2018-03-18 08:52:54 更新

概要

オートバイにはまった艦娘と鎮守府のお話です。


前書き

お待たせしました、パート1からの続きです。よろしければまたお付き合い願います!


提督とお友達


注意!…このお話に出てくるショップと現実のショップは一切関係ありませんので、あらかじめご了承下さい。


ーーーオートバイショップ『レッドソックス』整備場


ガチャガチャ!カンカン!ブオオオオオオオン!…


??「このオートバイ、見てくれはまぁまぁだが、さて、中身はどうかな?」


提督「動かしてみろよ、梅男、人ごとみてえに言ってねえでよ」


梅男(Cv,塩沢兼○)「しばらく前に腕を折ってメカにはとんとご無沙汰でな、お前のように女のご機嫌取りで苦労なんぞしたくないんでね」


提督「何だと?」


??「風林座、奴の軽口の相手になるなよ」


提督「店長」


店長(Cv,小林清○)「あれだけの数のオートバイを集めんのにはえらく苦労したんだ、これから一仕事って時に、内輪揉めはゴメンだ」


提督「ハア…仕方ねえ、やるか」



カチッ、キュキュキュキュ!キュキュキュキュ!ブオオオオオオオン!


ーーー乗車チェック終了後


店長「どうだ?」


提督「フロントフォークが冴えないな。それと電気系もおかしい」


店長「こいつもバラして組み直すしかねえか!」


パァン!


提督「気合い入れに顔を叩くクセは相変わらずやな。だが店長、言っちゃ何だが、もっとマシなのが集まらねえのか?このペースじゃあ今日1日で4台は無理だぜ」


店長「無理は承知さ。何なら降りたっていいんだぜ?風林座」


提督「…やるさ、やってやる」


提督「元々はワイの責任でもあるからな」


店長「ま、お前の預かってる艦娘の娘達が『オートバイに乗りたい!』って待ってるんだ、お前にもだが、他の店舗にも協力してもらって整備やら書類やらやってるし、エリアマネージャーの『平(たいら)流善(りゅうぜん)』が担当する各店舗に直々にゲキ飛ばしてるんだ、必ずツーリングには間に合わせてやるさ」


提督「すまんな、店長、梅男」


梅男「何だよ、急に」


提督「大口の注文とはいえ、他の店舗の手を休ませてまでやらせちまって」


店長「なぁに、気にするな。さ、時間がねえんだ、バリバリ片付けちまおうぜ!」


提督&梅男「「おぅ!」」



店長&梅男


全国展開しているオートバイショップ、『レッドソックス』の店長と部下で整備担当。


提督のオートバイ仲間で、かつてはサーキットでチームを組んで走っていたが、提督の海軍入隊を機に解散、店長と梅男はオートバイショップの店長と整備士になった。


提督(それにしても…店長と梅男は普通役割逆やろ?梅男の方が客あたり良さそうな色男なんに、あのゴツい顔で営業やって店長なんて、恐○でもして契約させたと勘違いされかねんで)


店長「ン?どうした?風林座?」


提督「え?あ、いや、何でもないんや」


店長「?」


梅男(大方あの面で店長?って考えてたんじゃねーのか?(笑)


店長「?何ニヤニヤしてんだ梅男!さっさと準備しろ!」


梅男「へいへい」




能代の場合、ツーリング編



朝、南路栄鎮守府、駐輪場


提督「おーい、そろそろ出発するから皆忘れ物無いか確認せーよー!」


艦娘「「「はーい!」」」


提督「えーと、今日のルートと参加人数はと…ン?阿賀野と能代が初参加か。確か矢矧と酒匂は次のツーリングで参加予定やったっけな。おーい!能代!」


能代「はい、お呼びですか?」


提督「とりあえずお前と阿賀野は初参加やから真ん中に位置をとって走ってや。途中信号で止まっても焦らなくてエエからな、最悪ケツにいる奴がルート知っとるから心配せんでエエで」


