旅行最終日!!!! (第3章,最終回 & 第4章,0話)
旅行編、最終回。なんか、色々あったね。
今回は、初の0話付きだ!!(第4章の前日の話)
旅行から、優斗たちが鎮守府に帰るだけ。
あと、白露(茜)が何か閲覧者に言いたいそうですよ。
気がついたら、朝だった。
…。寝れなかった。そもそも、昨日あんな事があった後に寝れるわけない。
優斗「…」
優斗(あーもう、あの時の茜が可愛すぎて思い出すだけで死にそうだ!)
俺は、昨日の夜は帰った後、悶絶していた。それもその筈、俺は茜と例の花火(恋人と一緒に見ると一生幸せになれる)を見た後に茜にキスされたからだ。その時の茜の顔は、天使か何かと思ったわ。
優斗「けども…。やっぱり少しキツイなぁ…」
祐樹「うぃーす、おはざーす。で、結局寝れたん?」
優斗「無理でした」
祐樹「ですよねー。昨日、悶絶してたもんな。にしても、良かったな。白露と一緒にい、れ、て」
優斗「!? ちょっと待て、何で知ってんだ、昨日お前いなかったろ!?」
祐樹「いやー。適当に言ったはずなんだけどなー。何でそんな慌ててんだろーなー」
優斗「なっ…。テメー!」
祐樹「お前の慌てようがうけるwww」
優斗「笑ってんじゃねー!」
なんて下らない話ばかりをしているうちに、朝飯の時間になった。今は、眠いよりかは腹減ったの方が強い。
優斗「祐樹ー。腹減ったから朝飯行くぞー」
祐樹「おけ」
優斗「じゃー、行きまっせー」
俺たちは、食事場へと向かう。まだ、7時半を過ぎたばっかりだ。多分、茜たちはまだいないだろう…。
と、思っていたら、いた。
白露「あ、ゆーくーん! こっちこっちー!」
優斗「俺、呼ばれてるからあっち行くわ。じゃ、また後で」
祐樹「わかった。じゃ、また後」
俺は祐樹と別れると、なぜか空いている茜の横の席に座った。近くには、優香と由衣がいた。
優斗「あれ? 咲たちは?」
時雨「咲は、何回起こしても起きてこないから置いてきた」
村雨「今頃、『誰もいないっぽい!?』とか言ってそうだけどもね」
白露「あー、言ってそう。って、ゆーくん、目の下のくまが凄いけどどうしたの!?」
優斗「寝れませんでした…」
白露「ダメだよー。ちゃんと寝ないと。そうしないと、1番になれないよ!」
優斗「まあね…」
優斗(流石に、茜の事考えてたら寝れなかった、なんて言えねえ…)
村雨「優香お姉ちゃん、優斗が寝不足の理由って…」(小声)
時雨「お姉ちゃんが原因だろうね。昨日の夜に2人でどっか行ってたし」(小声)
白露「んー? 2人とも、なに話してるの?」
時雨「別に、なんでもないよ」
優斗「?」
村雨「あ、そういえば今日で帰るけども、新幹線のチケット取れたの? 優香お姉ちゃん」
時雨「うん。今度は11人分確保したよ」
村雨「じゃあ、茜お姉ちゃんと優斗が離れることはないのね」
優斗&白露「!?」
優斗「ちょ、ちょっと由衣さん!?」
白露「ゆ、ゆゆ、ゆーくんが横の席!? しょ、しょんなの…。あうう…」
時雨「ちょ、お姉ちゃん!?」
白露「あううう…」
村雨「ダメだこりゃ…」
優斗「ま、まぁ、俺はいいけども…」
白露「ふえ?」
優斗「茜が嫌って言うなら、諦めるけども…」
白露「そそ、そんなことないよ!? むしろ、嬉しいもん…」
優斗「そ、それならいいんだけども…」
時雨「…」
村雨「…」
時雨&村雨(早く結婚したらいいのに…)
時雨(何で、朝ごはん食べている真っ最中にこんな甘々の光景を見なきゃいけないんだよ! 朝ごはんがめちゃくちゃ甘く感じるよ!)
村雨(ジャムなしでも、パンが甘い!)
