2017-04-03 18:01:02 更新

概要

注意事項

エロ本よ

この物語は18禁です
この物語はフィクションです
実在の氏名、団体、あとなんやかんやとは一切合切関係がありません
また、すべてのエロい人達の為に理想と現実の区別は付けてくださいね

最後に、誤字脱字あったらごめんなさい


前書き

清潔感を四角く切り取ったような部屋
病室でなければ、保健室といった風体の

部屋の隅に置かれた机、そこに腰掛けているのは一人の女
纏っている白衣から、ここの主であるのが容易に想像できた

「はい、こんばんは…。今日はどうしたの?」

あなたに気付いた女が、腰掛けてた椅子を回して立ち上がった
白衣に浮かび上がるような長い髪
白い肌に、赤い唇が弧を描き優しそうに微笑んでいる

「そうよね、日常なんて退屈だもの…」

それじゃあ、と間を置いて
考え込むように、どこか遠くを見つめる
それから少しして、何か思いついた様に口を開いた

「ねぇ?いちばん身近な女の子って何かしら?」

クラスメート?女友達?幼馴染、あるいは彼女?
あぁ、母親なんて言わないでね?女性であっても「女の子」ではないわ
そういうのを期待した人は そこに出口があるでしょう?残念だけれど
私、少女の痴態は大好きだけど、熟女趣味はないから

さて、身近な「女の子」だったわね?

クラスメートでは遠すぎる、女友達でもまだ遠い
幼馴染でも良いけれど、彼女にしたってまだ他人

それなら「きょうだい」なんてどうかしら?
血を分けた双子だったりすると尚良いわね

「近親相姦…良い響きだと思わない?背徳的でさ?」

変よね?どこの誰とも知らない人よりドキドキするんだもの
でも現実の「きょうだい」なんてって?そりゃそうよ、現実なんて退屈だって

もう知ってるんでしょう?
だから、此処にいるんでしょう?

さぁ、こっちにきて?
一緒に遊びましょうか?

楽しい楽しい人形遊びを…ね?


↑前 「てふてふ…」

↑後 「じゅ◯かん…」



きょうだい…


暗い部屋の中

壁にかかった時計の針だけが動いていた

短針は既に12を過ぎ、この部屋からも外からも

人らしい気配は無くなっていた


手狭な部屋に並んだ二つの机

この部屋の住人が二人であることを示していた

片や、マンガや教科書が雑多にとっちらかってると思えば

片や、可愛いぬいぐるみや人形が飾られ、小奇麗に纏まっている


机の反対側

部屋の隅に押しやられた2段ベッド

その下の方には、女の子が一人、小さな寝息を立てていた


少女の名前は 柊 優(ひいらぎ ゆう)

あどけない寝顔、小さく開いた口

頬に掛かる栗色の髪が こそばゆいのか、時折顔をしかめてみせたりと

寝顔だけなら愛らしいものだった


しかし、現実はと言えば

「男みたいだな」とか言ってくる男の子を追い回し

取っ組み合いをしてみた結果、最終的に勝ち誇っていたりと

抜け切らない やんちゃ盛りは、周囲を呆れさせてもいた


とはいえ、その快活さ、コロコロと良く変わる表情と素直な笑顔は

それはそれで人を惹きつけ、ちょっかいをかけられる要因にもなってはいた




「ん…」


ふと、押し殺すような声が聞こえて来る

目の前の少女かと思えばそうではなく、先と変わらず小さな寝息をくりかえしているだけ


では、どこから?


そう、2段ベッドのその上段

覗き込んでみた先には、下の段で寝ている筈の少女と同じ顔


しかし、良く良く見るとそうではなく

太くなり始めた体の線、膨らみ始めた喉仏から、それが少年であるのが見て取れた


少年の名前は 柊 勇(ひいらぎ ゆう)