能代「はい、解りました!」


提督「そういえば能代、というか阿賀野型のマシンって見たこと無かったな。何買ったン?」


能代「あっ、ご覧になりますか?」


提督「ほなら出かけ前にちょっと拝ませてもらおか」




ーーー


提督「…能代ちゃん?」


能代「はい?なんでしょう?」


提督「ワイは『サイドカー買った』とは聞いとったし、マシンが来てもシート被せてあったからツーリングまではと我慢しとったんや」


能代「提督をびっくりさせたくて黙っていたんです、どうですか?」


提督「うん、びっくりしたのはしたんやけど……一つツッコんでエエか?」


能代「?」


提督「首をかしげる姿が可愛いなあ~、じゃなくて!な・ん・で!なんで…」








提督「何をどう間違えたらV-MAXをサイドカーにしようと思うねん!」


V-MAX『チーッス!宜しくオナシャス!』


提督「しかも先代型やし、メーターがマイル&キロ表示でラジエーターにサイドリフレクターついとるから、こりゃアメリカの逆輸入車やんこれ…」


能代「え?これってこの形で販売してましたけど違うんですか?」


提督「ちゃうわ!元々二輪や!」


能代「そ、そうだったんですか…」


提督「しかもこれ逆車やからVブーストついとるぞ」


能代「V-ブースト?」



ーーー


店長「ここでいきなりだが『店長の解説コーナー』、今回はVブーストについてだ」


梅男「アシは俺がやるぜ」


店長「さてVブーストとは何か?簡単に言っちまえば加速装置だ、以上」


梅男「冗談はその発情期のメスゴリラにしかモテない顔だけにしろよゴリラマン」


梅男「まぁ加速装置で間違いじゃないんだが、車なんかに搭載されてるターボのように『空気を大量に取り込んで加速を得るタイプ』じゃなくて、『エンジンが使うガソリンの使い方を変える』タイプなんだ」


梅男「V-Maxは4ストロークDOHC、V型4気筒エンジンを搭載しているんだが、Vブーストはエンジンが6500~8000まで回転数があがると、バタフライバルブという気筒と気筒を繋いでるバルブが開いて、気筒内での混合気の流入時に、『1気筒に対して2気筒分の混合気』を送り込んで、爆発的な加速を得るんだ」


店長「ガソリンエンジンって奴は、気筒が多いと1つが爆発してる間、休んでいる気筒が出る。『その休んでいる気筒分の混合気を動いてる気筒に送り込んでやれば加速を得られるんじゃないか?』という発想から生まれたのが、Vブーストって訳だ」


梅男「だが、そのせいで燃費は良くないわガソリンは15リッターしか入らないわで基本的に長距離走には向かないし、車重とクラッチが重いから街乗りでのゴー&ストップは回数が重なるとツラいし、峠を攻められるほどのコーナリング性能はあまり望めない」


店長「だが唯一無二のスタイルと『直線番長』とアダ名される位に加速に振り切った潔い性能は今なお多くのファンの心を掴んでいる。日常使いには不便(かつて乗った事のある私ことムフロン個人の感想です)だから、普段は他の乗り物(車・自転車・原付等)を使って、遊びたい時に使う事ができるなら、一度はブーストによる加速を味わってみるのも悪くないぜ」


梅男「先代型はメーカーのパーツ在庫期限が切れてるから乗るなら信頼できるショップで早めの入手がオススメだが、現行型は最近生産を終了したから、まだまだ大丈夫だ」


店長「だが、現行型にはVブーストはついてないから注意してくれ、以上、店長の解説コーナー終わり!」


梅男「またな!」


店長「…ところで誰が『発情期のメスゴリラにしかモテない顔』だと?、梅男?」


梅男「やべ、ひとまず…」


ダッシュ!


梅男「逃げろーーー!」


ダッシュ!


店長「待てコラ!テメー!」



ーーー



提督「という訳や」


能代「そうだったんですか…」


提督「でもエンジンの回転さえあげなきゃ発動しないから心配あらへんよ。長距離走もサイドカーなら予備のガソリン積んどきゃエエ話やし」


能代「解りました、ありがとうございます」


提督「おぅ、今日は楽しいツーリングにしようで!」


能代「はい!」


提督「あれ?そういや阿賀野はどこや?」


能代「そういえばさっきから姿が見えないですね」


阿賀野「提督さ~~ん、お待たせ~~♪」


提督&能代「「!?」」


阿賀野「?どうしたの?」


提督「いや、お前…ええ…」


能代「何でいつもの制服のままなのよ!阿賀野ねぇ!(ガビーン!)」


阿賀野「え?駄目なの?」


能代「良いわけないでしょ!」


提督「しかもリュックサック背負ってるのはエエにしてもプリキ○アのリュックサックて…お前いくつやねん!」


能代「ちょっと中身を見せなさい!」


阿賀野「あっ、ちょ、待っ…」


ガサゴソガサゴソ…


提督「ものの見事にうまい○ばっかりやないかい!」


阿賀野「だって美味しいし、安いし…」


提督「お前は遠足に限界までお菓子持ってく小学生か!」


能代「駄目じゃない阿賀野ねぇ!」


提督「おぅ、言うてやれや能代!」







能代「ちゃんとブラックサン○ーも買わなきゃ!しょっぱいものばかりじゃ駄目じゃない!」


提督「ズコーー!」



ーーーその後阿賀野が用意したうまい○は途中休憩の際に皆のおやつとして振る舞われた。



能代&阿賀野


ヤマハV-Max(サイドカー仕様)所有


鎮守府では比較的新人の部類に入るが、敵の撃破数が古参組に匹敵する優秀な軽巡姉妹のしっかり妹とだらし姉(笑)


