身体が戻ったのでひたすらイチャイチャする (第5章,最終回)
相変わらずの日本語力の無さに失笑するばかりです。
(しれっとR18です。)
(前回のあらすじ)
身体がついに戻るぞー!! 以上。
白露型全員の身体が入れ替わってから11日も経った。
俺、優斗と白露型は工廠に向かっていた。身体を元に戻すために。
~~移動中~~
優斗「いやー、ここまでの11日間きつかったぜ…。っていうか、まだ11日間しか経ってなかったのかよ…」
村雨(白露)「ホントだよー。1ヶ月ぐらいも経ってるかと思ってたよ…」
白露(江風)「まあ、これで元に戻れンだからいいだろ」
村雨(白露)「それもそうだねー」
優斗「とりあえず、機械がまたおかしくならなきゃいいけどもな」
村雨(白露)「怖い事言わないでよ! 流石に2回目は無い…。無い、よね?」
夕立(時雨)「僕に聞かないでよ!?」
そんな事をグダグダと話していると、工廠が見えてきた。工廠の前には明石と夕張が待っていた。
優斗「うぃーっす」
夕張「あ、ようやく来ましたか…。これで五月雨ちゃんたちを元に戻せますね…」
優斗「お前の目には五月雨しか映っとらんのか…」
夕張「それ以外もちゃんと映ってますよ!! まぁ、それは置いといて。じゃあ、みんなはこっちに来てください。そいで、あの中に入って待っててください」
優斗「大丈夫なんだよな…?」
夕張「どんだけ心配性なんですか!! 今度は大丈夫です!!」
明石(今度はって…)
白露たちは、夕張に言われた通りに機械の中へと入っていく。10人も入ると、結構キツそうだけども。
村雨(白露)「せ、狭い…」
夕張「我慢してください…。こればかりはどうにもならなかったんです…」
結局、満員電車に押し込むような感じで詰め込む羽目になってしまっていた。ホントに大丈夫か、コレ。
夕張「じゃあ、いきますよー」
白露型「は、はーい…」
夕張「ポチっと…なっと」
夕張がボタンを押した瞬間。機械の中で、青い稲光が走った。
白露型「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!!!」
優斗「おいいい!!! 何やってんだあああ!!!」
夕張「すいません、マジでこの方法しか無かったんです…」
優斗「Oh…」
稲光が機械の中で走ってから、時間にして約30秒ほどだろうか。少し経ってから、白露型全員が機械の中から出てきた。見た感じ、特に異常は見られない。
優斗「お、おい…。お前ら、大丈夫か…?」
白露「…」
優斗「お、おい…」
優斗が次の言葉を発しようとした瞬間だった。白露が優斗に抱きついてきたのは。
優斗「ちょ、白露!?」
白露「…」(抱きしめながら)
優斗(あ、そっか…)
優斗は、白露を思いっきり抱きしめ返した。白露も更に強く抱きしめてきた。
白露「やっと、思いっきりイチャイチャできるね! 提督!!」
優斗「…だな」
江風「戻ってからいきなりそれかよ…。まぁ、いつも通りなンだけどもさ」
時雨たちは、身体が戻ってから急にイチャつき始めた2人を見て呆れていた。やれやれ、と。
身体が戻った後、優斗たちは執務室へと戻っていった。これまでの苦しかった11日間を忘れながら。
執務室についてからは、特にやることもないので自分の部屋に戻っていったり、談笑してたりと色々していた。
けども、優斗と白露以外は執務室以外へと移動していた。恐らく、ここにいたら砂糖を口から吐く羽目になるという事が予想できたからだろう。
優斗と白露は、2人で執務室にあるソファーに座っていた。
優斗「…」
白露「…」
2人とも黙り込んだままで。
優斗「…」
優斗(チクショー!! 何でこんな時に限って何も喋る内容が思いつかないんだよ!! 気まずいんだよ!!)
白露「…」
白露(あー、もう!! せっかくゆーくんと2人っきりになれたのに、久しぶりにこんなに近くにいるのに!! 何でこんなに話す内容が思いつかないの!?)