時雨「と、とりあえず、帰る時の座席は、2人の位置は確定だね」
村雨「じゃあ、私は窓側で…」
時雨「残念だけども、ここの窓側の席は何があっても譲らないよ」
村雨「でしょうね…。じゃあ、お姉ちゃんの前の席で」
時雨「砂糖はいても知らないよ」
村雨「はいはい…。って、茜お姉ちゃんと優斗はいつまでもじもじしてしてるの…。ご飯冷めるよ…」
白露「そうだけどもぉ…」
優斗「…」(無言でパンを口にねじ込んでいる)
時雨「優斗、そのパン、何にも付いてないよ」
優斗「あ、本当だ」
村雨「そんな事も気づかないぐらい、夢中になってたのね…」
白露「あううう…」
村雨「お姉ちゃんは早く食べなよ…」
白露「は、はーい…」
??「あー!! お姉ちゃんたち、やっぱり置いて行ってたっぽーい!!」
白露&時雨&村雨「あ、やっと起きた」
優斗「声がでけーよ…」
夕立「置いていくなんて、ひどいっぽい!」
白露「何回も起こしたのに、起きない方が悪いでしょー」
夕立「起きるまで、起こして欲しいっぽい!!」
時雨「何で、僕たちがそんな事しないといけないのさ…」
村雨「今回は、咲が悪いわね」
夕立「むうう…」
白露「ほら、こんな事してる場合? 早く朝ごはん取りに行ってきなよ」
夕立「分かったっぽーい…」
そう言うと、咲は朝ごはんを取りに向かった。俺は、食べ終わったので食器類を戻しに行く。
優斗「そういや、お土産どうするかな…。適当に、饅頭かなんかでいいか」
白露「あ、私、木刀買いたい!」
優斗「修学旅行の学生か!」
村雨(仲いいなぁー)
時雨「そもそも、木刀なんか買ってどうするのさ…」
白露「飾る!」
優斗「言うと思った」
白露「だって、部屋に木刀があるなんて、いっちばん、カッコイイじゃん」
優斗「何言ってんだ、お前」
白露「しかも、泥棒が入った時に撃退出来るじゃん!」
優斗「そもそも、駆逐艦寮に泥棒が入るだけで大事件になるわ!!」
白露「そうなの?」
優斗「そりゃ、そうだろ」
時雨「っていうか、泥棒が入って来たら慌てるから木刀どころじゃないからね」
村雨「茜お姉ちゃんの事だから、泥棒相手に空振りしそう」
優斗「俺もそう思う」
白露「言うなー!!」
夕立(アレ? 忘れられてるっぽい?)
なんやかんやで、俺たちの朝飯は終わったのだった。 それにしても、眠気がやべぇ…。
朝飯を食べた後、俺は土産屋へと向かった。土産屋には、色んな物があった。木刀もあった。何で売っとんねん。
優斗「に、しても…あいつらが欲しいもんが分かんねーから、どうしようもねーわ」
どうしたもこうしたもないので、適当に饅頭を買った。これでいいのかは分からんけども。
(数時間後)
優斗「おーい、お前らー。忘れ物ねーかー?」
白露型「なーい」
優斗「じゃ、帰りますか」
白露型「はーい」
俺たちは、泊まった場所を後にして駅へと向かうバスへと乗り込んでいった。祐樹は、昼過ぎまでここにいるらしい。なので、祐樹とはここで、別れた。
優斗「に、しても…。色々あったな、この旅行中に」
白露「そうだよね…。ゆーくんが由良さんたちと一緒の車両にいたり、ゆーくんと、デ、デートしたり…」
優斗「恥ずかしいから、その話はやめてくれ…」
白露「う、うん…」
こうして、俺と茜は話すことも出来ず、顔を合わせることも出来ないまま、駅についてしまった。
優斗「駅、着いたみてーだな」
白露「うん…」
優斗「降りようぜ。あいつら待ってるし」
俺たちは、バスから降りると新幹線の乗り場へ向けて歩いて行く。茜と顔を合わせたいが、茜はまだ恥ずかしいのか、下を向いたままだ。
今の状態で茜に話しかけても、多分何も反応出来ないだろうので、新幹線に乗り込むまで何もしなかった。
新幹線では、俺と茜は隣同士なのでどうにかなるだろう。
けども…。
優斗「…」
白露「…」
この有様だ。相変わらず、話せない。しかも、ずっと黙って席に座っているだけなので眠くなってきた。
優斗(やべぇ…。寝そう…)