本来は能代も阿賀野に免許を取らせても良いと考えていたが、才能の塊で何をやらせても優秀な代わりにすぐに飽きて、日常ではグータラで何に関してもギリギリでこなす姉を見て『免許を取らせても、提督の言うとおり、高い買い物してすぐに辞めちゃうから、私が代わりに取って乗せてあげよう!』と一念発起した。その一途な姿は正に『ヒモに貢ぐ働く女』のそれである(笑)


なお、姉に似て、若干天然さんでもあるため、一番の常識人(?)たる矢矧は気苦労が絶えない。




ーーー休憩中



阿賀野(´・ω・)「阿賀野のうまい○が…」


提督「他の皆がオートバイ走らせてんのに、お前にだけバリボリバリボリお菓子食わせる訳にはいかんやろうに…」


能代「部屋でのんびりしてる訳じゃないんだから、多少は聞き分けて、お願い…」


阿賀野(´・ω・)「…うん」


提督「……後でビックリマ○チョコ買ってやるから」


阿賀野「やったあ!ありがとう!提督さん!」


能代「良かったわね、姉さん♪」


提督(ホンマにこの姉は将来が心配やで)



ツーリングの場合、その1


提督(ワイの鎮守府にはオートバイによってはチームに別れて活動している娘らもおる)


提督(例えばワイら、ストリートレースチームは『夜戦友の会』やし、那珂ちゃんと神風型、リベちゃんとルイージの所属するベスパ愛好会『チーム・ハチの子』、アメリカン(ハーレー他国産)タイプのオートバイ所有者の集まる『イージー・ライダーズ』、原付1・2種限定チーム『175クラブ』、ちなみに50+125=175(イナゴ)クラブだそうや、そしてその他の個人等々…)


提督(普段は個別に活動しとるけど、別に仲が悪い訳やなくて、ただオートバイの好みが似てる奴らでつるんでるってだけの話や、だけど…)


ーーー食堂居酒屋『我鹵巣』



天龍「だからこのルートをダーっと行って赤い橋が見えたら左に曲がってスーって行きゃ早く着くだろ!」


木曾「ダーっと行ってスーってなんだよ…」


神風「それは天龍ちゃんが峠攻めたいだけでしょ!原付の娘達もいるんだからもう少し走りやすい道を選ぶべきよ!」


天龍「ちゃんづけすんな!」


神風「いいじゃない、一応貴女より(艦年齢は)年上なんだから」


朝風「それよりもっと早い時間に出ましょうよ!朝の素晴らしさを肌で感じながら…」


松風「いいね、僕らは普通に出るから姉貴は先に行っていいよ。後から僕らが追いかけてもピカピカ光る頭で解るから」


朝風「何で皆で行くツーリングだって言ってんのに1人で先行しなきゃならないのよ!後、誰の額がシャイン・スパークですって!」


松風「何言ってるんだい?僕は姉貴がいつも磨いてるピカピカのヘルメットの事を言ったんだけどなあ~(ニヤニヤ)」


朝風「…屋上に行きましょ、久しぶりにキレちゃったわ(ズゴゴゴゴ…)」


松風「ウチの屋上鍵開けなきゃ上がれないし、いつもキレてるのに久しぶりも何もないだろう?」


旗風「皆さん落ち着いて…春姉さんも止め…」


春風「このお酒美味しいですね」


秋雲「提督のとこから持ってきた来客用の酒だよ!」


旗風「既に諦めていらっしゃるー!(ガビーン!)」


川内「スーッ…スーッ」(爆睡中)


加古「ンゴー!ングオー!」(その隣で爆睡中)


神通「ね、姉さん、起きてください(ユサユサ)!」


古鷹「加古、起きなさいってば(ユサユサ)!」


加古「もう食べられない…(ムニャムニャ』」


川内「提督~それ鍵じゃなくてシャンプーハットだよ…駄目だよ、ゾンビにそれはきかないよ(ムニャムニャ)」


神通&古鷹「「どんな夢を見ているんですか!?」」


バリボリバリボリ!


阿賀野「やっぱりビールのつまみのうまい○はサラミ味だね!」


矢矧「は?めんたい味が至高に決まっているじゃない、何を言っているの?だらし姉さん」


阿賀野「さりげなくディスらないでよ!」


能代「ディスられたのは解るのね」


酒匂「ウィスキーにはブラックサンダ○が一番だよ!」



ワーワー!ギャーギャー!



提督(ワイが休みの時にワイとツーリング行きたい!って娘らと企画会議する度にこのカオスや)


提督(あれこれ意見を出しても我が強い連中ばっかりやからなかなか決まらずに、結局ワイがルート設定する始末や…会議する意味あるんかいな?後、秋雲は後でシメる)


提督「ハア…マスター、ビールおかわりとフライドポテトちょうだい」


潮(日替わりマスター)「か、かしこまり!」


提督(日替わりでやる意味あるんかいな?まぁ社会経験と思えば…)


提督「………次のツーリングからは社会科見学を取り入れようかな…」


秋雲「おっ、いいですなあ~!じゃあ秋雲さんは大人の社会科見学としてキャバクラを希望…」


提督「どこの世界に社会科見学でキャバクラ選ぶアホがおんねん。後、来客用の酒引っ張り出してきた事については話があるから逃げんな」(^ω^#)ビキビキ!


