日記…?
安価をやってみます。詳しくは作品内にて。
(終了しました)
コメント等お願いします。
優斗「入るぞー」
俺は、茜に呼ばれて部屋に来ていた。けれども、誰も部屋にいなかった。
優斗「あれ…? いないなぁ…。まぁ、部屋で待ってたら戻って来るかな」
仕方ないので、部屋で待つ事にした。
視線を窓の方に移す。窓の近くには、机があった。
その机の上に、何かノートのようなものがあるのに気づいた。
優斗「あれ? なんだこのノートは…」
表紙には、「日記」としか書いていなかった。
優斗「誰の日記だ、これ…」
この部屋は茜と優香しか使っていない。
なので、持ち主の可能性があるのはこの2人になる。しかし、他の白露型の娘が来る可能性もある。
とはいえ、自分の日記をわざわざほかの部屋に持ってくる必要があるのか、という問題が頭に浮かぶ。
優斗「これ、ホントに誰のだ…?」
中身を見たら、誰のかどうかが分かるかもしれない。
しかし、見ていいのか? 他人が置いていったものを勝手に見るのは、色々とイカン気がする。
どうすればいいんだ…?
優斗「とは言っても、こんな所に置いてあったら普通は気になるわな…」|д゚)チラッ
見たいという欲求が抑えられる気がしない。
まぁ、仕方ないっちゃ仕方ない気がするけれども…。
優斗「ちょっとだけなら、大丈夫、だよ、な…」
恐る恐る、机の上にあった「日記」と書かれているノートを開く。
優斗「えっと…。何々…?」
ーーーーー
9月7日(月)
今日も、特に何にもなかった…。というか、旅行行ってから何も変わってない気がする…。 茜
9月8日(火)
お姉ちゃんが、いつも通りイチャイチャしていた。胃が痛いよ…。 優香
9月9日(水)
部屋に戻ってから食べようとしていた、ケーキがいつの間にか無くなってた…。
食べたの誰!?(#^ω^)ピキピキ 由衣
9月10日(木)
由衣お姉ちゃんにケーキ食べたのがバレたっぽい。
だからといって、私のドーナツを食べるのは酷いっぽい!! 咲
9月11日(金)
由衣お姉ちゃんと、咲お姉ちゃんがまた喧嘩してました…。はい。
見てるこっちは、胃が痛いです…。この日記を書いてる時も喧嘩真っ最中です…。 春香
9月12日(土)
今日は、急に乗ってた自転車のタイヤが破裂しました…。なんでこうなるのー!? 愛海
9月13日(日)
里奈が、ピーマンと人参を食べれてました。偉いです!! 七海
ーーーーー
優斗「ホントにただの日記だった…。コレって白露型全員で回してんのかな?」
今週以前のページを確認する限りだと、そんな感じだ。けれども、今日の担当は里奈だからここにノートがあるのは可笑しいような…?
まぁ、深く考えるのは止めておこう。そもそも、こっちは勝手に見てるワケだし。
ノートを再び、「茜」の机の上に置く。
優斗「てか、俺よく考えたら茜に用があったからここに来たのに、茜に会えてねぇーじゃねぇか…。探しに行くか…」
俺は、部屋を後にした。
(数分後)
時雨「ふぅ…。演習すると、やっぱり疲れるなぁ…」
優斗が部屋から出てから入れ替わるように、優香が部屋に戻ってきた。
部屋に戻ってきてから、着替えなどを行っている最中に、おかしな所に気が付いた。
時雨「あれ? なんで日記がお姉ちゃんの机の上に…?」
演習が終わった後、里奈にノートを渡しに行くため自分の机の上にノートを置いていたはずなのだが、なぜか茜の机の上にノートが移動している。
茜も、別の用事があるため同時に部屋から出て行ったので、ノートが移動する事は無いはずなのに…。
時雨「…もしかして、誰かが…って、考えすぎかなぁ…」
優香は、違和感を感じながらも日記を里奈の所に渡しに行った。
(翌週)
優斗「さて、後は由衣の所にコレを持っていけば終わりか…」
優斗は、資料のようなモノを持ったまま部屋に向かっていった。そんな時、由衣たちとすれ違った。
優斗「あ。おーい、由衣ー?」
村雨「ゴメンけども、また後でね!?」
優斗「え?」
村雨「コラー!! 待ちなさい、咲ー!!」
春雨「ゆ、由衣お姉ちゃん、待ってー!!」
優斗「また何かあったのかよ…。仕方ない、コレを部屋に置いてさっさとずらかるか…」
由衣たちの部屋に向かう。部屋は、綺麗に片付けられていると思っていたが、一部分だけ散らかっていた。
…まぁ、咲の所だろうけれどもさぁ。
すると、また、あのノートが目に入った。
優斗「…。またコイツかよ…」
相変わらず、見ろと言わんかばかりの所に毎回置いてある。
本来だったら、気にならないはずなんだろうけれども、一回読んでしまったから気になって仕方ない。
優斗「…どうすっかなぁ」
まぁ、こんなとこに置いてるのが悪いよな、うん。
日記を開く。先週と同じように、書き込まれていた。
優斗「えっと…?」
ーーーーー
9月14日(月)
七海お姉ちゃんが、野菜食べれた事を褒めてくれたのはいいけれども…。
日記にいちいち書く必要ある…? 里奈
9月15日(火)
やる事がなンにも無いから暇だったぜ。
暇すぎて、書くことも見当たらないから困ったもンだぜ…。 愛香
9月16日(水)
暑くて死にそうだった。こんな中、演習はいくら海の上だからといってもきつかったぞ…。 鈴奈
9月17日(木)
艤装のメンテナンスって大変…。
まぁ、私の艤装が特殊ってのもあるんだろうけれども…。 心音
9月18日(金)
じ、自転車がパンクしてしまった…。これじゃあ、買い物に行けないぞー!! 茜
9月19日(土)
お姉ちゃんが、「自転車がパンクしたー」って騒いでたけれども…。修理に出せばいいのに。
あと、先週に変な事があったけれども…。気のせいだよね? 優香
9月20日(日)
先週に変な事? そんな事あったけぇ・・・?