同じような顔に、同じような名前

親の遊び心は、つい最近まで その親達を巻き込んでの困りごとだった


お互いの服を交換してみたり

体育の授業中に、着替えを始めてみれば、あっちがこっちで、こっちがあっちでだったりと

まぁ、一部にとってはご褒美だったかもしれないけど


ともあれ、優の考えた悪戯に勇が巻き込まれる

そんな日常ではあったが、ここ最近になってそうもいかなくなってきた


成長期


二人にかかった魔法はそこで ぱったり時間切れとなる

どうしたって膨らんでくる胸に、変わっていく声質

付いていく筋肉と、くびれていく腰

今はまだ、努力で誤魔化せる程度だが、そう長くも持たないだろう




「ん、ぁ…」


また、くぐもった声が聞こえて来る

あなたの目の前の少年、勇の表情

まだ線は細く、女の子の面影も残る あどけない寝顔


赤みがかった頬、荒くなっていく呼吸

その端々から、時折苦しそうな声が漏れ聞こえてくる


まるで、風邪でも引いてるかのように、熱に浮かされている顔

呼吸に合わせて上へ下へと動く肩

寒いのだろうか、漏れた声と一緒に体が震えだしていた




「はぁ…はぁ…」


いけないことなんだとは思う

お姉ちゃんに、お休みなさいを言って布団の中に潜り込む

そうして、うつらうつらとしてきたころ

ぼんやりと、夢と言うには中途半端に思い浮かんでしまう


女の子の裸


何時だったか

姉に取って代わられて、女子の更衣室に放り込まれた時だった

いつまでも着替えずに、隅で周りを見ないようにしていたけれど

結局バレて、姉と一緒に怒られて…一部の男子は喜んでいたようだけども

普段から知れ渡っている姉の性格と、僕に女友達が多かった事も手伝ってか

姉が引っ叩かれる代わりに、僕は男女共にからかわれる程度で済んでいた


忘れないといけないのに

許してもらえたのだから、思い出すのなんて悪いことのはず、なのに…

ふと、気を抜いては頭を過ぎってしまう


女の子の甘い匂い

白い体操服から伸びる、柔らかそうな太もも、細い二の腕

くびれが付き始めた腰つきに、膨らみ始めた…


「ぁっ…」


想像は妄想へと変わっていた

誰も彼もが体操服を脱ぎ始め、白かったり、日に焼けていたりする肌を晒している

僕はそれを、部屋の隅で見ないようにしながらも、横目で覗いていた


まだまだ子供っぽかったり

派手だったり、大人びたり、色とりどりの下着

どれもこれも僕の目を引きつけて

次第に、顔を隠すのさえも忘れて釘付けになってしまう


ふと、誰かがそれに手をかける。堪らずそれを目で追ってしまう

下着がスルスルと脱げていき…太ももを、ふくらはぎを滑り

床に付く前に、右へ左へと足を抜いていく


誰かがブラジャーのホックを外している

小さな背中が顕になり、肩紐が外れ、細い腕が引き抜かれていく


隠すものの無くなった女の子の後ろ姿

小さな背中、細い腕、膨らんだ腰と、柔らかそうな太もも


今、今、正面を向いてくれたなら

あの子の全てが見えてしまう、僕が全部、全部見てしまう


それはいけないこと…


好きでもないのに、付き合ってもないのに、彼女でも恋人でもないのに

ただただ女の子の裸を想像して、それをもっと見たいと思ってしまっていた


ぼんやりと、ぼんやりと妄想する

胸の高鳴りに急かされるままに、その先を先をと思い描いていく


正面を向いた女の子

綺麗な足と、まっさらな割れ目

膨らみ始めた胸と、その先の、桃色をした乳首


きっと可愛い女の子なんだろう