秋雲「ヤバい!ここは…」


ガシッ!


提督「おい、何を…」


秋雲「そおい!」


ゴポッ!グビグビ…


提督「む、ムググググ!」


秋雲「提督をベロンベロンにして記憶をあやふやにしちゃえー!」ウィー、ヒック!


提督(ヤバい!こいつ素面やと思たら顔に出さずに泥酔するタイプやった!)


秋雲「それそれ提督ぅ~!ごちそうさまが聞こえな~い♪」


提督(このアホーーーー!)




ーーー結局いつもと同じく何も決まらないまま酔っ払い、二日酔いに苦しんだ挙げ句、鳳翔と間宮にガチ説教をもらう提督&一同であった。


鳳翔「読者の皆さん、お酒は20歳になってから、節度を持って正しいお酒との付き合いを学びましょうね♪」


間宮「無理やり人にお酒を飲ませるのは危険ですので絶対に辞めましょう!間宮との約束ですよ!」


提督「それはあのアホに言うとくれや…」


秋雲「あだまいだい~~~!」


提督「叫ぶなや…頭に響く…」



ツーリングの場合、その2


ーーー鎮守府会議室


昼休み、昼食を終えた艦娘達、その中でも次のツーリングに参加する艦娘達は提督の発表を聞くべく集合していた。


提督「えー、という訳で今回のツーリングは社会科見学も兼ねて、普段あまり目にしないものにスポットを当てて行こうと思っとる。今回は…」


提督「朝、市場に行って働く人達の様子を見学した後市場の食堂で朝飯、その後、○○山の上にある牧場で働く人達の様子を見学してからお昼食べて、帰りに牧場でお土産買って夕方になる前に帰還する。ルートと予定時間については配布した紙に書いてあるからちゃんと読むんやで」


提督「後、前日にオートバイのチェックを忘れんな!ガス欠したら置いてくからな!それから、朝市行くから出発が起床ラッパより早いから気をつけてや!それと、市場で朝飯食うにしても少し動き回るからクッキーとかチョコを軽く食べとくんやで!」


阿賀野(´・ω・)「うまい○じゃ駄目なの?」


提督「どんだけうまい○好きやねんな…エエけどあまり腹にたまらんやろうから気ぃつけえや」


阿賀野「はーい!」


提督「なお、今回は社会科見学も兼ねている!いずれお前らも退役したら人間社会で暮らさなアカンのやから、今からしっかりと学習して先に役立てるんや!何か質問は?」


深雪「司令官!バナナはおやつに」


提督「小学校の遠足か!いれてもいいけど腐らんようにせえや」


深雪「はーい!」


提督(限りなく不安や…)



ーーーなお、提督の不安は的中し、帰ってきた深雪は腹をくだして寝込んだという。



島風の場合


ーーー鎮守府執務室


カリカリカリカリ……


提督(静かや…)


提督(ワイと木曾以外は訓練や遠征、休みの奴らは皆外へ行ってもうたからな。ま、いつも誰かしら来て騒いどるからたまにはエエかな)


カリカリカリカリ……


木曾(や、ヤバい!いつもは1~2人は誰かしらいるのに、ふ、二人っきりが嬉しすぎて顔がニヤケちまう!何とか書類に集中してるふりしてアイツに顔を見られないようにしないと!)


提督「……そういや木曾」


木曾「ぴゃあ!///な、なんだ?」


提督「酒匂の真似かいな?それより今日店長んトコ行ってんの誰やったっけ?」


木曾「確か…天龍・龍田がオートバイ欲しい奴らの引率で、ついでに大和と武蔵が納車だから一緒について行ってるはずだ」


提督「大和と武蔵か……何買ったんか教えてくれんかったけど、大体想像つくわ」


木曾「へぇ、ちょうどいい、茶飲み話に聞かせてもらおうか」


提督「初歩的な事だよ、ワトソン君」


木曾「わ、ワトソン!?」


提督「いいかね?あの二人は我々のようにそこまでスピードを求めるタイプじゃなく、大和型特有の『居住性の良さ』、つまり乗り心地や運転のしやすさを重視している。だが、皆に余裕でついていける位のスピードは求めるだろう。そしてあの二人は大型二輪免許を取得している、となると選ぶオートバイのジャンルは自然と限られ、ナビやステレオ、各種ヒーターやバックギアを最初から持つ豪華装備付きのクルーザータイプを買うと私はにらんでいるんだよ」


木曾「な、なるほど…」


提督「多分二人で1台所有にして、税金や保険料は半々やろうな」


提督「そうなったら大和が運転して後部座席で武蔵が足を組んで偉そうに座ってる姿が想像できるな(笑)」


木曾「それって北○の拳のサ○ザーじゃあ…」


プルルルル!プルルルル!


