俺と彼女(第2話)
前回の続きです。 相変わらず、読みづらいです。 今回も評価、コメントお待ちしてます!
今回はちょっと暴走気味です。 まあ、真夜中のテンションで書いたから仕方ないんですが...。 後、書いている最中にこんな事を思いました。 「こいつら、本当に小学五年生なのか?」 まあ、『書いてるやつがそんなこと言っちゃダメでしょ!』なんてツッコミはスルーさせていただきます。
今回も評価、コメントをバンバン送ってもらえると嬉しいです!
俺と茜は手をつないだまま、施設へ戻ってきた。
この施設は、俺みたいな身寄りのない子供のために茜の両親がつくったものだ。 俺の親は軍人だった。父親が提督で、母親が補佐官。俺が6歳のとある日、いつもどうりに両親は仕事へ行った。 だが、次の日、その次の日も、1週間もたっても帰ってくることはなかった。その間は、茜の両親にお世話になっていた。両親が帰ってこなくなってから2週間たった日、家の扉を叩く音がした。俺は親が帰ってきたと思い、玄関のドアを開けた。 けれども、親はいなかった。いるのは軍服を着た男だった。 俺はその男から両親が亡くなったことを聞いた。 親が死んだなんて認めたくなかった。 けれども、これは変わりようのない事実だった。 俺はその日からずっと家から出られなかった。 ずっとこのまま家から出ることができないと思っていた。 茜がくるまでは。 茜は俺が来るなと何回も言っても、家に来た。 なんでも、『俺と一緒に遊びたいから』だそうだ。初めのころはすぐに追い返していた。けれども、何回も来るたびに、俺は茜が来るのを嫌に感じるどころか楽しみにしていた。
そんなある日、俺は茜からとあることを告げられた。なんでも、茜の両親が俺みたいな境遇のやつを保護する施設を始めるとのことだった。茜曰く、『ゆーくん一人よりもみんなで一緒に暮らしたほうがいい』だと。俺は悩むことなく、施設に移り住むことを決めた。 ちなみに、これは後から聞いた話なのだが、この施設は当初は俺の親父が始める予定だったらしい。けれども、その夢はかなわなかった。だが、親父は『もし、俺がこの場に戻れなくなった時はこの施設と優斗を頼みます』と茜の両親に伝えていた。茜の両親も、俺の両親が軍人ということもあってか、喜んで承諾した。そのおかげでこの施設はここまでくることができた。
優斗&茜「ただいまー」
??「おかえりなさ...ってうわぁ!」
優斗「やれやれ、いつもどうりだな」
茜 「うん」
二人は飛んでくるコップを見ながらそう言った。 そして少しも経たないうちにコップに入っていた水が二人にかかった。
??「ご、ごめんなさい! 私、またやっちゃいました…」
優斗「いや、おとといに比べればまだ、ましだよ」
茜 「おとといは熱々のコーヒーだったもんね…」
優香「あ、二人ともおかえり。 えっと、その様子だと、また愛海がやらかしたみたいだね…」
愛海「あうううう…」
茜 「まあ、今日は特に大惨事に至ってないから大丈夫だよ」
優斗「でも、びしょ濡れになっちまったぞ…」
茜 「じゃあ、ちょっと早いけどお風呂入る?」
優斗「でも、風呂の用意できてねぇだろ」
茜 「…完全に忘れてた」
どうしようかと考えていた時、茜の母が来た。
母 「あら、二人とも帰ってきてたのね」
茜 「あ、お母さん」
母 「って、二人ともびしょ濡れじゃない。また、愛海ちゃんがやらかしちゃった?」
愛海「はい…」
茜 「まあ、それは置いといて。お母さん、先にお風呂はいってもいい? 服びしょ濡れだし、今日はもう外に出ることはないし…」
母 「別にいいわよ。けれども、お風呂にお湯がまだ少ししかはいってないけど大丈夫?」
茜 「だいじょーぶだって。体洗ってる間に貯まるでしょ! じゃ、ゆーくん行くよ!」
優斗「へ?」
茜 「じゃ、お風呂 おっさきー」
茜は優斗の背中を押しながら風呂場へ向かって行った。
優香「まさか、一緒に入る気なのかな?」
愛海「さぁ…」
(風呂場にて)
茜 「かゆいとこありませんかー?」
優斗「ねえって... つーか、なんで一緒に入ってんだよ!?」
茜 「だって、二人ともびしょ濡れだったじゃん!」
優斗「だからといって、一緒に入るのは年齢的にもアレだろ…」 (茜から目を背けつつ)
茜 「別にいいじゃん。昔はずっと一緒にお風呂はいってたし」
そうはいっても、茜は小学五年生にしてはけっこう成長してる方である。どことは言わないが。もし、優斗が茜を直視してしまったら、すぐに鼻血を吹き出してしまうのは確実である。
茜 「ゆーくん、今さっきからずっと私から目合わせないようにしてるけどどうかしたの? あ、もしかして私の体見ないようにしてるとか?」
優斗(こいつ、俺の考えてることでも読めるのかよ!?)
