艦これ 俺がこの鎮守府を! 改
俺がこの鎮守府を!の続きです
※初めてのssですので至らない所だらけかと思います。
主は豆腐メンタルです。
(前回)
榛名「榛名と申します」
提督「提督だ。これからよろしく頼む」
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提督「とりあえずこっちは何とかなったな...榛名に任せた方の艦娘達の具合はどうだ?」
榛名「はい。酷い怪我をして昏睡状態の子もいましたが今では安定しています。これも提督が来てくれたお陰です。本当に...ありがとうございます......」ポロポロ
提督「ああ、提督として当たり前の事をしたまでだ。気にすることはない」
榛名「提督.....」
提督「そろそろ目を覚ます子も出てくるだろう。とりあえず挨拶くらい行くとするか」
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とりあえず俺は一通り艦娘達を診て回った。
感謝される事もあったが、反抗的な態度や口を聞いてくれない子もいた。
提督「とりあえず端っこにいるあの3人で最後か....」
???「!」
???「!」
???「..........」
提督「今日配属になった提督だ。よろしく頼む」
???「比叡です。司令、よろしくお願いします」
???「霧島と申します。「短い間」だと思いますがよろしくお願いします」
提督「比叡、霧島だな。よろしく頼む........そして君は?」
???「.................金剛ネ」ムクッ
比叡「お姉様!」
霧島「金剛お姉様!」
慌てて金剛を支える
提督「金剛......君は.....」
金剛「新しいテイトクデスね。恥ずかしい所を見せてしまいましたネ」
提督「......いや.....そんなことは」
比叡、霧島に支えられ起こされている金剛。
見たところ左腕がない...それに毛布が掛けられていて分からなかったが両方の太ももから先の毛布が沈んでいる
両足もないのか.....
金剛「新しいテイトクなんて半年ぶり.....」
提督「半年ぶりだと?」
金剛「ずっとワタシ達はここに放置されたネ。治療もされずに.....」
提督「.......」
金剛「テイトク....いきなりで申し訳ないデスがお願いがありマス」
提督「......なんだ?」
金剛「ワタシを.....解体して欲しいネ」
提督「..............」
比叡「お姉様何を言って!?」
霧島「そうです!金剛お姉様を解体なんt」
金剛「ワタシは見ての通り戦うこともできまセン、立つことすらできまセン」
金剛「でもワタシは戦艦......解体すればそこそこの資源を確保できるネ。」
金剛「ですからテイトク.....ワタシを.....解体してください」
提督「.......ハァ......断る」
金剛「なぜデスか?」
提督「断ると言ったら断る。悪いが俺が提督な以上、誰も解体しない」
金剛「........」
提督「悪いが俺は用があるので失礼する」
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榛名「提督どちらへ?」
提督「少し野暮用だな。それと榛名。」
榛名「はい?」
提督「建物の倉庫に車椅子らしき物があった。錆び付いてはいたがまだ使えるだろう。金剛に使ってやってくれ」
榛名「金剛お姉様は!....何か言っておられましたか...?」
提督「解体してくれって言われたよ」
榛名「ッ!........そうですか.......」ポロ
提督「安心しろ解体なんてしない」
榛名「でしたらどうするおつもりで!?」
提督「だから用があるんだよ、すぐ戻るから榛名も安静にしてろ」
榛名「.............」
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???「皆さんを修復してくださったんですね」
提督「吹雪か」
吹雪「なぜですか?」
提督「どういうことだ?」
吹雪「なぜ皆さんを高速修正材まで使用して修復したんですか?そんな事をしてもあなたにメリットはないはず」
提督「提督だからだ」
吹雪「は?」
提督「提督だからだ。これ以上の理由がいるか?」
吹雪「意味がわかりません....」
提督「まぁ...あと......」
吹雪「なんですか?」
提督「あんな可愛い子達が苦しんでるところを見たら、男として助けない訳にはいかないでしょ」
吹雪「................」
提督「俺は用があるので失礼するよ」
