2021-01-22 20:30:45 更新

概要

「隻眼提督と艦娘達 3話」の続編です。
細かすぎる文章なので読みにくいですがご了承下さい。
たくさんの評価+応援+オススメ+コメントお待ちしています!
出てほしい艦娘が居ましたらコメント下さい。
(できれば、どんな出会いがいいか等のシチュエーションもお願いします。)
※ただし、いつ出てくるか不明なのでご了承下さい。
都合により、順番変わる可能性もあります。
(文月、皐月、長月、水無月、如月、卯月、菊月、三日月、雪風、金剛型、速吸、ポーラ、オクチャ(ガングート)、が決定してます)


前書き

たくさんのリクエストありがとうございます!

優しい目で見守って下さい!
評価、応援、オススメ、優しいコメントよろしくお願いします!
(所属艦娘:吹雪 睦月 弥生 朝潮 霞 綾波 敷波 白露型 野分 嵐 萩風 舞風 神風 曙 秋月型 夕張 大淀 川内型 アトランタ 香取 鹿島 多摩 木曽 明石 古鷹型 青葉型 高雄型 鳳翔 隼鷹 瑞鳳 赤城 加賀 蒼龍 飛龍 翔鶴 瑞鶴 大鳳 長門型 大和型 アイオワ)


-某所-


獅子丸「こんな作戦成功するのか」


参謀長「簡単だろう 君達には、敵を引き付けてもらいたい」


獅子丸「俺達の残存戦力を見て言っているのか!」バン!


参謀長「引き付けるくらい簡単だろう 頃合いを見て引けば良いだろう」


獅子丸「くっ…」


参謀長「作戦は以上だ 準備してくれ」スタスタ


獅子丸「…」


バン!


獅子丸「くそったれが」


---------


提督「…」ムクッ


提督「…嫌な夢だ」


提督(気のせいか 近づいている)


提督「…まぁいいか」ギシッ


提督「…」サッサッ←ベッドメイキング


提督「…」サッサッ←着替え


提督「…行くか」


ガチャ バタン


-山中-


提督「…」←座禅中


提督「…」パチッ


スッ


ブォォーン ヒラヒラ


シャキーン


スパッ スパッ…


提督「…」パチッ←納刀


提督「…今日は綺麗に斬れたな」


スタスタ


-鎮守府内-


大鳳「はぁ…はぁ…」タッタッタッ


吹雪「はぁ…はぁ…はぁ…」タッタッタッ


大鳳「よし これで良いでしょう」ハァハァ


吹雪「はい ありがとうございます!」


大鳳「いえいえ 誰かと走るの久しぶりなので新鮮でしたよ」ニコッ


吹雪「そう言ってもらえると嬉しいです」ニコッ


大鳳「シャワー浴びに行きましょう 一緒にどうですか?」


吹雪「はい! お願いします!」


スタスタ


-一時間後-


吹雪「すいません お食事まで一緒になんて」


大鳳「いえいえ、私は気にしてませんよ」ニコッ


吹雪「よかった」エヘヘッ


モグモグ


間宮「あ、吹雪ちゃん」スタスタ


吹雪「はい?」


間宮「今日空いてるかしら?」


吹雪「え? えぇ」


間宮「あの… 申し訳ないんだけど、おつかい頼んで良いかしら?」


吹雪「おつかいですか? いいですよ」ニコッ


間宮「ありがとう♪ 助かるわ」


吹雪「あ、大鳳さんも…」


大鳳「ごめんなさい 今日は訓練するから…」


吹雪「そうですか…」


間宮「お願いね」


吹雪「はい」


------


吹雪「お財布よし メモ良し 大丈夫だよね?」


?「吹雪ちゃん」


吹雪「あ、中沢さん 島本さん」


中沢中尉「お出掛けかい?」


吹雪「はい 間宮さんのおつかいです」


島本中尉「そっか それじゃあ、ソラの世話頼んで良い?」


中沢中尉「レオも連れてくれないか?」


吹雪「あ、いいですよ」


中沢中尉「ありがとう じゃあ」


ピュー←指笛


レオ「ワンワン!」タッタッタ


ソラ「カァ」バザバサ


中沢中尉「いいか しっかり吹雪ちゃん守るんだぞ」


島本中尉「お前もだぞ 頼むぞ」


レオ「ワン!」


ソラ「カァ」


吹雪「じゃあ、いってきます♪」


中沢中尉「気を付けていってこい」


吹雪「はい♪」


吹雪「レオ ソラおいで」


レオ「ワン!」


ソラ「カァ」


------


吹雪「~~♪」


班長『各員異常は?』←サラリーマン


狙撃手A『狙撃A 異常なし』←建物屋上


隊員A『1ー1 異常なし』←通行人


隊員B『1ー2 異常なし』←買い物客


隊員C『1ー3 異常なし』←大学生風


隊員D『1ー4 異常なし』←ウォーキング


隊員E『1ー5 異常なし』←観光客


?1「…あれは…吹雪?」


?2「私が…もう1人?」


?3「似てますね。この近くに鎮守府がある証拠ですね」


?4「聞いてみる?」


?5「吹雪が行くと混乱するだろうから取り敢えず私達が行ってみようか」


?1「俺も行く」


隊員D『こちら1ー4 怪しい集団を発見した』


班長『狙撃A 確認しろ』


狙撃手A『了解』


班長『各員警戒』


隊員達「」カチャッ←拳銃に手をだし


狙撃手A『待ってくれ 艦娘が一緒にいる』


班長『各員 待機』


吹雪「あとは…お醤油と…砂糖と…」


?1「ごめん、少しいいかな?」


吹雪「はい?」


?1「君は…吹雪かい?」


吹雪「そうですけど…誰ですか?」


?1「俺の名前は真田幸光、横須賀の提督だよ」身分証


ソラ「カァァァ!」←威嚇


レオ「グルルル」←威嚇


狙撃手A『レオとソラが威嚇しています』


班長『やっぱり敵か?』


狙撃手A『いえ、なにか見せています』


吹雪「ソラ、レオ!…確かに」


?5「提督さん、その言い方はなんか間違えられるよ…。あ…私達、横須賀の艦娘なんだけど…鎮守府に案内してくれない?」


吹雪「瑞鶴さん?瑞鶴さんは鎮守府にいたはず…だけど…」


吹雪(格好が違うよね?こんな格好してたっけ?飛龍さんも私服じゃ無かったはずだし…)


飛龍(横)「ダメかな?」


吹雪「ち…ちょっと連絡してみます」プルル…


狙撃手A『どこかに連絡を取っています』


隊員C『どうしますか?』


班長『様子を見よう 下手に動くと周りに危害が出る』


隊員達『了解』


-湯原鎮守府-


大淀「はい、こちら湯原鎮守府です。あ、吹雪さん?」


大淀「えっ?!横須賀の提督が?!ここに?!」


吹雪『あの…飛龍さんと瑞鶴さんってそちらにいますか?』


大淀「飛龍さんと瑞鶴さん?こちらにいますよ?どうしたんですか?」


提督「どうしたのかね?」


大淀「あ…提督。横須賀の提督がこちらに来ているそうです」


提督「あの男の息子が?何の用だ?…取り敢えず案内しなさい」


大淀「はい…吹雪ちゃん、案内してあげて」


ー商店街ー

吹雪「分かりました…はい、では…」


吹雪「あの…許可が出たので今から…」


?2「司令官…何の話をしてるんですか?」


吹雪「えっ?!わ…私がもう1人?!ど…ドッペルゲンガー?!」←混乱


?2「ち…違います!」


吹雪「えっ?違うんですか?」


吹雪(横)「私はドッペルゲンガーではないです!横須賀の吹雪です!」


吹雪「そ…そうなんですか…わ…分かりました。とにかく鎮守府に案内します…」


吹雪(明らかに私の気迫とちがう…)


班長『各員に告ぐ どうやら、横須賀鎮守府提督の”真田幸光大佐”のご一行らしい 警戒を解け』


隊員A『本当ですか?』


班長『あぁ、鎮守府からの通達だ』


隊員B『なんでこんなところに?』


班長『知らん とにかく、手出しはするな』


隊員達『了解』


ー湯原鎮守府ー


門番「どうぞ、話は聞いています」


飛龍「キャンピングカー?」


瑞鶴「私たちの同じ人って誰よ…」


ガチャ!


幸光「…ここが湯原鎮守府か…」


幸光(…俺らの鎮守府と同じくらい…いや、それ以上か)


飛龍(横)「ここが湯原鎮守府?」


瑞鶴(横)「結構広いね」


赤城(横)「そうですね…」


青葉(横)「写真とってもいいですか?」


吹雪「け…結構乗っているんですね…」


幸光「ん?ああ、30人近く載せてるからな」


瑞鶴「あれが…」


飛龍「横須賀の私達…」


2人(重圧が違う…修羅場を潜ってきた臭いがする…)


幸光「…こちらの提督は?」


大淀「今、いらっしゃいます」


コツコツ…


提督「ようこそいらっしゃった…儂が…」


提督「この鎮守府の指揮を取っている獅子丸謙吾だ」←大将


幸光「…横須賀の真田幸光です」←大佐


獅子丸「…そうか」スタスタ…


バッ!ギン!←刀が交わる音


艦娘(横)「?!」


艦娘「?!」


提督「ほぉ…あの男と似てやるな…。儂も劣ったか…」


幸光「嘘つけ…!」


艦娘(湯)(これより強かったの?!)


幸光「…歳を取ってるのにこの強さかよ…!」


提督「…お主やるな」


神通(横)「提督!」チャキ!


時雨(横)「よくも提督を!」チャキ!


幸光「来るな、囲まれてるぞ」


神通「えっ?!」


カタカタ…


大城大尉「戦闘配置に付け」


カチャカチャ…←AR,SG,SMG,LMG


春雨(横)「な、なんですかこれ?」←胴体に赤い点


叢雲(横)「レーザーポインターね…」


夕張(横)「完全にマークされましたね…」


明石(横)「私かかってませんけど…」←工作艦


伊良湖(横)「私も…」←給糧艦


幸光「…兵士が100人近くいるな」


神風「迂闊に手出しできませんね…」


黒田曹長『こちらホークアイ 一名 刀から手を離さない艦娘がいる』←900m先


大城大尉『神通だな 危険と判断した場合撃て』


黒田曹長『了解』


榎本軍曹(なんでよりによってあの二人がいるんだよ…)←古鷹、青葉の乗組員の子孫


提督「儂も命令はせんよ」


提督「これはどうだ!」ブン!ブン!


幸光「…はあ!」ゴウ!←炎


火の呼吸、壱の技焔玉!


吹雪「ほ…炎?!」


提督「奇妙な刀をつかうのじゃな」


明石「あれ、漫画で見た事あります!無限刃(るろうに剣心)ですよね!」


幸光「違うぞ」


大城大尉「おおっ」


榎本軍曹「あいつ人間かよ…」


明石(横)「少し、説明しますね」


摩耶(横)「スピードワゴン!」


明石(横)「おお!あれは…って違いますからね…」


翔鶴(横)「ノリノリでしたけどね…」


明石(横)「と…とにかく…無限刃と一期一振は根本的に違いますよ。無限刃は人の脂(溝にある人の脂が燃える)ですがあれは刀自体が燃えているんです」


幸光「今、それ説明するのか?!」


吹雪(横)「司令官!前!」


提督「これで終いじゃ!」ブン!