そうして、見上げた顔。栗色の髪と、素直な笑顔が僕の胸を打った


「ぅっ、ぁ…ゆうっ…っ」


漏れるばかりだった喘ぎ声が、確かな言葉を紡ぐと

一際大きく体が跳ねて、ベッドが軋みを上げた

繰り返されていた荒い呼吸が止まり、息を飲むように張り詰める


そうして、余韻を残すように、2度3度と体が震えベッドが揺れた


飲み込んだ吐息を吐き出し

ゆっくり、ゆっくりと深呼吸を繰り返す

その度に鼻の中を撫ぜていく匂い

普段嗅いでいる、ベッドの匂いとはまた違っていて

嗅いでいると、意識が溶けていきそうな気がしてしまう


「はぁ…」


息を吐き出す

またやってしまったという罪悪感

なによりも、姉の体を妄想してしまったという事実


だって仕方がない


女の子の裸なんて、姉のものを見たことしかないのだから


それでも、それは…


クラスの可愛いあの子より、クラスの綺麗なあの子よりも


僕を興奮させていた


「ぅっ…」


ぼんやりと、姉の裸を思い描いていると

最後に残った熱がこぼれ出る


残ったのは倦怠感と、冷えていく股間の熱だけだった




「聞こえてるっての…」


そう、声には出さず心の中で愚痴をこぼす


悪いのは多分 私

女友達は多いくせに、それっきりなものだから

興味が無いのかと、悪戯半分でついつい女子更衣室に押し込んでしまった


それからだっけか


夜ごと物音が聞こえるようになったのは

それ自体は良いコトだ、お年頃だもの…良くわかんないけど

少なくても、エロ本を読む限りでは間違いはないはず

けれど、誤算が一つ…


私もお年頃だったのだ


もう寝ただろうか?

物音が、吐息が収まってから少し

その間、それが私に移ってきたかのよう胸がドキドキしっぱなしだった


胸を叩く鼓動が煩くて

口を開いてしまえば大げさな吐息が溢れ出す

胸の鼓動に浮かされた体は敏感になり

肌を擦る布団の心地にさえ心地よさを感じてしまう


はやく…はやく…


鼓動がドンドンと急かしてくる

弟は、勇はもう寝ただろうかと


はやく…はやく…


鼓動がドンドンと急かしてくる

この体を撫で回して、スッキリしてしまいたいと


はやく…はやく…


鼓動がドンドンと急かしてくる

肌を撫でる布団の心地が良くて、知らず知らずに身じろぎを繰り返す


もう寝た?もう良いよね?これ以上は、これ以上は…


抑えが効かなくなった手が、ゆっくりと胸へと伸びていく


でも、まだ…まだ起きてるかも…


残った理性が、伸ばした手を押し戻し、動かない様に股の間へと押し込んだ

すると、両手を股の間に挟んで体が丸くなってしまう


「はぁ…」


吐息が漏れてしまう

無理も無い。指が、パジャマの上から割れ目に触れていた


「ぅぁ…」


これぐらいなら良いだろうと

こっそりと撫でるように窪みを擦ってみると

思いの外心地よく、一緒に声が出てしまった


ドンドン、ドンドンと、鼓動が急かしてくる


もっとすればいいのに、もっとすれば気持ちがいいのに

割れ目をなぞって、体を撫で回し

胸を揉んで、乳首を摘んで

そうすれば、もっと気持ちがよくなれるのに


ドンドン、ドンドンと、呼吸が荒くなっていく


もっとすればいいのに、もっと声を出せばいいのに

そうすれば、もっと気持ちがよくなれるのに

弟にバレる?良いじゃない?

あの子だってしてるんだ、きっと黙っていてくれるわよ

むしろ、オカズにさえするかもしれない

そうすれば、あなたもオカズが出来ていいでしょう?


