2019-06-02 09:24:23 更新

概要

提督が艦娘にドッキリをしかけます 物理的に無理な物は妖精さんの不思議な力で何とかします


前書き

初投稿なので文脈が滅茶苦茶かもしれませんが、暇つぶしになってくれれば幸いです。
この艦娘のドッキリが見たいという方はコメントに書いてくれればゆっくりですが書いていきます


長門編



提督「という事でドッキリを仕掛けよう!!」



提督「イベントも終わったし、我が鎮守府も落ち着いた。妖精さんの協力も得ている」



提督「ちなみに撮影は青葉さんです。」



青葉「こちら別室から青葉です~、隠しカメラから現場中継中です。いい泣き顔期待していますよ~」



提督「うむ、頑張ってくれよ。この為に前々から準備してるんだ」



青葉「わかってますよ、因みにどんなドッキリなんですか?」



提督「そういえば言ってなかったか、ズバリ! もし俺が自殺してたら艦娘はどうする? だ!!」



提督「秘書官として執務室に入ってきたら提督が死んでいた!! そこには遺書が!! という設定だ」



青葉「提督絶対自殺なんてしそうにないですからね~」



青葉「妻泣かせるなんて男の屑ですね」



提督「うるさい! お前だって目を光らせて協力するって食いついたじゃないか」



青葉「一部の人達に売れそうですからね、こんなチャンス見逃せないですよ!!」



提督「もっとオブラートに包まんかい、まぁ俺にデータを寄こすなら目を瞑ってやる」



青葉「さすが提督!!大好きです」



提督「心ない愛の告白はNG」



提督「話が長引いてしまったな、それじゃ始めるとしよう」



青葉「御武運を通信を終了します」



提督「よし、がんばるぜ!」ウオー








長門「まったくあいつと来たら、もっとしっかりして欲しいものだ。この報告書誤字が多すぎる」ツカツカ



長門「書類1つ書けないのか、元帥殿に笑われるぞ」ハァ・・・



長門「提督、この報告書なんだが」コンコン



                 シーン 


長門「ん?いないのか?」



長門「いや、どうせ居眠りでもしてるだろ」



長門「おい!早く起きろこの報告書は何だ!」バーン



提督「」プラーン 首吊り中



長門「え・・・ あ・・・」ショルイバサー



長門「おい!!おい!!しっかりしろ!!」ユッサユッサ



長門「何をしているんだ!!冗談じゃすまされないぞ!!」



長門「脈は!?・・・無い」ペタン



長門「どうして・・・どうしてこんな事を・・・」クッ 



長門「昨日まで笑顔だったじゃないか」



長門「何が・・・何が・・・そんなにお前を苦しめていたのだ」ウル



長門「私は・・・」チラ



            イショダヨ



長門「遺書?あいつこんなものまで用意していたのか」



長門「・・・」ペラ



          遺書は提督ボイスで



提督『これを見ているころには俺は死んでいるだろう、まぁ首括るんだが』



提督『すまない、こんな形で別れを告げる事を許して欲しい』



提督『実は軍の機密が漏れてしまってね。大本営は火消しに大忙しだ、損害も尋常じゃない』



提督『最初は隠居という形を取るはずだったが、批判が多くてね』



提督『こういった形で、責任を取ることにした』



提督『なに、大丈夫だ。後任も決まっているしお前達が心配する事は何もない』



提督『1つだけ心残りがあるとしたら、長門。お前の事だ』



提督『お前はこんな俺の事も愛してくれた、ありがとう』



提督『ケッコンもカッコカリだ、こんな惨めな俺の事なんて忘れて新しい道を進んでくれ』



提督『長々と書いてしまったな、戦線も安定している。お前たちが平和を掴み取る事を天国から見守ってるぞ』



提督『最後に、こんな俺についてきてくれてありがとう。さようなら』


          





長門「提督ぅ・・・なぜ」クシャ



長門「うっ・・・わぁだしは・・・なにもづたえられなかった」ポロポロ



長門「ううう・・・提督」ウワアアアアアン





青葉「・・・」<ウワアアアアアン

  

  

青葉「うわぁ…これどうするんでしょう、あの長門さんがガン泣きしてますよ」



青葉「取りあえずドッキリ大成功看板持って行きますか」ヨイショ



青葉「提督死ななきゃいいけど」スタスタ





提督「(うわぁ・・・あのビックセブンが子供のようにないておる)」クビツリナウ



提督「(ちなみに妖精さんが作った不思議な装置で全然苦しくない)」



提督「(ただ心が痛い)」ズキズキ



提督「(そろそろネタばらししないと)」



提督「(取りあえずこの装置をバレないようにはずして)」ゴソゴソ



提督「(ん?外れないぞ?あれ?)」



提督「(おい!外れろ!早く長門を抱きしめないと)」ブンブン



提督「(うがああああ早く外れろ!)」ブチ



提督「(あっ)」



バターン



長門「え!?」クルッ



長門「なんで・・・提督の死体が勝手に落ちて・・・」ブルブル



提督「なぁがとおぉぉぉ」ズリズリ



長門「てい・・とく?」



提督「あいしてるぞおおおおおお」ハナジデカオマッカ



長門「うわあああああああああああ」バキッ



提督「ジュウエン!!」ドーン



長門「うわああああああああああ」ダダダ



青葉「ん?」<ウワアアアアア



青葉「提督途中から路線変更したんでしょうか?」



青葉「とりあえず入ってネタばらししましょう」ガチャ



青葉「はい!どうもド「うわあああああああああああ」バーン



青葉「ゴペッ」ドーン



長門「提督が化けて出たああああああああああ」ダダダ



提督&青葉「」 チーン



~翌日~




提督&青葉「すみませんでした!!」ドゲザ



長門「全く、お前たちときたらまたつまらない事をして・・・」



提督「ビックリするかなぁと思って・・・」



長門「ビックリしたも何も・・・お陰であの後から悪夢を見るようになったぞ」



提督「え?バイオハザード的な?」

 


長門「お前が本当にいなくなってしまう夢だ」



長門「目覚めたときに夢だと安心すると同時に不安になるんだ・・・」



長門「本当に提督が居なくなってしまうんじゃないかと」



提督「長門・・・」



提督「ごめんな長門、そんなに俺の事を思っていてくれるなんて」ダキ



長門「提督・・・」ギュ



提督「こんなに美人の嫁さんが居るんだ。死んでたまるか」ナデナデ



長門「言ってなかった事がある」ウツムキ



提督「なんだ?言ってみろ」



長門「愛しているぞ!! こんな戦いしか知らない私だがこれからもよろしく頼む・・・」///



提督「俺も愛している。もうお前を放さない・・・絶対に」ギュ



提督「長門・・・」



長門「提督・・・」





青葉「・・・」セイザチュウ



青葉「(ああああああああまああああい)」



青葉「(無視していちゃこらしてるよ)」



青葉「(こんな事になるなら加担するんじゃなかった・・・)」トオイメ

 


青葉「(早く終わらないかなぁ・・・)」



暁編


提督「今回は暁にドッキリをしかけよう!」



青葉「懲りてないんですね、提督・・・」



提督「長門の時は、最終的にいい感じで終わったからいいじゃん?」



青葉「無視されて正座で放置された私は良くないんですが・・・」



提督「後で間宮さんのアイス買ってあげるから」



青葉「仕方ないですね、今回だけですよ」



提督「案外ちょろいな、おまえ」



青葉「提督は知らないんですよ!間宮さんのアイスの競争率を!」バンッ



提督「皆、甘いものには目がないな」ハハハ



青葉「で、今回はどうするんですか?前回と同じドッキリですか?」



提督「いや、あれを暁に仕掛けると泣く前に気絶しちゃいそうで・・・」



青葉「暁ちゃん、ビビリですからね・・・ この前ビックリ箱で気を失いましたよ」



提督「あんまり過激な物は嫌われそうだな…でも泣き顔が見たい!!」



青葉「最低ですね」



提督「ええい言うな、では今回のドッキリはこちらです!!」フリップババン



『愛しの妹達は何処へ!? 忘れられた妹達』



青葉「フリップはいいんですけど、このタイトルみたいなのなんですか?」



提督「俺が夜なべして考えたタイトルだ。良い出来だろう?」



青葉「あんまり仕事ないからって何してるんですか・・・」



提督「いいだろ!演習とデイリー任務終わらせたら暇なんだよ!!」



青葉「まぁ、それはいいとして。今回ちょっと酷くないですか?駆逐艦ですよ?」



提督「暁型の4人はとても仲がいいのは知っているだろう?」



青葉「彼女達ほとんどの時間4人でいますもんね」



提督「そんな暁は4姉妹の長女だ。1人前のLadyというのも姉として見て欲しいからだろう」



提督「しかし、ある日愛しの妹達は姿を消してしまう」



提督「姿を消したどころか鎮守府の皆もしらない、記録も無い」



提督「そんな孤独感を味わった暁は泣くのか?」



青葉「へ?鎮守府全員を巻き込むんですか?これ以降のドッキリは無しですか?」



提督「その日は大半の艦娘を大型演習として外出させる。既に他の鎮守府には協力要請済みだ」



青葉「・・・物好きも居たもんですね」ハァ



提督「鎮守府に残る子達も懐柔済みだ。なんという手際のよさ・・・自分が怖いな」フッ・・・



青葉「悪知恵だけはすぐ働くんですね・・・」



提督「とりあえず仕掛け人(妹達)に来てもらいましょう!!」カモン!



電・雷・響「こんにちわ~」トコトコ



青葉「こんにちわ」



提督「3人にはここで暁の様子をモニタリングしてもらいます」



電「ちょっと可哀そうなのです・・・」



響「大丈夫さ。なんだかんだしっかりしてるから」



雷「そんなこといって間宮さんのアイスに釣られたんでしょ?もっと強い意志を持ちなさい」



提督「3人はアイス券10枚に釣られました」



青葉「(さすがは間宮アイス・・・なんという力)」



提督「暁が寝るまでは普段通りの生活を送ってもらいます。暁が寝たら私物&暁を1人部屋に移動させて3人の痕跡を消します」



雷「手が込んでるわねぇ・・・」



提督「それ以降はモニタリングしながら説明致しましょう」



青葉「前振りで長々とやってしまいましたしね」



提督「では作戦開始!!」オー



電・雷・響・青葉「おー」





暁・響・雷・電の部屋




暁「ふあぁぁぁ」ノビー



暁「今日も疲れた・・・明日は非番だしゆっくり眠れるわ」ベットニダイブ



暁「電達は提督と怖い映画見るって言ってたし・・・先に寝ちゃいましょう」モゾモゾ



暁「別に怖くないし・・・ただ眠いだけだし・・・」ウツラウツラ



暁「くぅ」



カチャ



提督「(さて・・・始めるか)」ニヤ


チュンチュンチュン




暁「う…ん~」モゾモゾ



暁「あれ…?今何時?」ノビー



暁「あれ?部屋狭くない?」




提督「さぁ始まりました。ドッキリ開始です」



青葉「まだ寝ぼけてるみたいですね」



提督「さて暁はどういう行動をとるだろうか?見物ですな」




暁「へ?ここ何処?なんで1人部屋なの?あれ?」



暁「とりあえず着替えてご飯食べよう」ヌギヌギ




雷「提督は見ちゃだめよ!!」



電「なのです!!」メカクシ



提督「わかってるわかってる。別室で時間つぶしてくるから終わったら呼んでくれ」



響「まだ状況把握出来てないね」



青葉「そうですね」



30フンゴ




暁「なんで1人部屋の私の物があるのかしら?」



暁「誰かに聞けばわかるでしょう」タタタ ガチャ



暁「ん?」



『暁の部屋』



暁「え?なんで?私の部屋ここじゃないよ?」




青葉「混乱してますね」



提督「昨夜は妖精さんのご協力を得て1人部屋を作成しました。ここからの暁の行動に期待だな」




摩耶「おう!暁じゃねーかもう昼だぞ、まだ寝てたのか?」



暁「摩耶さん、おはようございます」



摩耶「昼飯まだなら一緒に食堂いくか?てか、何してんだ?自分の部屋の前でつったって」



暁「あの、雷達知りませんか?」



摩耶「雷?お前まだ寝ぼけてんのか?まだ暁型はお前しか来てないだろ?」



暁「えっ!?でも・・・」



摩耶「夢で愛しの妹達に会ったのか?提督に文句言わねぇとな~あいつ全然建造しないし」



暁「・・・」



摩耶「とりあえず飯食おうぜ!今日は大半の奴が遠征だから食堂空いてるぞ」



暁「(他の人にも聞いてみましょう)はい」




提督「さっそく摩耶に出会ったか、あいつに自然な演技が出来るとは」



青葉「摩耶さんを懐柔するとは、提督なにを挙げたのですか?」



提督「あいつの欲しがったていた服を買ってやった。最近の服って高いんだな」



電「暁お姉ちゃんが軽いパニックになってるのです・・・」



提督「大丈夫だ電。俺の所に聞きに来たらネタばらしするから」



食堂



暁「すごい・・・ガラガラだ」



摩耶「全体の8割が演習だとこの食堂も広く見えるな~並ぶ必要もなしだ」



鳳翔「あら珍しい組み合わせね、何にしますか?」



摩耶「さっき自分の部屋の前でボーっとしてたんでな。あたしは日替わり定食で」



鳳翔「疲れが出たのかしら?今日は演習で鎮守府自体お休みだからゆっくりしてらっしゃい」



暁「あの電達知りませんか?」



鳳翔「あら?まだ着任してないはずですけど・・・今日来るのかしら?」



暁「(なんで?なんで電達が居ないの?昨日までいたじゃない!)」



摩耶「こいつ夢で妹達に会ったらしいんだよ。まだ寝ぼけてるのか?」



鳳翔「まぁ・・・早く来るといいですね。暁ちゃんは何にする?」



暁「えっ?・・・摩耶さんと同じので」ウツムキ



鳳翔「私からも提督に言っておきますね」




提督「そろそろ涙腺にきてるんじゃないかな~」



雷「よく鳳翔さん協力してくれたわね・・・」



提督「粘りに粘って協力してもらった」



青葉「鎮守府の母である鳳翔さんを落とすとはさすがタラシですね」



提督「タラシじゃねぇ!ただ今度一緒に飲みたいらしい」



青葉「提督ってお酒飲めましたっけ?宴会の時、気が付いたら居ないんですが?」



提督「俺は缶1本で潰れる!」キリッ



青葉「だからいつも居ないんですね・・・そんなんじゃサシ飲み出来ないですよ」



提督「あいつは俺が弱い事知ってるから大丈夫だよ・・・多分」



青葉「(潰されて朝チュンフラグだな、これ)」




昼食後



暁「(あの後、前の部屋に行ったけど何もなかった。皆に聞いたけどしらなかった)」



暁「司令官の所に行きましょ、何か分かるはずよ」タタター



暁「(もし、本当に私しかいないなら昨日までの記憶は夢?)」



暁「(そんなの嫌よ!また楽しく4人で・・・)」ジワ




提督「おっ?もう来るのか、思ったより早いな」



青葉「もう泣きかけてますね」



響「これは号泣するね、ウォッカ2本賭けてもいい」



電「響ちゃん!暁おねぇちゃんで賭け事しちゃだめなのです!」



雷「後でちくっといてあげるわ」



響「それは反則だろう」アタフタ



提督「お前らネタばらしの用意しとけよ」




執務室




暁「司令官聞けば全部かわるよね?」コンコンコン



提督「入っていいぞ~」



暁「失礼します」



提督「おう、暁どうした?」



暁「電達の事なんだけど・・・」



提督「電?妹の事か?」



暁「昨日、3人よりも早く寝たら1人部屋になってて誰も3人の事知らなくて・・・」



提督「ん?暁型はお前だけだぞ?早く会わせてあげたいんだけどな・・・如何せん建造・ドロップでこなくてな~」



暁「う、嘘よ!昨日まで4人で遠征行ってご飯食べて」ウル



暁「4人で休みの日にショッピング行こうって約束したもん!!」ポロポロ



提督「まてまて!この表見てみろ。うちの鎮守府の所属一覧だ」



提督「ほら暁しか名前がないだろう?」



暁「うわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ダバー



暁「い゛なずう゛ぁ~い゛がずち~ひびき~どごいっだの~」ァァァァァ



暁「あがづきをひどりにしないでよおおお」



提督「こりゃまいったな」カモンカモン



<ウワァァァァァァァン


青葉「提督からのジェスチャーですよ行きましょう」



雷「あれはネタばらしというより・・・」



電「もう収集つかないから助けてくれって感じなのです」



響「青葉さんどうやってネタばらしするんだい?」



青葉「ケースバイケースです」



響「人はそれを無計画って言うんだよ」



青葉「まぁまぁ早く行きましょう暁ちゃんカメラに写せない泣き顔してますし」




暁「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」



提督「暁、一度落ち着け」



暁「い゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ボロボロ



バン



暁「ひぅ!?」ビクッ



青葉「どうも~青葉です~」



青葉「暁ちゃん、ひとことお願いします」



暁「え!?え!?」



青葉「どうでした?ビックリしました?」



暁「は?へ?」



青葉「電ちゃん達居なくなってたでしょ?」



暁「青葉さん何か知ってるの!?電達は何処?」



青葉「なぜ消えたと思います?」



暁「え・・・?それは・・・」



青葉「それは?」



提督「それは?」



バン ダダダー



電・雷・響「ドッキリでした―」ドッキリセイコウカンバン



暁「・・・」ポケー



提督「青葉、これちょい強引じゃね?」



青葉「もう暁ちゃん泣きじゃくってましたから」



響「立てるかい?」



雷「もう、そんなんじゃ駄目よ!しっかりしなさい」



電「大丈夫なのです?」



暁「み゛みんな゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ダバー



暁「よがっだああああぁぁ」ウワァァ



響「ちょっまった鼻水付く付く」



雷「姉妹なんだからしっかり受け止めないと」



電「ふふふ、可愛いのです」



提督「いや~美しき姉妹愛かな」



青葉「泣かした張本人が何をほざきやがりますか・・・」



提督「・・・これは機嫌取りが大変だ」




この後、第六駆逐隊の部屋にはクーラーが設置(提督の自腹)され暁には間宮さんの甘味1カ月食べ放題(提督の自腹)が贈呈された


提督のお財布は布切れと化して提督は泣いた


電達も共犯として暁に絶交されたが1時間で仲直りした




榛名編




提督「お久しぶりで御座います」



青葉「お久しぶりです!年超えちゃいましたね・・・」



提督「うん・・・青葉なら分るでしょ?」



青葉「はい・・・そうですね」



2人「・・・」



提督「今回は榛名ちゃんです!お淑やかで可愛いですね」



提督「しかも俺を慕ってくれている・・・男冥利に尽きますね」



青葉「そうですね、彼女は鎮守府内でも稀にみる大和撫子ですね」



提督「そんな榛名も練度が99になり改二になって随分経ちます、そこでドッキリを仕掛けたいと思います」



青葉「屑ですか・・・で内容は?」



提督「はいフリップどーん」ドン



『死亡フラグ回収!?もしも提督が目の前で死んだら!!』



青葉「お前・・・消えるのか・・・?」



提督「消えないよ・・・今回は俺が戦場で榛名を庇って散った”振り”をします」



青葉「提督・・・艦娘じゃないんですから・・・どうやって戦場に出る気ですか?」



提督「俺よく船で付いて行ってるじゃん・・・戦闘領域入らない程度に」



青葉「あの漁船みたいなやつですか?・・・あれなら一瞬で落ちそう・・・」



提督「元々漁船改造した奴だし・・・兵装無いからな・・・榛名がピンチになるようにして俺が船で盾になる→木端微塵って流れです」



青葉「それ命懸けすぎじゃないですか?危ないですよ・・・」



提督「なので・・・今回の助っ人はこの人たちです!どうぞ!!」



戦艦レ級「こんちわ~」



空母ヲ級「どうも・・・ヲ級です」



装甲空母姫「はじめまして」



青葉「!?はぁ!?」シュバ



提督「この3名を含む深海棲艦の方々にご協力して貰います」



青葉「・・・よく意味が分りません」



装甲空母姫「提督殿、明けましておめでとう御座います。今年も1年よろしくお願い致します」ペコリ



提督「いえいえ、こちらの方こそいつもお世話になりっぱなしで・・・ありがとう御座います」



装甲空母姫「この前も御歳暮を贈って頂いて・・・」



提督「此方こそ、海の幸を送って頂きまして・・・とても感謝しています。美味しく頂きました」



青葉「深海棲艦って言葉話せたのね」



レ級「あたしらは一応勉強してるからさ・・・」



ヲ級「ですね・・・我々の中でも人の言葉を綺麗に発音できるのは10人位ですよ」



青葉「そうなんですか・・・ってなんで私達戦ってるのにこんな近くで・・・」コンラン



ヲ級「うちの姫様はそちらの提督さんとよくトローイングしてますよ」



レ級「姫様嬉しそうだもんな~名前が出たらホの字だしな」カカカ



青葉「節操無しが世界を救う時もあるんですね・・・」




・・・



提督「話が脱線したな・・・本題に戻ろう」



提督「榛名を旗艦とした艦隊が深海棲艦と遭遇・・・しかし数が多いため苦戦を強いられる」



提督「上手い事誘導して榛名以外を離脱させる」



青葉「無理いいますね・・・そんなこと出来るんですか?」



提督「そうだな・・・比叡辺りを大破意識不明にすれば行けるんじゃないか?」



青葉「酷いですね・・・それなら自己犠牲を行いそうですけど」



提督「疲弊した榛名を庇う俺の船、大爆発・・・榛名泣く・・・これはいけるぞ!!」



青葉「提督は?木端微塵ですか?」



提督「俺は深海棲艦の面々に回収して貰います。俺カナヅチだし」



青葉「かっこ悪・・・」



提督「さらにモニタリングは空母の面々を買収!」



赤城『一航戦の誇り・・・こんな所で・・・」モグモグ



加賀『鎧袖一触』モグモグ ピース



提督「常に艦載機からの撮影を敢行」



提督「以上を作戦内容とします、実行は後日ね」



青葉「前よりはお金掛って無いんですね」



提督「って事で作戦開始!」



オー ヲッ!




