2020-04-30 04:55:16 更新

概要

白露型のキャラが崩壊しています。白露型が好きな人は見ない事をお勧めします。
また、残虐行為などが含まれています。


前書き

もう一度、警告します。

白露、時雨、村雨、夕立、春雨、海風、山風、江風の8人が好きな人はここで閲覧を中断する事をお勧めします。
また、暴力表現が含まれています。その他に、残虐行為などが含まれています。

なので、これらが苦手な方はここで戻る事をお勧めします。


優斗「痛てて…。アイツ、思いっきりやりやがって…」


倉庫の中で、目が覚める。

あのゴミに殴られたところだけ痛い。強制的に従わされた2人は、手加減してたみたいだから、攻撃されたとこはそんなに痛くない。


優斗「可哀想だな、アイツら…。一生、忘れられないぞコレ…」


制服は、ボロボロになり血が至る所に付いていた。そして、マフラーはビリビリに引き裂かれていた。


優斗「…。ごめんな、茜…」


引き裂かれたマフラーを持ち、立ち上がろうとする。しかし、上手く立てない。

足にも結構ダメージが入ってるみたいだな…。腕も、上手く動かせないし…。まぁ、骨折はしてないだけマシか。


優斗「あ~、口の中が血の味がする…」


倉庫から出たいが、身体中がボロボロなのでどうしようもない。スマホを取り出したいけれども、腕をあんまり動かせない所為で取り出せない。声を出そうにも、口の中も痛いので大声は上げられない。


優斗「死にしないだろうけれども…。しばらく、ここで我慢か…」


諦めて、横になる。床が冷たい。倉庫の中は、気温がそんなに高くはない。

たぶん、今は外からの聞こえてくる音から考えると夜だろう。倉庫の中の気温が低いのもたぶん、その所為だ。

口の中に溜まった血を吐き出す。思ってたより、大量に出血してるみたいだ。


優斗「誰か~。来てくれ~。死んじまうぞ~」


言ってはみるが、まったく声になってない。アレ? 俺、マジで死ぬんじゃね?


優斗「まだ死にたくねぇよ…」


スマホを必死で操作しようとする。が、痛くて無理だった。


優斗「あ、やべっ…。意識が…」


また、意識が朦朧としてくる。俺、死ぬのか…。ゴメン、茜…、みんな…。

俺は、そのまま目を閉じてしまった。






ーー??--

優斗「…ん?」


気がついたら、ベッドの上にいた。身体中が、包帯だか何だかで巻かれていた。

しかも、なんか点滴まで入れられてるし。口の中もなんかスッキリしてる。どうなってんだ?


優斗「っていうか、ココはどこなんだよ…」


どっかで見たことある景色なのは、分かるんだけれども。どこだっけ?


??「お~お~、死んでなかったか」


優斗「あ?」


ドアが開き、聞き覚えのある声が聞こえてくる。


祐樹「ったく…。とりま、生きてて良かったな」


優斗「祐樹…。まさか、お前が助けてくれたのか?」


祐樹「正しく言うと、俺たち、なんだけどもな」


優斗「俺たち?」


祐樹「ああ。お前の嫁さんが朱里に連絡してな。まだ帰ってきて無いって」


優斗「茜…」


祐樹「まぁ、その連絡が無かったらお前は今も倉庫の中だな」


優斗「マジか…」


祐樹「その連絡があった後、俺らで探したんだぜ? そしたら、まさか倉庫の中にいるとはな…」


優斗「…」


祐樹「んで、こっからは本題だ。お前、何があった?」


優斗「まぁ、なんつ~か、そのな…」


祐樹に、これまであった事を話した。

ちなみに、マフラーは朱里がなんとかしようと頑張ってくれたらしいが…。流石に、無理みたいだった。


まだ、全然使ってないのになぁ…。


祐樹「…どした? 目頭に涙溜まってんぞ?」


優斗「いや、さ。あのマフラー、茜が頑張って俺のために作ってくれたやつなんだよ。クリスマスプレゼントってな…」


祐樹「…」


優斗「悪い、こんなクソみたいなとこ見せて」


祐樹「大丈夫だって。悪いのは、全部あの屑野郎だから」


祐樹が、俺を慰めてくれたのはいいけれども…。あのマフラー…。

なかなか、立ち直れないまま部屋に1人でいた。いい天気だけれども…。俺の心は土砂降りだ。


読書でもしようかと、立ち上がるとドアをノックする音が聞こえた。


優斗「朱里かな…? まぁ、いいや。ど~ぞ~」


ドアが思ったより勢い良く開いた。この部屋のドア、滑りが良すぎないか? ガチャンってったぞ。ガチャンって。


朱里「うおっ、ドア滑りすごっ!」


優斗「なんだ、朱里か…。ん?」


朱里だけかと思ったら、後ろに誰かいる。あれって…。


優斗「茜…?」


白露「…」


朱里「なんか、ついてくるって言って聞かなかったから…。って、ちょっと、茜!?」


茜が、急に俺の方めがけて走ってきた。おい、待て! 俺、怪我人だぞ!?