ガチャ!


木曾「はい、執務室、秘書艦の木曾だ」


木曾「え?どうしたんだ天龍?何かトラブルか…わかった、今変わる」


木曾「提督、天龍からだ」


提督「ん?何かあったんかな?」


提督「もしもし、代わったで」


天龍『提督、仕事中にすまねぇ。実は島風が…』








ーーーレッドソックス南路栄支店


ブォン!ブォン!ドドドドドド…


提督「すまんな木曾、後ろ乗っけてもらって」


木曾「い、いや///気にするな(て、提督の逞しい胸板が、俺の、せ、背中に///役得だな)!」


天龍「悪ぃな、わざわざ来てもらって」


提督「いや、業務は終わったしエエけど、島風は?」


天龍「商談スペースのはじっこで頭冷やさせてるよ。大和達には先に帰ってもらった」




店長「よぅ、風林座」


提督「お、店長。すまんな、騒ぎを起こしてもうて」


店長「なぁに、オメエとチームを組んでた時に比べりゃあ可愛いもんさ、なぁ梅男」


梅男「まあな、最後は殴りあいの乱闘になってた時に比べりゃあ、美少女の癇癪くらいは気にならんさ」


提督「それにしても…(チラッ)」






RZV500R『俺はやるぜ!俺はやるぜ!俺はやるぜ!俺はやるぜ!』


提督「まだ原付免許しか持っとらん奴がこれ欲しがるって…どないなっとんねん(ハア…)」


天龍「俺も何とか説得はしてみたんだが、聞く耳持たずだ。いつもは言う事聞くはずの天津風にすらくってかかる始末で…」


店長「ウチも売り物ならすんなり売ってやるんだが、生憎と客から修理で預ってる物でな。悪いが何とか説得してみてくれ」


提督「ハア…骨が折れそうやなあ~~、頑固さは一体誰に似たんやろな?」


一同((((アンタだろ…))))




ーーー商談スペース


提督「おーい、島風」


島風「……(グスッ!グスッ!)」


提督(隅っこで体育座りしながら目に涙溜めとる…)


提督「……なぁ」


島風「……も……の?」


提督「ん?」


島風「提督も……駄目って言うの……?」


提督「島風…」


島風「て…(グスッ!)ていどぐも…(ヒック!エグッ!)しまがぜが…(ウウ…)あれに乗っちゃ、だ、駄目って…言うの?」


提督「………」


島風「島風はあれに乗りたい!乗りたいんだもん!あれに乗って、誰よりも速くなりたい…」




提督「おい」


島風(ビクッ!)


提督「お前…オートバイを…スピードを…甘く見とらんか?」


島風「え?」


天龍(な、何だかいつもと雰囲気が…)


木曾(し、深海の連中と殺り合いしてた時にそっくりだ)


提督「ちょうどエエ、お前らも見とけや」


パサッ!シュルシュル…


天龍「な!おい!」


木曾「何をいきなり服を脱ぎ…」


木曾「な…何だ?その傷だらけの身体は!?」


店長「……(覚悟を決めたか)」


梅男「……(お前にとっちゃあ思い出したくもない『あれ』を…話す覚悟を)」




島風「そ、その身体は…」


提督「ワイは昔、店長と梅男でチームを組んでレース、しかもちゃんとサーキットでやるレースに出た事があるんや」


提督「あれはワイが海軍に入る前の、最後のレースの時やった…」


提督「レースのファイナルラップ、最終コーナーで2位だったワイは焦ってアクセルワークをミスってな、その時に生まれて初めてオートバイで転倒してコーナー近くの壁に身体をぶつけた挙げ句にガソリンがもれて引火したオートバイに挟まれて身体に火傷を負ってもうた」


提督「身体の骨もバキボキに折れてて激痛に苦しんだ挙げ句、顔以外は傷と火傷の後が残って、鍛えてるからエエものの、いずれはどっかしらで後遺症が出るかもしれん」


提督「天龍も木曾も、ワイの身体をよく見とけや。サーキットやからまだこの程度で助かったんや、安全対策なんぞしとらん公道で派手にコケてみい!一発であの世行きやぞ!」


提督「ましてや何の基礎もない島風…お前があんなもんに乗ってみい!回りを巻き込んで吹っ飛ぶんは目に見えるわい!」


島風「う、うう…」


提督「お前にその覚悟はあるんか!?こないな身体になってもオートバイに乗って走り続ける覚悟はあるんか!?どないや!?」






島風「う、ウウッ、ウェェエエエエエエン!」


天龍「おい提督!」


ガシッ!


