2021-08-03 13:13:56 更新

概要

「紛争地帯にいたはずなのに…ブラ鎮に」「新兵器実験中なのに…鎮守府に」に続く第3弾(多分このシリーズラスト)
また安価制します!
ご協力よろしくお願いします!


前書き

第3弾です!

主人公:三國 龍輔(みくに りゅうすけ)
現:陸上自衛隊 第一水陸機動連隊 レンジャー小隊小隊長 二等陸尉 (28歳)

幼い頃から自衛官になることを志しており、正義感が人一倍強い 射撃の腕もなかなか
(所属艦娘:吹雪、白雪、初雪、深雪、叢雲、第六駆、第七駆、白露、時雨、村雨、夕立、春雨、山風、陽炎、不知火、黒潮、雪風、天津風、時津風、秋月、涼月、初月、神風、睦月、如月、弥生、卯月、皐月、夕張、天龍型、川内型、長良、五十鈴、大淀、北上、大井、木曽、古鷹型、青葉型、妙高型、高雄型、長門型、扶桑型、伊勢型、金剛型、赤城、加賀、鳳翔、ニ航戦、五航戦、雲龍、瑞鳳、明石、間宮)

遭遇艦娘:大和、葛城、有明、伊26、天城、

島での遭遇艦娘:伊400、伊401、松、アトランタ、ガングート、薄雲、隼鷹、祥鳳

船での遭遇艦娘:初霜、鈴谷、千歳型、球磨、多摩

遭遇深海棲艦:北方棲姫


プロローグ


もう何回も見た夢だ 見慣れない服を着た女性達が自分を呼んでいた 会ったことはないが懐かしく感じた ついていこうとしたところ夢から覚めた


1章 ここは?


三國「う、う~ん」


夢から醒め、目蓋を開けた 目の前には、見慣れた二段ベッドのマットだった


三國「…」


もう一眠りできると思いきや、その思いは叶わない


6:00


起床ラッパが鳴り始め、同室の仲間達が一斉に飛び起きる 点呼を済ませ掃除を終えた後、朝食に行く者、二度寝するものを尻目に動きやすい服装になった

(※元自衛官の方曰く、朝食は別に食べなくてもいいそうです しかし、話を聞いた方は、必ず食べるように指導されたそうです)


立川(たちかわ)「三國 今日も行くのか?」


同部屋の立川二等陸尉が話してきた


三國「あぁ」


立川「付き合うぞ」


三國「ありがとう」


そう言って、二人で早朝ランニングに出た


”陸上自衛隊 相浦駐屯地”

ここが、自分達の所属する駐屯地だ 広い駐屯地内をランニングしてから、朝食を食べるのが日課だった


タッタッタッ…


立川「それで、今日も見たのか?」


三國「あぁ」


立川「女性達が自分を呼んでいる 羨ましいな」


三國「そんなんじゃない」


立川「そう言うのもいいが、明日から富士だぞ」


三國「…」


立川「あ、悪い」


三國「…気にするな」


そう言いながら、ランニングを終えた


----


三國「これと…これと…」


明日の身支度をした 実戦に近い行軍演習なため荷物を最低限にした


三國「…」


そんななか、小箱と封筒を見た


三國「…持っていこう」


それをリュックに積め荷物チェックを終えた


-翌日 東富士演習場-


早朝から駐屯地を出発し、会議を終えた後行軍の準備を始めた


三國(やっぱりここ好きになれないな)


そう思いつつ、小銃を持ち拳銃をホルスターにしまい出発した


-2時間後-


小休止をいれながら、森の中を進み2時間がたった


三國「今はここだから…」


班長「このまま問題なくつきそうですね」


三國「だが、油断はするな 実戦に近いからなにか仕掛けてあるかもしれない 全員にもう一度伝えろ」


班長達「了解しました」


そう命令し班長達は、散っていった


三國「ん?」


ふと前を見た三國の前に光るものが見えた


三國(斥候か)


斥候と判断し、身を屈めた 部下達に斥候がいると合図をしようとした時だった


?「…く」


三國「…なんだ?」ガシッ


脳に直接語りかけるような声が響いた


?「…く …とく!」


三國「なんだこれ一体」グッ


頭を押さえ項垂れていたが、段々声が大きくなっていきなにを言っているか聞き取れるようになった


?「提督!」


それが聞こえたと同時に意識を失った


三國「う、う~ん」


どのくらい気を失ってのだろう 深い眠りから覚めたような感覚が全身を襲った


三國「なにがあった?」


辺りを見回した時、異変に気がついた


三國「…ここどこだ?」


森は森だが、さっきまでいた富士の森ではないとすぐに判断できた


三國「っ!? 皆はどこに!?」


部下達の事が心配になり探した


三國「なんで誰もいない…」


周辺を探したが、誰もいなかった 探しつつ移動を開始したが、さらに衝撃的な光景を目にした


ザザーン ザザーン


三國「…なんで…海に」


目の前には、水平線が広がっていた 富士の演習場から海が見えるなど確実にあり得ないのである


三國「ここ…どこだよ…」


言い表しがたい現実が三國を襲った


三國(落ち着け まずは、状況を把握すべきだ)


落ち着きを取り戻し、状況確認をしようとしたときである


?「…」トボトボ


三國「ん?」


海の方から、誰か歩いてきた そして


?「」バタン


三國「っ!? おい!」タッタッタッ


慌てて走って倒れた人のもとへ行った


三國「大丈夫か!?」


女性のようだった まだ陸にあがりきれておらず膝くらいまで濡れたが、そんなことお構いなしに彼女を抱き上げた 怪我をしていたが、意識はまだあった


?「う~ん」


三國「大丈夫か!? 名前言えるか?」


(※安価を取ります)


艦娘は誰?>>>5

(所属艦でも前作にも出てない艦娘でも大丈夫です 海外艦はなしです)


吹雪「ふ…ぶき…です」


彼女は吹雪と名乗った 中学生くらいの背丈に所々黒いセーラー服を着ていた


吹雪「その服…司令官?」


三國「司令官? なんの事だ?」


吹雪「よかった…また会えました」ポロポロ


三國「おい、どういうことだ!?」


吹雪「…」ガクッ


三國「おい、しっかりしろ! おい!」


脈はあるが、弱くなっていた


三國(司令官ってどういうことだ? まぁ、どうでもいい)


三國は、彼女を抱え陸にあがった


-鎮守府-


鎮守府の執務室には、提督と傷だらけの艦娘五人がいた


女提督「そんな…吹雪が…」


?「申し訳…ありません」


(※安価を取ります)


艦娘達は?>>>7

(五人お願いします 一人旗艦指名をお願いします)


赤城「申し訳…ありません」←中破


川内「守れなかった…」←大破


白雪「吹雪ちゃん…」←大破


睦月「…」グスッ←大破


如月「睦月ちゃん…」←大破


女提督「突然の奇襲に唐突な天候不良… 運が悪すぎたわ…」


女提督「すぐに捜索隊を出す 皆は、入渠を済ませて」


赤城「…わかりました」


ガチャ バタン


女提督「…お願いだから無事でいて」


-森-


吹雪「う、う~ん」パチパチ


辺りが暗くなりかけた頃、吹雪が目を覚ました


吹雪「あ、あれ? 私…」


三國「気がついたか?」


吹雪「っ!? し、しれい…」


三國「ん? どうした?」


吹雪「え?…誰ですか?」


三國「あ、名乗ってなかったな 三國龍輔 見ての通り自衛官だ」


三國は極力不審がられないように接することにした


吹雪「は、はぁ…」


吹雪はなんとも言えない顔をしていた


吹雪(司令官じゃなかった…)


三國「君は学生さんかな? 見たことない制服だけど」


吹雪「学生? 違います」


吹雪「私”艦娘”です」


三國「艦娘? う~ん」


吹雪「知ってるんですか?」


三國「いや、どこかで聞いたような…」


初めて聞いた気がするが、妙に引っ掛かった


三國「思い出せないな… どういう存在なんだ?」


吹雪は、艦娘についてとこの世界についての事を三國に話した


三國「信じられないけど…」


吹雪「気持ちはわかります けど、現実なんです」


三國「…」


受け入れがたい事実だった 仲間達とはぐれ、ただ1人知らない世界に飛ばされ頭が混乱していた


吹雪「あの、もしよかったら私達の所に来ませんか?」


三國「君のいるところに?」


吹雪「はい! どうですか?」


三國「そうだな…」


(※安価を取ります)


ついていくor断る>>>9


三國「う~ん」


正直非常に悩ましかった ついていって辿り着くことが出来れば、安全ではいられる だが、万が一部下達がここに来ていたら、路頭に迷わせることになる


吹雪「どうですか?」


三國「…わかった お願いしよう」


吹雪「わかりました!」ニコッ


三國「…」


三國(可愛い)


まずは、安全を確保するのが優先と判断し向かうことにした


三國「よし」


吹雪「行きましょう!」


準備を済ませ、出発することにした


吹雪「その武器って使えるんですか?」


三國「これか?」


三國「いや、使えないな 弾倉が刺さってるけど、空だ」


三國「まぁ、世界は違えど同じ日本だ 無事につけるよ」


吹雪「は、はぁ…」


そう思いつつ、歩みを始めた


(※安価を取ります)


どうなる?>>>11

(無事に辿り着けるorアクシデントありながら着く)

(アクシデントの場合は、内容を書いてくれたら嬉しいです)


2章 鎮守府


歩き始めて二時間ぐらいたった


吹雪「それで、睦月ちゃんって娘がですね!…」


吹雪は、元気よくにこにこ楽しそうに鎮守府の仲間達の話をしていた


三國(元気でいいな)


三國は羨ましく感じてしまった 何せ向こうは、ほぼ荷物なし こっちは、身に付けているものだけで20kg以上ある装備を着けて歩いているためなかなかしんどかった


吹雪「それで… あっ、大丈夫ですか!?」


三國「あぁ、全然大丈夫だよ」


吹雪「な、なにか持ちましょうか!?」


そう言い、なにか持てそうなものを見ていたが


三國「大丈夫 慣れっこだよ」


そう言って、笑って見せた


吹雪「は、はい…」


そして、しばらく歩いていたところ


吹雪「あ、見えてきました!」タッタッタッ


吹雪が駆け出していった


吹雪「あれが私達の鎮守府です!」


指差した方向には、確かに建物があった


三國「広いな」


自衛隊の駐屯地くらいの広さがある敷地が眼下に広がっていた


吹雪「あとすこしです! 頑張りましょう!」


三國「そうだね」


そう言って、歩こうとしたところ


?「え、吹雪?」


三國「?」


?「え?…提…督?」


知らない娘達が吹雪と三國を見ていた


(※安価を取ります)


見ていた艦娘は誰?>>>13

(2~3人程お願いします)


そこには、同じような服を着た三人の女の子達がいた


吹雪「あ、白露ちゃん、時雨ちゃん、村雨ちゃん」


どうやら、吹雪の仲間らしい


村雨「よかった 心配したわ」


向かって右側の娘が喋った 黒いベレー帽に芦黄色の長い髪をツーサイドアップにしており、大人っぽい雰囲気を出していた


白露「あ、私がいっちばんに心配したんだからね!」


心配していたと言う割には、一番と言うのにこだわっている娘は、もふもふ感のあるロングヘアーに黒いセーラー服を着ており、元気の良い娘だった


時雨「…」


真ん中の娘は、吹雪ではなくこっちを見ていた 黒いセミロング位の髪を三つ編みにし、髪には赤い髪飾りを着けており、濃紺色のセーラー服を着ていた


三國(え、俺?)