茜 「どしたの? 急に手止めて?」
優斗「いや、何でもない... そろそろ俺は上がるぞ」
茜 「えー!? お湯につかってないのにあがるの?」
優斗「いや、俺、のぼせそうだし…」
茜 「ふーん。じゃあ、私も上がろうかな。 ゆーくん、タオル取ってー」
優斗「ほらよ」
茜 「ありがとー」
茜は優斗から渡されたタオルで体をふき始めた。優斗も茜を見ないようにして体をふき始める。
茜 「ゆーくん、もう一枚タオル取ってー」
優斗「お前、タオル一枚でどうにかしろよ…」
茜 「だって、髪の毛びしょびしょだもん」
優斗「へいへい」
そうして、パジャマに着替えた俺たちは茜と優香の部屋へ向かった。俺たちはだいだい、そこで遊んだりする。部屋では優香たちが談笑していた。
優香「あ、二人ともあがったんだ」
茜 「やっぱり、一番風呂はいいよね!」
優斗「俺は無理やり入れられた気がするけどもな」
優香「あはは…」
由衣「じゃあ、次は私たちがはいってこようかな…」
咲 「私も入る!」
愛海「でも、そろそろ夕ご飯じゃないかなぁ…」
春香「そういえば、確かに…」
咲 「だったら、ご飯食べた後に入るっぽい!」
由衣「まあ、お風呂入ってる時にご飯になったらみんなで一緒に食べれなくなっちゃうしね…」
優香「でも、ご飯まで何するの? テレビはニュースばっかりだし…」
茜 「トランプでもする?」
優斗「俺は別になんでもいいぞー」
優香「僕もそれでいいよ」
咲 「ババ抜きしたいっぽい!」
由衣「するのはいいけども、いっつも咲は顔にでるじゃない…」
咲 「そういう由衣も顔によく出てるっぽい」
茜 「まあまあ... あ、いいこと思いついた!」
春香「いいこと?」
茜 「最下位になった人は罰ゲーム!」
優斗「却下で」
茜 「返答はやっ!」
優斗「だって、ろくなこと起きねーし」
茜以外「確かに」
茜 「ちょ、ちょっと、みんなぁ…」
優斗「と、いうわけで普通にはじめますか」
(数分後)
茜 「ほら、早く引きなよ」 (あと二枚)
優斗「どっちだ...。どっちなんだ...」 (あと一枚)
由衣「あの二人がいつもどうりに残るのね...」
優香「なんでだろうね?」
由衣「さぁ?」
優斗「こっちだ!」
茜 「あぁ…。また負けたぁ…」
優香「よかったね、罰ゲームなしで」
咲 「ほんとにそうっぽい。もし、罰ゲームありだったら茜が決めた罰ゲームを茜が受けることになってたっぽい」
優斗「さて、時間的にもそろそろちょうどいいんじゃ...」
そう言いかけたと同時に茜の母が俺たちを呼ぶ声がした。
優斗「じゃ、ご飯食べますか」
茜 「りょーかい!」
優香「今日の夕ご飯はなんだろ?」
由衣「確か、オムライスだったような...」
咲 「やったー! オムライス大好きっぽい!」
春香「オムライス早く食べたいです、はい!」
愛海「考えるだけでよだれがでてきそぉ…」
全員「それな!」
そんなことを話してるうちに、リビングに着いた。テーブルの上のお皿の上にはケチャップで名前が書いてあるオムライスがのっていた。
母 「あら、みんなそろってるのね。早く食べないと、オムライスが冷めちゃうわよ?」
茜 「みんなー、早く座ってー!」
優斗「へいへいっと...」
茜 「みんな座ったー?」
全員「はーい!」
茜 「じゃあ、手を合わせて...」
全員「いただきまーす!」
その声と同時に全員が目の前のオムライスにスプーンを入れる。そして口にオムライスを運ぶと同時に全員の顔がにやけていく。
茜 「ああ…おいしすぎて死にそう...」
優香「もう、幸せすぎて意識が飛びそうだよ...」
由衣「ほっぺたがどっかにいっちゃったかも…」
咲 「言葉に表せないぐらい美味しいっぽい...」
春香「幸せ過ぎますぅ...」
愛海「ここって天国ですか…?」
優斗「」←あまりの美味しさに無言になる
母 「みんな、本当にオムライス好きなのね…」
全員「もちろん!」
その数分後、全員のお皿の上にあったオムライスは綺麗になくなっていた。食べ終わった後、優香たちは風呂に。俺と茜は茜の部屋へと向かった。
(茜の部屋にて)
優斗「さて、部屋に戻ってきたのはいいけれどもやることがねぇ!」
茜 「たしかに...。 二人じゃやることなんて特にないしね…」
優斗「寝るには早すぎるしな…」
茜 「そうだ、二人のいいところ言い合うゲームしよ!」
優斗「え、急になんでだよ」
茜 「だって、今日はゆーくんと私が付き合い始めた日だし、お互いを知るためにとか...」
優斗「いや、いいところなんてもう知り尽くしてるぞ…」
茜 「まあ、ね…」
優斗(やべぇ...。 くっそ心臓がバクバクなっていやがる…。これじゃ、茜と顔合わせらんねぇ...)
