけど……実際、思ってる以上に力を使うんだな。自分で体験してみてよく解ったよ。」ナデナデ
祥鳳 「ぁ……提督?」/////
提督 「いつも皆の安全のため、頑張ってくれて本当にありがとうな。その弓の技術と艦載機で今後も皆を守ってやってくれ、祥鳳。」
祥鳳 「うふふ。はい、もちろんです!もっと皆さんのお役に立てるよう、頑張りますね。」ニコッ
提督 「あぁ、期待してるぞ。ところで……祥鳳の矢って、艦載機にしないで直接敵を射ることってできるのか?」
祥鳳 「どうなんでしょう?試したことがないので何とも……」
提督 「そっか。じゃあ、今度自分の実力以下の相手に対して試してみてくれねぇか?もし相手に通用するみたいなら、弓矢を使った技を何か一緒に覚えていこう。」
祥鳳 「わかりました!今度、深海棲艦相手に1度試してみますね。」
提督 「あぁ。通用してもしなくても、報告よろしくな。さてと……良い時間だし、弓と矢を片付けて夕食にしようか。他の皆も、食堂に集まってる頃だろう。」
祥鳳 「はい!」
提督 「目指すはグラーフのように夜でも ( 弓矢で ) 戦える空母だ!」
祥鳳 「はっ、はい!頑張ります!」
***
翌朝 〇五〇〇
鎮守府 ・ 艦娘寮 祥鳳の部屋。
祥鳳 「さてと!今日も1日がん……ば……あら?」
◇◇◇
同時刻
鎮守府 ・ 提督の部屋
提督 「……ん?変だな?」
身支度を済ませ、執務室へ向かう廊下を歩いていた時、ふっとある違和感に気付く……
扶桑 「あっ、提督。おはようございます。いつも御早いですね。」ニコッ
提督 「あっ……扶桑、おはよう。ちょうどよかった……扶桑、お前が此処に来るまでの間に、祥鳳の姿を見たか?」
扶桑 「祥鳳さんですか?いえ、まだ見ていませんが……」
提督 「そっか。おかしいな……哨戒のためにいつもこの時間には艦載機を飛ばしてくれているはずなのに……艦載機のエンジン音やプロペラの音が一向に聞こえない。」
扶桑 「…………言われてみれば、そうですね。祥鳳さんに何か遭ったんでしょうか?」
提督 「可能性はあるな……とりあえず、俺は艦娘寮に行ってくる。扶桑、悪いんだけど、代わりに艦載機を飛ばしてくれないか?範囲はこの鎮守府周辺を1周で。」
扶桑 「承知しました!提督、そちらのことはお任せしますね。」
提督 「あぁ、わかった。」
✝✝✝
鎮守府 ・ 艦娘寮 祥鳳の部屋前。
提督 「祥鳳。俺だけど……どうした?何か遭ったのか?」
扉を軽くノックして、外から語り掛けてみるが……中からの返事がない。
提督 「祥鳳?……あっ、鍵が開いてる……祥鳳、入るぞ?」
ドアノブを捻り、扉を開けて中に入ると……寝間着のまま、床の上に倒れている祥鳳の姿が視界に跳び込んできた。
提督 「祥鳳!?」
慌てて駆け寄り、上半身を抱き起したと同時に彼女の額に掌を押し当てる。
提督 「かなり熱っぽいな……発汗も凄い。」
那智 「旦那様……何を騒いで……っ!?祥鳳!どうしたのだ!?」
提督 「那智!ちょうど良いトコロに!俺はこのまま祥鳳を医務室に運ぶから、お前は厨房に行って氷枕の用意をしてきてくれるか!?」
那智 「承知した!」
磯風 「司令!私にもできることはあるか!?」
提督 「磯風も起きてくれたか。じゃあ、入渠ドックに行って洗面器に水を入れて、清潔なタオルと一緒に医務室まで持って来てくれ!」
磯風 「うむ!承知した!」
提督 「祥鳳……今少しの辛抱だ。我慢してくれよ。」
◇✝◇
鎮守府 ・ 医務室
俺は運んできた祥鳳をベッドの上に寝かせ、棚から体温計を探しだして……そのまま何とか祥鳳の脇に挟ませた。
~ 数分後 ~
静寂した空間に、ピピッ……という機械音が小さく鳴り響いたので、祥鳳の脇に挟んだ体温計をそっと取り出す。
祥鳳 「はぁ……はぁ……」/////
提督 「38度7分……祥鳳の平熱が36度代だったとしても、こりゃ立派な夏風邪だな。」
磯風 「しかし昨日、司令と演習場で弓術に励んでいた時は何ともなかったのだろう?」
提督 「あぁ。昨日の夕食だって、皆と普通に談笑しながら食ってたし……」
那智 「おそらくだが……日中と夜間、そして明け方の気温の変化にやられたのではないか?」
提督 「ふむ……なるほど……」
扶桑 「提督。おかゆは厨房に作っておきました。この後、私達は出撃しますので、祥鳳さんのこと……宜しくお願いしますね?」
提督 「わかった。通信機は常に手の届く場所に置いておくから、そちらも何か遭ったらすぐに連絡して来てくれ。」
那智 「あぁ、わかった。では、祥鳳のこと、頼んだぞ。」
磯風 「私達も可能な限り、早急に戻れるよう頑張ってみるよ。」
- 那智 ・ 磯風 ・ 扶桑 退室 -
提督 「……とりあえず、冷えたタオルを額に置いて……ダッシュで執務室から書類と通信機を取って来るか。」
~ 数十分後 ~
祥鳳 「ふゅ……?あれ……私……」/////
提督 「おっ!目が覚めたか、祥鳳。」
祥鳳 「提督……私、何で……?」/////
提督 「覚えてないか?お前、自分の部屋の床の上でぶっ倒れてたんだぞ?結果は軽い夏風邪だったみたいだけど……いやぁ、マジで変な病気じゃなくて良かった。」
祥鳳 「提督が……此処まで運んでくれたんですか?」/////
提督 「あぁ。いつもの哨戒の時間になっても艦載機の音が聞こえなくって、気になってお前の部屋に行って……な。その氷枕は那智が、タオルは磯風が、朝の哨戒とおかゆ作りは扶桑がやってくれた。」
祥鳳 「そうですか……うぅ……皆さんに迷惑をお掛けして、駄目ですね……私……」/////
提督 「ん~……てぃっ!」
俺はベッドの上で布団にくるまり、弱気になっている祥鳳の額に手刀を軽く振り下ろした。
祥鳳 「あぅっ!?」