天龍「何だよ!木曾!」


木曾「頼む、ここは俺に任せてくれ」


天龍「…わかった」




木曾「島風…」


島風「ウウッ、ウッ……」


木曾「アイツは…提督は一年通して、時には夏の暑い盛りにもかかわらずいつも長袖しか着なかった。俺はいつも疑問に思っていたんだ」


木曾「だが今わかった。アイツは傷や火傷の痕を人にさらしたくなかったんだ。アイツにとってそれを他人に見られる事がどれ程の苦痛か?入渠してしまえばたちまちにそれが消えちまう俺達にはわからない。だが、提督がたとえ自分の不利益を被っても嫌がっていた『肌を見せる』という事をした、何故だと思う?」


島風「島風を…あれに乗せたくないから…」


木曾「ただ乗せたくないならアイツは『止めろ』という筈だ。それにアイツはお前に『基礎がついてない』と言った筈だ。逆を言えば基礎をしっかり身につけて、扱えるようになれば提督や皆だって止めない、そうだろ?」


島風「…うん(グスッ!グスッ!)」


木曾「だが今お前があれに乗って扱いこなせるか?」


島風「……ううん、できない…」


木曾「そうだな、だから何があっても『今は』乗せさせる訳にはいかない、その為に提督は見せたくもない過去の傷を見せてまで、島風、お前に今、乗って欲しくなかったんだ。そこまでできる奴がお前を嫌っているだろうか?違う、好きだから、愛してるからできるんだ」


島風「………」


木曾「ここまで言えば、後は自分が何をすればいいか…わかるな?」


島風「…うん、じゃない、はい!」


木曾「よし、なら…」


島風「提督!」


提督「おぅ」




島風「…ワガママ言ってごめんなさい!後、島風に基礎を教えて下さい!」


提督「おぅ!もちろん教えたる!後帰ったら皆に謝って、そしたら一緒に『安全に、かつ速く』なライディングを目指そうや!(ニコッ)」


店長「やれやれ…」


梅男「一件落着、だな」


天龍(…やっぱりいいコンビだな、あの二人)


天龍(提督が叱って、木曾がフォローする完璧な形ができている、流石は第一秘書艦…だが)


天龍(俺も諦めるつもりはない!隙あらば狙っていくぜ!木曾!)



提督「もうすっかり日がくれてしもうたな。よっしゃ!ラーメンでも食いに行くか!」


一同「「やったぁ!ゴチになります!」」


提督「おいこら!店長と梅男は自腹やぞ!」


店長「固い事言うなよ」


梅男「そうそう」


提督「全く…ほな40秒で支度せえや!」


店長&梅男「「え!ちょ!待っ…」」


提督「はよせえや~!」


天龍「おい待て!俺を置いてくな!」


島風「負けないよ!」


木曾「やれやれ…」


ダダダダダダダダ……


店長&梅男「「待ってくれー!」」




ーーーそれからしばらくの月日がたった



島風「フフーン♪」ニコニコ


提督「えー、表彰状、駆逐艦、島風殿」


提督「貴女は鎮守府主宰『タイムアタック・チャンピオンシップ』において優秀な成績を残しましたのでこれを表彰するものである!」


提督「南路栄鎮守府提督、風林座守(まもる)」


提督「ほい、おめでとうさん!」


島風「ありがとう!」


パチパチパチパチ…


天龍「やれやれ、この俺が負けちまうとはな…」


木曾「仕方ないさ、俺達のマシンじゃあ、今日の設定されたコースは馬力がありすぎてもて余すんだから」


天龍「…だな、よっしゃ!今夜は夜戦で憂さ晴らしと行くか!」


木曾「お前、今日は夜間哨戒だろ?」


天龍「……代理は…」


木曾「秘書艦を前にいい度胸だな」


天龍「ハア…お預けか……」




提督「島風!改めて優勝おめでとう!よく頑張ったな!」


島風「提督が教えてくれたからだよ!」


提督「ワイはやり方を教えただけや、後はお前の努力が身を結んだんやで!」


島風「え、エヘヘ…」


提督「…だが、まだまだ先は長いで!ワイかてまだ道半ばや!これからもしっかり技術を身につけようや!」


島風「はい!」


店長「おい、嬢ちゃん!おめでとう!」


梅男「おめでとう、スゲエじゃねえか!」


島風「店長さんに梅男さん!ありがとうございます!」


店長「いやぁ大したもんだ、あれだけの奴らを抑えて優勝とはな」


梅男「若い頃の提督より速いんじゃねーか?(ニヒヒヒ!)」


提督「ほっとけ!」


店長「さて嬢ちゃん、疲れてるトコを悪いんだが、ちょっと商談をしたいんだが…いいかい?」


島風「?」


店長「実は掘り出し物がでてな、良かったら嬢ちゃんにどうかと思ってな。おい、梅男」


梅男「ほいきた!」



島風「え…これって…」


木曾「……驚いたな…」


天龍「まさかのまさかだな!」


提督(ニコニコ)





