2020-11-08 01:30:51 更新

概要

進水日記念短編です
久しぶりに書いたのでおかしなところがあっても大目に見てくださると嬉しいです
感想、意見などはTwitterのDMの方によろしくお願いします


「摩耶〜」

摩耶「どうしたんだ提督?」

「今日がなんの日か覚えてる?」

摩耶「う〜ん…」

「今日、11月8日は!」

摩耶「8日は?」

「摩耶がうちに来た日です!」

摩耶「そーいやそうだったな…あれからもう1年か…時が経つのは早いなぁ」

「そうだな…この一年、色々あったな。摩耶には沢山助けてもらったよ。ありがとう」

摩耶「そうか?あたしはあたしがやるべきことをやってるだけだぞ?」

「戦闘、遠征に秘書艦と、沢山の業務をやらせてるのは悪いと思ってるが、やっぱ摩耶は信頼できるからな」

摩耶は何故か顔を赤らめている

摩耶「そ、そう…かあたしも提督の下で戦うことができてること、本当に嬉しく思ってる」

「そう言ってもらえると提督冥利につきるな。そうそう、進水日祝いに渡したいものがあるんだ」

摩耶「渡したいもの…?」

「はいこれ。ネックレス」

と言って、碧い石のついたネックレスを渡した」

摩耶「…ありがとう」

「どうした?…あんまり嬉しくなかった?ごめんな…自分、そっちには疎いんだ」

摩耶は大きく首を振り、

摩耶「そういうわけじゃないんだ、只…今までこういうものを貰ったことがなくて…」

「そうだったのか…(´;ω;`)ウッ…」

摩耶「なんで提督が泣いてるんだよ…」

「いやすまん、なんか涙が出てきちゃって」

摩耶「でも本当にありがとう。嬉しい…よ」

そう言っている摩耶はいつもより…なんというか可愛かった

「そのネックレス、肌身はなさず持っていてくれ」

摩耶「わかった。絶対に失くさない」

「あぁ頼んだ」

摩耶「あたしからもお礼しなくちゃな」

「お礼なんていいよ。今日は摩耶のお祝いの日なんだから」

摩耶「そう言わずにさ、なんでもしてやっから」

「今なんでもって」

摩耶「言ったよ?それが?」

「よ〜しじゃあ一緒に寝よう!最近の摩耶は忙しくてあんまり眠れてなさそうだし、今日くらいはね?」

…なぜか摩耶がもじもじしている

摩耶「…わかった」

そしてベッドに移動して5分…

摩耶「zzz…」

やっぱり最近疲れてたみたいだし、無理にでも休ませて正解だったな

摩耶「提督…」

ん?どうやら寝言を言っているようだ

摩耶「提督…信じてるぜ…必ず…勝利を…」

そう言うと、摩耶はこちらに抱きついてきた

腕に柔らかな感触を覚えつつ、自分も眠りについた

…何もしなかった自分の理性を褒めてほしい


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