2人は互いに口を開くのを待っている状態だった。まぁ、どちらかが口を開いた瞬間にイチャつき始めるんだろうが。
優斗「そ、そういやさ、11日間俺とこういう状況になれなかったわけだけども…。大丈夫だったか?」
最初に口を開いたのは優斗だった。けども、優斗が聞いた事は茜には予想外の事だった。
白露「え、い、いや、そりゃあ、その…辛かったよ…。だって、目の前にいっちばん大好きな人がいるのに何にも出来ないもん…。辛いに決まってるよ…」
優斗「そ、そうだよな…。こんな事聞いてわりぃ…」
白露「ううん、大丈…」
茜がそう言いかけた瞬間だった。茜の頭にとある考えが浮かんだ。
白露(もしかして、こう言えば…)
白露「あ、やっぱり、無理みたい…」
優斗「へ?」
白露「だ か ら … 。 」
優斗「…」
白露「思いっきりイチャイチャさせろー!!」
優斗は、抱きついてくる茜を見ながら呆然としていた。
優斗(…ま、茜なら大体そんな事言うだろうな…)
しかし、抱きついてくる茜をまた再び抱きしめた。
白露「えへへー。ゆーくんに思いっきりぎゅーってされてる…」
優斗「お前が先に抱きついてきたんだろうが…」
白露「そんな事は今はいいのー。ゆーくんは私を思いっきりぎゅーってしてるだけでいいのー」
優斗「分かってるって…」
かれこれ数分間経っただろうか。茜が、優斗からようやく手を離した。けども、これだけでは終わらなかった。
優斗「ようやく離れてくれたか…。ん?」
白露「んっ…」
優斗が茜の顔を見ると、目を瞑って何かを待っているような仕草をしていた。
茜のその仕草を見た瞬間、優斗は何を待っているのかをすぐに理解した。
そして、優斗は茜の唇に自分の唇を重ね合わせた。
白露「んっ…。はむっ…。んんっ…」
唇を重ねた後、優斗と茜の舌が絡み合う。
今まで我慢していたモノ全てを解放したせいか、いつもなら数秒間しかしないはずのキスがいつもの2,3倍以上の時間が経っても終わらない。それほど我慢していたからだからだろう。
白露「んむっ…。んっ…。んぅ…」
まだ終わらない。いや、まだ終わらせたくない、というのが2人の思っていることだろう。一旦離して、息を吸ってからまたキスし直す。
もう、2人はしばらく止まらなかった。
しかし、優斗が急に攻めに回り込んだ。
優斗(このままキスし続けるのもアレだしな…。ちょっと、攻めてやるか)
優斗が、舌を茜の口の中に入れる。急に口の中に侵入された茜は驚く間もなく、責められていた。
茜の口の中で優斗の舌が暴れ回る。ひたすら責められ続けている茜はもう、やられ続けるだけだった。
白露(も、もう、ダメ…。このままじゃ…。おかしくなっちゃうよぉ…)
茜は限界になったのか、優斗の顔の目の前で手でバツマークをつくった。それを見ると、優斗は茜の口の中から舌を出した。
長い長いキスが終わった。2人の口と口の間には、銀色の線で結ばれていた。
白露「も、もう!! 急に攻めてくるなんて、卑怯だよ!!」
優斗「はは、悪い悪い」
白露「もう…」
白露(あのままだったら、私イッちゃってるかもしれなかったし…)
優斗「ん? どうかしたか?」
白露「べ、別に!? 何でもないけども!?」
優斗「あっそ。じゃ、後の時間はこれまで通り、ぐーたら過ごすか…」
白露「う、うん…」
長いキスをした後は、2人は身体が入れ替わる前と同じような生活に戻っていた。
と、思っていたのだが元に戻っていたのは、優斗だけだった。
茜は…。
白露「…」
白露(どうしよう…。あんな事した後だと、身体が色々ヤバいよぉ…。しかも、10日間も由衣の身体だったから、シてなかったし…)
