隻眼提督と艦娘達(一応完結)
頑張って書いていきます。
もしよかったらお願いします。早め早めに更新する予定です。(途中放棄あるかも)
現代兵器(深海棲艦用に改装してある設定で)出していきますのでよろしくお願いします。
(知識不足あり)
日本にない銃出てきますがそこは某工作艦が頑張ったという設定でお願いします。
主人公、獅子丸謙吾(59歳)
階級 海軍大将 大本営では、元帥に次ぐ権力を持っている(もしくは同等)
元帥とは同期で仲が良く飲み友達であり、お互い腹を割って話せる。
かつて元帥と共に「海軍三大将」として前線で指揮を執った。
海軍内では、「闘将の獅子丸」と呼ばれた。
海軍内では信頼が厚い。艦娘を愛してる。
あることが原因で右目を隠している。
常に軍刀を持ち歩いている
水上戦闘ができる(水上を走れる)がそれを知るのはごく一部の人しかいない。(後々書く予定です)
初投稿です。
つまらなかったらごめんなさい。
どうか暖かい目で見守ってください。
(設定、矛盾があったらごめんなさい。)
予告:7,000pv越えたら、登場人物(艦娘)、登場兵器(予定)、舞台の説明等をまとめたSSを出します!
(内容の整理)
出てくる人物等はオリキャラです。
実在する人物団体等は一切関係ありません!
(実在する部隊などは書きます)←知識不足ありです
大本営のある一室
獅子丸「……」カキカキ
獅子丸「……」カキカキ
獅子丸「暇だ……」
コンコン
獅子丸「どうぞー。」
ガチヤ
大淀「失礼します。獅子丸大将書類を受け取りに参りました。」
獅子丸「ああ、終わっているよ、よろしく頼む。」ニコ
大淀「……// 失礼しました♪」ガチヤ バタン
獅子丸「やはり、艦娘は可愛いの」
獅子丸「よし!決めた。久しぶりに提督業やろうか!!」
獅子丸「もう何十年くらいやってないがな!」
獅子丸「よし、あいつのもとにいこ」
スタスタ
元帥室
コンコン
元帥「入れ。」
ガチャ
獅子丸「失礼する。」
元帥「おお、謙吾か!
急にどうした? 飲みの約束か!?」
獅子丸「いやいや、それはまた後日させてもらおう」ニガワライ
獅子丸「ちょっと相談があってな」
元帥「なんだ、給料増やせとかはやめろよ」フゥ
獅子丸「そんなんじゃない。」(ちょっと欲しいが)
獅子丸「わしをどっかの鎮守府に異動させてくれないか?」
元帥「!?」
元帥「どうゆう風の吹き回しだ。酔ってんのか!」アセアセ
獅子丸「酒なんか飲んでない」キッパリ
獅子丸「わしは、前線の方が好きだからな。
ここにいては体がなまってしまう。」ニコ
元帥「まあ、確かにお前は、海軍一の名将と言われているし前線に行けば、周りの鎮守府の士気も上がると思うが……」
元帥「気い使うだろ…」(´д`|||)
獅子丸「大丈夫大丈夫、そんな気にしないだろ」肩トントン
元帥「それにお前が海で戦えば、鎮守府3ついらないと言うしな」
獅子丸「もう海上では戦わんよ…
もう目の前で仲間失うのはこりごりだ。」
元帥「あれはもう作戦なんて呼ばない、あんなめちゃくちゃな……」
獅子丸「やめてくれ! もう思い出したくない」
元帥「……」
獅子丸「で、どうなんだ」
元帥「わかった。獅子丸の異動を許可する。」
獅子丸「ありがとう。感謝する」ニコ
獅子丸「では、頼んだぞー。」ガチャバタン
元帥「……」
引き出し「……」ガラガラ
電子音「アイコトバトシモンヲドウゾ」
元帥『暁の水平線に勝利を』
電子音「アイコトバオヨビシモンニンショウカンリョウ」ガチャ
一冊の本
元帥「あいつは死に場所求めてるのか」ボソ
元帥「あんなこと言ってるけど、やっぱり忘れられぬか」ボソ
本題名『海軍特殊任務部隊獅子部隊活動記』
(部隊長 獅子丸謙吾海軍大佐)
数日後 元帥室にて
元帥「もう一度聞くが本当にいいんだな」
獅子丸「ああ、大丈夫だ。」
元帥「わかった。」
元帥「海軍大将 獅子丸謙吾!!
湯原鎮守府への異動を命ずる!」
獅子丸「ハッ!」ケイレイビシ
大淀「……」ションボリ
獅子丸「大淀」
獅子丸「元帥を頼んだぞ」
大淀「……はい!」ビシ
元帥「では、初期艦を紹介する。
入れ」
ドアガチャ
吹雪「初めまして司令官!
特型駆逐艦吹雪です!よろしくお願いいたします!」
(イメージはアニメ版吹雪で)
獅子丸「おお、元気のいい初期艦じゃな。」
獅子丸「ワシが、君の司令官となる獅子丸じゃ」
獅子丸「よろしく頼む」ニコ
吹雪「~// よろしくお願いいたします!」ビシ
獅子丸「では、行こうか」
吹雪「はい!」
元帥「なんかあったら、言ってくれある程度は手を貸す」
獅子丸「すまんな、その時は手を貸してくれ」
元帥「……」コク
獅子丸「では、失礼する」ガチャ
バタン
獅子丸→提督
数時間後……
提督「もしもし元帥か? 問題発生」チラ
湯原鎮守府「サラチヤデ」看板「ヨテイチヤデ」
提督「鎮守府が無いんだが……」
元帥「すまん、こちらのミスだ」
提督「………………」
提督「もうツッコまんよ」スマホキリ
提督「……で、だ」
妖精さん×千人「ソワソワ」「ワクワク」「テイトクサーン」
提督「なんとかできるかい!?」
「ヤッテミマス」
「ホウシュウハタップリモライマス」
「テイトクサンノタメナラ」
「ハヤクシジヲクダサーイ」
提督「まず、仮設の小屋作ってくれ、最低限雨風は防がなくちゃな。」
「リョウカイデース」ビシ
「ハリキッテイコー」オー
吹雪「本当に人気者だな」ボソ
提督「どうした吹雪?」ニコ
吹雪「……! い、いえなんでもありません//」カオマッカ
提督「??」クビカシゲ
二時間後……
妖精「テイトクサーン、デキマシター」
提督「おお、これは立派な建物にしてくれたな」
提督「小屋の材料があって助かったわい」
提督「次は、生活用品を運ぶかな」
リョウカイデス ビシ
提督「さて、早めにやろう。吹雪は買い物をしてきてくれるかな?」
吹雪「わかりました!行ってきます!」ビシ
妖精「テイトクサン、ムリシナイデクダサイネ」
提督「大丈夫大丈夫、心配してくれてありがとな」ナデナデ
妖精さん「…//」テレテレ
提督「あと少しで家電を乗せたトラックも来るだろう。その前に各自の荷物を運ぼう」
妖精さん「ワカリマシタ!」
----------荷物運び中---------
提督「やれやれ、ようやく終わったわい……」
妖精達「「「「ツカレマシタ」」」」
吹雪「ただいま、戻りました。」ビシ
提督「おかえり吹雪」ニコ
吹雪「はい!司令官!」ホンノリアカク
提督「じゃあ、夕食にしようかな。」
皆「「「「「はい!(ハイ!)」」」」」
----------とある鎮守府---------
悪提督「…………」資料眺め
高雄「……」ボロ
愛宕「……」ボロ
摩耶「……」ボロ
鳥海「……」ボロ
朝潮「……」ボロボロ
睦月「……」ボロボロ
悪提督「……それで、駆逐艦の二人が大破したから撤退したと」
高雄「……はい」
バァン!!
艦娘達「「「「「「」」」」」」ビク
悪提督「ふざけるな!! 改が二人、改ニが二人いて海域一つ攻略できんのか!? 駆逐艦盾にしてでも攻略してこい!この役立たずども!!」バァン
摩耶「…てめぇ、言わせておけば調子に乗りやがって!」ギリ
高雄「摩耶やめなさい!」バッ
悪提督「黙ってろ!」バシーン
高雄「きゃあ、」バタン
愛宕、摩耶、鳥海「高雄(姉(さん))!」
悪提督「大体お前が」ガツ
悪提督「ろくに命令従わないから」ドカ
悪提督「こいつらにも影響出るんだろうが!!」ドゴッ!
高雄「がはっ」トケツ
愛宕、摩耶、鳥海「高雄(姉)(さん)!」ダッ
朝潮、睦月「……」ガクガクブルブル
悪提督「仕事はちゃんとやれ、俺の手を汚すな、わかったか?」高雄の髪の毛つかみ
高雄「申し訳ありません…提督」ポロポロ
悪提督「よし、分かればいい」ドカ
悪提督「お前ら、下がってよし」
悪提督「あと、俺はこの後留守にするからよろしく~」フリフリ
悪提督「まあ、帰ってこないと思うけどな!」ヘラヘラ
悪提督「入渠は、資源がもったいないから無し、まあ任務失敗したお前達に必要ないか」ハハハハ
ガチャ バタン
愛宕「今に見てなさい」ギロ
摩耶「…クソが」ギリ
鳥海「このままで終わらせない」ギロ
朝潮、睦月「高雄さん、ごめんなさい」ポロポロ
---------湯原鎮守府付近--------
提督「店主さん、これくれるかね?」
八百屋店主「あー、これね。毎度あり! おまけにこれも」スッ
提督「おー、すまないな。ありがとう」ニコ
八百屋店主「いいっていいって、提督さん雨降ってるで気をつけて帰りましょ」フリフリ
提督「ありがとう、では、また来る」ヒフリフリ
提督(あれから、二ヶ月近くたったが、鎮守府もやや大きくなってきた、小屋からスタートしたが妖精さん達活躍でようやく鎮守府らしくなった。)
提督(元帥から、謝罪ってことで各資源三万ずつと修復材、開発資材百ずつもらったのは焦ったが……)
提督「てか、未だに建造してなかったな……」ハァー
提督「忙しすぎたからしょうがないか」ハハ
提督「てか、明石と夕張に怒られる……」←着任して一週間後に来ました。
提督「それにしてもひどい雨だ、早く帰ろう」ザー
バシャバシャ
提督「……」テクテク
提督「…………ん?」
??「……」ビショビショタイイクスワリ
提督「あれは……」
数時間前、とある鎮守府
高雄「皆迷惑かけてごめんなさい」ボロボロ
愛宕「高雄は悪くない!!」ギューポロポロ
摩耶「…………」
鳥海「入渠しなくちゃこんな傷治りません……」
朝潮「申し訳ありません、私がこんな怪我しなければ」ボロボロ
睦月「もう、嫌だ」ポロポロポロポロ
摩耶「……!」スク
鳥海「摩耶?」
スタスタ
愛宕「摩耶どこにいくの?」アセアセ
摩耶「……確か近くに新しい鎮守府できたよな?」
鳥海「できたらしいけど、それがどうしたの?」
摩耶「高速修復材もらってくる」
摩耶以外「「「!?」」」
愛宕「ダメ! そんなの許さない!」バン
摩耶「もうそれしかないだろう!」
鳥海「司令官さんにバレたら大変なことになるのよ!」
朝潮「簡単にくれるなんて思えません!」
睦月「摩耶さん、やめてください」ポロポロ
摩耶「うるせー、じゃあ黙って高雄姉弱ってくの見てろって言うのか!? アタシは嫌だね、高雄姉助かるんなら解体でもいい!」
摩耶「それじゃあ、行ってくる!」ダッ
ガチャバタン
鳥海「摩耶、待って!」ダッ
ガチャバタン
高雄「ウゥー、摩耶は?」
愛宕「行っちゃったわ、本当に優しい子なんだから」ポロポロポロポロ
高雄「バカめ、いって差し上げますわ」ポロポロギュ
愛宕「ええ」ポロポロギュ
摩耶「ハァハァ、」タタタタ
鳥海「摩耶待って」ガシ
摩耶「おお、鳥海やっぱり来たか」ニカ
鳥海「もうここまで来ちゃったんだから付き合うしかないでしょ」ハァハァ
摩耶「サンキュー、鳥海」ニカ
鳥海「それより、道のりわかる?」
摩耶「……え?」
鳥海「……え?」
摩耶、鳥海「えーー!」
鳥海「ちょっと聞き込みしてくるからここで待ってて!」ダッ
摩耶「ハハ、私やっぱりダメだな」ギリ
摩耶「イッキって、出てって結局仲間に迷惑かけて……」タイイクスワリ
摩耶「チクショー」ポロポロ
??「お嬢さん」
摩耶「!?」
提督「お嬢さん」
摩耶「!?」
提督「こんなところでそんな服装をしていたら、風邪をひきますぞ。」カササシダシ
摩耶「うっせー、ほっとけ!」プイ
提督「…………」
提督「高雄型重巡洋艦三番艦摩耶とお見受けさせてもらう。」姿勢直し
摩耶「!? 私を知っているのか!?」
提督「ハハハ、こう見えて海軍関係者でな、ほら」テチョウミセ
摩耶「だったら、この近くにある湯原鎮守府がどこにあるか知ってるか!?」
提督「湯原鎮守府?」
摩耶「そうだ! そこの提督に用があるんだ頼む教えてくれ!」グイ
提督「あー、言いにくいんだが……」
摩耶「?」クビカシゲ
提督「そこの提督ワシだ」
摩耶「!?」
提督「それで、ワシになんのようだ? 演習の……」
摩耶「お願いだ!、修復材が必要なんだ譲ってくれ!」
提督「修復材を? 申し訳無いがそういうのは自分の上官である提督を通してもらわないと申請できん。 そちらの提督は知っているのか?」
摩耶「……いや、知らない」
提督「では、どうしようもない。 提督に進言して提督を通して……」
摩耶「それじゃあ、ダメなんだ! なぁ、頼むよ!」ビチャドゲザ
提督「おいおい、何をして……」
鳥海「摩耶! って、何してるの!?」
摩耶「鳥海、こいつが湯原鎮守府の提督だ。」
鳥海「!?」
提督「なんと、鳥海までいる……」
鳥海「お願いします! 私達を助けてください!」ビチャドゲザ
提督「ちょっと、待ってくれ話が見えてこないんだが」アセアセ
摩耶、鳥海「お願いします!」
提督「…………」
提督「……」スマホダシ
提督「あ、もしもし吹雪か? すまんが迎えを寄越してくれぬか? ちょっとお客様が見えてな。うん、頼む。」ピッ
提督「二人とも頭をあげてくれぬか?」
摩耶、鳥海「……」スッ
提督「なんだか良くわからないがワシの鎮守府で話を聞こう」ニコ
摩耶「いいのか!?」パァー
提督「助けるかどうかはそこで判断する。それにここじゃあ、場所が悪い。(視線が痛い)」
鳥海「本当にご迷惑おかけして申し訳ありません。」ペコ
提督「いやいや、大丈夫だ、もうしばらく待ってくれぬか」
数分後……
護衛官「提督お待たせしました!」ビシ
提督「ご苦労、突然すまんな」サッ
護衛官「早くお乗りください、体調に影響します。」
提督「そうだな、二人とも先に乗りなさい。」
摩耶、鳥海「??」クビカシゲ
提督「?、どうした?」
摩耶「どうやって乗るんだ?」
提督「…………え?」コンワク
鳥海「その…車って言うのも初めて見たもので……」
護衛官「……ウソだろ」ボソ
提督(良く無事故でここまでこれたな)
摩耶「乗せてくれるなら、早くしてくれ、そろそろヤベー」クション
鳥海「……」クション
提督、護衛官「…やるしかないか」ニガワライ
……数分後……
提督「…………」フゥ~
護衛官「…………」オツカレメ
摩耶、鳥海「~♪」ワクワク
提督「とりあえず行こうか、話も聞かなきゃいかん。」
護衛官「…了解しました。鎮守府に向かいます。」ブォー
---車内にて---
提督「少しだけ話を聞こう。なんで修復材が必要なんだ?」
摩耶、鳥海「…………」
提督「無理に話さなくても……」
摩耶「提督が……」グッ
提督「?」
摩耶「あの、クソ提督が不正に修復材売りさばいているんだよ!!」ドカ
提督「!? なんだって」
鳥海「私達の司令官さんは、修復材とかを他の鎮守府に不正に売って自分の私腹にあててるんです。もちろん、私達の給与とかも……」ウツムキ
摩耶「それに、作戦に失敗したら入渠もなし、飯もろくにくれなかった」
提督「じゃあ、車とか知らなかったのも……」
摩耶「鎮守府出たことないから知らないに決まってるだろ」ギリ
提督「……なんてこった」
護衛官(ブラック鎮守府か、 研修で聞いたことあったけど本当にあるとはな)
提督「すまない、辛い思いをさせてしまったな」
鳥海「いえ、気にしないでください」アセ
護衛官「まもなく到着します。」
ブォー キキー
門兵「……」タタタタ
門兵「…! お疲れ様です!提督!」ビシ
提督「雨の中、ご苦労。客人が乗ってる門を開けてくれ」カルクケイレイ
門兵「了解しました。」
門兵、無線出し
門兵「こちら正面ゲート提督がお帰りです。門を開けます。」
無線越し「了解」
門 ガラガラガラガラ
門兵「お通りください!」ビシ
ブォーー
摩耶「なんか、厳重だな」キョロキョロ
鳥海「さっきの人は憲兵の方ですか?」
護衛官「憲兵とは、ちょっと違うかな。」
摩耶、鳥海「??」
--鎮守府正面玄関口--
キキー ガチャバタン
吹雪「おかえりなさい、司令官!」ビシ
提督「おお、ただいま吹雪」ナデナデ
吹雪「♪」//
提督「そうだ、こちらが客人の高雄型重巡洋艦三番艦摩耶と同じく四番艦の鳥海だ。」
摩耶「よっ 摩耶ってんだよろしくな。」
鳥海「鳥海です、よろしく。」エシャク
吹雪「初めまして、この鎮守府で秘書艦をしてます、特型駆逐艦の吹雪です!」ビシ
提督「挨拶はすんだかな?」
提督「では、二人にはまず、入渠してもらうかの。」
摩耶、鳥海「!?」
摩耶「待ってくれ!、入渠なんて大丈夫だから話を聞いてくれ!」
鳥海「そうです!、私達だけ入渠したなんて言ったらお姉さん達に申し訳ないです!」
提督「確かに急いでる気持ちは十分にわかる。けど……」
摩耶「けど、なんだよ!」グイ
提督「その、格好見てくれぬか?」メソラシ
摩耶、鳥海「……」
チラ(所々破けてる中破の一歩手前くらい)
摩耶、鳥海「~~//」カオマッカ
摩耶「ク、クソが! 早く言えよ!」カクシ
鳥海「わ、私の計算では……」カクシ
提督(本当に町に人少なくてよかった、いや、よかったのか?)
提督「とにかく早く行きなさい。吹雪案内してきてくれ。」メソラシ
吹雪「わ、わかりました! 二人ともこちらです。」ササッ
摩耶「お、おう」タタタタ
鳥海「あ、待って」タタタタ
提督「…………」ハァー
内線電話ガチャ
提督「もしもし、明石か?仕事ができたぞ。 そうだ、しかも念願の艤装整備だ。しかも重巡洋艦二人のだ。新品同様にしてやれ。頼むぞ。」ガチャ
提督「さてと、調べものでもするか。」スタスタ
--入渠所前---
吹雪「ここが入渠所です!」
摩耶「なんか、久しぶりに入渠所見た気がするが気のせいか?」
鳥海「多分気のせいじゃないわ」
吹雪「さ、入ってください!」パサッ
摩耶「お、おう」パサッ
鳥海「あ、待って」パサッ
脱衣場 ピッカピッカヤデ
摩耶「」チラ
洗面所 サイシンシキドライヤー、ヘアブラシ、カンビヤ(四艦隊分)
鳥海「」チラ
冷蔵庫 フロアガリトイエバコレデスヨネー ギュウニュウ、フルーツギュウニュウ、コーヒーギュウニュウ ゴジユウニドウゾー(ヒトリイッポンヤデ!)
摩耶「なぁ、鳥海」
鳥海「なに?」
摩耶「入渠所ってこんなところだったけ?」オソルオソル
鳥海「少なくとも私達が知っている入渠所ではないわ」
摩耶「だよな!、こんなの初めてだ!」キラキラ
吹雪「どうかしました?」クビカシゲ
摩耶「なぁ、この鎮守府って艦娘何人いるんだ!?」グイ
吹雪「えぇ!? え~と、私と大淀さんと明石さんと夕張さんの四人だけです。」(←大淀さん着任した次の日に来ました。)
摩耶「四人だけにこれって贅沢すぎないか?」ミワタシ
吹雪「いえいえ、司令官がこの後着任する艦娘達のためだって言ってこの規模まで拡大したそうです」
鳥海(それにしては豪華すぎる気がするけど)ボソ
吹雪「あ、それと司令官からで艤装も整備できるように明石さんに頼んだそうなので預けてもらえませんか?」
摩耶「艤装の整備までしてくれるのか!?」
鳥海「そんな…申し訳無いです。」
吹雪「大丈夫です!司令官がやってもいいと言ってますから。それに…」
摩耶、鳥海「それに?」
吹雪「もう待ってます」チラ
明石「……」キラキラキラキラ
摩耶「し、しかたねぇーな」ニガワライ
鳥海「お願いしましょう」フフッ
吹雪「明石さーん、お願いしたいそうです!」
ダダダッ
明石「吹雪さーん!、呼びましたか!?
あ、摩耶さんと鳥海さんですね!?、初めまして、この鎮守府の工作艦明石といいます!
あ、知ってますよね!?明石と言ってもそこらじゅうの鎮守府にいますからね、まあ、そんなことですよろしくでーす。
それにしてもひどい損傷ですね提督から、すぐに修理しなさいって話が来てますから安心してください!
いやー、重巡の艤装の整備なんて本当に久しぶりですねー腕がなりますな!」キラキラ
吹雪「」ニガワライ
摩耶(なんか、ちょっとうざい明石だな)ヒキギミ
鳥海(明石さんってこんなキャラでしたっけ)クビカシゲ
明石「早く艤装を預けてください!
安心してください!新品同様にしてあげますからね♪」
摩耶「ああ、じゃあお願い」ガシャン
鳥海「よ、よろしくお願いします」ガシャン
明石「ありがとうございます♪
さあー、皆待ちに待った艤装整備だよー!私に続け~!」
妖精達 オー、アカシサーン
マッテクダサーイ
ダダダッ
---シーン----
摩耶「ようやく静かになったな」ヤレヤレ
鳥海「……」
吹雪「じゃあ、ごゆっくりしてください、なんかあったら呼んでください
では、私はこれで」アタマサゲ
タタタタ
摩耶「じゃあ、入渠させてもらおうぜ」
鳥海「ええ、そうしましょう」ウナヅキ
----入渠所内---
摩耶「脱衣場も凄かったけど中もスゲーな」キョロキョロ
個人用の浴槽 24ニンブン(四艦隊分)バッチリヤデ
鳥海「確かにこれはすごいわね」キョロキョロ
大小浴槽 二ヶ所アルデ
摩耶「まあ、入ろうぜ」ヘヘッ
鳥海「ええ、そうしましょう」ニコ
ザパーン
摩耶「はぁー、生き返るぜー。」
鳥海「ええ、とてもいいわ」
摩耶「なんか久しぶりにのんびり入渠したな」チャプ
鳥海「そうね、早く姉さん達にも…」
摩耶「ああ、そうだな。
てか、早く入渠時間おわんn」
ブーン ブーン ブーン
ガラガラガラガラ
摩耶「? なんだ?」ウエミアゲ
鳥海「??」ウエミアゲ
高速修復材×2「マタセタナ」
摩耶、鳥海「こ、高速修復材!?」
高速修復材×2「ウケトレー」ジャパー
摩耶「サンキュー、おっさん」ヘヘッ
鳥海「湯原鎮守府の司令官さんありがとうございます。」ニコ
摩耶「よーし、みなぎってきたぜーやるぞ!」ザパー
鳥海「ま、摩耶戦いに行くんじゃないんだから」アセアセ
摩耶「冗談だよ、冗談」ヘヘッ
摩耶「早く上がろうぜ」ピチャピチャ
鳥海「あ、待って」ザパー
---着替え中---
摩耶「スゲー、本当に直ってる」ミワタシ
鳥海「こんな短時間で直るなんて」ミワタシ
妖精さん達 ギソウモアトスコシデオワリマス
イフクハワタシタチガヤリマシタ ドヤ
鳥海「あなた達が直してくれたの?」
妖精さん達 モチロン!
タカオガタノフクナンテナンゼンカイモナオシマシタ
フクノホツレカラゴウチンスンゼンノマデハバヒロク!
モチロン、ホカノカンムスノモネ
摩耶「そっか、サンキューな」ヘヘッ
鳥海「ありがとうね、妖精さん」ニコ
妖精さん達 ワタシタチハオシゴトヲシタダケデス!
サアー,シツムシツニイッテクダサイ,テイトクサンガオマチデス
摩耶「おお、サンキュー
てか、執務室ってどこにあるんだ?」
妖精さん達 シツムシツニハ,ゴエイカンサンニメイガアンナイシテクレマス.
フタリトモアナタガタニアイタガッテイマス.
鳥海「? なんで私たちに?」
摩耶「アタシら、なんかやったのか?」
妖精さん達 アッテミレバワカリマス
セイカクニイエバ,アナタガタガフネダッタコロニカンケイシテマス
ソレデハ,ワタシタチハシゴトニモドリマス! ケイレイ
マタネー ササッ
摩耶「なんなんだいったい」
鳥海「わからないけど、とにかくいきましょう」
摩耶「おう、そうだな!」
入渠所出ました
護衛官二名「……」ケイレイ
摩耶「おう、ビックリした」ケイレイ
鳥海「あ…」ケイレイ
護衛官1「お初にお目にかかります!
自分は、湯原鎮守府所属第5小隊の大村(おおむら)中尉であります!」
護衛官2「同じく!