提督 「病気で気弱になるのは仕方ねえけど、あんまり自分を卑下するのは感心しねぇぞ。お前は駄目な奴なんかじゃない。いつだって、俺や皆のために頑張ってくれてるじゃねぇか。」ナデナデ
祥鳳 「提督……」/////
提督 「祥鳳、ごめんな。確かに俺はお前や皆を頼りにしている。けど、ちょっと無理をさせすぎたのかもな……今回のコレも、夏風邪と一緒に日頃の過労も出てきちまったんじゃないかと思ってる。赤疲労ってヤツは出さねぇようにしてたつもりなんだが……」ナデナデ
祥鳳 「そんなっ!?提督は何も悪くないです!赤疲労なんて、感じたこと……けほっ、けほっ!あっ……ありません!今回のコレも、ただ……ぐしゅ……私が自己管理を怠ってしまっただけで……」/////
提督 「解った、解ったから、あんまり無理して喋るな。」
祥鳳 「……ごめんなさい。」/////
提督 「まったく……それだけ元気なら、扶桑が作ってくれたおかゆも少しは食えるだろう。待ってろ、ちょっと温めて持って来てやる。」
祥鳳 「ありがとう……ございます……」/////
~ 数分後 ~
提督 「待たせたな。熱いから気を付けろ。」
祥鳳 「あの……提督。その……食べさせて……ください……」/////
提督 「……自力で食べられない?」
祥鳳 「……食べさせてください♡ 」ニコッ /////
提督 「ん?あぁ、うん。病人に無理はさせられねぇよな。ふー……ふー……ほれ、あーん。」
祥鳳 「あーん……もぐ……ん……うふふ。凄く……美味しいです。」ニコッ /////
提督 「そっか。後で扶桑にお礼を言うんだぞ。ほれ、あーん。」
祥鳳 「あーん。」/////
~ 数分後 ~
おかゆを全部食べ終わり、薬も飲んで休んでいる祥鳳の隣で、黙々と執務をこなしながら、ふっと……視線を時々彼女の方へ向ける。
薬が効いているのか、小さな寝息を立てて眠っている祥鳳を見て、少しだけ安心した。
提督 「このまま何事も無く、無事に回復してくれればいいんだけど……」
祥鳳 「………うぅ……」
提督 「祥鳳?」
途中で静かに眠っていたはずの祥鳳が、悪夢でも見ているのか辛そうな苦悶の表情をしながら呻き声を出し、汗を掻きながら全身を捩りだした。
祥鳳 「……いやっ!お願い……私、頑張るから……まだ、戦えるのに……!」
提督 「祥鳳!おい、大丈夫……じゃねぇのは一目瞭然か。しっかりしろ、祥鳳!!」
祥鳳 「はっ……!はぁ……はぁ……提督?」
提督 「はいはい、提督さんですよ。どうした?悪夢でも見たか?」
祥鳳 「悪夢……はい。悪夢を……見てしまいました。此処とは違う鎮守府で……まったく顔も知らない、どこの誰かも解らない男性に、私は運用されていました。」
提督 「それで?」
祥鳳 「他の艦娘……那智さんも、磯風ちゃんも、扶桑さんも……他の艦娘は誰1人居ない鎮守府で、私だけが出撃をして……大破して戻ってきてしまって、その姿を見たその提督が言うんです。『正規空母ならこんなことにはならなかったのに!なんて残念な結果だ!お前みたいな役立たずは必要無い!今すぐ解体してやる!』……と。それで、泣きながら訴える私の髪を掴んで……その提督が工廠まで来たところで、目が覚めたんです。」
提督 「……祥鳳。意地でもそいつの顔を思い出せ。俺がそいつを蹴り飛ばしてやるからよ……」ゴゴゴ……
祥鳳 「てっ、提督!?落ち着いてください、私の夢の話ですから!きっとあの提督も架空の人物です!」アワアワ……
提督 「お……おう、そうか。そうだな……すまん、取り乱した。しかし、お前も災難だな、そんな悪夢を見ちまうなんて。けどまぁ……」
祥鳳 「え……?」
俺は祥鳳の傍まで歩み寄り、彼女の上半身をそっと抱き寄せ……静かに頭を撫でる。
提督 「お前の居場所はちゃんと此処にあるぞ。俺が居て、那智が居て、磯風も扶桑も居る……この鎮守府がお前の居場所で、何回も言うが、お前を必要としている奴が此処にちゃんと存在している。だから……悪夢の内容なんて今すぐ忘れろ。他のバカ共が何と言おうと、お前は俺の大切な仲間で、自慢の空母様だ。」ナデナデ
祥鳳 「提督……ぐす……」涙目 /////
提督 「ん?祥鳳、酷い汗だな……やべっ!替えの着替えも用意してねぇ……祥鳳、那智達が帰ってくるまで我慢でき……」
祥鳳に確認を促すよう語り掛けている最中に、医務室に持って来ていた通信機の呼び出し音が鳴り響いた。
提督 「ん?那智から?……もしもし?」
那智 『もしも……な様……ザザッ……るか?』
提督 「おいおい、通信状況がよくねえな。雑音が混じっているような気がするし……大丈夫か?」
那智 『あぁ。戦闘は無事、皆無傷でしょう……んだが、海が風雨で荒れ……まま帰路に就くのはきけ……ら、近くの島に一時避難して、この風雨をやり……ら、帰りは明日になると思ってくれ。』
提督 「お……おう。こっちは大丈夫だから、お前達も無理すんな!安全な場所でその激しい風雨をやり過ごせ。燃料や食料は大丈夫か?」
那智 『それなら……ぶだ。何とか……るぞ。では、このまま島にひな……る。すまないが、しょうほ……は頼んだ。私達も、明日雨か……み次第、すぐ戻る!』
提督 「わかった。お前達の無事の帰投を待ってるぞ。」
- 通話終了 -
提督 「ふぅ……途切れ途切れだったが、大体の内容が把握できて良かった。さてと……えっと、祥鳳。改めて訊くけど……その汗、那智達が戻って来るまで我慢できるか?」
祥鳳 「通信聞こえてましたよ!けほっ、けほっ……うぅ……流石にこのまま明日まで我慢は嫌ですぅ……」/////
提督 「だよなぁ…………仕方ない!この非常事態にウダウダ言ってられない。祥鳳、ちょっと待ってろ。今からお前の部屋に行って、着替え一式を取って来る!」
祥鳳 「ふぇ!?ちょっ……提督!?うぅ、でも……仕方ないですよね……お願いします。」/////