茜 (ゆーくん、顔真っ赤だ...。 多分、私の顔も真っ赤になってるんだろうなぁ...。)
二人は昨日までは二人だけで同じ空間にいたとしても少し恥ずかしいだけだった。だが、二人は今日からは『恋人』である。 大好きな人と同じ部屋にいるということは同じだ。 けれども、立場は昨日とはまったく違う。
茜 「ゆーくん…」
優斗「な、何だよ…」
茜 「手、繋いでいい?」
優斗「あ、ああ…」
沈黙が二人を包み込む。優斗と茜は手を繋いだまま、少しも動けなかった。
五、六分したくらいだろうか。そんな時、茜が口を開いた。
茜(こ、このままじゃ、何も話せないまま二人っきりの時間が終わっちゃうよお…。 ど、どうすればいいんだろ…。 そうだ、何か質問すればいいじゃん!)
茜 「ゆーくんってさ、その…」
優斗「何だよ…」
茜 「キ、キスってしたことあるの?」
茜(って、何聞いてるの私?!)
優斗「な、何聞いてんだよお前?!」
茜 「ご、ごめん! で、でも少し気になっちゃって…」
茜 (えーい、もうどうにでもなれ!)
優斗「…。 したことなんてねーよ。されたことも…な。」
茜 「へ、へー」
茜(したことも、されたこともない…。 じゃあ、私が今ここでゆーくんにキスしたら…。 ってダメダメ!! そんなことしたら私恥ずかしすぎて爆発しちゃうよお…。)
優斗「っていうか、なんで急にこんな事聞くんだよ…。」
茜 「べ、別になんでもないよ...。ただ気になっただけだから! 本当だからね!」
優斗「お、おう…」
茜(本当はゆーくんとキスしたいよ…。でも、恥ずかしいもん…。 けども、二人っきりになれるのは滅多にない…。 もしかしたら、もうこんなチャンスはないかもしれない…。 するなら、今しかない。 絶対に今、ゆーくんとキスする! もう決めた!)
ドアの間からすきま風が入り込む。まるで、茜を後押しするように。しかし、ドアはしまっていたはずだ。
茜 「あのさ...。 ゆーくん…」
優斗「なんだよ...。」
茜 「私、ゆーくんとなら…。 キスしてもいいよ…。」
優斗「な…。で、でも、今、しちまったら、俺が茜のファーストキスを奪うことになっちまうよ!」
茜 「別に大丈夫だよ。私とゆーくんは大人になったら、結婚するって決めてるじゃん…」
優斗「そ、そうだけれども…」
茜 「するなら、早くしようよ…。 早くしないと、優香たちが戻ってきちゃうよ!」
優斗「わ、分かったよ…。 じゃ、じゃあ、目閉じて…」
茜 「やだ。ゆーくんと目、合わせながらキスしたいもん」
優斗「分かったよ…。 じゃあ、こっち向いて」
茜 「うん…」
二人は向かいあうように座る。 茜はこっちの方を向いている。俺はゆっくりと顔を近づける。少しずつ、少しずつ。
そして、二人の唇は 重なりあった。
他の人にとっては、たったの数秒間。けれども、この二人にとっては数時間ほどに感じただろう。
二人の唇が離れる。二人の唇には暖かい感触が残っている。 唇が離れてから、少し経った後、茜が口を開いた。
茜 「キスしちゃったね…」
優斗「ああ…」
(その頃、ドアの前にて)
優香「な、なにやってんの、あの二人?!」
由衣「帰ってきた時からなんか怪しいと思ってたら…」
咲 「まさかのキスしちゃってるっぽい…」
春香「二人とも、ラブラブですね。はい!」
愛海「でも、キスしたら、子供ができちゃうって言ってたような…」
春香「え? キスしても子供はできませんよ?」
愛海「じゃあ、どうやって私たちって生まれてきたんだろう…?」
優香「ちょ、そ、そんなこと今はどうでもいいでしょ!///」
由衣「そ、そうね///」
愛海「あの、お姉ちゃんたちの顔が真っ赤になっちゃってます!」
咲 「流石、変な本を読んでるだけあるっぽい」
春香「えっちなのは良くないと思います!/// はい!」
愛海「え、えっちなこと? ど、どういうことー? って、うわぁ!!」
優香、由衣、咲、春香「え?」