湯原鎮守府所属第2対空機銃班の美原(みはら)伍長であります!」
大村中尉「あなた方を案内させていただきます」
摩耶「お、おう、よろしくな」(いきなりなんだよ)
鳥海「よろしくお願いします」(この人たちいったい)
美原伍長「こちらへどうぞ」
鳥海「ちょ、ちょっと待って下さい」
護衛官二名「「?」」フリカエリ
摩耶「なんでアタシらに会いたかったんだ?
アタシら初めて会ったはずなんだけど」
大村中尉「そうでしたね緊張して忘れてました」ニガワライ
美原伍長「そうですね、では、改めて」
護衛官二名 姿勢をただし
大村中尉「摩耶さん、自分の祖父がお世話になりました」ビシ
美原伍長「鳥海さん、自分の曾祖父がお世話になりました」ビシ
摩耶、鳥海「「!?」」
摩耶「あんたらのじいさんが」
鳥海「私たちに乗っていたの」
大村中尉「案内しながらお話しします」スタスタ
大村中尉「自分の祖父は海軍少尉として重巡洋艦
摩耶に乗艦したと話してました。」
大村中尉「でも、43年のラバウル空襲の際に敵の銃撃
で左腕吹っ飛ばされたらしくて本土に帰航し
た際に降ろされたそうです」
大村中尉「小さい頃良く聞かされました、出撃前に摩耶
山登ってお寺でお参りしたから摩耶が護って
くれたんだって笑って語ってくれました」
摩耶「……」スタスタ
摩耶「……じいさんは元気なのか?」
大村中尉「いいえ、祖父は自分が14歳の頃に天命を全う
しました。」
摩耶「そっか、ありがとうな。話聞かせてくれて」
大村中尉「いいえ、親族を代表してお礼を言わせていた
だきます。ありがとうございました。」ケイレイ
鳥海「伍長さんの曾祖父さんも?」
美原伍長「はい、自分の曾祖父は、42年に海軍中尉とし
て重巡洋艦鳥海に乗艦したと祖母から聞いて
います。」
美原伍長「ソロモンの海戦にも参加したと聞いていま
す。大尉になったときに一旦降りたそうです
けどまた乗艦したそうです」
美原伍長「最後については誰も知りませんが、曾祖母
の言うには、『真面目な人だったから部下の
人達逃がして自分は、艦と運命共にしたんじ
ゃねぇかな』とおっしゃっていただけなん
で」
美原伍長「でも、実際はどうかはわかりません。
曾祖母の言うとおりかもしれませんし、藤波
の艦上で戦死したかもしれませんし……」
鳥海「…………」ウツムキ
美原伍長「申し訳ありません、不愉快な思いをさせてしまって。」アタマサゲ
鳥海「いいえ、大丈夫です。
貴重なお話ありがとうございました」ペコ
美原伍長「そう言って頂いただけどもありがたいです。
でも、これだけは、覚えといて下さい。
曾祖父は、あなたに乗艦し、戦えたことに
決して後悔していないはずです」
美原伍長「どうかそれを忘れないでください」ケイレイ
鳥海「はい!」ケイレイ
大村中尉「お待たせしました。こちらが提督室です」
---提督室---
護衛官二名「大村中尉お疲れ様です!」ケイレイ
大村中尉「ご苦労」ケイレイ
大村中尉「中に提督がいらっしゃいます
大丈夫ですね?」
摩耶「ああ、頼む」
大村中尉「わかりました。では」
扉 コンコンコン
提督「入れ」
ガチャ
大村中尉「失礼します!重巡洋艦摩耶ならびに鳥海の案
内任務完了しました!」ケイレイ
美原伍長「同じく、任務完了しました!」ケイレイ
提督「ご苦労」ケイレイ
提督「話はできたかな?」
大村中尉「はい!ありがとうございます!」
提督「そっか、よかったな」ニコッ
提督「二人ともこっちに来て座ってくれるか。」
摩耶「お、おう」スタスタ
鳥海「は、はい」スタスタ
摩耶(予想はしてたけど……)
鳥海(本当に綺麗な部屋……)
提督「大淀、お茶をいれくれないか?」
大淀「わかりました!」スタスタ
提督「さて、まず確認なんだが」ショルイダシ
提督「二人は、この鎮守府所属の艦娘で間違いない
か?」ショルイミセ
摩耶「ああ、間違いない」
鳥海「はい、私達の鎮守府です」
提督「あー、ここだったか……」
鳥海「なにか、知ってるんですか?」
提督「所属している二人の前で言うのは申し訳ないが
あまりいい噂を聞かない鎮守府じゃ」
提督「実際二人の艤装見て良くわかった
明石が言ってた」
明石『良くこれで動きましたね!?
下手したら、暴発してましたよ』
提督「本当に良く頑張って耐えたな」
摩耶、鳥海「……」ウツムキ
提督「それと、あと誰がいるか教えてくれないか」
摩耶「高雄姉と愛宕姉」
鳥海「朝潮ちゃんと睦月ちゃんです」
提督「そっか、わかった」
大淀「お待たせしました。」オチャオキ
提督「大淀」
大淀「はい、どうされました?」
提督「留守を頼めるかね、いくところができた」
大淀「了解しました」
提督「書類は終わってるから、吹雪達が帰ってきた
ら、報告書の確認とかを頼む」
大淀「わかりました!、どちらにいかれるのですか?」
提督「摩耶達の鎮守府に向かう。ちょっと様子を見たく
てな」フッ
摩耶「!?……来てくれるのか?」
提督「ああ、そこまで聞いたら放って置くわけにはいか
ん。」
提督「あと、様子が見たいしな」ジュワキトリ
鳥海「あ、ありがとうございます」アタマサゲ
提督「なあに、気にすることじゃない」ニコッ
ーーー館内放送ーーー
提督『全隊員へ、提督だ
第一小隊出動準備、それに狙撃第一分隊、医療班
第一班も準備しろ』(班員十名)(分隊八名)
提督『狙撃分隊は麻酔弾と対深海棲艦弾を持っていけ
他の隊員はSMGとSGを装備。
弾薬は衝撃弾と少量の対艦娘弾を持っていけ
直ちに準備しろ、十分後に出発だ
以上!』ガチャ
提督「ちょっと忙しくなるな」ボソ
コンコン
提督「どうぞ」
ガチャ
明石「艤装の整備完了しましたー!」
提督「おお、終わったかご苦労だったな」ニコッ
明石「はい!ありがとうございます♪」
大淀「あ、明石お疲れ~。なんか飲む?」
明石「ありがとう、大淀。じゃあ、お茶お願い。」
大淀「わかった、ちょっと待っててね♪」
明石「あ、ちょうど良いところに。
二人とも、艤装の整備完了したから、装着してみ
てください」
提督「おい、弾いれてないよな
そんな事あったらしゃr」
明石「安心してください!
入れてませんから!」
提督「そう言いながら、前に吹雪の主砲ここに持ってき
て誤って発射して執務室の壁ぶっ壊したの何処の
どいつだ」
明石「」
提督「……」ジー
明石「……」タラタラ
明石「…………」メソラシ
提督「目をそらすな」ジー
明石「本当に大丈夫ですって!
今回は、妖精さんとも確認しましたし。ね?」
提督「なら、大丈夫か」フッ
明石「なら、大丈夫かひっどいな」ボソ
明石「まあ、とりあえず二人とも、艤装着けてみてくだ
さい!」
摩耶「本当に大丈夫なんだな!?
こんなところで提督殺しの汚名なんか着たくない
からな!」
鳥海「……」ウタガイノメ
明石「なんで皆疑うんですか……」ガーン
提督「まあ、二人とも着けてくれないか?
こんなに言ってるから多分大丈夫だろう。」
鳥海「わ、わかりました。」
---装着中----
摩耶「スゲー、マジかよ」ピッカピッカ
鳥海「あんな短時間でこんなに」ピッカピッカ
明石「私と妖精さんの手にかかればこんなの朝飯前で
す!」フンス
明石「まず、艤装の汚れという汚れを全部拭き取りまし
て、主砲塔の外部と内部の整備、砲口内部に特殊
なグリスを塗って整備しました。
これで精度が上がったはずです!」
明石「摩耶さんの25mm三連装機銃も壊れてたり、稼働不
能になりかけたりしてるのがあったので取り替え
させてもらいました
しかも、取り付けた機銃は私が改修したので従来
のやつに比べて格段に精度が上がってます!」
明石「鳥海さんの探照灯と壊れていたので修理させても
らいました。
水上電探も壊れかけていたので修理のついでに少
し弄らせてもらったので、若干精度が上がったは
ずです!」
摩耶「マジかよ!? サンキューな!!」
鳥海「ありがとうございます。
こんなにしてもらって大丈夫なんでしょうか?」
提督「大丈夫じゃよ、ワシが許可したからな」ニコッ
明石「どうですか提督!? 見直しました?」ズイ
提督「もちろん、腕は認めてるんだ。
さすがワシの娘じゃ」ナデナデ
明石「えへへ……//」
摩耶「…………」
鳥海「……いいなぁ」ボソ
提督「さて、二人とも行こうかな。」
摩耶「…! お、おう」
提督「じゃあ、明石。
今夜は忙しくなりそうだ。今のうちに休んどきな
さい。
工廠にいる妖精さんたちにも伝えといてくれ。」
明石「了解でーす。
行ってらっしゃい」フリフリ
提督「留守を頼んだぞ」
ガチャ バタン
大淀「提督行っちゃいましたか
はい、お茶」
明石「ああ、ありがとう」ゴクゴク
明石「ぷはー、やっぱり大淀の淹れるお茶美味しい!」
大淀「フフ、ありがとう」ニコ
明石「ところで大淀」チラ
大淀「なに?」
明石「なんでヘルメットしてるの?」
大淀「…………」
明石「…………」
大淀「……」ニコ
大淀「なんででしょうね」スットボケ
明石「大淀まで」ガーン
---廊下にて---
鳥海「あのー、本当にご迷惑おかけしてすいません。」
提督「ん? なにがだ?」
摩耶「だってよ、あたしらみたいな余所の鎮守府から突
然やって来て助けてくれ言ったり、入渠させてく
れたり、挙げ句、艤装まで直してもらってさ」
提督「なんだ、そんなことか。
それについては全然気にしておらん。
こちらこそ、勝手に艤装を弄るなんてことをし
てすまなかった」
摩耶「それは、全然いいんだ。
むしろ、ありがとな!」ニコ
提督「それは、よかった」ニコ
鳥海「あとひとつよろしいですか?」
提督「ん?」
鳥海「なんでそこまでして私達を助けようとするんです
か?」
提督「なんでってそれは、困っている人がいれば助けて
あげるだろ普通」
摩耶、鳥海「!?」
提督「ん? なんか不味いことでも言ったか?」
摩耶「いや、別に」
鳥海「…………」
提督「? まあいいか
着いたぞ。」ガシャン
---本館入口---
護衛官小隊長「獅子丸提督に敬礼!」ケイレイ
護衛官達 、一斉に敬礼
提督「……」ケイレイ
小隊長「なおれ!」サッ
小隊長「第一小隊大城(おおしろ)大尉以下四十名人員確
認異常なし!」
狙撃分隊長「狙撃第一分隊黒田(くろだ)曹長以下八名人
員確認異常なし!」
医療班班長「医療班第一班桃井(ももい)准尉以下十名人
員確認異常なし!」(医療班六名女性)
提督「皆、こんな時間にご苦労。
今日来てもらったのは、ある鎮守府に用があるか
らだ。」
提督「ここにいる高雄型重巡洋艦三番艦摩耶と四番艦鳥
海はその鎮守府からやって来た
ワシらの任務は、その鎮守府にいる艦娘達の保
護と鎮守府の内情の調査だ
鎮守府に着き次第隊を二つに分け行動する」
提督「なお、一小隊と医療班には、衝撃弾と対艦娘弾を
携行させる
衝撃弾は、言わなくてもわかると思うが艤装を着
けた艦娘をも気絶させるくらいの威力を持ってい
る弾丸だ
多分抵抗はされないと思うが念のためだ
そして、対艦娘弾は艤装を着けた艦娘をも殺傷さ
せるくらいの威力を持っている弾丸だ
これは、抵抗され自分の命が危ういと判断したと
きのみ使用を許可する
だが繰り返しになるがこれから保護しにいく艦娘
はここにいる二人の姉と仲間だ。
再会したら、遺体だったなんてワシが許さん」
提督「そして、狙撃分隊には、麻酔弾と対深海棲艦弾を
携行させる
麻酔弾はその鎮守府の提督又はその関係者が現れ
た場合発砲を許可する。
なお、この作戦は大本営の許可は貰ってはいる
が向こうの提督には、連絡がとれなかったため言
うなれば無許可だ。見つかるわけには行かないた
め携行させる
対深海棲艦弾は、待機中に深海棲艦が現れたとき
発砲を許可する。絶対に近づかせるな
以上だ。質問はあるか?」
狙撃分隊隊員「ひとつよろしいですか?」
提督「なんだ?」
隊員「対深海棲艦弾を携行させると言うことは、周辺海
域に深海棲艦がいるということですか?」
提督「まあ、考えられなくもないが改ニが二人いるくら
いの鎮守府だから、遭遇率は低いと思うが念のた
めだ」
隊員「しかし、もし現れた場合自分達の狙撃銃では、射
程範囲に入らなければどうしようもありません
が」
提督「その点については、大丈夫だ。
ワシらが、出発した数分後に対深海棲艦用の誘導
弾を搭載したUAV二機を飛ばす。
深海棲艦が現れるまでは索敵などを行い分隊を支
援する」
隊員「了解しました。ありがとうございます。」
提督「他に質問は?」
シーーン
提督「ないようだな よし」
提督「作戦の成功を祈る! 別れ!」ケイレイ
隊員達「」ケイレイ
提督「各隊員車輌に乗車! 出発だ!」
隊員達 イソゲー
提督「河本(かわもと)曹長運転を頼む」スタスタ
河本曹長「了解しました」
提督「二人も乗ってくれるか?」
摩耶「おう、頼むぜおっちゃん!」
鳥海「よろしくお願いします」
--73式小型1/2tトラック車内--
提督「河本曹長場所わかるか?」ベルトカチャ
河本曹長「こう見えて元憲兵ですよ、あらかたの鎮守府
の場所は把握しています」ベルトカチャ
摩耶「運転手のおっちゃん憲兵だったのか!?」
河本曹長「ああ、そうだよ
悪いことした提督や艦娘を取っ捕まえたよ」
鳥海「護衛官さん達って憲兵出身の人も多いんです
か?」
河本曹長「もちろん!
ちなみに一緒行動する一小隊の人達も大城大
尉始め半分くらいが憲兵出身だよ」
摩耶、鳥海(護衛官(さん)って一体……)
提督『各車両、準備出来次第報告しろ』ムセンモチ
(車輌編成 73式小型トラック二台(提督、大城大尉)、高機動車一台(狙撃分隊)、7tトラック一台(小隊隊員)、73式大型トラック二台(一台に医療班、二台目に医療器具))
(護衛官装備 MP5,ベクター,ベネリM3,ベネリM4,グロック17,グロック18)
大城大尉『各車両準備完了です』ムセンゴシ
提督「了解!
各車両続け!」
ブフォン、ブー
門兵「行ってらっしゃいませ」ビシ
---十数分後----
航空管制官『提督、リーパー二機離陸準備完了しまし
た』
提督『了解、直ちに離陸しろ』
航空管制官『了解しました』ピッ
ガチャ
提督「河本曹長、黒鎮守府までどれくらいかかる?」
(※高雄達の鎮守府は黒鎮守府と名称させてもらいます)
河本曹長「そうですね、あと四~五十分位ですかね?」
提督「やっぱり遠いな」ハハッ
提督「二人はよくここまでこれたな」クル
提督「……」ムキナオル
河本曹長「どうかしました?」
提督「後ろ見てみろ」ユビクイクイ
河本曹長「?」
バックミラー動かし
摩耶、鳥海「Zzz……」
河本曹長「あ~あ」ニガワライ
提督「あの艤装の傷見る限り出撃した後、休まないでこ
こまで来たんだろう」
河本曹長「そうですね、安心して寝てくれてるってこと
は自分達を信用してくれたって考えていいん
ですかね?」
提督「そう考えた方が前向きになれるだろ」フフッ
提督「それにしても本当に皮肉だな」
河本曹長「何がですか?」
提督「本来はワシら軍人が前線で戦わなければならない
のに力及ばず、このような人生これからと言う若
い者達が命を懸けてワシらの代わりに戦うことが
だ」
河本曹長「そうですね、自分の娘とさして歳が違わな
い娘ですからね、出撃していく後ろ姿見る
となんとも言えません」
提督「そうだな、早く戦争を終わらせて彼女達が戦わな
いですむ世の中にしていくのがワシらの役目だ
な」
河本曹長「はい。」
--数十分後--
UAVパイロット1『こちら、リーパー1、黒鎮守府近海に
深海棲艦の反応なし
人影も確認できません。』
提督『リーパー1了解。引き続き警戒せよ』
UAVパイロット1『リーパー1了解』
UAVパイロット2『リーパー2了解 アウト』ピッ
河本曹長「まもなく到着ですね」
提督「そうだな」
鳥海「…………う、う~ん」メアケ
鳥海「……」キョロキョロ
鳥海「!?」
鳥海「ま、摩耶起きて!」ユサユサ
摩耶「……う~ん、んだよ」メアケ
鳥海「もうすぐ私達の鎮守府に着くわ」
摩耶「マジかよ!?もうそんなところか!」
提督「やぁ、二人ともおはよう」フリムキ
鳥海「ご、ごめんなさい お世話になってる身なのに」
提督「いやいや、気にしなくてもいい」
提督「とっても可愛い寝顔だったぞ」ニコ
河本曹長「そうですね、眼福でしたよ」ハハ
摩耶、鳥海「~~//」カァァァァ
提督「そろそろ、先行を出すか。」
河本曹長「了解しました」
提督『全車両停車! 一小隊は先行班を下車。
狙撃分隊は配置場所に移動』
大城大尉『了解、D班が向かいます。』
黒田曹長『了解、二名向かいます。』
D班班員達「……」通りすぎていく
河本曹長「それにしても、なんで鎮守府真っ暗なんだ?」←ショットガンに弾込めながら
提督「確かに不自然だな」ハンドガン確認中
摩耶「この時間になると、執務室以外電気つけるなって言われてんだ」
提督「なんでそんなことするんだ? じゃあ、夜とかど
うやって動いてたんだ?」
鳥海「蝋燭を使って移動したり、私の探照灯で照らした
りしてました。」
提督「」
河本曹長「」
鳥海「? どうかしました?」クビカシゲ
提督「……いや、なんでも」
河本曹長(なにやってんだよ、ここの提督は)
----
D班班長『正門確認終了しました。
ここの警備どうなってるんですか?
正門は開けっぱなしですし、監視カメラも稼
働してません』
提督『了解、これから入る。
周囲を警戒しろ、アウト』
提督「出してくれ」
河本曹長「了解しました!」
--黒鎮守府正門---
提督『時刻合わせ、現在18:29。開始5秒前。
5.4.3.2,1 いま!
現在18:30、これより艦娘保護及び内部調査を開
始する』
提督『全隊員下車! 警戒に当たれ!』
大城大尉『一小隊了解』
黒田曹長『分隊了解』
桃井准尉『一班了解しました』
提督「行こうか」ガチャ
河本曹長「了解しました」ガチャ
提督「大城大尉と桃井准尉以下一五名は、艦娘達のとこ
ろにいってくれ
医療班五名は、車輌で治療の準備を」
隊員達「了解しました!」
提督「鳥海頼みがある。」
鳥海「? なんでしょうか?」
提督「大尉達を部屋まで案内してくれないか?
いくら本営から許可を貰ったと言っても、高雄達
からしたらただの不法侵入者だからな」
鳥海「そうですね…… わかりました。
でも、道中暗いんですけど大丈夫でしょうか?
私は、慣れてるから大丈夫ですけど」
提督「その点は大丈夫だ。
大城大尉、暗視装置の使用を許可する」
大城大尉「了解しました。」
大城大尉「全隊員、暗視装置を着用しろ!」カシャ
全隊員 暗視装置取り付け中
摩耶「なぁ、暗視装置ってなんだ?」
提督「まあ、簡単にいうと暗所とかに行くときに視界を
確保するための道具だな。」
提督「探照灯とかと違って照らさないから敵からもバレ
にくいんだ」
摩耶「そんなもんあんのか!?」
大城大尉「まあ、艦娘達からしたら信じられない代物で
しょうね」
提督「それで、B班五名は、ワシと工廠に行ってもらう
んだが、摩耶案内お願いしていいか?」
摩耶「おう!いいぜ!」
提督「ありがとう。残り五名はここに残り警戒をしてく
れ。
C班は、港付近を警戒してくれ。
D班は正門付近を警戒してくれ。
狙撃分隊は、各自決めたところに移動し、港及び
正門を警戒してくれ
車両隊は医療班と協力し艦娘達の治療出来るよう
に準備しておいてくれ。
以上! 別れ!」
隊員達「「「別れます!」」」ケイレイ
ゾロゾロ
大城大尉「鳥海さん、お願いします。」
鳥海「わかりました。ですけど、姉さん達はもしかした
ら攻撃するかもしれません。
大丈夫でしょうか?」
大城大尉「大丈夫、覚悟はできてる」
鳥海「わかりました。では、こちらです」スタスタ
大城大尉「行くぞ」スタスタ
隊員達「「はい!」」スタスタ
提督「ワシらもいくか、摩耶よろしく頼む」
摩耶「おう!、どこにいくんだ?」
提督「工廠に行って、資材の確認をしたい。
記載と合ってるか見てみたい」
摩耶「わかった。こっちだ!」タタタ
提督「行くぞ。」タタタ
隊員達「「はい!」」タタタ
--艦娘寮内部 高雄型部屋前---
鳥海「こちらです」
大城大尉「高雄型って書いてあるな。入れてくれるか?
」
鳥海「ちょっと待ってください」
コンコン
?「誰!? 」
鳥海「愛宕姉さん、私です 鳥海です!」
愛宕「鳥海……鳥海ちゃんなの!?」
鳥海「はい! 今帰ってきました」
ガチャ
愛宕「鳥海ちゃーーん」ダキ
鳥海「ちょ、姉さん」オドオド
愛宕「よかった……よかった」ポロポロ
鳥海「……」
大城以下隊員達「…………」
愛宕「……」チラ
大城以下隊員達「……」ポツーン
愛宕「!? 誰!?」艤装展開
大城大尉「待って待って待って」アセアセ
愛宕「なに?」ジー
大城大尉「俺は、湯原鎮守府所属の大城大尉だ。
摩耶と鳥海の話を聞いた湯原鎮守府の獅子
丸提督からこの鎮守府の調査と艦娘達の
保護をするように命令を受けてるんだ。
君達を傷付けるつもりなんて毛頭ないな
い。本当だ!」
愛宕「…………」ジー
鳥海「愛宕姉さん、この人達が言ってることは本当で
す。
実際、私も摩耶もこの人達の提督に入渠させても
らったり、艤装を直してくれたりしてくれまし
た。この人達を信じてください。」ギュ
愛宕「…………」
大城大尉「…………」
隊員達「……」ガチャ←武器構えてます
愛宕「……一旦、貴方方を信用します。」艤装解除
愛宕「でも、高雄達に妙な事やったら許さない」ギロ
大城大尉「それで結構です。」
大城大尉「でも、やるなら俺を殺れ。
部下には、一切手を出すな。」
愛宕「じゃあ、入ってください。」スタスタ
大城大尉「全員武器をしまえ、暗視装置解除。
お前達五名は見張りにつけ。」
隊員五名「「「「「了解しました!」」」」」
---部屋の中---
高雄「痛、……愛宕、誰だったの?」ムク
鳥海「高雄姉さん、鳥海ただいま戻りました!」
高雄「!? 鳥海、鳥海なの?」
睦月、朝潮「「鳥海さん!」」
愛宕「三人とも動いちゃダメよ!」
高雄「ごめんなさい、つい……」
桃井准尉「思っていたよりひどいですね……」ボソポソ
大城大尉「まだこれならいい方だ」ボソポソ
大城大尉「桃井准尉、すぐに治療にあたってくれ」
桃井准尉「わかりました。」
桃井准尉「内田伍長、丸見上等兵は駆逐艦の二人を見
て」
内田伍長(男)「了解しました!」
丸見上等兵(女)「了解しました。」
桃井准尉「伊藤曹長と武居伍長は私と来て」
伊藤曹長(男)「了解!」
武居伍長(女)「了解しました!」
大城大尉『ボス(提督)こちら、ユニコーンリーダー(大
尉)現場に到着。
負傷した艦娘三名発見、これより治療開始し
ます。』
提督『了解。怪我の程度は?』
大城大尉『少々お待ち下さい』
桃井准尉「大丈夫ですか!?」
高雄「貴方方は、誰ですか?」
桃井准尉「大丈夫です、あなた方の味方です」ニコ
高雄「なら、安心できます」フフッ
内田伍長「君達大丈夫?」スッ
朝潮、睦月「「ひっ!?」」ビクッ
内田伍長「え、どうした?」ピタッ
朝潮「ち、近づかないでください!」
睦月「また、殴るつもりですか?……」
内田伍長「え、殴るってなに!?