~ 数分後 ~
提督 「タンスの中から、寝間着と……その……下着も持って来た。とりあえず、これで着替えはできるぞ……」/////
祥鳳 「あ……ありがとうございます……」/////
しばらく気まずい空気と沈黙が続いたが、それを打破するために俺は口を開いた。
提督 「そっ、それで?俺が着替えを取りに行ってる間に、汗は拭いたのか?」
祥鳳 「い、いえ……その……まだ……身体が怠くって、横になってました……あの、提督……お願いします。汗を……拭いてくれませんか?」/////
提督 「……仕方ない。いいぞ、それじゃあ……まずは顔からな。」
磯風が気を利かせて用意してくれたのだろう。2枚目の未使用のタオルを手に取り、冷水に付けて硬く絞った後、祥鳳の額や頬、首筋の汗を拭っていく。
祥鳳 「ん……ひんやりして、気持ち良いです……」/////
提督 「顔周りはこんなモンか。それじゃあ、祥鳳……寝間着を脱がすぞ?」
祥鳳 「はっ……はい……」/////
俺は祥鳳の寝間着の帯を解き、そのままゆっくりと脱がして、祥鳳の綺麗な白い肌を露わにさせる。
同時に、普段からさらしを着用して、ブラジャーという物を着用していないと思われる彼女の豊満な胸がプルンッと揺れながら、外の世界に姿を現した。
祥鳳 「ぁ……」/////
提督 「……さてと!それじゃあ、まずは背中から拭いていこうか!」/////
祥鳳 「はっ、はい!お願いします!」/////
俺はタオルを洗い直し、もう一度絞ってから、祥鳳の綺麗な背中の汗を拭いていく。
少しでも力を入れすぎると、背骨を折ってしまうのでは?と不安になる華奢な身体……故に、扱いには細心の注意をせねばなるまい。
提督 「祥鳳、大丈夫か?痛かったらちゃんと言ってくれよ?」
祥鳳 「はい。大丈夫です……気持ち良いです、提督……」/////
提督 「そっか。なら良かった……んっ、背中はこんなモンか。それじゃあ……前は自分で拭いてくれ。」
祥鳳 「え?前も拭いてくださらないんですか?」/////
提督 「……それだと、俺はお前の胸を直視してしまうことになるってこと、解ってて言ってるんだよな?」
祥鳳 「むっ……那智さんと磯風ちゃんの胸を見ておいて、今更何を言ってるんですか?それとも、私の胸は見る価値も無いとでも言うんですか?」不貞腐れぇ…… /////
提督 「いやいや、誰もそんなこと……見ても良いってんなら、遠慮なく見せてもらうぞ。」
タオルを洗い直し、冷たさを維持した状態のまま、俺は祥鳳の前に回り込むと鎖骨の辺りから順に下へと汗を拭いていった。
祥鳳 「ん……あっ、はぁ……提督……」/////
提督 「おぉ!祥鳳の胸も適度な弾力があって……下から汗を拭う時も適度な重量感もあって……いやぁ、初対面の時から良い胸してるなぁとは思ってたんだよなぁ。」
祥鳳 「んぁ……っ!うふふ、あれはさすがに、那智さんが可哀想でしたよ……」/////
提督 「あいつは改二になってから急に大きくなったからな……祥鳳もいずれは改二とか、磯風みたいな何か特殊な呼び方の改造ができる日が来るといいな。」ナデナデ
祥鳳 「そうですね……」/////
提督 「よしっ!前も拭き終わったぞ。それじゃあ、新しい寝間着を用意して……」
祥鳳 「提督、待ってください……」/////
提督 「どうした?祥鳳。」
祥鳳 「あの……えっと……その……こっ、このまま!下も……拭いていただけませんか?」/////
提督 「しっ……下って……」
俺はタオルを持ったまま、視線を祥鳳の下半身に向ける。
現在、彼女の大切な場所を隠す最後の小さく可愛い布切れ1枚だけが残された部分を……
提督 「……まったく、とんだ甘えん坊だな、祥鳳は。そこは自分で拭け……と言いたいが、ここまでやったんだ。最後までやってやろうじゃねぇか。」
祥鳳 「はい……♡ お願いします……」ドキドキ /////
ベッドの上に祥鳳を座らせ、タオルを洗い直してから太股から脛にかけてを左右順番に拭いていく。
提督 「足はこれで良し……それじゃあ……えっと、ココもやっぱり拭くのか?」
祥鳳 「お……お願いします……その……自分の熱で、蒸れてしまって……汗でビショビショですし……」/////
提督 「そっか……じゃあ、もう脱がしちまったほうが良さそうだな。」
俺は祥鳳の可愛い下着の両端を掴み、ゆっくりと擦り下ろした。
一糸纏わない、産まれたままの姿となった祥鳳の大切な割れ目と、それを隠す様に茂る黒い下の毛が、俺の眼下で露わになる。
祥鳳 「ぁ……うぅ……はっ、恥ずかしいです……」/////
提督 「自分でお願いしておいて、何言ってんだよ……さてと、前は拭く処が少なそうだから、先に後ろを拭いてしまおうか。祥鳳、ちょっと四つん這いになってくれ。」
祥鳳 「は……はい……」/////
俺に促され、ベッドの上に四つん這いになった祥鳳の真後ろに回り込む。
提督 「おぉ……祥鳳の大事な場所も後ろの穴も丸見えだ。」
祥鳳 「はうぅ……提督。ジッと見てないで、早く拭いてください……」/////
提督 「おっと、そうだった……」
祥鳳の腰からお尻にかけて、そしてそのまま腕を前に回して前身を拭いてやった後、俺はふっとあることを思い出した。
提督 「そういえば、祥鳳……熱の方はどうだ?」
祥鳳 「え?えっと……まだ、熱いです……身体が火照っているとでも言いましょうか……?」
提督 「そっか。それじゃあ……」
俺は医務室の戸棚の中を見ていき、それを見つけると箱を取り出し……用法・用量を確認して薬を取り出す。
祥鳳 「あの……提督、それは……?」/////
提督 「ん?あぁ、sittodaunn drug だ。」
祥鳳 「しっと……え?」/////
提督 「直訳すれば、『 座薬 』だな。」
