強くてニューゲームで転生でハーレム。 第三章
第3話アリス編です。この世界は8割現実世界と同じです。
次リン編かな…
予定外の出来事っていいよね……
前回のあらすじ
『スマブラで勝った者が健一を好きにできる』
リンの一言により始まった勝負。勝ったアリスは一体何をしたいのか……
[link_sstoko: SS投稿速報作品URL ]
[link_ssmatome: SSまとめ速報作品URL ]
~買い物~
健一『さて、アリスはここで待っててくれと言っていたけど……』
アリス『待ったか?』
健一『いや…(うっ!何だこの可愛さは!流石ゲー
ム内での俺の最推しということはあるな…)』
アリス『服の数が他人より少ない私なりに選んだのだが、どうだ?』
健一『いや…めちゃめちゃ似合ってる』
アリス『そうか……じゃあ行きたい場所があるから付き合ってくれ』
健一『えっ付き合ってって…』
アリス『そこに反応するなよ……既に付き合っているようなものだろう』
健一『あっそうか!君がそうしてくれたんだ』
アリス『…?何を言っているんだ?』
健一(あれ?記憶が無くなってる?)
アリス『じゃあ行こうか』
健一『どこに行くんだ?』
アリス『服屋だ。流石にこの格好ではな……似合ってるって言ってくれたとは言え、人前でのお世辞なんだろう?』
健一『えっ?いや単純に似合ってるからそう言っただけなんだけど』
アリス『えっ……そうか』
健一『ん?何でそんなに…!(あっやったわ似合ってるとか恥ずいなぁ!)』
アリス『じゃあ、服屋はいいや。ならゲーセンなんてどうだろうか?』
健一『お前は本当にゲームが好きだなぁ』
アリス『リン程ではないだろう』
健一『いや同じだわ。まあいいや。行くか』
リン『あの二人デートなんてずるいよ~』
ノート『そうね……』
リン『ノートは羨ましくないの?』
ノート『羨ましいわよ!これから何するのか…え
っちなことしたらすぐ止めるわよ!』
リン『了か~い』(尾行中)
健一『よっしゃフルコンボ!』
アリス『なかなかやるじゃないか』
健一『アリスって悔しがらないよなぁ』
アリス『めったに悔しいと感じないからな』
健一『じゃあリンやノートと遊んでるときのあの
楽しそうな表情って』
アリス『それは…』
健一『気を取り直してクレーンやるか』
アリス『お、おう……』
ノート『あいつら何もしないじゃない』
リン『ノート的にはそれでいいんじゃな~い』
ノート『そうなんだけど……』
アリス『っ!またか…』
健一『あの…どうした?』
アリス『クレーンはなぜか動き読めないんだよ』
健一『俺に任せろ。絶対取る』
アリス『えっもしや……』
健一『(手を出し)“このクッションは絶対取る”』
アリス『なるほどその手があったか!もっと早く頼んどけば良かったか…』
健一『(ボトッ)ほら取れた』
アリス『…まあ、とりあえずありがと(ニコッ)』
健一(笑ってくれると本当可愛いんだよなぁ)
健一『俺ちょっとトイレ行くわ』
アリス『そう。じゃあここで待ってる』
健一『すまんなぁ』
アリス『一人になってしまったか…ん?』
盗賊A『お嬢さん金持ってそうだな』
盗賊B『それに綺麗だ……兄貴、この子パーティーに入れるか』
A『お、いいなそれ!んじゃお嬢さん、俺のパーティーに来いよ』(ガシッ)
アリス(っ!相手の行動を読んで……振りほどいたら別の盗賊に襲われて……あと魔法使ってもいいけどそうするとみんなに迷惑かかるし…)
A『ほら行くぞ、お前は俺らの下で一生癒してくれたらそれでいいんだよ!』
アリス『(くっ、仕方ない……)』
『盗賊の手が離れる』
A『ん?ぐっ、か、体が勝手に!』
健一『俺のアリスに触るな』
アリス『遅いんだよ』
健一『助けておいてそれかよ……まあいいか』
B『兄貴大丈夫ッスか!?』
A『くっそ…てめえ邪魔しやがって……!(ナタを振りかざし接近)』
健一『吹き飛べ』
A、B『『う、ぐっ、ぐわあああ!(吹き飛ぶ)』』
アリス『……すまない、私がとっさに判断できな
かったばかりに』
健一『いいよ……助けられたし』
アリス『…最後にリン達へのお土産でも買って帰るか』
健一『そうだな』
アリス『………健一』
健一『ん?どうした?』
アリス『……好きだ』
健一『!?……急にどうした!?』
アリス『えっ?あ、いや、そう思ったから……』
健一『あ、これ俺も言わなきゃ駄目な感じ?』
アリス『駄目って言ったら?』
健一(あ、この人キャラ作ってるな…)
アリス『いや、別に言わなくてもいいけど』
健一『……あ、やっぱり俺も言いたいから言ってもいい?』
アリス『…別にいいよ』
健一『じゃあ……俺も好きだよ、アリス』
アリス『……誰も見てないよな?』
健一『誰も見てないと思うよ』
アリス『じゃあもう一度……あっ』
ノート『あいつら…公然でイチャついて……!』
リン『ず~る~い~!アリスばっかりあんな扱い受けて!』
アリス『……それで、その…そこにいる君達はいつまで尾行してるんだ?』
二人『『ええっ!?』』
続く
【おまけ】
リン『健一さんってやっぱりアリスのことが一番好きなんですか~?』
ノート『えっちなことはしてなかったとは言え、
アリス一人だけあんなにいい扱いをしたというのはどういうことかしら?』
健一『元はリンの一言が原因だろ!?というかアリス、こいつら尾行してること知っててあんなこと言ったのかよ!なぁアリス!……アリス!?』
アリス『……(自分がとっさに言った好きという言葉に動揺している)』
このSSへのコメント