2014-12-01 20:29:50 更新

概要

『夜間鎮守府の日常』のPart3なります。詳しい設定などは part 1を見てね。

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艦隊これくしょんの日常SSです。


前書き

夜間しか出撃しない鎮守府の日常SSです


登場人物




提督


夜型人間 白髪、赤眼で日光に当たると干からびるドラキュラみたいな人。


夜戦が大好きで自分も時々参加する戦闘狂。夜になるとよく川内とはしゃいでいる。


最近は昼も活動できるようになった。昔はエロゲやってた。


大抵の事は出来る。けど中の上止まり



川内


夜戦厨。提督との馬鹿騒ぎが好き。鎮守府では夜戦夜戦と煩いが戦闘に入ると阿修羅の如き力を発揮する


提督に叱られてから惹かれている模様。最近露骨になってきた


秘書官その1



神通


鎮守府の良心。提督と川内と那珂が好き。普段は控えめな性格だが夜戦では鬼と化す。


好きという感情を表に出すようになった、提督は気付いてない模様


翔鶴・扶桑の影響を受けヤンデレに目覚めつつある キャラの方向性が迷子


秘書官その2



那珂ちゃん


艦隊のアイドル。川内・神通とは違い、昼間にアイドルとしてお仕事をしている。


那珂ちゃんが稼ぐギャランティは鎮守府の主な収入源となっている。


最近はネタキャラになってしまった・・・ごめんよ(´・ω・`) しかも夕立に唯一であったのアイドル属性が付与される


芸能界は厳しいな・・・


秘書官その3



他にもたくさん艦娘出るよ!! てか全員書けないよ!




なんか知らない間に異名がついてる事がある




提督「なんかめっちゃ見られてるな」



那珂「お仕事でなれた」



神通「・・・」ギュ



提督「別に取って食おうって訳じゃないさ」



川内「なんか用かー」ガオー



提督「威嚇すんなや!獣か」



提督「迎えも無いとは不親切だなぁ・・・これじゃ迷っちまうぜ」



川内「ここらに住んでたんじゃないの?」



提督「住んでたと言っても、町のアパート1室だったし・・・」



提督「学生でもここらは立ち入り禁止だったな」



神通「危ないですものね」



提督「危ないってか・・・機密洩れたらそいつ消さなきゃいかんしな」



元帥「わしもそんな事したくは無いんじゃがな」



川内「爺ちゃんだ」



神通「お爺様、ご無沙汰です」



那珂「お爺ちゃん!おひさー」



元帥「おひさー」ニッコリ



提督「よう爺、久しいな」



元帥「やっと顔だしおったな、この引き籠りが」



提督「最近昼でも外に出られるようになってな」



元帥「立ち話もなんじゃ、わしの部屋に来い」



提督「お前ら行くぞー」



・・・



艦娘A「総司令をじじい扱い・・・誰?」



先輩艦娘「あれは横須賀の提督と主力ね」



艦娘「あれが、夜戦狂いの・・・」



先輩艦娘「あの部隊に夜会ったら逃げなさい」



艦娘「なんでですか?味方ですよね?」



先輩「あの人たち襲ってくるわ、誰であろうと・・・私も追い掛け回された事があるわ」ガクブル



艦娘「・・・」シロメ



赤城「(こりゃ擁護出来ませんわ・・・)」シランプリ




女の子には優しい=男には優しくない




提督「しっかし、広いな」



元帥「一応、主力艦隊じゃからな。所属しとる艦娘の数も桁違いじゃわい」



那珂「へ~」



提督「取りあえずこいつ等に部屋と案内役でも付けてやってくれよ、俺は後でいいから」



元帥「報告にはお前さんだけでいいしの、部屋は1人ずつがいいかの?」ガチャ プルルル



川内「3人で1部屋でいいよ~別に困らないよね?」



神通「そうですね」



那珂「前まで、一緒だったしね~」



元帥「相部屋じゃな、・・・あぁわしだ。ちょっと広めの部屋1つ空けておいておくれ」



元帥「・・・ではよろしく」ガチャン



元帥「案内役がこっちに来るからそれまでゆったりしておれ」



3人「ハーイ、ワカリマシタ」



提督「ありがとな、爺」



元帥「わしは女の子には優しいからの」



提督「それはこれから俺に仕打ちがあると思っていいのか?」



元帥「お前さんは廊下で寝とれ」



提督「何その虐め、大本営怖い!」




いい感じに終わった事がない




コンコン



元帥「入っていいぞ」



???「し、失礼します!」ビシ



???「駆逐艦吹雪、案内役を仰せつかまつり、参上いたしました」ギクシャク



元帥「吹雪か、御苦労。そこの3人を部屋まで案内してやっとくれ」



吹雪「了解致しました」



提督「堅いな~ここのって全員こんなんなのか?」



元帥「あやつは新人じゃよ、といっても場所は把握しておくから安心せい」



川内「ありがとねー爺ちゃん」



神通「よろしくね?」



吹雪「は、はい!」ビシ



那珂「うちにはいないタイプだな~北上さんを彷彿とさせるね」



提督「迷惑掛けんなよ~」



川内「分ってるって~じゃぁ後でね」ガチャバタン



元帥「あの子等とは上手くやってるか?」



提督「愚問だな、俺達の連携みたことあるだろ?」



元帥「そうじゃったな・・・ところで武蔵と北上は元気かの?」



提督「2人とも元気だよ、武蔵の怪我は長い目で見なきゃならんからな。ここよりはいいと思うぜ」



元帥「よかったわい、2人ともいい子なんじゃが・・・ここでは完全にフォロー出来んかった」



提督「任せとけ、あの2人は既に俺の家族だ」



元帥「家族か・・・なら死ぬ気で守れよ」



提督「当り前だ」



元帥「結構結構、なら部屋に案内するとしたいんじゃが・・・」



提督「なんかあるのか?」



元帥「・・・後ろ」ボソ



提督「え?」クル



赤城「・・・」ビキビキイライラ



提督「 )゜O゜(.」イヤアアアアアアア



赤城「殺す・・・絶対殺すー!!」




お茶目は人間関係にヒビを入れるかもしれない




提督「ぐふっ」バタ



赤城「はぁ~はぁ~」



元帥「怖い・・・」



提督「久しぶりの再会に爆撃とは・・・サプライズもいいとこだぜ」



赤城「あんたがあんなもの送ってくるからでしょ!!ホント意味わかんないわよ!!」



提督「俺は爺宛てにしたぞ!?」



赤城「私の部屋に積んであったわよ!!」



提督「そこまでは知らないって・・・配達した奴に言えよ」



赤城「なんて言えばいいのよ!」



提督「爺さん何か知らね?」



元帥「さぁ?」



赤城「もぅいいわ、部屋に案内するから運ぶの手伝いなさい!」ガシ



提督「痛いって服汚れる擦ってるから!!」ズルズル



ガチャバタン



元帥「お茶目で置いといたんじゃが・・・知らんふりしよ」




トラウマは拭えない




一航戦の部屋



赤城「ちょっと待ってて、相部屋だから中確認しないと」



提督「段ボール外に持ってくりゃいいのに・・・」



赤城「押入れの中だから簡単に出ないのよ!」ガチャ



<アラ、アカギサン チョットオサナナジミイレテイイカシラ?



・・・10分後・・・



赤城「いいわよ、入ってちょうだい」



提督「お邪魔しま・・・」



加賀「こんにち・・・」



提督・加賀「・・・」



提督「やぁ・・・おひさしb」



加賀「あ、あ、あああ」ガクブル



赤城「あれ?」



提督「そういえば昔、泣かしたな・・・俺」



加賀「あぁ・・・」フラァ



赤城「加賀さん!?」



提督「おっと」ウケトメ



赤城「・・・ベットに寝かしといて」



提督「なんかごめん」



赤城「本人に言いなさいよ」




評判いいと評判以上を求められる




赤城「この段ボール海にでも沈めましょうか」



提督「浮いてきそうだな」



赤城「とりあえずゴミ捨て場に置けば安泰でしょ」ヨイショ



提督「ゴミ捨て場何処だ?距離あるのか?」



赤城「5分も歩いてれば着くわよ、ついて来て」



提督「あいあい」



・・・



提督「それにしても凄い広さだな~うちじゃ考えられん」



赤城「艦娘の部屋だけでも300くらいあるからね」



アカギサンコンニチワー



赤城「御機嫌よう」ニッコリ



キャーキャーカッコイイー



提督「御機嫌ようwww」ブフッ



赤城「後でぶっ飛ばすわよ・・・私は『完璧で優しい赤城さん』なのよ」ボソボソ



提督「大変そうだな」



赤城「この前も雑誌に載ってる載って無いで炎上しかけたわ」



提督「青葉のあれか・・・」



赤城「あの時は辞表も書いたわ・・・結果的に捨てたけど」



提督「そこまでなのかよ!?」




災害みたいな人っているよね




ゴミ捨て場(焼却炉もあるよ!)



赤城「やっと、やっと解放されるわ…この苦しみから」



提督「1人で少しずつ持ってくればすぐ終わったんじゃねーの?」



赤城「押し付けられて自分でやるなんてありえないわ」



提督「よし、燃やそうぜー」ポイポイ



赤城「マッチを・・・喰らえ!」ポイ



提督「我が忌まわしき過去よ!!紅蓮の炎と共に消え去るがよい!!」



赤城「中二病・・・まだ治ってなかったの?」



テートクー!!ダダダー



金剛「テートクー!!会いたかったネー!」ダダダー



提督「おぅ!?金剛ちゃん!?火が近いから危ない危ない」



金剛「ソーシレーから聞いて探し回ってたネ!感動の再会ヨ!!」ギュー



提督「あぁ・・・うん、そうだね」イタイヨ



金剛「赤城と何してるネ?なんか燃やしてた?」



赤城「これはいらなくなった物を燃やしてるのよ」



金剛「それなら赤城だけでもいいはず・・・怪しいデス!」



赤城「何もないわよ、ほら帰った帰った」シッシ



金剛「・・・Yes!分ったヨ!!赤城の部屋に届いたエッチなゲームネ!!」



赤城「ちょっと!?なんであんた知ってるのよ!!」



金剛「届けるときちょっと開けて見たデス!個人の趣味には口は挟まないデース」



赤城「私のじゃないわよ!こいつが送ってきたんだから!!」ユビサシ



提督「うちでは処理できなくてね・・・」ハハハ



金剛「テートクはやさしいデス、穏便に済ませようとするとは・・・ますます好きになったネ!」



赤城「・・・」ポカーン



提督「金剛ちゃん?話聞いてる?」



金剛「この話は秘密にしてあげるヨ!またあとでーー」ダダダー



提督「嵐のように来て去って行った・・・天真爛漫だな」



赤城「これも・・・」ワナワナ



赤城「これもあんたのせいよ!!責任取りなさい!!」



提督「何の!?」



赤城「もし、金剛を通じで噂になったらもうここでは生きていけないわ・・・生活費を毎月要求してやるうううう」



提督「大丈夫だろ・・・あの子そんな感じに見えないし」



赤城「うがあああああああああ」




やはり付きまとう運命




川内「吹雪ちゃんはここにきてどのくらい?」



吹雪「はい、着任して2ヶ月になります」



那珂「初々しいね~懐かしいよ」



吹雪「皆様方は・・・」



川内「私たちは川内型だよ」



吹雪「えっ!!あの夜戦部隊最強の」



神通「知名度あるんですね」



吹雪「着任時に教育用の映像に載っておりました」



那珂「そんなことしてるんだ~案外ちゃんとしてるんだね」



吹雪「映像では提督殿と川内型3人が大本営の主力を蹂躙していく様が鮮明に・・・」



那珂「あのDVDじゃん!!何流してんだクソ本営!!」




プロが言うと説得力無く聞こえる不思議




吹雪「私まだ実戦に出た事なくて・・・」



川内「出ない方がいいよ、あんな所行くもんじゃない」



那珂「楽しそうに戦地に出向く姉さんが何いってるの・・・」



川内「あたしは好きだからいいの、戦場こそ華咲かせる所だよ」



神通「とても表現としてはいいと思います・・・表現だけ」



那珂「こんなのになっちゃダメだよ?早死にするから」



吹雪「・・・はい」



川内「夜戦は慣れるまで行っちゃダメだよ、ホントに死ぬから」



那珂「それは分るけど・・・あたし達が言っても説得力無いよ?」



神通「私達夜戦しかしませんものね」




ブッキングで部屋のランク上がると嬉しい反面ちょっと困る




吹雪「着きました!ここです」



川内「ここ部屋?両扉なんだけど」



吹雪「3人とお聞きしてましたので広いお部屋をご用意しました」



那珂「ロケでもこんなの見た事な~い」



神通「狭い方が落ち着くのですが・・・」



吹雪「ではどうぞ」ガチャ



なんかめっちゃ豪華で広い部屋



川内「・・・広っ!!」



那珂「ここ何用!?ぜったい那珂ちゃん達が泊っていい部屋じゃないよ」



神通「落ち着きません」



吹雪「ご用が有りましたら呼び鈴でお知らせくださいね、それでは」バタン



3人「・・・」



川内「どうしようか・・・」



那珂「取りあえず場所決める?」



神通「ベット広いなぁ・・・1個で3人寝れそう」



川内「3人で1個のベット使う?それなら・・・」ムムム



那珂「写真撮っとこう、もう一生こんな部屋来れない気がする」パシャパシャ




やっぱり狭い部屋がいい、落ち着く




提督「俺の部屋ちっちぇ!!」



赤城「あるだけマシと思いなさい」



提督「この位が一番だよな~狭いほうがおちつくわ~」



赤城「それじゃあたしは帰るわ、会議は明後日だからね」バタン



提督「あっ炬燵だ!ここで寝よ」モゾモゾ



赤城「ごめん言い忘れて・・・何してんの?」



提督「妖怪炬燵むりになった、ここで2日間暮らす」



赤城「人の所きて引き籠もるとか何考えてるのよ!この馬鹿!」



提督「発表ならアドリブで何とかなるし~龍田がくれた報告書も同文」



赤城「能力ある人間って殺意わくわね」



提督「あ~極楽じゃぁ~」ヌクヌク




やっぱり部屋は狭い方がいいと思う




提督「仕事しなくていいし、VIP待遇だし・・・ここ天国じゃね!?」



提督「あ、でも消灯時間あるな・・・夜飯食えないぞ」



提督「ここら周辺のマップ欲しいな・・・せめてコンビニがあれば」



コンコン



提督「誰だろう?」モゾモゾ



提督「はい、どうぞ」



川内「ていとくー狭っ!!」



提督「どうした?何か用か?」



川内「あたしもここがいい」モゾモゾ



神通「やっぱり狭い方がいいですね」



那珂「炬燵いいね~」



提督「何があったの?」



那珂「身の丈にあった方がしっくりくるって事」



提督「まぁそうだよな・・・」




あれやそれは伝わらない




赤城「もう疲れたわ・・・」ガチャ



加賀「お帰りなさい」



赤城「加賀さん、大丈夫?気を失っていたけれど?」



加賀「見苦しい所を・・・」



赤城「あの演習は・・・地獄だったわ」



加賀「教材にされてしまいましたし・・・もぅ言葉がでません」



赤城「あれは規格外よ、仕方ないわ・・・あいつのあれ(戦闘狂)は病気みたいなもんだしね」



加賀「病気?」



赤城「昔からよ・・・苦労するわ」



加賀「(あの豹変ぶりが病気?・・・もしかして多重人格?)」



加賀「(そうだとすれば私の一方的な勘違い?今の彼には罪はありません)」



加賀「(彼の事を全く考えていない今までの言動は・・・)」



赤城「加賀さん?」



加賀「私が愚かでした・・・」



赤城「へ?どうしたの?」




日本語は難しい、日本人の俺でも理解できてない




赤城「・・・加賀さんどうしたんだろう?すぐ部屋出て行ったし」



赤城「なんにせよ、やっとゆっくりできるわ~」



赤城「あいつが来てから・・・いや来る前から災悪だったわね」



赤城「昔はもうちょっと素直だったのにね~」チラ



提督と赤城のツーショット



赤城「いつかは・・・こうありたいものね~」



金剛「ワァオ!!いいナー!ツーショットじゃないデスかー」



赤城「!?何処から湧いたのよ!あんた」



金剛「お隣さんのYOSHIMEデース、比叡これで合ってる?」



比叡「お姉様、それだとお隣さんのお名前が”よしみさん”って事になってしまいます」



榛名「発音に強弱を付けず音程で表すのが日本語です、なので最初の言葉を低く次の言葉を高く発音です」



金剛「Umm,日本語は難解デース」



赤城「なんで3人もいるのよ、ドア開いた音しなかったのに・・・」



霧島「お構いなく」←ベットで読書中



赤城「ちょっと!!そこあたしのベット!!やめてよ今日干したばっかりなの!!」



赤城「なんか不幸だわ・・・」トホホ




テレビを撤去してから4年、もう時代についていけない




提督「そんな広い部屋なのか・・・確かに嫌だな」ミカンモグモグ



川内「ある程度広いならいいんだけどね、規格外だともうどうしていいのか・・・」ミカンモグモグ



神通「♪」←炬燵で寝ながら読書中



那珂「あっこれ那珂ちゃんが出た新しいCMだ!」



提督「どれ?えっ・・・お前スポーツメーカーのCMも出てたの!?」



那珂「知らなかったの!?」



川内「那珂は運動神経いいからね~結構運動系のバラエティとかも出てるし」モグモグ



提督「テ、テレビとか見ないし・・・」



那珂「那珂ちゃんのDVDとか全部持ってるくせして見ないの!?見てよ!那珂ちゃんをもっと見てよ」



提督「一緒に住んでるんだから嫌なるほど見てるだろうが!」



那珂「それは普段の那珂ちゃんだよ、見て欲しいのは『アイドル』の那珂ちゃん!!」



提督「めんどくせ―な・・・」



川内「まぁテレビの那珂はぶりっ子だよねー殺意湧く」



提督「わかる~↑」



那珂「最近はそれやって無いんだから穿り返すのやめてくんない?」




人によってストレス解消方は違うので何も言わない方がいい




横須賀鎮守府



扶桑「提督?そろそろお休みになられては?」



北上「はい、これらの書類が終わったら休みます」ズババババ←書類の山に囲まれてる



扶桑「・・・心成しかとても生き生きとしてらっしゃいますね」



扶桑「(開始から5時間、集中が切れる事なく執務・・・これは常人では不可能ですよ)」



北上「そうでしょうか♪」ズバババ



扶桑「(ペンを走らせる音がもう筆圧で説明出来るレベルじゃないですね)」



北上「扶桑さんは今日の遠征メンバーの通達をお願いします」



扶桑「あまり無理してはいけませんよ?」



北上「お気使い感謝します」



北上「(やはり仕事はいい、お願いして代理をやらせてもらって正解でした」



北上「この時間が続けばいいのに・・・」スバババ




未知の場所ではあまり冒険したくない、帰ってこれそうにない




提督「腹減ったな」



川内「そうだね、でも食堂どこかわかんないね」



提督「・・・1日くらい1食抜いても」



那珂「ほんと食に執着ないね提督」



提督「俺は飯食うくらいなら他の事に金と時間をかける」



川内「そんな堂々と言う事じゃないでしょ」



神通「zzz」



川内「みかんで食い繋ごう・・・」モグモグ



那珂「手が黄色に染まりそう」モグモグ



提督「ビタミンCの過剰摂取だ・・・俺サプリメントになっちまう」



川内「気がついたら指先から錠剤に」



那珂「怖っ!みかん怖!」



提督「あ、みかん切れそう・・・誰か呼ばないと」



提督「ちょっと行ってくっか」ヨイショ



川内「あたしも行く―」



那珂「神通ちゃん寝てるから那珂ちゃんは待機してるよ」



提督「よろしくー」



ガチャ バタン



那珂「・・・テレビでも見てよ」




戦いは気を抜いたほうが死ぬ




提督「みっかん~みっかん~」



川内「みかんより食堂見付けない?」



提督「食堂にみかんあるだろうな、ウロウロしてれば着くでしょ」



川内「今日は暇だしね~」



・・・



提督「あら?ここは何処?」



川内「あれ見て!演習場だって・・・ここ狭くない?」



提督「うちのは特注で増設したからな~海水も入れてるし」



川内「なんか試し打ちとか出来ないかな~」



赤城「新人ちゃんの相手でもする?」



提督「赤城いたのか」



赤城「そりゃいるわよ、あたしは多忙だからね」



川内「いいの?使い物にならなくなるよ?」



赤城「誰がそこまでしなさいって言ったの・・・玄人と戦って覚えてもらうの」



提督「なら俺も参加しよう、木刀くれ」



赤城「ほどほどにしなさいよ、川内さんは艦装どうする?」



川内「相手何人?」



赤城「一応12人いるから1人6人担当かしら?」



川内「なら脚部と魚雷6本でいいよ」



赤城「へ?」



川内「訓練でも本気で来てね」



提督「俺も海の上での戦闘でいいぞ、全員ちゃんとした装備で来させろよ」



川内・提督「死ぬから」



赤城「(人選ミスったわ)」




周りが見えないと絶対負ける




赤城「今日は、実践演習です。気を抜かないように」



ハーイ



赤城「今日は特別講師も来てくださっているので頑張りましょう」



川内「懐かしいね~あたしも昔はあっちだったよ」



提督「俺も昔は受ける側だったな・・・やっても格闘術だったが」



赤城「ではまず演習です、2班に分かれて行いましょう」




・・・



川内「じゃあ実戦と同じように6人で陣刑組んできてね、ちゃんと本気で来てね~」スィー



不知火「・・・あの人舐めてるんですか?脚部しか艦装付けていませんし、武装すらありません」



黒潮「あの人大本営の人ちゃうなぁ、何処の人よ」



陽炎「あんまり舐めてかかるとダメよ、あの人凄そう」



不知火「武装の無い船に軍艦が負けるはずありません、行きます!」



陽炎「不知火!あ~あ、知らない」



・・・




川内「やっぱ来るよね~分るよ、武装ない奴に負けるはず無いもんね。普通」



不知火「喰らえ」ジャキ ドンドン



川内「狙いがブレブレ」シュッシュ



不知火「くっ!」ドドドドト



川内「教本通りの攻撃だね、ちゃんと勉強してる」



川内「まだ訓練生ならこんなもんか~後で悪い所教えてあげないと」



不知火「当たらない、この速度の砲撃を避けてる・・・何者?」ギョライソウテン



川内「周り見ようね~」ドッ バッシャーン



不知火「脚部の推進力で水の壁が!これじゃ・・・」



川内「首飛ぶよ?」スッ



不知火「!??後ろ!?」



ドカーン



提督「あいつ遊んでるな、赤城。救護班」



赤城「もう待機してるわ」



救護妖精さん「アンマリイジメナイデネ」



提督「川内に言ってくれ」




的確なアドバイスよりも基本のほうがありがたかったりする




不知火「う゛ぐ、ひっく・・・じらぬいにおちどば・・・」ズビ



陽炎「だから言ったのに・・・おバカさん」



川内「怪我は無いようにしといたよ、戦場なら単騎は死ぬよ?それだけでも覚えといてね」



不知火「ぐ、ううううう」ボロボロ



川内「あとは、砲撃する時はしっかりと姿勢と保つ事、慣れてくると崩れた体制でもちゃんと打てるんだけどね」



黒潮「でも的になるんとちゃいます?」



川内「だから6隻で運航するの。相手の注意を引く、同時・連続攻撃を仕掛ける。奇襲とかもそうだね」



川内「1人で勝てるなら君達訓練生は今頃ここにいないよ」ハハハ



黒潮「・・・なんか歴戦の猛者からの助言って感じや」



赤城「猛者よ、この人横須賀の主力。しかも旗艦」



不知火「えっ・・・」



川内「赤城さん、この子達連携が分ってないよ?」



赤城「ごめんなさいね、まだまだ荒削りなの」



川内「てか教材であたしたちの映像流してるんでしょ?あたしの事知ってると思ったのに」



赤城「あれは・・・正式着任してからよ、怖気づかれても困るし」



川内「まぁ・・・いっか。じゃあ今から指導していくね」



ハイ!



提督「あいつ論理的に物事言えるようになったか・・・」



提督「おっと!」ギャン



皐月「くっそ~これでもダメか~」



菊月「今度は波状だ、いくぞ!」



提督「(声に出したらばれるのに・・・まだまだ可愛いな)」




指導者ってのは大変だと思う




提督「皆疲労困憊って感じだな~この子達って訓練開始からどのくらい?」



赤城「また1年経ってないわ・・・素人もいいとこ」



提督「そんな奴らに俺ら当てたのか」



???「ふっ・・・」ヨロヨロ



???「まだ・・・まだやれるもん」



提督「もう大丈夫だぞ、休んでおきな」



???「もしこれがほんとーの戦いだったら、皆を守らなきゃ」



???「菊月ちゃんも皐月ちゃんも皆を守らなきゃいけないもん!」



???「だから、だから・・・あぅ」ヨロッ



提督「・・・」フム



提督「お嬢ちゃんお名前は?」



文月「文月だよ」



提督「根気あるね、うちのある訓練生に似てるよ」ナデナデ



文月「みゅぅ?」



提督「でもね、文月ちゃん一人が皆の為に頑張ると君は死んじゃうかもしれない」



提督「皆を守る為にってのは聞こえはいいかもしれないけど残された人達はとても悲しいよ」



提督「だから、皆で生き残るように頑張ろうね。1つずつ学んでいけばいいよ」



文月「うん!」



・・・



赤城「あの子にそんな気力があるとは・・・やはり訓練指導艦が取られたのは痛いわね~」



川内「武蔵さん生きてるって知ってたんだ、北上さんは知らなかったのに」



赤城「私はここの秘書艦よ?知ってて当然よ」



川内「所属人数が多いと大変だね」



赤城「全くよ・・・あたしの仕事が増える増える」




心はいつも繋がっている




食堂



那珂「やっと見つけた・・・」



神通「みゅぅ・・・」ポワポワ



那珂「まだ寝ぼけてるし・・・ほらしっかり!」



神通「てーとく?てーとく?どこですか?」



那珂「なんかゾンビみたいに彷徨ってるし」



ワイワイガヤガヤ



那珂「ひろいね~ヤバイくらい広いね・・・ってすごい人だかり出来てる」



神通「!?あの中に提督がいます!」スタター



那珂「なんで分るのさ・・・」



提督「そうなの~」←人混みの真ん中



那珂「ほんとだ、居たよ。右横と膝には駆逐艦?これ最悪の絵に見えるんだけど・・・」



川内「どしたの?那珂、おなか減った?」



那珂「姉さん、神通ちゃんと来たんだよ」



川内「提督凄いよね~あっという間に注目の的だよ」



那珂「神通ちゃんなら嫉妬しそうだけどね・・・姉さんはしないの?」



川内「最終的にあたしの所に帰って来てくれるからいいの~♪」



那珂「そんなセリフよく言えるね、自意識過剰じゃない?」



川内「いいじゃない、うち帰ったらまた嫌ほど顔合わせるんだから」



那珂「それはそうだけど・・・あ、神通ちゃん気がついたら提督の横キープしてる」スゲェ




未来の戦力は意外と身近にいる




提督「ほー文月ちゃんは自分から志願したの?凄いな」



文月「そ~だよ~皆も志願してたし~」



皐月「ボク達姉妹全員いるよ!望月は・・・寝てると思う」



提督「さっきの演習の時も連携出来てたしね、将来が楽しみだよ」



文月「着任したら~司令官のとこ行く~」



提督「俺んこと?いや、ここの方が何かといいと思うぞ?」



文月「あたしきめたの~お爺ちゃんは優しいけど司令官は強くて優しいから~」



提督「なら、頑張りな。俺からも爺に言っとくよ」ナデナデ



文月「わ~い、皐月ちゃんも菊月ちゃんも皆でいくの~」



菊月「まったく・・・私たちはまだ訓練生だぞ」



提督「それまでに部屋増設しとかないとな」ハハハ



神通「(とっても賑やかです、横須賀では味わえない位)」ニコニコ



・・・



加賀「あの軽巡・・・オーラが軽巡ではありません」モグモグ



赤城「笑顔のまま周辺を威嚇してますね」モグモグ



加賀「これでは近づけませんね」モグモグ



赤城「行かなくてもあっちから来るわよ、どうせ」モグモグ



那珂「話しながら食べるのやめない?」



川内「・・・」ヒョイヒョイモゴモゴ



那珂「ちょっと!那珂ちゃんのから揚げ取らないでよ」




風呂は絶対ないとヤバイ・・・もう精神的にヤバイ




狭い方の部屋



提督「あっ!!」



提督「どうしよ・・・風呂の事聞いてなかったぞ・・・」



提督「爺出るかな?」ガチャ



プルルルルプルルルルゲンザイ・・・



提督「寝るの早えーよ、何かあったらどうすんだよ!」



提督「俺にとっては一大事だ~」



提督「・・・てかこの部屋風呂ついてんじゃね?」



提督「狭い狭いと言ってたがリビングしかつかってねーしな、探してみよ」



・・・5分後・・・



提督「ねーし!!男が来てんだ気を利かせろ!クソ爺!!」



提督「赤城呼ぼ」ピポパ←スマホで電話



提督「赤城~風呂何処だ~・・・いや女風呂じゃねーよ、のぞかねーよ!俺は普通に風呂に入りたいの」



提督「聞いてる?俺の話聞いてる?あのね、俺はね・・・俺が入っていい風呂に入りたいの」



お風呂の場所を聞き出すまで15分掛った




BAKAは死んでも治らないって事は生まれ変わっても馬鹿・・・




提督「疲れた・・・もう風呂入って寝たい」♪~



提督「電話?もしもし」



熊野「提督?熊野ですわ」



提督「どうした?何かあったのか?」



熊野「実は・・・鈴谷が、鈴谷が!」フルフル



提督「何があった!?怪我でもしたのか!?」



熊野「私が付いておりながら・・・うぅ」



提督「熊野!?何があったんだ!!」



熊野「鈴谷が艦装のタンクにカレーを入れて壊しました」



提督「あんのアホ―!!帰ったらカレ―類没収だ!!」




恋は盲目・・・端から見れば凄い迷惑




川内「どうする?」



那珂「何が?」



川内「ベットとか・・・部屋割りとか」



那珂「適当でいいよ、もう」



那珂「今日は朝から疲れたからもう寝たいよ~」



川内「この部屋お風呂も付いてるしね、楽の極みだね」



那珂「お風呂広かったね~那珂ちゃん入ってくる~」



川内「あれ?神通は?」



那珂「てーとくに部屋に行った」



川内「抜け駆けかい!!負けんぞ!!」ダッシュ



那珂「元気ねーあたしゃもう付いてけないよ」




旅館によっては男湯女湯入れ替わる所もあるよ、気を付けよう!犯罪者にされるぞ




男湯



提督「やっと見つけたぞ・・・」



提督「とっとと入って~」ガラ



金剛「・・・」←まだ脱いでない



提督「・・・(まだセーフだ。早々に立ち去れば間に合う)」



金剛「テートクも一緒に入りたいなら言ってくれればいいのニー」モジモジ



提督「いや、そうじゃなくてな・・・ここ男湯じゃないの?」



金剛「この時間帯は艦娘の入れる時間だヨー、所属して艦娘多いからネー」



提督「ごめんな、後で時間教えてくれ・・・それじゃ」



金剛「一緒に入ろーヨー!!ここで会ったのも a trick of fortune ネ!!」ポッ



提督「いや、不味くない?俺は1人で入るのが好きだから・・・って力強いなぁ!」ズルズル



金剛「恥ずかしいけどー提督なら・・・イイヨ!!」キャー



提督「俺は良くないんですが・・・それは」




海外では温泉=スパ 水着を持っていこう(一部例外もございます)