・・・




榛名「最近、榛名の出撃が減りました・・・練度も99なので分りますが・・・」トボトボ



榛名「提督・・・ケッコンカッコカリはしてくれないのでしょうか・・・」



榛名「欲張りでしょうか・・・でも・・・提督・・・」



青葉『モニターからの実況です!・・・がなんか気がひけますね~』



青葉『すごい幸薄・・・これ死んじゃいそう・・・』「



提督「榛名、此処に居たか」



榛名「提督!!榛名にご用ですか?」



提督「実は頼みごとがあってな・・・出撃するので旗艦を任せたい」



榛名「はい、榛名にお任せください!」



提督「最近、寂しそうな顔してたからな・・・榛名も海に出たいんじゃないかなっと思ってね」



榛名「提督・・・(提督は榛名の事を見ていてくれたのですね・・・)」



提督「榛名には色々苦労を掛けている・・・いつも済まない」



青葉『此処までは普通ですね・・・ラブコメで在りがちな流れです』



青葉『既に泣きそうなんですが・・・これでいいんじゃないですかねぇ?』



提督「それに出撃から帰ってきたら渡したいものがある」



榛名「何でしょうか?」



提督「これだよ・・・」パカ



榛名「え・・・ゆ、びわ・・・?」



提督「いままでありがとう、そしてこれからも俺と歩んでくれ」



提督「この出撃が終わったら・・・結婚しよう」



青葉『うわ・・・コテコテのフラグやでぇ!!』



青葉『これは・・・でも案外ばれない物ですかね』



加賀『わたしが言われたらドンビキしますね・・・今の告白は無いんじゃないですか』



青葉『うわっ!?いつの間に・・・』



赤城『私は好きですけどね~このくらい熱い方がこっちも熱くなります』



青葉『2人とも仕掛け人側ですからいいですけど・・・』



赤城『それに榛名さんは泣きかけですよ』ホラ



榛名「榛名は・・・榛名は幸s・・・」



提督「まだだ、正式に渡してからな。俺も嬉しい、だが今日1日全部終わってからな」



榛名「・・・はい」グスッ



青葉『死んだら後追いしそうなレベルなんですが・・・大丈夫ですかこれ?』



・・・



提督『戻りました、恥ずかしかったです』



赤城『熱い告白でしたね』



提督「いや~何度やっても慣れないよ』



加賀『何度も告白するのはどうなんでしょうか?』



提督『だって、結婚だしさ?告白居るかな~と思ってよ』



青葉『たしかにいきなり指輪と書類渡されて結婚しろとか萎えますね』



提督『長門の時はそうだったな、よく分らんかったし』



赤城『それであの仲のよさですか・・・別次元の何かで繋がってそうです』



青葉「提督は奥さん多いですけど長門さんが第一夫人ですしね』



加賀『そんな話してていいの?出撃準備終わりそうよ?』



提督『おっと、済まない。じゃ俺も準備してくる』ガチャ



バタン



青葉『優柔不断ですね・・・あんな人の何処がいいんだか・・・』



赤城『素敵な旦那様ですよ?』←結婚済み



加賀『もう少し構って欲しいものね』←結婚済み



青葉『・・・もう刺されて死んじゃえ』



・・・



榛名「♪~♪~」ルンルン



比叡「どうしたの榛名、機嫌がいいね」



榛名「比叡姉さま、榛名は天に召されそうです」



比叡「え?死ぬの!?」



榛名「はぁぁ・・・消えてしまいそうなくらい幸せです・・・」



比叡『提督・・・これ大丈夫なんですか?マジで消えちゃいそうですけど・・・』



提督『カバーはする、大丈夫だ。』



榛名「では行きましょう!姉様」



比叡「うん・・・出撃するよー」



ハーイ



島風「私は速いも―ん」ギューーーーン



天津風「ちょっと!島風!独断行動は!!」



比叡「全く・・・あの子は・・・ちょっと待ってて、連れ戻してくる」



榛名「・・・比叡姉さまはとてもしっかりしています、榛名も見習わないと・・・」



チュドーン



榛名「爆発音!?いったい何が!?」



天津風「榛名さん!!敵が三方向から!!」



榛名「!?」



青葉『さぁ・・・いい所まで来ましたよ・・・』



赤城『そうですね、これからが本番ですね』



青葉「比叡さんは此方側の人間ですが・・・他の子は・・・』



赤城『え~っと・・・この台本には書いてないですよ?多分何も知らないのでは?』



青葉『えぇ・・・』



榛名「比叡姉様!!」



比叡「いててて、モロに喰らったわ」中破



レ級「♪~」



ヲ級「」ゴゴゴゴ



榛名「レ級!?なんでこんな海域に・・・」



榛名「(こちらでレ級戦を経験してるのは・・・榛名と姉様だけ・・・しかも他の子達は駆逐艦)」



島風「おぅ・・・」ガタガタ



天津風「あんたが索敵しないのが悪いんでしょ!!もっと周り見なさいよ!!」



島風「うっ・・・」



榛名「(完全に混乱・恐怖しています・・・勝ち目は・・・ない)」



レ級「取りあえず、当てなきゃ何とかなるでしょ!砲撃開始」ユビサシ



ドドドドドドドドドドドドドド



天津風「きゃーーー」ウズクマリ



島風「くっ・・・うぼっ!?」ドカン



天津風「島風!!」



榛名「守りきれません・・・これでは・・・全滅」



比叡「これはきついな~囮になるか」ヨット



榛名「姉様!!無理はいけません!!此処は榛名が!!」



比叡「大丈夫だって・・・私も機動戦艦だし多少は」クルッ



装甲空母姫「あら?多少は?」



比叡「ぁ・・・」



チュドーン



比叡「・・・」バタ 大破



装甲空母姫「なんだって?」ウフフ



榛名「姉様!!」



青葉『おぉ・・・すごい緊迫としてますね』



赤城『映画見てる気分ですね』



加賀『ポップコーン要ります?』



赤城『有難う加賀さん』



青葉『これ大丈夫なんですか?大怪我してますけど・・・』



提督【あいつには女神持たせてあるよ、帰ってきたら即使用だ】 待機場所から通信中



青葉『島風ちゃんも被弾しましたし・・・これは緊張感倍増ですね』



提督【後で何とかしとくさ、そろそろ俺も行くぞ】



青葉『御武運を』



提督【ちょっと海に藻屑になって来る】



赤城『すごい言い方ですね』



青葉『なかなか緊張しますね』



榛名「(なぜ姫級が・・・この数は一個大隊レベルの数)」



装甲空母姫「さて、どうしましょうか・・・ここの全員海に沈んで貰うもの一興」



榛名「(どうすれば・・・くっ・・・)」



『囮になるか~』



榛名「・・・」



榛名「天津風ちゃん、島風ちゃん」



天津風「はい・・・」



榛名「比叡姉様を連れて逃げて」



天津風「え?」



榛名「あそこの部分、あそこだけ敵が展開してない・・・逃げるならあそこしかない」



天津風「榛名さんは・・・」



榛名「榛名は時間を稼げるだけ稼ぎます、そのうちに撤退を」



島風「・・・でもっ」



榛名「ここで時間を稼げるのは榛名だけ・・・お願い、言う事を聞いて」



島風「・・・よいしょ」モチアゲ



島風「はやく、天津風も手伝って!他の子は全速力で逃げる準備!」



天津風「いいんですか」



榛名「榛名は皆の為なら苦とも思いません」ニッコリ



装甲空母姫「御祈りは済んだかしら?」



榛名「えぇ・・・覚悟は決めました」スッ



榛名「榛名は諦めません」ドドン



ザッバーン



装甲空母姫「!?」



榛名「今です!!」



島風「行くよ!魚雷と対空ばら撒きながら撤退!!」



ドドドド ドーンドーン



装甲空母姫「・・・」フム



装甲装甲姫「貴方は逃げないのね・・・もしかして殿ってやつかしら?」



榛名「そうです・・・しかし榛名はここで朽ち果てるつもりは・・・有りません!!」ジャキン



装甲空母姫「とても勇敢ね・・・では見物させて貰いましょう」クイ



ヲ級「当てちゃ駄目です、当たってもダメです。疲弊目的ですよ。攻撃開始」ビシ



榛名「榛名は負けません!!!」



・・・



青葉『ここはバトル物でしたっけ?』



赤城『いいえ、違いますよ?』



加賀『とてもカッコいいですけど上空から見ると凄いですね、四面楚歌、いえ三面楚歌ですね』



青葉『逃げ道はわざと作ってますからね、榛名さんは行かせないように背を向けて戦ってますが』



赤城『控えめだと思っていましたけど流石は戦艦ですね、金剛さんのような大胆さが垣間見えます』



加賀『流石は金剛型、頼りになるわ』



青葉『そろそろ弾薬、燃料が尽きる頃でしょうか?』



加賀『提督には男を見せて貰いましょうか』



赤城『わくわくですね』



・・・



榛名「はぁ・・・はぁ・・・ぐっ!?」



装甲空母姫「意外に粘るわね・・・流石の殿さんね」



レ級「終わりが近いね~手筈通りにね・・・構え」



ジャキキキキキキン



榛名「・・・此処までですか、榛名は望みすぎたのかもしれません」



榛名「榛名は・・・幸せの代償を受けているのかもしれませんね」ヨロヨロ



榛名「しかし、榛名も軍人です、倒れるならまえめりに倒れます」



ヲ級「連絡は?」



装甲空母姫「えぇ・・・いいわ、やっちゃって」



榛名「提督・・・すいません榛名は御先に・・・」



≪馬鹿野郎!!俺より先に逝くんじゃない!!≫



榛名「えっ・・・提督?」



提督「うおおおおおおおおおおおおおお」ヴィイイイイイン



榛名「提督!!」



≪榛名≫



榛名「提督!!ダメです!!その船には兵装も何も!!!」



≪逃げろ、早く・・・≫



レ級「先にあっちに照準合わせて」



グルン



提督「おれも大和男児だ、無駄死はしない!!」



装甲空母姫「早くやっちゃいなさい」



ヲ級「打ち方はじめ」



ドドドドドドヒュ~ンヒュ~ンヒュ~ン



提督「ぐわああああああ」ドカーン



榛名「提督ぅ!!!」



≪ごめんな・・・約束守れそうにn≫



ボカアアアアアアアアアン



榛名「いやああああああああああああああああああああああああああああああ」



装甲空母姫「帰りましょうか、仕事は果たしたからね」



ヲ級「被害は?」



レ級「ないよ~弾が減った位だね」



ヲ級「では帰還します。潜航開始してください」



・・・



青葉『・・・』



赤城『・・・』



加賀『・・・』



青葉『どうしましょう・・・ドラマ見てる気分でした』



赤城『映画化決定ってやつですか?』



加賀『そこらのバラエティより面白いわ』



青葉『提督は大丈夫ですかね・・・』



提督【おう、元気だぞ。鼻に水入ったけど】



装甲空母姫【お疲れ様です、あとはお任せしますね】



レ級【こういうもの面白いわ~体験できないもんだし】



ヲ級【提督さんは後で届けます、いちおうこちらで怪我が無いかチェックしておきますので】



提督【お前達もネタばらしの準備しておいてくれ、すぐ帰る】



青葉『当の本人は元気みたいですね』



赤城『最後の仕上げですね』



・・・



ゴゴゴゴゴ



榛名「・・・」



榛名「・・・提督」



榛名「まだ・・・もしかしたら」ギュイーン



榛名「まだ辛うじて沈んでない」



榛名「提督!」ガチャ



血塗れの船内



榛名「・・・」ヘナヘナ



榛名「・・・これはケッコンカッコカリの」



榛名「うぐ・・・はるなは・・・やっぱり望んじゃ駄目だったんです」



榛名「榛名が望んだから・・・提督も・・・」



榛名「うわあぁぁ・・・榛名が・・・は゛るながぜんぶ・・・悪いんです」



榛名「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」



アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア



・・・



鎮守府港



榛名「・・・」トボトボ



榛名「・・・もウ、全ブ・・・どうデも・・・」



比叡「お帰り榛名、無傷みたいだね」



榛名「ヒエイネエサマモゴブジデ」シンダメ



比叡「執務室にいって来な、報告がまだでしょ?(ヤバい目してる・・・)」



榛名「ハイ・・・」



執務室



榛名「・・・」ガチャ



提督「お帰り、大丈夫だったか?」



榛名「・・・テイトク?」



提督「済まなかったな、大丈夫だったか?」



榛名「エ・・・ナンデ?テイトク?」



提督「さぁ・・・ネタばらしだ」パチン



青葉「はああい、青葉です一言お願いします!!」ドカーン



榛名「あれ?・・・榛名・・・あれ?」



青葉「提督が爆発した時どうでしたか?指輪は?」



榛名「あの・・・その・・・ハッ!?」クルッ



比叡「ニヤニヤ」つドッキリ大成功!!



金剛「ニヤニヤ」つ全部録画してます



赤城「フフフ」つお幸せに



加賀「・・・」



榛名「////」プシュー



榛名「」バタン



提督「はるなあああああああああああ!?しっかりしろおおおおおおおお」



青葉「衛生へええええい」



~その後、ケッコンカッコカリして結婚式も挙げた~




朝潮型編(朝潮)




提督「さて、くじ引きの結果『朝潮型』になったぞ」



青葉「朝潮型ですか?・・・というと全員で?」



提督「全員するが、ドッキリは一緒だ」



青葉「あの子達姉妹多いですからね~」



提督「はいフリップ!そしてどーん」



『超高価な壺を割っちゃった!どうする!?朝潮型』



提督「朝潮型の子達の前に壺を配置、凄い価値だと伝えます」



提督「そしてその子を1人・もしくは2人にして放置。遠隔から割ります」



提督「その反応を見よう、というドッキリだ」



青葉「小さい子には効果ありそうなネタですね・・・因みに壺は?」



提督「これです、量販店で売ってる2000円の壺」ドン



青葉「2000円・・・微妙に高いですね」



提督「ちゃんと人数分買ったぜ」



青葉「設定では御いくらにするんですか?」



提督「トップバッタ―は朝潮、なので値段では無く『元帥殿からの預かり物』としようと思う」



青葉「それは下手したら泣くレベルじゃないんですが・・・」



提督「既にそれは経験済みだ!レッツゴー!!」



・・・



朝潮「司令官、お呼びでしょうか?」



提督「おはよう、朝潮。実は俺が留守にしている間これの警護を任せたいんだ」



朝潮「お任せください!この朝潮!必ずや!期待にこたえて見せます!」



提督「この壺なんだが・・・元帥殿かった物なんだ」



提督「とても高価なものらしく、傷が入れば俺の首が冗談なく飛ぶ」



朝潮「・・・えっ」



提督「任せたぞ、朝潮なら安心だ」



朝潮「はい!命に変えてでも!!」ビシ



提督「そこまで気構えなくてもいいよ、箱には入れておくから。よろしくな」ガチャ



朝潮「・・・」ダラダラ



バタン



・・・



提督「いや~焦った顔も可愛かったな」



青葉「年端もいかない子になんて仕打ちを・・・外道ですね」



提督「なら、それに協力してるお前も外道だな」



青葉「・・・どうやって割るんですか?」



提督「この妖精さんに作って貰ったボタンがあります」ハイ



提督「押すとあの部屋だけ地震が起きます」



青葉「あの部屋2階なんですけど・・・」



提督「それで箱が落ちて割れます」



青葉「酷すぎやしませんか・・・」



提督「値札には一応150万って書いてます、」



青葉「見たら泣きますね、私でも」



提督「ではドッキリスタート!!」ポチ



・・・



グラグラグラ



朝潮「地震です!?」



朝潮「机の下に隠れ・・・」



ガシャーン



朝潮「あっ・・・」



壺「ばりばりやで」



朝潮「・・・」



提督『さて、割れたが・・・どうする』



青葉『朝潮ちゃんは委員長キャラですからね、素直に謝るのが無難かと』



朝潮「・・・」タッタッター ガチャ



青葉『あれ?部屋出て行っちゃいましたよ?』



提督『逃げた?・・・そんな事はないと思うが・・・』



朝潮「よいしょ・・・」ゴトン



朝潮「よし!えい!」ガシャーン



朝潮「いち、にい、さん・・・」



青葉『あれは・・・』



提督『俺が買ってあげた貯金箱・・・すごい大切にするって言ってたのに』



提督『』ブワッ



青葉『提督が泣いたらダメでしょ!?』



朝潮「15万円・・・足りるかな」



値札『150万円』



朝潮「・・・足りない」



朝潮「・・・」ズーン



朝潮「これは・・・腹を切るしか・・・」ウルウル



提督『!?』



朝潮「こんな時の為に遺書書いてて良かった・・・」スッ



提督『ちょっと待って!なんであの子遺書なんて書いてるの!?」



青葉『艦娘故の・・・しかしこんな小さい子までが死を覚悟して」



朝潮「よし!」ガチャ



タタター



提督『やばい・・・俺いまドキドキしすぎて死にそう』



青葉『落ち着いてください!まだ、まだ大丈夫です!』



ガチャ



朝潮「準備は整いました」←フリフリの白のワンピースとカッタ―



提督『あ、あのワンピは俺と出かけた時に買ってあげたワンピ』



青葉『カッタ―で腹切るて・・・なんか可愛く見てえてきました』



提督『白いって事は白装束か・・・やっぱ可愛いなぁ~」ホッコリ



提督『こんな事してる暇じゃない!止めてくる」ガチャ



青葉「ネタばらしもよろしくですー」



・・・



朝潮「・・・怖くないです」フルフル



朝潮「時代劇でやってました・・・壺を割ったら切腹って」



朝潮「潔く・・・美しく」



提督【これ割ったら俺の首が飛ぶから】



朝潮「司令官の為に・・・艦娘は・・・」ポロポロ



提督「だれがそんな事教えた!!」バン



朝潮「司令官・・・」



提督「誰が俺の為に死ねと言った!!絶対に帰ってこいといつも言ってるだろ!」



朝潮「でも・・・わだしはつぼを・・・」フルフル



提督「いいんだ!壺なんて買い直せるんだ!」ダキシメ



提督「朝潮に変わりなんて無いんだ!」



朝潮「う゛う゛う゛・・・」



提督「安易に死ぬ事を考えるな!朝潮には未来がある!」



朝潮「司令官///それは・・・」



提督「え?俺へんな事言った?」



青葉「はいネタばらし~ドッキリせいこ~」ベシ



提督「いったぁ・・・なんだよ!!今いい所なのに」



青葉「あとつっかえてるんですから」



提督「すまんな・・・朝潮、ドッキリだったんだ。この壺も・・・朝潮?」



朝潮「❤~」ギュ



提督「あれ?」



・・・続く・・・




朝潮型編(霞)




提督「次は・・・霞です」



青葉「霞ちゃんですか、いつも秘書官のとき怒られてますね」



提督「そうなんだよ~、やった後が怖えー」



青葉「なんでやろうと思ったんですか・・・」



提督「いやさ・・・朝潮型って決まったし、怒られるなら先に・・・」



提督「あとさっきから離れてくれない朝潮を放してほしい」



朝潮「♪」ギュ



青葉「提督・・・㌔㍉コン?」



提督「ふぁ!?・・・いや・・・その・・・断じて」



青葉「否定するならもっとハッキリしてくださいよ!」



提督「さっきと一緒でやりまーす」



・・・



提督「すまないな、霞。呼び出して」



霞「で、何の用事?」



提督「この壷を見て置いてほしい」



霞「はぁ!?壷?」



提督「唯の壷じゃないんだよ!元帥殿から預かった壷なんだよ!!」



霞「元帥・・・なんであんたの所に・・・」



提督「しかも凄い高価な物らしい、万が一があるかもしれないから護衛をつけたい」



霞「へぇ・・・あんたにしては慎重ね」



提督「割れたり欠けたりしたら、鎮守府解体もあるかもな」



霞「・・・」



提督「金持ちの考えることは分からん。解体は俺の首でなんとかなるだろうが・・・」



霞「・・・ふ~ん」



提督「そんな事は起きないと思うがな」ハハハ



霞「任せときなさい、頼まれた以上任務は完遂するわ」



提督「任せた。すこし出てくる」ガチャ



・・・



提督「げへへへへ、泣かしてやるぜ」



青葉「・・・さっきまではかっこいい上司だったのに、最悪ですわ」



朝潮「しれー」タタタ



提督「こら、あんまりくっつかない」



青葉「朝潮ちゃん・・・」



青葉「さっきのボタンで?」



提督「おう、いくぜ」ポチ



・・・



グラグラ



霞「あら、地震」



霞「ちょっと強いわね、よいしょっと」



青葉『さすが霞ちゃん壷を保護してます』



提督『さすが霞、なら震度を上げるまで」ポチ



グラグラグラ



霞「ちょ、強い!強い!」



ガシャーン



霞「外に出ても・・・危険」



青葉『冷静ですね・・・流石です』



提督『うん・・・俺が間違ってたかもしれん、いつも毒はいてるけど自分のことより壷を優先してる』



提督『そんなことしたら自分の身が危険なだけなのに』



提督『辞めるか・・・」ポチ



提督「あれ?』ポチ



青葉『どうしました』



提督『・・・リモコン壊れた』ダラダラ



青葉『え!?』



・・・



グラグラ ガシャーン バーン パリーン



霞「いやああああああ」



霞「何これ!もう立ってるのも無理よ!!」



箪笥 グラッ



霞「あっ」



ガシャーン



霞「><」ウズクマリ



提督「怪我は無いか?」



霞「あんたっ…なにを…」



提督「はやく、逃げろ。持たん」グググ



青葉「提督!お怪我は!?」ガチャ



提督「すまん、手を貸して…もう無理だわ」



提督「(ドッキリはいいこと無いわ…うん)」フラッ



ズドーン



青葉「不味い!緊急連絡を…」ピピピ



霞「いやああああああ、死んじゃいやああああああ」







医務室



提督「いやー死ぬかと思ったわ」アハハ



霞「ほんと馬鹿ね!!私は艦娘だから多少はすぐ治るのに!!」



提督「涙目の女の子をほって逃げたら男が廃るわ、それに俺にとっては艦娘だろうとなんであろうと…



提督「霞はかよわい女の子だ」



霞「それで大怪我したら元も子も無いでしょ!!馬鹿!!」



霞「ほら、林檎剥けたわ、食べなさい」



提督「ありがと」シャリ



霞「でも…あの時は…ありが…」



提督「どうした?」



霞「な///なんでもないわよ!!いいから速く治しなさいよ!!」



提督「いや無理だろ」







青葉「ドッキリネタバラシ何時するんでしょうか」



青葉「遅れれば遅れるほど不味い気もしますけど…一度痛い目見たほうがいいかもしれませんね」



青葉「肝心の壷は…あらお花が」



青葉「ハナミズキですか、可愛らしいですね~」



…続く?…




朝潮型編(霰・大潮)




提督「そろそろ巻きで行かないと・・・終わらない・・・」



青葉「提督がやるって決めたんじゃないですか!責任持ってくださいよ!」



提督「では2人まとめて行くか・・・」



提督「すでに2人は待機してくれてます」



霰『暇・・・だね』



大潮『そうだね~司令官はどこへ行ったのかな?』



霰『さぁ?』



青葉「2人の反応は無かったですね・・・1人だとパニックに陥りがちですけど2人なら打開策を考えてくれるかもしれませんね」



霰『ほい』シュ



大潮『キャッチ!』パシ



霰『スライダー』シュルル



大潮『おぉ!すごい!』キャッチ



提督「お部屋でキャッチボールしてるし・・・すでに壷割ってくれそう」



青葉「提督?教育が行き届いてないのでは?」



提督「おれのせいかよ!駆逐を見てるのは足柄だr・・・」



ガシャーン



青葉「・・・」



提督「・・・」



提督「観察しながら考えよう」



青葉「はい」



・・・



霰『うわぁ・・・割れてる』



大潮『・・・』ソウハク



霰『どうする?』



大潮『どうしましょう・・・』



霰『とりあえず中身を・・・」パカ



霰『うわぉ、粉々・・・』



大潮『値札ついてる・・・』ピラ



[150万円]



提督「そういえば付けてたな、あんな値札」



霰『・・・』ソウハク



大潮『・・・』ソウハク



提督「失意に落ちてるな」



青葉「誰でもこうなると思いますけどね」



提督「そうだ!今から行って来る」



青葉「今からですか・・・追い討ちですね」



提督「まぁ見とけって」




・・・



霰「どうしよっか」



大潮「謝れば・・・」



ガチャ



提督「すまんな2人とも、呼び出して」



大潮・霰「!?」ビクッ



提督「どうした?そんな緊張するものでもないだろ?」ハハハ



大潮「は、はい」



提督「呼んだのはその壷を見ておいて欲しくてさ~」



霰「これ何の壷?」



提督「元帥殿に託された壷だ。とっても高いらしい」



提督「もっとも、価格より元帥殿の壷というところがやばい。傷でも入ればえらい目にあう」



霰「これは責任とって・・・よっと」グルグル



提督「なんだ?どうした碇なんて何処から・・・」



霰「行って来ます」ヨジヨジ



提督「おい!そっち窓!!そんな重い物と一緒に落ちたら死ぬ!!」



霰「んしょ・・・んしょ・・・」



提督「待てって!大潮手伝って--」



大潮「う゛わああああああああああああああああああああごべんなざあああああああああああ」ビエエエエエエエ



提督「青葉ぁ!!誰か呼べええええええええ!!」



青葉『どうして朝潮型の子達は命差し出すことに躊躇が無いんですか!!もう!!』



・・・



霰「・・・」



大潮「ヒック・・・オェ」



提督「部屋でボール遊びしないこと、いいかい?」



大潮「ハイ・・・」



霰「うん」



提督「霰、こっちおいで」



霰「・・・」ビクビク



提督「責任は1人が取ればいいって物じゃないんだ。それに命を無駄にするな」



霰「うん」ギュ



提督「怖かったろ?責任とるのは大人の仕事だ」



霰「・・・うん」フルフル



提督「いい子だ」ナデナデ




・・・





朝潮「羨ましい・・・」シンダメ



霞「・・・」シンダメ



青葉「やれやれ・・・ドッキリは何処へ・・・」




大和編




提督「次は大和だ!大和!大和!」



青葉「随分と乗り気ですね・・・どうしたんですか?」



提督「大和ってほんと大和撫子じゃん?儚さがあるって言うか~こう見てて忘れなれないって言うか」



青葉「随分とお熱のようですね」



提督「あぁ!俺のタイプだ。昨日告白したんだ」



青葉「・・・えぇ!?昨日!?」



提督「泣きながらオッケーしてくれたんだが・・・俺も泣いてしまいそうだったよ」



青葉「きのう嫁にした人を今日泣かすんですがそれは・・・離婚待ったなしですよ?」



提督「・・・どうしよ、やめよっかな」



青葉「自分の嫁散々泣かしてきたくせに何を今更・・・刺されろ!」



提督「そうだったな、それにもう準備しちゃったしな!金使ってるんだから!」



青葉「そのお金でデートでもしてあげたらどうなんですか・・・」



提督「俺は自分を曲げない!今回用意したのはこれ!」ドン!



