一番星の少女 2
提督と白露のラブコメみたいなやつです
第一章→http://sstokosokuho.com/ss/read/20201#S0zuoQM.twitter_tweet_count_m
白露「新しい提督さんってあなただったの?」
「そうだけど...君は艦娘なのか?」
白露「私は白露型駆逐艦の1番艦、白露だよ!そう!1番艦だよ、1番艦。」
「そうだったのか...待ってくれ、じゃあつまり艦娘は10年前からずっといるってことなのか?」
白露「そうだね...あの時の事...まだ覚えてる?」
「ああ...はっきりと覚えているよ」
白露「ちょうどあの頃に私たちは生まれたの。そして今まで10年間以上戦い続けている」
「でも艦娘は外出できないんじゃ...」
白露「あの頃は鎮守府の整備も終わってなかったし、軍規も緩かったから...」
なるほど、そうだったのか
「また君と再会できて本当にうれしいよ、白露」
白露「私も!○○く...じゃなくて○○提督」
「○○君でいいんだぞ?」
白露「提督さんにそんな呼び方は...」
まあ...そういうなら仕方ないけど...
白露「あっそういえば!」
「ん?なに?」
白露「前の提督さんから白露が一番に提督に会うだろうから、会ったらこれ渡しといてくれって」
そう言って手帳を渡してきた
「ん?なになに...『さて、これを読んでいるということはちゃんと着任できたようだな。ではとりあえずこれに書いてある通りにやってみてくれ』か...」
これがあるなら先に言ってくれよ先輩...
「えっと...『まずは秘書艦を決めるところからだな。まあみんな大体ちゃんと仕事はできる娘だから、誰にしても大丈夫だと思うぞ』か...なるほど」
じゃあ...
「ねえ白露」
白露「何ですか?提督さん」
「秘書艦頼めるか?」
白露「私?本当にいいの?」
「ああ勿論だ」
白露「やったあ!」
秘書艦ってそんなにうれしいものなのかな?まあいいか
「で...次はと『秘書艦が決まったら次はその子に鎮守府を案内してもらうといい。俺の補佐をしてた時には見れなかったところがたくさんあると思うからな』か」
「白露、鎮守府の案内頼めるか?」
白露「もっちろん!じゃあ早速行く?」
「そうだな、じゃあ行こうか」
と椅子から立ち上がりドアに近づいてみると、何やらドアの向こうから気配を感じた
人数は...9人...しかも幼い女性のようだ、まあ鎮守府内で襲われることはないだろうとそのままドアを開けた
するとそこには、思った通り9人の少女がいた、しかもかなり驚いた様子だった
(僕たちが動く気配を気づけないなんて...)
(一体何者っぽい...)
「えっと...君たちは?」
???「申し遅れたね、僕は白露型2番艦の時雨」
???「同じく3番艦の村雨よ」
???「同じく4番艦の夕立っぽい!」
???「同じく5番艦の春雨です」
???「同じく6番艦、五月雨って言います」
???「同じく7番艦の海風です」
???「...同じく8番艦...山風...」
???「同じく9番艦の江風だ!」
???「同じく10番艦の涼風だよ!」
「なるほど...つまり白露の姉妹艦ってこと?」
白露「そうなんだけど...なんでみんなここに?」
夕立「だってえ...いきなり白露ちゃんが部屋からいなくなるから...」
白露「あ~てへへ」
時雨「てへへじゃないよ...心配したんだから...」
白露「でもどうやって見つけたの?」
村雨「はいはーい!その解説はこの私、村雨がしまーす!なに...簡単な問題だよワトソン君」
山風「...なんで私がワトソン君なの...?」
村雨「いいじゃない、ここはちゃんと乗ってくれないと話が進まないから...ね?」
山風「...わかった...つまりどういうことなのかな?ホームズさん」
村雨「彼女...つまり白露が一番が好きだってのは周知の事実ですよね?」
山風「...それが今回の事と何の関係が?」
村雨「こっそりと行動したのは何かで一番を取るため...では何の一番なのか?食堂が空くのは11:30だから早すぎるし、休日だから訓練もない...となると日常にはない特別なことということになる、ということで軽巡の先輩方に聞くと、つい先ほど新しい提督さんが着任したという...つまり白露は新しい提督さんに一番に会うために執務室に行った...ということになります。」
山風「...素晴らしい推理じゃないですかホームズさん!」
村雨「なにこんなのは推理とはいえないさ。これくらい少し考えれば誰だってわかる」
涼風「とまあざっとこんなことで執務室に来てみたら話し声が聞こえたから、入るのをためらってたら提督さんたちが出てきたってことさ」
なるほど、そういうことだったのか...にしても艦娘ってかわいい子ばっかだな...みんなタイプが違って素晴らしいじゃないか
白露「ねえねえ提督さん」
「ん?なんだ?」
白露「鎮守府巡り行かないの?」
「ああそうだったな、じゃあ行こうか」
白露「みんなはどうするの?」
時雨「とりあえずこれから、ご飯前だしみんなで走りに行こうかな」
夕立「え~別に白露運動したくnむぐっ」
時雨「いいからいいから、じゃあ皆行くよ」
白露「行っちゃった...」
みんな元気だなあ
白露「じゃあどこから行く?」
「じゃあとりあえず...工廠から行ってみようか」
白露「了解!じゃあしゅっぱーつ!」
~こうして鎮守府巡りが始まった~
ここまでが第二章です
次から鎮守府巡りが始まります
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