着任パーティー (第2章,1話)
コメント等お待ちしております。 (また、遅刻だ…)
タイトル通り、着任パーティーの話です。相変わらずの読みづらさですが、どうぞよろしくお願いします。
優斗「着任記念パーティーをしたい?」
??「ダメ…。ですか?」
優斗「いや、ダメってわけじゃないんだけども…」
この鎮守府に来た次の日。とある艦娘の娘から話しかけられたかと思いきや、いきなり「着任記念パーティー」したいなんて言い出した。まあ、ここの鎮守府にもとからいる艦娘の娘を知るいい機会なんだけれども、そんな事を勝手にしていいものなのかなぁ…。
白露「別にいいんじゃない? 私たちも早くみんなと仲良くしたいし」
色々と考えていたら、執務室に一緒にいた白露があっさりと言い放った。っていうか、なんで勝手に執務室に入ってんだ。
優斗「いや、簡単には決められないだろ。そもそも、みんながみんな、パーティーしたいと思ってるワケじゃないだろうし、やるとしても予算とか考えないといけないだろ…」
白露「うわー。めんどくさい事考えてる」
優斗「めんどくさい言うな」
??「えっと…。パーティーのことは…」
優斗「どうしたもんかねぇ…」
白露「じゃあ、パーティーするかしないかをアンケートすれば?」
優斗「ああ、それいいかも。じゃあ、吹雪、今からアンケート用紙作るから出来たらみんなに配ってくれる?」
吹雪「了解です!」
(アンケートを取ってから3日後)
優斗「アンケート全部チェックしたけども…。まさか全員が『パーティーをしたい』と回答するとはねぇ…」
白露「じゃあ、パーティーすることは決定だね!」
優斗「じゃあ、パーティーの準備しなきゃな…」
白露「おー!」
(パーティー準備中)
白露「えっと、この料理はこっちに運んでっと…」
時雨「お姉ちゃ…姉さん、これってどこに運べばいいのかな」
白露「あ、それはあっちに置いといて」
時雨「分かった」
五月雨「時雨お姉ちゃんー! これってどこにってうわぁ!」
優斗「ギャアアア!! 熱々のスープがぁぁぁぁぁ!!」
白露たち「うわぁ…」
五月雨「ごめんなさーい!」
こうして、なんやかんやでパーティーの準備が進んでいった。
(パーティー準備終了後)
優斗「さて、後はみんなが揃うのを待つだけだな」
白露「まあ、すぐに集まるでしょ」
優斗「だな」
(数分後)
時雨「みんな、揃ったみたいだよ」
優斗「りょーかい。じゃあ、さっさと乾杯といきますか」
優斗はそう言うと、集まった艦娘の前に立った。もちろん、炭酸飲料が入ったコップを持って。
優斗「えっと、じゃあ、俺と白露型と着任記念パーティーを始めようと思う。ただし、始める前に一つだけ言わせてもらう。絶対に未成年の奴はお酒を飲むなよ! あと、はしゃぎすぎないように! じゃあ、乾杯!」
艦娘のみんな「かんぱーい!」
優斗の「乾杯」の一言でパーティーは始まった。が、ここの鎮守府にもとからいた艦娘の娘たちは一気に白露型の周りへと集まっていった。おそらく、聞きたいことなどが色々あったりするのだろう。
白露「なんか、みんながこっちの方に一気に来たんだけど!?」
時雨「まあ、仕方ないのかなぁ…」
早速、質問攻めを白露型の娘が喰らっている。一方、俺は誰にも質問されず、一人で淡々と料理を口に運んでいる。
優斗「俺に質問攻めが来なくて良かったと考えるべきなのか…、それともただ単に俺に興味無し? まあいいや。…唐揚げ旨え」
??「そういう訳じゃないと思いますよ?」
優斗「うわっ! 急に出てこないでくれ…。心臓が止まるかと思ったよ」
青葉「そんな簡単には止まりませんよ。ていうか、そんな簡単に心臓が止まっちゃたら、お化け屋敷で毎回死人が出ちゃいます」
優斗「んで、なんで俺のとこに来たんだよ。特にネタなんかないぞ」
青葉「ネタなら、とびきりのがあるじゃないですかぁ…」
