第2の人生は魔王スタートだったので、人外の女の子達とハーレム作ります。 キャラクターファイル
こちらは『第2の人生は魔王スタートだったので、人外の女の子達とハーレム作ります。』に登場するメインキャラクター達のプロフィール + α となっております。
どうも!柔時雨です。
今回は概要にも書かせていただきましたが、オリジナルSS 『 第2の人生は魔王スタートだったので、人外の女の子達とハーレム作ります。 』 でメインで動いているユーヤ達のステータス等を纏めたものであります。
正直に申しますと、物語を進めていくうちに 『 あれ?前にシルヴィアのステータス書いたの、どこやっけ?』みたいな状況に割とマジで陥ってしまったため
個人的に、纏めておいた方がいいなぁと思ったのが、今回こちらを制作した動機となっております。
実際、まだSSで書いていないステータスもありますが……そこは御愛嬌ということで。
ステータスの他にも、ちょっとオマケ感覚でいろいろ纏めておきました……が、正直なところ、wiki先生を見ていただいた方がより詳しく纏められているんですけどね。
それらを踏まえたうえで、興味を持って覗いてくださる皆様……どうぞ、ゆっくりしていってくださいませ。
また、SSで仲間が増え次第、随時更新していきます。
『 第2の人生は魔王スタートだったので、人外の女の子達とハーレム作ります。 』
✝ キャラクター Ⅰ ✝
【 ユーヤ 】 ( フルネーム : 東雲 悠耶 )
【 年齢 】18歳で止まっている
【 身長 】180cm
レベル : 55
種族 : 魔王
クラス : 暗黒騎士
移動ユニット : 歩 ・ 飛
【 ステータス 】
HP 1250000 / 1250000 MP 550000 / 550000
攻撃力 350000 ・ 守備力 250000 ・ 魔法攻撃力 210000 ・魔法防御力 247000 ・ 素早さ 3100 ・ 運 195
【 スキル 】
〇 夜空への飛翔 Lv Ⅲ : 悪魔の翼で空を飛ぶことができる / スキル所持者の意思で自在に翼の出し入れが可能 / 移動速度が上昇する
〇 束縛からの卒業 Lv Ⅱ : 封印 ・ 束縛系の神聖術を受け付けない / 相手の攻撃によるデバフ効果にかからない
〇 覇王の威厳 Lv Ⅰ : 一定以下のダメージを無効化する
〇 地獄のその先に Lv Ⅰ : 自分のHPが半分になった時、攻撃力 ・ 守備力 ・ 素早さの数値が5000上昇する。HPが回復された時、上昇したステータスは元に戻る
〇 蘇生する災悪 ( パッシブスキル ) : 戦闘でHPが 0 になった時、その戦闘毎に1度だけHPを全回復して復活する
【 装備武器 / アイテム 】
武器 : ロンパイア
アイテム :
—
—
—
【 武術スキル 】
〇 親父直伝 東雲流体術 奥義 ・ 堕天使の墜落 消費MP : 10 属性 : 闇
悠耶がまだ幼子だった頃、コミュニケーションの一環として父親にされた体技を、彼なりに改良を加えてアレンジした物理攻撃技
相手の攻撃をロンパイアで防御して弾き返すと同時に、体を闇に変え一瞬にして姿を消した後、敵の背後の地面に展開した闇のゲートの中で両手を組み、計4本の人差し指と中指を突き出しながら、敵の 【 菊の門 】 目掛けて勢い良く一気に飛び出す
この攻撃を受けた敵は肉体的にも精神的にも大ダメージを受け、たとえ神様であろうと、魔王であろうと悶絶し、15秒間のスタン状態に陥ってしまう
【 魔法 】
〇 Crazy Black hole MP消費 : 20 属性 : 闇
黒い球体を地面に投げつけて攻撃。 地面で展開された黒い渦が周囲のあらゆるものを吸引する / 吸引した敵をあらかじめ指定した場所に放出することができる / 魔法使用者とその仲間が黒い渦に入った場合、あらかじめ指定した場所へ移動することができる
〇 Soul of Centaure MP消費 : 15 移動距離 : S 属性 : 闇
1度闇の中に溶け込んだ後、自分の下半身を覆う闇で馬の胴体と健脚を作って突撃。進行ルートである直線距離上に居る敵を装備武器で一掃した後、下半身は元に戻る
〇 Consciousness Destruction MP消費 : 10 属性 : 闇
自分の周囲を周回する5つの闇の玉を作り出す。闇の玉は敵を自動的に認識して放たれ、ダメージは与えないが、闇の玉を受けた敵の認識意識を狂わせて同士討ちを誘発させることができる
初登場 : No.00 prologue
✝ キャラクター Ⅱ ✝
【 シルヴィア 】
【 年齢 】( 外見年齢 ) 18歳
【 身長 】169cm
レベル : 50
種族 : ダークエルフ
クラス : 射手 ( アーチャー )
移動ユニット : 歩
【 ステータス 】
HP 270000 / 270000 MP 680000 / 680000
攻撃力 25000 ・ 守備力 216000 ・ 魔法攻撃力 223500 ・魔法防御力 250000 ・ 素早さ 7200 ・ 運 960
【 スキル 】
〇 魔弾の射手 Lv Ⅱ : 弓矢による攻撃に魔力を込めて、威力を上昇させることができる
〇 古代魔法の技術 Lv Ⅱ : 魔法の効果が通常よりも強力になる / 呪文詠唱の時間が短くなる
〇 王佐の才 Lv Ⅱ : 相手が仕掛けようとする軍略 ・ 奇策を高確率で看破する / 相手の策略の要所を瞬時に見極め致命的な被害を与えることができる
〇 死角から降る雨 Lv Ⅴ : 射程範囲内に居る敵の飛行能力を持つもの ・ 飛行ユニットを5割撃墜させる
〇 忠義の心 ( パッシブスキル ) : 状況に応じて各能力が2段階上昇する
【 装備武器 / アイテム 】
武器 : 弓 ・ 矢 × 800
アイテム :
—
—
【 魔法 】
〇 οφθαλμαπάτη στρατός ( オフサルマパティ ・ ストラトス ) 消費MP : 10 属性 : —
幻影兵を数体作り出し、敵を攻撃させる。
〇 ξεσηκωμός βέλος ( クセスィコモス ・ ヴェロス ) 消費MP : 20 属性 : 闇
魔力で作り出した無数の矢を縦横無尽に飛び交わせ、ダメージを受けて足を止めた敵1体につき1本の魔力が籠った矢で射貫いて攻撃する
〇 πεποίθησις αιφνιδιασμός ( ペポイテーシス ・ エフニディアズモス ) 消費MP : 15 属性 : —
魔法使用後、使用者に対し存在認識阻害効果が発動する。魔法使用者が敵の死角または至近距離に到達した時に存在認識阻害効果が解除され、その場で敵の急所を魔力が籠った矢で射貫いて攻撃する / 大型の敵 ・ モンスターが相手の場合、矢による攻撃の威力が上昇する
〇 δάσος λαβύρινθος ( ダソス・ラヴィリンソス ) 消費MP : 35 属性 : 木
自分の希望する範囲に樹木を発生させ、自然の大迷宮を作り出す。効果は迷路を構成している植物が自然に枯れるまでと半永久的に続く。自然災害で木の枝や幹が折れることはあるが、人が扱う魔法では燃やしたり、風で壊すことができない
初登場 : No.02 夜馬車の積み荷
