艦これ 俺がこの鎮守府を!
初めての作品ですのでお気に召すかどうか
元師「明日からこの鎮守府へ着いてもらいたい。」地図を指す
提督「この鎮守府は...」
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提督「まだ提督になってません」
提督「明日から提督か...」
馴染みA「何浮かない顔してんだよ!提督だぞ!?スゲェじゃねぇかこのやろ!」
提督「何がだよ...いきなり、提督してくれとか意味わかんねぇよ!?」
馴染みB「まぁ妖精さんが見えるんだから仕方ねぇって!それに提督になるってことは艦娘とも一緒に過ごせるってことでしょ!あんな可愛い子達と過ごせるなんて男の夢だぜ?」
提督「まぁ...確かに」
馴染みA「よし、今日は飲みに行こうぜ!俺の奢りだ!」
提督「いいのか?」
馴染みA「ああ!友人が提督になるんだ!祝ってやるしかねぇだろ!?」
馴染みB「今日は飲みまくろうぜ!」
提督「明日配属先の話もあるし程々にしておくよ」アハハ...
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翌日
目覚まし時計(ジリリリリリリ!)起きろゴラァ
提督「ん....?」時計を見る
マルハチマルマル....
提督「.............」
目指し時計(マルハチマルマルやで)
提督「ん゛!?!?!?」ガバッ
布団(ギャァァァァアアア!)
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい!!!!!!!!!!!!
確かマルハチサンマルまでに本営に集合だったはず!
初日遅刻とかシャレになんねぇぞ...
〇〇(俺を使いな!)脳内再生
提督「ッ!?」
この声は!?
デュラハン号(ママチャリ)
提督「行くぞ!デュラハン号!」
近所の子「お母さ〜ん、あの人なんか自転車と喋ってr」
近所の奥さん「見ちゃダメよ」
(本営到着)
提督「ゼェ....ゼェ....ゼェ....ゼェ....」腕時計チラッ
腕時計(マルハチヨンサン)終わったな
提督「終わった...俺どうなるんだろう...」
土下座でもしたら許してくれるだろうか...
(本営玄関)
提督「あの〜すいません。本日お伺いさs」
秘書「あ!〇〇〇さんですね!?遅刻ですよ!元師様がお待ちになっています。ご案内させていただきますね」
提督「あ、ハイ」
誰だこの人、秘書官か何かだろうか。スラッと伸びた綺麗な脚に、程よく締まった身体。そしてサラサラのロングヘア。目が悪いのか眼鏡も掛けている。
提督「綺麗だな...」ボソッ
秘書「?何か言いましたか?」
提督「あ!いや!何でもないです...」
秘書「そうですか...」クビカシゲ...ア!
秘書「申し遅れました。私、大淀と申します。お見知り置きを」
大淀「今日から提督ですけど頑張ってくださいね」
提督「ありがとうございます...そういえば提督って具体的に何をするんです?」
大淀「そうですね、執務が主になりますが他にも資源の管理、艦娘とコミュニケーションをとったり、まぁそのくらいですね」
提督「へぇ...」
結構ザックリ説明されたが心配だな...
大淀「まぁ詳しい事はこちらに記載されてますのでしっかり読んでおいてください」スッ...
提督「わかりました...」
大淀「こちらが元師様の執務室になります」
提督「ありがとうございます。」
ドキドキ.....
あぁ何言われるんだろう....まぁ遅刻して来たんだし怒鳴られるくらいは覚悟しておこう
コンコンッ(ドアノック)
元師「どうぞ」
提督「失礼致します」ガチャ
元師「待っていたよ、君が〇〇〇君だね?」チラッ
提督「ッ!はっ!はい!〇〇〇と申します!本日は遅刻をしてしまい申し訳ございません!」ブルブル
なっ...なんだ...少し目が合っただけなのに身体が震える...これが元師なのか...
元師「フッ...気にする事はない。こちらこそいきなり提督になれと急なこと言って悪かったね。」
提督「いえ!そんなことは!」
元師「とりあえず座りたまえ。大淀、お茶を入れてあげてくれるかね」ニコッ
大淀「はい」ニコッ
大淀「どうぞ」コトッ
提督「ありがとうございます」
提督「ズズッ...」
うん、美味い。
元師「さて、そろそろ本題に入ろうか。まず君が行く鎮守府だが...」バサッ(地図を広げる)
元師「ここの鎮守府に行ってもらう。既に多くの艦娘達が着任済みだ。多少骨が折れるだろうが頑張ってくれたまえ」
提督「は...はぁ.....」
骨が折れる?どういうことだ?