カポーン



提督「広いな・・・」



金剛「覗いちゃダメなんだからネ!」ドアゴシ



提督「そんな事してみろ・・・俺は懲戒免職ですまんぞ」



提督「まったくこんなことなら水着でも持ってくれば・・・って俺水着持ってなかったわ」ハァ・・・



金剛「おまたせー」ガラ



提督「水着着用か・・・向こうでは着るんだっけ?」



金剛「Yes!ヨーロッパでは水着着用がマナーネ!!」



金剛「日本に帰って来た時はビックリしたネ・・・皆スッポンポンネ!」



提督「日本では水着なんてスパくらいしか着けないしな、銭湯ではこれが普通だな」



金剛「向こうではお風呂はアミューズメントだから海と同じ感覚ダヨ」



提督「へー」



金剛「今日はテートクと一緒でとってもhappyな一時!」



提督「いいの?この時間って女の子入って来るんでしょ?」



金剛「こっちは湯船1個しかないから皆こっちにあんまり来ないのヨ~女湯はもっと広いんダヨ!」



提督「ふ~ん、俺は体と髪洗ってちょっとしたら出るから」ヨット



金剛「えー一緒に入ったんだかラ、もっと2人の時間を楽しも―」



提督「勘弁してくれ・・・」



ギャーギャー ガヤガヤ



???「あら、めずらしい。いつもなら1人風呂なのに」




大切な事を前にすると他の事はどうでもいい




神通「・・・提督は部屋に居ませんでした(´・ω・‘)」テクテク



比叡「・・・」テクテク



神通「こんばんわ」



比叡「どうも、こんばんわ」クル



比叡「!?この前の!」バッ



神通「はえ?」



比叡「この前は負けましたが、次は絶対負けません!!」



神通「なんの話ですか?」



比叡「演習です!演習!!前にやったじゃないですか!!」



神通「・・・」メソラシ



比叡「弱すぎて覚えてないと・・・くぅ~負けません!絶対に負けませんよおおおお」ダダダー



神通「・・・いつの事でしょう?」



比叡「気合い入れて再戦しますよおおおおお」トオイコエ



神通「・・・それより提督です。提督―何処ですか~」




鉢合せした時は諦めてネタに走ってみよう、運がいいと突っ込み(グーパン)で済むから




提督「俺もう上がるわ、疲れたし」ザバァ



金剛「そう?なら無理はしちゃNoダヨ!」



金剛「日本の妻は引くものと教えてもらったネ!」



提督「妻ならね・・・」



ガララ



提督「とっとと出なきゃね~」



加賀「・・・」



提督「・・・」アオザメ



金剛「oh!加賀ネ!」



加賀「あ、あの、その、えっと・・・」カオマッカ



提督「・・・加賀さん」



加賀「はひ!?何でしょう」



提督「ナズェミテルンディス!!」



加賀「いや、その・・・これには・・・ううう」ギョウシ



提督「ナズェミテルンディス!!」



加賀「///」プシュー



提督「ナズェミテ・・・ぐぼわぁ!」ヒュードカーン



赤城「外から叫び声か聞こえると思ったらお前か!!」



提督「アカギ・・・オンドゥルルラギッタンディスカ…」グフッバタ



赤城「・・・回収して部屋放り込まないとね」マッタク・・・



金剛・加賀「・・・」ポカーン




仕返しは程々にしないとループします




提督「・・・はっ!」ズルズル



赤城「はっ・・・じゃないわよバカたれ!」



提督「赤城!てめぇ男湯がこうなってる事を教えろよ!!こちと金剛ちゃんじゃなきゃ首だばっきゃろー!」ズルズル



赤城「流石に誰も居ないと思ったのよ・・・それは謝るわ。てか気がついたのなら歩け!」



提督「さっきも俺をぶっ飛ばしやがって・・・」イテテ



赤城「それはあんたが加賀さんに全裸+真顔で詰め寄ってるからじゃない!!」



提督「あれは・・・そう!開き直ってネタに走ったの!」



赤城「余計悪いわ!加賀さん固まってたでしょ!」



提督「・・・おれ今服着てるよな?」



赤城「そうね」



提督「俺気を失ってたよな」



赤城「そうね」



提督「どうやって着たんだ?」



赤城「あたしが着せてあげたの、感謝しなさい」



提督「・・・」



神通「あっていt」



提督「いやああああああああああ赤城に汚されたあああああ」



神通「!?」



赤城「なんでそうなるのよ!!」



神通「提督!?どうしたんですか?」



提督「じんつー俺赤城に汚されたよ~」ウエーン



神通「え・・・殺す」ギロ



赤城「待って!服を着せただけよ!幼馴染だしあたししか適役が・・・」



神通「幼馴染なら何でもしていいんですか?・・・なにされても良いんですか?」ゴゴゴ



赤城「(これは不味いわ・・・下手したら死ぬ)」



提督「うええええん」ニヤァ



赤城「(こいつ・・・わざと・・・)後で覚えておきなさい」トウソウ



神通「逃がしません」ダッ



提督「ふぅ~俺からの仕返しだ。ありがたく受け取れ」サワヤカスマイル




子供と仲良くなりたい場合親と仲良くなろう




提督「なんだかんだでさっぱりしたしな~なんか面白い事ないかな~」テクテク



榛名「・・・」チラ←隅から隠れて見てる



提督「・・・(なんか見られてる)」



榛名「・・・」チラチラ



提督「・・・なにかご用で?」



榛名「・・・ども」



提督「どうも・・・」



・・・



提督「・・・せっかくだし部屋でお話でもどうかな?」



榛名「・・・」チラ



提督「お菓子もあるからさ、お茶と一緒に・・・如何かな?」



榛名「・・・」パァァァ



提督「(なんか誘拐してる気分だな)」




気がついたら部屋が人で一杯・・・あるある




川内「よし・・・」コンコン



ハーイ



川内「ていとくー」ガチャ



提督「何か用か?」



榛名「どうも、お久しぶりです」ペコ



文月「ふんふふ~ん♪」←膝の上



加賀「どうも」モグモグ



川内「連れ込みすぎじゃない・・・?」



提督「せっかくなら皆と仲良くなりたいもんねー」



文月「うん♪」



榛名「あの時はお見苦しい所を・・・」



川内「え?私もちょっとやりすぎて・・・」



加賀「あの方は主力の川内さんですね」



提督「そうだよーうちの3強の1人」



文月「演習で見た~すご~い強かった~」



加賀「ふむ・・・いつかは越えねばならぬ壁」モグモグ



提督「いや、兵種が違うんだからさ・・・てかみかん食べすぎだよ!俺が持ってきたのに」



加賀「ご心配なく、既に部屋の前に段ボール4箱を準備しています」



提督「準備が良いと言うか・・・何と言えばいいか」



榛名「金剛姉さま・・・テンション高いですけど仲良くしてください」



川内「あのテンションはうちには居ないタイプだからね~」アハハ



提督「演習の蟠りもほとんど無くてよかった~ちょっと心配してたんだよね」



加賀「あの時は・・・その・・・」



提督「いいんだよ、さっきので終わり。仲良くしようぜ?」



文月「皆が笑顔で~皆幸せ~」



提督「そうだな~おっ!文月ちゃん?あのテレビに出てるの俺んとこの艦娘なんだぜ?」



文月「はぇ~すご~い!!」キラキラ




サッパリとした人間関係が一番楽




川内「そういや、加賀さん?提督の事苦手じゃなかった?」



提督「それはな~」



ホワンホワン



提督「へ~榛名ちゃんって金剛ちゃんの妹さんなんだ」



榛名「はい、金剛姉さまは帰国子女なので・・・うちも色々ありまして」



提督「・・・なんかごめんね」



提督「・・・あれ?」



加賀「・・・」



榛名「加賀さんですね、部屋の前で立ってます」←壁に隠れ



提督「あそこが俺が貸してもらってる部屋なんだけど・・・何か用かな?」←壁に隠れ



榛名「演習後は凄い情緒不安定でしたね、暗闇恐怖症にもなりましたし」



提督「あぁ・・・俺って奴はほんと馬鹿」



提督「ちゃんと謝らないとね・・・ってこっち見たぞ」



加賀「・・・」



榛名「何でしょうね?」



加賀「・・・提督殿?」



提督「何でしょうか?」



加賀「その隅から出てきて貰えれれば嬉しいのですが・・・」



・・・



提督「ってのがここに来てのファーストコンタクトだ」



川内「なんで隅・・・」



提督「そんで~」



・・・



加賀「あの時は申し訳ありませんでした」



提督「いや、いいよ」



加賀「赤城さんに聞きました・・・病気をお持ちだと」



提督「病気?(・・・日光の事かな?)」



提督「あれは生まれ持っての体質みたいなもんだしね~仕方ないよ」



加賀「いえ、相手の事を知らずに一方的に悪者扱いしてしまって」



提督「いいの!もぅ終わり!」



加賀「・・・」



提督「謝ってくれた、それでいいんだよ」



提督「それに俺も・・・あんなに怖い目合わしたしさ、ごめんな」



加賀「・・・提督殿」



提督「今からお茶出すからさ、どうかな?榛名ちゃんも一緒だし」



加賀「頂きます」キリ



提督「素直な子は好きだよ~入っててくれ。茶葉は持ってきてるんだ~」



加賀「(何だが優しいお方です///)」



・・・



提督「てな訳」



川内「ほんとテキト―だね」



提督「終わり良けりゃいいの!あぁ~茶がうまい」



川内「だぬ~」



ダダダーガチャ



赤城「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」オェ



提督「どうしたの?嗚咽出てるよ?」



赤城「あんたがあんな事しなきゃこんな汗かかずに済んだのにね~」ビキビキ



提督「早くしないと神通が来るぞ、あいつ今まで敵逃した事ないから」



赤城「・・・くそぅ!げっ!足音!後でぶっ飛ばすからね」ダダダー



提督「何処の鎮守府も賑やかなんだな~」ズズズ



川内「幼馴染には容赦しないんだね」




安眠妨害はダメ絶対、低血圧に攻撃される




提督「さて、皆散ったし寝るかな」フワァァ



提督「俺ベット派なんだけどなぁ・・・」



提督「まぁいいか」



提督「寝よ」モゾモゾ



・・・



川内「寝よ―」



那珂「3人で寝るなんて子供以来かもね」



神通「広いですね」



川内「えい!」ギュー



神通「暖かいですね」



那珂「なんかいいね♪」



・・・



提督の部屋の前



赤城「やっと仕返しする時間よ」フフフ



赤城「マジックなんて生温いわ・・・先手爆撃で・・・」ガシ



赤城「あれ?開かない・・・」ガチャガチャ



赤城「くぞっ!この!なんでマスターキーでも開かないのよ!!」ガチャガチャ



金剛「ナント!赤城も夜這いネ!?」



赤城「!?」



金剛「先を越されたネ!!」クー



金剛「なら譲るネ、おやすみー」



赤城「・・・なんかもう反論する元気も無いわ」



赤城「寝よ」




其々の夜は更けていく・・・




会議は聞いてる時の姿勢が大事




提督「会議だな・・・」



後輩「そうっすね・・・」



提督「お前いつ来た?」



後輩「15分前っす」



提督「資料は?」



後輩「龍驤に任せたっす」



提督「適当だな」



後輩「先輩は?」



提督「資料とパワポ見ながらアドリブで」



後輩「適当っすね・・・」



提督「寝んなよ?」



後輩「先輩こそ」



・・・



元帥「あれがうちの軍の1位2位を争う主戦力か・・・泣けてくるの」トホホ



赤城「昔からですよ、行きましょう。総司令がいないと会議始まりませんよ?」




頭回る奴は勉強も出来る・・・はず




提督「で、あるからでして・・・であり。我が艦隊の担当海域は・・・」



赤城「なんでアドリブでここまで出来るのかしら・・・」



提督「・・・結果からして」ペラペラ



元帥「勉強出来んくせしてこういう事は頭回るからのぅ・・・」



後輩「わっちには無理っす~」



元帥「呉のは壇に立っても見えんからの~」



後輩「おちびちゃんっす」



元帥「後でお菓子あげよう」



後輩「わーい」



赤城「総司令?今は会議中ですよ、お静かに」




心はいつまでも童心でありたいもの




龍驤「はぁ・・・なんでうちがこんな事せなあかんねん」フー



提督「お疲れ様、流石のプレゼンだな」



龍驤「これくらいなら誰でも出来ますって~」プカー



提督「ほらよ、未開封マッチだ」



龍驤「気が利きますや~ん、感謝するわ~」



提督「葉っぱは無いがな・・・」



龍驤「そこまで我儘言いませんて~うちの提督はここまで気ぃ利かないっすもん」



提督「あいつはお子ちゃまだからな・・・そこは勘弁してやってくれや」ゴソゴソ



龍驤「とおの昔に承諾済みですわ」フー



提督「こういう空間もたまにはいいな」カチ ジュ



龍驤「提督はんとこ禁煙じゃありませんでしたっけ?」



提督「これ、ト○ポ。炙って食べると美味しいの」モグモグ



龍驤「(・・・ガキかい)」




長い3日間だった




川内「あたし達何しに来たんだっけ?」



神通「提督の付き添い?」



那珂「そのまんまだけどそうだよね」



川内「美味しいご飯食べていい部屋泊って・・・旅行かと思ったよ」



神通「旅行ですね・・・私達何もしてません」



那珂「いいんじゃない?那珂ちゃん達頑張ったよ・・・」



提督「帰るか」



川内「終わったの?」



提督「ああ、龍田のレポートも超高評価だったぞ。多分勲章かなんか来るんじゃないかな?」



那珂「流石と言え無い自分が・・・」



川内「そりゃぁ・・・凄い楽しそうに発表してたもんね・・・」



提督「ゴア表現有りまくりだったからな」



神通「・・・ちょっと思い出しちゃった」アオザメ



川内「帰ろう!」



提督「そうだな、車は前に出してもらってるから」



川内「今度はジュースにしよう」



提督「もう事前に変えてもらってるから大丈夫だ」



那珂「もう水でいいよ・・・」




付かず離れず、そんな距離が一番心地いい




赤城「あいつとっとと帰りおったな・・・」



金剛「もー帰っちゃったノ―?」



加賀「さっそうと帰って行きましたね」



赤城「逃げ足だけは昔から速いんだから」



加賀「寂しいんですか?」



赤城「そう思った事は無いわね・・・どうせまた会わなきゃいけなくなるでしょ」



金剛「幼馴染の余裕ネ―!以心伝心ってやつー?」



赤城「唯の腐れ縁よ!」



元帥「そんな事言って・・・部屋に置いてた小包はなんじゃ?」



赤城「!?///総司令!なんでそれを・・・」



元帥「呼びに行ったら居らんかっての・・・ちょいと目に入っただけじゃよ」フォッフォッフォ



赤城「・・・何勝手に入ってるんですか」ワナワナ



元帥「心配すんなて、一緒の手紙と共に荷物に紛れさせといたぞ」



赤城「え・・・ちょ、ちょっと!何してるんですか!!///」カオマッカ



赤城「もぅいいです・・・これを知られたからにはここにいる全員爆撃して・・・記憶を・・・」



加賀「・・・」アセタラー



金剛「比叡はここにいるネ」



比叡「何でですか?お姉様」



元帥「・・・(明日立てるかのう・・・)」



チュドーンドドドドボカーン



那珂「・・・」ア‐‥



提督「どうした?また酔ったのか?」



那珂「いや、やっぱりうちが一番だと思って」



提督「・・・?そうか」




旅行は帰って来た時が一番しんどい




提督「なんか長い3日間だった・・・」



川内「鳳翔さんのごはん~」



那珂「那珂ちゃん、つぎのロケの日程見ないと・・・」



提督「鈴谷ぶっ飛ばさないと・・・」



提督「お疲れ、明日まで解散だ。ゆっくりしろよ?」



川内「この3日間ゆっくりしたよ」



提督「長旅ってのは疲れるもんだ、のんびりして次の出撃に備えとけ」



那珂「那珂ちゃんのお仕事はのんびり出来ないんですけど」



提督「お前が好きでやってる事だろ?なら文句言うな」



提督「俺は北上の様子見てくる、あいつ絶対仕事してるから」



川内「居場所無かったりして」ニヒヒ



提督「やめてくれよぉ・・・内心怖いんだから」



神通「なら・・・」



那珂「最近大胆だね、神通ちゃん」ヒソヒソ



神通「そう?」



那珂「変ったって感じがひしひしとするよ」



神通「・・・でも」



那珂「それはもう大本営の金剛さん並みにならないと」



神通「国外の方のテンションは・・・ちょっと」




扶桑さん改二が来た




提督「今戻った」ガチャ



扶桑「お帰りなさい、提督」



提督「ただいま、あれ?扶桑さん服変えた?」



扶桑「解りますか?」



提督「なんというか凛々しくなったと言うか・・・」



北上「先日、改二計画書が回ってきまして・・・許可を取るべきか悩んでいたのですが」



提督「なるほどね~別に資材は気にしなくていいよ、どうせ貯まるから」



北上「提督殿は甘いのですね」



提督「こんな綺麗な姿が見れるなら別に資源や計画書なんてね」



扶桑「提督ったらお上手なんですから」



提督「いや~本心だよ?」



扶桑「ウフフ」



北上「なんか・・・蚊帳の外です・・・」




好きな人にほど怒られたい?らしいよ




熊野「鈴谷ですか?部屋にいると思いますけど」



提督「呼んできてくれ、今俺が行くと・・・」



熊野「呼んできますわ、話しになりませんものね」



提督「よろしく頼む」



・・・



鈴谷「え?提督帰って来たの・・・」



熊野「たいそうお冠でしたわよ」



鈴谷「あんな体の張ったギャグやらなきゃよかった・・・」



熊野「昨日夜遅くまで頑張ってたあれでも御馳走しては?」



鈴谷「いや、あれはまだ未完成。そんな物は出せないよ」



熊野「提督、喜ぶと思いますけどね~」



鈴谷「いいの!あれはじっくりやるから!!」



熊野「乙女ですわね」



鈴谷「・・・ほっといてよ!」



熊野「はやく怒られにいってらっしゃい」ニコ



鈴谷「・・・あ~行きたくない」



熊野「もっと怒られるだけですわよ・・・」




事後処理はめんどくさい




武蔵「おかえりなさい」



神通「ただいまです、如何でした?図書館司書は」



武蔵「とても楽しかったです、好きな事をしているだけでしたが」



神通「なら今後もやってみますか?療養といってもお暇でしょう?」



武蔵「そうですね、お手伝いくらいしか出来ませんが・・・」



・・・



提督「お土産あるぞー並べー」



ワーイ



天龍「サンタレベルで崇拝されてるな」



龍田「お菓子の影響力は流石ね」



鈴谷「はい!提督お土産ください」



提督「カレーは無いぞ」



鈴谷「えー」



提督「これならコンビニで買ってきたぞ」つカレーメシ



鈴谷「腹が減ったら!カレーメシ!」



提督「もういいわ!」



・・・



那珂「日常が帰ってきたねー」



夕立「夕立映画に出るっぽい?」



那珂「え゛なにそれ!?聞いてない!?」




ふと一人になりたくなる俺は未だに中二病




提督「日常が1度傾くと1年後には非日常になるらしい」



川内「その1度が月日を得た結果大きくなるからね」



提督「でもそれに順応しているからその人にとっては日常、でも過去の自分からしては非日常」



提督「日常ってなんだろうな・・・」



川内「何?今頃になって中二病?」



提督「俺らだって人の事言えんぞ?戦ってるわけだしな・・・」



川内「まぁ・・・そうだけどさ」



川内「縁起でもない事言わないでよ」



提督「安心しろ俺は死ぬつもりはないぞ」ニコ



川内「べ、別にそんな事聞いてる訳じゃ・・・」ゴニョゴニョ



夕張「提督おひさー」



提督「おう、おひさ。夕張にとって日常ってなんだ?」



夕張「へ?日常って・・・漫画の?」



川内「・・・」



提督「・・・なんかごめんな」



夕張「え、ちょっと待って!これじゃ私空気読めない子になる!挽回のチャンスください」




昔告白断った自分を殴りたい、切実に




提督「あーなんか高校生位に戻りてー」



天龍「過去は誰にも手に入らないぞ?」



提督「いやな~昔に恋とかしとけばよかったな~と思ってさ」



天龍「軍役になるなら恋人とか無い方が良いんじゃねーの?」



提督「そうなんだけどさ、なんか学生!って恋がしたくなってな」



天龍「読んでる本の影響か?」



提督「そんなとこ。俺も職ついちゃったからさ・・・恋人出来ても会いに行けない・デート行けないでもう無理な気がする」



天龍「提督ってだけでモテそうだけどな」



提督「俺さ、彼女の超イチャイチャしたいのよ」



天龍「あの見ててウザいの?」



提督「俺の家ここだし・・・」



天龍「ならご勘弁だな、もしやってたら殺意湧くわ」



提督「だから出来ない=婚期すらない。結果惨めな独り」



天龍「まだ若いだろ?10年たってから悩みな」



提督「あ~彼女と遊園地とか行きたいわ、仕事も気にせずに」



天龍「(ここなら恋人募集すればすぐ見つかるけどな)」



龍田「見つけられても困るけどね~」



天龍「龍田、心読まないでくれ。ビックリするから」



龍田「ウフフ~」




出前はすごい出費




提督「腹減ったぞ…」



那珂「でも間宮さんは…」



提督「お出かけ中なんだよね」



那珂「いま食堂はお通夜ムード」



提督「おれも作りたくない…腹減ったし」



那珂「鈴谷のカレーメシ貰う?」



提督「おれのプライドが許さん…ってことで外食してこよ」



那珂「ズルイ!外出届要らないからって…」



提督「いや、出前取るか」



那珂「お金は?」



提督「気にしなくていいよ、全員分頼んじまえ」



すごい豪華なことになったが、カロリーもすごいことになった




最近、夢覚えてないほど爆睡してる




提督「そう言えば…」



北上「どうかしましたか?」



提督「昔、北上が夢に出てきたことがあってな」



北上「私が着任したのは最近のことですが…」



提督「大本営の艦娘くらいは知ってる事は知っていたが」



北上「どんな夢だったのですか?」



提督「確か…北上が剣持って戦ってた」



北上「はい?」



提督「口調も違ったしな…」



北上「よくわかりませんが、私はここの人たちみたいに至近距離で戦いませんよ?」



提督「夢は記憶の整理らしいけど…滅茶苦茶なんだな俺の鎮守府」



北上「着任してから驚きの連続ですよ…書類終了です」



提督「お疲れ様、休んでていいよ」



北上「もう仕事ないんですか?」



提督「今日はもうないよ」



北上「寝れば…明日になれば仕事増えますか?」



提督「明日から非番だろ?2日くらい休んでくれよ…」



北上「あぁ…何と憂鬱なのでしょう」



提督「そろそろ病院で見て貰った方がいいかもしれんな…」




食べて欲しいなら作り置き位してくれよ・・・と思ったこの頃




鳳翔「・・・」



提督「・・・」セイザ



間宮「・・・」



那珂「・・・」セイザ



川内「なにあれ?」



熊野「このまえ、出前取りましたでしょ?」



川内「あ~ピザとかお寿司とか沢山頼んだね」



熊野「あれがバレたらしいですわ」



川内「台所を預かってる者として見過ごせないと・・・なんとなく分る気がする」



鳳翔「私達が2人とも居なかったのも原因ですが、それにしても油物を取り過ぎです!」



間宮「油の取り過ぎは体調を崩しますよ?」



提督・那珂「ハイ」



鳳翔「普通の家庭ならそれで良いでしょうが、ここは軍です」



鳳翔「もし、全員が食あたりにでもなったら・・・」



提督「スンマセン」



那珂「私達が作って失敗策を御馳走するよりいいと思ったんです」



間宮「提督はお料理出来ましたよね?」



提督「ハイ」



鳳翔「作れ、とは言いませんが・・・」



提督「(なんか理不尽な気がする)」



那珂「(きっと自分達の料理以外食べて貰いたくないんじゃない?)」



提督「(何それ不可能)」



那珂「(女ってのは理不尽で我儘なんだよ)」



川内「あれ目で会話してる」



熊野「器用ですわね・・・テレパシーか何か?」




何だかんだ反映するのは難しい




青葉「お久しぶりです青葉です!え?何の事か分らない?ならいいです!」



青葉「今日は皆さんに好きな言葉をインタビュー!!」



青葉「いいでしょう?その人の心境が分ると思いますよ?」



青葉「一言集とか良いかもしれませんね?考えておきましょう」



那珂「さっきから壁の端っこで何やってるの?エア友達?」



青葉「いえ、壁です」



那珂「何それ?」



青葉「いわゆる・・・いえ何でも無いです」




好きな言葉は 天 な俺は覇道タイプ?