『逆ドッキリ!?もう一人の自分登場!?』



青葉「なんですか・・・もう一人の自分って・・・」



提督「今回大和にはドッキリをする時にバラします」



提督「しかし、ドッキリを受けるのは大和」



提督「第三者の視点でドッキリを受けてもらおうと思ってね」



青葉「それはビックリしますね・・・自分がドッキリ受けてるの見るんですから・・・」



提督「その間、うちの大和は全力スルーして放置します」



青葉「鬼か」



提督「ご協力として俺の知り合いの鎮守府から別の大和さんをお呼びしました」



大和(佐世保)「始めまして、佐世保鎮守府の大和で御座います。以後ご贔屓に・・・」ペコ



青葉「これはご丁寧に・・・青葉です」ペコ



提督「今日はありがとう、遠かったでしょ?」



大和(佐世保)「いえ、私の提督が送ってくださいまして・・・彼も鎮守府周辺でホテルを取って待ってくれています」



提督「それはそれは・・・ちょっとした新婚旅行ですか?」



大和(佐世保)「そ、そんな///提督殿もお人が悪ぅございます・・・///」



提督「君の提督もよく言ってるよ?自慢の奥さんだと・・・」



大和(佐世保)「まぁ・・・あの人ったら///」



提督「これが終わったら此処周辺の美味しいお店や観光スポットの一覧渡すよ、楽しんでおいで」



大和(佐世保)「提督殿もここの私には優しくしてあげてくださいよ?大和は表情を出すのが苦手ですから」



提督「それは勿論」



青葉「泣き顔見たい奴が何を言うか・・・」




・・・




提督「さて、では準備するか・・・ドッキリで使用するのは大和の部屋を完全再現した部屋だ。カメラ起動!」ポチ



ヴィーン



大和(佐世保)「・・・すごい和風ですね」



提督「彼女はこんな部屋が好きでね」 



青葉「些細な場所は再現できませんでしたが・・・ね」



提督「ここでドッキリの収録します」



大和(佐世保)「・・・え?」



青葉「武蔵さんが早朝バズーカしに行きます」



提督「はい、耳栓」



大和(佐世保)「武蔵というと・・・妹の」



提督「えぇ、うちの武蔵がぶちかましに行きます。バズーカ発射したらビックリしてください」



大和(佐世保)「分かりました」



青葉「よくもまぁ・・・数分の収録にこれだけのセットを・・・」



提督「いいだろ?本格的にやらないとさ」



提督「武蔵呼んで来てくれ、収録しちゃうから」



大和(佐世保)「だから夜なんですね・・・おかしいと思いました」



提督「その後の流れなんですけど・・・」




・・・




大和「・・・」パチクリ



大和「ん~」モゾモゾ



大和「よく寝ました・・・」



大和「着替えないと・・・」



ピンポンパンポーン



『大和~起きていたら執務室に来てくれ』



大和「もう///提督ったら・・・放送でかけなくても///」



大和「参りましょう」ルンルン



青葉『あらら、寝巻きのまま来ちゃいますよ』



提督『なら好都合。佐世保の大和さんに寝巻き着てもらっておいて、終わったらそのままあいつに渡すわ』



青葉『ホテルに送るってことですか?それだと目立っちゃいますが・・・』



提督『あいつは喜んでくれるさ、脱がすのが好きだから』



青葉『あ~・・・いっぺん死ね!!』スパーン



提督『いったぁ・・・そのハリセン何処から・・・』



青葉『龍驤さんから貰いました。撓る針金入れてるらしいです』



提督『殺す気かよ!!』



青葉『執務室でいいんですか?ここ違う場所ですけど』



提督『おう、昨日撮った俺らの反応をプロジェクターで執務室に映し出す』



青葉『気分はテレビのMCでしたよ・・・』



提督『凄いぜ?ほら見てみ』ポチ



ヴィーン



青菜『うわっ・・・映像ですかこれ・・・見た目分かんないですよ』



提督『なので俺たちは無反応の俺達に翻弄される大和見てればいいから』



青葉『了解です』




・・・



大和「失礼します。提督、お呼びですか?貴方の大和ですよー」ウフフ



提督「・・・」



青葉「・・・」



大和「あっ・・・青葉さんもいらっしゃったんですか///!?」アセアセ



提督【さぁ、今回は大和です!】



青葉【もうほんと死ねばいいと思いますよ・・・何回やる気ですか?】



提督【いやさ?これも愛ゆえって奴だよ】



青葉【まぁ・・・いいですけど】



青葉【で、今回はどんなのをするんですか?】



提督【今回は王道の早朝バズーカだぜ!さっき放送かけて寝てるの確認したから大丈夫だ】



大和「え?提督?大和はここですよ?あの・・・提督?」オロオロ



青葉【ではドッキリ役の武蔵さんと中継してるので・・・武蔵さーん】



・・・



提督『めっちゃおろおろしてる・・・かわいい』グフフ



青葉『性質が悪っ!!・・・これはきっついですわ』



提督『録画の俺たちは完全無視だからな・・・これは地味に堪えるぞ」クククク



青葉「(なんでこんな人と結婚したんですかね・・・趣味悪すぎでしょ)」



・・・



大和「あれ?提督?提督!聞こえてないんですか?」



大和「青葉さんも・・・なぜでしょう?」



大和「ちょっと提督ったら!」ウデノバシ



スカッ



大和「え・・・あれ?なんで・・・」スカッスカッ



提督【武蔵~そっちどうなってる?】



武蔵【あぁ、部屋に着いた。ちょっと見てくる。カメラは置いていくぞ】



提督【なんで!?そのまま入ってよ!!見たい~大和の部屋みたい~】



武蔵【お前・・・昨日結婚した嫁が腹出して鼾かいて寝てたらどうするんだ?】



提督【えっ・・・幻滅する・・・】



武蔵【だろ?だからだよ】



大和「大和はそんなことしません!!・・・多分」



武蔵【ちょっと待ってろ・・・】



ガチャ パタン



大和「提督?どうしてこっちを向いてくれないんですか?提督!!」



提督【大和の寝顔楽しみだな~可愛いんだろうな~】



青葉【自分で見に行けばいいのに・・・】



大和「やっぱり触れない・・・」スカッ



大和「・・・もしや!!これは幽体離脱!?」



大和「声が届かないもの・・・触れないのも・・・納得がいきますね・・・」



・・・



提督『ここまでは想定道理だな、あとは寝起きバズーカするだけ』



青葉『ネタバラシの準備しますか』



提督『大和さーん、武蔵と一緒にうちの大和の部屋に移動しといて』



・・・



武蔵【よし、大丈夫だ。寝起きバズーカを実行する】スチャ



提督【あっ・・・凄い和風、片付いてる】



青葉【大和撫子ですね・・・】



武蔵【うむ・・・寝ているな、ほら】



大和(佐世保)【】



提督【よし、早朝バズーカいってみましょー!】



青葉【いえー】



武蔵【ええい、昨日私のプリン食べおって・・・天誅!」カチ



バーン



大和(佐世保)【きゃあああああ!?!?!?!?何々!?何事!?】



大和「・・・え?なんで私が」





             起 き て る・・・の?






提督【うおおおおおおおお予想より可愛いいいいい】



青葉【乙女ですね~これは乙女です】



大和「幽体離脱にしても・・・なんで・・・え?」ダッ



ガチャ バーン



・・・



大和の部屋



大和「はぁ・・・はぁ・・・はぁ」



<モゥ! ムサシィィ!! マァマァ




大和「・・・」ガチャ



大和(佐世保)「武蔵ったら・・・今度したら怒るわよ?」



武蔵「すまんすまん・・・おや?・・・お前は誰だ?」



大和「むさ・・・」



大和(佐世保)「あら・・・」



大和(佐世保)「うふふふふ、私は大和よ」




         貴方は誰?




大和「ゎ・・・ゎたしは・・・私はだれ?」



大和「あ゛あ゛あ゛あ゛」



大和「・・・やはり兵器は幸せに、なれないのですね」ウルウル



大和(佐世保)「・・・」



大和「う゛っ・・・ぐっ・・・あああああ」



大和(佐世保)「そんな事無いですよ・・・ほら顔を上げて」



大和「え・・・」



『ドッキリ大成功』



武蔵「あははははははは。その絶望した顔、中々に良かったぞ」



青葉「戦場でも見ませんからね・・・レアですよ~」



大和「え・・・ドッ・・・キリ?」



提督「大和」



大和「・・・提督」



提督「大和は女の子だ、兵器じゃない。俺が幸せにしてやる」



大和「提督・・・提督!」



大和(佐世保)「私はこれで失礼しますね」



青葉「送る車出しますので案内しますよ」



大和(佐世保)「いいんですか?」



青葉「はい、というかそろそろ退避しないと・・・」



大和「提督?」



提督「なんだ?」



大和「このドッキリ・・・提督の発案ですよね?」ガシ



提督「(あっ・・・)」



大和「貴方もです、武蔵」ガシ



武蔵「私の馬力で逃げ切れん反射速度だと!?面白そうだと思って誘いに乗らなければ・・・」



大和「幸せにしてもらう前に清算してしまいましょう。覚悟は出来てますよね?・・・答えは聞いてません」ジャキ



チュドオオオオオオオオオン ゴゴゴゴゴゴゴ ボカーン ギャアアアアアアアアア



青葉「男って馬鹿な生き物ですね・・・」




金剛編




提督「そろそろ俺の命が尽きそうだ…」



青葉「提督ってもしかして人外ですか?」



提督「父も母も人間だよ。DNAだって軍に入るときに検査したさ」



青葉「…ほんと~?」



提督「嘘ついてどうするんだよ…はい、金剛にドッキリ」



青葉「すっごいテンション低くないですか?」



提督「いやな…ぶっちゃけ俺あのテンション苦手なんだよね…」



青葉「でもすごいスキスキアピールしてるじゃないですか、普通嬉しいのでは?」



提督「好意は嬉しいぞ?でもね…なんか『あははっ…』ってなるっていうか」



青葉「欧米のノリですからね~こう日本の愛情表現では無いですよね」



提督「俺ってさ、結婚してるじゃん?」



青葉「何人でしたっけ?30人くらいでしたっけ?それがなにか?」



提督「俺の奥さんは一貫して通ずるものがある」



提督「たとえば長門だ。あいつはこんな俺と結婚してくれた…大切な秘書艦だ」



提督「ぎこちないまま来ちゃったけど…あいつの可愛い所が大好きなの!」



青葉「あの武人な長門さんが?」



提督「始めてのお願いが手を繋ぐって事だったり。甘いものが好きだったり…一杯あるわけよ」



青葉「それは本人に言ってあげたらどうですか…」



提督「俺は好意をジワジワ出してくれる子が好きみたいなんだ」



青葉「ふむ…」



提督「金剛みたいにオープンな好意の伝え方もあると思う、だけど…俺は…うん」



青葉「要するにタイプじゃないって事ですか?」



提督「なんだ、その…直訳すると…」



青葉「はぁ…これ金剛さん聞いたら泣きますよ。実家帰っちゃいますよ」



提督「愛がストレートなのは喉元通らないんですよ。薄めないとキツイっす」



青葉「提督の告白は全部遠回しですからね、一覧がこれ」ドン



・俺とこの鎮守府を共に支えてくれないか?


・お前の事が…あ、ごめん。ちょっと待ってくれる?


・共に進まないか?


・俺、頑張るから!お前の為に頑張るから! etc…



提督「ちょっと待ってくれ。それなに?そんなの作らなくていいから。ってか2番目なんだよ」



青葉「赤城さんがこう言ってました。『提督らしいと』」



提督「俺駄目だな…ほんと、こういうの駄目なの」



青葉「告白も満足に出来ない人が British な LOVE CALL 受けてめられる訳無いですね」



提督「…ほんと、あいつらなんで俺と結婚してくれたんだろう。不思議だわ」



青葉「それは貴方の事が好きだからですよ。ヘタレな所差し引きで」



提督「皆ありがとう、今度感謝の言葉送らないと…」



青葉「長話しちゃいましたね…では本題に入りますか」



提督「そうだな…今回は…」



ピッ ブチン



金剛「…」



金剛「テートク…ワタシの事嫌いだったのネ」



金剛「比叡や榛名が結婚してるのに練度99のワタシが選ばれないのは…こういう事だったのネ」フルフル



金剛「こんなDVD見るんじゃなかった…見なければまだ…あい゙ぜたのニ」ボロボロ



金剛「テートク…デードクぅぅぅぅぅぅぅ」ウワアアアアア



金剛「ワダシをみでよおおおおお」ワアアアアアアアアア






金剛「執務室で泣くなんて…はしたないネ」ヒックヒック



金剛「人が来ないうちに…」



ガチャ



金剛「!?」



金剛「(もしかしてテートク!?いま泣いて目が…いや、嫌われてるならべつに…)」



提督「どーん!」



青葉「いえーい」つドッキリ大成功



金剛「what…?」



提督「俺はそんなちいさい人間じゃねーよ!!」



青葉「今回は『もし、愛しの彼が自分の事嫌いだったら』でした~」



青葉「陰湿ですわ、金剛さんこの人と結婚しない方がいいですよ」



提督「え?ダメ?」



金剛「テートク!」



提督「ん?」



金剛「Look at only me.」ソッ



提督「金剛?」



金剛「I love you much more than you think.」



提督「Really?」



金剛「I can not live without you.」ギュ



提督「I love you.」



金剛「それはイギリスの感覚で意味合いとってイイ?」



提督「当たり前だ。一生離さないからな」



青葉「さて、このまま夜戦突入されても困るのでDVD回収して帰りましょ…」スタコラー




北上編  その1 




青葉「北上さんですか…あの何と言いますか、THE マイペースの権化」



提督「そうだな、あいつはすっごいマイペースだ。それに独特の空気がある。でも空気読める」



青葉「のらりくらりとしてますよね~」



青葉「…よく考えるとあの人が感情出すとこ見たこと無いですね」



提督「だろ?あいつは笑うけど、怒ったり泣いたりは基本見ない。見えないところで泣いて笑ってるかもしれんが…」



青葉「達観してるような…そんな気もしますね」



提督「なので北上を泣かします!てか泣き顔みたいです!」



大井「よくもまぁ…私をこの場に呼んだわね」ワナワナ



提督「まぁまぁ、ちゃんと報酬だすから」



大井「あぁ…北上さんの泣き顔…もし見れるならディスクとメモリーで保存して毎日楽しむわ…」ウットリ



提督「上手くいけば北上に泣き顔で抱きつかれるかもよ?」



大井「まじで?」



提督「まじまじ、上手く行けば」



大井「この大井、全身全霊をもって助力するわ。なにすればいいの?」キリッ



提督「やったぞ青葉!頼もしい協力者だ!」



青葉「報酬で釣ったくせしてなにが協力者ですか…」



提督「北上専門家が居れば作戦はより素晴らしいものになるだろう」



大井「分からない事は北上さんの心の内くらいよ!それ以外は相部屋だから分かるわ!」



青葉「ほんと貴方達2人は…で今回はどうするんですか?」



提督「うむ、2つあるんだ。これとこれ」



『提督と大井が雲隠れ。帰ってこない2人、そして孤立』『2人が深海棲艦化!そして襲撃。通じぬ心』



『2人が大喧嘩、ギスギス空間に取り残される』



提督「俺と大井が消えるか、敵として出てくるか。それでその間を観察します」



大井「ちょっと!それじゃその間北上さんに会い無いじゃないの!」



提督「その後に素晴らしい物が待ってるぞ」



大井「くっ…」



提督「前者ならその間の部屋を、後者なら戦闘中、並びに鎮守府内をモニタリング」



提督「最後のはマジっぽい喧嘩して凄い悪くします。その空間に北上入れます。あいつは空気読まんかもしれんが」



青葉「あの人ならのほほんとしそうですけどね~」



大井「そんな事があったら舌噛み切るわ…心配すらされない存在感とか…」



提督「俺もだ…この前のプロポーズ返事貰ってない」



大井「…は?提督プロポーズしたの!?何抜け駆けしてるのよ!」ガシ



提督「ぐぇ!いや、あの時しかなかったんだよ!2人だったし、大井居なかったし」



青葉「どんな言葉を乗せたんですか?」



提督「好きです!結婚してくださいって」



青葉「捻りもなんも無い、2点」



提督「俺の渾身の告白が…2点だと!?」



大井「私なら、北上さん貴方の全てを知りたいです!後は心、そう心!心を通じ合わせれば私達は…」



青葉「怖い長い気持ち悪い、2点」



大井「なっ…この男と同点とか納得いかないわ!せめて3点にしないさいよ」



提督「お前の告白も大概だろ!変態!」



大井「黙りなさい!このヤリチン!」



提督「そんなにヤッてないわ!」



ギャーギャー ワーワー



大井「あんたはいっつも告白下手糞ね!私の時も…」



提督「おい!」



青葉「え!?大井さんも結婚してたんですか!?」



大井「あっ…」



大井「聞かなかった事にして?いいね?」ガシ



青葉「いででででででで、そんな食い込ましたら頭が…頭が瓢箪になります!!」ギャアアア



提督「大井とのお話はまたの機会で…」



・・・



提督「よし話も纏まったし、実行に移るか」



大井「結局どうすんの?」



提督「大分話し込んでしまったからな、ドッキリの部分が少なくなってしまう」



青葉「…」バチーン



提督「いったぁ!?」



青葉「要らん事を言うな!ぼけぇ!」



提督「龍驤の入れ知恵だろ…何はともかく開始~」パフパフ



・・・



北上「ふふふ~ふ~ふんふふふん」



ギャーギャー



北上「ん?また2人は喧嘩してるのか…飽きないね~」



北上「あの二人仲いいのに~仕方ないな」



北上「ほら2人とも~何言いあって…」ガチャ



大井「あんたはいつもいつも…もう我慢ならないわ!!ほんと無能!」



提督「黙れ!!言わせておけば…無能無能…他の言葉知らないのか?あぁ!?」バン



提督「俺は轟沈だけは避けたいといつも言ってるだろうが!!そんな事も分からんのか!?」



大井「だからって小破で撤退はチキンって言ってるでしょ!?そんなんだからいつまでも海域制圧できないんでしょ」



大井「被害は覚悟の上で制圧しないとこっち消耗するのよ!それに民間の被害も考えて見なさいよ!!」ドカ



ガシャーン



北上「(うわ…2人ともマジだよ…どうしたもんかね)」



提督「貴様と口論しても無駄だ。お前は次の出撃からは外す」



大井「はぁ!?何?言いあっただけでそうなるの?馬鹿じゃないの!?」



提督「上司に反抗的な奴に第一艦隊に居られても困るんだよ。分かるだろ?そのちっぽけな脳みそで考えてみろ」



大井「もういいわ、抗議しただけ無駄だったわ」



提督「言っとくが無断出撃するなよ…」



大井「…」ガチャ



提督「…なら好きにしろ。一人でのたれ死んどけ」



北上「提督、言いすぎだよ…ほら熱くなってもいい事無いからさ~」



バタン!!



北上「…」ビリビリ



提督「くそが!!」ガシャーン



北上「暴れても何もならないって、落ち着いて…」オロオロ



提督「あ゛あ゛あ゛」バリーン



北上「…提督!手!手から血が出てる」



提督「…はぁ」チラ



北上「!?」ビクッ



提督「すまん、頭冷やしてくる」バタン



北上「…どうしたの、いつもならどっちかが折れるのに」






青葉『お疲れ様でーす』



青葉『すごいですね、本気の喧嘩かと思いました』



大井『本気よ?いつもこんな感じだし…動かないでよ!包帯巻きにくいでしょ!!』



提督『いでででででで』



大井『役に入るのはいいけど何ガラス割って怪我してんのよ、馬鹿でしょ』



提督『あれくらいなら大丈夫だと思ったんだけどな…俺貧弱だったわ』



青葉『随分怪我の手当て馴れてますね』



大井『これいつも怪我するし、馴れたもんよ』



提督『これ言うな!』



青葉『(世話焼きの幼馴染ですね…)』



大井『スタンバッて来るわ~この馬鹿よろしく』



・・・



北上「う~ん…大井っちはどこだ~」



北上「(あれは相当だったね~フォローしないと…)」



大井「…」スタスタ



北上「いたいた、お~い。大井っち~」



大井「…」スッ



北上「あり?いつもならどんなに離れててもこっち向いてくれるのに…相当お怒りなんかな?」



北上「…」チラ



北上「あれ?ここって工廠…」



大井「よっと…」ガシャン



北上「大井っち!?何してるの…勝手に艤装装着しちゃって~駄目だよ~」



大井「…」



北上「ほら、提督も頭冷やしてくるって行ってたし帰ろ?」



大井「…」クルッ



大井「出撃します」



北上「大井っち!!駄目だって!!」



大井「放して、あいつに目に物見せるから」バシ



バシュゥ!! シャアアアア



北上「大井っち…」



・・・



提督「何!?大井が出撃した?」



北上「止めたんだけど・・・」



提督「馬鹿が・・・放っておけ」



北上「でも単艦じゃ・・・」



提督「そんな奴の為に捜索隊を出せるか、勝手にさせておけ」



北上「提督・・・どうしちゃったのさ?いつもなら必死になるのに、大井っち嫌いになったの?」



提督「すまないな、今日はもう休んでくれ」



北上「でも・・・」



バン!!



北上「・・・ッ!?」ビクッ



提督「あいつの事は口に出すな」



北上「・・・わかった、じゃね~」



パタン



北上「はぁ・・・」



北上「・・・あたしは嫌だよ、仲良し3人がいいよ」ヘナヘナ



・・・



青葉『ドキドキですね~最近私なんにもしてない実況になってますよ』



青葉『今回は長いので前編後編に分けたいと思います、それでは~』



~後編に続く~




北上編 その2




青葉「さて、大井さんが出て行っちゃいましたね。この後如何するんですか?」



提督「そうだな、明日俺と北上が一緒に捜索する」



大井「ちょっと!何この部屋!日用品ないじゃないの!用意しときなさいよ!」



提督「後日買いに行くからさ・・・待っておいてくれよ」



大井「こちとらあんたと共同生活って時点で最悪なのに・・・」



提督「仕方ないだろ、部屋が1個しか用意できなかったんだ」



大井「よりによって、なんで地下の部屋なの…こんなのあるのすら知らなかったわ」



提督「空き部屋だよ、ここで生活するとは思ってもなかったが」



提督「今日はどうしようか、最低限だけ搬入しといたが…大半は届くのが明日だ」



大井「で、用意できたのがテレビとベット…殺風景ね~」



提督「とりあえず配線繋ぐか…説明書とって」



大井「ご飯はどうするの?」ハイ



提督「後で俺が取ってくる。何食べたい?」アリガト



大井「ならハンバーグ」



提督「わかった、マッシュルーム抜きだな」



大井「分かってるじゃない♪」



青葉「(新居に来た夫婦かよ…)」







北上「帰ってこなかったな…大井っち」



北上「もしかして…沈没…」



コンコン



北上「大井っち!?」



提督『北上?いるか?』



北上「提督…」



タタタ ガチャ



提督「大井は帰ってきたか?」



北上「ううん…見てないけど…」



提督「そうか、わかった」



北上「提督!何処行くの…?」



提督「…」クルッ



北上「大井っち捜しに行くんでしょ?…あたしも付いてく」



提督「俺に責任がある。迷惑は掛けれない」



北上「でも…ほら、もう2人になったら気まずいじゃん?あたしが仲介してあげるからさ~」



提督「優しいな」



北上「行こ?早くしないと夜になっちゃうよ」



提督「ありがとう」



・・・



青葉『恋が始まりそう』



大井『くそっ・・・良い感じになりやがって、あたしを餌にして釣るんじゃないわよ』



青葉『焼きもちですか~かわいい所もあるんですね~』ニヤニヤ



大井『くたばれ』



青葉『なんという・・・ストレートな暴言』



・・・



北上「艤装要らないんじゃない?提督も行くなら船でしょ?」



提督「もしあいつが一人で帰るといったら一緒に帰ってやってくれ」



北上「不器用だね~」



提督「いくぞ、方角は分かってるからな」



北上「なんで分かるの?」



提督「このレーダーに沿っていけば艤装の場所が分かる。皆の艤装にも付けているぞ」



北上「そうだったんだ・・・知らなかった」



青葉『知ってました?』



大井『嘘よ、そんなハイテク機能あってたまるか』



青葉『なんだ・・・すごいカッコイイ台詞だったのに』



提督「出発するぞ」



北上「その方角は大丈夫なの?」



提督「あぁ、ここ最近は穏やかなものだ」



北上「出来れば編成組みたいけど・・・ねぇ?」



提督「連れて帰ってくるだけだ、行くぞ」



北上「あいよ~」




・・・




北上「こっち?」



提督「その筈だ」



提督「霧が濃いな・・・障害物が無いが周辺見てきてくれ」



北上「見えなくなるよ~大丈夫?」



提督「無線と羅針盤(携帯用)だ。最悪これで帰れる。迷ったらこれで帰ってくれ」



北上「じゃぁちょっと見てくるね~」バシャン シァアアアア



提督「・・・」



???「準備はいいかい?」



提督「あぁ・・・」




・・・




北上「大井っち~居ない~?」



北上「ほんとにここなの~なんか違う気が・・・」




ドカーン バコーン 




北上「!?」



北上「・・・提督!?どうしたの!?」



提督『はやく逃げろ』ザーザー



北上「何があったのさ」



提督『いいから早く・・・ゴハァ!」グチャ



北上「え・・・」



???『もしも~し、聞こえてる~?お電話だよ~』



北上「え・・・え?」



???『なに2人でクルージングしてんのさ~私も混ぜてよね~」アハハ



北上「提督は!?お前は!!」



???『あぁ・・・これ?』グチャグチャ



???『安心してよ~ちゃんと”食べとく”から」アハハハハハハ



北上「あ、あ、あ・・・」



北上「はっ・・・羅針盤」



北上「早く・・・皆に・・・!でも・・・」



『最悪これで帰れる』



北上「あたしが・・・離れたから・・・そうなの?」



???『まだ聞いてる~?これの言ってた通り逃げたら?つぎはあんたぁ?』ウフ



北上「っ!!・・・」



北上「ぁぁぁぁ・・・」



バシャ シュウウウウウ



???「随分と捻くれた事すんね、あんた」




・・・




提督「ただいま」



大井「お帰りなさい、ほんと趣味悪いわね~嫌われるわよ?」



提督「ちょっとやりすぎた気もする・・・でももう戻れないよね」



大井「はぁ・・・あれ何処から撮影してたの?」



ヲ級「 『ボケて』 」



タ級「・・・」←撮影中



レ級「あたし人食べないからね?肉苦手なんだよね~」



提督「ご協力してもらいました」



大井「仲いいの?」



提督「この子達の上司と交流が・・・」



大井「で、いつネタばらし?」



提督「見るからに明日だよね・・・数日空けようと思ったけど、なんかヤバ目だし」



大井「いや、今からでもバラさないとヤバイ気がするわ」



大井「あの様子だと自分で自分を潰すわよ」



提督「それは・・・駄目だ」




・・・




北上「私が・・・私が・・・私が・・・」ボソボソボソ



北上「・・・」ツー



北上「悲しくない?涙が・・・?」



北上「大井っち・・・提督・・・どうしてこんな事になっちゃったんだろうね」



バアーン



北上「ひぅ!?」



大井「あぁ~♪どうしたの~北上さん~♪」



北上「大井っち!?」



提督「そんな顔君には似合わないぞ~♪」



北上「ていと・・・え?え?」



大井「笑顔~貴方には笑顔が一番よ~♪」



提督「ほら!笑って~涙とはおさらばさ~♪」



大井・提督「ら~ららら~ら~はぁ~♪」



北上「ちょ・・・あの・・・その・・・」



大井「・・・」スッ



提督「・・・」スッ



青葉「」つ『ドッキリ大成功!』



大井・提督「だ~い~せ~い~こ~♪」



北上「・・・」



シーン



提督「・・・なんか言ってくれよ」



北上「2人とも嫌い、出てって」プイ



大井「ホワアアアアアアアアアア」



提督「グワアアアアアアアアアア」



大井「ちょっと!嫌われちゃったじゃないの!!どうしてくれんのよ!!」



提督「いや待てここで争ってる暇は・・・いでででで足の小指を踏むな!!」



ギャーギャー ワーワー ヤイノヤイノ



北上「(やっぱりこの感じだよね・・・幻かと思ったよ)」フフ



北上「(まだ、告白も答え出さなくてもいいよね・・・ね?提督)」



青葉「ヲ級さん達と打ち上げ行ってきます~それでは~」スタコラ




曙編 その1




提督「よし!久しぶりにドッキリだ!」



青葉「ま~たですか・・・飽きませんね」



提督「最近は暇が無くてさ・・・どうしても実行できなかった」



青葉「提督業舐めてませんか?」



提督「断じてない!・・・と思う」



青葉「嘘くさいですね・・・」



提督「本題!今日は曙です」



青葉「・・・あの子ですか?本気で嫌われますよ?」



提督「大丈夫だ!あの子ツンデレだし」



青葉「いや・・・本気で嫌ってますよ」



提督「えっ・・・」



青葉「冗談ですよ」



提督「よかった・・・嫌われてたら死ぬ所だった・・・」ホッ



青葉「大袈裟過ぎません!?」



提督「女社会で生きてくには信頼が大切だからな」



青葉「ならこの企画辞めてくださいよ」



提督「まぁいいや、今回はこれ!」ドン!



