2021-11-21 17:20:31 更新

前書き

今回から、登場する人物の視点が変わります。また、グロデスクなので、要注意です。


ついに俺たちは、鎮守府の艦娘を救うため、一村と共に鎮守府に向かうのであった。


20○○年 4月 ○日 11時




司令官視点


俺たちは、暖かい日差しが照らすなか、鎮守府に続く道を歩いていた。


司令官「もうすぐ、鎮守府に着く。一村、俺の許可が降りるまでは、決して発泡はするな。」

一村「はい!」


俺は、今回軍刀2本とルガーP08とC96を装備している。

一方、

一村はM1911ガバメントとサバイバルナイフを装備していた。


司令官「しっかり、武器のメンテナンスはしてたか?」

っと一村に聞くと

一村「軍人として武器の手入れは、当たり前です。問題ありませんよ。」

そう話していると


横須賀鎮守府の入り口が見えてきた。

指揮官「あれが、横須賀鎮守府か。」

一村「やっぱり、門番は多いですね。」

指揮官「気を抜くなよ。」

一村「了解です!」


そして俺たちは門に向かって歩いていくのであった。


そんな中、門から見える林の中に門番に照準を向け、狙撃準備をしている2人がいた。


清岡視点


俺たちは、鎮守府の敷地内の林に戦車を隠していた。そして、林に身を隠しながらうちのの部隊の狙撃者伊藤を連れて、隊長と一村を後方から、支援するために門番に照準を向けていた。

清岡「伊藤、隊長たちの合図ここであったら、容赦なく相手の頭に風穴を開けてやれ。」

伊藤「はい!小隊長。」

もう、俺たちとって戦闘は始まっていた。



司令官視点


俺たちはついに門の前についた。まず、門を守る憲兵に調査の件を事前に連絡していたため、確認を取らなければならない。すると、1人の憲兵が前に出てきて、

憲兵A「ここは、関係者以外立ち入り禁止だ。さっさと立ち去れ!」

司令官「今回は、ここの調査のためにきた。事前に連絡していたはずだ。中に入れてもらいたい。」

憲兵A「ここの提督の命令で調査の者を入れる許可は降りていない。また、日を改めよ。」

司令官「それは、出来ない。悪いが今日調査を行う事を決まっていた事だ。もう一度言う、中に入れろ。」

憲兵を睨み、威圧する。

憲兵A「何度も言わせるな。ここの提督の許可が降りていない以上調査は出来ない。とっと失せろ。」

司令官「一村。あれを。」

そう言うと、一村は、持っていた鞄から、3つ折りの紙を1枚取り出した。そして、俺の手の上に置いた。俺すぐに紙を開いて、憲兵たちに見せつけた。

司令官「今回の調査は、連邦の将軍の1人でもある浅野大将から、直接命令を受けたものである! これがその証拠である。もし、この鎮守府に

    入れないと言うならば、お前たちは浅野大将の命令に背いた事になる!」

憲兵A「くっ!」

俺の相手をしていた憲兵も驚きを隠せていない。また、ほかの憲兵達もそれは同じであった。

憲兵A「少し、待て。提督に話してくる。」

そう言ってその憲兵は、鎮守府の門の近くにある建物の中に入っていった。


数分後


憲兵が建物の中から出てきて、俺たちの方に来て、

憲兵A「提督の許可が降りた。中に入っても良い。だが、調査の前に提督室に向かうように、こっからはこの方が案内してくれる。」

そう言われて、その人の方を見た。

司令官(少佐か)

少佐A「ついて来い。」

そう言われたので、黙って着いていく。


清岡視点

伊藤「小隊長。大尉と一村軍曹が入っていきます。」

清岡「とりあえず、こっからは隊長の合図があるまで、待機だ。だが、警戒は怠るな。」

そうい言うと、伊藤はKar98のスコープを覗くのをやめた。

清岡(どうか、ご無事で)

そう思い門のをずっと見ていた。


司令官視点

鎮守府内に入れた俺たちは、提督室がある建物まで少佐の後ろをついて行くしかなかった。

司令官(特に怪しいものもないな。)

俺と一村は周りを見渡しながら、少佐について行った。

そんな中、

司令官(ん? 誰かいるな?)

俺が見ている先の建物の影から、誰かがこちらを伺うように見ている者がいた。

司令官(制服を着た、小学生か?)

俺たちを伺っていたのは、まだ髪の色は茶色で、身長も低く小学生くらいの高さしかなかった。しかし、目が合っている事に気づくと建物の裏に消えてしまった。

司令官(何であんなガキが鎮守府内にいるんだ?もしかして、あれが艦娘か?)

