白露「いっちばーん、恥ずかしい日…」 (番外編 その2)
前回の続き。今回はR-18ではない。
白露(茜)がシてた時に、時雨(優香)たちが帰ってきてしまった。
さて、白露の命運や如何に!?
時雨「え、な、何してんの…?」
私は、開かれたドアの方を見る。そこには、優香たちがそこに立っていた。顔を真っ赤にして。
白露「え、あ、えと、その…。まさか、聞いてた?」
村雨「まぁ、最初から…」
夕立「へー。私たちがいない時はそんな事シてるんだー」
春雨「咲お姉ちゃん、いつもの『ぽい』がなくなっちゃってます、はい!」
時雨「まぁまぁ、みんな、一旦落ち着こう。そもそも、明日から旅行に行くんだから早く寝ないと…」
涼風「それもそーだな。姉貴ー。もう寝ようぜー」
五月雨「うん。私も、もう眠いし…。じゃあ、お姉ちゃんたちおやすみなさーい」
白露たち「おやすみなさーい」
(五月雨と涼風が寝た後)
時雨「さて、お姉ちゃん、ナニをしていたのか言って?」
白露「な、何言わせようとしてるの!?」
時雨「だって、同じ部屋で寝てる僕たちの間では姉妹たちに隠し事はなしってお姉ちゃん、言ってたよね?」
白露「そ、そんな事言ったかなぁ…」
時雨「言ってたよね? みんな?」
優香は由衣たちがいる方を向く。由衣たちは黙ってうなづくだけだった。
白露「ちょ、ちょっと、みんな!?」
時雨「さて、お姉ちゃん? もう逃げられないよ? 僕たちがお風呂に行っている間、一人で、部屋の中でナニをしていたのか、はっきりと説明してもらうよ!」
白露「えっと…。その…。あの…」
夕立「早く言うっぽい!」
村雨「ナニをしていたのかを、ね…」
白露「うう…。わ、私のベッドの下にある、ら、ラノベを読んで…」
時雨「はいはい」
白露「その…。そういうシーンがあって…」
江風(ン? もしかして、そのラノベって…)
白露「が、我慢できなくなっちゃて、その…。シちゃいました…」
村雨「で、想像の中では、シてる相手は誰だったの?」
白露「な、何でそんな事まで言わなくちゃいけないの!?」
村雨「だって、気になるよね?(まぁ、相手はもう知ってるけど)」
春雨「はい! 気になっちゃいます! (ちょっとだけ、お姉ちゃんにイジワルしちゃいます!)」
夕立「さて、相手は誰で、どんなことをされたっぽい?」
白露「ちょ、咲! しれっと、付け加えないでよ!」
夕立「だって、そこまで言ってくれないと分からないっぽい」
白露「も、もう…。何でこんな目に合わないといけないの…」
夕立「早く言うっぽい!」
白露「うう…。あ、相手は、ゆ、ゆーくんで…」
時雨(だろうね)
村雨(知ってた)
夕立(まぁ、当たり前っぽい)
春雨(やっぱり、茜お姉ちゃんは優斗さんのこと大好きなんですね)
海風(茜姉さんと、優斗さんがベッドの上で…)
山風(七海お姉ちゃんが、妄想でお兄ちゃんと茜お姉ちゃんにHさせてる…)
江風(やっぱり、姉貴のベッドの下にあの本を置くのは、まずかったな…)
白露「ゆーくんに、抱きしめられて、キスされて…。その後、ベッドに押し倒されちゃって…。って、何でこんな事言わなくちゃいけないの!?」
時雨「その割には、結構ノリノリで話してたけどもね」
村雨「でも、私はそれより、恋人繋ぎのまま食堂に入ってきたワケを聞きたいな…?」
白露「な、何でそんな事聞くの!?」
村雨「そりゃあ、気になるしねー?」
春雨「誰だって気になるのは当然です!」
海風(優斗さんが、茜姉さんを…)
山風「七海お姉ちゃーん、いい加減、こっちの世界に戻ってきてー」
江風「姉貴も、茜姉貴と同じくらい、妄想力あるよな…」
白露「わ、分かったよぉ…。えっと、久しぶりにゆーくんと会えたじゃん…?」
村雨「うん」
時雨「まぁ、確かにそうだね」
白露「それでさ、その…。ひ、久しぶりにゆーくんと二人っきりになれたから…。その…」
時雨「はい」
村雨「はいはい」
白露「ゆーくんと、キ、キスしちゃったんだ…」
時雨「ふぁ!?」
村雨「ふぇ!?」
夕立「ぽい!?」
春雨「ふえ!?」
海風「のえ!?」
山風「はえ!? (あ、七海お姉ちゃんが直った)」
江風「あえ!? (っていうか、私たちはいつ寝るンだよ)」
白露「そ、そんなに驚かなくてもいいじゃん…。だ、だって、最後にキスしたのは小学生の時だもん! 久しぶりにキスしちゃいたくなっちゃたもん…。」
時雨(何だ、このラブラブカップルさんは)
村雨(早く結婚しちゃいなよ、この2人)
夕立(また、口から砂糖を吐かなきゃならないといけないの…?)