青葉「スルーですかい・・・」



『クランクアップ!?いきなり終わる?鎮守府生活!!』



青葉「なんですかこれ?」



提督「簡単に言えば、俺達の関係性が唯の共演者って事だ」



提督「俺達の鎮守府での活動は映画撮影だったって事」



青葉「て事は・・・皆他人?」



提督「ドッキリの設定でな」



青葉「中々・・・ヘビーですね」



提督「集会途中に『カット』の声で撮影終わり。皆役者に戻る→反応を見るって流れだ」



青葉「金剛さんが流暢な日本語話してたりしたら嫌ですね・・・」



提督「ここに俳優・女優時の設定があるぞ」つ台本



青葉「お借りします・・・なるほど・・・って私も出るんですか!?」



提督「勿論だ」



提督「ではレッツラゴー」



青葉「今回はここまで!」



提督「どしたの?いきなり・・・」



青葉「いえ、なんでもないです」




※1本書き上げるのに時間が掛かっているので区切りのいい部分で更新していきます。遅筆でごめんなさい




曙編 その2




漣「いや~休みはいいね」



朧「そうだね・・・久しぶりに4人揃ったね」



潮「最近は誰かが出撃してたから・・・何ヶ月ぶりだろう?」



曙「4人だとこの部屋も手狭ね・・・」



漣「海・・・バカンスに海行きたいね~」



朧「水着買いに行く?」



潮「私も・・・前のが入らくて・・・」



漣「・・・乳自慢かい?潮さ~ん」



朧「処す?処す?」



曙「辞めなさい。買いに行くなら外出許可がいるわね・・・」



漣「ご主人様が4人だけで許可出してくれるとは思えなんですけど・・・」



朧「心配性だから誰かについて来て貰わないと・・・」



曙「もう・・・ほんと駄目な提督よ・・・」



朧「そんな事言って・・・信頼してるくせに」



曙「その口縫うわよ・・・」



漣「こわっ!?」



コンコン



潮「は~い」テテテー



青葉「どうも、青葉です!休暇中申し訳ありませんが緊急会議です!」



潮「そうなの?」



青葉「代表者として曙さん、すいませんが出席してくれませんか?」



曙「分かったわ、場所何処かしら」



青葉「執務室でお願いします。それでは~」



パタン



曙「ちょっと行って来るわ、ついでに外出許可も取ってくる」ヨット



漣「おなしゃーす」



朧「しゃすしゃす~」



潮「いってらっしゃい」



曙「すぐ戻るわよ」



パタン



・・・



執務室



曙「失礼します」ガチャ



提督「待ってたぞ、休みの時にすまん」



金剛「ハ~イ、曙~」フリフリ



赤城「緊急とは・・・穏やかではありませんね・・・」



青葉「それなら鎮守府全体に警報鳴らしてますよ」



長門「それもそうか・・・では何用だ?」



提督「いやさ~今大和達が出撃で勝利を収めたと連絡が入ったんだ」



青葉「やっとあの海域を制覇したんですね・・・長かった」



曙「・・・(今日出撃した艦隊あったっけ?)」



金剛「これなら当分は大丈夫ネ!長かったヨ・・・」



赤城「あっという間でしたね・・・」



提督「ここで慢心とは赤城らしい。まだ全部終わってないぞ?」



赤城「慢心=私というイメージはやめてください!」



提督「そうか?ぴったりだと思うが・・・」



長門「ハハハハ、顔が真っ赤だぞ赤城よ」



赤城「意地が悪いです・・・」



???「カァート!!一発オッケーです!」パチン!



曙「!?」ビクッ



???「これでシーン160撮影終了です」



提督「お疲れ様です」



金剛「ふぅ・・・」



???「これで全シーン撮影完了です。お疲れ様です」



一同「お疲れ様でした」パチパチパチパチ



曙「え!?えぇ!?」アタフタ



長門「長かったですね・・・まさか役になりきって年を越すとは・・・」



赤城「私も芸暦長いですけど・・・こんな撮影は初めてでした・・・」



金剛「あ~エセな日本語って言うの疲れるのよね・・・なんか次の撮影で出そうで怖いわ~」



長門「逆に流暢な日本語だと違和感ありますね・・・」



金剛「あたしもそうおもいますよ~唐突にYES!とか言っちゃいそうで・・・」



青葉「お先に失礼します。お疲れ様でした」スタスタ



提督「〇〇さん、ありがとう御座いました。お疲れ様です」



青葉「はい、お疲れ様です」



提督「監督、さっきの映像見せてください」



監督「でも青葉役の〇〇さん帰っちゃったよ?・・・撮り直し出来ないけど」



提督「自分にとって初主演ですから・・・見ておきたいんです」



監督「分かったよ・・・あとで用意する・・・あと君にはナレーションの別撮りあるから用意しといてね」



提督「分かりました」



曙「・・・なにがどうなって」



長門「あれ?・・・どうしたの?もう撮影終わったけど・・・」



曙「撮影?撮影って・・・」



長門「・・・ほら台本」



台本



曙「え?なにこれ・・・」



赤城「・・・」



赤城「・・・(監督、あの子役と自分を同一視しちゃってるみたいです)」ボソボソ



監督「(それは不味いね。今後の芸能生活にも影響するかも)プロダクションに電話~。あと待機してたカウンセラー呼んできて~」



アシスタント「は~い」



曙「何・・・この曙役って・・・あたしは?」



長門「とりあえず落ち着こ?ね?」



曙「長門さんも・・・なんでそんな女らしい声を・・・」



長門「大丈夫、深呼吸して・・・ほら」



曙「・・・」ポカーン



・・・



青葉「・・・これは」



提督「想像以上にダメージ入ってるな」



青葉「もう疑心暗鬼になりますよこれ・・・」



提督「そこは上手くするって・・・」



青葉「てか私の役!凄い大御所ですぐ帰るって書いてるんですけど!」



提督「そのほうが面白いかなって思ったんだよ」



青葉「全く・・・この後はどうするんですか?」



提督「曙に移動してもらって・・・」



青葉「では我々もモニタールームへ移動しましょう。それではまた次回」




曙編 その3




提督「さて、移動してきました訳だが・・・余りにもショッキングだったらしく表情が固まったままだ」



青葉「目が死んでますね・・・あの時の北上さんみたいです」



提督「先ほど大井からも指摘と一発グーパンを貰ったので・・・ネタバラシの路線にシフトチェンジだ」



青葉「いきなりですか?」



提督「それっぽい感じで~出来れば感動でもいいからお涙が欲しいんですよ・・・」



青葉「貴方はディレクターですか・・・」



提督「今は個室で待ってもらってるんだが・・・カメラ何処?」



青葉「え~っと・・・あった!8番です!」



曙『・・・』ズーン



ズモモモモモモ



提督「あぁっ・・・・!凄い不のオーラだ。部屋に入ったら鬱になってしまいそう」



青葉「これ、下手したらネタバラシの時殺されるんじゃないですか?」



提督「・・・曙はそんな子じゃない!」



青葉「どうなるかは貴方次第ですよ・・・」



・・・



曙「・・・」



コンコン



曙「!?」



提督「失礼します」



曙「ていとっ・・・」



提督「私は・・・いえ提督で大丈夫です」



曙「でもっ!!」



提督「落ち着け曙。深呼吸しろ」



曙「・・・うん」



提督「すいません、役を使ってしまって・・・おr、私も抜けきっていなくて」



曙「ホントなの・・・?」



曙「これは私の記憶じゃないの?」ウッ・・・



提督「いえ、貴方の記憶です。駆逐艦曙として貴方は存在します」



提督「だけど・・・子役。役者としての貴方も存在してるんです」



曙「そんな記憶は・・・でも私は・・・あれ?」



曙「私の・・・生まれは?」



曙「私、私って・・・誰?」ポロポロ



提督「(不味い・・・疑心暗鬼に、このままじゃ)」



曙「提督!私は!私は誰なの!!ねぇ!」ガシ



『曙さんは曙さんですよ~』ピンポンパンポーン



提督「青葉ぁ!?」



曙「ふぇ…?」



『放送から失礼青葉です~その提督が流れに飲まれてたので仕方なく出てきました』



『では早速・・・」



曙「・・・何?何なの?」ゴシゴシ



提督「はい、この台本の最後読んでみて」



曙「え・・・」



提督「最後のページ」



曙「ドッキリ大成こ・・・」



『はーい。ドッキリでした~どうでしたか?ビックリしました?』パンパカパーン



提督「いやはや・・・本気で掛かってくれて助かったよ。無理があった設定だったからな」



『提督からはお詫びとして第七駆逐隊全員に休暇プレゼント、さっき漣ちゃんから外出許可も出てたので』



『皆で遅めですがバカンスを楽しんでください』



提督「ちょっと待て!俺そんな許可出した覚えないぞ!?」



曙「グギギギギギギ、コノ・・・クソテイトク・・・」カオマッカ



曙「コロス・・・ゼッタイコロス」



提督「やべ、退散して時間を」ガシ



提督「ん?ドアが開かないぞ・・・?おいおい・・・もしもーし」ガチャガチャ



『ごめんなさい提督、外から鍵かけてます』



提督「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工」



『曙ちゃん机の裏にボタンあるから押してみてください。私からのプレゼントです』



曙「・・・?」ポチ



ガシャン カチャ



『さっき出来たばかりの12,7cm連装砲Bです』



『”試し撃ち”しといてくれませんか』



提督「待て!青葉!そんな話は聞いてないよ!?青葉さん!?」



『提督は女を泣かせすぎです。そろそろ痛い目見とくべきですよ』フフ



曙「フフフ・・・ウフフフ」ガチャ



モニター<アアアアアアアアア!!ワレアオバワレアオバ!!イヤアアアアアア



ドカーン ドカーン



長門「流石にやり過ぎじゃないか?死ぬぞ」



金剛「この前大和の主砲喰らって生きてたのでダイジョーブでしョ」



大和「曙ちゃんに謝りに行かないといけませんね・・・何を包みましょうか」



青葉「今回はちょっと根性が曲がったネタでしたから…私も謝りに行かないと」



青葉「では今回はここまで!やっと完成ですよ・・・遅すぎですね」



長門「何一人で喋っているんだ?」



青葉「独り言です。では次回でお会いしましょう」バイバーイ




ビス子編 その1




青葉「失礼しまーす」ガチャ



シーン



青葉「あれ・・・提督?」



青葉「呼び出しておいて・・・あの人は・・・」



バーン!



青葉「うぉ!?」



提督「青葉!ジャガイモ食べる?」



青葉「じゃ・・・じゃがいも?」



提督「おう、知り合いから大量に送られてきてな・・・すごい大量に」



青葉「・・・それだけの為に呼んだのですか?」



提督「そんな訳無いじゃん・・・久しぶりにドッキリしようと思って」



青葉「やっぱり・・・あなたほんと暇ですね」



提督「そう言うなよ、今回はBismarckにサプライズ込みのドッキリを考えてる」



青葉「Bismarckさん・・・ですか、確かにじゃがいもは良く食べていたそうですけど」



提督「なので今回はビス子にこれ!」ドン!



『故郷の味!?じゃがいも三昧の1日!』



青葉「なんか普通ですね・・・」



提督「しかしまぁ・・・普通に提供したも面白くないよなぁ?」



青葉「うわ・・・やっぱ屑」



提督「でも喜んで欲しいから最後に”とっておき”を用意してます」



青葉「はぁ・・・」



提督「鎮守府全体に仕掛けを設置済みです。はいこれ一覧」ペラ



青葉「・・・多いですね」



青葉「んん!?私の部屋にもなんか仕掛けられてるんですけど!?」



提督「早速カメラに写るぞ、そこに座れ~」



青葉「ちょっと!!これなんですか!!聞いてます!?」ベシベシ



・・・



Bismarck「zzz」



ジリリリリ



Bismarck「・・・」ピ



Bismarck「・・・朝か」ムクリ



Bismarck「さて、朝ごはん食べて出撃準備・・・」



Bismarck「うわぁ!?なにか落ちて・・・きゃああ!」ズデーン



提督『さて、始まったな・・・じゃがいも地獄』



青葉『はっきり言いましたね・・・地獄って』



提督『このさき数年分のじゃがいもを堪能してもらおう』



Bismarck「・・・いった~何よこれ」



つじゃがいも



Bismarck「なんでこんな所にあんのよ・・・泥臭いし・・・最悪」



Bismarck「だれよ・・・プリン?ろ~?」



Prinz Eugen「どうしました?姉様?」



呂500「ぐーてんもるげん!姉さま!」



Bismarck「おはよう、このじゃがいも何処から来たか・・・って!?」



Prinz Eugen「このダンボールですか?なんか部屋の前に置いてました!」



呂500「ろーは故郷の料理が食べたいな~って」



Prinz Eugen「間宮さんか鳳翔さんにお願いしてみる?」



呂500「まみーやはデザートだけじゃないの?」



Bismarck「・・・2人とも」



Bismarck「部屋のいたる所あるじゃがいも片付けなさい!!」



Bismarck「料理は私が頼んでくるから!キッチンのない部屋にあっても意味ないでしょ!!」



提督『なんか・・・3姉妹の日常見てる気分だな』



青葉『えぇ・・・ドッキリの一部には見えませんね』



提督『ま、この位なら曙とか大和の時みたいに怪我しなさそうでいいや』アッハッハ~



青葉『ほんと懲りないですね・・・生のじゃがいも詰め込みますよ』




・・・



Bismarck「まったく・・・あの2人はマイペース過ぎるわね・・・」



Bismarck「すいませーん、鳳翔?いる?」



鳳翔「あら?Bismarckさん?何か御用ですか?」



Bismarck「実はプリンとろーがじゃがいも料理を食べたいみたいで・・・ドイツの料理って作れる?」



提督『なんか普通にお姉ちゃんだな』



青葉『えぇ、日本にも馴染んでますね』



提督『なんかおもしろくねーなぁ・・・このままじゃ全部ちょっとビックリして終わりそうだ』



提督『よし、至急変えるか・・・出撃用意を工廠に通達しといてくれ』



青葉『え・・・出撃ですか?』



提督『俺は深海棲艦の基地に電話する』ピポパ



青葉『・・・もう戦争しなくていいんじゃないですか?』



提督『あの子達だけだよ?俺と仲良くしてくれるの』プルルル



青葉『敵と仲良くするお人好しが何処にいますか・・・』



Bismarck「・・・じゃがいもフェア?」



鳳翔「実は・・・既に色々作ってたんですよね」



Bismarck「なら要らぬお願いだったわね・・・ごめんなさい」



鳳翔「そうだ!本場の方に味見してもらいましょう!間宮さん!」



間宮「そうですね、持ってきます」タタター



・・・



鳳翔「これです」コト



Bismarck「・・・」



Bismarck「(これ生よね?皮すらむいてない奴よね?)」



Bismarck「(何?ドイツ人ってじゃがいも生で食べるとか思われてるの?)」



鳳翔「どうですか・・・?」



Bismarck「・・・」



天龍「お?なにやってんだ?」



鳳翔「天龍さん、本場の方にじゃがいも料理の味見をしてもらおうと・・・」



天龍「へ~おれにも一個おくれ」ツカミ



天龍「あ~」カプ



Bismarck「まじ・・・?」



天龍「・・・」モグモグ



天龍「うめぇ!」



Bismarck「マジ!?」



天龍「ドイツ料理ってのも初めてくったが・・・旨いな~鳳翔さん何でも作れんじゃねーか」



Bismarck「・・・ナイフで切れば」サク



Bismarck「んん!?中身が違う!?」



鳳翔「中くり抜いてマウルタッシェにして見ました・・・如何ですか?」



間宮「本来はパスタの生地で包むんだけどね・・・素材とくり抜いたじゃがいもを混ぜてみました。お洒落でしょ?」



Bismarck「・・・や」



3人「や?」



Bismarck「なんでもないわ・・・(なんか恥ずかしいわ///一人で騒いでた自分がアホらしい///)」パク



Bismarck「・・・美味しい」モグモグ



青葉『うわぉ・・・これは恥ずかしい』



提督『見た目が高飛車なだけあって赤くなると凄い可愛いなあいつ』



青葉『そうですよ、これくらいなら怒られませんよ』



提督『次の出撃で怒られると思うけどね・・・・いろんな意味で』



青葉『あんたは・・・もう』



・・・




Bismarck「恥かいたわね・・・」



提督「おーいビス子~」



Bismarck「あのね・・・提督、私の名前はBismarckよ」



提督「呼びやすくていい愛称だと思ったんだが・・・」



Bismarck「ま、まぁ?提督が好きならそれでも・・・」



提督「嫌なら辞めておくよ、ごめんね」



Bismarck「そ、そう・・・」



提督「急ですまないが出撃準備に入ってくれ、近くで敵影報告が出た」



Bismarck「戦闘しちゃうの?」



提督「いや、まだ周辺に避難勧告すら出せていない。偵察して敵の艦隊数と編成を見てきて欲しい」



提督「本来なら軽巡や空母の仕事なんだが戦闘になったときの事を考えてBismarck、君に旗艦を任せたい」



Bismarck「了解したわ、随伴艦は誰かしら?」



提督「独艦で組んだ方がいいだろう、レーベ、マックス、プリン、ろ~を連れて行ってくれ」



Bismarck「その方が連携は取りやすいわね・・・それに皆いい子だから突撃しないし」



提督「では出撃準備に入ってくれ、すでに工廠に依頼出してるからすぐ出撃でるだろう」



Bismarck「わかったわ、のんびり待っててちょうだい。すぐ帰ってくるから」フフン



スタスタ



提督「・・・」ニコニコ



提督『さて・・・そろそろ始めるか、ヲ級ちゃんよろしく』ピピ



ヲ級『はい、わかりました』ピピ



青葉『流石は外面だけはいい男、完璧ですね』



ヲ級『顔立ちが良いと印象がいいですから、うちの姫様もお熱で困ります』



青葉『苦労しますね・・・お互い』



ヲ級『提督殿には感謝しています。あの人は命の恩人ですから』



青葉『(この人も落ちてるのか・・・見境ないな)』



ヲ級『姫さま、そろそろ出番です。準備を』ピピ



<ハ~イ



Bismarck「なんか居る?」



Z1「う~ん・・・居ない?」



Z3「ほんとに敵居るの?」



Bismarck「提督がそう言ってたわ」



Prinz Eugen「見回りしてかえりましょー姉様!」



呂500「晩御飯はじゃがバターですって!」



Z1「じゃがいも沢山貰ったらしいね、故郷を思い出すよ」



Z3「レーベは最初お米駄目だったものね・・・懐かしいわ」



Z1「なつかしいね」アハハ



Bismarck「おかしい・・・波すら立ってない」



呂500「潜ってみれば分かるかも・・・」ザブン



ゴポゴポ



装甲空母姫「・・・コンニチワァ」



呂500「!?」



ガシ



呂500「んぐ~」ガボボボボ



装甲空母姫「不味い・・・レ級、ボンベ用意して」



レ級「あいあいまむ」



Bismarck「・・・あら?ろ~!ろ~?」



Prinz Eugen「無線も繋がらないですね・・・迷子?」



・・・



タ級「行きます!」



<タ級さん、もう少し片言で・・・深海棲艦っぽく



タ級「コ、コウ?」



<ではお願いします



タ級「デハ・・・イクカ」



提督『みんな演技派だね~目付きが違うよ』



ヲ級『皆こういう脅かし役好きですからね』ピピ



青葉『お化け屋敷ですか・・・』



Z1「敵見つけたよ・・・こっちも見つかったみたいだけど」



Z3「・・・10隻くらい来てる。不味い」



Bismarck「威嚇射撃で下がるわよ!!」



Prinz Eugen「了解です!」ガチャ



ドーン ドン! ドドドド



Bismarck「はぁ!!」ガチャ



カスッ



Bismarck「・・・ん?」



Bismarck「ジャムった?・・・そんな馬鹿な事・・・」ガチャ パカ



つじゃがいも



Bismarck「だ・・・誰よおおおおお!!!」



Prinz Eugen「姉様!敵のじゃがいも弾です!!」



Bismarck「なにそれ!?聞いたこと無いわよ!!」



タ級「シカバネヲツミアゲヨ・・・」ポイ



Bismarck「いてっ・・・」



つじゃがいも



Bismarck「じゃ、じゃがいもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」



モニター<うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお



提督『あれてんな~』



青葉『嫌いになりそう・・・』



Z3「ぐ、ぐぁ!!」バシャーン



Z1「マックス!じゃがいもに被弾したんだね・・・」



Prinz Eugen「姉様!このままじゃ皆じゃがいもの底に沈んじゃいます!!」



Bismarck「どこよお!!そんな底聞いたこと無いわよ!!」



装甲空母姫「ソコマデダ」



呂500「姉様~」フエーン



Bismarck「次は何!!」



装甲空母姫「コウフクシロ、サモナイト・・・」スッ・・・ 



呂500「ひっ・・・」



つ じゃがいも



装甲空母姫「ホレホレ」グリグリ



呂500「ふえ~泥臭いよ~」



Z1「なんて事を・・・」



Bismarck「・・・なにこれ、何?私に何しろって言うのこれ」



提督『あははははwwwwwヤバイわwwwwシュールすぎる』アハハハ



青葉『コントじゃないですか・・・』フフッ



提督『はぁ~・・・どうやって〆よっか・・・』



青葉『考えてないんですか!?』



・・・



Bismarck「なんだったのかしら・・・ろーもちゃんと返してくれたし」トボトボ



Bismarck「じゃがいも・・・朝から・・・まさか」



提督「お~いBismarck~」タタタ~



提督「大丈夫だったか?」



Bismarck「えぇ、大丈夫よ」ニコ



提督「そうか・・・よかった。一息ついたら俺の部屋に来てくれ話があるから」



Bismarck「わかったわ・・・」フフフ



提督「あぁ・・・それじゃ後でな」



Bismarck「(朝からのジャガイモ尽くし・・・これは提督のせいね)」



Bismarck「(最後は部屋に入ったらドッキリ大成功うんぬんで締めでしょう・・・)」クックック



Bismarck「(もうその手には乗らないわよ・・・この前金剛がドッキリ言ってたし)」



Bismarck「ア~ッハッハッハ、逆に驚かせてやるわ」



青葉『さて・・・見物ですね』



ヲ級『お涙希望です』



青葉『提督は悪知恵だけはピカイチですからね・・・』



提督の部屋



コンコン



提督「どうぞ」



ガチャ



Bismarck「はっ!・・・」シュバ



ジーン



提督「ど、どうしたんだ?」



Bismarck「・・・」



Bismarck「コ、コホン///」



Bismarck「で、何のようかしら?」



提督「あぁ・・・今日はお疲れ様。急な出撃ですまなかったね」



Bismarck「私は戦闘要員よ、この位は慣れてるわ」



提督「本来は女の子に出撃させるなんて・・・馬鹿げてるんだけどな」



Bismarck「私達は艦娘よ?上に立つ者がそんな柔な事言っちゃ」



提督「それだけお前達を大切にしてるんだ」



提督「で、ほ・・・本題なんだが」ゴソゴソ



提督「もうここに来て大分経つな」



Bismarck「そうね・・・言っても一年?位だけどね」



提督「故郷は恋しいか?」



Bismarck「・・・そこそこにね」



提督「これからずっとここにいる気は無いか?」



Bismarck「・・・え?」



Bismarck「当分は・・いるつもりだけど?」



提督「そうじゃなくてな~その・・・なんだ・・・」



提督「これ!」つ リングケース



Bismarck「それって・・・指輪」



提督「・・・」



Bismarck「ていとっ・・・はっ!?」



Bismarck「提督!甘かったわね・・・ドッキリだという事はもう分かってるんだから!」



Bismarck「どうせ中はじゃがいとかでしょ!」パカ



指輪



Bismarck「あれー↑!?」



提督「そうか・・・まぁ1年だしな、ちと自意識だったな」



提督「要らないなら置いて帰ってくれ、俺は隣の部屋にいるから」スタスタ



パタン



Bismarck「まっ・・・まって!提督!」



ガチャガチャ



Bismarck「鍵絞めるの早いわね・・・そんな事より!違うの!これはその勘違いで!」



カチャ



Bismarck「きゃっ・・・」ズデン



Bismarck「何で急に・・・ていと・・・」



青葉「」ニタァ



提督「」ククク



ヲ級「ヲ~」つ ドッキリ大成功!