そう思いながら、少佐について行った。


数分後


ついに俺たちは、提督室があると思われる建物に着いたのだ。

司令官(いよいよ、金づるども達と面会か。)

そう心の中で呟いていると、

少佐A「この建物の3階の奥にある部屋に行け!」

そう言うと、どこかにいってしまった。

司令官(最後まで、しっかり案内しろよ。)

そう思った。

そして、

司令官「こっからは、俺1人でいく。一村お前は、ここで待っていろ。」

一村「え!大丈夫なんですか?」

司令官「俺の実力を忘れたのか?」

一村「いえ、そう言う訳では」

司令官「安心しろ、これでもあの中国戦線を生き延びたうちの1人だ。此処を待っていろ」

一村「はっ!お気をつけて」

そう言われると俺は建物に入った。そっからは、何事もなく3階まで着いた。そして、


提督室前

司令官(はぁ〜、行くか)俺は扉をノックして

コンコン

司令官「調査の為に来ました。大杉大尉です‼︎」

すると、

男1「入りたまえ」

そう言われたので、入り

司令官「失礼します。調査為に本部から来ました、大杉です。」

目の前には、椅子に座っている太った男と顔がキツネみたいな顔した男がいた。

男2「ふん!給料泥棒が調査とはな。」

そう言いながら、悪意のある笑みを見せる。

司令官(副官の木下と隣で座っているのが藤原か)

書類で見た写真と同じ人物だと確認していると

木下「驚いたよ。本部で給料泥棒と言われいるお前が、調査に来るとは。浅野大将は随分と落ちたものだ。」

司令官(ウゼェ。殴ってやりたい。)

流石に腹が立つ。

すると、

藤原「まぁまぁ、浅野大将ももう歳だ。それぐらいの判断ができないのも仕方がない。さっさと大将の席を譲ってもらいたいぐらいだよ。」

司令官(アンタと歳はそんなに変わらねぇよ。)

っとツッコミを入れたら

司令官「今回調査をさせてもらいたい・・」

藤原「これだ」

と言うと何かの紙を飛ばしてきた。見たら今月のデーターを印刷したものだ。

藤原「これをとっと持って帰れ」

司令官(はっ?(半ギレ))

藤原「これだけあれば、十分調査の結果になるだろう。ご苦労。では帰りたまえ。」

司令官(何コイツ?殺してやろうか?)

木下「分かったら、とっと失せろ。給料泥棒に構ってる暇など提督にはない!」

司令官「困るんですよ。これでは。」

木下「何度も言わせる・・・・・・・・・・」

司令官「元々この調査は浅野大将から勅令です。今回俺を突き返したら、今度は浅野大将直々に調査をされるとおしゃっており、それまでに、

   俺は、今回の提督の態度のを報告させてもらいます。」

藤原「貴様!卑怯だぞ」

司令官「俺を突き返すことは、浅野大将の命令に背く事になりますよ。それでも良いのであれば、俺は構いませんよ。」

藤原「そんな脅しが許されるとでも思っているのか!!」

司令官「脅しも何も事実を伝えただけです。何度も言いますが、俺は、浅野大将から直々に頼まれて来たのです。つまり俺は、浅野大将の代理

   ですよ。」

木下「さっきから聞いていれば、藤原提督に無礼だ・・・・・・・・・・」

司令官「貴方は黙っていてください木下中佐。私は藤原提督に聞いているので。」

そう言うと、俺は木下を睨む。

木下「ヒッ‼︎・・・」

藤原「・・・・・・・・・・」

司令官「藤原提督。もう一度聞きます。調査に関してYESかNOで答えてください。もし、YESなら、これにサインをお願いします。」

そう言うと、俺は調査許可書とペンを机の上にに置いた。

藤原「くっ‼︎・・・・・・・・・・いいだろう。許可する。」

そう言い終えると、ペンを取りサインした。それが終わると、許可書とペンを取り、満面の笑みで

司令官「ありがとうございます。では、失礼します。」

と言い、提督室を後にした。

提督室から出て2,3歩歩くと、提督室から、

藤原「何だ‼︎あのガキ、大尉のくせに偉そうに。私は大佐だぞ。」

っと喚いていた。


司令官(まぁ、サインももらったから俺には、どうでもいいけど)

