夜間鎮守府の日常 ~坂の途中に愛がある~
基本的に夜専門の鎮守府での日常SSです。
ひらひらと舞う紅葉に見とれながら、貴方の隣に寄り添って想う未来の姿。あぁ・・・年金って将来もらえるのかなぁ?
ていとく
見た目は子供、頭脳も概ね子供。戦闘力は元に戻るとすごい。
球磨
自称『3〇歳、未婚』の艦娘。容姿は幼く、20代に間違われることも。謎が多い北上のお姉さん。
吹雪
戦闘以外はポンコツな大本営所属の駆逐艦。現在は秘書官見習い。
朝潮
影の薄い提督見習い。優秀であるがゆえに掴み所がない。困った・・・
北上「」カタカタ
スマホ<♪Can you celebrate? Can you kiss me tonight?♪
阿武隈「古っ!?」
北上「はい、もしもし」
北上「あぁ、お姉ちゃん」
阿武隈「」ブフッ
北上「なんですか急に」
阿武隈「だってお姉ちゃんって」ククク
球磨『仲よさそうね』
北上「で、どうされました?」
球磨『そっちに行くわ~貴方の顔も見たいし』
北上「そうですか、お待ちしてます」
球磨『遠い高校に行っちゃって以来、会ってないから楽しみだわ~』
北上「動画や写真送ってるじゃないですか」
球磨「実物はまた別格よ!てか貴方、口調固いわね・・・実の姉よ?」
北上「勤務中ですので、失礼します」ピ
阿武隈「お姉さんいらしたんですか」
北上「えぇ、私と違って楽天家と言いますか」
北上「馬鹿ですね」
阿武隈「評価低くない?」
提督「ただいま」
神通「!?」シュババ ダキッ
提督「おぉ、素早いな」
神通「お帰りなさい」
提督「今日も綺麗だな。会えてうれしいよ」
川内「お帰りー。あっちはいいの?」
提督「休暇みたいなもんだ」
川内「ふ~ん」
神通「・・・他の女の匂いがする」
提督「は?」
神通【提督?このキツイ香水は誰の?】
提督「あれかな?北上のお姉さんが一緒に来てるからそれかな?」
青葉「」ソソソ
青葉「シッテルゾ」
提督「」
川内「首は付けといたほうがいいかな?」
那珂「指輪くらいはして貰いますかね」
神通「ふんっ」バシュウウ
提督「うおぉ!?」ガキィン
提督「神通・・・お前、拳で遠距離攻撃できるのかよ」
神通「鍛えました所、空気を弾として打ち出せるようになりました」
神通「これで見えない射撃の出来上がりです」
提督「川内は漫画みたいなことしてるし・・・成長に限界はないみたいだな」
川内「これぞ螺〇丸」シュババババ
球磨「・・・」
北上「どうですか?彼女たちは中々強いでしょ?」
球磨「聞いてたけど、えぇ・・・まじ?」
北上「戦闘狂ですから、鍛錬に抜かりがまったくありません。怖いものです」
北上「お姉ちゃんも一戦如何です?」
北上「あそこのギャラリーなら相手してくれますよ」ユビサシ
赤城「」ギロ
鳳翔「」ニコニコ
翔鶴「zzz」
那珂「提督動き鈍いね」
青葉「映像にするのも大変ですねぇ」つハンディ
鈴谷「まだ~?そろそろ娘達お風呂入れたいんだけど」
明石「いつ見ても心臓が痛いです・・・」
球磨「なんで一部は殺意むき出しなのかしら、怖すぎでしょ」
球磨「さすが魔境ね・・・見てるだけで寒気がするわ」
北上「誉め言葉として受け取っときます」
木曾「お?」
北上「どうも?」
球磨「あらきーちゃん」
木曾「姉貴じゃん、どうした?」
北上「姉貴?」
球磨「その目!どうしたの!!!」ガシ
木曾「昔暴発してな、オッドアイになりました」カポ
球磨「女の子が顔に傷づけて・・・しかも見えてないの?」
木曾「もう慣れたよ」
球磨「お父さんとお母さんには言ったの?」
木曾「言ってない」
北上「お、おおおおお?」
球磨「どうしたの?」
木曾「北上と知り合いか?」
球磨「知り合いも何も私達姉妹じゃない」
北上・木曾「ですね(そうだな)」
・・・
北上・木曾「ん?」
球磨「2人とも私の妹よ?」
木曾「はぁぁ!?」
北上「初耳ですが」
球磨「多摩ってば連絡してなかったのね」
青葉「ふむふむ、お二方が知らないとなりますと・・・何かあったのですか?」
球磨「丁度北上ちゃんが居ないときにね、色々あってうちの子になったの」
青葉「色々とは!?」
提督「やめんか!」ヘゴチン
青葉「っっあ」
提督「暗い所もあるだろ。部屋でも用意しようか?」
球磨「ん~ご飯の後で3人で話すわ」
提督「風呂も広いからゆっくりしてけ」
球磨「はぁい」
木曾「あ、姉貴?」
北上「」ビクッ
木曾「そんなにビビるなよ・・・」
ていとく「ふぃ~」コテン
鳳翔「可愛らしい」
翔鶴「中身は一緒よ」
鈴谷「おっさんだよ」
ていとく「まだギリギリお兄さんだ!」
あかぎ「???」
じんつう「だれ?」
赤城「遊び相手よ」
あかぎ「ほんと?」
ていとく「おい赤城!」
赤城「子守りくらいしなさい」
ていとく「(´・ω・`)マジカヨ」
明石「おやつあげますよ?」
ていとく「えぇい立場がない!」
川内「服どうする?」
神通「やはりブランドで固めたほうが」
川内「ブランド主義者め、カジュアルなほうが似合うって」
那珂「ここは現アイドルに任せて頂こう」
あおば「あそぼー!」
ていとく「いいぞ、全員連れてこい」
青葉「さてアルバムを」つカメラ
食堂
木曾「」ポケー
天津風「どうしたのだ?」
天龍「阿保な顔してんぞ」
木曾「北上っているだろ?」
龍田「それが~?」
木曾「俺の姉貴らしい」
天龍「まじかよ、似てねー」
木曾「俺は養子だからな、元の両親が事後で」
龍田「天龍ちゃん、茶化すのは無しよ」
天龍「分かってるよ」
天龍「すまん、要らんことした」
木曾「今の家族が俺の家族だよ。北上は上京してたらしく」
天津風「でもでも、父や母が教えてくれるのでは?」
木曾「馴染むまで時間が掛かったんだ。その後は俺も上京したし」
北上「私も家に連絡していなかったのが悪かったのです」ガララ ストン
木曾「よ、よう」
北上「呼称は好きに読んでください。私も貴方の姉ですから」
木曾「なんて呼ぼうか」
天龍「北姉とかどうだ?北姉北姉」
北上「人を汚い物みたいに言わないでください」
木曾「汚ねぇwwwありだなwww」アハハハハハハハ
天龍「俺が言うのもなんだが酷すぎだろ、俺なら泣くわ」アッハッハッハ
龍田「呼び方変えようかしらねぇ?」
天龍「お前が言うと冗談に聞こえねぇよ」
天津風「お、お義姉ちゃん」ボソボソ
提督「寒いのに外にいるのか?」
川内「ん?」ポケー
提督「風邪ひくぞ」
川内「こうしてると提督が来てくれるじゃん?」エヘヘ
提督「お前なぁ・・・」
川内「どうよこの服、新しく買ったんだよ」クルクル~
提督「お前らしいな、でもスカートが短い。冬なんだから長めの方が」
川内「男って短いほうがいいんじゃないの?」
提督「自分の妻が可愛いからこそ露出して欲しくないんだよ。他の奴に見られたくない」
川内「きも」
提督「俺はお前が大好きだから」
川内「ふふ///そう言ってくれるのを期待して言ってるんだから」ギュ
提督「まだまだ子供だな、俺もお前も」ナデナデ
神通「ぐぅぅぅ・・・・いつもいつも先を越される」←川内と一緒に買った私服
ベキベキベキベキ
那珂「神通ちゃん・・・扉へしゃげてますよ」
電「雨凄かったのです」
雷「出撃不可だったものね」
暁「今でも凄い風じゃない。部屋からも出たくないわ」
コンコンコン
暁「ん?」
響「ウヲオオオオオオオオオ」←雨合羽
暁「あのバカ」
響「風になるんだよおおおおおおお」
フワッ
電「飛ばされるのです!」
雷「あらあら」
暁「ちょ!?響!?」
響「飛んで回ってフォールインザスカイなんだよ~」
木曾「姉ちゃん、これよろしく」つ書類
北上「・・・ふむ、報告書にしては内容が薄い」
木曾「加筆しといてくれ、じゃあな」パタン
北上「こらっ」
阿武隈「姉ちゃんは大変ですね」
北上「もう少し躊躇いとか持ってほしいんですけどね」フフ
阿武隈「信頼されてる証ですよ」
夕張「すいませーん、兵器開発の申請書もってきました~」
阿武隈「はいはーい」
夕張「お願いします」
阿武隈「・・・ん?なにこれ?」
夕張「グラーフさんからの依頼です。愛馬と海を駆け回りたいと」
北上「」ヤレヤレ
阿武隈「馬用の脚部ユニット1セット、申請費が・・・(;'∀')」
赤城「何の話?」ガチャ
北上「お疲れ様です。開発部からの申請書です」
赤城「後で目を通すわ。今日はあいつと視察に行ってくる」バサッ
北上「了解です。お気をつけて」
夕張「では私は失礼します」タッタッタ
赤城「それじゃよろしく、月末の報告書始めといて」パタン
北上「こうして問題事が積まれていくのですね」
阿武隈「外での仕事よりはマシかな」
球磨「そろそろ帰らないとあの子達が心配だわ」
青葉「どうも」ガチャ
球磨「・・・あら?」
青葉「少しお聞きしたいことがありましてね」カチャ
球磨「なにかしら?」
青葉「いえ、ちょっとしたことです。私の旦那さんについてです」
青葉「邪な気持ちがあるのかどうか、貴方の過去は色々とやんちゃみたいでしたので」ニコニコ
球磨「(これは口八丁でなんとかなる相手じゃないわね)」チラ
川内「」ヒョコ
球磨「窓も固めてるし」
青葉「諦めろとは言いません。しかし提督の害となるならばお口チャックさせてもらいます」
鳳翔「はい、サスペンスごっこはそこまでです」ガゴア
鳳翔「彼女にも色々あるでしょうからのんびりお話ししましょう。お酒でも入れましょうか」
川内「お酒!」ガララ
鳳翔「酔ったほうが話しやすいですから」
球磨「助かった・・・?」
青葉「あれぇ~鍵かけたのにな」
赤城「これ欲しい!」つコート
提督「サイズは大丈夫か?」
赤城「さっき羽織ってみたから大丈夫よ」
赤城「後はあんたのね」
提督「俺?要るかな・・・どうせ軍服だぞ」
赤城「部屋着もそうだけどコートとかセーターを着なさい。見てたら寒いわ」
提督「う~む」
赤城「ほら、メンズ服見に行くわよ」
・・・
赤城「♪~」
提督「いつもごめん。色々任せたまま放置して」
赤城「何よ今更じゃない」
提督「さっさと引継ぎして帰ってくるわ」
赤城「その意気よ。しんみりしたあんたはカッコ悪いし」
提督「そういえばいつまで”あんた”呼びなんだ?」
赤城「・・・10年以上この呼び方でしょ」
提督「確かに、いきなり○○くんとか言われたら笑うな」
赤城「とっとと決めて帰りましょうか。LINEの通知が酷い事になってるから」
提督「わーお」
提督「oh・・・すげぇ」
球磨「zzz」
鳳翔「zzz」
青葉「気持ち悪いです」
明石「換気してもアルコール臭が飛びません」
川内「おかえりー」
提督「何があったの?」
川内「女子会かな」
提督「最近の女の子は野郎みたいな飲み会をするんだな」
赤城「するわけないでしょ」
翔鶴「色々話してたみたいよ、ここまで開けるとは思ってなかったけど」
提督「喧嘩してないならそれでいいや、寝かせといて」
川内「それ〇〇のバックじゃん。どうしたの?」
赤城「視察の帰りに買ってもらったのよ」オホホホ
川内「えーずるっ!!!」
赤城「ペアのネックレスも買ったわ」
川内「グギギギギギ】
提督「待て待て!買ってやるから」
神通【】
提督「神通のも買うから!皆の買うから」
川内・神通「」ニコニコ
提督「疲れるわ~」
ていとく「ただいま」
吹雪「お帰りなさい!」
ていとく「疲れたわ、球磨が手回し親に会ってきた」
吹雪「お会いしたんですね。どうでした?」
ていとく「なんというか・・・温かいというやつかな。うれしかった」
吹雪「そういうの、いいですよね」ニコニコ
ていとく「俺が居ない間大丈夫だったか?」
吹雪「はい、朝潮さんがうまいこと統率してくれてましたよ?」
朝潮「提督殿。お帰りなさい」ガチャ
朝潮「こちらが期間中の報告書です」
ていとく「準備がいいな、っておいなんちゅう海域に進軍してるんだ」
朝潮「短期間での集中訓練の末皆、皆強くなりましたので試験的に進軍しています」
ていとく「訓練メニュー見せろ、やなよかんがする」
吹雪「そういえば球磨さんは?」
ていとく「酒飲んで酔ってたから置いてきた。後々帰ってくるだろ」
朝潮「大人の人は大変ですね。お酒の付き合いも義務なのですから」
ていとく「最近はハラスメントになるらしいけどな」
コマさん「Va ou tu peux, meurs ou tu dois !!」
Richelieu「お任せあれ!」
ていとく「随分と勇ましくなっちゃって」
松輪「だいぶ強くなったの」
ていとく「いいことだが無茶はしないでくれよ」
択捉「いっくぞ~」チャキン
コマさん「我々も中々に強くなりましたので格好を付けてもいいかなと」エヘヘ
ていとく「調子にならない程度にしてくれよな」
コマさん「了解です」
吹雪「私も少し経験を積みましたので頼れる先輩に」
ていとく「朝潮、あそこの部分。行軍距離が微妙に空いてるから指摘しといて」
朝潮「了解しました、しかし・・・」
ていとく「言いたいことはわかる。でもあの1Mが生死にかかわる」
ていとく「霧や嵐の天候を考慮した距離を意識させろ。あれは置いて行き過ぎだ」
朝潮「さすが提督殿!直ちに伝えます」
吹雪「扱い悪くない・・・?」
球磨「ただいま戻りました」
ていとく「おかえり」
球磨「あなたの奥さんお酒強すぎじゃない!?」
ていとく「俺があんまり飲まないから酒豪なのは俺も知らなかったよ」
ていとく「歴戦の戦士は酒が好きだねぇ」
球磨「3日くらい頭痛かったわよ」
ていとく「それはお前が年を取っただけだろ」
球磨「」グゥ
ていとく「書類のチェック頼んだぞ。あとここにハンコ」ドサドサ
球磨「何人かに本音を言ったの」
ていとく「なんの?」
球磨「頑張れだってさ、なんというか他人事よね」
ていとく「だから何のことだよ」
吹雪「指令!コマさんが訓練中に爆発しました!」
ていとく「まじかよ」
朝潮「タービンの空回しの音からして劣化かと、一度総点検を行った方がよいと思われます」
球磨「私は諦めないクマ」
ていとく「情報量が多いわ!」
後輩「泊めて欲しいっす」
ていとく「お前なぁ、いきなり来て第一声それか」
龍驤「いや~許してや、帰る船がエンスト起こしてな」
ていとく「構わんが・・・こう、申し訳なさそうな感じしろよ」
後輩「いまさらっす」
龍驤「せやな、ご飯行こか」
後輩「はいはーい」
ていとく「えぇい。遠慮の欠片もない奴らだな」
球磨「仲いい証拠よ。こっちとしても軍部で評価上がるし」ニシシ
球磨「先輩が甘やかすから後輩があぁなるのよ」
ていとく「俺は甘やかすことしか知らん」
球磨「典型的な”娘の父親”ね、十年後煙たがられるわよ」
ていとく「いや、俺はそんなことにならんから」
後輩「せんぱーい、食堂どっちっすか?」
ていとく「真っ直ぐ行って左だ」
後輩「あざーす」
テテテテ
ていとく「今更関係変化させても変になるだけだ」
球磨「優柔不断すぎ」
後輩「パッパラッパッパパッパラッパッパ♪」
後輩「幸~せのこ~え響~く六月の協会~♪」
朝潮「なせ呉の提督さんは執務室で踊っているのですか・・・?」
吹雪「さぁ?」
ていとく「Ah~こんなことになるのな~ら~1戸建てなんて買わなきゃよかあった~♪」
龍驤「花~嫁に逃げられるなんて~漫画みたいなシチュエイショ~ン♪」
球磨「うるさいわ!ガキ2人になま板ぁ!!仕事の邪魔よ!」←眼鏡
龍驤「なんやと!?お前も同類やろがぶりっ子三十路!」
球磨「なんでこいつが来るのよ」
吹雪「お知り合いですか?」
球磨「同い年よ」
後輩「龍驤もそろそろ結婚したら?」
龍驤「うちを相手にしてくれるのがおらんねん・・・この身長やし」
後輩「なるほど、未成年にみられるからっすね」
蒼龍「提督~お風呂わいたらしいですよ~」ガチャ
ていとく「チャララ!チャララ!チャ!」ビシ
後輩「わ~い、入るっす~」ポイポイ
龍驤「ほないこか」
ていとく「疲れた。お疲れ」
朝潮「なせこう面倒事が・・・これも試練だというのですか」
吹雪「司令はこれをこなしているんですね、凄いです」
球磨「球磨達が押し付けられてるの分かってる?」
龍驤「こう一緒に飲むのも久しぶりやなぁ」
球磨「そうね」
提督「お前らが同期なのは初耳だ。いくつだよ」
龍驤「それ聞く普通?」