RZV500R『俺はやるぜ!俺はやるぜ!俺はやるぜ!俺はやるぜ!』



島風「な、何で…これが」


店長「前のオーナーが乗り換える事になってな、『ウチに売ってくれるなら、大切にしてくれるアテがある』って言ったら『是非お願いしたい!』って言われてな」


梅男「今なら諸々サービスして、値段も多少勉強するぜ?」




提督「どうする?島風?」


島風「提督…いいの?」


提督「基礎と心構えは充分できた、後はマシンだけや!」


島風「提督……店長さん!すぐに手続きをお願いします!」


店長「了解!ご契約ありがとうございます!」


梅男「こいつも新しいご主人がすぐに決まって嬉しいだろうなぁ」


提督「……よかったな、島風」


島風「おぅ、じゃない!はい!」






RZV500R『俺はやるぜ!俺はやるぜ!俺はやるぜ!俺はやるぜ!』








RZV500R『俺はやったぜ!』



島風


ヤマハRZV500R所有


南路栄鎮守府で一番の戦績を持つ駆逐艦にして、提督・天龍・木曾・川内に次ぐ夜戦会の古参メンバー(龍田は付き添いの為除外)で、普段から速くなるための努力を欠かさない。元々才能があるのに努力までプラスされて、段々と皆に追い付き始めている。『最近、自分のマシンを見つめる明石と夕張の眼が怖い』と提督に相談している(笑)



明石(ウズウズ…)


夕張(ウズウズ…)


島風「フンフフーン♪」(洗車中)


明石「ねぇ、島風ちゃん?」


島風「?」


明石「そのマシン、もっと速くしたくない?」


夕張「私達にちょっといじらせてくれたら、もっと速くなる(かも)よ!」


島風「う~~ん、まだいいや!」


明石&夕張「「えっ!なんで!?」


島風「だってまだ私がこの子を速く走らせられるようになってないから!」


島風「あ、後提督が『あの二人がいじらせてくれって来たらワイに許可を取りに来させろ』って言ってたよ!」


明石&夕張((絶対許可出してくれる気がしない!))


島風「さ、ピカピカにしたら練習だよ♪」


RZV500R(Cv,矢尾一○)『やあってやるぜ!





島風の場合その2


鎮守府・駐車場


提督(ワイはオートバイのジャンルに関わらず、新しく免許を取得した娘らに運転教習として定期的に駐車場で8の字走行をやらせてチェックをしている)


提督(加速・最高速・変速の3つと、それに伴う身体の使い方を過不足なく行う為の練習としては最適やし、コーンの幅を変えれば個別のレベルに応じた設定ができるからや)


提督「しかし…」


パァン!パアッ!パァァアアアアアアアアアアンン!


ブオオン!ブオオオオン!


天龍「オラオラ!木曾!もっと攻めろ攻めろ!」


川内「まだタイム縮められるよ!」


那珂「島風ちゃん!がんばれー!」


松風「木曾さんに負けてない!追い付けるよ!」



提督「………安全の為の教習なんに、何でいつもタイムアタック始まんねん(ハア…)」


神風「ま、まあいいじゃない司令官、デモンストレーションだと思えば…(ア、アハハハ…)」


提督「それにしたって程度っちゅーもんを考えろっつーてんねん!」


神風「あっ、終わったみたいよ」


島風「提督!島風が一番早いんだよ」


木曾「いや、俺だろ?」


天龍「いやいや、そこはこの天龍様だろ?」


川内「いやいやいや、私でしょ!」


提督「エエ加減にせえよ!」



提督「全くどいつもこいつも……」











提督「ワイが一番早いに決まってるやないかい!」


神風「ズコー!」ドンガラガッシャーン!


こうしてこの後、またタイムアタックが始まり、教習にならないのであった(笑)




パート2完。パート3に続く



後書き

ご覧いただきありがとうございます!

ゆっくり更新ですので気長にお待ち下さい。

こちらでの書き込みは終了しました。パート3にてまたお付き合い願います。


このSSへの評価

2件評価されています


SS好きの名無しさんから
2018-02-28 13:03:28

SS好きの名無しさんから
2018-02-21 18:49:47

このSSへの応援

3件応援されています


SS好きの名無しさんから
2018-03-18 11:38:21

SS好きの名無しさんから
2018-02-28 13:03:21

SS好きの名無しさんから
2018-02-21 18:49:48

このSSへのコメント

13件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-02-21 18:49:44 ID: ULwgHK7d

うまい棒…割れないか心配ですね…
この狭い日本じゃ直線加速なんてほぼいらないんじゃ…あっ…(察し)

2: ムフロン 2018-02-22 15:41:03 ID: _O7zUDqP

1氏、ご覧いただきありがとうございます。

大丈夫です、割れる前に阿賀野さんのお腹の中でしょうから(笑)


3: SS好きの名無しさん 2018-02-27 04:24:40 ID: ZR8Tg6U0

次はディーラーのメカが「誰だこんな設計した奴は!」と言うあの時代ならではの
RZV500R(しかも国内規制を改造してフルパワーにした奴w)でおながいします
(明石か鹿島が改装して島風が乗る・・・みたいなの)

4: ムフロン 2018-02-27 12:19:33 ID: 4mhU-DNv

3氏、ご覧いただきありがとうございます。

リクエストはやった事がないので内容的にご満足いただけるかは解りませんが、やってみようと思います。しばしお待ち下さい!