茜は、10日間我慢していたのが今さっきので爆発寸前の所まできているのだ。(白露は、姉妹の中でもいっちばん性欲が高い)
今、トイレに行ってスる事は容易い事だ。けども、今は真っ昼間だ。トイレに長い間入っていたら、流石に怪しまれる。そもそも、10日間分を1回だけで済まされるわけない。
白露(…。夜までしばらくの間、我慢しないと…)
優斗「?」
けども、爆発寸前なのは事実なので夜まで我慢して、夜にスる事にした。
(数時間後)
辺りはもう真っ暗になっている。まだ夜中というわけではないが、10時になった。
ほとんどの艦娘らは消灯時間が近づいてきているため、就寝準備をしている頃だ。
優斗「もう、帰った方がいいんじゃねーか? 就寝時間近いし」
白露「そうだね。じゃ、帰ろっと…。おっと、そ の 前 に …」
優斗「どした?」
優斗が茜に声をかけようとした瞬間、茜は優斗の首にキスをした。
茜が口を離すと、そこには跡ができていた。
優斗「ちょ…。ここにつけるのは流石に…」
白露「寝る前のキスだよっ!」
優斗「だからと言って、何で首に…」
白露「そんな事、決まってるでしょ。わ ざ と だよ」
優斗「見せつけるためか?」
白露「それもあるかもねー。あ、あと…」
優斗「今度はなんだよ…」
白露「私の首にもキスして?」
優斗「なんでだよ…。自分もしたから、か?」
白露「せいかーい。お揃いなら、いいでしょ?」
優斗「ったく…」
優斗も、茜の首にキスした。もちろん、跡が残っている。
白露「これで、オッケー、だね。じゃ、おやすみー!」
優斗「おやすみー」
茜は、優斗と別れると駆逐艦寮へと駆け足で戻っていった。
ーー駆逐艦寮にてーー
白露「ただいまー」
時雨「あ、おかえりなさい。 …久しぶりに優斗と一緒にいた気分は…、聞くまでもないか」
白露「も、もう、優香ったら!! そ、そろそろ寝るよ!!」
時雨「分かってるよ。じゃあ、僕は先に寝るよ。おやすみ、お姉ちゃん」
白露「まったく…」
優香は、ベッドに入ってから少し経つと、寝息を立て始めた。
一方、茜の方はというと…。
白露(もうそろそろ、優香は寝たかな…。うう…。こっちはもう我慢できないのにー!!)
ベッドの上で我慢していた。この部屋は、2人部屋だ。つまり、優香が眠りにつかない限り茜はスる事が出来ないのだ。
白露(あ、寝たみたい…。じゃ、じゃあ、そろそろ、シちゃおうかな…)
茜は、優香が完全に眠りについたのを確認すると、自分の秘所に手を当て始めた。
茜の秘所は、優斗とキスした時から既に洪水寸前だった。
白露「もうこんなに濡れちゃってるよ…。私って、ホントにゆーくん相手に弱いんだなぁ…」
下着を降ろすと、糸を引いているのがはっきりと分かった。
下着を降ろした後、自分の秘所に指先を当てる。しかし、久しぶりにスるせいか、いつもよりも反応が強い。
白露「ひゃうっ!?」
指先が当たった瞬間、自分の脳に一気に電流が走った気がした。
白露「うう…。久しぶりにスるからかなぁ…。いつもより、気持ち、いいよぉ…」
茜は、自分の秘所をいじり始める。
白露「んっ…。んん…、んんぅ…」
優斗の事がやっぱり頭に浮かんでくる。もし、優斗のモノが自分のココに入れられたら…。
考えるだけで、自分の身体が疼く。
指先をナカに入れてかき回す。
動かす度に、身体がピクピクと震えているのが分かる。
白露「ゆー、くん…。あうっ…。んあっ…、んみゅ…」
指先を更に激しく動かす。どんどん震えが強くなってくる。