大丈夫! なにもしないから!」
朝潮、睦月「「」」ビクビク
丸見上等兵「内田伍長、私がいきます。」
内田伍長「え、……わかった。
ちょっと頼む。」
丸見上等兵「ほら、二人とも大丈夫?」スッ
朝潮、睦月「「……」」コクッ
丸見上等兵「……」
丸見上等兵「小隊長! バラクラバ外してもよろしいで
すか?」
大城大尉「どうかしたのか?」
丸見上等兵「二人とも怖がっています。 警戒を解くた
めです。
お願いします!」
桃井准尉「小隊長、私からもお願いします。警戒されて
いる以上治療ができません」
大城大尉「……」
大城大尉「……わかった。
だが、移動する際は、必ず被れ。」
大城大尉「医療班は、バラクラバを外し、治療にあた
れ」
(↑多分、やってはいけないと思いますが、見
逃してください!)(身元を晒さないため)
丸見上等兵「小隊長、ありがとうございます!」
イリョウハン バラクラバハズシ
丸見上等兵「ほら、二人ともこれで怖くないでしょ?」
朝潮、睦月「「……」」コクッ
丸見上等兵「じゃあ、私のこと信用してくれるなら、手
を握ってくれない?」スッ
朝潮、睦月「「……」」ミアッテ
朝潮、睦月 「「……」」スッ
丸見上等兵「ありがとう。」ギュ
伊藤曹長「桃井准尉、やっぱり暗すぎて怪我の具合がわ
かりません。」←蝋燭だけ
大城大尉「ライト使え!」
桃井准尉「よろしいんですか?」
大城大尉「この際、やむを得ん。見えなきゃなにもでき
ん。責任は、俺がとる。」
(↑多分、やってはいけないと思いますが、見
逃してください!)(敵にばれる可能性あり)
大城大尉(カーテンで締め切っているから大丈夫だろう)
桃井准尉「わかりました。」
桃井准尉「高雄さん、申し訳ありませんがライトの光を
当てますから眩しくなりますが我慢してくだ
さい。」
高雄「大丈夫です。お願いします。」
桃井准尉「わかりました。武居、照らして。」
武居伍長「わかりました。」ライトダシ
武居伍長「いきます!」パチ
高雄「うっ」メヲツブリ
桃井准尉「よし、診断します。伊藤曹長記録を。」
伊藤曹長「大丈夫です。いつでも。」
桃井准尉「えっと、胴体に敵の砲撃による傷列びに火傷
あり。箇所は、右肩に二発、腹部に一発を確
認。」
桃井准尉「ちょっと、背中見せてもらいますよ。」
高雄「はい。」寝返り
桃井准尉「背中に二発の砲撃痕ありますね。」
大城大尉(背後を取られたのか?いや、まさかな……)
桃井准尉「敵の攻撃で損傷したのは、これぐらいですか
ね……中破ってところですね。
あとは……」
愛宕「まだ何かあるの?」
桃井准尉「そうですね。
一番気になってました。」
桃井准尉「高雄さん、少し顔を見せてください。」クイッ
高雄「……はい」
愛宕「!?」
桃井准尉「失礼しますね」スッ
桃井准尉「小隊長。やっぱりです。」
大城大尉「……あってほしくなかったがな」
高雄「……」←顔にアザ
愛宕「……」
鳥海「……!? ね、姉さんその傷は!?」
桃井准尉「他には」
桃井准尉「ここもそうですね。」フクブサスリ
高雄「くっ!」カオユガメ
桃井准尉「あばら折れてますね。呼吸の度に痛かったは
ずです。」
大城大尉「そうか……。だが、よく耐えたな。
さすが、武功艦重巡洋艦高雄だ。」
桃井准尉「丸見! そっちはどう?」
丸見上等兵「たった今、終了しました!
怪我の具合からして中破ですね。」
丸見上等兵「それと、桃井准尉。
ちょっと来てもらっていいですか?」
桃井准尉「? どうした?」スタスタ
丸見上等兵「睦月ちゃんごめんね。
もう一回肩の傷見せてくれない?」
睦月「……はい」スッ
桃井准尉「これは……」
丸見上等兵「銃創ですけど、明らかに深海棲艦のもので
はなく、私達が使ってる9mm口径の銃創で
す。朝潮ちゃんにも確認されました。」
桃井准尉「確かに。提督に撃たれたって考えた方がいい
わね。」
丸見上等兵「それしか考えられません。」
桃井准尉「わかった。ありがとう。」スタスタ
大城大尉「なにがあった?」
桃井准尉「二人の体に9mmの銃創が確認されました。」
大城大尉「マジかよ…… わかった。」
大城大尉『ボス、こちら、ユニコーンリーダー。
診断終了しました。三名中破、一名小破
で。すぐに搬送します。』
提督『了解。ワシらももうすぐ終わる。すぐに行ってく
れ。』
大城大尉『了解しました。』
大城大尉「よし、みんな直ちに撤収する!
医療班は、バラクラバをかぶり直せ。
中破している三人は、担架で運ぶかおぶって
行くぞ!
行動に移れ!」
隊員達「はい!」
愛宕「撤収って、どこに行くつもりなの?」
大城大尉「俺らの鎮守府だ。この鎮守府の入渠所が使え
ないらしいから、俺らの鎮守府で治療す
る。
もちろん、あんたにも来てもらうぞ。」
愛宕「でも、そしたらこの鎮守府が……」
大城大尉「隊員が何名か残る。
空からも監視の航空機が飛んでいる。
それに、このくらいの戦力がある鎮守府に敵
なんかほぼほぼ来ないよ。」
愛宕「……」
鳥海「姉さんも行きましょう。
傷だらけの姉さんを置いていくなんてできませ
ん。」
愛宕「……わかりました。あなた達についていきま
す。」
大城大尉「賢明な決断に感謝する。」
桃井准尉「内田! 担架持ってきて!」
内田伍長「はい!」タンカオロシ(オリタタミシキ)
桃井准尉「高雄さんを担架で運ぶ、伊藤曹長と内田で運
んで。」
桃井准尉「駆逐艦の二人は、武居と丸見で背負って行き
なさい。」
内田、伊藤「「了解!」」
丸見、武居「「はい!」」
伊藤曹長「すいません、ちょっと失礼しますよ。」
高雄「あの、ちょっとよろしいですか?」
内田伍長「どうしました?」
高雄「私重いんですけど大丈夫ですか?」オソルオソル
桃井准尉「そんな事ですか。
なんの問題もありません!私の部下は、そん
な柔じゃありませんから!」
桃井准尉「そうよね、伊藤曹長、内田伍長」チラ
伊藤曹長「全然大丈夫です!」
内田伍長「自分も問題ありません! なんでしたら、お
姫様抱っこしましょうか。」
桃井准尉「だそうです。高雄さん、大丈夫ですよ。」
内田伍長(あ、スルーされた……)
伊藤曹長「では、搬送します。
内田、上を持て。」
内田伍長「了解しました。」スタスタ
伊藤曹長「いくぞ」
伊藤、内田「「せーの」」モチアゲ
ガタッ
伊藤曹長「大丈夫ですか?」
高雄「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」
伊藤曹長「それは、よかった」ヘヘッ
伊藤曹長「武居、こいつ持っていってくれ」
スッ←ベネリM4(別名M1014)渡し
伊藤曹長「使い方大丈夫だよな?」←弾薬渡しながら
武居伍長「大丈夫です!」ガチャン
シャコシャコシャコシャコシャコシャコシャコ←弾込めてます(表現合ってるか
不明)
朝潮「あの、私歩きましょうか?」←おんぶされてます
武居伍長「大丈夫! 全然問題ないよ」ニコ
武居伍長「しっかり掴まっててね。」
桃井准尉「小隊長、行きましょう。」
大城大尉「よし、みんな行こう。暗視装置を作動させて
車輌まで撤収する!」
隊員達「了解!」
大城大尉「よし、行くぞ!」ダッ
--提督の方(別れた直後)---(予告:艦娘二人出てきます。)
摩耶「最初どこから行くんだ?」
提督「そうだな……
入渠所に行ってみるか。一体どうなってるん
だ?」
摩耶「わかった。 こっちだ。」タタタッ
提督「行こうか。」
隊員達「はい!」
---入渠所前----
摩耶「ここが入渠所だ。」
提督「なんか、だいぶ痛んでるな」
摩耶「誰も整備しなかったからな」
提督「とりあえず、見てみるか」ガチャ
提督「ん?」ガチャガチャ
摩耶「無駄だよ。 鍵で閉まってる。」
提督「鍵はどこなんだ?」
摩耶「提督が無断で使われないように隠しちまって、あ
たしらは、しらないよ。だから、入渠できないん
だよ。」
提督「……なるほどな
どうしたもんか?」ウーン
隊員1「提督! 自分なら、解除できるかもしれませ
ん!」
提督「ん? 小川(おがわ)兵長できるのか?」
隊員1→小川兵長「やってみます。」ドウグモチ
(↑本当は、ドアを爆破したり、ショットガンで鍵を壊したりとかありますが、極力証拠を残さないためこの方法をとりました。他にもあると思いますがこれで許してください。)
提督「じゃあ、頼む!」
小川兵長「わかりました! それと、提督。
ライトを使ってよろしいですか?
暗くて見えません。」
提督「構わないが、あんまり目立たないようにしろ
よ。」
小川兵長「ありがとうございます!
おい、村井(むらい)(上等兵)照らしてく
れ。」
村井上等兵「はい。」ピカ
小川兵長「少々、お待ち下さい。」カチャカチャ
有本(中尉)副隊長「周囲を警戒しろ。」
隊員二名「「はい。」」
---二分後---
ガチャン
小川兵長「開きました!」
有本副隊長「よし!
突入準備!」
提督「摩耶、こっちにいろ。」
摩耶「お、おう」カベニヨリ
有本副隊長「突入五秒前。
5,4,3,2,1 突入!」
ドアバン!
有本副隊長「いけいけ!」
隊員達 タタタッ←クリアリングしながら
小川兵長「クリア!」
有本副隊長「提督大丈夫です。」
提督「ありがとう。」スタスタ
有本副隊長「なんか、すごい臭いしますよ」ハナオサエ
提督「あー、確かにな……
摩耶は平気なのか?」チラ
摩耶「まあ、傷だらけでここにくるし、慣れちまったか
らかな。」
小川兵長「副隊長! 見てください!」
有本副隊長「どうした!?」タタタッ
小川兵長「これ見てください」ユカミテ
有本副隊長「これは……」
提督「明らかに爆破痕だな」
小川兵長「おそらく、C4(プラスチック爆弾)ですね。」
有本副隊長「何があったんですか……」
村井上等兵「提督、水道や浴槽も壊されていて、稼働で
きるのは一ヶ所だけですね。」
村井上等兵「それも、なんとか直したって感じでいつ壊
れてもおかしくない状態です」
提督「摩耶、ここで何があったんだ?
言って悪いが、普通じゃないぞ。」
摩耶「……ある日の出撃でさ」
---数ヶ月前---
悪提督「また失敗したのか!」バン!
高雄「申し訳ありません」アタマサゲ
悪提督「もういい! とっと入渠してこい!」
艦娘達「はい……」
ガチャ バタン
悪提督「……チッ ホントに使えねぇな」ボソッ
悪提督「なんか、罰与えないとな……」
悪提督「あ、そうだ」ニヤ
受話器取り
悪提督「あ、もしもし。 俺だけどちょっと頼まれてく
れないか?」
---深夜---
艦娘達「Zzz Zzz…… 」
ドカーン!!
艦娘達「!?」メヲアケ
高雄「な、なんの音!?」
愛宕「入渠所の方からだわ!」
摩耶「と、とにかく行こうぜ!」
タタタッ
---入渠所前---
入渠所「」メラメラメラメラ
妖精さん達「ニ,ニゲロー! ハヤクミズヲー!」
高雄「な、なにこれ……」
鳥海「に、入渠所が……」
入渠所「」バーン!
摩耶「あ、あぶねー!」サッ
ガシャーン!
高雄「皆、大丈夫!?」ズサ
鳥海「なんとか、大丈夫そうです。」
悪提督「あー、派手に燃えてるな」スタスタ
高雄「て、提督!? 入渠所が……」アセアセ
悪提督「そうだな」
愛宕「ちょっと! なに他人事みたいに!」
悪提督「だって、俺がやったもん。」
艦娘達「!?」
悪提督「だって、そうすれば皆意地でも無傷で帰ろうと
思うだろ、そうすれば、資源の節約にもなる
し無駄な時間(入渠時間)過ごさなくてもすむだ
ろ」ハハハッ
艦娘達「」ボウゼン
摩耶「ふ、ふざけんじゃねえ!!」ダッ
鳥海「ま、摩耶!」
悪提督「おいおい、そんな事していいとおもってる
の?」ガチャ
9mm拳銃「」バン!
摩耶「うわっ」ドサ←右肩に命中
艦娘達「摩耶!(さん!)」
悪提督「ダメだろー。上官に歯向かっちゃー。」ボウヨミ
摩耶「く、くっそ」ギリ←肩押さえ
悪提督「あ、それと」
9mm拳銃「」バン!
高雄「うっ」ドサ←腹部に命中
愛宕「た、高雄!?」サッ
悪提督「妹の不祥事は、旗艦であり、姉である高雄にも
責任をとってもらわないとな」ニヤ
悪提督「いやー、さすが対艦娘弾。威力が違うね♪」フフン
鳥海「司令官さん! もうやめてください!」
悪提督「ああ、鳥海も俺に逆らうのか」ギロ
鳥海「いくらなんでもやりすぎです!」
悪提督「はぁー、仕方ないな」カチャ
鳥海「くっ」
悪提督「……」ニヤ
悪提督「」スッ
9mm拳銃「」バン!
睦月「きゃっ!」←左肩に命中
鳥海「!?」
朝潮「睦月さん!」タタタッ
9mm拳銃「」バン!
朝潮「ぐあ!」ズサー←右太ももに命中
鳥海「睦月ちゃん! 朝潮ちゃん!」タタタッ
鳥海「大丈夫!?」
睦月「痛い」ポロポロ
朝潮「ち、鳥海さん」ポロポロ
悪提督「はい、鳥海が俺に反抗的な態度をとったの
で、二人に代償を払ってもらいましたー。」パ
チパチ
鳥海「……」ギリッ
悪提督「ふぁ~あ」アクビ
悪提督「飽きたな。 まあ、片付けとか頑張れよー。
大本営には、襲撃にあったって報告しとくから
余計なこと言うなよー。」
悪提督「あと、他のやつら。」
悪提督「俺に歯向かったらどうなるか覚えとけよ」カチャ
艦娘達(潮、暁、皐月、文月)「……」ガタガタ コクッ
悪提督「返事はどうした!」
艦娘達「は、はい!」ガタガタ
悪提督「よし、それでいい
じゃあ、おやすみー。」テヲフリ テクテク
愛宕「高雄しっかりして!」
高雄「ううっ」ハラオサエ
摩耶「……くそが」フラフラ
鳥海「二人ともごめんなさい」ポロポロ
睦月、朝潮「ち、鳥海さん」キズグチオサエ ポロポロ
艦娘達「」ヘナヘナ
入渠所「」メラメラ ボン!
---現在---
摩耶「そのあと、姉貴と睦月と朝潮を医務室につれてい
って、入渠所の消火にあたったけどどうしようも
なかった。」
提督、隊員達「……」
摩耶「妖精さん達がなんとか修復してくれたけど、直っ
たのは、一基だけだった……」
提督「それを、みんなで回して使ったと」
摩耶「うん、だけどそんなんで傷が癒えるわけねぇか
ら、何人も沈んでった」ポロ
提督「摩耶、もういい。」
摩耶「ああ、わりい」ゴシゴシ
提督(そういえば、同じ時期に)
---回想---
大本営 元帥室
元帥「うーん。」
コンコン
元帥「入れ」
ガチャ
提督「失礼するぞ。」
元帥「なんだ獅子丸か。」
提督「そうだ。どうした?
眉間に皺寄せて。」
元帥「あー、それがな」ショルイミセ
提督「あー、黒鎮守府の被害の報告書か……」
元帥「そうなんだか、なんか引っ掛かるんだよな……」
提督「どこがだ?」
元帥「いや、近くの鎮守府の提督や近海を飛んでいた哨
戒機も"深海棲艦を確認していない”って言ってる
んだ。」
提督「そんなことあるのか」
元帥「もちろん、これについては言及したがそこの提督
が“自分達も確認できなかったが攻撃するのは、
深海棲艦しかいないだろ”と一蹴されたらしい」
提督「まあ、言い分は間違ってはいないな。
艦娘がわざわざ攻撃するはずないし、流れ弾って
訳でも無さそうだしな」
※報告書には、全員休んでいたため艦娘ではないと記述あり。
元帥「まあ、引っ掛かるが夜間の警備を強化する事と海
軍からいくらか支援(資材と資金)すると言うこと
で同意した」
提督「そうだな、不安を広げるわけにもいかんしな」
---現在---
提督(あのあと調査はされず解決したことになっていた
迂闊だった…… 吉良(元帥)よお前の予感は正しか
った)
有本副隊長「ここの提督は何がしたいんですか?」
提督「わからん……
これだけは断言できる。ワシらの想像を越え
る”人面獣心のイカれ人間“だということだ。」
有本副隊長「そうですね……
彼女達の話を聞くとここの提督の罪状は
“横領罪”“艦娘暴行”“虚偽記載””不当な取
引““労働基準法違反”“建造物損壊罪““対艦
娘弾の不当使用並びに虚偽の報告”
ですかね……」
提督「盛りだくさんだな……
あと、ここの提督の上司である地方支部も怪しい
な」
有本副隊長「これくらいの罪状を大本営に報告してませ
んから、”虚偽報告“になりますね」
提督「地方支部もグルか……
とりあえず、この入渠所を写真に納めてくれ。
大本営に送る。」
有本副隊長「了解しました!」
タタタッ
提督「摩耶、落ち着いたか?」
摩耶「ああ、わりいな」
提督「それは良かった。そして」アタマポン
摩耶「!?」
提督「よく耐えたな、そして、よく生き抜いた。
お陰で一つ事実が知れた」ナデナデ
摩耶「……//」
有本副隊長「提督! 撮影終了しました。」
提督「終わったか」スッ
摩耶「あっ……」
有本副隊長「次は、どちらにいきますか?」
提督「そうだな……
工廠に行ってみるか。資材とか見たいな。」
有本副隊長「わかりました。」
提督「摩耶、工廠に案内してくれないか」
摩耶「お、おう。」
---工廠前---
提督「工廠は、見たところ大丈夫そうだな」
摩耶「まあ、なんかあったら開発とかできないしな」
有本副隊長「鍵は付いてなさそうですね」
提督「扉を開ける
各自罠に警戒しろ」
隊員達「了解しました!」
---工廠内部---
提督「中は、散らかってるな……」
摩耶「わ、悪かったな……」
提督「別に攻めてないぞ」ニガワライ
提督「有本中尉、向こうの方を確認してきてくれ。」
有本副隊長「了解しました。」
有本副隊長「行くぞ。」
隊員達「はい!」
タタタッ
提督「さて、ワシr」
ガタン!
提督「?」チラ
摩耶「ん?」チラ
ヒトツノドア←ここから音が聞こえた
提督「」カチャ←拳銃を取り出す
摩耶「!?」ガシ
提督「?」
摩耶「」フルフル
提督「あ、すまん」スッ
提督「まだ、怖いのか?」
摩耶「ちょっとな……」
提督「車の中じゃ平気だっただろう」
摩耶「あの時は、よく見えなかったんだよ」
提督「あー、なるほどな。」
提督「ワシが見に行く
なんかあったら頼むぞ。」
摩耶「わかった。」
提督(仕方ない、ナイフを使うか)シャキ
ドアノマエ
提督 チラ
摩耶 コクッ ミガマエ
提督(せーの)
ドア バーン!
提督 スッ
?「」モグモグ←食パン食べてます
提督「?」ライトテラシ
摩耶「なんかいたk」
?「ん?」フリムキ
提督「」
摩耶「」
?「」モグモグモグモグ←ハムスター状態
提督「」
摩耶「」
?「」モグモグゴクッ
?「ふっ」
提督「」
摩耶「」
?「古鷹と言います!
重巡洋艦のいいところ、たくs」
バン!←ドアシメマシタ
提督「……」
摩耶「……」
提督「……なにもいなかったってことでよいな」
摩耶「あ、ああ。いいんじゃないか」
提督「よし。 皆と合r」ガシ
古鷹「どこ行くんですか!」エーン
提督「なんだ? ワシは、口のまわりに食べかすつけて
る古鷹なんか見たことないぞ」
古鷹「しょうがないじゃないですかー!
お腹空いたんですもん」ゴシゴシ エーン
提督「……」ガサゴソ
提督「これあげる」サッ←カロリーメイト(チョコ味)
古鷹「やったね♪」ルンルン
提督「摩耶、話が違うぞ。
鎮守府にいるのは、四人だけだったんじゃないの
か?」
摩耶「アタシだって、知らねぇよ!」
提督「じゃあ、どこから」チラ
古鷹「♪」パクパク
小川兵長「提督!」タタタッ
提督「どうした?」
小川兵長「建造ドックに誰かいます!」
提督「誰かいる?」
提督(まさかな……)
摩耶「とにかく、行ってみようぜ!」
タタタッ
古鷹「あ、待ってください!」
タタタッ
---建造ドック前---
有本副隊長「提督!」
提督「どうなってるだ?」
有本副隊長「わかりません。来たときからです。」
提督「建造は終わってるな……」
小川兵長「どうしますか?」
提督「摩耶どうする?
摩耶達からしたら、新しい仲間だが…」
摩耶「開けてもいいんじゃないか
このままって言うのもなんか嫌だしな」
提督「……わかった。 開けるぞ。」
プシュー ガラガラ
有本副隊長「構え」
隊員達「」ガシャ
?「……」
?「古鷹型重巡の二番艦 加古ってんだ よっろしくぅ
ー!」
提督「」
摩耶「」
隊員達「」
古鷹「あ、加古ー!」ダッ
加古「おー! 古鷹!」ダキッ
古鷹「よかった! 加古と会えた!」ギュッ
加古「あー、アタシも嬉しいぜ」ニカッ
有本副隊長「提督どうします?」コソコソ
提督「想定外だ」コソコソ
加古「ん?」チラ
隊員達「」ガチャ
加古「あれ? アタシって歓迎されてない感じ?」
提督「下げろ」スッ
隊員達「」スッ←武器下げ
提督「いやー、二人ともすまない。
驚かせてしまったようじゃな」
加古「いや、大丈夫。
あんたがここの提督か?」
提督「あー、提督であるのは間違いないが……
この鎮守府の提督ではない。」
古鷹「じゃあ、なんでここに?」
提督「ちょっと調べことじゃよ。
ちなみに、この鎮守府の同僚は、ここにいる摩耶
だ。」
摩耶「よ、摩耶だ。
よろしくな!」
提督「それにしても、誰が建造したんだ?
やっぱり、ここの提督かな?」
?「アノー」
提督「ん?」チラ
妖精達「モシカシテ、アタラシイテイトクサンデスカ!?」
提督「いや、すまないな。
ワシは、他所の鎮守府の提督じゃ。」シャガミ
妖精達「ソウデスカ……」シュン
提督「彼女二人を建造したのは、君たちかな?」
妖精「ソウデス!」
妖精「コノチンジュフヲナントカシタクテサイゴノキボウヲカケテ」
妖精「シザイヲチョットズツトッテイッテケンゾウシマシタ!」
提督「そうか。
よく頑張ったな。おいで。」スッ
妖精「」コクッ
妖精達×十数人 トテトテ
妖精達「」ピョン←手に乗り
提督「よし、いい子だ」ニコッ
妖精達「」パァー。
提督「ここの提督について教えてくれるか?」
妖精「」ゴニョゴニョ ウンウン
有本副隊長「なんか言っていますか?」
提督「どうやら、ここの提督は妖精さん達も酷使してい
たらしい。」
提督「開発とか失敗したら、叩かれたり、罵声を浴びせ
られたらしい。」
小川兵長「妖精さんにそんなことしたら、罰当たります
よ」
提督「そうだな……」
古鷹「そんなことするなんて……」
加古「あんまりいいところ所無さそうだな」
摩耶「ここの提督は聞いての通りクソ提督だ。
アタシら全員嫌ってるぜ」
提督「工廠はこんなもんでよいかな。」
摩耶「なぁ、執務室は行かないのか?」
提督「執務室か…… 行けるのか?」
摩耶「あいつ無用心だから鍵とかつけてないと思う
ぜ。」
提督「うーん。
行くだけいってみるか……」
提督「二人はどうする?」
古鷹「一緒に付いていっていいですか?」
加古「アタシもいこうかな?
ここにいてもやること無さそうだし」
提督「わかった。じゃあ、一緒に来い。」
提督「お前達はどうする?」ヒョイ
妖精達「イキタイ! ツレテッテ!」ワイワイ
提督「わかった。じゃあ、掴まってなさい。」カタノセ
妖精達「ハーイ!」ヒョイ
摩耶「いいか? こっちだ。」タタタッ
提督「行こうか。」
隊員達「はい!」タタタッ
---執務室前---
摩耶「ここだ」
提督「本当に開いてるのか?」
摩耶「開いてるぞ ほら」ガチャ
提督(無用心だな)
摩耶「じゃあ、入るぜ」スッ
キラン
提督「!? 摩耶待て!」ガシ
摩耶「えっ」バタン←提督と共に横に倒れる
有本副隊長「!? 伏せろ!」スッ
トラップ「」バーン!
古鷹「きゃっ!」
加古「あぶね!」
壁「」バキッ!
有本副隊長「大丈夫か!?」
元木軍曹「全員大丈夫です。」
(↑※新しく出しました)
有本副隊長「目標正面撃て!」
バン!バン!バン!バン!バン!バン!
バシュバシュバシュバシュバシュバシュ←サプレッサー付きの銃声
有本副隊長「撃ち方やめ!」
シーン
提督「摩耶大丈夫か!?」
摩耶「あ、ああ//」
摩耶(近い近い//)
有本副隊長「提督お怪我は!?」
提督「ワシは、大丈夫だ。」
提督「油断したな……」
有本副隊長「申し訳ありません!
