海防艦の父親
時系列的には、前作より前です
摩耶様可愛い
父の日記念短編です
結構急ごしらえなので、読みにくい部分もあるかもです...
ふと昼寝から目が覚めたら、午後四時頃になっていた
執務の疲れだろうか、最近は眠れないことも増えていたが、今日は3時間ほど眠れたらしい
今日は摩耶は遠征に行っている
そろそろ帰ってくる頃合いだろうか
そう思っていると執務室の扉がノックされた
佐渡「司令!入るぜ!」
そういって入ってきたのは海防艦の娘たちだった
佐渡を先頭に、対馬、松輪、石垣、平戸の順でぞろぞろと入ってきた
「どうしたんだ?みんな揃って」
佐渡「今日は父の日なんだろ?」
父の日か...そういえば今日だったな
「でもそれとこれは何の関係が?」
対馬「私たちには父親はいません、だけど司令は私たちをいつも自分の子供のようにやさしく扱ってくれています、そんな司令を、私たちは父親のように思っています」
松輪「だから、司令に日ごろの感謝を伝えようと思って、これをみんなで描きました」
と、平戸と石垣が手渡してきたものは...大きな一枚の絵だった
「これはすごい...」
みると、鎮守府のみんなが書かれていた。大きな画用紙いっぱいに、艦娘たち、妖精たち、そして自分と思われる男性が真ん中に描かれていた
石垣「みんなで、一週間前から頑張って描いたの」
平戸「いつも艦隊指揮お疲れ様です、司令」
「皆...本当にありがとう」
こんなに嬉しいサプライズがあるとは...これで執務も頑張れそうだ
「あっそういえば、自分が父親だといってたが、母親は...ってこんな質問は野暮かな?」
佐渡「うーん...摩耶さんかな?めっちゃ面倒見いいし」
他の海防艦たちもうなずいていた
なるほど..摩耶か、やっぱり小さい娘たちに好かれてるみたいだな
対馬「ではわたしたちはこれで...」
「みんな...本当に嬉しいよ...ありがとう。明日からも頑張ろうな」
そして海防艦の娘達が扉を開けると、ちょうど摩耶がいた
「おお摩耶、おかえり...耳が赤いみたいだけど外が寒かった...?」
摩耶「別にそういうわけじゃ...」
???一体どうしたんだろう...今度は顔まで赤くなってるし...
もしかして風邪かな?と思っておでこを当ててみると摩耶はさらに顔を赤くして、そのまま食堂の方に走って行ってしまった
「うーん...大丈夫かな...?」
対馬「司令...もしかしてなにも気づいていない...?」
「え?何が?」
もしや大事なことを見落としていたりするのだろうか
海防艦たち「はあ...」
なんかためいきまでつかれてしまった
「まあいいや、とにかく本当にありがとうみんな」
佐渡「司令!またあとでな!」
そういって海防艦の娘たちは自室に戻っていった
次の日、執務室には執務にいそしむ提督とその横で顔を赤くする摩耶、そして2人の後ろには海防艦の娘たちが書いた絵が飾られていた
お読みいただきありがとうございました
これからも定期的に短編を書いていきます
一番星の少女は、次メンテ時に書き進めていこうと思っています
いいですねブラックコーヒーが欲しくなるわ…
つコーヒー豆
ありがとうございます(^人^)。
久しぶりに恋したくなるssですね。
片想い(すでに終わったが)してたころを思いだしてしまいました。
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