✝ キャラクター Ⅲ ✝
【 アンネリー 】
【 年齢 】( 外見年齢 ) 22歳
【 身長 】163cm
レベル : 46
種族 : サキュバス
クラス : 魔法使い ( 意味深 )
移動ユニット : 歩 ・ 飛
【 ステータス 】
HP 186000 / 186000 MP 820000 / 820000
攻撃力 32400 ・ 守備力 173000 ・ 魔法攻撃力 352000 ・魔法防御力 242000 ・ 素早さ 6800 ・ 運 857
【 スキル 】
〇 夜戦主義 Lv Ⅱ : 夜間戦闘で攻撃力、魔法攻撃力が上昇する / 夜間戦闘での素早さが上昇する
〇 傾国の美女 Lv Ⅰ : 異性 ( 男性 )から受けるダメージを軽減する
〇 暗躍する影 Lv Ⅲ : 自分の姿を消し、存在感を隠すことができる / 移動中の音を消すことができる / 相手の魔法等で認識阻害効果を解除されない
〇 魔法の技術 Lv Ⅲ : 魔法攻撃による威力が上昇する / 呪文詠唱の時間が短くなる / 魔法攻撃の範囲が通常より広範囲になる
〇 女王号令 ( パッシブスキル ) : 自身よりもLvの低い異性 ( 男性 ) ・ Mな異性 ( 男性 ) の行動をある程度抑制することができる
【 装備武器 / アイテム 】
武器 : 鞭
アイテム :
—
—
—
【 魔法 】
〇 Ignite Javelin 消費MP : 10 属性 : 炎
炎の投擲槍を作り出し、敵を貫いてダメージを与える
〇 Demon's Lance 消費MP : 15 属性 : 闇
敵の足元に魔方陣を展開した後、上方向に向かって突撃槍を出現させ、敵を貫いてダメージを与える
〇 Spear the Longinus 消費MP : 30 属性 : 光
その場で急上昇した後、敵陣または敵が密集している場所に、光で作った長く巨大な槍を投げつけて、範囲内に居る敵全てに衝撃波や刺突ダメージで攻撃 / 神官や僧侶、聖騎士など神聖な職に就いている敵には更なる追加大ダメージを与える
初登場 : No.04 夜間に忍び寄る魔の手
✝ キャラクター Ⅳ ✝
【 マーレ 】
【 年齢 】( 外見年齢 ) 16歳
【 身長 】157cm
レベル : 36
種族 : マーメイド
クラス : 音楽家
移動ユニット : 泳
【 ステータス 】
HP 197000 / 197000 MP 80000 / 80000
攻撃力 15000 ・ 守備力 21800 ・ 魔法攻撃力 92000 ・魔法防御力 113000 ・ 素早さ 100 ( 陸上 ) 5700 ( 水中 ) ・ 運 640
【 スキル 】
〇 水神の加護 Lv Ⅱ : 水上 ・ 水中戦での防御力、魔法防御力が上昇する
〇 傾国の美女 Lv Ⅰ : 異性 ( 男性 )から受けるダメージを軽減する
〇 白魔法 Lv Ⅱ : 回復魔法 ・ 補助魔法を使うことができる / 回復技を使用した際、通常よりも効果が大きくなる
〇 智慧の調べ Lv Ⅱ : 自身を含む味方全員の魔法攻撃力、魔法防御力を上昇させる
〇 青海の女神 ( パッシブスキル ) : スキル所持者のHPが3分の1になるまで、味方全員が敵の技による状態異常 ・ デバフ効果を受け付けなくなる。この効果はスキル所持者が戦闘に参加していない時にも発動される
【 装備武器 / アイテム 】
武器 : —
アイテム :
—
—
—
【 魔法 】
〇 Maelstrom MP消費 : 10 属性 : 水
勢いのある波飛沫を発生させて戦場に水を張った後、巨大な渦潮を発生させて敵を巻き込み攻撃する
〇 Resurrection MP消費 : 15 属性 : 光
特定の範囲内に居る味方のHPを大幅に回復させ、状態異常 ・ デバフ効果を全て解除する
〇 Inondation MP消費 : 25 属性 : 水
雨雲を呼び大雨を降らせ、津波も呼び寄せて大洪水さながらに敵を押し流す / Inondation使用後、他の水属性魔法の威力 ・ 効果が上昇する
初登場 : No.08 海の中から、こんにちは!
✝ キャラクター Ⅴ ✝
【 フレデリカ 】
【 年齢 】( 外見年齢 ) 20歳
【 身長 】167cm
レベル : 48
種族 : 堕天使 ( 元 ・ 熾天使 )
クラス : 聖騎士 ( パラディン )
移動ユニット : 歩 ・ 飛
【 ステータス 】
HP 960000 / 960000 MP 460000 / 460000
攻撃力 192000 ・ 守備力 233000 ・ 魔法攻撃力 201500 ・魔法防御力 249000 ・ 素早さ 6500 ・ 運 1300
【 スキル 】
〇 信頼の重み Lv Ⅰ : 自分の防御力と魔法防御力を1段階上昇させる
〇 殿軍の誉れ Lv Ⅱ : 敵全体の攻撃力と素早さを2段階下げる / 味方全員の防御力を3段階上昇させつつ、HPを半分回復する
〇 底無しの生命力 Lv Ⅱ :戦闘中、少しずつHPを回復する / HP回復系の効果を受けた時、効果を通常の倍にして受けることができる
〇 大天使の加護 Lv Ⅲ : 戦闘不能を3回まで回避しつつ、HPを半分回復する
〇 守護神 ( パッシブスキル ) : 総大将のHPが半分以下にならない限り、味方の受けるダメージが半減される
【 装備武器 / アイテム 】
武器 : 重装突撃槍 ・ ビッグシールド
アイテム :
—
—
—
【 魔法 】
〇 Confession Cross MP消費 : 15 属性 : 光
自分の周囲に5本の十字架を出現させ、1度垂直に撃ち上げた後、一定の範囲に分裂させた計10本の十字架を振らせて敵を攻撃する
〇 Atonement Reincarnation MP消費 : 20 属性 : 闇
黒いオーラを放つ6個の玉を出現させ、敵の足場に円形になるように配置した後、高速回転させることで巨大な黒い渦を発生させて攻撃する
〇 Punishment Ceremony MP消費 : 10 属性 : 闇
鐘の音を響き渡らせながら、闇の波動を周囲に放出する。ダメージはまったく無いが、波動を浴びた敵の攻撃力 ・ 魔法攻撃力 ・ 素早さを3段階減少させる
初登場 : No.10 神界からの追放者
✝ キャラクター Ⅵ ✝
【 シャロン 】
【 年齢 】( 外見年齢 ) 15歳
【 身長 】154cm
レベル : 45
種族 : ドラゴニュート
クラス : 竜騎士 ( ドラグーン )
移動ユニット : 歩 ・ 飛
【 ステータス 】
HP 1180000 / 1180000 MP 500000 / 500000
攻撃力 297000 ・ 守備力 360000 ・ 魔法攻撃力 186500 ・魔法防御力 347200 ・ 素早さ 5270 ・ 運 745
【 スキル 】
〇 驚異の再生力 Lv Ⅲ: 何らかの原因で首以外の部位が切断してしまった場合のみ発動。瞬時にその箇所を再生すると同時にHPの半分を回復する
〇 変温動物の性 Lv Ⅰ: 砂漠や溶岩地帯など暑い場所での戦闘時、素早さが上昇する / 雪山などの極端に寒い場所での戦闘時、素早さが減少する
