2020-09-07 00:04:49 更新

概要

時雨が好きな人、誠に申し訳ございません。


前書き

概要に書いた通り、時雨がとんでもない事になっています。
というか、白露型のほとんどがとんでもない事になってます。


ーーどっかの旅館ーー


優斗「まさか、こんなとこに泊まれるなんてな…」


白露「ホント、優香の運は色々おかしいよね…」


優斗「まぁ、3日間楽しむとするか…」


俺と茜は、鎮守府から遠く離れた旅館に来ていた。なんでこうなったのかというと…。



(2日前)

時雨「おーい、お姉ちゃーん」


白露「ん? どうかしたの?」


時雨「昨日、みんなで買い物行ったよね」


白露「うん、そうだけども…。それがどうかしたの?」


時雨「いや、その時僕たち、洋服買ったんだけどもその時に、福引があってこんな物が当たったんだ」


優香が、封筒を開け中身を見せる。

中には、旅行券が2枚入っていた。しかも、結構いい所のヤツである。


白露「良かったじゃん! じゃあ、優香ともう1人で…」


時雨「あ、これお姉ちゃんにあげるよ」


白露「…え?」


時雨「お姉ちゃんと優斗って結婚した後、色々ありすぎて新婚旅行って行ってなかったよね?」


白露「まぁ、確かにそうだけども…。けども、優香が当てたやつを私とゆーくんで使っていいの…?」


時雨「そもそも、よく考えたら僕たちの中からもう1人誰かを選べってなったら、大喧嘩になると思うよ」


白露「そればかりは反論しようがない」


時雨「だから、2人で行ってきなよ。まぁ、鎮守府の事は誰かに任せればいいし」


白露「それはいいけれども…。ゆーくんがいいって言うか…」


時雨「それに関しては問題はないよ。優斗のとこには、由衣と咲が行ってるから」



ーー同時刻、執務室ーー

優斗「新婚旅行ねぇ…」


村雨「まぁ、気晴らしにもなるからいいんじゃない?」


夕立「茜お姉ちゃんと、思いっきり楽しんでくるっぽい。あと、お土産も買ってきてほしいっぽい」


優斗「お前は土産しか目にないのか…。木刀でも買って来てやろうか?」


夕立「木刀買ってきたら、振り回すっぽい」


村雨「やめなさい」


優斗「木刀は買わない方がいいな、うん」


村雨「で、どうするの? 茜お姉ちゃんと旅行行くの?」


優斗「確かに行きたいけれども…。鎮守府の事はどうするんだよ」


村雨「そこは私たちにお任せあれ!」


夕立「しっかり守ってみせるっぽい!」


優斗「なんでだろう、由衣が言うと安心できるけども、咲が言うと安心感が無くなる」


夕立「酷いっぽい!」


優斗「まぁ、人数も沢山いるし、本部に出す資料とかも特に無いから、有難く貰っておこうかな…」



と、まぁこんな感じでこの旅館に来ることになったワケだ。

しかし、こんなに立派な旅館とは思ってなかったので少し驚いている。


優斗「とりあえず、荷物置きに行くか」


白露「う、うん」


部屋に向かう。部屋に着いた瞬間、また驚く事になるんだけれども。



ーー部屋ーー

優斗「なんじゃこりゃ…」


白露「ふえぇ…」


部屋に入った瞬間、腰が抜けるかと思った。

なんせ、部屋に温泉がついているわ、布団は経験したことないぐらいフッカフカだし、写真に載っているご飯はなんかもう、色々凄いし。


優斗「ホントにここに泊まっていいのか…? マジで怖くなってきた」


白露「」


優斗「ちょ、オイ、茜!? どうした!?」


白露「あまりにも凄すぎて気を失ってた…」


優斗「俺も怖くなってきたぞ…」


白露「まぁ、楽しもうよ。ホラ、温泉とかあるよ!!」


優斗「温泉、かぁ…。温泉卵食いてぇ」


白露「急すぎない!?」


優斗「食べたくなったから、仕方がない」


白露「まぁ、温泉卵は後にして…。とりあえず、荷物整理してちょっとその辺歩いてみようよ!」


優斗「そうやな」


とりあえず、荷物を置いて旅館を回ることにした。



ーー旅館の別部屋ーー

時?「どうやら、着いたみたいだね」


村?「まさか、ここまで来ることになるなんて…」


夕?「今月の給料が何処かに飛んでったぽい」


春?「けども、着いてきちゃって大丈夫なんでしょうか…」


五月?「多分、大丈夫だよ、うん」