タッタッタッ ダキッ


そう思った瞬間走り始め抱きつかれた


三國「!?!?」


吹雪「あ…」


村雨「あらあら」


三國「えっ!?、ちょ…」


混乱していると


時雨「…とく」


三國「へ?」


時雨「提督」ギュ


そう言うと、彼女は迷彩服を強く握った


三國(この声…どこかで)


彼女の声をどこかで聞いたような気がした それを考えていたら


吹雪「ちょっと時雨ちゃん! その人司令官じゃないよ!」


時雨「え? でも…」


そう言いながら、三國の顔を覗き込んできた 吸い込まれそうになるくらい綺麗なスカイブルーの瞳にドーランをつけた三國の顔が映った


時雨「提督…じゃない?」


どうやら、探している人物と違うと気づいたようだ


時雨「ご、ごめん!//」パッ


時雨は赤い顔をして三國から離れた


三國「…」


内心残念だった 彼も自衛官である前に男だ こんな美少女に抱きつかれて嬉しくないはずなかった


三國「…腰につけてるその帽子 君のかい?」


時雨「う、うん 君と同じ服を着ている人に貰ったんだ」


そう言うと、腰に下げていた帽子を手に取り被った


三國「似合ってるじゃん」ナデッ


時雨「あっ//」


三國「あ、ごめん」スッ


なぜかわからず手が出てしまった 初対面の娘に失礼なことをしてしまった


時雨「…」ムスッ


残念そうな顔をされた気がするが、気のせいだろう


-鎮守府正面-


案内されながら歩き、無事に鎮守府に辿り着いた


吹雪「さぁ、行きましょう」


三國「いや、ここにいよう」


白露「どうして?」


三國「今は行ったら不法侵入だ」


村雨「そこ気にするの?」


三國「勿論」


軍基地に無断で入るなんて言語道断だ 下手したら、逮捕される

(主は、職場体験で一回入りました)


時雨「じゃあ、提督のところに行ってくるよ」


そう言うと、四人とも鎮守府に入っていった


-数分後-


時雨「秘書艦の艦娘をつれてきたよ」


三國「秘書艦?」


時雨「提督のお手伝いをする艦娘だよ」


そう言うと、時雨の後ろから1人の艦娘が来た


(※安価を取ります)


秘書艦は誰?>>>17

(所属艦でお願いします)


伊勢「はじめまして 私が… って、提督!?」


やってきたのは、巫女のような服を着た女性だった 頭には、白襷をしており、腰には軍刀を下げていた


伊勢「いや、久しぶりじゃん! 元気してた?」


そう言いながら、近づいてきて真っ直ぐ三國の顔を見た


三國「え、いや… どちら様?」


伊勢「え? 伊勢だよ 覚えてないの?」


彼女は、不思議そうな顔をした


時雨「伊勢さん その人提督じゃないよ 違う人だ」


伊勢「え?嘘…」


伊勢「…」ジー


三國(近いって…)


伊勢「本当だ て言うことは…そっくりさん?」


さっきから誰の事を言っているのかわからない


伊勢「まぁ、入ってよ 提督が待ってるよ」


そう言って、彼女についていった


ザワザワ


鎮守府内は、少し騒がしかった 全員が三國を見ていた


三國(レンジャー帰還式みたいだな…)


レンジャー課程の最終日 駐屯地に着くと仲間や家族が出迎えてくれたのを思い出す だが今は違う なぜなら


三國(皆女性じゃねぇか…)


そう 回りを見渡しても男性が全くおらず女性ばかりだった しかも、全員美人と言うおまけ付きだ


時雨「あ、提督」


時雨が声をかけた先に白い軍服を着た女性がいた


女提督「はじめまして 私がこの鎮守府の司令の”女提督”です」


見た感じ自分より若い気がした だが、階級章は、”大佐”の階級だった


三國「お出迎えありがとうございます」


三國「陸上自衛隊 第一水陸機動連隊 レンジャー小隊指揮官 三國龍輔 二等陸尉です」


女提督「あなたが皆が言っていた”自衛官”って言うの?」


三國「以前に誰か来たのですか?」


女提督「あいにく、私は知らない でも、艦娘達は見たらしいの」


三國「はぁ…」


女提督「詳しい話は中でお話ししましょう」


三國「あ、はい」


女提督「でも、その前に武器類は置いていって貰うわ 艦娘に預けさせるわ」


そう言うと、女提督は艦娘を二人呼んだ いくらなんでも、武器を持った人間を入れるわけには行かないだろう


三國(弾なんか入ってないけどな)


(※安価を取ります)


来た艦娘は?>>>19

(二人お願いします)


二人やってきた 向かって左側の娘は、青い瞳に青い髪をツインテールで纏めており、白い鉢巻をしており、緑色の着物に身を包んでいた


右側の娘は、ショートカットの髪に額に日の丸が描かれた鉢巻をしており、服装は隣の娘と同じような着物だが、橙色の着物を着ていた


女提督「蒼龍、飛龍お願いね」


蒼龍「了解」


飛龍「いいよ」


青い髪の娘が蒼龍 ショートカットの娘が飛龍と呼ばれているらしい


蒼龍「じゃあ、預かるね」スッ


三國「えぇ、どうぞ」


そう言うと、掛けていた小銃を蒼龍に渡した


三國「こいつもだよな」カシャ


ホルスターに入っていた拳銃とナイフを飛龍に渡した


蒼龍、飛龍「…」ジー


武器を渡したが、なぜか二人は三國を凝視していた


三國「あ、あの…なにか?」


人に見られるのは、駐屯地祭りの出し物だったり、観閲式等で慣れていた筈だが、こんな近くでしかも、美女二人に見つめられるのは、慣れなかった


蒼龍「本当に…提督じゃないの?」


飛龍「嘘ついてないよね?」


さっきからなぜ自分が提督と呼ばれるのかは見当がつかなかった


三國「皆に聞かれているが、自分には何の事か見当がつきません」


そうはっきりと言った


蒼龍「…」


飛龍「…そっか」


そう言うと、あからさまに肩を落としていた なぜか申し訳なく思った


三國(あれ?)


ふと、彼女達二人の腰にあるものがあった


三國「ちょっと二人とも その腰に着けてる物って…」


蒼龍「へ? あ、これは…」


飛龍「ここに来た提督に貰ったんだ」


それは、紛れもなく陸自の戦闘帽だった


三國「ちょっと見せて貰って良いかな?」


蒼龍「いいよ はい」


そう言って帽子を渡してくれた


三國「…」


間違いなく幹部自衛官用の帽子だった なぜ持っているのかが疑問だった


三國(誰のなんだ?)スッ


帽子の記入欄の所を見た


三國「っ!?」


飛龍「どうしたの?」


三國「あ、いえ… なんでもありません ありがとうございます」スッ


帽子を返し中に入ることにした


スタスタ


三國(ここに来ていたんですか)


三國(結城一佐…)


3章 対談


三國「…」


三國は今、執務室にいた 女提督からここで待つように言われたからだ 流石に、ドーランは手洗い場で落としてきた


三國(なんか、連隊長室にいる気分だ)


そう思いながらも周りを見渡した


三國「やっぱり軍関係の物ばかりだな」


そう思っていたが、あるところに目が止まった


三國「…ここの集合写真か」


その写真には、提督を中心に艦娘達が写った集合写真だった 皆美女、美少女だった


三國「俺のいたところのアイドルなんかより数千倍美人だな」


そう思っていたが、写真を見てて違和感が出た


三國(この娘達、夢に出ていた女性達に似ているような…)


考えていたら


ガチャ


女提督「お待たせしました!」


三國「あ、はい」ビクッ


驚いて女提督を見た


女提督「す、すいません…資料を纏めるのに手間取ってしまい」ハァハァ


三國「あ、お忙しい所申し訳ない…」


そう言いつつ席に戻った


伊勢「…」


-五分前-


伊勢「ほら、提督 早く入りなよ」


女提督「無理だよ~ お願い伊勢 一緒についてきて~」


伊勢「なんでダメなのさ」


女提督「だって~ 同じ歳くらいの男性と話すの久しぶりなんだもん しかも、中々良い男だし…」


伊勢「さっき普通に話してたじゃん」


女提督「だって皆がいたから…」


伊勢「はぁ…」


伊勢「じゃあ、待たせるのもなんだし 一緒にいくよ」


女提督「ありがとう伊勢♪」


-現在-


女提督「では、いくつか質問良いですか?」


三國「えぇ どうぞ」


女提督「さっき聞いたと思いますが、所属を教えてください」


三國「陸上自衛隊 相浦駐屯地 水陸機動団 第一水陸機動連隊所属です」


女提督「どこにあるんですか?」


三國「長崎県 佐世保市に」


女提督「佐世保? ここから遠いですけど…」


三國「訓練で富士に居ましたから」


女提督「目的は?」


三國「行軍訓練で」


女提督「行軍訓練ですか… 私も海軍の学校にいたときもやりましたよ!」


三國「そうですか 大変でしたよね?」


女提督「まぁ…はい」


そんな話をしているときだった


ガチャ


?「遠征から戻ったよ て?」


?「え、誰?」


(※安価を取ります)


遠征してきた艦娘達は?>>>23

(複数お願いします 所属艦でお願いします)


?「ん? 誰?」


二人入ってきた 一人は、高校生くらいの少女に見えた 黒髪のロングヘアーの三つ編みを右肩から垂らしていた 服装は、クリーム色のセーラー服を短くしておりへそが見えており露出度が高かった


?「え? 提督…さん?」


もう1人は、黒髪をツインテールで纏めており、白い弓道服の上に黒い胸当てを着けていた


伊勢「あ、北上に瑞鶴お帰り」


二人の名前のようだ 三つ編みの娘が北上 ツインテールの娘が瑞鶴のようだ


?「北上さーん! って、あら?」


?「瑞鶴待ちなさい え…」


また二人入ってきた 一人は、三つ編み娘同様な服装に茶色のセミロングの髪をしており、やや今時の娘に見えた


もう一人は、ツインテールの同様な服装をしていたが、彼女とは違い銀髪のロングヘアーで、清楚なイメージが見て取れた


三國「…綺麗だ」


三國は銀髪の娘を見て呟いた


?「へっ?」


銀髪の娘は驚いた顔をして見てきた


三國「あっ… 失礼」スッ


思わず顔を背けた


伊勢「翔鶴に大井もお疲れ」


二人の名前らしい 茶髪の娘が大井 なぜか少し赤い顔をしている銀髪の娘が翔鶴らしい


瑞鶴「翔鶴姉顔赤いよ」


翔鶴「う、ううん 大丈夫よ」


彼女は、首を振り普通に振る舞った


大井「北上さん 早く部屋に戻りましょう♪」ギュッ


大井が北上の手を握り部屋を出ようとしていた


北上「あー、大井っち ちょっと待って」


そう言うと、北上は三國の顔を見てきた


北上「…」ジー


三國「な…なにか?」


大きく開いた綺麗な瞳がじっと見ていた


北上「いや~、なんか似てるなぁと思ってさー 私達をここに連れてきた人とさ」


彼女は、そう言うと目線をそらした


三國「そうですか…」


北上「もしかして知り合いだったりする?」


三國「…わかりません」


北上「そっかー」


大井「北上さん もう行きましょう 邪魔になるのもなんですし…」


北上「う~ん そうだね」


そう言うと、二人は部屋を後にした


翔鶴「あ、提督 これ報告書です」


遅れて翔鶴が書類を手渡していた


伊勢「預かるよ」スッ


瑞鶴「ねぇねぇ 提督さん知らない?」


三國「提督さん?」


瑞鶴「あなたと同じ服を着た人を皆探してるの なにか知らない?」


彼女は顔を近づけてきた なぜ彼女達は顔を近づけてくるのだろうかと疑問になってしまう


女提督「瑞鶴 やめなさい」


瑞鶴「だって!」


女提督「困ってるでしょ やめてあげて」


翔鶴「瑞鶴 あまり困らせちゃダメよ」


瑞鶴「…わかった」ブスッ


そう言うと、離れてくれた


三國「彼女達に好かれているんですね」


女提督「そうらしいです でも、私は会ったこと無いのですが…」


そう言うと、女提督は苦笑いを浮かべた


伊勢「二人も疲れてるでしょ 戻りな」


翔鶴「はい そうします」


そう言うと、二人は扉の方を向いた


翔鶴「あ、それと…」


翔鶴が三國を見て


翔鶴「貴方で二人目なんですよ… 私の事を綺麗って言ってくれたのは」モジモジ


彼女は、顔を赤くしてそう言った


三國「は、はぁ…」


なんとリアクションをとればいいかわからず曖昧な返事になってしまった


-二時間後-


三國「…」


女提督と対談を終えた三國は港のような所で腰を下ろし海を眺めていた


三國「…」


あの後、女提督が陸軍や佐世保市などに問い合わせたが結果は分かりきっていた 双方とも

〈そんなもの聞いたことがない〉

と返答されたらしい


三國「…俺どうなっちまうんだ?」


先の見えない不安が三國を襲った


三國「?」チラッ


不意に人の気配がし後ろを振り向いた


?「…」


(※安価を取ります)