祥鳳 「ざ……座薬…………あっ、あぁ……えっと、熱に関しては私の勘違いだったかなぁって……あはは……」/////
提督 「そっか……まぁ、でも一応念のために刺しておこうか。治りが早くなるかもしれねぇからな。」
そう言いながら俺は四つん這いになっていた祥鳳の腰回りを左腕と脇腹でガッチリとホールドする。
祥鳳 「いやぁぁぁぁぁぁ!!座薬、いやぁぁぁぁぁぁ!!」ジタバタ /////
提督 「おい!こら、暴れるな!座薬が刺せねえだろうが!」
祥鳳 「提督!ホントに、それ刺さなくても大丈夫ですから……ね?ね?考え直してくれませんか?それにほら!こういうお尻担当って、ウチでは那智さんの役目じゃないですか!」ジタバタ /////
提督 「いや、別にそんなことはねぇだろ……あぁ、もう!あんまり暴れるんなら、厨房から座薬よりもぶっといネギを持って来て、お前のお尻に突き刺すぞ!」
祥鳳 「ひっ……ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!?ねっ、ネギもいやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ジタバタ /////
提督 「さぁ、選べ!座薬か、ネギか!貴方が刺されたいのは、どっち!?」
祥鳳 「うっ……うぅぅぅ……本当はどっちも嫌ですけど……じゃあ、座薬でおねが………」/////
提督 「そいやっ!」
これ以上の問答は意味を成さない……そう判断した俺は、右手に持っていた座薬の先端を祥鳳の菊門へ押し当て、そのまま人差し指の腹で深々と押し込んだ。
祥鳳 「ひぐぅぅぅ!?あ……あぁ……入って、座薬入って来たぁぁぁ……」/////
提督 「まったく……変なモンじゃなくて、ちゃんとした薬なんだから大丈夫だっつうのに……」
祥鳳 「あぐぅ……お尻の奥、ジンジン……熱いですぅ……」/////
提督 「薬が効いてる証拠だ。ちょっと我慢して、早く着替えてゆっくり休め。」
祥鳳 「…………提督、お願いがあります。」/////
提督 「はぁ……今度は何だ?着替えを手伝えばいいのか?」
祥鳳 「このまま……私を抱いてくれませんか?」/////
祥鳳に背を向け、机の上に置いてあった缶コーヒーの中身を口に含んだ瞬間、彼女の爆弾発言によって少しだけ吹き出してしまった。
提督 「ぶっ……!げほっ、げほっ……おまっ、熱で思考がどうかしちまったのか!?」
祥鳳 「そんなことありません!私はさっきから体が怠くて、お尻がジンジン熱いこと以外は……ごほっ、けほっ……へっ……平常運転です!それにほら……風邪の時は汗を掻けば良いっていうじゃないですか。」/////
提督 「そりゃまぁ、そうかもしれねぇけど……もっと、自分の身体を大事にした方がいいぞ?乙女の純潔ってのは、一時の感情に任せて差し出すようなモンじゃねぇだろ。」
祥鳳 「でも……那智さんと磯風ちゃん……」/////
提督 「あいつ等とはまぁ……双方合意の上で……だからな。」
祥鳳 「だったら私も……!」/////
そう言いながら祥鳳が膝立ちの状態から、俺の胸の内に軽くダイブしてきた。
提督 「ぐふっ……」
祥鳳 「私だって!提督の事、ずっと……鎮守府が襲撃されて、変な薬を投与されていなければ、那智さんのようにずっとお傍に居たかったんですから!」/////
提督 「祥鳳……」
祥鳳 「私は提督が大好きです!私達のことを常日頃からちゃんと考えてくれる貴方が……梅雨のあの日、パラオ泊地で妹の瑞鳳に会わせてくれた……優しい貴方が大好きです!こほっ、けほっ……だから提督……お願いします。私も、那智さんや磯風ちゃんのように貴方の自慢の 『 艦 』 から、大事な 『 女性 』 にしてくれませんか?」/////
提督 「そっか……ありがとうな、祥鳳。こんな俺に好意を寄せていてくれて……俺も祥鳳のこと、好きだぞ。いつも一所懸命で、ちょっと不機嫌になったり寂しくなると艦爆を壁に向かって投げたり、戦闘でMVPを取るとウチのメンバーの中で誰よりも大喜びするお前のことを……ずっと可愛いなぁと思いながら眺めてた。」ナデナデ
祥鳳 「ぁ……提督……」/////
提督 「扶桑と同じく、一時的に離れちまったが……こうしてまた戻って来てくれて、本当にありがとう。願わくば……このままずっと、このどうしようもなくバカな俺を傍で支えてほしい。お願いできるか?祥鳳。」ナデナデ
祥鳳 「もちろんです!もう……絶対に離れません!ごほっ……ずっと、ずっとお傍で貴方のことを全力で支えます!」涙目 /////
提督 「ははっ、ありがとう。けど……ごめんな。普通なら、ここで『 祥鳳だけを全力で! 』 って流れになるんだろうが、そう胸を張って言ってやれなくて。」
祥鳳 「うふふ。提督のそういうトコロも好きですよ。大丈夫、気にしないでください。私だって、提督と皆さんの仲を邪魔するつもりなんてありませんから。でも、今は……今だけは、ちゃんと私だけを見てくださいね♡ 」ニコッ /////
提督 「あぁ……もちろんだ。」
俺が少し祥鳳へ向かって顔を近づけると、祥鳳の方から積極的に顔を近づけて唇同士を重ね合わせてきた。
祥鳳 「ん、ちゅっ……れるっ、んるっ……」/////
提督 「ん……ちゅる……っふぅ……祥鳳……」
祥鳳 「ぷぁ……提督……風邪、うつっちゃいますよ?」/////
提督 「それでお前の風邪が少しでも早く治るのなら……まぁ、俺がこじらせちまった場合は……その時はその時だ。」
祥鳳 「もぅ……本当に、しょうがない人……えっと、それじゃあ……失礼しますね。」/////
そう言いながらベッドの上で四つん這いになった祥鳳が、俺のズボンの腰回りを弄ってベルトを外し……同時にズボンとトランクスの両端を持って軽く擦り下げると、そのまま2つの衣類は重力に従って力無く脛の辺りまで落ちた。