白露「…」
優斗(ああ…。もう無理だ…。寝よう…)
俺は、襲ってくる眠気に負け、眠りについた。
白露(アレ? ゆーくん、いつの間に寝ちゃってる…。そういえば、目の下にくまができてたしね…。結構眠かったんだろうなぁ…)
優斗「くぅ…。すぴー」
白露「…。寝てるゆーくん、可愛い…」
優斗 ( ˘ω˘)スヤァ
白露「ゆーくんの寝顔見てたら、私も眠くなってきちゃった…。私も、寝ちゃおうかな…」
優斗 ( ˘ω˘)スヤァ
白露「じゃあ、ゆーくん、おやすみ…」
こうして、2人とも眠りについた。
村雨「あれ…? 2人とも、今さっきから静かと思ったら…。寝ちゃってたのね。に、しても…」
由衣が優斗と茜が座っている席の方を見ると、茜が優斗と手を繋いだまま寝ている。しかも、茜は優斗の左肩に寄りかかるようにして眠っている。
村雨「本当に、仲いいのね…」
春雨「どうしたんですか? 由衣お姉ちゃん、後ろばかり見て」
村雨「後ろを見たら、理由が分かるよ」
春雨「後ろ…?」
春香が後ろを見ると、優斗と茜が仲良く眠っている光景があった。
春雨「本当に、仲いいんですね。流石、ラブラブカップルさんですね。はい!」
村雨「どうせなら、コッソリ写真撮っておこうかな」
春雨「後で、2人に見せちゃうんですか?」
村雨「反応が面白そうね♪」
春雨「ですね」
由衣は、優斗と茜が起きないように、コッソリ写真を取ったのだった。
(数時間後)
優斗「ん…。あれ、もう着くじゃないか…。おーい、起きろ、茜」
白露「ん…? もう、着くの…?」
優斗「ほら、お前の荷物。降りたら、すぐに乗換があるから間違えんなよ」
白露「分かってるよ…」
こんなやり取りをしてるうちに、新幹線は駅についた。俺たちは、新幹線から降りるとすぐに乗換を済ます為に、速攻で移動した。
そして、乗換を済ましてしばらく電車に揺られていると、鎮守府の最寄り駅についた。
俺たちは、鎮守府まで歩きながらグダグダ駄弁っていた。そんなこんなで、鎮守府に着いた。
優斗「着いた、な」
白露「そうだね。そういえば、明日からはどうするの?」
優斗「明日もまだ休みだ。というか、まだ全員戻ってきてないから何もできないし。まぁ、1週間は休みなんじゃないか?」
白露「長くない?」
優斗「仕方ない。みんな、色んな所に行っているんだからさ。まぁ、明石とか夕張はいつもどうり、色んなもん作ってそうだけど」
白露「だろうね」
こうして、俺たちの4日間の短いようで長い旅行は終わった。
旅行から帰って来てから、2週間が経った。鎮守府のいつものメンバーが久しぶりに揃ったということもあり、体を動かす事にした。
軽く、近くの海で艤装を使用して演習などを行った。
優斗「いやー、それにしてもみんなは相変わらず元気だな」
長門「本当だな。しかし、元気があるのはいいがケガが怖いな」
優斗「だな。一応、ケガしないように気を付けろとは何回も言っているんだけどもな」
そんな話をしている時だった。ケガ人が出たのは。
吹雪「司令官ー! 大変です! 白露ちゃんが、ケガしました!」
優斗「嘘だろ!?」
長門「やはり、ケガが出てしまったか…。吹雪、白露のケガの状態は…。提督はどこ行った?」
吹雪「司令官なら、今さっき走って行っちゃっいました」
長門「あの人は、白露の事になったら毎回こうなるな…」
吹雪「そうですね…。あ、ちなみに、白露ちゃんの事ですが…」
(優斗、白露の所に全力疾走で向かい中)
優斗(茜のケガが、大事じゃないといいんだけども…。急ぐか)
優斗は、白露のいるところに向かっていた。少しして気がつくと、いつの間に着いていた。
優斗「白露!」
白露「うわあ、ビックリしたぁ!!」
優斗「だ、大丈夫か、白露!?」
白露「だ、大丈夫だよ。ただ、捻挫しちゃっただけだよ…」
優斗「な、なら、良かった…」
白露「ただ…」
優斗「ただ?」
白露「ちょっと、歩く時に痛いかな…」
優斗「なら、バケツを使おう!」