艦娘は誰?>>>25

(1人~3人程 所属艦でお願いします)


時雨「…」


さっきあったばかりの時雨がこっちを見ていた


三國「なにか?」


時雨「隣良いかな?」


三國「…どうぞ」


別に断る理由もなく了承した


三國「…」


時雨「…」


二人ともしゃべることなく海を見ていた


三國「…静かだな」


時雨「…うん」


そんな会話が出たきりであとは無言だった


三國(気まずすぎる…)


女性と関わる機会はお世辞にも多いとは言えなかった 高校の頃は陸上自衛隊高等工科学校 大学は防衛大学校 卒業しても幹部候補生学校に行っていたため今の若い女性の流行り等知るよしもなかった WAC(女性自衛官)とはちょくちょく話すが主に勤務等についての事のためカウントされないだろう


そう考えていた時


(※安価を取ります)


どっちが話題をふった>>>27

(三國or時雨でお願いします 内容もお願いします)


時雨「君は、本当に提督じゃないのかい?」


時雨が突然口を開いた


三國「例の皆が言っている人か?」


時雨「うん」


時雨「本当に提督じゃないの?」


三國「…なんでそんなに聞くんだ?」


時雨「…似てるんだ」


三國「俺が?」


時雨「うん 初めて会った時の提督に似てるんだ」


そう言うと、時雨は初めて会った時の事を語り始めた


時雨「僕も聞いた話だけど、ここは深海棲艦に攻撃されて元の提督が亡くなっちゃったんだ その後も深海棲艦との戦いや人さらいにやられてここが荒れちゃったんだ」


こんなに大きな鎮守府が荒れていたとは聞いて驚いた


時雨「僕と夕立はその最中に建造されたんだ」


三國「夕立?」


時雨「僕と一緒にいる娘だよ 今は遠征にいってるけど…」


三國「…」


時雨「そこで初めて会ったのが提督 ”結城桂輔”だったんだ」


三國「…」(っ!?)


心の中で驚いた


三國(間違いない ここに来たのは結城一等陸佐だ やっぱりあの人は…)


時雨「ねぇ、聞いてる?」


三國「あ、あぁごめん… 少し考え事を…」


時雨「それで、なにか知ってることないかな?」


時雨「違う人なら、知っている事を教えてほしいんだ」


三國「…」


三國「…ごめんな 俺の世界で自衛官っていうのは20万人以上内陸上自衛官は約15万人以上いるんだ」


三國「だから、特定の人物について知っているとしても階級や所属を知るのが限界なんだ」


時雨「…」


三國「だから、お嬢ちゃん 俺は力になれそうにない」


時雨「…」


そう言うと、時雨は黙り込んでしまった


三國「…」


少し言いすぎてしまったか だが、これしか言いようがなかった


ポスン


そう考えていたら、時雨が三國の肩に頭を預けてきた


三國「どうしたの?」


時雨「…提督とは別人とはわかった けど、君から提督と同じものを感じるんだ」


三國「…」


三國「お嬢ちゃん、肩に…」


時雨「時雨」


三國「え?」


時雨「僕の名前は時雨 名前で呼んで欲しいな」


彼女はそう言うと、上目遣いで見てきた


三國「…」


時雨「やっぱりいいよ こんなこと…」


三國「…時雨」


時雨「っ!?」バッ


三國「時雨 これでいいか?」


時雨「…」


結城【時雨 いや、バティ】


時雨「提督…」


?「あー、こんなところにいた!」


時雨が三國と見つめ合っていたとき別の娘の声が聞こえた


(※安価を取ります)


来た艦娘は?>>>30


時雨「夕立 帰ってきたんだ」


夕立と呼ばれる少女は、服装は時雨と似ている服を着ていたが、亜麻色のストレートヘアを背中まで長く伸ばしており先端は桜色に染まっていた どちらかと言うとどこかのお嬢様みたいな感じがした


夕立「…ぽい?」


夕立は三國を見るとじっと見つめてきた


夕立「提督…さん?」


なぜか彼女も三國を見てその一言を言った


三國「あのだから…」


ダキッ


三國がなにか言おうとしたところ夕立が抱きついてきた


三國「えっ!? ちょっと…」


夕立「提督さんと同じ匂いがするっぽい」クンクン


三國(え、この娘犬?)


そんなことで戸惑った


三國「気のせいだよ ほら、二人ともそろそろ戻りなさい」


時雨「君は?」


三國「俺はもう少しここにいる 考え事があってね」


夕立「えー、一緒にご飯食べるっぽい!」ギュー


三國「え、でも…」


時雨「大丈夫だよ 僕も一緒に行くよ だから行こう」


そう言うと、二人は三國の手を握った


三國「あ、あぁ」


夕立「じゃあ、行くっぽい!」グイグイ


そう言うと、夕立は三國の手を引っ張っていった


三國「ちょ、ちょっと…」


時雨「夕立 引っ張ると危ないよ」


そうやり取りをしつつ二人に手を引かれた


-食堂内-


時雨「今、ご飯持ってくるね」


夕立「座って待っててっぽい♪」


そう言うと、二人は席を離れ食事を貰いに行った やけに嬉しそうだった


三國「…」


日も暮れ、夕食時だったのだろう 食堂は混んでいた


三國(き、気まずい…)


360°見渡せば美女、美少女だらけ 男性なら、嬉しすぎて万歳三唱するような状況だろうが実際体験すると中々きつい


三國(視線もキツい…)


女だらけの中の男一人 しかも、陸自迷彩と言う戦闘では役に立つ迷彩も今はただ目立つだけだった


唯一の救いは、偏見の目ではなく好奇心の方が勝っている視線だろう


三國(胃が痛くなってきた…)


被っていた戦闘帽を腰にいれた時だった


?「ここ空いてます?」


三國「ん?」


(※安価を取ります)


来た艦娘は?>>>32

(2~4人程お願いします 前作に登場していない艦娘でも大丈夫です 海外艦は除きます)


三國「ええと…」


金剛「初めましてデスネ 英国で生まれた帰国子女の金剛デース!」


そう元気良く言ってきた彼女は、ブラウン色のロングヘアーに両サイドにお団子を結っており、巫女のような服を纏っていた


三國(男みたいな名前だな… 艦の名前だから突っ込まない方がいいか)


比叡「お姉様! 隣失礼します! あ、初めまして 金剛お姉様の妹分比叡です!」


もう一人やってきた 先程の彼女と同様に巫女のような服を着ていたが、スカートのデザインが違っていた

髪型は、ショートカットだったが顔付きが良く似ていた


榛名「貴方が来訪した方ですね 榛名です よろしくお願いします」ニコッ


笑顔で挨拶してきてくれた彼女は、黒髪のロングヘアーに巫女のような服を着、赤色のミニスカートを履いており、先の二人と比べ日本人らしい顔立ちをしていた


三國「…」


榛名「? どうしました?」


三國「あ、いえ… なんでも…」


三國(ヤバい 見惚れた)


霧島「本当にお話に聞いたとおり似ていますね あ、私は霧島といいます よろしくお願いしますね 三國さん」


初めて名前で呼んでくれた彼女は、巫女のような服に黒髪のボブカットで三人とは違いメガネを掛けており、知的女性なイメージが見て取れた


三國「同じような服を着ていますが、姉妹ですか?」


金剛「yes! 金剛型四姉妹をよろしくデース!」


姉妹であることに驚いたが、よくよく見てみれば似ているようの節があった

(※ちなみに、作者の知り合い数人に金剛型四姉妹で誰が好みか聞いたところ 榛名:3 金剛:1 比叡:1でした)


夕立「あ、比叡、霧島っぽい!」


時雨「皆もご飯かい?」


榛名「えぇ 今遠征から帰ったところです」


どうやら、どこかに行っていて帰ってきたところらしい


時雨「はい お待たせ」


時雨が食事を持ってきてくれた


三國「ありがとうございます」


そう言うと、トレーを受け取った


霧島「私達も食事を取りに行きましょう」


金剛「そうですネ じゃあ、この席見ていてくださいネ!」


そう言うと、4人は食事を取りに行った


三國(普通の定食だな)


見たところ普通の定食だった 盛付けはとても丁寧にしており美味しそうな匂いが食欲をそそった


夕立「じゃあ、頂くっぽい!」


時雨「そうだね いただきます」


三國「…いただきます」


そう言い手をつけようとしたが


三國(あれ? 食べていいのか? 料金もなにも払ってないのに…)


そう思うと、箸を止めた


時雨「どうしたんだい?」


夕立「提督さん?」


三國「いや、なにもしてないのにもらっていいのかと思って…」


時雨「あ、気にしないでいいよ 鳳翔さんも間宮さんも提督にって作ってくれたんだから」


どうやら、作っている人が許可してくれたらしい


三國「じゃあ、いただきます」


それを聞き、食事にありつけた


三國「…美味い」


駐屯地で食べている食事も美味いがここの料理も中々美味い

(※実際に結構美味しかったです ボリュームありますけど…)


金剛「美味しいですカ?」


さっきの四人も戻ってきた


三國「はい とても」


榛名「鳳翔さん達の料理はとても美味しいですからね」


どうやら、ここの娘達にも良い評判らしい


霧島「いくつかお話良いですか?」


食事をしてしばらくして霧島が話題をふってきた


三國「答えられる範囲なら」


霧島「ここに来る前、なにやっていたんですか?」


三國「あぁ、行軍訓練だ」


比叡「行軍…訓練?」


三國「数十キロ以上の装備に小銃を持って目的地に移動する訓練だよ」


夕立「そんなことやる必要あるっぽい?」


三國「あるに決まってる 戦闘行動のほとんどは移動だからね」


(実際に銃を扱うのは、全体の数%位で移動やその他の作業が9割を占めているそうです)