Bismarck「」



青葉「相変わらず告白下手ですね」



提督「いや・・・あれ結構上手いと思ったんだけどな」



ヲ級「ちょっと日本的でしたね」



提督「そう?もうすこしボキャブラリー増やさんとな・・・」



Bismarck「・・・」



Bismarck「実家に帰る!絶対帰る!」ムキー



提督「待って!話を聞いて!」ガシ



Bismarck「ちょっと嬉しかったあたしが馬鹿みたいじゃない!」



提督「あれはビス子用に発注したんだよ!!名前彫ってるから!!」



Bismarck「そこはジャガイモにしなさいよ!!」



提督「えぇ・・・そんなにジャガイモがすきなの?」



Bismarck「そうじゃなくて・・・もう嫌あああああああああああああ」ウガアアアアアアアアアアアアアア



青葉「さて食堂で打ち上げしましょ」



ヲ級「またね~」フリフリ



≪つづく≫




番外 提督編 




提督「いや~いい天気だな」



青葉「その大荒れですよ。その目取り替えたらどうですか?」



提督「いいドッキリ日和だな」



青葉「何人目でしたっけ・・・釣り橋効果で嫁増やすのは如何なものかと・・・」



提督「いやいや!ちゃんと相思相愛だと思う・・・よ」



青葉「ホントかな~って事でいろんな所の監視カメラオン!」



ヴィーン



提督「なにこれ」



青葉「ドッキリの前の前座ですよ~ここは提督のお部屋です」



提督「俺かよ」



青葉「奥さんは出入り許可してるんですよね?」



提督「暗黙の了解だな。俺も勝手に入られて困る部屋じゃないし」



ガチャ



青葉「誰か入ってきましたね」



金剛『♪~』



提督「金剛だ」



金剛『さてお掃除ネ~』



榛名『姉様、マスクしてください!』



青葉「掃除やらせてるんですか・・・」



提督「ねーよ!態々頼むか」



青葉「って事は・・・見えない所で・・・態々やってる・・・?」



提督「今度間宮スイーツご馳走しよう」



金剛『いっつも探すけどエッチな本ないネ~』



榛名『姉様///!!』



金剛『だって気になるヨ~提督タイプとか~好きな situation とカ~』



榛名『な、なにのですか・・・』



金剛『勿論YO★TO★G・・・』



長門『下らん事してんと掃除せんか』バコォ!



金剛『ブベラ』



長門『そういう類は昔私が全部捨てたさ』



榛名『な、内容は!!』



長門『さぁな、覚えてないな』フフン



赤城『全く・・・意地が悪いですよ。長門』



加賀『3人でじっくり見たじゃないですか』



長門『態々言わんでもいいだろ・・・』

 


提督「ねぇ!なんで俺の性的趣向談議になってんのさ!おい!」



青葉「当人に言ってくださいよ・・・」



提督「もういい、あの話止めてくる!次の日全員知ってそうで恐ろしいわ!」ガチャ ダダダダダダ



青葉「そこまでですか・・・」



・・・



大井『なんであいつの部屋なんて・・・』



北上『まぁまぁ、そう言わずにさ~』



大井『北上さん、その服はあのラックにお願いします』



大井『あとそのズボンは棚の2段目に、ネクタイはハンガーにかけて手前の所に』



北上『随分知ってるね~幼馴染レベルだよ~』ニヤニヤ



大井『あ、あいつが部屋散らかすからです!!』



長門『ちゃっちゃとするぞ、いつ帰ってきてもおかしくないからな』



Bismarck「・・・・」



Bismarck「ふん!」ガララ



大和「何してるんですか?」



Bismarck「じゃがいもが入ってるんじゃないかと・・・」



大和「相当トラウマになってますね・・・」



・・・



提督「あ~なんでこういう時に仕事増えるかな~皆狙ったように書類持ってくるし」



提督「・・・俺なんのために部屋に戻るんだっけ?忘れたわ」ガチャ



パーン パパーン!



提督「何事!?」



長門「着任2周年おめでとう、提督」



金剛「Happy Anniversary!!テートクー!!」



赤城「もう2年ですか・・・早いものですね」



加賀「まだ2年よ、赤城さん」



提督「・・・」



Bismarck「色々用意したわ!ケーキとかシャンパンとか」



大和「ドッキリのお返しですよ、提督」



提督「・・・俺、俺の」フルフル



長門「なんだ?そんなに涙脆かったか?」



提督「俺の着任したの先週・・・」



一同「エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!??」



大井「長門さん!?」



北上「ちょっと~どうすんのさ・・・書き直しできないよ」



赤城「なんという・・・」



長門「まさか・・・私が間違える筈が・・・」テチョウチェックチュウ・・・



榛名「あぁ・・・この日に合わせて書いた掛軸が・・・」



提督「でもよかった・・・先週泣きながら焼き鳥食べて一人でお祝いしたから」ホロリ



提督「大本営からの祝電一本だったし・・・なんか虚しかったから」



大和「言ってくださればお酌くらいしましたのに・・・」



提督「だって自分から言うとか・・・ないじゃん?」



北上「まぁ寒いよね~」



提督「ありがとうな・・・皆、俺嬉しいよ」



長門「(´・ω・`)・・・スマン」



提督「いいんだ、こうやってサプライズしてくれただけでも嬉しいよ」



提督「これからも側に居てくれ、長門」



長門「無論だ」



金剛「・・・っ!っ!っ!」



榛名「順番です、順番です姉様」ガシ



・・・



青葉『はぁ~隠すの大変でした。ドッキリ?サプライズ?大成功~ってね』



青葉『さて、私は帰りますか』



青葉『・・・』



青葉『・・・ま、いいでしょう』



プチン




≪続く≫




羽黒編




提督「あけましておめでとー」



青葉「今年もよろしくお願いします」



青葉「ってことでお年玉ください♥」



提督「まぁ・・・いつも馬鹿なこと付き合ってもらってるからな」ゴソゴソ



青葉「くれるんですか!大好き!」



提督「はい、これからもよろしくな」つ一万円



青葉「・・・」つ1万円



青葉「現ナマ・・・いやらしいお金みたいでやだ」



提督「だろ?いきなり異性から現金渡されたら援交みたいだろ?」



提督「なので今回はこれ!」ドン



『どんな関係!?皆の前でお金渡したらどうなるの!!』



青葉「これ最悪戦争になりませんかね・・・」



提督「対象は、羽黒ちゃんでーす」



青葉「羽黒さん泣くレベルじゃすみませんよ・・・あの人、場の空気が悪くなると体調崩す天然記念物なんですから」



提督「俺は日頃の感謝を込めてお年玉渡すだけなんだがな」クックック



青葉「あくどいですね」



提督「さて、食堂で人数揃ったら始めるか。出来れば長門や金剛達と妙高4姉妹が揃った辺りでやりたいな」



提督「というか正月一緒に働いてくれたから手当ても一緒に渡そうと思ってさ」



青葉「よく手渡しにする所もあるって聞きますけど・・・それでも封筒に入ってますよね」



提督「後々明細渡すから・・・今回は3万円渡しまーす」



青葉「うわぁリアルな額」



提督「レッツゴー」



・・・



食堂



妙高「新年会遅くなっちゃったわね」



那智「羽黒が正月仕事していたからな、仕方あるまい」



妙高「最近仕事熱心ね。体壊しちゃ駄目よ?」



羽黒「いえ・・・戦闘じゃダメダメですから」



那智「そんな事言って・・・最近押し押しじゃないか、よく夜抜け出して提督と会ってるだろ?」フフ



羽黒「姉さん!!」



那智「ははは、最近羽黒が女になった気がしてな。いじらずにはいられまい」



妙高「那智、もうお酒入ってるの?」



足柄「那智姉さんはあたしより飲むからね」



那智「いい酒は飲んでも悪い酔いせんのさ」



提督「お~い羽黒~」



妙高「提督?」



提督「すまんな姉妹団欒の仲和って入って」



羽黒「どうしましたか?」



提督「この前のあれ、渡すの忘れててさ~」



羽黒「ん?なんですか?」



提督「いつもの奴だよ。渡すの遅れてごめんね~はい」つ3万円



提督「いつもありがとう、これからも頼むわ」



羽黒「・・・」



羽黒「へ?」つ3万円



金剛「what!?」



赤城「あらあら」



妙高「羽黒!?」



提督「それじゃあな・・・失礼した」



羽黒「て、提督!」



長門「ほほう・・・正月私達誰とも予定を取らなかったのはそういう事か」



加賀「愛人が居たとは・・・初耳ですね」ベキィ



榛名「・・・」ギロ



那智「待て待て待て、提督がそんな事するはず無いだろ!妻なら信用せんか!」



大和「だってポンポン奥さん増やす人ですし」



Bismarck「結婚した後の夜なんて呼ばれたことないし~」



長門「私はご無沙汰だ」



赤城「そういうのは堂々と言うものじゃありませんよ」



足柄「ものにした女は興味ないパターンか?」



妙高「足柄も!羽黒、違うんでしょ?そんな事無いって言えば・・・」



羽黒「」ブクブクブク



妙高「羽黒!起きなさい!いま気絶したら犯人よ!羽黒!」



・・・



青葉『うわーこちらの思惑どうりになってるよ』



提督『ただいま、どう?』



青葉『提督って奥さん達愛してます?』



提督『当たり前だ』



青葉『長門さんとムフフな事したことあります?』



提督『1回だけ・・・』



青葉『なんで?』



提督『あのな、俺は愛ってのは想うことだと思うの。その延長上にそういう行為があるのであってさ』



提督『好き同士だからすぐそういう事するんじゃないと思うのさ』



青葉『本音は?』



提督『子供が出来るかもしれない』



青葉『うっわヘタレ・・・告白もそうですけど相当なヘタレですね』



青葉『ドッキリする勇気はあるのに・・・』



提督『子供が出来てみろ・・・唯でさえ主力揃いだ。代替え居ないぞ』



青葉『夫としと司令官として・・・色々あるんですね』



提督『それにがっついても変だし・・・タイミングが掴めないままズルズルと・・・」



青葉『丁度いい機会です。これが終わったら1人1人とお酒の場でも作りなさい』



羽黒「・・・はっ!?」



長門「起きたか」



羽黒「」フラァ



長門「お、おい!」



羽黒「はっ!?」



金剛「大丈夫~are you ok?」



羽黒「すいません・・・」



加賀「寝たままで大丈夫ですよ。もう怒ってませんから」



赤城「加賀さんは提督大好きですからね」ウフフ



加賀「赤城さん」



羽黒「あの・・・その・・・」



長門「先に行ってくれればよかろう、元旦は仕事をしていたと」



北上「提督は手当てを渡したつもりじゃないの?」



大井「デリカシーの欠片もない奴だわ・・・」ケッ



Bismarck「戦闘では頼りになるのに・・・もっとどっしりと構えたら?」



羽黒「・・・」



長門「すまなかったな、提督と話しでもするといい」



羽黒「すいません」



長門「謝る必要はないさ、いずれは同じ・・・」



大和「捕まえてきました」



提督「ゴフ」



榛名「青葉さんはこちらで処理しておきますね」ニコ



青葉「」チーン



金剛「殺しちゃ駄目ヨー?」



提督「・・・何事?」



大和「ケジメ付けてきてくださいね」ポイ



提督「あ~」



ズデ



長門「それではな・・・決めて来いよ?馬鹿亭主」パタン



青葉「まさか・・・襲撃されるとは、隠し部屋だったのに」



榛名「そろそろおいたが過ぎますよ?もう少し優しめにですね・・・」



青葉「話は変わりますがお待たせして申し訳ないです」



青葉「いや~もう3月ですね元旦ネタはもう覚えて・・・」



榛名「話聞いてますか?」キュ



青葉「ごばっ・・・おご・・・」ペシペシペシ



金剛「締まってる締まってる」



青葉「(やったもん勝ちだから次もそうすれば・・・問題ないか)」



≪続く≫




羽黒編 extra




羽黒「・・・」



提督「あー、その・・・えーっと」



羽黒「もしかして・・・提督は」



羽黒「羽黒のことお嫌いですか?」フルフル



提督「えぇ!?」



羽黒「だって・・・その・・・えっと」



提督「そんなわけ無いだろ!!」



羽黒「!?」ビクッ



提督「俺は!いたずらばっかりするけど・・・その」



提督「好きだからするって言うか・・・なんというか」



提督「あー!俺こういうの苦手だな!おい!」



羽黒「・・・」ポカーン



提督「・・・羽黒さん?」



羽黒「・・・提督は私が好き?」



提督「あぁ、俺は羽黒が好きだ」アオマッカ



提督「・・・やっぱこういうの苦手だな」



羽黒「」ツー



提督「す、すまない!



羽黒「いえ、嬉しくて・・・提督は私のことを見ててくれたんですね」



提督「実はな・・・さっき渡したお金はお年玉とお正月手当てだったんだ」



提督「後々ポチ袋を渡そうと思ってたんだが・・・」



提督「その中にな・・・これが入れてたんだ」



つ指輪



羽黒「それって・・・」



提督「こんな馬鹿で迷惑掛ける俺だけど、ついて来てくれないか?」



・・・



提督「やめろー!!こんなもの隠し撮ってるんじゃねえええ!」ウオオオオオオオオオオオ



赤城「相変わらず下手ですね」ウフフ



加賀「ま、告白下手だから惚れたんですけど」



赤城「もしかして駄目な方が惹かれる性質ですか?」



加賀「・・・」



提督「もうお婿にいけない・・・」



青葉「なんで私こんなもの見せられてるんですか?」←簀巻き



長門「心配するな、一生面倒見てやるさ」アハハハハ




不知火編




提督「我、復活せり」ニヤニヤ



青葉「最近大人しいと思ったらこれですか・・・」



提督「そろそろドッキリウムが足りなくてさ・・・補充しようかと」



青葉「貴方という人は・・・馬鹿ですね」



提督「今回は元々の目標である”泣かす”に主題をおくぞ」



提督「最近は・・・思ってたのと違う結果になってたからな」



青葉「ド畜生ですね」



提督「今回はツンとしてる不知火だ」



青葉「幾ら冷静といっても駆逐艦ですよ?・・・マジでやるんですか?」



提督「あぁ、俺は期待を背負ってる・・・時に非常にならなきゃ駄目なんだ」



青葉「・・・」



提督「今回は・・・こんな感じ」



『提督豹変!?ブラック提督に大変身!!』



提督「ある日を境に俺が豹変して怒鳴り散らす」



提督「びびらせて泣かすって感じ」



青葉「これがホントだったら一大事ですね、うちの崩壊が見えます」



提督「不知火のことだ、養豚場の豚を見るような眼で対抗してくるに違いない」クッ



提督「しかし俺は泣かせて見せる。肩を震わせて泣く姿を・・・この眼に!!」



提督「その後・・・俺は蜂の巣だろう」



青葉「分かってるんですね」



提督「あぁ、もう3,4回そうなってるから」



青葉「絶縁は覚悟したほうがいいかもしれませんね」



提督「胃が死ぬ・・・」



青葉「辞めてもいいんですよ」



提督「もう協力者スタンバってるし、中止できないです」



青葉「何とかなるんじゃないですかね」



提督「よし、作戦開始だ!」



・・・



不知火「・・・」コンコン



提督『おう』



不知火「失礼します」ガチャ



提督「よく来てくれた」



不知火「はっ!お呼びでしょうか提督」ビシッ



提督「この前の戦闘ご苦労だった。すばらしい戦果だ」



不知火「光栄です。これ以上の戦火を出して見せます」



提督「(よくよく考えたら超が付く優等生をどうやって叱るんだよ・・・)」



提督「では早速だが出撃してくれ」



不知火「了解しました」



提督「(馬鹿なっ!?この子今日から連休なのにひとつ返事で出動だと!?)」



青葉『スーパー真面目ちゃん相手に苦戦してますね・・・仕方ありませんか』



伊19「資源集め終わったのね~」ヨロヨロ



提督「ご苦労、引き続きよろしく」



伊19「そろそろお休み欲しいのね・・・7連勤はさすがに」



提督「いってこい」



伊19「・・・了解なのね」



不知火「提督、流石に7連勤は体調を壊してしまいます」



提督「潜水艦なぞ弾除けか資源回収にしか使えん」



不知火「なっ!?」



提督「不知火、お前の出撃もあいつ等が居なきゃ成り立たんぞ。」



不知火「しかし!」



提督「それともお前が行くか?」



不知火「・・・っ」



提督「冗談だ。使える駒を雑用に使うか」



不知火「・・・」



提督「出撃は新造艦に任せるとしよう。お前は休んでおけ」



不知火「・・・はい」



提督「素直な子は大好きだ。お疲れ様」



・・・



不知火「おかしい、笑顔だけど・・・笑ってない。提督じゃなくて提督だけど・・・」パタン



不知火「まさか・・・!?」



・・・



提督「明日かな・・・どうやって泣かすか」



バーン



提督「なんだ!?」



不知火「・・・!!」スチャ



提督「どうした?上司に銃口を向けるとは」



不知火「提督は・・・どこですか!」



不知火「貴方は提督ではありません」



提督「・・・」



提督「何を言う、俺は俺だ。昨日も一昨日も俺だぞ?」ニヤァ



不知火「違う!提督はそんな落ち着いてない。いつもなら焦って嚙みます」



青葉『イメージ悪いですね・・・』



提督「(泣きそう・・・でも好都合だな)」



提督「随分と偉そうだな・・・おい?」ギロ



不知火「ひぐっ」ビクッ



提督「さっきから随分と反抗的だな・・・あぁ!?」



不知火「て、提督は・・・そんな怖くないもん」



不知火「もっと優しくて・・・ちょっと間抜けで・・・怖くないもおおおおおおお」ビエー



モニタ<ビエエエエエエエエエエ



青葉『幼児退行起こしてませんかこれ・・・愛されすぎでしょ提督』



提督「し・・・」



提督「不知火いいいいいい」ガシ



提督「ごめんよ、俺もしたかぁないけど非情ならなきゃ提督はやってられないんだ」



不知火「ううううううぅぅぅ」



提督「試験的にやってみただけだから!悪かった!」



青葉『不知火ちゃん・・・提督大好きっ子だったんですね。しかしいいネタが出来・・・』



提督≪青葉、聞こえてるからな・・・ネタにしたら道連れだぞ≫ピピ



青葉『私見てるだけじゃないですか!!そろそろ参加させてくださいよ!!暇です!!』



提督「いい子だ。こんな子に好かれてるとは俺も幸せだな」ポンポン



不知火「・・・」



不知火「zzz」スースー



提督「泣き疲れて寝ちまったぞ」



提督「まだまだ子供だな・・・よっと」ダッコ



不知火「・・・」ギュ



提督「吐きそう」



青葉『はぁ?』



提督「罪悪感が・・・やばい」



青葉『ホント向いてない事してますねあんた』




・・・次の日赤面した不知火に蜂の巣にされた・・・




鳳翔編




青葉「どうしたんですか?今日は休みだったんですけど」



提督「お久しゅうございます・・・ドッキリの季節でございます」



青葉「随分間が空きましたね・・・」



提督「ぶっちゃけ執務が忙しくてな・・・考える余裕が無かった」



提督「それに最近皆楽しそうでさ・・・もう笑顔だけでいいかなって思ったんだけど」



提督「やっぱり涙って素敵だよな!って一念発起したのでドッキリしかけます」



青葉「・・・返す言葉も出ないです」



提督「今回は・・・皆の母であり食の供給源である鳳翔だ!」



青葉「駆逐艦の子達からお母さんって呼ばれてますね」



提督「彼女は奥ゆかしく、儚い・・・大和撫子のような性格。しかし戦場では凛々しい」



提督「THE日本男児なら絶対惚れる女性ですね」



青葉「その人に毎日味噌汁を作ってもらってるのは・・・何処の誰でしたかねぇ」



提督「皆作ってもらってるだろ?」



青葉「変に鈍感ぶらないでくださいよ!」



提督「???・・・まぁいいや、今回はこれ!」



ドン!



『もしも俺が味覚障害になったら』



青葉「悲しい眼でラーメンのレシピ渡すんですか?」



提督「あれは味覚障害よりも重症だから・・・」



青葉「もし言われたら悲しいですね」



提督「あぁ、いつも笑顔で料理を持ってきてくれるからな。食べた後もどうだったか聞いてくるし」



青葉「(予想よりも乙女ですね・・・)」



提督「だから俺が味覚障害だったらどういう反応すんのかな~ってのが今回のドッキリ」



提督「我ながら流されそうなドッキリだが・・・後には引かん」



青葉「・・・」ジトー



提督「どうした?」



青葉「いえ、何でもありません」



提督「まぁまぁ、あとでラーメン食いに行こうぜ」



青葉「しょうがないですね・・・今回だけですよ?」



提督「安いな・・・」



青葉「赤城さん連れてきましょうか?」



提督「勘弁してください」



青葉「では実行に移しますか、レッツゴー!」オー!



提督「俺の台詞・・・」



・・・




提督「よし、まずはこれだ」つカプセル



青葉「・・・飲むと子供になりそうですね」



提督「理屈は知らんが味覚が鈍くなる薬~」



提督「妖精さん特製、副作用あんまりないって言ってた」



青葉「あるじゃないですか・・・恐ろしい」



提督「飲んでみよう」パク



青葉「躊躇いないですね・・・そういう所尊敬します」



提督「錠剤だし、時間かかるかな?」



青葉「丁度お昼前ですし・・・いい感じじゃないですか?」



提督「待機すっか」



10分後



提督「あっつ・・・」ゴクゴク



提督「ん?」



青葉「どうしました」



提督「味がしない・・・コーラが炭酸水みたいに感じるぞ」



青葉「えぇ・・・砂糖オブ砂糖のコーラですよ?」



提督「よっしゃ、準備万端だ。行って来る」



青葉「は~い、あまり食べちゃ駄目ですよ。味が分からないと摂取過多になりかねませんから」



提督「それもそうか・・・味覚障害の方々は大変だなぁ」




食堂




鳳翔「今日も忙しいですね~」



間宮「皆さん育ち盛りですから・・・猫の手も借りたい気分です」



鳳翔「そろそろ提督がいらっしゃる頃ですかね、今日は・・・」



間宮「提督のこと大好きですね・・・恋する乙女そのものですよ」ウフフ



鳳翔「間宮さん///!!」



間宮「あれだけ美味しい美味しいって言ってくれれば嬉しいものですね」



鳳翔「そうですね」



提督「鳳翔さ~ん、お昼食べに来たよ~」



鳳翔「ただいま~」クルッ



・・・



提督「今日は~そうだな」



鳳翔「おススメですね」



提督「それもいいな、それでお願い」



鳳翔「少々お待ちを」



鳳翔「今日は緑茶です。どうぞ」



提督「お茶か、侘び寂びだねぇ」クィ



鳳翔「だ、大丈夫ですか?そのお茶結構苦いのですが・・・」



提督「・・・?そうか?」ゴクゴク



鳳翔「苦いのお好きでしたっけ?」



提督「そうなのかもしれんな・・・案外俺、渋い趣味してる?」



鳳翔「そうかもしれませんね」フフ



鳳翔「では、少々お待ちください」



鳳翔「(ちょっと悪戯でかなり苦いお茶にしたのに・・・)」



鳳翔「(疲れが溜まっているのかもしれませんね。今日は張り切って作りましょう!)」




青葉『恋する女は綺麗ですね・・・』



青葉『久しぶりにモニターの仕事が出来そうです』




鳳翔「お待たせしました。今日は焼き魚です。今朝市場から送られてきたものですよ」



提督「おぉ、ありがとう。頂きます」



モグモグ



提督「美味しい、いつもありがとうな」



鳳翔「・・・はい、こちらこそ」



鳳翔「お茶のお変わり持ってきますね」



提督「おぅ!」



鳳翔「(・・・)」



鳳翔「笑顔がない・・・」



間宮「?・・・如何されました?」



鳳翔「いえ、何でもないです」



提督「ごちそうさま、美味しかったよ」



間宮「は~い、お仕事頑張ってください」



提督「♪~」



鳳翔「そんな日もありますよね」



・・・








提督「ちゃーず」



青葉「こんばんわ~」



鳳翔「お疲れ様です。今日はもう上がりですか?」



青葉「手伝わされました」



提督「今日奢るからさ・・・」



青葉「じゃあハンバーグ食べたいです」



提督「鳳翔さん、2つお願い」



鳳翔「ではお待ちくださいね」



間宮「ハンバーグですね、準備しますね」



鳳翔「(味付けは少し濃い目にしましょう)」



・・・



青葉「うぉ・・・濃い、でも疲れてるからこのくらいがいいですね」モグモグ



提督「・・・」モグモグ



鳳翔「今日は新しいソースにしたんです、如何ですか?」



提督「あぁ、美味しいよ」ニコリ



鳳翔「な、ならよかったです・・・」



提督「いつもありがとう」



鳳翔「・・・」



青葉「鳳翔さん、ご飯のお代わりください」



鳳翔「はい・・・」



フラフラ~



間宮「・・・鳳翔さん?」



鳳翔「」ヨソイヨソイ



間宮「鳳翔さん?」



鳳翔「・・・はっ!?」



間宮「大丈夫?上の空だけど」



鳳翔「・・・提督は私の料理嫌いになったのかしら?」



間宮「どうしたの?なにかあった?」



鳳翔「いつもより余所余所しい感想だったの」



間宮「口内炎かも知れないわ、そんな事」



鳳翔「でも聞くのもあれですし、なんだか・・・」



鳳翔「青葉さんのご飯、持って行かないと」



鳳翔「お待たせしました~」



ワー・・・ウワォ!? オチャワンニヤマガ!!ヤガマアリマスヨ!!