「ぁ…ぁぁ…」


指が割れ目をなぞる度

湿ったパジャマがドンドンと滲んでいく

濡れている、もうこんなにも濡れている

下着もパジャマも役に立たないくらいに

弟の喘ぎ声を聞いてこんなにも興奮して…


「ぅぅ…」


股の間から開放された手が体を撫で回す

遠慮がちに太ももを撫でていき

次第にお腹を、大胆に胸を揉み始めて

やがて、パジャマの上からでも分かる引っ掛かりに指が止まる


そこまで大きくもないのに

乳首ばっかり、立派に大きくして

触る度に、ゾクゾクと身動ぎを繰り返し

出そうになる声を、必死に口を閉じて押さえ込む


次第にぼぅっとしていく頭

つま先から、頭のてっぺんまで心地よさに包まれていく


あの子が、勇がいけないんだ…


ぼんやりと、ぼんやりと思い出す

あの時、確かに私の名前を呼んでいた

それが どうしようもなく私の胸を打っていた


弟が、弟は、どんな顔でしていたのだろう

何を妄想して、してたんだろう

あの子は、私と、何をしてたんだろう


「はぁ…はぁ…あぁっ…」


もどかしい、もどかしい、もどかしい、もどかしい

わからないのがもどかしい、足りない刺激がもどかしい

なにをどうしてと、あそこをこうされたらと考えてしまう


乱暴に、パジャマのボタンを外していく

直接胸に触れると、指先のひんやりとした感覚がくすぐったい

調子に乗って胸を揉んでいると、だんだんと熱くなっていく指先

その指先で乳首の先端に触れて、摘んでみると、ビクッと体が跳ねた


ズボンの間から指を入れ、ショーツの隙間に指を這わせると

途端に指先が濡れてしまう、熱いくらいに暖かいショーツの中

まるで、水の中に指でも入れたみたいになっていた


割れ目を探すように指を伸ばすと、それは直ぐに見つかった

指先が滑るままに、割れ目をなぞっていくと、その入口へと沈み込む

その奥にまで届きそうになった指先を慌てて引き戻すと

入り口に円を描くように指先でなぞり続ける


ゆっくりと、指の動きに合わせて腰が揺れてしまう

ゾクゾクと、乳首の刺激に震えて体が跳ねてしまう


あと少し、あと少し…


一杯になっていく気持ちよさ

あとは、クリトリスを触って…そうすれば終わりにしよう

そうしたら、一杯気持ちよくなって、すっきりするから


そうしたら、また…あの子の事考えずに…


ためらいながらも、指先が、クリトリスへと伸びていく


あぁ、勇…私の弟、大好きな、大切な、私の…


遠慮がちに、指先が、クリトリスの周りをなぞり始める


でもダメだから、いっそ誰かとくっついてしまえば…

なのに、どうして、私の名前よんで…そんなんじゃ…我慢できなくなる…


そうして、指先がクリトリスに触れた


「あぁっ!」


大きすぎる刺激に、思わず声が上がる

起こしただろうか?気づかれただろうか?

一瞬、そんな不安に胸を高鳴らせるが

それは直ぐに、他の音に取って代わられた


気持ちよかったでしょう?と、吐息が問いかけてくる

もっと気持ちよくなりたいでしょうと?と、鼓動が責め立ててくる


ドキドキ、ドンドン、ドンドン、ドキドキ


さぁ、名前を呼んで?

そうしたらもっと気持ちよくなれるから


でも、それだと、バレちゃ…


それがそんなに大事なの?

いま、気持ちよくなれること以上に大事なの?


あぁ…でも、でも…


さぁ、想像して?

弟の指先が あなたの体を撫でているの

胸を揉まれ、乳首を摘まれ、割れ目を愛撫されて、クリトリスに触れている


気持ちがいいでしょう?


思考がドンドン溶けていく

気持ちが悪いくらいに、気持ちが良くなって

ついには、思わず、知らず知らず、訳も分からずに、口を開いてしまった


「ゆぅ…」


胸が高鳴る

全身が、つま先から頭のてっぺんまでが震えだし、気持ちよさで一杯になってしまう

いつも以上の気持ちよさ

あの子の、わたしの、好きな人の名前を呼ぶだけで、こんなにもこんなにも


「ぁぁ…ゆぅ、ゆぅ…」


何度も、何度も、うわ言の様に繰り返す

私の名前を、あの子の名前を呼び続けて

呼ぶ度に気持ちよさが強くなって、もっと欲しくて体に触れて


つには、耐えきれなくなった気持ちよさに、体いっぱい支配された


「ぅぁっ、ゆぅぅぅ…んんんっ…っ、ぁ…はぁ、はぁ…」


震える体に熱い吐息

余韻を楽しむように、腰が揺らめき、ぎゅっと握りしめた指先に押し付ける

ぼぅっとした頭に、どこからでもなく気持ちよさが押し寄せて

もう、何も考えられなくなる

同時に、力が抜けて、倦怠感に誘われるままに体をベッドに横たえた




ぎぃ…ぎぃ…ぎぃぎぃ…とんっ


何か、軋むような音が聞こえて目を覚ます

何時の間にか眠っていたのだろう?

気だるい体と、ぼぅっとした頭の隅に、カチャリ、と金属が合わさったような音が聞こえた


「…ゆう?」


なんとなく名前を呼んでいた

この部屋の住人、私の名前で、あの子の名前

返事はなかった、ただ、足音がだけがゆっくりと近づいてくる


トイレにでも行ってたのだろうか?