川内「 夜戦 ?でも最近やってないな~」



神通「 愛 とか 恋 とかそうな言葉が好きですね」



龍田「私は 天龍ちゃん がすきよ~」



天龍「 相棒 としてな・・・お前って奴はな・・・」



武蔵「う~ん・・・やっぱり 平和 ですね、皆で笑っていたいです」



電「 なのです! 」



雷「 頼って欲しい わ!」



暁「 lady よ」



響「 プロパガンダ 」



雷「物騒ね・・・」



北上「 仕事 です。 歯車 も好きですね」



熊野「貴方は根っから染まってますわね・・・もう少し 優雅 な立ち振る舞いをしてみては?」



北上「そうでしょうか?」



鈴谷「・・・」



青葉「貴方はいいです、分るので」



鈴谷「酷っ!なんでさ違うかもしれないじゃん!!」



青葉「いや、貴方が小粋な事言っても盛り上がりに欠けるので」



鈴谷「あんだ言いたい事ズバズバ言うね・・・」




イイハナシダナーってのは大体いい話ではない




提督「好きな言葉?」



青葉「はい、皆さんから聞いて回ってます」



提督「またネタ探しか・・・飽きないな」



青葉「性分ですので」



提督「だろうな・・・好きな事ならとことんやるがいいさ。だが・・・」



青葉「迷惑はかけるなよ?ですか?」



提督「そういうのは迷惑かけた事無い奴に言うんだよ」



青葉「では何と?」



提督「俺に迷惑かけるなら良いが他の奴にはかけんなよ?そういったゴシップ関連のネタは連携に溝が出来る」



青葉「・・・」



提督「俺ならあんまり関係ないしな・・・ってどした?」



青葉「いえ、らしいと思いまして」フフ



提督「そう思ってるなら少しは大人しくしてくれると嬉しんだがな」



青葉「善処します、で提督の好きな言葉は?」



提督「それはな・・・」



・・・



川内「この前の新聞になってたよ~」



提督「さっそくか・・・」



好きな言葉、これは心境なども分るその人を表した言葉である


提督・・・艦娘 ←これは無いと思います。気持ち悪いです。転職したいです。


川内・・・夜戦


以降全員分の好きな言葉と1言コメント



提督「マジでさっそくかよ!!これだけ書くなよ!これじゃ俺唯の変態じゃん!」



川内「うわーキモい」



提督「こうなるに決まってるだろ!?せっかくいい話に持ってけたのにー!!」




今日は朝一冷蔵庫に押し倒された




提督の部屋



提督「お菓子食べるかな~」



提督「自分専用の冷蔵庫あるっていいな~その代わり自分で入れないと空だが」



提督「ん?なんか開かないぞ?」グッ



提督「あれ?なんだこれ?」グイグイ



提督「ぬががががが」グググググ



提督「やったぜ!って何も入ってね―」パカ



冷蔵庫 グラッ



提督「え?マジ?ぬわああああああああ」ズドーン



神通「提督!」バン



神通「あれ?提督は?」



冷蔵庫←ぶっ倒れてる



神通「なんで冷蔵庫が・・・」



神通「!?赤い液体が広がって・・・」



神通「提督・・・?」



シーン



神通「あ、あわわわわわわ」ブルブル



イヤアアアアアア



青葉「!?」



鈴谷「これは事件!?家政婦は見たごっこしに行かなきゃ!」ダダダー



熊野「いや、事件発生時を見ないと・・・って無駄に行動力ありますわね」




切れると裂けるはレベルが違う気がする




提督「死ぬかと思ったぜ!」キラ



川内「よく助かったね」



提督「何も入って無かったのが幸いだった、上手い事中に入れたし」



川内「御都合過ぎやしませんか?」



提督「これは俺のイケメン補正!?」



那珂「ほら、左の中指の肉裂けてるんだから。病院行くよ」



提督「ハイ」



那珂「後よろしくね」



提督「これくらいなら医務室でいいんじゃないの?」



那珂「変な指なっても知らないよ?」



提督「すいませんでした」



那珂「なら行くよ」



ガチャバタン



川内「・・・掃除しろと」



カチャ



鈴谷「・・・」チラ



川内「いい所に来たね」ニコ



鈴谷「あれ!?終わってる?」



川内「丁度人手が欲しかったんだよ~ほらこっち来て」ガシ



鈴谷「いや、あたしは・・・力強いよ!ぬぬぬぬ」ググググ



川内「実はこの中にカレーが・・・」



鈴谷「え!?カレ―!?ってオワアアアアアア」ズルズル




子供っぽい所はモテルらしい だたしイケメンにry




大和「お久しぶりですね、提督?」



提督「久しぶり、元気してた?」



大和「はい、妹の事ありがとうございました」



提督「病院にも来てるんだよね?よく話は聞くけど」



大和「あの子、笑うようになったんです。これには私も泣いちゃいました」フフ



提督「リハビリも出来てるようだし、俺に任せとけ」



大和「冷蔵庫に押し倒される殿方に任せられるでしょうか?」フフフ



提督「これは痛い事を・・・実際痛かったんだが」



大和「近いうちに妹の顔見に行きますよ」



提督「いらっしゃい、いつでも歓迎するよ」



大和「武蔵は見た目で勘違いされちゃうんですけど、とっても女の子なんです」



提督「俺にとってはどの子も女の子なんだけどねぇ~」



大和「聞いていた以上のようですね」



那珂「でしょ?これには大困りなのさ」



大和「下心見えているよりは良いと思いますけどね」



那珂「こっちからしちゃ早く誰かとくっついて貰いたいよ・・・」



那珂「それはそれで地獄だけど」



大和「武蔵も大変ね」ウフフ




提督「え?何ですって?針で縫うの!?いやですよ、痛そうじゃないですか」



医師「でも治りませんよ?」



提督「なら全身麻酔か気絶させてからやってください」



医師「私を首に追い込む気ですか・・・男でしょう、ドンと構えてないさい」




大和「子供っぽい所も魅力なんですね」



那珂「うちでは一部の艦娘に大人気ですよ・・・二十歳超えてるんだから」マッタク



大和「アハハ・・・」(;・A・)




怪我した時は熱が出るかもしない




提督「なんか熱っぽい気がする」



医者「怪我すると発熱する事がありますね、細菌が入ったのかもしれません。ちょっと待っててくださいね」



那珂「大袈裟な」



提督「なら触ってみ」



那珂「どれどれ・・・って熱っ!?」



提督「これはきっついな・・・」クラクラ



大和「ベットに寝ておいてください、体温計持ってきます」



提督「あ゛~俺はもうダメかもしれん」



那珂「どうして男はこうも病気に弱いかねぇ・・・」



提督「ネタだよ・・・ってヤバイな目が回ってきた」



那珂「ちょっと、ホントに大丈夫?」



大和「お待たせしました、これ脇に挟んでてください」



提督「・・・あい、那珂離れてろ、ってか帰れ」



那珂「なんで?病人を置いて帰れないよ」



提督「アイドルに何かあったら大問題だ、先帰っとけ」



那珂「・・・」



提督「俺をいくつだと思ってんだよ」



大和「私がついているので大丈夫ですよ」



那珂「わかった」



提督「仕事は北上にでも任せとけばいい、あいつ喜ぶから」



那珂「了解、早く帰ってきてね」



提督「あいあい」



大和「熱が・・・38度超えてますね、インフルエンザかもしれません」



提督「まじで?」



大和「検査するので待っててください」



提督「あの鼻の奴は勘弁してください、あれ超痛いんです」



大和「あれが一番早く分るんです。我慢してください」



提督「・・・厄日だ」




インフルで入院出来るのかは知らない




大和「陽性・・・インフルですね」



提督「ここ数年は罹って無かったのに」



大和「お薬出しましょう」カキカキ



提督「分りました」



医師「大和君はリハビリのほかにも色々出来るからとても助かるよ」



提督「そんな色々出来るの?」



大和「一応軍医なので大体の研修は受けています。歯科と眼科は出来ませんか」



提督「有能なんだな~」



大和「そんな事は・・・」テレテレ



提督「今日どうしようか・・・帰ったら皆に迷惑掛るし」



医師「取りあえず、部屋を用意しておきましょう」



大和「駆逐艦の子達が罹ると危険ですね」



提督「少しの間よろしく」



大和「はい」



・・・



川内「へー怪我にインフルね~泣きっ面に蜂だね」



那珂「帰ってきても散布するだけだから向こうでお世話になるってさ」



川内「権力あるって便利だね・・・大抵の事は許されるんだから」



神通「・・・」オロオロ



川内「北上さんに代理提督して貰っとけば安泰だし、特にする事も無いね」



神通「・・・」グッ



那珂「病院に行っちゃ駄目、治ってから」ガシ



神通「放して、ていとく・・・」グググ



川内「流石に迷惑だから・・・数日我慢しなさい」




病院あるある




提督「暇だな・・・病気になるもんじゃねーわ」



大和「何もせずにゆっくりしてください、療養がお仕事です」



提督「退屈は人を殺す・・・俺にとっては苦行ですよ」



大和「なら早く治してください」



提督「こいつばっかりは体に任せるしかないですね」



イヤジャー



提督「なんぞ?」



大和「よく見る光景です」



利根「もう帰るぅ~痛いのは嫌ぞ~」



筑摩「姉さん・・・病院に来る事になったのは姉さんのせいでしょ?」



利根「ドリルの音が・・・あれがダメなのじゃ~」ジタバタ



筑摩「利根姉さんはそれでも航巡ですか?行きますよ」



利根「あああああああ~」



提督「・・・病院は大変だな」



大和「よく見る光景です」




昔はよく抜け出して怒られた




提督「大和さん」



大和「何ですか?」



提督「大和さんは俺に付いてて大丈夫なんですか?」



大和「予防接種してるので大丈夫ですよ」



提督「そういえばここ10年予防接種してなかったな」



大和「提督さん?」



提督「はい」



大和「インフルエンザは強い風邪という認識がありますが大きな間違いです」



提督「・・・はぁ」



大和「子供の頃はもちろん大人でも命を落とす事もあります。予防接種は大切です」



大和「どの会社でも負担してくれるでしょ?空気感染も危険ですが罹る事が大変危険です」



提督「はい」



大和「そもそも提督さんはもう少しご自身の体を・・・」



医師「・・・(定期健診させて欲しいんだが)」




昔は怖かった注射




電「司令官さんがインフルさんなのです」



雷「看病してあげたいけどまだ予防注射受けて無いわ・・・」



暁「予防注射っていつ?」



響「提督の事を受けて急遽今日になったんだよ、今順番にやってる」



暁「えっ・・・」



雷「早くやってくれるのは嬉しいわね」



電「なのです」



暁「・・・」



響「最近は針が超細いから殆ど痛くないんだよ」



・・・



鈴谷「・・・注射いやです」



熊野「何言ってるんですの、提督みたいに苦しみますわよ」



鈴谷「わーやだー!」



熊野「子供ですの?」



・・・



天龍「最近のは痛くねーな、昔は結構痛い気がしたが」



龍田「天龍ちゃんいつも泣いてたもんね~」



天龍「子供らしさがあっていいだろ?」



龍田「メンタル強くなって龍田悲しい・・・」



天龍「弄れなくなってキャラ変えんなよ」



・・・



長門「・・・」グググ



医師「では力抜いてくださいね~」



バキ



医師「あれ?また針折れた?新しいの持って来て―」



陸奥「長門姉、力抜いて」



長門「でもな・・・痛いじゃないか」



陸奥「お子様か!長門姉、ほら何本折る気?」



長門「あの針を見ると・・・勝手に力が」



バキ



医師「これはもう少し太いのじゃないとダメか・・・違うの持ってきますね」



長門「・・・」アオザメ



・・・



神通「・・・(提督大丈夫でしょうか)」



医師「終わりましたよ、お疲れ様です」



神通「(しかし、予防接種してもすぐには会いに行けません・・・残念です)」



医師「終わりましたよ?」



神通「(心配です・・・)」



那珂「すいません、連れていきますんで」




リアルで死を覚悟した熱39,8




個室



提督「しんど・・・」



提督「熱何度かな?」



体温計「39度やって、@1度で危険区域や」



提督「おぅ・・・これ写真撮っとこ、レアだろ」パシャ



提督「意識飛ぶ前に・・・トイレいっとこ・・・」フラフラ



大和「提督さん?大丈夫ですか?」



提督「あぁ・・・大和さん・・・トイレどこ」フラァ



大和「提督さん!?」キャッチ



大和「凄い熱・・・これは」



提督「・・・」グッタリ



大和「提督さん!?提督さん!?」



提督「(大和さんって背高いなぁ・・・)」



提督「(抱き締められるのっていつ振りだろうか・・・)」




病気で弱ってる姿はキュンと来るらしい ただしry




提督「zzz」スヤスヤ



大和「一時期はどうなる事かと思ったけど、なんとか下がったわね」



大和「あんな熱で歩きまわるなんて・・・」



ガララ



医師「献身的だね、大和君」



大和「いえ、妹を助けて貰いましたし。これくらいは」



医師「今日は休みだろう?それでも働いてる君は・・・」



大和「言わなくて良いです///」



医師「提督殿からも、あの子仕事してる?って何度も聞かれるくらいだしね」



大和「それは・・・」



医師「別に異動しても良いんだぞ?妹さんも心配だろう?」



大和「わたしは・・・」



医師「元帥殿は私の飲み友達だからね、何とかなるよ」



大和「・・・」



提督「zzz」ギュー



大和「ヒャ///」



医師「いつでも大丈夫だからね、提督殿お気に召したようだ」ハハハ



大和「考えときます///」




会えない、焦れったい気持ちを他の事にぶつけよう




神通「・・・」



南方棲戦「ココデクチルガイイワ、アワレナヘイキヨ」



川内「・・・」ギロ



南方棲戦「ワタシノホウダントトモニクチナサイ」ドドドド



神通「・・・」パシ



那珂「(最近砲弾キャッチしても何も思わなくなっちゃった・・・)」



神通「・・・ウガァ」ギラ



川内「あ、やべっ。逃げよ」シュタター



南方棲戦「オロカナ・・・ココデシズメバラクイニスンダノニ」



神通「ヴォオオオオオオオオオオ」



南方棲戦「!?」



神通「」ズドドドドド



南方棲戦「ミズカラツッコンデクルダト?ナントアサハカナ」ドンドンドン



神通「・・・」シュシュシュ



南方棲戦「ハヤイ・・・!」



神通「」ニタァ



南方棲戦「チ、チカ・・・」



神通「ガアアアアアア」ガジ 



南方棲戦「グ、コイツ・・・」



神通「クケケ」カチ ズドドドドドド



南方棲戦「ウ、ゴア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」ドカンドカンドカン



川内「見てよ、あれ・・・首つかんで零距離魚雷だよ。我が妹ながら惨い」



那珂「提督に会えないだけでこんなになるとは・・・今日月すら出て無いのに」



那珂「あれ、相手が死んでも終わらないからな~見てる側には毒にしかならないよ・・・」



川内「いっつも思うけど神通と訓練生って一緒に出撃しちゃ駄目だと思うの」



<グギャアアアアアアアアアア



那珂「それは・・・でも神通ちゃん訓練指導してるし~そこばっかりは無理じゃない?」



川内「あれでいてあんまり覚えてないからね・・・困ったもんだ」



<グチャブチブチブチゴリュ



那珂「そろそろ終わるかな?」



川内「う~んどうだろ?相手結構タフそうだっけど」



天龍「なんでお前らこの状況で普通に会話できるわけ?」アオザメ



鈴谷「」プカー



天龍「鈴谷気絶してるし」



響「帰命無量寿如来 南無不可思議光 法蔵菩薩因位時・・・」



天龍「あいつに至ってはお経唱え始めたぞ」



那珂「我が姉と一緒の出撃が貧乏くじという風潮」



川内「あたしも!?あたしは違うでしょ?」



那珂「姉さんも大概だよ」



<ヴォオオオオオオオオオオオオオ




大人になっても乳歯が生えてる人はよくいる、もちろん歯医者で見てもらおう




提督「・・・」パチ



提督「あ~俺ベットで寝てたっけ?」



提督「大分体楽になったな・・・」ノビー



提督「着替えようk・・・誰?」



利根「すまんのここに置いてくれぬか?」



提督「俺インフルエンザだぞ?うつったら大変だから他の部屋にしとけ」



利根「吾輩はすでに予防接種を受けておるわ、心配せんでいい」



提督「そういう問題では無くてな」



利根「筑摩め・・・我を歯医者につれていく事を悦としておるのじゃ」



提督「そんな事無いだろ・・・歯見せてみ」



利根「なんでじゃ?」



提督「いいから、開けてみな」



利根「あー」



提督「ん?ってお前まだ乳歯あんのかよ!?」



利根「そうなのか?」



提督「これは見てもらった方が良いわ、もしかしたら永久歯が無いかもしれんし」



利根「よくわからんの・・・」?



提督「そこだけ歯が無くなってもしらんぞって事」



利根「それはかっこわるいのじゃ・・・」



提督「筑摩?さんは君の事心配してくれてるんだぞ?」



利根「うむ・・・」



ガラ



大和「提督さん、ナースコール押しましたか?」



提督「ごめんね、こいつ連れて行ってくれ」



利根「なんじゃ?」



大和「利根さん・・・妹さんが探してましたよ・・・」



利根「大和・・・」



提督「知り合い?」



利根「脱走の常習犯です、さぁ行きましょう」ガシ



利根「ああ~」ズルズル



提督「よろしく~」



提督「・・・ここの病院退屈しねーな」




個室は偉大、色々持ち込める




提督「病院食は慣れんな・・・味うっすいわ」



提督「・・・何でここに居るんですかね?」



利根「ぬ?」



提督「ぬ?じゃねーよ」



利根「いいではないか、別に」



提督「何のために個室にしたと思ってやがる」



利根「個室に固執とは上手い事言ったの」



提督「言ってねーよ、歯抜くぞ」



利根「怖い事言うでは無いわ」



提督「筑摩さん呼ぶぞ」



利根「すでに筑摩に会っておるのか!?侮れん奴じゃ・・・」



提督「いや、ナースコールで大和さん呼ぶ」



利根「血も涙もない奴じゃ」



提督「なら出てけー」



利根「せっかくお菓子持ってきたのに」



提督「それだけ置いて出てけ」



利根「吾輩の優しさ無視か!!」



提督「暇だな・・・お前」



利根「これでも主力航巡なのだぞ!」エッヘン



提督「1軍様にしちゃ暇な奴だな・・・大丈夫か?」



利根「地方の艦娘育成で大本営に帰って来たばっかりというのに・・・歯1本如きで」



提督「お前大本営所属かい、なら納得だわ」



ガララ



筑摩「利根姉さん!!ここでしたか!早く来てください!」



利根「ゲ」



筑摩「姉がすいません、妹の筑摩と申します」



提督「はじめまして、横須賀鎮守府所属の提督だ」



筑摩「あら、貴方が提督さんでしたか」



提督「おぅ、こいつ早く連れてってくれ」



筑摩「姉さん、行きましょう」ガシ



利根「あわわわわ」



筑摩「ご迷惑お掛けしました」



提督「じゃあな~」



利根「ううううう」



ピシャ



提督「明日くらいには治らねーかな?」




占いはきっかけ、行動するのは自分




電「・・・なのです」



雷「・・・」



暁「・・・この空気何?」



響「今日の運勢なんだよ」



暁「テレビの事か・・・程々にしなさいよ」



響「これもテレビ局が適当に順位付けしてるから信じてもいい事無いんだよ」



暁「それは夢が無いわね・・・」



電「いいのです!今日1日騙してくれれば幸せなのです!」



雷「それはどうなの・・・」



雷「まぁ・・・順位が良くていい事あるよって言われたらちょっといい事でも 当たった と思うしね」



暁「でも悪い事を占いのせいにするのはスマートじゃないわ」



響「もしかしたらその運は決められてた予定調和かもしれないんだよ」



雷「なんでそうなるの・・・もっと楽観的に行きましょうよ・・・」



電「今日も1日平和であれば何位でもいいのです」




看病って難しい




曙「・・・」ズピー



漣「えっと~37度超えか・・・予防接種受けたからか」



漣「水変えてくるので動いちゃ駄目だよ」



曙「うごけないわよ」



朧「貧弱」



曙「なによ・・・仕方ないでしょ」



潮「大丈夫?」



曙「これ乗り切れば今年は楽になるし」



朧「曙、毎年熱出てる」



朧「これはインフルと出来てる」



曙「意味分んない事言わないで・・・ゴホゴホ」



漣「はいはい、朧ちゃんも煽らない。悪化したら面倒だから」



漣「鳳翔さんに連絡してお粥作って貰ってるから」テキパキ



漣「汗掻いてるわね・・・着替えましょ、ちょっと体起こして」



曙「・・・」ムクッ



漣「もう少し免疫ってついてもいいと思うんだけどな~」テキパキ



潮「凄い手際いい・・・」



朧「毎年だもん」



朧「漣看病得意だし」



漣「御着替え完了、安静にしててね。えーっとつぎは~」



曙「あんたメイドに向いてるわ」



漣「でしょ?」フフン



曙「あんたのそういうとこ尊敬するわ」




普通はこんなに早く治りません




提督「お世話になりました」



医師「またいらしてください」



提督「出来ればもうお世話になりたくないです」



医師「なら健康体でお願いしますよ」



提督「善処します」



大和「お大事に」



提督「大和さんもありがと」



大和「妹の事よろしくお願いします」



提督「今度、顔見に来てやってくれよ。歓迎するからさ」



大和「暇ができればね」



提督「いつでも待ってるよ、では」



・・・



医師「いつでもね~どっしりと構えてる大将って感じだね」



大和「安心して妹を預けられます」



医師「別に向こう行ってもいいんだよ?」



大和「・・・」



医師「それは置いておこうか、さてVIP様帰ったし通常勤務だよ」



大和「はい」



<キュウカンデース



元帥「腰が・・・」



医師「元帥様・・・」



大和「部屋どうします?」



医師「さっき空き出来たからそこ掃除して!」



大和「(やっぱり私はここが好きですね)了解です」フフフ




誰もが通る邪気眼ルート




提督「ただいま~」



川内「いい所に帰ってきた」



提督「なんかあった?」



那珂「那珂ちゃんには手に負えないっす」ガチャ



川内「これで全滅・・・どうすんの?」



提督「何何?」



川内「新造艦が来たんだけど・・・会話ができなくて」



提督「海外艦?なら他の所に引き取って貰うが?」



那珂「いやさ・・・日本語なんだけど・・・」



那珂「神通ちゃんが時間稼いでるから・・・早く来て!」


・・・



神通「もう少ししたら提督がお帰りになりますから」



???「我を待たせるか・・・我は悠久なる存在・・・永なる時を持つが暇ではないぞ?」



神通「はい?」



???「解らぬか・・・貴行もまた選ばれし者ではないか・・・」



・・・



提督「」アチャー



那珂「やっぱり・・・」



提督「中二病です、心から染まったタイプですね・・・抜けるのに数年掛る奴です」



川内「中二病?病気?」



提督「14才くらいに発症すると言われる恐ろしい病だ」



提督「自分には特別な力があり、故に狙われてるとか妄想しちゃう病気です」



川内「えぇ・・・」ドンビキ



那珂「服装みてそれかな~と思ったけど・・・」



提督「ゴスロリ・眼帯・腕に包帯・・・コスプレじゃないなら真正です」



那珂「うちに居ないタイプだから・・・コミュニケーションが取れなくて」



提督「ここは元患者である俺の出番か・・・」



川内「えぇ・・・」ヒキ



那珂「御卒業は?」



提督「提督になってからです。妄想がリアルになったので妄想する必要が無くなりました」



川内「マンガみたいに自分が先陣きってればね・・・」



提督「しかし、あのまま放置すると絶対あの子は孤立する」



提督「しかも中二病は 孤独 が大好きだから・・・Eternalボッチ確定」



那珂「どうするの?」



提督「英語には英語で話すように、中二病には中二病だ」




無駄に時間掛った




提督「すまない、遅れた」ガチャ ←黒髪ウィッグ 黒目コンタクト



神通「提督!お帰りなさい・・・あれ?」



提督「後は俺から話そう、下がってもいいよ」



神通「・・・はい、失礼します」



提督「(これには理由があるから川内達に聞きな)」ボソ



???「ん?」



提督「はじめましてだな、俺はここの提督だ。よろしくな」



???「・・・ほぅ」



提督「名前は何という?」



???「我は天津に吹く悠久の風・・・天津風」



天津風「しかしこの名は受肉した時の仮の名・・・魂に刻まれた真名は・・・」



天津風「そう!我の名は 希望の風 エアヴァルトゥングヴィント!」



提督「(なげー・・・これドイツ語か)」



提督「(気持ちは分らんでも無いな・・・ドイツ語って無駄にカッコいいし」



提督「えっと・・・なんて?」



天津風「エアヴァルトゥングヴィントだ、何度も言わせるでないわ!」



提督「俺には・・・よく分らんがあだ名かな?ドイツ語って事は留学でもしてたの?」



天津風「い、いや違っ・・・」



提督「クックック、これは滑稽・・・狼狽える貴様の姿が見れるとは・・・」



天津風「何!?・・・貴様は何者だ!!」カマエ



提督「俺は・・・いや、我の名は」ウィッグ・コンタクト脱着



提督「 旋風の絶対者 サイクロンアブソリュート・・・我が召喚によく応じてくれた、希望の風よ」



天津風「我と同じ適正者か!?」



提督「如何にも、我が軍に歓迎しよう」



提督「貴様の力が必要だ、風の惷族である貴様の力が」



天津風「・・・フッフッフ、我が必要だと・・・?」



提督「無論だ」



天津風「いいだろう、我が力を貸してやろう・・・感謝するがいい!」



提督「流石は名を馳せた希望の風よ・・・この契約書に真名を示すがいい」



・・・



川内「・・・なにあれ?」



那珂「つまり、同じ力を持ってる事を材料にして艦娘の契約者のサインさせた」



川内「なんか寒い会話聞いてて、手足冷えてきたわ」



神通「???」



那珂「あそこまで会話が成立すると逆に凄いわ」




とある場所では熊本弁らしい?詳しく知らんけど




提督「ふぅ・・・なんとかなったな」



神通「お疲れ様です」



提督「天津風の事は普通に接してやってくれ、その方が皆も馴染み易いし」



川内「いいのエアヴ・・・なんちゃらじゃなくて」



提督「それには手を打ってるから大丈夫だ」



那珂「流石は経験者だね・・・扱い方知ってる」



提督「何、あいつも悪気があってやってるんじゃないんだよ。母になった感じで・・・温かい目で見守っといてやれ」



川内「温かい目ねぇ・・・」



提督「天津風の練度見ておいてくれ、それで何処に配属か決める」



神通「了解しました」



提督「聞いてればイントネーションとか雰囲気で分るから聞いてあげてくれ」



那珂「なんか方言とかみたいだね・・・」




居心地のいい職場は長続きします





天津風の部屋(仮)



天津風「フッフッフ、我が道はここから始まる!」



天津風「・・・」シーン



天津風「鎮守府内の地図覚えなきゃ・・・」



天津風「・・・提督さんあたしに合わせてくれた、いつもなら引かれたりするのに」



天津風「・・・いい人かも」♪



天津風「ここなら楽しくやっていけるかも・・・日記書いとこう」



コンコン



天津風「ヒャ!!ちょ、ちと待て!」アセアセ



天津風「う、こほん。良いぞ」



ガチャ



青葉「どうも~取材に来ました青葉です~さっそく御時間よろしいですか?」



天津風「何用だ?」



青葉「我が鎮守府初の邪気眼系艦娘と聞いて色々御伺いしたくなりましてね・・・これ私の名刺です」



青葉「日本全土探してもこんなに染まった子は見つからないですからね~超貴重ですよ!」



青葉「やっぱり深海棲艦との戦いでは力を?」



天津風「え?え~と、あの、その」



青葉「話が急すぎましたかね、いつ頃からですか?きっかけは?そのほかにも・・・」



提督「お前はアホか!!」ゴチン!