そして……衣類と言う名の束縛から解放された俺の愚息が、祥鳳の目の前で激しく自己主張するように露わになる。
祥鳳 「きゃっ!……こ、これが提督の……那智さんと磯風ちゃんを陥落させた主砲……ごくっ……うふふ。逞しくて、素敵……♡ 」/////
提督 「祥鳳。今日のお前は絶賛不調中なんだから、無理はするなよ?」
祥鳳 「はい……わかりました。では、えっと…………」
祥鳳は俺の眼下で愚息を前に、何も無い空中で両手をワキワキと動かしていたが……ほんの数分も経たないうちに、困った顔をしながら俺に救いを求める眼差しを向けてきた。
提督 「あぁ……えっと、とりあえず、まずは自分の動かしやすい方の手で愚息を掴んで……そのまま上下でも前後でもいいから動かしてみてくれるか?」
祥鳳 「わかりました……ん……」/////
小さく頷いた祥鳳が、ぎこちないながらもゴシッ、ゴシッと絶妙な力加減で肉棒をしごき始めた。
ほっそりとした指が竿を撫で、先端付近にじんわりとした刺激を与えてくれる。
祥鳳 「んっしょ……提督の主砲、血管が浮いて……ゴツゴツして、とっても逞しい……」/////
提督 「……まぁ、俺の愚息がそうなってんのは、お前のせいなんだけどな。祥鳳が全身でエロさを見せつけてくれるから……」
祥鳳の柔らかくて心地良い掌に包まれた肉棒が、たぎりを誇示するようにビクンッと大きく脈打った。
祥鳳 「あんっ……うふふ。元気いっぱいで暴れん坊な主砲ですね……はぁ……提督、私も……身体が火照ってきちゃいました……」/////
ただでさえ風邪っぴきのところに、怒張した愚息の放つ熱が伝染したのか……白い肌を紅潮させ、祥鳳が火照った肢体を悩ましくよじる。
提督 「祥鳳、無理すんな。ちょっと休むか?」
祥鳳 「いえ……大丈夫です。それよりも提督……主砲の先端からヌルヌルした液体が漏れてきたのですが……」/////
提督 「あぁ、気にしなくてもいいぞ。那智にも磯風にも説明したが、それは野郎が気持ち良くなってる証拠みたいなもんだ……そして、我慢の限界が近い証拠でもある。」
祥鳳 「そうだったんですか。提督……我慢しなくていいんですよ?」/////
そう言いながら、祥鳳はクチュクチュと卑猥な音を響かせながら指を滑らせ、手淫の速度を上げ始めた。
先程から加速度的に高まった射精衝動が、過激さを増す彼女の奉仕によって更に昂ってくる。
提督 「くぅおぉっ!祥鳳……すまん、出るっ!」
祥鳳 「はい!提督……出して、楽になってください!」/////
祥鳳の手の内でビクッ!ビクッ!と剛直が跳ね、そこから大量に飛び出した精液が放物線を描いて、祥鳳の顔と頭、そして背中に着弾していく。
祥鳳 「あっ……!ふあぁぁぁぁぁ!!凄い……噴水みたいにいっぱい……」/////
提督 「はぁ……はぁ……すまん、祥鳳。盛大に汚しちまって……」
祥鳳 「大丈夫です……それに、私……嬉しいんです。私も提督を……気持ち良くしてあげることができて……」/////
提督 「祥鳳……それじゃあ、次は……俺がお前の身体を弄る番だ。」
祥鳳 「え?ぁ……」/////
俺はベッドの上で四つん這いになっていた祥鳳の体をゆっくり起こし、ベッドの淵に座らせた。
眼前に広がる祥鳳の秘裂は興奮でヒクヒクと開閉を繰り返している。
提督 「祥鳳のココ……俺に見られて喜んでるのか?陰毛を巻き込みながらパクパクして……愛液の量も凄いな。」
祥鳳 「はうぅ……私の大事な場所、そんな風になってるんですか……?恥ずかしい……」/////
鏡などを使わなければ自分では見えない陰部の状況を口にされ、祥鳳は羞恥を煽られて興奮を高めてしまったのか、注目されている花弁を震わせる。
祥鳳 「あっ……はぁん……提督の息が……んぅぅっ!」/////
提督 「さてと、それじゃあ……祥鳳の味を確かめさせてもらうとするか。」
祥鳳 「ふぇ……?えっ!?提督、ちょっと待って!そこは駄目です!今日、お風呂に入って無くて……その……」
提督 「ん?俺はあんまり気にしねぇけどな……ウチの艦娘達の身体に、汚い場所があるとは思えない。」
祥鳳 「提督……んあっはぁぁぁあああぁあ!?」/////
舌を秘裂に沿って這わせていけば、祥鳳の爪先から脳天に向けて震えあがり、鮮やかな嬌声が張りあがった。
表面の大陰唇の肉感を楽しみつつ舌でなぞり、徐々に内部へと位置をずらし、粘膜を舐めあげる。
祥鳳 「ふゎあぁぁぁあああんっ!!そこ……舌でほじられるの、気持ち良い……提督に舐めてもらえて、凄く……はぅぅぅっ!!」/////
提督 「ちゅっ……じゅる、じゅぷ……ぷぁ、可愛いな、祥鳳……そういう良い反応されると、もっと可愛がってやりたくなる。」
祥鳳 「あっ、はふぅぅぅ……嬉しい。提督、お願い……もっと、もっと気持ち良く……ひぁあ!あんっ、これ、凄……いいの、きちゃってますぅ!」/////
提督 「ん?もう?敏感なんだな、祥鳳。」
とめどなく溢れ出てくる愛液を弾き飛ばすほどの過激な舌愛撫を受け、祥鳳が艶やかによがり、嬌声を漏らしながら上り詰めていく。
執拗に舐め続けられた彼女の大事な肉孔も、俺の下に絡まるように窄まり、まさに果てる寸前まで追い詰められていることがわかる。
祥鳳 「提督……気持ち良すぎて……私、もう……」/////
提督 「ずじゅる……ちゅぷ……ん?イきそうなのか?良いぜ……お前も1度イって楽になっちまえ。」
祥鳳 「んひぃぃぃぃ!!はいっ!イきます……提督に大事なトコロをペロペロ舐められて……イっちゃいますぅぅぅ!!」/////
締まりゆく膣穴に舌をグリッと押し込み、捻りえぐってみると、鋭い刺激に苛まれた祥鳳が見事絶頂に飛び、鮮烈な嬌声を甲走らせる。