提督「火の呼吸、拾の技…」


幻日虹!←幸光の残像


提督「?!消えた?!」


赤城(横)「幻覚?!」


吹雪「ど…どうやって消えたんですか?!」


吹雪(横)「し…知りませんよ?!」


榎本軍曹(いったいどこに…)


秋月「司令官!上です!」


護衛官達「っ!?」カチャッ


幸光(火の呼吸、捌の技…)


火車!


大和「提督!避けて!」


提督「甘い…」スッ


幸光(刃を後ろに…)


ギン!ズササ…


提督(危なかったな…)


幸光「…やるな」チャキ!


提督(刀を閉まった?)


幸光「…これで仕留める…」←備前長船に手をかけ


提督「… 儂も少し本気を出させてもらおう。愛娘達の前で負けるわけにはいかんからな」シャキーン


大城大尉(二本目を…)


黒田曹長(二刀流か…)


幸光「…時の呼吸…壱の技…」


闇月・宵の宮(やみづき よいのみや)


提督「フッ!」ギン!


幸光「ほぉ…受け止めるか…!ならば…次で仕留め…」


バシュ!バシュ!


ギン!ギン!←矢が刀に当たった


護衛官達「っ!?」


ガシャ…ガチャ!


黒田曹長『おい 撃ってきたぞ!』


榎本軍曹『どうしますか!?』


大城大尉『待て』


赤城(横)「…提督、何かの理由があるかもしれませんが刀を納めてください」


加賀(横)「試合は終了よ」


幸光「…仕方あるまい」パチッ!


提督「…少し熱くなり過ぎたわい」パチッ!


青葉「あの司令官とやり会えるなんて…凄いですね」


幸光「…小さい頃から訓練をしてきたからな」


提督「…軍神の子は軍神か…あいつとそっくりじゃな」


吹雪「あの…司令官?この方って?」


提督「知らなかったのか?横須賀の所属で7年前、鉄底海峡を1週間で殲滅させた男…真田幸光大佐だ」


幸光「説明ありがとうございます。…先程は無礼を…」


提督「いや…楽しませて貰った。あの男の血を引いているな」


幸光「そうですか…」


水本大佐「提督 お怪我は!?」


提督「儂は大丈夫だ 武装を解除し、通常警備に戻ってくれ」


水本大佐「よろしいのですか?」


提督「構わん 彼らを応接室に連れていく」


水本大佐「…了解しました」


水本大佐『各隊 通常警備体制に戻れ』


黒田曹長「ふぅ…」


榎本軍曹『撃たないで済みましたね』


黒田曹長『撃ったら撃ったらで問題になるぞ』


榎本軍曹『そうですか?』


黒田曹長『あの艦娘達が暴れたらえらいことになるぞ』


榎本軍曹『そう言うことですか…』


提督「とにかく上がってくれ。儂らは快く迎えるよ」


艦娘(横)(あんなに戦ってちゃ信用ならないな…)スタスタ…


ー湯原鎮守府、応接室ー

大淀「では、こちらにお座りください」


幸光「…」スッ


大城大尉「ようこそ 湯原鎮守府へ 自分は湯原鎮守府特務第一小隊の大城だ」スッ


幸光「…どうも」ギュ


大城大尉「本当に真田元帥と似ている」


幸光「ご存じで?」


大城大尉「これでも元憲兵でしてね 真田元帥の警護も勤めました」


瑞鳳(横)「元憲兵さん?」


大城大尉「ここには、色んな所から来た奴がいる 海軍はもちろん陸から来た奴や空軍から来た奴 それに、警察から来た奴もいる」


吹雪(横)「そんなに…」


大城大尉「それでは、自分はこれで… ごゆっくり…」


ガチャ バタン


-執務室-


提督「いやー、流石に驚いたな」


水本大佐「提督 あまりご無理はなさらないで下さい」


橘中佐「言いたくありませんけど、もう若くないのですから…」


提督「それは、厳しい指摘だな」ハハハッ


提督「う~ん 儂も彼ぐらい若かったらもっと楽しめたのにの…」


水本大佐(そうなったら、鎮守府無くなるな)


提督「さて、挨拶に行こうかな」スタスタ


提督「執務を頼む」


水本大佐「了解しました」


ガチャ バタン


-応接室-


提督「改めて…ようこそ、湯原鎮守府へ」


春雨(横)「…一応味方でいいんですよね?」


提督「ああ、先程は失礼した。少し試して見たくなったのだ」


時雨(横)「試して?」


提督「こう見えても毎朝稽古を欠かさずやっててな…。あいつ(真田幸家、幸光の父で元帥)の子供と聞いて試したくなったのじゃ」


摩耶(横)「それで傷ついたらどうするんだったよ?」


提督「いや、万が一傷つかないように配慮はしてた。だが剣術を全て受け止めたところを見ると腕は本物の様だな」


大和(横)「…提督、怪我はないんですか?」


幸光「ないな」


提督「ところでなんじゃが…少し、艦娘と手合わせをしてくれんか?」


瑞鳳(横)「手合わせ?」


提督「演習じゃよ。軍神と言われた指揮をまじかで見てみたくなった。愛娘達の訓練にもなるし、鈍った体も解れるだろう」


幸光「…分かりました。いつ開始しますか?」


提督「10分後、演習場はどうだ?」


幸光「すぐ用意します。それと…伊良湖」


伊良湖(横)「はい、なんですか?」


幸光「贈答品を渡しておいてくれ」


伊良湖(横)「はい、分かりました」


-執務室-


提督「ということだ」


武蔵「なるほど 面白そうだな」


長門「いいぞ 私も体を動かしたいと考えていたところだ」


木曾「あぁ、向こうの指揮官の噂は聞いている この目で確かめたい」


アトランタ「いいわ 引き受けましょう」


大鳳「提督のご期待に添えるように頑張ります」


秋月「精一杯頑張ります!」


武蔵「それにしても珍しいな」


提督「なにがだ?」


武蔵「吹雪を出さないことだ いつもなら出すのにな」


提督「あぁ、出そうと思ったが向こうの旗艦がおそらく吹雪でな 同じ吹雪同士戦わせるのがな…」


長門「…なるほどな」


秋月「なんで相手の旗艦がわかるんですか?」


提督「何となくだ だが、彼女の指に指輪がついていた」


アトランタ「あぁ…」


提督「では、皆の健闘を祈る」


-本営-


提督「すまんな 付き合わせてしまって」


幸光「いえ、お気になさらずに」


ブォォーン


幸光「? あれは…」


提督「あぁ、UAV〈無人航空機〉だ 周辺海域の偵察兼この演習をライブ配信するために撮影を行っている」


提督「安心しなさい 高度一万メートル以上を飛んでいる 演習を邪魔する事はない」


幸光「そう…か」


提督「言っておくが、不正なんかしておらんからな」


幸光「わかっています」


『これより、湯原鎮守府と横須賀鎮守府の演習を始めます!』


ー?ー

?「…いたぜ…真田幸光だ」


?2「あれは…獅子丸大将じゃないか?」


?3「ちょうどいい、手土産に2人とも殺そう」


-敷地内-


大城大尉「お、始まったな」


有本中尉「頑張ってくれると良いですね」


元木軍曹「勝ってくれますよ きっと」


有本中尉「それにしても、こんな時にドローンが故障なんてついてない」


※ドローン→二話にて登場


元木軍曹「前不具合が見つかって全部点検中ですからね… 整備班の連中がレッドブル飲みながら血眼でやってましたよ」


有本中尉「こう言うときだけ整備班じゃなくてよかったと思いますよ」


元木軍曹「同感です」


大城大尉「ほら、喋ってねぇで仕事するぞ」


二人「「了解です」」


-提督側-


大鳳「偵察機からの情報によると、相手の陣営は吹雪さんを旗艦として、神通さん、赤城さん、瑞鶴さん、大和さん、金剛さんですね」


武蔵「大和がいるのか 面白いではないか」


長門「相手にとって不足無しだ」


武蔵「では…我々も策の準備に取り掛かろう」


アトランタ「策?何か案でもあるの?」


武蔵「ここの演習場は島を模した置物などが置いてある。故にそれを使って策を立てる。今回使うのは戦国時代、多くの人を屠ってきた島津の戦法…」


木曾「あれをやるのか?!」


武蔵「釣り野伏せで行く!」


大鳳「どういきますか?」


武蔵「まず私が囮になろう アトランタ一緒に来てくれ」


アトランタ「いいけど、なんで私?」


武蔵「少しでも火力が欲しい それに、もし艦載機が来たら、援護してくれ」


アトランタ「わかったわ」


武蔵「長門と大鳳は右に展開してくれ 秋月と木曾は左に展開だ」


武蔵「私が敵を引き連れてきたら、大鳳の艦載機 木曾の雷撃で挟み撃ちにする 敵が混乱したら、私と長門で一気に片付ける」


長門「ほぉ、なるほどな」


木曾「いいぞ 俺は賛成だ」


秋月「あ、あの… 私は?」


武蔵「木曾を守ってくれ それと、偵察機が飛んでこないように見張っていてくれ」


秋月「わかりました」


武蔵「よし みんな行くぞ!」


吹雪(横)「敵艦を発見しました!」


武蔵「見つかったか!私はここだ!」ドーン!


神通(横)「合戦用意…撃て!!」ドーン!


武蔵「ふっ…この程度、蚊に刺されたようなものだ!」微傷 ザザザ…


武蔵(さぁ、ついてこい)


大和(横)「敵が退いていきます!」


金剛(横)「どうするデース?」


瑞鶴(横)「…あれは一昨年レイテで見た釣り野伏せの戦法にそっくり…。罠だと思うわ」


赤城(横)「…単艦でいたのは罠ではないかと…」


吹雪(横)「…1度退いて様子を見ましょう」


秋月「…退いていきました」


長門「…バレたのか?」


大鳳「恐らく…」


武蔵「さすがに突撃してこないか…。軍神の指揮は冴えているな」


木曾「で…どうするんだ?」


アトランタ「作戦は練り直さないとね…」


武蔵「やむを得ない。正面から当たろう 単縦陣を組み正面から当たるぞ」


『演習中止!演習中止!緊急事態発生!』←大淀の声


木曾「な…何が起こった!」


-本営-

提督「両陣営ともよくやっておる」


幸光「…釣り野伏せの戦法ですか…。あいつらは…」


?「…」スタスタ


黒田曹長「ん? 誰だあれ?」


黒田曹長『こちらホークアイ 大尉応答願います』


大城大尉『どうした?』


黒田曹長『今日は、業者などが来ると言う話しはありますか?』


大城大尉『いや 知らないぞ』


黒田曹長『作業着を着た不審な人間三名を確認しました 確認をお願いします』


大城大尉『わかった 向かおう』


大城大尉「行くぞ」


有本中尉「了解」タッタッタ


?「…」スタスタ


大城大尉「おい、ここは一般人が入る場所ではないぞ!立ち去れ!」


?「…」


大城大尉「それ以上近づくなら射殺する!」ガチャ!


?「…」スタスタ


大城大尉「チッ」バンバン!←空に向かって


?「…」ダッ!


大城大尉「不審者だ!狙え!」ガチャ!


元木軍曹「まだ敵対意思が…」


大城大尉「武器持ってこっち来てるなら、威嚇射撃しても無駄だ!」


(※威嚇射撃=一回目は空に数発〈弾が入っていると見せつける〉 二回目は対象の足元に数発〈それ以上近づかせないようにする〉三回目で射殺命令)


?2「…」ダッ!


