2021-07-04 14:08:19 更新

概要

細かすぎる文章なので読みにくいですがご了承下さい。

読みづらいとクレーム来たので書き方変えます。


前書き

優しい目で見守って下さい!

(所属艦娘:吹雪 叢雲 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 長月 菊月 三日月 望月 朝潮 霞 綾波 敷波 白露型 野分 嵐 萩風 舞風 神風 朝風 旗風 曙 秋月型 島風 天龍型 夕張 大淀 川内型 アトランタ 香取 鹿島 多摩 木曽 長良型 明石 古鷹型 青葉型 高雄型 最上型 鳳翔 隼鷹 祥鳳 瑞鳳 赤城 加賀 蒼龍 飛龍 翔鶴 瑞鶴 大鳳 長門型 大和型 金剛型 伊勢型 扶桑型 アイオワ ガングート(オクチャ) ポーラ 速吸 大東)


-大本営-


大本営の廊下を一人の男が歩いていた

黒い軍服に肩と襟には”海軍大佐”の階級章を付けており、なによりも目立つのが右目に眼帯を付けており、腰には二本の刀があった


獅子丸「…」


ガチャッ


彼は部屋に着くとノックもせず扉を開けた


四人「…」


そこには、獅子丸と同じ軍服を着た四人がいた

しかし、袖や襟から包帯が見えており、一人は膝から下がなかった


獅子丸「これだけか…」


獅子丸は静かに呟いた


副長「俺達だけだ…生き残りは」


そう言ったのは、肩と襟に”海軍中佐”の階級章を付けた男だった

鋭い眼光に鍛え抜かれた筋肉質の体つきをしており、いかにも軍人のような男だった


参謀「…」スー ハー


無言で葉巻を吸っているのは、”海軍少佐”の階級章を付けており、それと共に肩から”参謀飾緒”を付けていた

細身ではあるが、明らかに鍛えているとわかる体つきをしていた


大尉「あれだけいたのになぁ…」


ベッドに横になっているのは、”海軍大尉”の階級章を付けているが、膝から下が無くなっており寝たきりの状態だった


中尉「あの四人は助かりませんでした…」


肩を落としていたのは、”海軍中尉”の階級章と共に上腕部に”白の十字マーク”の腕章を付けており、軍医であることを示していた


獅子丸「…」


獅子丸「…本日をもって部隊は解散する」


静かな空間にその一言が響いた


参謀「…散々酷使して解散ですか」


獅子丸「その代わりに俺達には二階級の特進が言い渡された」


大尉「二階級特進って…」


中尉「”戦死”扱いですか…」


副長「はっ 本当に腐ってるな」


それぞれが口々に思ったことを口にした


獅子丸「もう俺達の活躍する場所は無い」


獅子丸「これからは”艦娘達”の時代だ」


艦娘と言う単語を出したところ四人の顔色は変わった


獅子丸「俺達はこれからは後方で艦娘達の指揮を担当するいわゆる”提督”として海軍に居て貰う事になる」


それに構うこと無く言葉を続けた


副長「あいつらを指揮する? 冗談じゃねぇ」


副長「今すぐ殺したいくらい憎い」


その顔には憎悪で満ちていた


参謀「彼女達の指揮を執る? 御断りです」


参謀「隊長 申し訳無いのですが俺は降りる」


葉巻を咥えながら彼は意思を伝えた


大尉「自分も降ります」


彼もベッドから体を起こし意思を伝えた


中尉「大佐 申し訳ありません」


申し訳無さそうに彼も頭を下げ断った


獅子丸「…そうか」


副長「隊長あなたは?」


獅子丸「…俺は残る」


獅子丸は静かに告げた


四人「…」


四人はその発言を咎めることはなかった


ガチャッ バタン


獅子丸はその後なにも言うこと無く部屋を去った


参謀「…」スー ハー


参謀「葉巻がこんなに不味いのはいつぶりだ」


その呟きが静かな部屋に響いた


----


提督「…」パチッ


スッ


提督「…夢か」


いつも通りの時間に目を覚まし、提督もとい獅子丸は体を起こした


提督「…」


何気なく部屋の壁に目をやった そこには、今まで率いてきた鎮守府の艦娘達と撮った集合写真、若い頃撮った”吉良、鶴賀、幸家”の四人で撮った写真、そして、ついこの間撮ったここ湯原鎮守府の艦娘達と撮った集合写真等が貼られていた