三國「君達艦娘も戦闘より移動の方が長いんじゃないかな?」


榛名「言われてみれば…」


金剛「考えた事無かったデス」モグモグ


そんな話をしている間に食事が終わった


時雨「今日はどこで過ごすんだい?」


食堂を出て時雨が聞いてきた


三國「グラウンドの一角を借りるよ 天幕もあるからそこで過ごすよ」


女提督と会談の際、空き部屋を使っても構わないと言われたが、迷惑をかけるわけにはいかないと丁重に断りグラウンドの一角を貸して貰えた


時雨「天幕?」


三國「分かりやすく言うとテントの事だよ」


夕立「テント… キャンプっぽい!?」


なぜか夕立のテンションがあがった


夕立「夕立 提督さんと寝るっぽい!」ダキッ


三國「…はい?」


とんでもない発言が出た気がした


三國「あの…お嬢ちゃん?」


夕立「ぽい?」


彼女は、無垢な瞳で見てきた


三國「それはちょっとよろしくないよ…」


時雨「う、うん 僕もそう思う…かな?」


夕立「なんでっぽい!?」


彼女は、驚いた顔をしていた


三國(普通に考えてダメだろ)


夕立「提督さんと寝るっぽい!」ダキッ


時雨「夕立ダメだよ ほら帰るよ」


時雨は駄々をこねる夕立の手を引き歩いていった


時雨「じゃあ明日ね 提督」


三國「あ、あぁ」


そう言うと、時雨と夕立は建物の中に入っていった


三國(なんで未だに提督って言うんだ? 女提督さんに申し訳ないが…)


そう考えながら、荷物を回収しに行った


-グラウンド-


三國「この辺りで良いかな?」


預けられていた荷物をもらい個人用天幕を出して設置した


三國「まさかこんなことで使うなんてな…」


狙撃班等が使う二人用の天幕を持っていたが、こんなところで使うなんて思ってもいなかった


三國「今日は寝よう… 色んな事がありすぎだ」


そう考え、天幕の中に寝袋を敷き寝た


4章 日常


?「龍 元気してたか?」


三國「おじさん!」


?「龍良いか? 自分が正しいと思った道を進め 例えどんな結果になろうと後悔だけはするな」


三國「うん」


?「俺と約束だぞ」


三國「あぁ」


?「…またな 龍」


スタスタ


三國「待ってくれおじさん おじさん!」


-----


三國「おじ…さん」


三國「はっ!?」パチッ


三國「…夢か」


夢にうなされ目を覚ました


三國「…やっぱり変わってないか」


寝袋から出て天幕を開けたが景色は昨日と変わっていなかった


三國「…0600か」


時計を確認したら丁度いつもの起床時間指していた


三國「いつもの服装ではないが体を動かそう」


そう思い、天幕から出てグラウンドを走ることにした


三國「はぁ…はぁ…」タッタッタ


いつも走っているところと違うため新鮮な感じがした 気になるのは、戦闘靴のため足が重かった


?「あ、いたいた」


しばらく走っていたら、誰かに話しかけられた


(※安価を取ります)


来た艦娘は?>>>35

(複数でもOKです)


足を止めると同じような制服を着た四人組の女の子達がいた


三國「君達は?」


?「紹介遅れましたね 綾波型駆逐艦の漣でーす♪」


漣と名乗る娘はピンク色のツインテールをした元気の良さそうな女の子だった


?「朧です よろしく」


朧と名乗る娘は、枯草色のショートボブに右頬に絆創膏をつけていた


?「う、潮です よ、よろしく…お願いします」


潮と名乗る娘は、色白の肌に黒髪のロングヘアーに寝癖のようなアホ毛が目立った 他の娘と違い頭に白い鉢巻きをしていた ビクビクしていて挙動不審だった


?「…」


もう一人の娘は喋りもしないでこっちをじっと見ていた


漣「ほら、ぼのたん 名前くらい言いなよ~」


?「…曙 ジロジロ見ないでくれる」


曙と名乗る娘は長い髪をサイドテールに纏め、髪留めにはピンクの花と大きな鈴がついており他の娘より目立った


三國(初めて会ったはずなのになんで嫌われるんだ?)


そんなことが頭の中に残った


漣「…ふむふむ」ジー


三國「な、なんだい?」


漣「本当に噂通り、漣達を助けたご主人様にそっくり」


三國「ご主人…様?」


朧「アタシ達を助けた人の事だよ」


どうやら、個人によって色んな呼び方があるらしい


潮「あ、あの…結城さんをご存じ無いですか?」


三國「…う~ん」


少し間を空け口を開こうとしたら


曙「良いわよ 無理して言わなくて どうせ知らないんでしょ」


潮「ちょっと曙ちゃん」


曙「軍人なんて何万人もいるのよ その中の一人の事を知っているかなんて聞かれたらわからないって答えるわ」


そこまで大袈裟ではないが筋は通っていた


三國(軍人じゃないんだけどなぁ…)


自分の中で呟いた 口に出したら、ろくな返事が返ってこないだろう


朧「やっぱり知らない?」


三國「ごめんね…」


潮「…」


それを聞いて肩を落としたように見えた


漣「それでご主人様 今日はどうするんですか?」


三國「そうだな… ここを見て回ろうかな?」


漣「じゃあ、漣達が…」


曙「漣 私達今日遠征入ってるでしょ」


漣「あ、そうでした…」


三國「気持ちだけ受けとるよ ありがとう」


漣「お褒めの言葉 キタコレ!」


そう言うと、喜んだ顔になった


潮「じゃあ、私達はこれで…」


朧「またね」


そう言うと、四人は去っていった


三國(艦娘ってわからん)


-----


三國(それにしても何をしよう…)


いつもならば駐屯地で訓練などをしているはずだが、それができない以上なにもすることがなかった そう考えていたら


三國(お、案内板か…)


目に入ったのは、鎮守府の案内板だった 恐らく、来客用に作ったのだろう


三國「どこ行ってみよう…」


(※安価を取ります)


どこに行く?>>>37

(港、弓道場、司令部、訓練所からお願いします)


三國「訓練所か… 行ってみるか」


訓練所という単語に惹かれ訓練所に行ってみることにした


-訓練所-


ドーン! ズシャー


訓練所に行くと砲撃音が周りに木霊していた


三國「これは…」


そこには、沢山の艦娘達が水上をまるでフィギュアスケートのように動きまわり、的に向かって手に持っている武器や腰などにつけている武器で狙って撃ったりしていた


三國「富士の演習なんてもんじゃないな…」


年に一回行われる東富士総合火力演習に参加したことがあるがあれを越える光景が目の前にあった

(※主も生涯に一回で良いので生で見てみたいです)


三國「しばらく観るか」


そう言うと、座れそうな所に腰を下ろし観ることにした


三國「…」


見れば見るほど不思議な感じだった どうやって海の上を進んでいるのかも、どうやって射撃しているのかなど、自衛隊に入隊したときの新鮮な感情が出てきた

見覚えのある艦娘もそこにはいたが、真剣にやっている表情を見てなんとも言えなかった


三國「…邪魔しちゃいけないな」


そう呟くとその場をあとにした


暫く歩いて案内板の前に立った


三國「どこに行こうか…」


(※安価を取ります)


どこに行く?>>>39

(港、弓道場、司令部からお願いします)


三國「弓道場? クラブ活動でもしているのか?」


駐屯地によっては、クラブ活動があり課業終了後それに打ち込む隊員も少なくない

(※主は職場体験の際、太鼓クラブの見学をし生演奏を聴かせてもらいました)


三國「ちょっと行ってみよう」


好奇心に押され、足を進めてみた


-弓道場-


バシュン バツ


近くに行くと、矢を放っている音と共に的に当たる音も聞こえた


三國(本格的だな)


そう思っていたところだった


?「あっ」


(※安価を取ります)


来た艦娘は?>>>41

(所属している空母艦娘でお願いします)


瑞鶴「あっ、えっと…」


声がして振り返ると、昨日会った黒髪のツインテールの娘が立っていた


三國「貴女は昨日の…」


瑞鶴「瑞鶴よ」


三國「あぁ…」


瑞鶴「なに? 翔鶴姉の方が良かった?」


そう言うと、彼女は顔を近づけてきた


三國「あ、いや… そう言うことでは…」


三國(近い近い…)


瑞鶴「まぁいいか なんでこんなところに?」


彼女は顔を離すと聞いてきた


三國「少しここを散歩に やることないもので…」


瑞鶴「ふーん じゃあ、私達の訓練見てみる?」


三國「訓練?」


瑞鶴「うん ここでやってるよ」


そう言うと、彼女は弓道場を指差した


三國(え、クラブじゃないの…)


そんなことを考えていたら


瑞鶴「ほら、ボーとしてないで行こうよ」ギュ


三國「え!? ちょ、ちょっと!」


彼女が手を握って弓道場の中に連れていかれた


-弓道場内-


中はとても綺麗になっており、落ち着いた趣があった


瑞鶴「皆ー 今日は見学者来たわよ!」


中には艦娘達がいた 会ったことの無い娘もいた


?「静かにしなさい 五航戦」


そう言ったのは、弓道着に青い袴 短い黒髪をサイドテールに纏めた物静かそうな女性だった


?「まぁまぁ加賀さんそう言わずに… 初めまして、私は赤城と申します」


そうお辞儀をして来たのは、先程の艦娘とは違い弓道着に赤い袴 黒髪のロングヘアーの真面目そうな女性だった


蒼龍「あ、来てくれたんだ!」


飛龍「ようこそ♪」


昨日武器を預けた二人もここにいた なぜか嬉しそうだ


翔鶴「…どうも//」


昨日会った翔鶴もいた しかし、顔を赤くしてそっぽを向かれた 少しだけ気分が落ちた


?「あ、噂になってる人ね 私は瑞鳳 よろしくね♪」


そう笑顔で対応してくれた娘は、他の娘同様に弓道着を着ていたが、少しだけデザインが違っていた 見た感じ中学生~高校生位の背丈にポニーテールのように結った髪型が特徴的だった


瑞鶴「ねぇねぇ、弓とか使ったことある?」


三國「いや、無いかな… 学生の時に部活動でやっているのを見たくらいかな」


赤城「もし良かったら、やってみませんか?」


赤城が誘ってきたが


三國「いえ、皆さんの邪魔になってしまうので…」


加賀「遠慮しなくてもいいわ」


三國「いえいえ…」


そう言いながらも的を見てみた 以外と距離があり驚いた


三國「…」スッ


腕を伸ばし、親指を立てた


飛龍「? 何してるの?」


艦娘達は不思議そうな感じで見ていた


三國「…大体、28mか」


ボソッと呟いた


蒼龍「え、なんでわかった!?」


三國「自衛隊流の距離の測り方です」


瑞鳳「自衛隊…流?」


三國「まぁ、サバイバル術の一つですね メジャーとか近くに無いとき役に立つ方法です」


瑞鶴「へぇー、どうやってやるの?」


三國「まずは、対象物に向かって腕を伸ばして親指を立てる このとき、片目を閉じる

次に、もう片方の目を開けると距離がずれてる って言うのはわかるかな?」


(※人間の右、左目の距離を1だとすると腕の長さは約10だとします 1対10)


飛龍「本当だ」


三國「片方の目で見た時、対象が何個分移動したかを見る そして移動した距離に×10をすれば、大体の距離がわかるはずです」


瑞鶴「う~ん わかりずらい…」


三國「まぁ、そんなに使わない技術ですから頭の片隅にあれば十分ですよ」


(※現役、元自衛官の方曰く、非常に教えにくい項目の一つらしく教えるのに苦労するそうです)