我々が最初に行けばよかったんです
が……」
提督「気にするな。
あれは、気ずきにくい。」タチアガリ
提督「摩耶達は、ここで待ってろ
妖精さん達は、壊れた箇所を直してくれ」
妖精達「ワカリマシタ」トテトテ
---執務室---
提督「こいつは驚いた」
有本副隊長「m870をソードオフに改造してありますね」
元木軍曹「弾薬はスラッグ弾(スラグ弾)ですね
こんな距離(約10M)じゃ艦娘でも無事じゃ
ないですよ」
(※スラッグ弾の有効射程は弾丸にもよりますが短いやつで30m長いやつで200mだそうです。)
小川兵長「全てのトラップ解除しました」
有本副隊長「まだあったのか!?」
小川兵長「はい
クレイモア地雷にフレシェット弾装填したシ
ョットガンに警報装置等がありました」
提督「えらい厳重だな まあ、当然か」
村井上等兵「提督、こんなものが」テワタシ
提督「これは……」
村井上等兵「戦果報告書と大本営からの資金(給与等)の
書類ですね」
提督「どれどれ」ショルイトリ
提督「う~ん」ガンミ
トテトテ
提督「摩耶ちょっといいか?」
摩耶「なんだよ」
提督「この戦果報告書本当か?」ミセ
摩耶「ああん?」チラ
摩耶「……なんだこれ
デタラメじゃねぇか!」
提督「それは、本当か?」
摩耶「ああ!
この日なんて中破状態で進軍してル級flagshipに
殺されかけたんだ!」
有本副隊長(よく生き残ったな……)
提督「あとこれは……」
有本副隊長「高速修復材を売買してますね……
その取引の資料ですね」
摩耶「な! アタシらの言った通りだろ」
提督「そうだな 普通は禁止だからな」
提督「あとは、この鎮守府にいる艦娘達の給与明細か」
提督「支給はされてるな」
提督(不正の資料のお陰かいくらか高い気がするが)
村井上等兵「提督! こんなものが」スッ
有本副隊長「通帳ですね まさか……」
提督「そのまさかじゃよ」ピラ
通帳「」カラデス
有本副隊長「引き出されてますね……」
提督「そりゃ、もらってないと言うのもわかる」
元木軍曹「でも、高雄と愛宕はちょくちょく引き出して
ますね」
有本副隊長「本当だ 少額引き出してますね」
提督「まあ、不正の証拠はとれた
撮影して送っておいてくれ」
有本副隊長「了解しました!」
提督「撤収するぞ
そろそろ時間だ」
隊員達「了解しました!」
有本副隊長「小川!、村井と共にトラップ元通りにし
ろ。侵入の痕跡を失くせ」
小川兵長「了解しました! では、先に出てて下さい」
小川兵長「村井!やるぞ」
村井上等兵「はい!」
提督(ここまで来ると他にも余罪ありそうだな……)
提督「」カチ
提督『こちら提督 湯原鎮守府応答せよ』
大淀『はい、大淀です』
提督『大淀 そっちは大丈夫か?』
大淀『問題ありません 先ほど吹雪さんが帰ってきて入
渠と補給を終わらせるように指示を出しました』
提督『ありがとう
ところで頼みがあるんだがいいか?』
大淀『なんですか?』
提督『ここの提督の位置って特定できるか?』
大淀『出来なくはないですけど、お時間いただきます
よ』
提督『構わん やってくれ』
大淀『……わかりました』ブチ
妖精達「テイトクサンオワッタヨー」
提督「ありがとう 助かったよ」ニコッ
妖精達「ハイ!//」
有本副隊長「提督、撤収準備完了しました」
提督「わかった。
あと、二人に聞くがワシらに付いてくるって事で
いいんだな?」
古鷹「はい、お願いします。」
加古「ああ、頼むぜ」
提督「わかった。
あと二人に聞きたいんだが」
古鷹、加古「「?」」
提督「“車”って知ってるか?」
古鷹、加古 ミアッテ
古鷹、加古「知ら(ないです、ね)」
提督「」
隊員達「」
提督(まあ、そりゃそうか。)
摩耶「行くなら行こうぜ」
---正門---
大城大尉「提督! ご無事で」タタタッ
提督「ああ、色々あったがな」
河本曹長「出発準備間もなく整いm」
河本曹長「ん?」チラ
古鷹「はー、これが……」ジー
加古「なんかスゲーぞ」トントン
大城大尉「なんか増えてません?」
提督「工廠で建造されて放置されてた」
河本曹長「彼女達も?」
提督「そうだな
放っておく訳にもいかんからな」
河本曹長「了解しました」
桃井准尉「準備完了です!」
提督「大尉、痕跡とかは大丈夫か?」
大城大尉「おそらく、大丈夫だと思います。」
提督「そうか。
よし、撤収するぞ。 各員乗車」
隊員達「はい!」
提督「桃井准尉、彼女達をトラックに案内してくれ」
桃井准尉「わかりました。」
提督「摩耶達は、この人に付いていけ
多分、高雄達もそこにいるだろう」
摩耶「姉貴達が!?」
桃井准尉「ええ、怪我はしてるけど無事よ」
提督「よし、じゃあ行ってくれ。」
桃井准尉「わかりました。こっちに」タタタッ
摩耶「おう!」タタタッ
古鷹「あ、待って下さい」タタタッ
加古「おい、古鷹待ってくれ」タタタッ
提督「……」ピッ
提督『ワシだ』
大淀『提督、お待たせしました
位置特定できました』
提督『わかった。 諜報班二名を現地に向かわせろ』
大淀『了解しました』
提督『それと、第4小隊をこの鎮守府に回してくれ、警
戒に当たらせる』
大淀『了解しました。』ピッ
提督『ホークアイ聞こえるか?』
黒田曹長『こちらホークアイ、どうぞ』
提督『ワシらはこれで撤収する
引き続き警戒を頼む』
黒田曹長『了解しました。』
提督『増援として、第4小隊を向かわせる』
黒田曹長『了解しました。 ありがとうございます』
提督『頼むぞ。』
黒田曹長『了解しました。』ピッ
(※ホークアイ=無線コード 決してあっちのホークアイではありません)
提督「河本曹長頼む」バタン
河本曹長「了解しました」バタン
提督『各車両出発する。 あとに続け』ガチャ
各車両「「了解」」
---湯原鎮守府---
門兵「お疲れ様です、提督!」ビシ
提督「ご苦労、門を開けてくれ」
門兵「了解しました!」
門兵『提督達が戻られた、門を開けてくれ』ピッ
門兵2『了解』ピッ
門 ガガガ
門兵「お通りください!」ビシ
各車両 ブーン
加古「着いたのか?」
摩耶「らしいな」
睦月、朝潮「zzZ……zzZ」
桃井准尉「高雄さん、具合はどうですか?」
高雄「はい、お陰様でだいぶ楽になりました」←点滴射ってます
(※修復材を薄めた点滴です。応急手当用です)
桃井准尉「それは、よかった。
多分、この後入渠すると思うのでそれで治る
と思います」
高雄「はい、ありがとうございます。」
摩耶「おーい、二人とも起きろ」ユサユサ
睦月「う~ん にゃ? 」
朝潮「う~ん」ゴシゴシ
鳥海「二人とも大丈夫?」
睦月「大丈夫です これすごい」←傷薬
朝潮「こんなものがあるんですね……」←点滴
伊藤曹長「桃井准尉、到着しました
下車の用意を」パサ
桃井准尉「わかった すぐに行く」
桃井准尉「高雄さん降ろしますよ」
高雄「大丈夫です 歩けます」ヨロヨロ
桃井准尉「ダメです! ふらふらじゃないですか!?」
高雄「でも、これ以上ご迷惑かけられません」ヨロヨロ
桃井准尉「ちょっとそこ危n」
囲い「」ガタッ
高雄「え」アシツマヅキ
フワ
摩耶「姉貴!」テヲノバシ
ダキ
高雄「!?」
提督「おっと、大丈夫かな?」
高雄「えっ、えっ」←お姫様抱っこされてる
高雄「~~//」カオマッカ
摩耶(え、いつ現れた?)
桃井准尉「申し訳ありません!
私が近くに居ながら……」ガタン
提督「構わん
あらかた、高雄が無理をしたんだろ」
提督「高雄は誇り高き重巡艦娘だ
これ以上迷惑をかけたくなかったんだろう」
高雄「あ、あのそろそろ……」
提督「あ、すまんすまん」スタ
高雄「~~//」カオマッカ
愛宕「高雄大丈夫!?」ダキッ
高雄「ええ、ごめんなさい」
愛宕「あなたが」
提督「ああ、ワシがこの鎮守府の提督の獅子丸だ」
睦月「提督?」
朝潮「司令官?」
提督「君達の提督のように若くないがな」
ダダダダダ
提督「それより、君達は入渠しなさい」
ダダダダダ
高雄「よろしいんですか?」
提督「もちろん
そのためにつれてきたんじゃ」
ダダダダダ
提督「君達の艤装については……」
ドシーン
提督「あいた」ゴテ
明石「艤装についてはこの明石にお任せくださーい!」
摩耶、鳥海(出た)
高雄、愛宕、古鷹、加古、睦月、朝潮(??)
明石「いやー、皆さん酷くやられてますねー。
あれでも、古鷹さんと加古さんは無傷ですね、も
しかして、建造されたんですか?それともドロッ
プですか?でも、どっちでもいいです!
この明石が皆さんの艤装をs」
明石「痛い痛い痛い」ガシ
提督「あーかーしー」
提督「ワシを突き飛ばすなんていい度胸してるなー」ゴ
リゴリ←こめかみを拳で押してます
明石「痛い痛いごめんなさいごめんなさい本当に痛いで
す!」
隊員達 ハハハ ジゴウジトクダゾ ヤレヤレ
古鷹「ちょっと止めなくていいんですか!?」
加古「なんかめっちゃ痛そうなんだけど」
桃井准尉「大丈夫よ
提督はああやって艦娘達を可愛がってるの
よ」フフ
桃井准尉「それに提督はあんなことで怒ったりしない
わ」
愛宕「優しいんだか、怖いんだかわからない人ね」ヤレヤレ
桃井准尉「そうね。
でも、提督は言ってたわ〈ここにいる艦娘は
ワシの娘だ ちゃんと育てなければ〉てね」
艦娘達「……」
桃井准尉「あ、終わったようね」
明石「きゅー……」ピヨピヨ←のびてる
提督「えーと、なんだっけ?
何の話してたかの?」
古鷹「艤装についてです」
提督「そうだったそうだった!
いやー、すまんすまん 歳をとるとすぐに忘れて
しまって困るな」ニコッ
古鷹「//」(笑顔が素敵)
提督「艤装についてだがここにのびてる明石を始めとし
て夕張や艤装整備の資格を持った整備員達が君達
の艤装を整備する」
愛宕「信用してもいいの?」
摩耶「姉貴大丈夫だよ
実際、あたしと鳥海の艤装も直してもらった」
高雄「愛宕この人達を信じてみましょう
実際、あの鎮守府から連れ出してくれたし」
愛宕「……わかりました
あなたの言葉信じてみましょう」
提督「ありがとう 感謝する」
提督「お、噂をすれば」
ブーン
オーライオーライオーライ 2メーター 1メーター ストープ!
ガチャ
夕張「お待たせしました提督」バタン
提督「おお、来たか。」
明石「きゅー……」
夕張「……あのー、なんで明石さんのびてるんです
か?」
提督「ワシを突き飛ばしたから、鉄槌を下した」
夕張「ええ……」
提督「まあ、とにかく皆の艤装の整備よろしく頼むぞ」
夕張「ええ、お任せ下さい!」グッ
提督「頼んだぞ」
提督「桃井准尉、皆を入渠所に連れていってくれ」
桃井准尉「了解しました!」
提督「大城大尉、各員解散し装備の点検に行け」
大城大尉「了解しました!」
提督「あとは頼むぞ ワシは、執務室におる
別れ!」
隊員達「別れます!」ビシ
夕張「じゃあ、艤装預かりますね」
愛宕「お願いするわ」ガシャン
夕張「はい!
じゃあ、みんな行くよー!」
整備隊員達「はい!」
夕張「ほら、明石さん 仕事ですよ」ズリズリ
明石「う~ん」メヲコスリ
夕張「明石さーん、艤装が盛りだくさんですよー」
明石「なに!? 仕事!? やるやる!!」←記憶飛んで
ます(一時的に)
ガチャ ブーン
桃井准尉「それじゃあ、伊藤曹長、皆をお願いね」
伊藤曹長「了解しました」
桃井准尉「じゃあ、入渠所に案内するわ」
高雄「はい、お願いします……」
---移動中---
朝潮「准尉さん、ひとつ聞いてもよろしいですか?」
桃井准尉「ん? どうしたの?」
朝潮「准尉さんって、軍人なんですか?
なんか、そう見えなくて……」
朝潮「あ、失礼でしたら、申し訳ありません!」
桃井准尉「いえ、大丈夫よ」ハハッ
愛宕「どこに居たんですか?」
桃井准尉「私はね、元は民間の病院の看護師だったの」
摩耶「じゃあ、元々軍に居なかったってことか」
桃井准尉「そうよ
それと、私はDMATの一員だったの」
古鷹「ディーマット?」
加古「なんだそりゃ?」
桃井准尉「DMATっていうのは〈災害派遣医療チーム〉の
略よ
専門的な訓練を受けた医師や看護師で編成さ
れてて自然災害とかの時に活躍したの
まあ、最近は深海棲艦に、関係する派遣ばか
りだったけどね」
(※DMATについては、コメント欄で解説してくれた方がいるので確認してみてください)
鳥海「でも、なんで今ここに?」
桃井准尉「うーん?
なんでだろうね……」
桃井准尉「いつの間にか軍の試験受けててここに居たっ
て感じかな」
高雄「だけど、あなたのお陰で私達は助かりました
本当にありがとうございます」
桃井准尉「その言葉だけでも十分よ
それにその言葉提督にも言ってあげて、あの
人が判断しなきゃ私達も知らなかったんだか
ら」
桃井准尉「あ、着いたわ」タチドマリ
---入渠所前---
摩耶「しっかし、また来るとはな
なぁー鳥海」
鳥海「そうね また来るなんて」
桃井准尉「じゃあ、私はこれで失礼するわ」
高雄「何から何まで申し訳ありません」アタマサゲ
桃井准尉「大丈夫よ
それじゃあ、ゆっくり休んでね」ニコッ
タタタッ
高雄「いい人達ね」
摩耶「だな まあ、行こうぜ」
愛宕「もっと早く会いたかったわ」ボソ
---入渠所内---
朝潮「うわぁー」ミワタシ
睦月「きれいにゃ」
摩耶(あたしらの入渠所見てたからなぁ)
高雄「本当に使っていいのかしら?」
?「大丈夫ですよ!」
艦娘達「?」フリカエリ
妖精達「フタリトモサッキブリ」ヨッ!
摩耶「よ! 妖精さん」
鳥海「こんばんわ、妖精さん」
妖精達「ミンナノタメニヨウイシタヨー ハヤクヨクナッテ」
愛宕「でも、私達違う鎮守府所属なのよ」
妖精達「キニシナイデクダサイ! コレモヒトダスケ」
高雄「……じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます」
愛宕「高雄いいの?」
高雄「駆逐艦の娘達の傷を治してあげたいの」
愛宕「……」
高雄「妖精さんお借りしますね」
妖精「ワカリマシタ! ゴユックリ」フリフリ
---艦娘達入渠中---
---執務室---
提督「もしもし、わしだ」
元帥「おお、獅子丸ご苦労だったな」
提督「ああ、送られた資料見たか?」
元帥「ああ、見させてもらったよ
こりゃ酷いことになっとるな」
提督「わしらが前線離れている間にこんなに廃れてると
はな」
元帥「噂は、聞いていたがな……
ここの艦娘達はどうしてる?」
提督「入渠所に入れて治療してもらっている
流石にあのままでは、話しは聞けん」
元帥「艦娘達はどんな感じだ?」
提督「愛宕には警戒されてるな
あと駆逐艦睦月と朝潮は男性恐怖症になりかけて
る 近づいていった男性隊員に怯えてたらしい」
元帥「メンタルケアが必要ってことか……
向こうの鎮守府は?」
提督「わしのところの狙撃分隊と第4小隊とUAV2機が警
備している」
提督「というより、なんであそこに憲兵が居ないん
だ?」
元帥「……え?」
提督「なんで驚いてるんだ?」
元帥「そんなはずないだろ
鎮守府には、必ずいるはずだ 実際そこの鎮守府
にも憲兵の資金を送ってるらしいぞ」
提督「だが、憲兵が居たらわしらは鎮守府に入ることも
できなかったんだぞ」
元帥「まあ、言われてみればそうか」
提督「それにわしらが捜索にいったあと周囲を警戒して
いた隊員達が憲兵の詰所を見つけたらしいが数ヶ
月放置されてる状態だったらしい」
元帥「じゃあ、憲兵の資金とかは……」
提督「横領していたのと資料に書いてあるイカれたトラ
ップの資金にされていたな」
元帥「……やられたな」
提督「安心しろ、わしが倍にしてお見舞いする予定だ」
元帥「頼んだぞ 出動許可は下ろしとく」
提督「そうしてもらうと助かる
それじゃまたな」
ガチャ
提督「ふー
さて、話し合いの用意だ」テキパキ
---入渠所---
摩耶「あー、スッキリした!」カミノケフキ
高雄「ええ、久しぶりにゆっくりできたわ」
古鷹「あーもう、加古寝ないの」ユサユサ
加古「大丈夫大丈夫起きてるから」ユラユラ
妖精達「ミナサーン、フクモッテキマシタヨー」ゾロゾロ
---着替え中---
高雄「すごい、直ってます」
妖精達「ドンナモンデス」エッヘン
愛宕「二人ともおいでー ドライヤーしてあげるー」
睦月「お願いします♪」
朝潮「よろしくお願いします」
愛宕「鳥海ちゃん、ちょっと手伝ってー」テマネキ
鳥海「わかりました」ニコッ
摩耶「それにしても、ひっさしぶりだな」
高雄「あら、なにが?」
摩耶「こんな賑やかな入渠がさ」
高雄「ふふ、そうね 皆笑ってるわ」ニコッ
妖精「ミナサーン、シツムシツニオネガイシマス!」
愛宕「執務室?」
高雄「あのー、どこにありますか?」
妖精「アンナイノヒトガイルカラツイテイッテクダサイ!」
古鷹「ありがとうね妖精さん」ニコッ
---入渠所前---
ガラーン
摩耶「誰もいないぞ」キョロキョロ
高雄「ここにいるはずなんですけど」
天井「」ソロリソロリ
愛宕「妖精さん達はここに居てって言ってたけど」
天井「」ソロリソロリ
鳥海「どこなんでしょう?」
天井「」シュッ←降りました
?「動くな」摩耶の後ろから
艦娘達「!?」バッ
?「Добрый вечер всем(こんばんわ皆
さん)」
摩耶「この声 中尉か!?」
大村中尉「正解です また会いましたね」スッ
摩耶「全く気づかなかったぜ」フリムキ
艦娘「」ウンウン
大村中尉「お褒めの言葉と受け取っときます」
大村中尉「そして、改めまして」
大村中尉「湯原鎮守府所属、第5特務小隊隊長大村で
す」ビシ
高雄「摩耶と仲が良さそうですけどなんでですか?」
大村中尉「あー、それは……」
摩耶「アタシが艦だった時にこいつの爺さんが乗ってた
んだ」
愛宕「あら~、意外な縁ね」
大村中尉「はい、高雄型の4隻にお会いできて光栄で
す
それでは、執務室にご案内いたします」
摩耶「そういえば、会ったときと服装違うな」
大村中尉「そうですね、野外戦闘訓練してたんで」
鳥海「それが、中尉さんの武器ですか?」
大村中尉「そうですね、皆さんには負けますけど」武器
持ち
大村中尉→AK-12(カスタム ホロサイト、フォアグリッ
プライト、サプレッサー、PEQ-15)
加古「かっけぇー」
大村中尉「ハハ、ありがとうございます」
スタスタ
?「あら、大村中尉」
大村中尉「橘中佐! お疲れ様です!」ビシ
橘中佐「お疲れ、案内中?」←戦闘服着てます
大村中尉「はい、執務室に行くところであります」
橘中佐「はじめまして
私は、この鎮守府の提督代理兼護衛官の副司令
の橘よ よろしくね」
高雄「はじめまして」ペコ
睦月(綺麗な人)
橘中佐「あ、ここにいる間男性に変なことされたらすぐ
に私に言って、その隊員シバいてあげるから」
ニコッ
艦娘達「」ゾクッ
古鷹(サクッと怖いこといった)
橘中佐「さて、大村中尉」
大村中尉「はい」
橘中佐「私にあったら、わかってるわよ、ね」マワシゲリ
大村中尉「あぶね」スッ
艦娘達「!?」
橘中佐「よく避けたわね」カマエ
大村中尉「警戒してましたよ」カマエ
加古(目覚めちまった)
朝潮(何が起こってるんですか)
ジリッジリッ
橘中佐 大村中尉「」カマエ
大村中尉「ふっ」右足キック
橘中佐「ふっ」受け流しながら裏拳
大村中尉「はいっ」避けて右手掴み
橘中佐「ぐっ」倒され
大村中尉「せい」拳下ろす
橘中佐「なんてね」足を顔面に
大村中尉「うお」避ける
橘中佐「よっと」立ち上がり
橘中佐 大村中尉「」カマエ
橘中佐 大村中尉「」スッ
(※もうちょっと書きたかったんですけど、表現方法がわからないので打ち切ります あってるかどうかも不明)
橘中佐「見事ね大村中尉」
大村中尉「ありがとうございます橘中佐」
橘中佐「もうちょっとやりたいけど案内が優先ね」
橘中佐「引き留めて悪かったわね」
大村中尉「大丈夫です またお手合わせお願いします」
橘中佐「いいわよ
じゃあ、みんなまたね」フリフリ
艦娘達「は、はい」ペコ
スタスタ
大村中尉「ふー」ヒトイキ
摩耶「中尉大丈夫か?」
大村中尉「ええ、ご心配なく」
愛宕「あの人強いわね」
大村中尉「そりゃ、そうですよ
提督直伝の近接戦闘術(CQC)教わった人の一
人ですから」
鳥海「そうなんですか?」
大村中尉「はい
それにあの人元提督ですよ」
朝潮「元司令官なんですか!?」
大村中尉「まあ、諸事情で退役しましたけどね
提督時代は、けっこう有名だったらしいです
よ」
古鷹「だから、提督代理なんですね」
大村中尉「そんなところですね」
大村中尉「あ、着きましたよ」
---執務室前---
大村中尉「こちらになります」
コンコン
提督「入れ」
大村中尉「失礼いたします」ガチャ ビシ
水本(みずもと)大佐「」ビシ
大城大尉「」ビシ
有本中尉「」ビシ
提督「大村中尉、すまないな
訓練後疲れているところ」
大村中尉「いいえ、問題ありません」ビシ
提督「それも聞いて安心だ」ハハッ
大村中尉「それでは、小隊の集まりがありますのでこれ
で失礼します」ビシ
提督「うん、わかった
Спасибо(ありがとう)」
大村中尉「」オジギ
スタスタ ガチャ バタン
提督「さて、みんな具合はどうかな?」
高雄「はい、お陰さまでよくなりました
本当にありがとうございます」
提督「まあ、たって話すのもなんだ、座りなさい」
高雄「あ、失礼します」スタ
艦娘達「」スタ
提督「まずは、話をする前に一つ謝罪をしたい」
艦娘達「?」
提督「君達の同意なくこの鎮守府に連れてきてしまって
申し訳なかった」アタマサゲ
愛宕「何をいってるんですか~
これでも感謝してるんですよ」
提督「意外だな、恨まれてると思ったんだが」
高雄「ここまでしてもらったて、恨むわけ無いじゃない
ですか」
提督「それを聞いて安心した」
提督「現在皆の艤装は、明石達が急ピッチで修理をして
いるおそらく、朝までには終了する予定だ」
高雄「本当にありがとうございます」アタマサゲ
提督「礼なら、妹二人に言ってあげてくれ
道もわからないのに、この鎮守府まで助けを呼ぶ
ためにやって来たんだ」
提督「小破した格好で」ハハ
摩耶、鳥海「~~//」カオマッカ
大淀「提督、お茶をお持ちしました」
提督「うん、ありがとう
配ってくれないか」
大淀「わかりました」ニコッ
提督「皆もいただいてくれ 大淀の淹れてくれたお茶は
美味しいぞ」
高雄「では、いただきます」カチャ
大淀「二人はこれでいいかしら」
朝潮「これは?」
大淀「“ココア"よ 美味しいですよ」
睦月「い、いただきます」
鳥海「これは、とても美味しいです」
ゴクゴク
睦月「甘くて美味しい!」
朝潮「もう一杯いいですか?」オソルオソル
大淀「ええ、もちろん」ニコッ
提督「さて、落ち着いたところすまないが、本題に入り
たいんだがよろしいかな?」
高雄「…はい」
提督「すまないな、辛いと思うが君達の証言で状況を変
えれるかもしれないんだ
協力してくれるか?」
高雄達「「わかりました」」
提督「ありがとう
では、水本大佐」
水本大佐「はい」スッ ガタ
提督「これからの会話は録音させてもらう
そして、この録音データは大本営に送らせてもら
う」
高雄「……わかりました」
提督「大淀すまないが、睦月と朝潮の傍に居てくれない
か?
その方が安心するだろう」
大淀「わかりました。」
提督「では、始めるか」カチャ
---聞き取り開始---
(※内容はありきたりですがそれでもよろしければご覧下さい)
提督「それでは、これから話す内容について嘘偽りなく
真実を語ると心に誓えるか?」
艦娘達「「はい」」
提督「わかった」
提督「まずは、自己紹介してくれないか?
それと、所属している鎮守府を含めてだ」
高雄「はい、黒鎮守府所属
高雄型重巡洋艦一番艦高雄です」
愛宕「同じく二番艦愛宕です」
摩耶「同じく三番艦摩耶だ」
鳥海「同じく四番艦鳥海です」
睦月「睦月型駆逐艦一番艦睦月です」
朝潮「朝潮型駆逐艦一番艦朝潮です」
提督「古鷹と加古は、建造されたばかりだから何も知ら
ないと判断していいな」
古鷹「はい」
加古「ああ」
提督「では、聞こう
提督(悪)には何をやられたんだ?」
高雄「暴力や暴言を受けました」
愛宕「遠征の失敗や作戦の失敗
それに、自分に都合の悪いことがあるときが多い
と余計に……」
水本大佐「都合の悪いこととは?」
摩耶「なんか、"賭け事“ってやつかな?