祥鳳 「んあっはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
同時に祥鳳の肉孔と共に収縮していた尿道口から勢いよく官能汁が吹き出し、俺の顔面を盛大に濡らした。
提督 「んおっぷ……!潮吹きか……ん、じゅる……ごく……」
祥鳳 「あ……あぁ!駄目、提督の顔に……やんっ!止めなきゃ……んくぅぅ、潮吹き、駄目なのに……気持ち良くて止まらないぃぃぃ……んぁ、提督……ごめんなさい……ふぁぁぁ……!」/////
提督 「これで3人目……もう慣れてきてしまっている自分がいる……」びしょ濡れ
祥鳳 「はぁ……はぁ……提督……あの……」/////
提督 「満足したか?祥鳳。」
祥鳳 「いいえ……その……満足どころか、もっと……提督に愛してもらいたいと……ずっと胸が高鳴ってます。ですから……えっと、このまま……」/////
そう言葉を紡ぎながら、祥鳳が俺の首筋に両手を回し、火照った胸を押し付けてきた。シャツ越しに、彼女の豊かな胸の柔らかい感触が伝わってくる。
同時に、汗ばんだ両足を俺の腰に絡めて、そのままゆっくりと腰を下ろし始めた。
祥鳳 「ふぁ……うふふ。提督の主砲の先端が……私の大事な場所に入って……んうぅぅぅ!?」/////
提督 「ん……祥鳳、もしかして……処女膜に引っ掛かったのか?」
祥鳳 「自分では確認したことがないのですが……おそらく……んくぅっ!これを……越えなければ、私は提督と1つになれない……そんなの、嫌!」/////
祥鳳は自ら更に腰を深々と下ろした。
彼女の膣内に入っていた愚息が、より深々と奥を目指すその途中で、ブチッと抵抗していた何かを貫いた感覚があった。
俺の肉棒をパックリと完全に銜え込んだ祥鳳の秘処との結合部から、滑り気のある破瓜の血が愛液と共に重力に従って伝い落ちてくる。
祥鳳 「んぐあぁぁぁぁぁぁ!!はっ、はぁ……はぁ……提督の主砲、入って……はぅぅん……」涙目 /////
提督 「くっ……よく頑張ったな、祥鳳。時間はいっぱいある……その破瓜の痛みが和らぐのを、ゆっくり待とうな。」ナデナデ
祥鳳 「ぁ……提督……私達、1つになれたんですね。ちょっと痛かったけど……私、今……とっても幸せです♡ 」涙目 /////
提督 「祥鳳……」
祥鳳 「提督……提督ぅ……ん、んむぅ……ちゅっ……れろ、ちゅぱ……」/////
じっとりと汗ばむ祥鳳の身体を抱き寄せ、口づけと同時に絡めた舌沿いに唾液を流し込めば、祥鳳も嬉しそうにその交換に応じてくれた。
俺の唇との間に唾液の橋をかけながら、祥鳳は穏やかな微笑みを浮かべる。
祥鳳 「っぷぁ……提督……もう、痛みが和らいできたので……動いて、くれませんか?」/////
提督 「わかった。でも、途中でまた痛くなったら言うんだぞ?すぐにでも止まるから。」
祥鳳 「はい。ありがとうございま……ぁ、あぁああぁぁぁ!!」
腕の中に居る祥鳳を気持ち良くしてやりたい。
それだけを考え、俺は祥鳳を抱きしめ、蕩けきった彼女の膣内を肉棒で力一杯かき回してみた。
祥鳳の秘裂は俺のシャツの裾から腰までを濡らすほどに愛液を垂れ流し、捏ね回す度にグジュグジュと粘着質のある厭らしい水音を立てる。
祥鳳 「んあぁっ!!ふゎ……んくぅぅぅ!!はっ、提督の主砲……私の膣内、ズンズン揺らして……激し……あっ、はぁあああぁぁん!!」/////
提督 「祥鳳……凄く可愛いぞ。俺の愚息がおかしくなっちまいそうなくらい……エロい顔してる……。」
祥鳳 「ふぇっ!?やんっ、あっ……見ないで、見ないでぇぇぇ!!んぅぅあぁぁ!!」/////
駄々をこねる子どものようにイヤイヤと首を振る祥鳳の仕草が可愛くて、俺は繋がった処から更に強く激しく快楽を送り込む。
祥鳳 「ふあぁぁ!くんっ、ふっうぅぅぅ……て、とく……私……もう……」/////
提督 「えぇ!?もう!?ちょっと、我慢できないか?」
祥鳳 「我慢……無理、で……ぁ……ひぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」/////
祥鳳は俺の腕の内でビクンッと背筋を反らすと、全身で俺をギュッと抱きしめながら、医務室に長い叫び声のような嬌声を響かせた。
ビシャビシャと潮を吹く秘裂に加え、絡みついた足や押し付けられた胸を全身で感じ、大きく見開いた瞳を直視して……彼女が絶頂を迎えたことを知る。
祥鳳 「はぁ……はぁ……んぁ……ぁ……はぁぁぁ……」/////
提督 「ずいぶん盛大にイっちまったな。」
祥鳳 「だって……提督の主砲、気持ち良すぎて……耐えられなかったん、ぇす……」/////
提督 「そっか。けどな……俺はまだ、絶頂を迎えられそうにねぇんだよなぁ……ってなわけで。このまま続けさせてもらうぞ。」
祥鳳 「ふぇ……?えっ!?待って、提督!私、今イったばかりで、びんか……んぁああぅぅぅ!!」/////
再び祥鳳が甲高く嬌声を上げたのは、1番奥で繋がったままだった俺の腰が再び動きだしたときだった。
祥鳳 「ひんっ!あっ……やっん、そこ……まだ、奥のトコロ……感じやすく……はぅぅうううっ!!」/////
提督 「祥鳳……悪いな、ちょっとスパートをかけさせてもらうぞ。」
俺は繋がったままの祥鳳を抱きしめると、豊満な胸と同じように上下にいやらしく揺れ動く豊かなお尻をギュッと掴みあげた。
破瓜の血と飛び散った愛液や潮でドロドロになったお尻を持ち上げ、荒々しく揉みしだいてみれば……祥鳳は痛がるどころか、気持ち良さそうに嬌声を上げて、甘い吐息を俺の鼻先に漏らしてくる。
祥鳳 「ふぅあぁぁぁ……あっ……提督、もっと……これ、気持ちいいの……っ♡ 」/////
提督 「祥鳳、俺も……気持ちいいぞ。祥鳳の膣襞が……俺の愚息に逆らって……くぅっ!腰が、止まらねぇ……」