ここはただの床だ。すっこける要素なんかどこにもない。しかし、愛海は何故か転倒してしまった。しかも、優香たちがいる方にである。
愛海が転倒する。優香たちが一気にバランスを崩していく。そのせいでドアが勢い良く開く。その音を聞いた茜と優斗がこっちを向く。
茜 「な、何してるの?」
優香「え、えっとぉ…」
優斗「ま、まさか、俺と茜が…」
由衣「キスしてた...。うん…」
茜 「え、う、嘘だよね?」
咲 「熱いキスしてたっぽい…」
優斗「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!」
春香「お姉ちゃんと優さん、ラブラブですね! はい!」
茜 「あううううう…。」
愛海「二人とも、顔真っ赤だけれど大丈夫ですか?」
優斗「あの、ちなみにどこから覗いてたんだ...?」
優香「お姉ちゃんが『キスしてもいいよ…』って言ったらへんから…」
茜 「お、お願いだから全部忘れてぇぇぇぇぇ!!!!!」
優斗「お、俺の大事なファーストキスが見られてた? 嘘だろ?」
茜 「酷い、ひどいよう… 優香たちのバカァ!!」
茜がガチ泣きし始めた。優斗も涙目になってきている。
由衣「ご、ごめんってば! でも、みんなで集まる部屋でそんなことしてたらみんなが気になるのは普通でしょ?」
茜 「でも、でもぉ…」
春香「でも、お姉ちゃんと優さんは誰がどう見てもお似合いのラブラブカップルです!」
優斗「俺と茜が...?」
茜 「お似合いの...?」
優香「まあ、どんな恋愛漫画でもふたりには勝てないよ」
咲 「まあ、ラブラブし過ぎで口から砂糖どころか蜂蜜がでてきそうっぽい」
茜 「あううう...」
春香「優香お姉ちゃんたちが持ってる本だったら、今頃…」
茜&優斗「!?」
優香「ちょ、その話は...」
優斗「そ、そうね...」
優香&由衣(急になんてこと言い出すのこの娘!?)
茜 「ふーん。そんな本隠し持ってたんだぁ…。 お姉ちゃんは二人に絶望したよ...」
優香「ま、待って! 春香も持ってるから!」
由衣「そ、そうよ! 春香も...」
茜 「春香のやつは既に没収済みです!」
春香「没収されちゃいました...」
優斗(実は俺も隠し持ってるなんていえねえ)
愛海「お姉ちゃんたちはどんな本の話をしてるんだろう...」
咲 「愛海は知らなくていいっぽい」
愛海「ええ? どうして?」
咲 「色々あるの。うん」
優斗(咲の語尾から『ぽい』が消えとる…)
茜 「とにかく、二人が持ってるその、えっちな本は没収します!」
優香「そ、そんなぁ...」
由衣「おうぼーだー!」
茜 「うっさい!」
優香&由衣「はい...」
春香「これで一件落着です! はい!」
優斗「いや、これでいいの!?」
咲 「よくないっぽい!」
この後、優香と由衣の隠していたえっちな本は全て茜が没収していった。まあ、茜がナニに使うかは分からないが...。
ちなみに、優香と由衣が持っていたえっちな本は全てイチャラブものだったらしい。
俺の隠し持ってるやつ? もちろん、イチャラブもの…。 あれ? 誰かが俺の肩を掴んで…。
茜 「ゆーくん? これ、何?」
優斗「へ?」
次回 「俺と彼女たち(前編)」 へ続く
どうも、こんな真夜中テンションで書いたモノをここまで読んでいただきありがとうございます。
ここで、突然ですが俺の頭内設計を出しておきます。
胸部装甲の大きさ
由衣≦茜<咲<優香≦春香<愛海
性欲のヤバさ
優斗=茜<優香<由衣<春香=咲<愛海
「それはねぇだろ!」など、ありましたら、コメントお願いします。
後、このシリーズは本当は来週に公開する予定のもので最終回にする予定でした。しかし、終われそうにないので、最終回まであと三回に変更させて頂きます。
次回の「俺と彼女たち(前編)」は 5月6日(月)に公開予定です。
最近の幼女はお盛んねえ(遠巻きのおばちゃん感)
※1さん、コメントありがとうございます!
平成時代の幼女がこれなら、令和時代の幼女はどうなるんだ…?