鳳翔「残したら嫌ですよ?」



青葉「理不尽や・・・」



提督「ご馳走様、先に戻っておくわ」



鳳翔「お粗末さまです」



提督「お勘定はこれでお釣りはあいつに渡しといて」つ壱万円



鳳翔「はい」



提督「青葉、頑張れよ~」ヒラヒラ



青葉「白状者~恨んでやる~」



提督「ハハハ、ちゃんと食えよ~」



鳳翔「・・・きっと今日はそんな日、そんな日もあります」




・・・




青葉『かれこれ5日間、提督は食堂でご飯を食べていますが、鳳翔さんがどんどん元気がなくなっています』



青葉『最近、味の質が落ちてきたという声も出てますね』



青葉『こんなんのどこがいいんだか・・・私には理解できませんが』



青葉『そろそろ鎮守府全体の士気に関わるので終わらせてもらいます』



提督『俺も死にそう、最近食欲減退がぱない』



青葉『両者ノックアウト寸前での決着となりそうです』




・・・




コンコン



提督「は~い」



鳳翔「失礼します」ガチャ



提督「どうした?」



鳳翔「いえ、最近無理してるんじゃないかと思いまして・・・」



提督「そうか?結構元気だと自負してるんだが」



鳳翔「最近の提督は無理して笑っている気がします」



鳳翔「以前のような・・・お日様のような笑顔じゃない」



提督「・・・」



鳳翔「もし、お疲れなら休まれては・・・いかがですか?」



鳳翔「貴方の笑顔が・・・見たいです///」



青葉『告白がきましたよ!?予想外です!?」



青葉『提督は・・・』



提督「・・・?」



青葉『わかってね~』ズゴ



提督「・・・実はな俺病気になっちゃってさ」



鳳翔「えぇ!?」



提督「味覚がな・・・可笑しくなっちまってさ」



提督「ストレスらしいんだ」



鳳翔「」



提督「嘘ついてごめんな、最近美味しいか分からなくて・・・」



鳳翔「でも・・・」



提督「治るのがいつかも定かじゃない、医者にも何年と付き添うかもって」



提督「だから、君の料理を美味しいって言えなくなる。ごめんな」



鳳翔「・・・」ウルウル



提督「・・・」



青葉『・・・ドラマより臨場感ありますね』



鳳翔「・・・ります」



鳳翔「貴方がまた”美味しい”って言って下さるまで作り続けます」フルフル



鳳翔「1年でも・・・5年でも、いつまでも」ポロポロ



鳳翔「だから、」



提督「待て」



鳳翔「ぇ?」



提督「俺から言う」



提督「こんな・・・俺だけど鳳翔さんのご飯が食べたい」



提督「やっぱ側で支えてくれる人がいいんだ」



提督「だからさ・・・毎日俺のご飯、作ってくれないか?」



鳳翔「提督・・・本気にしますよ」グスッ



提督「あぁ、俺も本気だ」




・・・




青葉『・・・』



青葉『ドッキリは!?どこいったんですか!?』



青葉『何勝手にハッピーなエンドにしてるんですか!?』



青葉『させぬ・・・させぬわぁ、全部嘘でしたって言ってやるぜぇ』ガチャ



榛名「」ニコ



青葉「ぁ、コンニチワ」ニ、ニコォ



榛名「恋敵が増えるのは癪ですが、提督の幸せが最優先です」ジャキ



青葉「・・・くそおおおおおおおおお!!」




数日後




赤城「」



加賀「」



吹雪「あれ?赤城さん?加賀さん?食堂の前で何してるんですか?」



看板『一週間休業します♥ By間宮食堂』



吹雪「そうなんだ~皆でご飯作らないと・・・」



赤城「」



加賀「」



吹雪「・・・もしかして気絶してる?もしもーし」ユサユサ



間宮「ま、このくらいのドッキリなら許されるでしょ」ウフフ



≪つづく≫




麻耶編




提督「夏だ!海だ!ドッキリだ!」



青葉「いや~もう真夏ですね~」



提督「夏休みの季節にはドッキリが捗るぜ」



青葉「提督は夏休みじゃないですけどね」



提督「出撃が減る=俺の仕事も減るだから無問題☆」



提督「そろそろ原点に戻って死んで見せようと思います」



青葉「人間って残酷・・・」



青葉「で、最初は誰ですか?」



提督「そうだな・・・麻耶だな」



青葉「うっわ、ご愁傷様」ナムナム



提督「と、言うわけで準備入りまーす」



青葉「おー(最近雑な気がします)」



・・・



麻耶「なんだよ、あたしの休暇に呼び出ししやがって・・・クソが」



麻耶「おーい、きたぞー」ドンドン



シーン



麻耶「無反応かよ・・・おいこら!」ガチャ



提督「・・・」



麻耶「おい、寝てんのか?」



提督「」ツップシ



麻耶「おいって・・・」



ガシャァァァ



麻耶「ん?なんだ?」



睡眠薬



麻耶「こいつ不眠症か?・・・って」



麻耶「なんだこの量の薬・・・」



麻耶「おい!まさかお前!」ユサユサ



提督「」フラァ



バタン!



麻耶「おい!何やってんだ!お前」



麻耶「冗談だろ・・・?なぁ」



提督「」



麻耶「・・・なにが、何が駄目だったんだよ」



麻耶「なぁ、教えてくれ。そんなに・・・辛かったのか?」



麻耶「いつも笑顔だったのが苦し紛れか?」



麻耶「・・・!?脈は!?」サッ



麻耶「・・・ない、でも暖かい。さっきまで生きてたのか」



ガチャ



青葉「失礼しま~」



麻耶「!?」



青葉「なにやってるんですか?」



麻耶「丁度いいところに・・・早く人を!」



青葉「えっ・・・提督?」



麻耶「そうなんだ、早く人を」



青葉「・・・人殺し」



麻耶「は?」



青葉「いやっ・・・来ないで」



麻耶「何言ってんだよ・・・冗談きつぜ・・・」アハハ



青葉「普段から嫌ってたのは知ってましたけど・・・まさか殺すなんて・・・」



麻耶「そ、そんなことねぇ!あたしは別に」



青葉「な、長門さんに連絡を・・・」



麻耶「待ってって誤解だ!」ガタッ



青葉「こ、殺される!助けてー」ダダダダー



麻耶「・・・」



提督「」



麻耶「聞いてくれ、あたしは殺人犯らしいぞ」フフフ



麻耶「憎さ余って殺したらしい。馬鹿な奴だな」アハハ



麻耶「そんなに嫌悪感出てたかなぁ」ワナワナ



麻耶「わかんねぇ・・・わかんねぇよ」ポロポロ



麻耶「初めて好きになったから如何したらいいかわからねぇんだよ!!」



麻耶「教えてくれ、如何すればよかったんだ?」



提督「」



提督「それはな、相手に向かって気持ちを伝えればいいんだよ!!」



麻耶「うわぁ!?」ズデ



青葉「ドッキリ大成功~」テッテレー



麻耶「・・・・・・・・・・・・ハ?」



提督「いや~すごい乙女だったな」



青葉「私の迫真の演技も追加で決まりましたね」ウンウン



提督「それに麻耶の不器用な所大好きだから、いつまでの変わらないでくれよ?」ニコ



麻耶「」



青葉「いや~鳥海さんにもあとでVTRみせよ、きっと喜びますよ」



麻耶「おい」



提督「この薬全部ラムネなんだが、ラベル変えればバレねぇんだな」



麻耶「おいこら」



青葉「久々にドッキリも成功しましたし祝勝会しましょう」



提督「そうだな」



麻耶「おい!聞けよ!?」



提督「麻耶は何食べたい?」



麻耶「先にお前らを料理してやるからそこに直れ」ジャキン



ヤ、ヤメロー シネエエエエエエエエエエエエ ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア ズドドドドドドド




夕張編




提督「・・・う~む」カタカタ



夕張「何してるんですか?」



提督「調べ物をな・・・」



夕張「なんですか~」



提督「俺な、転職しようと思って」



夕張「・・・」



夕張「はい?」



提督「親方・・・城主なんてのもあるのか」



提督「なんだこれ・・・審神者?何するんだよ」



夕張「え?本気で言ってます?冗談でしょ?」



提督「そういや、空軍も陸軍も将校不足だっけな・・・異動もありか」



夕張「提督!冗談がきつ過ぎます!!」



提督「・・・俺、もう疲れたんだよ」



提督「言うことは聞かん、予算は使い潰す。・・・そのくせ文句ばっかり」



提督「どいつもこいつも俺を召使かなにかと勘違いしてるんじゃないか」



夕張「そんなこと!皆提督のことを!」



提督「だったら!!!」



夕張「」ビクッ



提督「・・・いや、言っても無駄か。言って治るならこんな状況にはならんもんな」



提督「と、言うことだ・・・近いうちに後任来るようにしておく」タカタカ



夕張「・・・」



スッ ギュ



「どうしても出て行くなら、私も連れて行ってください」フルフル



提督「・・・」



「だ、駄目ですか?」



提督「駄目だ」



提督「モニターの画面、見てみろ」



「」



モニター『ドッキリ大成功』



ピロン



青葉からのメッセージ



『以外に独占欲強いんですね・・・青葉ビックリです!!』



夕張「う///・・・てぇ!と!これ!!これ!!///」



提督「狡猾だな」



夕張「うわああああああああああああ///!!!!」ドドドドドドド バコーン



提督「皆可愛いな~こんな役得な職誰が辞めるかっての」




龍田編




提督「・・・」



青葉「・・・」



提督「忙しすぎて死にそう・・・部屋に帰ったら12時だぜ?」



青葉「心中お察しします」



提督「癒しがほしい・・・あぁ~癒しがほしい」



青葉「私を呼んだってことは・・・」



提督「おうドッキリだ」



青葉「またですか」



提督「恨むなら俺と一緒に休暇と取った自分を恨め」



青葉「・・・ま、面白いからいいですけど」



青葉「ターゲットは?」



提督「龍田か・・・いや、でも怖いなぁ」



青葉「表情が見えませんからねぇ・・・彼女」



提督「あいつが取り乱した所を見たことがない」



青葉「(提督が風邪ひいたとき結構テンパってたのは内緒にしておこう)」



提督「やっぱり天龍で釣るかなぁ・・・」



青葉「いえ、ここは提督ネタで行って友好度を調べましょう」



提督「・・・自信ないなぁ」



青葉「大丈夫ですよ、目の前で鉄骨落ちて来たら龍田さんでも・・・」



提督「俺死ぬよねぇ!?それ絶対死ぬよねぇ!?」



青葉「しっつごー」



提督「まじで!?」



・・・



工廠



龍田「現場を見に来るとはどういう風の吹き回しですか~?」



提督「俺が顔出したほうが気合入るだろ?」



天龍「おっす~提督」



龍田「貴方みたいなのが来ても変わらないわよ~」ウフフ



提督「相変わらず棘のある言葉を豊富にお持ちで・・・進捗はどうだ?」



龍田「順調♪」



天龍「提督来て機嫌よくなったくせに・・・」



バコ



天龍「み、みぞおっふぉ・・・ごほ」ゴホッゴホ



龍田「大丈夫かしら~おなか痛いの~?」グリグリ



青葉『乙女・・・圧倒的乙女』



青葉『今回も別室でーす』



龍田「執務は大丈夫なの~?」



提督「大丈夫だよ、気分転換も兼ねて現場見に来ただけだから」



龍田「危ないから、うろうろしちゃ駄目よ~」



提督「大丈夫だ~って、ガキじゃあるまいし・・・」♪~



天龍「ったく、素直じゃねーのな」



龍田「余計なお世話よ」



天龍「そんなんだから一向に距離が縮まんねーんだよ」



龍田「私は臆病だからね~このままでいいの」



天龍「きっかけがあればいいんだがな」



青葉『ふっふふ・・・心配ご無用ですぜ。今から絶望に落ち拉がれますから』ニコニコ



青葉『ボタンをぽちっとな~』ポチ



ガシャン



提督「ん?」



妖精さん「テッコツー!!」



妖精さん2「オワワワワ」



天龍「・・・?うぉ!?やべぇ!!」



龍田「・・・え?」



バコーンガシャーンドガガガガガ



天龍「うわわわ・・・」ユラユラ



青葉『おおぉぉ・・・凄い音、鉄骨10本はやりすぎた?』



龍田「」



妖精さん「ハワワワワ」



妖精さん「ヒナン!ヒナンヲ!」



天龍「・・・おいおい、あそこ提督が」



龍田「・・・っ」ダッ



ダダダー



鉄骨の山



龍田「んんんん」グググ



天龍「駄目だ・・・龍田、もう・・・」



龍田「黙ってて!!」



龍田「もしかしたら・・・まだ」



広がる赤い流動物



龍田「!?・・・ぬぐぐぐぐ」ギギギ



天龍「・・・もういい、もういいんだ!」ガシ



龍田「やめてぇ!!放して!!!」



天龍「あとは医療班に任せろ。重機でもないと無理だ」



龍田「嫌ぁ!!嫌よ・・・て゛いどぐうう!!」イヤアアアアアアアアアアアアアアアアア




<イヤアアアアアアアアアア



青葉『・・・うわぁ』



青葉『やりすぎたかな・・・』



・・・



龍田「」



コンコン



天龍「入るぞ」



青葉「お邪魔します、お怪我はありませんか?」



龍田「・・・」



天龍「まぁ大丈夫だ。近くなかったからな」



青葉「・・・しかし」



天龍「あぁ・・・」



龍田「」



天龍「(やばくね・・・)」



青葉「(共犯者なら逃げないで下さいよ)」



天龍「よく聞け龍田・・・実はな」



龍田「聞きたくない」



天龍「逃げても現実は変わらん。聞いとけ、楽になるぞ」



龍田「・・・」



天龍「いいか、提督はな・・・」



龍田「嫌!ききたk--」



天龍「生きてまーす」



青葉「ドッキリでした~」テッテレー



龍田「・・・ぃきてるの?」



天龍「おう、元気だぞ」



龍田「提督は・・・どこ?」



青葉「え?」



龍田「答えなさい」ジャキン



青葉「し、執務室ですぅ・・・」シロハタ



龍田「そう、天龍ちゃん。動かないでね」



天龍「おい・・あぶn」



龍田「動くな」



天龍「待ってます」



・・・



執務室



コンコン



龍田「」ガチャ



提督「やぁ、驚いたか?」アタタタ



龍田「怪我したの?」



提督「実は逃げる際に破片がさ・・・切っちゃって出血がな」



提督「瞼の上だからすっごい血が出てさ」



龍田「先に死んじゃ・・・嫌よ」



龍田「死んだら後を追うから」



提督「気を付けよう、龍田に涙は似合わないしな」ナデナデ



龍田「貴方にしか見せないから・・・秘密よ」ウフフ



提督「・・・善処するさ」



青葉『なんでいつもいい雰囲気になるかなぁ』



天龍『そんなもの見てないで遺書書いとけ、もうすぐお迎えが来るぞ』カキカキ



ーーこの後、天龍と青葉は三枚におろされたーー




扶桑編




扶桑「近頃冷えますね・・・渡り廊下すら」ブルブル



ワイワイ アハハ



扶桑「あら?誰かいるのかしら?」チラ



伊勢「へー、あんたも苦労人じゃん」スパー



山城「まじで、もう最悪よ」スパー



電「はぁ~そろそろキャラ作るの怠い」



山城「辞めたら?全員凍るけど」アハハ



電「というか雷がウザい、暁もそこそこウザい。響はまぁウザい」



山城「全員じゃん。もう縁切れば?」



伊勢「てか、この姿誰かに見られたらもう終わりじゃない?電が蟹股で葉巻とか・・・軽く事件よ」



扶桑「(は・・・と、とんでもない物を見てしまいました)」アワワワ



扶桑「(や、山城が葉巻を咥えてるわ・・・電ちゃんも!!あなた未成年でしょ!!)」コソコソ



扶桑「ここは年上としてなんとか・・・」



羽黒「っス」



電「おーおいっす」



羽黒「はー提督、ちょろ過ぎ」ゴソゴソ



伊勢「おーまた始まったぞ」



羽黒「やっぱ男は清楚系に弱いわ」シュ ボッ



電「こっわ・・・女こわ」



羽黒「お前が言うな」プカー



扶桑「{あ・・・あ・・・羽黒ちゃんまで・・・いつもと全然違うわ、目つきが雰囲気が・・・)」



羽黒「(妹が喫煙していた衝撃よりもあの電ちゃんと羽黒ちゃんがすごい不良だったなんて・・・)」フラフラ



ガシャン



扶桑「しまっ」



電「!?」



山城「誰だぁ?こそこそ見てるやつは?」



羽黒「バレたら不味い、〆るか」



扶桑「は、あぁぁぁ・・・・私の人生はここまでの様ね」フラァ



パタンキュ~



羽黒「あ、あの・・・気絶しちゃいましたよ」



電「司令か~ん、扶桑さん気絶しちゃったのです」



提督「・・・メンタルが思いの外弱かったな」ガチャ



青葉「ご協力ありがとうございます」



伊勢「あははは」



山城「笑い事じゃないです。姉様・・・姉様」ユサユサ



提督「面白かったけど、面白くないな」



青葉「ほんとです。演技指導までしてこれでは後味が微妙です」



青葉「と、いう事で~先ほどの録画を妙高さん達と暁ちゃん達に見てもらいましょう」



羽黒「青葉さん!?」



電「はわぁ!?ダメなのです!!」



青葉「ふはは。食券と休みに釣られた自分を呪ってください!ではさらば!!」ダダダー



羽黒「こ、ころさなきゃ」ジャキ



電「名誉の為なら殺人も吝かではないのです」ガション



提督「・・・」



伊勢「止めないのか?」



提督「これも録画してるから・・・今から楽しみ」クックック



伊勢「趣味の悪い奴だ」スパー



提督「ここは禁煙だぞ。辞めなさい」ボッシュウ



伊勢「ちぇ」



山城「姉様!姉様!」バチーン バチーン



扶桑「い、痛い・・・痛いわ、起きてるわよ。や、山城・・・」




天龍編 その1




提督「誰にしようか・・・」



青葉「懲りませんし飽きませんね」



提督「性分ですから」ドヤッ



提督「くじで決めようか」



提督「はい、ここから引いて」つ抽選ボックス



青葉「こういう所は用意周到なんですから」ゴソゴソ



青葉「よっと!あっ、2枚引いちゃtーー」



『天龍』 『天龍』



青葉「・・・2枚とも天龍さんなんですけど」



提督「箱の中身は~」ゴソゴソ



提督「全部天龍だからな」つ『天龍』



青葉「決まってんじゃん!?」



提督「まぁね~」



提督→龍田「私が決めたからね~」ベリベリ~



青葉「うぉぉ!?」ズデ



龍田「騙す側は面白いわね~されたらたまったもんじゃないけど」



提督「びっくりした?」ガチャ



青葉「えぇ、今度こそ死ぬかと思いました」



龍田「提督はこの前、買い物に付き合ってくれたし・・・青葉ちゃんもこれで帳消し」



龍田「残すは天龍ちゃんよ~」ウフフ



提督「内容は全部任せてあります」



青葉「(思ったより根に持ってる・・・・)」



青葉「ドッキリの・・・資料あります?」



龍田「持ってる天龍ちゃんカードをめくるとピースの1部分になるわ」



青葉「」ペリ



青葉「ほんとだ」



龍田「箱の中のカードと組み合わせて完成させてね。開始は2時間後だから」



青葉「ちょ、これ100枚位あるんですけど!ジグソーパズルしろと」



提督「頑張れ」



青葉「ひ、ひどく・・・酷くない!?」



・・・



天龍「zzz」



<起きろ



天龍「あと10分・・・」



<起きろと言ってるだろ!!!



ゲシッ



天龍「いっでぇ・・・なんだよ、今日非番だろぉ?」



タ級「馬鹿か!朝礼の時間だ!さっさと用意せんか!」



天龍「・・・!?ん!?ん!?」



天龍「はっ・・・?ちょ、なんd」



レ級「いそぎなよ~姫様機嫌悪いから」ケケケ



天龍「ちょっ・・・深海戦艦・・・ってこの部屋どこだ!?」



ヲ級「早くする、姫様は待ってくれない」



天龍「あっ・・・はい」



龍田『うふふふ・・・うふふふふふふ』



提督『焦ってるな~これはこれで面白いが堪ったもんじゃないな』



青葉『敵に起こされて支度しろってすごい光景ですね』



龍田『提督のコネクションを最大活用したドッキリよ~』



提督『【職業体験 in 深海戦艦~ドキドキ!私は裏切り者!?~】で御座います』



青葉『うわ~すごい吐きそうな体験ですね』



・・・



天龍「どこだよ此処・・・寒いしよぉジメジメしてやがる」



ヲ級「姫様、起こして来ました」



天龍「(俺はいま捕虜なのか?)」



天龍「(なんにせよ、敵にペコペコするのもおかしい話だよな。ここは一発暴れて脱出を)」



装甲空母姫「遅い、何をやっていた」ギロ



天龍「すいませぇん!」



装甲空母姫「貴様は深海戦艦としての心掛けがなっていない。それ以前に人として最低限は守れ」



天龍「はい!」



天龍「(むり・・・深海戦艦に人間としてなってないって言われた)」



装甲空母姫「それでは今日の朝礼、並びにミーティングを行う」



装甲空母姫「皆の者おはよう、次からは定時に集まるように」



ザッ <おはようございます!



装甲空母姫「では今日の予定だが、1班は朝礼後に2班は昼食後、3班は夕食前に警戒任務」



装甲空母姫「その他の者は非番だ。特に出撃もない。ゆっくりしてくれ」



装甲空母姫「あと、私たち側についた天龍だが・・・色々分からない事もあるだろう」



装甲空母姫「ヲ級に同行し仕事を見学してこい」



天龍「・・・はぃ」



装甲空母姫「以上、何かあったら部屋来てくれ。。解散だ」



<今日も一日よろしくお願いします!!



・・・



龍田『うちよりしっかりとしてるわ~』



青葉『トップからカリスマを感じます』



提督『嫌味は直に言ってくださいよ・・・適当なのは認めるけどさ』



龍田『毎朝の朝礼は長門ちゃんだしね~任せ過ぎよ』



提督『長門起こしてくれねーんだもん、起きたら終わってるしさ』



青葉『長門さん・・・甘いですねぇ』



提督『天龍の空気になろう感が必至で笑えるんだが』



龍田『天龍ちゃんはチキンちゃんだからね・・・すごい愉悦だわ~』ウフフ



青葉『今までは実害なかった分、きっついですね・・・流石龍田さん』



龍田『本番はここからなのよ・・・楽しみにしておいてね~』ニコニコ



・・・



天龍「心ぼせーよー」



ヲ級「キョロキョロしてると絡まれますよ」



北方棲姫「あっ!天誅!」



天龍「へ?」



北方棲姫「こんにちわ天誅」



天龍「いや、俺の名前は天龍なんだが・・・」



飛行場姫「天誅だろ?お?」ギロ



天龍「それでいいです・・・」



北方棲姫「遊ぼ!」



ヲ級「姫様方、お戯れを・・・我々は今から仕事がありますので」



飛行場姫「だってさ、ほっぽ。後にしよ」



ヲ級「はい、それでは失礼します」ペコリ



天龍「・・・」



ヲ級「行きますよ、これ以上足止めを喰らっては仕事になりません」



天龍「い、生きた心地がしない・・・」



・・・



提督『自分の状況を確認する暇がないな』



龍田『あの子は昔から流されるタイプよ~』ウフフ



青葉『ネタバラシっていつなんですか?』



龍田『3日位やってもいいんだけど・・・メンタルが持たなさそうだからね~」



青葉『鬼・・・』



・・・



天龍「あの~この艤装って?」



ヲ級「うちの艤装ですよ?ちょっと禍々しいかもしれませんが貴方たちのと大差ないです」



天龍「俺、軽巡洋艦なんけどさ」



ヲ級「予備が私の分しかありませんので空母で出撃してください」



天龍「この帽子被らなきゃダメ?」



ヲ級「装備なしで戦闘に入る気ですか、よほど死にたいらしい」



天龍「艦載機ってどうやって出すんだ?・・・艦娘なら弓を引いてるけど」カポ



ヲ級「命令してください」



天龍「指定爆撃!?」



ヲ級「さ、行きますよ。他のメンツに怒られます」



天龍「まっ・・・お?装備の感覚はいつの元あんまり変わらねぇな」



・・・



ヲ級「敵影確認」



天龍「・・・」



ヲ級「天龍、情をかけたら死にますからね」



天龍「あ、・・・うん」



ヲ級「はい双眼鏡」つ双眼鏡



天龍「」



長門「・・・」



金剛「・・・」



大和「・・・」



天龍「うっわ主戦力だ」



長門「裏切り者を始末しろ!!」



天龍「」



<<了解!



