地味な提督と艦娘達の日常2(2)
日常最中に本部から手紙の内容である人物と会う話
概要通りです。ゆっくりとお読みください。
読む人が早い人は特に。
提督「はぁ〜。」
加賀「どうしたの?溜め息して?」
提督「ここ最近、なんかやる気が出なくなってな。なんか面白い企画とかないかなって。」
加賀「平和が1番ですよ。さぁ、書類をさっさと仕上げてください。」
提督「わかりました。」
コンコン!
提督「どうぞ。」
大淀「失礼します。運営からの連絡が入りました。」
提督「運営から?珍しいな。」
大淀「運営からの伝言を伝えますね。」
地味位くんへ
急ですまないが、君の所に新人提督を向かわせてる。その新人は君に憧れて軍に入ってきてね。それで君にその新人提督に提督で何をすべきかを教えてあげてほしいんだ。というのが口実で実は相手するのがめんどくさいから君にパスするわ。あとはよろしく〜。
運営より
提督「ムカつく、しかも新人提督だとぉ⁉︎運営め。余計なことを。」
加賀「とりあえず、至急誰かに向かわせておくわ。」
⁇「その必要はないですよ。」
提督、加賀「⁉︎」
⁇「改めまして、地味位提督殿。いや先輩。」
提督「え?」
加賀「女提督だったのね。」
提督「ヒィ⁉︎」
加賀「あら?どうしたの?」
⁇「そんな顔をしないでくださいよ。昔は貴方に救われて私は今でも貴方のことを尊敬してるんですよ?」
提督「いや、だって高校時代、君に会って以来俺はその時女性ファン達に酷い目に合わされたんだぞ?もしかして今あのファン達はいるの?」
⁇「まさか!軍の基地に一般人が入れるわけがないじゃないですか。」
加賀「この女性は誰かしら?」
提督「高校の時に悪質なストーカー男に誘拐されかけられた時に助けた小鳥遊梓(たかなしあずさ)だよ。まさか、提督になるとは。」
小鳥遊「長い道のりでした。あなたに会う為にいろんなことがあって大変でしたよ。」
提督「一応聞くが訓練場の大佐達は元気だったか?」
小鳥遊「もちろん‼︎」
加賀『話が全然頭に入ってこないわ。』
小鳥遊「うん?あ⁉︎その指輪⁉︎」
加賀「提督が私の為にプレゼントしてくれたの。」
小鳥遊「ケッコンカッコカリしたんですね?」
提督「今や可愛い嫁です。MY bride cute。」
小鳥遊「惚気話はいいですから。」
加賀『恥ずかしいわ。』
数分後
提督「それで?俺に会いにきた要件は?」
小鳥遊「基本的に艦娘達の指示のやり方や、接し方を教えていただきたく来ました。」
提督「接し方のやり方は自分次第だが、指示に関してはある程度艦娘達が納得いけるレベルにしておく。危ない時は撤退させること。これが1番だ。」
小鳥遊「基本的にはそんな感じですか?」
提督「まあな。あとは自分の頑張り次第だ。作戦を立てる際はしっかりと情報収集を忘れずに。」
小鳥遊「はい。ありがとうございます。」
提督「それで今はどこの鎮守府に所属してるんだ?」
小鳥遊「今は隣町の中谷鎮守府で提督をやらせてもらってます。」
提督「中谷鎮守府か。新しくできたって聞いたがあれお前の鎮守府かよ。」
小鳥遊「今回のアドバイスでさらに進めそうなので本当に感謝してます‼︎」
加賀「はい、お茶どうぞ。」
小鳥遊「あ、これはどうも。」
提督「あのぅ。俺の分は?ま、まさか⁉︎」
加賀「ありません。」
提督「うわぁぁぁぁぁ⁉︎」
小鳥遊『何今の断末魔レベルの声。』
いつものメンバーサイド
瑞鶴「なるほどねぇ。提督にも後輩できたってことがわかったわ。しかも隣の提督さんとは。」
翔鶴「確か、ここ最近着任して成果を上げようと提督に基本的なことを聞いてるんでしょ?」
瑞鶴「これは提督の過去がまだまだありそうね。」
蒼龍&飛龍「確かに。」
赤城「何をしてるのですか?」
瑞鶴「静かに。今、提督の過去に関する話を聞いてるんです。」
赤城「別に気にすることではないかと思うのだけど?」
提督サイド
提督「へぇ〜、大佐達にかなりしごいてもらってたんだ?」
小鳥遊「これがもう本当に大変でした。腕立て伏せ1日150回やらされ、その後にはグラウンド2000mを50周くらい回りました。」
加賀「けっこー厳しい訓練場だったのね。」