提督「お前らって若いじゃん?俺よりも若く見えるしさ」
球磨「必死なのよ。シミや日焼けからこの肌を守るのは」
龍驤「そうそう、それにうちはタバコ吸ってるから猶更」
球磨「あんたはいい加減やめなさいよ。17から吸ってるでしょ」
龍驤「今辞めたら死ぬわ」
提督「タバコ吸ってると男寄ってこないぞ。俺もデート中に吸われたらちょっと滅入る」
龍驤「」ウムム
球磨「球磨は早々に辞めれたのに・・・ニコチンって怖いわね」
龍驤「そもそもは球磨が勧めてきたんやろうが」
球磨「そうだけどさぁ」
提督「何か飲むか?俺カクテル作れるぞ」ドヤァ
球磨「えーマジ?結構ポイント高ーい」キャッキャ
龍驤「でもそれ日常生活で要る?」
提督「適当に作るわ。待ってろ」キュポン
ていとく「」パチクリ
ていとく「ふぁぁ~」
ていとく「微妙に酒抜けてねぇ・・・あったまいたぁ」
球磨「zzz」
龍驤「グゥ」
ていとく「・・・んん?」
朝潮「提督殿?朝ですよ?」コンコン
ていとく「おはよう」ガチャ
朝潮「うわ・・・お酒の匂いが」
ていとく「あの2人が横で寝ててさ、俺もびっくりだ」
後輩「あらら、相手にされないから子供に手を出したんすね~」
朝潮「憲兵に連絡しましょう。うちから逮捕者が出るのは心苦しいですが」ピピピ
球磨「ん・・・みゅう?」ムクリ
吹雪「なぜ下着姿なんですか・・・まさか本当に?」
球磨「はい?」
球磨「・・・龍驤」グイグイ
龍驤「んあ?なんやうっさいなぁ」
球磨「このままだと球磨達、子供に手を出した変態扱いのまま捕まるわ」
龍驤「は?」
ガバァ
後輩「」ニヤニヤ
龍驤「・・・かぁ~まじか」
リンゴ~ン
吹雪「はい?」
運送業者「宅配でーす。こちらの提督さんにお届け物です」
吹雪「指令、お届け物ですって」
ていとく「門開けてあげて、大荷物だと思うから」
吹雪「はい」
・・・
ゾロゾロ
朝潮「何を買われたんですか・・・?トラック入ってきましたけど」
ていとく「武具」
吹雪「へ?ブック?」
ていとく「俺の趣味でさ、臨時収入があって衝動買いしちゃった」
ていとく「後で見せるよ」
球磨「凄い量だけど、いくら使ったの?」
ていとく「・・・しらない」
・・・
コマさん「すごい!刀ですわ!」
Richelieu「美術館でも開くのか?」
吹雪「指令・・・これは」
朝潮「おぉ・・・てーちゃんの刀みたいです」
ていとく「この槍とか突きやすそうだな」ウキウキ
球磨「怖いこと言うわね、てか嫁さんいないと男ってこうなるのね」
球磨「経理付けようかしら・・・」
球磨「あれは浪費癖は厄介ね、ほんとに」ウムム
球磨「最近家族と離れて自由になり過ぎてる気がするわ」
球磨「このままだと私も面倒事に巻き込まれる」
多摩「姉さん」
球磨「ん?・・・おわぁ!?」ズデ
多摩「呼ばれたから来ました。どうしたの?」
球磨「あ、あぁ・・・貴方はいつもひょっこり現れるわね。ビックリするわ」ドキドキ
多摩「更年期障害ですね、病院に行かれては如何ですか?」
球磨「淡々としてる所、北上ちゃんと瓜二つね」
ていとく「お?どちら様?」
多摩「多摩と言います、球磨の妹です。」ペコリ
ていとく「へーよろしく」
球磨「そうそう、多摩ちゃんに経理を担当してもらおうと思ってね。彼女数字に強いし」
ていとく「なに勝手に決めちゃってるのさ、彼女の現状とか軍部に申請とか諸々が」
球磨「ご心配は不必要よ。許可書発行してもらったから」つ書類
多摩「丁度収入が欲しいと思っておりました。許可を頂けるのであれば」
ていとく「ん。任せたわ」
ていとく「俺が離れても色々出来るようになってくれるだけ俺も嬉しいよ」
多摩「では宜しくお願い致します。本日から出勤可能ですが、どの様にすればよろしいですか?」
ていとく「北上みたいな奴だな・・・」
多摩「」ダダダダダダダダダダダダ
吹雪「あぁ・・・私の仕事」
球磨「流石と言うべきかなんと言うか」
朝潮「恐ろしい速度です、このままだと午後までに終わってしまいますよ」
多摩「姉さん、ここの数値がおかしい」
球磨「どこどこ?」
朝潮「提督はどちらに?」
吹雪「択捉ちゃんと松輪ちゃんが起こしに行きました」
朝潮「まだ寝てるんですね」
多摩「何と素晴らしい職場。怒られないなんて」キラキラ
球磨「多摩ちゃん?」
多摩「前の職場では仕事をしているだけで怒られました」
球磨「休憩もせずに勝手に残業すれば怒られるわよ」
ていとく「久しぶり、どうした?」
元帥「視察じゃよ」
ていとく「将軍様は大変ですなぁ」
元帥「風当り強くなりそうな言い方はよさんか」
吹雪「総司令が来ちゃいましたね」
朝潮「提督からは緊張を感じられません・・・度胸があります」
球磨「おはよー」ガチャ
球磨「げ、クソ爺じゃん」
元帥「悪態は20年前から変わらんのう」
ていとく「俺みたいじゃん」ハハハ
元帥「儂が提督の頃からの付き合いじゃて」
球磨「昔はいい男だったのにね~爺臭くなっちゃって」
ていとく「爺がいい男か~金持ってるもんな」
球磨「そうそう」
元帥「お前ら・・・」
コマさん「だ、大丈夫かしら?無礼で鎮守府取り壊しとかなりませんよね?」
吹雪「多分大丈夫だと思います。寛大な方なので」
元帥「で、在庫一覧表見せておくれ」
ていとく・球磨「」メソラシ
元帥「おい」
加賀「総司令、ボーキサイトの貯蓄量が短期間で減ったり増えたりしてます」カタカタ
元帥「また横流ししたな」
ていとく「呉鎮守府が悪い、1.6倍の価格で買い取るって言ってきた」
球磨「ちょっと!?1.3倍じゃないの!?聞いてないわよ!?」
元帥「馬鹿もんが!!!軍法会議に掛けられたいのか!!」
朝潮「最悪連帯責任で刑務所入りまで見えてきましたね」
コマさん「あぁ・・・眩暈が」パタリ
吹雪「未来が暗い」アハハ・・・
多摩「朝潮さん、こちら終了です」
朝潮「ありがとうございます。私は皆とミーティングですので、終業でも大丈夫ですよ」
多摩「そこに転がってる姉とおまけの面倒でも見ておきます」
球磨「ひどー」←簀巻き
ていとく「そうだ、大将である俺をおまけ扱いすんな!」←簀巻き
吹雪「ではお願いします。・・・あの子の将来が心配です」ヤレヤレ
パタン
球磨「ちょっと、暇よ。なんとかしてよ」
ていとく「知るかよ」
多摩「お茶でも入れましょうか」
球磨「私も~」
多摩「はいはい」
ていとく「この不正所得もすべては鎮守府の為なのに」
球磨「嘘つけ」
多摩「はい姉さん。あーん」ドボボボボ
球磨「あっつぁ!?」
ていとく「拷問やん」
多摩「この位しないと彼女は更生しませんし」
球磨「うぎゃああああ」ゴロゴロ
ていとく「妹さんよりえげつないですね」
多摩「では提督さんにもあげちゃいますね」
ていとく「うおい!おまえさてはSだな!?」
ていとく「俺の美しいお肌が爛れる所だったぜ」
多摩「これじゃあるまいし、子供にそんなことはしませんよ」ゲシ
球磨「私悪いことしたかしら」
多摩「多々ですね」
球磨「ごめんなさい。覚えてないわ」
ていとく「懲りねぇ奴だ」
多摩「休憩も程々にして仕事の続きを」
ていとく「待て、今日はもう終業だ。部屋に戻れ」
多摩「」
ていとく「徹底的に北上路線の奴だな」
ていとく「いや待てよ。北上が多摩路線なのか」
球磨「どっちでもいいじゃない」
ていとく「多摩、俺の鎮守府では有給発生が勤務して初日に付くようにしている」
多摩「契約書の一覧で確認済みです。」
ていとく「しかも『一部は此方から一方的に指定する場合がある』とも記載している」
多摩「はい、ブラック企業でよく見るものですね・・・まさか!?」
ていとく「そう、頑なに使わん奴には俺が使わせる。北上みたいな奴が体を壊さないようにな」
多摩「ろ、労働基準法との兼ね合いは!?」
ていとく「安心してくれ、名目だけの強制休暇だ。ぐうの音を出そう物ならば俺の実費で熱海旅行に送り出してやる」
多摩「うごおおお」ガク
球磨「あんた・・・身を削り過ぎじゃない?」
ていとく「俺のために命貼ってくれてんだ。これ位する。それに給料出すの俺じゃねーし」フフン
球磨「爺もそういうところ甘いしね~」
朝潮「寒いですね」
コマさん「ですね」
吹雪「」モキュモキュ
択捉・松輪「zzz」
球磨「炬燵を満喫してるわね」
朝潮「球磨さんも入りますか?」
球磨「いいわ、さっきご飯食べたから入ったら寝ると思う」
多摩「姉さん、どうせ牛なんですから諦めても」
コマさん「妹さんも強烈ですね・・・」
吹雪「そういえば指令を見ていないんですが」
球磨「さっき釣りに行ったわよ」
・・・
ていとく「なんか今日大漁の気がする!釣りに行ってくる」ダダダダダ
球磨「雨降ったら帰ってきなさいよ~」
・・・
吹雪「えぇ!こんな天気で一人釣りですか!?」
朝潮「いくら提督とはいえ子供を一人で海に行かせるのは」
吹雪「ちょっと探しに行ってきます」モゾモゾ
吹雪「こんな時のために炬燵には服一式が」
球磨「女の子としてどうなのよ」
吹雪「よし、行ってきまーす」
多摩「着替えが早い・・・軍人てして高評価ですね」
コマさん「ねーねーリシュ~」
Richelieu「なんだ?」
コマさん「日本語習ったから教えてあげるわ~」
択捉「えっへん」
コマさん「択捉ちゃんに色々教わったの」
Richelieu「ほう、例えば?」
コマさん「塩まいとけ!」
Richelieu「死を撒いとけ!?」
択捉「嫌な人とかお客さんが帰った後にまくの!」
Richelieu「なん・・嫌な奴は多いが、そこまでするのか日本人」
コマさん「耳の奥から手ェつっこんで奥歯ガタガタいわしたる!」
Richelieu「Σ(゚Д゚)こ、怖すぎるだろ!!」
択捉「脅し文句だよ!」
コマさん「指を詰める!」
Richelieu「???」
択捉「失敗したら指を切り落とすんだよ!」
Richelieu「そんなペナルティがあるのか!?」
朝潮「止めるべきですかね」
多摩「大丈夫でしょう」
球磨「輩みたいな単語だらけね」
松輪「にゅう」ポワポワ
多摩「あら、お目覚めですか」
松輪「ママ?」ポワポワ
多摩「まだおねむのようですね。お眠りなさい」ナデナデ
松輪「ママ・・・zzz」ギュ
朝潮「可愛らしい」
球磨「慣れてる、子供好きだっけ?」
多摩「子供は好きです。裏表がないので」
吹雪「ただいま帰りました」ビショビショ
ていとく「夜釣り天国が終わった」プラーン
吹雪「『雨なら早く帰ってきなさい』って言ったでしょ!風邪ひいたらどうするの!!」
ていとく「敷地内だぞ!いーだろーが」
吹雪「1匹も連れてないのに何を」
ていとく「待つのが釣りの醍醐味なんだよ!」
球磨「関係性が出てきたわね」
ていとく「王手」パチン
朝潮「・・・」
ていとく「チェック」コト
朝潮「・・」
ていとく「これで五光だっけな?」
朝潮「・」
ていとく「ロン、のみ手だけど」パタ
朝潮「」
球磨「遊んでないで助けてよ~」
多摩「それにしても見事に惨敗ですね」
朝潮「なぜ、なぜ勝てないのですか!!」ウガー
ていとく「経験が足らん。その一言に尽きる」
ていとく「教科書通りに進めても勝てるわけないだろ、その横にある参考書意味ないぞ」
朝潮「う¨」
ていとく「俺はその本全部読んだからな」アッハッハッハ
朝潮「あー自分から勧めて来てそれですか!卑怯ですよ」
朝潮「勝てるわけないじゃないですか」
吹雪「お二方、遊びはそこまでにしてお仕事を」
朝潮「もう一回です!オリジナルを編み出してみます」
ていとく「提督業はオリジナルでなんぼだ。気合い入れろよ」
吹雪「」ヤレヤレ
提督「やっぱ俺・・・酒駄目だわ」グワングワン
球磨「よわ~」
多摩「この急変身、コナン・ドイルも青山先生もびっくりですね」
提督「頭いて~こりゃ駄目だ。このまま飲むといつも通り腹くだす」フラフラ
球磨「どこ行くの、バレるわよ」
提督「トイレだよ、酒入るとこうなんだろ?」
・・・
Richelieu「寒い・・・早く部屋に帰らねば」スタスタ
提督「お?」
Richelieu「む、誰だ!」
提督「誰だっけ?え~っとぉぉ」フラフラ
Richelieu「こっちに来るな!不審者が、私に成敗」シュシュシュ
提督「なんだ?俺のやんのかぁ~しょっぺえパンチだな」ヒラリヒラリ
Richelieu「なっ」
提督「もうちっと鍛えてから掛かって来いよ、雑魚さん★」ガシ
Richelieu「言わせていけば!艤装展開」ブゥン ガション
提督「なにそれ!?そんな便利なのあるの!?」ヒエエエ
Richelieu「我がロイヤルn」
提督「おめーはフランス艦だろうが!」バチコーン
Richelieu「きゅ~」パタリ
提督「・・・」
提督「トイレ行ってから部屋に戻そう」
翌日
Richelieu「見たんだ!この辺りで白髪の不審者を!」
コマさん「嫌だわ~鎮守府に入ってくるわけないじゃないの」ウフフ
Richelieu「しかも腕っぷしも強くて、そこそこイケメンで」
コマさん「夢でも見てたのよ」
ワーワーウフフフ
ていとく「」
球磨「おい、何もしてねぇだろうな」
ていとく「部屋に寝かせに行ってすぐ帰ったわ」
球磨「下種なことしたら奥さんたちにチクるから覚悟しときなさい」
多摩「先に未成年へのお酒の強要で私達が御用になりますよ」
択捉「め~ん」
吹雪「もっと足を踏ん張って!」
松輪「めー」スポッ
吹雪「きゃっ!」
コマさん「ケンドーって防具が重いのね、フェンシングみたいなものだとばっかり」
Richelieu「竹刀・・・折れた」
ていとく「武道は礼儀に始まり礼儀で終わる。相手の心を感じ取れ」
コマさん「提督は渋いこと言うのね。私よりも大人だわ」
ていとく「あれを見ろ、あの位までいくと相手の動きが手に取るようにわかる」
多摩「」
球磨「・・・はっ!」シュバ
多摩「面、突き、胴」
球磨「え!?いつの間に後ろに」
バシィ バシィ バシィ
イタ~イ!!
ていとく「素晴らしい」
朝潮「タイムラグがあるとか多摩さん何者ですか・・・あの人艦娘じゃないんですよね?」
Richelieu「折れたんだが」
赤城『吹雪ちゃ~ん、先日の書類が回ってこないけどぉ?』
吹雪「申し訳ありません!本日中には必ず!」
赤城『あたしは謝ってほしくて電話してるんじゃないの?分かる?』
吹雪「はい・・・はい」
ていとく「吹雪には手帳を付けさせないといかんな」
朝潮「♪~」カタカタ
ていとく「朝潮も優秀なんだが音楽聞きながら仕事は・・・・学生かよ」
球磨「あーセールになってる~」スッスッス
ていとく「お前はスマホいじってないで仕事しろ」
多摩「そういう貴方も刀の手入れしないで仕事してください」
ていとく「( ´゚д゚`)」
多摩「先が思いやられますね」
球磨「多摩は今日休みじゃないの~?なんで出勤してんのよ」
多摩「」
コマさん「(執務室のぞいたら凄いことに)」
ていとく「今日は連合艦隊での出撃だ。うちは他鎮守府と合流して敵を殲滅してくれ」
ていとく「俺たちは新米だから向う様の指示に従うこと、上下関係学んで来い」
朝潮「畏まりました」
ていとく「後は・・・夜戦が想定される。未経験も多いだろうから先輩の動きを見てこい」
択捉「はい!頑張ります!」
ていとく「球磨」
球磨「何かしら?」
ていとく「手綱をしっかり持っとけよ。放したら最後だ」
球磨「どゆこと?」
ていとく「そのうち分かる」
・・・
赤城「久しぶりね?吹雪ぃ?」ニコニコ
吹雪「あ、あ→かぎ↑さん!?よろしくお願いします」
赤城「あたしは提督代理だから出ないけど宜しくね」
球磨「お久しぶりです」
川内「うん、久しぶり。今回は夜間になっても追っかけ回すからついてきてね」
神通「情報によりますと、流れ者の深海棲艦が徒党を組んだようです。ルールもへったくれもないと」
電「海防ちゃんたちは電達が護衛するのです。」
神通「駆逐、軽巡は私の所へ。今作戦の司令塔は川内姉さんなので軽くミーティングを」
Bismarck「フランスの子達は私が」
神通「姉さんは確実に全部殺すまで追撃します。強行軍のようになることが予想され・・・」ウンヌンカンヌン
朝潮「球磨さん・・・これは」
球磨「何人か心折れそうで心配だわ」
神通「ふぅ、なんか固いですね」ブチブチブイバキィ!