天龍「」ハワワワワワ



ヲ級「こちらも応じます、戦闘配備」



<ウオオオオオオオオオ ヒャッハー



天龍「お、おれは・・・」



・・・



提督「長門が快く引き受けてくれたぞ」



龍田「珍しいわね~」



青葉「何で釣ったんですか?」



提督「温泉旅行、まだ新婚旅行行ってなかったから」



青葉「提督にとっちゃデメリット皆無ですね」



提督「もう戦闘始まってんな・・・しかもうちの艦娘が押してるし」



龍田「連れて帰ってきてネタバラシね」



・・・



長門「はぁぁぁぁ!!」ズドーン



レ級「ぎゃあああああああ」



金剛「fire!」ドカーン



タ級「ぐおっ!?」



ヲ級「分が悪い、撤収!」



ヲ級「天龍!帰りますよ!」ガシ



天龍「ま、待て!ひっぱr」



長門「逃がさんぞ」ガシ



天龍「いでででで両方から引っ張んな!!!」



長門「ちぎれても良いからな・・・取り合えず証拠が欲しい」ググググ



ヲ級「首があれば再生できると思うので、首はください」ググググ



天龍「おわあああああああ、助けてくれええええええ」



天龍「」ガクッ



長門「あっ、気絶した」



ヲ級「一軍なんですか、これ?」



長門「一応な」



・・・



天龍「・・・はっ!?」



龍田「お帰りなさい」



天龍「龍田か・・・よかった」



天龍「目覚めの悪い夢だったぜ、実はよ」ガシャン



天龍「おい龍田、この拘束具なんだ」



龍田「貴方が深海戦艦側についたからよ~仕方ないわね」



天龍「待て待て、俺はそんな」



龍田「その頭の何?」



天龍「ん?」



ヲ級ヘッド「わいやで」



天龍「うぉぉ!?夢じゃなかったのかい!?」



龍田「敵につくなんて死刑よね~安心してね、私がやってあげるから」ギャキン



天龍「おおおおおおお、俺は俺は俺は」アババババ



龍田「さ よ う な ら」ヒュ



青葉「とぅ!」バターン



提督「ふっふっふ、実に面白かったぞ!天龍!」



青葉「ドッキリですよ~ドッキリ!」つ「大成功」看板



提督「いや~急ピッチだったから適当感が凄かったかが取れ高◎だ」



青葉「さて、一言頂きましょうか」



天龍「」ブクブクブクブク



龍田「また気絶したわ」



龍田「私もダメね~もうすこし恐怖を長引かせないと」



提督「・・・メンタルが弱すぎる」



青葉「噛ませな彼女ですから」アハハ



提督「これならもっかいドッキリ掛けられるかもな」



青葉「えぇ・・・」




那智編




那智「提督~飲もうじゃないか」ガチャ



提督「んあ?なんだ?いきなり?」



那智「そういう気分なんだ。付き合ってくれ」



提督「いいけどさ、あんまり飲むなよ?明日も仕事だからな」



那智「飲みなれているわたちが吞まれるものか」ヒック



提督「もう飲んでんじゃねぇか・・・道理でいつもの凛々しさがないと思ったよ」



那智「ほらほら、書類をどけろ!お酒が通るぞ~」



提督「駆逐艦には見せられないな、ったく」



那智「ふははは!今日は『くどき上手』だ」ドン



提督「口説き下手な俺にうってつけだな」



那智「そうだろう!そうだろう!」



提督「お前どんだけ飲んだんだよ・・・出来上がってるじゃないか」



・・・



ピピピピ ピピピピ



那智「あ゛あ゛あ゛・・・煩いぞ」



那智「頭が、割れそうだ」



提督「大丈夫か?」



那智「あぁ、すまん・・・」



那智「ん?・・・なぜお前がここにいる」



那智「というかなぜ上半身服を着て居ないのだ?」



提督「ここは俺の部屋だ。昨日押しかけて来ただろうが」



那智「そういえば・・・って、なぜ私は服を着ていない!?」ガバッ



提督「なんといったものか、その」



提督「つまりはそういう事だ。酒の勢い、かな?」アハハ



提督「誘ってきたのはお前だからな、脱ぎだすし覆いかぶさって来るし・・・」



提督「いきなりだったがこう好意を向けられるのは嬉しかったな」



那智「」フルフル



那智「は、初めては・・・旦那さんが良かったのに」ウルウル



提督「まっ・・・いやっ!?その、これはだな」



那智「子供出来ちゃうかもしれないのに・・・まだ心の準備もできでないのに」グスグス



提督「(青葉!青葉さん!!何やってんですか!?早く!!)」



ピッ



「いっぺん死んどけ、浮気性」



提督「(おぃぃぃ!!!)」



那智「ちゃんど責任取ってぐれるのよな?」ヒックヒック



那智「結婚式はハワイがいいぞ」



提督「待てって、落ち着け!話が飛躍してるんだが・・・」



那智「まざがすでるのが?ヤリ捨てか?」



提督「捨てねぇよ!!だから話を・・・」



ウワァァ・・・ ナクナッテ!



・・・



青葉「この後、提督は妙高さんにぶち殺されました」



青葉「足柄さんは笑ってました、でも那智さんが乙女になりました」



青葉「・・・ケッ、たらしが」



長門「首謀者よ、戯言はもう終わりか?」



青葉「確かに、私が企画しました・・・しかし!悔いはありません!!」



青葉「流れでヤッちゃって子供も出来れば、提督が落ち着くかな~って思ったので」



青葉「待って!グーは辞めてください!!乙女の顔が死にます!!チョキもダメ!!」



ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア




加賀編




提督「最近、忙しくないですか?」



青葉「3月なんて忙しいに決まってるじゃないですか、新人研修に新年度の調整に大本営からの・・etc]



青葉「なのに・・・なんで実行しちゃったんですか?」



提督「いやはや・・・それは、可愛い泣き顔の為に」



青葉「さいってー」



提督「今回は・・・加賀、なんだけど」



提督「大丈夫かな?」



青葉「何でですか?」



提督「実は結婚初夜にちょっとしたドッキリしたんだけど」



提督「パニック起こして俺の部屋が吹き飛んだんだよね」



青葉「えぇ・・・」



提督「赤城と協力してさ、結婚指輪無くした!って言ったら」



提督「大泣きしちゃって暴れてさ」



青葉「ならする必要ないじゃないですか」



提督「最近倦怠期なのか冷たくて冷たくて、この機に仲良くなろうと」



青葉「コノヤロウ・・・また悪役作って英雄になろうと画策してやがる」



提督「と、いう訳でщ(゚Д゚щ)カモーン」



ガチャ



提督?「失礼する」



青葉「(゚д゚)!」



青葉「瓜二つ・・・龍田さん?」



提督?「俺を忘れたのか?さっきまで話してたじゃないか」アハハ



提督「毎日顔合わせてるだろ?」



青葉「・・・誰?」



提督「俺の先輩」



提督?(先輩提督)「久しぶりの呼び出しだと思ったら「俺になれ」だからな、お前は意味わからん」



提督「そう!今回は俺の代わりに変装した先輩が悪さするぜ!」



提督?「安心しろ、俺は既婚者だからな・・・手は出さんよ。出したら殺される」



提督「先輩の嫁さん怖いですからね・・・優しいけど」



青葉「奇妙な光景ですね。同じ顔が談笑してますよ」



提督?「ところで青葉君、君にも協力してほしいんだけどいい?」



青葉「良いですけど、何ですか?」



提督?「ほかの艦娘への根回し、あとはかき回し役」



提督「ではレッツドッキリ」イエー



青葉「昔からあんな感じで?」



提督?「もっとまじめだった気がする」



・・・



加賀「お早うございます、朝礼の時間です」ガチャ



提督?「おう、おはよう」



加賀「本日ですが、演習が入っています。午前のうちに・・・」



加賀「どうされました?」



提督?「いや、今日も綺麗だと思ってさ」



加賀「お世辞は結構です、仕事してください」



提督?「はいはい、可愛い顔が台無しだぞ?もっと笑顔でいこ」



加賀「はぁ・・・」



提督?「それにしても、綺麗に片付いてること」



加賀「提督が掃除してるのでは?」



提督?「それもそうか、忘れてくれ」



加賀「???」



・・・



青葉『なかなかチャラいですね先輩』



提督『彼女が居なかった期間を俺は知らん』



青葉『色欲の化身ですね』



提督『大抵喧嘩別れしてたけど・・・奥さん出来てから大人しい』



提督『本人曰く〖あいつこそ俺のすべて〗』



青葉『こんなところで馬鹿なことやってていいんですか?』



・・・



提督?「ハァイ!、今日も決まってるね~麗しのハニー」



金剛「YES!どうしたノ?今日はとってもオープンネ!」



提督?「こんな時もあるさ、演習のミーティングはじめっぞ~」



榛名「・・・?」



島風「今日は一番を目指すよ!!」



響「また突っ込んで破損するんでしょ、見慣れたよ」



島風「今日は華麗に避けるから!」



提督?「はいはい、お相手一覧配るからそこまでだ」



加賀「失礼ですが、どうしたんですか?」



提督?「あ?」



加賀「いえ、いつもよりキビキビとしていますので」



提督?「そんな気分なんだよ」



提督?「島風、席に着きなさい。いつまでも走り回ってるんじゃないよ」



ハーイ



加賀「・・・」



・・・



提督『やべ、先輩普通に仕事してる』



青葉『ざまぁねぇなぁ!』



提督『このままだと、俺の無能さが露呈しちゃう・・・やばいよ』



提督『あの野郎口説くだけ口説いて終わる気じゃないだろうな』



青葉『それはそれで逆ドッキリみたいで面白いですね』



提督『先輩じゃなくて後輩に頼むんだった・・・強く言えねぇ!』



・・・



加賀「(妙ね・・・)」



加賀「仕事の効率も以前よりもいい、それに気さく過ぎる」



加賀「どうして?」



赤城「考えすぎでは?」



赤城「彼も人間です、調子のよい時だってあると思いますが」



加賀「そうだといいのですが」



赤城「と、いいますか・・・加賀さんストーカーみたいですよ」



赤城「提督のこと見過ぎです」



加賀「そ、そんなことは!」



赤城「好きなのも度が過ぎると怖いになってしまいますから・・・お気を付けください」



加賀「そんなつもりは・・・」



・・・



提督?「食事か?いいぞ?」



加賀「はい、今日は新鮮な鰆が入ったと聞いています」



提督?「いいじゃないか~楽しみが増えたぞ」



加賀「はい、それと良いシジミも入ったとか」



提督?「早いけど行くか~」ガシ



加賀「えっ・・・提督?」



提督?「ほら、向かうぞ」



加賀「えっと・・・その・・・」



・・・



提督『俺もあれ位した方がいいのかなぁ』



青葉『確かにもう少し攻めてもいいと思いますけど・・・結婚してるんですし』



青葉『提督と加賀さんの関係は戸籍上一緒になった他人みたいで愛がないと言いますか何と言いますか』



青葉『ビジネスライクみたいに見えますよ!』



提督『加賀は・・・何て言うかセーフゾーンが分からなくてさ、その・・・目つきで訴えてくるし』



赤城『貴方もまだまだですね』



青葉『!?』ガタッ



赤城『別人かと思ったのですが、案の定ですね』



提督『やっぱバレた?流石赤城』



赤城『えぇ、発音が若干違いましたし。関西の方でしょう?』



提督『これだから赤城にサプライズは難しいんだよ。』



赤城『この前のプレゼントも嬉しかったですよ、もっと自信持ってください』



提督『ありがと、加賀にもこの位出来ればもっと信頼関係も』



赤城『加賀さんはもっと乙女ですから・・・私がお手伝いしましょう』



青葉『この部屋鍵掛かってたんですけど、どうやって入って来たんですか?』



・・・



提督?「うまいなぁ・・・間宮に感謝しないと」



加賀「間宮?」



加賀「いつからそんな親密な関係になられたのですか・・・?」ゴゴゴゴ



加賀「もしや飽き足らず間宮さんにも婚姻を」



提督?「待て待て、間違っただけだよ」



提督?「冷める前に食べないと失礼だぞ」



加賀「それもそうですね」



提督?「(この加賀・・・やばいな、絶対あれだ)」



赤城「提督、お食事中申し訳ありませんがお話ししたいことが」



提督?「ん?何?」



赤城「食堂でする話でもありませんので、執務室へ」



提督?「すまんが加賀、席を外す。すぐ戻って来るから待っててくれ」



加賀「分かりました」



加賀「珍しいですね、赤城さんが直接呼出しなんて」



・・・



執務室前



加賀「提督?」



加賀「ご飯が冷めてしまいますよ」コンコン



ガチャ



加賀「提督?」



バッ



加賀「なっ!?」



提督?「手荒なことをしてすまない。加賀」



加賀「これはどういう・・・赤城さん!?」



提督?「暫く大人しくしていてくれ、赤城放さないでくれよ」



赤城「えぇ」



提督?「意味が分からないだろうから説明しよう、簡潔にね」



提督?「俺は君の旦那さんではない。君の旦那は当分帰ってこない」



加賀「何を言って・・・」



提督?「人が違うからね」バリバリ



加賀「マスク、だったの?」



提督?「すこーしばかし手回しをしてね、彼には出張してもらってる」



提督?「ちょっとばかし資源とかを横流しするだけさ、大人しくしていてくれよ」



加賀「なぜこんな・・・赤城さんは!?」



赤城「私は本物ですよ」



提督?「協力してくれてありがとう、報酬は後でね」



加賀「何故です・・・何故」



提督?「不満があったみたいだし・・・それは君たちの提督のせいじゃないかな」



提督?「ハハハ、帰って来た時が見ものだねぇ」



コンコン



提督?「ん?」



青葉「失礼しまーす!!」バーン



青葉「あれ?どういう状況?」



バァン!



バタン!



加賀「ひっ・・・あ、あああ」



提督?「鎮守府はいい、適当に沈没したことにすればいくらでも始末できる」つ銃



赤城「やり過ぎですよ」



提督?「後1人だけだよ、俺に違和感を抱いてたこいつだけ」チャキ



加賀「あ、あ、あ」



青葉「」



加賀「っ・・・」



コンコン



提督?「まーたか、次は誰だ?」



提督「俺だ」



加賀「提督!」



提督「すまないな、タイミングが遅くなった」



提督「加賀、聞いてくれ・・・これは」



赤城「えいっ」バシュウ



ドン!



『ドッキリ大成功!』



提督「赤城!?」



赤城「このまま行くとグダグダですよ」



加賀「どっきり?」



提督「うん」



青葉「もう起きていいですか?」ガバッ



加賀「」ビクッ



青葉「いてぇ・・・まじいてぇ」



提督「血糊入ってたからな」フキフキ



青葉「貴方も貴方ですよ!容赦なく眉間打ち抜いて・・・私乙女ですよ」



提督?「ごめんな~俺もあんな綺麗に入るとは思わなくてさ」



赤城「悪役も面白い物ですね」ウフフフ



提督「加賀、やるなら・・・やるがよい。覚悟は」



加賀「」←気絶



提督「あれ?」



提督「加賀?加賀ー!!」




潮編




提督「金を使い過ぎた」



青葉「あれだけ大掛かりなのばっかりやってるからですよ」



提督「なのでまた自殺します」



青葉「あれは安上がりですね、使い回せますし簡単ですし」



提督「ではさっそく行くぞ~」



青葉「ちなみに誰に?」



提督「潮」



青葉「大丈夫かなぁ?」



・・・



潮「」オドオド



潮「なにかな?なんで私だけ呼ばれたんだろう?」



潮「失礼します」コンコン



シーン



潮「居ないのかな?」



潮「提督?」ガチャ



提督「」グデー



潮「寝てる?」



潮「提督、風邪引いちゃいますよ?」



潮「つ、冷たい・・・」ビクッ



潮「提督?・・・提督!」ユサユサ



バターン



潮「提督!提督!」サササ



潮「脈拍・・・ない。呼吸もない。」



潮「・・・」ホロホロ



潮「!」ハッ



ガラララ



潮「」ヨジヨジ



潮「今、貴方の元へ」



青葉「すとおおおおおおっぷ!」



青葉「ふん!」ガシッ ポイ



潮「きゃっ」ズデ



青葉「なんて子・・・窓から飛び降りで後追いとは」



青葉「おらぁ!!起きろ!!」ゲシゲシ



提督「いで!辞めろって!」



潮「提督?」



提督「実はドッキリなんだ・・・ビックリさせてごめんな」



潮「よかったです」キュ



潮「私、提督が死んじゃったら・・・」ホロホロ



提督「心配してくれてありがと」ナデナデ



潮「一緒に死にます」ニコニコ



青葉「(やばいですよ)」アイコンタクト



提督「(うん、この子やばい)」




短編:比叡編




提督「今日の任務だ」



比叡「ヘルメットですか?」



提督「訓練生のために作ったんだ。演習とか見学するにも危ないじゃん?」



比叡「確かにそうですね、流れ弾とか・・・爆風とか」



提督「耐久度テストをと思いまして、彼女達にも協力を」



金剛「ヒエー!」フリフリ



榛名「あはは・・・」



比叡「なるほど、お任せください!」カポ



提督「じゃあ、早速やろうか」パチン



ザッザッザ



霧島「準備完了しました」←迷彩服着用



提督「まずはあれで試し打ちしてみてくれ」



青葉「ん~んんんんんん!!!!!!!」ジタダタ



比叡「なんで縛り付けてるんですか?」



霧島「では装填します」ジャコ ガション



比叡「・・・え?」



提督「倉庫に眠ってたXM109です。この位防げないと危ないからね」



霧島「一瞬です。あきらめなさい」



バゴォォォン!!!



比叡「ヒエ・・・」キーン



霧島「次は・・・紅茶ですね」ジャキ



青葉「」←血塗れ



提督「よし、金剛。動くなよ」



金剛「き、聞いてないデーズ・・・エアガンって」ガタガタガタガタガタ



バコォォォォン!



金剛「」チーン



比叡「ヒ、ヒエエエ」



霧島「次は万年色ボケ・・・」ジャキ



榛名「き、霧島?確か外して血糊d」



バコォォォン!



榛名「」



比叡「・・・」



霧島「次は無個性」ガション



比叡「無個性ってなんだ!!個性あるわぁ!!」



提督「(まさかぶち当てるとは・・・むち打ちになるぞ)」



霧島「提督、前の3つで安全性は確認できたかと思います」



提督「確かに」



霧島「主砲の使用許可を願います」ポイ



比叡「待てぇ!!なんで主砲なの!?」



提督「流れ弾あるかもしれんしなぁ・・・いいよ」



霧島「では46㎝×4問で」ガション



比叡「頭悪い積み方ですね」



霧島「発射まで10、9、8・・・」



比叡「待って!待って待って!ごめん!ごめんなさい」



霧島「4、2・・・」



比叡「あああああああ」



バゴオオオオオオオオオオオオオオオ



比叡「」シロメ



提督「おバカ!どっきりなのに本物撃っちゃダメでしょ!!」



霧島「台本では面白くないと思いまして、アレンジを」



提督「全部空砲で血糊の予定だったのに本気で当てやがったな」



霧島「最後の手法は当ててませんからセーフです」



提督「訓練場穴だらけだけどな」



長門「何事だ!」



提督「よう長門」



長門「ほんとに・・・何があったんだ」ウワー(;'∀')



霧島「主砲が暴発しまして」



長門「そうか、医務班呼んで来い!提督も走れ!」



提督「あいつ・・・実はストレス発散してるんじゃ」



霧島「フッ、ご協力感謝します」ニヤァ



青葉「いえいえ、間宮券さえいただければ」ニコニコ




Гангут編 前編




提督「仕事やめて~」グデ



青葉「毎日それ言ってますね」



提督「部屋が寝るためだけにあるわ、もうダルすぎる」



青葉「長門さんとは部屋が別なんでしたっけ」



提督「結婚したとはいえプライベートは必要だろうし、一緒の部屋だと俺も都合が悪い」



青葉「エッチな本とかディスクがあるんですね」



提督「ま・・・うん」



青葉「あんま興味ないのでいいです」



提督「ですよね。で、今回新しく着任する子が居るんだよね」



青葉「前置き微妙ですね」



提督「うるさい。歓迎も込めてドッキリをしようと思いましてね」



青葉「英語で言う”surprise!!”って奴ですね!粋な計らいじゃないですか」



提督「そうそう、海外の子だからさ。こういったイベントあるよってのはプラスになると思うし」



青葉「具体的にはどのような?」



提督「はい、どーん」



『戦慄!超絶ギスギス鎮守府に放り込まれたら?』



青葉「(;´∀`)うわぁ・・・」



提督「泣いて貰います。胃薬欲しいくらいギスギスな環境に放り込みます」



提督「強い子らしいけどどこまで持つかなぁ・・・」ヘッヘッヘ



青葉「幸先不安すぎです」



・・・



Гангут「ここが日本の海軍か」



Гангут「緊張するな・・・」



青葉「ん?」



青葉「どちら様ですか?」



Гангут「本日着任する予定のГангутと言う」



青葉「そうなんですね、では実務室までご案内しましょう」



Гангут「あ、ありがとう!」パァァァ



青葉「(提督、彼女は見るからにやっては駄目なタイプですよ)」



提督「(後遺症が残っても困るな、青葉が良心枠に移動してくれ。接触は最低限にする)」



青葉「(了解)」



Гангут「最近はインカムで連絡するのか・・・すごいな」



青葉「では案内しますね」



・・・



青葉「へ~今回が親元を離れての仕事ですか」



Гангут「そうなんだ。今まで甘えて育ってきた自負もある。だから海外に行こうと思ったんだ」



青葉「では一つ教訓を」



青葉「ここはかなりしんどいですが、絶対諦めないでくださいね」



青葉「頑張ってください」コンコン



ドア<入れ



青葉「それでは~」



Гангут「いい人だったな」



Гангут「失礼します!」ガチャ



赤城「」



長門「」



提督「」



Гангут「(空気が重い・・・目が怖い)」



Гангут「本日着任予定のガングートと申します!」ビシ



長門「・・・露か」



赤城「貴方は国に拘るのですね。古いですよ」



長門「ボルシェビキなぞ信用できるか、大体な」



提督「黙れ」バァン!



Гангут「」ビクッ



提督「人的資源の確保が優先と言っただろうが」



赤城「無能でなければ誰であろうと構いませんよ。無能でなければね」



提督「書類出して待機してろ」



Гангут「は、はい!これが書類です」つ書類



赤城「頑張ってくださいね、行きますよ、長門」ウフフ



長門「」ギロ



パタン



Гангут「こ、怖い」



提督「長門でビビってたら初日でダウンだな」



Гангут「いや・・・その」



提督「ロシアでは優秀であると聞いている。だが、ここで使い物にならないなら即刻送り返す。いいな」



提督「死ぬ気でやれよ」



Гангут「はい!」



・・・



Гангут「怖かった」パタン



武蔵「そこのお前!何している!」



Гангут「は、はっ!」



武蔵「所属は!」



Гангут「本日付けでこちらに配属されました!Гангутであります」



武蔵「お前が提督の言っていた奴か」



大和「ちっさいですね~こんな子で大丈夫かしら?」グリグリ



Гангут「わ、ちょ」



青葉「こらこら、駄目ですよ。期待の新人なんですから」



武蔵「前のとは違うと聞いているが?」



青葉「貴方達に付ける予定はありませんよ。こき使われて廃人にされても困ります」



青葉「あの人達は平気で肉盾にしてくるので気を付けてください。」



大和「前に出ちゃうんだもの、必然的でしたよ。盾になるのも」ニコニコ



Гангут「た、盾・・・」



武蔵「人聞きの悪い」



青葉「私が付きますのでどっかいった」シッシ



青葉「部屋を案内します。ついてきてください」



Гангут「はい・・・失礼します!」ペコリ



・・・



武蔵「いい子じゃないか」



大和「手加減してあげないといけませんね」



提督「子犬みたいで調子狂うな、これは強敵だぞ」



長門「なぜ私はこいつに惚れたんだ?過去の自分に聞いてみたい」




・・・



青葉「ここが個々の部屋がある女子館です。ガングートさんは・・・」



天龍「お?新人?」ニヤニヤ



龍田「こんにちわ~」ウフフ



Гангут「こ、こんにちわ」



青葉「もう大和さんと武蔵さんがビビらせた後ですよ」



龍田「なーんだ、面白くないじゃない」シラ



Гангут「(優しい雰囲気が消えた・・・)」



天龍「一緒に出撃する時に弄ってやるよ。それまで健康でいてくれよ~」バイバーイ



Гангут「あれは」



青葉「新人に優しくして落とすの大好き龍田さんです。もう一人はおまけ」



天龍「聞こえてるぞ!!!」



Гангут「!?」ビクッ



青葉「おーこわ」



青葉「部屋は1人部屋ですが、相部屋も可能です。仲がいい人が出来たら提案してみるのもいいですね」



Гангут「相部屋・・・」



青葉「今日はお疲れでしょうからごゆっくりしてください」



Гангут「連絡はどの様にすればいいのでしょうか?」



青葉「おっと失礼、LINEでしましょうか。やってます?」



Гангут「はい!」



提督『なんか駄目だわ。可愛い子虐めるとアレルギーが』



長門『なぜやろうとしたんだ。今からでも遅くはないぞ?謝ってこい』



提督『青葉と仲良さそうだしこのまま続けて交友を増やして貰おう。あいつ(青葉)からだと友人増えやすいだろうし』



長門『手の回し方が雑で間違った方向に向かってるぞ』アキレ




・・・



Гангут「おはようございます!」



青葉「おはようございます。今日から訓練ですね。チームは臨時で組むことが多いです。海域によっての編成ですね」



青葉「ですので、艦種関係無く訓練です」



金剛「Hey!!皆お早うネ!」



榛名「本日はよろしくお願いします」ペコリ



青葉「お二人さーん。新人の子ですよ」



Гангут「Гангутです。宜しくお願いします」ペコリ



金剛「金剛ヨ。宜しく!」



榛名「榛名と申します。お見知りおきを」



青葉「私がバディですのでお手柔らかに」ニコニコ



金剛「青葉が付いたなら優秀の証ネ、了解ヨ」



榛名「一安心ですね」



霧島「普段なら可愛がりが通例ですが、幸運なことで」



Гангут「可愛がり?」



青葉「ちょっと・・・やめて下さいよ」



霧島「日本人は上下関係大好きですからね。新人は教育という形でリンチになります」



霧島「言うこと聞くようにするためですよ。怖いですね」フフフフ



Гангут「に、日本では虐めにあうのが通例なのですか」アオザメ



霧島「軍部に来るのなんて素行が荒い方が多いのでね。大きい顔されると困るんですよ」



比叡「霧島、新人虐めてないでこっち来て!ミィーティングするよ」



霧島「では失礼します。仲良くしましょうね」バイバイ



Гангут「」バイバイ



青葉「Гангутさん、ウォームアップ始めましょうか」



Гангут「はい」ニコニコ



提督『・・・距離近くないか?』



長門『お前のせいだ』




・・・



青葉「そろそろ締めないと終わりませんよ?」



提督「そうだね。どう?いい子?」



青葉「大人しい後輩って感じです。可愛い子です」



提督「いまГангутをこの部屋に呼んでる。怖い感じで接してネタバレしておくれ」



青葉「適当ですね、どうしました?」



提督「反応が微妙で取れ高が無い」



青葉「一理あります」



<失礼します



青葉「はーい、どうぞ~」



Гангут「失礼します」ビシ



青葉「お疲れ様です。本日はちょっと問題が発生しましてね」



青葉「ちょ~っと不味いミスがあって報告書が必要で」



Гангут「えっと・・・どこでしょうか?」



青葉「あれほどの事ですのに・・・お忘れですか?」ギロ



Гангут「えっ?その、あの」オロオロ



青葉「ミスを平然と忘れられては、全く」



Гангут「」



青葉「はい、この書類!見てください」



Гангут「はい!」アワアワ



『ドッキリだよ』



Гангут「へ?」



提督「いえーいドッキリでした~」



青葉「いえー」



Гангут「ドッキリ?」



青葉「申し訳ありません。Гангутさんは何も悪い事してませんよ」



提督「色々済まなかった。冷たく当たっていた奴らも仕掛け人だから嫌わないでくれ」



Гангут「よかったぁ」ヘナヘナ



提督「うちの歓迎みたいなもんだ。最悪と評判だけど」



青葉「その代わり好きなことが1つ申請できるので良ければお使いください」



提督「車とか飛行機は勘弁してくれよ?」



Гангут「青葉さんと・・・相部屋に、相部屋にしてください!!」



提督「青葉?」



青葉「いい、ですけど?私の部屋広いですし」



Гангут「やったやった」ピョンピョン



提督「随分と気に入られてるじゃん」



青葉「友達ほんとにいないのでしょうか?」



長門・金剛「」←扉が開いてたの聞いてた



長門「はぁ・・・」



金剛「性格そっくりさんネ」




長波編




提督「皆様、お久しぶりです。不定期ドッキリの時間がやってまいりました」



青葉「提督、これってパワハラですよ?」



提督「なにを!?お前だって楽しそうに撮ってるくせに」



青葉「最近タイトル詐欺なんですよ!泣き顔とか言っときながら『可哀そう・・・』って、意味わかりませんよ」



青葉「もっと本気でやってくださいよ。面白くなんです。設定だけ独り歩きしてる感が」



提督「心に染みるコメントありがと」



提督「今回のターゲットは長波なんだけど」



青葉「元気っ子な駆逐艦ですね。年上にも動じない肝っ玉がグットポイントです」



提督「おれは長波が泣くところを想像できない」



青葉「精神がお姉さんですから、出撃中もたじろぐ姿を見たことがありません」



提督「子供らしく泣いて貰おう」ハイドーン



『戦場でどこまで窮地なら泣くのか』



提督「通信も途絶え、沈む仲間達に迫る深海戦艦。どこまで気丈に振舞えるか」



青葉「これ戦艦でも泣く人いますよ」



提督「想像できない分すっと泣くかもしれない」



青葉「夕雲ちゃんに怒られますよ~私知りません」



夕雲「呼びました?」ヒョコ



提督「仕掛け人だぁ」ドヤ



夕雲「うっふふ♪私も長波さんの泣き顔に興味がありまして、せっかくですからご協力をと」



提督「案外Sだな」



夕雲「それに~お願い。聞いてくれるんでしょ?」



提督「任せとけ!」



夕雲「嬉しいわぁ。何をお願いしましょうか」ニコニコ



青葉「(やべぇ、確実に狙ってやがる・・・既成事実っ!)」



夕雲「うっふふ、作戦。考えないといけませんね」スリスリ



提督「ん?寒い?冷房切ろうか?」



夕雲「うふふ♪」



青葉「(最近の子は露骨ですね。おませさんというレベルじゃありません)」




長波編 中編




提督「なんだかんだと長い事経ってしまったが、やるぞドッキリ」



青葉「へ?」



提督「忘れても仕方ないか、もう1年くらい経っちまったし」



青葉「長波ちゃんでしたね。大丈夫なんですか?仕掛け人とか」



夕雲「はい、私がセッティングしておきました」ヒョコ



提督「いつからそこに居たの?」



夕雲「はい。ずっと」



青葉「(怖いわ)」



提督「俺何も出来てないけど・・・ごめんな。任せちゃって」



夕雲「構いませんよ。でもすべて面倒見れるわけじゃないのでそこはよろしくお願いしますね」ニコニコ



夕雲「仕掛け人も集めておきました。どうぞ入ってくださ~い」



巻雲「ここですか?なんか狭いですぅ」



風雲「なんだか秘密基地みたいね」



高波「おぉ・・・ここが秘密の部屋かも、です?」



藤波「指令!青葉さんもお疲れ!」



提督「流石に多いな」



夕雲「部屋割りが一緒ですから、手あたり次第連れて来ました。後の子達は不参加だそうです」



青葉「賑やかですね」



夕雲「10人以上居ますから、毎日がお祭りみたいです」



巻雲「夕雲姉さん、ドッキリって何するんですか?長波をびっくりさせるんですか?」



藤波「長波姉ぇしっかりしてるから、ちょっとやそっとじゃ無理だと思うんだけど」



夕雲「ですので、私含めここにいる5人。全員に沈んでもらいます」



4人「・・・」



高波「えぇ!?」



風雲「死刑宣告が来たよ」



夕雲「ご安心を”フリ”なので、戦闘中に全員被弾して沈むフリをします」



夕雲「あとこれも用意しました」デデーン



提督「・・・うわっ、バラバラの夕雲だ」



夕雲「明石さんにお願いして作成した。夕雲さんバラバラVerです。水性の血糊にリアルな断面図、さらにこの表情、とても苦しそうでしょう?」



巻雲「」←気絶



藤波「夕雲姉ぇって時折ヤバいよね。自分にもSだし」



青葉「それはMなのでは?」



夕雲「性癖なんて表裏一体。どちらになるかは相手次第ですから」チラチラ



提督「うわぁ、この手、ちゃんとプニプニしてる」



夕雲「まぁ、いいでしょう。短期決戦は狙っていませんから」コホン



高波「これをベットに入れておいてもビックリかも、です」



夕雲「それだとビックリだけ。恐怖と絶望をお望みですのでちゃんと全員沈みますよ」



巻雲「うぅぅ、司令官様は鬼畜です」フラフラ



提督「でもさ、長波がビビって腰抜けるところ見たくない?」



5人「見たい(です)」



青葉「この姉妹根本的にヤバいのでは・・・?」



提督「台本でどこ等へんで沈むか把握しといて頂戴」



夕雲「血糊、いっぱい用意してるのでいっぱい虚血出血喀血してくださいねぇ」



提督「敵も俺の知り合いだから死ぬことは無いよ、ただ訓練弾だから痛いかもしれない」



巻雲「司令官様ってどうしてそんなに人脈広いんですか?」



提督「さぁ?」



巻雲「これがジゴロって奴ですね。巻雲、驚愕です



提督「出撃命令出すからスタンバイ宜しく」



夕雲「やっと進むわね、楽しみだわ」



青葉「ですね、撮影は精鋭空母部隊に依頼しますのでお任せを」



提督「よっしゃ再開だ!景気よく行くぞ」つ間宮券



青葉「この量だと3人呼べますね。呼んできます」



夕雲「空母の方々って食券で動くんですね」



提督「一番食いつきがいい。休みよりも給与よりも」



≪つづく≫ 



追伸 転の職によりこちら側が全く更新できない日々が続いておりましたこと、誠に申し訳ありません。

   やっと落ち着きましたので鈍行ですが再開します。気長にお待ちいただけると幸いです。


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2015-03-07 00:08:36

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000さんから
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Yorktownさんから
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Sileさんから
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2015-01-24 20:47:14

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2015-01-09 14:26:04

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SS好きの名無しさんから
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ΣΟΔΟさんから
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SS好きの名無しさんから
2015-01-06 16:21:26

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2014-12-21 22:53:03

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2014-11-10 23:43:34

SS好きの名無しさんから
2014-11-10 18:24:54

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2014-11-09 00:21:17

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2014-10-22 00:41:26

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2014-09-19 20:45:10

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2014-08-31 20:28:36

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2014-08-28 13:33:14

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2014-08-28 10:20:59

SS好きの名無しさんから
2014-08-25 19:09:58

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2014-08-25 17:04:33

SS好きの名無しさんから
2014-08-22 09:04:24

SS好きの名無しさんから
2014-08-18 00:40:16

このSSへのコメント

95件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2014-11-01 11:59:59 ID: HLFV3dai

可愛いいいいいいい

2: SS好きの名無しさん 2014-11-10 18:25:43 ID: jDwr_nn8

榛名さんのドッキリ見たいです!(((o(*゚▽゚*)o)))

3: SS好きの名無しさん 2014-12-25 03:50:03 ID: k4QL6BQK

良かった!
長門可愛い!
暁可愛い!

4: ΣΟΔΟ 2015-01-06 16:48:22 ID: Ao-0RTmd

ビスマルクとか面白そう

5: SS好きの名無しさん 2015-01-06 19:34:41 ID: Sj3pasui

朝潮型でやって欲しい。

6: りゆみひ 2015-01-10 03:56:37 ID: LdG2CNa1

鳳翔さんお願いしますm(_ _)m

7: SS好きの名無しさん 2015-01-24 00:27:06 ID: eMJ18DMu

大和で作って欲しいです。

8: SS好きの名無しさん 2015-01-25 16:17:01 ID: u8nqrO5H

霞でお願いします

9: SS好きの名無しさん 2015-01-27 15:32:24 ID: xhb5KHql

古鷹さん見てみたいな~って

10: SS好きの名無しさん 2015-02-01 00:51:05 ID: Zc14nOBN

提督の逆ドッキリよろ

11: MinaMizuki 2015-02-04 04:03:27 ID: 9r3WH7Jl

やっぱりどっきりって分かってていても文章でもニヤニヤしてしまうwww

12: SS好きの名無しさん 2015-02-07 06:59:21 ID: e6a90_u8

不知火が見たいなぁ(チラッ

13: SS好きの名無しさん 2015-03-08 02:31:34 ID: 6OMktqsH

曙や潮、168も見てみたい。

14: SS好きの名無しさん 2015-03-13 03:21:05 ID: PhK9nkzG

大和か武蔵のが見てみたい

15: SS好きの名無しさん 2015-03-22 16:41:20 ID: ycwf1b00

大和に寝起きバズーカをお願いします。

16: SS好きの名無しさん 2015-03-24 00:04:06 ID: W2HETLem

確かハナミズキの花言葉って…

17: SS好きの名無しさん 2015-03-30 16:25:39 ID: cj8-ZyQG

是非金剛ちゃんでお願いします

18: SS好きの名無しさん 2015-04-02 02:38:43 ID: PNxFP6F6

瑞鳳が見てみたいです

19: SS好きの名無しさん 2015-04-06 01:58:52 ID: Hl7P7QEW

採用してくれてありがとうございます。

20: SS好きの名無しさん 2015-04-06 09:39:29 ID: 570n-ljb

大井と北上でやってほしいです。

21: SS好きの名無しさん 2015-04-06 20:31:57 ID: yIY1srvm

金剛さんをお願いします。

22: SS好きの名無しさん 2015-04-06 21:11:29 ID: QtIbpfXD

大和編待ってました!おもしろかったです!

23: KAN 2015-04-07 19:02:22 ID: GjByp8OX

面白いです、もしよければ皐月か羽黒も見てみたいです

24: SS好きの名無しさん 2015-04-10 01:33:30 ID: 2Lz_j4NZ

ニヤニヤしながらみてしまうw

25: SS好きの名無しさん 2015-04-10 06:49:15 ID: SX6Mdyzq

大鳳、お願いします!

26: SS好きの名無しさん 2015-04-11 09:02:52 ID: F69ZXSAW

鳳翔さんをお願いします。

27: SS好きの名無しさん 2015-04-13 19:58:46 ID: Ffzb3NnT

鈴谷が見たいです!

28: SS好きの名無しさん 2015-04-24 19:47:14 ID: DHYifZIg

泣き顔なら曙がみたいな、あと摩耶さまとか。

29: SS好きの名無しさん 2015-05-03 13:38:37 ID: RS5izj3N

天龍と龍田がみたい!

30: SS好きの名無しさん 2015-05-04 21:43:49 ID: eraKeXTw

古鷹よろしくです。

31: KAN 2015-05-06 01:09:08 ID: F3EWvKaw

曙か皐月ところにより龍驤をよろしく願います

32: SS好きの名無しさん 2015-05-11 22:17:51 ID: bMGtf-HY

瑞鶴が見たいです!

33: SS好きの名無しさん 2015-05-19 18:26:21 ID: K-i63Dov

満潮は!? 満潮が出てないんですけど!!

34: SS好きの名無しさん 2015-05-23 00:31:32 ID: o_epscEp

タイトルでうわぁ・・・ってなって、本文でうわぁ!ってなった
面白かったしなんかキュンキュンしました

35: SS好きの名無しさん 2015-06-17 00:57:14 ID: RHzfgdRj

叢雲でお願いします。

36: SS好きの名無しさん 2015-06-24 13:08:14 ID: affEdXps

是非も睦月型お願いします!

37: SS好きの名無しさん 2015-08-07 21:07:34 ID: T5IqoiMA

おー久しぶり、こっちも夜間とは別ベクトルで面白いし、楽しみに待ってます

38: SS好きの名無しさん 2015-08-08 14:01:46 ID: fiBLwpE4

霞が壺に入れたと思われるハナミズキの花言葉は

「返礼」と
「私の想いを受け取ってください」

か……これは良きツンデレ

39: いちごオレ 2015-08-10 19:37:06 ID: 7DRkroVq

吹雪をお願いします!

40: SS好きの名無しさん 2015-08-10 23:22:16 ID: qTXq-OuX

加賀さんのが欲しいです。

41: SS好きの名無しさん 2015-08-14 02:54:57 ID: e4xpPmht

島風を願いします!

42: SS好きの名無しさん 2015-08-17 19:32:15 ID: x5p4YzXW

ビス子似合いそう同意

43: SS好きの名無しさん 2015-08-20 10:20:39 ID: wgBr8ldh

夕張か青葉がみたいな

44: SS好きの名無しさん 2015-09-20 12:07:00 ID: 6UppNMas

次は誰がいいかなあ
叢雲が見たいなあ

45: SS好きの名無しさん 2015-10-15 22:09:09 ID: KNlXpfvk

青葉は最後に逆ドッキリが良いと思う

46: SS好きの名無しさん 2015-10-18 23:23:41 ID: _eFLdcOG

協力者であるヲ級とかレ級とかのドッキリもみたいです!!

47: SS好きの名無しさん 2015-10-22 02:55:44 ID: 8xPYIAwZ

好きなシリーズが更新されている・・・!!
毎度楽しく読んでいます! 潜水艦娘とかもどうでしょう。個性派ぞろいですけど

48: SS好きの名無しさん 2015-10-24 20:42:59 ID: tbqRD_kf

時雨みたいな( -_-)ジッ

49: matu 2015-12-02 14:08:47 ID: RXhiMRyi

白露型がみたいな(チラ)

更新がんば

50: 戦艦れきゅー 2015-12-11 14:48:54 ID: QqCQAXfi

面白い!

ここはわざと青葉にドッキリというのは?

51: 戦艦れきゅー 2015-12-14 16:06:24 ID: nJL_8gdf

レ級とかにドッキリとか見てみたい

52: SS好きの名無しさん 2016-01-16 12:15:26 ID: dLMiMO8x

夕雲へのドッキリを見たいです

53: SS好きの名無しさん 2016-01-17 15:41:24 ID: dpb8aNRQ

天竜見たいなー

54: SS好きの名無しさん 2016-01-25 17:09:13 ID: yE-aJ0Jk

天竜じゃなくて天龍じゃね?
浜風見たい

55: SS好きの名無しさん 2016-02-18 23:24:58 ID: J2BmpIzJ

陽炎型見たいです!

56: SS好きの名無しさん 2016-02-18 23:28:13 ID: J2BmpIzJ

出来れば不知火で!

57: SS好きの名無しさん 2016-02-23 09:29:22 ID: 5VU7Iomu

おもしろいなー
あっ叢雲お願いします

58: SS好きの名無しさん 2016-02-25 13:01:49 ID: 3ZmBzr3Q

装甲空母姫お願いいたします

59: SS好きの名無しさん 2016-03-03 21:21:09 ID: T52oFNVW

鹿・島!鹿・島!

60: おつえもん@不定期更新 2016-03-04 12:52:18 ID: 8FfXZBpV

顔がにやけてしまう・・・

リクエストで明石夕張お願いします!

61: SS好きの名無しさん 2016-03-21 10:26:07 ID: TwG9E7Jp

素晴らしい…可愛い羽黒ちゃんありがとうでした!

62: 伊10 2016-03-23 03:32:54 ID: c_3ulRgw

イイぞ^~これ
空母編とか見てみたいんでぜひオナシャス!

63: SS好きの名無しさん 2016-04-04 01:15:37 ID: -iEa-t1N

天龍 武蔵なんか見てみたいなー

64: SS好きの名無しさん 2016-06-08 00:13:33 ID: CTfVOQwz

面白い!古鷹か春雨が見たい!

65: SS好きの名無しさん 2016-06-11 10:48:48 ID: Zql37WFg

面白いです‼︎龍田泣かせてください‼︎

66: SS好きの名無しさん 2016-07-26 13:26:50 ID: KhCO-mSz

ローマか霧島か大淀
お願いします。

67: 戦艦れきゅー 2016-07-27 02:11:51 ID: 9WUlL0y7

面白すぎか!!w

68: SS好きの名無しさん 2016-07-27 16:47:46 ID: N7yr8yDM

摩耶…。

69: SS好きの名無しさん 2016-07-28 16:49:01 ID: w_6aw5cl

ひえー!

70: SS好きの名無しさん 2016-08-02 02:24:25 ID: nhBEkAC_

龍田さんかなぁ.....

71: SS好きの名無しさん 2016-08-04 13:06:40 ID: 5YmDReJj

足柄さんが大好きなのでお願いします!

72: SS好きの名無しさん 2016-08-15 23:36:38 ID: GyAf4Gho

サイコーだぜ あんた
龍田とか武蔵あたりどうだい?

73: クローリカ 2016-08-15 23:39:05 ID: RbXapL_X

できれば潮をお願いします!

74: SS好きの名無しさん 2016-09-09 15:47:07 ID: ponslbqd

間宮さんの泣き顔を…

75: SS好きの名無しさん 2016-09-09 17:23:14 ID: yt9pThqr

もう全員お願いします

76: SS好きの名無しさん 2016-09-26 00:13:02 ID: yKvmljUh

竜田さん可愛いわ

77: SS好きの名無しさん 2016-10-02 23:16:50 ID: Gb1yIxQZ

葛城ちゃんが見たいです!!

78: SS好きの名無しさん 2016-10-15 06:11:58 ID: NlK72hxJ

電ちゃんは葉巻が似合いすぎると思うの

79: SS好きの名無しさん 2016-10-15 10:05:32 ID: Q1hVzGCl

ドイツ艦を仕掛人にしてグラーフドッキリおなしゃす!
自分もss書いてるので参考にさせていただきます

80: SS好きの名無しさん 2016-11-01 22:51:16 ID: Kj_9QDdJ

龍田姉さん...根にもっていらっしゃる

81: SS好きの名無しさん 2016-11-13 02:49:50 ID: x_v85WS8

加賀さんの泣き顔をお願いしますm(_ _)m

82: SS好きの名無しさん 2016-12-08 23:07:47 ID: ZcOMIqW4

続きはよ

83: SS好きの名無しさん 2017-03-29 15:27:50 ID: DWGDWM5A

弥生をお願いします

84: Vector8971 2017-04-29 18:06:53 ID: WA6pNYmW

弥生か叢雲お願いします。

85: SS好きの名無しさん 2017-11-15 21:55:24 ID: r5VlZceL

青葉にお願いします

86: SS好きの名無しさん 2018-06-07 02:09:29 ID: PLriDopC

瑞鶴を、

87: SS好きの名無しさん 2019-06-03 07:06:06 ID: S:-Tr3N-

きたきたきたぁ!
長波楽しみにしてナス!

88: 暗闇(くらや) 2019-06-06 22:47:43 ID: S:CA0MD5

再開ありがとうございます。
無理せずに投稿を続けてくださいね。

89: そんりく 2020-10-10 15:23:31 ID: S:B9eurZ

面白かったです。良ければ武蔵の泣き顔ください。

90: SS好きの名無しさん 2021-08-03 01:51:56 ID: S:VLZF0o

全部好き!!
みんな可愛いです。
そして面白い!!
続きが楽しみですぅ(*´ω`*)

91: SS好きの名無しさん 2021-09-06 00:43:52 ID: S:rqPJqc

なんか提督が某ゾンビアイドルのプロデューサーみたいやな....(ドッキリの内容発表する時とか)

92: SS好きの名無しさん 2021-10-07 23:38:00 ID: S:QlgaSQ

泣いても泣かなくてもかわええ

93: 魔王鎮守府のトレーナー 2022-07-26 21:37:47 ID: S:-Ttb7T

23万PVは、えぐいもっとやってほしい

94: SS好きの名無しさん 2024-02-05 19:21:12 ID: S:_Ccyle

づほを...瑞鳳をどうかお願いします...!

95: SS好きの名無しさん 2024-02-17 20:53:24 ID: S:dBfDBX

続きはよ


このSSへのオススメ

30件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2014-11-01 11:59:39 ID: HLFV3dai

暁カワユス

2: SS好きの名無しさん 2014-11-14 16:10:21 ID: 1bcocw_1

よすな

3: SS好きの名無しさん 2015-01-06 19:35:23 ID: Sj3pasui

大期待!

4: SS好きの名無しさん 2015-01-21 08:00:30 ID: wAHNNFys

オモロイ!

5: すねかじり 2015-03-05 21:11:15 ID: eMspd4oF

面白かったです また今度ほかの作品も読ませていただきます

6: SS好きの名無しさん 2015-03-13 03:42:38 ID: PhK9nkzG

面白いです!続き頑張って書いてください

7: SS好きの名無しさん 2015-04-24 17:52:05 ID: 4KJm2jn8

面白い
期待してる

8: SS好きの名無しさん 2015-04-26 13:26:43 ID: 93HQ0JdJ

続き待ってます‼!

9: SS好きの名無しさん 2015-05-22 14:59:23 ID: qZtX40qs

ええぞ~

10: SS好きの名無しさん 2015-07-19 12:40:06 ID: QoQKPoYf

泣かせるなんてかわいそう(いいぞもっとやれ)

11: SS好きの名無しさん 2015-08-07 20:03:32 ID: NYbnGHn8

これ超おもしろい!!

12: いちごオレ 2015-08-10 19:37:36 ID: 7DRkroVq

こういうのは個人的に好きです!

13: SS好きの名無しさん 2016-01-11 02:40:24 ID: -zCocZ9u

続きはよ〜(^ω^)

14: SS好きの名無しさん 2016-03-03 21:13:47 ID: T52oFNVW

本業?ねぇ本業だよね!
このシリーズ最高!!

15: SS好きの名無しさん 2016-03-31 01:48:06 ID: 0KVyHGOW

続きはよ(ノシ 'ω')ノシ バンバン

16: SS好きの名無しさん 2016-04-01 15:42:57 ID: 2zWF2uFB

早く続きを見たい(ノシ 'ω')ノシ バンバン

17: SS好きの名無しさん 2016-04-19 16:34:45 ID: _oycn7qb

続きー

18: SS好きの名無しさん 2016-05-04 14:54:12 ID: EHcEYq9t

じゃがいもぉ・・・。

19: SS好きの名無しさん 2016-08-11 14:14:23 ID: nNx0KTii

続きをくれええええええ!!!!

20: SS好きの名無しさん 2016-08-15 23:36:59 ID: GyAf4Gho

武蔵・・・武蔵

21: SS好きの名無しさん 2016-08-29 17:06:07 ID: GgjPQDyD

最高やぁ

22: SS好きの名無しさん 2016-08-30 01:52:53 ID: ejgtbJL8

次回作期待します

23: SS好きの名無しさん 2016-11-01 07:54:24 ID: XdvpN87Y

このssサイコー、ニヤニヤが止まらない

24: SS好きの名無しさん 2016-11-08 00:07:56 ID: GES7bf4r

楽しみだなァ

25: SS好きの名無しさん 2016-11-16 21:30:17 ID: GXYOoCzK

サイコウダ!

26: SS好きの名無しさん 2016-12-08 23:07:35 ID: ZcOMIqW4

続きはよ

27: SS好きの名無しさん 2017-08-18 23:30:40 ID: axmgtMWR

実に素晴らしいssだ(歓喜)さあ、続きを(どうか続きを書いてください)

28: SS好きの名無しさん 2017-12-21 01:32:22 ID: kHo1ta0Y

ガンちゃんのキャラが何かちょっと違うような気もするけど面白い
続き求む!

29: SS好きの名無しさん 2018-04-18 16:58:28 ID: mfVJOgSw

ずっと更新されててとても嬉しいです!
楽しみにしてます!

30: SS好きの名無しさん 2023-01-06 19:38:51 ID: S:y_FSdk

WaS7kmi3


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