蒼龍「あ、そうだ」スタスタ


蒼龍がなにか思い出したように奥の押し入れに行った


蒼龍「これ返すね」スッ


蒼龍が持ってきたのは、昨日預けた武器類だった


翔鶴「蒼龍さん なんでそんなところに…」


蒼龍「昨日、明石さん達に返してもらってしまってたの」


蒼龍「とりあえず、返すね」


そう言われると、小銃と拳銃とナイフが返された


三國「ありがとうございます」


受け取ると、まず各部のチェックを始めた


三國「…」カチャン


そのまま、小銃を分解した


飛龍「ちょ、ちょっと…」


瑞鳳「そこまでやるの…」


-十数分後-


三國「…異状なし」カチャン


小銃、拳銃、ナイフなどをチェックし異常が無いことを見た


赤城「本当に真剣ですね」


加賀「私達以上かもしれませんね」


三國「まぁ、苦い経験ありますから…」


瑞鳳「苦い経験?」


三國「教育隊の頃、同期の一人が部品無くしてね 同期全員で土砂降りの雨の中、三時間以上グラウンドを探し回ったんだ」


翔鶴「三時間…」


三國「自衛隊の備品は国民の血税で作られてるからね 失くすなんてもっての他なんだ」


三國「まぁ、パッと来ないかもね」


そう、三國は苦笑いをした


(※元自衛官の方は、同期の一人が備品を失くし雨の中探していたところ何故か違う備品が見つかり再度備品点検をやったそうです)


赤城「ここを見て回ってるんですよね?」


三國「まぁ、そうですね」


赤城「何か聞きたい事とかありますか?」


三國「そうですね…」


そう聞かれたが、すぐには思い付くはずがない


三國「…現状は何も」


赤城「そうですか」


加賀「何かあったら言ってください 相談にのります」


三國「ありがとうございます」


そのまま、お礼して弓道場をあとにした


5章 不審船


弓道場を後にし、歩いていたところ女提督が呼んでいると聞き提督室に行った


三國「不審船?」


女提督「はい 近くの漁業組合の方からの通報がありまして…」


どうやら不審船が確認されたらしい 自分の世界なら海自や海保が対応するが、この世界では軍が見るらしい


三國「見てきてほしいと言うことですか?」


女提督「はい お願いできますか?」


三國「…」


女提督「やっぱりダメですよね… いきなり…」


三國「いえ、引き受けます」


女提督「へ?」


三國「まだ一宿一飯の恩義を返せてませんからね」


女提督「ありがとうございます」


この世界に来て初めての仕事ができた


-----


装備を整えて港にいると


?「提督」


三國「ん?」


そこには、時雨と夕立がいた


夕立「提督さん♪」


時雨「提督(女)に言われてきたんだけど…」


どうやら、二人が来てくれるらしい


?「三國さん」


三國「?」


声がした方を見ると、二人の艦娘がいた


一人は、ピンクの髪をおさげ風に纏めており白い鉢巻を着けていた

服装はセーラー服に似た服を着ていた


もう一人は、緑がかった銀髪をポニーテールにし、こちらもセーラー服に似た服を着ていた


三國「君達は?」


?「もうし遅れました 私は工作艦明石と言います」


ピンクの髪をした娘が明石と名乗った


?「私は夕張といいます よろしくね」


ポニーテールの娘は、夕張と名乗った


三國「何かありましたか?」


明石「これ提督(女)からです」スッ


明石は、ヘッドセットとヘルメットに着けるであろう小型のヘッドカメラを渡された


明石「鎮守府に繋がっていますので、すぐに連絡できます 映像は後程提出されるそうです」


三國「わかりました ありがとうございます」


夕張「私はこれを」


そう言うと、彼女は大きめのバックを渡してきた


ジジジ


チャックを開けて中身を見た


三國「これは…」


出てきたのは、カスタムされたM4とG17だった


三國「…」カチャッ


手にとって確かめた 通常のM4とは違いハンドガードはM-LOKを採用しており、細身で握りやすくなっていた

下部には、M-LOKに対応したフォアグリップ 左側にはタクティカルライト 上部にレーザーサイトを付けていた


ハイダーは、CQCに対応できるように先端がスパイク状になっており、それと共にサイレンサーがすぐに取り付けられるようになっていた

(※先端をスパイク状にすることによって咄嗟に相手を突いたり、振りほどき難くする)


スコープは、CQBスコープが載せられており近距離~中距離の戦闘に対応できるようになっていた


ストックはMAGPUL製のストックを付けており、かなりこだわっていた


三國「こんな代物いったいどこで?」


夕張「置いていったんです 提督が…」


明石「”自分にはもう必要ない”って言って」


三國「…」


夕張「使ってください 私達じゃ、扱えないので」


そう言うと、彼女は弾が入ったマガジンを渡してきた 一本は傷が付いており元々この銃にあったものだとわかった 他のものはやけに綺麗だった


明石「元々あったの以外は私達が真似て作ってみたんですけど、上手くいかなくてこれしか…」


三國「いえ、ありがとうございます」


そう言うと、マガジンを腰に付いている弾倉入れにいれた


-執務室-


執務室の女提督に今回の件について再度確認が行われた


女提督「…以上です」


女提督「なにか質問ありますか?」


三國「…特には」


女提督「もし、船内で何かありましたら自分の身を第一に考えて行動してください あくまであなたは私の依頼でやってもらうので…」


三國「いえ、自分は大丈夫です けれど…」


女提督「時雨と夕立ですか?」


彼女達の名前を出す前に遮られた


三國「はい 自分一人でも…」


女提督「彼女達は自ら志願してきたんです」


三國「自ら?」


女提督「二人はここを救った人の初めての艦娘なんです その人の後ろ姿を見てきたから自分達も誰かの役にたちたいんだと思います」


三國「…」


女提督「どうかしましたか?」


三國「…いえ」


女提督「それから…」


女提督「二人の事をよろしくお願いします」


三國「…了解しました」


-港-


港に行くと、二人が既に海上におり近くにボートがあった


三國(なんか浮いていても驚かなくなってきたな)


人間って不思議だなと思った 慣れるとこれが普通なんだなと思ってしまう


時雨「僕達が引っ張っていくから安心して」


夕立「だからしっかり掴まっててほしいっぽい」


三國「あ、あぁ」


この二人でボートを引っ張れるのかと思ったがその考えは、数秒後に砕かれた


夕立「じゃあ、行くっぽい!」ズシャー


三國「うぉ」ガシッ


急に動き出したため、慌ててガンネルを掴んだ

(※ボートの縁の部分をガンネルと言います)


時雨「ちょっと夕立! 飛ばしすぎだって」ズシャー


三國(いや、二人とも十分速いよ…)


-一時間後-


しばらく、したら目標の不審船が見えてきた 海保の船のような大きさで船体は黒っぽい塗装をしていた


時雨「あれが不審船だね 提督…」


そう言いながら時雨は三國を見たが言葉を失った


三國「…」


出発前の目つきとは違い、完全に戦闘態勢に入っている目だったからだ


三國「二人ともいい 中に人がいるかわからないし、何で武装しているかわからない 慎重に近づいて」


夕立「…わかったぽい」


過去にあった不審船の事件では、ロケットランチャーが積まれていたり、機関砲を装備していた不審船があった等の話を海自の同期から聞いており警戒した


時雨「まず、どうすればいい?」


三國「まずは、周りを回って入れそうな場所を見つけよう」


時雨「わかったよ」


そう言うと、二人は不審船から距離を保ちながら周りを回り始めた


三國『大佐 目標地点に着きました 不審船も確認しました』


女提督『了解 様子はどうかしら?』


三國『明かりは見えません 今入れそうな所を探すため周囲を見てます』


女提督『了解 用心してください』


三國『了解しました』


無線のやり取りをしていると船の反対側に着いた


時雨「ねぇ、あれ!」


時雨が指を指す方向をみると、船体の側面に大きな穴が空いていた


三國「なんだあれ?」


夕立「大きな穴っぽい」


大きな穴だが、そこから船内に入れそうだった


三國「二人ともあそこの穴から船内に入ろう あそこなら簡単に入れる」


時雨「わかったよ」


そう言うと、二人は穴に向かって行った


三國『大佐 船体の穴から船内に入ります』


女提督『了解 十分に注意して』


その無線から数分後穴の内部に入った


-船内 艦底部-


ある程度浅くなった時にボートから降り、歩いて船内に入った


夕立「暗くて静かっぽい」


時雨「何があったのかな?」


二人は中を見回っていた


夕立「この穴って攻撃されて出来たっぽい?」


三國「いや、それはないかな」


時雨「どうして?」


三國「外郭を見てごらん」


時雨、夕立「?」ジッ


三國「外側に捲れているだろ これは、内部から爆発したってことなんだ 外側から攻撃されたなら内側に捲れるんだ」


時雨「と言うことは?」


三國「…この船内でなにか起きたってことだよ」


時雨、夕立「…」ゴクッ


二人は少し顔色を悪くした


三國「さて、行くか」


時雨「待って 僕達も行く」


三國「へっ?」


夕立「お願いっぽい」


二人はそう懇願してきた


三國「いいかい? ここは危ないんだ 外で待ってて」


時雨「お願い 役に立ちたいんだ」


夕立「邪魔しないから お願いっぽい」


三國「…」


(※安価を取ります)


時雨、夕立は?>>>43

1,連れていく

2,残らせる


三國「わかった けど、どっちか一人だ」


三國「外で見張りをしてて欲しい」


二人が来てくれれば心強いが外でなんかあったら、対応が出来なくなるためこの判断をせざるえなかった


三國(なんか嫌な予感するな…)


その予感はすぐに当たった


時雨「夕立 夕立の方が強いんだから見張りを頼みたいかな」


夕立「練度は同じっぽい 時雨がいれば敵も出てこないっぽい!」


ギャー


三國「…」


三國(早くしてくれないかな…)


案の定、どっちが行くかでもめ始めた 別にこだわりはないが…


三國「じゃあ、じゃんけんで決めてくれ 忘れないで欲しいけど、今は仕事中だからね」


時雨「わかったよ」


夕立「負けないっぽい」


時雨「いくよ」


時雨、夕立「「じゃんけん ポイ!」」


(※安価を取ります)


勝ったのは?>>>45

(時雨or夕立)


時雨、夕立「「ぽい!」」←グー、グー


時雨、夕立「「あいこでしょ!」」


……


三國(いつまでやるんだ?)


もう十回目だろうか まだ続いていた

あまりここにとどまりたくないと言う考えがあったが


三國(そうだ 念のため)


リュックから首飾りを出し首に掛けた


三國(幸運の御守りだ)スッ


時雨「やった!」←グー


三國(あ、終わった)


夕立「ぽい~…」←チョキ


首飾りを掛けた直後に終わったらしい どうやら時雨の勝ちだ


時雨「僕がついていくよ」


三國「そ、そうか」


時雨が付いていくことになったが、それよりも


夕立「…」ズーン


夕立がすごく落ち込んでいたので、励ますことにした


三國「あぁ…大丈夫?」


夕立「夕立も行きたかったっぽい…」


三國「気持ちは嬉しいけど、何かあったら困るからね」


夕立「…」


三國「何か俺に出きることあるかな?」


夕立「じゃあ…」


………


三國『大佐 船内に入り探索を開始します』


女提督『随分時間がたってますが何かありましたか?』


三國『あー、ちょっとしたアクシデントです 問題ありません』


女提督『そう… では、カメラを起動させてください』


三國『了解です』


カメラのスイッチを押したら起動音がした どうやら、正常に動いたらしい


女提督『カメラ起動大丈夫です』


三國『ありがとうございます』


そう無線で言うと、連絡を切った


三國「よし 行こう」


時雨「うん」


三國「あ、そうだ」


三國「約束してくれるか?」


時雨「なんだい?」


三國「俺から離れないで 何があるかわからないから」


時雨「…わかった」


三國「よし」


そう言うと、船内を進んでいった


カタッ カタッ カタッ


こういうところは静かに動きたいが、どうしても音が反響してしまった


時雨「誰かいるのかな?」


三國「どうかな…」


そう短い会話をしつつ先へ進んだ


三國「待って」スッ


手を横にし、時雨を止めた


時雨「どうしたの?」


下を見ると、赤いシミがあった


三國、時雨「…」


二人の間には無言空気が流れていた さすがに話すことがないのだろう


三國『大佐 血痕らしいものがありました』


女提督『確認したわ 何かあったのは、間違いないわね』


三國『えぇ』カチャ


女提督『十分警戒して』


三國『了解』


ライトを持っていたが、M4に切り替えライトを付けて進んだ 暗視装置も持っていたが、使わないことにした

(※自衛隊や軍隊では暗視ゴーグルは、基本的に野外で使うことにしているそうです

理由としては、光を増幅させて使う物のためライトなどの光に弱く、室内等狭い場所で使用した場合ライトを使われた場合、隙が生まれてしまいやられる可能性が高くなるそうです)


三國「ふぅ…」


暫く歩いたが、人がいるような気配はなかった


三國(なにもないか… 何があったんだ?)