提督「男性の場合は女性の特訓の2倍だったけどね。すんごく大変だった。」
加賀「か、かなりの練習量だったのね。」
提督「あぁ。まあそれのおかげで走りに問題なし、力もだいぶ強くなった。」
小鳥遊「それでは私はこれで。」
提督「もう行くのか?」
小鳥遊「はい。今日はありがとうございました。」
加賀「良かったら、また遊びに来てくださいね。」
小鳥遊「はい!必ず‼︎」
瑞鶴サイド
瑞鶴「え⁉︎帰っちゃうの⁉︎仕方ない、訓練場に行って腕を上げよう。」
翔鶴「そうね。瑞鶴。」
蒼龍&飛龍「私たちも行こうか。」
赤城『間宮さんのところに行ってアイスいただきにいきますか。』
提督サイド
提督「鎮守府に戻っても頑張っとくんだぞ。お前ならできるさ。」
小鳥遊「そうであることを願いたいです。今日は本当にありがとうございました。もし次会う時は演習相手でよろしくお願いします‼︎」
提督「いつでもかかってこい。というか隣の街なんだからそんな遠い所に行くようなことを言うなよ。」
加賀「今度来た時は2人で話し合いましょう。」
小鳥遊「はい‼︎」
提督「門まで見送らせてもらうよ。」
小鳥遊「あ、ありがとうございます。」
門
提督「それじゃあ、頑張れよ。」
小鳥遊「ありがとうございました‼︎」
提督「あいつが提督か。俺も気を引き締めねえとな。」
加賀「そのうち階級追い抜かれますよ?」
提督「かもな。」
小鳥遊サイド
小鳥遊「...地味位先輩、ケッコンカッコカリしてたのか。ちょっと悔しいな。」
時雨(小鳥遊)「提督、迎えに来たよ。好きな人の様子はどうだった?」
小鳥遊「うん‼︎元気だったし、そのままの先輩だった‼︎でもケッコンカッコカリしてたみたい。」
時雨(小鳥遊)「そうだったのかい。諦める?」
小鳥遊「そうするよ...。う...うっ...。」
時雨(小鳥遊)「辛かったね。それじゃあ帰ろう。僕達の鎮守府へ。」
小鳥遊「.....うん。」
提督サイド
提督「さてと書類をやっていきますか。」
加賀「そうそう。提督。」
提督「なんだ?」
加賀「今からトレーニングをしましょうか。」
提督「『マジかよ‼︎このタイミングで我の理性を暴発するあのトレーニングをやると言うのか⁉︎』
わかったよ。」
加賀「それじゃあ、スタート。」
意外‼︎それはハグだった‼︎
提督「などとその気になっていたお前ら読者の姿はお笑いだったぜ‼︎俺は今から逃げなきゃいけない。」
加賀「メタいわよ‼︎航空隊発艦‼︎」
提督「チクショー‼︎」
大淀「鎮守府の艦娘達へ。今から恒例を始めるので準備を。」
艦娘達「イエッサー‼︎」
グラウンド
提督「グラウンドに行けたけどここから地獄だぁ。」
艦娘達「鬼ごっこの時間ですよ?提督ぅ?」
提督「1ヶ月1回鬼ごっこで俺を捕まえたら間宮アイスを100枚プレゼント制にするんじゃなかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
艦娘達「間宮アイスぅぅぅぅぅぅぅ‼︎」
間宮「今月も来たのね。材料費もまた提督に求めましょうかね。」
終わり
次回予告
提督「読者の皆様、今回は地味な提督と艦娘達の日常2(2)を読んでいただき誠にありがとうございます。」
加賀「読者の皆様が読んでくださることで作者も大変嬉しいと思っていることでしょう。」
提督「それでは次回の地味な提督と艦娘達の日常の話について話させていただきます。次回は自分が開催するコンテストの話です。どんなコンテストとかと言うとそれはまだ作者も考えてる最中なので、次回に期待していてください。」
加賀「この作品もメタい作品に変わってくるわね。」
提督「仕方ないよ。作者がもはや開き直ってメタい要素をどんどん入れてるし。」
加賀「今度あったらぶちのめすことにするわ。」
提督「そうして。ではここまで見てくれた読者の皆様、次回の話も期待して待っていてください。」
2人「ありがとうございました‼︎」
と言うわけで、次回作もこんな感じで締めていくような話にしていきたいと思います。きっかけは完全にブロリーの話でのことなのでお気になさらず。
このSSへのコメント