それで負けたりしたら殴ったりとかあった」
水本大佐(ギャンブル狂か)
提督「いつからやられていたんだ?」
高雄「着任してからです」
提督「あと、給料が払われなかったって聞いたがこれ
は本当か?」
高雄「はい、なので私と愛宕で貯金を切り崩してなんか
とやりくりしましたが、少し前に底をつきまし
た」
大城大尉「ということは、前までは払われていたの
か?」
愛宕「ええ、でも、前任の時だけどねー」
提督「前任の提督はどうしたんだ?」
高雄「ある日地方司令部の人達が来て前任の提督を連行
していきました」
提督「地方司令部?
なぜそいつらが出てくるんだ?」
愛宕「不正を行ったって事しか知らないわ」
提督「それを知っているのは?」
高雄「その頃は、私と愛宕位しかいなかったわ
今の提督が来てから摩耶と鳥海と睦月ちゃんと朝
潮ちゃんが来たの」
提督(不正なんか聞いたことないけどな)
水本大佐「だが見たところ駆逐艦の二人以外《改、改
二》だから、上々な戦果を挙げていたんじゃ
ないのか」
摩耶「確かに改二だがよ、休みなしで海域や演習ばっか
させられたんだぞ!」
鳥海「大破した状態で進軍したりしたのでいつ沈んでも
おかしくなかったです」
水本大佐「むちゃくちゃだな」
提督「あと気になったんだが、なぜ憲兵が居ないん
だ?」
高雄「あの提督が着任してから居なくなっていったんで
す」
提督「居なくなっていった?
そんなことあるか、普通いなきゃおかしいぞ」
高雄「はい、提督(悪)は、私達にセクハラ行為(ボディ
タッチ等)もしていたのでよく憲兵さんに相談し
ました」
睦月「とても優しい人達でしたよ」
愛宕「でも、注意した憲兵が数日中に居なくなったの」
鳥海「司令官さんは、自己都合で退職したっておっしゃ
ってましたけど」
大城大尉「だったら、補充の人員が来るはずだが」
朝潮「一切来ませんでした」
大城大尉「そんなこと聞いたこと無いが……」
提督「あと、高速修復材を売り飛ばしていると聞いたが
これについては?」
睦月「苦労して持ってきた修復材を提督に持ってかれ
て全然使わせてもらえませんでした」
提督「それを売り飛ばしていたのか」
大城大尉「修復材を売り飛ばすのは、ある意味違反です
からね」
提督「大城大尉、購入した鎮守府の提督は逮捕とかでき
るのか?」
大城大尉「その購入した修復材があればわからないです
が購入したのか採ってきたのかわかりません
し使われてしまえば証拠もないのでほぼ不可
能ですね」
提督「だよな……」
提督「あとは……」ガシャン
提督「ん?
あ、拳銃抜くの忘れてた」チャキ
古鷹達以外「!?」
睦月「嫌、嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌」ジタバタ
朝潮「撃たないで撃たないで撃たないで撃たないで撃た
ないで撃たないで撃たないで」ガクガク
大淀「ちょ、ちょっと二人とも大丈夫!?」オサエ
大城大尉「おい、どうした!」
高雄「はぁー、はぁー」カコキュウ ガクガクガクガク
愛宕「高雄! しっかりして!」
「提督、頼むから拳銃出さないでくれ」ガクガク
鳥海「お、お願いします」ナミダメ
古鷹「みんなどうしたの?」オドオド
大淀「古鷹さん達も手伝ってください」
加古「お、おう」オドオド
---十分後---
提督「落ち着いたか?」
高雄「はい、申し訳ありません」
提督「謝るのはわしの方だ
配慮が足りなかった」←外してます
水本大佐「異常な反応だったが頻繁に見せられたの
か?」
摩耶「ちらつかせたり、撃たれたりしたよ」
提督「武器をちらつかせるなんて危なっかしいな」
有本中尉「管理がなってません」イライラ
大城大尉(流石元陸軍イライラしてるな)
提督「いつくらいから始まったんだ?」
高雄「入渠所を壊された時からです」
提督(そんなに昔ではないな)
提督「うーん
大体話しは聞けたな」
(※聞いてないこと又はこれを聞いてほしいなどがあった場合コメント下さい!)
提督「これで話を終了させてもらう」カチャ
高雄「はい、ありがとうございました」ポロポロ
提督「お、おい大丈夫か?」
高雄「い、いえこんなに真剣に話を聞いてくださってく
れて嬉しくてつい」
提督「そうか、喜んでくれてわしらも感激だ」フフ
提督「そういえば、みんな食事をしてなかったな」
摩耶「ま、まあな」
古鷹「お腹空きました……」
提督「わかった」ジュワキトリ
カチャカチャカチャ
食堂員『はい! 食堂です』
提督『わしだ』
食堂員『提督 いかがなされました?』
提督『艦娘達に夕食を出してくれないか?』
食堂員『了解しました! 何人分ですか?』
提督『8人分だ 頼めるか?』
食堂員『了解しました! お待ちしてあります』
提督『頼むぞ』ガチャ
提督「大城大尉、有本中尉食堂に案内してあげてくれ」
大城大尉、有本中尉「「了解しました」」
提督「大淀は、もう休みなさい」
大淀「はい、お先におやすみさせてもらいます」
提督「では、二人とも頼むぞ」
大城大尉、有本中尉「「はい」」
大城大尉「ほら、行くぞ」
艦娘達「はい」
---廊下---
愛宕「あのー、大尉さん?」
大城大尉「ん? どうした?」
愛宕「鎮守府では、ごめんなさい
いきなり砲を向けたりして……」
大城大尉「そんなことか
気にしなくて大丈夫だ 誰だっていきなりこ
んな服装(黒迷彩)して、ショットガンとサブ
マシンガンで武装した人間がいたら誰だっ
て警戒する」
愛宕「なら、よかったわ~」
鳥海「それにしても大尉さんすごいですね
愛宕姉さんに砲を向けられても冷静でいられるな
んて」
大城大尉「……」
加古「どうかしたのか?」
大城大尉「話すかどうか迷ってるんだけどな……」
有本中尉「あの話ですか?」ニヤニヤ
古鷹「なんの話ですか? 気になります!」
大城大尉「俺は昔艦娘と一悶着あってな」
睦月「どうしたですか?」
大城大尉「激怒した戦艦艦娘達が艤装を展開してその前
で正座させられた」
摩耶「あんた何やらかしたんだよ!?」
大城大尉「俺が新兵だったときな」
---大尉の回想---
数十年前
大城(新兵)「配属されて一週間か……
見回り任されたがそんなに変化ない
な……」
大城「まあ、入渠所周辺見て戻るとするか」
-入渠所前-
大城「異常なしっと よし戻るか!」
タタタ
大城「ん? なんだあれ?」
提督「」←入渠所の屋根にいる
(※注 獅子丸ではありません)
大城「おい、なにやってるだあれ!?」タタタ
提督「ハァ、ハァ」←屋根登り
大城「なにやってるですか!?」
提督「おお!? ビックリした!」
大城「提督なにやってるですか!?」
提督「覗きだ」キラン
大城「堂々と言うのやめてください」
提督「まあまあ、新兵君
君もそういう年頃だろ ここは一つ一緒に見よう
ではないか」
大城「ダメです!!
さあ、降りてください!」グイグイ
提督「ちょ、ちょっとまて!
暴れるなって!」
ズポ
提督、大城「え「へ」」
提督、大城「「あ、ああああ」」←落下中
バシャン!
提督「いててて」バシャン
大城「死ぬかと思った」バシャン
艦娘達「「き」」
提督、大城「「あ」」
艦娘達「きゃああああ!」
(※誰がいたかは想像にお任せします)
-数分後-
長門「それで、なにか言うことは」←艤装展開
大城「自分は、巻き込まれただけであります」ボコボコ
提督「ロマンを追いかけてた」ボコボコ
(二人とも正座してます)
大和「でも、やっていいことと悪いことありますよね」←艤装展開
武蔵「大和の言うとおりだ」←艤装展開
陸奥「あらあら、それは言えてるわ」←艤装展開
扶桑「はぁ……空はあんなに青いのに」←艤装展開
山城「不幸だわ 扶桑姉様、撃ってもいいですよね?」
←艤装展開
伊勢「日向そんなに睨まないの」←艤装展開
日向「見損なっただけだ」←艤装展開
(※金剛型は留守でした)
大城(何でこんな目に)
---現在---
大城大尉「そのあと、証言が食い違ってばかりだから明
石が嘘発見器持ってきて俺は無実が証明され
て釈放された」
有本中尉「いつ聞いても笑えますね」ハハハ
大城「ばか野郎! あと一歩で殺されたんだぞ!」
摩耶「なんじゃそりゃ」ハハハ←大笑い
鳥海「申し訳ないんですけどこれは」ハハハ←大笑い
大城大尉「お陰で数ヵ月間艦娘恐怖症になってカウンセ
ラーにお世話になった」
高雄「大変でしたね」フフ←こらえてる
古鷹「フフ」←こらえてる
加古「ハハハ」←爆笑
愛宕「その提督はどうなったの?」←笑い疲れた
大城大尉「まあ、変人だったけど艦娘達からの信頼が厚
かったから反省会と言う名の飲み会の費用全
額負担で手をうってくれたらしいぞ」
朝潮「甘すぎる気が……」
大城大尉「そうか?
けっこう真っ白になってたぞ」ハハ
大城大尉「まあ、そんな体験したから今の俺がいる
だから、巡洋艦の砲くらいじゃビビらなくな
ったんだよ」
有本中尉「ある意味異常だ」ボソ
大城大尉「なんか言ったかー?」
有本中尉「なんでもありませーん」シレ
---食堂---
大城大尉「ここが食堂だ」
古鷹「ひ、広い」キョロキョロ
加古「す、すげぇー」
大城大尉「そりゃ、艦娘用の食堂だからな
今は、夜警の護衛官も使っているが、艦娘達
が集まってきたら引き渡す予定だ」
高雄「だからこんなに……」
有本中尉「座っててください、取ってきますから」
高雄「はい、ありがとうございます」
ガタッ スッ
オツカレサマデス コレクダサイ ハイドウゾー
愛宕「この時間でも人いるのねー」
睦月「夜でもけっこういるにゃ」
摩耶「なぁ、ちょっと気になったんだがよ」
鳥海「なに?」
摩耶「あの提督って何者だ?」
高雄「あ、確かに
でも、どうして?」
摩耶「だってよ、あたしら演習で色んな鎮守府行ったけ
どこんなに広い鎮守府あったか?」
愛宕「……見たことないわね」ウーン
古鷹「言われてみれば気になりますね」
大城大尉「お、お待たせ」ガチャン
カレー×8 ホックホック
有本中尉「お待たせしました」ガチャン
加古「うっわー、旨そう!」
鳥海「いただいてもいいんですか?」
大城大尉「当たり前だ!
そのために作ってくれたんだ」
高雄「それじゃあ、いただきます」
艦娘達「…いただきます」
摩耶「う、うまい!」パクパク
愛宕「これは、美味しいわ!」パクパク
食堂員「お水持ってきましたよ」コト
朝潮「あ、ありがとうございます」
食堂員「喜んでくれて光栄です」
摩耶「おかわり良いかな?」
食堂員「もちろん! たくさん頂いてください」
?「あら、皆さんお揃いで」
大城大尉「あ、間宮さんお疲れ様です」ビシ
有本中尉「お疲れ様です」ビシ
間宮「はい、皆さんもこんな時間までお疲れ様です」
大城大尉「その手に持ってるのは?」
間宮「はい、提督ののお夜食を作ったのでこれから持っ
ていこうかなと思っていたんです」
大城大尉「その役目自分達がやりますよ」
間宮「え? いいんですか?」
有本中尉「間宮さんは、彼女達を寝室に案内してくださ
い」
間宮「で、でも」
大城大尉「艦娘寮は、基本的に男性は立ち入り禁止で
す あなたしかできません」
間宮「そうですね
わかりました」
有本中尉「それでは届けに行ってきます」
大城大尉「みんなは、食べ終わったら休んでくれ」
高雄「わかりました
本当にありがとうございます」
大城大尉「きにすんな
有本持っていくぞ」
有本中尉「了解しました」ガタッ
スタスタ
間宮「ちょっと失礼して良い?」ガタッ
朝潮「あ、どうぞ」
間宮「話しは聞いたわ
みんな大変な思いしたのね……」
艦娘達「……」
間宮「なんて言葉かければ良いかわからないけど」
高雄「いえ、大丈夫です」
間宮「ごめんなさいね」
摩耶「なぁ、間宮さん聞きたいんだけど」
間宮「なに?」クル
摩耶「ここの提督って何者だ?」
間宮「私も詳しくは知らないけど、私達艦娘が生まれる
前から海軍に居たって言うのは聞いたわ」
愛宕「それじゃあ、古株ってことね」
間宮「あと、いくつもの鎮守府で提督を勤めてその後
は、海軍兵学校の教官も勤めたらしいわ」
鳥海「ここに来る前は?」
間宮「大本営にいたらしいわ」
摩耶「大本営に!? マジかよ」
古鷹「だから、元帥と関わりがあったんですね」
間宮「私が知ってるのはそれくらいかな」
間宮「あ、食べ終わったかしら」
高雄「はい、いただきました」
間宮「それじゃあ、寮に案内するわ」ガタッ
高雄「お願いします」ガタッ
---重巡寮---
間宮「ここが重巡寮よ」
摩耶「重巡いないのに建てたのかよ」
間宮「提督曰く、遅かれ早かれ来るだろうってことらし
いわ」
愛宕「間違ってはないわね」
間宮「部屋には名前が書いてあるからそこで休んでくだ
さい」
間宮「駆逐艦の寮はこっちよ」
睦月「あのー、すいません」
間宮「どうしたの?」
睦月「あ、あの高雄さん達と居たいです!」
間宮「え、でも……」
高雄「私は構いませんよ」ニコッ
愛宕「私も全然大丈夫よ」ニコッ
朝潮「あ、朝潮もよろしいですか?」
愛宕「もちろん、大丈夫よ」ニコッ
朝潮「ありがとうございます!」パァー
間宮「では、高雄さんお願いします」
間宮「私はこれで失礼させてもらいます」ニコッ
高雄「はい、ありがとうございます」アタマサゲ
タタタッ
高雄「さあ、入らせてもらいましょう」
摩耶「そうだな
あたしと鳥海は隣の部屋だな」
古鷹「私達は、ちょっと離れてますね」
高雄「じゃあ、みんなもう休みましょう」
鳥海「そうですね おやすみなさい」
ガチャ バタン
古鷹「じゃあ、私達も
高雄さん、おやすみなさい」ペコリ
高雄「ええ、おやすみなさい」
古鷹「ほら、加古行くよ」クイクイ
加古「ああ、わかっ……zzz」
古鷹「もう、加古ったら」セオイ
トコトコ
愛宕「私達も入りましょう」
高雄「そうね 入りましょうか」
ガチャ バタン
-部屋の中-
睦月「うわぁー」キラキラ
部屋「」キラキラ メッチャキレイ
(※高級ホテルの部屋をイメージしてもらえると嬉しいです)
高雄「これは、すごいわ」
愛宕「初めて見たわ」
朝潮「本当にここ艦娘寮なんですかね」
睦月「フカフカにゃ」ボフン
朝潮「睦月さん、そんなにはしゃいじゃ……」
睦月「Zzz……Zzz」
愛宕「あらあら、寝ちゃったわね」ナデナデ
高雄「今日は色々ありすぎたから疲れたんだわ」
愛宕「そうねー
朝潮ちゃんは、こっちで寝ましょう」
朝潮「はい、失礼します」ゴソ
愛宕「うふふ、おやすみなさい」ナデナデ
朝潮「は…い おやすみなさ……Zzz」
愛宕「寝ちゃったわね
じゃあ、高雄おやすみなさい」
高雄「ええ、おやすみなさい」
パチッ
-摩耶、鳥海の部屋-
摩耶「うわぁ、すげー」
鳥海「綺麗な部屋ね」
摩耶「あたしこっちのベッド使わせてもらうぜ」ボフン
鳥海「あ、ちょっと摩耶!」
摩耶「へへん~
ふわぁ~あ なんか…眠くなっ…て…き…Zzz」
鳥海「もう摩耶ったら
風邪引くわよ」フトンカケ
摩耶「Zzz……Zzz……」
鳥海「摩耶、本当にお疲れ様
摩耶のお陰でみんな助かったわ」ナデナデ
鳥海「おやすみなさい」フトンハイリ
-古鷹、加古の部屋-
古鷹「ほら、加古着いたよ」
加古「う~ん……Zzz」
古鷹「もうー!」ガチャ
古鷹「うわぁ、綺麗な部屋」
古鷹「ほら、加古寝るならここで寝て」ボフン
加古「えへへ、ここ気持ちいい~」フカフカ
古鷹「良いのかな?
こんな部屋使わせてもらっちゃって」
加古「Zzz……Zzz……」
古鷹「まあ、いいか おやすみ加古」フトンカブリ
-執務室-
提督「……」
水本大佐「……」
ノートPC「」←動画流れてる
(※諜報隊員が撮った映像 いかがわしいものではない)
提督「……」カチッ
水本大佐「……」
提督「……水本大佐」
水本大佐「……はい」
提督「もう頭が痛いんだが……」
水本大佐「奇遇ですね、自分もです」
コンコン
提督「……入れ」
ガチャ
大城大尉「失礼します」
有本中尉「間宮さんから夜食の差し入れです」
バタン
提督「おお、すまないな」
提督「艦娘達はどうした?」
大城大尉「間宮さんの案内で艦娘寮に送り休ませまし
た」
提督「すまないな、助かった」
有本中尉「何をご覧になっていたんですか?」
水本大佐「見てみればわかる」クル
大城大尉「これは……」
提督「諜報隊員が撮ってきた悪提督の飲み屋での様子
だ」
有本中尉「これは、警察沙汰ですよ」ハァー
大城大尉「警察に届け出は?」
提督「やってないらしい」
大城大尉「なぜですか!? こんなの許されるものでは
ないです!」
水本大佐「一緒にいるの誰かわかるか?」
有本中尉「……この方は」
提督「そうだ、黒鎮守府を含む付近の鎮守府や警備府を
統括している司令官(少将)であり、この悪提督の
父親だ」
(※ちなみに悪提督は中佐という設定にしときます)
有本中尉「……マジかよ」
大城大尉「だから、書類の改竄とかできたんですね」
提督「憲兵とかいなかったのも多分こいつのせいだろ」
水本大佐「店舗側も脅されていて届け出を出せないらし
い」
水本大佐「お陰で、この店の従業員が次々辞めていって
困ってるらしい」
有本中尉「めちゃくちゃですね」
提督「お陰で頭が痛い
三人はこれで休んでくれ、わしもそろそろ休む」
水本大佐「了解しました これで失礼します」
大城大尉、有本中尉「失礼しました!」
ガチャ バタン
提督「わしが知ってる海軍はどこにいったのかの」パク
パク
提督「……旨い」ボソ
--翌日--
高雄「Zzz……Zzz」
高雄「Zzz…… う~ん……」
時計「」ハチジデス
高雄「!?」
高雄「いけない! 完全に……」
高雄「ってあら?」ミワタシ
愛宕「Zzz……」
睦月「Zzz……」
朝潮「Zzz……」
高雄「そっか、私達の鎮守府じゃないんだ」ホッ
高雄「でも、そろそろ起きないといけないわね」スッ
コンコン
高雄「? どうぞ」
古鷹「おはようございます」ガチャ
鳥海「姉さんおはようございます」
高雄「あらー、おはよう」ニコッ
加古「古鷹~もうちょっと寝かせて……Zzz」
摩耶「ふわぁ~あ、ねみー」アクビ
古鷹「こら加古寝ないの!」ユサユサ
高雄「摩耶も寝癖ひどいわよ」
愛宕「う~ん、あら皆おはよう」
朝潮「皆さん、おはようございます!」
高雄「ふふ、おはよう
睦月ちゃん起きて」ユサユサ
睦月「う~ん
あ、おはようございます」ゴシゴシ
高雄「ふふ、おはよう」ナデナデ
コンコン
高雄「? どうぞ」
吹雪「失礼します
あ、皆さんおはようございます!」
睦月「吹雪ちゃん、おはよう!」
吹雪「うん、おはよう!
皆さん、朝食の用意ができてますので食堂にお願
いします。」
愛宕「あら、ありがとうね」ニコッ
吹雪「はい!
でも、身支度してからでいいのでお願いします」
-食堂-
間宮「あら、皆さんおはようございます」ニコッ
高雄「おはようございます間宮さん」
間宮「ゆっくり休めましたか?」
高雄「はい、感謝してます」
間宮「それは、よかったです」ニコッ
間宮「朝食用意したので頂いてください」
艦娘達「いただきます!」
?「お、やっぱりいた」
吹雪「あ、水本大佐!
おはようございます!」
水本大佐「お、吹雪ちゃんおはよう」
間宮「なんかいただきますか?」
水本大佐「じゃあ、コーヒーお願いしていいかな?」
間宮「かしこまりました」ニコッ
水本大佐「ここ座っていいかな?」
高雄「いいですよ」
水本大佐「ありがとう」ガタッ
水本大佐「みんなは、ゆっくり休めたかな?」
高雄「はい、お陰さまで」
水本大佐「それは、よかった 安心したよ」
間宮「コーヒーお持ちしました」
水本大佐「あ、ありがとう」カチャ
摩耶「なぁ、あんたも提督代理ってやつか?」
水本大佐「そうだよ、俺も元提督だよ」ゴクゴク
古鷹「そうなんですか?」
水本大佐「ああ、大湊やトラックで指揮とってたよ」
愛宕「けっこう大きなところにいたのね」
水本大佐「まあな、あ、食べ終わったら執務室に行く
か」イタダキマシタ
--廊下--
摩耶「なぁ、私らのなかで印象に残ってる艦娘っている
か?」
水本大佐「皆のなかでか?」
摩耶「そうそう」
水本大佐「そうだな」ウーン
水本大佐「鳥海だな」
鳥海「わ、私ですか?」
水本大佐「ああ、俺が最後の指揮を執った鎮守府で一番
最初に来てくれた重巡が鳥海だったんだ」
高雄「そこの鳥海はどうでした?」
水本大佐「とってもいい子だったよ
初期艦の電と一緒に海域を突破に貢献してく
れたし、なにより飯食いに行った時に美味し
そうに食べる姿が可愛かったな」
鳥海「~~//」
水本大佐「あと、ケッコンも考えていた艦娘の一人だっ
たよ」
愛宕「それで、できたんですか?」
水本大佐「……できなかったよ
その前に俺が海軍辞めちまったから」
艦娘達「……え?」
加古「なんかあったのかよ」
水本大佐「色々あったんだよ
あ、執務室着いたぞ」
---執務室---
コンコン
提督「入れ」
ガチャ
水本大佐「失礼します」
艦娘達「失礼します」
提督「大佐連れてきてくれたのか?」
水本大佐「はい、朝食をとっていたので」
提督「そっか
皆は、ゆっくり休めたかね」
高雄「はい、ありがとうございます」
提督「そんな皆には、いい報告と悪い報告が一つずつあ
るが、どっちを先に聞きたい?」
高雄「では、いい報告から」
提督「うん
明石からの報告で皆の艤装の修理及びメンテナン
スが完了したとの報告だ
この後、艤装のチェックとテストを行いたいと思
っている」
愛宕「なんでテストを?」
提督「しっかり動くかどうかを自分達の目で見たいらし
い
いざ使うときに不調になったら困るしな」
鳥海「悪い報告というのは?」
提督「……テストが完了し次第に元の鎮守府に戻っても
らう」
艦娘達(古鷹、加古以外)「!?」
摩耶「な、なんでだよ!?」
提督「考えてみろ、わしらは武装した一個小隊を率いて
皆のところにいった
これは、世間一般からしたら拉致に等しい」
提督「それと、君たちの提督が今日帰って来るらしい」
艦娘達「!?」
提督「提督が帰ってきたときに艦娘達がいないと不自然
に思われる」
高雄「そ、そんな……」
提督「だが、一つだけ協力してくれ」
愛宕「な、なに?」
提督「辻褄を合わせてくれないか?」
朝潮「辻褄ですか?」
提督「そうだ、これしか皆とこの鎮守府が無事でいられ
る方法はこれしかない」
古鷹「なんですか?」
提督「高雄達は、満を持して高速修復材を探しにいった
が、航路を逸れてしまいこの鎮守府近海に来てし
まった
そこで航行していた吹雪に発見され、わしの指
示でこの鎮守府に招かれ事情を聴かれ今日解放さ
れたという感じだ」
提督「行く前にあった傷は、わしのお節介で修復しても
らったってことにしておこう」
鳥海「それで大丈夫でしょうか」
提督「まあ、嘘をついているのは否めないが、傷ついた
艦娘を保護し事情を聴いたのは間違ってはいな
い」
高雄「そ、それはそうですけど……」
朝潮「……」ガクガク
睦月「……行きたくない」ボソ
提督「すまないな、これに関してはどうすることもでき
ない……」
高雄「いいえ、大丈夫です
わかりました、その方法で行きます」
提督「本当にすまないな……」
摩耶「じゃあ、一つ約束してくれ!」
提督「なんだ?」
摩耶「必ず助けに来るって約束してくれ!」
艦娘達「!?」
提督「もちろんだ!
わしも軍人である前に男だ
男に二言はない! 出来る限りの事はする
それまで、無事でいてくれ!」
艦娘達「はい!」
提督「では、工廠に行ってくれ
下に夕張がいるはずだ」
高雄「わかりました 失礼しました」
ガチャ バタン
提督「どうか無事でいてくれよ」ボソ
---司令部入り口---
夕張「どうも皆さん!」
吹雪「話が終わったようですね!」
摩耶「まあ、なんとかな……」
夕張「じゃあ、工廠に行きましょう!」
---工廠---
夕張「着きました!」
艦娘達「……」
摩耶「な、なぁここって工廠なのか?」
夕張「厳密的には第一工廠ですね
ここで、艦娘達の艤装の開発や建造や艤装の修理
をしてます」
愛宕「それにしては、広すぎない?」
夕張「そうですかね?