祥鳳 「提督……てぇとく、嬉しい……もっと、もっとぉ……!私も、気持ち良くって、腰……止まらないぃぃ!!」/////
俺の肉棒が抽送する度に、祥鳳の膣内から透明な愛液がとめどなく溢れ、グジュグジュという水音は一層激しいものへと変わっていく。
提督 「祥鳳!俺……もう、イきそうなんだが……外と膣内、どっちに出せばいい?」
祥鳳 「なかっ……膣内にお願いします!那智さんや磯風ちゃんと同じ……私の膣内に提督の熱いのをください!絶対に、この両手と両足は解かないんですからぁっ!」/////
提督 「わかった。絶対に離すんじゃねぇぞ……!」
祥鳳 「はいっ!絶対に離っ……———!」/////
祥鳳が目尻に涙を溜めつつ笑みを浮かべながら、腰を深々と下ろした瞬間………
俺は絶頂を迎え、祥鳳の膣内に白濁した熱い精を迸らせた。
祥鳳 「ひはあぁぁあああああぁぁぁぁぁあああんっ!!あっ、あぁ……ひぐっんんぅ……!あぁぁーっ、提督の熱い砲撃が……私の膣内にドピュドピュ注がれてますぅぅぅ!!」/////
同時に祥鳳も絶頂を迎え、俺の腰に回した両足に更なる力を込めて、俺の精を絞り尽くしてくる。
ドクドクッと脈打つ肉棒が精を吐き出す度、祥鳳の膣内はキュンキュンッと悦びの声を上げ、俺の眼前にある彼女の口からは言葉にならないイき声と、抑えきれない唾液が零れ落ちていく。
本人も力尽きたのか、俺の首筋から両手がスルリと解け……そのままベッドの上に仰向けに倒れた。
祥鳳 「あっ……かはっ……ぁはぁ……はひっ……はぁ……はぁぁ……」/////
白目を剥き……目尻から涙を、口から唾液を垂れ流し、肩で息をしている祥鳳との結合部から、愚息をヌルりと引き抜いた瞬間……逆流してきた精と破瓜の血、迸る潮が溢れ
潮吹きが終わった直後に、今度は黄金色の液体が彼女の秘裂の上の小さな穴から美しいアーチを描きながら噴出した。
祥鳳も自力で止めることもできず、俺はただ……祥鳳から出たそれぞれの液体の色でベッドのシーツが染まっていくのを眺めているしかなかった。
◇◇◇
しばらくして……
祥鳳は未だ全裸の状態でベッドに横たわったまま、首から上を俺の方に向けていた。
祥鳳 「提督……本当に、いろいろありがとうございました♡ 」/////
提督 「ん……まぁ、その……何だ。俺も気持ち良い思いをさせてもらったので……ありがとうございます。」
祥鳳 「うふふ。こんなに気持ちの良い事なら、もっと早く提督に愛でてもらうべきでした。」/////
提督 「とりあえず……動けるようになったら、寝間着に着替えろよ。いつまでもそのままじゃ、治るもんも治らんぞ。」
祥鳳 「……本当はこのままの方がいいんじゃないですか?」/////
提督 「お前が病人じゃなきゃな。その綺麗な裸をいつまでも眺めていたいが……今はとにかく、お前の身体のほうが大事だ。……流れでヤっちまったけど。」
祥鳳 「うふふ。解ってますよ。今日はこのまま服を着て休みますが……元気になったら、那智さんや磯風ちゃんみたいに、いっぱい愛してくださいね♡ 」/////
提督 「お……おぅ。その時は……まぁ、頑張ります。」
祥鳳 「はい。期待してますからね。ふふっ……愛してます、提督 ♡ 」/////
*****
翌朝 〇六〇〇
突然の嵐で一時的に離党へ避難していた我が主力部隊が無事に帰投したので、熱がほぼ下がった祥鳳と共に母港へ迎えに出ていた。
那智 「旦那様。主力艦隊、ただいま無事に帰投した。」
提督 「お帰り。皆、無事で本当によかった。」
扶桑 「はい。そちらも、祥鳳さんが元気になられたようで安心しました。」
磯風 「しかし、司令の腕に寄り掛かっているところを見ると、まだ病み上がり……本調子じゃないように見える。」
提督 「えっ!?いや、これはその……」
祥鳳 「うふふ♡ そうなんです。まだ病み上がりで……愛しの旦那様の力を借りないと……♡ 」ニコッ
そう言いながら、祥鳳は3人に左手薬指に嵌めた指輪をチラッと見せる。
3人 「「「!?」」」
提督 「…………ま、そういうことで。」
那智 「ほう……私達の留守中に、随分お楽しみだったようだな……」不貞腐れぇ……
磯風 「しかも、病人だった祥鳳さんに手を出すなんて……」
提督 「ちょっと待ってくれ!確かに祥鳳とはその……ヤっちまったが、先に誘ってきたのは祥鳳のほうだからな!?」
那智 「そんなの信用できるか!」
磯風 「これはもう、最初から最後まで事細かに説明してもらうしかないな。」
そう言いながら、那智と磯風が祥鳳を俺から引き剥がし、そのまま両脇を固めると、行き先を告げずに引き摺りだした。
那智 「しかし、何にせよ……これで残すは扶桑だけか。」
提督 「そうなるな。まぁ、扶桑とも俺なりに時間をかけて接して……ちゃんと愛すよ。」
磯風 「ふむ。だが、あまり時間をかけては……見た目はおっとりしている扶桑さんでも、私達3人が次々に提督に愛されて、内心焦っているかもしれないぞ?」
提督 「……うっす。なるべく早く行動するようにします。」
那智 「殊勝な心掛けだな。だが、今は祥鳳の件について……しっかり話してもらうからな?」ニコッ
提督 「お手柔らかに……お願いします。」
その後……情事の際に風邪っぴきの祥鳳と口付けを交わしたにも関わらず、一向に風邪がうつった気配が感じられず
秘書官の那智に 『 旦那様って、もしかして……いや、何でもない。』 と、密に 『 バカは風邪をひかない 』 のでは?と思われつつ、変に気を使われることになるのだが
それはまた、別のお話。
公式で、天龍が改二になると……CQC中毒さんの物語を読んでいるうちは 『 あぁ、ネタとして架空の設定なんだなぁ。』と思ったその日の夜
リアルの友人からのラインメッセージで送られて来た、天龍改二の画像……冗談じゃなかったのか!?