〇 鉄壁要塞 Lv Ⅱ: 敵から受ける攻撃、魔法攻撃のダメージが減少する
〇 逆鱗 Lv Ⅲ: 敵の攻撃で体力が半分以下になった時、攻撃力が上昇する / 自分以外の味方の体力が3分の1になった時、攻撃力が上昇する
〇 竜の眷族 ( パッシブスキル ) : 味方がかけてくれたバフ効果が解除されない / 敵の攻撃で状態異常にならない / 竜の眷族以外のスキルが発動した時、運以外のステータス全てが2段階上昇する
【 装備武器 / アイテム 】
武器 : 火槍
アイテム :
—
—
—
【 魔法 】
〇 Gegenangriff Signalfeuer MP消費 : 5 属性 : 炎
30秒間魔法使用者の体を紅いオーラが包み込む。敵から受けるダメージを半減させ、本来敵から受けるはずだったダメージを2倍の威力まで増加させてカウンター攻撃を繰り出すようになる
〇 Brennen Hinterhalt MP消費 : 10 属性 : 炎
自分の周囲に炎の玉を5つ召喚した後、無造作にばら撒き地中または床下へ忍ばせる。炎の玉を忍ばせた場所からは白煙が上り、敵が火の玉を忍ばせた場所に接近した瞬間、極太の火柱となって噴出し敵にダメージを与える
〇 Letzter Ausweg Wyvern MP消費 : 20 属性 : 炎
その場で一度飛翔した後、どこからともなく呼び寄せたワイバーンに騎乗して更に飛翔する。急降下時に火槍から放出する火炎放射と、ワイバーンが吐き出す火炎放射で敵全体に大ダメージを与える
初登場 : No.14 鱗の戦士
✝ キャラクターⅦ ✝
【 垂氷 】 - たるひ - ( 垂氷 = つららのこと。『 垂れ下がった氷 』 の意味 )
【 年齢 】( 外見年齢 ) 24歳
【 身長 】160cm
レベル : 52
種族 : 雪女
クラス : 造形魔導戦士
移動ユニット : 歩
【 ステータス 】
HP 1470000 / 1470000 MP 720000 / 720000
攻撃力 265000 ・ 守備力 210000 ・ 魔法攻撃力 230000 ・魔法防御力 257000 ・ 素早さ 2400 ・ 運 469
【 スキル 】
〇 雪月花 Lv Ⅲ: 四季の移ろいを楽しむように、状況に応じて適している能力が1つ、3段階上昇する
〇 氷上の飛燕舞い Lv Ⅱ: 足場に氷を張り、自身の素早さを2段階上昇させ、敵の素早さを3段階下げる / 砂漠や溶岩地帯などの暑い場所では自分の素早さが2段階下がる
〇 永久凍土の陣雲 Lv Ⅰ: 敵全体の運以外のステータスを1段階下げる / ドラゴンや爬虫類系統のモンスターが相手の場合、運以外のステータスを3段階下げる
〇 燦爛する伐折羅氷結塊 Lv Ⅱ: 自分や味方が使う氷属性の技の威力が3段階上昇する
〇 紅蓮地獄の業苦 ( パッシブスキル ) : 敵を凍結させる時間が2秒増える / 盗賊や海賊などの邪な職に就いている敵に対しては凍結時間が更に5秒追加され、3秒ごとにHPの10分の1を奪う持続ダメージを与える
【 装備武器 / アイテム 】
武器 : —
アイテム :
—
—
—
【 武術スキル 】
〇 一期一振 氷点下の霊剣 — Celsius Calibur — 消費MP : 15 属性 : 氷
氷で日本刀や西洋風の剣を作り出し、敵に向かって振り下ろす物理攻撃技
剣の刃そのものにもダメージはあるが、敵に剣が当たらずとも、振られた軌道上に鋭利な氷を長距離走らせる
剣で攻撃された、あるいは剣を振った軌道上に居た全ての敵にダメージを与え、5秒間の凍結状態にする。1度振った剣は、すぐに音を立てて砕けてしまう
【 妖術 】
〇 揺曳する氷塊 MP消費 : 5 属性 : 氷
自分の周囲に数多の小さな氷の塊を作り出し、敵 ・ 敵全体に向かってフヨフヨと漂わせる。漂っている氷の塊が1つでも敵に触れたら、自動的に残りの氷塊もランダムで最も近距離に居る敵に勢い良くぶつかり始める。
〇 濁乱する猛吹雪 MP消費 : 10 属性 : 氷
両腕を左右に大きく広げ、敵全体に対し猛吹雪を放つ。ダメージは与えないが、敵の素早さを2段階下げ、吹雪により視界を奪うことで敵の同士討ちを誘発させる
〇 蝦夷の大寒波 MP消費 : 15 属性 : 氷
両手を前方に突き出して、敵全体に肉体が切れるかと思うくらい寒い猛吹雪を放つ。敵にダメージを与えつつ、素早さを2段階下げ、ランダムで敵を5秒間凍結状態にする
初登場 : No.18 和の国の微笑女
✝ キャラクターⅧ ✝
【 ラフィス 】
【 年齢 】( 外見年齢 ) 25歳
【 身長 】178cm(蜘蛛の部位込み)
レベル : 59
種族 : アラクネ
クラス : 暗殺者
移動ユニット : 歩
【 ステータス 】
HP 2580000 / 2580000 MP 810000 / 810000
攻撃力 240000 ・ 守備力 346000 ・ 魔法攻撃力 187000 ・魔法防御力 320000 ・ 素早さ 2900 ・ 運 500
【 スキル 】
〇 無音の移動術 Lv Ⅱ: 戦闘中、自分の移動する際の音を消し去り、素早さを2段階上昇させる
〇 暗闇からの奇襲 Lv Ⅲ: ピンポイントの相手に必ず先制攻撃を仕掛けることができる
〇 アーマー Lv Ⅰ: 自分の守備力と魔法防御力を1段階上昇させる
〇 カフェインハイテンション Lv Ⅱ: カフェインを含む飲料を口にしたとき、攻撃力と魔法攻撃力が2段階上昇する / ラフィス本人は酔っぱらい状態になり、攻撃が無差別になる
〇 蜘蛛の糸 ( パッシブスキル ) : 異次元に通じる穴へ1本の糸を垂らし、その先に居る味方の中からランダムで糸を掴んだ1人を自分の元へ召喚することができる。1回の戦闘で1回のみ使用可能
【 装備武器 / アイテム 】
武器 : 糸
アイテム :
—
—
—
【 魔法 】
〇 安閑糸 MP消費 : 5 属性 : ―
手から静かに糸を放って敵1体を拘束した後、糸を強引に勢い良く引き、敵の関節をあり得ない方向へ捻って攻撃する。
〇 凛糸 MP消費 : 10 属性 : ―
周囲にゴムのように良く伸び、元に戻る性質を持つ特殊な糸を張り巡らせ、敵を拘束する。捕らえられた敵は曲がった糸が元の1本に戻る形状記憶の性質が発動した瞬間、自然に関節技を決められることになる
〇 求不得苦糸 MP消費 : 15 属性 : ―
敵1体に糸を絡め、引き寄せた後に近くにある枝や鉄筋などに引っかけて吊るし上げる。吊るし上げた後はそのまま放置。吊るされた敵は戦闘に参加できず、求める勝利に貢献できず、仲間が倒れる様を見ながら、何もできないもどかしさに苦しむことになる
初登場 : No.20 闇を這う足音
【 ??? 】
⚔⚔⚔ 協力武術スキル ⚔⚔⚔
〇 函蓋の流鏑馬 - かんがいのやぶさめ -
会得条件 : ユーヤが魔法 【 Soul of Centaure 】 を使える + シルヴィアが魔法 【 ξεσηκωμός βέλος 】 を使える
【 Soul of Centaure 】状態の悠耶のロンパイアによる攻撃から逃れた敵を、乗馬しているシルヴィアが【 ξεσηκωμός βέλος 】で作り出した無数の魔力の矢で射貫いて攻撃。