白露「ゆー、くん…。ゆーくん…。好き、好き好きしゅきい…」
優斗の事を考えると、更に身体の反応が強くなってくる。
白露「んんっ…、あっ…。も、もうダメ…イッちゃう…。はむっ…、んっ…」
優斗の事を考えたことが、トドメになったのか。
茜は、絶頂の時を迎えた。
白露「あっ…、ぁ…、ん、んっっっ~~~!!!」
呼吸が、一気に乱れる。乱れた呼吸を元に戻そうとするけども、なかなか治らない。
久しぶりにシたせいなのかどうかは分からないまま、落ち着くのを待つ。
白露「優香は、起きて…。ない、よね…」
幸いにも、優香はスヤスヤと寝息を立てて眠っている。どうやら、目は覚ましていないみたいだ。
白露「よ、良かった…。じゃ、じゃあ、コレ片付けないと…」
汚してしまった下着などを、コッソリ洗濯用のかごに移してから再び部屋に戻る。
白露「…。いつか、ゆーくんと、そういう事もしちゃうのかな…。ま、まぁ、まだケッコンも何もしてないから、まだ分かんないけども…。私のいっちばん最初の相手は、ゆーくんがいいなぁ…」
そう言いながら、茜は部屋で眠りにつくのであった。
(深夜)
優斗「アレ…? ここはどこだ…? 何もねぇぞ…?」
周りには、何もない。ただ、暗い海が広がるだけだった。けども、近くに人影が見えた。
優斗「あっちに行ってみる、か…」
人影が見える方向へと歩いて行く。近づいて行くと、その人影が何回も見たことがものだと気づいた。
茜たち10人だった。
優斗「なんでアイツらこんな所にいるんだよ…。んな事はどうでもいいか。おーい、お前らー!」
返事がない。そもそも、こっちに気がついていないのか?
優斗「仕方ねぇ。こっちから行くか…」
そう言って、茜たちの方へと向かっていこうと瞬間だった。
茜たちが、手を振っていた。
そして、その後。
海から伸びてきた手に引きずり込まれ始めた。
優斗「んな…!! ま、マズイ、このままじゃ!!」
走って行こうとするが、足首をつかまれて動けない。
目の前では、茜たちが海に引きずり込まれていく。
優斗「クッソ、離せ!!」
動けない。目の前では、みんながどんどん海の底に引きずり込まれていく。
そして。
目の前にいる10人は。
白露?「バイバイ…」
そう言い残すと。
海に飲まれていった。
優斗「う、嘘だろ?」
目の前には、何もない黒い海。ただ、絶望が目の前に広がる。
優斗「嘘だぁぁぁぁぁ!!!!!」
叫ぶと、一気に目の前の風景がおかしくなる。
…目が覚めた。
…気持ち悪い悪夢だった。
優斗「な、何だったんだ、今のは…?」
今は、汗まみれのベッドを見ながら、ただ、1人で考えるだけだった…。
(第5章 完)
優斗「俺が見た、あれって何だったんだ…?」
茜 「どうしたの?」
優斗「い、いや、何でもない。ほら、次回予告するぞ」
茜 「じゃあ、次回予告だよ! 第6章,1話「黒い海」だよ!!」
優斗「何か変なタイトルだな…。まぁ、とりあえず」
優斗&茜「次回もお楽しみにー!!」
やっぱりイチャイチャするの読むのは楽しいです。
何やら、次回からシリアスな展開になりそうですね?
※1
優斗「シリアスな展開を作者が上手く書けるか分かんねぇけどな」
シリアスな雰囲気を吹き飛ばようなイチャイチャを求めます。
※3
優斗「作者、ガンバ」
白露「私はずーっと、イチャイチャしていたい…」
私もずっとイチャイチャしたのが見たいです。
※5
ところがどっこい、上手くいかないのが現実…。
なんだって!
仕方ないなぁ。
続き気になります。
ブラックコーヒーと辛いものを準備して待ちます。
※7,8
次回は甘くないかも…。