青葉「いだっ」



提督「青葉・・・お前の悪い癖だぞ?マシンガンな口調で質問するな!」



青葉「いや~どうしても早口になりまして」



提督「すまんな天津風、今日はゆっくりしてくれ。ほら行くぞ」ガシ



青葉「まぁ今度でもいいか、ではまたの機会で~」ズルズル



提督「歩け!笑顔で引きずられてるなよ」



バタン



天津風「・・・」ポカーン



天津風「やっぱ怖いかも・・・」




魔境横須賀




夕立「なんか新顔来たっぽい?」



電「なのです、天津風ちゃんなのです」



夕立「どんな子っぽい?」



電「とっても不思議なのです」



夕立「ぽい?」



天龍「あれは中二病だ、普通に接してれば問題無いぜ」



龍田「天龍ちゃんも片足突っ込んでるもんね~」ウフフ



天龍「この眼帯か?龍田、おめぇは知ってるだろ?」



龍田「冗談よ~」



天龍「まぁちょっと変わり者ってやつだ」



夕立「ここに居る人殆どそうっぽい」



天龍「たしかに」



電「!?」



天龍「頭の提督からしてあれだし・・・魔境だな」



龍田「戦力的にもおかしいものね~」



電「知らぬうちに電の家は魔境になってたのです・・・」




単語を覚えれば英語出来る




天津風「・・・」



コンコン



<ハーイ



天津風「Admiralよ!」ガチャ



提督「何か用か?エアヴァルトゥングヴィント?」



天津風「いや・・・その・・・」



提督「別に誰も聞いてないよ、お前の言葉でもいいぞ?」



天津風「この前は・・・ありがと」



提督「お安い御用だ」



天津風「あたし・・・こんなんだから厄介者扱いされちゃうけど、よろしく」



提督「風の惷族でもいいと思うがな・・・キャラ立ってて」



天津風「///」



提督「ゆっくり馴染んでいけばいいさ、焦る事は無い。それに皆優しいから受け入れてくれるさ」



天津風「うん、では失礼する!フハハハハ」バタン



提督「Admiralってなんだろ?」




なんとなく伝わる




川内「夜戦!」



提督「まだ夜じゃない」



川内「夜戦!」



提督「今日は出撃ない」



川内「夜戦!」



提督「お前の仕事は執務」



川内「夜戦!」



提督「いいから手を動かせ」



川内「夜戦?」



提督「お前の書いてる紙はなんだ?」



川内「夜戦・・・」



提督「そうだ、夜戦の許可書だ。面倒な事に出撃には許可がいる。そいつが無いと出撃出来ないんだ」



川内「やせn・・・」



提督「しかも申請してから受理まで色々な所を回るから数時間掛る、最終俺が目を通すまでにな」



川内「・・・」



提督「当たり前だろ?工廠で艦装・事務で経費・俺が海域の選定・・・色々やる事がある」



提督「いいから手を動かす」



川内「あい・・・」



・・・



電「凄い意思疎通なのです」



響「あ~うんの呼吸なんだよ」



雷「それだとなんか微妙な返答みたいだわ」



暁「最後なんで会話になってるの・・・最初から会話してないけど」




なんとなく伝わる その2




提督「神通」



神通「はい、天津風ちゃんの練度は確認済みです」



提督「どうだった?」



神通「彼女は連装砲を3機同時に操作出来ます」



提督「あの持ってた人形みたいなの?」



神通「はい、あれを操って攻撃していました」



提督「へー何かそれらしいな・・・トリッキーって奴か」



神通「その代わり集中してるのか回避が・・・」



提督「的かよ・・・そこは練習だな」



神通「訓練生出なくていいと思います、彼女は実戦で調整すれば・・・」



提督「なら試しに昼出撃だな、天龍・龍田に同行させる」



神通「了解です、それと提督」



提督「この前のだろ?大丈夫だ、もう搬入手続きは出来てる」



神通「ありがとうございます、私事で申し訳ないです」



提督「いいんだよ、本くらいなら床が抜けない位まで入れてやる」



神通「それは・・・部屋が埋まっちゃいますね」フフフ



・・・



電「大人の会話なのです」



雷「信頼関係のある部下上司ね」



響「ワーキングラブは・・・」



暁「どっちかが辞めれば長続きするわ!」




なんとなく伝わる その3




那珂「提督!」ガチャ



提督「何!?鈴谷がまたカレ―出なくて暴れてるだと!?」



那珂「いや、そうじゃなくて・・・」



提督「懲りない奴だ・・・俺がぶっ飛ばしてやる」



那珂「いや、だから」



提督「何だって!?さらに天龍も一緒に暴れてるだと!?」



提督「あいつ等はクーデターでも起こす気か・・・」



那珂「・・・」



提督「長門もか・・・これは粛清せねば」



那珂「いや、何も言って無いじゃん!」



提督「冗談だよ、オファーの件だろ?」



那珂「そう!なんで映画のオファー来てるの!?」



提督「いやさ~爺の知り合いの監督がメインヒロインが欲しいらしく、俺が履歴書送りつけたらイチコロよ」



那珂「ていとく・・・」



提督「夕立が出演して、対抗心出してたからな。お前は露骨じゃ無いにしろ先輩面したいだろうしさ」



那珂「ありがと」



提督「お礼は俺の老後をお前の金で養ってくれ、俺の給与はその前に使い果たすから」



那珂「なんだ、この自己中・・・恩の押しつけ半端ないぞ・・・」



提督「冗談だよ」ハハハ



・・・



電「意志疎通?」



雷「お互い直接会話してないけど会話が成り立ってるわ」



響「以心伝心、口に出さなくても分ってる」



暁「大人な関係ね・・・」




兄妹でも空気は読む勿論姉妹も




電「よく考えると電達も同じようなものなのです」



雷「姉妹だものね、ずっと一緒だもん」



暁「それはそうね」



響「以心伝心、相思相愛、意気投合、拈華微笑、遼来遼来」



雷「響、最後のは違うわ」



電「なんなのです?」



雷「これを言うと暁も泣きやむって意味」



暁「赤ちゃん・ビビリ扱いなの!?」




やっぱり魔境横須賀鎮守府




天龍「あのゴスロリちゃん中々使えるぜ?」



提督「遠隔操作はいいな、夜使えればそれだけで強い」



天龍「使ってる間は壁役がいるけどな・・・もしくは砲弾を逸らす何か」



提督「どうやって動かしてんだ?」



天龍「見えないレベルのワイヤーかなんかで電気信号送ってるらしいぞ」



龍田「頭で考えた動きをするんですって~凄いわね~」



提督「3体も居れば3人分の行動を考えて動かすんだろ?俺ならパンクするわ」



龍田「でも中々連携が取れてたわよ~?実戦投入はまだ遠いけどね~あれじゃ4対6だもの」



提督「天津風の護衛は誰がやったんだ?」



天龍「神通、あいつもおかしいけどな・・・砲撃を目で見て砲撃で逸らすとか、常人の反射神経じゃねぇ」



龍田「避けれても砲弾の位置まで見て無いわ~」



提督「昼だから・・・」



天龍「お前は初速780m/秒が見えるのか?」



提督「・・・もうそれ直感レベルじゃね?」



龍田「生身でそれを避けてる提督もおかしいわよ」




台本にアドリブって書いてる人はベテラン・・・もしくはそういう番組




提督「夕立」



夕立「・・・ぽい?」



提督「どうだ撮影は?」



夕立「順調?」



提督「なぜ疑問形なんだ」



夕立「夕立は基本踊ってるぽい!役作り要らないっぽい」



提督「台本見せてみろよ」



夕立「ぽい」



提督「どれ・・・」




・・・




夕立『ぽい?貴方は誰?』



夕立『ふっふっふ~我はこっちがいいっぽい!』



夕立『ぽいぽ~い♪』



だいたいこんなセリフが大半




・・・




提督「なんで中二なの?」



夕立「この映画ファンタジーっぽい!だから艦娘で魔法使いって設定っぽい?」



提督「あぁ・・・大本営から艦娘って設定の許可下りたのね」



夕立「踊ってるだけでお金貰えちゃうっぽい~でも最近出撃出来てないよ・・・」



提督「撮影終わってからな・・・流石に怪我されたら困るし」



夕立「ぽい」



提督「焦らんでもいいさ、那珂と協力して頑張れ」



夕立「ぽい!」



提督「その映画いつ公開?」



夕立「来年の春っぽい」



提督「(DVDとか予約しなきゃ)」




今日は鼻血・喀血・風という三重苦での起床だった




提督「zzz」



提督「!?」ガバ



提督「やべ鼻血出てる!!ティッシュ!どこ」ハナオサエ



提督「なんでないんだよおおおおおおおおお!!洗面台にはしれええええええ」



ドドドドド



提督「ヤバイ・・・手のひらが血塗れに・・・なんか喉の奥にも流れてる」ドドド



川内「トイレ~」ムニャムニャ



提督「おい!どけえええええ」



川内「はえ?」



ドカーン



川内「ちょっとぉ~なに走ってるの・・・もう朝手前だよ。そんなに急がなくても・・・」



提督「ゴホッガハ・・・ヤバイな」←口周り・服血塗れ



川内「!?」



提督「はやく・・・洗面台に・・・」フラフラ



川内「なにしてたの!?こんなになって!!ちょっと、大丈夫!?」



提督「見たら大丈夫じゃないのは分るだろ?そこどけ」



川内「まって、まさか1人で出撃してないでしょうね!あれだけ約束したじゃん!!」



提督「いつの約束だよ・・・してないから早く洗面台に行かせてくれ。まだ血が止まって無いんだよ」



川内「心配してるの!!いつも勝手にどっか行こうとするし・・・」



提督「今は放っておいてくれよ、それよりティッシュない?持ってない?」



川内「(1人で背負って・・・人には怒鳴りつけといて、自分は放っておけ?)」



提督「ねぇティッシュない?もう喉が鉄分味で一杯なんだよ・・・ないの?ねぇ無いんだったらどいてくれよ」



川内「提督は・・・あたしの事信用ならないの?」ナミダメ



提督「いやだからティッシュないの?もうハンカチでもいいんだけど」



川内「やっぱり女じゃ戦場は・・・でもあたしはぁ!」



提督「お前人の話聞いてるか?・・・ゴハッ」ビチャビチャ



川内「!?」



提督「あ~もう口からも出てきたか・・・掃除めんどくせ―」



川内「馬鹿!こんなになるまで無理して!」ダキツキ



提督「血が付くぞ!離れろ!洗っても血は取れないんだから」



川内「無理しないって言うまで放さないよ!」ギュウウウ



提督「やめろ!何で会話成立しないの!?俺もう血液無くてふらふらなんだけど・・・」



・・・



青葉「あれはなんですか?」



木曾「あれは万年貧血馬鹿と夜戦馬鹿乙女の饗宴です・・・またの名を夫婦漫才です」



青葉「撮っとこ、そんで合成して工廠にしよ」パシャパシャ



木曾「それ新聞にしたら大問題だぞ・・・」




意地ってもんがある




食堂



提督「鉄分たりね~」フラフラ



鳳翔「提督、大丈夫ですか?」



提督「うん、大丈夫じゃないよ」ニコ



鳳翔「インフルエンザで粘膜が弱っていたんですかね・・・」



提督「今日は何食べよ~」チラ



揚げ物 揚げ物 揚げ物 揚げ物 ・・・

章タイトル



提督「・・・1日くらいいいかな」



鳳翔「・・・あれ?提督?」



提督「俺さ・・・揚げ物だめなの・・・油っこいもの全体・・・」



鳳翔「別のを急いで作ります!お待ちください」



提督「・・・なんかごめんね」



鳳翔「くっ・・・なぜ今日に限って揚げ物オンパレードなの」



間宮「安牌だと思ったんですけどね・・・」



鳳翔「なにか・・・食べやすく提督の好きそうな・・・」ブツブツ



提督「別にいいのに・・・」




声って大切




提督「やべ・・・また熱出てきたな・・・もう寝よ」モゾモゾ



提督「最悪明日は誰かに任せて寝るか・・・」ベットイン



提督「ねりゃぁ治るだろう・・・zzz」



・・・



提督「あ゛あ゛あ゛?」ガバ



提督「(声が枯れてる・・・てか喉が・・・)」ゴホゴホ



提督「(マスクしよ、マスクは・・・)」



那珂「てーとくー大丈夫?」



提督「(那珂か・・・筆談でいいか)」



提督「・・・」カキカキ 『声枯れた』



那珂「どしたの?・・・あ~声出ないのか、それ大丈夫なの」



提督「」カキカキ 『もう無理です(^◇^)』



那珂「顔文字は書かなくていいよ、なら指揮とかは北上さんに任せよう、あの子好きだし」



提督「」『よろしく、俺は部屋に篭ってるから何かあったら呼んでね☆彡』



那珂「おっけー皆に伝えとくよ、誰も来ない方が良いね」



提督「」『お前も一応薬飲んどけ、アイドルに風邪引かれたらたいへんだ』



那珂「りょうかい、お大事に~」バタン



提督「(筆談楽かな?と思ったがめんどいな・・・」




神奈川は北条の土地だったから風魔一党?




提督「(マスクがないや明石売ってたっけ?)」



提督「(電話で持ってきて貰えないしな・・・)」



提督「(どうしたものか・・・)」



提督「(ものは試しか・・・)」ユビパッチン



神通「」シュタ



神通「お呼びになりましたか?」



提督「」『実は俺は今声が出ない』



神通「え!?大丈夫なのですか!?」



提督「」『そこで神通に頼みたい事がある』



神通「はい、何でしょうか?」



提督「」『マスクがきれそうだから買ってきてくれ、これ俺の財布』



神通「了解しました、お任せください」



提督「」『そのお金で神通が好きな物買ってもいいから』



神通「いえ、そんな事は・・・」



提督「」『あと風邪薬も買ってきてくれ、よろしくね』



神通「りょうかいです、行ってきます」



提督「・・・」ユビパッチン



青葉「はいはーい」シュタ



川内「何か用?」シュタ



提督「」『お前ら何処から見てるの?』



青葉「いえ、別に監視はしてませんよ?」



川内「これも忍者の嗜み♪」ニンニン



提督「(俺の鎮守府が忍者の里に・・・)」




昔はルナティックもクリア出来た。今は出来ないと思う




提督「・・・(ひまだな)」



提督「(夕張から貰ったゲームでもやるか)」



提督「(これ何?PCゲーム?女の子がパッケだけど・・・)」



提督「(絵が独特だな・・・嫌いじゃないが今風じゃないな)」



提督「(はえ~これ日本が舞台か?東方って書いてるし・・・いいなこの雰囲気)」



提督「(ノベルゲー?って難易度あるからシューティングか)」



提督「(ってこれ難易度高けーな!?おい!弾の密度がパネェ!?)」



提督「(まぁ反射神経には自信あるけど・・・)」カチャカチャ



提督「(これボムが喰らい判定直後に撃てるじゃん、結構緩いな)」



提督「(でも初見殺し多いなぁ!!結構死ぬんだが!)」ピチューン



提督「(暇潰しなら丁度いいな)」



・・・



夕張「提督ー大丈夫ですか?」ガチャ



提督「(うつると大変だから入って来るなよ・・・)」『那珂から聞いたのか?』



夕張「はい、皆が挙ってお見舞いに行きそうだからくじで順番になりました」



提督「・・・」『俺は近寄るなと伝えたが?』



夕張「アハハ、那珂さんだけじゃ・・・止められなくて。大丈夫ですよ、多分」



提督「」ヘナヘナ『夕張、この前くれたゲームクリアしたぞ。返す』



夕張「え゛っ!?もうクリアしたの?あれ超難易度もあるんだけど・・・」



提督「」『最後のあれはもう弾幕だったぞ、もう自機見えねぇじゃねぇか』



夕張「BGMは良かったでしょ?ネットでも大人気なんですよ!」



夕張「個人的にはWIN版も良いんですけど旧作も捨てがたい・・・あっちの方が難しいですけど」



夕張「お勧めBGMは砕月ですね、上海紅茶館もいいんですけど~最近だとデザイアドライバーとかも・・・」



提督「(あっ・・・これは当分止まらないパターンや)」




夕張は色々な事を説明してくれ、原作ゲーム全部と資料集を置いてった




徹夜で書くもんじゃない、ぐだぐだである




提督「(当分の暇つぶしは出来たか)」



コンコン



提督「(次はだれだ?)」



長門「邪魔をする!」ドカーン



長門「お見舞いに来たぞ!提督よ!」



陸奥「姉さん、相手病人」



長門「お?おぉう・・・すまない、あまり慣れて無くてな」



提督「・・・」



長門「どうした提督、何か言ったらどうだ?」



提督「(あれ?長門もしかして知らない)」



陸奥「ククク」『姉さんは話聞いてなかったから声出ないの知らないわ❤』←フリップ



提督「(なんと・・・いやこれはどう伝えたものか)」



長門「もしかして怒っているのか?すまん、今すぐ治すから」



提督「(面白そうだから黙っておこう)」



長門「治したぞ!・・・提督?どうしたのだ?」



長門「怒ってるのか?・・・」



陸奥「クックックック」



提督「(陸奥は隅っこで声殺して笑ってるよ・・・まったく、この姉妹は)」」



長門「そんなにダメだったか?景気よく行った方が良いと思ったが・・・」



提督「・・・」



長門「・・・どうすればいいのだ?」グズグズ



提督「(やべ泣きかけてる)」



長門「ふぇ・・・」



提督「(神よ・・・言葉無く、無力な我に如何しろと言うのだ・・・)」



提督「(ええい、ままよ!)」ダキ



長門「提督?」



提督「」ナデナデ



長門「怒って無いのか?」



陸奥「・・・もぅ、面白くな~い」



・・・



長門「では声が出ないのか・・・それはすまなかった」



提督「」『大丈夫だ、これからは話を聞くように』



長門「はい・・・それとお見舞いの品を持ってきたぞ!!」ゴソゴソ



長門「これだ!私が作った人形だ!」



提督「・・・」



長門「名前は重治だ、可愛がってくれ」



提督「」『なんで半兵衛?』



長門「ドラマが面白かったからだ」



提督「(可愛い所もあるな)」『ありがとう』



長門「では失礼する、早く治せよ?」



陸奥「ごめんね提督、姉さん不器用だから」



陸奥「あたしからはこれ、アロマポッドとキャンドル」



陸奥「じゃあね~」バタン



提督「(こうも姉妹で違うと面白いな)」




お見舞いは素早く・相手に負担をかけないように




天津風「・・・」



響「・・・」



朧「・・・」



熊野「・・・なんでこの4人ですの」



天津風「これも選択による因果よ」



響「何か持っていくんだよ!」



朧「本・もしくはお茶漬け」



天津風「なぜその2択なのだ・・・?」



響「お茶漬け食べたいんだよ!!」



朧「できれば鮭も欲しい」



響「食堂いくんだよ~」



天津風「待つのだ!貴公は命を忘れたか!」



朧「天津も行くべき」



響「行こう行こう」



天津風「待て!ちょ、ダメだって!あああああああ」ズルズル



熊野「・・・私1人で行きましょう、さっさと終わらせましょう」




ここの鎮守府では固定メンツで執務を回しています




川内「・・・」カキカキ



青葉「・・・地味ですね執務って」カキカキ



川内「そんなもんだよ」



青葉「あんまり書類少ないですね・・・山のようにあると思ったのですが」



川内「あれ」ユビサシ



北上「ふふふ~♪」ズバババババ



青葉「えぇ・・・なんですかあれ・・・凄い笑顔ですよ」



川内「あれがうちの最強執務machine KITAKAMI だよ」



青葉「出撃でも楽しそうでしたが・・・ここまでホリックだとは・・・」



川内「彼女は仕事させないと体調悪くなるし、提督も悩んでるよ」



青葉「縛ってでも休ませないんですか?」



川内「それは提督が許さないからね・・・長い目で見ないとね~」



北上「どうしましたか?」



青葉「いえ、なんでも」



北上「次はミーティングです!いや~楽しいですね」ウキウキ



川内「あたしには考えられない性格だよ」




地図は持ち歩こう




天津風「・・・お茶漬け美味しかった」



天津風「否、このような事をしている暇はない!」



天津風「我も行かねば・・・」



天津風「って・・・(提督の部屋知らない)」



天津風「神の選択に身を任せ進めば着くであろう・・・では出発である!」



・・・



天津風「よくわからないとこに着いちゃった」



天津風「ここどこ?」



天津風「気味わるいよぉ」



ガサゴソ



天津風「!?」ビク



天津風「何?」クル



川内「・・・」←天井から逆さまで登場



天津風「!?!?!?」



青葉「・・・」←同じく天井から



天津風「あぅ~」バタ



川内「迷子かと思ったら・・・」



青葉「連れて帰りましょう」



川内「よっと、何でここに?」



青葉「さぁ?」




恋は人を走らせる(ドラマ知識)




ジリリリリリ



提督「(電話だ)」ガチャ



提督「「(ヤバっ!声出ないのに電話取っちゃったよ・・・)」



赤城「もしもし?あれ?もしも~し」



提督「(どうしよう何とか出来ないものか・・・赤城だし何とかなるかも)」



提督「あ゛あ゛あ゛あ゛」



赤城「!?何?これ・・・」



提督「あ゛がぎいいいいいいいいいい」



赤城「ちょ、怖っ!?何これ・・・あれ?提督?」



提督「ごえ゛があ゛あ゛あ゛ガボッゴホッ」



赤城「何?何があったの?」



提督「ゴホッゴホッ!」カチャ



提督「(咽込んだ勢いで電話切れちゃった・・・まぁいいか今度掛ってきたら誰かに出て貰おう)」



赤城「・・・何があったの?もしや!?」ハッ



赤城「総司令!私お暇を頂きます!!」イソイソ



元帥「どったの?赤城ちゃん?」



赤城「有給使っといてください!それじゃ!」タタター



元帥「・・・若いのぅ」ホッホッホ




恋する乙女は綺麗さぁ~




赤城「えっと・・・今回は服を持っていこう」



赤城「後は・・・下着もいるか・・・」ゴソゴソ



赤城「艦装は・・・持ってける?でもあいつのとこボーキ無いし」



加賀「赤城さん?どうしたの?」



赤城「加賀さん、今日から少しの間総司令の補佐よろしくね」



加賀「はい?」



赤城「私ちょっと出てくるわ」



加賀「何処にですか?また私が秘書代理なんですか?」



赤城「横須賀よ、それじゃね」バタン



加賀「・・・提督殿に何かあったのでしょうか?」



加賀「赤城さんも可愛い所ありますね」フフフ



赤城「あと一つ」ガチャ



加賀「はい?」



赤城「そんなんじゃないんだからね!金剛とかにも言わないでよね」



加賀「・・・はぁ」



赤城「ではよろしく」バタン



加賀「・・・以外に乙女ですね、赤城さん」




花言葉・石言葉は覚えとくと話題に出来るよ!




提督「(・・・暇なり)」



提督「(こんなに暇だと死んじゃうよ・・・)」



提督「(そういや、大本営から持って帰ってきた書類を保管場所に移してね―これ大問題じゃね?)」ゴソゴソ



提督「(保管だけで結局捨てるんだが・・・こればっかりはばれないだろ)」



提督「(これ絶対必要無いだろ・・・ってあれ?この小包なんだ?)」



提督「(赤城のから?手紙入りだと・・・これは・・・)」



提督「(・・・)」ペリペリ



提督「(これは・・・ペンダント、青い宝石かな?)」



ドカーン



赤城「ハァ・・・ハァ・・・」



提督「(は?)」



赤城「なんだ元気そうじゃ・・・ってそれ!?」



提督「(これ?)」



赤城「いつ開けたの・・・手紙呼んだ?」



提督「(nononono)」ブンブンブン



赤城「・・・なら読まずにそれ持ってて、手紙の内容は口で言う」



提督「(はい?)」



赤城「それに!それは御守りみたいなもんよ!勘違いしないでちょうだい!」



赤城「それじゃ、ちょっとの間ここにいるから」バタン



・・・



ポツーン



提督「(・・・)」



提督「(・・・何があったの?)」




爆弾投下はマスコミのお仕事




青葉「赤城さん来たらしいですよ」



川内「ふ~ん」



青葉「どうやら提督の事心配してきたらしいですよ」



神通「そうなんですか」



青葉「さらにペンダントのプレゼントもしたらしく」



川内・神通「!?」



青葉「使われていた宝石はラピスラズリ・・・」



神通「込められた言葉は・・・健康、愛、そして永遠の誓い」



川内「それは・・・」



青葉「これは宣戦布告かもしれませんねぇ・・・」フフフ



神通「・・・負ける訳にはいきません」キリ



神通「想いなら負けません!」



川内「あたしそういうのは疎い・・・けど!」



青葉「ふっふっふ~これはネタの予感・・・」




周りが分るネタ振りが出来るとイケメン




曙「今日の授業何?」



漣「3次元攻撃だっけ?」



朧「対空?」



潮「味方で空母見た事無い・・・」



漣「なんだ・・・ガン○ムみたいな戦闘じゃないのか・・・」



曙「ここ重力あるじゃない・・・」



・・・



神通「今日は映像で学習です、これは・・・こんなものもあるんだって位でいいですよ」



神通「実用性は皆無なんで・・・」



曙「なんだ実戦じゃないのね・・・楽でいいわ」



漣「・・・寝ようかな」



曙「あんたいつも寝てるじゃない」



神通「じゃぁ付けますね」ポチ



・・・



川内『・・・』ヨッ



川内『おりゃ!』ドン



提督『うおおおお、はぁ!』ドン



潮「なんで2人とも飛んでるの?」ポカーン



提督・川内『てやああああああああああ』ガンガンガンガンガン



曙「漣、あんたの望んでた空中戦よ・・・頑張って習得しなさいよ」



漣「これは無理ですわぁ・・・なんで空飛んでんの?遥か未来目指すための羽根があるの?」



朧「貴方は死なないわ、私以外が守るもの」



漣「そこは守ってよ朧波!」



潮「???」



曙「あんたら・・・潮の頭に ? 出てるわよ」




目的と行動が一致しない




神通「何があるか分りませんからね、特例も頭の隅に置いておいてくださいね」



ハーイ



神通「そして、今日は特別講師に来てもらいました。大本営の方ですよ」



神通「それではお願いします」



赤城「大本営の一航戦、赤城です。よろしくお願いします」



神通「うちは艦載機を使う方がいないので・・・」



赤城「この鎮守府なら教育は必要でしょうね・・・特に」



神通「艦載機への対処の実践が出来なくて・・・」



赤城「時々の講師だけじゃ厳しいわねぇ・・・といってもボーキないし」



神通「今回は映像と共に空母の基本行動・連携から敵空母の動きを解説して貰いましょう」



ハーイ



赤城「基本空母の動きは随伴艦の援護がなければ・・・」



赤城「(何しに来たんだっけ?私・・・)」




[chapte:やっぱり設定ガバガバだお・・・]




潮「なんでうちは空母がいないの?」



曙「航空戦力がいないからよ」



漣「鳳翔さんは退役済み、翔鶴さん扶桑さんは事務員」



潮「知らなかった・・・」



朧「工廠には艦装すらない」



曙「まぁうちは要らないけどね、基本夜だし」



漣「私達異動になったらヤベーお、知識皆無だお」



曙「だから勉強してるんでしょ?」



漣「それじゃ1年戦争末期の◯オンだよ!」



曙「よくわからない例えしないでよ」




お持ち帰りは禁止となっております




赤城「そういえばここの食堂はテイクアウト出来るの?」



神通「できませんね、食堂で召し上がってください」



赤城「大本営ではお外でなんて事も出来たけど・・・他は違うのね」



神通「嫌いな物を捨てる事も危惧されていましたし、なりより・・・」



神通「溢されるとお掃除が・・・」



赤城「その言い方だと経験談みたいね」



神通「一番の原因はちゃんと食器を返しに来ない人が居そうだったので」



赤城「それは?」



神通「提督です・・・あの人めんどくさがりなので」



赤城「納得してしまったのが嫌だわ・・・」




この位が1番すき




天龍「なんか最近お守ばっかじゃね?」



龍田「私は好きよ~いい子ばっかりだし~」



天龍「素直な奴が多くて助かるが・・・如何せん未熟だしな」



龍田「これも必要なの、経験積んでなんぼって奴」



龍田「それに川内型に同行したら初っ端心折れるわよ~」



天龍「それもそうか・・・でも俺も久々に戦いて―」



龍田「なら神通ちゃんと演習でも如何?」



天龍「規格外持ってくるなよ・・・」



龍田「言い方は変かもしれないけどこの位の平和が一番いいわ~」



天龍「それもそうだな・・・この位がいいかもな」



龍田「って事で神通ちゃんと演習組んでくるわ~」シュタター



天龍「おい待て!相変わらずSだな!?やめろ平和に済まそうぜ?な?」




1日○個限定スイーツ作ってる人って凄いと思う




熊野「鈴谷!行きますわよ」



鈴谷「分ってるって~急がなくてもいいじゃん」



熊野「貴方がマイペース過ぎるのです」



鈴谷「大丈夫だって~」



熊野「その理屈は何処から出てくるのですか・・・」



鈴谷「勘?」



熊野「・・・まぁいいですわ」



鈴谷「1日10個限定なら間に合うよ~うち全員が同じ時間シフトじゃないし」



熊野「急いで損はありませんわ、行きましょう」



鈴谷「甘いものに目が無いね~太っちゃうよ?」



・・・



鳳翔「大変ですね・・・限定スイーツ」



間宮「作れば集客になると思ったんですけど・・・ここまでとは」



鳳翔「流石ですね」フフフ



間宮「もう1週間に変更しようかしら・・・?」



鳳翔「言いだしっぺなら頑張りなさい」




水族館はカップルも多いけど1人でも楽しいよ(強がり)




提督「ちょっとなら声が出るようになったぞ」



川内「普通にご飯食べれる?」



川内「無理ならお粥?」



提督「普通でも大丈夫だと思うぞ」



提督「ありがとな」



川内「別に・・・」



提督「どうした?」



川内「あの・・・」



提督「?」



川内「今度さ・・・元気になってから、暇なときでいいんだけど」



川内「はい、これ!」



提督「なんだ?水族館の優待券?」



川内「暇なら一緒に・・・いこ?」



提督「・・・おぅ」



川内「・・・それじゃ///」バタン



提督「・・・イルカとか見たいのかな?」




要望を通すのはとっても大変、言われた側は頑張るしか言えない




電「電も授業受けたいのです・・・」



雷「でも私達任務着いちゃってるし」



暁「主戦に出るくらいだから必要無いわ」



響「体で覚えた方が早いんだよ」



電「なのです・・・電達の時はそんな事してる暇なかったのです」



暁「有無も言わさず出撃、対処は体で覚えろだったものね」



響「ここに来てからはそんな事無いからいいんだよ」



雷「司令官に感謝ね」



電「なのです・・・でも学校も体験してみたいのです」



・・・



提督「・・・」フム ←in ダンボール



青葉「何やってるんですか?のぞきですか?」←in ダンボール



提督「ならお前も同罪になるぞ?」



青葉「今の体制になるまで時間掛りましたからね~彼女達も不憫です」



提督「出来れば叶えてやりたいが・・・これも今の体制を変えなきゃならん」



提督「上の苦労だな・・・」



青葉「でも通すんでしょ?私知ってます」



提督「無茶言うな~善処します」





服を買いに行く服くらい常備しとこう




長門「う~む・・・この服寒いぞ」



陸奥「部屋着にすれば~いくつかあるでしょ?」



長門「でもな・・・ジャージしか無くて」



陸奥「姉さん外出する時、いっつも来ないじゃん」



長門「服を買いに行く服が無い・・・」



陸奥「・・・我が姉ながら圧倒的女子力の低さに泣けるわ」オヨヨ



長門「今までは全然気にしなかったが・・・その・・・」



長門「皆、結構お洒落してるじゃないか。休みの日とか」



陸奥「・・・で自分の服見て絶望ね~遅いわよ」



長門「うぅ・・・」



陸奥「あたしのはあげないわよ、姉さんガタイいいから着たらのびちゃうし」



長門「・・・(´・ω・`)」



陸奥「(困った姉だ事、手を打っとかないとしょげたままね)」




男の子は風になりたい時もある




提督「うおおおおお」ギューン 



川内『鎮守府警備中の全艦娘に告ぐ、逃亡者が鎮守府内を南に向かって逃走中。幹線通路を封鎖し逃亡者を捕獲せよ!』



提督「ROLLING AROUND AT THE SPEED OF SOUND~」シュシュシュシュ



電「はわ!?」



雷「バリケードが無意味だわ・・・」



提督「too easy! 遅すぎるぜ!」シュタタタ



那珂「めんどいから砲撃準備―」



曙「ほんとに撃つの?」



漣「演習弾だし、大丈夫だよ・・・きっと」



朧「Hey guy’s. Take care!」



潮「朧ちゃん?・・・なにそれ」



那珂「窓は狙わないようにね~撃て―!!」



ドドドドドド



提督「Oops!こんなん喰らったら骨折れるわ!」←窓から避難



・・・



天津風「・・・なにこれ」



扶桑「提督が執務から脱走する事があるんですよ・・・1ヶ月に1回位」



翔鶴「川内さんも楽しんでますよね、これ」



扶桑「いつもお遊びの範囲を超えないからいいんですけど・・・心配です」



天津風「(お父さん、お母さん・・・私は凄い所に就職してしまいました)」




雑コラはおふざけの範囲で




響「むむむ」カチカチ



夕張「さっきから何してるの?突然PC貸してって・・・」



響「出来たんだよ!」デーン



夕張「何が?」



響「響のコラ画像なんだよ!頑張ったんだよ!」



夕張「まさか自分のコラ画像作るとは思わなかったな~」(・。・;