この時、【 ξεσηκωμός βέλος 】 分のMPは消費しない
- 動物型モンスター -
【 ケルベロス 】
レベル : 48
種族 : 魔獣
クラス : 地獄の番犬
移動ユニット : 歩
【 ステータス 】
HP 156000 / 156000 MP 20000 / 20000
攻撃力 320000 ・ 守備力 267000 ・ 魔法攻撃力 334000 ・魔法防御力 ・295000 ・ 素早さ 6900 ・ 運 260
【 スキル 】
〇 地獄の門 Lv Ⅱ : 生きている人間や魔物に対して、攻撃力が上昇する
〇 鋼鉄の毛皮 Lv Ⅰ : 物理攻撃によって受けるダメージを軽減する
〇 疾駆する幻影 Lv Ⅱ : 戦闘時、自分の素早さを2段階上昇させる
〇 優秀な血統 Lv Ⅰ : 運以外の能力が状況に応じて2段階上昇する
〇 タルタロスの責め苦 ( パッシブスキル ) : 戦闘が終了するまで、 敵に持続ダメージを与える効果が、敵の魔法等の効果で解除されなくなる
【 装備武器 / アイテム 】
魔獣の首輪 ( 防御力 + 500 ・ 魔法防御力 + 500 )
—
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【 魔法 】
〇 Abyss Flare 消費MP : 20 属性 : 炎
地面から断続的に黒炎の柱を噴出させて、敵を攻撃する。炎には敵を追尾する効果がある
〇 Hound Bite 消費MP : 10 属性 : 闇
3つの大きな口で敵に噛みつく魔法扱いの物理攻撃。噛まれた敵には 【 猛毒 】 の状態異常を付与し、5秒ごとに敵HPの5分の1のダメージを与え続ける
〇 Greedy Glutton 消費MP : 10 属性 : -
3つの大きな口で敵に噛みつく魔法扱いの物理攻撃。いずれかの口で噛みついた敵のHPの半分のHPを回復する
【 飼い主 】 ユーヤ ・ シルヴィア ・ アンネリー ・ マーレ ・ フレデリカ ・ シャロン ・ 垂氷 ・ ラフィス
初登場 : No.03 仲間のエルフの身支度
【 ナイトメア 】
レベル : 1
種族 : 魔獣
クラス : 夢魔
移動ユニット : 歩
【 ステータス 】
HP 7900 / 7900 MP 6500 / 6500
攻撃力 3750 ・ 守備力 4000 ・ 魔法攻撃力 3500 ・ 魔法防御力 3800 ・ 素早さ 350 ・ 運 30
【 スキル 】
〇 徘徊する悪夢 Lv Ⅰ : 戦闘中、味方の誰も騎乗していない間、3秒ごとに敵のHPを10分の1ずつ奪う毒の霧を散布しながら戦場をゆっくり徘徊する
〇 駿馬 Lv Ⅰ : 味方の誰かが騎乗した場合、素早さが2段階上昇する
〇 :
〇 :
〇 :
【 装備武器 / アイテム 】
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【 魔法 】
〇 Poison Plain 消費MP : 10 属性 : 闇
魔法使用後、敵の素早さを2段階下げつつ5秒ごとにHPの10分の1を奪う毒の霧を戦場に展開する
【 飼い主 】 ユーヤ ・ シルヴィア ・ アンネリー ・ マーレ ・ フレデリカ ・ シャロン ・ 垂氷 ・ ラフィス
初登場 : No.16 拠点を作ろう!Ⅱ
【 ??? 】
〇 【 ダークエルフ 】
エルフは 『 ウッドエルフ 』、『 ハイエルフ 』、『 ダークエルフ 』と3種に大別される。ダークエルフは別名として 『 黒エルフ 』、『 闇エルフ 』、『 シャドウエルフ 』などがある。
ウッドエルフは森で静かに過ごすことを好み、人間との関わりを極力避けている。
ハイエルは小説やRPGなどの作品で人間の味方をする存在として描かれることが多く、美形ではあるが貴族的で、人間を見下していることが多い。
ダークエルフは暗黒神を崇拝し、堕落したエルフとして定義され、ハイエルフなどと対立する立場にあり、多くの作品で人間の敵として登場する。
容姿はエルフと同じような容姿をしているが、肌の色は褐色または( 海外では褐色のダークエルフは人種差別に当たるらしいため )黒や紫とされる事が多い。
近年に発表される作品では、ダークエルフとは名ばかりで、外見上は全く通常のエルフと区別されない事も多い。若しくは黒人種を連想させないために、最初から全く有り得ない様な肌の色と髪色を組み合わせる事もある。
『 ダークエルフ 』 という様に、悪の力や思考を持つ存在として描かれることが多いが、それ以外にも単に住む場所が暗い森であるからそう呼ばれるなど、悪の種族でない場合もある。
悪の種族のダークエルフは邪神や悪魔とのつながりを持っていることが多く、彼等からの恩寵として力を授かっており、通常のエルフより高い能力を持つとされる事があり、同時にエルフの神に反逆したものとしての弱点や、ダークエルフと分かる烙印があるとされている。
また、洋の東西を問わず、通常のエルフより巨乳に描かれることが多く、それに合わせる形で着衣も露出度が高めの物を着せられ、退廃的で快楽的なエロティックな種族として描かれることが多い。
〇 【 サキュバス 】
夢魔とも呼ばれるモンスターで、男性の夢魔をインキュバス ( 上に圧し掛かる者 )、女性の夢魔をサキュバス ( 下に寝る ) という。
このサキュバスとインキュバスの名前の意味を合わせると、性行為の体位の1つである正常位になる。
夢を使って人間に忍び寄り、夢の中で徹底的に快楽を覚えさせ、人間を堕落への道に引きずり込む。
サキュバスは睡眠中の男性の理想とする女性の姿に変身して誘惑し、交わり、悪魔や精霊を生むための精子を採取する。
この夢魔から逃れる方法は、枕元に十字架などの 『 ホーリーシンボル 』 を置いておくだけで良い。そうすれば、彼等は近づくことができずに撤退する。
また、サキュバスに限った撃退法があり、それは枕元にコップ1杯分の牛乳を入れて置いておくというもの。これは、サキュバスが牛乳を精液と間違えて持って行くためである。
現にヨーロッパのある地方では、枕元に牛乳の入ったコップを置いて寝るという風習があったらしい。
サキュバスやインキュバスと人間との間に生まれた子どもは、魔法などの特殊な力を持っていたり、あらゆる才能に恵まれている者が多いといわれている。
そのため、優れた能力をもった 『 アーサー王伝説 』 に登場する魔法使い 【 マーリン 】 や、マケドニア大王 【 アレキサンダー 】は、彼等と人間とのハーフではないか?といわれることもある。
〇 【 人魚 】
頭から腰までが若くて美しい女性、腰から下が魚のモンスター。
上記の説明は 【 マーメイド 】 のもので、人魚には男性も存在しており、そちらは 【 マーマン 】 という。
デンマークのアンデルセンの童話 『 人魚姫 』 や、それを元にアメリカのウォルト・ディズニーが映画化した作品 『 リトルマーメイド』 により、現在のマーメイドは悲劇のヒロインのような立ち位置に居るが、本来のマーメイドは水場が持つ危険の象徴である。