でも、私がこの鎮守府に来た理由もこの鎮守府の
工廠の機能とか見たからですかね」
夕張「他にも、護衛官の方々が使う車輌の整備をする第
二工廠、航空機とかを整備する第三工廠、護衛官
達の装備を揃えてある第四工廠まであります
よ!」
摩耶(どんだけあんだよ)
夕張「さあ、明石さんが待ってますよ!」
タタタッ
高雄「行きましょうか」
艦娘達「」コク
--工廠内--
整備員「あ、夕張さんお疲れ様です!」
オツカレサマデース オツカレサマデース
明石「あ、皆さん来てくれましたね!」
高雄「明石さん、艤装をありがとうございます」
明石「いえいえ、仕事ですから!
じゃあ、皆さん着けてみてください! 私達の努
力の結晶です!」
高雄「は、はい」
---数分後---
高雄「す、すごいわ」
愛宕「本当に直ってる」
朝潮「あんなにボロボロだったのに…」
睦月「感激です!」
明石「どうですか!?
苦労したんですよ、何せ皆さんの主砲とか暴発寸
前でしたし、朝潮ちゃんと睦月ちゃんに関して
は、タービンまで壊れかかってましたから新品に
させてもらいました!」
明石「さらに! 主砲とかも少しばかり改良させてもら
いました!
従来に比べて砲塔の動きがよくなっているはずで
す!
いやー、苦労しましたよ!なんせ……」
夕張「ふん!」ガツン
明石「痛い!」アタマカカエ
夕張「明石さん、すごいのはわかりましたけど説明が長
すぎて皆さんうんざりしてますよ」
高雄、愛宕 ニガワライ
摩耶 ハァー
鳥海 ニガワライ
古鷹 クビカシゲ
加古 Zzz
睦月、朝潮 ??
明石「」ガーン
夕張「まあまあ、まずは実際に動かしてもらいましょう
よ」
--鎮守府演習場--
夕張「航行状態はどうですか?」シャー
高雄「快調です!」
摩耶「ひっさしぶりに飛ばせるぜ!」
夕張「了解です!
次に砲撃の方をお願いします!」
愛宕「あら、良いわよ~」ギギギ
鳥海「撃ち方はじめ!」ドーン
ドーン ドーン ドーン……
整備員達「「おおー! スゲーぞ さすが重巡だ!
うのあ駆逐艦達もすごいぞ」ザワザワ」
(※作業船に乗ってます)
艦娘達「」カオマッカ テレ
整備員達「「照れたぞ!」」ハハハ
夕張「問題無さそうですね なんかありますか?」
高雄「私は、なんの問題もありませんわ」
愛宕「私も大丈夫よ」
摩耶「あたしも大丈夫だな」
鳥海「私も問題ありません」
古鷹「私も問題無さそうです」
加古「問題ないよ……Zzz」
睦月「久しぶりにこんなに快調にゃ」
朝潮「全然大丈夫です」
夕張「わかりました
では、燃料と弾薬を補給します
その後、出発になります」
摩耶「……やっぱり戻るのか」シャー
睦月「……嫌だにゃ」
--出撃ドッグ--
整備員『燃料と弾薬の補給完了しました!』
整備班班長『整備班退避!』
整備員達「急げ! 退避!」
高雄「燃料と弾薬を満載してくれたのはありがたいわ
ね」
愛宕「そうね、なんか久しぶりに満載したわ」ホウヲミテ
タタタ
艦娘達「?」クル
整備員「これを持っていってください!」シュウフクザイ
鳥海「なんで修復材を?」
整備員「提督からの命令です
修復材を探し当てて帰ったってことにしろとの
ことです」
高雄「でも、それは……」
整備員「提督が許可したんです 持っててください」
高雄「……わかりました」ウケトリ
朝潮「高雄さん持ちます!」ウケトリ
整備員「それでは、失礼します」
摩耶「なぁ」
整備員「?」クル
摩耶「……ありがとな ここまでやってくれて」
整備員「……」
整備員「傷ついたあなた方を治す それが自分達(整備
隊)の務めであります!」ビシ
無線の整備員『なにしてる! 退避しろ!』
整備員『退避します』
タタタ
高雄「さあ、行きましょう 私に続いてくださーい!」
バシャー バシャー バシャー……
--港--
ワーワー
高雄「これは……」
整備員達「「頑張れよー! 無事でいろよ!」」ボウフレ
護衛官達「」ケイレイ
吹雪「あ、皆さん!」シャー
愛宕「吹雪ちゃんこれは?」
吹雪「お見送りです!
司令官もこの先にいます」
摩耶「ここまでやらなくても……」
睦月「吹雪ちゃんはどうしてここに?」
吹雪「皆さんの先導です
皆さんの鎮守府の近海まで私達が護衛することに
なってます!」
鳥海「私達って他にもいるんですか?」
吹雪「あちらです」ユビサシ
戦闘挺×3
(※海自が運用しているミサイル挺のイメージ)
吹雪「あくまで近海に来た皆さんを帰している設定なの
で監視という名目です」
高雄「なるほどね」
吹雪「あとは……」
バラバラバラ
艦娘達「?」ウエヲミテ
ヘリコプター3機
(AH-64改二、AH-1改二、OH-1改二)
朝潮「あ、あれはいったい!?」
吹雪「戦闘ヘリです
私達の上空を護ってくれます」
古鷹「あんなのがあるなんて……」
吹雪「あくまで近海警備も含まれてるので」
吹雪「では、行きましょう!」シャー
高雄「あ、待ちなさい」シャー
吹雪「あ、司令官!
いってきます!」テヲフリ
提督「」ニコッ テヲフリ
提督『白石少佐〈水上隊指揮官〉、有馬中佐〈航空隊指
揮官〉頼むぞ』
白石少佐『了解しました!』
有馬中佐『了解しました!』
バラバラバラ ブイーン
--湯原鎮守府近海--
有馬中佐『オメガ1〈OH-1〉 先行して偵察しろ』
本田大尉←OH-1パイロット『了解しました』
バラバラバラ
摩耶「一機先にいったけど大丈夫なのか?」
吹雪「大丈夫です!
あの、ヘリは偵察が主な任務のヘリなので」
吹雪「あの、ヘリの情報を元に作戦や攻撃目標を決めて
いるらしいですよ」
加古「要するに、あたしらが使っている偵察機と同じ
か」
吹雪「そうですね!
あと、あのヘリのすごいところは電探に探知され
難いそうですよ」
摩耶「そんな事あるのか!?」
吹雪「そうらしいですよ!」
本田大尉『こちらオメガ1 深海棲艦の反応は見られな
い』
有馬中佐『了解、 オメガ1帰投せよ』
本田大尉『了解 オメガ1帰投する』
吹雪「戻ってくるそうです」
高雄「けっこう早いんですね」
本田大尉『やぁ、吹雪ちゃん聞こえる?
あと少しで皆の上通過するよー』
吹雪『もう少しですか?
……あ、見えました!』
吹雪 テヲフリ
本田大尉『おお、今日も可愛いね!』
本田大尉『手を振ってくれたお礼に』グイ
三回ロール(宙返り)
吹雪『わぁー、すごいです!』
摩耶「あれってすごいことなのか?」
鳥海「わからないわ……」
有馬中佐『オメガ1! 作戦中だぞ!』
本田大尉『はいすいませーん
先に帰投します』
バラバラバラ
有馬中佐「あいつ後で始末書だな」
機銃員「あはは」
--数時間後--
有馬中佐『こちらネスト1 ボーダー応答しろ』
白石少佐『こちらボーダーどうぞ』
有馬中佐『まもなく予定海域に入る警戒を怠るな』
白石少佐『了解しました!』
吹雪「もう少しで着くそうです」
朝潮「ついに来ちゃいましたね」
摩耶「あんまり帰りたくねぇな」
吹雪「なんて声をかけたらいいかわからないです……」
高雄「大丈夫よ吹雪ちゃん」
愛宕「なんかあったら、あの提督と刺し違える覚悟よ」
吹雪「ダ、ダメですよ!
そんなことしないでください!」
鳥海「吹雪さん慌てないで、そんなことしないようにし
ますから」アセアセ
睦月「そ、そうだよ 安心して」
吹雪「本当にそんなことしないでくださいね」
シュー……
吹雪「私達は、ここまでです
ここからは、皆さんの鎮守府の海域です」
古鷹「吹雪ちゃんありがとうね」
高雄「ええ、ありがとうね
どうか、提督によろしく伝えてね」
吹雪「わかりました!
それでは、皆さんどうか、お元気で!」ビシ
睦月「吹雪ちゃん、またね!」ビシ
吹雪「うん!」
白石少佐『吹雪さん戻りましょう 長居はできません』
吹雪『わかりました』
白石少佐『各隊、転進開始 手空き総員甲板に上がれ』
ウィーーン タタタ
白石少佐『帽振れ!』
パタパタ
有馬中佐「俺もやっておくか」
朝潮「? 皆さんあれ」ユビサシ
艦娘達「?」ミアゲ
AH-64「」ピカピカ
鳥海「発光信号ですね」
鳥海「〈皆の無事と幸運を祈る〉とのことです」
高雄「鳥海、返信してあげなさい」
鳥海「わかりました!」ピカピカ
有馬中佐「〈ありがとう、感謝します〉か
引き上げるぞ」
機銃員「了解しました」
バラバラバラ
高雄「あっという間でしたね」
愛宕「そうね、あんな提督に会うなんて……」
摩耶「あそこの鎮守府に居たかったな」ボソ
鳥海「摩耶?なんか言った?」
摩耶「いや、なんでもねぇよ」
高雄「さあ、行きましょう」
艦娘達「「はい」」
シュー
--黒鎮守府--
悪提督「おう、戻ったぞ」ガチャ
高雄「お帰りなさいませ提督」ペコ
悪提督「ん? なんか服綺麗になってないか?」
高雄「遠征に行きましたところ航路を誤り近くの鎮守府
に保護されましてたった今戻ったところです」
悪提督「……」
悪提督「ふーん、お前らみたいな“役立たず"助けるお人
好しな奴もいるもんなんだな」ニタニタ
摩耶「……」ギリッ
鳥海「摩耶押さえて」ボソ
悪提督「で? そこの二人はなんだ?」ユビサシ
高雄「帰還している最中に見つけたので連れてきまし
た」
古鷹「あ、あの古鷹と言います 重巡洋艦の……」
悪提督「はぁー、また"使えない“艦かよ」
古鷹「……え?」
悪提督「あのさ、俺はさ“戦艦"か"空母“が欲しいの!
重巡洋艦なんて弱いのいらないの!
まったく、弱いのばっかり連れてきやがって」
加古「……おい、てめぇ!
言って良いこと悪いことあるだろ!」ズカズカ
悪提督「おいおい、着任そうそう上官に対してその態度
か……」
悪提督「こいつは“教育"が必要だな」カチャ
9mm拳銃「」チャキ
睦月、朝潮「「ひっ!?」」
艦娘達「!?」
高雄「て、提督待ってください!」ダッ
9mm拳銃「」バン!
高雄「ぐっ!?」ヒダリカタメイチュウ
艦娘達「高雄〈姉貴〉〈姉さん〉〈さん〉!!」
高雄「ぐっ」ヒダリカタオサエ
悪提督「ちっ 邪魔しやがって
高雄! ちゃんと教育しとけ!」
悪提督「俺はもう寝る!」
ガチャ! バタン!タタタ
愛宕「高雄! 大丈夫!?」タタタ
摩耶「くそが! また撃ちやがって」
鳥海「早く治療を」
古鷹「高雄さん大丈夫ですか?」アセアセ
加古「……」ガクガク
睦月、朝潮「高雄さん」グスッ
愛宕「……あ、あら?」
高雄「ど、どうしたの?」
愛宕「血が出てないの」
摩耶、鳥海「え!?」
高雄「でも、すごく痛いわ」スッ
高雄「あ、あれ? 本当に出てない」
睦月「弾も貫通してないにゃ」
朝潮「ほ、本当です!」
加古「高雄! わ、わりぃ
私のせいで!」ダッ
高雄「いいえ、大丈夫よ
でも、どうして……」スクッ
ポロ チャリン
艦娘達「?」シタミル
潰れた弾丸「」
古鷹「なんで弾丸がこんなことに?」
?「ヨカッタ コウカアリマシタ!」
高雄「あ、あなた達は!」
湯原の妖精達「ヤァー!」ビシ
摩耶「いつからいたんだ!?」
妖精「ダンヤクトカホキュウシテイルトキニ、イッショニノリコミマシタ!」
妖精「〈シンパイダカラツイテイッテクレ〉トテイトクサンノシジモウケマシタ!」
睦月「そうなんだ」
愛宕「じゃあ、一つ聞いていいかしら?」
妖精達「ハイ!」
愛宕「高雄がさっき撃たれたんだけどなんで無傷な
の?」
妖精「ア,ソレハトクシュボウダンセンイヲクミコンダフクダカラデス!」
鳥海「特殊な繊維ですか?」
妖精「ハイ! ゴエイカンサンタチノセントウフクニモツカワレテイルサイシンシキノボディーア
ーマーデス!」
妖精「タマガカンツウスルコトハアリマセンガカナリノゲキツウガハシルノガタンショデ
ス」
妖精「タイカンムスダンヲソウビシタショウジュウノコウゲキニモタエマシタ!」
(※元ネタは、映画〈ジョン・ウィック チャプター2〉にて主人公のジョン・ウィックが着用した防弾スーツです。
気になる方は、是非見てください! とても面白い映画です!)
妖精「モチロンミナサンノフクニモホドコサレテイマス!」
摩耶「そんなのついてるのか!」
妖精「ケド……」
摩耶「?」
妖精「マヤサントチョウカイサンハ,ロシュツガオオイノデボウダンギノコウカガホトン
ドキタイデキマセン……」
摩耶、鳥海「」
加古「まあ、二人ともこんなこともあるよ」ナグサメ
--数週間後--
悪提督「今日は、提督候補生がこの鎮守府にやって来る
お前ら、余計なことやるなよ」
高雄(あれから、数週間経つけどなんの音沙汰もないわ)
朝潮(見捨てられてしまったのでしょうか)
コンコン
悪提督「どうぞ」
ガチャ
悪提督父(少将)「やぁ、失礼するよ」
少将秘書「失礼致します」
悪提督「これは、親父殿迎えにいけなくて申し訳ない」
少将「なぁに、構わんよ
今日は、ここに候補生を連れてきた 入りたま
え」
ガチャ
提督候補生「失礼致します!
提督候補生の林田(はやしだ)少尉でありま
す!」ビシ
悪提督「おお、ようこそ我が鎮守府へ
しっかり学んでいってくれよ!」
林田少尉「はい! しっかり勉強させてもらいます!」
摩耶「こんなところで何学ぶんだよ くそが……」ボソ
悪提督「では、鎮守府を案内しよ
高雄君書類の整理を頼んだよ」
高雄「あ、はい」
少将「では、案内を頼む」
悪提督「わかりました!」
林田少尉「よろしくお願いします!」
ガチャ バタン
加古「なんだよあいつ
人前でいい顔しやがって」ガン
愛宕「本当にムカつくわー」
高雄「とりあえず、仕事をしましょう」トントン
摩耶「……くそが」
--約一時間後--
ガチャ
悪提督「どうですか? うちの鎮守府は?」
林田少尉「はい! とても綺麗な鎮守府で驚きまし
た!」
加古(誰がやったと思ってんだよ)
悪提督「そうですか!? いやー、苦労したんですよ」ハ
ハハ
睦月(嘘にゃ なんにもやらなかったくせに)
悪提督「では、申し訳ないが少し席を外させてもらう
よ
少将行きましょう」
少将「ああ、そうだな」
ガチャ バタン
林田少尉「……」
艦娘達「……」
スタスタ
林田少尉「……」マドギワニタチ
摩耶「何見てるんだ?」
古鷹「さぁー?」
クル
林田少尉「……」ソファーニスワリ
林田少尉「……」クイ←メガネ着け
林田少尉「ふぅー……」ドクショ
高雄「あのー、お茶をどうぞ」コトッ
林田少尉「あ、申し訳ありません!
いただきます」ズズ
林田少尉「美味しいですね!
毎日淹れているんですか?」
高雄「はい
でも、飲んでくださらないことが多いです……」
林田少尉「勿体ないな……
毎日飲んでも飽きないと思いますけど」ズズ
林田少尉「申し訳ありません
もう一杯いいですか?」
高雄「はい!」
--応接室--
悪提督「まったく海軍には、困ったもんだよ
急に候補生を送ること言いやがって」
少将「まあ、いきなりだったな」
悪提督「準備するこっちの身にもなれってんだよ」ガン
少将「お前はなんもやってないだろ」
悪提督「もちろん、全部あいつらにやらせた」シレ
少将「お前なぁ……」
悪提督「いいだろう
どうせあいつら(艦娘)は所詮人の皮被った兵器
なんだしそうゆう雑用やらせてもバチは当たら
ねぇよ」
少将「まあ、否定はしないがな」
悪提督「それで、今回の取り分は?」
少将「ほら」ボト←札束
悪提督「……」ペラペラ
悪提督「なんか少なくねぇか?」
少将「我慢しろ
こっちだって書類書き換えたり、大本営から送ら
れてくる資材をこの鎮守府だけ多くしてやってい
るんだ
それで、いいだろう」
悪提督「……チッ」シマイナガラ
悪提督「さて、戻るか……
あー、めんどくせ」
少将「ほら、さっさと行くぞ」
秘書「閣下、こちらの書類は?」
少将「しまっておいてくれ
本部に行ったら、処分する」
秘書「かしこまりました」シマイ
悪提督「あーだる」ガチャ
バタン
?「……」ジー
カシャンカシャンカシャンカシャン ブィーン
--執務室--
ガチャ
林田少尉「あっ」ビシ
悪提督「やあー、待たせてごめんね」
悪提督「あれ、高雄君達は?」
林田少尉「出撃のため先ほど出て行かれました」
悪提督「あー、そっか」
少将「自分の艦隊のスケジュールを把握してないのか
ね」
悪提督「まあ、興味ないし
どうなろうが知ったことじゃないからね」
林田少尉「……え」
林田少尉「提督、その言い方はさすがに……」
悪提督「はぁー、あのねあいつらはなんだと思う?
“人の皮被った兵器"だよ
そんなやつら心配してどうするの?」
悪提督「兵器が戦いで壊れて何がおかしい?
俺は、それが本望だと思うけどな……」
林田少尉「……」
少将「こら、言い過ぎだ!
将来の提督になり得る候補生なんだぞ」
悪提督「あー、申し訳ない
これで口止め料ってことでよろしく」
悪提督「」サッ←五万円渡し
林田少尉「こんなの受け取ることはできません!」
悪提督「いいのいいの」←胸ポケットに入れさせる
林田少尉「……」
悪提督「まあ、これでよろしくね」ポンポン
少将「候補生君この事は内緒だぞ」ハハハ
林田少尉「……」
?「……」ジー
秘書「……ん?」チラ
少将「? どうしたんだね」
秘書「いえ、なんか見られてるような気がしまして」
悪提督「まさかー」ガラン
チラチラ
悪提督「なんもいないぞ」
秘書「……そうですか」
--数時間後--
高雄「作戦完了 ……艦隊帰投しました」中破
愛宕「……」小破
摩耶「……」小破
鳥海「……」中破
朝潮「……」中破
古鷹「……遠征から戻りました」小破
加古「……」小破
睦月「……」中破
悪提督「はい、お疲れさん
じゃあ、次は……」
林田少尉「ちょっと待ってください!
彼女達の入渠は?」
悪提督「あ? 大丈夫大丈夫
こんなのかすり傷だよ」
少将「そうだよ、候補生君
これくらいどうということないよ」
林田少尉「……」チラ
艦娘達「……」ボロ
林田少尉「しかし、いくらなんでも可哀想すぎます
せめて修復材だけでも!」
悪提督「チッ」バン!
艦娘達「」ビク
悪提督「おいお前調子に乗るなよ
こっちが気使っているのにいい気になりやがっ
て
俺は、お前の上官の立場だぞ」
林田少尉「自分は、思ったことを言っただけでありま
す!」
悪提督「……チッ」
悪提督「よし、わかった
こいつら(艦娘達)に修復材あげよう」
艦娘達「!?」
悪提督「しかし、代償は少尉お前に払ってもらう」
林田少尉「なんですか?」
悪提督「今から艦娘達の人数分俺はお前を殴る
それに耐え抜いたら修復材をこいつらにあげよ
う それでどうだ?」
高雄「そんな…… 提と……」
林田少尉「上等だよ!
やれよ、その代わり約束守れよ」
悪提督「そうされてもらうよ」ドカ←右ストレート
林田少尉「ぐっ」バタン
高雄「あ!」
悪提督「おいおい、まだ一発目だぞ
もう終わりか?」
林田少尉「……」ヨロヨロ
林田少尉「……来い」
悪提督「そう来なくちゃな」ドカ
林田少尉「ぐっ」
悪提督「はい、三発…四発」ドカドカ
少将「あんまりやり過ぎるなよー」フゥー←煙草吸ってま
す
摩耶、加古「……」ギリ
愛宕「……」グッ
古鷹「……」アワアワ
睦月、朝潮「……」ガクガク
悪提督「はい、八発目」ドカ
林田少尉「がはっ」ボコボコ
悪提督「あー、スッキリした
ほら高雄」ポイ
高雄「あ、はい」キャッチ
悪提督「倉庫の鍵だ 修復材持ってけ」
悪提督「こいつに感謝するんだな」ガン
林田少尉「ぐふっ」
悪提督「さっさといけ!」
艦娘達「」スタスタ
悪提督「さぁーて、少尉君
この傷はどうしたのかな?」
林田少尉「……」
悪提督「どうしたのかなー?」
林田少尉「階段…から……落ちま……した」
少将「わかってるじゃないか
くれぐれも余計なことを言うなよ」
林田少尉「……はい」
悪提督「下の階に医務室あるから、勝手に使ってくれ」
林田少尉「ありが…とう ござい……ます」フラフラ
ガチャ バタン
--医務室--
林田少尉「えっと、あった包帯」グルグル
林田少尉「あー、くっそ痛てぇ」ペタ
-PPPP-
(メロディーは、メタルギアの無線の音をイメージしてください)
林田少尉「……」スチャ
林田少尉『……はい』
?『おう、派手にやられたな』
林田少尉『本当ですよ、あそこまでとは……』
?『だが、お陰でいい証拠がとれた
あいつら、逃げ道ないぜ』
林田少尉『果たしてそれが自分の怪我とわりに会うか不
明ですけど』
?『合うんじゃないのか…………多分』
林田少尉『多分ですか……
そちらはどうなんですか?』
?『もう鎮守府の近くだ まもなく到着する』
林田少尉『了解しました
よろしくお願いしますよ……中尉』ピッ
林田少尉「……行くか」スタ
ガラガラ
--黒鎮守府正面--
少将の護衛「……」
(※護衛官ではない)(1~4が車輌 5、6が少将の近くに)
護衛1『5 異常はないか?』
護衛5『異常なし 現在中佐殿と会話中です』
護衛1『了解、しっかり見張れ』
護衛5,6『『了解』』ピッ
護衛2「あと少しで帰れるな」
護衛3「そうだな、早く帰って飯食いてー」
護衛4「おい、私語は慎め」
護衛1「そうだ、今も任務……」
バシュ
護衛4「ぐはっ」バタ
護衛1,2,3「!?」
護衛1「なん」カシャ←拳銃出し
バシュ、バシュ
護衛2,3「はうっ「ふぐっ」」バタ バタ
護衛2,3,4「……Zzz」
護衛1「な、なんだ!?」スッ←無線に手をかけ
?「やあ、こんばんわ」カシャ
護衛1「……」ゾクゾク
?「拳銃を置いてもらおうか」
護衛1「……」コクッ
カチャ
?「無線で他の仲間を呼んでもらおうか」
護衛1「は、はい」スッ
護衛1『こちら、1応答しろ』
護衛5『こちら、5 どうしました?』
護衛1『ちょっと二人とも来てくれないか?