択捉「ひっ!」
神通「今日は念入りにシャワーを浴びましょうか」ボキボキボキ
吹雪「神通さん、それ死んでます」
神通「・・・」ポイ
神通「私としたことがつい癖で」
神通「姉さん!終わりましたか?」
川内「どうやら幼体を庇ってる個体がいるみたいでさ、母は強しって奴だねぇ」
川内「抵抗が激しくてめんどくさいんだよね」
・・・
ウォオオオオオオオオオオオオ
Bismarck「叫んでるわね~仲間意識が強いのかしら」
コマさん「子供?ですか?」
Richelieu「逃せは憎しみで人を襲う。今のうちに潰すべきだ」
Bismarck「川内さんの指示待ちよ」
松輪「子供なのに殺しちゃうの?」
電「電達も相手から見れば子供なのです。戦場に年齢は無関係です」
川内「でも、そう言ってくれる子たちが居るから人間で居られる。一歩間違えればあたし達殺戮者だから」
神通「もう遅いです」
川内「うそぉ!?まだでしょ」
神通「姉さんも私も ”バケモノ” ですよ」
吹雪「その敵艦。我々が仕留めてもいいですか?今後のために」
川内「・・・」
ニッコリ
川内「やだ。あたしの獲物」
吹雪「えぇ、雰囲気的に譲ってくれる流れでしたけど」
朝潮「何でもいいので早くしませんか?」
松輪「わぁぁ」キラキラ
川内「どうしたの?」
松輪「す、すごいです!分身したり炎出したり」
川内「この位頑張れば出来るよ」
吹雪「うちの子に嘘教えないでくださいよ」
松輪「どの位ですか!」
川内「うーんと・・・100体位を殲滅出来たらかな?」
川内「今は勝つことを意識したほうがいいよ。個人技なんてその後だからさ」
神通「姉さん、3時の方角から新手ですよ」
川内「え¨ー」
神通「貴方達も持ち場へ戻りなさい」
スィー
松輪「カッコいいなぁ」
吹雪「(あれは魔境の領域なんですが)」
球磨「早く来なさいよ。怒られるわ」ガシ
択捉「先生」
電「なんですか?」
択捉「神通さんの怪力は武装ですか?」
電「違うのです。自力なのです。」
択捉「人間さんですか・・・?」
電「娘も居るから多分人間だと思うのです」
電「こればっかりは電も確信がなくて、じつはゴリラかも」
神通【】ゴゴゴゴゴゴ
電「これは忘れなさい。殺されるのです」
択捉「はい!」ビシ
神通「」
電「もしかしたらゴリラじゃなくてオラウータンかも」
神通「」ガチャ ドドドドドドド
電・択捉「キャー><」スタコラー
神通「仲のいいこと」
球磨「痛いんですけど!」←被弾した
赤城「どう?」
川内「あれは放任で任せてる感じだったよ。戦闘中無線入ってこなかったし」
赤城「自分から動けない場合はそうするのね・・・」
川内「う~ん、あの人の場合特攻して『こうするんだぞ!』って教えてるから」
赤城「逆に考えると無茶させてないから」
川内「流石に無理はさせないか」
・・・
ていとく「多摩よ、俺達2人だけになってしまった訳だが」
多摩「そうですね。仕事も切り上げて来ましたので暇です」←炬燵に首まで入ってる
ていとく「おめーは入り過ぎだ。ちょっとは遠慮しろよ」
多摩「提督は文部省唱歌の”雪”をご存じない?」
ていとく「猫であって多摩は炬燵で丸くなるとは歌ってないだろ」
多摩「みかん取ってください」
ていとく「皮はちゃんと捨てろよ」
多摩「(''◇'')ゞ」ムキムキ
ていとく「静かなのもありだな・・・あ、無線で定期連絡聞くの忘れてた」
赤城「お疲れ様。今日は泊まっていきなさい」
朝潮「ありがとうございます」
吹雪「個室にお部屋を貸していただけるとは・・・さすがは横須賀ですね!」
赤城「川内!神通!風呂あがったらご飯出来てると思うから娘のこと見てあげて」
川内「はいはーい」
神通「赤城さんはどうされます?」
赤城「仕事終わったら帰るわ。本部に今日の報告書送るだけだから」
神通「では待ってますね」
朝潮「娘さんがいらっしゃるのですか?」
赤城「えぇ、いい子達で助かるわ。たまに馬鹿なことするけど」
球磨「お風呂行きましょ~ここで立ち話は寒すぎだわ」
赤城「ここからまっすぐ行って左!いってらっしゃい」
吹雪「ありがとうございます」
赤城「うまいこと話し折ったわね」
球磨「このまま話が進むとうちが崩壊しますから」
赤城「頑張ってね~色々と」
球磨「(勝ち誇ってる顔に腹立つ)」
漣「ビスコ」
Bismarck「何?」
漣「この人たち誰?」
Bismarck「どこだっけ・・・最近できた鎮守府の子達。今日は合同で出撃してたの」
漣「ふ~ん、でなんでゲームコーナーに来てプリクラしかとらないの?」
Bismarck「そりゃぁゲームに興味ないからよ」
漣「リアル充実してんな」
Bismarck「筐体の基盤古すぎなのよ。新しいの入れたら?」」
夕張「なにを!?この ときモメ 教えてYour heart の基盤どれだけしたと思ってるの!!」ヒョコ
漣「筐体が専用のだからでしょ」
伊19「わーお色々デカいのね」
コマさん・Richelieu「?」
伊168「( ゚д゚)」
呂500「見たことある気がするよ」ウムム
Bismarck「欧州の合同観艦式のパーティーで会ってるんじゃない?」
呂500「こんにちわ!ろーですって!」
コマさん「えぇっと」
Bismarck「本国の登録はU511よ」
Richelieu「なっ・・・お久しぶりです」
コマさん「どなた?」
Richelieu「ドイツ軍スポンサーのご息女だ!あったことあるだろ」
Bismarck「スポンサーだったの?国庫レベルの額を軍に入れてるって聞いてたけど」
伊19「海外では軍にもスポンサー付くのね、イク賢くなったのね」
呂500「Bismarck姉様の艤装にも、ろーのパパの会社名入ってるって!」
Bismarck「まじ?」
コマさん「ドイツの貴族主義ってのは本当なのね」
呂500・Bismarck「貴族じゃないぞ?(ないよ!)」
伊168「(*^_^*)」
伊19「話の次元が違い過ぎて笑顔になるもの分かるのね」
ていとく「多摩って結婚してないの?」
多摩「以前は」
ていとく「すまん、あまり聞くべきじゃなかったか」
多摩「といいますか、結婚後すぐに事故で死んでしまって」
多摩「見合い結婚でしたので愛情も見出せないまま、独り身に戻ってしまいました」
ていとく「傷が癒えたらパートナー探してもいいんじゃないか?」
ていとく「悪いことも多いけど帰った時に人が居ると心が温かくなるぜ」
多摩「私よりも年下に結婚を説かれるとは、私も歳を取ったものです」ウフフ
多摩「勧めるならお相手、紹介してくださいよ?」
ていとく「・・・理想聞いてから探すわ」
提督「海はいい・・・心が落ち着く」ヒック
多摩「甘酒でもこうなるのですね」
提督「最近動いてないからメタボが心配だ。出撃してくる」
多摩「姉さんから聞いていた通りのお人ですね。ご一緒します」
提督「一般の方に戦場は無理が」
多摩「船に乗せていただければそこから双眼鏡で見てますので」
提督「俺はホエールウォッチングのクジラかよ」
多摩「一度見てみたいのです。姉や妹の職場を」
提督「頑張って配慮はする。船にはいい船長を付けよう」
・・・
姉様「なぜ我が呼び出されて船を運転しているのだ!」フハハハハハハ
多摩「ありがとうございます」
姉様「構わぬ、厚着して落ちぬよう気を付けよ。暗く寒いからな」
多摩「弟さんと仲がいいんですね」
姉様「性根は腐っておるが我の次に強い。自慢の弟よ」ハッハッハ
多摩「(この人たちは温かいですね)」
提督【アハハハハハ】カンカンカンキキキキン
ヲ級「ヲ!?」
レ級「キイテタケドヤバイネ・・・シロイノヲカコンデ!」
提督【俺は酔ってんだぞ~当てて来いよ】
タ級「コノ・・・バケモノガ!」
レ級「マッテ!イッチャダメ」
提督【もっと早く踏み込んで来い】ザシュ
タ級「ゴバァガ」
提督【お前らは最近できた野良の群れらしいじゃん?港湾の姫さん困ってたぜ?】
ヲ級「ヲ???」
提督【命令違反は全軍を危機にするってさぁ!!!】
・・・
姉様「どうだ?」
多摩「提督さん。笑ってます。楽しそうに殺してます」
姉様「我も人のことを言えぬが戦場に立つと楽しくて仕方ないのだ」
多摩「・・・彼が強いから笑ってるんですよね?」
姉様「当たり前だ。艦娘達は命を懸け真剣に戦っておる」
姉様「あいつや我が異常なだけだ」
多摩「でも人としての道は外れないんですね」
姉様「我らは帰る場所がある。待っている人もいる」
多摩「指輪・・・結婚されてるのですか?」
姉様「古鷹は我のすべてだ。この指輪も特注で作ったのだ!!」ムフー
多摩「パートナー自慢も姉弟そっくりです」
提督【お?子供?】
ヲ級幼体「ヲ・・・」ガクブル
レ級「ナ、ナンデ・・・ココニ」←大破
提督【お嬢さん?戦場は危ないぞ?】
ヲ級幼体「ヲ!」バシュウ!
提督【うぉ!?あぶね】
提督【奇襲とはやる、これは独自の判断か?】
ヲ級幼体「ヲヲ・・・」
提督【ここにいる奴らに告ぐ、今降伏するなら全員返す】
提督【野良集団は肩身狭いだろう。いい上司も斡旋してやるよ】
タ級「シンヨウデキルカ!」
提督【子供は殺したいくない。早く決断してくれ】
・・・
姉様「甘い奴よ」
多摩「何を?」
港湾戦姫「ドウモ」
多摩「」
姉様「あいつか?」
港湾戦姫「メンドウミテホシイッテイワレタ」
姉様「子供も居る。任せてもよいか?」
港湾戦姫「アナタモカワッタ」
多摩「あなたが深海棲艦さんですね。私は多摩と申します」ペコリ
港湾戦姫「ドウモ、ゴテイネンニ」ペコリ
姉様「漫才しておる場合か」
提督【ただいま、交渉成立ですよ】
レ級「」アオザメ
港湾戦姫「」
レ級「ア、アノ・・・ワタシハコロサレテモイイノデ、アノコタチハ」
姉様「肝が座っておるな。普通なら暴れるのだが」
港湾戦姫「イラッシャイ、アナタモカゾクヨ」
レ級「カゾク?」
提督「いつも悪い。見受け先にしちゃってさ」
港湾戦姫「コチラモアタマカズガイルトタスカル」
多摩「提督は慈善活動も行っているのですか?」
提督「慈善じゃないこうやって戦争を終わらすために敵を減らしてるの」
姉様「上層部にバレたら死刑ものだな」カッカッカ
港湾戦姫「ケガニンハイリョウハンガミル。アツメテキテ」
レ級「ハイ」
提督「ほとんど怪我人だから宜しくね。死人は出てないと思うけど」
レ級「ナゼ、コンナニヤサシイノ」
提督「俺はお甘ちゃんだから、子供に出てこられるともう手出しできないわ」
姉様「ハッキリと言うのだな。恰好悪い事この上ない」
多摩「お二人とも器が大きいですね」
吹雪「ただいま帰りました!」
ていとく「おう、おかえり」
多摩「お久しぶりです」
姉様「戦果は聞いておるぞ。大儀である」
吹雪「ちゅ、中将!!」キョウガク
球磨「そんなに偉いの?この人」
吹雪「元帥の次の次です」
姉様「我は愚弟と違って国を守っておるからな」
球磨「へー」
朝潮「中将殿は・・・一体何をされに?」
姉様「気まぐれよ。な?」
多摩「ですね」
ていとく「はいはい、あんたも帰った帰った。嫁さんから催促のメール来てんだぞ」
姉様「誠か!?風のなりて帰ると伝えておけ。とう!」バゴォ
ていとく「おあああああああ壁に穴開けんな!!」
姉様「さらばだ!」フハハハハハ
吹雪「大本営を思い出します。月に1回総司令の部屋に穴が開いてました」
朝潮「災害じゃないですか」
球磨「あんた知り合い?」
多摩「ホエールウォッチング仲間です」
球磨「この周辺でそんなスポットないけど・・・」
球磨「あっ、ブラしてない」
多摩「阿保ですか?」
球磨「すぐ戻ってきまーす☆ミ」
ていとく「俺にはよく分からん話だ」
多摩「凹凸がある分擦れると痛いです。後、垂れます、漫画のようなノーブラは変態の所業です」
ていとく「へー」
吹雪「部屋でなら分からなくもないのですが」アハハ
コマさん「それだけ小さいのね」
Richelieu「確かにスラっとしているな」
ていとく「胸のヒエラルキーは置いといて、各自の休暇希望を聞きたい。年末の里帰りとか色々あるだろ?」
ていとく「俺らは新米だから休業しても問題ないらしいわ」
コマさん「本当ですの?」
Richelieu「ありがたい」
択捉「パパとママに会いに行くー!!」
松輪「お年玉・・・」
ていとく「書類に希望日数と予定場所書いて持って来い。未成年は交通手段を用意する。」
ていとく「朝潮、最初はきついかもしれんが、提督になるならこの位の待遇は上から取って来いよ」
朝潮「分かりました!」
多摩「どうしましょうか」
球磨「お待たせー何々?」
ていとく「お?書類が足りない、すまん球磨。お前の正月休み無いわ」
球磨「はあぁぁぁぁぁ!?」
ていとく「嘘だよ。後で申請しとくから」
多摩「やはりヒエラルキー下層部」
吹雪「私達ドングリの背比べだと思うのですが」
球磨「多摩はどうする?実家に帰る?」
多摩「いえ、予定が出来ましたので」
球磨「男!?」
多摩「なぜそのような発想にたどり着くのか」
球磨「正月といったら、彼氏と初詣でしょ」
吹雪「大人ですね、カッコいいです」
球磨「この仕事してたら男なんて出来ないわよ」
吹雪「私は友達と過ごすくらいです」エヘヘ
球磨「」
吹雪「いつも大本営の皆でご飯を・・・球磨さんなぜ涙を」
球磨「ぐやし、ぐやしくなんてないんだからね!」ズビズビ
多摩「親しい友人居ないですものね」
球磨「居るわよ!ただ皆、結婚しちゃったから付き合ってくれないのよ!!」
ていとく「子供にそれ言ってどうすんだよ」
球磨「うるせぇ!こっちは深刻なんだよ!!」
ていとく「吹雪、こうはなるなよ」
吹雪「はぁ・・・」
多摩「身内として恥ずかしいです」
川内『いつ帰ってくる?』
提督「土曜には帰るわ、薬も効果切れたみたいでちっさくならねぇ」
川内『事前にプレゼント一覧送っとくから帰りに買ってきてね。20個くらいあるよ』
提督「それお前のも入ってるだろ・・・毎年高いの頼みやがって」
川内『そのほかは準備しとくから!待ってるからねー』
ピ
球磨「と、とても充実されてますね」
提督「俺は結婚してるからな」ニヤニヤ
多摩「ではクリスマスは我々にお任せください」
多摩「唯、大半の方が外出予定です」
提督「休業にしとけ。無理に運営しても赤字なだけだ」
球磨「予定ないわ」
提督「多摩も球磨もうち来い。北上と木曽と過ごせば寂しくないぞ」
球磨「か、家族なのね。アラフォー手前の球磨ちゃんは家族とケーキなのね」
多摩「最近ウザいですね・・・」
提督「俺の所は毎年パーティーするから友達作りたい放題だ。人脈作っとけ」
提督「ドイツの金持ち集団とかお勧めだ」
球磨「行きますわ!」キリッ
食堂
ポツーン
コマさん「寂しいわ(´・ω・`)」モグモグ
Richelieu「仕方ないわ。皆帰省してしまったし」モグモグ
コマさん「私達は旅費が・・・ねぇ」
Richelieu「日本観光でもしましょうか」
コマさん「いいわね!実家にも色々送りたいわ!」
Richelieu「色々回ってみましょうか。電車とかバスとか乗って」
コマさん「楽しくなってきたわ、外出ならこれを持っておかないとね」
Richelieu「なにそれ?」
コマさん「防犯ブザーよ!日本製で鳴ると絶対助かるって提督が言ってたわ」
Richelieu「そういうのは子供が持つものでは?」
コマさん「提督が『お前らは留学生なんだから持っておけ』って仰っておりましたわ」