春雨(もう、ラブラブカップルさんって言葉じゃ収まらない気がする…)
海風(あの2人が結婚したら、毎日、みんなが砂糖を吐きそうな気が…)
山風(茜お姉ちゃん、本っ当にお兄ちゃんのことが大好きなんだろうなぁ…)
江風(眠い…)
白露「って、もう!! 明日から旅行に行くってのに…。早く寝ないとダメじゃん!!」
時雨「そ、そうだね。もう夜遅いし…」
村雨「じゃあ、寝ようか…。私も結構眠くなってきちゃったし…」
夕立「今さっきからあくびが止まらないっぽーい…」
春雨「眠いよぉ…」
海風「あ、里奈と愛香がもう寝ちゃった…」
山風 ( ˘ω˘)スヤァ
江風「zzz」
白露「じゃあ、もう寝るよ! 明日、寝過ごしても起こしてあげないからね!」
時雨「お姉ちゃんの方が寝過ごしちゃいそうな気がするけどもね」
村雨「確かに」
白露「うっさい!!」
時雨&村雨「あ、はい」
こうして、白露型全員は眠ったのであった。
番外編 終。
Twitter始めました。
ssmyhs16uyks710 で調べたら出てくるはずです。
まぁ、それは置いときまして。毎週日曜日or毎週月曜日 を貫いてきましたが、8月はこのリズムが一気に崩れます。
理由は、単位認定のためのテストがあったり、インターンシップなどがある為です。
そのため、一応頑張りますが8月は不定期投稿とさせていただきます。あまりにも忙しい場合は、8月の投稿無しです。(流石にそれはないと思いますが)
また恥ずかしくなって読めない奴が来た...
※1
まーた、書いてしまった…。
正に性欲をもて余す長女!
妹達には出来ない事をあっさりとやってのける!
そこに痺れる憧れるぅ!!
※3
白露「憧れなくていいよぉ…」
うーんこのハイエースに乗せられる系ヒロイン感(意味深)
※5
いや、どういう事やねーん!!
1です!やっと読めた..
白露型の白露意外に同情の念を禁じえない...
まぁあのラブラブさを見たら毎日砂糖吐くわな...
※7
時雨「そろそろ僕たち、砂糖吐きすぎて死んじゃうかもね」
村雨「ありえる…」
良い機会だから妹達も負けずに
ガッツリ行って欲しい。
※9
優斗「それは困る!!」
万年発情期の白露さんチッスチッス
※11
白露「発情期じゃないから!!」
こうなったら、妹達にも
砂糖を吐きそうなくらい甘々な展開を
見たいけど、見たく無いような。
こんな時どうしたらいいですか?
※13
優斗「それは俺にも作者にも分からないぞ…」
まあ、妹達がガッツリ行ったら、
ストッパー要員がいませんから、
発情するのは、優斗と白露だけで、
いいと思う。
※15
時雨「お姉ちゃんが発情してるのを目の前で見なきゃいけないのか…」
村雨「それはちょっとキツいよ…?」