半人半鳥のモンスターであるセイレーンと同じく、岩の上に座り、美しい歌声や楽器の演奏で船乗り達を誘惑し、船を座礁させたり危険な海域まで導いたりと、死に導いていた。
中世のキリスト教徒では、マーメイドは悪魔の代理人で、裏切りの象徴と考えられていた。教会内部の装飾に魚を持つ姿でよく描かれているが、それは呪文とお世辞によってキリスト教徒の魂を罠にかけ、罪に引き込むことの象徴だったといわれている。
日本にも人魚の肉を食べた【 お里 】 という若い女性が歳をとらず、800年生きたという 『 八尾比丘尼 』 という伝説がある。
〇 【 堕天使 】
堕天使は、主なる神の被造物でありながら、高慢や嫉妬がために神に反逆し、罰せられて天界を追放された天使、自由意志をもって堕落し、神から離反した天使のことである。
キリスト教の教理では悪魔は堕落した天使であるとされている。
聖書には多様な解釈を容れる余地があり、後世のキリスト教文学や神学において、サタンと仲間の堕天使達を巡る様々な物語や理論がつむがれている。
『 いったい何をもって、サタンの堕落の本質とするか? 』 という問題についてもいくつかの異説がある。
アメリカ合衆国の歴史 ・ 宗教学者のジェフリー・バートン・ラッセルはこれについて、『 道徳上の頽落とする説 』、『 品格の喪失とする説 』、『 天からの追放すなわち文字通りの落下であるとする説 』、『 自らすすんで神に背き、天を離脱したことをもって堕落とする説 』 を挙げている。
一般に堕天使の頭は【 サタン 】 とされるが、外典・偽典などでは 【 マスティマ 】、【 ベリアル 】、【 ベルゼブブ 】、【 アザゼル 】 などと記されている場合がある。
キリスト教的な観点において、堕落したその理由は様々であり、1つの観点だけを鵜呑みにするのはあまりオススメできないが、高慢によるもの、嫉妬によるもの、の二つはよくキリスト教を題材とした作品に使われることが多い。
『 高慢による場合 』・・・神様に対し『 自分は神をも凌ぐ力を持っているのではないか 』という驕りが出てしまい、そのため、味方となる天使を集めて神様に対して反旗を翻した。が、結果は敗北に終わり彼とその仲間は堕とされてしまう。
堕天使 ルシファー ( サタン ) がこのケースに当たる。
『 嫉妬による場合 』・・・神様が人間に天使以上の愛情を注いだことが原因。当然の如く、それに反発したのは元ケルビム( 智天使の複数形 )だった。そのため、同志である他の天使と共に神に挑んだが、結局は敗北し堕とされてしまう。
堕天使 ベリアルがこのケースに当たる。
『 自由な意思による場合 』・・・神はもともと天使を自分自身を尊重させるために創造したとされるが、彼等の中にはその指針に反する自由な意志を持つ者が居たという。実はそれも神自身が考案したもので、反する天使達には自発的に自分を崇めさせるという試みがあった。なぜなら、神は無の心中から自分自身への愛情を芽生えさせることに真価を見出したからである。だが、自由な意思を持つ天使達に自分から従おうとする服従心など無かった。結果として、彼等は天界から追放され地上まで堕ちた天使は人間に、また更に深く堕ちた天使は悪魔になった。
堕天使 アザゼルがこのケースに当たる。
また、『 自由な意思による場合 』の説によると、人間は天使になれるとされ、悪魔は天使に戻れるとされている。
〇 【 ドラゴニュート 】
龍人 ( 竜人 )は、神話上の神々に見られる描写で、創作上の架空の生物でも良く見られる。二足歩行で、龍もしくはドラゴンの姿をしている獣人。
人や竜( ドラゴン )への変身の有無、皮膚( 鱗及び蛇腹 )の色、翼の有無、飛行の可能不可、武器の有無( あるいは手( 前肢 )によるその所持の可能不可 )など、作品によって様々な違いがある。
ファンタジー系ロールプレイングゲーム等においては、人間の姿を基本に、竜もしくはドラゴンの身体の一部( 翼や尻尾 )が生えていたりする姿で描かれる事が多い。
卵胎生なのかどうかといった様な生物学的な設定も、作品等によって異なり一定していない。
東洋圏でも古くは八大竜王、四海竜王伝承、中国の書物 『 西遊記 』 の龍王の絵や像などで龍人の姿を確認することができる。
日本の古墳では四方の四神が描かれた壁の下にそれぞれ三体ずつ十二支の獣面( 獣頭 )人身像が描かれている文化がある。
しかし、キトラ古墳では北壁 ・ 玄武の「 子 」、東壁 ・ 青龍の「 寅 」、西壁 ・ 白虎の「 戌 」、南壁 ・ 朱雀の「 午 」など6体の発見に留まっており、辰の獣面( 獣頭 )人身像はまだ発見されていない。
【 雪女 】
日本の雪の妖怪。別名として 『 雪娘 』 や 『 雪女郎 』、『 つらら女 』 など様々な呼び名があるが、いずれにせよ氷柱に結びつけて呼ばれることも多い。
起源は古く、室町時代末期の連歌師 ・ 宗祇法師による 『 宗祇諸国物語 』 には、法師が越後国 ( 現 ・ 新潟県 ) に滞在していたときに雪女を見たと記述があることから、室町時代には既に伝承があったことがわかる。
呼び方は違えど、常に 『 死 』 を表す白装束を身に纏い、男に冷たい息を吹きかけて凍死させたり、男の精を吸い尽くして殺すところは共通しており、広く 『 雪の妖怪 』 として怖れられていた。
伝承では、新潟県小千谷地方では、男のところに美しい女が訪ね、女は自ら望んで男の嫁になるが、嫁の嫌がるのを無理に風呂に入れると姿がなくなり、男が切り落とした細い氷柱の欠片だけが浮いていたという。
吹雪の晩に子ども ( 雪ん子 ) を抱いて立ち、通る人間に子を抱いてくれと頼む話も伝えられており、その子を抱くと、子どもがどんどん重くなり、人は雪に埋もれて凍死するという。頼みを断わると、雪の谷に突き落とされるとも伝えられる。
岩手県や宮城県の伝承では、雪女は人間の精気を奪うとされ、新潟県では子供の生き肝を抜き取る、人間を凍死させるなどといわれる。
『 異類婚姻譚 』 の類型の物語に登場することも多く、小泉八雲の 『 雪おんな 』 のように、山の猟師が泊り客の女と結ばれて子供が生まれ、嫁にうっかり雪女と結んだタブーを口にしたため、女は『 自分こそ雪女だ 』 と明かすが、男との間に生まれた子がいたため殺さず、『 子に万一の事があったら只では済まさぬ 』 と告げて姿を消すタイプの昔話のパターンは新潟県、富山県、長野県に伝承があり、その発端は山の禁 ( タブー ) を破ったために、山の精霊に殺されるという山人の怪異譚に多い。
雪女の昔話はほとんどが哀れな話であり、子のない老夫婦、山里で独り者の男、そういう人生で侘しい者が、吹雪の戸を叩く音から、自分が待ち望む者が来たのではと幻想することから始まったといえる。そして、その待ち望んだ者と一緒に暮らす幸せを雪のように儚く幻想した話だという。
雪女の正体は雪の精、雪の中で行き倒れになった女の霊などと様々な伝承がある。
山形県小国地方の説話では、雪女郎 ( 雪女 ) は、元は月世界の姫であり、退屈な生活から抜け出すために雪と共に地上に降りてきたが、月へ帰れなくなったため、雪の降る月夜に現れるとされる。