Richelieu「気が利くことで」ウフフ
コマさん「歩くならどういう服がいいかしら、急いでしたくしないと」クルクル
Richelieu「子供みたいね」
電「今回は人が多いのです」
雷「この一年で人増えたからね~」
暁「響~お行儀よく食べなさい」
響「チキンチキンキチンチキン」モグモグモグモグモグ
暁「なぜ毎年ベタベタにするのよ」
響「エプロンしてるから問題なしなんだよ!」ドヤァ
暁「全く響はマイペースを通り越した何かだわ」
響「はい!これあげる。ポップコーン」
暁「えぇ?そんなものテーブルにあったかしら」
響「ポップコーン黒糖味だよ」ドウゾ
暁「・・・」ウケトリ
暁「これ、あんたのポケットに入ってた麩菓子じゃないの!!!」
響「似てるんだよ」
暁「似てもないし非なるものよ!ポケットの中で粉々になってるだけじゃない」
電「ガキどもは元気なのです」ヤレヤレ
雷「貴方もそんなに変わらないわよ」
川内「冗談で書いたのにマジで貰っちゃったよ・・・」
神通「姉さん、家計簿担当でしょう?しっかりしてくださいよ」
川内「そういう神通だってそのブーツいくらよ」
神通「プレゼントに値段はありません」
提督「20万」
鈴谷「おぎゃあああああたけぇ!!」
赤城「素直に欲しいもの書くのは子供のすることよ。待ってたら選んで買ってきてくれるから」フフン
提督「そう言って毎年文句言ってくる癖に、去年だって色が何たらとか」
翔鶴「よく買い集められるものね。どうやってるの?」
提督「カード会社に連絡すると俺の担当が全部集めてくれるんだ」
明石「うわぁ、セレブ」
鳳翔「刺身包丁欲しかったんですよね♪」つ包丁
那珂「ちょちょちょ、小刀みたいなの振り回さないでくださいよ」
提督「喜んでくれて何より、俺はプレゼント配ってくるから」ガチャ
川内「まだ買ってたの・・・?」
提督「いや、購買所の割引券。最大50%OFF」バタン
明石「え?聞いてなっ・・・ちょっとー?私知りませんよ?それ。待ってええええ」
長門「プレゼント気に入ってくれたか教えてくれない」
陸奥「島風ちゃんでしょ?直接聞いても素直な感想帰ってくるわけないじゃない」
長門「うむぅ」
陸奥「何に送ったの?」
長門「ブレスレット」
長門「イニシャル入れたブレスレット」
陸奥「反応に困るわね」
長門「裏にしたぞ!」
提督「夫婦かよ」
長門「うむ・・・」←聞いてない
提督「こっち見ろや」
島風「提督おかえり」
提督「おう、はいこれ。プレゼント」
島風「わぁ、商品券」
提督「金掛かるだろ?それで賄ってくれ」
島風「ありがと」ニコニコ
長門「(´・ω・`)」ワタシノヨリヨロコンデル
陸奥「めんど」
島風「こっちで何とかするから大丈夫」
陸奥「いい子で助かるわ。姉さんは性格難ありだから」
島風「そこ含めて」
陸奥「物好きねぇ」
朝霜「姉さん寒いっス」ガタガタ
夕立「ここじゃないと発声練習できないっぽい」
時雨「最近館内は物が多いから場所がないよね」
夕立「♪~」
朝霜「続いてますよね」
時雨「ん?」
朝霜「姉さん結構めんどくさがりじゃないですか」
時雨「確かに、昔から飽きるの早かったね」アハハ
朝霜「最近はダンスの仕事めっきり減ったって愚痴ってたのに」
時雨「楽しいんじゃないかな?」
春雨「那珂さんの影響だと思いますよ」ヒョコ
朝霜「おっすー」
春雨「おっすー♪」
時雨「お帰り、電話早く終わったね」
春雨「生放送の打ち合わせだよ。年末は梯子して3つ出るからね」
夕立「ぽいぽーい。後はこれとこれとこれと」ドサドサドサドサ
春雨「春のドラマ、夏の映画、春の特番にラジオ100回記念の台本」
夕立「片っ端から練習するよ」
春雨「周りは見とくから存分にやってね」
夕立「ぽーい」
時雨「プロだね」
朝霜「うお、これ続編やるんだ。見に行こう」
提督「今年も迷惑かけたな」つ盃
南方棲戦姫「オオキニ」
提督「姫さん達は何してるんだ?」
南方棲戦姫「ウチモヒメガナ・・・ウチデハゼンインデオナベヤ」
提督「どこから調達してんだ?」
南方棲戦姫「ココヤデ。コタツトカイロイロモロテル」
提督「深海棲艦に物資横流しとか死刑になりそう」
南方棲戦姫「エエンカ?ウチヨリカゾクトオッタホウガ」
提督「せっかく来てくれたんだ。ちょっとした用事でもおもてなしするよ」
南方棲戦姫「エエオトコヤナァ、キザデアンマスキチャウワ」グイ
提督「おい誉めてねーのかよ」
南方棲戦姫「アンタトウチハコウイウカンケイガイチバンナノ!コノクライガチョウドイイワ」プハー
提督「確かに、戦場で罵詈雑言詰めてる方が気楽だな」
南方棲戦姫「ソユコト。チカクナイホウガエエノ」グイ
間宮「仲が良いですね。奥さん達より距離が近いんじゃないですか?」
提督「ダチみたいなもんだよ」
ガララ
球磨「え、えぇ・・・深海棲艦いるし」
北上「熱燗ください。4人分」
木曾「お?なんだ中間管理職じゃん」
南方棲戦姫「ウッサイワハゲ」
木曾「迫力ねー」
北上「おでんも食べたいですね」
球磨「餅巾着と大根」
木曾「おやじくせー」
提督「俺も焼酎貰おうかな」
間宮「貴方は口説くので駄目です。すーぐすり寄っていきますから」
提督「悲しい・・・」
提督「お年玉狩りじゃあああああ」
せんだい「おー」
あかぎ「やったあああああ」
じんつう「・・・なにかおう」
あまぎ「こんかいはなんえんかな」
提督「まずはここだ!」ガチャ
筑摩「あら?いらっしゃい」
早霜「あけおめ」
提督「この子達にお年玉をください」
筑摩「問題ありません。駆逐艦の子達用に用意してますので」
・・・
山城「明けましておめでとうございます」
山城「来てくださらなくても私の方から行きましたのに」
・・・
天龍「9人も無理じゃ!帰れ」
龍田「はいこれ」つポチ袋
じんつう「わーい」
龍田「天龍ちゃんの通帳に感謝してね」ウフフ
天龍「おいこらぁ!!!」
・・・
提督「館内1周で幾らになった?」
あかぎ「みんなゆきちが15まい!!」
提督「・・・」
川内「欲しいものは買ってるあげるし今は預かっとこうか」
あおば「とられる!」
しょうかく「!!」カクシカクシ
神通「取りませんよ。失くさないようにお母さんが置いておきます」
那珂「口座に入れとくから安心してね。生活費には絶対しないから」
赤城「うちは裕福よ。金ならあるわ」オーッホッホ
提督「その言い方は教育に悪いから辞めとけよ・・・」
青葉「あおばはカメラのために貯金しなさい」
あおば「うん!」
翔鶴「しょうかくもね。欲しいものはあたしが買ってあげるから」
しょうかく「はい!」
あかし「う?」ペロペロ
明石「いやああ、舐めちゃダメ!お金は汚いの!!」
鈴谷「すげぇ、15万だぜ?来年も稼いでね」
くまの「あい!」
川内「」フラフラ
那珂「もういいんじゃない?呑み過ぎ」
神通「ウフフ、一発芸をします。」
神通「はい。神通力」クシャ
那珂「フライパンを片手で雑巾みたいにしないで」
川内「神通力ならこっちは川内力を」スッ
那珂「姉さんは火とか使うでしょ!部屋の中なんだから辞めてよ」
神通「那珂も那珂力を」
川内「なかぢから?」
那珂「馬鹿力じゃないんだからさ」
鈴谷「笑ってるのに目が笑ってないのが怖すぎる」
明石「相変わらずですね」アハハ
那珂「提督帰ってきて子守しなくても大丈夫なったと思ったらこれだよ」
那珂「姉の世話は子守より大変だし・・・」
川内「言うこと聞かない」
神通「話通じない」
那珂「分かってやってんだろ!!」
コマさん「ひまね」
Richelieu「そうね」
択捉「ただいま~」ガチャ
松輪「ただいま」
コマさん「お帰り~どうだった?」
択捉「みんな泣いてた!」
松輪「心配だったみたいで、お爺ちゃんはあった時ぎっくり腰に」
Richelieu「いい家族の証拠よ」
コマさん「私たちも年末は帰ったわ。すぐ戻ってきちゃったけど」
Richelieu「お菓子を買ってきたから沢山食べてね。色々あるわよ」
吹雪「ただいま戻りました!」ガチャ
択捉「おかえりー!!」
吹雪「いやぁ、すこしのんびりしてたら加賀さんに怒られちゃって。急いで帰ってきました」アハハ
朝潮「吹雪さんこの寒い中制服で全力疾走していましたので案の定でした」テクテク
コマさん「朝潮ちゃんもお帰り。佐世保だっけ?どうでした?」
朝潮「第二の故郷は温かいものでした。皆優しいですし、1人元気なのもいますから」
吹雪「提督と球磨さん多摩さんはまだですかね?」キョロキョロ
朝潮「あの人たちは自由ですので、先に私たちで運営していましょうか」
吹雪「はっ!?つまり私が秘書ですね!かんばります!!」
提督「はいこれ」
川内「ん?なにこれ?」
提督「え?知らない?これは新聞紙っていうんだぜ?」
川内「知っとるわ!!」
提督「1面の下の方見てみな」
川内「どれよ・・・普段読まないから文字まみれで目が痛い」
神通「これですね。『東京湾付近で深海戦艦が出た』という記事」
提督「深海も糞もないが都市部の近海に出たからな、パトロールが開始される予定だ」
川内「で?」
提督「港湾の姫さんに一言、「近づくな」と言っといてくれ」
港湾水鬼「ドウシタ、ヨンダカ?」
提督「おぉ!いい所に、実はな・・・」
・・・
港湾水鬼「ワカッタ」ゴソゴソ
川内「スマホ持ってるんだ」
港湾水鬼「カイカエタ。サイシンガタ、LINEデレンラクシトク」
神通「実は私達と変わらない生活をしているのでは?」
青葉「そうですよ?私が見た時は海底ってだけで変わりませんでした」
港湾水鬼「キドクツイタ。ソレジャ」
川内「あの爪でどうやってフリックしてるんだろ」
提督「携帯料金どこで払ってんだろ」
青葉「やはり謎ですね。色々と」
赤城「おらららららら」ズドドドドド
翔鶴「えぇ・・・艦載機じゃなくて矢で攻撃してきたわよ」サササササ
妖精さん?「赤城の姐さんも馬鹿野郎だな」カッカッカ
翔鶴「あんたも早く行きなさい。20機以上落とさないと減給よ」バシュゥ!
赤城「えぇい。イエロー出してきたわね」
鳳翔「あの子達は若いですね。攻撃が荒い事」
間宮「これ週一でやってるんですね」←予定表確認中
鳳翔「第二訓練場では特別戦『提督VS挑戦者6名』をやってますよ」
間宮「プロレスとか野球の試合かなんかですか?」
電「は~い。今なら変更できるのです!その代わりオッズは1,2倍なのです~」カランカラン
雷「次の試合も受け付け開始よ~」
間宮「賭け事してるし・・・だから観戦者多いのか」
鳳翔「私は赤城さんに賭けました」
間宮「参加してるんですか!?」
鳳翔「食券ですから、お金じゃないですし」
間宮「・・・ご結婚されて随分他人行事ですね」ジロー
鳳翔「ウ、ウフフフフ」
伊良湖「やっぱ提督さんが帰ってきてコンディション変わったかな?前より動きが違うし、これだと事前のbetは辞めたほうがいいかも」
間宮「伊良湖ちゃん・・・やっぱり貴方も横須賀の艦娘なのね」
提督「ありゃ?朝潮の奴いっちょ前に運営再開してるじゃん。やるねぇ」
明石「凄いですね、提督不在で・・・ってそれ違反行為では?」
提督「あっちでは俺がちっこいガキだったからあんまり変わんねぇだろ」
赤城「今更吹雪のお守をする羽目になるとは思わなかったわ」
川内「慣れでしょ。怒られて覚えるものだし」
提督「なら大丈夫か、1月くらいは様子見でほっとこう」
神通「昔を思い出します。苦い記憶を」
提督「そういえばここの設立の時って、大喧嘩が原因で俺も川内も執務放棄してたな」
那珂「そんなこともあったね。書類が机占領してて催促の電話が」
赤城「電話はあたしが延々とかけてたわ」
提督「今考えるとよく俺達結婚したよな」
川内「ほんとにさ。後10年は無いと思ってたのに」
電「それに怯えてた頃が懐かしいのです・・・電は擦れたのです」
提督「あの頃は幼気な少女だった気がする」
電「今もだろぉ!?」
提督「お前は最早プロレス好きのおっさんだよ」
電「今度の出撃、覚悟するのです」
提督「それ上司に言うセリフじゃねぇだろ」
提督「ありがと」
アリアシタ~
提督「結構重い荷物だな・・・誰のだ?」
『熊野 様』
提督「えっと、LINEの友人多すぎだろ。どこだ?」ポチ
スマホ「♪~」
熊野『はい?どうされました?』
提督「球磨のに荷物が来てるぞ」
熊野『!?すぐに取りに行きます』ピロン↓
提督「楽しみだったのかな?」キラレタ・・・
・・・
熊野「提督、ありがとうございます」
提督「台車要る?重そうだし、壊したら大変だしな」
熊野「是非」
提督「何買ったの?」
熊野「福袋を・・・元旦に買ったのですが、高価な物ですので今になって届きましたの」
提督「へ~流石だな。いくら位の物なの?」
熊野「この位」ユビサシ
提督「10万!?」
熊野「」ア、アハハ
提督「100万!?」
熊野「後悔したくありませんでしたのでつい衝動買いを」
提督「まじか、俺だったら死刑ものだわ」
熊野「では開封したいので失礼します。台車お借りいたします」ガラララ
提督「すげー。アンティークとか時計かな?」
・・・
鈴谷「え?マジ買ったの?」
熊野「あのお店は詐欺紛いの事をしませんから、信頼できますの」バリバリバリ
鈴谷「カードゲームの福袋は闇だねぇ」
熊野「そろそろ専用のコレクションルームが欲しいですわ」
鈴谷「面白そうだけど入場料取らないでね」
熊野「部屋の追加申請がややこしそうなので保留ですね」
熊野「あら世界大会のスリープ。優勝賞品とか入ってないかしら」ワクワク
鈴谷「(我ながら闇に突き落としたなぁ)」
姉様「我に砲撃は効かんぞ?」ニコニコ
長門「えぇいバケモノめ!!」
天龍「接近でも俺の刀折られちまったぞ。どうする?」
木曾「やるなら1発至近距離だな。弾幕敷くぞ」
提督「これやると出撃の時の意識がちげーから大感謝だわ」
川内「その代わり那珂と夕立ちゃんにブログでホテル紹介とかさせてるもんね。集客率すごいよ」
神通「最近ではテレビでは勿論、VIPも多く宿泊しているらしいです」
提督「このまま別方向にも手を出しそうだな」
姉様「我は既に支店を出す予定だ。京都の次は北海道だ」フハハハハ
姉様「流氷観光など受けそうであろう?雪を見ながらの風呂なども好かろうて」
長門「当たらん!!笑っているのに当たらんぞ!!!」
龍田「いい加減砲弾を拳で弾くの勘弁してほしいわ~」
提督「早くしないと月が出るぞ」
川内「流石お姉様、社長兼提督だよ」
神通「提督も少しはお金になることをして欲しいです」
提督「それって難しくないか?というかアイドル2人抱えてるんだからそれでいいだろ?」
神通「そう言われてみれば」
筑摩「私の新装備ですか」
夕張「はい、最近脚部の故障が激しいので一新しました!」
夕張「その名も『筑摩さんの艤装Mk‐Ⅱ』」
夕張「脚部には従来の5,5倍出力を出すことが可能な新作ギアを搭載。腰回りのジョイントを変更、負担を軽減」
夕張「さらに主砲副砲のパージを簡単に出来るようにしてます。これにより戦闘スタイルの変更も可能」
夕張「また残った砲台部分は取り外して盾に出来ます。耐久性はあまりありませんけど・・・」
筑摩「これは?」ピピ
夕張「それは腕部の圧縮式指弾装填機です。腕を捻るとベアリング弾が転がってきます」
夕張「一応そのまま発射出来るように設計はしているのですが、ジャムが多くて・・・連射出来ません」
筑摩「あら、軽い。はっ!」バシュゥ!
バコォ!!