優斗「のわ~!? って、あり?」


白露「…」


茜は、俺の身体を軽く抱きしめた。


優斗「あ、茜?」


白露「バカ…」


優斗「はい?」


白露「バカバカバカ!! こんなにボロボロになって!!」


優斗「あ、はい…」


白露「もう…。心配したんだよ…。ゆーくんが、また大変な事になるかもしれないって…」


優斗「実際になっとるけどな。あと、抱きしめてくれるのはいいんですが、痛いっす」


白露「あ、ゴメン」


優斗「あ、あと…」


白露「マフラーの事でしょ? 大丈夫だよ、また私が編んであげるから!」


優斗「茜…」


白露「とりあえず、今は怪我を治さないとね。犯人は分かってるんだから…」


優斗「おい、間違ってもソイツの鎮守府に行って攻撃するとかは辞めろよ?」


白露「分かってるって。けども、祐樹がいい案があるとかなんとかって」


優斗「おい…。祐樹…」


白露「けどもね。私は…」




白露「 ソ イ ツ を ぶ っ 殺 し た い か ら 」




茜から、殺意のオーラをとんでもないほど感じる。


優斗「ヒエッ…」


白露「だって、私のいっちばん大切な人をこんなに痛めつけたんだよ? そんな事されて、怒らない娘なんているわけないじゃん」


優斗「茜さん! 落ち着いて!!」


白露「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…」


優斗「茜~!! 戻ってこ~い!!」


白露「あ、ゴメン。つい…」


優斗「怖え~よ!!」


朱里「あの~。完全に私の事忘れてない?」


白露「忘れてた」


優斗「俺も」


朱里「酷いよ!?」


優斗&白露「ごめんちゃい」


朱里「いや、いいけれどもさ…」


朱里が苦笑いしながら反応する。一方、茜は殺意のオーラが出ているような気がする。いや、出てるな、うん。

俺は、朱里の耳元で茜にバレないように小声で話しかける。


優斗「おい、茜がヤバい事になってんぞ!?」


朱里「実は、茜以外もヤバいんだよね…」


その一言を聞いて、ゾッとする。おい、茜以外もってなんだよソレ!?


優斗「茜以外ってまさかね…」


朱里「そのまさかだよ。優香ちゃんとかも、ね…」


優斗「アカン。マジでアカン」


白露「ん? どうかしたの、ゆーくん?」


優斗「いえ、なんでもございません」


白露「どしたの? 急に敬語になって」


茜に迫られたので、別の話を出してから切り抜けようとする。が、話題が無い。


優斗「あ、そ、そういや…。新人の娘はどうだった?」


白露「みんな、いい娘だったよ~。特にやらかしたりもしてないし、鎮守府にいた娘とも仲良くやっていけそうだよ」


優斗「そっか、良かった。あ、そうだ、里奈は大丈夫だった?」


白露「まぁ、頑張ってたよ? 愛香も鈴奈も大丈夫だったし」


優斗「アイツらに安心感を持てたのが、初めてな気がするけどもな」


白露「も~。私の妹たちをあんまり舐めないでよね! 優香たちはいっちばんすっごい妹たちだからね!」


茜が、ドヤ顔で優香たちの事を言う。まぁ、茜がこんなに自信たっぷりに言っているんだから大丈夫だろう。


優斗「さて、と…。そろそろ時間的にヤバいんじゃないか?」


白露「あ、うん。じゃあ、そろそろ帰ろっか、お姉ちゃん」


朱里「オッケー。じゃ、またケガが治ったら来るからね」


優斗「へいへい…」


2人が部屋から出ていく。相変わらず、ドアの滑りが凄い。またドアからヤバい音したぞ。


優斗「アイツら…。本当に大丈夫なのか?」


嫌な予感がしながら、ベッドに横たわる。とりあえず、鎮守府が崩壊しない事を願いながら、俺はベッド上で過ごすのであった。


ーー優斗の鎮守府の駆逐艦寮、主に白露型の部屋にてーー

白露「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…」


時雨「どうやってぶっ潰す? あのゴミ」


村雨「胃にコンクリでも流し込んで、海の底にでも沈めれば?」


夕立「そんなんじゃダメっぽい。腹に一発打ち込めば終わりっぽい」


春雨「由衣お姉ちゃんも、咲お姉ちゃんも、殺しちゃダメですよ…。せめて、両腕を逆方向に曲げるぐらいにしないと…」


海風「どうせなら、両腕、両足をちぎっちゃえばいいんじゃないですか?」


山風「身体中、カッターで切り込んでやりたい…」


江風「ソイツ、ロープでしばって海上引き釣り回せばいいだろ」


五月雨「み、みんな怖いよ…?」


涼風「恐ろしい…」


白露「いや?」


8人「これぐらい普通でしょ(だろ)?」


五月雨、涼風「ヒエっ…」


ーー病院ーー

優斗「なんか、やな予感がするなぁ…」



(数日後、病院)