〇 【 ケルベロス 】
ギリシャ神話に登場する3つの犬の頭と蛇の尻尾をもつ地獄の番犬。
ギリシャ神話の最高神 ・ ゼウスを追い詰めた怪物 ・ 【 テュポーン 】 と 上半身が美しい女性、下半身が蛇の怪物 【 エキドナ 】 との間に生まれたモンスターで、兄弟には 【 キマイラ 】 【 ヒュドラ 】 【 オルトロス 】【 ラドン 】、また、テュポーンがゼウスに敗れた後、エキドナとオルトロスとの間に生まれた 【 スフィンクス 】 などが居る。
冥界の入り口で見張っており、死者が冥界へ入る時は友好的だが、生きた人間が冥界へ入ろうとする時と、死者が冥界から逃げ出そうとする時は激しく吠えたて、貪り食うという。
3つの首は左右 ・ 正面別々の方向を見張っているうえに、3つの頭が交代に眠るので、見張りとしてはとても優秀。
ただし、音楽に弱く、亡き妻 ・ エウリュディケを連れ戻しに冥界に来た竪琴奏者 ・ オルフェウスの演奏によって3つの頭が同時に眠ってしまい、オルフェウスを生きたまま通過させてしまっている。
また、甘いお菓子も大好きで、美の女神 ・ アフロディテの試練で冥界の女王 ・ ペルセポネに 『 永遠の美 』 を貰いに来たプシュケーは、蜂蜜と芥子( 小麦とも )の粉を練って焼いた菓子をケルベロスに与え、それを食べている間に生きたまま通過している。
その他にも12の難行の1番最後に 『 ケルベロスを連れて来い 』という指令を受けたヘラクレスが冥界に来た時、冥界の神 ・ ハデスが 『 地獄の番犬を殺されるわけにはいかない。なので、生きたまま連れて行くなら許可しよう 』 という許可を出した直後、ヘラクレスに締め上げられ、地上へ連れ出されたこともある。
この時、初めて太陽の光を見て驚いたケルベロスの猛毒の唾液から、猛毒植物であるトリカブトが生まれたと伝えられている。
キリスト教の文化圏では地獄の侯爵として描かれ、イタリアの詩人 ・ ダンテの 『 神曲 』 の地獄編にも登場する。
神曲に登場するケルベロスは地獄の第3圏 ・ 貪食者に居り、そこに落ちてきた罪人を3つの口で貪り食う。此処でケルベルスに食べられた罪人は排泄物となって排出された後地獄の泥と同化し、再生してはケルベロスに食べられるという責め苦を永遠に繰り返す。
〇 【 ワイバーン 】
ドラゴンの亜種として描かれることが多い大型爬虫類のモンスター。一般的にはドラゴンの頭、コウモリの翼、一対のワシの脚、ヘビの尾に、尾の先端には矢尻のようなトゲを供えた空を飛ぶ竜とされる。
【 飛竜 】、【 翼竜 】 と訳される場合もある。具体的な例でいえば、モンスターハンターシリーズに登場するリオレウスがワイバーンである。
前脚は翼と同化していて、足は後脚のみ。16世紀まではウィヴァー( Wyver )と呼ばれており、これは毒蛇 ・ マムシを意味する 『 Viper 』 のことであり、その名前の由来の通り、尻尾のトゲには毒がある。
最近様々な作品に登場して有名になってきているワイバーンであるが、このモンスターに関する説話は殆ど無い。それは、モンスターというのが 『 伝承のある架空生物 』 なのに対し、ワイバーンは中世の盾に描かれる紋章の図面と して考え出された 『 紋章学上から誕生した架空生物 』だからであるといわれている。
紋章の図柄として描かれるワイバーンは元々 『 羽根の付いた小さなトカゲのようなドラゴン 』 の姿をしていたが、後に正式なドラゴンの紋章と区別されるようになり、二足歩行で細身のドラゴンの姿に落ち着く。
紋章学上でのワイバーンは 『 強い敵意 』 を表し、戦争時や軍隊を誇示する必要があるときに使用されている。
『 戦争 』、『 嫉妬 』 あるいは 『 疫病 』 を象徴するともされているが、これはワイバーンに限ったことではなくドラゴンにも共通する特徴である。
前述のとおり紋章学から誕生したモンスターであるため、特定の神話や伝承が無く、そのため取り扱う作品によっては凶暴で残虐なドラゴンとして描かれることもあれば、竜騎士の頼もしきパートナーとして描かれることもある。
いずれにせよ、ドラゴンよりもパワーが劣ってはいるものの、飛行能力の優れたモンスターとして描かれていることが多い。
〇 【 ナイトメア 】
中世ヨーロッパ圏が発祥の悪夢を見せる悪魔で、日本語訳は『 夢魔 』。
夜中、人の枕元の現れて悪夢を見せる夢魔の一種。
メア 【 mare 】 とは、古代英語の 【mera 】 ・ 【 mære 】 に由来する語で、『 (女性の)霊 』 や 『 悪魔 』、『 鬼 』 を意味し、サンスクリット語の 【マーラー 】( 魔羅。悪魔の一種 ) が語源とされる。
更に語源を遡れば、ゲルマン祖語 【 *marǭ 】、印欧祖語 【 *mor- 】、【 *mer- 】 となり、『 すりつぶす 』、『 傷つける 』或いは更に直接的に 『 死 』 を意味する語であった。
従って、【 Night-mare 】 とは、語源的には『 夜に現れる、恐るべきもの 』 という意になり、後にキリスト教が布教すると、悪魔と同一視され『 夢魔 』( リリス、リリンなど ) と見なされた。
『 悪夢を見せる 』 というと、一般には魔術的なものを連想するが、ナイトメアが見せるそれは外的要因によるものだった。
例えば、寝ている人に馬乗りになって首を絞めるなどで、圧迫感や恐怖感を与えることにより悪夢を見せるというもの。
死者が夜中に墓を抜け出し、寝ている人間の首を絞めて回ったとされるものがナイトメアの起源であるとも言われている。そういう意味では、悪魔ではなくアンデッドの部類に入ることもある。
睡眠中の赤ん坊の上に何かがかぶさるなどで窒息死してしまう事件が起きると、当時はこれはナイトメアの仕業とされていた。
今日のナイトメアというと黒馬の姿で描かれているが、その姿については定かではなく、これは【 mare 】 という単語には 【 牝馬 ( めすうま ) 】( 古英語では 『 Mere 』 ) という意味もあり、『 夜の雌馬 』 と誤解されてしまったことにより、馬に乗った悪魔、もしくは馬の姿をした悪魔として描かれたことによるものである。
〇 【 アラクネ 】
ゲームや漫画等では上半身が女性、下半身が蜘蛛の姿で描かれている、ギリシャ神話に登場する女性。
元は美しく、機織りが得意な女性だったのだが、性格は傲慢で、日頃から 『 私の機織りの技術は、芸術の女神アテナをも凌ぐ 』と豪語していた。
それを聞いて怒った女神アテナは老婆の姿へと変身してアラクネと対峙し、機織りの勝負をすることになる。
アテナは自身が海神ポセイドンとの勝負に勝ち、アテナイの守護神に選ばれた物語をタペストリーに織り込み、アラクネはアテナの父にして最高神ゼウスのレダ、エウロペ、ダナエー等との浮気を主題にその不実さを嘲ったタペストリーを織り上げた。
アラクネの腕は非の打ち所のない優れたもので、アテナでさえアラクネの実力を認める程であった。
しかし、アテナはそのタペストリーの出来栄えではなく、織り込まれた神々を嘲笑うような内容に激怒し、最終的にアラクネの織機とタペストリーを破壊してアラクネの頭を打ち据えた。