筑摩「きゃっ!?穴が!」
夕張「そうなんです。これ軽いんですが発射した後にクラスター爆弾みたいに拡散するんです」メソラシ
夕張「筑摩さんの運動能力がこの弾の破壊力を底上げしています。私がやるとまず飛びません」ダラダラ
筑摩「これはおもs・・・素晴らしいですね。いつもありがとうございます」
明石「誰ですか?工廠の壁に穴開けたのは?」ギロ
夕張「次は実戦でお願いしますね。これ以上始末書書くと私、減俸されちゃうので」ナミダメ
明石「貴方の作品はコストが高いうえに実用性に欠けるとなんども」クドクド
夕張「企画書通ったんですんよ~許してください~」
筑摩「これと刀でも持ってみましょうか」
響「テクノポップなんだよ!」
暁「飽きないわね」
Graf Zeppelin「これでも結構練習したんだぞ?」
響「響はピアノしか出来なかったんだよ・・・ギターは重すぎなんだよ」ガックリ
那珂「ギターヴォーカルです」
夕立「ドラムです」
Graf Zeppelin「ベース」
暁「2人ほどプロが混じってるんだけど、豪華なバンドね」
♪~
那珂「アァァァ!!」
響「磁力の父~はソレノイド♪」
響・那珂「ラボ(ラボ)1と1のヒステリ~(シースに)♪」
♪~
暁「え、えぇ・・・なにこれ」
扶桑「懐かしいですね。何年前でしたっけ?」
筑摩「90年代前半ですね」
暁「これ曲ですか?」
扶桑「昔は電子音の曲が流行ったんですよ」
筑摩「あのバンドは異才を放ってましたね。20年前かな?」
暁「なんか頭痛くなってきました。変な気分」フラフラ
筑摩「今の子は慣れないでしょう」ウフフ
扶桑「その台詞。また1つ歳を重ねてしまいましたね・・・」
Graf Zeppelin「(誰も演奏聞いてないな)」
あかし「」ジー
くまの「?」
あかし「うぉう!」
くまの「!」ビクッ
翔鶴「どうしたの~?大きな声出して」
あかし「」プニプニ
くまの「???」
翔鶴「しょうかく、くまのが泣かないように見といて。今艦載機の整備で手が離せないわ」
しょうかく「はーい!」
翔鶴「このクソ飛行機部品が細かすぎるのよ・・・工廠でもパーツ無いから整備してくれないし」
妖精さん?「お前の趣味だろバカヤロウ」
翔鶴「新機種に乗り換えてくれない?」
妖精さん?「おめースマホじゃねーんだぞ。訓練にどんだけ掛かると思ってやがる」
翔鶴「だれか~」
明石「はい?」
翔鶴「これやってくれない?細かくて目が痛いのよ」
明石「・・・古っ。どこからパーツ持ってきてるんですか」
翔鶴「適当に金属板差し込んでるの。あたしよく分かんないから動けばいいし」
明石「魔改造し過ぎでしょ。こんなのスクラップ同然ですよ」
妖精さん?「俺の愛機を鉄くず扱いすんな」
明石「バラしていいですか?」
翔鶴「いいわよ」
妖精さん?「よくねええええええ!!!」
陸奥「なんか面白いことない?」
那珂「そうだね~明石さんの初夜の録音とかあるよ」
明石「ブッ!」
明石「な゙、なにもっでるんですが」ゴホゴホ
陸奥「アッハッハッハ・・・なのそれ面白過ぎでしょ」ゲラゲラ
那珂「隣部屋で聞いてて面白かったんだよね。叫んでるから丸聞こえだったし」
那珂「これ」ピ
・・・
明石「提督・・・待ってください」
提督「大丈夫だ。俺に任せとけ」
明石「やっぱ怖い!怖い怖い怖い!!」
提督「大丈夫だって、人によっちゃ痛くないらしいから」
明石「きょ、今日は辞めませんか?」
提督「誘ってきたのお前だろうが!」
明石「でもそれ見たら怖いんですも~ん」
提督「なんかめっちゃ複雑な気分」
・・・
陸奥「ゴホ、ンフフフフフフフwwww」クックック
明石「辞めてえええ、私の痴態晒さないで!!」
那珂「これ後1時間同じやり取りだから。提督も大変だよねぇ」
陸奥「誘われてお預けとか治まらないでしょ、てか声デカすぎ」
明石「思ってたより凶悪な形してたんですもん。あんなの入ったら死ぬと思いましたよ」
陸奥「実際は?」
明石「痛いの過ぎたらそれはもう」
那珂「姉さん横で『未経験の奴はめんどくさいなぁ』って言ってたよ」
明石「もういいでしょ!?掘り返さないでくださいよ」
陸奥「那珂ちゃんは初めてどうだったの?」
那珂「う~ん、アイドル的には言ったら終わりだと思うけどがッと始まってばっと終わって・・・」
陸奥「アハハハハハwwwww」
提督「お、おう」
龍田「どうしたの?」←改二改修
提督「誰?」
龍田「え?」
天龍「だろ?」
提督「変わり過ぎじゃねぇか?もうちょっとおっとりしてた気がするんだが」
天龍「俺もビビったぜ。俺より凛々しくなってるし」
龍田「天龍ちゃんは元々凛々しくないでしょ?」
提督「龍田は元が美人だからしっかり整えるとすごいな」ジー
龍田「髪とか塩気で中々綺麗に出来なくて困ってたの~。今回はメイクも外出用に変えたのよ」
提督「綺麗だな」
龍田「べた褒めね。誉めても何にも出ないわよ?」
天龍「前みたいなことは辞めてくれよ?俺の心臓止まるから」
提督「失礼な。俺が何にでも手を出すと思ってるのか」
天龍「出してんだろうが!秘書官に大本営のに、食堂工廠あと色々」
提督「全部色々あったの!激しい恋愛の末に」
龍田「別に結婚しても別居してお金だけくれればいいわよ~?」ウフフフフ
提督「毒もきっついの吐くなぁ。そこ変わってないか」
龍田「人間まで変わったら改二改修どころじゃないわ」
ガチャ シツレイシマース
暁「龍田さん改二になってる!」
朝霜「おぉ~」
電「乳がデカくなってるのです!!」ワキワキ
清霜「もうちょっとオブラートに包んだほうが・・・」
秋月「かっこいい~」
電「いや、服装も露出が多くなってるので狙ってるのです。これはドロドロの始まりなのです」
暁「こんな電イヤ、最近すごいおっさんみたい」オヨヨ
球磨「そろそろ帰ろ」ムクリ
北上「やっとですね」
球磨「私も鈍るとヤバいから、多摩~」
多摩「はい」
球磨「帰るわよ~準備して」
多摩「私はもう準備を済ませております」
木曾「もう帰るのか?また来いよ」
多摩「こっちにも来てください」
球磨「車は・・・」
北上「こっちで用意します」ピピピ
球磨「それ『提督専用業端』って貼ってあるけど大丈夫?」
北上「秘書官は使えます。奥さん方も使ってますよ」
球磨「緩っ」
北上「ちなみに登録先は、タクシー・建設業者・大本営・姉様・港湾戦姫さん・瑞雲」
球磨「瑞雲・・・?」
北上「ラバウルの方らしいです。呼ぶと援軍に来てくれるとか」
球磨「摩訶不思議ね」
多摩「深海戦艦が載ってる辺り異常です」
提督「全員のご飯の面倒って時点で地獄だな」グデー
伊良湖「9人も居ればそうなりますよね。奥様方は外出ですか?」
提督「そう、いつも任せっきりだから俺が子守なの」
伊良湖「私も提督さんのような旦那さんと結婚したいです。子守してくれる人がいい」
提督「ふつうはすると思うぜ?俺んところは人数が人数だし」
伊良湖「そうでもないんですよ?聞きかじった話ですが」
間宮「鎮守府で働いていれば貰い手は唸るほど現れますよ。殿方がお金持ちなので」ニコニコ
伊良湖「そうか、幹部候補とか狙い目ですね。最近は坊主頭の芋臭いのも減りましたし」
提督「えぐ味のある会話を子供の前でしないでくれよ」
伊良湖「私も川内さんみたいに若いうちに結婚したいんです!」
間宮「ここの提督さんは放任ですからね。誠実さがありません」ニコニコ
提督「え?なんで俺標的にされてるの?」
間宮「貴方が居ないせいで食堂の備品申請書類が止まってるんですよ。あと諸々の報告書も」
提督「ごめんなさい」
間宮「後で確認してくださいね。とある方々が箸・スプーン・フォーク・ナイフを駄目にするので」
提督「なにそれ怖すぎ」
提督「そろそろ俺も向かった方がいいかね」
北上「姉さんからの連絡によるとあまり回ってないらしいです」
提督「それを経験するのもいいことだ。フォローしにいかないとな」
北上「ではこの書類群を駆逐してください。我々では処理できないものもありますので」
提督「俺の視界が書類に制限されてる・・・」
阿武隈「提督は色々抱えすぎなんですよ。いっそ手放してみたらどうです?」
提督「身勝手にすると後々面倒だしな」
阿武隈「抱える前に拒否してくださいよ。子供じゃないんですから」
北上「それは一理あります。抱えるにも限度はあります」
提督「分かってるんだけどなぁ」ウムム
阿武隈「優しいからそうやって苦労するんです。奥様達だってここにいて欲しいと思いますよ?」
提督「他の子達を育てるのも楽しいんだよな。我ながら困った性格だ」アッハッハ
阿武隈「あと数人は増えそうね」ヤレヤレ
北上「それは怖いですね」フフ
長門「」ゴッゴッゴッゴ
木曾「お前呑み過ぎだろ」
長門「この位、水と変わらん」プハー
木曾「島風がまた苦労するぞ」
長門「そういうお前もだろう」
木曾「俺は抑えてるだろ?大丈夫だ」
長門「箸が逆だぞ」
木曾「・・・」
長門「帰るか」
木曾「そうだな」
・・・
木曾「立ったらヤバい。ふらふらする」
長門「もうちょっとでお前の部屋だ。とっとと寝ろ」
木曾「回る~」
長門「弱いくせに飲むからだ。沸点の境目が急だな」コンコン
天津風「お帰り!」ガチャ
長門「すまない。潰してしまった」
天津風「う、む、そうであったか・・・感謝する」コホン
長門「任せても大丈夫か?」
天津風「慣れておる。任せるがよい!」
長門「では宜しく頼む。私も帰るよ。それじゃ」
天津風「気を付けるのだぞ~」
パタン
島風「遅い」
長門「ごめん」
島風「帰ろう」
長門「あぁ」
提督「俺に引けを取らない家庭を築いてるな」
川内「そろそろ真面目に結婚したらいいのに」
提督「未成年だから無理だ」
川内「てことは、軟禁状態?」
川内「攫ってきたけど好意的、ストックホルム症候群」
提督「幸せなら大丈夫だろ。将来的には群の幹部にと進言でもしてやるさ」
川内「節分の予行演習。始め!」
龍田「」スチャ
天龍「撃ちまくれええええ」カチ
ドドドドドドドド
筑摩「」←鬼の仮面装備中
筑摩「はっ!」バシュウ!
天龍「風圧で砲弾を弾くのか・・・!?」
武蔵「私も手伝いましょう。そろそろ戦線復帰しないと一生ニートです」
長門「戦艦に任せろ。逃げ道を狙ってくれ」
響「ふふーん」
筑摩「では私も新装備のお披露目をしましょうか!」ガション
ドドドド ドゴーン ババババババ バコォ!
じんつう「すごーい!」
神通「近づいちゃ駄目よ?これはお姉さん達の訓練だからね」
じんつう「はい!」
筑摩「伊達や酔狂でこんな装備付けてませんよ!」バシュウ!
カァン!
長門「まじかっ!」
ドカアアアアアアン!!!
天龍「砲塔に弾丸差し込むとかエグっ」
陸奥「重量ありそうな装備背負ってその機動力は反則ね」
筑摩「これ重すぎて止まれないんですよ。止まったら沈むと思います」ゼェゼェ
提督「俺も鬼役をしよう。お面被って・・・あれゴムきつい」
ヒュゥゥゥゥゥ
提督「ゴバ」ガチーン
バシャァ ゴボゴボゴボゴボゴ
筑摩「提督!!」
川内「え¨」
天龍「あれはヤバい当り方したぞ」
長門「島風を路頭に迷わすわけにはいかん!救出だ!」
響「とても虚しい・・・心が乾いている」
暁「何よいきなり」
響「響の中の響か叫んでいるんだよ」
暁「節分と聞いて豆が食べれると思っただけでしょ」
響「」
響「虚しい」
秋月「お豆じゃないですけど羊羹ならありますよ」
萩月「」モグモグ
響「わ~い」タタタタ
暁「付き合うのも馬鹿らしいわ」
川内「提督!!息がないんだけど!!!」
神通「大和さんは!?」
提督「」チーン
天龍「腹殴れ、水を叩き出せ」
長門「ふん!」ドゴォ!
提督「ォ」ガク
武蔵「ちょっと待ってください。今緊急用の本を」
龍田「今から図書室行ってたら提督が仏様になるわ~」ウフフ
筑摩「笑ってる場合ですか!!反応したから生きてるんですよ!?諦める前に水を抜かないと」
明石「水の汲み取り用吸引器持ってきました!!」
川内「突っ込め!」
提督「オゴォ」チーン
大和「何事ですか!?・・・ほんとに何事ですか!?」
明石「行きますよ!」カチ
大和「待ってください!!そのままだと十二指腸がズタズタに!」
ギャアアアアアアアアアアアアアアア イキカエッタアアアアアア
暁「・・・付き合ってられないわ」
電「高二病なのです」
雷「自分は特別感出してるわね」ウフフ
暁「そんなんじゃないわよ」
提督「シヌカトオモッタ」ヒョロヒョロ
北上「よく生きてましたね。大事を取っていただきたいのですが、そろそろ派遣先に向かわれたほうが」
明石「旦那が派遣とか嫌ですね」
北上「何方かというと出張先でしょうか」
提督「アシタイクワ」
北上「畏まりました」
提督「シニソウ」
鈴谷「片言だと深海戦艦みたいだね」アハハ
熊野「ルックスがまんまなのですから冗談になってませんわよ」
あかし「zzz」
提督「コノオレガ・・・キントレサボッテタカラカナ」
明石「な、なんと言いました?」
提督「ヒトリゴトダヨ」
鈴谷「明石、めっちゃ困惑してる。ウケる」アハハハハ
熊野「(鈴谷なりの場の和まし方?なのでしょうかね)」
山城「姉様、ここに来ると何かしらのイベントが開催されてるのは何故なの?」
扶桑「催し物は当分先のはずだけど、なぜかしら」
やましろ「おにえさん」
扶桑「あら!!もう言葉が達者なのね。凄いわ」ナデナデ
山城「目が離せなくて大変よ。旦那も抱えたままソファで寝てたりして」
扶桑「夫婦だと負担が大きいもの。今が頑張り時よ」
山城「ここの提督さんみたいにシフト組めたら最高なんだけどね」
やましろ「こっこ!」
扶桑「は~い♥。提督のお子さんは艦娘色が強いから見とかないと大変なのよ」
山城「そういえばそうだったわね。艦載機とか出されたら家全焼物だわ」
扶桑「それに抱っこできるのは数年よ。今のうちに堪能しときなさい」
山城「未婚の姉様に言われたくないです」
扶桑「」ツー
山城「吐血するなら貰い手見つけてください」
漣「わーい、チャンネル登録数が10万超えた」
Bismarck「なんの?」
漣「You〇ube」
Bismarck「えぇ・・・」
漣「エロで売ってないからセーフ」
Bismarck「なんの動画なの?」
漣「自宅のゲーセンで遊んでみた」
Bismarck「すっごい食いつき好さそうね」
漣「港湾水鬼さんも衣装変えて登場してるよ。大半がコスプレだけど」
Bismarck「それ駄目なやつでしょ、万が一バレたら大変なことに」
漣「コスプレイヤーだと思われてるし胸おっきいから大人気。感謝様様」
Bismarck「エロで売ってるやないかい!!」
漣「女の子がゲームするとお金になるね!」ニッコリ
漣「ちなみに収入は筐体購入と基盤購入に使ってます」
Bismarck「このご時世何でもありなのね。子供も大金稼げるとか」
夕張「私も店長兼同人作家として出てますよ!宣伝メインですが」
漣「ビスコも出てみる?『ガチャ10万円回してみた』とかで」
Bismarck「なんで私だけ費用がバカ高いのよ!せめて筐体ゲームやらせなさいよ」
漣「ビスコもだそっか、ドイツ人で美人だから人気もっと出そう」
夕張「キャラクターは金剛さんみたいなのがいいですね。でもゲーマー気質で口悪いみたいな」
Bismarck「テレビとやってること一緒ね」
姉様「貴様とコンビを組むのは久方ぶりだな」
提督「仕方ないだろ?360度敵に囲まれてるんだ。ここまで救援に来ただけでも感謝て欲しいものだ」
姉様「というかなんだその滑稽な服は。コートなぞ戦闘の邪魔であろう」
提督「カッコいいだろ?今日は新調した武器のお披露目だからな」ガチャン
姉様「洋式の剣なぞサビるのがオチだぞ」
提督「両刃で装飾は禍々しく背中に背負うタイプ。カッコいいが肩がこる」
姉様「もう一本刀はあるか?」
提督「おう。ほい」ポイ
姉様「久しぶりに我も使ってみるとしよう」チャキン
姉様「では参ろう・・・はっ!」ドッ
提督「I'm absolutely crazy about it!」
神通「『緊急警報!!月が出てきました。全員なりふり構わず逃げてください』」
古鷹「『各員、提督が暴走モードに入ります。武装を最低限まで外して逃げてください』」
川内「綺麗な満月」
那珂「そろそろ狂気の笑い声が戦場に木霊するよ」
川内「あれ聞くと神通ちゃんもあたしもちょっとおかしくなるからよろしく。そろそろ疼くから」
那珂「難儀な体質、最悪吹っ飛ばすから」
川内【任せる。それじゃ行ってくるよ」ニコニコ
那珂「那珂ちゃん以外に抑えられる人増えないかな」
筑摩【那珂さん・・・私もヤバいです」プルプル
那珂「まじかー」ガックリ
吹雪「指令はいつ帰ってくるんですか?」
球磨「知らないわよ・・・」
多摩「色々と忙しいみたいですよ。本部との連絡を見ていると」ジー
朝潮「舞鶴の部隊が奇襲に会って横須賀が救援に、両提督が撃破スコアを更新」
コマさん「彼らは何者ですか」
朝潮「てーちゃんは凄いですね」
吹雪「てーちゃんとは・・・?前から仰っていましたが」
朝潮「てーちゃんは、私の恩人です。彼がいなければ私は佐世保で2軍のままでしたでしょう」
球磨「姉がそれなら弟も大概ね」
Richelieu「球磨も色々知っているの?」
球磨「あの2人は経歴が主人公だからね、業端の履歴とか見てると凄いわよ」
ていとく「おひさ」ガチャ
吹雪「お帰りなさい!お久しぶりです」
ていとく「おう、久しぶり。皆ほったらかしにしてゴメンね。今日はゆっくりしてくれていいぞ」
ていとく「俺も徹夜明けで眠いから寝るわ」フラフラ
球磨「大変だったでしょ?明日何時がいい?起こしに行くわ」
ていとく「12時間寝たい」
球磨「はいはい」
吹雪「私にお任せください!こう見えて子守は得意なんです!」
球磨「あんたは秘書官でしょ。仕事しなさいよ」
ていとく「俺いる?」