響「これなんだよ!」→ 参考画像 http://gyazo.com/e02ca277e0267186d87b02d108de26c8



夕張「・・・なんでザンギ?」



響「響もマッチョに憧れる年頃なんだよ・・・」



響「ムッキムッキになってみたいんだよ」ウットリ



夕張「響ちゃんの思考が分らん・・・」



響「ちなみに暁のも作成中なんだよ!」



夕張「自分だけで満足しときなさい、それ以上は争いが起きるわ」




暗証番号は覚えやすいのにしちゃう




赤城「ここのご飯は美味しいです!」ムシャムシャ



鳳翔「・・・これは持ちませんね、材料が枯渇寸前です」



間宮「どうしましょう・・・」



鳳翔「提督を呼んでるのでそれまで耐えましょう」



・・・



提督「うちの食堂を荒らす馬鹿はどいつだ~」



赤城「・・・別に荒らして無いわ」



提督「貴様・・・連絡を受けて来てみれば・・・」



提督「ここはお前専用の食堂では無い!抑えろバカ者」



赤城「・・・」モグモグ



提督「7382」ボソッ



赤城「!?」ピタ



提督「赤城・・・お前のキャッシュの暗証番号これだろ」



赤城「なんで知ってるのよ!!」



提督「どうせお前の事だ、昔から使ってるこの数字だろうと思ったよ」



提督「少しは捻って変えたらどうだ?」



赤城「だって・・・忘れそうじゃない」



提督「これに懲りたら食堂荒らすのをやめるんだな」



赤城「・・・くっ」



・・・



天龍「おいおい提督が財布握ってるのかよ」



龍田「まるで夫婦ね~」ウフフ



天龍「それ特定の奴の前で言うなよ」




薬に頼りっきりなのは良くない




提督「鎮痛剤が切れたぁ~補充せねば・・・」



明石「いらっしゃいませ、何かお探しで?」



提督「鎮痛剤」



明石「・・・」



明石「流石に消費速すぎですよ・・・いくら体調が戻らないからって」



提督「あぁ?」



明石「(体調崩すと薬に頼りっきりだからな~この人。機嫌悪っ)」



提督「俺の体だ、早死にしようとだれも文句は言わん」



明石「いや、貴方はここの責任者でもあるんですから・・・そんな事無いですよ」



提督「昔からだからな・・・無いと体が持たん」



明石「本格的に病院行った方がいいのでは?」



明石「(誰かこの薬中止めてください・・・)」



神通「提督!これ以上お体に鞭打つのはおやめください」



提督「神通・・・でもな・・・」



神通「言い訳は聞きたくないです!辛かったら言ってください・・・私が傍に居ますから」



提督「・・・」



川内「・・・」ギュ



提督「川内?」



川内「辛いからって薬に逃げたらかっこわるいよ・・・大丈夫だよ」ニコ



提督「う~む」



明石「(なんだこれ・・・)」



那珂「(ごめん、周り見えてないから)」



明石「(あ、はい)」




格ゲーの技を真似するのは誰もが経験する道




提督「あ~だるい」



那珂「人形設置完了だよ」



提督「あいよ」



提督「格闘訓練っている?砲撃主体なんだからいらねーと思うが」



神通「これも基礎です、訓練生の前ですよ頑張ってください!」



提督「ほどほどに頑張るわ」



曙「相手をつかめる距離まで近づいたら負けだと思う」



漣「CQCだよ」



朧「一応、必須科目」



曙「絶対要らないわ・・・しかも提督って男だし見ても・・・」



漣「それは言えてる~でも神通さんとかの見てもね~ぶっちゃけ次元が違うし」



朧「痴漢対策と思えばいい」



潮「・・・」ズ~ン



曙「潮はなにやってるの?」



漣「この授業が嫌だったらしいよ」



提督「取りあえずストレス発散って事で・・・イクゾ!!」シュ



提督「ハッ!ハッ!シェイサー!!」ドドドドド



那珂「やっぱコンボ練習みたいになるのね」



神通「・・・(これをどう説明すれば皆のモチべ上がるかしら)」



漣「うおおおおおお凄い!人形相手にノ―ゲージコン!さすが提督!」



朧「もうそろそろバウンドする」



潮「」ポカーン



曙「・・・どう突っ込めばいいのよ、これ」



提督「テゥテゥテゥ」ズドズドズドズド



那珂「もうしゃがんでキックしかしてないし・・・」



神通「・・・」コマリガオ




デートって計画立てるのが大変、予定組まないとグダグダになる




提督「うむ・・・川内に貰った優待券・・・期限今週やん」



提督「あいつ見てなかったのか?」



提督「無駄にするのもなんだし・・・それに」



川内『暇なときでいいんだけど・・・』



提督「とか言っちゃってさ・・・これは男なら受けざるえんな」



提督「なら着てく服選ばないとな・・・え~と、うわクシャクシャだよ、アイロンかけよ」ガサゴソ



提督「後は周辺の地図と施設確認して・・・電車とかの時間も見とかなきゃな・・・」PCキドウ



提督「できればいい所でご飯食べたいから~予約出来るレストランは~どこだ」カチカチ



提督「あとは~なんかあるか?・・・そうそう行く日絞ってイベント確認しとかないとっと」



提督「あいつ何好きだっけ?・・・あんまり知らんな、那珂に救援要請のLINEを飛ばしとこう」



提督「最近寒いからな~天気予報も見とかないと・・・気温で持ってく物変わるし」



・・・



青葉「・・・」キキミミタテ



天龍「何してんだ?こんな所で」



青葉「提督がモテる理由が分った気がします」



天龍「あっそう、こんな所じゃ風邪引くぞ?」



青葉「天龍さん優しい」キュン



天龍「やめろ、鳥肌立つわ」ゾワ



青葉「乗ってくれないんですね・・・青葉寂しい・・・」



天龍「どこぞのアホと違って俺は忙しいんだよ、暇ならお前も手伝え」ガシ



青葉「え?嫌ですよ、やめてください服が捥げます!いやー」ズルズル




男らしく。でも主語は忘れずに




提督「川内」



川内「なに?」



提督「○日か△日は空いてるか?」



川内「○は空いてるけど・・・何?」



提督「その日空けとけよ、水族館に行く」



川内「えっ?・・・うん」



提督「どうした?嫌か?」



川内「なんでもない、○日だね・・・わかった」



提督「おう、エスコートは任せな」



提督「覚悟しとけよ(俺の完璧スケジュールに驚くがいい)」



川内「(覚悟って何!?///もしかして///もしかする!?)」カオマッカ



提督「楽しみにしときな」ハハハ



川内「」プシュー




初デートは緊張するもの




川内の部屋



那珂「姉さんどしたの?相談って」



川内「実は・・・提督に」



カクカクシカジカ



川内「と言う事なんだけどさ」



那珂「・・・随分と攻めたね姉さん」



川内「いつもは結局行けなかったりするから・・・その・・・」



那珂「自己満で誘ったの!?もうちょっと考えてから行動したら?」



川内「あの時は負けたくなくて・・・」



那珂「で、相手がその気になってヘタレると・・・」



川内「何着てけばいいかわかんないし・・・何持っていけばいいかも」



那珂「仕方ない、姉の頼みだし・・・服装くらいは見てあげよう」



川内「よろしく」



那珂「提督の事だから大丈夫だと思うけど・・・朝帰りも視野に入れないとね」ニヤ



川内「やっぱり?///」



那珂「提督も男だしね、向こうがデートプラン建ててるならそりゃぁねぇ・・・(まぁ無いと思うけど)」



川内「あ~なんかお腹痛くなってきた」



那珂「子供かい、覚悟決めなよ」




香辛料は数が多くて把握できない




鈴谷「てーとくー」



提督「なんだ?」



鈴谷「これお裾分け~」



提督「なにこれ?粉?」



鈴谷「ターメリック」



提督「これをどうしろと?」



鈴谷「後はクミンにカルダモン、フェヌグリークもあるよ」アゲル



提督「いや貰っても・・・てかこれ何?カルダ・・・何だって?」



鈴谷「え?」



提督「いやな・・・何その『この人大丈夫?』みたいな顔」



鈴谷「ごめんごめん、アジョワンも要るよね」ハイ



提督「だから!これどうしろって言うんだよ!そもそも何これ?ターメリック以外分らんわ!」




先輩は大体怖い



天津風「…」キョロキョロ



天龍「来たぞ…ターゲットだ」



木曾「おぅ、任せとけ」



天津風「やっと道覚えてきたぞ…食堂も1人で来れるようになった」



木曾「よぅ新人ちゃん、1人なら俺と飯食おうぜ」



天津風「えっ…よ、よよよかろう、我と共に晩餐を楽しもうではないか」



木曾「…おう」



木曾「お前さんはどこ出身だ?」



天津風「京都」



木曾「なら舞鶴か、俺は長崎なんだ」



木曾「長崎はちゃんぽんが美味いぞ~」



天津風「そうなんですか…(なにこれ…すごく逃げたい)」



木曾「席は~席席~」



天龍「空いてっぞ~こっち来いよ」



木曾「ありがとな、天津風も座れよ」



天津風「う、うむ」ストン



天龍「よう天津風、ここには慣れたか?」



天津風「我にかかれば造作も無いことよ」クハハハ



天龍「そうか…そりゃよかった」ニヤァ



木曾「元気な奴が入ってくるのは先輩としてもうれしいぜ」ニヤァ



天津風「(あっ…私虐められるかも)」ブワッ




聞いちゃいけない事ってあるよね




天龍「天津風、俺達の倶楽部入らないか?」



天津風「倶楽部?」



天龍「ただの呼称だけで特に何もしてないけどな」



木曾「参加条件は俺達の共通点だよ」



天津風「ん?・・・眼帯?」



天龍「その通り、眼帯倶楽部だ」



木曾「ほんと活動皆無だけどな・・・なんかしたか?」



天龍「この前は・・・一緒に食べ歩きしたな」



天津風「(お洒落で付けてるのかな?なら同じ趣味かも・・・)」



天津風「貴公達は・・・なぜ眼帯を?」



天龍「これか?・・・むかしヘマしてな~」



龍田「あ、話しちゃう~?嫌がってたのに」ヒョコ



天龍「何処から出てきた・・・こっちから誘ってるんだ答えなきゃ納得出来ねーだろ」



龍田「天龍ちゃんが良いならいいけどね~」スススー



天津風「それは装飾で付けているのではないのか・・・?」



天龍「俺の左目は昔至近距離で喰らっちまってな・・・弾丸が見事に眼球を・・・って感じだ」



木曾「うわぁ・・・それ飯食った後にする話か?」



天龍「聞かれたんだし、嘘ついてもな」



天龍「木曾、お前はどうなんだ?ちゃんとした理由俺も聞いた事無いぞ?」



木曾「俺のか?俺はな~」



天津風「別に嫌なら・・・(なんか何もないのに眼帯してる自分が恥ずかしい)」



木曾「お前キャラブレブレだぞ?大丈夫か?」



木曾「別に隠してる訳じゃねーしな、聞かれた事は無いが」



木曾「俺の右目は移植した奴だから色違うんだよ、しかも視力が全然違うから見えないのと一緒だ」



天龍「一応見えてたのか、それ」



木曾「艦娘なりたての頃に酸素魚雷が暴発してな、金属片がきれ―に俺の目抉っちまって」



木曾「移植成功したはいいが・・・視力が違い過ぎて」



天龍「へー」



天津風「・・・」フルフル



天龍「大丈夫か?この手の話NGだったか?」



天津風「・・・なんかごめんなさい」



天津風「カッコいいからとかの理由で着けててごめんなさい」ポロポロ



天龍「・・・なんか地雷踏んだ?」ボソ



木曾「いや、そんなはずは」ボソ



天津風「ふええええええええん(趣味だとか浮かれてた自分が憎い・・・)」ボロボロ



天龍「木曾何とかしてくれ!」アセアセ



木曾「こういうのはあんたの方が慣れてんだろ?いつも駆逐相手にしてんだから」アセアセ



天龍「宥め方なんてしらねーよ!なにを間違えた?」




この後、報告を受けて提督が来るまで食堂には天津風の泣き声がこだました。




提督「ちなみに こだま って調べると 樹木に宿る精霊。木の精。「―が攫(さら)うぜ、昼間だって容赦はねえぞ」〈鏡花・高野聖〉って出てきた」



提督「なんかカッコいいね!」




シフトの時間帯が違うともう他人レベル




那珂「なんか最近、地味な気がする・・・アイドルなのに」



神通「それはテレビの収録が多いからじゃないの?」



那珂「そうだけど・・・なんか納得が・・・」



神通「はぁ・・・」



???「あんたらはいいわよね」



那珂「その声は!?」



叢雲「あたしなんか基本昼シフトだから絡みほぼゼロよ!」



叢雲「朝の6時に起きて昼遠征行って、夜寝る。普通のはずなのに・・・」



那珂「あぁ・・・うん」



叢雲「司令官なんて、3日前の寝る直前に見ただけよ・・・」



叢雲「皆、休み挟んでシフト変わるのに・・・」



神通「昼メインの方って皆寝るの早いですよね」



叢雲「この前なんて、武蔵?さんに訓練生に間違われたわ」



叢雲「あたしの方がキャリアあるのに・・・寝るわ、おやすみ」



那珂「これは・・・ちょっと・・・うん」




捌ききれないなら受けない方がいい




執務室



提督「最近、うちも賑やかになってきたな~」



川内「そ、そうだね」キョド



提督「どうした?借りてきた猫みたいになって・・・」



川内「いや?別に?」



提督「・・・よし、終わり。川内も戻っていいぞ」



川内「あ・・・うん、分ったよ。じゃあね」シュン



バタン



提督「なんだ?トイレじゃなかったのか・・・帰らせて損したわ」



提督「一人でお仕事~」カキカキ



陸奥「提督―姉さんの服一緒に買いに行ってあげて~」ガチャ



提督「なんだ?服だと?服くらい持ってるだろ?それに俺じゃなくてもいいだろ」



陸奥「姉さんがお洒落に気を使うと思う?」



提督「・・・否定できないのが悲しいな」



陸奥「新しい服が欲しいんだって~見てあげてよ」



陸奥「正直姉さんの服の趣味分んないから女よりも男に見繕って貰った方がいいと思うの」



提督「一応手帳に書いとくが・・・いつになるか知らんぞ?」メモメモ



陸奥「頭に入れるだけ入れといてよ~よろしく」バタン



提督「服なんざ・・・どれも一緒じゃねーのか」



那珂「ていとくー」ガチャ



提督「なんだ?」



那珂「昼メインの子いるじゃん」



提督「いるな、羽黒とか叢雲とか・・・あいつら元気?最近見てないんだが」



那珂「その子達と夜の子に溝出来てるよ」



提督「マジか、思ったより交流無かったか~」



那珂「相対的に人少ないからね~昼は」



提督「昼は遠征メインだが・・・一応戦力として重巡までは配置してるからな」



那珂「夜の子達も昼シフトではあんまりお喋りしてないみたいだよ」



提督「・・・これも改善しないとな~鎮守府内で溝とか勘弁だぜ」メモメモ



那珂「提督が昼も起きてればいいんじゃないの~」



提督「俺に寝るなと?それとも日光に溶かされろと?」



那珂「一応報告、私達でも動くけど。何とかしてあげてね。それじゃ」バタン



提督「ほんとやる事多いな、一覧どうなってんよ?」



・電達(駆逐艦)に授業 戦力割けない


・川内と水族館 まだ予約取れてない


・長門の服 これも出かける?


・昼と夜の溝改善 シフト変更?  etc・・・



提督「・・・これ捌くの?てかそろそろプラン決めないと○日じゃん」



提督「なんか大変だな・・・俺」




別に11月11日じゃなくても・・・




明石「はぁ・・・疲れた・・・」



提督「よう明石、繁盛してるか?」



明石「今日はポッキーが超売れましたよ・・・さすがギネス記録持ちのお菓子」



提督「今日は11月11日か・・・なんでポッキーなんだ?」



明石「こういうのは言ったもん勝ちですよ、速いものが本元になるんですよ」



提督「おれはトッポの方が好きなんだが・・・」



明石「トッポならありますよ?今日は1個も売れてないので」



提督「・・・最後までチョコたっぷりなのに」



明石「響ちゃんがすぎのこ村探してましたよ・・・」



提督「あれもう売ってないし・・・」




お菓子に著作権は無い(商品名は別)なのでそれに似た物は大量に出来る




曙「ポッキーの日ね~上手い事考えたわね~」ポキポキ



漣「ポッキー・・・私は違うの持ってきたZE☆」



曙「何?」



漣「バトンドール!!」ドン



曙「何それ?」



漣「大阪のお菓子、ちょっと太いポッキー」



曙「結局ポッキーの類似品じゃない」



朧「あたしはMikado」



曙「また名前から想像できない物を・・・帝?」



朧「ヨーロッパ版ポッキー」



曙「またポッキーかよ!」



潮「私はムースポッキー、これ好き」エヘヘ



曙「潮・・・あんた可愛いわね」



漣「後は~フランにペペロに~ツケボーもあるよ!」



曙「・・・どうせポッキーみたいなお菓子でしょ」



曙「てかよく持って来れたわね・・・ヨーロッパとかどうやって買ってきたの?」



朧「明石さんとこに売ってた」



曙「・・・仕入れルートが想像つかないわ」




日本の城の概念は結構あやふやだったりする




電「ふわぁぁ」ムク



雷「おはよう電、もうお昼よ」



電「でも今日はお休みなのです~」



暁「もっとLadyとして凛とした・・・あれ?響は?」



響「なんだい?」



電「何やってるのです?」



響「昨日のポッキーでお城作ってるんだよ」



雷「溶けるわよ・・・」



暁「モデルは?」



響「躑躅ヶ崎館」



電「?」



雷「マニアックね、好きな戦国武将は?」



響「前田利益」



雷「武田じゃないの!?」




概念として考えるとそこから進まない




鈴谷「う~ん不評だったかポッキー風カレ―」



熊野「カレ―から離れなさいな・・・一つ覚えは馬鹿がする事ですわよ」



鈴谷「ナンをスティックにすれば行けると思ったんだけどな~」



熊野「別にナンやカレ―を批判する訳じゃないですけど・・・普通に食べればいいんじゃなくて?」



鈴谷「う~ん、難しい」



熊野「貴方の思考、普通の考えを8回位捻ってるんじゃないの?」



鈴谷「まぁいいか!今日はキ―マが食べたい!」



熊野「鈴谷の半端ないポジティブな所は評価しますわ」




きっかけを作ってあげるのもお仕事




提督「北上―」



北上「なんですか?仕事ですか?」



提督「そうだ、任せたい事がある」



北上「♪~」



提督「昨日の休みは満喫できたか?」



北上「やる事無いです・・・」



提督「誰かいないの?一緒に遊ぶ子とか」



北上「・・・」メソラシ



提督「今度暇なら俺と映画でも見るか?」



北上「いや・・・その~非常にありがたいんですが・・・」



提督「そこまで律儀に返さなくていいよ・・・せめて体は休めとけよ」



北上「で、何するんですか?」



提督「本題忘れてたな、今回はまた提督代理だ、○日の1日間」



提督「あと、北上には昼・・・遠征組の指揮やってくれない?」



北上「指揮ですか?」



提督「彼女等にはほとんど独断で動いて貰ってるからな」



北上「それなら古参の方に任せた方が発言権があると思われますが」



提督「唯、班メンバー決めて欲しいだけだよ。誰と誰が仲がいいとか、仲が悪いとかそういうのを考慮してな」



北上「・・・何で私なんですか?」



提督「聞いた話によるとお前、休日は部屋から出てこない・仕事中は基本無口だろ?」



北上「必要最低限の会話はしてます」



提督「これだと連携に支障が出来る・・・意味は分るな?」



提督「北上は優秀だ、でも連携出来なきゃ出撃も執務もな」



北上「・・・」



提督「これが1人暮らしならいいんだが、如何せんここは共同生活してるんだ」



提督「しかも命を預ける仲間達だ、ちょっとの綻びが全滅を招いちまう」



北上「でも私だけでは・・・」



提督「そう思って補佐をつける、come on!」ユビパッチン



電「なのです!」ケイレイ



提督「電は最古参の一人だ、彼女にサポートしてもらいな」



電「よろしくなのです」



北上「・・・」



提督「どした?」



北上「いえ、昔同じような事があった気がして・・・」




???『彼女と一緒に頑張りなされ』フォフォフォ



???『貴方が私の相棒ね。私は大井、よろしく』



大井『新人同士頑張りましょ?』




北上「(結局頼ってばかりだった・・・)」



北上「お任せください、頑張ります!」



提督「なら安心だな、電は皆のイメージとか、こんな人ってのを教えてあげてくれ」



電「了解なのです、因みに電は4人姉妹なのです!」



北上「そ、そうなの?」



電「なのです!」




無口キャラはやめた方がいい、絶対孤立するから




鈴谷「電ちゃ~ん?どこ~?」



電「・・・なので、鈴谷さんはカレーなのです」



鈴谷「あ、いたいた。電ちゃん」



北上「なるほど・・・」



鈴谷「あれ?珍しい組み合わせ」



電「電は北上さんの補佐になったのです!先輩として教えてるのです!」



北上「お世話になります」



鈴谷「遠くから見たら逆にしか見えないよ・・・」



鈴谷「天龍が呼んでたよ?今度の遠征かなんかで打ち合わせだって」



電「niceなタイミングなのです!北上さんも一緒に来るのです!」



北上「いや、流石に私は・・・引っ張らないでください」



電「近くから見て皆を知るチャンスなのです!」



北上「それなら遠くからでも・・・」



電「直接お話すればもっと分り合えるのです!誰とでもお友達になれるはずなのです!」



北上「そうでしょうか・・・」



電「やってみないと何も始まらないのです!レッツゴー」グイグイ



鈴谷「・・・電ちゃんって結構攻めるね」




過不足はレジの最大の敵




川内「・・・」キョロキョロ



明石「いらっしゃい川内さん、なにかお探し?」



川内「いや~そのあのえと」



明石「それじゃ万引き犯みたいですよ・・・もっとシャキっとする!」



川内「そんなことしないよ!!・・・これください」



明石「別にうちはエロ本なんて置いてないですし・・・ってあ~女性誌ね」



明石「皆買っていきますよ?何を恥ずかしがってるんですか?」



川内「こういうの買った事無いし・・・それに・・・」



明石「今回の特集は『冬直前!冬向けデート用コーデ』・・・提督とデートですか~」ニヤニヤ



川内「///」プシュー



明石「そういう雑誌は生々しい事も書いてますから色々と勉強になるかもしれませんよ?」ニヒヒ



川内「もぅ!からかわないでよ!!お釣り要らない!」タタター



明石「待って!!持って帰って!余分にレジにあったら日報書くとき困るの!!待ってええええええ」




真名とか別名つけると覚えるのが大変




天龍の部屋



長門「てんりゅーお呼びだぞ」ガチャ



天龍「誰からだ?」



長門「提督だ、報告書みてお怒りだったぞ」



天龍「げ、やっぱり響に任せるんじゃなかった・・・」ハァ・・・



長門「おや?珍しい組み合わせだな」



木曾「仲良くなったんだよ」



天津風「我等は一心同体ぞ」フハハハ



長門「何してるんだ?」



天龍「暇だからポーカー、賭けは菓子だから安心しな」



木曾「天津風強いんだぜ?さすがエアヴァルトゥングヴィント」



天津風「その名を覚えて・・・」



木曾「俺たちゃ仲間だ、仲間の名前は覚えないとな」



天津風「クロスボーンよ・・・」



木曾「俺は海軍なんだが・・・まぁいい」



長門「仲がいい事はいいことだ」



天龍「まぁ案外気が合うって奴だ、だろ天津風」



天津風「無論よ!LeereLindwurm ・・・我と同じ『天』を司る者」



長門「れーれ?なに?」



天龍「あいつが付けたあだ名だよ、親友の証みたいなもんだ」



長門「遊ぶのはいいが呼び出しには早めに行けよ?」




大体夜更しで遅れる




提督「さて、今日は運命の○日・・・何着てこっかな?」



提督「ふつーにシャツとジャケットでいいや」



・・・



コンコン



提督「おーい川内?」



川内「・・・」ムク



提督「あれ?まだ寝てる?」



川内「・・・何?」ガチャ



提督「あれ?寝起きか、なら出発時間遅らすか」



川内「あり?何かあったっけ?」



提督「今日は出かける予定だったろ?仕度出来たら呼んでくれ、俺は部屋に居るから」



バタン



川内「・・・」アオザメ



川内「きゃあああああああ忘れてたああああああああ」



川内「何着てこ?てかメイクはどうするべき?」アセアセ



<ウオオオオオオオオオオオオ



天龍「何だよ・・・お隣さん怖ぇえよ・・・」ビクビク




変装はやり過ぎると誰だかわからん




提督「うむ・・・暇になったな」



提督「昼前だしな・・・軽く食べてもいいが、どうしよ」



提督「食堂行こうか・・・」



提督「いまいつもと違う服だよな・・・これで黒髪にしたら変装になるかな?」



提督「よし、暇つぶしにやってみよ~」ウィッグソウチャク



提督「ちょっと声のトーン下げて・・・」



提督(変装)【よっしゃ行くぜ!】



数分後、不審者として追い掛け回された




ちゃんとした嘘は通せば本当になる




部屋出て数分後



響「な、ななな~」テクテク



提督(変装)【すまない、御嬢さん。お訪ねしてもいいかな?】



響「!?誰?不審な輩なんだよ」シュバ



提督(変装)【私は・・・君達の提督の兄弟。あいつの兄貴なんだ】



響「そうなの?良く見れば目が赤いし顔も似てるんだよ!」



提督(変装)【すまないね驚かせてしまって、会いに来たんだが・・・道に迷ってしまってね】



響「なら案内してあげるんだよ!」



提督(変装)【ありがとう、助かるよ】



提督(変装)【(これはデカイ、味方を作っとけば動きやすいぞ)】



神通「響ちゃん?そちらの方は?」



提督(変装)【あ、やべ】



響「提督のお兄さんらしいんだよ」



神通「お兄さん?提督に兄弟は居ないはず・・・誰ですか?答えによっては武力措置を取ります」スチャ



提督(変装)「くそ、こんなに早くばれたら面白くない!サラバ!!」ダッシュ



神通「不審者です!青葉さん!館内に通達してください!」



青葉「あいあいまむ」ヒョコ



提督(変装)「なんで神通に会うかな~運ないわ~」




長年の付き合いはちょっとの変化があっても変わらない




提督(変装)【どうしたもんか・・・】



赤城「あら?」



提督(変装)【赤城・・・】



赤城「あなた何やっての?黒髪になんかにして・・・らしくないわよ」



提督(変装)「あれ?ばれた?」



赤城「何年顔合わせてると思ってるのよ・・・さっき通達があった不審者ってあんた?面倒事に巻き込まないでよ」マッタク



提督(変装)「勝手に俺の鎮守府に居座っといてそれかよ・・・」



赤城「・・・あんたが変な電話よこさなかったらこんな事には!」



提督(変装)「ごめん、ちょっと匿ってくれよ。部屋入るぞ」



赤城「ちょ!?待ちなさい!いくら幼馴染でも・・・待って!待ってって言ってるでしょ!!」




[chapte:幼馴染との会話なんて意味がない事ばっか]




赤城「人の部屋に勝手に入るとか・・・信じられないわ」



提督「そう言いながら入れてくれる辺り好感度は低くないんだな?」



赤城「腐れ縁補正よ、勘違いしないでくれる?」



提督「いや~変装してビックリさせようとしたら神通に見つかってな」



赤城「優等生ちゃんに冗談通じないから・・・」



提督「それよりどうすっか・・・俺の軍服俺の部屋だぞ」



赤城「まぁ・・・ほとぼり冷めるまで大人しくしてたら?」



提督「それだと川内が困るかもしれん・・・今日は一緒に出かけるんだ」



赤城「・・・あんた出かける前に何やってるのよ、馬鹿じゃない?」



提督「取りあえず外から・・・でも・・・」ウーン



赤城「時間あるんでしょ?」



提督「そうだな」



赤城「なら、ここで・・・時間つぶしてけば?」



提督「赤城がいいならそれでいいが・・・炬燵出したんだな、押入れに入れといた奴」



赤城「寒いもの、それくらい許してよね」



提督「自由に使ってくれても構わんさ、俺も使うし~」モゾモゾ



赤城「まるで自分の部屋ね」



提督「この鎮守府の提督は俺だ」



赤城「それ職権乱用よ」



提督「なんとでも言え・・・こんな会話も久しぶりだな」



赤城「学生時代はほぼ毎日だったけどね・・・」



提督「あんまり変わってねーな、俺達」



赤城「変わらなくてもいいけど・・・」ボソ



提督「なんか言ったか?」



赤城「べつに?あんたはガキのままって思っただけよ」




メイクはすっごい時間掛る




川内「詳しくわかんないけど、那珂から貰ったワンピ?にした」



川内「アシメトリーバイカラー?値札に書いてるけどよくわからん・・・」



那珂「姉さん用意出来た?」



川内「那珂・・・」



那珂「メイクは目元とチークで十分だよ、後はそれだけかな?」



那珂「それだけなら那珂ちゃんが20分で仕上げてしんぜよう!感謝してよね?」



川内「うん・・・」



那珂「今は皆お祭り状態だからのんびりでも大丈夫だと思うよ?どうせ提督か馬鹿したんでしょ・・・」アノアホ・・・



川内「・・・」



那珂「随分と乙女だね~それは提督と出かけてからにしなよ」



川内「ありがと」



那珂「お構いなく、ささメイクやるよ。アイドル直伝メイクを!」




Cendrillonはフランス語でシンデレラ 




那珂「出来た~」



川内「///」



那珂「よし、行ってきなさい!」ビシ



川内「なんか恥ずかしい・・・」



那珂「ここまで来てそれぇ!?はやく行った!」ホラ



川内「えぅ・・・分ったから・・・」



那珂「変な所は無いよ、自信持って行ってきな」



川内「ありがとね、那珂」



那珂「提督待ってるよ早く!」



川内「いってくる」タタター



那珂「走らない!いつもはスパッツ履いてるけど今は無いんだよー」



川内「!?」ハッ



那珂「お淑やかにね」



川内「うん」



・・・



那珂「那珂ちゃん・・・なんでシンデレラの魔法使いになったんだろ・・・」



那珂「那珂ちゃんもシンデレラになれるかな?」




やっと始まる2人のデート




提督「そろそろ川内探すわ」ヨイショ



赤城「精々恥かかないように」



提督「俺のプランは完璧だ!」



赤城「はやく行きなさい相手が待ってたら最悪よ」



提督「ありがとな~それじゃ」バタン



赤城「・・・私も甘いのかもね」



・・・



川内「・・・」コソコソ



提督「・・・」コソコソ



ドン



提督「すまん、大丈夫か?」



川内「ごめん」



提督・川内「・・・」



提督「川内?」



川内「///・・・何?」



提督「可愛いな」



川内「!?」ボン



提督「いつものアグレッシブなイメージじゃなくて女の子って感じ」



川内「どんなのよ・・・///」



提督「準備はできたんだな?」



川内「うん」



提督「なら出かけるか」



川内「ん」



提督「なんだ?」



川内「・・・手」



提督「手?」



川内「今日は慣れてない靴だから・・・躓いたら嫌だし・・・手」



提督「あぁ、わかった。躓いたら俺を支えにしな」ギュ



川内「うん・・・わかった」



提督「じゃ、エスコートは任せな。御嬢さん」ニコ



川内「お手柔らかに・・・お願いします///」




よくわからん奴がいたりする




提督「それにしても・・・水族館にいくなんて何年振りだろうか」



川内「海いっつも見てるからね~よくよく考えるとバットチョイス?」



提督「そうでも無いがな、イルカなんて見た事あるか?」



川内「夜だし見えないよ、それにこの近辺に住んでないよ」



提督「ならいいじゃないか、いつもとは違う海の中、伊型潜水艦達の視点だぞ?」



川内「そう言われるとそうかもね」



提督「深海棲艦とかいたら笑うわ」



川内「それは笑えないよ・・・」




受付やってると絶対出会う定め




水族館



提督「久しぶりだな~でけ~」



川内「何見る何処行く?」ワクワク



提督「最初は一通り見ようぜ」



川内「いこいこ」グイグイ



提督「焦るなって転ぶぞ?」



川内「は~や~く~」



提督「待てって、チケット渡してからな。落ち着け」



・・・



受付「いらっしゃいませ」



提督「これで大人2人。お金いる?」



受付「いえ、こちらご提示で料金は必要ありません」



提督「ありがと、いくぞ」



川内「わ、ちょ、あぶな・・・」ダキ



提督「大丈夫か?」



川内「うん」



提督「危なっかしい・・・ほら手」



川内「ありがと///」ギュ



提督「もぅ俺が抱きあげて回ってやろうか?」



川内「なんでさ!?」



ハハハ、モゥ!バカニシテー!!