寝ぼけた頭にはその程度の事しか考えつかなかった


やがて、足音がベッドの前で止まる

まぁ、いいかと、そのまま上に上がって明日の朝までお休みなさい、か

そう思うと、あの子が起きてる理由も気にならなくなり

寝返りを打つと、同時に、戻ってきた眠気に後ろ髪を引かれ始めた


「ん…ぇ?」


横を向いたつもりが、気がつけば仰向けに寝かされている

頭はまだ重く、寝ぼけ眼を開いてみれば、自分と同じ顔がそこにあった


「ゆう…」


名前を呼ばれる

私が呼んだのでなければ、あの子が呼んだのだろう

お腹に掛かる重さに、息苦しさを感じ始めると

遠のいていた意識が次第にハッキリとしてきた


「どう、したの?」


意味のない問いかけが口をつく

まさか、こんな歳にもなって、お姉ちゃんと一緒にねたいだなんて事もないだろうに


「ねぇ…ゆう…」


そっと、近づいてくる顔

寝ぼけているのか、悪戯のつもりなのか分からず

薄暗がりの中、ぼぅっとそれを受け入れていると


「ん…」


口が塞がれる

何か柔らかいものが、私の口を塞いで息を止めている

慌てて、鼻から息を吐き出すと、返ってきた吐息に頬をくすぐられた


「なに、して…んっ」


少し唇が離れる

その隙間に、なんとか口を開くけど

すぐにまた口を塞がれてしまう


「ゆう…ゆう…ぅん」


何度も私の名前を呼びながら、何度も唇を塞いでくる


キスを、されていた


だというのに、それに気づいても

弟を振り払うでもなく、好きにさせている

まだ、寝ぼけているのだろうか?夢とか思っているのかな?