優斗「ふう…。なんとか動けるようになった…」


いうほど重症でもなかったので、すぐに動けるようになった。

ずっとベッドに寝てるだけなのはきつすぎるので、身体を動かす事にした。


優斗「とりあえず、背伸びでもしますか…」


背伸びをする。背骨から変な音が鳴る。バキッっと。


優斗「ほぐぁ!?」


地味に痛い。まぁ、折れてないだろうけども。まさか、ギックリ腰? 俺、まだ19だよ?


祐樹「入るぞ~。って、何やってんだお前」


優斗「こ、こひがぁ…」


祐樹が部屋に入ってきたので、助けてもらう。ついでに、湿布を貼って貰った。サンキュー祐樹。


優斗「んで、要件は…」


祐樹「結構、えぐい話だ。そんな姿勢で聞かれるのは、なんかイラつくけどもとりあえず話すぞ」


優斗「すまん…」


祐樹「お前が入院してる間に、あのゴミの鎮守府の鎮守府について調べてみたんだ。由良たちの力も借りてな。そしたら、クソみたいな情報が出るわ出るわ…」


優斗「おう…」


祐樹の言った話を脳内でまとめる。

あのゴミの鎮守府は、いわゆるブラック鎮守府ってヤツだ。

艦娘には、休みがまったく無し。合同演習などで結果が出せなかった娘は、ポイ捨て。金がない時は、艦娘の給料を没収。

しかも、祐樹たち上層部が見に行く時は何もないように艦娘に振る舞わさせる。何かと報告する際は、憲兵を金で黙らせる。

逆らったら、艦娘であろうが憲兵であろうが、家族を人質にとって脅す。


まさしく、正真正銘の屑野郎だった。


優斗「んだよ、コレ…」


聞いてるだけではらわたが煮えくりわたる。今すぐにでも脳みそにピストル突きつけたいレベルだ。


祐樹「んで、提案なんだが…」


祐樹の計画に耳を貸す。聞き終えると、その計画を実行に移すためにさっさとケガを治しにかかる。

まぁ、すぐには治らんが。



(数日後)