そう思いながら、一村の元に向かった。


提督室がある建物の玄関前


俺が建物から出ると、言われた通り一村が待っていた。

一村「隊長。どうでしたか?」

司令官「許可はもらったよ。」

一村「大丈夫でしたか?」

司令官「あぁ、かなり腹が立ったが、少し脅したらすぐに許可書にサインしてくれたよ。」

一村「相変わらずエゲツないですね。」

司令官「脅したといっても、事実なんだから、問題ないだろ。さあ、調査を始めるぞ。」

一村「はい!」


そっからは、工程や倉庫などを一つ一つしっかり調べた。しかし、俺が疑っていた戦車などは見つからなかった。ましてや艦娘の姿すらいなかった。流石に諦めて帰ろうかと考え出した時、


?「・・・・・・・・・・ちゃん!・・・・・・・・・・で。」

誰かが叫んでいる声が聞こえた。すると、また、

?「お願い。・・・・・・・・・・が・・・しますから。」

?「・・・・・・・・・・れ。」

どうやら一村も聞こえていたらしく、

一村「隊長!」

司令官「あぁ、行こう!」

俺たちは声がする方に向かった。


夕立視点

夕立「時雨ちゃん!行かないで。」

時雨「夕立。僕は大丈夫だから。」

すると、夕立は憲兵のズボンを掴んで、

夕立「お願い。何でも夕立がするから!」

そう憲兵に頼むか、

憲兵B「黙れ‼︎コイツは地下に行くことが決定した。これは提督の命令だ‼︎」

そう。時雨達は、ここ最近敗北が続いており、遂に提督の怒りに触れてしまい、時雨は地下行きが決まったのだ。地下は、役に立たない艦娘が強制的に連れていかれ、そこでは犯される艦娘もいれば、拷問される艦娘もいる。一度連れていかれると、二度と日の光を浴びる事はない。誰一人戻って来た艦娘がいないのだ。

夕立「お願いします!何でもしますから、もう一度機会をください!」

そう泣きながら、憲兵に頼むも、

憲兵B「黙れ‼︎ この人間モドキが‼︎」

そう言われると、憲兵は夕立を蹴っ飛ばした。

夕立は2,3メートル飛ばされ、地面に叩きつけられた。

夕立「かっ・・・・・・・・・・」

夕立は腹を蹴られうずくまっていた。

時雨「夕立‼︎」

憲兵B「来い‼︎」

時雨「夕立‼︎ 夕立‼︎」

時雨は夕立の元へ行こうとするも手首を縛られており、その縄は憲兵の手に繋がっていた。そして、憲兵は歩き出し、時雨は必死に夕立の元へ向かおうとするが、距離は徐々に離されていく。

夕立「・・・・・・・・・・」

夕立は横になったままで、ただ涙を流しながら離れていく時雨を見ることしかできなかった。

夕立(誰か助けて。誰でもいいから。誰か時雨ちゃんを、みんなを助けて‼︎)

そう夕立が願った時、

ある男が憲兵の腕を掴み、

男「おい、その子を離せ。」


この時から艦娘達の運命が変わり始めたのだ。



司令官視点

俺達が、声が聞こえた所に着くと、2人の少女と1人憲兵がいた。2人のうち1人は、床に倒れ込んでおり、もう1人は倒れている少女の方へ向かうとするも、憲兵に手首を縛られており、連れていかれるところであった。