配置の交代をしようと思う』
護衛6『こんなときにですか?』
護衛1『いいから早くしろ!』
護衛5,6『『了解』』ピッ
?「よく言えました ご褒美だ」ガン
(※元ネタ ひぐらしのなく頃に)(※武器は89式小銃)
護衛1「ぐはっ」バタ
?「おい、運べ」
?「大尉、容赦ないですね」
大城大尉「そうか? 優しくした方だぞ」
有本中尉「あれが……」チラ
護衛1「きゅー……」キゼツ
護衛2,3,4「Zzz……Zzz……」ネテル
大城大尉「それより、あと二人来る
出迎えないとな」スタスタ
有本中尉「あー、怖えー」スタスタ
--執務室--
コンコン
悪提督「どうぞ」
ガチャ
護衛5「失礼致します」
護衛6「失礼致します」
少将「どうした?」
護衛5「車のところにいる護衛の者から呼ばれたのです
が離れてもよろしいでしょうか?」
少将「なんかあったのか?」
護衛6「わかりません
しかし、確認をしなくてはいけません」
少将「わかった
確認に行くことを許可する」
護衛5,6「「はい!」」ビシ
ガチャ バタン
悪提督「いいのかよ」
少将「なぁに、問題ないさ」
--黒鎮守府廊下--
護衛5「何があったんだ?」
護衛6「なんでしょうね」
護衛5「とりあえず、急ぐか」
護衛6「はい」
タタタ
--黒鎮守府正面--
護衛5「おーい、どうし……」
大城大尉「ふん!」ラリアット
護衛5「ごはっ」バタン
護衛6「えっ!?」
有本中尉「そら!」ジュウデナグリ
護衛6「ぐえっ」バタン
大城大尉「二人とも気絶したか?」
有本中尉「見事にのびてますね」
大城大尉「今の内に運んでおけ」
有本中尉「小川、村井こいつら頼む」
小川兵長、村井上等兵「「はい!」」セオイ
タタタ
大城大尉『見張りを排除しました』
?『了解した
手はず通りに頼む』
大城大尉『了解しました』ピッ
大城大尉「有本、頼むぞ」グータッチ
有本中尉「了解」グータッチ
大城大尉「……」カシャン←マガジン入れ
大城大尉「行くぞ」ガチャン←チャーハン引き(チャージン
グハンドル)
隊員達「はい!」
タタタ
有本中尉「俺たちも行くか」ガチャン
小川兵長、村井上等兵「「はい!」」
タタタ
--執務室--
林田少尉「……」カキカキ←レポート書いてます
林田少尉「……」トケイミル
時計「」ヒトナナマルマル
林田少尉「……」カキカキ
艦娘達「……」シゴトシテマス
悪提督「ハハハ」タバコフカシ
少将「ハハハ」
林田少尉(こいつら仕事しろよ)
林田少尉(マジで艦娘達が可哀想だ)
(※艦娘達は煙草嫌いな設定です)
-PPPP-
林田少尉(お、これは……)
林田少尉「提督殿、申し訳ありません
お手洗いに行って宜しいですか?」
悪提督「あ、いいよ」フゥー
林田少尉「失礼致します」スタスタ
ガチャ バタン
--男性トイレ内--
林田少尉『はい』
大城大尉『よ、今大丈夫か?』
林田少尉『現在、トイレにいます』
大城大尉『了解した
本当に憲兵が居なくて侵入し放題だ』
林田少尉『襲われないとでも思っていたんでしょう
……そういえば、少将の護衛は?』
大城大尉『眠らせたのと殴って気絶させた』
林田少尉『……えげつないですね』
大城大尉『そう誉めないでくれ』
林田少尉『いえ、誉めた覚えないですけど……』
大城大尉『あとは、お前の合図待ちだ
艦娘達には、被害がでないように誘導してく
れ』
林田少尉『了解しました
切ります』ピッ
林田少尉「……さて、ショータイムだ」ニヤ
スタスタ
ガチャバタン
林田少尉「申し訳ありません
今戻りました」
悪提督「あー、構わないよ」ハハハ
少将「どうだ?
君も一本吸わないか?」タバコダシ
林田少尉「よろしいのですか?
では、一本」モライ
悪提督「お、ジッポライターか」
少将「若いのに渋いのを使うね」ハハハ
林田少尉「けっこう好きなんで」カチャン
林田少尉(あー、傷痛いし、艦娘達からの視線いたいし)
チラ
艦娘達「……」ジー
林田少尉(まあいい、頃合いだ!)
林田少尉「あ、あれ?」カチャンカチャン
少将「? どうしたんだね?」
林田少尉「ちょっと、ライターが点かなくて……」
悪提督「貸してやろうか?」スッ
林田少尉「い、いえお気になさらず」フリフリ
悪提督「そうか……」
少将「で、そのあと……」
林田少尉(さてさて)
林田少尉「……」シュッシュッ
(※ちなみに主は煙草大嫌いです)
朝潮「ん?」
朝潮「鳥海さん」クイクイ
鳥海「? どうしたの?」
朝潮「なんか光ってませんか?」ユビサシ
鳥海「え?」チラ
ジッポライター「」ピカピカ
(※ライターの下の部分が光ってると思って下さい
少将達から見えないように手で隠してます)
林田少尉(早く気づいてくれ)チラ
鳥海「!?」
鳥海「ね、姉さん」コソコソ
高雄「ええ、間違いなく[発光信号]だわ」
摩耶「何て言ってるんだ?」コソコソ
古鷹「[気づいたらなんかしてくれ]ですって」コソコソ
艦娘達「……」コクッ
高雄、愛宕「」ウィンク
摩耶「」カタテアゲ
鳥海「」メガネクイ
睦月、朝潮「」オタガイノカタタッチ
古鷹、加古「」ハイタッチ
林田少尉(よしよし)フフ
林田少尉「あれー?おっかしいなぁー」フルフル
悪提督「いつまでやってんだ?」
林田少尉「オイルが入っていないんですかね?」フルフル
林田少尉(この演技きつ……)
林田少尉「……」シュッシュッ
鳥海「[扉から離れて]だそうです」
高雄「摩耶! そこの棚にあるファイルとってくれない
かしら?」
摩耶「あ、ああ これか?」スタスタ
愛宕「睦月ちゃん朝潮ちゃんこれ運ぶの手伝ってくれ
る?」
睦月「はいにゃ!」パサ
朝潮「お任せください」パサ
高雄「……」コクッ
林田少尉「……」コクッ
林田少尉「……」チラ
悪提督「ハハハ」フゥー
少将「ハハハ」スパー
林田少尉(艦娘達は退避完了、相手も気づいてない)
林田少尉「……」シュッシュッ
鳥海「[衝撃に備えて]ですね」
加古「何が始まるんだ?」
少将「いつまでやっているんだね!」
林田少尉「……」シュッシュッ
林田少尉「あ、点いた!」シュパ
シューー パリーーン!!
窓「」バラバラ
少尉以外「!?」
悪提督「な、なんだ!?」ガタッ
有本中尉「はーい、こんばんわ」ドゴ
悪提督「おごっ」バタ
小川兵長「ふん!」
少将「どはっ」バタ
村井上等兵「よっと!」
秘書「うぐっ」バタ
摩耶「な、なんだ!?」
ドア「」バゴーーン!
艦娘達「!?」
隊員達「動くな!」ゾロゾロ
元木軍曹「クリア!」
悪提督「な、なんなんだお前ら!」オサエラレ
艦娘達「」ボーゼン
憲兵長「悪少将、悪提督貴様らを逮捕する!」
悪提督「なっ!?」
少将「おい! 俺が誰だかわかっているのか!?
こんなことしてただで済むと思うなよ!」
憲兵長「わかりましたから、詳しい話は大本営で聞きま
しょう」
大城大尉「そうだな、あとあんたら二人とんでもない人
の敵に回したってこと実感した方がいいぞ」
少将、悪提督「「は!?」」
少将「いったい誰だ!
こんなこと命令したのは!」
?「わしじゃよ」
艦娘達「!?」
少将、悪提督「!?」
?「わしが来る前からずいぶん賑やかではないか」スタスタ
大城大尉「お待ちしておりました提督」ビシ
隊員達「」ビシ
高雄「本当に来てくれた……」
悪提督「誰だ爺!」
提督「いやー、お初にお目にかかるよ中佐君」ニコ
悪提督「お目にかかるじゃねぇだろ!!
親父も何か言ってや……」
少将「」ガタガタ ヒヤアセタップリ
秘書「」マッサオ
悪提督「……おい、どうしたんだよ?」
少将「な、なな何故貴方が此方にいるのですか……」
少将「獅子丸海軍大将!!」ガタガタ
艦娘達「!?」
悪提督「……えっ」
高雄「か、海軍大将……」オドオド
愛宕「あ、あらあら~」ニガワライ
摩耶「ま、マジかよ」
鳥海「わ、私の計算外です……」
古鷹「そんなにすごい人に、助けてもらったの」
加古「一体どうなってるんだ」
睦月「にゃ、はにゃにゃ」コンラン
朝潮「わ、私としたことが何という無礼を……」
少将「な、何故此方に……」
提督「いやー、風の噂でどっかの提督が艦娘達を虐待し
ていると聞いてな」
悪提督「」ギクッ
提督「それで調べていったら、書類を偽造している可能
性があってな
それを、どっかのお偉いさんが揉み消しているら
しくてな」
少将「」ギクッ
提督「それに、艦娘達が一生懸命頑張って採ってきた修
復材を売りさばいて自分の懐にしまっているらし
いな」
少将、悪提督「」
提督「一体、どこの馬鹿者かの?
なぁ、少将君?」
少将「……」マッサオ
提督「何かしゃべってくれないか?」
少将「……私は無関係であります」
大城大尉(あー、シラ切った)
有本中尉(あーあ、火に油注いだ)
提督「……そーか、知らないか……」
悪提督「……悪いが俺も知らん!」
提督「じゃあ、証拠品を出してもらおう」クイ
有本中尉「」コクッ
有本中尉「おい」
林田少尉「はい」端末だし
林田少尉「……」ピッピッ
ウィーン
摩耶「ありゃなんだ?」
ドローン「」ウィーン
林田少尉「」カチ
林田少尉「どうぞ」カードサシダシ
提督「では、こんなかに何が記録されてるか見てみる
か」タンマツツナギ
少将、悪提督「?」
艦娘達「?」
-映像内-
悪提督『まったく海軍には、困ったもんだよ
急に候補生を送ること言いやがって』
少将『まあ、いきなりだったな』
悪提督『準備するこっちの身にもなれってんだよ』ガン
少将『お前はなんもやってないだろ』
悪提督『もちろん、全部あいつらにやらせた』シレ
少将『お前なぁ……』
悪提督『いいだろう
どうせあいつら(艦娘)は所詮人の皮被った兵器
なんだしそうゆう雑用やらせてもバチは当たら
ねぇよ』
少将『まあ、否定はしないがな』
悪提督『それで、今回の取り分は?』
少将『ほら』ボト←札束
悪提督『……』ペラペラ
悪提督『なんか少なくねぇか?』
少将『我慢しろ
こっちだって書類書き換えたり、大本営から送ら
れてくる資材をこの鎮守府だけ多くしてやってい
るんだ
それで、いいだろう』
悪提督『……チッ』シマイナガラ
悪提督『さて、戻るか……
あー、めんどくせ』
少将『ほら、さっさと行くぞ』
秘書『閣下、こちらの書類は?』
少将『しまっておいてくれ
本部に行ったら、処分する』
秘書『かしこまりました』シマイ
悪提督『あーだる』
-現在-
ピッ
少将、悪提督「」
提督「さて、これはどう言い訳するんだ?」
少将「少尉! 貴様!」ギロ
悪提督「ふざけたことしやがって!」
林田少尉「いやいや、俺は不正を撮っただけだけど」
少将「林田少尉! 貴様!」
林田少尉「林田? 誰だそれ?」
悪提督「は?」
林田少尉「有本先輩ー もういいですよね?」
有本中尉「いいんじゃないか」
少将「どうゆうことだ?」
?「俺は林田って名前でもなければ、少尉でもないし、
ましてや軍属ではありません!」
?「俺はある人に雇われた私立探偵森(もり)です
まあ、軍属では無いと言っても元軍属だけどね」
森「いやー、この演技疲れましたわ」
森「あ、艦娘の皆に話したのは本音だから安心して」
艦娘達「」ホッ
森「あ、あとこれ返すね」ポイ
五万円「」パサ
森「こんな汚い金貰っても嬉しくないんで」
少将「……」
悪提督「……」
提督「さて、話の続きは大本営に行ってからにしようか
な」
憲兵長「了解しました おい連れてこい」
憲兵「ほら、立って!」
少将「……」タチ
秘書「……」タチ
憲兵「ほら、お前もだ!」
悪提督「くそ! 離せ!!」バタバタ
憲兵「おい、暴れるな!」
悪提督「ふん!」ドカ
憲兵「ぐわっ」
隊員達「!」ガシャガシャ
悪提督「おい動くな!」ヒダリテ スッ
悪提督「これなにかわかるか?
この部屋に仕掛けてあるC4の起爆装置だ!」
憲兵「なに!?」
提督、隊員達「……」
艦娘達「!?」
高雄「て、提督お止めください!」
悪提督「うるせー! 黙ってろ!」
少将「待て! 俺らも巻き添えにする気か!?」
提督「……」
大城大尉「提督、ドラマみたいな事やる奴なんているん
ですね」
提督「安心しろ、わしも初めて見た」
有本中尉「……イタイな」ボソ
森「マジでイタイわ」アワレノメ
悪提督「おい! なにコソコソしてるんだ!」
大城大尉「悪いこと言わないからやめた方が身のためだ
ぞ」
悪提督「は!? 意味がわからねぇ」
提督「じゃあ、押してみろ」
艦娘達「……へ?」
悪提督「あんたマジで言ってんのか」
提督「まあ、“押せれば“の話だがな」
悪提督「……っ」
悪提督「なめるな!!」
艦娘達「」メヲツブリ
バキーーン!
悪提督「ああああああああああ!」ヒダリテオサエ
リモコン「」カシャンシャー
鳥海「い、一体なにが?」
狙撃隊員1『こちらホーク1〈ワン〉標的の装備を破壊
した』800M先 カシャン
大城大尉『よくやった、見事な腕だ』
悪提督「くっそ!」カチャ
9mm拳銃「」スッ
タタタッ!
提督「ふん!」ドゴ
悪提督「うごっ」
カチャ スー
悪提督「ぐわっ」バタン
悪提督「くそ!」カキン
悪提督「なっ!? 銃のスライド(遊底)が……」
提督「これの事か?」カチャン
悪提督「そんな…いつの間に」
秘書「す、すげぇー」
少将「……お見事」
(※元ネタはご存知メタルギアソリッドです
表現が難しいので合ってるかどうか不明です)
加古「な、何が起きた?」
朝潮「速すぎて何が何だか……」
大城大尉「確保ー!」
隊員達「確保!」ガシ
悪提督「くそ!離せ!!」ジタバタ
悪提督「おい、高雄!
こいつら撃て!」
高雄「……え」
悪提督「早く撃て! 命令だ!」
高雄「……」
悪提督「なにしてる は……」
高雄「残念ですが、お受けできません」
悪提督「なっ」
高雄「本日付で貴方の秘書艦辞めさせてもらいます
……大馬鹿者めと言って差し上げますわ」
悪提督「そんな……高雄」
愛宕「あらあら、高雄がそう考えるならあたしも貴方の
艦娘辞めさせてもらいます~」
悪提督「……愛宕」
摩耶「ざまあみやがれ あばよクソ提督」
鳥海「私の計算では、もう助からないでしょう」
悪提督「摩耶……鳥海」
古鷹「重巡洋艦をバカにした人を助ける義理なんてあり
ません!」
加古「さんざん私らバカにした奴なんて見たくもない
な」
悪提督「古鷹……加古」
朝潮「さよなら司令官」
睦月「二度と私たちの前に出て来ないで」
悪提督「朝潮……睦月まで」
提督「本当に残念だよ
素直に連行されていれば多少許そうと思ったんだ
がの」
提督「反省の色なしか」ギロ
悪提督「畜生! 覚えてやがれ!」ジタバタ
憲兵「ほら! さっさと歩け!」
ギャー ギャー
提督「さて、少将
君と話したいという人から電話が来ておるぞ」スッ
少将「……え」オソルオソル
少将『も、もしもし』
?『やあ、悪少将君』
少将『!? げ、元帥閣下!』
吉良元帥『私は君を信頼してたんだがな』
吉良元帥『見事に裏切ってくれたね』
少将『吉良元帥 お、お待ち下さい』
吉良元帥『いやー、最近は便利な世の中になったもんだ
な
君達親子のやっていたことはドローンを通じ
てこの大本営の会議室で生中継させておった
わ』
少将『!?』
吉良元帥『わしだけでなく、軍令部総長、各方面司令長
官、憲兵団団長等と楽しませてもらったよ』
少将『』マッシロ
吉良元帥『では、大本営で話せるのを楽しみに待ってい
るぞ』
少将『』マッシロ
吉良元帥『もしもし、もしもし』
提督『真っ白になって気絶しとるわ』ヒョイ
吉良元帥『それは、傑作だな』ハハハ
提督『そうだな
では、あとは頼んだぞ』
吉良元帥『わかった 今日はお手柄だぞ』
提督『そりゃどうも』ピッ
提督「連れていけ」
憲兵2「肩貸してくれ」ダキ
隊員「わかった」ダキ
憲兵3「ほら! お前もだよ」
秘書「……わかりました」スタスタ
秘書「獅子丸大将!」クル
提督「……」
秘書「自分は、貴方に憧れて海軍に入りました!
こんな形でお会いするなんてとても恥ずかしいで
す」
提督「……」
艦娘達「……」
秘書「ですが、もし罪を償いもう一度お会いできたらお
話聞かせて貰ってもよろしいでしょうか?」
有本中尉「おい、そんな事できるわ……」
提督「いいだろう」
有本中尉「……へ?」
提督「だが、その前にしっかり自分のやって来た罪と向
き合い十分に反省してきなさい」
秘書「……はい、ありがとうございます」ポロ
提督「君はまだまだ若い しっかり反省してきなさい
君と話せるのを楽しみに待っているぞ」ビシ
秘書「……ありがとうございます」ビシ
憲兵「ほら、行くぞ」
秘書「……はい」スタスタ
…………
提督「騒がしくしてすまなかったな」
高雄「い、いえ大丈夫です」
提督「……」
艦娘達「……」オドオド
提督「……階級が気になるか?」
高雄「は、はい
ご無礼な態度をとってしまい申し訳ありません
獅子丸海軍大将」
提督「……」
提督「わしはな、艦娘達の前で階級で呼ばれるのはあま
り好きではないのだよ」
愛宕「……え」
古鷹「なんでですか?」
提督「自分で努力して貰った階級ではないからだよ」
鳥海「ですが、大将まで上がるまでに様々な努力したん
じゃないんですか?」
提督「確かに作戦とかを考えるのは努力した
でも、それを実行しているのは艦娘達だ」
提督「艦娘達は常に死と隣り合わせの戦場で戦っている
のに、わしは安全な内地で指揮を執り武勲を挙げ
たと言って階級を貰ったりしている」
提督「だんだん艦娘達に申し訳なくなってきたんだ
わしら人間より努力しているのは艦娘なのにな
だから、できる限り艦娘達の前では、階級を言わ
せないようにしてたんじゃ」
高雄「そうだったんですか……」
大城大尉「提督、そろそろ」
提督「そうだったな……」
提督「では、わしらはこれで引き上げさせてもらうよ」
摩耶「帰っちまうのか?」
提督「ああ、皆が待ってるからな」
朝潮「私たちはどうなるのですか?」
提督「明日大本営の人間が来てここの調査をするらし
い
そこで事情を聞くため大本営に行くことになるだ
ろう」
高雄「そうですが……」
提督「では、皆の活躍と無事を心から祈っておる」ビシ
隊員達「」ビシ
艦娘達「……」アタマサゲ
提督「……行くぞ」
大城大尉『総員に告ぐ 直ちに撤収』ピッ
提督「妖精さん すまないが窓を直しておいてもらえる
か?」
妖精達「「ハーイ! ゲンキデネ!」」フリフリ
スタスタ
高雄「少尉さん!」
森「ん?」クル
高雄「あの、ありがとうございました」アタマサゲ
森「気にしなくてもいいよ
それに、俺は少尉じゃないよ、一般人だよ」
森「元気でね」
高雄「はい!」
タタタ
---とある居酒屋---
ガヤガヤ ワーワー
店員「いらっしゃいませー!」
ゾロゾロ
店員「いらっしゃい……ませ」
提督「申し訳ありませんが、店長はいらっしゃいます
か?」
店員「あ、呼んできましょうか?」
提督「よろしくお願いします」
店員「少々お待ち下さい」タタタ
ナンダナンダ カイグンジャネェカ ドウシタンダ
店長「はい、店長の○○です」
提督「お忙しい所大変申し訳ない
お話したいことがあってお時間もらえないでしょ
うか?」
店長「ええ、構いませんよ
では、事務所の方に案内します」
スタスタ
-事務所-
店長「あなた方は一体?」
提督「申し遅れました こう言うものです」メイシ
〈湯原鎮守府 提督
海軍大将 獅子丸 謙吾〉
店長「か、海軍大将!?」
店員達「」ザワザワ
店長「何かあったんですか?」
提督「このお店によく来ていた海軍将校達についてじ
ゃ」
店員達「……」
提督「」セイザ
店員達「?」
提督「この度は誠に申し訳ありませんでした」ドゲザ
大城大尉以下隊員達「申し訳ありませんでした」ドゲザ
憲兵達「申し訳ありませんでした」ドゲザ
店長「!?」
店員達「」ボーゼン
(※元ネタはワンピースの藤虎大将の土下座のシーンです)
提督「この度は愚かな海軍将校の不祥事、不誠実な態度
などであなた方に多大なるご迷惑を御掛けしたこ
とを海軍を代表してお詫び申し上げます」
店長「……お顔をあげてください」
提督達「」スッ
店長「確かにあの方々のせいで当店は大打撃を受けまし
た
しかし、あなた方のその姿を見て海軍には、あな
た方のような人達がまだいるんだなと救われた気
分です」
店長「どうかこれからも御国のために頑張って下さい」
提督「そう言っていただき有り難く思います」タチアガリ
提督「これからもあなた方の業務を微力ながら応援させ
ていただきます」ビシ
店長以下店員達「「ありがとうございます」」アタマサゲ
-------
------
-----
--数日後--
提督『それで、黒鎮守府の調査は終わったのか?』
元帥『ああ、調査員も笑ってしまうくらい証拠が出てき
たらしい』
提督『そりゃ、あんだけの事したんだからな
裁判の方は?』
元帥『親子同士罪の擦り付けあいだった
見てて本当にうんざりしたぞ』
提督『頭痛が起こりそうだな』
元帥『だが、秘書君が明らかな証拠を提示して二人とも
真っ青になったのは滑稽だったよ』
提督『おお、あの秘書の子がな』
元帥『ああ、どうやらお前にあって改心して罪を償って
いくとしてな自分の知っている事を全部話してく
れたし証拠も揃えてくれたんだ』
提督『えらく改心してくれたな』
元帥『これもお前のお陰だぞ』
提督『それで、判決の結果は?』
元帥『二人仲良く地下牢にぶちこむことになったよ』
(※アニメ(カイジ)の地下労働施設より過酷なところだと想像してください
設定上は、ブラック鎮守府で苦労した艦娘と同じ思いをすると考えて下さい
例、怪我をしても働かされたり、飯抜きなど)
提督『それは、えげつない結果だな』
元帥『因果応報ってやつだな 判決結果を聞いたとき二
人とも真っ白だったよ』
提督『そりゃ、笑えるな』ニガワライ
提督『それで、黒鎮守府はどうなるんだ?』
元帥『ああ、今検討中だが恐らく鎮守府としては機能し
ないだろう』
提督『そうなのか?』
元帥『あんまり評判もよくなかったしな、しかもあの周
辺の海域も安全が確認されている
今後は、補給基地として陸軍や陸戦隊を始め、小
規模の艦娘達が入る予定だ』
提督『ということは、高雄達はそこに?』
元帥『いや、彼女らの希望を聞いてからだが希望する鎮
守府に送る予定だ』
元帥『現在、彼女らは香取・鹿島のカウンセリングを受
けていてる』
提督『大丈夫なのか?』
元帥『香取達のカウンセリングについてはよく知ってい
るだろう
お陰で良好な状態に進んでいるらしい』
提督『そりゃ、良かった!
安心したぞ』
元帥『どうだ? 彼女達をお前の鎮守府に送ろうか?』
提督『わしのところは無理だ
出来たばかりの鎮守府だし、練度の高い彼女達に
申し訳ない』
元帥『そうか? いいと思ったんだがな……』
提督『彼女達を必要とする鎮守府に送ってやってくれ
そうすれば、彼女達も幸せだろう』
元帥『お前も変わったな』
提督『なんだいきなり?』
元帥『数十年前まで“艦娘を殺したいくらい憎い"って言
っていたお前がここまで変わったことだよ』
提督『そうだな……』
元帥『視界の隅に艦娘が入っただけで刀に手をかけてい
たのにな……』
提督『止めてくれ、けっこう黒歴史なんだぞ』
元帥『そのようだな
鶴賀も驚くだろうな』
提督『そうだな
今度、墓参りに行こうか』
元帥『そうだな
じゃあ、また後日な』
提督『ああ』ガチャ
提督「……」
提督「……殺したいくらいか」
--回想--
数十年前
艦娘「」ボーゼン
獅子丸「はぁ、はぁ」トリオサエラレ
吉良「獅子丸落ち着け!」
鶴賀「頼むから落ち着いてくれ!」
獅子丸「離せ!! おい!聞け艦娘!」
艦娘「」ビク
獅子丸「俺はお前らを許さねぇ!
俺の部下達を返せ!! この無慈悲な兵器
供!」
吉良「やめろ!獅子丸!」
職員達「獅子丸少将落ち着いてください!」
鶴賀「おい、艦娘達を避難させろ!」
職員「は、はい!」
職員「さ、こっちだ」
スタスタ
獅子丸「おいどこ行くだ! おい離せ!!
待ちやがれー!」
--現在--
提督「もうそんなに経っていたんだな」ボソ
コンコン
提督「入れ」
吹雪「失礼します!
報告書を持ってきました!」ガチャ
提督「おお、よく頑張ったな」ニコ
吹雪「はい! ありがとうございます!」
提督「よし、じゃあ補給と入渠をしてきてくれ」ガタッ
吹雪「はい! 失礼します!」
提督「吹雪、よく頑張ったな」ナデナデ
吹雪「~~//」マッカ
提督「ほら、行っておいで」トントン
吹雪「~~// はい」クル
ガチャ バタン
提督「……艦娘はあいつらの生まれ変わりかもな……」
--数日後--
提督「……転属してくる艦娘?」
大淀「はい、大本営の命令で転属してくる艦娘が来るそ
うです」
提督「ほう、規模は?」
大淀「重巡六人と駆逐艦二人です」
提督「やけに多いな」
大淀「そうですね」
提督「とりあえず、せっかく来てくれるんだ
迎えを寄越さないとな」
大淀「そうですね!