「んっ、あっ」


思わず声が出てしまった

キスをされながら、ゆうの手が私の胸に触れていた


途端に、熱くなっていく私の体

まるで、燻っていた火が戻ってきたかのように


あぁ、そっか…


それも当然だった

眠りに入る前、自分は何をしていたのか

寝ぼけていた頭は漸くと意識を取り戻した


「ちょっ、ゆうっ、アンタ…なにして」


止めさせようと手を掴むが、思った以上の力に戸惑っていると

逆に手を抑えられ、顔の横、ベッドに押し付けられてしまった上に

馬乗りにされたまま、完全に身動きが取れなくなっていた


「続きだよ…」


返ってきたのは そんな言葉で

分からない振りをしようとしたが、一つ大きく跳ねた鼓動に止められてしまう


「続きってっ…っっ」


苦し紛れに開いた口が塞がれる

かと思えば、今度は唇を舐められ、割開き、押し入ってきた


「ぅっ、あぅ…んんっ」


何処でこんな事…こういう話するといつも嫌がってたのに…

そうは思っても、教科書だけなら、ベッドの下に幾らでもあるのだから

私の知らないうちに、読んでたとしても不思議もなにも…


「ふはっ…っ…ほんとに、やめっ」


唇を開放されたかと思えば今度は下へ

首すじを舐められているだけなのに、どうしてか力が抜けてしまう

そのまま体をずらし、つには乳首にまで舌が届く


「ふあっ…」


舌が、あの子の舌が私の乳首を舐める


気持ちよかった


いつもしているのに、いつも自分で弄っているのに

それよりも、なによりも、気持ちよかった

乳首から、胸全体に広がる気持ちよさ

いつもなら、喜びに震える体も、今はそれに身を委ねて、どんどん力が抜けていく


「んっ…あっ…や、なんで…」


手が動く、勇の頭に手を置いて、引き離そうと力を入れるが

同時に、乳首を啄まれて、抜けていった力は勇の頭を撫でるだけに終わってしまった


硬くなった乳首を啄まれれ

口の中に閉じ込めた乳首を、舌の先で執拗に舐められる

上へ下へ、右に左に、押し付けるように、こね回すように

その度に、心地よさが口から溢れ

勇の頭を撫でていた手は、知らずの内に自分の胸に押し付けるように力が入っていく


今度は反対側へ

乳首が啄まれる、空いた乳首は指で摘まれ

唾液を潤滑油代わりに、さらにさらに、こね回される


口の中に閉じ込めた乳首を、舌の先で執拗に舐められる

上へ下へ、右に左に、押し付けるように、こね回すように

同時に、反対側の乳首も同じようにこね回される


乳首から胸全体に広がっていく心地よさ

自分で触っているよりも、何倍も気持ちよくて力が入らない

心地よさに任せて、ぼぅっとしていると

ふいに、乳首を甘噛されて、ぎゅっと摘まれる


「ああぁっ!?」


体が跳ねた

震えるようにじゃなく、反り返るみたいに

力は相変わらず入らないのに、それにだけはどうしてか、反応してしまう


「あんまり声を出すと…」

「そんなの…」


無理だ

いくら深夜とはいえ両親だっているのに

なのに、だんだんと声が抑えられなくなっていた

いや、ちがう…そうじゃない


「だったら、もうやめ…」


相変わらず、勇が上に乗っていて動けない

熱に浮かされた体は、まともに力も入らないくせに

次の気持ちよさを期待して、身を捩りだしてさえいる


「あ…」


勇の指が、割れ目へと触れていた

自分で慰めた後、そのまんまだった割れ目

何も隠すものが無くなっていたそこへ指が触れ

下から上へと、そっと撫で上げられた


腰が引いてしまう、きゅぅっと体に力が入ってしまう

鼓動はドンドンと早くなり、口からは意味のない声が漏れ始める


逃げようとした私の腰に、勇の手が周り、引き寄せられる

逃げ場を無くした腰はそのまま抱えられ

指が、割れ目の奥へと、すっと、入ってきた


何か、良くわからなかった

きっと、変な声が出てるんだろう

顔も真っ赤で、息も熱くて、何となく身を捩って首を振っている気がする


粘着質な音が私の中で鳴っている

その度に、浮ついた様な心地よさが、割れ目から、お腹の奥から押し寄せてきて

意識が、上へ、上へと押しやられていく


気持ちがいいだとか、弟とエッチな事をしているだとか

そんな些細な事が、だんだんとどうでも良くなってくる

ただ、ただ、体がもやもやして、頭がふわふわして…何か、良く分からなくて




さぁ、想像してみましょうか?


あなたは少女の上に跨っている

栗色の髪と、まだ あどけなさの残る顔つき

学校では、快活に、素直に笑っている表情も

今や、快楽に溺れている


耳まで真っ赤に染まった顔

時折、喘ぎ声を混じらせる熱い吐息

目は虚ろで、だらしなく開いた口からは、涎が一筋、頬を伝ってシーツに染みを作り出す


さぁ、想像してみましょうか?


あなた少女の上に跨っている

その首筋、凹んだ鎖骨、すこし浮き出た肋と肉のない細い腕

膨らみ始めた胸、桃色の乳首は、さんざ舐め回されたお陰で、拙い灯りを照り返してもいる

そっと膨らんだ腰つき、柔らかな太ももと ふくらはぎ

そして最後に…綺麗な綺麗な割れ目、まだ自分の、あなたの指しか知らない、可愛いおまんこ


さぁ、想像してみましょうか?


この後どうするの?

この後何をするの?

これでおしまい?

ちがうわよね?


さぁ、少女の足を開いてみましょう


ぼぅっと、あなたを見上げている少女

抵抗は特に無く、潤んだ瞳が、不安気に期待を孕んで揺れている


ひくひくと、動き出す少女のおまんこ

まるで、あなたのモノが欲しくて欲しくて仕方がないみたい


さぁ、腰を近づけて

ゆっくりでも良いわ、一気にでも良いわ

少女の おまんこに あなたの肉棒を宛てがって


それから…




「ん、あぁっ…あ、あぁぁ…っ」


優の割れ目が押し開かれ、あなたの肉棒が中へと入っていく

小さな口から声が漏れる、苦悶とも嬌声とも付かない声

ビクビクと震える小さな体、逃げ出そうと体を捩っても

あなたにがっちりと掴まれて逃げられないでいる


「あ…」


つぅっと、優の瞳から涙がこぼれた

そうして、あなたの肉棒が、優の奥へと、入り込んだ


まだまだ狭い膣の中

優が身動ぎをする度に、あなたの肉棒を撫でるように蠢き出す

受け入れたいのか、吐き出したいのか、どちらとも付かない緩慢な動き

むず痒いような、ぎこちない、物足りない刺激だった


「はぁ…はぁ…ん、ぁ…」


荒い息を吐きながら、あなたを見つめている優

そうやって、何度か呼吸を繰り返した後

ゆっくりと、あなたに向かって、あなたを受け入れるように手を伸ばす


「いい、よ…」


そう言って、ぎこちない笑顔で微笑む優だった




あなたの肉棒が優の中から引き抜かれていく

声を上げ、身を捩りながら、その刺激に耐える優

再び、膣の中に突き入れられる肉棒

奥にまでぶつかると、優の体が跳ねて、その身が反り返る


あなたの目の前に晒される、小さな胸と可愛らしい乳首


さぁ、彼女を抱きしめて?