司令官「一村!お前は倒れいる少女を、俺は憲兵の方をやる。」

一村「了解!」

俺は、すぐに憲兵の元に向かい、憲兵の腕を掴んだ。

司令官「おい、その子を離せ。」

憲兵は俺を睨み、

憲兵B「何だ!貴様は⁉︎部外者は引っ込んでろ!」

司令官「俺はここの鎮守府の調査に来た者だ。ここの鎮守府では、艦娘に対する暴行が疑われている。見る限り、その子は、艦娘のようだが?」

憲兵B「どちらにしろ、貴様には関係ない!これは提督の命令だ!」

司令官「こっちは、ここの提督の上官の命令で調査にきてんだ。この子を離せ。」

憲兵B「ふん、こんな、たかが道具のために、こんな事をお前もその上官も愚かだな」

司令官「お前、もう一度言ってみろ。」

憲兵B「何度だって言ってやるよ。こんな道・・・グフぇ!!」

俺は、憲兵を殴った。憲兵は意識はあるものの、かなり痛かったのだろう。四つん這いになって頬を手で押さえたまま動かなかった。

その間に、俺は少女に近寄り、

司令官「大丈夫か?今拘束を解く。」

そう言うと、俺は短剣を使って手首の拘束を解いてやった。すると、少女は

時雨「貴方は?」

と聞かれたので、

司令官「ただの給料泥棒だよ。」

と答えた。

すると、

夕立「時雨ちゃん!」

倒れいたもう1人の少女が、走って来て少女に抱きついて来た。

夕立「大丈夫?何もされないっぽい?」

時雨「大丈夫だよ。夕立こそ、大丈夫?」

夕立「うん。・・・・・大丈夫っぽい」

と涙を流しながら答えた。

そんな、涙を流す少女の後ろから、一村がゆっくりとこっち向かって来た。

司令官「その子は、大丈夫なのか?」

一村「はい。強く腹を蹴られていますが、特に命の関わる怪我はしてません。」

司令官「さてコイツ聞きたいことが、・・・・・・・・・・。」

と言いながら後ろを向くと、憲兵がすでに立ち上がっており、こちらに拳銃を向けていた。

憲兵B「き、貴様ぁ!よくも!死ねぇ!」

パァーン バタン

大きな銃声が鳴り響き、・・・・・・・・・・憲兵が倒れた。

司令官「危ねぇ。」

俺は、とっさに腰につけ入るルガーP08を取り出し、憲兵に向けて撃った。

俺が放った弾は、憲兵の頭を打ち抜いた。

少女2人は、何も喋らず、憲兵の遺体を見ていた。

憲兵の頭から、大量の血が流れ出ていた。おそらく、頭を貫通したのだろう。

司令官(やってしまった)

と思っていたら、

一村「隊長!大丈夫ですか?」

司令官「あぁ、俺は大丈夫だ。」

と答えた瞬間、

?「動くな!!」

と声が聞こえ、後ろを振り向くと、兵士が10名近く集まって来ていた。兵士たちは、拳銃もしくは38式歩兵銃ををこちらに構えていた。

司令官「やっぱり、集まって来たな。」

一村「どうします?」

司令官「とりあえず、2人とも俺の後ろに」

そう言い、少女2人を俺の後ろに隠した。すると、

?「流石は、給料泥棒。本当に馬鹿だねぇ〜。」

とさっき聞き覚えのある声が聞こえてきた。

司令官「木下」

そう言うと、兵士たちの後ろから木下が現れた。

木下「まさか、こんな早くにこんな騒動を起こすとは、君はどこまで無能なんだい」

と煽ってきた。すると俺は

司令官「木下。これはどう言うことだ。艦娘に対する暴行は、言語道断だぞ。」

木下「ふん、使えない道具をただ戦ではなく、性奴隷として再利用しているだけさ。」

司令官「こんな事許されると思っているのか?この事は、本部に報告させてもらう。」

木下「それはできないと思うよ。何故なら、君達はここで死ぬのだから!!」

そう木下言うと、周りの兵士たちが一斉に俺たちの方に銃を構えてきた。

司令官「これぐらいの歩兵で俺に勝てると思っているのか?」

木下「安心したまえ、とっておきの用意してある。」

そう言うと、謎の音が聞こえてくる。

キュルキュルキュル

これも聞き覚えがある。

キュルキュルキュル

その音は徐々に近づいてきていた。

すると木下の後ろから、この音の真犯人が姿を表した。

司令官「やっぱり、戦車を隠していたか」

そう。俺の予想は、見事的中した。木下の後ろから九七式中戦車が姿を現した。

木下「コイツと真正面から戦って勝てると思うかね?」

司令官「さぁ、そんなのやってみないと案外分からないもんだそ。」

木下「そんな意地を張るだけ、無駄だぞ。」

司令官「ただ、これだけは分かったことがある。」

木下「何だね?」

司令官「お前と藤原はクズであり、連邦の兵士を名乗る資格はないと言うことだ!!」

木下「ふん!何と言われようと君達の負けだ。」

司令官「いえ、俺たちの勝ちですよ。」

そう言うと、俺は胸元に隠してあった信号弾取り出し、青空が広がる空にむけた。そして、

パシュ~ン

俺は放った信号弾は、赤い煙を放ちながら、空高くに光り輝いた。

木下「貴様!何をした!」

司令官「時期にわかりますよ。」

そう俺は言い放った。


清岡視点

あれからも、俺たちは林に身を隠して門をずっとみていた。

清岡(隊長たち大丈夫か?)