白露「ちょ、ちょっと、捻挫程度でバケツを使うなんて、もったいないよ!」
優斗「大丈夫だ。祐樹が『余ってるから、やる』って言って、倉庫に入りきれんほど送ってきた」
白露「ええ…」
優斗「だから、使わんと倉庫がえらい事になっちまう。じゃ、行くぜ」
そう言うと、優斗は白露をおんぶした。
白露「ちょ、ちょっと、ゆーく…提督! 恥ずかしいってばぁ…」
優斗「でも、歩く時に痛いって言ってたじゃん。だから、こうした」
白露「でもぉ…」
優斗「じゃ、行くぞ」
優斗は、白露をおんぶしたままドックへ向かって歩いていった。優斗と白露を見た艦娘は、全員、にやついていた。
白露「うう…\\\」
優斗「?」
少し歩くと、ドックに着いた。
が。バケツが見当たらない。いつも、ドックの近くに置いているのだが、一個も残っていない。
優斗「嘘だろ…」
白露「ゆーくん、どうかしたの?」(2人っきりなので提督呼びではない)
優斗「バケツがねぇ!!」
白露「え!? たくさんあるって言ってたじゃん!!」
優斗「まさか…」
優斗は、白露を再びおんぶすると、工廠へと向かった。優斗は、工廠に着くと、ドアを足でこじ開けた。
優斗「明石ぃ!」
明石「うわっ、急に入ってこないでくださいよ!」
優斗「ああ、悪い。って、お前、勝手にバケツ使っただろ!!」
明石「え!? 何でばれたんですか!?」
優斗「勘だ!!」
明石「ええ…」
優斗「とりあえず、残ってるバケツよこせ! 白露がケガしたんだよ」
明石「あ、それならいいものがありますよ!!」
優斗「は?」
明石「じゃーん! 高速修復材ドリンク版!!」
優斗「お、おう…」
明石「これなら、毎回毎回お風呂に入らなくても大丈夫です!!」
優斗「実験したのか、それ」
明石「してません!!」
優斗「ふざけんな!! 実験台で、白露を使わせてたまるか!!」
白露「ゆーくん…」(小声)
明石「じゃあ、提督が使いますか?」
優斗「え?」
明石「いやー。チップを埋め込まれていない人にも使えるようにしようとしたら、こういう物になっちゃいました!」
優斗「じゃあ、俺が使ってみるか…。ちょうど、指切って痛かったし」
白露「ま、待って!! わ、私も使う!!」
優斗「いや、お前に使わせるわけには…」
白露「でも、提督に危険な目に合わせたくないもん…」
明石「なら、2人とも飲みますか? 2本ありますし」
優斗「じゃ、じゃあ…」
白露「じゃあ、せーの で飲むよ!」
白露「じゃあ、いくよ。 せーのっ!」
優斗「んぐっ…」
白露「んむっ…」
2人は、同時に飲み干した。飲み干すと同時に、優斗と白露のケガが治っていった。
優斗「うわっ、いつの間にか治った!?」
白露「本当だ! 痛くない!」
明石「やった! 成功みたいですね!!」
優斗「じゃあ、俺帰るわ」
明石「いきなりですね!?」
優斗「そもそも、演習中だし」
明石「そういや、そうでしたね。じゃあ、2人とも頑張ってくださいね」
優斗&白露「了解!」
こうして、俺たちは何にも無かったかように演習などに戻っていった。
この時までは大丈夫だった。
そう、このとき時までは。
夜。いつもどうり眠りについた。疲れていたのもあったのでぐっすり眠れた。茜もそうだったらしい。
けども、次の日の朝。異変が起きてしまった。
(第4章へと 続く)
白露「えー。皆さんに言いたい事があります。 何で、私がシてるssのPV数が500を超えてるの!? みんな、そんなにHなものが見たいの!? みんなの変態! ドスケベ!!」
だそうです。俺は、知りません。(作者が言うな)
白露ちゃんの18禁少ないから潜在的に長年色々溜まってる
白露提督が集まってる可能性が微レ存…?
※1
このサイトには、白露のR-18ものがそこそこある気がするんだけどもなぁ…。
いろいろあった旅行も終わり。
また、始まる新たなるイチャイチャを、
乞うご期待
※3
なんか最終回みたいになってる…。