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鎮守府の外
提督「妖精さんいるか?」
妖精さん「はいはいー言われて飛び出てあなたのエンジェルだよ♪」
提督「............この鎮守府のリフォームをお願いしていいか?」
妖精さん「無視すんなクソが。とりあえず司令室と艦娘が寝泊り出来るくらいの環境は作っておいてやるよ」
提督「助かる」
提督「それとできたら工廠も綺麗にしておいてくれるか?」
妖精さん「なんでだ?新しい艦でも作んのか?」
提督「いや.....艦は作らないが別の物をな....」
妖精さん「まぁいい。こっちはまかせておけ。早く帰ってこいよ」
提督「ああ」
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鎮守府から10分ほど歩き
提督「........」タブレットを取り出す
(プルルルルルルルル、プルルルルルルルルガチャ)
???「はい、こちら〇〇鎮守府」
提督「よぉ、元気にしてたか?〇〇〇だ」
???「お、久しぶりだな。どうしたんだ急に電話なんて掛けてきて?」
提督「実は今日から提督になってな」
???「お前が!?提督に!?冗談は顔だけにしろよ」
提督「冗談など言ってない。電話したのは聞きたいことがあったんだよ。A提督」
A提督「なんだ?」
提督「艦娘のことなんだが。部位欠損している子がいてな」
A提督「部位欠損した艦娘の治し方か?」
提督「.....ああ」
A提督「..........部位欠損した艦娘は非常に厄介なんだよなぁ」
提督「どういう意味だ?」
A提督「そのままの意味だ。まず大破した戦艦を入渠してもそこそこの資材しか使用しない」
提督「ああ、そうだな」
A提督「部位欠損した部位を入渠で修復するのは不可能だ。だから残るはあと一つ」
提督「工廠か」
A提督「まぁそうだな。正確にいえば欠損部位を修復するアイテムを工廠で作る必要がある」
A提督「しかもそれは明石しか作ることができない優れもんだ」
提督「聞いていればそれほど厄介ではない様に思えるが」
A提督「こっからだ.....このアイテムは大量の資材を使用する」
A提督「このアイテムは駆逐艦、軽巡、重巡、空母とそれぞれ専用になっている。駆逐艦ですら大量の資源を使用するのに......」
提督「戦艦となると、とんでもない量の資源を使用すると言うことか」
A提督「ああ確か戦艦のレシピは......あったあった.....うえ......なんだこれ.....」
提督「とりあえず教えてくれ」
A提督「燃15000 弾0 鋼25000 ボーキ25000 記憶したか?」
提督「.........」
A提督「まぁ頑張れ」ガチャ(プープー)
提督「やるしかないか」
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鎮守府
妖精さん「帰って来たか......なんでボロボロになってんだ?」
提督「遠征に行ってたんだよ」
妖精さん「は??お前が!?何!?バカなの!?死にたいの!?」
提督「仕方ないだろ、まともに動けんの俺しかいねぇんだから」
妖精さん「ハァ.......とりあえずお前に言われた通り鎮守府をリフォームしておいた、工廠もな。
提督「ありがとう。艦娘達はどうした?」
妖精さん「みんなそれぞれの個室に移したよ。フタフタマルマルだからもうみんな寝てるだろ」
提督「そうか、俺はフタ時間ほど仮眠したらまた出かけるよ」
妖精さん「またどこに行くつもりなんだ?」
提督「遠征だ、資材の確保を急ぎたいのでな」
妖精さん「.........なぜそこまでして資材を?」
提督「言っただろ?作りたい物があるんだ」
妖精さん「じゃあ、その作りたい物は何なんだ?別に隠すこともないだろう?」
提督「............」
妖精さん「...........」
提督「妖精さんは金剛を見たか?」
妖精さん「ああ、夕方くらいに車椅子に座って海を見ている姿を見たが....可哀想な姿だったな」
提督「ああ.....」
妖精さん「まさか、あの身体を治すアイテムを作るために資材を集めているのか」
提督「そうだ」
妖精さん「なぜそこまでするんだ?」
提督「フッ.....吹雪にも同じ事を聞かれたよ」
妖精さん「提督だからか?」
提督「そういうことさ」
妖精さん「.......はぁ〜〜わっかんねぇな〜〜(昔から)お前の考えてることはわかんねぇよ」
提督「わからなくていいよ、とりあえず俺は仮眠を取らせてもらう。」
妖精さん「おい、司令室わかんのかよ?」
提督「案内図見ればわかるさ」スタスタ......