提督「…起きよう」


ベッドから出て、身支度を整えた それが終わった後、ベッドメイキングを行いベッドを整えた


提督「よし」


着慣れた海軍の制服を着、腰に刀を腰に差し部屋を出た


-執務室-


提督「…」


席に着き1日の予定表に目を通していた


提督「…遠出の日だな」


そう呟くと、備え付けられている電話に手を伸ばし


提督『今日の指揮を頼む』


そう一言言うと受話器を切った


-海軍病院-


大本営の近くの場所にある海軍病院の一室で医師と提督が話していた


主治医「…やはり、悪化してますね」


提督「そうか…」


深刻そうに言う彼の主治医の言葉に提督は静かに答えた


主治医「申し訳ありません… 我々の力では…」


提督「気にしなくていい もう分かっていたことだ」


提督「若い時の無理が祟ったんだ」


主治医「…では、気休めですが薬を処方します」


提督「ありがとう」


そう言うと、提督は席を立ち部屋を後にした


-海軍集団墓地-


病院を出た提督は広い大本営の敷地内にある集団墓地に来ていた

海軍発足以来、深海棲艦の戦いや不慮の事故で殉職した提督や艦娘達がここに埋葬されていた


提督「…」


提督はその中にある一つのお墓と慰霊碑の前に足を進めた


”故海軍大将 鶴賀 忠二”


提督「よぉ、鶴賀 来てやったぞ」


そこはかつて、”三大将”と呼ばれた一人、”義将 鶴賀”の慰霊碑だった

鶴賀大将の墓は出身地の場所にもあるが、分骨されておりここにも埋葬されていた


提督「用があってな立ち寄ったんだ」


そう言うと、提督はお墓と慰霊碑に水を掛けた


提督「…」


花を手向け、線香をあげると静かに手を合わせた


提督「…また来る」


提督はその一言を言うと、集団墓地を去った


-数週間後-

(注:この間に嵐山さん作の”ミューロックⅡ”コラボの出来事があります 後日、投稿予定です)


提督「明日は”鎮守府大演習”だな」


吹雪「はい!」


秘書艦の吹雪が元気に答えた


鎮守府大演習とは、所属の艦娘達が艦隊を組み対抗で演習を行う チームは4チームに別れており一群~三郡まで別れている

(※一群=六人 二人は控え)


参加艦娘は鎮守府所属の艦娘だが、明石と速吸は非戦闘艦のため外し、15人が護衛官と共に提督と周辺海域の警備に当たることになっている

演習に参加する艦娘は演習弾を使い、警備の艦娘は実弾を装備する事になっている


提督「吹雪は確か…」


吹雪「大和さんと同じチームです!」


そう言うと、吹雪はチーム一覧表を見せてきた


Aチーム

第一群

(旗艦:大和、加古、瑞鳳、長良、菊月、野分)


第二群

(旗艦:高雄、翔鶴、多摩、初月、文月、霞)


第三群

(旗艦:吹雪、扶桑、三隈、五十鈴、春雨、嵐)


控え

(睦月、朝風)


Bチーム

第一群

(旗艦:長門、最上、瑞鶴、那珂、弥生、水無月)


第二群

(旗艦:赤城、比叡、アトランタ、衣笠、曙、舞風)


第三群

(旗艦:朝潮、アイオワ、ポーラ、隼鷹、江風、敷波)


控え

(旗風、萩風)


Cチーム

第一群

(旗艦:武蔵、大鳳、木曾、白露、秋月、叢雲)


第二群

(旗艦:加賀、陸奥、鳥海、天龍、村雨、五月雨)


第三群

(旗艦:時雨、金剛、祥鳳、鈴谷、神通、照月)


控え

(望月、卯月)


Dチーム

第一群

(旗艦:摩耶、霧島、蒼龍、熊野、龍田、海風)


第二群

(旗艦:飛龍、山城、名取、鬼怒、島風、如月)


第三群

(旗艦:川内、ガングート、青葉、由良、綾波、夕立)


控え

(山風、涼風)


警備

第一群

(旗艦:榛名、古鷹、阿武隈、皐月、長月、神風)


第二群

(旗艦:愛宕、伊勢、日向、三日月、大東)



-待機艦(救護、補給)-


明石、速吸、夕張


-判定員(審判)-


香取、鹿島


-記録員-


大淀


提督「なかなか個性的だな」


吹雪「ですけど、勉強になります!」


提督「そうだな」ニコッ


-演習 当日-


天候は晴れ 晴天に恵まれた


提督「良い天気だな」


大淀「はい 提督」フフッ


提督「皆の様子は?」


大淀「皆さんやる気十分です」


提督「そうか 先に行っててくれ 準備がある」


大淀「わかりました」


そう言うと、大淀は先に執務室から出ていった


提督「…」


提督はしばらくして、準備を始めた


提督「これと…」


服装を正し、刀を腰に携えた


提督「…いるかわからんが持っていくか」


そう言うと、拳銃とナイフを携行して準備万端となった


後書き

2021,5/4 再投稿


このSSへの評価

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SS好きの名無しさんから
2022-11-16 12:52:34

多聞丸さんから
2021-06-22 00:47:48

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SS好きの名無しさんから
2022-11-16 12:52:35

多聞丸さんから
2021-05-08 00:34:15

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: 多聞丸 2021-07-29 01:01:16 ID: S:IluT4x

続きを楽しみにしています。


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