?3「…」ダッ!


大城大尉「敵は3人だ!撃て!!」ドドドド!!


?2「ガッ?!」バタッ!


黒田曹長「あー、またかよ!」バン!


?3「うぐっ?!」バタッ!


榎本軍曹「これで」パシュ


?「…」カキン


榎本軍曹(外した)


大城大尉「まずい!1人取り逃した!相当な腕のやつだ!」


刺客「真田幸光!命を貰った!」←匕首(短刀)


叢雲(横)「待ちなさい…私が相手よ」


刺客「お前は引っ込んでろ!」


叢雲(横)「…この蜻蛉切の餌食になりたい様ね」キラッ!


刺客「ならば死ね!」スッ!


刺客(間合いに入った!これでこいつは…)


叢雲(横)「…誰が間合いに入ったら大丈夫って考えたのかしら」ブン!


刺客「ガッ?!」ドガッ!←脇腹に槍の持ち手が…


叢雲(横)「槍は突くだけでなく、叩く、払うもできるのよ。覚えておきなさい。あんたの脇腹は完全に壊したわよ」


刺客「グワッ?!」ドガガガガッ!


刺客「グッ…ならば貴様を…」


中沢中尉「よーし… 行け!」パッ


レオ タッタッタ!


ガブッ!


刺客「うぐっ?!イダダダ!!!」←足に噛み付いた


大城大尉「よし!捕らえろ!」カチャリン←匕首弾き


高雄(横)「噛みつきましたけど!?」


愛宕「あの子軍用犬よ~」


摩耶(横)「ペットじゃねぇのか!?」


古鷹「よく間違えられるけどね…」


刺客「この離せ!」ジタバタ


有本中尉「動くな!」カチャリン←手錠付け


刺客「くそっ!」


元木軍曹「動いてみろ 12ゲージで頭吹っ飛ばすぞ」カチャッ


刺客「くっ…」


高雄(横)「…あっさり終わったわね」


幸光「いや…そこに4人いるぞ!」


刺客4「バレたか!ならば突撃するのみだ!」ダッ!


摩耶「こ…こいつら全員動きが早いぞ!」


刺客4と提督の間に障害物はなかった。


刺客4「死に晒せ!!」


時雨(横)「…全集中…水の呼吸、肆の技!」


夕立突!!


刺客4「ガッ?!」←脇腹を刺された


時雨(横)「提督には近づかせない!」


夕立「あっちの時雨カッコいいっぽい!」


時雨「…」グサッ


夕立「? どうしたっぽい?」


時雨「…なんでもない」グスッ


瑞鶴(湯)「あそこの鎮守府はどうなってるの…」


神風「風の呼吸、伍の技…」


昇上砂塵嵐!


刺客6「うぐっ?!」←バラバラ


蒼龍「ひ…人がバラバラに…」ガクガク…


曙「ぐ…グロすぎるわ…」


睦月「あっちの神風ちゃん強いにゃ」


神風「…」グサッ


睦月「およ? 神風ちゃん?」


神風「…努力します」グスッ


神風(横)「司令官!大丈夫ですか?!」


幸光「問題ない!」


刺客5「そっちががら空きだぜ!」


大城大尉「しまった?!」ガチャ!


大和「提督!避けて!!」


スッ…


ジャキ!!←抜刀術


艦娘「?!」


幸光「…大丈夫そうですね」


刺客5「」←峰打ち


提督「…20歳前の若者に労わられるほどやわな人生は送っておらん」


艦娘(湯)「か…かっこいい…」


刺客7「ちっ!どうするべきだ…」


?「…」←艦娘


刺客7「おい!捕まえたぞ!」


?「えっ?!なんですか?!」


刺客7「う…動くな!こいつがどうなってもいいのか?!」


吹雪「えっ?!なんですか?!」


刺客7「こいつがどうなってもいいのか!」


神通(横)「人質を取ってます!」←戻ってきた


大和「吹雪ちゃん!」


大和(このまま撃ったら吹雪ちゃんまで犠牲になっちゃう!)


瑞鳳(横)「加賀さん…狙えない?」ヒソヒソ…


加賀(横)「…無理があるわ」


葛城(横)「くっ…卑怯よ!」


刺客7「卑怯?知らねえな。まずはこいつをぶっ殺してやる!」


吹雪(くっ?!力が…)


幸光「…俺が行く」


時雨(横)「ダメだよ!危険すぎる!」


幸光「…任せろ。明石」スタスタ…


明石(横)「はい?」


幸光「あれを頼む」


明石「わ…分かりました」


黒田曹長『こちらホークアイ、刺客が吹雪を盾にして撃てない』


有本中尉『ホーク1 そっちは?』


榎本軍曹『やっていますが難しいです』


黒田曹長『このまま行けば、最悪 吹雪の足を撃つことになります 照準を合わせます』


(※人質を取られた際、人質の足を撃つ事があります 動けない人質は犯人にとってただの荷物になります)


大城大尉『待て!真田大佐が近づいてるんだが!』


武蔵「止めに行くか?!」


提督「…様子を見てみよう」


刺客7「く…来るな!こいつがどうなってもいいのか?!」


幸光「おまえ…人を殺してきたことがないな」


刺客7「?!」


幸光「図星か」


刺客7「ふ…ふん!だからなんだ!」


幸光「…次にお前は『こいつの命が惜しければ近づくな!』と言う」


刺客「こいつの命が惜しければ近づくな!…ハッ?!」


幸光「…青ざめたな」ニヤ


刺客7「なら…こいつを!」


吹雪「皆さん!私の事はいいので撃ってください!」


吹雪(皆さんに迷惑を掛けられない!)


睦月「い…嫌だ!撃てないよ…」


夕立「吹雪ちゃん!」


黒田曹長「くそっ どけどけ」←頭を狙ってる


榎本軍曹「じっとしてくれ」←頭を狙ってる


幸光「…」ダッ!


大城大尉「おい!何をして…」


刺客7「!…こいつを殺してやる!」ブン!


吹雪「…みんな…ありがとう」ニコッ


睦月「嫌だ…嫌だ!!!!」ボロボロ…


吹雪(横)「司令官!何をしてるんですか!」


提督「時の呼吸、拾の技…」


刺客7「グワッ?!あ゛あ゛あ゛あ゛!!」←右手を斬られた


吹雪「きゃあ?!」


大城大尉「…るんだ…?!」


吹雪(横)「えっ?!な…何が…?!」


神通(横)「い…一瞬で…」


摩耶「おい!どうなってるんだ?!」


鳥海「わ…分からないわ…」


叢雲(横)「あ…ありのまま今起こったことを話すわ…。向こうの吹雪が捕まって刺客に刺されそうになったらあいつが刺客の腕を斬り落としてたわ…。な…何をされたかさっぱり分からないと思うけど…私も何をされたのか分からなかったわ…」


叢雲(横)「催眠術とか超スピードとかそういうちゃちな物じゃないわ…もっと恐ろしい物の片鱗を味わったわ…」


吹雪(横)「…誰に話してるの?」


刺客7「がああああ?!」←手を抑え


吹雪「?!?!」←混乱


幸光「今のうちに逃げろ」


吹雪「は…はい!」ダダダ!


提督「…かっこよかったぞ」


吹雪「!」


提督(な…何が起こったのじゃ…)


提督(確かにあやつと刺客の距離は10mはあった)


幸光「おい…殺す前に1つ言っておく…」


幸光「ぶっ殺すって言葉は殺してから言うんだぜ…。俺たち軍隊の世界ではな…」


明石(横)「提督、持ってきました」


人形(ゴールドエクスペリエンス)「…」


明石「何、あの人形!」✧(✪д✪)✧


夕張(また明石さんのメカ症が…)


提督「お前には罰を受けてもらう」


刺客7「な…なんだこいつは?!」


幸光「…艦娘を人質にした事でお前の罪は重い。死に値する」


刺客7「に…逃げるんだよ〜!」ダッ!


飛龍「あいつ、逃げた!」ギリッ!


飛龍(横)「…別にそんな事しなくても大丈夫だよ…」


飛龍「え?」


ガシッ!


刺客7「な…なんだこれは?!」


幸光「捕らえたぞ。さらばだ!」ブン!←小手から縄が伸びて、刺客を捕らえている


ゴールドエクスペリエンス「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」ドガドガドガドガドガ!!!


蒼龍「い…痛そう…」


夕張(横)「…実際痛いですよ」


ゴールドエクスペリエンス「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」


ゴールドエクスペリエンス「WRYYYYYYYYYYYY!!!!」ドガドガドガ!!!


赤城「…まだ殴っているんですが…」


瑞鶴「絶対死んでますよね…」


ゴールドエクスペリエンス「無駄無駄『ヤッ』無駄無駄無駄『ター』無駄無駄無駄無駄『バー!!』無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」ドガドガドガ!!


飛龍(横)「…まだ生きてたんだ…」


ゴールドエクスペリエンス「無駄!!!」ドガッ!!


大城大尉(どこまで飛んでいくんだ!?)


刺客7「」ドサッ!←ゴミ収集車IN


ウイィィィン…ガシャ『燃えるゴミは月、水、金』


ブーン…


黒田曹長『こちらホークアイ 町のゴミ収集車に埋もれました』


大城大尉『…了解』


蒼龍「…あなた達の提督って容赦ないの…?」


蒼龍(横)「…容赦ないかも…」


古鷹(横)(どっかでこれ、見たような…)


提督「…さて…こいつらはどうしようか?」


刺客「…」


刺客5「…」


刺客「クソ!離せ!」


提督「貴様らは儂の家の庭を散々荒らし 挙げ句儂の大事な娘を人質にとった」


提督「これを許す人間などこの世にいると思うか」ギロッ


刺客「ひっ…」


提督「…貴様はこれに耐えられるかな?」眼帯取り


刺客「…な…何をするんだ?!」


吹雪「し…司令官が初めて眼帯を取りました…」


大淀「…私も初めて見ました…」


ウイィィィン…!!!


刺客「…あれ?何も起こらない?」


提督「…離してやれ」


大城大尉「よ…宜しいのですか?襲った者ですが…」


提督「構わん」


刺客「」ダッ!


赤城(横)「逃がしませんよ!」ギリッ!