妖精さん「.............」
妖精さん「全く、本当に変わらないな、お前は」ボソッ
妖精さん「おい」
妖精α「呼びましたかお姉様?」
妖精さん「α、β、δで資材集めに行って貰えるか?」
う
妖精α「いいけど、どうして?」
妖精さん「いいから言ってこい」
妖精α「はいはいわかりましたー、β、δ行くわよ」
妖精β「眠いズラ......」
妖精δ「眠いですが仕方がありませんわ」
妖精δβδ「行ってきます!」ピュー
妖精さん「さて、私は明石にこの事を伝えておくか。あまり無理はするでないぞ主様よ」
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艦娘寮(駆逐艦寮)
吹雪「今日来た提督.....信じていいのかな」
夕立「傷だらけだった私達を助けてくれたんでしょ?悪い人ではないんじゃない?」
時雨「うん、僕もそう思う」
電「なのです!顔も少ししか見えなかったけど優しそうな顔してたです!」
夕立「うん!じゃ明日提督さんにお礼を言いに行くっぽい!」
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艦娘寮(戦艦寮)
榛名「金剛お姉様、紅茶が入りました」
金剛「榛名、ありがとネ......左腕があればワタシが紅茶を淹れてあげられるのに......」
比叡「大丈夫ですお姉様!いつか治る時がきます!」
金剛「比叡.......」
霧島「...........」
榛名「霧島?どうかしましたか?」
霧島「いえ、今日新しく来た提督のことですが」
榛名「大丈夫です」
霧島「お姉様?」
榛名「榛名には分かります。あの人は前の提督みたいな酷い人ではありません」
霧島「なぜそう言い切れるのですかお姉様?皆さんを修復してくださった事は感謝しています。だからと言って」
榛名「あの方は傷ついた私達を逃げもせず助けてくれました。地獄の様な光景だった筈です。普通の方なら恐れて逃げるでしょう。ですがあの方は地獄の様な光景を前にして尚、私達を救おうとしてくださいました。そして皆さんを修復してくださいました。そんなお方が前の提督と同じなわけがありません」
霧島「お姉様.....」
榛名「だからあの方を.....提督を信じましょう」
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時刻(マルマルマルマル)
提督「さて、遠征に行くか.....」タブレット開く
提督「ん?」
おかしい、資材が増えている?なんで?しかも倍近くまで.......いやでもこれなら夜明けまでには!
鎮守府(外)
ボートに燃料を給油して......よし....いくか
???「どこにいくんだい?」
提督「!?」
提督「......響か?」
響「響だよ。ボートに乗ってどこに行く気だい?まさか夜逃げでもするのかい?」
提督「.....遠征だよ」
響「知っている」
提督「なんで知ってるんだよ」
響「妖精さんから聞いた。金剛の腕と両足を治す為に一人で危険な海域に出てると」
提督「心配いらない。奴らに見つからない様にしている」
響「見つかったらどうするんだい?あなたはただの人間。確実に死ぬよ」
提督「そうだな、話はもういいか?」
響「あなたが死ねば、他のみんなはどうなるの?」
提督「.........」
響「みんなをまた独りぼっちにするのかい?」
提督「何が言いたいんだ?」
響「私も一緒に行こう、私は艤装があるから心配は要らない。それに二人で行けば資材の回収も早く済む」
提督「.......いいのか?」
響「あなたはみんなを助ける為に頑張ってくれた。それに何も返さないのは釈」
提督「......わかった。一緒に来てくれ響」スッ(手を差し出す)
響「フッ.....了解した(司令官)」
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遠征中
よし!こんなもんか.......