優斗「?」
青葉「白露さんと付き合ってるっていう噂です!」
優斗「!?」
青葉「その反応を見る限りだと…、やっぱり、噂は本当みたいですね!」
優斗「な、何、言ってんだ、お、俺が白露と付き合ってる? そんなわけな、ないだろ!」
青葉「そんな事言いながら、めちゃくちゃ動揺してるじゃないですか…。で、結局、どうなんですか?」
優斗「…。付き合って…ます、はい」
青葉「やっぱり!」
優斗「って、何でそんな噂が広まってんだよ! まだ着任してから、3日しか経ってねぇぞ!」
青葉「いやー。実は…」
(着任した次の日)
白露「えっと…。この部屋が私たちの部屋かぁ…。広いなぁー」
時雨「そうじゃないと、みんなが入れないじゃないか…」
白露「まあね」
時雨「じゃあ、村雨たちの手伝いに行ってくるよ」
白露「いってらっしゃーい」
(時雨がいなくなってから数分後)
白露「それにしても、また、ゆーくんに会えるなんて…。あの時の約束も覚えてくれてたし…。あーもう、今日から寝れなくなっちゃうよぉ~」
青葉「ゆーくん? 誰ですか、それ?」
白露「!?」
青葉「あれ? 白露さんしかいないんですか?」
白露「い、いつの間に!? い、いつからいたの!?」
青葉「いや、ちゃんとノックしたんですけども、反応が無かったんで勝手に入っちゃいました! そしたら、白露さんが『ゆーくんに会える』だのなんの…」
白露「い、言わなくていい! 言わなくていいから! そ、それで、青葉さんは何で白露型の部屋に?」
青葉「いやー。着任記念のインタビューをしようと思って…」
白露「な、何だ…。そんな事かぁ…」
青葉「じゃ、早速ですが、インタビュー始めちゃいます!」
白露「え!?」
青葉「で、今に至るってわけです」
優斗「でも、それだと噂になるわけないだろ。お前、まさか、何かしたのか!?」
青葉「いや、このことを新聞にして鎮守府の掲示板に貼っただけですよ! まあ、白露さんの独り言も少しだけ新聞に書いちゃいましたけども」
優斗「100%お前のせいだろうが! 何しれっと書いてんだ!」
青葉「いやぁ、うっかりミスです」
優斗「お前なぁ…」
(一方、その頃の白露たちは)
電 「し、司令官さんと付き合ってるって本当なのですか!?」
響 「詳しく話してもらいたいところだね」
白露「え、ええっと…。し、時雨、助けてぇ…」
時雨「ぼ、僕に言われても…」
夕立「付き合ってるよー」
白露&時雨「!?」
白露「ちょ、ちょっと! 夕立!?」
時雨「流石にそれは無いと思うよ…」
夕立「でも、どうせ隠してたとしても、ばれるのは時間の問題っぽい。というか、すぐにばれると思うけど?」
村雨&春雨(確かに)
村雨(白露お姉ちゃんは、いっつも、優斗のことを見る度に顔がにやけちゃってるからなぁ…)
春雨(しかも、優斗さんも白露お姉ちゃんのことをずっと着任してからずっと秘書艦にしてるし…)
白露「え、ええっと…」
白露が困惑しているうちに、白露と優斗の関係が気になる艦娘がどんどん集まってきた。白露がもう一度、自分の周りを囲んでいる艦娘の数を見ると、最初は7、8人だったのが、倍以上の20人近くになっている。
睦月「で、結局のところどうなのかにゃ?」
皐月「早く答えないと、もっと恥ずかしくなっちゃうよー」
北上「早くいいなよー」
龍驤「はよ言いな。そうせんと、もっと人増えるで」
金剛「早くどっちかハッキリさせるデース!」
白露「え、えっと…」(時雨を見ながら)
時雨(ゴメン、お姉ちゃん。僕には無理みたいだ…。…ガンバ)
白露「ええ…」
朝潮「それで、白露さんは司令官さんとお、お付き合いされているんですか?」
漣 「この話が本当だったら、白露は勝ち組ってこと?」
艦娘ら「勝ち組だって?」「マジかよ…」「羨ましい…」
白露「あううう…」
優斗「お前ら、今さっきから何やってんだよ」