そう疑問が頭にあった


時雨「ねぇ」


三國「ん?」


時雨「ちょっと話しいいかな?」


時雨が話しかけてきた


三國「どうした?」


警戒しながら、話を聞くことにした


時雨「なんで自衛隊に入ったの?」


よく聞かれる率直な疑問が来た


三國「…」


時雨「あ、ごめん 悪い事聞いちゃったかな?」


三國「いや、そうでもないよ」


三國「教えてあげる」


そう言うと、三國は語りだした


三國「自衛隊は俺の子供の頃からの夢だったんだ」


時雨「夢?」


三國「そう まぁ、一番影響を受けたのは叔父さんの影響かな?」


時雨「叔父さん?」


三國「小学生の頃、叔父さんが所属している駐屯地の祭りに連れて行って貰ってな そこで叔父さんを見たんだ」


三國「その姿がカッコ良くてさ 心の中で自衛官になるって固く誓ったんだ」


時雨「へぇ…」


三國「それで、馬鹿だったけど猛勉強して、中学卒業したら陸上自衛隊高等工科学校に入って 卒業後は防衛大学校 さらに、卒業して幹部候補生学校へ そして、今いる相浦駐屯地所属になったんだ」


時雨「努力したんだね」


三國「まぁな」ハハッ


時雨「それで…」


三國「ん?」


時雨「その叔父さんとはどうなの? 会ってるの?」


三國「叔父さんか…」


話そうとした時だった


ガタッ


三國、時雨「っ!?」


近くの部屋から物音がした


三國「…」シー


時雨「」コクッ


人差し指を口前にし、時雨に伝えた


ソロリソロリ


ゆっくりとした足取りで部屋に近づいた


三國「ここか」


時雨「うん」


音がした部屋の前に着いた 扉が大きく、大部屋だと思われた


三國『大佐 妙なもの音がした部屋の前に来た 入ってみる』


女提督『了解 気をつけて』


壁を背にしゆっくり進み、ドアノブに手を掛けた


三國「…」


時雨「…」コクッ


時雨にアイコンタクトを送り、扉を開いた


-保管室-


三國「…なんだこれ?」


そこには、黒い球体が四つ置いてあった 大きさは学校の体育祭で使う大玉くらいあった


三國『大佐 妙な球体を発見しました』


三國『なにかご存じですか?』


女提督『いえ、私も驚いてます』


三國「時雨なにかわかるか?」


時雨「ううん」


時雨も首を横に振った 艦娘も知らないものである


三國(なんなんだこれ?)


そう思いつつ、銃でつついてみることにした


ゴンゴン


三國「つついた限り鉄みたいだな…」


鉄を叩いているような感覚だった


三國『大佐 どうすればいいですか?』


女提督『そうですね… では…』


指示を聞こうとしたときだった


ガパ ガパ


時雨「提督! なんか動いた!?」


三國「動いた?」


よく見てみると確かに卵のようにグラグラ動いていた


三國「くっ」


反射的に銃を構えつつ扉の方へ後退した


三國「時雨 俺の後ろに隠れてろ」


時雨「う、うん」


時雨は三國の後ろに回った


球体「」クルッ


三國「?」


球体「」クパァ


三國、時雨「っ!?」


突然球体の真ん中辺りに口のようなものが現れ開いた


ボトッ ボトッ ボトッ ボトッ


その球体の中から全裸の女性が出てきた


三國「え、えぇ!?」


突然の出来事にただ呆然とした


?「う、う~ん」


どうやら、四人とも意識はあるようだ


時雨「ちょっと見てみるね」


時雨が四人に近づいていった


三國「お、おい」


時雨「ねぇ大丈夫?」


?「…」


時雨「提督! この娘達艦娘だよ!」


三國「へ? 艦娘?」


時雨「うん!」


三國『大佐 中から出てきたのは艦娘らしいのですが知ってますか?』


女提督『ちょっとライトで照らしてくれるかしら? 顔を確認できれば…』


三國『了解』


M4のライトでは警戒されると判断し、持っていた手持ちのライトで照らした


?「うっ…」


女提督『この娘達は…』


(※安価を取ります)


四人の艦娘は?>>>47

(出てきてない艦娘でお願いします 海外艦は除きます)


女提督『左から言いますね 駆逐艦”有明”潜水艦”伊26”航空母艦”葛城”戦艦”大和”です』


女提督は彼女達の名前を言った


有明「君? 誰だい?」


有明と聞かされた娘は、時雨と同じくらいの歳の娘に見えた 長髪に少しキリッとした目が特徴的だった


26「ここどこ?」


周りをキョロキョロと見渡している娘は、ツーアップに纏めたオレンジ色の髪を振っており、オレンジ色の瞳には不安そうな感じがみて取れた


葛城「なによ! こっち見んな!」


いきなり強く当たられた 黒髪のロングヘアーに青色の瞳をしており、モデルのようにスレンダーだった 先ほどの二人に比べたら歳上なのは明らかで大学生くらいの娘に見えた


大和「あの…なんで私達こんなところに?」


困惑している彼女は、焦げ茶色のロングヘアーをポニーテールに纏めており、茶色の瞳を三國に向けていた


三國「…時雨 この娘達を見てて」


時雨「え? どこに行くの?」


三國「ちょっとなんか着せる物探してくる あんな格好でいたら俺が困るからさ…」


時雨「う、うん」


そう言うと、三國は時雨に大和達を見てるように頼み部屋を出た


有明「時雨 あの人は誰?」


有明は唐突に時雨に尋ねた


時雨「僕の”バディ”だよ」


26「バディ?」


時雨「安心して あの人は僕達の味方だよ」


葛城「ふん どうかしらね 私達を見て鼻の下伸ばしてたし」ブスッ


大和「ま、まぁ、こんな格好では…」


四人とも自分の体を隠すように体育座りをした


-十数分後-


26「ねぇ、帰ってくるの遅くない?」


暫く時間が経ったが、三國はまだ来ていなかった


有明「どこ行ったんだ…」


葛城「まさか逃げたわけ」


時雨「ち、違うよ! 広いから手間取ってるだけだよ」


時雨は疑念を抱かれているのを感づき否定をした


26「でも、遅いよ…」


時雨「もうすぐ来ると思う 待ってて」


時雨は皆を落ち着かせた


大和「随分、彼を信頼してますね」


それまで静かにしていた大和が口を開いた


大和「彼が時雨ちゃん達の提督なの?」


大和は興味深そうに聞いた


時雨「ううん 彼は提督じゃないよ」


26「えっ違うの!?」


葛城「…やっぱりね」


有明「じゃあ、なんで一緒にいるんだ?」


時雨「…表向きは、提督が指示だよ けど、僕と夕立は志願して付いてきたんだ」


大和「なんでそんなことを?」


時雨「…」


時雨は一息付くと話した


時雨「似ているんだ」


有明「似てる?」


時雨「彼、僕と夕立が初めてあった提督にそっくりなんだ 彼といると、提督と一緒にいる気分になるんだ」


葛城「その提督って言うのはどこに?」


時雨「…わからない けど、いつか絶対に逢える そう信じてるんだ」


そう時雨が話していると


コンコン


五人「っ!?」バッ


音に驚き、音のした方角を見た


クイクイ


扉の方へ手招きしているのが見えた


時雨「帰って来た」


そう言うと、時雨は扉の方へ行った


三國「お待たせ」


時雨「心配したよ」


三國「ごめんよ 服は… こんなのしかなかった」


そう言い、服を見せた


時雨「え、これ?…」


時雨は服をみて少し困惑した


三國「とりあえず、着せてきて…」


そう言うと、服を手渡した


時雨「う、うん 大丈夫かな?…」


受け取り、四人の元に行った


時雨「皆、とりあえずこれを着て」


葛城「え、なにこれ…」


四人は、出された服をみて困惑した


※安価を取ります


出された服は?>>>49

(誰がどんな服装か書いてくれたら嬉しいです)


-数分後-


時雨「終わったよ」


時雨が声をかけてきて中に入ることにした


大和「は、恥ずかしい…」←野球マン1号


葛城「見るな変態!」←野球マン2号


26「サイズ合ってないよ…」←野球マン3号


有明「裸よりはましだが…」←野球マン5号


(※野球マン=実況パワフルプロ野球のサクサクセスに登場するキャラクター)


三國「…」プルプル


多分誰もいなかったら大笑いしていただろうが、ここで笑ったら袋叩きに合うのが目に見えたため堪えた


三國「ええっと…」


なにか言おうとした時だった


有明「その前に君の名前を教えてくれないか? 見ず知らずの人になにかをしゃべる気にはなれないよ」


三國「あ、そうだね…」


それを言われて、納得してしまった 明らか自分より年下に言われてなんとも言えなかった


三國「三國龍輔 陸上自衛隊 水陸機動団 二等陸尉」


26「自衛…隊?」


葛城「そんな組織聞いたこと無いんだけど」


三國「…正直に言おう 俺はこの世界の人間じゃない」


大和「え?」


その後、四人に起きたことを話した 訓練中に気を失い気がついたらここに居たこと 吹雪からこの世界について聞いたこと 女提督のお願いでここに来たこと等を話した


葛城「信じられない…」


有明「あたし達が存在しない世界か…」


三國「艦としての君達は存在している 実際、叔父につれられて横須賀や呉とかに行って観光したよ」


大和「呉…」


三國「まぁ、とにかくここから出ようか ここは危ないからさ」


時雨「そうだね」


あまり長居をするところではないため部屋を出ることにした


三國『大佐 四人を避難させます』


女提督『了解 迎えの艦娘を出すわ 直ぐに引き上げて』


三國『大佐 すいません 自分はもう少し船内を調べます 元々の目的は調査ですから…』


女提督『でも、危ないわ』


三國『大丈夫です やらせてください』


女提督『…わかった 何かあったら直ぐに無線で報告して』


三國『わかりました』


三國「時雨 この娘達をつれて入ってきたところに行くんだ」


三國「迎えが来てくれるらしいから」


時雨「提督は?」


三國「俺はもう少しこの船内を調べる 調査が目的だからね」


時雨「だったら僕も…」


三國「入ってきたところを知っているのは俺と時雨の二人だけだよ 時雨が一緒に行かないとダメだよ」


時雨「で、でも…」


三國「大丈夫 これでも、レンジャーだよ 過酷な訓練を耐え抜いた人間だ」


三國「だから、心配しないで」


時雨「…わかったよ」


三國「よし、良い娘だ」


三國「じゃあ、行って」


五人に促したが


?「待って、じゃあ私が付いていく」


一人名乗り出た


※安価を取ります


付いていく娘は?>>>51

(26,有明,葛城,大和からお願いします)