提督「こっちはだいぶ集まったぞ!響の方はどうだ?」
響「こっちもかなりの量が集まったよ」ドヤ
提督「ありがとう、これで金剛を」
ヒュ〜〜〜〜〜〜ドコォォォォォォオオン!!!!!
提督「なんだ!?!?」
響「どうやら見つかってしまった様だね」
響「あれは....駆逐イ級と重巡リ級......司令官早く鎮守府へ戻って」
提督「おい何言ってるんだよ!」
バァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!
提督「くそっ!」グラグラ
提督「やばッ、弾がこっちに!」
響「司令官!」バッ
提督「響!!!!!」
響「クッ!あぁ.........」大破
提督「ひびk」
響「司令官!!」
提督「!!!」
響「ここで司令官が死んだらまたみんな独りぼっちなる.....またみんな悲しくなる......だから司令官早く.......」
提督「馬鹿野郎!!!一緒に帰るんだよ!!!」
響「司令k」
ドコォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!
提督「あぁ...........あぁ........あ......」
帽子が流れてくる(帽子には血が滲んでいた)
提督「響.......ひびきぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!!!!!!!」
重巡リ級「」
駆逐艦イ級「」
提督「...............」
提督「........大丈夫だ......安心しろ.......一人では逝かせない。俺もすぐ逝く」
重巡リ級(構える)ガチャン
提督「1人は..................寂しいもんな」
バァァァァァァァァァアアアン!!!!!!!!!
提督「ッ........................?」
???「何勝手に死ぬ気なんですか?」
提督「!?」後ろ振り向く
吹雪「後ろからこっそり付いてきてよかったです」
提督「吹雪!........すまない......響が」
吹雪「響ちゃん?響ちゃんならここにいますよ?」
響「司令官、スパスィーバ」
提督「響!?でもどうやって.....」
吹雪「当たる瞬間に私が回収しました。運がいいですね。もう少し敵の標準が上ならあなたに直撃でしたよ」
提督「元から俺を救う気無かったってことね......」
吹雪「とりあえず響ちゃんこれ」高速修正材
吹雪「流石に1人じゃ厳しいから....手伝ってくれる?」
響「もちろんさ」
吹雪「それじゃ久しぶりの実戦行きますか!」
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一時はどうなるかと思ったが吹雪の....いや、吹雪と響のお陰で俺達は無事港に帰って来ることができた。妖精さんにバカ怒られたが.........
提督「それじゃ工廠に行ってくる」
妖精さん「明石にはもう連絡しておいた。資材さえ持っていけばすぐに作ってくれるだろうよ」
提督「ありがとう、迷惑かけるな.......」
妖精さん「全くだよ.......お前はいつもそうなんだからな」
提督「いつも?」
妖精さん「早く行け!明石が待ってる」
提督「あ、ああ。では妖精さん、吹雪、響また後でな」
スタタタ
吹雪「妖精さん、あの方のことをよく知っているんですか?」
妖精さん「フフッ.......そうだなあいつが産まれた時からな......」
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工廠
提督「失礼、明石!いるか?」
明石「いるよ、一応始めましてだね。明石だよ。これからよろしくね提督」
提督「ああ、よろしく頼む。早速だが」
明石「話は妖精さんから聞いてるよ。もう準備は出来てる。あとは資材だけだけど」
提督「これで足りるか?」
明石「........バッチリ!ほんとよく集めたね〜」
提督「死ぬかと思ったがな」
明石「あはは......それじゃ今から作成するから、金剛ちゃん.....呼んできてもらえる?」
提督「ああ」
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艦娘寮(戦艦寮)
扉(コンコン)
榛名「はい?」
提督「俺だ。金剛に用があるんだがいるか?」
金剛「どうかしたデスか?」
提督「........入るぞ」ガチャ
金剛「.................」
提督「.................」
提督「すまん、榛名、比叡、霧島。二人きりにしてもらえるか?」
比叡「できません!いくら提督でもそれは!」
榛名「比叡お姉様、大丈夫です。わかりました、ですが10分だけです。それでもよろしいですか?」
提督「ありがとう、感謝する」
扉(ガチャン)
金剛「解体.........してくれるんデスか?」
金剛「大丈夫ネ、ちゃんと妹達には分かるように言っておくネ。だからワタシを......」
提督「なぁ金剛」
金剛「.........なんデスか?」
提督「海......見に行こうぜ」
金剛「何言ってるデスか?見に行くとしても扉の先には妹達が」
