～特地自衛隊拠点～

伊丹（無線）「…ってことなんだけどさ、どうすればいい？」

柳田「はぁ…お前ってやつは問題しか拾ってこないんだな…」

柳田「まあいい。どうせお前らにやめろと言ったところで聞こうとしないんだからな」

伊丹「さっすが我らの柳田！」

柳田「やっぱ発言取り消すぞ」

伊丹「大変申し訳ございませんでした」

柳田「で、具体的にどの様に大本営に侵入し話を聞くんだ？」

伊丹「まぁなるべくそこの人達との接触や戦闘は避けて屋内へ侵入、あとはドンパチやってそれっっぽい

　　　部屋につければよし」

柳田「なら大本営の構図は分かるのか？」

伊丹「赤城ってやつが前の提督と一緒に行った覚えがあるらしいから

　　　具体的とまではいかないけど一応分かる」

柳田「こっちとしては具体的な構造、作戦がないと行動できないのだが」

伊丹「ったく分かったよ偵察に行ってこいってことだろ？」

柳田「いや、今回はお前らが行かなくていいぞ」

伊丹「は？俺らがってことは…」

柳田「もうすぐそっちに向かわせる。最新鋭の部隊だ」

伊丹「やけに今回は乗り気なんだな」

柳田「こっちとしても少々面白くなってきたからな」

柳田「あと、お前ら作戦を実行する前に何か交流会のようなものを開いてみてはどうだ？

　　　お互いに話したこともないと連携がとりにくいだろ」

伊丹「確かに…お前にしては良いこと言うじゃねえか」

柳田「余計な言葉が多いぞ。必要なものがあったら言ってくれ」

伊丹「了解。交信終了」

狭間「どうだ？あっちの様子は」

柳田「順調そうですよ」

狭間「そういえばアレの搬入はできそうなのか？」

柳田「はい、ギリギリ出来そうな感じですね」

狭間「そうか…」

柳田「しかし、なぜアレを今回導入するのですか？」

狭間「伊丹に少しサプライズをしようと思ってな」

～鎮守府～

伊丹「…ということでみんなで交流会をすることになった！」

一同「イエーイ！」

伊丹「とりあえず気になった人のところへ行って話してこい！」

ワイワイガヤガヤ

～～～～～

龍田「天龍ちゃんはどの人のところへ行くのぉ？」

天龍「俺はとりあえず駆逐艦の奴らの面倒見ながら誰かと話しておくよ」

龍田「そうなんだぁ」

龍田（私もだれかお話しできる人は近くに…）

ロゥリィ「あらぁ、そこのお嬢ちゃん、少しいい？」

龍田「全然大丈夫ですよ」

ロウリィ「貴方、お名前は？」

龍田「龍田と言います」

ロゥリィ「龍田、これって何の料理なの？すごく美味しいわぁ～」つ竜田揚げ

龍田「それは竜田揚げっていいます。私が作ったんですよ～」

ロゥリィ「そうなの？！ウフフ、貴方気に入ったわ～もう少しお話しましょ～」

龍田「なら、あちらにオススメの料理があるのでそちらでお話ししましょうか～」

龍田・ロゥリィ「ウフフッ」

～～～～～

栗林「ったくあの変態オヤジと猫耳フェチは…鳳翔さん、もう一杯！」酒飲み

摩耶「おっ！いい飲みっぷりだな！」

栗林「あんたはたしか...摩耶だっけ？」

摩耶「おう！アタイが摩耶だ、鳳翔さん、アタイにも生と鳥のモモ塩二本！」

鳳翔「お待ちどうさまです」

摩耶「アンタに一本やるよ」

栗林「ん、ありがと」

摩耶「で、さっき一人で何話してたんだ？よかったら聞かせてくれよ」

栗林「それがさぁ...」

～説明中～

摩耶「ははっそりゃあ大変なことになったな」

栗林「それとあの隊長と倉田の変態二人がついてきて大変…」

栗林「あーもう！考えたらムカついてきた！一発殴りに行こ！」

倉田「おっ！ここは居酒屋ですか...すいません、生とオススメのもの一つ」

鳳翔「かしこまりました」

摩耶「あっ…（察し）」

栗林「…」ㇲッ　スタスタ

倉田「？…あっ栗林さんじゃないですか一緒に飲みます？」

栗林「...」

倉田「？」

栗林「誰がこんな変態と一緒に飲むかっ！」キック

倉田「うぐっはぁ？！」

栗林「ふんっ」

～～～～～～～

伊丹「みんな楽しそうにやってるな...一部を除いて」

瑞鶴「伊丹さん」

伊丹「ん？どうした？」

瑞鶴「よかったら私たちと一杯やらない？」

伊丹「おっ！良いぞ！」

～数十分後～

伊丹「どうしてこうなった...」

瑞鶴「いらみさぁん」

飛龍「地球が回って見えるよぅ」

赤城「一航戦の誇りぃ…ここで失う訳にぁ…ヒック」

伊丹「だめだこりゃ」

黒川「隊長...」

伊丹「運びますか...」

後編に続く