まぁ、優香の言う通り、気のせいじゃない? 由衣
ーーーーー
優斗「変な事って…。もしかしなくても、俺が日記読んでた事がもしかして…」
考えると、背筋がゾッとした。それに追撃をかけるかのように、外から声が聞こえてきた。
夕立『片付けするの、めんどくさいっぽい…』
村雨『あんたの所為で、こっちは迷惑してるのよ!!』
春雨『ゆ、由衣お姉ちゃん、落ち着いて…』
村雨『片付け終わるまで、おやつ抜きだからね!?』
夕立『それは困るっぽい!!』
優斗「ヤベっ!! 日記置いて早く帰らねぇと…」
ところが、とある問題に直面した。
優斗「あ…。コイツ、どこの机の上にあったけ?」
日記が置いてあった机をど忘れしたのだ。
元の位置に置かなければ、また日記に書かれてしまうかもしれない。
しかも、この時間にこの部屋に入っていたのは、俺だけなので確実に俺が疑われる。
優斗「…。マジでどうすればいいんだ?」
少しずつ、聞こえてくる声が大きくなってくる。
どうすればいいのか完全に分からない。
優斗「こうなったら…」
優斗「諦めるしかないか…」
どうしようもない。そもそも、勝手にやってしまったのはこっちなので言い訳とかもする気になれない。
部屋の中に、3人が戻ってきた。
優斗「あ、どうも…」
夕立「あ~!! 私たちの日記、勝手に読んでるっぽい!!」
優斗「あ、あはは…」
村雨「うわぁ…。とんでもない変態だったのね…」
春雨「ドン引きです」
優斗「返す言葉もございません」
村雨「もしかして、少し前も勝手に読んでたとか?」
優斗「…はい」
村雨「やっぱり…。日記に変な事があったって、優香が書いてたから…」
優斗「マジで申し訳ございませんでした…」
夕立「じゃあ、みんなに何か奢るっぽい。それで許すっぽい」
優斗「はい…」
夕立「じゃあ、みんな呼んでくるっぽ~い」
優斗「…え?」
春雨「だって、みんなが書いてる日記を勝手に読んだって事は、この日記に書き込んでるみんなが被害者って事じゃないですか?」
春香が、真顔のまま言う。ド正論なので、どうしようもない。
しかし、真顔でどストレートに言われると、メンタル的なダメージが凄い。
村雨「…ドンマイ、優斗」
優斗「まーた、財布が軽くなる…」
優斗は、天井を見上げながら呆然としていた。
ーー焼肉屋ーー
優斗「…」
時雨「じゃあ、今度はこっちを頼もうかな…」
優斗「どーぞどーぞ…」
夕立「もっと焼くっぽい!」
優斗「へい…」
春雨「サラダ追加しときますね、優斗さん」
優斗「りょーかいっす…」
江風「じゃあ、コレも追加で!!」
優斗「…はい」
涼風「あ、これなんかもいいかも!!」
優斗「はい…」
白露「ゆーくんの顔が死にかけてる…」
村雨「まぁ、自業自得だけれどもね」
五月雨「お肉焼くトングが無いです~!」
海風「愛海姉さん、今持っているやつじゃないですか?」
山風「美味しい…」
優斗「もう日記は勝手に見ないようにするか…」Ω\ζ°)チーン
この後、優斗は渡された請求書を見て、再び絶望するのであった。
(終わり)
第1週の安価 見る or 見ない の2つのどちらかでお願いします。
(結果→ 見るでルート進行)
第2週の安価 見る or 見ない の2つのどちらかでお願いします。
(結果→ 見るでルート進行)
第3週の安価 1~4 の数字でお願いします。(文章でもOKです)
(結果→ 4のもう諦める。でルート進行 同時に、話終結)
見る方向で
俺はみるだろうね…
見たいですねぇ
コメント失礼しますm(__)m
見る方向でお願いします。
見たいですね
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