球磨「要るわよ。愚痴る相手がいなくなるわ」
ていとく「俺を飲み友達と勘違いしてないか?」
球磨「い~え?」
ていとく「・・・」ジトー
・・・
多摩「姉さんは提督と一緒だと乙女みたいですね」
球磨「そ、そんなことないわよ///」
提督「俺に惚れたか~?ん?」←大ジョッキ3杯目
球磨「ま、まぁ・・・なんというか」
多摩「いつも送り狼待ちですから」ニヤニヤ
球磨「そこまで下品じゃないわよ!」
提督「へ~可愛いところあるじゃん?」
多摩「提督大胆ですね。タッチが多い」
提督「そう?」
球磨「芸能人が現地で女作るってのがよく分かるわ」
多摩「勢いで伝えては?」
球磨「それは、逃げた気がする。でも素面だったら絶対無理だし」
提督「熱燗~熱~燗~♪」
球磨「普段より今みたいな駄目な感じの方が好きかな」
多摩「(絶対悪い男に引っかかる・・・早めにくっ付けないと)」
ていとく「頭いてぇ」ズキズキ
多摩「その姿でおじさんのようなこと言わないでください」
球磨「あ゛ぁ゛・・・二日酔いだわ。そのまま寝たのが不正解だったわ」カシュ
多摩「女を捨てないで下さい。それは?」
球磨「二日酔い用のドリンク、薬局で売ってるわ。いる?」
ていとく「俺、使用年齢的にセーフなのかな?」
球磨「・・・分かんない。てかあたしお酒臭い。」
ていとく「深夜まで飲んでたらそうなるわな」
朝潮「おはようございまs、お酒臭っ」
吹雪「うわぁ昨日飲んだでしょ」
球磨「大人の特権よ。大きくなったら嫌でも体験するから」
朝潮「換気換気・・・ゴホゴホ」ダダダ
多摩「あれだけ飲めば匂い取れないですね。3人で30杯は超えていたので」
吹雪「3人?どなたかいらっしゃてましたか?」
球磨「(ちょっと!何口滑らしてるのよ)」
多摩「(失礼、私もアルコールが抜けてないのかもしれません)」
ていとく「球磨の知り合いらしい。俺は立ち入り許可しか出してない」
吹雪「へー」
多摩「(助かりました)」
ていとく「球磨と多摩は休憩して酒気抜いてこい。朝潮の嗚咽が酷くなってるからな」
朝潮「すいません・・・どうしても匂いが苦手でして」ゴッホゴホ
提督「吹雪、朝潮を連れて別の部屋で様子見てやってくれ。人によっちゃ酔うから」
吹雪「了解です!朝潮さん、体調管理も仕事のうちです。休憩しましょう」
朝潮「ちょっと落ち着かせてきます」
パタン
球磨「外出てくるわ」
多摩「先ほどはありがとうごさいます。休憩に行って参ります」
ていとく「おう」
パタン
ていとく「・・・」
ていとく「俺も酒臭いかな?購買で買ってくるか」
ていとく「豆・・・節分は終わった気が」
吹雪「記念ですよ。せっかくですから遅れてもやった方がいいじゃないですか」
朝潮「おいしい」ポリポリ
球磨「仕事も終わったし、良いんじゃない?」
コマさん「日本では鬼を豆で退治するのですね」
多摩「鬼は外、福は内・・・豆は昔から対鬼のリーサルウェポンとしての伝承がありますので」
Richelieu「国によって様々な風習があるものね。フランスには町中で開催される音楽祭があるわ」
ていとく「勿体ねーから部屋にシート引いて撒けよ?それか袋に入れて袋を投げろ」
松輪「可愛く包も」
択捉「おー」
ていとく「今日はもう仕事いいからみんなで準備しておいで。俺は鬼役探しとくから」
多摩「案外乗り気ですね」
朝潮「鬼役ですか?」
ていとく「おう任せとけ、ベストな奴が居るんだ」
港湾水鬼「バイト・・・オカネ」←お面装備
提督「絶対ばれるなよ?」←お面装備
球磨「貴方もよ、深海戦艦と似たようなのが居るってバレたら大騒ぎだし」
吹雪「失礼します!」バーン
吹雪「うぉ!?まじで鬼っぽい!!」
朝潮「・・・大きいですね」
多摩「我々と提督の知り合いです。かなり鬼っぽいですよ」
港湾水鬼「カカッテコイ、ワタシハツヨイゾ」ゴゴゴゴゴ
朝潮「い、威圧感が半端ないです」
コマさん「失礼します。豆持ってきました」
Richelieu「深海戦艦!?」シュバ
提督「オニダヨー」
Richelieu「鬼ですか」ホッ
松輪「怖い」フルフル
港湾水鬼「タ、タベハシナイゾ?」
提督「よっ、ほっ」パシパシパシ
吹雪「当たってくれない」
球磨「少しは手加減しなさいよ」
港湾水鬼「コレデモシカイガワルイ」
朝潮「色白ですね。真っ白」
吹雪「いろんな人がいますから色々と白い人もいるでしょ」
朝潮「確かに、差別的発言ですね。申し訳ないです」
港湾水鬼「キニスルナ、ジカクシテイル」
提督「そうだガキ共。思ったことを口にするのはタブーだぞ」
コマさん「ガキってもう少し言い方が」
提督「フランスのお嬢様は曲がったこと嫌いですわね」オホホホ
コマさん「キー」ブンブンブン
提督「あっはっは、テンプレかよww」
多摩「お酒のせいですね」
球磨「奥さんと居る時と全然違うじゃない・・・どんだけ~」
ザザザザザザザザ
ていとく「天気わりー」
球磨「今日は訓練も無理ね、大人しくしときましょ」
朝潮「窓の外が見えません・・・凄いです」
吹雪「ここが全てつながってる鎮守府で助かりました。大本営は別棟まで外を歩かないといけないので」
ていとく「うちは人数が少ないからな。予算がないんだ」
コマさん「失礼します」ビッショリ
ていとく「なんでビショビショなんだよ」
コマさん「食堂の屋根が雨で」
球磨「まじ!?」
・・・
ていとく「これはすげぇ!ど真ん中に庭が出来てら」
多摩「今日の修理は無理そうですね。このままの運営も難しそうです」
ていとく「まいったな、飯が食えない」
Richelieu「外食すら出来ませんわ」
朝潮「はぁ、明日は始末書ですかね」ガックリ
ていとく「危ないから塞いでおくわ。お前らは部屋に戻っとけ」
ていとく「球磨と多摩以外は海防艦2人の面倒見といてくれ、立ち入り禁止」
吹雪「指令も避難しましょう。さすがに危ないですよ」
ていとく「馬鹿野郎、今日中に報告しとかないと雨で痛んでますアピールできないじゃねぇか」
ていとく「この調子で上手いこと建て替えてやるよ」ニヤニヤ
多摩「大本営に連絡します」
球磨「妖精さん呼んでくるわ」
吹雪「普段よりテキパキと働いてますね」
ていとく「人間の三大欲求を満たせないと任務に支障が出るからな。出来れば調理場をIHにしたい」
朝潮「他の欲求が見えてますよ」
球磨「オフ貰っちゃった」
Richelieu「復旧するまで全員休暇とは、学生の頃を思い出します」
球磨「終わった後に報告書と請求書送らないといけないんだけどね」アハハ
Richelieu「仕事は仕事、休暇は休暇ですよ」
球磨「そだね~日本人の悪い所だ」
ていとく「お?どうした?」
球磨「お疲れ様、貴方こそどうしたの?」
ていとく「俺は仕事だ。食堂のリフォームの打ち合わせと請求金額の交渉だ」
球磨「子供にやらせる仕事じゃないわ。何時から?」
ていとく「大丈夫だ。顔見知りの会社呼んでるからさ」
球磨「横須賀から呼んだの・・・?仲いいわね」
ていとく「向うに連絡したら『軍に媚び売っとくと後々幅効くから』って言ってたわ」ガチャ
球磨「そこ大丈夫なんでしょうね」
ていとく「俺も長い付き合いだから安心してくれ。大人しく艦娘は休んどけ」シッシ
パタン
Richelieu「お抱え、お金持ちなんですね」
球磨「仕事柄交友関係広いんでしょ」
Richelieu「子供なのに長い付き合いって何歳の頃からなんでしょうか?それともご両親が?」
球磨「(矛盾点作って消えないでよ・・・フォローしないといけないじゃない)」
木曾「♪~」キュッキュ
天津風「木曾、寒いであろう?これを受け取るがよい」コト
木曾「ありがと。雪の日はタイヤ変えとかないと危ないからな」
天津風「バイクではなく車では駄目なのか?」
木曾「俺バイクしか持ってないんだ。鎮守府のは一々許可取らない駄目だし」
北上「木曾」
木曾「どした?」
北上「お姉ちゃんからのLINE来てますよ」
木曾「今忙しい、俺のスマホで代わりに打っといてくれ」
天津風「今日出かけられそうか?」
木曾「任せとけ、今日は買い物に行きたいんだろ?」
天津風「うむ!」
北上「」パシャ ピロン スポン
・・・
球磨「んん?」
ていとく「どーした」モグモグ
球磨「これ」つスマホ
ていとく「あぁ、あいつらは同棲してるぞ」
多摩「同姓・・・結婚?」
ていとく「銀髪が通い妻だったんだが、いつの間にか一緒になってた」
球磨「木曾、あなたそっちだったのね」
ていとく「早くしないと鍋無くなるぞ、大人数で囲ってたら残るのは野菜の切れ端だけだ」
多摩「すいません。追加お願いします」
球磨「皆で外食だと酒飲めないから嫌だわ」グデ
吹雪「チョコ作りました!」
朝潮「皆さんでどうぞ」
択捉「わーい」
松輪「ありがとうございます」ペコリ
球磨「凄いわね、これ手作りでしょ?」
多摩「ありがとうございます」
コマさん「私たちも作ってあるからどうぞ」
Richelieu「パンを焼いてチョコを掛けただけですが」
球磨「凝ってるわね」
朝潮「負けました」クッ
球磨「仕方ないわね、私もあげるわ」コト
吹雪「缶ビール・・・」
球磨「備蓄用のよ、感謝してね」ピース
多摩「馬鹿丸出しですね。もうちょっと捻ったボケを出してください」
球磨「仕方ないでしょ、購買行った帰りでこれかおつまみしかないんだから」
コマさん「私、ビールは苦手でして」
球磨「酔うのが目的なのよ」
吹雪「指令はどこでしょうか?チョコを渡さないと」
朝潮「甘いもの大丈夫でしょうか?聞く前に作っちゃいました」
<おーい誰かー
球磨「なにかしら」
<助けてくれ
多摩「廊下からですね」
・・・
吹雪「なんですかこの箱の山」
松輪「チョコチョコチョコ、チョコの山だ」
球磨「なにこれ」ヒョイ
ていとく「助かった。引っ張り上げてくれんか」
球磨「ぎゃあ!?」
多摩「大丈夫ですか?」ヒョイ
ドサドサドサ
ていとく「チョコに埋もれてしまってな、生き埋めだったわ」
吹雪「これなんですか?」
ていとく「バレンタインデーの贈り物。前の鎮守府とか大本営とか人脈故にめちゃ送られてくる」
朝潮「芸能人みたいですね」
球磨「どうすんのこれ」
ていとく「花とかにしてくれれば食べずに済むんだが、全部食ったら死にそうだ」
吹雪「(なんか渡しずらい。高そうなチョコ沢山あるし)」
コマさん「提督、この子達からもあるわよ」
吹雪「え、いいやぁ」カクシカクシ
Richelieu「お返しも期待できるわね」
吹雪「別にお返しはいいんですけど、なんか照れますね」つチョコ
ていとく「ありがと、嬉しいよ」
球磨「あたしも」つ
ていとく「せめて全年齢対象商品持って来い」ペシ
球磨「うぅ・・・最近女子力落ちた」
多摩「(このままだと友達以上恋人未満」オテアゲ
吹雪「はっ!」ドドド
ボカーンボカーンボカーン
吹雪「やりぃ」
球磨「この子凄い前出るわね」
吹雪「このままスコア更新です」ギュイイイイイイ
コマさん「このままだと孤立してしまいすわ」
球磨「吹雪ちゃーん」
ていとく『構わん。後ろだけ守ってやれ』
球磨「でも死ぬかもしれないのよ?」
ていとく『大本営の1軍がこの位で死ぬかよ。真後ろ以外は対処するだろ』
球磨「・・・」
ていとく『若いんだよ。後で怒るから今は無茶させとけ』
球磨「甘やかし過ぎよ」
ていとく『あいつは調子いい時ほど成果出るからな』
Richelieu「無線が痴話喧嘩になっていますよ?このままだと吹雪ちゃんが」
球磨「後で話し合うからね。通信切るわ」
ブツ
ていとく「このまま行けば月間スコア平均超えるな」
朝潮「しかし無理をさせては危険が」
ていとく「この海域は危険区域じゃないから安心してくれ。中破以上で即撤退させる」
ていとく「馬鹿させたほうが失敗を覚えるからな」
朝潮「なるほど」
朝潮「深く考えてはいけないのでしょうか?」
ていとく「自分の思い通りにならないんだから考えてもな。常識外れなら別だが」
<ギャアアアア ボカーン
ていとく「ほれ見た事か」
朝潮「アハハ・・・お説教長くなりそうですね」
ていとく「座学を始めたいと思う」
吹雪「え¨っ」
朝潮「学校みたいなものでしょうか?」
ていとく「海保艦の2人、親御さんから預かっている身としてもう少し教養を付けさせないといかん」
吹雪「えっ」
ていとく「それと暴走駆逐艦1隻にもう一度勉強しなおしてもらおうと思ってな」
吹雪「えぇ・・・」
球磨「教師はどうするの?」
ていとく「多摩には一般教養、球磨に海上戦を任せようと思う」
球磨「はぁ!?」
ていとく「手当申請してみるからお願い」
多摩「私は問題ありません。人に教えるのは好きなので」
コマさん「私たちも参加していいかしら?」
Richelieu「人数少ないし皆でやりましょう」
吹雪「あぁ・・・大本営の座学から逃げられたのに」
・・・
吹雪「」ズーン
ていとく「どんだけ嫌なんだよ」
朝潮「今データベースで吹雪さんの過去のデータを見たのですが、座学ギリギリです」
ていとく「爺・・・絶対人柄で1軍決めてやがる」
球磨「機種変したわ」
吹雪「最新のやつですか?」
球磨「うん、顔認証出来るらしいわ」
ていとく「気を付けろよ?すっぴんだとエラー起きるかもしれんからな」ハッハッハ
球磨「ヒドッ」
多摩「姉さんはよく割るので古い型の方がいいと思うのですが」
球磨「多摩なんていつまでガラケーなのよ。変えなさい」
多摩「電話以外使いません。LINEやメールはパソコンで十分です」
球磨「あれやってみよ。話しかける奴」
吹雪「なんか恥ずかしいので私あんまり使わないんです」
球磨「へ~い!」
<キヤスクハナシカケナイデクダサイ
球磨「えっ・・・ごめんなさい」
<キョウノテンキハハレデス
球磨「聞いてないわよ」
<スミマセン。ナントイッテイルカワカリマセン
球磨「喧嘩売ってるわね!あんたの製造元にクレーム入れるわよ!!」
<○○フリーダイヤルニセツゾクシマス
球磨「まじ喧嘩売ってるううううう」ムキー
朝潮「どうすればスマホと喧嘩できるんですか」プルプルプル
赤城『ふぅぶぅきぃ?』
吹雪「ごめんなさいごめんなさい」ペコペコ
赤城『あんたの書類は絶対誤字があるのよ!読み直して出してきなさい!!』
赤城『というか他の人に見せなさい!常識よ!』
吹雪「すいまs」ツーツーツー
吹雪「またやっちゃった」ガク
球磨「出来たらあたしの所に持ってきなさい」
吹雪「はい・・・」
朝潮「座学の実行を急がなければ」
ていとく「頑張れよ。このままだと提督候補から外れちまうぞ」
朝潮「!?」
ていとく「俺が評価付けてるからさ、ただ事務作業やってればいいって訳じゃない」
ていとく「ミス再発防止ついてどうすればいいか来週までにメールで送っといて」
朝潮「はい!」
球磨「あんまり背負わせると壊れちゃうわよ」
ていとく「俺の頃はもっときつかったんだぞ?あの爺の下で候補生やってたんだから」
多摩「あまり1人で背負ってはいけませんよ。困ったら相談してください」
朝潮「ありがとうございます」
ていとく「意見は多いほうがいい。ミィーティングしたいときは言ってくれ」
朝潮「」ウムム
ていとく「色んな角度から物事を見ればいい。1人だと絶対詰まる」
球磨「つまり、分からないなら提督も聞いてもいいってこと?」
ていとく「一つの方法だ。でも全部聞いてきたら怒るぞ?」
吹雪「わたしは・・・?」
ていとく「自分の報告書読み直してみろ。全部コピーしてやるから」カチカチ
吹雪「」ガックリ
・・・
居酒屋
提督「秘書官付けるかな」
球磨「そのほうがいいかもね。私は年上ってだけだし」
多摩「そうですね、頼れる方が居れば心労も軽減されます」
多摩「私は事務員ですし、姉さんはお話になりません」
球磨「自覚はあるわ、でもむっちゃムカつく!」
提督「年齢層が低いから変に20代採用するとバランスが崩れる」グイー
提督「いい奴居ないかな」
多摩「提督さんの所からは無理なんですか?」
提督「変に上に立たせたくないのが本音。その味覚えちまう」
球磨「いっそ大本営から持ってくれば?」
提督「そういえば話が通じないが仕事ができる奴がいたわ」
多摩「ど、どう言うことよ?」
赤城「ろーちゃん、貴方に任せたい任務があるの」
呂500「なんです?」
赤城「今回、敵勢力が特定海域に出現したのだけれど数が多くてね」
北上「こちらの地図を使いましょう。各ポイントにアルファベットを打ってあります」
北上「貴方を呼んだのは単機での潜入をお任せしたいからです。非常に危険な任務です」
赤城「このポイントHまで敵の目を掻い潜って進んで頂戴。無線でナビゲートするし支援もする」
赤城「捕縛のことを考えて到達してから無線で次の指示をするわ」
呂500「お任せですって!」
赤城「警備が厳しいけど貴方なら出来るわ」
呂500「ろーは強いですって!!」ニッコリ
・・・
赤城「あの子がああいう性格で助かったわ。これであとは川内達に」
阿武隈「赤城さん!北上さん!大本営から機密文書が」ドタドタ
北上「何と書かれてますか?」
阿武隈「ドイツ軍がうちの攻撃を支援するそうです」
赤城「は?」
阿武隈「大型空母2隻に大型艦20隻。空軍も2小隊が向かって来てるそうです。」
赤城「はぁ!?うちに?キャンプか何か?」
・・・
呂500「♪」
電「ろーちゃんご機嫌なのです?」
呂500「パパとママに電話で任務に付いたって報告したの!」
電「親御さん心配するのでは?」
呂500「応援するから頑張れって!ろーは頑張るですって」ウオー
電「こころづよーい」
瑞鶴「なんですかこの・・・服?」
加賀「今回の連合艦隊、貴方が旗艦よ。総司令が特注で用意されたの」
瑞鶴「・・・」ナニコレ
金剛「動きづらそうネ」
瑞鶴「昔の不良みたいで嫌だわ」
元帥「一般受けがいいのじゃ。支持層を増やすためにも我慢しておくれ」
瑞鶴「那珂さんの方が適任じゃないですか?アイドルだし」