幸光「まて、何かありそうだ」


赤城(横)「えっ?」


古鷹「て…提督。何をしたんですか?」


提督「ん?あの男には魔法を掛けておいた」


刺客5「俺はどうする気だ!」


神通(横)「…また拷問しますか?」ヒソヒソ…


幸光「…するな、駆逐艦もいるしビビるぞ。出処もわかってるしな」


神通(横)「分かりました」


大城大尉「…こいつを手足を縛って瀬戸内海の渦潮に放り込みましょうか」


護衛官「…それでいいかと」


刺客5「止めろ!俺は泳げないん…」ズルズル…


翌日、手足の縛られた水死体が瀬戸内海で見つかったという…


提督「…で…演習の結果は?」


大淀「ええと…武蔵さんが軽微の損傷で相手はゼロ…我が方の戦術的敗北です」


提督「そうかそうか」


大城大尉「申し訳ございません、我々が着いていながら…」


提督「良い、訓練の量を倍にするだけで許してやる」


護衛官達(あんなのを倍にさせるのかよ…)


大城大尉「警備ドローンが復旧したとのことです」


水本大佐「直ちに起動 鎮守府全体に警戒網を張れ 不審なものがあった場合直ちに報告しろ」


大城大尉「了解しました」ビシッ


タッタッタ


幸光「…恐らく我々の命を狙ったものです。お手を煩わせてすいません…」


吹雪(横)「ごめんなさい…」


提督「儂は大丈夫だ。それより、疲れたじゃろ。入渠してくるがいい。終わったら宴会にしよう」


提督「吹雪 皆を案内してあげてくれ」


吹雪「は、はい ごめんなさい司令官」


提督「ん?」


吹雪「ご迷惑をおかけして…」


提督「気にすることはない 真田大佐にしっかりお礼を言いなさい」


吹雪「は、はい」


提督「無事でよかった それだけだ」


吹雪「はい ありがとうございます」


高雄「提督は行かないのですか?」


提督「儂は少しやることがある 先に行っていてくれ」


幸光「では、お言葉に甘えて」


スタスタ


提督「…」ピピピッ


提督『儂だ ”ディナーの予約を頼みたい” あぁ、すぐに頼む』


-十数分後-


ブォーン キキッ


初老の男「やぁ、獅子丸」


提督「昨日ぶりだな」


初老の男「そうだな 昨日ぶりだな」


初老の男「おい」


大男×4「はい」スタスタ


パサパサ←バラバラ遺体を箒で掃き


サッサッ←遺体をパッキング


シュシュ サッサッ←地面を拭き


初老の男「随分派手に殺ったな」


提督「悪いが儂じゃない」


初老の男「わかっているよ ”元帥の息子”だな」


提督「知っていたか…」


初老の男「我々の情報網を舐めてもらっては困る 現にここの護衛官の中には、我々の元諜報隊員がいるくらいだからな」


提督「恐ろしいな」


初老の男「それで、実力はどうだったんだ?」


提督「…不思議な技を使っていた 本気で殺ったら、勝てるかわからん」


初老の男「それはないだろう 獅子丸 お前も不思議な技をたくさん持っているだろ」


提督「…」


初老の男「いつかまた拝見したいよ」


提督「ふっ いつかな…」


大男1「終了しました」


初老の男「ご苦労」


提督「世話になったな」ジャラジャラ…


初老の男「また呼んでくれ」


ブォーン


提督「…」スッ


ー宴会場ー


鳳翔「皆さん、お疲れ様でした。こちら伊良湖ちゃん達にも手伝って貰って作ったものです。お口に合わないかもしれませんが遠慮せず食べてくださいね!」


赤城(横)「こ…これは…」


加賀(横)「龍田揚げ、天ぷら、旬の刺身まで…」


吹雪「ご…豪華ですね…」


鳳翔「こちら、贈答品の果実酒です。いちご、かりん、蜜柑などの味があるそうです」


隼鷹「ヒャッハー!今日はお祭りだね!」


明石(横)「あ、後こちらをどうぞ」


提督「ん?刀?」


明石(横)「私と夕張が打った物です」


夕張(横)「斬れ味は保証しますよ」


吹雪「これで司令官もあの技みたいな物を使えるんですか?!」


摩耶「お!それは見てみたいぜ!」


鳥海「ちょっと…摩耶…」


明石(横)「あ…それなんですが…」


夕張(横)「それは普通の刀ですよ?」


愛宕「あら?そうなの?」


明石(横)「提督のような技をやるには条件がありまして…」


夕張(横)「まず、刀の改修回数が足りないのと…恐らく呼吸が使えないので…」


摩耶「呼吸って私たちとしてる呼吸と何がちがうのかよ?」


明石(横)「ええと…提督は常に全集中・常中をしてるらしいですが…そこまでは…」


提督「…そうか。ありがたく使わせていただく」


赤城「提督、まだですか?」


飛龍「ちょっ?!赤城さん、失礼だよ!」


提督「よいよい、それでは始めようか」


ー宴会スタートー


青葉「インタビューいいですか?」


吹雪(横)「なんですか?」


青葉「吹雪さんは幸光さんと結婚されてるんですよね」


吹雪(横)「は…はい」


青葉「どんなプロポーズだったんですか?」


吹雪(横)「ええと…海に呼ばれて『月が綺麗ですね』って言われました」


湯原艦娘(うわ〜…)


吹雪(横)「そして…橘の花を渡されました」


赤城「橘の花言葉は…」


加賀「不老不死ですね」


吹雪(横)「いつまでも死なないようにって送ってくれたらしいです」ニコッ


青葉「…」ニヤッ


青葉「じゃあ…初めてはどうでしたか?」ニヤニヤ


吹雪(横)「ふえっ?!」///ボン!


衣笠「ハイハイ、それで質問は終わり!ごめんね…」


吹雪(横)「い…いえ…」


青葉「えっ?!ちょっ?!衣笠!耳引っ張らないで!!」


提督「質問責めにあっておるな」


幸光「はぁ… お恥ずかしい限りです」


提督「儂の娘達もそう言うのに興味を持つ年頃だ 気になるのだろう」ハハハッ


幸光「獅子丸大将は御結婚は?」


提督「…儂はずっと1人じゃよ 昔も今もこれからも…」


幸光「それは…」


蒼龍(横)「王様ゲームやるよ!」←酔ってる


飛龍(横)「ルールは簡単!」


吹雪(横)「…やるんですか?」


幸光(完全に合コンだ…)


摩耶「面白そうだな」


提督「儂は…」


大和「提督も参加しましょうよ~」


武蔵「こう言う付き合いも大事だぞ 相棒」


提督「…」ニガワライ


提督(若い者の流れについていけん…)


飛龍(横)「じゃあ…いくよ!」


『王様だーれだ!』


明石(横)「やりましたね!私が王様です!」


艦娘達(やばい人が当たった?!)←実験台にされると思ってる


明石(横)「では…9番は私の指定するものを付けてください!」


アトランタ「え?あたし?」


明石(横)「こちらです!」←機銃(胸部装着用)


艦娘(横)(どう見てもやばいやつを取り出してきたんだけど?!)


艦娘(こっちの明石さんより酷いんじゃないかな…)


アトランタ「…なにこれ…」


明石(横)「見た目通り機銃ですよ〜!対空胸火、なんて」←酔ってる


吹雪(横)「あの…明石さんって…」


幸光「…間違いなく酔ってる」グビッ


アトランタ「…提督さん、こいつを少し酔いを覚まさせて来てもいいかしら?」(╬^∀^)


提督「やめておけ… トラブルになる」ゴクゴク


夕張(横)「明石さん!」バシャ!←コップの水かけ


明石(横)「へブッ?!」


夕張(横)「…酔いは覚めましたか?」(#^ω^)


明石(横)「…覚めました。先程はすいませんでした…」←土下座


アトランタ「…提督さんに従うわ」


飛龍(横)「次いくよ!」


『王様だーれだ!』


瑞鶴(横)「よし!私が王様ね!」


吹雪(横)(まともそうな命令が出そうですね…)


瑞鶴(横)「じゃあ…12番の人はモノマネして!」


加賀(横)「あら、私なのね」


瑞鶴(横)「えっ?!加賀さん?!」


加賀(危なかったわ)←11


加賀(横)「ちょっと待ってなさい…」


ー10分後ー


加賀(横)「どうかしら」←レディ加賀


瑞鶴(横)「ブッ?!」


瑞鶴「か…加賀さんがレディーガガの真似してる」プルプル…


加賀(どこから持ってきたのかしら?)


加賀(横)「じゃあ…一曲歌うわね」


デテン!〜♪


艦娘(いや、加賀岬だこれ?!)


蒼龍(横)「な…長くなりそうだから次行くよ!」


加賀(横)「頭に来ました」


『王様だーれだ!』


幸光「あ、俺だ」


赤城(横)「提督ですか…」


加賀(横)「…まともなやつにしてくださいね」


幸光「はいよ。じゃあ…15番と19番はそれぞれ所属の提督に本音でどう思ってるか伝えること」


霞「な…何よその命令?!」


大和「…当たったんですか?」


霞「いや、違うけど…」←16番


古鷹「えっ…では誰が…」


吹雪(横)「わ…私です」←15番


吹雪「私もです…」←19番


大淀「あらあら…」


叢雲(横)「…これは甘い話が聞けそうね」ゴクッ


吹雪(横)「そ…そんなことないって!」


幸光「まあ、話せ」


吹雪(横)「はうっ…わ…私が司令官を慕っていることは…」


吹雪(横)「司令官は誰にでも優しいんです。敵対する人には容赦無いですけど…戦わない者は手を下しません。たとえ…それが深海棲艦でもです」


摩耶「おい?!それって大丈夫なのか?!」


吹雪(横)「司令官は以前、演習場に迷い込んできた傷だらけの北方棲姫を助けたことがあります。総理大臣の前でです。私はこの司令官に仕えて、本当に良かったと感じています」


提督(そういえば、そんなことあったな…)


吹雪(横)「もちろん、敵を逃がす事が全て正しいとは思いません。しかし…戦わない人を戦争に巻き込むのはおかしいと思ってます。司令官はそれを思って逃がしたんだと思います」


大和「…」


吹雪(横)「2つ目は…こんな汚れた私でも本気で向き合ってくれたところです」


秋月「汚れて…ってどういう事ですか?」


吹雪(横)「…私のファーストキスは司令官ではありません。無理やり司令官の上官がしたんです。しかし…司令官は上官を殴って…そして罰を受けて…凄く迷惑を掛けました…」


提督(あいつにそっくりだな… まぁ、親子だからな)


吹雪(横)「それでも結婚してくれたんです。私は司令官を生涯守っていくつもりです」


白露「…優しいんだね」


時雨(横)「まあね…」


吹雪(横)「もう1つは的確な指示をして勝利へ導くことです。司令官は大規模作戦でも大きな支障が出ないように予め予測してくれるので私達も戦いやすいんです」


吹雪(横)「以上が私の司令官への思いです。は…恥ずかしいです…」はうっ…


幸光「…照れるな」


吹雪「じゃあ…次は私が…」


吹雪「司令官は皆に優しいです。ここにいる殆どの艦娘が何かしらの事情で保護された艦娘ばかりです」


瑞鶴(横)「保護されたってどういう事?」


高雄「私達は元々違う鎮守府に居たんです」


摩耶「だけど、あたしらがいた所ブラックでな 危うかったところ保護されんだ」


加古「忘れように忘れられない思い出だな」


時雨「僕達白露型は野良艦娘だったんだけど、ここに来て保護されたんだ」


春雨「ですけど、無断で来ちゃったので侵入者扱いされて…」


江風「護衛官に追い回されたり、ドローンに追い回されたりして死ぬかと思ったな…」


五月雨「白露姉さんなんて車壊しましたし…」


夕張(横)(なにやらかしたのよ…)


吹雪「それでも司令官はここに居場所を作ってくれました」


吹雪「司令官にはとても感謝してます」


吹雪「2つ目は司令官は自分に厳しく鍛錬をしています。私は毎朝ジョギングをしてますが、よく司令官の姿を良く見ます」


吹雪「毎日続けることは凄いことだと思います」


提督(部隊にいた頃からの癖だからな…)


吹雪「3つ目は…先程と同じですが指揮が的確で動きやすいところです」


吹雪「…なんかこう…面を向かって言うと恥ずかしいですね…」///


提督「…いや…それを聞いて嬉しく思う」


提督「良い娘を持ったものじゃ」ナデナデ


吹雪「~~//」


蒼龍(横)「じゃあ…いくよ!」


『王様だーれだ!』


蒼龍「あ、私だね!」


幸光(…どんな命令が来るか分からん?)