大淀「元師様、その場所は...」
元師「....」ギロッ
大淀「ッ....」
提督「?」
元師「とりあえず今からすぐ行かせるから準備したまえ」
提督「は、はい!.....え!?今からですか!?!?」
元師「ああ、今すぐだ。すまないが時間が押しててね」指パッチン
憲兵A「モタモタするな。行くぞ」ガシッ
憲兵B「失礼致します」ガシッ
提督「えっ!?」プラーン
提督「ちょっとまっ....ちょっとぉぉぉぉぉおお??」
元師「............」
大淀「よろしかったのですか...あの鎮守府は....」
元師「ああ、利用できる物は利用するのが私のやり方だ」ニヤッ
大淀(ゲスが.....)
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本営前
提督「ま゛っでぇぇぇぇ!!!!俺まだ父ちゃんと母ちゃんに行って来るって言ってないよぉぉぉ!お願いだから一回離してよぉぉぉぉおおおお!!!!」
憲兵A憲兵B「シュパッ!」一瞬だけ離して掴む
提督「一瞬だけじゃんかよぉぉぉぉおお!!!」
憲兵A「煩い」ガンッ!
提督「ひでぶっ!?」
ノビーーーーーーーーーン
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ん?ここはどこだ?
確か強制的に連行されて抵抗してたら後ろからなぐられて.....
提督「痛たたたっ....」ズキッ
提督「それにしても...」チラホラ
提督「ん?あれは...看板か?」
○○鎮守府→
提督「この道を進んで行くのか....」
なんだろうバ○オハ○ード7の最初の森みたいな道だな...
歩くこと10分
提督「ここが今日から世話になる鎮守府か...なんと言うか....その.....」
やっぱりバイ○ハザー○じゃねぇか!
鎮守府の壁にはツタらしきものが大量に絡まっている。
窓ガラスは所々ヒビ入ってるし....
大丈夫かこの鎮守府.........
だが元師は艦娘が既に配備されてると言っていた。
外見がアレでも実は中は綺麗!とかの流れだろう.......
扉(ギィィィィイイバタン!)
提督「...................」
廃墟やん、絶対何か出るやつやん。てかめっちゃガラス飛び散ってますやん。しかも何やねんこの赤いシミ......ケチャップか?オムライスパーティーでもしてたんか?パーティーにしてはケチャップ撒き散らしすぎちゃうか?
提督「うぅ...帰りたい」ガクブルガクブル((()))
バタンッ!!!!
提督「ヒェッ!?!?!?」ブルブルブルブルブルブル
な....なんの音だ?
???「誰かいるのかい?」ズッ
提督「でっ..........」
???「で?」
提督「出たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああぁぁ.........あ?幽霊じゃない?」
???「幽霊じゃないよ。私は駆逐艦の響だよ」
提督「駆逐艦ってことは....君は艦娘なのか?」
響「ああ、そうだよ。ところであなたは誰だい?」
提督「ああ、紹介が遅れて申し訳ない。俺は提督だ。今日からこの鎮守府に」
響「出ていって」
提督「.........え?今なんて」
響「聞こえなかったかい。出ていってと言ったんだよ」
提督「どっどうしt」
???「響ちゃんどうしたの? .....誰ですか?」ジロッ
響「新しく来た司令官らしい。吹雪」
吹雪「そうですか、せっかく来ていただいたのに申し訳ございませんが速攻に立ち去ってください」
提督「いや、だからどういうこt」
吹雪「あなたもどうせ同じなんです」
提督「同じ?」
同じってどういうことだ、
吹雪「あなたも.......どうせ私を...いえ.....ッ!私達を!道具のように扱って壊れたら見捨てるんでしょ!!!!」
響「吹雪落ち着いて」
吹雪「はぁ...はぁ...ごめんね吹雪ちゃん急に怒鳴ったりして」
提督「.......ふざけるなよ」
吹雪「え...」
提督「こちたらいきなり提督なれとか意味わからんことを言われた挙句憲兵に頭ぶっ叩かれて気絶させられて連れてこられたんだぞ!?あぁぁぁぁああもう!!!ここまで来たら俺がこの鎮守府を立て直して見返してやる!」
吹雪「何勝手なことを...」
提督「今日から俺がここの提督だ!俺の命令は絶対だ!」
吹雪「.......もうご自由にどうぞ」ハァ
響「いいのかい?吹雪」
吹雪「どうせこの人もすぐ」ボソッ
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提督「それで?他の艦娘達はどうした?元師は多くの艦娘がいると言っていたが」
吹雪「ええ、いますよ。鎮守府を出て反対側に皆さんがいます」
提督「そうか、なら挨拶に行かなくちゃな」
響「挨拶に行くのは勝手だけど、ちゃんと受け止めてね。この鎮守府の現実を」
提督「???」
どういうことだ?とりあえず言われた通りに反対側に回ってみるか。
提督「あれか....というかどんだけの期間整備されてないんだ?草むらだらけだぞ.....」ガサガサ
提督「とりあえず着いたが入口はどこだ?.......そっちか」
提督「それにしても......」
少し小さめの体育館だろうか?屋根も支柱も錆だらけでコンクリートもヒビが入ってる....いつ崩れるかわかったもんじゃないぞ、扉まで錆び付いててなかなか開かないいッ....ガタッ
提督「よし少しだけ開いたn.......ゴホッゴホッ!!!!うっ........うぇッ...」
なんだこの匂い.........腐敗臭ってやつか....?でもなんで??