誰に行かせますか?」
提督「第五小隊を向かわせてくれ
加えてOH-6を加えて向かわせてくれ」
大淀「わかりました!」
--大本営--
古村(こむら)中尉←第五小隊副隊長「珍しいですね」
大村中尉「なにがだ?」
古村中尉「いや、自分達が大本営に呼ばれるなんて」
大村中尉「まあ、たまにはいいだろう
お、来たぞ」
大本営の役員「」スタスタ
大村中尉「Будь осторожен(気をつけ)」
隊員達「」ビシ
大村中尉「салют(敬礼)」
隊員達「」サッ
大本営の役員「」サッ
大村中尉「бесчестие(なおれ)」
隊員達「」スッ
役員「今日は来てくれてありがとう
元帥閣下に代わりお礼を言わせてもらいます」
役員「艦娘達をよろしくお願いします!」ビシ
大村中尉「Будь осторожен(気をつけ)」
隊員達「」ビシ
大村中尉「салют(敬礼)」
隊員達「」サッ
大村中尉「бесчестие(なおれ)」
隊員達「」スッ
役員(本当にロシア語しか話さない……)
大村中尉「それで、艦娘の方々は?」
役員(あ、日本語喋った)
役員「間もなく来ますよ」
役員「あ、来ました」
大村中尉「!? あ、貴方の達は?」
大村中尉「Этот парень был удивл
ен(こいつは驚いた)」
--数時間後 湯原鎮守府--
大淀「提督、転属してくる艦娘が来ました」
提督「おお、一体誰が来たのかな」
コンコン
提督「どうぞ」
ガチャ ゾロゾロ
高雄達「」
提督「」
高雄達「」ニコ
提督「」
提督「よし、大淀他に報告はあるか?」
大淀「え、え?」オドオド
摩耶「おいこら! 無視すんな!」ボウシナゲ
提督「危ない」ヒョイ
提督「何だ? ここは、〈呉〉でも〈横須賀〉でも〈佐
世保〉でもないぞ 何か間違ってるぞ」
大淀「いえ、提督 ここであってます」
提督「そんなわけ……」ショルイミル
書類〈本日より 下記の者を配属する
高雄型重巡洋艦一番艦 高雄
二番艦 愛宕
三番艦 摩耶
四番艦 鳥海
古鷹型重巡洋艦一番艦 古鷹
二番艦 加古
朝潮型駆逐艦 一番艦 朝潮
睦月型駆逐艦 一番艦 睦月
以上
海軍元帥 吉良 虎太郎 印〉
提督「」
提督「間違えてないな……」
大淀「……はい
ご丁寧に元帥閣下の印も押してあります」
提督「だよな……」
提督「……」チラ
高雄達「……」ジー
提督「念のため聞くが本当にいいのか?」
摩耶「な、なにがだよ?」
提督「ここは、出来たばかりの鎮守府だ
艦娘も少なければ、練度も高くない
練度の高い君達からしたらその実力を持て余して
しまうだろう」
高雄達「……」
提督「今なら遅くない、別の鎮守府へ……」
高雄「提督!」バン
提督「おお!?」ビク
高雄「その考え方にバカめ…と言って差し上げますわ!
」
提督「お、おう」
高雄「私達は自ら望んでこの鎮守府に来たんです!
艦娘が少ない? 練度も高くない?
関係ありませんわ!」
高雄「私達はあなた方に救われたんです!
だったらこの命あなた方のために使いたいんで
す!」
高雄「お願いします」アタマサゲ
艦娘達「」アタマサゲ
提督「……」
提督「……フフフ」
大淀「提督?」
提督「フフフ……ハハハハ」オオワライ
艦娘達「??」
提督「いやいや、すまんすまん
ちょっと自分の心配事が急にアホらしくなって
な」ハハハ
提督「皆は、義理堅い艦娘じゃな」
提督「だが、一つだけ訂正してくれ」ガタッ
提督「高雄」
高雄「は、はい」
提督「ほれ」デコピン
高雄「きゃっ」オサエ
提督「わしらのためだけに命を懸けるな
懸けるのは、この国で笑顔で暮らす人々、自分を
信頼してくれる仲間達、そして、愛する姉妹艦の
ために使いなさい」
提督「この鎮守府にいる人間は、皆この国のため、仲間
達のため、そして、愛する家族のために命を懸け
ることを覚悟した軍人達だ
いつでも覚悟はできている それを忘れないでく
れ」
高雄「はい!」
提督「そして、これはわしからのお願いだ」
提督「」スッ←手をだし
提督「わしの〈娘〉ならないか?」
艦娘達「……え?」
提督「わしはな今まで家族が居たことがない
天涯孤独ってやつじゃ
だが、せめて自分が指揮を執っている鎮守府の艦
娘達や関係者は家族のように接したい」
提督「わしはそんな考えを持っている
それでもいいなら、手を握ってくれダメなら手を
弾いてくれ」
艦娘達「……」
高雄「断る理由はありません!」ギュ
提督「おお」
愛宕「私もよ~
よろしくね~ お父さん~」ギュ ニコ
摩耶「私もいいぜ なんなら娘以上になろうか」ギュ
提督「ほう、その日が来るのを楽しみにしてようか」
愛宕「摩耶ちゃんたら、ここに行くために元帥に抗議し
にいったくらいだもんね~」
摩耶「なっ!?」
提督「ほう、それはいいこと聞いたな」ハハハ
摩耶「~~//」マッカ
鳥海「私もお願いします」ギュ
提督「鳥海、わしが受け入れるのは計算済みか?」
鳥海「はい、もちろん」ニコ
古鷹「提督! 提督は重巡洋艦のいいところ聞いてくれ
ますよね!?」ギュ
提督「もちろんだ! よろしく頼むぞ古鷹!」
加古「私もいるよ」ギュ
提督「加古、寝てもいいがたっぷり仕事してもらうぞ」
加古「うげっ マジ勘弁」
提督「期待しとるからな」ハハハ
ギュ ギュ
提督「ん?」チラ
睦月、朝潮「」ギュ
睦月「睦月を忘れないでにゃ」ギュ
朝潮「この朝潮司令官のご命令ならば」ギュ
提督「ほう、二人もか
二人はわしが怖くないのか?」
朝潮「なんでかわかりませんが司令官は怖くありませ
ん」
睦月「一緒にいて安心するにゃ」ギュゥゥ
愛宕「あらあら、提督すっかり懐かれてますね」フフ
提督「いいことじゃ」ハハハ
提督「では、皆改めて言おう」スッ
提督「ようこそ、我が湯原鎮守府へ
今日からここが皆の家だ」
提督「わしの鎮守府に来たからには轟沈することは許さ
ん
必ず生きて帰って来てくれ
任務なんか失敗していい責任はわしがとる」
高雄「でも、それでは……」
提督「皆を失うより何倍もましだ」
提督「わしの事なんか気にしなくてもよい」
提督「この命この国と艦娘達に捧げた
クビにされるのも、死ぬ覚悟もできてる」
古鷹「そんな覚悟しなくても……」
加古「つーか、何があっても死ななそうじゃん」
古鷹「こら、加古」トン
提督「ハハハ、よく言われてるから慣れとるよ」
提督(もう何回も死にかけてるしな)
提督「あ、いい忘れたがこの鎮守府にはいくつかルール
がある」
鳥海「ルールですか?」
提督「そうだ
一つ目は、緊急時以外の艤装の展開は一切禁止す
る。もし、気に入らないことがあったら演習場を
貸してやるから好きなだけ使え」
提督「二つ目は、外出は許可するが、申請を出すことと
一般の人達に迷惑をかけないこと
念のため、護衛官が付き添うことになっている」
摩耶「それ、監視されるってことか?」
提督「まあ、捉え方によればそうなるが皆の邪魔をする
事は一切ない。むしろ、一般人に紛れてるから護
衛官だと気づかないだろう」
(※イメージはメタルギアの諜報員だと思ってください)
提督「三つ目は、"自分が兵器だ“と思わないでくれ」
艦娘達「!?」
提督「ここは、わしを始め大半の者が艦娘に敬意を払っ
ている 君達が〈艦〉だった頃の乗組員の子孫
や艦娘に命を救って貰った者もいる」
提督「この鎮守府に所属している者達には、わしから
〈艦娘達を人として接しろ〉と教えてある
その艦娘達が“自分達は兵器だ"とか言ってしまっ
たら皆悲しむ」
提督「まあ、こんなところかの」
高雄「ご説明感謝いたします」アタマサゲ
提督「気にしなくてもよい」
高雄「そして、私達を人として見てくださりありがとう
ございます」
提督「当然の事だ」
提督「では、大淀
皆を寮に連れていってくれないか?」
大淀「了解しました!」
提督「では、これからよろしく頼む"愛娘達よ“」ビシ
艦娘達「はい!「おう!」」ビシ
ゾロゾロ
提督「ようやく、鎮守府らしくなってきたかの」ボソ
提督「さて」ピッ
-PPPP-
?『もしもし』
提督『よう、吉良 わしだ』
元帥『おう、艦娘達には会ったか?』
提督『ついさっきまでわしの前にいた』
元帥『ならいい』
提督『まさかとは思うが、彼女達がここに来たがるとわ
かってたな』
元帥『はて、なんの事やら』
提督『正直に言え』
元帥『まあ、ある程度予想はしていたが、摩耶が怒鳴り
込んできた時点で確定した
これは、送らなければならないとな』
提督『……』
元帥『それに、海軍大将であるお前の鎮守府の守りも強
化するって言う意味でもあるんだぞ』
提督『それは、ありがたいな
だが、最悪……』
元帥『言わせないぞ』
提督『すまん……』
元帥『まあ、とにかく彼女達をよろしく頼む
お前なら信用して任せそうだ』
提督『任せろ、自分の娘のように可愛がっていくつもり
だ』
元帥『ならいい では、頼むぞ』ガチャ
提督「信用してるか……」
提督「」ガチャ
-PPPP-
間宮『はい、間宮です』
提督『あ、間宮さんお疲れ様です
今、大丈夫ですかな?』
間宮『はい、大丈夫ですよ
どうしました?』
提督『先ほど、転属してきた艦娘達がいるんだが、今日
の18:00に、間宮で歓迎会をしてやりたいんだ
がよろしいかな?』
間宮『全然大丈夫です!
ぜひ使ってください!』
提督『ありがとう、感謝する
だが、今日の所は艦娘達だけでやってもらいた
い』
間宮『提督は、出席しないんですか?』
提督『わしが出ると気を使わせてしまう
艦娘同士積もる話もあるだろう』
間宮『……そうですか』
提督『すまないな間宮さん
だが、明日お世話になろう』
間宮『……わかりました
お待ちしております』
提督『うむ、失礼する』ガチャ
提督「後はと」ガチャ
ピンポーン
提督『連絡する
各部隊指揮官は本日17:00会議室に集まるよう
に
繰り返す、各部隊指揮官は17:00会議室に集まる
ように 以上』ガチャ
提督「ふぅー」
提督「久々に賑やかになりそうだ」
-数時間後-
ザワザワ
ガチャ
水本大佐「起立!」
ガタガタ
水本大佐「敬礼!」
サッ
提督「」サッ
水本大佐「直れ!」
サッ
水本大佐「着席!」
ガタガタ
提督「皆、忙しい所すまない
今日集まって貰った理由なんだが、もう聞いてい
るとは思うが、転属してきた艦娘達についてだ」
水本大佐「驚きましたね、まさか助けた彼女達が来てく
れたなんて」
橘中佐「そうですか?私は来ると思いましたよ」
有馬中佐「なんでだ?」
橘中佐「だって、彼女達先生に惚れてましたもん」フフ
大城大尉「そうですかね?」
橘中佐「同性だからわかるものよ大尉」
水本大佐「静かにしろ、会議中だ」
提督「まあ、彼女達が来るのはわしとしても予想してな
かった 正直に言うと嬉しかったがな」
提督「それで……」
(※作者の頭が限界に近いので会議シーンはこれでカットさせてもらいます あと、面白味がないので)
-19:00-
提督「よし、これで終わりだ
皆、これで休んでくれ」ガタッ
水本大佐「起立!」
ガタガタ
水本大佐「敬礼!」
サッ
水本大佐「直れ!」
サッ
ゾロゾロ
橘中佐「先生、彼女達に顔見せないんですか?」
提督「どうしようかとは思っているが……」
橘中佐「行ってあげてください
顔を出すだけでも違うと思いますよ」
提督「……そうだな ありがとう橘中佐」
橘中佐「いえいえ」
提督「では、ご苦労さん」スタスタ
-甘味処 間宮-
提督「邪魔する……よ」
艦娘達「!?」
提督「ん?」
摩耶、古鷹、睦月「」猫耳+肉球グローブ
鳥海、朝潮「」犬耳+肉球グローブ
高雄「」鼻メガネ
愛宕「」ウサギ耳
吹雪「」スク水
大淀「」水着
明石、夕張「」カップルストロー
加古「」Zzz
間宮「」衣服はだけさせ
伊良湖「」服直し
提督「……」
艦娘達「……」
艦娘達「~~//」カオマッカ
提督「すまん、来るとこ間違えた」ガラガラ
タタタ
艦娘達「「待ってください!」やがれ!」
〈誤解を解くのに数時間かかったとの事〉
(※何でこうなっているのかは書けって言われたら書きます)
第一回終わり
次回作のリクエスト募集したはいいが、まずこれを終わらせないとどうにもできない……
(まだ受け付けてます)
(決定 白露型 瑞鳳 霞)
※ゲームはやっていますが手に入れてない艦娘がたくさんいるのでうまく書けるかわかりませんがそれでも構わないならリクエスト受けます。
結末読まれる覚悟はできています。(書き始めてから)
それでも、楽しんでくれれば嬉しいです!
次々キャラ出して混乱させてしまい本当に申し訳ない。
主人公のモデルは某錬金術アニメの隻眼の人です。
艦娘書くのを忘れてしまう。申し訳ない。
見てくれてる方々本当にありがとうございます。
進まなくて本当に申し訳ない。
高雄型のファンの皆さんごめんなさい。
現代兵器(深海棲艦用に改装してある設定で)出していきますのでよろしくお願いします。
いつの間にか1,000PV突破しました。
見てくれてる方々本当にありがとうございます!
時々文章おかしくなりますが頑張って書いていきます。これからもよろしくお願いいたします‼️
いつの間にか2,000PV越えてました。
面白いかどうか良くわかりませんが頑張って書いていきます。
コメントくれたら嬉しいです。←嫌なことはコメントは勘弁してください。
これからもよろしくお願いいたします‼️
護衛官はオリキャラです。
実際の人物団体は一切関係ありません!!
3,000PV突破ありがとうございます‼️
面白いかどうか良くわかりませんが、これからも少しずつ書いていきます!
4000PV突破ありがとうございます‼️
これからも少しずつ書いていきます!
いつの間にか5,000pv突破しました。
温かい目で見守ってください。
11/19 6,000pv突破しました。
話進んでない気がしますが、頑張って書いていきます。
3/18 15,000pv突破ありがとうございます!
まだ読まれていてびっくりです。
第2話もお楽しみ下さい!
こんばんは、いつも読んでくださりありがとうございます!これからも頑張ってください!
1さん〉ありがとうございます!
そして、初コメントありがとうございま
す!!
イタイ物語ですが楽しんでもらえると幸い
です!
続きが気になるな
これからも頑張ってヽ(´▽`)/
3さん〉ありがとうございます!
これからも楽しんで見てくれれば幸いです!
これ結構現代兵器の勉強になるな
このあとどうなるのか気になる是非書いてくれ!
5さん〉ありがとうございます!
趣味でサバゲーやってるので、銃や現代兵器の知識は多少はありますが、まだまだ勉強不足です…… それでも参考にしてくれれば幸いです!
イタイ物語ですが楽しんでもらえると幸いです!
悪提督はこれからどんな末路を迎えるんだろうなぁ♪
やっぱり公開処刑かな?
7さん
処刑?
物足りない、艦娘に拳銃発砲、駆逐艦二隻にトラウマを植え付けたんだ。
麻酔なしで睾丸切り取って、拷問にかけてやれ!
7,8さん〉コメントありがとうございます!
末路は、決まっているんですけど(グロいのはなしです。)主の細かすぎる性格のせいでなかなか進んでいなくて本当に申し訳ない……(読んでくださる方々にも)
末路のヒントは、あるアニメが元ネタです。
引き続き楽しんでもらえると幸いです!
だいたい結末が読めた件について。
10さん〉コメントありがとうございます!
やっぱ、読めちゃいますか……
それでも、今後も楽しんでくれたら嬉しいです!
引き続き楽しんで下さい!
調べ事(提督の逮捕)
12さん〉コメントありがとうございます!
そして、まだ見てくださりありがとうございます!
お!?これは……
M870をソードオフにって散弾銃を小さくした物って認識でいいんですか?
知識が少ない物で…
あと十万字で収まらなそうなら
区切りがいいところで切ってもいいと思います
14さん〉コメントありがとうございます。
そうですね。短くして設置してあった設定です。
物は、東京マルイで発売されてる「m870ブリーチャー」をイメージしてもらえれば嬉しいです!
そして、アドバイスありがとうございます!
これからも頑張って書いていきますので、よろしくお願いします!
(あなたの作品も楽しみにしてますよ。)
(やっべすぐつくんなきゃ)
17さん〉待ってますー。(ニヤニヤ)
おわったあああああああああああ!
19さん〉お疲れ様です!!
へーこの鎮守府にはアベンジャーズまでいるんか
もうこいつらだけでいんじゃない?
21さん〉コメントありがとうございます。
あれ、おかしいな?
そのつもりなかったんですけど…………
なんか、世界観壊して申し訳ない……
やっぱり高雄型は癒しだなあ
あ、でも嫁は五月雨です。
ここは譲れません(加賀感)
23さん〉コメントありがとうございます!
そうですね!高雄型個人的に好きな艦です!
それと、書くかどうか不明ですが続編では皆さん大好き白露型出そうと考えてます。
五月雨も出る予定です!
やったぜ(渾身のガッツポーズ)
あ、あと嫁教えて
今書いてるのに出すから
(予定が崩れる?そもそも予定通りに行ったことない)
このコメントは削除されました
25さん〉コメントありがとうございます!
五月雨は、現代でも出しますが、この提督の過去に関連する艦娘として出す予定です。
(提督の過去篇←書くかどうか不明です)
嫁艦ですか?
そうですね、基本みんな好きですけど、強いて言うなら(飛龍、加賀、金剛、榛名、摩耶、鳥海、古鷹etc.)ですね!
楽しみにしてます!!
(こいつらださんといけないのか…
まあ、まあやるが)
28さん〉コメントありがとうございます!
なんか申し訳ない……
他にも、自分の艦船好きのきっかけを作ってくれた(大和)も好きです。
ちなみに、白露型で好きな艦娘は(時雨、村雨、海風、山風)です。(もちろん他の艦も好きです)
(まあ、それ位ならギリギリ…)
30さん〉
よろしくお願いします!
(やべ、自分も早く終わらせねぇと)
提督「別れ!」
隊員達「はい!」
で良いんじゃないですか?
失礼は承知ですが
32さん〉コメントありがとうございます!
そうですかね?
でも、調べたところこれが正しいそうです。
(違ったら、訂正します。)
DMATは「災害派遣支援チーム」
Disaster Medical Assistance Team
(災害)(医療)(支援)(チーム)
で、消防、警察、自衛隊の医療支援を
災害発生直後から活動できる機動性を備えた医療チームです。
追記
DMATには大きく分けて二つあり、
日本DMATと都道府県DMATがあります
日本DMATは厚生労働省の管轄で、国の機関
都道府県DMATは各都道府県が組織しています
主に日本DMATは国からの要請で派遣され
都道府県DMATは各管轄の都道府県のDMATが派遣されます
(神奈川の災害だったら神奈川DMAT)
基本的には活動時間は48時間以内から72時間まで
(72時間が経過すると災害現場での負傷者の数も落ち着いてくるので)
35さん〉コメントありがとうございます!
ご指摘と解説ありがとうございます!
後程、訂正します。
あっ(察し)(憲兵がいないことに対して)
37さん〉コメントありがとうございます!
書いたはいいんですけど、余計複雑になってしまいました……
(アドリブだったなんて言えん)
大丈夫だ、問題ない
(いっつもアドリブで書いてるから)
(まあ、それで話の流れが無茶苦茶になるんだけど)
39さん〉コメントありがとうございます!
励ましのコメントありがとうございます。
ようやく半分くらいなのでもうしばらく楽しんでください!(読んでくださる皆さんも!)
響可愛いです(予言)
やばい、恥ずか死にそう
42さん〉コメントありがとうございます。
安心してください!続編で出しますよ!(多分)
10000pv
おめでとう!
良いお年を!
45さん〉コメントありがとうございます!
読んでくださり本当にありがとうございます!
よいお年を御過ごしください!
現在続編の艦娘募集中なのでよかったらお願いします!(出会い方も募集中です)
あ、俺の嫁(五月雨、時雨、摩耶、明石、霞)
と白露型は入れてくれ(できれば瑞鳳も)
47さん〉コメント&リクエストありがとうございます!
摩耶と明石は登場してますので他の艦娘を出していきます!
出会い方自由です。(建造、ドロップ等)
(ブラ鎮でも大丈夫ですけど、展開が読まれやすいのでそれを覚悟してください)
やっと…やっと雪風回が終わった…
49さん〉お疲れ様です!
楽しませていただきました。これからも面白い作品期待してます!
余談ですけど、雪風の提督の呼び方は記憶が正しければ「しれぇ」だった気がします。
よーしじゃあ治すぞ!(なお20近い模様)
あ、あと出来れば聞き取り中の所も書いてください^^
51さん〉コメントありがとうございます。
了解しました!
ありきたりですがご覧下さい。
大城大尉が正座させられた戦艦娘が大和じゃないといいなあ
46cm砲が命中したら駆逐艦でも無事じゃないだろうからなあ
53さん〉コメントありがとうございます!
すいません、訂正で「戦艦艦娘」→「戦艦艦娘達」に直します。
引き続きお楽しみください!
ミス発見
×大城「ハァ、ハァ」←屋根登り
○提督「ハァ、ハァ」←屋根登り
OK?
55さん〉コメント&ご指摘ありがとうございます!
訂正しときます。
引き続きお楽しみください!
よく考えたら扶桑って「不幸」とかそんなの言わないですよね…
(どっちかと言ったら山城の方が…)
どっちかと言ったら「はあ…空はあんなに青いのに…」って
言った方がいい気がする…
扶桑「はぁ……空はあんなに青いのに。」←母港で
山城「不幸だわ……」←遠征とかアイテム見つけた時
57さん〉コメント&ご指摘ありがとうございます!
はっ! 言われてみればそうですね!
訂正しときます。
ちなみに自分は、大尉みたいな経験したら多分立ち直れないでしょう……
作品書きながら更新楽しみにしてます!
どうせなら…海外艦もだして欲しいな~(チラッチラッ)
今書いてるしね~
と言うか、×朝潮「あ、朝潮もよろしいですか!?」
○朝潮「朝潮も、よろしいですか?」か
朝潮「あ、朝潮もよろしいですか?」
気がする
60さん〉コメント&ご指摘ありがとうございます。
すぐに訂正しときます。
リクエストありがとうございます!
リアルの艦これ(ゲーム)でまだ海外艦が居ないのでうまく書けるかわかりませんが頑張ってやっていく予定です。
リアルの艦これを一切やってない人間です
(ほとんどピクシブと攻略ウィキで性格を判断しつつ
・「キャラ崩壊仕方無し」でやってるからなあ)
62さん〉コメントありがとうございます。
頑張ってやっていく予定です。
(できれば指定もお願いします。)
サム、ビスマルク、プリンツ・オイゲン、アークロイヤル
ゴトランド、レーベ、マックス、ザラ、ポーラ、コロラド、アイオワ、
ジャーヴィス、ジェーナスが好きですね(多くてすいません…)
64さん〉コメント&リクエストありがとうございます!
めっちゃいますね……
ですが、頑張って書いていく予定なので気長にお待ちください!
あと、出会い方は、自分の方で自由に決めさせてもらいます。
×睦月「……嫌だな」
○睦月「……嫌だにゃ」
ですね
あと戦闘挺×3
(※BF4に出てくるアメリカ軍のRCB〈高速戦闘挺〉のイメージ)
の部分ですが
はやぶさ型ミサイル艇(海自が運用している)のようなものですか?
そっちの方がイメージ付きやすいと思います。
(米軍は戦闘艇を運用してないので)
67さん〉コメント&ご指摘ありがとうございます。
指摘部分は訂正しときます。
戦闘挺の部分は調べたところミサイル挺の方がイメージしやすそうなので訂正しときます。
林田少尉絶対提督の使いか憲兵だろww
69さん〉コメントありがとうございます。
それは、この後のお楽しみです!
引き続きお楽しみください!
お、そろそろ制裁の時間かぁ!!
果たしてこの親子がどんな感じで顔を真っ青にするのか楽しみだ♪
・・・一生牢獄だけでは済みそうにないな
追記:「誰を敵に回したか理解したか?」的なセリフが欲しいですね
72さん〉コメントありがとうございます!
ここまで読んでくださりありがとうございます!
いやー、まさに『待たせたな』です!
果たして二人の末路が納得がいくかどうかわかりませんが楽しみにしててください!
そして、ご意見有難うございます。どこかで入れたいと考えています!
どうせ前は艦娘が仕事しながらとなりで煙草吸ったんだろ
まじでタヒんでほしい
74さん〉コメントありがとうございます!
ちょっとゲスく書きすぎましたね……
若干後悔してます……
ですけど、このまま話を続けていきます!
ホホホ、早い段階でセリフ採用された♪
76さん〉コメントありがとうございます!
早速採用させてもらいました!
ここから制裁スタートです!
(出来映えは期待しないでね……)
×陸連隊→○陸戦隊!(海軍陸戦隊の略)
78さん〉コメント&ご指摘ありがとうございます。
すぐに訂正しときます!
ようやくこの話が終わりそうです。
引き続きお楽しみください!
あっ(いろいろ察した)(重巡六駆逐二の点で)
80さん〉コメントありがとうございます!
実は、最初から(書く前から)考えてました。
ようやく終わります。
どうも、作者のK,Eです。
なんか知らないんですけど、作品データが飛んでしまったので書き直します。
若干前と変わるかもしれませんが引き続きお楽しみください。