提督(さて、どう来るかな…)


蒼龍「ん〜…!それじゃあ…12番と16番は部屋から出て」飛龍に番号を確認させた


幸光「俺?」


提督「儂もか?」


飛龍「はい、出てった出てった」


バタン!


蒼龍「こっちが本番だよ… 初期艦の二人には、とても良い話してもらった後に申し訳ないけど、18番と21番はあの優しい提督が絶対に怒る事件を話して」


摩耶「げ…マジかよ…」←21


古鷹(横)「私ですか?!」←16


蒼龍「じゃあ…話して♪」


古鷹(横)「…あの…吹雪さんの事なんですが…」


吹雪(横)「えっ?私ですか?」


古鷹(横)「はい…。ええと…」


ー3年前ー


古鷹(横)「提督…少しよろし…」


吹雪(横)「ぐ…グウッ?!」首締められ


幸光「どうだ?!これは…!」


古鷹(横)「?!」///


吹雪(横)「は…はい…気持ち…いい…です!」


古鷹(横)「…」///


※実は吹雪、M気味


ー現在ー


吹雪(横)「見てたんですか?!」ボン!///


飛龍(横)(うわ〜…)


古鷹(横)「他にも…手足を縛ってとか…」///


吹雪(横)「も…もうやめてください!!」


飛龍(めっちゃ生々しい…)ボン!///


-廊下-


幸光「は、ハックション!」


提督「大丈夫かね?」


幸光「お気になさらずに…」


-室内-


蒼龍「ま…摩耶は?」///


摩耶「…この前、大食い大会あったろ」


高雄「あ…あったわね。結局加賀さんの勝利だったけど…」※大和着任前


鳥海「その時、摩耶は顔色悪かったけど…」


愛宕「…何かしたの?」


摩耶「天皇陛下から貰った皿が執務室にあったろ?それを持ち出したんだよ。それがよ…急いでて割っちまったんだよ」


-回想-


-執務室-


摩耶「確かここにでかい皿あったよな…」


摩耶「お、これにしようかな?」スッ


大皿「」


摩耶「待てよ、これ確か…」


〈回想〉


摩耶「なぁ、提督 この皿なんだ?」


提督「ん?」


高雄「綺麗なお皿ですね」


鳥海「模様とかも美しいですね」


提督「それは、儂が中佐だった頃かな… 難関海域を攻略に成功した時の式典で当時の天皇陛下と内閣総理大臣が出席してな その際、天皇陛下自らがお渡ししてくれた皿なんだ」


加古「マジ!?」


摩耶「お宝じゃねぇか!?」


愛宕「こんなところに飾ってて良いの?」


提督「それを見ていると当時を思い出してな 思い出の品なんだ」


古鷹「気をつけて扱わなきゃいけませんね…」


〈回想終了〉


摩耶「流石にまずいよなぁ…」


摩耶「あ、でも違った意味では…」


大淀『まもなく次の試合が始まります 食堂に集まってください』


摩耶「やべっ 行かねぇと」スッ←元の場所に置いた


スルスル←うまくはまっておらず動く


パリーン!


摩耶「へ?」チラッ


大皿「」←真っ二つ


摩耶「」


摩耶「嘘だろー!!」


摩耶「やべやべ! マジやべー!」アワアワ


カチャリ ポロッ


摩耶「やべぇ… どうしよう…」


摩耶「…」


摩耶「とりあえず、適当に処分するしかねぇ!」ヒョイッ


バン! タッタッタ


-回想終了-


鳥海「えっ?!」


高雄「嘘でしょ?!」


艦娘(横)(うわぁ…)


愛宕「あれ…提督、探してたわよ」


-回想-


愛宕「提~督 おはようございま~す♪」バン


提督「あ、愛宕か… おはよう」ガサゴソ


愛宕「提督? どうしたの?」


提督「あぁ、ここに飾ってあった皿がないんだ…」


愛宕「えっ!? 本当だわ…」


提督「なんか知らんか?」


愛宕「いえ、なにも…」


提督「そっか…」


-回想終了-


鳥海「…それ、どうしたの?」


摩耶「…あたしの机に封をしてある」


蒼龍「絶対やばいやつじゃん…」


大和「摩耶さん 悪いことは言いません 自首してください」


武蔵「素直に謝れば”多少は許してくれるはず”だ」


摩耶「多少じゃねぇかよ!?」


-廊下-


提督「は、ハックション!」


幸光「大丈夫ですか?」


提督「誰かが悪い噂をしているな」ハハッ


ー5分後ー


幸光「何をしてたんだ?」


吹雪(横)「い…いえ…」///


提督「…摩耶、顔色が悪いぞ」


摩耶「な…なんでもない」


蒼龍(横)「じゃあ…最後にやるよ!」


『王様だーれだ!』


嵐「よっしゃー!!!」


萩風「嵐…喜び過ぎよ」


嵐「じゃあいくぜ!1、5、8、10の人は今から俺特性のケーキを食べてもらうぜ!」


扶桑(横)「あら?私かしら?」


村雨(横)「…なんか嫌な予感…」


陸奥「あら、私?」


鹿島「私、提督さんのケーキがいいのに…」


香取「鹿島?」ゴゴゴ…


鹿島「ひっ?!なんでもないです!」


陸奥「い…いただくわね」パクッ


陸奥「…」もぐもぐ…


陸奥「…?!ごぼっ?!ごぼっ?!」


長門「陸奥?!」


陸奥「ごぼっ?!し…渋いわ…な…何を入れたの?!」


嵐「それはセンブリを入れたぜ」


村雨(横)「じゃあ…私も…」パクッ


村雨(横)「…?!ゲホッ?!ゲホッ?!」


白露(横)「村雨?!」


村雨(横)「な…何を入れたの?!」


嵐「砂糖と間違えて塩を大量に入れたぜ!」


村雨(横)「高血圧になるじゃない!!」


扶桑(横)「わ…私も…」パクッ…


扶桑(横)「…?!ごぼっ?!ごぼっ?!」


大和(横)「扶桑さん?!」


野分「…何入れたの?」


嵐「ええと…あれはタバスコ、トウガラシ、ブート・ジョロキア、ハバネロ…」


野分「やりすぎ!」


扶桑(横)「」←倒れてる

吹雪(横)「扶桑さーん!!」


鹿島「うう…食べないといけないのね…」パクッ


鹿島「…?!」モグモグ…


鹿島「ゴホッ?!ゴホゴホ?!」


嵐「あ、それはスイバ(野草、酸っぱいらしい)とコーヒーと抹茶を混ぜてあるぜ」ガシッ!


鳳翔「…嵐さん。少しお話があります」


嵐「な…何すんだ?!」ピシャ!


幸光「…連れてかれた」


舞風「…調子乗るから…」


萩風「…これは2時間お説教コースですね…」


ー深夜12時ー


艦娘「…Zzzz…」


幸光「…皆、寝てしまいましたね」


提督「お主と儂だけじゃな」


幸光「…少し、呑みませんか?」


提督「…儂は弱くないぞ?」


幸光「…大丈夫ですよ」


提督「…お主も呑め」トクトク…


幸光「…ありがたく。そちらも…」トクトク…


提督「…それでは…」


2人「乾杯」チンッ!


提督、幸光 ゴクゴク


提督「…うまい酒だ」コトッ


幸光「えぇ」


艦娘達「…Zzz…」


提督「ぐっすり眠っているな」ゴクッ


幸光「今日は色々ありましたからね…」


吹雪「…Zzz…」


提督「…」ナデナデ


吹雪「…Zzz…へへっ 司令官…Zzz…」


提督「はははっ どんな夢を見ているのかの」ナデナデ


幸光「そうですね」ハハッ


幸光「あ、それと…朝方少しよろしいですか?」


提督「ん?何をするのだ?」


ー翌朝、0630ー


吹雪(横)「ふぁぁ…ここ何処だっけ?」


吹雪(横)「あ…宴会で寝ちゃったんだ…」


吹雪(横)「…走り込みしよう」


吹雪「あ、おはようございます」


吹雪(横)「その格好は?」


吹雪「日課です。一緒にやりませんか?」


吹雪(横)「はい、大丈夫ですよ」


ー40分後ー


吹雪(横)「ありがとうございました」


吹雪「私もとても楽しかったですよ」ニコッ


吹雪(今日…司令官を見なかったな…どこいったんだろう?)


大淀「あ、吹雪さん、おはようございます」


吹雪「あの…司令官は?」


吹雪(横)「あ、私も今朝から見てませんが…」


大淀「…提督は幸光さんを連れて…」


大淀「海釣りに行きました…」←紙


吹雪✕2「…えっ?!」


ー瀬戸内海ー


幸光「…あっ、引いてる」


提督「…まさか海釣りとはな」


伊良湖(横)「…私が居ても良いんですか?」


幸光「後でお客が来るからそのために連れてきたけど…ダメだったか?」←鯵


伊良湖(横)「い…いえ!大丈夫です!」


幸光「…で、お話とは…?」


提督「…今後の軍の話をな…おっ、引いてるぞ」


ー湯原鎮守府近海ー


吹雪(横)「司令官を急いで探さないと!」


吹雪「大淀さんが言うには瀬戸内海まで行ったそうです」


赤城(横)「…瀬戸内海のお魚をお腹いっぱい食べたいです(瀬戸内海の海は潮が早くて心配です…)」


加賀(横)「…赤城さん、本音と建前が逆です」


吹雪(横)(朝、起きてる人に声をかけましたが…この二人で大丈夫だったんでしょうか…)


吹雪(横)「…あとの2人はまともそうだといいですが…」


ー船上ー


提督「…それで、話とは?」


幸光「…私は貴方が我が父(幸家)と戦ったと聞きました。どの様な物でしたか?」


提督「…あれは40年も前じゃ…」


ー40年前、舞鶴ー


ザクザク←クナイ刺さる


幸家「獅子丸か!我を止めるか!」


提督「目を覚ませ!この戦、勝てるものでは無いぞ!」


幸家「既に2人、戦で友を亡くした!お主を殺して冥土に持っていく!」


提督「やってみろ!」


ガキン! ガキン!


幸家「喰らえ!!」ブン!←十文字槍


提督「うおっ?!」ガギン


幸家「まだじゃ!」ブン!


提督「ぐはっ」


幸家「かっ…」


提督「どこを見ている」ブォーン


幸家「ちっ」ガギン


幸家「変わり身か…」


提督「幸家! こんなことやめろ! 俺はお前とこんな形で戦いたくねぇ!」


幸家「それでも、戦わないといけないんだ!」


提督「…そうか」


提督「なら、こっちも本気で行くぞ!」←眼帯外し


幸家(眼帯を… 本気の獅子丸にどこまで通用するか…)


ガギン ガキン!