これによりアラクネは己の愚行を認識し、恥ずかしさに押しつぶされ逃げだし、最終的に自ら命を絶った。
アテナは彼女を哀れんだのか、死後も機織りができるようにと、トリカブトの汁を撒いて彼女を蜘蛛に転生させたのだった。
Ἀράχνη (Arachnē、アラクネー)という彼女の名は、ギリシア神話の多くの登場人物と同様、普通名詞を人格化したもので、古代ギリシア語: ἀράχνη(ς) (arachnē(s))は「 蜘蛛 」「 蜘蛛の巣 」を意味する単語であった。
現在、分類学で「 クモ綱 」を Arachnida と呼んだり、クモ恐怖症を英語で arachnophobia などと言うのは、この語を語根に用いたものである。
ダンテの『 神曲 』「 煉獄篇 」では、煉獄山の第一層にて「傲慢」の大罪を戒める例の一つとして、すでに下半身が蜘蛛に変じたアラクネーを写した姿が山肌に彫刻されている。( 原文の「 アラーニェ 」の名で邦訳されていることもある )
ゲームなどでは、上半身が女性で下半身が蜘蛛の怪物などといった蜘蛛+女性というモンスターがアラクネー( アラクネ )という名前で登場することがある。
また、アラクネーではなくアルケニーという名前が使われることもあるが、アラクネーの綴りでアルケニーと発音することはない。
〇 【 ロンパイア 】- Rhomphair -
種類 : 長柄武器 ・ 大刀
全長 : 2m
所有者 : ユーヤ
長い片刃の刀身に、それと同程度の長さの柄が取り付けられた刀剣。逆刃槍の一種。 敵の馬の足を切断したり、首を刺して掲げるのが主な用途。
紀元前3~紀元前1世紀頃、古代のトラキア人( バルカン半島東部に住んでいた民族 )が主な武器として使用していた。
また、バスタルナエ族( ドナウ川下流に棲んでいた民族 )も使用していた。
鬱蒼と茂る森林では樹幹に長柄が引っかかるため、あまり有効に活用できないとされている。
かなりマイナーな武器ではあるが、『 ファイナルファンタジー 』シリーズや、『 聖剣の刀鍛冶 』 などの創作物で見ることができる。
〇 【 弓 】- Bow -
種類 : 遠距離武器
全長 : 60 ~ 170cm
所有者 : シルヴィア
構造による分類としては、1本の木や竹で作った丸木弓と、木と竹または動物の腱などを張り合わせた複合弓に大別される。
素朴な丸木弓は主としてヨーロッパ、東南アジア、アフリカ、オセアニア、アメリカインディアンに見られ、弓幹をシラカンバの皮や漆で固めた良質な複合弓はアッシリア、古代エジプト、古代中国、北東アジア、中央アジアに多く見られた。
弓幹の長さによる分類としては、長弓と短弓( ロングボウ、ショートボウ )に分けられるが、一般にユーラシア大陸は短弓、それ以外の地域は長弓が多い。( シルヴィアの弓は短弓 )
短弓の性能面の例として、古代ペルシア軍は歩兵重視のスパルタ軍に対し、騎馬弓兵を主として短弓を用いたが、『 2秒に1本の割合で速射し 』、射程の短さに関しては40km / h で走る馬の機動力で補った。
これを基にすると 『 1分間に換算すると30本の矢を射ることが可能 』 であり、古代イギリスのロングボウ( 歩射 )の2倍以上の速射性がある反面、距離を縮める騎兵戦術でこそ成り立つ。
また、ロングボウのように腕力を必要とせず、扱いやすいことも利点といえる。
モンゴル軍の短弓についても貫通力が低いという欠点を補うため、鏃に毒薬を塗る戦法、いわゆる毒矢を用いたという説がある一方で、弓の構造上から威力は高く、日本の鎧では十分に防げなかったとする見解もある。
〇 【 鞭 】- Whip -
種類 : 打撃武器
全長 : 1 ~ 8m
所有者 : アンネリー
人や動物を打つための細長い竹の棒、もしくは棒状の柄に革紐や鎖などを取り付けた道具。長く柔軟な1本に編まれた鞭で、長さは1mから8m近い物まである。
形状は 『 ひも状 』、『 棒の先にひも 』、『 ひも無しの棒のみ 』 に大別される。
漢字で 【 笞 】 とも書くが、【 笞 】 は竹製のものを、【 鞭 】は革紐を取り付けたものを指す。
使用目的は人間や動物に、刑罰、拷問や調教の目的で、致命傷にならない範囲で苦痛を与えることである。刑罰としての笞打ちはかつては普遍的であり、現代でも一部のイスラム国家で行われている。
『 教鞭を執る 』という成句があるように、かつては教育の目的で、世界中の学校で教師が鞭を持ち、使っていた。黒板を指す指示棒としての役割と、生徒への体罰に使う役割があった。
近年ではSMのプレイの一環として、嗜虐性趣味を持つ人間が用いる例もある。
鞭を振った際に生じる大きな音は鞭の先が音速に達して空気を叩いている音で、物体に当たって生じる音ではない。
スティーヴン ・ スピルバーグ監督の映画 『 インディ・ジョーンズ シリーズ 』 の主人公、インディアナ ・ ジョーンズが使ったことで知名度が上がった。
同じ漢字で 【 鞭 】( べん )という武器が唐以降の中国などで用いられたが、こちらは竹、木、金属など材質で作られた長さが様々な警棒状の武器及び捕具のことをいう。
中国の刑罰で鞭打ちとあった場合、ひも状のムチではなく、この棒状のムチ( べん )を指す。成人男性が全力で殴りつけるので、刑の途中で死亡する者も居るほどであった。
ちなみに、歴史上棍棒や竹刀に近い形状の物は武器としても用いられたが、ひも状のムチが戦闘に使われたことはない。
〇 【 突撃槍 】- Lance -
種類 : 長柄武器 ・ 槍
全長 : 3.6 ~ 4.2m
所有者 : フレデリカ
中世から近代まで主にヨーロッパの騎兵に用いられた槍の一種。
ちなみに槍は一般的に長い柄に両刃の穂先をもった 『 Spear 』、投擲を目的とした短く軽量化した 『 Javelin 』、そしてこの 『 Lance 』 の3種に大別される。
戦場だけでなく馬上の槍試合( ジョスト )でも用いられた。
ランスは兜、鎧、剣、メイス、盾と並ぶ、騎士を象徴する装備の一つであり、ファンタジーRPGなどでは、細長い円錐の形にヴァンプレイトと呼ばれる大きな笠状の鍔がついたものがよく描かれているが、必ずしも全てのランスがその形状をしているわけではない。
ランスと他の槍との最大の違いは、基本的に刃物がついておらず、棒の先が尖っているか、前述したように円錐型をし、敵対者を突き刺して攻撃するのが最も効果的な武器である点である。
長さも特徴の一つで 一般的な片手武器の中でずば抜けて長く、4~5mを超えるものもあり( 一般的なランスは扱い易くする為2m前後だが、それでも片手武器で一番長い )、接近戦闘用の武具である。
鍔が付いているものが多く( 付いていないものにも鍔の代わりに溝をつけるなどした )、柄を含み、全体が頑丈な鉄で形作られている場合が多いが、人間が扱う為、太くても腕より細く作られる。
槍が長くなったのは騎兵が苦手とする槍衾をはる槍兵の槍に対抗するためであるが、敵の槍兵もこれに対抗する為にパイクのようなより長い槍を使用したので、結果としてここまで長大になった。
振り回すのに適していない形状のものもあるため、『 馬に乗った状態ですれ違いざまに突き刺す 』 攻撃が基本となる。