その乳首に口づけを、その胸に愛撫を、たっぷり、たっぷり

甘噛みをするでも良い、つまみあげるでも良い

母乳なんて出ないのに、嬲りあげて、しゃぶり尽くしたって構わない


その刺激が優に快楽を与えて、口を開かせる

最後には、ぎゅっとあなたに抱きついて淫らな声を上げてイってしまうでしょう


楽しいわよね?

両親だって寝ているのに、途中でバレるかもしれないのにね?


でも、やめられないわよね?


だって、あなたには関係がないから

こんなに気持ちが良い事、止められるわけがないから


さぁ、もっと、腰を動かすのも忘れないで


お胸で気持ちよくさせたなら、今度は唇を奪いましょう


お互いに舌を出し合って、絡めあって、舐め回して、吸い尽くして

あなたの唾液を、彼女の小さな口の中に押し込むの

重なった唇の隙間から唾液が溢れて伝っていく


こくり、と優の喉が鳴る


さらに、さらに、喉を鳴らして、あなたの唾液を飲み込む優


「はぁ…はぁ…」


ゆっくりと口を離すと、残った唾液が糸を引いて優の胸の上で雫になる


さぁ、最後よ


栗色の髪をした少女

まだ あどけなさの残る少女の痴態

快楽に惚けた表情、断続的に上がる嬌声

小さな胸の上で、固く勃起した乳首

割れ目には あなたの肉棒が突き刺さり、動かす度に愛液が溢れてくる


あなたに縋るように 抱きつく少女

あなたが肉棒を突き入れる度に、体を震わせて声を上げて悦んでいる

何度も何度も、あなたの名前を呼んでいる


可愛くて、愛しくて、淫らな少女


さぁ、もっと腰を動かして、奥の奥まで突き入れてあげましょう

唇を奪って、乳首を嬲って、クリトリスを責めても良い

ただただ、彼女の求めるままに抱き返して

あなたの、熱く滾った肉棒で気持ちよくして上げてもいいわ


だんだんと余裕が無くなってくる少女の声


「あ、ああっ…また、またぁぁぁ…っ!?」


近づいてくる射精感


さぁ、何時でもどうぞ?


「一緒に、一緒にっ」って、何度も叫んでいるわ

きっと あなたが射精したら一緒にイッてしまうでしょう


そんな少女を焦らすでも良い

攻めに責めに抜いて、イッてる途中で中出しするのも素敵よね


さぁ、腰をもっと動かして


もっと…もっと、もっと


もっともっともっともっとっ


はいっ


そうして、優の奥まで届いた肉棒がビクンっと震えると

その幼い膣に、子宮に、大量の精液を吐き出した


「ふぁっ、あっ、あぁぁっぁあぁぁぁっ!!!」


優の背筋が反り返る

あなたにぎゅぅっと抱きつくと、絶頂に煽られて何度も、何度も、身を跳ねさせる

あなたの肉棒が膣の中で震えて、2回3回と射精を繰り返す度

それに合わせて優の体もビクビクと反応する


あなたに抱きついたまま、快楽の余韻に合わせて体を揺らしている優

あなたに体を預け、荒い呼吸を繰り返している

やがて、二人の繋がった割れ目から肉棒が抜けると

大量の白い精液と一緒に、赤い筋が一緒になって彼女の太ももを汚していった


ーおしまいー



後書き

ふぅ…よかったわ…実に良い
まぁ、あの視点からだと、弟くんから寝取ったみたいで、なんか違うって人もいるかもだけど
気持ちよかったら、別にいいでしょう?

少なくても、あの少女は弟に抱かれて喜んで居たわけだし

さぁ、最後まで付き合ってくれてありがとう
少しでも気持ちよくなってくれたのなら幸いよ

それじゃあ、また次の夜にでも、ちゃお♪


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