信親「幸家!向こうが戦線が崩れかけてる!艦娘を脱出させねばなるまいぞ!影綱が食い止めてる!」


提督(吉良め 戦線を崩したか)


※信親…幸光の剣の師匠。本名、黒田信親

※影綱…川内(横)の忍者の師匠。本名、南部影綱


幸家「…くっ…さらばだ!」


鳳翔(横)「提督!脱出口は確保しました!こちらへ!」


提督「まて!田辺城は既に落ちた!間もなく市内にも軍が来るだろう!お主はどうするのだ!!」


提督(あの方面は、鶴賀が指揮を取っている部隊がいる筈だ…)


彼は…燃える田辺城を背後にこう言った…。


幸家「…炎を絶やすな」ドガガガ…


提督「待て!!」


ドシャン!←木が倒れた


提督「ちっ…死ぬなよ…」


タッタッタ


副長「隊長! 反乱者達は?」


提督「…見失った 消耗が激しい 撤退だ」


副長「…了解」


ー現在ー

幸光「…待ってください。舞鶴合戦には艦娘の事は記述されてませんでした」


伊良湖(横)「…」スッ…←退出


提督「…確かに記録にはない。しかし…舞鶴合戦は海軍の内部戦だけでなくもうひとつの戦いがあった」


幸光「…もうひとつ…」


提督「…艦娘同士の戦いだ。そして…関わった艦娘はあいつの嫁の鳳翔以外…」


『記憶を消された』


幸光「なっ?!」


提督「…海軍の中枢の争いを知られたと思ったのじゃろうな…。第二次舞鶴合戦の後、奴は配下の艦娘の記憶を消した…はずだった」


幸光「はず?」


提督「…消し切れてない者がいた。それがそちらの大淀だった」


幸光「はっ?!」


提督「舞鶴合戦の際、大淀は最後まで城に残って偽装工作を続けたがそこで捕らえられたのじゃ。そして…その管理をしていたのが…」


『小川大尉…現在の大将だ』


幸光「信じられない…」


提督「…詳しくは知らんが…その時に洗脳していたらしい。わしもあやつは好かんが…」


提督「あやつが大将に昇進するのは、儂も吉良も反対した 録な実績もないくせに海軍大将などもっての他だとな だが、できなかった」


提督「…奴を止めるのはお前しか出来ん。儂は…もう長く生きられん」


幸光「そんな弱気な…」


提督「君を信頼する人間として儂が何者か教えよう」


幸光「なにを言って…」


提督「儂がなぜ舞鶴合戦や君と戦ったように弾丸や刃が交わる戦場を駆け抜け功績をたて、今の地位である海軍大将になったか君にわかるかね?」シュルシュル←眼帯外し


幸光「…いいえ」


提督「こう言うことだ」バッ


幸光「っ!?」


提督「…儂が何者か教えよう」


-話し中-


幸光「…そういう理由でしたか…後悔はあるんですか?」


提督「…後悔はない。だが…未練はある。娘たちの花嫁姿が見れん事じゃな」


幸光「…結婚しないのは…1人にさせたくないから…ですか」


提督「…そういう事じゃ…」


提督(まだあるのだがな…)


提督「…この世には麒麟という動物がいる。平和をもたらす者の頭に現れるらしい。君はその資格がある」


提督「…必ず、あやつを倒してくれ。そして海軍を変えてくれ」


幸光「…分かりました」


伊良湖(横)「…よろしいですか?お料理が出来ました」


幸光「…ああ、大丈夫だよ」


伊良湖(横)「南蛮漬けと鯖のセビーチェ(レモンの代わりに橙を使った)、お刺身です」


伊良湖(横)「あと…こちら、陳皮(蜜柑の皮)のお茶です」


幸光「美味そうだな。じゃ、いただきま…」


「この船じゃないですか?」


「美味しい匂いが…」


吹雪「司令官!!いますか?」


提督「吹雪か?どうした?」


吹雪「…心配しましたよ…」


赤城(横)「提督!上がってもいいですか?」


幸光「いいが、艤装は外せよ。転覆するからな」


吹雪(横)「あ、伊良湖さんもいたんですね」


ー5分後ー


赤城(横)「美味しいです!!」バクバク!


加賀(横)「流石に気分が高揚します」バクバク!


春風(横)「すごい速さで食べてます…」


五月雨「提督、まだありますか?」


提督「ああ、沢山食べなさい」ナデナデ


五月雨「エヘヘ//」


睦月「あ、ずるいにゃ!」


弥生「…」ムスッ


海風「あはは…」


幸光「…」


吹雪(横)「司令官、どうかしましたか?」


幸光「…いや、なんでもない」


-湯原鎮守府-


山風「…あ、提督が帰ってきた…!」


漁船「…」←大漁旗


白露(横)「…大漁だったようだね…」


白露「あれ、秋刀魚の報酬のはずだけど…」


幸光「よお、待ってたか?」


村雨(横)「探したわよ。朝になったらどこにもいないんだから…」


赤城「提督!何が釣れたんですか?!」


提督「ほれ」←鯛


飛龍「こりゃー立派な鯛だね」


鳳翔「今からこれを使って清蒸魚(チンジャンユー)を作りますね」


※清蒸魚…台湾や香港で食べられている海鮮料理。ネギの香ばしさが魚に移って美味い。


提督「ああ、楽しみにしてる」


幸光「…」


吹雪(横)「司令官?どうしました?」


幸光「…いや、なんでもない」


吹雪(横)「?」


幸光「…麒麟か」


幸光(…長く生きられない…か。去りゆく者と遺される者…)


幸光「…人生は辛いな」


吹雪「…?」


ー正午ー


提督「そろそろ出発するのか」


幸光「ええ…楽しかったです」


吹雪「また会いましょう」


吹雪(横)「はい!」


加賀(横)「提督、そろそろ行きましょう」


提督「…そうだ、最後にこれを」


幸光「…これは…設計図?」


提督「そちらに加賀と夕張がいたじゃろ。改造してやれ」


提督「そして、このコインをやろう。このホテルは会員制で関係者しか入れん。それを持っていれば入れるじゃろう」


幸光「…ありがたく使わせていただきます」


提督「このホテルは、ルールが厳しい 気を付けろ」


幸光「? …はい」


提督「…日本を任せた」


幸光「…は!」


摩耶「楽しかったぜ!」


飛龍「またカラオケ行こう!」←提督達が漁に行ってる際、空母(赤城、加賀以外)とカラオケに行っていた


大和「応援してますよ!!」


こうして1泊2日、湯原鎮守府で過ごした幸光達は新たな地を求めて旅立って行った。


吹雪「…行っちゃいましたね…」


赤城「…なんか不思議な人でしたね…」


瑞鶴「見た事無い技とか使うし…何者だったんだろう…」


加賀「…ふふ」


提督「さて!業務に戻るぞ!」


大淀「皆さん、今から演習頑張ってくださいね!」


艦娘「ええええ?!」


大城大尉「我々も警備に戻ります」


獅子丸(儂も楽しかったぞ。真田幸光…)スタスタ


-コラボ編終了-


-数年前 大本営 工廠-


ザワザワ


プシャー プシャー プシャー


?「川内、参上。夜戦なら任せておいて!」


?「あの……軽巡洋艦、神通です。どうか、よろしくお願い致します……」


?「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー。よっろしくぅ~!」


シーン


那珂「あ、あれ?」


工廠員達「…」←軽蔑の目


川内「え、えっと…」


工廠員1「ちっ 外れかよ」


神通「え?」


工廠長「外れですわ」ハハッ


工廠員2「”弱い軽巡”が来たな」


川内型「…」


工廠員1「どうします?」


工廠員2「”解体”だろ」


工廠員3「”解体”ですね」


工廠長「それじゃあ、”解体”するか!」


サンセーイ! ハハハッ


川内「…」ギリッ


神通「…」プルプル


那珂「…」ウルウル


工廠員1「そうと決まれば、さっさ…と…」


工廠長「ん?」


工廠員1、2、3「…」ガクガク


工廠長「どうしたんだよお前ら」


工廠員2「工廠長… う、後ろ…」


工廠長「は? 後ろって」クルッ


提督「…」


工廠長「」


提督「いや~面白そうな話をしているな 儂も混ぜてくれないか? 」ニコッ


工廠長「し、し、獅子丸大将!」


提督「さて、工廠長君 君はなにをやっていたのかな?」


工廠長「え、えっと…」


提督「後ろにいるのは川内型だな… 誰の許可でやった?」


工廠長「えっと… その…」ガクガク


提督「…」


提督「話を変えよう 最近明石が資材の計算が合わないと嘆きながら一晩中確認していたが、なんか知らないかね?」


工廠長「ええっと… なんでですかね…」ガクガク


提督「…素直に言えば、処遇を考えてあげよう」


工廠長「…」


工廠長「…申し訳…ありません」


提督「認めるな」


工廠長「…はい」


提督「素直に言ったな ”儂は”許してやろう」


工廠長「ほ、本当ですか!?」


提督「だが…」


スタスタ


憲兵「工廠長 資材横領で連行する!」


工廠長「なっ」


提督「彼らは許さんだろうな」


工廠長「ちょっ… お許し下さい!」


憲兵「ほら、さっさと来い!」グイグイ


憲兵2「君達も関与したと言うことで連行させて貰う」


工廠員1「そ、そんな…」


憲兵2「ほら、来い!」グイグイ


バタバタ


提督「で、だ」


川内型「…」


提督「君達はどうする?」


川内「あなたはどうしたい?」


提督「儂か? 儂は…」


神通「言わなくてもいいです」


那珂「解体するんでしょ? すればいいじゃん」


提督「…」


提督「…ついてきなさい」


川内型「?」


スタスタ


-大将室-


ガチャ


提督「戻ったぞ」


蒼龍「あ、提督おかえり~」ポリポリ


飛龍「おかえり~」バリバリ


提督「…」


提督「それ、儂の茶菓子なんだが…」


蒼龍「そうだね♪」


飛龍「美味しく頂いてるよ♪」


提督「はぁ…」


大和「提督 書類関係は大方終了しました 確認をお願いします」


提督「あぁ、ありがとう」


武蔵「ん? 相棒 その三人は?」


提督「あぁ、川内型の三人だ」


武蔵「川内型? なんでこんなところに?」


提督「それがな…」


-説明中-


大和「…そんな」


飛龍「そんな連中まだいるんだね」


川内型「…」


提督「それでだ 儂は、この三人を加えたいと思っているのだがどうだ?」


川内「え…」


蒼龍「いいんじゃない~ 私は文句無いよ」


飛龍「蒼龍と同意見」


大和「私も賛成です!」


武蔵「相棒が決めたことなんだろう だったら、文句はないな」


神通「…」ウルッ


提督「ということだ どうだ?」


那珂「いいの?」


提督「あぁ ここにいなさい」


提督「儂からもお願いしよう」スッ


提督「”儂の娘にならないか?”」


-現在 とある警備府-


神通「お世話になりました」←改二


提督(警備府)「いえいえこちらこそ」


川内「皆強くなったよね」←改二


提督(警備府)「いや~、皆さんのお陰ですよ」


那珂「誉めてくれてありがとう♪」


提督(警備府)「三人のお陰でこの警備府の艦娘達の練度も上がりました 流石は獅子丸大将の…」


川内「まぁ、鍛えられたからね」


提督(警備府)「大本営に戻るってことで?」


神通「そうですね しばらくは…」


那珂「アイドルにも休養は必要だもんね~」


提督(警備府)「そうですか… 見送りますよ」スッ


神通「あ、お気を使わずに…」


提督(警備府)「いや、他の娘がね…」クイクイ


三人 クルッ


艦娘達「…」ジー


那珂「那珂ちゃん大人気だね♪」


川内「那珂だけじゃないけどね…」


ー同時刻 湯原鎮守府ー


提督「今日は、この編成で行って貰うぞ」


吹雪「わかりました!」


提督「頼んだぞ」


吹雪「はい!」


ガチャ バタン


-海上-


吹雪「皆さん 今日も頑張りましょう!」


陸奥「了解よ♪」


初月「わかった」


瑞鳳「頑張ろうね」


摩耶「おう!」


大鳳「はい」


-別海上-


川内「盛大に送られちゃったね」


神通「でも嬉しかったですね」


那珂「なんか卒業する気分になっちゃったね」


神通「那珂ちゃん…」


川内「あ~あ また、大本営で生活か~」


神通「嫌なんですか?」


川内「だって退屈じゃん」


那珂「巡業もやらないしさー」


川内「提督のいる鎮守府行きたいなぁ~」


神通「確か、”湯原鎮守府”でしたよね?」


那珂「行ってみたいなぁ~」


バン ボンボン ドーン


神通「…あれは?」


川内「どこかの艦娘が戦ってる」


那珂「どうするの?」


神通「…行きましょう ほっとくなんてできません!」


川内「だよね! そう言うと思ってた!」


那珂「仲間は絶対に見捨てない 提督が教えだもんね」


神通「さぁ、いきましょう!」


-吹雪達-


摩耶「まったく、なんで帰り際に来るんだよ! くそが!」ドカーン!