受付「・・・熱いわぁ~」




無邪気な子は見てて可愛い




川内「わーい」



提督「最近のって凄いな・・・俺の知らん魚ばっかだ」



川内「提督食べれる魚しか見ないじゃん・・・もっと知識として調べてみたら?」



提督「く・・・生きてく上で必要なかったもん」



川内「そうだけどさ・・・」



提督「このガラス?アクリル?の水槽厚さどんくらいだろうな?」コンコン



川内「水圧によって違うらしいよ、でもおっきい水槽だと60センチ位らしいよ」



提督「お前詳しいな、好きなの?」



川内「ここの説明文に書いてる」ユビサシ



提督「そうなの・・・」



川内「なにさ急にがっかりして」



提督「いや、別に」



川内「?まぁいいや一番おっきい水槽見にいこ」グイグイ



提督「引っ張らなくても・・・」



川内「魚は逃げなくても時間は過ぎていくから・・・今日みたいな日、ほとんど無いし」



提督「・・・そうだな」



提督「まだ時間はあるさ、焦らなくても大丈夫さ」



川内「うん!」ニコッ



提督「・・・(川内も女の子なんだな)」




水族館のお土産高いです・・・




提督「川内、ショーでも見ていくか」



川内「何の?」



提督「オルカ?シャチか」



川内「あのサメより強い奴だね」



提督「え?サメより強いの?」



川内「大きさ違うし、群行動で狩りしてるし・・・」



提督「シャチって親しみがないんだよな・・・あんま見ないし」



川内「親しみ持ってるの飼育員さんと学者くらいじゃない?」



提督「それもそうか・・・」



川内「後何分?」



提督「20分だな、遠目からだな。水が飛んでくるかもしれん」



川内「了解~」



提督「ショップとか見てくか?」



川内「キーホルダーとか結構お洒落だよね」



提督「ここ限定だからな、アートって感じがするのも多いな」



川内「おそろいの買おー神通の那珂の分も~」



提督「妹想いのいい長女だな」



川内「そーでしょ?」エヘヘ




慣れると警報とか焦らない





龍田「天龍ちゃ~ん。不審者ですって~怖いわ~」



天龍「へ~」



龍田「焦ったりしないのね」



天龍「馬鹿共の仕業だろう、じゃなきゃ龍田がこんな笑顔じゃねーよ」



龍田「あら分る?」ウフフ



天龍「それに侵入者が来たら即時に叩き出されるわ、うちの忍者どもに」



龍田「うちって警備員要らないわね」



天龍「そうだな~あ、そこの髪留め取ってくれ」



龍田「物騒な平和空間ね~ここ」ハイ



天龍「青葉も面白がってやってやがる、放送のとき笑ってやがったし」



龍田「あれで大半が二度寝らしいわ~うちって凄いわね」



天龍「皆、平穏が好きなんだよ。さ、飯食いに行こうぜ」




飼育員さんはホントに動物好きなんだといつも思う




提督「オルカでかいな・・・イルカの何倍だよ」



川内「あれと戯れる飼育員さんってすごい・・・」



提督「いつ野生を取り戻すか分らんのに・・・凄い根性だな」



川内「じゃれつかれると死ぬよ・・・」



提督「でも凄い迫力だな・・・もう圧巻」サッパーン



川内「これよりキツイの見てるじゃん・・・」オオー



提督「夢も無い事言うな・・・俺達は可愛い生き物を調教して無理やり芸させて金取ってるのを見てるんだ」



川内「もっと夢ないよ!言い方酷過ぎでしょ!」



提督「いいじゃ~ん、それよりショーの醍醐味の大ジャンプらしいぞ」



ザッパーンザッブーン



川内「うぉ!?凄、何あの波!」キャッキャ



提督「切り替えはえーな」



川内「あの波は海出ても見れないよ~台風の時はあんなんかもだけど」



提督「ほら足元まで水来てるからはしゃがない、滑るぞ」



川内「え~」



提督「子供かい・・・そろそろ他の場所に行くか、水族館で終わりも微妙だろ?」



川内「流石任せろって言っただけあるね」



提督「当り前だ、行くぞ」




世間って狭いって感じる時が多々ある




提督「寒い・・・」



川内「もう冬だもんね」



提督「のんびり街を回るってのは失敗かもしれんな」



川内「そんなことないよ?二人で回ってるだけで楽しいよ?」



提督「そ、そうか。ならいいんだが・・・」



提督「暖かい物でも飲むか?」



川内「あたし、紅茶飲みたーい」



提督「贅沢な奴め・・・喫茶店にでも入るか」



川内「わーい」



提督「食べ歩きってのも考えてたんだが・・・こうも寒いとな・・・」



<ッスー



提督「ん?」



後輩「おひさっすー」



川内「くーちゃんだ」



龍驤「待ってや・・・」ゼエゼエ



提督「何やってんだ?お前」



後輩「今日はゲームの発売日だったので龍驤について来て貰ったっす」



提督「・・・お守大変だな」



龍驤「もぅ帰りたいわ・・・このちびちゃん元気すぎ・・・」



龍驤「さっむいしよ~勘弁してほしいわ~」



提督「帰ってゲームすんだろ?龍驤はお疲れみたいだぞ?」



後輩「もぅ用事は済んだので帰るっす~りゅうじょー帰るっすよ」



龍驤「ごめんな~邪魔して、ほなまた」



・・・



川内「元気だね」



提督「若いんだよ・・・店入ろうぜ、寒くて仕方ねー」



川内「こっちは爺臭い・・・」



提督「俺は寒いの嫌いなの!熱いのもっと無理だけど」



川内「まぁいいか」




日本は別名多い




木曾「さみーこんな日に出撃とかぜってーやだ」



天津風「腑抜けが…もっと気合を入れよ!」



木曾「波が来たらやべーぞ…もう地獄だ…ほら触ってみ」



天津風「…ちべた!」



木曾「だろ?俺は動かなねーぞ…あ、雪…」



天津風「おぉ~」



木曾「今日は中止だ~やったぜ!艦装片付けよ~」ガシャンガシャン



天津風「いいのか?まだ通達すら来てあらぬぞ?」



木曾「いいんだよ、訓練生共にも言っとけ。こんなんじゃ視界悪くて撃てやしねえ」



天津風「日本ラインよ…」



木曾「天津風、俺のあだ名増やすのはいいが、海賊と木曾川絡み多くね?」



天津風「味噌川?」



木曾「…すまんそれは俺もわからん」




イメージって数分で固定されちゃうから変えるのが難しい」




扶桑「今日は雪景色・・・とても綺麗ですね」



翔鶴「そうですね~温かい緑茶がとても美味しく感じます」



扶桑「羊羹がありました、頂いちゃいましょう」



武蔵「いいですね~とても幸せです」ズズズ



赤城「・・・」



扶桑「どうしました?赤城さん?熱いのダメでしたか?」



赤城「いえ、大変おいしいです。ありがとうございます」



翔鶴「この雪を見ながらお酒と行きたいと所ですが・・・まだ夕食時でもないですしね」



武蔵「お酒ですか・・・全然飲んだ事無いですね、大本営ではそんな余裕すら無かったですし」フフ



扶桑「たまご酒でも淹れましょうか?あれなら暖かいですし・・・赤城さんも如何ですか?」



赤城「(聞いてたし話す機会も増えた・・・)」



武蔵「赤城さん?」



赤城「(大本営時代を知ってる私にはギャップが激しすぎる・・・)」



赤城「はい!頂きます!」



武蔵「赤城さんって思ってたよりフランクな方なんですね、意外でした」



赤城「そうでしょうか(私にとっては貴方の方が違和感の塊ですよ)」ハハハ




結構言う人ってマジで言う




北上「雪ですか・・・出撃並び演習、遠征もキャンセルですね」



那珂「りょうかーい、それじゃ今日は皆お休みでいい?」



北上「その様に通達をお願いします」



北上「それと」



那珂「ん?」



北上「電さん呼んできて貰えますか?」



那珂「はいはーい」



・・・



電「なのです!お呼びですか?」



北上「今日は皆さんがお休みだとなので・・・皆さんの交友関係を知りたくてですね」



電「さっそく取りかかるのですね、了解なのです!」



電「では、まず戦艦さんなのです!」



北上「はい、あまり見かけませんが・・・」



電「ぶっちゃけ居ないのと大差ないのです、長門さん陸奥さんくらいしか出撃してないのです」



北上「後は・・・」



電「武蔵さんは療養中、扶桑さんは事務員さんなのです、そのくらいなのです」



北上「はぁ・・・」



電「長門さんは良く分らないのです、自分をアピールすると思ったら乙女だったり。調子乗ったと思ったら泣いたり・・・」



北上「・・・女の子なんですね」



電「なのです・・・長門さんは妹の陸奥さんと一緒なことが多いのです、それ以外は天龍さんや川内さんとお話してるのです」



北上「なるほど」



電「お昼のメンバーに入れても変な空気にはならないのです・・・まず空気読まないので」



北上「大丈夫なんですか?」



電「長門さんだし・・・で済むので大丈夫なのです」



電「次は陸奥さんなのですが・・・お洒落?なのです。私服はお洒落さんなのです。部屋着は壊滅的にダサいのです」



北上「(電さんって、結構ズバズバ言うな・・・)」




いい話にはオチがある・・・大体ある




北上「あのふと思ったのですが」



電「なのです」



北上「提督殿に好意を向けている方が多いと思うのですが・・・」



電「多いのです・・・競争率が有名大学の合格率並みなのです。本人知らないですけど・・・」



北上「提督殿はケッコンカッコカリなされないのですか?」



電「あ~」



電「では北上さん、もしあの指輪があると・・・どうなると思うのです?」



北上「提督殿とどなたかがご結婚されます」



電「なのです、大抵どこの鎮守府でも秘書官と結婚するらしいのです」



北上「たしかにそうですね、他の艦娘よりも一緒に居る時間が長いですからね」



電「でも 皆名乗りを上げる→いざこざ怒る→ギスギス空間の完成 といった流れが容易に想像できるのです」



電「なので司令官は捨てたのです」



北上「横須賀の最大戦力が指輪一つで使い物にならなくなると」



電「‥‥という事にしてあげて欲しいのです」



北上「はい?」



電「司令官もらった瞬間海に落としたのです・・・」



北上「・・・」



電「その時に馬鹿にされた事を根に持ってるのです・・・なのでうちではケッコンは無いのです」



北上「いい話だと思ったのに・・・オチがあるとは・・・」




駆逐艦、冬の一時(炬燵と雪編)




雷「炬燵あってよかったわ~編み物は手が悴むと出来ないからね♪」



叢雲「炬燵で丸くなる一択だわ~」



漣「漫画と飲み物で天国~あ~もう動かない」



響「zzz」



曙「うちは猫まみれね・・・」



潮「雪風ちゃんと時津風ちゃんは?」



朧「夕立と3人で外に行った」



暁「風出て来て危ないわよ!?なんで止めなかったの?」



朧「そこ」ユビサシ



ワーイワーイ



雷「見えるならいいんじゃないの?元気な事はいいことだわ」アミアミ



漣「ないわ~見てるだけで寒くなる」



叢雲「同感よ・・・あ~無理」モゾモゾ



潮「風邪引いたら・・・大変」



暁「食堂から暖かいもの取って来るわ・・・戻ったら呼び戻して」



雷「随分と大人な事するのね、以外だわ」



暁「常に大人な振る舞いこそ一人前のLadyよ!」



響「zzz」




冬の会話ってほんとに意味がない、全ては炬燵のせい





天龍「これ吹雪いてねーか?」



長門「ヤバそうなら早めに補強するか・・・板と工具持ってくる」



鈴谷「あ~もう無理ジャージから離れられない、スカートとかくそくらえ」



熊野「なんという、品の欠片もないですわ」



陸奥「ネイルしちゃった・・・もう工具持てないわ~姉さんよろしく」



木曾「それズルくね?」



那珂「元々期待してないしいいよ~もぅこのまま寝たい・・・炬燵に溺れる・・・」ヌクヌク



神通「那珂!もぅ・・・」



陸奥「もう適当すぎて怒りすら込み上がってこな・・・あ」ペキ



陸奥「いやあああああああああ割れたああああああああああああ」キャアアアアアアア



青葉「五月蠅いです・・・静かにしてください」



天龍「今日は普通なんだな」



青葉「私を忍者と勘違いしてませんか?」



青葉「まぁ・・・天井寒いですからね~風邪引きますわ」



天龍「お前がよく分らんわ・・・」



青葉「私が知りたいと・・・火傷しますよ?」フフフ



天龍「こっちから願い下げだ、ばかやろー」




朝帰りは罪、いかなる理由があっても




鳳翔「今日はお鍋にしましょうか」



間宮「いいですね~寒いと一層美味しく感じます」



明石「なんか皆ジャージですね・・・スカート穿いてるの一部ですよ」



鳳翔「風邪引くよりはいいと思いますよ?出撃でも防寒装備を検討してるらしいです」



間宮「私には無縁の話題ですね~」



鳳翔「何鍋にしましょうか?」



明石「辛いものだと温まりそうです」



間宮「ならキムチ?苦手な子も食べれるように他のも用意しないと」



鳳翔「お酒は・・・天候みて出しますか」



明石「私はお酒より暖かいお茶の方が幸せになれます」ホッコリ



鳳翔「玉露でも淹れましょうか」



明石「やったー」



間宮「妖精さん達にも温かいものを・・・そういえば提督は?」



明石「川内さんとデートに行きました、この雪で帰ってこれるかな?」



鳳翔「・・・」



間宮「・・・帰ってきて貰わないと不味いわ」



明石「何でですか?」



間宮「朝帰りとか・・・うちが戦場になるわよ」



明石「あぁ~」



間宮「やましい事無くても・・・無実では済まないでしょ?」



明石「・・・早く帰ってきて提督」




周りから見れば地獄当人達は天国




電車内



提督「寒いな・・・」



川内「・・・」ムッスー



提督「仕方ないだろ?電車止まったら帰れねーんだから」



川内「おなか減った!」



提督「間宮さんと鳳翔さんが作ってくれてるって」



川内「別に怒って無い・・・」



提督「まったく・・・昼まで晴れたのにこれだよ、困っちゃうぜ!」



提督「(プランの半分がおじゃんだよ・・・)」



川内「もっかい」



提督「ん?」



川内「今度もっかい一緒に出かけてくれるなら許す」



提督「暇になったら」



川内「うん」



提督「なんだかんだ俺は楽しかったぞ」



川内「あたしも・・・」



提督「次は別の所へ行こう、もっと別の場所にさ」



川内「期待してる」



提督「はいはい」ポンポン



川内「頭に腕乗せるな!重い!」



提督「すまんすまん、丁度よくてな」



川内「くそ・・・くらえ」ボス



提督「ぐぇ!やめろ!鳩尾は鳩尾はあかん!」



川内「フフフ苦しめ」ビスビス



提督「このやろ!」



イチャイチャキャッキャ



乗客1~20「・・・(他でやってくれ)」




最近のは補強しなくてもいいくらい高性能




天津風「寒い・・・でもみかん無くなっちゃった」ノソノソ



天津風「なんで私の部屋反対側の棟なの・・・」



天津風「1箱くらい貰えるかな?あとお茶も貰おうっと」♪



バンバン!!



天津風「ひぅ!?何?ドア?って何か板張ってる・・・」



天津風「これじゃ人が入れないよっと」ドカシドカシ



バーン



提督「誰だぁ!扉に板張り付けやがった奴は!!凍死するわ!!」



川内「もぅ・・・むり・・・あぁ・・・温かくなってきた・・・これがお迎え?」



提督「川内!しっかりしろ!風呂入ってこい、でもいきなり入ると危ないからな」



川内「もう感覚ないよ・・・なんでワンピなんて着たんだろ・・・」ガク



提督「よいしょ!」←御姫さま抱っこ



天津風「・・・」ポカーン



提督「いそげえええええ」ダダダ



天津風「・・・」



天津風「・・・寒っ!?早く取ってこよ」ブルブル




度数高いお酒は殺虫剤より虫殺せる、Gが即死レベル




天龍「あ~鍋いいわ~温っまる~」



長門「お前のそれはアルコールのお蔭だろ?私もふわふわしてきた」



神通「う~ヒック」フラフラ



熊野「神通さん?流石に紅茶割でも・・・5杯目は・・・」



鈴谷「カレー鍋以外もイケるね~新鮮な感じがする」



那珂「zzz」



龍田「うふふ~もっと辛くしましょ~これ七味?辛いなら一緒でしょ~」ポワポワ



青葉「ダメです!キムチ鍋にハバネロは駄目です!それデスソースって書いてます!」



天龍「あ~絶対明日に響くわ~やばいわ~」



長門「明日も雪だろ?どうせ無い無い。まだイケるだろ?」



天龍「俺あんまり強くねーぞ~?明日が無いならいいか」



木曾「・・・」



青葉「木曾さん?暇なら龍田さん一緒に止めてください!この人あらゆる場所から世界の香辛料錬成して出してきます!」



木曾「あぁ~?何だって~?すまんよく聞こえなかった~↑交信録がなんだって?」ポワポワ



青葉「え?もう出来上がってる?まだ1杯目のグラス空いてないのに・・・」



響「なななな~な~な~なんだよ~♪」トクトク



青葉「・・・響ちゃん?それ何注いでるの?」



木曾「あれ?まだグラス空いてない~?結構飲んだ気したんだけどな~」グビグビ



響「バルカン176ウォッカ なんだよ~いっつプレミアム~」トクトク



青葉「ちょ!?あれ度数90近い疑似エタノールですよ!?」



青葉「ストレートじゃないですよね!?それ何杯目ですか?死にますよ!?」



響「いま3杯目だよ~お姉さんイケる口なんだよ~」



木曾「そう↑?褒められちぁったぁ~」



青葉「・・・木曾さんってお酒強いんですね、知りませんでした」




好かれる人っている




北上「・・・」ポケー



提督「何しとる?皆は鍋突いてるぞ」



北上「提督、お帰りなさい」



北上「お酒は苦手です・・・この前のが・・・」



提督「・・・まぁ何事もほどほどが一番だ」



北上「ではそろそろ部屋に戻ります」



提督「うちで仲いい奴は出来たか?」



北上「・・・友人関係も付かず離れずがいいんです、常に一緒だと不満が出ますから」



提督「笑いあえる連れくらいは作っとけよ」



北上「善処します、では失礼します」バタン



提督「お堅いね~寝よ・・・」



・・・



北上「・・・」テクテク



天津風「(:_;)」



北上「何してるんですか?」



天津風「みかん・・・みかん」



北上「みかん?私の部屋にありますけど・・・要ります?」



天津風「ほんと?いいの?」グスグス



北上「そんな所で泣いていたら風邪引きますよ?」



天津風「うん・・・」ギュ



北上「・・・ではついて来てください」



天津風「・・・ありがと」



北上「(私は駆逐艦に好かれるのでしょうか?なにかと縁がありますね)」




禁酒法→治安悪化 何だかんだ嗜好品って大切




提督「昨日の酒瓶の消費は?」



鳳翔「・・・非常に言いにくいのですが」



提督「別に怒って無いよ、ただ今日どうしようか悩んでるから、参考にしただけだ」



間宮「昨日は・・・」



鳳翔「瓶30本・・・その他もろもろですね」



提督「30!?そんなに飲んだの!?」



間宮「なぜか響ちゃんがウォッカ持ってましたね」



鳳翔「地元からの贈り物かしら?見ない銘柄だったけど」



提督「・・・今日は皆に水配ったげて」



間宮「レモンもいいわね~」



提督「禁酒法でも出そうかな・・・」




やって後悔するとやらないで後悔するよりへこむ




提督「今日は誰一人として起きてこないんだが・・・」



提督「なに?そんなに飲んだの?って30本だもんな」



提督「寂しく執務か・・・」



電「失礼するのです!」



提督「どした?なんか用か電」



電「なのです!夕立ちゃんと時津風ちゃんが風邪引いたのです!」



提督「昨日外で遊んでたって聞いたぞ」



電「なのです・・・雪風ちゃんは元気でした」



提督「幸運なのか丈夫なのか・・・取りあえず看てやってくれ」



電「了解なのです!」



提督「無理はさせないようにな・・・って、ん?」



提督「今日は夕立収録じゃねぇのか?」タラー



提督「え~たしか○○TVと・・・△放送のゴールデンだよな・・・」



提督「いい訳すんの俺か~もぅ勘弁してくれよ・・・」orz



提督「もぅあれだ・・・肺炎に掛った事にしよう」ピポパ



電「・・・」



・・・



夕立「なんかもぅ申し訳なくて死にそうっぽい・・・」



暁「自分の立場理解してないからそうなるのよ」



雷「はいはーいお粥よ~」



夕立「・・・」ズーン



雷「速く治しなさい、そうすればすぐ取り返せるわ」



夕立「ぽい・・・」



暁「雷って包容力あるわね・・・なんか子育て経験者みたい」



雷「失礼ね・・・まだ暁と大差ないわ」




イベントのストレスを執筆にぶつけてみた




提督「あ゛~めんど、なんで俺が・・・」ブツクサ



川内「・・・今日えらい期限悪いね」



提督「上の奴らは現場も見てないのに小言言いやがって・・・いい加減殺すぞ」



川内「物騒過ぎ・・・」



提督「フラストレーション貯まりまくりだわ・・・又だよ、勘弁してくれよ」ジリリリリ



提督「はい?・・・はい?留学生だぁ?」ガチャ



提督「知るか!うちはお気楽な大学じゃねぇんだぞ!もっと頭使ってくんない?」



提督「そんなもん士官学校にでも入れとけや!真横だろうが!爺・・・いつもいつも面倒事押しつけやがってよぉ!」



提督「友好関係?知らんがな!送り返せやそいつら!そんなんに構ってるほど暇じゃないんだよ!!分ってる?」



川内「(機嫌悪いの全部出てる・・・元帥相手なんだけど)」



提督「そいつらに艦装もたしてどうすんだよ?虐めていいの?ボコるよ?」イライラ



提督「そこに置いとけよ、雑務とか掃除でもさせとけばいいだろぉ?留学なんてそんなもんだよ、たいして成果なんてねぇんだよ」



提督「これ以上俺をイライラさせるなぁ!!ほっとけ!!」ガシャン



川内「提督?」



提督「外出て来る・・・お前も帰っていいよ」ガチャ



バタン



川内「怖い・・・いつものギャグ調の提督じゃない・・・」フルフル



・・・



とある海域



駆逐棲姫「ヤメロ!!ヤメロォ!!」ドンドン



提督「あ~うぜ」ヒョイ



イ級「!?」



提督「おら」ザク



イ級「」



駆逐棲姫「ナンデダ!?ナゼオマエハ・・・」



提督「俺は今イライラしてる・・・それもこれもお前らが攻めてくるからだ」バキ



駆逐棲姫「ヒゥ・・・クゥ」



提督「お前らが居なきゃ俺はなぁ・・・こんな事せずに済むの?分る?」ザシュ



駆逐棲姫「グガ・・・ヤラセハ・・・」



提督「えらい堅いな?ちびのくせしてよぉ?」



駆逐棲姫「ゴホッゴホッ・・・クソ・・・」



提督「何その目、そんな人みたいな目で俺を見るなよ」



駆逐棲姫「ウグウウウウウウウウウウウ」



提督「泣くの?涙出んの?以外だわ・・・大人しくしてればいいのに出てきやがってよぉ」



提督「これじゃ殺してくださいって言ってるのと一緒だろ?違うか?」



那珂「はいはい、そこまで」



提督「那珂?なんでいんの?」



那珂「提督が独りで海出たって聞いてね、追いかけたらこんな事しちゃって・・・」



提督「いいだろ?どうせこの海域も攻略せなならん、先に俺1人で終わらしても」



那珂「その子?ボロボロじゃん・・・」



提督「敵だしな」



那珂「ならほっぽちゃんや小さいヲ級も殺すの?」



提督「・・・」



那珂「那珂ちゃんは知ってるよ、提督は優しいから逃がしちゃう。もちろん敵は倒すけど、戦意が無い子は無視」



那珂「どう見てもその子戦意を感じられないよ?」



提督「・・・そうだな」



那珂「怒りを他にぶつけるのは最低だよ?自分を見失なっちゃだめ・・・」



提督「あぁ・・・」



那珂「その子はどうしようか?連れて帰る?」



提督「・・・俺は、屑だな」



提督「これじゃ狂人だな・・・人間すら名乗れん・・・」



提督「深海棲艦は敵だが、こいつに敵意はなかった。関わるなと言う意思表示だった・・・それを」



那珂「自覚できるだけ人間だよ・・・」



提督「こいつ装甲だけはいっちょまえだ、連れてけばもしかしたら何とかなるかもな」



那珂「なら連れて行こうよ、たとえ戻れなくても前に進まなきゃ」



駆逐棲姫「ウ・・・」



提督「・・・」



提督「那珂」



那珂「何?」



提督「すまん、苦労かけた」



那珂「早く!この子連れて帰るよ!」ヨイショ



提督「(俺もまだまだ子供だな・・・怒りで我を忘れるとは)」




どうやってもこれにしか見えない




工廠



提督「妖精さーん」



妖精さん「ナニカゴヨウデ?」



提督「この子の艦装とか治せる?」



妖精「誰?」



駆逐棲姫「zzz」



那珂「寝ちゃったよ・・・タフな子」



妖精「エェ・・・」



提督「お願い出来る?」



妖精さん「ヤッテミマスケド・・・」



提督「俺も手伝うからさ」



・・・



妖精「ア~カンソウカナ?コレ?セツジョシタホウガイイカモ」



提督「これ取れるの?」



妖精「カンムストチガウカラナントモイエナイデスネ」



提督「え~っとこれは・・・あ、取れた」



妖精さん「ニンゲンニチカイカモ」



・・・



妖精さん「モウヨビノカンソウツカイマスネ?」



提督「いいぞ」



妖精さん「アトハワレワレデオワラセマス」



提督「そうか、ならよろしくたのむよ」



妖精さん「リョウカイ」



・・・



妖精さん「・・・ヨシ、アレヲツカウカ」



妖精さんB「アレハシケンダンカイジャ・・・」



妖精さん「モシカシタラ・・・」



妖精さんC「ベツニシッパイシタラシヌンデモナイデスシ」



妖精さんB「カノウセイハアリマスケド・・・」



妖精さん「セイコウスレバイチダイジダケドネ」



・・・



翌日



提督「どう?」



妖精さん「ソレガ・・・」



???「どうも」ペコ



提督「新造艦?頼んでないけど・・・」



那珂「昨日の子らしいよ」ボソボソ



提督「は?なんで艦娘になってんの?」ボソボソ



那珂「妖精さん達が色々したら・・・なっちゃったらしい。詳しくはよく分らない」



提督「・・・なんて言ったらいいのか」



那珂「昨日の記憶も無くてね、書き換えられたってのはおかしいけど・・・」



提督「足・・・あるな、ちゃんと」



那珂「生まれ変わったって事でいいんじゃない?ここまでしちゃったんだし面倒見ないと」



提督「だな・・・君名前は?」



春雨「白露型駆逐艦五番艦の春雨です、はい。輸送作戦はお任せください……です。」



提督「春雨ね・・・よろしく」



春雨「司令官?どこかでお会いしました?」



提督「・・・いや?俺と君は初対面なはずだが」



春雨「ごめんなさい、どこかで有った事があった気がして・・・はい。」テレテレ



提督「春雨、すまなかった。俺が守るからな」



春雨「???」



提督「よし!那珂と俺と一緒に挨拶回りだ!ついておいで」



春雨「はい!」




教えてくれてありがとう!また一つ賢くなったよ!!