白露「!?」
電 「し、司令官さん!?」
響 「ちょうどいい。どうせなら、司令官に直接聞いて確かめようか」
優斗「確かめる? 何を?」
響 「司令官と白露が付き合ってるのは本当なのかどうかだよ」
優斗「ええ…」
睦月「答えられないの?」
如月「もしかして、体目的で付き合ってる、とか…?」
弥生「それだったら、司令官さん、最っ低です…」
卯月「そんな人が司令官って考えたら、うーちゃん、ドン引きだぴょん…」
優斗「んなワケあるかぁ!!」
艦娘ら「!?」
優斗「じゃあ、言ってやるよ!! 確かに俺と白露は付き合ってる!!」
白露「ふえ?」
艦娘ら「!?」
優斗「けどな、体目的なんかじゃねえ!! 本当に心から好きだって言いたいほど好きなんだよ!!」
白露「あううう…」
時雨「て、提督…」
優斗「あ、やべぇ…」
村雨&夕立&春雨(これはやっちまいましたね…)
艦娘ら「心から好きって言いたいほどって…」 「ラブラブじゃないか…」 「誰かー。ブラックコーヒー持って来てー」
優斗「あーもう、俺は知らん! ちょっとトイレ行って来る!」
白露「あうあう…」
時雨「お姉ちゃ…姉さん! しっかりして!」
村雨「これは…完全にノックアウトされてるわね」
夕立「そりゃあ、そうっぽい」
春雨「それにしても、司令官さんって、あんな大声出せるんですね」
五月雨「あんな大声で叫ぶなんて、お姉ちゃん関連の時だけですよ…」
海風「大好きな人を守りたいってことなんですかね」
山風「なんだかんだ言って…、白露お姉ちゃん、提督に愛されてる」
江風「愛の力ってすげえンだな!」
涼風「提督、男だな」
白露型(白露以外)「それな!」
白露「ああ、もう、こうなったら、食べまくってやるー!」
時雨「ちょ、ちょっと、姉さん…。もう、どうなっても知らないよ」
村雨「まあ、いいじゃない」
五月雨「じゃあ、私、ジュース持ってきます!」
白露型「お願いしまーす」
この時はまだ、誰も知らなかった。五月雨がとんでもないドジをかますなんて。
さてさて、変な終わらせ方しておいてなんですが、次回は投稿日が結構離れます。
理由は、大学関係の行事が増え、土曜日、日曜日にやるべきことが増えたということです。短大生ってやる事たくさんあるんですよ。レポートとか。インターンシップ対策とか。
そんなわけで、次回の投稿日は、7月1日(月)まで飛びます。(日曜日投稿予定にしても、どうせ遅刻するので)
では、また7月にお会いしましょう。
幼な妻と鎮守府生活をする提督という地味にやべーパワーワードを
持つ鎮守府である(直球)
※1さん、コメントありがとうございます!
まあ、仕方ない! (開き直る)
シリーズ全部見させてもらいましたけど
かなり面白かったです
これからも頑張ってください!
追いつきました!面白いシリーズだと思ってるので頑張ってください!楽しみネー!
※3さん、コメントありがとうございます!
これからも頑張って書くので、よろしくお願いします!
※4さん、コメントありがとうございます!
まさか、全部読んで頂けるとは…。
新シリーズキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
フォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!
イエエエエエエエエエエェェ(·∀·)ェェエエエエエエエエエエイ!!!!
待ってましたーーーーー!!
イィィィヤッッッッッホォォォ((無言のラリアット
失礼しました。
新シリーズ待ってました!
テスト期間ということもあって久々ですね!
これからも頑張ってください!
全力で応援してます!
ヽ(`▽´)/くフレーフレー
llightさん、コメントありがとうございます!
テンションが大変なことになっちゃってますよ…。