陸奥「ついてないわね」


瑞鳳「ちょっときついかも…」バシューン


初月「ぐっ」←中破


吹雪「初月ちゃん!」バッ


大鳳「吹雪さん、危ない!」


吹雪「え?」


ネ級「…」カチャッ


吹雪「しまっ…」


バコーン!


吹雪「え?」


ネ級「イヤァァ…」←轟沈


吹雪「一体…」


ズシャー ズシャー ズシャー


川内「…」ドーン


神通「…」バシューン


那珂「…」ドカーン


陸奥「な、なに」


ズシャー ズシャー ズシャー


初月「は、速い」


大鳳「なんですか、あの連携は…」


瑞鳳「す、すごい…」


シーン


摩耶「あんだけいたのに一瞬で…」


神通「あの、大丈夫ですか?」


吹雪「あ、はい… って、神通さん!?」


神通「吹雪…さん?」


川内「あ、特型駆逐艦!」


吹雪「川内さん!?」


那珂「元気してたー? 那珂ちゃんはねー…」


吹雪「那珂さんまで…」


那珂「って、聞いてよー!」ブー


陸奥「なんでこんなところに?」


神通「指導していた警備府から大本営に向かう途中だったんです」


川内「砲撃音が聞こえてやって来たってわけ」


瑞鳳「そうだったんだ」


吹雪「あの、もしよかったら私達の鎮守府に寄っていきませんか? お礼もしたいので…」


神通「え? でも…」


摩耶「いいじゃねぇか 助けて貰ったしよ」


川内「うーん」


那珂「行こうよー 宣伝もしたいなぁ~」


川内「那珂…」


神通「じゃあ、お言葉に甘えて」


吹雪「では、こちらです!」ズシャー


-湯原鎮守府-


吹雪「着きました!」


川内「え? ここって…」


神通「湯原…鎮守府」


摩耶「どうした?」


神通「あの、ここの提督って…」


?「吹雪!」


吹雪「あ! 司令官!」


提督「大丈夫か!?」


吹雪「司令官 ご心配おかけしました…」


提督「皆は?」


摩耶「このとおり、無事だぜ」


陸奥「えぇ、異常無しよ♪」


瑞鳳「川内型の三人が来てくれたお陰です」


提督「川内型?」チラッ


川内型「…」


提督「…」


川内型「…」ダッ


ダキッ


川内型「「「提督!」」」


提督「そうかそうか お前達だったんだな」ナデナデ


大鳳「提督、知ってるんですか!?」


提督「儂の娘達だ」


吹雪「へ?」


陸奥「むす…め?」


蒼龍「あ、久しぶり~」


飛龍「元気してた~?」


那珂「あ、蒼龍ちゃん!飛龍ちゃん!」


香取「あら、久しぶりね」


鹿島「ご無沙汰ね♪」


神通「香取さん、鹿島さんお久しぶりです」


大和「川内型の皆さん」


武蔵「元気そうだな」


川内「大和さんに武蔵さんまで」


飛龍「て言うか、なんでこんなところに?」


蒼龍「確か、警備府の水雷戦隊の指導だっけ?」


神通「その役割を終えて、大本営に行く途中だったんです」


提督「立ち話も難だ 中に行って話をしよう」


-応接室-


大淀「お待たせしました」コトッ


提督「うん ありがとう」


神通「提督 お元気そうで何よりです」


提督「そうか? まぁ、老いてしまったがな」


那珂「そうかな?」


提督「前に、横須賀の提督と刀の手合わせをしたんだがやや押されぎみだった」


川内「提督が?」


提督「あぁ やはり、体が思うように動かなくなってきたな」ハハハッ


川内型「…」


提督「それで、三人は大本営に行く予定だったな 吉良には連絡をしておく 少し休んでいきなさい」


川内「あ、あのさ…」


提督「ん?」


川内「ここにいちゃダメ?」


提督「どう言うことだ?」


神通「前みたいに一緒に戦いたいんです」


那珂「ダメ…かな?」


提督「…」


提督「…儂は、それでも良いと思っている」


川内型 パァァ


提督「だが、三人は今大本営管轄の艦娘だ 言わば、吉良の艦娘に等しい あいつに聞いてみないとどうにもならん」


川内「そっか…」


提督「…」


神通「…」ジー


那珂「…」ジー


提督「…」


提督「…ちょっと待ってろ」


カチャ バタン


------


元帥『あぁ、良いじゃないか?』


提督『随分、軽すぎないか?』


元帥『軽いって… そもそも、川内型の三人はお前の元で育てられたんだぞ 育ての親の元に返してなにが悪い? それに、彼女達もお前の所にいた方が幸せだろう』


提督『そんなもんか…』


元帥『なぁに気にするな ”獅子丸”と言う元鞘に戻るんだ 反発なんかせんよ』


提督『…』ニガワライ


元帥『なんか質問は?』


提督『…いや無い』


元帥『三人を頼んだぞ』


提督『わかった』


ガチャ


提督「…」


提督「と言うことだ 良かったな」


ガチャ


川内「あら…バレてた…」


提督「気配が感じたからな」


那珂「やっぱりスゴいな提督」


提督「で、お前達の答えは?」


神通「…貴方の元で一緒に戦わせてください」


川内「夜戦なら任せて!」


那珂「那珂ちゃんにお任せ!」


提督「決まりだ また頼むぞ”娘達”」スッ


川内型「はい!」ギュッ


-川内型 終了-


-数日後-


提督「よし 今日の書類は…」トントン


大淀「…提督!!」バン!


提督「…なんじゃ、大淀。騒々しいぞ」


大淀「それどころではありません!!」


ー食堂ー


アナウンサー『こちら神室町では昨夜、大規模な闘争があったようで住民に多くの怪我人が出ています。その中には艦娘の関与が…』


吹雪「ど…どうなっているんですかこれ?!」


赤城「ま…街が燃えてます…」


飛龍「神室町ってヤクザが沢山いるところなんじゃ…」


蒼龍「それにしても酷すぎない?」


神通「…あれは…」


鳳翔「…零戦52型…どう見ても艦娘の物です」


明石「この騒ぎを起こしたのは横須賀の艦娘だそうです…」


大和「?!幸光さんの?!」


摩耶「…あいつが命令してたのか?」


鳥海「…そんな…」


瑞鶴「討伐した方がいいのかな…」


吹雪「どうしますか…司令官…」


提督「…様子見だ。だが、あの男がこんな事をするとは考えにくい。しかしだ…艦娘が起こした騒動は海軍の責任を取らなければならない。神室町の救援を急ぐぞ!」


艦娘「はい!」


提督「大淀! つれていく艦娘を編成してくれ」


大淀「何人くらいですか?」


提督「明石を含め数人だ 今神室町の人々は、艦娘に不信感を抱いているはずだ 混乱を避けたい」


大淀「了解しました」タッタッタ


ガチャ


提督『水本大佐 施設科の隊員達を中心に部隊を編制 準備が出来次第直に向かってくれ 指揮は、橘中佐に執らせるようにしてくれ』


水本大佐『了解しました!』ガチャ


ガチャ


提督『有馬中佐 災害派遣だ 準備をしてくれ』


有馬中佐『もう始めています! CH-47とオスプレイが離陸準備に入っています!』


提督『指揮を頼むぞ』ガチャ


提督「…」


提督(幸光が命令を下したとは考えにくい。しかし…横須賀の艦娘が起こしたのは事実…)


提督(前回の鉄工所、銀行の襲撃といいこの日本で何が起こっているのだ!?)


-某所-


ボス「…」


獣仮面「…」


仮面「…」


鳥仮面「…」


山羊仮面「…」


獣仮面「…で?」


ボス「あなた方と手を組みたい」


仮面「お前と組んで我々にメリットがあるのか?」


ボス「あなた方は海軍を憎んでいる 手を貸そうと思いまして」


鳥仮面「なぜ今更?」


山羊仮面「怪しいな」


獣仮面「…」スタスタ


シャキーン ピタッ


ボス「…」ニヤッ


獣仮面「…面白い 俺達を恐れないときたか」


ボス「見事な抜刀術 流石は、”元獅子部隊 副隊長”」


獣仮面「お前みたいな若造に覚えられるとはな」


ボス「どうも」


鳥仮面「我々はなにをするんだ?」


ボス「邪魔になりそうな鎮守府を潰してもらいたい それと…」


ボス「ある人物を殺して欲しい」


山羊仮面「誰だ?」


ボス「”真田 幸光”だ」


獣仮面「真田? あぁ、舞鶴合戦で反乱起こした奴か」


鳥仮面「まだご存命でしたか…」


山羊仮面「隊長とやりあった一人ですからね…」


ボス「あなた方が言っているのは、元帥の方ですね 狙いは、その息子です 現在、逃亡しておりましてね…」


仮面「そいつを殺せと」


ボス「そうです」


仮面「…良いだろう」


パチッ シュシュシュ


仮面「口寄せ 穢土転生!」バン!


ググッ ググッ ググッ


パカッ パカッ パカッ


ボス「ほう…これは…」


仮面「気に入ったか?」


ボス「えぇ、とても」


ボス「それに、貴方の穢土転生を生で見れるなんて光栄です」


仮面「お世辞をありがとう」


仮面「こいつらとその真田のガキを戦わせるなんて…」


仮面「面白いショー(殺し合い)になりそうだ」ニヤッ


ボス「えぇ、とても」ニヤッ


獣仮面「じゃあ、俺達はこれで失礼する」


獣仮面「Revoyons-nous(また会おう)」


シュッ シュッ シュッ シュッ


ググッ ググッ ググッ


ボス「…消えたか」


ボス「なら!」パチン!


ザッ!