春雨「・・・」キョロキョロ



那珂「大丈夫?」



春雨「はい!大丈夫です!すいません」エヘヘ



春雨「知り合いが居るかな?っと思って・・・」



提督「知り合い?」



春雨「夕立ちゃんとか時雨ちゃんとか・・・昔仲良かったんです」



那珂「・・・(どうする提督?もしかしたら・・・この子昔轟沈したとか)」ボソボソ



提督「(夕立元野良だったからな・・・あり得るから困る・・・すっごい困る)」ボソボソ



春雨「・・・あっ、夕立ちゃん?」



夕立「あ、春雨~お久しぶりっぽい~」ギュー



春雨「ちょ、夕立ちゃん!痛いよ~」



夕立「艦娘になる前に別れてからぶりっぽい?」



春雨「そうだっけ?」



夕立「細かい事は気にしないっぽい~これからよろしく~」ギュー



春雨「うん!」ギュー



那珂「・・・よかったね再開出来て」



提督「2人は一緒の部屋でいいかな?夕立色々教えてやってくれ」



夕立「わかったっぽい!」



春雨「(一緒の部屋でよかった・・・)」



那珂・提督「(何にもなくてよかった・・・)」ホッ




春雨って麻婆春雨しかイメージ沸かない




鈴谷「ていとくー」



提督「んあ?」



春雨「はじめまして!」ペコ



鈴谷「ん?新顔ちゃんだね~」



春雨「春雨って言います、はい。よろしくお願いします」



鈴谷「!?春雨・・・」



提督「知り合いか?」



鈴谷「あたしのカレーに対抗して名前から攻めてきたか・・・中々やるね!」グッ



春雨「???」



提督「このアホには構わんでいいよ」



鈴谷「いや、乗ってよ・・・ぼけてんだから」



春雨「春雨はあんまり食べないですね・・・ても麻婆春雨は作れます!」



提督「話に乗らんでも・・・」




次の日とその次の日の朝まで頭痛い




龍田「・・・」ポケー



天龍「龍田?もしかしてまだ頭痛いのか?」



龍田「・・・」ウン



天龍「髪くらいちゃんとしろよな~動くなよ」



龍田「ユラサナイデ・・・」



天龍「これくらい我慢しろ」クシクシ



龍田「・・・」



青葉「龍田さんが面倒みて貰ってますよ・・・レアですね」



木曾「天龍は龍田の姉だぞ?」



青葉「知ってますよ、でも普段は逆じゃないですか・・・」



木曾「そうだな、龍田の奴も”姉”って呼んでないからな~」



青葉「お酒飲んでる時はいいんですけど、あと引きずるタイプですか・・・酔い方も十人十色ですね」



木曾「青葉は飲まなかったのか?」



青葉「私は飲めませんし」



木曾「以外だな」




インパクト強いとちょっと引く




電「春雨ちゃんなのです?」



春雨「よろしくお願いします」ペコ



雷「分らない事があったら頼ってね」



春雨「はい、ご迷惑かけるかもしれませんが・・・」



響「Ураааааааа!!」



春雨「はい?」



響「響だよ、よろしくなんだよ」



春雨「は、はい・・・」



暁「ちょっと・・・響、引いてるわ・・・流石に無理があるわよ」



響「く、これが通じないとは・・・熟練者なんだよ」クッ



暁「響の考えてる事がよく分らないわ」



雷「今に始まった事じゃないでしょ、あんな子だけど仲良くしてあげてね」



春雨「・・・は、はい!」



電「(完全に押されてるのです・・・)」




夜間鎮守府は矛盾と夜型と俺TUEEEで出来ております




川内「提督」



提督「なんだ?今日は夜戦ないぞ」



川内「いや、別にそんな事聞きに来たんじゃないの!」



提督「だったら何?」



川内「第一次渾作戦!!この前指令書来てたじゃん!」



提督「あ~あれ」



川内「あれ参加するの?うちって特殊だし・・・」



提督「参加してるぞ?知らなかったのか?」



提督「俺らは主戦場に出んが裏方として参加中だ」



川内「何やってるの?」



提督「主力が取り逃した敵の始末、殆どボロボロの奴らに止めを刺すのが俺らの仕事」



川内「なんかやだ・・・ハイエナじゃん」ゲンナリ



提督「あのクリーム副作用あるから毎日つけられねえんだよ!それに俺、戦場出ないと指揮出来ねぇし」



川内「指揮?指揮してた?いっつも突っ込んでばかりじゃん」



提督「それはお前もだろうが!人の話聞かずに突っ込みやがって・・・」



・・・




神通「基本指揮と言うより艦娘任せですものね」



那珂「昼も出撃出来るけど、提督夜型だから出撃認証出来ないんだよね~」



那珂「なんで面倒な事させるんだろうね?」



神通「軍の規律は厳しくしないと国民に示し付きません、それに・・・諸国に何か言われると面倒ですしね」



那珂「あれか・・・めんどくさい外交問題ね・・・」




笑顔が似合う君が好き




長門「・・・最近新規大型艦が少ないな」



陸奥「うちに必要無いものね、小回りが効いてコスパがいい方が使い易いもの」



長門「遠回しに私がコスパ悪いみたいに言うな・・・」



陸奥「その通りじゃないの?あたし達が燃費いいって誰が言う?」



長門「ぅぅ・・・」



陸奥「あたし達は夜間戦闘には向いてないだけ」



長門「でも・・・」



長門「ちょっとくらい増やしてくれてもさ・・・」



長門「皆魚雷の話とかしてても分んないし・・・話題合わないし」



陸奥「それは姉さんが興味無さ過ぎなだけ」



長門「・・・」ムー



陸奥「我儘なら提督に言えば?建造するのあの人なんだから」



長門「いつも言い包められる・・・」



陸奥「訓練生と一緒に勉強でもしたら?」



長門「い、一応大学は!!・・・出てるぞ」



陸奥「単位ギリギリだったのによく言うわ」



長門「お前だってよくサボってたじゃないか!」



陸奥「あたしは3回生で必要単位全部取ったし、友達作らないから・・・」



長門「・・・どうせ私はボッチだよ」ズーン



陸奥「コミュ力低いの改善すれば全然違うと思うけど・・・」



武蔵「あの・・・」



陸奥「あっ武蔵さん、聞いてよ~姉さんったらさ~」



長門「なんだ?私は凄く落ち込んでいる」ズーン



武蔵「えっと・・・その、何というか・・・」



・・・



長門「♪~」ルンルン



陸奥「よかったの?私までアイス御馳走になって・・・」



武蔵「いいんですよ私もお二人とお話がしたかったので」



陸奥「(なんかごめんね)」ボソボソ



武蔵「私も長らく海に出ていないので色んなお話が聞きたくて」



長門「ならば色々あるぞ?どれがいいかな~」



陸奥「貴方姉さんの扱い上手いわね・・・」



武蔵「元気な方は笑顔でいた方が魅力的です」




冬の試練、それは朝布団から出る事





提督「あ~さぶ、布団から出たくねー」



那珂「はよ起きろ!仕事があるでしょ?」



提督「やだ、俺は寝る」



那珂「全く・・・この歳くった子供め」グググ



那珂「早く出て来い」



提督「やめろ!お前も私の幸せを奪うのか!」グググ



那珂「何をそれっぽい事を・・・早くしろ!!」グイ



提督「ぐっ・・・俺は俺は負けない!これは俺が俺である為に!」



那珂「漫画の読みすぎじゃないの!?」



提督「このままじゃ布団が千切れる・・・何か策は無いのか・・・何か」



提督「あっそうだ、青葉―」



青葉「呼びました?」パカ



那珂「なんで床から出てくるの!?」



提督「今だ!」コロコロ



那珂「ちょ、何処行く気?そこ落ちても大丈夫なの!?」



青葉「大丈夫ですよ、この下部屋ありますから」



那珂「何それ・・・なんで?」



青葉「機密なので私の口からは・・・炬燵もテレビもあって快適なんですよ」



提督「さらばだ那珂!」フハハハ



提督「青葉~そこ締めといて」



青葉「りょうかいです、それでは」パタン



那珂「・・・」ポカーン



那珂「何だこれ・・・何だこれ!!」




帰すタイミング逃した




大本営



元帥「むむ・・・」



加賀「総司令、どうかされました?」



元帥「あやつが赤城を返してくれんのだ」



加賀「横須賀の提督殿の所へ?」



元帥「困ったものよ・・・」



元帥「無理に連れて帰っても・・・後々面倒じゃろ?」



加賀「なぜ赤城さんはあそこまで・・・」



元帥「幼馴染でここまで一緒じゃしの・・・うちには空母が多く居るから困ってはおらんが」



元帥「これも一種の”愛”じゃの」



加賀「愛ですか」



元帥「若い証拠じゃよ・・・他の鎮守府でも結構問題になっとるらしいからの、こればっかりはどうしようもない」



加賀「よく分りません」



元帥「そのうちお前さんにも分るじゃろ」



加賀「はぁ・・・」



元帥「本当に返してくれんかのうぅ・・・いくら有給とは言え、代わりにドイツの子達送ってやれば・・・」




寝惚けてる時は自分でもよく分らん事言う




提督「武蔵は・・・」



神通「お疲れ様です、武蔵さんをお探しで?」



提督「怪我の具合を聞きたくてな」



神通「奥で読書してると思いますが」



提督「邪魔するほどでもないし、今度にするわ」



神通「お伝えしておきましょうか?」



提督「よろしく」



・・・



神通「武蔵さん?」



武蔵「・・・」ウトウト



神通「お部屋に戻られては?」



武蔵「え?・・・うんわかった」



武蔵「ありがと姉さん‥‥」zzz



神通「フフ、妹が増えてしまいました」



武蔵「クー」zzz




緑茶・紅茶・烏龍茶って生成方法が違うだけで元は全部同じ茶葉




鈴谷「熊野~」ガチャ



扶桑「お邪魔してます」ペコ



熊野「何の用かしら?」



鈴谷「いや、忙しいならいいよ。後にする」



熊野「暇ならお茶飲んでく?お菓子もあるし」



鈴谷「いいの?やったー」ワーイ



扶桑「私と熊野さんでお互いのお茶を淹れていたんです」



鈴谷「紅茶と・・・緑茶?」



扶桑「大きな括りでいえばそうですね」



熊野「私はアッサムが好きですわ、砂糖は・・・あまり入れませんわね」



熊野「渋めには甘めのスコーンが合いますの」



扶桑「私のは玉露ですね、山城が送ってくれる祥雲というお茶っ葉はとても美味しいです」



扶桑「緑茶は温かいので冬にはピッタリですね、御煎餅や御饅頭と一緒がすきですね」



熊野「確か玉露は育てる方法が違うと聞きましたね」



扶桑「そうですね、日光を遮断して育成・・・日本でもよく見られる方法ですね。緑茶に比べてコストが掛りますのでお高くなりますが」



熊野「紅茶もそうですわね、基本ティーパックは使わないので輸入品ですわね・・・こちらも御値段が・・・」



扶桑「このスコーンは熊野さんが?」



熊野「はい、私のオリジナルですわ。私の好きな甘めにしているのでお口に合うか分りませんが」



扶桑「私なんてお茶請け作れませんし・・・尊敬します」



熊野「いえ、日本のお茶請けは家庭で作るのが・・・」



ワイワイ



鈴谷「凄い・・・凄い空気。でも何言ってるか分らない」



鈴谷「熊野のスコーンいつも食べるけど 美味しい としか思った事無かったな~」モグモグ



熊野「鈴谷!今日は全部食べる勢いは辞めなさい!お客が来てるんだから!」




模型?フィギュア?




龍田「あら?何か用かしら?」



提督「いや、何してるのかなと思ってな」



龍田「露骨に見てくるから気持ち悪かったわ~」ウフフ



提督「相変わらず笑顔で毒吐くな・・・で、何してんだ?」



龍田「模型作ってるの~」



提督「模型?以外だな・・・」



龍田「私が作ってると変?心外だわ~」



提督「いや、想像付かなかったからさ。なにの模型?」



龍田「25分の1天龍ちゃん」



提督「・・・は?」



龍田「これ」



提督「ほんとだ、軽巡洋艦だけど・・・軽巡洋艦じゃない・・・天龍だ」



龍田「こことかリアルなの~特に下着とか~」



提督「いや、知らんがな・・・押し付けるな!やめろ!」



天龍「おい龍田~どこだ~」



龍田「あら本物」



提督「1分の1だ」



天龍「何言ってんだ?」



龍田「これ」ユビサシ



天龍「俺じゃん・・・って何で服着てないんだよ!!」



龍田「まだ作って無いの~」



天龍「提督も何持ってんだよ!変態!」



提督「ぐへえええええ」



天龍「ボケもそこまで行くと気持ち悪いだけだぞ・・・」ウワァァァ



提督「ごめん、調子乗ったわ」



龍田「服は何にしましょうか・・・あ、セーラー服とかいいかも」



天龍「せめて普段着・・・」



龍田「無いのよね~ナース・セーラー・サッカーユニとかならあるけど」



天龍「なんで無いんだよ!おかしいだろ!」




兄妹居るけど年齢とか上下とか気にした事無い




暁「お姉ちゃんと呼びなさい!」



雷「いきなり何よ・・・」



電「暁ちゃんどうしたのです?」



暁「あなた達は私を姉として見てないわ」



電「・・・今更なのです」



雷「生まれたのが早いだけでしょ?それが通じるのは子供までよ」



暁「もぅ!皆暁を子供扱いしてえええ」プンプン



響「この光景みたら皆暁を長女だとは思わないんだよ」



暁「・・・確かに4人姉妹関係なく暮らしてきたけどさ」



???「お困りのようだな!我らがお助けしよう!!」



暁「・・・何の用?提督」



提督「こら!バラすなよ!折角隠してたのに」



鈴谷「それは置いといて、お困りなんだね暁ちゃん」



暁「べ、別に困って無いけど・・・ただお姉ちゃんって呼ばれたかっただけ」



提督・鈴谷「ならば我々がお姉ちゃんと呼んであげよう!!」ビシ



暁「(゚Д゚)・・・」



暁「(゚Д゚)ハァ?」



提督「おねえちゃああああああん、執務変ってええええええええええええ」



鈴谷「おねえちゃああああああああん、カレーつくってえええええええええええええええええ」



暁「ちょ、待って!やめて!」



<イヤアアアアアアアアアア クッツクナアアアアアアアアアアアアアアアアアアア



雷「よかったわね、叶ったじゃない」フフフ



電「・・・歳の差なんて関係ないのです、心が肝心なのです」



響「沉浸于悲伤中・・・」



雷「響・・・あなた色々出来るのね」



響「この前、テレビでやってたんだよ!」



電「とっても物知りさんなのです!」



響「いや~照れるんだよ~」フッフッフ~



暁「ちょっと!誰か助けてよ!」



提督「おね゛え゛ぢゃああああああああああああああああ」



暁「やめてっていってるでしょーがああああああああああああああああああああ」




ブラ鎮はダメ絶対




伊19「・・・疲れたのね」テクテク



伊168「(´・ω・`)」テクテク



北上「お疲れ様です、今日はもうあがってください」



伊19「イク達の勤務時間微妙に多いと思うのね・・・」



伊168「ヽ(`Д´メ)ノ プンスカ!」



北上「そうでしょうか?」



伊19「朝から夜まで結構長いと思うのね」



北上「・・・大本営の潜水艦はもっとハードでしたよ」



伊168「(゚(゚(゚(゚Д゚)!?」



北上「流石にタイムカード上”では”問題ありませんでしたけど」



伊19「では と言うとそれは・・・」



北上「日本の社会にはサービス残業と言う伝統がありますよね?何時間とは言いませんが」



伊168「(´Д`lll)・・・」



伊19「イク達は幸せなのね?」



北上「それはもう・・・ここは提督殿が大変甘いので」



伊19「イクは提督に一生付いて行くのね」



伊168「ヽ( ゚д゚ )ノ ぅぉぉぉー」



北上「頑張ってくださいね」



伊19「因みに大本営のお給金って・・・?」



北上「ここと大差ないですよ?艦娘やっていると使う機会が少なくてあまり実感ありませんが」



北上「公になって無いだけで世の中には20時間くらい働かせられる鎮守府もあるらしいですよ?」



伊168「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」



伊19「イクここで良かったのね・・・」




嘘は通せば本当になる




川内「ちゃーす、秘書交代に来たよ~」



川内「あれ?提督は?」



那珂「お外で出迎え」



川内「好きだね~寒いのにさ」



那珂「新人ちゃんの練度が高かったからね訓練生飛ばして実践だもん、そりゃ過保護にもなるよ」



那珂「最初は付いてくって言ってたしね」



川内「それにしても過保護すぎる気がする…」



那珂「そぅ?」



川内「あの子も前日まで建造なんて聞いてなかったし…工廠には依頼書すら無かったし」



那珂「まぁ…そういう時もあるんじゃない?」



川内「そもそもここまで過保護にする必要がないし…神通も気にしてたよ」



那珂「(流石に秘書やってるメンツには隠しきれないかも…)」



提督「戻った」ガチャ



那珂「おかえりー、姉さんが来てるよ」



提督「おぉ、すまんな」



川内「あの新人ちゃん何者?」



提督「へ?春雨か?」



川内「提督がここまで過保護になるなんて…」



提督「(不味い…ここで知られると…)」



川内「VIP?いやでも態々艦娘するわけないし」ウーン



提督「新人だしな、心配もするさ。それに…あいつは…」



那珂「(言っちゃうの!?)」



提督「俺の妹に似てるんだ…恥ずかしいがそのせいかな」ハハハ



川内「妹?いたの?」



提督「昔に死んじまってな…見たときは泣きそうになってしまった」



提督「別人だとは解ってるんだが、面影が見えちゃうんだよな~女々しいな俺」



川内「…」



川内「それなら言ってくれればよかったのに」



提督「かっこ悪いだろ?秘密にしてくれよ、頼むぜ」



川内「春雨ちゃんにも言わないよ、でも”春雨ちゃん”を見てあげてね」



提督「わかってる」






那珂「(なんかいい話になったけどナイス!」b



提督「(せやろ?俺ってペテン師ー)」ドヤッ



那珂「(調子にならない)」




結婚って実感湧かない




提督「あぁ~さむ・・・」



コンコン



提督「あいあいーい開いてるよー」



元帥「随分と暇そうじゃのぅ?」



提督「爺さんも暇そうだな?ここまで足運ぶとは・・・隠居でもすんのか?」



元帥「口だけは達者じゃな、安心せい当分は現役じゃよ」



提督「で、何の用?」



元帥「元々は赤城を返してもらおうと思っての・・・あとは土産や・・・」ゴソゴソ



提督「土産?」



元帥「これじゃ!!」ジャーン



提督「・・・」



元帥「嬉しすぎて言葉も出んか?」



提督「要らん、持って帰れ」



元帥「これは置いて行く、上官命令としてな」



提督「勘弁してくれ・・・このケッコンカッコカリってのが気に入らん」



提督「なんでケッコンなの!?別にケッコンじゃくてもいいじゃん!?」



元帥「提督と艦娘が恋仲になる事も前提で作ったらしいぞ?後は響きがそれっぽいからの~」



提督「書類一式が3枚・・・あれ?指輪は?」



元帥「川内ちゃん達、3人とも出払ってたから部屋に置いてきた、手紙と一緒にの」



提督「こ、ば、くそぅ・・・打つ手無しか」グッタリ



元帥「では儂は帰る、赤城も承諾済みじゃしの」



提督「持って帰ってくれあの妖怪ハラヘリークウボ」ヘナヘナ



元帥「でわの、式挙げるなら呼んどくれ」



提督「くだばれ~」



元帥「元気で結構!」フォッフォッフォ



提督「あぁ~お腹痛くなってきた・・・死にたい」




告白するタイミング・場所・時間はとっても大切



チクタクチクタク



提督「・・・」



提督「(やっぱこっちから行くべきだよな・・・男だし・・・でもな)」



提督「・・・もしかしたら行き違いになるかもしれないし待ってみるか」



・・・1時間後・・・



提督「(あいつ等来ないな・・・ちゃんと帰ってきてるはずだし、どうしたんだろうか?)」



提督「(俺から出向く?男らしくいい訳・・・は死ぬ。でも何て言う?そもそも(仮)なのに『結婚してくれ!!』って言うの?)」



提督「一度契りを結べば、俺は3人を笑顔で出撃させられない・・・というかもう出撃させられない」



提督「そこにある笑顔が消えてしまうかもしれない・・・そんな考えが頭を過る」



提督「それだけが怖くて避けてきたのに・・・俺って弱いな・・・ちくしょおおおおおおおお」



ウガアアアアアア



・・・



3人 in 各自室



川内・神通・那珂「(私(那珂ちゃん)から出向くべき?)」ウムム




本来結婚相手は1人、でも(仮)だし‥




提督の部屋



提督「済まない、本来は俺が出向くべきなんだが集まって貰って」



川内「う、うん・・・」



神通「・・・」



那珂「3人って事はやっぱり」



提督「そうだ、元帥の爺が置いてった3人の持ってる指輪だ」



提督「実際の効果は艦娘のさらなる練度上昇、燃費向上など・・・一種のアップデートパーツだ」



提督「しかし、名前は結婚、(仮)とか付いてるが実質結婚だ」



神通「・・・提督は如何されるんですか?」



提督「俺はここの、この鎮守府の皆を家族のように想っている」



提督「皆大事な仲間だ、上下なんて無い」



那珂「ならこれどうするの?」



提督「まぁ待て、俺はお前達三人は長い付き合いだ・・・ぶっちゃけると三人は俺の中でも特別なんだ」



提督「最初はこの鎮守府も大きくなかったし・・・俺達で頑張ってきたんだ」



川内「・・・別に結婚と思わなくても大丈夫だよ」



神通「そうですよ、あまり重く見てしまうと・・・」



提督「お前達がそう言ってくれるとは・・・すまない、俺は・・・」



那珂「いいじゃん、これは絆の証で!!」



提督「あ、一応指にはめなくても効果あるから」



那珂「よかった・・・アイドルだから困っちゃうよ」



提督「ありがとう、お前達は俺が守る」



川内「やだな~そんなかっこつけなくていいよ~」



川内「本気になるから・・・」ボソ



神通「姉さん、負けませんよ」




指輪はあまり好きじゃないでも形は残したい




那珂「提督」



提督「どうしたんだ?」



那珂「このままでいいの?提督嫌がってたじゃん」



提督「どの道通る道だったろ?今は慣れ合いで済んでるなら…」



那珂「…でもさ!!」



提督「わかってる!!わかってるんだ!!!」



那珂「っ…」



提督「解ってるんだ…」



那珂「提督…」



提督「俺もこのままじゃいけないと思うんだ、川内にとっても神通にとっても…もちろんお前にとってもな」



那珂「…優しいんだね、提督」



提督「俺は逃げ腰だけなだけだ、だれも傷つけたくない…矛盾だな」



那珂「そんな提督が那珂ちゃんは好きだよ」



提督「おいおい、アイドルは恋愛御法度だろ?」



那珂「そうやってはぐらして…」



提督「いつかは…どうにかしないとな」






川内「…」チラミ



神通「…」チラミ



川内「那珂も攻めてきたか…」



神通「私は3人一緒でも」



川内「それってどうなんだろうね?」



川内「てかそれだけ聞くと私たち凄い都合いい女だよ…」



神通「提督は優しいですから、1人に選べないと思うんです」



川内「そうだね…優しすぎて自分が苦しんでる」



神通「負けませんとか言いましたけど、提督が1人を選ばないなら…」



川内「あたしも別に…今の生活に満足してるからね」






那珂「それでさ~一応結婚だからね~贈り物を持ってきたの」ゴソゴソ



提督「そうなの?」



那珂「じゃーん!指輪~」テッテレー



提督「え…」



那珂「ネックレスだから安心してね」



提督「なんだ…ビックリさせるなよ」



那珂「那珂ちゃんも指にしないから御揃いだね」ニコ



提督「そうだな」






川内・神通「出遅れた!!」



神通「くっ」ダッシュ



川内「それとこれは別だから!!」ダッシュ






青葉「にぎやかでいいですね~新聞の一面決定!」パシャパシャ




ゴシップは鮮度は命




青葉新聞 特別号!!


遂にゴールイン!!提督❤川内型(川内・神通・那珂)


昨日、提督氏と川内型三名が遂にケッコンカッコカリを行った。我が鎮守府では初となる。


鎮守府内は『やっとか』というコメントが多く、皆が気にしていた件がようやく解消されたといえ・・・



提督「さすがは青葉、はえー」



天龍「よ、妻帯者」



提督「茶化すな」



龍田「3又男さんおはよ~」



提督「やめてくれ・・・」



陸奥「重婚(事実婚)の提督~おはよ~」



提督「だあああああああやめろやあああああああああ」



青葉「ふっふ~流石私・・・苦労したかいがあります」



那珂「これここから出さないでよ・・・那珂ちゃんのアイドル人生が終わるから」



青葉「分ってますよ、皆の意欲向上のためですよ」



那珂「寝て起きて改めて考えるとヤバい気がしてきた・・・あぁ~怖い」



青葉「ご安心を、私が情報管理をしているので」




婿入りすると頭が上がらなくなるよ!




電「結婚おめでとうなのです!」



川内「ありがと」♪



雷「式とかは挙げるのかしら?」



川内「いってもレベル上限開放の儀式みたいなもんだしね・・・」



響「仮初の愛・・・深いんだよ」キリッ



暁「それはダメな奴だと思う」



川内「提督の事だから深くは考えてないだろうけど」



電「指にはめないのですか?」



川内「そうだね、紐通してネックレスにしてるよ。これでも効果あるみたいだし」



雷「あれよ、本番までは置いておくの」



暁「ロマンチック~」



川内「そうなるといいんだけどね」エヘヘ



響「名前は変るの?」



川内「特には・・・ってこの場合提督の苗字になるのかな?」



電「嫁入りならそうなるのです」



川内「苗字知らない・・・」



雷「そういえば・・・ 司令官 としか呼んだ事無いわね」



響「軍法で決まってるんだよ、司令官は司令官。名前は伏せる。艦娘との差別化並びに地位の確立・・・もろもろ」



暁「名前被ってたら分らないものね、名前は伏せた方が賢明よね」



電「敵さんにばれたら大変なのです!」



川内「提督を多く配置する事で主力の隠蔽にもなるし・・・結構重要だね」



川内「結婚しても上司部下なのは・・・(仮)だし仕方ないか・・・」ハァ・・・



響「あ~いを~取り戻せ~♪」



暁「奪われてない奪われてない」ナイナイ




愛に代わりは無い




神通「♪~」



長門「最近機嫌がいいな」



陸奥「そりゃ結婚したんだから当たり前でしょ」



長門「そんなに良いものなのか?」



陸奥「女の子なら憧れるものよ、多分」



長門「神通、結婚とはいい物なのか?」



神通「はい、とても暖かくて幸せです♪」



長門「ふむ・・・つまりあれか」



長門「炬燵だな!!」



陸奥「・・・当分結婚は無理ね・・・」バカ・・・




考え事は何もしてない時に




鳳翔「」トポポポポポポ



間宮「・・・」



鳳翔「」トポポポポポポポ



間宮「あの・・・鳳翔さん?」



鳳翔「」トポポポポポポポ



間宮「鳳翔さん?聞いてます?そのお鍋もう真っ黒ですよ?」



鳳翔「・・・」トポポポポポポ



鳳翔「ふぇ?」



間宮「ふぇ?じゃないですよ?その黒鍋どうするんですか!?」



鳳翔「・・・」



鳳翔「カレ―って言い張れば」



間宮「1人しか釣れませんよ・・・大丈夫ですか?」



鳳翔「大丈夫ですよ、ちょっと考え事を・・・」



間宮「(ぜったい提督の結婚の事だ)」



鳳翔「気を取り直して、カレーを・・・」



・・・



鳳翔「」ポチャポチャポチャ



鳳翔「」トポポポポポ



間宮「誰か助けて・・・」




太陽みたいな人っている、皆笑顔になれる




扶桑「結婚・・・とても魅力的・・・でも」



翔鶴「・・・気持ちは分ります」



木曾「・・・」キキミミタテ



扶桑「愛があれば別に結婚しなくても・・・」



翔鶴「しかし、人は我儘ですからね。自分の物にしないと気が済まないの」



木曾「(それ以前にお二人さんは艤装持ってないんですが・・・)」



扶桑「提督が私を大切にしてくれるなら私は十分よ」



翔鶴「愛の形は人其々・・・私も彼が笑顔を向けていてくれるなら・・・それで・・・」



木曾「(お、重い・・・想いが重い・・・)」



雪風「そんな沈んだ顔はダメです!!もっと笑顔です!」



時津風「笑顔笑顔―」ニコ



扶桑「・・・ありがと、雪風ちゃん、時津風ちゃん」



翔鶴「貴方達はまるで太陽ね」



提督「お、2人ともいい所に・・・扶桑、翔鶴ちょっと用事があるから来てくれ」



扶桑「了解しました」



翔鶴「ありがとね、小さな太陽さん」



雪風「皆笑顔で幸せです!!」




(仮)って言ってるけど実質予約みたいなもんだよね?




提督「最近賑やかだよな・・・」



叢雲「あんたが結婚したからでしょ?」



提督「ん~まぁそうなんだけどさ」



叢雲「実感無い感じ?」



提督「いっても前と関係が変わった訳じゃないし」



叢雲「それがいいわ、いきなりベタつかれてもこっちが腹立つし」



提督「そんな事するかよ、ただ・・・」



叢雲「ただ?」



提督「俺がここまで来るとは思わなかった・・・何だかんだで独身貴族だと思ってたんだが」



叢雲「そう言うのはちゃんとした結婚してから言いなさいよ」



提督「そうだな、感情に浸るのはもっとあとだよな」



叢雲「(あんなの既に手中みたいなもんだけど・・・なんとかなるんじゃないかしら)」



叢雲「まぁがんばんなさい」



提督「一喝ありがと」




遠くない未来って凄い近い




提督「お前ら戦闘で何か変った?」



川内「・・・特に」



神通「そういえば・・・大きな変化は」



那珂「燃費が上がったらしいよ?妖精さんに聞いたんだけど」



提督「超強化!って訳じゃないのね」



川内「思ったよりも微妙だったね・・・」



提督「練度は?お前ら全然測定してないと思うけど」



川内「150」



神通「150です」



那珂「150~」



提督「は?なんで?もう上限じゃん」



川内「起きてみて測定したらなってた」



神通「艤装も大きな変化はありませんね」



那珂「何のための結婚か・・・」



提督「・・・(これってホントに結婚しただけ?)」



提督「(深く考えてなかったけど・・・これって)」チラ



川内「?」



提督「・・・」



神通「提督?」



那珂「提督~言ったじゃん。深く考えなくてもいいって」



提督「そうだな、すまん」



川内「取りあえずご飯食べに行こ~」



提督「そうだな、俺も腹減ったわ」



神通「今日は何でしょうか・・・?」



那珂「最近なんか味濃いって聞いたな~」



川内「はやく行こ!」



提督「しばらくはいいか、今が楽しけりゃ」




式は1年くらい前から予約する、すっごいめんどい




食堂



川内「いえーい」



提督「お前は子供か」



神通「エヘヘ」ギュ



那珂「神通ちゃんは可愛いね・・・」



・・・



天龍「来たぞ新婚幸せクソ野郎だ」



木曾「目に毒だ、あと無性にムカツク」



龍田「でも根本的な所は変わって無いわね~」



天津風「契りとは・・・面妖な・・・」モキュモキュ



天龍「確かに面妖だわな・・・3人だもんな」



木曾「これ以上増やさないで欲しいぜ」



龍田「大奥みたいになっちゃうわね」ウフフ



天龍「怖、上下関係とか怖そう」



龍田「私もごめんだわ~。結婚するならお金があって優しくて私の言う事何でも聞いてくれて~」



天龍「それ都合良すぎだろ・・・てかそんな男居てたまるか」



龍田「冗談よ~」ウフフ



木曾「俺はウェディングドレス着たい!」



天津風「白き天使の衣か?意外ぞ・・・」



木曾「一生で一度しか着ないならあっちがいいぜ」



龍田「もしかしたら何回もあるかもしれないわ~」フフフ



木曾「辞めてくれよ・・・笑えねぇ」




隣の芝生は青い・隣の花は赤い




間宮「いらっしゃい提督、ご注文は?」



提督「お前ら何にする?」



川内「和食がいい!」



神通「私も」



那珂「那珂ちゃんはハンバーグ」



提督「俺は・・・日替わりで」



間宮「では出来ましたら呼びますので」



間宮「鳳翔さん注文です」



鳳翔「はい・・・提督、おめでとうございます」



提督「鳳翔さんもしかして体調悪い?」



鳳翔「いえ、大丈夫ですよ・・・お幸せに」



間宮「笑顔が乾いてる・・・」



提督「体調悪いなら無理しないでね~」



川内「美味しいそうなもの出たらちょーだい」



提督「等価交換を要求する」



神通「姉さん、自分のを食べてくださいよ」



那珂「ハンバーグにはチーズがいいよね~」



提督「しかし俺が欲しいものが無けりゃ話は無しだ」



川内「いいじゃん!ケチ」



提督「ケチで結構だ」



川内「む~」ビスビス



提督「なんで!?なんで鳩尾なの?いだいだい」グエ



神通「姉さん!」



・・・



鳳翔「幸せそう・・・幸せ・・・幸せって何かしら」サァー



間宮「・・・まだチャンスはありますから!!」



鳳翔「でも私引退してるし・・・練度上がらないし」



扶桑・翔鶴「」チラ



間宮「まだ!まだです!まだそちら側ではありません!」



扶桑・翔鶴「」シュ



間宮「せめて前の鳳翔さんに戻ってくれさえすれば・・・」ハァ・・・




話題はころころ変わる




曙「結婚ね~」



潮「とっても幸せそう・・・いいなぁ」



曙「まだまだお子ちゃまなんだから・・・」



朧「将来の夢 お嫁さん」



漣「軍に所属しててそれは・・・儚すぎやしませんか?」



朧「人の夢と書いて儚い」



漣「漢字って皮肉の塊だよね~いつも思うわ~」



曙「話脱線してるわよ」



潮「出来ればお嫁さんになって・・・幸せになりたい」



叢雲「今のうちにお金貯めとけば絶対結婚できるわ」



曙「それはクズしか寄って来ないわよ」




雨の日は雨の日にしか出来ない楽しみ方で




提督「雨か・・・」



提督「なら久しぶりに~」



・・・



コンコン



神通「提督?」



神通「提督?居ませんか?」ガチャ



神通「どちらにいったのでしょう?」



・・・



提督「雨の日の釣りも乙な物だ」



北方棲姫「オツ?」



提督「風情があっていい感じって事」



北方棲姫「ソウナノ?」



提督「雨音を聞きながらのんびりするのが好きなんだ」



北方棲姫「ホッポハタノシイノガスキー」



提督「楽しい事は俺も好きだが、雨音は雨の日にしか聞けないだろ?」



北方棲姫「ウン」



提督「季節や気候はその時しか味わえないからな~こうやってその日にあった楽しみ方をするんだ」



北方棲姫「シゴトハ?」



提督「・・・無いよ?」



北方棲姫「ゼッタイウゾダ」



提督「いいじゃ~ん、こうやって2人でお話する機会もないでしょ?」



北方棲姫「ソレモソウ・・・イイカ!」



提督「いいんだよ~俺だってのんびりしたいの~」



北方棲姫「ノンビリ~♪」



提督「釣れない・・・」



北方棲姫「ココラヘンサカナイナカッタヨ?」



提督「先言ってくんない!?」




実際仕事が多いと部屋が散らかる





天龍「きたかみー提督知らないか?」コンコン



北上「・・・」



天龍「入るぞー」ガチャ



ゴチャゴチャ



天龍「うぉ!?きたねぇ!!」



北上「なんですか・・・今日は非番で体調がすこぶる悪いんです・・・」



天龍「お前の部屋もっと綺麗じゃなかったか?」



北上「・・・仕事が始まると部屋は寝に帰るだけなので散乱しちゃって」



天龍「ダメじゃん・・・」



北上「仕事が無いとやる事もなくただただ1日が過ぎるのを待つだけ・・・」



天龍「何かしようぜ・・・頼むわ、そんな姿のお前は見たくないぞ‥‥」



北上「善処します」グター



天龍「それ日本人がやる気が無い時に言う言葉だぞ」




幸せってのは気付かない




翔鶴「ふんふふ~ん♪」



本棚<グラッ



長門「ん?本棚が・・・よっと」ガシ



長門「もっとちゃんと固定しないとな」ナオシナオシ



・・・



翔鶴「提督は~何処かしら?」



野球ボール<ヒュー



青葉「翔鶴さーん」



翔鶴「何かしら?」クルッ



パリーン



翔鶴「え?」



電「割れたのです―!」



響「oh・・・」



雷「やっちゃったわね」



暁「・・・」



電「お怪我は無いですか?」



翔鶴「大丈夫よ、それよりお部屋でボール遊びはいけませんよ?」



ハーイ



翔鶴「青葉さん、妖精さんに連絡をお願い出来るかしら?」



青葉「招致」シュ



翔鶴「箒と塵取りを取ってきましょう」



電「なのです!」



・・・



翔鶴「今日は賑やかね~」



たらい<ヒュー



川内「那珂!あんた私のお菓子食べたでしょ!ゆ゛る゛ざん゛!」シュバババ



那珂「ちょ!?クナイ投げないでよ!?死ぬ死ぬ!!!」ヒョイヒョイヒョイ



たらい<グエ ガイーン



翔鶴「あら?たらいにクナイが刺さってるわ・・・何でかしら?」



・・・



提督「ただいま~っと」



翔鶴「提督!おかえり・・・きゃぁ!!」ツルッ



提督「おっと」ダキシメ



提督「大丈夫か?」



翔鶴「はい///ありがとうございます」



提督「足捻ったりしてないか?」



翔鶴「滑っただけだと思うんですが」



提督「一応医務室で見てもらう、ちょっと我慢しててくれよ」ダキアゲ



翔鶴「わわ・・・」オヒメサマダッコ



提督「大丈夫か?」



翔鶴「はい、ありがとうございます///」



翔鶴「(今日はとても幸せだわ)