5: SS好きの名無しさん 2018-02-28 13:31:32 ID: STWLOqzT

3です。
いやぁ嬉しいです(ムフロンさんに感謝)
何故島風かと言えば当然当時の駆逐艦では性能も良かったけど
他の駆逐艦のように同タイプの姉妹艦がいないこともあります。
(スズキの場合500と400がありましたしね)
それと提督の過去ってもしかしてヤマハ系超有名ショップの社長がこのバイクでの大事故のことを調べられたのかな?と思わせる場面がオーバーラップしました。
(当時はHY戦争もありましたからその時にこそサーキットで勝負する為にRZV500R改を登場させる・・・なんてのもいいかなぁ)
このシリーズは楽しいのでもっと続けて下さいね。
イタリアもドイツもバイクネタには困らないですからちょうどいいかもしれません。
(サイドカーはBMでやってほしかったかも・・・とは思いましたけどね、ビス子とオイゲンでw)
あとアイオワがお約束のハーレーでドヤ顔してるとこに電ちゃんがモンキーダビットソン乗ってくるとかねw

6: ムフロン 2018-03-01 00:27:24 ID: wcUeBHWW

5<

この度はお題の提供ありがとうございました。

オートバイの簡単な解説をウィキで見ただけだったので、そういった情報は助かります!

ヤマハのショップの社長さんについては…知りませんでした(汗)

やはりオートバイを扱う以上避けられない問題と思い、今回の島風の話を作りました。

さて、オートバイを手に入れても競いあえる『ライバル』は必要ですよね?島風でもう一話作ってから島風にとってのライバルを出そうと考えています!ゆっくり更新ですが、よろしければお付き合い願います!

7: SS好きの名無しさん 2018-03-01 01:37:33 ID: lzqDTkOn

>>6
3です。
作品応援ということで知りうることを提供しますね

hero-x.jp/article/2814/
当時雑誌の取材でRZV500Rのインプレの為に試乗して事故、以来半身不随になった人のですが、
その逆境に負けずにこうして車椅子のスペシャリストにまでなった人なのです。

あと艦これ関連でいえば角川絡みの汚れた英雄(主人公のモデルは実在する人だったりします)なんかも思い出しますね。

ではでは作品の続きを楽しみに待っていますね。



8: SS好きの名無しさん 2018-03-01 02:43:21 ID: lzqDTkOn

追記です。
そういえばバリバリ伝説の 聖 秀吉のCVって中尾さんでしたっけね。
(でもって1の設定ではカタナ持ち・・・)
だからあのフラグを折る(アニメ艦これで史実と違う艦隊編成)ことの意味で天龍に譲ったのかな・・・なんて勘ぐってしまうのでした(汗

9: ムフロン 2018-03-04 09:48:04 ID: NVolIlVv

返信遅くなりましてすみません。

情報のご提供ありがとうございます!

汚れた英雄は木の実ナナのベッドシーンがいまだにトラウマです(白目)

提督のキャラクターモデルは最初はなんJ民のあれだったのですが、YouTubeでバリバリ伝説見た時に『せめてこちらで楽しくやって欲しい』と感じて決めました。

10: SS好きの名無しさん 2018-03-04 18:00:47 ID: p20YRUZ0

乙です!
かなりの子がバイクでうまい○バリバリされたら激怒しそうですよね…阿賀野…気をつけるんやで…
バイクの免許持っていないのですが、とても楽しめました!
……バンバン200とか…出ませんかねぇ…|ω・`)

11: ムフロン 2018-03-04 19:08:37 ID: NVolIlVv

10氏、ご覧いただきありがとうございます。

皆が走っているとき1人だけ陽気にうまい●食ってたら多分私でも注意するでしょう(笑)

バンバンですか…パート3にて誰かに乗せてみます!誰になるかは…お待ち下さい!

12: SS好きの名無しさん 2018-03-04 21:50:34 ID: fZRsvGGP

パート1の1です。
2018はトライアンフが熱いので、是非ボンネビルT100を乗り回すアークロイヤルをお願いします!
そしたら、自分も買います笑

13: ムフロン 2018-03-04 22:28:20 ID: NVolIlVv

12氏、ご覧いただきありがとうございます!

リクエスト、お受けしました!パート3にて書きますので、お待ち下さい!


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください