2016-07-13 22:30:39 更新

概要

戦艦長門
太平洋戦争後アメリカの核実験により日本の艦を魅せた…


前書き

どうも、こっぺです
今日は長門を書いてみました。長門轟沈は人によって見方は変わりますが、私はこのように感じました。短いですか、これで終わりです。

なお、この話は史実を元に、私の想像を加えた話です。


1945年8月15日


長門「終わったか…。」


長門「一緒に戦った戦友も殆どちっていった…。」


長門「私は…戦うための道具はどうなるのだろう…。」













鎮守府


響「長門…」


長門「響か…どうした?」


響「…妹と姉を守れなかった私に、何で弾は当たらなかったんだろう…」


長門「響…」


響「目の前でもう、死んで行く仲間を見るのは耐えられない…」


長門「…。」


響「いっそ、長門のその主砲で私を沈めてくれ…」


長門「…。」


長門「だ「駄目です‼」


長門「…雪風か」


雪風「雷撃処分は…それだけは駄目です‼」


響「雪風…」


雪風「私は、あの日生き残った実の姉を撃ってしまって…」


雪風「やったら…後悔しか残らなくて…」ポロポロ


響「雪風…」


長門「…どうだ響。それでも私に処分を頼むか?」


長門「私は響の頼みなら断らないが。」


響「…ごめん長門。もう、そんなことは言わないよ…」ポロポロ


長門「そうか…。」


響「じゃあ、私は行くよ。ソ連に。」


雪風「私は台湾です‼」


長門「そうか…。では、生きていればまた会おう。この、私たちの母…日本で‼」




ザザァ……





長門「…じゃあな響、雪風。」

















1946年夏


長門「私が標的艦になる日がこようとはな…」


長門「来るならこい‼私はお前らには負けない‼」ぐっ








ドカァァァァァァァァン‼








長門「くっ…まだだ…これくらいじゃこの長門は沈まんぞ‼」


他国の船「もう駄目だよ…」


他国の船「私は所詮不良艦なのよね…」









長門「諦めるな‼」





長門「貴様らの国は、そんなにヘタレなのか‼」






長門「私は違う、私は国を愛してる‼」






長門「たかが爆弾に沈められるほど、日本の艦はやわじゃないことを教えてやる‼」








長門「次はもっと近くで受けさせてもらおうか。」







長門「さあ、来るならこい‼」









ドカァァァァァァァァン‼










他国の船「…あの長門って船は?」


他国の船「さあ?口だけで、本当はよわいんじゃない?」


他国の船「ざまぁないわね。」









長門「ふっ…もう終わりか?」







他国の船「⁉」


他国の船「どうして生きて…」








長門「貴様らの国とは違うからだ。」





長門「聞け‼アメリカよ‼」






長門「これが貴様らの戦った国の船だ」







長門「貴様らが勝ったことを誇るがいい‼」










ぼこっ…



長門「…これまでか。」



ぼこぼこ…



長門「響、雪風…約束を果たすことはできそうにないな…すまない。」


ぼこぼこぼこ…


長門「大和、武蔵、金剛、比叡、榛名、霧島、扶桑、山城、伊勢、日向、陸奥…今行くぞ。」


ぼこぼこぼこぼこ‼



長門「戦艦長門‼いざ、轟沈する‼」敬礼
















「ねえ、長門ってば〜」


長門「…あ、ああ、すまない。ついな…」


「ヘェ〜長門が珍しい。」クスクス


長門「それよりも話は何だったんだ?」


「ああ、提督が呼んでたわよって話。」


長門「そうか…ではいってくる。」


「はあ〜い。いってらっしゃい。」


長門「ああ、いってくる。」







長門「我が誇りにかけて、必ず帰ってる」


後書き

戦艦長門に敬礼‼


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戦艦れきゅーさんから
2016-07-30 21:37:34

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2016-07-30 21:37:36

このSSへのコメント

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1: 戦艦れきゅー 2016-07-30 21:38:22 ID: yZD7EDd-

不幸な運命…だがそれも良い
良いセンスだ


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