元帥「それをすると批判の嵐じゃわい。凛々しいお前さんの方が適任じゃよ」
加賀「私はそんな服着たくないので(秘書官としての責務がありますので残念ながら)」
金剛「真顔で言ってることが逆なのネ」
・・・
姉様「今回の作戦の最高責任者である我だ。現場指揮は任せるぞ」
瑞鶴「はい。宜しくお願い致します」
パシャパシャパシャ
瑞鶴「報道陣も大変ですね」
姉様「我々は肩身が狭い、情報操作で多少は免罪しておかねばな」ハッハッハ
鳥海「なにあれ?コスプレ?」
摩耶「あれじゃね?ブショーって奴」
鳥海「ださ」
姉様「貴様等、上司の陰口は陰で言え」
瑞鶴「脅しじゃないけど、貴方達の給与は私の一声で下げられるのよ?」
鳥海「うげっお偉いさんかよ」
瑞鶴「マークしときましょ」メモメモ
姉様「これを機に煙草でも辞めるがよい」
球磨「みてみてーバイキングで伊勢エビおいてたわ~」
提督「丸ごと取ってきたのか・・・」
球磨「ワインと合うんじゃない?」
多摩「先払いで良かったです。後々請求されたら大変ですから」クイ
提督「お前らと外食も習慣と化したな」
球磨「3人って丁度いいのよ?会話途切れないし」
提督「家族と一緒だと飲めないからな、実は好きだったりする」
多摩「(勢いで攻めるのは如何ですか?)」
球磨「(待ってよ!今日はそういうのじゃないし)」
多摩「(そう言って2か月ですよ)」
球磨「提督」
提督「お?」
球磨「ご、ご趣味は?」
提督「何だ・・・釣りとかスポーツ観戦とか」
球磨「釣りとスポーツ。何のスポーツ?」
提督「野球だ」
球磨「うむむ、全然分からない」
提督「どうしたんだ?」
多摩「(遠回り過ぎです!野球だとすでにシーズン前、釣りも基礎からですよ!?)」
提督「興味あるなら教えるけど」
多摩「(姉さんは飽きっぽいです。他の方法を)」
球磨「教えて!」
提督「意外だな、次の休日でも教えようか」
球磨「(もう後がないのよ?趣味から攻めるしかないじゃない)」
提督「女の子ならイケメンの選手かな?カープかホークスだろうな~。でもルールからだと難しいな」
提督「専門用語以外で見ながらだと、説明口調で気持ち悪がられてもあれだし」
多摩「(思いのほか考えてくれてますね。これならば?)」
吹雪「今日は司令お休みですか?」
多摩「はい、溜まった有給の消化だそうで」
朝潮「では吹雪さん。今週の出撃コースを決めてしまいましょう」
吹雪「分かりました!」
コマさん「はぁい!お菓子のお裾分けよ」
択捉「作ったよ!食べてね!」
Richelieu「オレンジピール入りだ」
多摩「本格的ですね。これはすごい」
松輪「球磨さんは?」
多摩「休暇です」
吹雪「早く終わらせてお茶会にしましょう!紅茶が飲みたいです!」
・・・
球磨「」
提督「」ジー
球磨「(映画一緒に見る所まではいいんだけど、会話が)」
球磨「(真剣だしどうすれば)」
提督「(野球は・・・?やっぱ興味ないのかな)」(´・ω・`)
葛城「加賀さん」
加賀「どうしたのかしら?」
葛城「先輩の代わりは問題ないのですが、私なんかが秘書のワッペンをしてもいいのでしょうか?」
加賀「問題ありませんよ。我々は古い仕来りを取っ払っているので、このワッペンも雑用係みたいなものです」
葛城「雑用・・・」
加賀「総司令が若い頃は秘書官が愛人で幅を利かせてたとか何とか」
葛城「どこでもありそうな話ですね」
加賀「総司令はああ見えて色々改革したお方です。各鎮守府の艦娘のサポート。提督の総入れ替え、国外とのコネクション」
加賀「昔は夜伽まで仕事のうちだったらしいので。いい職場です」
元帥「一番偉くなれば誰も文句言えんからのう」ハッハッハ
葛城「お疲れ様です!」
元帥「儂が若い頃は腐りきった軍じゃったからな、皆が笑顔で幸いじゃ」
元帥「育てた馬鹿2人も道は外れとらんし、将来も安泰じゃわい」
葛城「横須賀と舞鶴の提督さんですよね。どちらも職場満足度が高い所です」
元帥「ま~だ腐ったことをしてる奴らも多少はおる。そいつ等からはよ助けてやりたいのじゃが」
加賀「派閥は面倒ですね。中将殿が見回り訪問されているので目立ったものは見つかりません」
元帥「これも全部付いてきたお前さん達のお陰じゃよ。儂は女子を無下にする奴は許さん。殺す」
葛城「凄いです。エロ爺だと思ってました」
元帥「そう見えても仕方ないの。端から見れば悪代官よ」
葛城「新人の皆キモいって言ってましたし」
加賀「全く、教育が足りてませんね。再教育です」ビキ
元帥「老いぼれはさっさと部屋に戻るわい。宜しくたのむ」
フォッフォッフォ
加賀「ストイックですね」
葛城「加賀さん・・・もしかして爺専ですか!?」
加賀「ち、馬鹿なこと!?」
加賀「!」ハッ
瑞鶴「(^u^)」
加賀「死になさい」
瑞鶴「酷すぎません!?」
ていとく『もっとお互いの距離を離せ。ぶつかるぞ』←In The ボート
球磨「海保の2人、そのままだとこけるわよ」
松輪「はい!」
択捉「おっとっと」フラフラ
ていとく「う~ん、夜間は慣れが必要だな」
多摩「夜眼が効きますね。私は光しか見えません」←In The ボート
ていとく『吹雪、調子に乗るのはいいが孤立してるぞ』
吹雪「すいませーん」
ていとく『朝潮は警戒し過ぎて行軍速度がズレてる。多少は球磨に任せろ』
朝潮「了解です!」
ていとく「うーむ、ガタガタの行軍だな」
多摩「奥様方はどの様な行軍を?」
ていとく「えっとね」
・・・
提督【イクゾ】ギラギラ
川内【ギャハハハハハハ】シュタタタタ
神通【ウ゛ォオオオオオオオオオオオオオオ】ドドドドドド
那珂「あっー待ってええええ!個々で動いたら」
那珂「なんだかんだ連携取れるからいっか。那珂ちゃん明日早いから休んでよ」
・・・
ていとく「指示しなくても各自で判断してた」
多摩「成程、個々の技能が高いとどうとでもなるのですね」
ピピピピ
ていとく「む?敵反応」
多摩「行軍訓練ですので武装詰んでませんよ」
ていとく「」パク
提督「俺が面倒見て来るから指示宜しく」
多摩「畏まりました」
提督「よっしゃ壱発、漢華~」ルンルン
多摩「おっさん臭いです」
イ級「ギギギギギ」
???「やだやだやだぁ!!食べないでぇ!!」
イ級「」ガガガ
???「アゴオ、ウボェ」ゲボ
イ級「」ガジガジゴリゴリ
???「あ」
ベチン
提督「大丈夫か?」
???「え?」
提督「でっかいのに襲われたな。もう大丈夫だ」
???「っ!」ゴボボ
提督「ヤバそうだな」ピピピ
提督『もしもし?球磨?救護班鎮守府に呼んどいてくれ。今艦娘助けたんだけど重症なんだ』
提督『業端から大本営に連絡して緊急コード言えば伝わるから。コードは日誌の1ページ目』
???「もう、だべだとっ、思う」
提督「馬鹿が!達観すんじゃない!!」
提督「めっちゃ痛いと思うけど我慢しろ!諦めんなよ!!」ヨット
ウオオオオオオオオオオオ ドドドドドドドドド
球磨「命に別状はないみたい」
多摩「武装がほぼ有りませんでした。捨て艦と思われます」
提督「ほう、爺の統治でまだ馬鹿野郎がいるのか」
多摩「既にIDから所属を特定し大本営に連絡済みです」
提督「俺からも進言しておこう」
球磨「うちの軍は治すの早いから助かるでしょ」
提督「胸糞が悪い。俺はあぁいうのは許せん」
球磨「ブラックってそこそこ居るって聞くし」
提督「それが納得出来ないんだよ!!命だぞ!?1つしかないんだぞ!?」
球磨「」ビクッ
多摩「提督」
提督「すまん」
多摩「すこしリラックスなさってください。敵意はありません」
提督「ごめんな、感情的過ぎた」
球磨「・・・」
多摩「姉さん、今のうちに言っとかないと溝出来ますよ?」
球磨「うん、ごめんなさい」
扉越し
コマさん「(ドラマみたいね)」
Richelieu「(怪我人の受け入れで凄いシーンが見れたわ。彼もよく来るわね)」
コマさん「(縁があるんでしょうね)」
球磨「」ゴゴゴゴゴ
提督「飲み過ぎだ。ぶっ倒れるぞ」
球磨「・・・いいのよ」ゴトッ
提督「」
球磨「あたしは空気を読もうとして適当なこと言うの」
球磨「なんかそれっぽいこと言っとけば場を流せると思って」
球磨「でも失敗するし自分で凹むし、なんかメンヘラみたいね」
提督「お前には魅力がある」
球磨「でもさ、運命の相手って現れないのよ。そう言って皆去っていくのよ」
球磨「実際今さ、提督の事いいと思ってるけど、なんて言うか向うから来てほしいの」
提督「!?」
球磨「奥さん多いってのはマイナスだけど、会ってみた感じ上下関係が皆無だし子供皆笑顔だし」
球磨「女子特有の旦那の愚痴が殆ど無かったのよね。いい男じゃん?」
提督「お、おう」
球磨「ぶっちゃけ気になってるって話してみたけど『あの人に任せる』って放任だったし」
球磨「そこで駄目って言われたら諦めつくけど光見えたし有耶無耶なのよ」
提督「・・・多摩」
多摩「酔っててボロボロ出てきますね。聞いてあげてください」
球磨「でも今日喧嘩しちゃったから変な空気出来てさ」ボロボロ
球磨「このままだと子供も出来ないまま時間が過ぎちゃう・・・ずっと仕事と付き合ってくのは嫌よぉ」ダー
提督「」アタマカカエ
多摩「私から聞いてもいいですか?」
提督「ナンダ?」
多摩「姉さんのこと貰ってはくれませんか?本人じゃない私が言うのはおかしいと分かっています」
提督「待ってくれ」
球磨「zzz」グデー
ていとく「She keeps Moet et Chandon~♪」
多摩「In her pretty cabinet」
ていとく「多摩は色々知ってるんだな」
多摩「貴方がQueenではなくLady Killerであることも知っていますよ」
ていとく「俺は殺人者じゃないぞ」
多摩「女たらしという意味ですよ。自覚はあるでしょう?」
ていとく「うむ」
多摩「ではあの件はどうなりましたか?結論は出ましたか?」
ていとく「」
多摩「仕事の件ではありませんし、姉さんは気づいていないので大丈夫だと思いますが」
ていとく「分かってる、でも自分の中で整理を付けたい」
多摩「待ってますよ」フフ
ていとく「お前が待ってどうするんだよ」
扉
球磨「何の話をしてるのかしら?」コソコソ
<花嫁衣装はどうしましょうか
<話がはえーよ
球磨「ん?(。´・ω・)??」
多摩「姉さんはドレスですね」つゼク〇ィ
吹雪「球磨さん似合そー」
朝潮「和式はお金掛かりそうです」
多摩「私は白無垢で式を挙げましたよ」
吹雪「あれ大変そうですけど、どうなんですか?」
多摩「階段が辛いです。歩幅が狭いので」
朝潮「ドレスの方が個性が出せそうでいいと思うのですが」
多摩「白無垢は嫁入りする家の色に染まるように白なんですよ」
吹雪「貴方色に染めて!って奴ですね。エッチです」
多摩「日本の風習ですから、私も生きた心地はしませんでした」トオイメ
吹雪「どう思います?球磨さん」
球磨「えっ?何?」
朝潮「理想の結婚式です。ドレスか白無垢どちらがいいですか?」
球磨「今時式挙げる?籍入れて終わりじゃない?」
多摩「夢がありませんね」
球磨「そうかな」アハハ
多摩「姉さん、どうしました?なにか悪いものでも食べました?」
球磨「いやっ?そんなことないわよ?」アハハハ
多摩「」フム
択捉「専用装備が欲しいです!!」
松輪「欲しいです」
ていとく「専用だぁ?今の装備もろくに扱えてないのにどういうこった」
択捉「この本に載ってた!」
ていとく「大本営が出してる週間物か」
吹雪「彼女たちはエースですよ。現状の装備ではカバーできないので新装備が追加されているのです」
松輪「何体撃破でエースですか?」
吹雪「空軍だと5機なんですが、我々は相手が多いうえに敵のランクも関係しますから」
ていとく「100体は超えて貰わんとな」
択捉「ひゃ・・・く」
ていとく「ほら見ろこの雑誌にも撃墜数載ってるだろ?200やら400やら」
吹雪「川内さんは圧倒的ですね。4桁超えてますよ」
ていとく「これは例外だ。目指すならまともな艦娘にしろ」
朝潮「色々載ってるんですね。・・・横須賀多くないですか?」
吹雪「工廠担当の方が発明好きらしくて」
ていとく「1人前になったら考えてやるよ。頑張れよ」
吹雪「その前に行軍に付いていけるスタミナをつけましょう!」
択捉・松輪「おー」
コマさん「あら、この日と見たことあるわ」
Richelieu「Bismarckさんね。女王とか色々呼ばれてた人じゃない」
ていとく「(今はただのオタクなんだよ)」
コマさん「こっちはGraf Zeppelinね。部隊の補佐でクールだったわ」
ていとく「(趣味が乗馬さんだな)」
多摩「我々の目先の目標はスコア向上なのですが」
球磨「夢見ないと体が付いてこないのよ」
川内『はい、ありがとうございます』ペコリ
<横須賀鎮守府の川内さんでした!ありがとうございます!
提督【・・・】ベキベキベキ
球磨「ちょちょちょ、どうしたの?ジョッキがぁ」
多摩「恐らく奥様のテレビ出演によるSNSの反応です」
球磨「人気出そうよね」
提督【結婚していることは公表しているが俺の川内だ。ギャーギャー騒ぐなカス共が】バリーン
球磨「うわっ、重い」
提督【調子に乗った奴が鎮守府に殺到されても困るんだよ・・・人は殺したら不味いからな】
球磨「(提督って独占欲半端ないわね)」
多摩「(貴方はそこに入るのでしょう?)」
球磨「(ウムム)」
提督【おねーちゃーん。生ジョッキ3つ~】
多摩「上手くいけば一生愛してくれますよ?」
球磨「なんだろ、こう見ると・・・若干キツイわね」
多摩「だから貴方これまで独身なんですよ。妥協しなさい」ゴッ
提督【】グイー
多摩「不味いです。あのペースは救急車です」
球磨「提督!愚痴なら聞くから飲むのやめて」
提督【(゜゜)】
球磨「体壊したら奥さん泣くわよ」
提督【辞めよう】
球磨「・・・こんど2人で出かけない?」
提督「いいけど、どうした?欲しいものでもあるのか?」
球磨「しゃおらぁ!!!」
多摩「遠すぎる。そこはスタート3歩目です」
川内「怠い」グデ
神通「姉さん、子供の前なんですから」
赤城「へんにきっちりしてても仕方なくない?家くらい好きにさせたほうがいいわよ」
那珂「ジャージでお腹出して寝てた人に説得されても」
青葉「最近手持ち無沙汰なのは確かです。人材が育ってきて出撃ローテが長いですし」
鳳翔「今度皆で外出でもしますか?旅行も行ったことありませんし」
明石「いいですね、何処にします?」
川内「提督の所いこーよ、会ってないし」
神通「提督が直々に訓練をつけた艦娘、見ておきたいですね」
那珂「予定頑張って開けないと」
鈴谷「変に鎮守府に顔出したら問題にならない?」
鳳翔「心配いりません。我々は顔が効きます」ニッコリ
赤城「予定組みましょうか。ホテルとかも取らないとね」
翔鶴「私達って自由過ぎよね」
青葉「この鎮守府じゃ逆らう人いませんから」
翔鶴「自由じゃなくて暴虐だったわ」
球磨「行ってきまーす」
吹雪「はーい・・・」
朝潮「ご機嫌ですね」
多摩「デートですので」
吹雪「大人だな~カッコいい」
多摩「決めてこれればいいのですが」
・・・
提督「どこ行こうか」
球磨「う~ん、今日はお任せしちゃおうかな」
提督「お前が出かけたいって言ったんだろ?」
球磨「え~っとぉ、提督の服ダサいから買いに行かない?」
提督「酷くね・・・」
球磨「せめて統一感出そうよ。ルックスと身長で誤魔化してるけど」
提督「何度か言われたことあるわ」
球磨「私が見繕うから行こ?このままだと恥ずかしい」
提督「なんだかなぁ」
球磨「何時も軍服しか着てないからこうなるのよ。雑誌でも見て勉強しなさい」
提督「俺は色々とズレてると言われてきたが何となくわかってきた気がする」
球磨「自分を再認識して逃亡するんじゃないわよ。行くわよ」ガシ
提督「職質をここまで受けたのは初めてだ」
球磨「ごめんなさい」
提督「球磨は童顔で背がちっさいからな。未成年に見えるのも納得できる」
球磨「それ誉めてないわね?」
提督「いや誉めてるしぃ、若いってことだ」
提督「それより予約取った店に行こうぜ」
球磨「いつ取ったの?」
提督「服の会計の合間にカード会社通して予約した」
・・・
レストラン
球磨「」カチコチ
提督「もしかしてテーブルマナー知らないのか?」
球磨「こんな高い所来たことない」
提督「思いのほか庶民だな」
球磨「すごいプレッシャーを感じるわ」
提督「この後は何見ようか・・・球磨の服とか見ようか」
球磨「ほんと?嬉しいわ」
・・・
球磨「これの値段・・・うげっ!?」
提督「欲しいのあったら言えよ?」
球磨「全部桁が違うんだけど」
提督「この位じゃないか?いつもこれくらいのを買ってるんだが」
球磨「(あたしが選んだ服一式で1万円なんだけど)」
提督「でも球磨が選んでくれたこの服の方が俺は何倍もいいと思うぞ。俺のために選んでくれたんだし」
提督「思いがこもってる方が良いに決まってる」
球磨「ありがと///」
提督「アクセサリーとかも見るか?」
球磨「ゆ、指輪がいい!」
提督「分かった」
ジュエリーショップ
球磨「すごーい、色々あるわね」キョロキョロ
提督「(いつ来てもすげぇ値段してやがる)」
球磨「あっちかしら?それともこっち?」
提督「色々見ていこうか」
5分後
球磨「」ジー
提督「」クイクイ
店員「何か御用でしょうか?」
提督「あの子の欲しいもの間接的に聞いてくれる?値段は気にしないから」ヒソヒソ
店員「畏まりました」ニッコリ
提督「お手洗いに行ってくる」
球磨「はーい」ジー
店員「よければお掛けになってご覧下さい」
球磨「いえ、そこまでは」
店員「お連れの方は旦那様ですか?彼氏さんですか?」
球磨「///」
店員「色とか形など様々なものがあります。どの様な物がお好みですか?」