馬の走力が乗れば、先端が尖っているため強固な鎧を貫通させることも不可能ではなく、重装備の相手に効果的である。一方で、その長さと重さは乱戦ではあまり有効とは言いがたく、別途に刀剣やその他の武器も携帯するのが一般的であった。
一見すると西洋剣術など、難しい小手先の技を求められる武器よりも扱いが安易に感じられるが、刀剣よりも遥かに重く、揺れる馬上から正確に狙いを定めて突き刺し、その衝撃にも耐えなくてはならないため、それなりの熟練と体力を要する武器である。
〇 【 盾 】- Shield -
種類 : 防御装備
全長 : 30cm ~ 1m
所有者 : フレデリカ
刃物による斬撃や刺突、鈍器による打撃、および弓矢 ・ 投石 ・ 銃器の射撃などから身を守るための防具。
歴史も古く、素材や形状も様々。
戦闘時に手で持つ盾と、地面に固定する大型の盾がある。後者の代表的例は、弓兵が矢をつがえる間身を守るための『 ハピス 』と呼ばれるものである。日本で『 盾 』というと、このタイプを指す。
バリエーションも、鎧に盾の一部が付いている物や、内側に短刀を仕込める盾、高い攻撃力を持たせるために刃や突起物などを有する物や、ランタンや他の道具を取り付け複合化した物などが存在する。
攻撃を象徴する刀剣に対し、盾は防御の象徴として用いられる。
マケドニアに代表されるファランクスは、長い槍と盾を重ね合わせて隊列を作る密集部隊であった。
兵士は自分だけでなく横に並んだ戦友の右半身を盾で守ることにより、部隊全体として完全に死角をなくす必要があった。したがって、個人を守る鎧兜をなくす事より、仲間を守る盾をなくす事の方がはるかに不名誉な事とされた。
また、『 盾に担がれて凱旋する 』 は、名誉の戦死を遂げた者が盾に乗せられ、仲間に担がれたことを意味する。
盾の利点は構えの状態や相手に押し付けるなどで、相手の攻撃方向を制限することにある。他にも敵の弓などの射撃を防ぎつつ接近戦に持ち込んだり、盾をかざして殴る ・ 体当たりすることができる。この攻撃は盾が小さいほど繰り出しやすい。
ただ、もちろん欠点もちゃんと存在しており、小型盾は足元への攻撃には弱いし、大型盾は至近距離での格闘戦で邪魔になる。
重量増加などにより機動性が低下してしまい、サイズや形状によっては隠密行動にも支障をきたす。
他にも大型になればなるほど持ち運びが困難になり、大型盾の場合は死角が広がり、自身の( 射線上の )攻撃角度も大幅に制限される。
また、常に片腕が塞がれているため、片手での武器使用を余儀なくされ、強力な射撃武器が扱えない。
更に一定以上の威力を持つ攻撃( 長槍、斧、大型か強力な弩や弓や投石器等で有効射程内、攻城兵器など )で破壊されてしまう。また、現代のような防弾仕様でない古代の盾は、銃弾が貫通する。
〇 【 火槍 】- Fire Lance -
種類 : 長柄武器 ・ 槍
全長 : 2.0 ~ 3.0m
所有者 : シャロン
架空や想像上の武器ではなく、実際に戦闘で使用されたごく初期の火薬兵器。英語名で 『 Lance 』 と付いているが、形状は長い柄に両刃の穂先をもった 『 Spear 』 に近い。
宋の時代に子窠が考案し、使用した王朝や構造の若干の違いによって 『 突火槍 』、『 梨花槍 』、『 火門槍 』、『 槍砲 』 などと名称が変わる事がある。
また、現代の中国ではライフル銃以前の銃、特にマスケット銃のことを言う場合もあり、その時は前者は『 火矛槍 』 などと言い換えることもある。現在でも中国では銃の事を『 槍 』 と表記する。
構造は火薬を紙で包んだ物、または節を除いた竹に火薬を詰めた物を長い柄の先に取り付け、それに火を付けて敵に突き出して、炸裂させたり火花を浴びせることによって攻撃や威嚇を行うというもの。
また、似た兵器にロケット花火の要領で矢を飛ばす『 火箭 』 という物もあったが、それも火槍と呼ぶ事もある。
火槍は西洋にも存在しており、15世紀の神聖ローマ帝国ではフス戦争などで一般市民や農民がハンドカノンという対騎士用の火槍を開発して使った。
銃のように小脇に抱えると点火が出来ないため、肩に載せて撃っていた。点火から発射までの時間が非常に長いうえに命中率も低く、銃身が破裂して使用者も死ぬ事が多く、敵がまとまってきた時の威嚇にしか使えなかった。これが改良され火縄銃が生まれ、西洋における銃火器の元祖となった。
他にも 大航海時代( 15世紀半ばから17世紀半ば )のヨーロッパでもファイアランスという名の火槍と殆ど同じ火器が考案、使用されたがこれも攻撃と言うよりは、目くらましや威嚇に用いていた。多重に火薬を仕込んでおけば続けざまに炸裂させることも可能で、暴発から身を守るために鎧を着て使用された。
これをフランスの偉人、【 ジャン・ド・ヴァレット 】は1565年、マルタ島の戦いで他の武器と共に火槍を有効活用してオスマン軍を撤退させた。
また、火槍は日本が 『 応仁の乱 』 の頃にも輸入されていたが、威力不足により使われなくなった。
〇 【 糸 】- string -
種類 : ―
全長 : 30㎝ ~
所有者 : ラフィス
日用品として様々な所で目にすることが多いアイテム。 フィラメント糸やクモの糸の様な紡績( 糸を造ること )とは無関係な長細い形状の物も含めて糸と呼ぶ。
天然繊維、化学繊維の両方、もしくはいずれか一方の繊維を引き揃えて、撚りをかけた物が存在する。
英語では「 縫い糸 」は『 thread 』、「 紡ぎ糸 」は『 yarn 』、 「 たこ糸」「楽器の弦」は『string』、「釣り糸」は『line』と呼び方が異なる。
植物から得られる糸は、原則的には細胞壁からなるものである。
表面の毛として得られるものは、表皮から突出する細胞の細胞壁であり、内部から得られるものは、維管束や皮層にある線維細胞のそれである。これらが特に長く発達する植物のそれが糸として利用される。
動物から得られる糸は、大きく二つに分かれる。
一つは動物の体の一部が糸状になっているもので、例えば羊毛がそれである。
もう一つは体内から作られた化学物質が糸の形をなすものであり、絹糸やクモの糸などがこれにあたる。
化学繊維で作られたものは張りが良く、ほぼ半永久的に使用することができる。
ピンッとしっかり張った糸は、物によっては肉を簡単に切断するほどの威力を発揮する。
おおー久しぶりなのです!
設定お疲れ様です!
SS好きの名無しさん
コメントありがとうございます!
物語が進むにつれて、仲間が増えたので、自分で確認しやすくするためでもあるのですがwww
仲間や、それに伴い武器などが新しく登場する度、また自分で見返して誤字などを見つけた場合
随時更新させていただきます
設定お疲れ様です
本編、キャラクターファイルともに”シャロンのHP 1180000 / 118000”になってます
作者さん自身見返して更新するみたいですが、気になったので
モアイさん
コメント、指摘ありがとうございます!
うわぁぁぁ!これはちょっと素で気付いてなかったです。
ありがとうございます。本編とも、0を1個追加しておきますね