葛城「私がついていくわ」


葛城がついてくると言ってきた


三國「何を言っているんだ 直ぐに…」


葛城「調査が目的なんでしょ? だったら二人で調べた方が早いわ それに…」


葛城「私だって艦娘よ こんな所どうってことないわ」


そう言って張り切っているように見えたが


三國(張り切っているのはわかるが、その格好で言われてもな…)


口に出したら、殺されそうだから自分の頭の中で突っ込んでおいた


葛城「ほら、ボーとしてないで行くわよ」ギュ


三國「うぉ」


葛城は三國の手を握るとそのまま歩き出した


三國「先に行ってて 直ぐに行くから!」


三國は時雨達にそう告げた


時雨「…」


有明「時雨?」


時雨「…あ、何?」


有明「大丈夫か?」


時雨「うん じゃあ、行こう」


時雨(僕も行きたかったなぁ…)


そう思いつつも、時雨は三人を連れて脱出口に急いだ


6章 襲撃


カタッ カタッ カタッ


拳銃とライトを持ちながら三國は慎重に歩みを進めた


葛城「ちょっと、置いていかないでよね」


後ろには葛城がいたが、迷彩服上着の裾の部分を掴んでついてきていた


三國(動きづらい…)


クリアリングしながら動きたいが、掴まれているせいでぎこちない動きでクリアリングを行った


時々、襲撃に備えライトを消したりして進む時があるが


葛城「ちょっと、消さないでよ!」ギュ


余計に裾を強く握られさらに動きづらくなった


葛城「ねぇ、ここ」


葛城が指を指す方向に上に通じる階段があった


三國「船員室とかはこの上か?」


葛城「だと思うわ 行ってみない?」


手がかりのありそうな部屋などは上にありそうだった


三國「そうだね 行ってみるか」


歩みを階段に進め、上に上がった


-船員室-


関係者以外立ち入り禁止とドアに書かれた部屋を見つけ中に入った


三國「ここで、操舵とか行っていたところかな」


そこには、操舵輪等があり船の中核の場所だった


葛城「へぇー、こんなに大きかったんだ」


葛城が窓に駆け寄り、船の大きさに驚いていた

辺りは薄暗くなってきたが、船の大きさはまだよくわかった


三國(なんかここにあるかな…)


何かあるかと思い辺りを探したところ


パサッ


三國「ん?」


何かが床に落ち拾い上げた


[航海日誌]


三國「航海日誌?」


机から落ちたのは、ここの乗員であろう人間が残した航海日誌だった


葛城「なんか見つけたの?」


三國「ここの乗員が残した航海日誌かな」


葛城「見ないの?」


三國「いや、見てみますか」


そう言いつつ、ライトを机に置き日誌を開いた


[○月○日 晴れ

航海を始めて、二日経った

今日は、また駆逐艦の艦娘を見つけて捕獲した

艤装を剥ぎ取り泣いている艦娘を海に放り投げた

数分しない内に姿が消えた]


[○月△日 曇り

今日も艤装を剥ぎ取った艦娘を海に放り投げた

仲間の一人が物を投げ始めた

当たる毎に泣く艦娘を見て皆で笑い愉快だった]


[○月✕日 晴れ

今日は、発育のいい艦娘を見つけて仲間達と弄んだ

涙を流して止めてと懇願する姿にさらに興奮した

遊び終わった後は、海に捨てた]


-----


三國「…」


葛城「…」


三國「…もう読むのを止めよう」


葛城「…うん」


日誌を置き無線をいれた


三國『大佐 この船の乗員が書いたと見られる日誌がありました』


女提督『日誌? 中身見ましたか?』


三國『えぇ』


三國『カメラに映しますか?』


女提督『ごめんなさい さっきからカメラの様子が変なの こっちには写ってないわ』


三國『あぁ、了解しました』


女提督『内容は?』


三國『なにか、艦娘の艤装を剥ぎ取るみたいな事が書いてありました』


女提督『…なんて事』


三國『知っているんですか?』


女提督『艦娘の艤装は、普通の鉄で出来てないの 特殊な鋼材で出来ているの』


女提督『それはとても価値が高くてね だから、野良の艦娘を捕えて艤装を剥ぎ取って密売したり、別の物に変えたりするの』


三國『野良艦娘?』


女提督『いわゆるどこの鎮守府にも所属していない艦娘よ 出撃の際に見つけて連れて帰るのが普通よ』


三國『それはわかりましたが、その艤装と言うのは簡単に解けるんですか?』


女提督『機密だけど、緊急時に人でも解けるように安全装置が艤装に付いてるの それを使えば簡単に…』


三國『…その艤装を無くした娘はどうなるのですか?』


女提督『艦娘の力を失った普通の女の子よ だから…』


三國『もう結構です…』


話を聞いて涙が出てきた 何も知らない所に連れ込まれ装備を剥がされこの船の乗員に好き放題された娘の気持ちを考えると涙が出てきた


葛城「ねぇ、大丈夫?」


三國「…申し訳ない」


女提督『まだ何かわかりそうですか?』


三國『…もう少し見てみます』


それを言うと無線を切った


三國「それじゃ…」


葛城「待って」


探索をしようとしたところ葛城が引き留めた


葛城「…なんか聞こえない?」


三國「え?」


それを聞き、耳を澄ませた


ギギッ ギギッ ギギッ


なんかを引きずっているような音が耳を届いた


葛城「なんか近づいてない?」


ガチャン ガチャン ガチャン


三國「…階段を登ってる」


危ないと考え、直ぐに銃を取りドアに銃口を向けた


バン!


勢いよくドアが開き音の正体が目の前に現れた


?「…」


虚ろな目でこちらを睨み付け明らか様子が変だった


三國「だ、誰?」


?「…」


三國『大佐 問題発生です』


女提督『カメラ越しに見えるわ』


三國『直ったんですか?』


女提督『応急措置でね…』


三國『あれは誰ですか?』


女提督『あれは…』


※安価を取ります


艦娘は誰?>>>53

(登場していない艦娘でお願いします 海外艦娘は無しです)


女提督『空母艦娘の”天城”です 一緒にいる葛城のお姉さんです』


三國「姉?」


葛城「天城姉!?」


彼女の正体が葛城の姉だと聞き驚いた


天城「…」


彼女は、長い茶髪の髪の毛に緑色の振袖を着ていたが髪は乱れており、振袖は所々破れており肌が見えている部分もあった


天城「…」ガチャン ガチャン


彼女から聞こえる音の正体は足に付けてある鎖だった 引きちぎったのか、たまたま壊れたのかは不明だが歩きづらそうだった


葛城「天城姉! 私よ葛城よ!」


天城「…」


葛城が天城に近づいて声をかけたが無反応だった


葛城「天城…姉?」


ブン!


葛城「きゃっ!?」


天城は葛城を突飛ばした


天城「…」ブツブツ


こっちを見て何かを呟きながら、何かを取り出した


キラン


三國(な、ナイフ!?)


彼女の手には、包丁位の大きさのナイフを握っていた


天城「…」ガチャン ガチャン


葛城「あ、天城姉!」


妹の声にも全く耳を貸していない状態だった


三國「おい止まれ!止まれ!」カチャッ


G17を彼女に向けて警告を発した


天城「…」ガチャン ガチャン


だが、彼女はゆっくりだがこっちに近づいてきた


三國「くっ」


バンバン!


葛城「きゃっ!?」


まず、上に向けて威嚇射撃を始めた 相手に弾が入っていると見せるためである いきなり撃ったため葛城が短い悲鳴を上げた


三國「武器を置け!」


再び彼女に銃口を向け、警告を発した


天城「…」ガチャン ガチャン


だが、彼女はさっきと変わらないスピードで歩いていた


三國「…」


バン!バン!


次は彼女の足下に発砲した


三國「最後の警告だ 武器を置いてそこで止まれ!」


最後の警告を出した 出来ればこれで止まってほしいと三國は思った


天城「…」ピタッ


願いが通じたのか彼女が止まった


三國「…」ホッ


銃を構えながらも一息ついた直後


天城「…」ダッ!


彼女が飛びかかってきた


三國「っ!?」


バタン!


一瞬の隙を突かれ倒された


カシャーン


倒された勢いで持っていた拳銃を手放してしまった


三國(や、ヤバイ!)


彼女は馬乗りになりナイフを振りかざしていた


ザシュン


振り落としたナイフをギリギリでかわした


三國(あぶね!)


だが、鉄帽に付けてあったカメラ壊されたのと無線のコードが切断されてしまった


天城「ふん!」


彼女は再び振り下ろしてきた


三國「うっ」ガシッ


間一髪彼女の手首を掴み動きを止めたが


グググッ


乗っかっている方が体重をかけやすく徐々に押されてきた


三國(さすがにヤバイ)


ナイフの先が首元に来て死を覚悟したとき


葛城「天城姉ごめん!」


ゴツ!


天城「あ…」


バタン


どこから持ってきたかわからない木の板で葛城が天城を叩き、天城はそのまま三國に被さるように倒れた


三國「…」バサッ


三國は直ぐに脱出し、拳銃を天城に向けた


葛城「待って!」


葛城は、天城の前に出て三國を制止させた


葛城「お願い! 天城姉を殺さないで!」


葛城は、涙目になりながらも必死に懇願した


三國「…」


本来なら自衛権として反撃は出来るが向こうは無力化されてしまったので、攻撃しなくてもいいが起きた際何をされるかわからないため判断に迷った


(※安価を取ります)


どうする?>>>55


三國「…」スッ


三國は静かに銃を下ろしホルスターに仕舞った


三國「どうするかは自分では判断できない でも、鎮守府に行けば大佐がいる その人のところに連れていこう」


葛城「…ありがとう」


そう言うと葛城は安心した顔をした


三國(これが正解だろう)


そう自分言い聞かせた


-数分後-


天城「Zzz…Zzz…」


天城は静かに寝息をたてていた


三國(本当に美人だな)


寝顔を見ているとさっきまで自分を殺そうとしていた人物とは到底思えなかった


葛城「…」ジー


三國「なにか?」


葛城「天城姉の事イヤらしい目で見てたでしょ」


三國「いや…別に」


葛城「…」ムスッ


葛城はむすっとした顔で見ていた


三國「こんなところで姉妹再会なんてなんとも…」


葛城「いいわよ別に…」


話題を出そうと思ったがなんにも思い浮かばなかった


葛城「…ねぇ」


三國「ん?」


葛城「あなたにもいるの? その…姉妹みたいなの…」


葛城が唐突に聞いてきた


三國「…いるよ」


葛城「本当?」


三國「あぁ 兄貴が一人」


葛城「お兄さん?」


三國「東京にいるんだ 年に二回くらいしか会わないかな」


葛城「そんなに…」


三國「兄貴は東京 自分は長崎 反対だからね」


葛城「寂しくない? 離れてて」


三國「いや、兄貴も自分もなりたいものになったから後悔はしてないよ」


葛城「…」


そう言うと、葛城は黙った


葛城「あと、その気を遣ってるような話し方止めない? なんか、話しづらい」


三國「あ、申し訳ない」


そんなやり取りをしていたら


天城「う~ん」


天城が目を覚ました


葛城「天城姉!」


天城「え? 葛城?」


天城は戸惑っていて状況がわかってなかった


天城「葛城… ってなんて格好してるの?」


葛城「ええっとこれは…」


返答に困っていると


天城「っ!? だ、誰ですか?」


こっちに気がついた


三國「待って 敵じゃない 危害を加えるつもりはない」


葛城「天城姉 この人敵じゃないよ 安心して」


天城「…」


不審者を見るような目でこっちを見ていた どうやら、あまり信頼されてないようだ


葛城「とにかくここから出ましょう」


三國「そうだね 話は…」


ドーン!