?「…お呼びですか?」


ボス「暗殺命令だ。真田幸光を暗殺してこい。そして…元帥も始末してこい」


?「はっ…」


スタスタ…


ボス「…さあ、佐世保にも連絡をするか」


-----


-とある鎮守府-


長良型、叢雲、島風「…」※改二実装


少将「いや、今日は楽しませてもらうよ」ニヤニヤ


悪提督「えぇ、存分にどうぞ」ニヤニヤ


少将「さて、今日は…」


少将「こいつで」ガシッ


名取「いや!」


長良「ちょっと! 妹に手を出さないで!」


少将「黙れ」パシッ


長良「きゃっ」


鬼怒「長良姉!」


五十鈴「ちょっとなにするのよ!」


悪提督「すまないな皆 俺のためだと思って少将達ご一行を満足させてくれ」


由良「…え?」


叢雲「あんたなに言ってるのよ!?」


阿武隈「どういうことですか!?」


悪提督「昇進のためだ」


島風「そ、そんな…」


悪提督「じゃあ、頼むぞ」ガタッ


艦娘達 ガクガク


-外-


憲兵「がはっ」バタン


仮面「…」


死体の山「」


仮面「…提督って言うのはどこだ?」ガシッ


憲兵「て、提督室です… 二階の電気のついているところです…」ガクガク


仮面「正直でよろしい それじゃあ…」


仮面「穢土転生の生贄になってもらおう」パッ


憲兵「う、うわぁぁ!」


シーン


仮面「…さて、行くか」ジジジッ


-別室-


叢雲「離しなさいよ!」


阿武隈「やめて!」


男「こら、暴れるな!」


名取「い、いや…」


男2「ヘヘヘッ おとなし…」


ギャアアア


皆「!?」


男3「な、なんだ?…」


バーン ボトッ


男4「」←胴体貫かれている


男「な、なんだ!?」カチャ←武器を持ち


男5「ど、どこにいるんだ…」


ザシュン


男達「っ!?」バッ


男6「ぐわぁぁ!」←胴体刺されて持ち上げられている


男2「うわぁぁ!」バラララ


男5「う、撃て!」バン!バン!


バシュン バシュン


男2,5「」←頭吹き飛んだ


由良「ひ、ひぃ」


五十鈴「う、うぇぇ」ゲロゲロ


叢雲「…」ガクガク


男3「う、うわぁ…」グサッ


バタン


男「あ、あぁ…」ガクガク


ジジジッ


仮面「…」


ウィーン←ショルダーキャノン


バシュン


男「」←頭吹き飛んだ


名取、阿武隈、島風「」←返り血浴びて気絶


仮面「…」


鬼怒「な、なによ… 来るなら来なさい!」ガクガク


長良「鬼怒やめて!」


由良「や、やめなさい!」


仮面「…」


仮面「…お前ら等殺す価値もない」


長良「なっ」


スタスタ


バコーン!←壁壊した


仮面「これの方が早い」


バコーン! スタスタ バコーン! スタスタ


鬼怒「はぁ…はぁ…」ヘナヘナ


叢雲「な、なによあれ…」


五十鈴「ちょっと…しっかりして」ユサユサ


-執務室-


仮面「パスワードを教えろ」


悪提督「教えたら…助けてくれるか?…」シバラレ


仮面「…そうだな 二人とも”助けてやろう”」


少将「た、頼む…」シバラレ


悪提督「~~~」←パスワード


仮面「おお、繋がった繋がった」


仮面「あとはこれを…」カチッ


仮面「おお、海軍の極秘データがこんなに…」


悪提督「これで助けてくれるだろ!?」


仮面「…あぁ、そうだな」ニヤッ


シュッ ポン


憲兵「こ、ここは…」


少将「な、なにをするつもりだ…」


仮面「さっき助けてやるって言ったな」


仮面「”あれは嘘だ”」


悪提督「なっ!?」


仮面「口寄せ・穢土転生!」


シュルシュルシュル


三人「「「うわぁぁ!」」」


天城(穢)「…ここは?」←元少将


妙高(穢)「私達は柱島に…」←元悪提督


飛鷹(穢)「あなただれ?」←元憲兵


(※穢土転生→死者の魂を留めるために生きた人間を生贄にする)


仮面「あれ? さっきも見たような…」


(※逃亡提督にて出ています)


飛鷹(穢)「質問に答えて」


仮面「俺はお前達を口寄せした者だ」


天城(穢)「口寄せ?」


妙高(穢)「よくわかりませんけど、あなたに従うしかないようですね」


仮面「理解が早いな」


仮面「じゃあ、早速仕事だ」


仮面「”この鎮守府を破壊しろ”」


-長良達-


長良「皆大丈夫?」


五十鈴「私は大丈夫よ」


長良「名取は?」


名取「な、何とか…」


由良「とりあえずここから…」


ドカーン!


8人「っ!?」


叢雲「な、なに…」


ドカーン!


8人「キャー!」


阿武隈「な、なにが…」


島風「ねぇ! あれ!」


彗星「」ブォォーン


五十鈴「す、彗星!?」


鬼怒「なんで、彗星がここを爆撃してるの!?」


島風「あ、あれ!」


妙高、天城、飛鷹「…」


長良「な、なんであの三人が!?」


鬼怒「ちょっとやめて!!」


妙高(穢)「…」カチャ


ドーン! ドーン! ドーン!


8人「キャァァ!」


ガラガラ ボロボロ←崩れ落ちた


飛鷹(穢)「終わったわね」


仮面「終わったか?」


天城(穢)「たった今」


仮面「よくやった また呼ぼう」スッ


カポッ カポッ カポッ ズズズッ


仮面「?!… 穢土転生で出した者たちが消えた?!」


仮面「…相当強いやつがいるようだな…」


仮面「さて…」ピピピッ


-データ送信中-


仮面「さて、素敵なショーが始まるぞ」


ジジジッ


ー神室町ー


吹雪「か…神室町に来ましたが…」


瑞鶴「ど…どういう事…」


ゴウゴウ…←まだ燃えてる


加賀「そんな…間に合わなかったの…」


中沢中尉「諦めるな!」


島本中尉「救助を待ってる人たちがいるんだ 行くぞ」


タッタッタッ


明石「とにかく瓦礫を退かしましょう」


大淀「?!あそこに誰かいます!」


鳳翔(横)「…これはまずいですね…」


春日「消火を急げ!」


堂島「住民の避難を最優先に!」


吹雪「お…お疲れ様です。ええと…」


鳳翔(横)「あ、私は横須賀鎮守府の鳳翔です」


春日「東城会荒川組の春日一番だ」


堂島「東城会六代目の堂島大吾です」


蒼龍「や…ヤクザ?!」


飛龍「なんでヤクザがこんな所に?」


堂島「ここは私たちのシマですからね。救援ありがとうございます」


大淀「は…はぁ…」


吹雪「…本当にそれだけなんですか?」


赤城「吹雪さん!失礼ですよ!」


堂島「…はい、4代目から連絡を受けましてね」


大和「4代目…」


堂島「…ここの神室町の襲撃、そして鉄工所、銀行の襲撃といい、この日本では大変な事が起こっているようだ」


吹雪「では…これだけでは終わらないと?」


堂島「…むしろこれが『終わりの始まり』…まだ混乱は始まったばかりです」


-湯原鎮守府-


提督『大本営の少将が行方不明?』


元帥『あぁ 連絡がとれなくなったんだ』


提督『捜索してくれと?』


元帥『まあな 行けるか?』


提督『どこに行ったんだ?』


元帥『~鎮守府だ』


提督『…ちょうど近くに遠征に出てる艦娘がいる 向かわせる』


元帥『頼む』ガチャ


ピピピッ


提督『那珂 聞こえるか?』


那珂『あぁ提督~ 那珂ちゃんに何の用ー?』


提督『疲れている所申し訳ないが寄って欲しいところがある』


那珂『えー、どこ?』


提督『~鎮守府だ』


那珂『まぁー、近くだけど…』


提督『頼めるか?』


那珂『わかった! 提督のために那珂ちゃん頑張っちゃう!』


提督『ありがとう』ガチャ


提督「…」


提督「…嫌な予感しかしないがな」


-~鎮守府-


那珂「な、なにこれ…」


隼鷹「場所間違ってねぇ…よな?」


那珂「ここで間違いないよ…」


神風「でもこれは…」


夕立「建物が崩れているっぽい…」


村雨「生きてる人いるの?」


時雨「でも、探さないと…」


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隼鷹「おーい、だれかいるか!」ガサガサ


神風「返事してください!」ゴソゴソ


時雨「村雨そっちは?」


村雨「ダメ 誰もいない」


那珂「夕立ちゃんは?」


夕立「ダメっぽい…」


隼鷹「ここにはもう誰もいねぇのかもな…」


那珂「そうだね… 後少しで応援も来るらしいけど、これじゃあ…」


…ケテ


夕立「っぽい?」


時雨「どうしたの?」


夕立「なんか聞こえたっぽい」


神風「え? どこから?」


…テ タ…テ


村雨「聞こえたわ」


時雨「あっちだね!」


タッタッタッ


夕立「ここっぽい!」


隼鷹「おい、本気か…」


瓦礫の山「」


時雨「誰かわからないけど、助けを待ってるんだ 行くよ!」


那珂「そうだね それじゃあ、那珂ちゃん頑張っちゃうよ!」


ガサガサ


神風「いました!」


誰がいた?→11

(長良型、叢雲、島風からお願いします)


叢雲「う、うぅ…」


神風「叢雲さん!」


隼鷹「おいおい…」


那珂「まだ誰かいるかも 探すよ!」


ガサガサ


-数十分後-


長良「う~ん」


島風「痛い…痛いよ…」


時雨「なにがあったんだい…」


那珂「後少しで、迎えが来るから出来る処置しちゃおう」


村雨「そうね 出来ることはやりましょう」


-数時間後 湯原鎮守府-


提督「それで?」


那珂「あの鎮守府には誰もいなかったよ」


提督「そうか…」


提督「救助された娘達は?」


那珂「今入渠してるよ 怪我酷かったし…」


提督「それでいい 助かった」


那珂「いいよ♪ それで、提督…」モジモジ


提督「あぁ おいで」スッ


那珂「エヘヘ♪」スタスタ


PPPP


提督「あ、すまん」


那珂「」


提督『はい 湯原鎮守府』


元帥『儂だ』


提督『吉良か』


那珂(元帥の…バカ!)ブスッ


元帥『今一瞬寒気がしたが気のせいか』


提督『気のせいだ どうした?』


元帥『例の鎮守府はどうだった?』


提督『見てきてくれたらしいが、八人の艦娘が居ただけで他は誰も居なかったらしい』


元帥『少将達もか?』


提督『安否不明だな』


元帥『そうか…』


提督『気になることでも?』


元帥『いや、報告が聞きたかっただけだ 邪魔したな』


提督『そうか また』ガチャ


提督「それで、那珂…」


提督「て、居ないか…」


-二時間後-


提督「仮面を見た?」


時雨「うん 仮面を被った人が叢雲達を襲おうとした男達を…」


提督「殺したと言うことか?」


時雨「」コクッ


提督「そうか… 長良達は?」


時雨「目を覚ましたけど… 話は明日の方がいいかも」


提督「わかった ありがとう」


時雨「うん じゃあ、失礼するね」


ガチャ バタン


提督「…」


提督「お前も動き始めたか…」


提督「”ファントム”」


-広島県 森の中-


仮面「いって」


山羊仮面「動かないで下さい 少佐」←治療中


仮面「わかってる」


山羊仮面「久しぶりですね こんな怪我を負うのは…」


(※怪我を負ったわけは、逃亡提督 第4部をご覧下さい)


仮面「してやられただけだ」


山羊仮面「しかしなぜですか?」


仮面「…何がだ?」


山羊仮面「”神威”や”天照”を使えば圧勝できたはずですが…」


仮面「歳を考えろ 若い時みたいに出来ないんだ」


山羊仮面「はぁ…」


仮面「て言うか、こいつ治るのか?」


山羊仮面「動きに支障はありませんが、傷は残ってしまいます」


仮面「…まぁいい 次代にくれてやったんだ」


山羊仮面「…」


仮面「それに、あの青葉っていう小娘」


仮面「あいつの弟子か…」


仮面「まだ生きていたのか…」