提督「窓から出ればバレないさ。そら行くぞ」(お姫様抱っこ) 死ぬかと思うぐらい頑張ったんだからこのぐらいいいよな。それにしてもやっぱり女の子、軽い
金剛「what!?チョットテイトク!?イキナリ何するね!?」
提督「うるさい、榛名達にバレる。頼むから言うこと聞いてくれ」
金剛「わかったデス」
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鎮守府近くの丘
提督「着いたぞ」
もう春のせいか周りには綺麗な花達が咲いていた。何よりもその先の海景色。今日の海は特別蒼く澄んでいた。
提督「どうだ?」
金剛「...........very........beautifulデス」
提督「そうだろう」ニコッ
金剛「.............フ....」
今少しだけ微笑んだか?
提督「...........」
金剛「............」
提督「なぁ金剛」
金剛「なんデスか?」
提督「また海、出たいか?」
金剛「.............」
提督「また歩きたいか?走り回りたいか、また紅茶を淹れたいか?」
金剛「..............」
提督「また姉妹揃って.....いやみんなで海に出て戦いたいか?」
金剛「...........デス........」プルプル(((())))
提督「?」
金剛「また自分の力で歩きたいデス!走りたいデス!両手で紅茶を淹れてみんなでティータイムしたいデス!」ポロポロ
提督「.........」
金剛「また、比叡、榛名、霧島と一緒に戦いたいデス......!
金剛「でももうそんな事はできないのデス!ワタシは........ワタシは........」ポロポロ
提督「金剛、今日までよく頑張ったな。大丈夫だ、安心しろ。お前の望み、叶えてやる」
金剛「え......?」
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工廠
提督「明石!連れて来たぞ」
明石「お待ちしてました!おやおや〜お姫様抱っこなんて提督......やりますねぇ」ニヤッ
提督「茶化すな、早く始めるぞ」
明石「はいはいさー、えーと修復部位は両足と右腕で間違いないね?」
提督「ああ問題無い、頼む」
明石「それじゃ金剛ちゃんをそこのベッドに寝かせて!」
提督「わかった」
金剛「テイトク.....いったい何をするつもりデスか?」
提督「まぁ後からのお楽しみだ」
明石「それじゃ始めるよ金剛ちゃん!麻酔的な物をかけるから眠くなるからね〜起きたら全て終わってるから」ニコッ
金剛「.........」
明石「終わるまで10分くらいかかるから提督は外で待ってて〜」
提督「了解した」
明石「Start surgery!」キリッ
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工廠外
比叡「あ!!いました!お姉様を何処へやったぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!」
榛名「比叡お姉様、落ち着いてください」
霧島「これが落ち着いていられると!?、お姉様は10分と言いました。しかしこの方は時間を守らずお姉様を拉致する始末!ここで沈めるしかありません!」
明石「えーと.......お取り込み中悪いけど終わったよ?」
提督「本当か!?」
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明石「さーて金剛ちゃんを起こすよ〜」
比叡「早くお姉様に合わせてくださいぃ!!」
榛名「......」ガシッ!比叡を固める
シャァァ〜〜(カーテンが開く音)
比叡「金剛お姉さ.......ま......」ウルッ
霧島「嘘......」ポロポロ
榛名「金剛お姉様......」ポロポロ
提督「金剛......」
金剛「ドーしたデスか?みんな泣いt......」
提督(気付いたか)ニコ
金剛「あぁ........あぁぁ........」
金剛「腕が.......あ゛じが.........」ポロポロ
提督「立てるか金剛?」スッ
俺は手を差し出して金剛を立たせた。
まるで産まれたての子鹿の様に両足が震えているが、それでも少しずつ......少しずつ愛する妹達の方へ向かう
金剛「ひ...えい.....はる...な.....きりし....ま」ポロポロ
比叡「お姉様......グスッ.....お姉様ぁぁぁあ!!!」ガシッ ポロポロ
榛名「金剛お姉様ぁ......金剛お姉様ぁ......」ガシッ ポロポロ
霧島「金剛お姉様...よかったです....よがっだでずぅ゛!」ガシッ ポロポロ
提督「.......兄弟.....いや、姉妹水いらずだな」
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あれから数週間
金剛を修復してから数週間経ったがある程度纏まって来た。金剛を治したことでみんなから見直され、反抗的だった子達も心を開いてくれる様になった。鎮守府も少しずつ綺麗になっていった.......