三國「っ!?」


天城「きゃっ!?」


葛城「な、なに!?」


ドーン! バーン!


爆発音がしたと思ったら船体が揺れ始めた


三國「いったい何が…」


そう思いつつ外を見た


三國「…なんだあれ」


目を凝らさなければ見えなかったが、暗い水平線になにかいた


人のような者もいれば鯨のような者が複数確認できた


葛城「深海…棲艦」


葛城が独り言のように言った


三國「あれが…」


初めて目にする深海棲艦に驚きつつもう一度外に目を向けようとしたところ


バーン!


再び砲弾が命中 火災が発生し、船体が揺れだした


天城「きゃっ!?」


立とうとしていた天城が体制を崩しそうになった


三國「大丈夫?」ガシッ


天城「え、ええっ…」


ドーン!


三國「まずい… ちょっとごめんね」グッ


天城「きゃあっ」


三國は天城をキャッチし、そのままお姫様抱っこした


三國「恥ずかしいと思うけど我慢して」


天城「は、はい…」


三國「行こう!」


そう言うと、部屋から出て脱出を始めた


-夕立、時雨-


時雨は大和達を連れて入ってきた場所に戻ってきた直後、船体が攻撃を受けた


時雨「こんな時に…」


有明「…時雨行ってくれ」


時雨「で、でも…」


大和「私達は大丈夫です 早く夕立ちゃんを助けに行って下さい」


時雨「…」


時雨「…わかった 直ぐに戻るよ ボートに乗って待ってて」


26「わかった」


そう言うと、時雨は艤装を展開させ海へと飛び出した


-----


夕立「はぁ…はぁ…」


時雨「はぁ…はぁ…」


二人の活躍で敵進行を食い止めた


時雨「はぁ…はぁ… 夕立大丈夫かい?」


夕立「なんとか…ぽい」


だが、二人もかなり体力を消耗していた


バシャーン!


一体がこっちに接近してきた


時雨「来るよ!」


二人が身構えたときだった


ドカーン!!


どこからか飛んできた砲弾が命中し、近づいてきた深海棲艦を沈めた


時雨「あれは…」


遠くの方に自分達の鎮守府の艦娘達がいた


(※安価を取ります)


援軍艦娘は?>>>57

(所属艦の六人お願いします ちなみに夜です)


吹雪「時雨ちゃん 夕立ちゃん大丈夫!?」


夕立「吹雪ちゃん!?」


神通「怪我はありませんか?」


川内「さぁ、夜戦だよ!」


那珂「那珂ちゃん頑張っちゃう キャハ♪」


そこには、夜戦を得意とする艦娘がいた


時雨「みんなどうして?」


鳥海「司令官さんからの命令です」


羽黒「連絡が途絶えたから何かあったかもしれないからって言われて」


神通「何かあったんですか?」


そう質問を受けたいるときだった


ドーン!


川内「また新しいの来たよ!」


鳥海「とにかく、まずは安全を確保しましょう」


夕立「わかったっぽい」ガチャ


こうして、船の防衛戦が始まった


-船内-


船は傾きはしているもののあれ以来爆発は来ていない


三國「ここもダメか…」


だが、爆発の衝撃で通路が塞がれてしまい合流地点にたどり着けなかった


葛城「ちょっとどうするのよ!?」


天城「…」


三國は考えたが、あまり使いたくなかった考えしか思い付かなかった


三國「…甲板に行こう」


天城「甲板?」


葛城「どうしてよ」


三國「とりあえず行こう」


三國達は上に登る階段を見つけ登っていった


-甲板-


甲板上は所々火がついていたがまだ形を保っていた


葛城「ここからどうする…ってあれ?」


天城「三國さん?」


二人が回りを見渡しても三國の姿がなかった


葛城「まさか先に逃げ…」


三國「あ、ごめんごめん」


最悪の事態を考えていたら三國が戻ってきた


葛城「ちょっとどこに行って…って」


天城「なんですかそれ?」


三國の手にはジャケットの様な物があった


三國「救命胴衣だよ とりあえずこれを着て」


三國は二人にオレンジ色の救命胴衣を渡した

(※救命胴衣はオレンジ色又は黄色と決められています 理由は遭難した際、探照灯等で発見しやすくするため)


天城「着ましたけど…」


葛城「どうするのよ?」


三國「…海に飛び込むんだ」


天城、葛城「「えっ?」」


三國の提案に二人して変な声が出た


葛城「ちょ、ちょっと待ってよ! 私達泳げないわよ!」


三國「そのために救命胴衣を着けたんだ 沈むことはない」


天城「で、ですけど…」


三國「まずは君達の安全が第一だ ようやく海も静かになったから時雨達が迎えに来るはずだ」


葛城「あんたはどうするのよ?」


三國「…船内を見て本当に誰もいないって確認できたら自力で脱出するよ」


天城「でも、危ないですよ」


三國「訓練は受けてる だから大丈夫」


葛城「…わかったわ」


葛城「私と天城姉は先に出てる だけど、約束して」


葛城「必ず後で会いましょう」


三國「…わかった」


そう言うと、二人は船の端に行った


葛城「天城姉 先に行くね」


天城「気をつけて」


葛城「うん」


そう言うと、葛城が先に海に飛び込んだ


バシャーン!


葛城「天城姉! 大丈夫、こっちよ!」


葛城が声をあげて天城を呼んだ


天城「…」


三國「どうした?」


天城は怖いのだろうか少し震えていた


三國「大丈夫直ぐに終わるから」


安心させるように声をかけた


天城「…すいませんが手を握って貰えますか?」


三國「? いいよ」


少し疑問に思いながら、手を握った

汚れてはいたが、細く少し冷えた女性の手だった


天城「…温かい」


独り言なのだろうか 天城がそう呟いた


天城「貴方の手とても温かいです」


少しだが、彼女の頬に涙が見えた


天城「私、この船の人達に体を弄ばれて…」


三國「待って それ以上言わなくてもいいよ」


これ以上言わせてはいけない気がしてやめさせた


三國「俺は、君には生きていて欲しいと思う」


天城「…」


三國「生きていれば良いことあるからさ ねっ」


天城「…はい」


三國「ほら、妹さんが待ってる」


そう言い、降りるよう促した


天城「三國さん 後でまた会えますよね?」


三國「…もちろん」


天城「よかった」ニコッ


三國「…早く行って」


笑顔にドキッとしながらも悟られないようにした


ドボン


その直後、天城が降りて水しぶきが上がった 上から彼女達二人の無事が確認できた


ピカー


その後、眩しい光が照らされた どうやら、助けに来た艦娘達が二人を回収しに来たようだ


三國(無事に保護されたか)


二人だけでなく、先に時雨と避難した娘達も夕立がボートを牽引し保護されていた


時雨「提督! 早く!」


時雨が叫んでいるのを聞き、降りようとした時だった


ヒューン


三國(何の音…)


ドカーン!!


音が聞こえたと思ったら、すぐ近くで炸裂し三國は吹っ飛ばされた


三國「がはっ!?」


甲板に叩きつけられたが、背嚢のお陰で衝撃は和らげられた


三國(な、なにが…)


周りを見ようとしたが、それよりも早く気づいたことがある


三國(う、嘘だろ…)


船体が中央部から切断されており、船首が上を向き始め中央部が海に向かって沈み始めていた


三國(ヤバイヤバイヤバイヤバイ!)


自分の中の全神経が危険信号を発しており、なにかに捕まろうとしたが、それよりも早く体が滑り落ちた


三國(死ぬーー!!)


三國「うわぁぁぁー!!」


そのまま三國は、沈没する船と共に暗い海に引きずり込まれていった


-数時間後 執務室-


女提督「…」


艦娘達「…」


執務室は様々な艦娘が集まっていたが、誰一人しゃべろうとしなかった むしろ


時雨「うぐっ…うぅ…」グスッ


夕立「提督…さん…」グスッ


時雨と夕立の嗚咽が響いていた


女提督「…」


報告によると、電探外からの攻撃らしく誰も気づかず船は攻撃され一瞬の内に轟沈した

現場にいた艦娘を始め、知らせを受けた鎮守府の艦娘も出動して三國の捜索に当たったが、当人は発見できず代わりに三國が被っていた88式鉄帽しか発見できなかった


時雨「うぅ…」


その鉄帽は、泣いている時雨が抱いていた


伊勢「時雨 悲しいのはわかる それを提督に渡して」


時雨「…」


女提督「ごめんなさい 責めるなら私を責めて」


女提督は、優しく声をかけ時雨を宥めた


時雨「提督 ごめんなさい…」スッ


時雨は鉄帽を女提督に渡した その時だった


ピラッ ヒラヒラ


蒼龍「? なにか落ちた」


飛龍「なにこれ?」スッ


加賀「写真…ですね」


飛龍「なにが写ってるんだろう」


飛龍が写真を見て驚愕した


飛龍「嘘…」


蒼龍「どうしたの? え、なんで…」


その一言に艦娘達が写真を凝視した


女提督「なにが写ってるの?」


長門「これは…」


吹雪「どうなってるんですか…」


そこには、三人の男性が写っていた 三人中二人が同じ制服を着ていたが、一人は違った

写真右側の男性は、濃い青色の制服に身を包み制帽を被っており、他二人とは少し違う服装をしていた


写真左側は16式制服に身を包み、襟には階級章、左胸にはレンジャー徽章、水陸両用徽章、格闘徽章、射撃徽章、体力徽章を着けており、誇らしげに笑っていた


女提督「三國さん…」


女提督はそう呟いた そこに写っていた左側の男性は三國だった しかし、艦娘達は中央に立っている男性に目がいっていた


16式制服に身を包み、襟の階級章は線が上下に二本、星が二つあり、左胸にはレンジャー徽章、空挺徽章、格闘徽章、射撃徽章、体力徽章、その他の徽章が付けられており、少し微笑んで撮られていた


時雨「提…督」


夕立「提督…さん」


そこに写っていた人物こそ、艦娘達が探し求め会いたかった人物 ”結城桂輔”だった


7章 漂着


三國「…」


三國「…うぅ…」


三國「…ここは?」


目が覚めると、蝋燭の明かりに照らされた洞窟の中にいた


三國「…たしか俺は」


起きたことを思い出そうとしたら、声が聞こえた


?「あ、気がついた」


?「大丈夫?」


二人の女の子がやってきた


(※安価を取ります)


来た艦娘は>>>59

(無所属の艦娘二人お願いします)


400「ねぇ大丈夫?」


一人は長い黒髪を腰まで伸ばしており、頭にはヘッドセットのような物を付けていた


401「目を覚ましてよかった もう起きないと思ったよ」


もう一人は、さっきの娘と似ていたが髪は茶髪のポニーテールに先程の娘のように健康そうな小麦色の日焼け肌をしていた


三國「君達は?」


400「あ、私は伊400 しおんって呼んで」


401「私はしおい よろしくね♪」


二人ともそう名乗ってくれた


三國(二人ともなんでスク水なの)


そんなことが頭をよぎったが、聞かないでおこう


三國「君達が助けてくれたんだね」


401「そうそう ビックリしたよ」


話によると、仲間と一緒に海に食糧を採りに行っていたら海上を気絶した状態で漂っており、放っとく訳にはいかずそのまま連れて帰ってくれたらしい


400「荷物はあそこにあります」


指を指す方向を見ると、背負っていた背嚢、M4と20式小銃、G17とP320、ベスト、弾帯ベルト等があった

だが、一つだけ見当たらないものがあった


三國「テッパチを見なかったか!?」


400「テッ…パチ?」


401「なにそれ?」


二人とも何の事か全く分かっていなかった