じゃれ付くまでが一番幸せ。それ以上は責任問題が・・・




提督「・・・」



天津風「・・・」ドキドキ



提督「天照・・・」カイガン



天津風「おぉ!!流石はアドミラル!」キラキラ



提督「これカラコンって奴?意外に違和感無いんだな」



天津風「左様、我の物の余りである」



提督「大丈夫なのか?人の使っちゃって・・・」



天津風「市販である。視力などには影響はなかろう」



提督「なんか見ずらいな~真ん中見えないし赤いし片目だけ視力落ちそうだ」



天津風「・・・大丈夫か?」



提督「お遊びには使えそうだな、乱用はいかんぞ?」



天津風「無論だ、心得ておる」



コンコン



神通「提督、お仕事を放っておいてどこへ行かれてたんですか!」



提督「ゲ神通・・・息抜きだ息抜き」



神通「私の目を見て仰ってください!」



提督「あ、いや・・・」



神通「っ・・・!?その目はどうしたんですか!?何かの病気!?」



提督「いや、待ってくれ。これはな・・・」



神通「・・・いつも私達に何も言わないで」



提督「(こんなパターン前もあった気がする)」



提督「心配するな、俺は大丈夫だ」



神通「でも・・・今までは提督でしたけど・・・私とあなたは・・・」フルフル



提督「心配してくれてありがとう。もっと自分を大切にするよ」ギュ



神通「死んだら追いかけます」グスッ



提督「辞めてくれよ・・・」



神通「もぅ居なくなったら嫌です」



提督「俺は何処にも行かないぞ?」



神通「ならさっきまで何処に行ってたんですか?」ムッ



提督「釣りだよ夜釣り」



神通「そんな事言ってはぐらかして・・・知りません!」プイ



提督「ホントだって~」



イチャイチャ



天津風「・・・」



天津風「・・・」ススス



天津風「ゴユックリ」パタン




成せば何とか成る




雪風「ながとさーん」



長門「なんだ?」



時津風「いえーい」



長門「どうした2人とも」



雪風「長門さんが手から光線出せると聞きました!!見せてください!」



長門「は?」



時津風「すごいね~」



雪風「見てみたいです!!」



長門「ちょっと待て、誰から聞いたんだ?」



雪風「鈴谷さんです!」



長門「後で潰す」



時津風「見せて見せて―」グイグイ



長門「待て待て、室内は不味いから外でな」



雪風・時津風「ハーイ」



長門「(どうする・・・そんなものは出ん)」



長門「(しかしこの純粋な2人の気持ちを裏切れぬ)」



長門「(なんとなくそれっぽい事して出なかったって事にしとこう)」



長門「よし、いくぞ!」



雪風・時津風「わくわく」



長門「な~が~と~」ググググ



長門「波ぁぁぁぁぁ!!!」バッ



シーン



長門「・・・」



雪風・時津風「・・・」



長門「すまな・・・」



チュドーン ドッカーン



長門「!?」



雪風「数キロ先の海が爆発しました!!」



時津風「すごーいすごーい」



長門「・・・ははははは(意味わからん)」




知らない・見てない・聞いてない




鈴谷「重い・・・疲れた、なんでドラム缶に重油入れて担がないかんのか」トホホ



熊野「鎮守府はそこなんですから頑張りなさい!」



鈴谷「あ~だる、もぅ水に浮かべて引っ張ってこ」ポイ



熊野「失くしても知りませんわよ」



夕張「ひまね~遠征も飽きた感が半端ないわ」



夕立「なら一緒に踊るっぽい!」クルクル~



夕張「ちょ!?魚雷落としてる!危ない危ない!」



夕立「ありゃ・・・艤装付けてるとめんどいっぽい~」ヒロイヒロイ



夕立「あっ」バシュ



夕張「あっ」



スババババ



鈴谷「ふふふ~楽ちん~♪」



チュドーン ドッカーン



夕張「・・・」ダラダラ



夕立「・・・」



熊野「鈴谷!?すずやあああああああああああ」



夕張・夕立「・・・どうしよ(っぽい)」




管理者は処理に追われる




提督「遠征の報告書になぜ負傷者の名前があるんだ?」



夕張「え・・・っとそのこれには・・・」



夕立「ぽい・・・」



提督「軽傷で済んだからいいもの至近距離の爆発を真横で喰らってみろ四肢バラバラだぞ?」



夕張「はい、すいません」



夕立「ぽい」



提督「今回は鈴谷も元気みたいだし不問する、だたし」



提督「明日から頑張れよ」ニコ



夕張「‥‥ハイ(あ、私の休日無いかも・・・)」



・・・



提督「仕事が増えたぞ・・・めんどい」



那珂「いいじゃん、大事じゃないんだからさ」



提督「遠征で艤装が大破とか上にどうやって報告すればいいの・・・」



那珂「奇襲で・・・」



提督「ここに援軍来るぞ、そして草の根分けて捜索するぞ?」



那珂「・・・艤装がいきなり爆発」



提督「ここの妖精さんの責任になるだろうが」



那珂「・・・素直に遊んでたら爆発しましたでいいんじゃない?」



提督「 お前はアホか としか言えんだろうな」



那珂「管理するのも大変だね」



提督「鈴谷の艤装修理の依頼出しだ?」



那珂「出した、少なくても2週間ってとこ」



提督「ならそれまで鈴谷と熊野はお休みで」



提督「あいつ等は2人でいた方がいいだろ」



那珂「お優しい事で」



提督「熊野が離れないので仕事してくれないの」



那珂「諦めの境地レベルなのか・・・」




別れは突然・・・かもしれない




鈴谷「いや~死ぬかと思ったよ~」アハハ



川内「悪運だけは強いんだね」



鈴谷「ラッキーだね、これはあたしのリアルラックが高いって事を証明してくれたよ」



長門「よくもまぁ・・・あれだけの爆発を至近距離で喰らって捻挫で済んだ物だ」



鈴谷「今生の別れにしたくなかったからね」



川内「難しい言葉知ってるんだね」



鈴谷「カレ―との別れにはまだ早いよ」キリッ



長門「・・・頭打った方が良かったんじゃないか?」




会議ってほどの物じゃない




熊野「鈴谷には心配掛けさせられますわ」



龍田「わかるわ~うちの天龍ちゃんもそうよ~」



神通「うちの姉さんも・・・」



熊野「鈴谷は楽観的すぎなのですよ・・・あ、この紅茶美味しい」



龍田「私のお気に入りのハーブティーよ、お勧めなの」



神通「このクッキーも美味しいですね」



熊野「そうですわね、塩風味が合うとは思いませんでした」



龍田「あんまりたくさん食べるものじゃないけどね~味が濁っちゃうから」



・・・



木曾「お前らあれなんて言うか知ってるか?」



電「井戸端会議なのです」



響「苦労人の会」



雷「もっといい方向に考えましょうよ」



響「愛する人自慢?」



暁「全員身内の会話じゃない」



木曾「・・・考えは人それぞれだな(電に言われちまった)」ハハハ




悩める奥様方




川内「2人は結婚したこと誰かに言った?」



神通「特には・・・」



那珂「誰にも言える訳ないじゃん・・・アイドルなんだから」



川内「報告みたいなのって書いた方がいいのかな~と思ってさ」



神通「年賀ハガキでいいのでは?」



川内「でも式挙げてないから写真貼れないじゃん?」



那珂「かと言って態々撮った写真貼ったら嫌味っぽいね」



川内「・・・子供とか、出来てからでいいかな///」



神通「!?」



那珂「大胆だね~」フ~↑



川内「それ位じゃないと貼れないじゃん!」



那珂「でもそれだとデキ婚みたいだよね」



川内「・・・なんか嫌だ」



3人「ウーン」




何でも金が掛る




提督「あ~だるい、もぅやだ~」ポイ



天龍「もうちっと頑張れよ~奥さん見たら泣くぜ?」



提督「これだけの量はきついわ・・・徹夜だわ」



天龍「まぁな・・・頑張れよ」



提督「お前は秘書だろうが、手伝え」



天龍「わーってるよ、1枚目建造依頼書?これ提督のじゃん」



提督「建造だぁ?いらん。」



天龍「おっけーならシュレッダ―行き」



提督「次は・・・は?指輪の請求!?おま‥‥はぁ・・・」



天龍「いくら位なんだ?」



提督「ほら」ペラ



天龍「・・・・・・は?聞いてたより高くね?」



提督「1つで俺の給料1カ月分だな。てかなんだよ特注って!!ダイヤ入れてるとか聞いてねーぞ!!」



天龍「昔から給料三か月分って言うし・・・」



提督「押しつけで送られて三カ月無一文とか死刑宣告だろ」



天龍「・・・南無三」



提督「あぁ・・・結婚は金が掛る」




月が綺麗ですね、私死んでもいいわ




春雨「・・・」ボー



夕立「春雨どうしたの?」



春雨「月が綺麗・・・と思って」



夕立「今日は満月っぽい!」



春雨「何だが私、月を見るのが好きなの」



夕立「風情って奴っぽい!」



春雨「ホントに綺麗・・・吸い込まれそうなほど・・・」



夕立「ぽい?・・・・・・えい」ギュー



春雨「夕立ちゃん?」



夕立「ぽいぽい」ギュー



春雨「・・・あはは」ギュー



夕立「二人なら楽しいっぽい!」



春雨「そうだね、ありがと」



夕立「時雨もいればもっと楽しいっぽい!あれ以来会って無いけど」



春雨「いつか会えるよ!私が夕立ちゃんと再開できたんだから」



夕立「いつかな~いつかな~♪」



春雨「いつかな~」



夕立「提督にお願いするっぽい!」



春雨「そうだね、お願いしよう!」




来るもの拒まず




提督「新造艦?」



春雨「はい!」



提督「なんで?」



夕立「時雨に会いたいっぽい!」



提督「時雨?」



春雨「私達の友人です」



提督「2人が再開できたなら3人の方がって事か?」



夕立「時雨の事だから1人でのんびりしてると思うっぽい」



提督「そう言う事なら協力しよう、特に要らんと思ってたが工廠に発注しておく」



提督「3隻位やっておくがその子かは分らんぞ?」



夕立「誰が来ても大歓迎!っぽい」




ビックリ 仰天




工廠



川内「これで3隻よろしくおねがいしま~す」



妖精さん「リョウカイ」



<3セキシンゾウカ~ン



神通「いちおう工廠内でもバリケード張って新造するんですね」



妖精さん「バクハツシタラヒガイデマスシ」



那珂「それもそうだね」



川内「あんなに3つくっ付けて大丈夫なの?爆発したら連鎖しない?」



那珂「ボン○ーマンみたいに言わないでよ・・・」



妖精さん「ソノトキハソノトキデス」



神通「結構楽観的なんですね・・・」



カーンカーンチュイイイイイイイインズガガガガガ



川内「まじまじと観察するの始めてかも」



神通「そう言えばそうですね」



那珂「結果だけ見ておしまいって事が大抵だし」



川内「艦娘ってふっしぎ~」



妖精さん「マッタクデスナ」



那珂「それ妖精さんが言っちゃう?」



妖精さん「クワシイコトハキンソクジコウデス」



那珂「都合いいね~その言葉」



神通「今回の建造はどの艦種ですか?」



妖精さん「クチクカケイジュンデス」



川内「戦艦・空母は必要ないからね、うち」



神通「今回は時雨ちゃん?をお迎えしたいらしいです」



那珂「誰それ?」



神通「夕立ちゃんと春雨ちゃんのお友達だそうです」



那珂「あ~うん、来るといいね」



川内「ちょっとチラ見してみようかな」ウシシ



神通「姉さん、危ないんですから辞めてください」



川内「大丈夫だって~ほらあの幕の端っこ捲れてるからあそこからなら」ソロソロ



那珂「姉さん、これ以上面倒事起こさないでよ」ツカマエ



川内「え~そう言われると見たくなる・・・放して~」グググ



那珂「ちょいちょい、力強いって・・・神通ちゃん手伝って」イタイヨ・・・



神通「姉さんったらいい加減にしてください」ガシ



川内「いででで、じんっつう・・・爪、爪が食いこんでまぁす!」



神通「わざとです、早く諦めてください」



川内「ちぇーいいじゃん・・・ちょっと位・・・」



妖精さん「ニギヤカデスネー」



・・・



神通「那珂、指輪は如何してるの?」



那珂「指輪?那珂ちゃんは紐通して首からかけてるよ」



神通「私もそうね、本が傷つくかもしれないし」



那珂「あらそうなの?意外・・・」



神通「あと出撃の時すごし邪魔で・・・こんな事言えないけど」



那珂「魚雷とか砲撃の時ずれそうで怖いなぁ・・・」



川内「やっぱ見る!私を止めるな―」ダダダー



神通「姉さん!」



那珂「我儘でGO MY WAY だね」



川内「うおおおおおおお」



那珂「てや」ガシ



神通「姉さんいい加減に・・・」ガシ



川内「ちょ、2人とも重いって・・・おわぁ」ズデーン



妖精さん「テイトクモタイヘンダ」



川内「痛い・・・」



神通「自業自得です」



那珂「あれ?紐切れてる、指輪どこ行った?」



神通「・・・私のも切れてます」アオザメ



川内「2人ともネックレスにしてるからそうなるんだよ~私はちゃんと左手の薬指に・・・」



薬指「ソナイナモンナイデ」



川内「・・・あれ?」



指輪<ヒュー



妖精さん「アッ・・・アレ、ナカニハイッチャウゾ」



ヒュースポ



ナンダ?ナンカハイッテキテ・・・ヤバイニゲロー



妖精さん「3ニントモヤバイデス!ニゲテ!」



3人「え?」



ドカーン



・・・



川内「どこだ~あたしの指輪」ゴソゴソ



モゾモゾ



川内「なんか動いてる・・・なんだ?」モチアゲ



せんだい「うー」グズグズ



川内「は?」



じんつう「zzz」



神通「・・・」セキカ



なか「あぅ?」



那珂「・・・那珂ちゃんのちっさい版だ」



せんだい「ううううううう」ジタバタ



川内「何これぇ!!」




後書き

今回も多くの応援ありがとうございます! Part 4に続く予定です。それまでちょっと待ってね

これからも毎日ちょびちょび更新ですが頑張ります。お疲れ様です


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73件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2014-10-20 00:07:59 ID: 8rUJ3FbP

待ってました!また楽しみにしてます!

2: kusasan 2014-10-20 06:20:01 ID: RvZVqCRG

待ってました!part1から見てます!また楽しみです(≧∇≦)

3: SS好きの名無しさん 2014-10-20 18:59:16 ID: nVkh6giH

来たか(ガタッ

4: SS好きの名無しさん 2014-10-20 19:08:34 ID: IALafFad

待ってました~!1から毎日楽しませていただいてます♪

5: SS好きの名無しさん 2014-10-21 03:07:20 ID: oD_XoPY6

ひゃっほい!新作だー!!

6: SS好きの名無しさん 2014-10-21 17:24:02 ID: sahVe2It

新作か。
ベネ。

7: SS好きの名無しさん 2014-10-21 20:16:44 ID: 6EdfyooG

戦艦ヴィットリオ・ヴェネト

8: SS好きの名無しさん 2014-10-21 22:41:54 ID: zVKz3TXL

あれ(スーパー北上様)がどうなったらこうなるんだ

9: SS好きの名無しさん 2014-10-21 23:24:46 ID: Y_8GBYWs

北上・・・

10: SS好きの名無しさん 2014-10-22 01:04:01 ID: pWm-kXQm

やったー!続編ー!やったー!

11: SS好きの名無しさん 2014-10-22 08:35:00 ID: 1NPDEzR0

最近出撃なかったから忘れてたけど、そういやここの提督人間やめてたんだっけ

12: SS好きの名無しさん 2014-10-23 00:12:29 ID: vjYkL5bN

>>「鈴谷が艦装のタンクにカレーを入れて壊しました」

鈴谷はドジっ子だなぁHAHAHA(白目

13: SS好きの名無しさん 2014-10-23 07:10:13 ID: TtZYXlYu

待ってました〜。

14: SS好きの名無しさん 2014-10-24 13:21:58 ID: JnKOYle8

幼馴染み赤城さんホント好き
いつも続きを楽しみにしてます

15: SS好きの名無しさん 2014-10-24 20:30:19 ID: B6If_Iva

川内型つええええええええ!

16: shinedoragon ark 2014-10-24 22:36:07 ID: Dp5utX64

神通が怖い・・・ww

17: SS好きの名無しさん 2014-10-26 12:02:43 ID: rIMU4Omn

いやー、赤城の手紙と小包すごく気になる。

18: SS好きの名無しさん 2014-10-27 15:54:31 ID: px1Uaekr

憲兵さん出んかな?

19: KitiGai2A24 2014-10-27 21:47:17 ID: 6cxeTnyc

ここの赤城大好きなんだけど。
お持ち帰りしていいですか?☜

20: SS好きの名無しさん 2014-10-28 17:56:22 ID: 6cD6HhGp

最初の演習でトラウマになるくらい泣かされたのは話の流的に金剛4姉妹+加賀さんなのかな?霧島いなかったけど。

21: SS好きの名無しさん 2014-10-29 23:17:15 ID: 410J3Lm6

なんか熱39.8度には共感出来る俺がいる、

22: Ku 2014-10-30 06:47:36 ID: NC1KwLy8

いつもすげぇ楽しみにしてます!頑張って下さい!

23: KitiGai2A24 2014-10-30 07:25:19 ID: PWgFCdTp

陣痛怖いwwwwwwけど踏まれたい

24: SS好きの名無しさん 2014-10-31 11:17:59 ID: Ff4P-D1-

誰なんだこの中二病重症患者はwww

25: SS好きの名無しさん 2014-10-31 19:02:41 ID: jGsYAXEa

天津風かww

26: KitiGai2A24 2014-10-31 19:39:01 ID: MlSq_Jnh

何だこの真新しい天津風wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

27: SS好きの名無しさん 2014-10-31 21:08:22 ID: SeAlOgqz

熊本産天津風か

28: SS好きの名無しさん 2014-10-31 22:34:14 ID: 8D-8wC6U

※27
おう熊本が中二病の産地だというのやめろや(P並感)

……それにしても天津風はどうしてこうなったんだろうか…。

29: SS好きの名無しさん 2014-10-31 22:59:47 ID: vkrYdWsQ

エアヴァルトゥングヴィントさんの活躍に期待!

30: SS好きの名無しさん 2014-11-01 09:56:06 ID: wigfZ-5G

まさかの天津風かよ、予想外過ぎて鼻水吹いたわ

31: SS好きの名無しさん 2014-11-01 21:32:41 ID: 7EYH8JRE

これは間違いなく熊本生まれですねぇ……

32: SS好きの名無しさん 2014-11-03 01:55:07 ID: 3UJ7GXty

ぽいかわいいっぽい

33: SS好きの名無しさん 2014-11-04 00:52:50 ID: nThWUA6B

神通は筆談しなくても口パクで言ってること分かりそう

34: SS好きの名無しさん 2014-11-05 07:42:57 ID: fJSI1L1c

赤城さん可愛い

35: SS好きの名無しさん 2014-11-06 11:01:04 ID: LoEgEWfm

航空戦力皆無って鳳翔と翔鶴と扶桑はどこへ?

36: SS好きの名無しさん 2014-11-06 13:30:23 ID: S77drc7z

赤城さんお持ち帰りよろしいでしょうか?DOES氏

37: SS好きの名無しさん 2014-11-07 02:32:35 ID: 8gRfXCbq

ここの鳳翔さんって物凄く練度高くなかったっけ?

38: SS好きの名無しさん 2014-11-07 11:58:00 ID: a5acbSVQ

鳳翔さんは退役した歴戦の猛者みたいな感じで描写が出てましたね!
赤城さんが大本営の空母よりうんたらかんたらと言っていましたしね。

39: SS好きの名無しさん 2014-11-07 16:01:38 ID: ncTQdf4p

ついに川内が自分から動いた(涙)
頑張れ川内

40: SS好きの名無しさん 2014-11-07 23:07:52 ID: fafezmm5

自分から誘う川内可愛い
あとやっぱりダンボールは最高だな(錯乱)

41: SS好きの名無しさん 2014-11-08 01:42:07 ID: x-fmMe_B

陸奥、服ぐらい貸してやれやw
ガタイなんぞ大して変わr(41cm連装砲の的になりますた)

42: SS好きの名無しさん 2014-11-08 13:34:21 ID: 2NODg9Tc

1個目からみてます、このSS見てから川内型育て始めました。

43: SS好きの名無しさん 2014-11-08 17:43:57 ID: G50m_YHK

こんなに投稿ペース速くてやめたくなったりしないんですか?
尊敬します

44: ホワイトレイヴン 2014-11-08 21:17:09 ID: vRmJSd9G

この赤城さんも食いしん坊か…。
やっぱり赤城さんはこうでないとな。

45: SS好きの名無しさん 2014-11-08 22:08:15 ID: n7UAW6G8

やっぱり赤城お持ち帰りしていいですか?

46: SS好きの名無しさん 2014-11-09 00:31:38 ID: Jx0uVZF-

7382(ボソッ

47: SS好きの名無しさん 2014-11-09 02:24:20 ID: R0Kte5n5

暗証番号はこまめに変えよう!(こなみかん)

48: SS好きの名無しさん 2014-11-09 17:58:19 ID: oxWI0-zm

誰かアニメ化とは言わないけど、マンガかMMDで再現してくれないかなぁ。。。

49: SS好きの名無しさん 2014-11-10 08:33:53 ID: Acycc7vX

鈴谷…素人に直接スパイス渡してもわからんてw

50: SS好きの名無しさん 2014-11-12 04:04:07 ID: zBuKwL6c

明石さんの仕入れ風景が見てみたいなぁ

51: SS好きの名無しさん 2014-11-13 15:55:07 ID: 2PxB5ves

うっそーーんσ(^_^;)
忘れてたってヒドイよ(´・_・`)

52: SS好きの名無しさん 2014-11-14 10:08:11 ID: Q-gGHgJO

明石さんかわええよなー
そしてレジの金って少ないのはもちろん多すぎても締められないんだよな…昔を思い出したわ

53: SS好きの名無しさん 2014-11-17 22:30:41 ID: 2Z7baAMa

提督ェ…

54: SS好きの名無しさん 2014-11-20 16:56:32 ID: B_KZbDnd

確かに似てるよなー春雨
E-2でドロップ報告もあるみたいだし

55: SS好きの名無しさん 2014-11-20 22:07:00 ID: KI6gLNtX

たまんねぇな

56: SS好きの名無しさん 2014-11-21 02:42:23 ID: 8Tk9L7Pc

>シャチのオルカ
鴨川かな?輪廻のラグランジェってアニメで同じ名前のシャチが居たね

57: SS好きの名無しさん 2014-11-22 14:33:23 ID: CpQcapIq

ドイツ艦娘のフラグが!

58: SS好きの名無しさん 2014-11-25 00:08:45 ID: sswpc_P9

ついにケッコンか!?

59: SS好きの名無しさん 2014-11-25 17:18:19 ID: ZN6jy2nQ

これを受けて赤城がどう動くのか…

60: KitiGai2A24 2014-11-25 21:53:52 ID: lHzg2tbl

もうこれアニメでいいんじゃね?

61: SS好きの名無しさん 2014-11-26 14:50:59 ID: 2MLBTsRN

まずはコミカライズやな

62: 山椒 2014-11-26 20:16:12 ID: fDTacSJC

遂に指輪ですか...
夜戦キチ加速おめでとうございます(ぁ
赤城は加賀に逃げると信じてる

63: SS好きの名無しさん 2014-11-26 23:33:28 ID: gKCqz53H

鳳翔さんでこれだと翔鶴、扶桑がとてつもなく心配です

64: SS好きの名無しさん 2014-11-27 08:12:52 ID: V7UxnXKt

もう3人と結婚したらあと何人としてもいいじゃんw

65: SS好きの名無しさん 2014-11-28 01:54:20 ID: f7HC5q4_

ああ…嫁(鳳翔)が壊れていく
いやまあウチに居る鳳翔とは別人なのはわかってるが、なかなか心にくるものがあるな

66: SS好きの名無しさん 2014-11-28 10:50:55 ID: 8aTj1bw2

幼なじみの赤城は自分の上司に提督への告白の機会奪われた形か( ;∀;)涙ながらに爆撃してそうやな(笑)

67: SS好きの名無しさん 2014-11-28 12:13:06 ID: 4Zf3MEU-

ほうしょーさんが深海化しそうでコワイw

68: SS好きの名無しさん 2014-11-28 15:29:56 ID: m46m-yxN

ウェディングドレス着たがる木曾可愛い(^^)

69: SS好きの名無しさん 2014-12-01 15:11:30 ID: QAooYtlG

レシピは駆逐艦プラス指輪!?

70: SS好きの名無しさん 2014-12-01 16:39:13 ID: K70D22xH

ロリ川内型か…。


ロリ川内型か…。

71: SS好きの名無しさん 2014-12-01 17:51:35 ID: hhb-L8ey

川内姉妹に子供が!
青葉にすっぱ抜かれたら鎮守府が揺れるな!!

72: SS好きの名無しさん 2021-09-05 23:31:05 ID: S:xSAduB

天津風wwwww

73: SS好きの名無しさん 2021-09-06 00:27:26 ID: S:7oNJjx

これは提督の胃が持たないよ


このSSへのオススメ

9件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2014-10-21 03:09:16 ID: oD_XoPY6

キャラ設定、世界観が纏まっていて、キャラ同士の会話も面白く読んでて楽しいSSです!

2: SS好きの名無しさん 2014-10-22 01:09:51 ID: pWm-kXQm

日常感がいい感じでどのキャラも面白い。たまにキャラが変わってるけどそれが凄く良い!
川内姉妹好きなら特にオススメ!

3: SS好きの名無しさん 2014-10-23 10:05:40 ID: f0vqHTfK

有る意味ほのぼのした鎮守府、こんな鎮守府なら用務員的な感じで着任したいものだ!

4: SS好きの名無しさん 2014-10-24 00:15:55 ID: jOryxgMV

DOES氏、愛してる

5: KitiGai2A24 2014-10-27 21:47:53 ID: 6cxeTnyc

DOESさんメッチャ面白いっす

6: SS好きの名無しさん 2014-11-01 14:26:28 ID: I1B_sWdU

川内型大好きな俺には最高です!
ほのぼのっていいね!

7: SS好きの名無しさん 2014-11-05 07:44:12 ID: fJSI1L1c

読みやすいしキャラの設定一つ一つがとても面白いです。
最高ですね。

8: SS好きの名無しさん 2014-11-15 16:13:58 ID: qBLdQwZf

夜戦に空母はいない、みたいな事言ってたけど
フラヲって夜戦で攻撃してきたよね

那珂ちゃん健気すぎだろ・・・

9: SS好きの名無しさん 2014-11-20 13:16:19 ID: m4LeDiiy

艦装カンソウじゃなくて艤装ギソウやで(コソッ


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