提督「クソッ!日本帝国男子!我慢だ我慢!」
俺は扉の隙間から出る腐敗臭らしき臭いを我慢し扉をこじ開けた。
提督「よし!ゴホッ!....開いた.....でもなんでこんな臭いがしてるn..............」
提督「あ..................あぁ.........................」
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まだ本営にいた頃まで遡る
大淀「それしっかり読んでおいてくださいね」
提督「なんだこれパンフレットか?」
(艦娘の扱い方)
艦娘が小破、中破、大破した場合、入渠することで修復させる事が出来ます。また高速修正材を使用すれば資源を使用せず艦娘を修復できます。
しかし艦娘は人間と違い自己再生能力が一切ありません。入渠または修正材を使用しないと傷が癒えることはありませんので注意しましょう。
※腕や脚を切断場合、切断部位の修復はできません
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現在
20いや30人はいるであろう「それたち」は小さな声を漏らしながら苦しんでいるようだった
提督「なんだよ.......これ......」
(現実を受け止めてね)
響が言ってたことってこのことか...
とりあえずこれは生きているんだよな.....
提督「おい....大丈夫か?」
???「........は........だい.....じょ.......で.....す」
とりあえず息はある...欠落している部位もない....そうだ入渠させれば!ドックはどこだ!?
提督「クソっやっぱり使えない!どうすれば....そうだ!高速修正材!」タブレットを取り出す
Amazonesで高速修正材まとめ売り中!
お急ぎ便5分後にお届け!
提督「よし!高速修正材の手配は整った!あとは.....」
彼女達を外へ出そう、まずはさっき少しだけ話せた子からだ!
提督「我慢してくれよ...よっ」
???「あっ.....いっ.......」
暗かったからわからなかったが酷い傷だ.....腕なんかも肉が抉れている
こんにちはーAmazonesでーす!修正材お届けに参りましたァ!こちらに置いときますねぇ
提督「よしこれで!!」
俺は即座に高速修正材と書かれたバケツに手を入れ、虫の息の彼女に修正材を塗りまくった。
もうこの際効いてくれれば使い方なんてどうだっていい!頼む!効いてくれ!!!
するとさっきまで見るに堪えない姿をしていた彼女が綺麗になって行く。傷口も一瞬で塞がり、傷跡も残っていなかった。
???「んっ......」
提督「....!おい気が付いたか?どうだ身体の具合は?」
???「あれ....なんで私治って.....あなたは?」
提督「自己紹介は後だ!まずここにいる全員にこの高速修正材を使う!病み上がりで悪ぃが手伝ってくれ!」
???「はっはい!了解致しました」
ここからはもうあまり覚えていない、とりあえず俺は高速修正材をありったけ使い、負傷していた艦娘達を救った。
???「あの...」
提督「ん?.....ああ....さっきは手伝ってくれてありがとう、おかげで何とか全員修復出来たようだな」フゥー
???「はい....所であなたは一体...」
提督「俺は今日からこの鎮守府で提督をすることになった提督だ。まぁあんまり歓迎されてないようだがな...」
???「いえ、それでも私達を助けていただきありがとうございます」
???「申し遅れました。私「榛名」と申します。」
提督「ああ、よろしく頼む」
続く
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続き…どこ…?ここ(投稿速報)…?