そう思いつつ待っていると、

パァーン

一つの銃声が鳴り響いた。

清岡「‼︎」

門を見張っている憲兵達も慌ただしくなる。

すると伊藤が

伊藤「小隊長!指示を」

清岡「まだ、撃つな!合図がない限り手を出すな。」

そう言い、再度様子を伺おうとすると

鎮守府内から赤い光が赤いを煙放ちつつ空高くに舞い上がった。

伊藤「小隊長‼︎」

清岡「あれが合図だ。総員攻撃開始‼︎」

そう俺が言うと同時に戦車が戦車が前に動き出した。


憲兵A視点

憲兵A「一体何が起きている!」

憲兵C「現在確認しています。」

憲兵A「くっ!もういい、俺が確認してくる。お前は、ここに、・・・・[ヒューン ドカーン!]・・・っ!!」

突如憲兵がいた後ろが爆発した。

憲兵A(一体何が!?)

憲兵C「隊長!一体何・・・・・[ターン]・・・・・・っ!」バタン

突如、憲兵は倒れた。

憲兵A(一体、何がどうなっている‼︎)

そう思いつつ、後ろを振り返ると

そこには、こちらにもうスピードで向かってくる戦車一両いた。

憲兵はピストルを取り出すと、パンパンパン

戦車に向けて発泡した。しかし戦車はカンカンカンと音を放つだけだった。

憲兵A「クソ[パン] クソ[パン] クソ[パン]クソがー!」

グチャ

その後憲兵は戦車に踏み潰され、残ったのは誰かも分からない無様な遺体だけだった。

そして、戦車は門を押し倒していった。


司令官視点

爆発音が門の方から聞こえてきた。

司令官(どうやら、予定通りにいったみたいだな。)

そう思っていると

木下「貴様!本当に何をした!」

と怒鳴ってきた。

司令官「言ったでしょ。俺たちの勝ちだと。」

木下「くっ‼︎もういい戦車長あいらを吹き飛ばせ。艦娘を巻き込んでも構わん。」

と命令する。

夕立・時雨「‼︎」

司令官(やっぱ、コイツはクズだ)

そう思っていると、

ウイ~ン

九七式中戦車がこちらに砲を向けてくる。

そして、

木下「さらばだ。大尉」

そう放つと、

木下「撃っ・・[ドガーン]っ‼︎」

木下が指示をだそうとした途端、何かが建物の壁をぶち破ってきた。

ぶち破ってきた建物から砂ぼこりが濃くたっている。

木下「一体何・・・っ‼︎」

ほこりの中から姿を現したのは、38t軽戦車だった。

俺はすぐに

司令官「全員伏せろ!!」

と指示を出し、一村と2人の艦娘も伏せた。

そして、

ターン!

38tが放った砲弾は見事九七式に命中した。

九七式の操縦席のハッチに命中し、命中したハッチの所は紅色の様に真っ赤になっていた。

間も無くして

ドーン

九七式は爆発し、砲塔は車体から外れ宙を舞い、

ズドーン

地面に叩きつけられた。

また、すぐに

バババババババババ

と音が聞こえてきた。すると、目の前にいた。敵兵が次々と倒れいく、

また、続くように

タン! タン!

タカタカ!

と銃声が聞こえてくる。

そんな銃声が30秒くらい続いた。銃声が止むと、

俺たちは起き上がり、俺が周りを確認していると、

清岡「隊長〜」

後ろから、清岡が残り歩兵や戦車とハーフトラックを連れて走ってきた。

司令官「おぉ、清岡」

俺の側に来て、

清岡「遅くなって、申し訳ありません。」

司令官「いや、ナイスタイミングだ。おかげで助かった。」

清岡「いえいえ、私は命令に従っただけですよ。」

司令官「しかし、まぁ38tにあんなことさせるとはなぁ〜」

清岡「あれなら間に合うと思ったので。」

司令官「次に着任する提督が災難だな。」

一村「はぁはぁ」

と苦笑いする。

そう話していると、

時雨「あのー」

司令官「ん?」

時雨「貴方達は一体?」

司令官「今回艦娘の暴力のことに関して、調べにきたのさ」

夕立「私達事を助けてくれるっぽい?」

司令官「もちろん助けるよ。それが任務だからな」

すると、1人の艦娘が頭を下げて

時雨「お願いします!ここのみんなを助けてください!」

このそれ続いて

夕立「お願いします」

もう1人も頭を下げる。

俺は2人のの頭を撫でて、

司令官「安心しろ。俺たちに任せろ。」

そう言うと、俺は

司令官「一村!清岡!」

一村・清岡「はい!」

司令官「準備はいいな!?」

一村「ええ、いつでも」

司令官「お前ら、覚悟いいか!?」

全兵「おおおおおおおおおー!!」

司令官「反撃開始だ!!」


こうして俺たちの鎮守府おいての反撃が始まった。



終わり。























後書き

次回、藤原と木下との決着をつけます。次回もグロ要注意です。


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