海?「茜姉さんたちは、この後どうするんでしょうか…」


山?「普通に散歩するだけだと思う…」


江?「広すぎるから、迷いそうだぜ」


涼?「そもそも、この部屋に来るまでが大変だったからな」


心?「お兄ちゃんと茜さんは、多分迷わないと思うけれども…」


とある別部屋では、どっかで見たことのある9人と優斗の妹に似たような娘が集まっていた。


時雨「さて、いちいち?マークを付けるのもめんどくさいから、元に戻そうか」


村雨「メタ発言はやめようか、お姉ちゃん」


夕立「それで、ここからはどうするっぽい?」


時雨「もちろん、お姉ちゃんたちをこの明石さん特製のカメラで監視してみるのさ!!」


海風「思いっきり言いましたね…」


心音「お兄ちゃんを監視して、どうするの?」


時雨「ネタにする」


山風「優香お姉ちゃんが…。堕天しちゃってる…」


時雨「でもさぁ…」


優香が、愛海と鈴奈以外の7人を集める。


五月雨「あれ? なんで私たち、外されてるの?」


涼風「さぁ? あ、愛海の姉貴ー。テレビ見よーぜ」


五月雨「う、うん。あ、そういえばDVDあるけれども見る?」


涼風「あー、見る見る」


愛海と鈴奈は、持ってきたDVDを見始める。一方、堕天した優香に集められた7人はというと…。


時雨「まぁ、ネタにするのはウソだけども」


村雨「じゃあ、なんで監視してみるの?」


時雨「もしかしたら、お姉ちゃんと優斗がアンアンキシムサウンドしちゃうんじゃないかなって期待してるだけ」


村雨「うわぁ…」


夕立「それは流石に引くっぽい」


春雨「優香お姉ちゃん、最悪です」


海風「流石にそれは色々とアレです、優香姉さん」


山風「もしもし…。憲兵さんですか…?」


江風「まさか姉貴を憲兵に突き出す事になるとはね…」


心音「一言で言うと、最低です」


時雨「酷い言われようだね…。けども、皆は気にならないの? お姉ちゃんと優斗の初H」


村雨ら「…」


時雨「ほら、ね?」


村雨「茜お姉ちゃんと、優斗がお布団で…///」


夕立「優斗が、茜お姉ちゃんを攻めて…///」


春雨「茜お姉ちゃんが、お布団の上で乱れて…///」


海風「優斗さんが、茜姉さんの大事な所をこれでもかってほど、突いて…///」


山風「お兄ちゃんが、茜お姉ちゃんの中に…///」


心音「そして、2人で一緒にイッちゃって…///」


江風「ストーップ!! 姉貴たち、一旦落ち着け!!」


時雨「そんな事言ってるけれども、愛香も気になってるよね?」


江風「まぁ…。否定はできないけれどもさぁ…」


山風「愛香、顔真っ赤だよ?」


江風「いや、そンなワケないだろ!?」


海風「里奈の言う通り、顔真っ赤よ?」


江風「ぐ、ぐぬぬ…」


時雨「さて、全員がお姉ちゃんと優斗のHを想像しちゃったところでっと…。まぁ、お姉ちゃんと優斗がHしない限りどうにもならないけどもね」


村雨「まずは、今夜に期待してみますかね…」


夕立「今日の夜はどうなっちゃうか分からないっぽい…」


別部屋では、こんな感じで混沌としていた。


優斗「ぶへっくしょい!」


白露「ゆーくん、もしかして、風邪ひいた?」


優斗「いや、熱とかも出てないぞ。まさか、どっかで俺の噂でもしてんのか?」


白露「さぁ…?」


優斗「まぁ、いいか。さて、こっちには…。ゲーセンか」


白露「ゲーセンがある旅館って…」


優斗「どんだけ広いんだよ、この旅館は…。上にはボーリング場とかもあったし」


白露「遊べる旅館ってことかな?」


優斗「まぁ、時間もまだある事だから少しゲーセンで遊んでくか」


白露「さんせーい」


2人は、ゲーセンに入っていった。


優斗「あ、エアホッケーがある」


白露「やる? あ、もちろん負けるつもりはないよ?」


優斗「ほー。言ったな? じゃ、本気で行かせてもらうぞ?」


白露「ふっふっふっ…。私は、どんなものでも1番になる娘だからね!!」


優斗「あ。100円玉が無かった」


白露 ヽ(・ω・)/ズコー


優斗「両替してくる…」


なお、両替機がまったく見当たらず5分程迷った模様。


優斗「戻ったぞー」


白露「じゃあ、今度こそ勝負だね!」


優斗「よっしゃ、絶対に勝ってやる!」



(10分後)