だがしかし!!一つだけ......そう一つだけ俺を悩ませることがある.......それは.......
廊下(ドタドタドタドタドタドタドタドタドタ!!!!)
あぁ来たか.........今日来てしまったか......
仕方がない、俺よ。衝撃に備えろ!
扉(バァァァァァァァァァアアアン!!!)
扉「ゔぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!?!?!?」
金剛「テイトクゥーーー!!!!バァァァァァニングゥゥゥゥゥウウ!!ラァァァァァブ!!!!!!」
ガッシャァァァァァァアアン!!!!!!
提督「ヴォェ!?!?!?」
金剛「テイトクゥ!Good Morningデス!!」顔スリスリ
提督「金剛......頼むから抱き付くのはやめてくれ....俺の腰が逝く.....」
金剛「no!テイトクとの朝のハグはワタシのルーティンなのデース!」ニコッ
金剛「テイトクゥどうします?こーんな美少女が抱き付いてるんデスよ?この先のことも〜///」
提督「しねぇよ」
金剛「ブー、つれないネー」
提督「はぁ、それと金剛....」
金剛「どうしましたか?」
提督「今日姉妹揃って出撃して欲しいんだが、頼めるか?」
金剛「もっちろんデース!ワタシたち金剛型姉妹が揃えば無敵ネ!!!」
提督「そいつは頼もしいな。では本日ヒトヒトマルマルにて〇〇海域への出撃を命ずる!」
金剛「了解デス!MVPはワタシがいただくネー」ドタドタドタドタ
提督「フー....」
一応形にはなって来たな.......だが
なぜ元師は俺をこんな場所へ着任させたんだ?
それになぜ艦娘達は放置されていたんだ.....
提督「謎だ」
まぁ今の俺が聞いたところで答えてくれる訳がない
提督「さぁ.....これから忙しくなりそうだ......もっと立て直さないとな」
俺がこの鎮守府を! 完?
大淀「..............」
元師「そこで何をしているのだね?」
大淀「!?これは.....その」
元師「...........捕えろ、捕えたら殺すもよし、犯して殺すもよし。最終的には殺せばいい」指パッチン
部下a「へへ」
部下b「ひひっ」
部下c「どんな顔するかなぁ///どんな顔するかなぁ///」
大淀「クソが.....」スッ(スタングレード)
大淀「これでもくらえ!」
パァン!!!!!!!!!!!!!!!
部下a「あぁぁああクソがぁぁ!」
部下b「ピョォォォォオオ!?」
部下c「目がぁ.....目がぁぁぁぁぁあああ!!!」
大淀「フッ!」窓ガラスバリーン!!!!!
大淀「元師.....お前のした事は.......私が必ず.........」
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続きは......考えます
続き…続きはどこ…?
お願い・だから・・・続きを・・・続きをーぐふっチ───(´-ω-`)───ン
2>さん
コメントありがとうございます。
少しずつ物語を進めていく予定です。