男 「いや~、まさか元帥からお呼びがかかるなんてな。もしかして、ボーナスだったりするのか!? そしたら最高なんだけどもなwww」


男が、ノコノコと祐樹の鎮守府へと来た。これから何が起こるかも分からないまま。


祐樹「ちゃんと、来てくれたんだな」


男 「ああ、元帥さんっすか。ちゃんと来ましたよ。んで、何が起こるんですか?」


男は、ニタニタと笑顔を浮かべている。


祐樹「ああ。最高の褒美を与えてやるよ」


祐樹がそう言うと、男の腹に思いっきり拳を叩き込んだ。


男 「ごはっ!? な、なにすんだこの野郎!!」


祐樹「やれ。優斗」


男に向かって、優斗が蹴りをかます。顔面にクリーンヒットだ。


男 「んがっ…。この…」


優斗「さて、と…。俺らのターンはこれで終わりだ」


男 「あ…? 何言ってんだ、このゴミが…」


優斗「さて、出番だぞ」


その言葉を聞いた瞬間、1人が男の腹に一発ぶちかます。一撃が入った後、男は気を失った。


優斗「ま、そうなるな」


祐樹「艤装背負った状態の艦娘のパンチだから、そりゃそうなるわ」


白露「…。コイツ、持って行っていい?」


優斗「ああ。やってやれ。そして…」




優斗「生きてる事を後悔させてやれ」





ーー??--

男 「ん…。どこだココは?」


男が目を覚ます。柱に縛られた状態で。


男 「は…? なんだよこれ!?」


優斗「あ、目覚めた?」


男 「お前の仕業か!! 離せゴラァ!!」


優斗「悪いけど、それはできないんだ~。悪いね~」


わざと、棒読みのように言って煽る。ゴミが暴れる。面倒なので、次の指示を出す。


優斗「やれ。茜」


男 「何言ってんだ、お前!! この、離せ!!」


ゴミが言い放った後、砲撃がゴミの頬をかすっていった。


男 「な…」


白露「さて、と…。いこうか、みんな」


時雨「了解…」


茜の合図と同時に、砲撃が始める。全て、ゴミにギリギリ当たらないほどの場所に飛んでいく。


男 「な…。や、やめろ…。やめてくれー!!!」


優斗「やれ。そいつが気絶するまで」


砲撃が再び再開される。ゴミは、柱に縛られているので動けない。

ゴミに向かって砲撃が続く。


茜、優香、由衣、咲、春香、七海、里奈、愛香の8人が無言で打ち続ける。


男 「あ、ああ…。ああ…」


優斗「じゃ、そろそろトドメいきますかぁ…」


そう言うと、8人の後ろから心音が姿を現した。戦艦の艤装を背負って。


優斗「そいじゃ…。ド~ンと」


心音が、ゴミの真横めがけて砲撃を行う。その一発で、ゴミが気絶した。


優斗「あ~あ、気絶しちゃった。じゃ、これでっと…」


顔面に水を掛ける。戻らないので、更に掛ける。すると、再び意識が戻った。


男 「あ、ああ…?」


優斗「んじゃ、そろそろ仕上げといきますか…」


男 「え、あ…?」


優斗「死にやがれっ…!!」


ゴミの腹に一発ぶち込む。ゴミが悶絶している。


優斗「これが、俺の分。んで、次が…」


白露「死ね!!」


茜が、渾身の一撃を腹に決める。ゴミが嘔吐した。汚らわしい。


そして、茜たちの腹パンタイムが始まった。


時雨「この汚物がっ…!!」


村雨「死になさいよっ…!!」


夕立「もう二度とその面見せんな…!!」


春雨「消えて下さい」


海風「早く消え失せろっ!!」


山風「汚いゴミ…」


江風「散れよカスが!!」


心音「早く死んで」


朱里「消えろよカス」


祐樹「お前なんか生きる価値なんかねぇんだよ!!」


もはや、リンチだ。でも、全員の怒りは収まる事はない。

ゴミは、失神しては無理やり起こされ、再び殴られる。けれども、骨折などはしないように手加減された状態のままだ。


そして、数十分が経過した。ゴミは、もはや死に掛けだ。


優斗「さて、あとはコイツを憲兵のとこにでも突き出しゃ終わりだ」


ゴミを蹴りながら、憲兵が見つけやすいとこに移動させる。あとは憲兵が見つけりゃブタ箱行きだ。


祐樹「それにしても…。エグイよな、こんな計画立てた、朱里と茜って」


優斗「まぁ、な…」


朱里と茜に若干恐怖を覚えながら、俺らの復讐という名の処刑が終わるのであった。

ちなみに、あのゴミは憲兵に見つかりそのまま、投獄されたらしい。

その鎮守府にいた娘は、俺、祐樹、朱里の鎮守府に分けて異動した。最初の頃は、怖がっていたが今は馴染めているみたいだ。


茜たちは、あの時の記憶はあんまり残ってないらしい。怒った時は、記憶が飛ぶほどヤバいのかな?


まぁ、なんやかんやで俺と茜は今日も仲良し夫婦としてやっていっている。


そして、処刑が起きた数週間後。

とある鎮守府へと俺たちは、教育係として向かう事になった。


その話は、またいつかどこかで…。


後書き

ここまで閲覧いただき、ありがとうございました。
今作は、残虐行為などを取り入れたため、他の作品とは大きく異なっております。
そのため、低評価や批判コメント等が来ることは重々承知しています。
そのようなコメント等を残すのは構いませんが、コメント欄などでの論争は止めてください。
そのようなコメント等を発見した際、即消去いたします。

ちなみに、次回作では、新シリーズということなのでこの話で優斗などはしばらく退場となります。

以上で、お知らせを終えさせていただきます。


このSSへの評価

このSSへの応援

1件応援されています


SS好きの名無しさんから
2020-04-30 22:36:28

このSSへのコメント

4件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2020-04-30 22:37:18 ID: S:9ALW7-

クズ野郎の片付けはスッキリするぢぇー

2: 白露型提督になりたい 2020-04-30 23:19:06 ID: S:LusyHq

※1
優斗「ゴミはゴミ箱にってな」

3: SS好きの名無しさん 2020-05-02 01:27:29 ID: S:-Inkyu

でえじょうぶだ。検索したら出るであろう二次ss
「白露型の一番は」は閲覧注意レベル
主に白露提督は理性が死ぬ(憂鬱

4: 白露型提督になりたい 2020-05-02 08:46:40 ID: S:w3KsqX

※3
ヒエッ…。


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