優斗「嘘だ…。こんな、事って…」


白露「だいしょーりー」


優斗「まさか、1点も取れないなんて…」


白露「下手くそー」


優斗「ぐぬぬ…。何も言い返せないのが悔しい…」


白露「そろそろ、別のとこ行かない? 上の階にも何かありそうだし」


優斗「せやなー」


茜と優斗は、2人揃って上の階に向かう。

上の階には、ボーリング場の他にカラオケだったり、色々な施設が入っていた。


優斗「マジでスゲーとこだな、ここ…」


白露「ホントだね…。もはや、私たちはどこに来ているのか分からなくなってきたよ…」


優斗「まだ、夕飯の時間まで時間あるからカラオケでも行くか?」


白露「さんせーい」


その後、2人はカラオケで歌いまくった…。



(数時間後)

優斗「あー、歌った歌った…」


白露「久しぶりにカラオケとか来たもんね…。それにしても、ゆーくんってそんな歌うまかったけ?」


優斗「音痴を直すために、軍学校時代に祐樹と歌いまくったからな…。少しはましになったのかも」


白露「そういえば、今日の夕ご飯ってどんなのだったっけ?」


優斗「何か凄いやつだった気がする」


白露「凄いやつ…? カニとかだったり?」


優斗「カニねぇ…。食いてぇなぁ…」


白露「私は、お刺身とか食べたいなぁー」


優斗「やべぇ、腹減ってきた…。早く戻ろうぜ」


白露「そうだね。じゃあ、部屋にレッツゴー!」


部屋に戻ると、机の上には見たこともないものが並んでいた。

また、腰が抜けかけた。それほどとんでもなかったからだ。


優斗「すげぇ…。というか、すげぇっていう一言で済ませられないぐらいすげぇ…」


白露「ホントだよ…。とりあえず、早く食べよ?」


優斗「そうだな。あ、ヤバい。腹が鳴ってきた」


白露「私もお腹鳴ってきたよ…」


優斗「じゃあ…」


2人「いただきまーす!」


2人が、用意された食事に手をつける。

口にした瞬間、2人の目が輝きだした。


優斗「なんだこれは…。美味いの一言で済ませられるレベルではねぇよ…」


白露「美味しすぎて死にそう…」


優斗「いや、死んじゃだめだろ」


白露「確かに」


そのまま、2人は楽しく食事を続けていった。



ーー同時刻、別室ーー

時雨「やっぱり、10人で同室はキッツイよね…」


村雨「せめて2部屋とってくれれば良かったのに…」


夕立「そんな事したら、お給料がはじけ飛んでいくっぽい」


春雨「お姉ちゃんが食べてるやつ、美味しそうです。はい…」


五月雨「こっちのも美味しいよ?」


海風「それにしても…。この後2人はどうするんでしょうか…」


山風「何かあったっけ、ここ…」


江風「あ。そういや、この宿って風呂が各部屋についてたンだっけ?」


涼風「そうだったな、でもそれって何か影響あるのか?」


心音「あ、もしかして、お風呂一緒に入っちゃうかもしれないって事?」


海風「2人って、いつも一緒に行動してるイメージですけども、お風呂事情だけはどうなんでしょうか…」


時雨「もしかして、一緒に入浴してる最中に…」


江風「姉貴がそろそろおかしくなってきてるぞ…」



2人の部屋では、夕ご飯を終えくつろいでいた。

まだ、風呂の問題については考えてない感じだが。


優斗「ふぅ…。食った食った…」


白露「美味しかったね…。それで、どうする?」


優斗「どうするって…。何をだ?」


茜が、外を指さす。指の先には、風呂場を向いていた。


優斗「風呂? 風呂が、どうか…」


優斗「あ」


優斗「あああぁぁぁぁぁ!!!!!」


白露「いや、別に大声出すほどの問題なのかな…?」


優斗「いや、一緒に風呂は…」


白露「いや、もう私たちって…。夫婦じゃん」


優斗「まぁ、うん」


白露「だから、一緒にお風呂に入っても問題ないと思うんだけども…。ダメ?」


優斗「え、えっと…。まぁ、はい…」


2人は、なんやかんやで一緒にお風呂に入ることになった…。


(次回に続く)


後書き

優斗「お久しぶりの次回予告だぞ」

茜 「ホントに久しぶりだよね、コレ」

優斗「てなわけで、次回予告ー」

茜 「次回は、私とゆーくんが一緒にお風呂に入る所から始まります! そういうシーンは…あるかな?」

優斗「まだ、R18は書く予定ないんですがそれは…」

茜 「そんなわけで、また次回ー」

優斗「「風呂と2日目」に続く」

優斗・茜「では、また来週ー!!」


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2020-09-10 17:48:23

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2020-09-10 17:48:24

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