いやぁ……格好良く、可愛くなりましたね。そして何より、オッパイプルンプルゥゥゥン!!
いや、いくらイラストでも……あんなに、成長するもんですか!?ちょっとした人体の神秘を垣間見たような気がしました。
この調子で、祥鳳にも改二や……磯風のように『 改乙 』や、翔鶴、瑞鶴みたいな 『 改二甲 』みたいな特別な呼び方の強化が訪れますように。
さて!ここまでお付き合い付き合ってくださった方々、本当にありがとうございます、お疲れ様でした。
ここから下を読まず、トイレへ駈け込んでもいいんですよ?
えっと、まず最初に……現在ウチの作品に登場する艦娘の 『 見た目だけ 』 での年功序列っていうのは
扶桑 → 那智 → 祥鳳 → 磯風
……と、見た目はそこそこ大人っぽいけど、中身は案外お子ちゃま……いや、少女気持ちを抱き続けている女の子。っていうのが
私個人が祥鳳さんを見る時の偏見……だったりします。
( 実際にwikiでそれぞれの起工から沈没までの年数を計算した結果……
扶桑 …… 起工 1912年 ~ 沈没 1944年 計 32年 生存
那智 …… 起工 1924年 ~ 沈没 1944年 計 20年 生存
祥鳳 …… 起工 1934年 ~ 沈没 1942年 計 8年 生存
磯風 …… 起工 1938年 ~ 沈没 1945年 計 7年 生存
と、俺の勝手な憶測と同じ年功序列だったりして、正直驚いてます。)
正直、私の拙い文章構成や表現で、祥鳳の魅力をどこまで表すことができたか不明ですが……ここからを機に、祥鳳に魅力に気づいてくださる方が
現れてくださったのなら、ショウホウスキーの1人として、嬉しく思います。
そして……これで、残すは扶桑さんのみとなりました。
またいろいろネタを考えたり、他の作者さんの物語を読ませていただいたりと、更新日に関しては相変わらず不定期ですが
ちゃんと、扶桑さんの話を綴りますよぉ。
ではでは!後書きのココまで読んでくださった皆様、お疲れ様でした!また次話で御会いしましょう。
ありがとうございました!
どうもです。気紛れで獣へと堕ちた、
元テンロータ、現黄鼬狐です。
いやぁ、自分も祥鳳さんの弓の御指南を頂きたいです。小さい時から射的や、銃を使う系のもの(ゲームは例外)は馬鹿みたいに得意なのですが、いざアーチェリーなど弓を使ったものをやると....矢が明後日の方向に飛んでいってしまうんですよねぇ....。
本当に難しいですね、あれ。
それにしても....、やっぱり祥鳳は可愛いですねぇ。自分のところに初めて着任した軽空母は出雲m.....ご令嬢ですので、実際に祥鳳の育成はまだまだなのですが....。
反応といい、言動といい、見た目とのギャップがたまんないですねぇ。これでまた、
水道料金及びティッシュ代が上乗せとなりました。ありがとうございました!
これで残るは扶桑さんですか...。
あの母性あられるお方との"音楽"、
楽しみにしております。
失礼しました。
どもー♪
いやぁ祥鳳ちゃん可愛いですね(*´・∀・)ノ
祥鳳ちゃんは
さらしを巻いているので
外せばかなりの巨乳な…はず…
とにかく面白かったです(゚∀゚ 三 ゚∀゚)
私も座薬は苦手ですね…
ですが説明書には奥まで入れるって書いてあったので
高熱の時は我慢してやってます( ´;゚;∀;゚;)
むっふっふぅ
あの話は天龍改二祝いでもあったのさ!
騙されましたなぁ(゚∀゚ 三 ゚∀゚)
連コメ失礼します!
肝心な事を伝え忘れてましたorz
ようやく柔時雨さんの作品とコラボ話題を
書き始めましたので
まだ途中ではありますが
よろしければ読みに来てくださいね♪
黄鼬狐さん、コメントありがとうございます!
弓道は高校時代、かじる程度にやっていた時の記憶を何とか思い出して、手順を書いたつもりです。
あれって、弓道とアーチェリーとでは弦と矢の引き方が異なるんですよねぇ。
俺も顧問の先生に 『 柔時雨君の弦の引き方はアーチェリーの引き方やね 』 と言われたことがあります。
祥鳳可愛いヤッター! ねぇ……もっと、脚光を浴びても良いと思うんですけど
まぁ、自分は彼女を大切に運用する!という自己解決で済ますことにます。
出雲丸は確か……飛鷹でしたね。彼女や隼鷹のように式を飛ばすスタイルも格好良いですよねぇ。
はい。『 現在 』残すは扶桑さんのみです。
和風美人の彼女との物語、気長にお待ちください。
CQC中毒さん、コメントありがとうございます!
くっそう!まんまと騙されたぜぃ!まさか天龍から母性を感じる日が来ようとは……
祥鳳の可愛さはもっと広まるべきだと勝手に思ってます。
座薬は……ねぇ、俺もちょっとしたアレをこじらして、痛み止めとして座薬を頂いてはいるんですが
幸いと言うべきか……もらったその後から、そこまで痛みを感じることもなく、未使用のまま冷蔵庫で眠ってたりします。
おぉ!ついに始まりましたか!ありがとうございます!是非とも、拝見させていただきますね!
初コメント失礼します。
祥鳳さんに弓の指導受けてみたいものですね^^
あの袴から見えるサラシの部分が汗で…
おっと、誰か来たようだ…
軽空母だと瑞鳳提督でしたが、祥鳳さんも捨てがたい。
瑞鳳ちゃんに改2が来て優先度落ちちゃいましたが><
体調管理にも気をつけて新しい作品も楽しみにしてますね♪
羽藤けいさん!コメント、ありがとうございます!
祥鳳のあの姿は割と有名な……名前は忘れましたが、弓矢を扱う際の正装らしいです。
『 男性 』特有のもので、女性であの恰好をしているのは、俺の知る限り祥鳳だけかと……
瑞鳳は……建造で空母レシピを結構回してるつもりなんですが、ウチはまだきてないですねぇ。
祥鳳に続いて、翔鶴は来てくれましたが。
ありがとうございます!少しでも楽しんで頂ける作品を作れるよう、努めさせていただきますね!