球磨「えっと、仕事の関係で動くのでしっかりとして邪魔にならないのがいいな」
球磨「色は銀?プラチナ?でギラギラしてなくていいんだけど」
店員「ではこれとこれ、こんなのもありますよ。」
球磨「」ジー
店員「サイズ、測ってみますか?」
球磨「えっ・・・まだその」
店員「指のサイズ知っておいた方がよいかと思いますよ?」
球磨「じゃあ、お願いします」
提督「どうだ?いいのあったか?」
球磨「うん・・・」
提督「どれだ?」
球磨「こ、これ」
エンゲージリング
提督「そろそろ答えださないとな、俺のサイズも図ってくれる?」
店員「畏まりました」
球磨「・・・」
提督「鎮守府の方でも指輪を発注しよう。好きな方を付けてくれ」
球磨「」ウルウル
提督「化粧落ちるぞ?」
球磨「いいの?ほんとにいいの?」
提督「これから宜しく、細かい事はあとで決めよう」
球磨「雰囲気的に言わない方が良いけど手慣れ過ぎよ」
提督「そこは気にしないでくれ」
リンゴーン
吹雪「はいはーい」テッテッテ
吹雪「どちら様でしょうか~」ガチャ
赤城「お邪魔するわよ」ニッコリ
吹雪「ギャアァァァァァ!!」
翔鶴「ちっさ、なにここ?田舎の工場?」
鳳翔「地方ではこの位ですよ。予算がありませんから」
吹雪「ついに討ち入り・・・」
赤城「馬鹿言ってんじゃないわよ。ここのちびに会いに来たの」
吹雪「呼んできます!」タッ
赤城「怖がられてるわ」
翔鶴「あんだけ電話で怒鳴ってたら逃げるわよ」アハハ
赤城「仕方ないか」ヤレヤレ
鈴谷「もう入っていい?」ジャカジャカ♪
赤城「ヘッドホン取って話を聞きなさい」
ていとく「おう、いらっしゃい。上がってくれ」
赤城「吹雪に上手く言っといてよ、あの子あたしの事嫌いみたいだし」
ていとく「それはお前が悪い」
ていとく「ここの奴らにガン付けんじゃないぞ。小心者が多いから」
鳳翔「我々をそういう目で見ているのですか?」
ていとく「威圧感バリバリなんだよなペーペーにはキツイ対面だわ」
鈴谷「もう入っていい?」
赤城「ヘッドホンを取れや!話聞いたでしょうが!」
神通「貴方の事です。薄々は分かっていました」
川内「話は聞いてた」
那珂「年上だねぇ」
提督「」
球磨「」アオザメ
神通「人気があるのは誇らしいですがここまでされますと管理が」
那珂「子供達には優しく接してよね」
球磨「わ、分かったわ」
提督「これ球磨の経歴書と健康診断のカルテ」
川内「はいはーい」
球磨「会社じゃないわよね?」
鳳翔「お預かりします。アレルギーの確認しますね」
川内「源泉徴収票も持ってきてね。家計簿付けるから」
球磨「はい・・・」
神通「私達は人数が人数ですので貴重品や所得など担当者に集めてるんです」
球磨「それもそうね、私達艦娘だし」
那珂「那珂ちゃんなんて一番稼いでるのにお小遣い制だからね!?」
川内「那珂は無欲だから要らないでしょ?」
那珂「収録の打ち上げで要るんですよ・・・」
川内「帰ってくればいいじゃん」
那珂「あんたね、芸能界って怖いんだよぉ?」
球磨「」オロオロ
提督「仲良くしてくれよ?ビビってるじゃないか」
球磨「(これは・・・勢力図確認しないといけないわ)」センリツ
神通「」ジー
朝潮「」ガタガタガタガタ
神通「これは、座学ですね。色々と白い部分もありますが」
神通「素晴らしい発想です。戦闘だけではいけません」
朝潮「はい!」
神通「しかし、見通しが甘いです。全員の年齢がバラバラであることから行うべき事が導き出されていません」
朝潮「ハイ・・・」
神通「ここからどの様なことを座学で行うのか、それによる効果を考えてみてください」
朝潮「分かりました」
神通「提督志望なのですから、報告書は完璧で出しましょうね?今ならミスしても大丈夫なのですから」
朝潮「ありがとうございます」
吹雪「すごい上司っぽい」
赤城「神通は鬼怖いわよ。長門が泣く位には」
吹雪「誰も信用できない」オヨヨ
赤城「皆優しいわよ。ミスしなければ」
球磨「いででで」
せんだい「うぉー」ダダダダダ
球磨「あ¨あ¨!!待って!部屋から出ていかないで!」
あおば「おトイレはどこですか?」
しょうかく「どこですか?」
球磨「案内するから待って」
じんつう「おねーちゃん!あれやって」
あかぎ「ほい」ポン
球磨「その飛行機飛ばさないでねっ!危ないからね!」
あかし「zzz」ギュウ
あまぎ「お母さんはどこいったの?」
球磨「いま呼ぶから待って」
なか「まじまんじ」
球磨「大人びてるわね、あんた」
鈴谷「大変でしょ?子守」
くまの「まま、こっこ」
鈴谷「はぁ~い」ナデナデ
球磨「まじか」
鈴谷「気に入られなよ?子供は告げ口早いよ~」
球磨「ウグ」
鈴谷「変なこと言ったら一発。最悪海の底」
ていとく「あと5分で俺も見るから何とかしてくれ。それじゃ」ガチャバタン
鈴谷「おーらい」
球磨「慣れないと」
鈴谷「慣れるんじゃなくて好きになりな。義務じゃないよ。日常だよ」
球磨「・・・」
鈴谷「子供出来ないと分かりずらいかな?」
球磨「(独身が長いとこうもきついの・・・?)」
択捉「こんにちわ!」
明石「こんにちわ」
択捉「今日はなんできたの?」
明石「私は横須賀に所属しているのですが、旅行がてらに知り合いに会いに来たんです」
明石「球磨さんとか多摩さんとか吹雪さんにも」
択捉「・・・」
明石「どうしました?」
択捉「横須賀って専用装備があるんですか!?」
明石「何名かいますよ。全員エースです」
択捉「何体倒したらもらえるの?」
明石「そうですね、うちでは1000超えないと」
明石「と言いますか、狙ってなれるものではありません」
択捉「そーなんだ・・・」
明石「地道に頑張ればいずれはなれますよ。すぐには無理ですが」
択捉「頑張る!」
川内「お?おチビちゃん頑張れ。目指せあたし」
択捉「おわっ!?」
神通「どうしました姉さん」
那珂「やっぱ狭いね、敷地が」
択捉「おぉ!?おおぉぉぉぉ」
川内「まぁ、ここでは撃破数稼げなさそうだね」
神通「キャリアが必要です」
那珂「後輩出来てからかな」
択捉「(T_T)」
明石「ハッキリ言っちゃだめですよ!!」
ていとく「敵?」
朝潮「はい、反応が出ています。出撃許可を」
ていとく「先に周辺の船の状況を調べろ。当てたら大問題だぞ」
吹雪「それが、漁業組合も海保も繋がらなくて」
ていとく「本部に掛けろ、専用の回線を使え」
川内「はぁい。お困り?」
ていとく「困ってる」
川内「あたしが片付けようか?」
川内「脚部位ならあるでしょ?」
朝潮「・・・ここ周辺は我々の管轄で」
ていとく「お好きにどうぞ。我々は手順を踏まないと出れないもんで、工廠はあちらです」
川内「さっすが、似合ってるね」
ていとく「いえいえ、事後処理もやっときますので」
パタン
朝潮「提督?いいんですか!?」
ていとく「あいつは目上だぞ?」
朝潮「ですけど・・・このままあの方が何かを起こせば我々の」
ていとく「あいつは横須賀鎮守府の権力者だ。大本営ともパイプがある」
ていとく「そんな奴に食い掛ってみろ。予算減少に人員削減、最悪取り潰し」
朝潮「理不尽じゃないですか!」
ていとく「これが社会の縮図なんだよ。いい経験が出来たな」
吹雪「川内さんですし、無茶なことはされませんよ」
ていとく「どうかねぇ」ハハハ
朝潮「随分と楽観的ですね・・・」ムムム
ていとく「川内が出るとなると・・・姉妹も一緒に出撃だろうと思ってな」
朝潮「うちの燃料そんなに余裕ありませんよ!?」
ていとく「こいつは痛いな」ヤレヤレ
ていとく「」ジー
球磨「何見てるの?」
ていとく「野球」
球磨「や、やきゅう・・・」
神通「どうしました?」
球磨「知り合いが野球の話になると人が豹変して・・・それ以来にがてで」
ていとく「俺は平たく見るからそこまでじゃねーよ」
神通「チャンネル変えると?」
ていとく「それは誰でも怒るぞ」
神通「ああは申してますが、見ながら子守してくれるのでご安心を」
球磨「ふぅ」
ていとく「MLBのチャンネル入れるの忘れてたな、契約しとくか」
球磨「婚約したらパートナーのこと深く知ることになるってこういうことなのね」
ていとく「趣味は曝け出すものじゃないだろ。それに野球観戦と釣りと出撃ぐらいしか趣味ねーし」
川内「提督、最後のは普通ありえないんだよ?知ってた?」
鈴谷「球磨さんっていくつ?」
球磨「」
青葉「まさか未成年ですか?」
球磨「3〇・・・」
鈴谷「うぉ」
青葉「10以上違う」
球磨「若い時に結婚出来ていいわね、私は遅咲きよ」
鈴谷「子供は若い時の方が綺麗なお母さんで居られるからね」
青葉「一緒に走り回れるのも今だけですよ」ニシシ
球磨「この子達、けっこう抉ってくるわ」
赤城「早めに子供作っとかないと後々大変よ」
球磨「そうポンポン出来るものじゃないでしょ」
鳳翔「そうやって子供がいない夫婦が出来上がるんです。少子高齢化です」
球磨「ここでは子供強制なの!?」
神通「提督がヘマするので、ね」
球磨「ゴ・・・ゴム?」
那珂「具体的には指輪」
球磨「はぁ?」
<バオォォォォ ギャギャギャギャギャ チュィィィン
朝潮「工事か何かですか?」
吹雪「いえ、那珂さんは新曲のリハを」
朝潮「なぜここで」
多摩「彼女も多忙ですか、この位は大目に見ましょう」
朝潮「ウムム」
多摩「朝潮さん、ポジティブに考えましょう。ここで那珂さんのサインを頂いておけば資産になります」
朝潮「な、なるほど」
多摩「ここまで裏が噂されないアイドルなんていません。いずれ希少価値が付くでしょう」
朝潮「私は頭が固いですね。素晴らしいお考えです」
吹雪「転売は良くないと思います・・・」
朝潮「では施設内の使っていないプレハブ小屋にサインしてもらいファンに売り飛ばしましょう!」
朝潮「サインに包まれて眠れるならファンはお金をたくさん出す筈です」
朝潮「5つあるから結構行きそうです・・・本館の建て直しが出来る位集まればいいのですが」
多摩「家を売るとは、まさに青天の霹靂」
多摩「朝潮さんは柔軟なお考えをお持ちです。固いだなんてとんでもありません」
吹雪「私達、詐欺で捕まりませんよね・・・?」
球磨「えっと川内さん?」
川内「呼び捨てでいいよ~」
球磨「わかったわ」
那珂「最年長だから全員呼び捨てでも大丈夫だって」
球磨「フランクなのね」
提督「家族がギスギスだったら俺死んじゃう」
神通「いがいと分担で楽です。仕事でも子供の面倒見てくれる人がいるので」
赤城「そのかわり悪さする大事故になるから気を付けなさい」
翔鶴「あたしを含む空母の娘は艦載機出すから」
球磨「想像できないんだけど」
鈴谷「艦載機に打たれると痣になるから気を付けてね」
提督「ボーキサイト使わずに出すあたり摩訶不思議だ」
川内「十中八九提督の子だからだ」
ていとく「そろそろ後任こねーかな」プルルル
元帥【なんじゃ?】
ていとく「俺の後任はまだか?」
元帥【朝潮がおるじゃろ?】
ていとく「あれは研修生だろ。それにまだまだ勉強中だ」
元帥【一人前にすればよかろう。それで任せればよい】
ていとく「ばかやろっ、1年以上かかるんだぞ!ふざけんな!」
元帥【おぬしは川内と神通に職務を教えたであろう。そんな感じでよろしくな】ブチ
ていとく「・・・」ツーツーツー
ベキィ! コノクソジジイガァ!!
・・・
ていとく「あの爺、今度会ったら痛い目に合わせてやる」
吹雪「随分と荒れておられますね」
ていとく「大本営に戻ることがあったら元帥の爺殴っといてくれ」
吹雪「私に死ねと?」
ていとく「俺も振り回されっぱなしだ」
鈴谷「おーい、ご飯だよ~」ガチャ
ていとく「わかった。吹雪、書類の整理だけ宜しく」
パタン
吹雪「え、えっと」
多摩「貴方も提督に振り回されてますね」
吹雪「これも秘書官の仕事ですね」トホホ
翔鶴「なんかちがうわ」
しょうかく「??」
翔鶴「スカートが合ってないわ。ホットパンツにしましょう」
しょうかく「わかった」
青葉「好きですね~」
翔鶴「あんたのカメラよりはマシよ」
あおば「わたしは!!??」
青葉「青葉も似合ってますよ。私に似てスポーティーな恰好が似合ってます」
翔鶴「双子だから同じようなものが似合うわね。髪下ろしたら違うかも」
しょうかく「いっしょ」
あおば「いっしょ!!」
青葉「こういう些細なこともいい絵になります」カシャ
川内「行くよー」
青葉「お出かけいきましょうか」
あおば「はーい」
しょうかく「おかし買ってください」
翔鶴「あおばと選びなさいね」
球磨「いってらっしゃい」
翔鶴「球磨も来なさい。ここら辺の地理分かんないし」
球磨「えぇ・・・」
青葉「写真撮ってあげますから」
球磨「スーパー行くだけでしょ?なんでカメラが要るのよ」
川内「仲良くなるためにも一緒に行動行動!」
球磨「休みなのに、歳なのよ?」ブー
ていとく「自虐ネタがきついぞ・・・」
提督「やばいぞ、体がきしむ」イデデデ
鳳翔「変な薬でお体壊さないでくださいね?」
提督「う~ん、やっぱあれのせいかな」
鳳翔「無茶されると後々響きますよ」
提督「腰に来る。立ち方で負担が」
鳳翔「子供も小さいんですから」
提督「ごめん」
鳳翔「完全な休暇があれば多少は改善されると思ったのですが」
提督「この鎮守府自体が人手不足で休日が不確定・・・」
明石「連絡しましょう。旦那を酷使されては家庭のピンチです」
鳳翔「そうですね、総司令は無茶を押し付けているように」
提督「俺や姉様にしか無茶は出来ないからだろ」
あまぎ「おとうさん、いたいいたいなの?」
提督「ちょっと疲れたんだよ。休ませておくれ」
鳳翔「(見ない間に精神年齢が老いてます・・・)」
川内「提督~みてみて」
提督「どっ、誰だお前!?」
川内「どうだ~狐っ子だぞ!」フフ~ン
提督「何事だ?イベントか?」
川内「俺っ子らしいけど別人だからあんまり面白くないね。カツラ暑いわ」ハズシハズシ
提督「どこで仕入れた情報かしらんが外でたら大騒ぎになるから辞めてくれ」
川内「む~反応が薄い!もっと『やっぱいつもの川内が一番だ』位言ってよ!」
提督「唐突に仕掛けてきて・・・いつもながら相も変わらず」ヤレヤレ
神通「姉さん・・・もう着替えていいですか///」←青の露出度高め
提督「妹巻き込んでのかい!」
那珂「なんで那珂ちゃんはピンクのウイッグ?あと衣装パツパツ」
提督「着替えておいで、露出度が高すぎる」
提督「俺は嫁にキワドいの着てほしくない」
神通「失礼します」ダッ
那珂「那珂ちゃんも~」
川内「あ~ちょっと待ってよ!!これ尻尾取れない」フラフラ
神通「用事が長引いておりますので訓練を監督させていただきます。神通です」
吹雪「」
神通「訓練一覧を拝見させて頂きましたが温いです。これでは学生のお遊び体育授業です」
朝潮「なっ・・・ですが全員の体力を見てこれを」
神通「皆で仲良く頑張ったは頑張ってません。一度格差を付けましょう。自分の限界を知ってください」パチン
神通「では走りましょうか。一緒に走る鈴谷さんに付いていくように」
鈴谷「よろしく~」ブイ
コマさん「何周なのかしら?」
択捉「がんばろー」
吹雪「地獄じゃ・・・地獄が始まる」
・・・
鈴谷「♪」タッタッタッタ
Richelieu「(速い・・・)」ゼェゼェ
コマさん「」ハァハァ・・・ゴホッ
吹雪「はぁ、これ3時間位走るのかな~」ドンヨリ
朝潮「海防の2人が」
鈴谷「ペース上げるよ」
・・・
鈴谷「最近運動不足だわ~」タッタッタッ
コマさん「(速すぎますわ)」
Richelieu「ウグッ」
吹雪「鈴谷さん振り落としに掛かってますよね?」←並走中
鈴谷「バレた?神通から落とせって言われてんだよね」
朝潮「(もう・・・きつい)」
・・・
ていとく「あ~らら」
赤城「雑魚いわね」
ていとく「球磨も開幕捻挫とか俺の監督不行きだわ」ガックシ
赤城「大本営でもここまでじゃないわよ」
ていとく「神通にメニュー考えてもらうか」
神通「お任せください。脆弱が強くなっていく様は、いつ見ても素晴らしいですから」ニッコリ
球磨「しんど」
多摩「情けないですね、捻挫で休むとは」
球磨「殺す気満々じゃない」
神通「横須賀では充実の医務室が完備されています」
球磨「それは叩きのめすこと前提で設備整えてるわね」
那珂「慣れればいいよ、慣れればね」
鈴谷「最初泣いた人ー」ノ
青葉「」ノ
那珂「姉が女を捨てたことに泣きました」ノ
球磨「あんた、もっとコントロールしなさいよ」
提督「あの時は嫁じゃねーもん。部下だったし」
提督「もっとお淑やかだったぞ」
川内「猫被るでしょ」
提督「まじ?」
赤城「馬鹿、昔から異性に幻想を抱き過ぎよ」
翔鶴「それ位にしときなさい」
川内「一番猫被ってた人が何を言うか」
翔鶴「子供が出来ればもう勝ちよ」オーッホッホッホ
提督「姉様が言ってたことが実感できるなぁ」シミジミ
提督「じゃあな」ピ
球磨「誰との電話?」
提督「高校の時の知り合い。研究員になったらしくてな」
球磨「理系じゃん、すご」
提督「中二病全開だったけど人の道は歩んでるらしい」
提督「彼女も出来たらしいし、人は分かんねーよな」
球磨「相手も提督の事知ったらビビるんじゃない?」
赤城「こいつは昔から異端だったから、あんまり変わってないわよ」
提督「俺の知り合いは奇人変人だらけだった」
赤城「あいつでしょ?よく笑ってた」
提督「根は優しい奴だから」
球磨「提督って理系?文系?」
提督「体育会系」
球磨「軍人だしそりゃそうか」
提督「俺は勉強が出来ん。嫌いだ」
赤城「あたしも!」
球磨「誇る事じゃ・・・私も勉強嫌いだったけど」
提督「結婚する時には祝儀位送ってやらんと」
赤城「家具一式送ってあげなさい。研究員とか不摂生な生活してるだろうし」
提督「彼女さんがしっかりしてるかもしれないだろ」
赤城「いや、ないわね」
ていとく「朝潮が風邪ひいたのか」
吹雪「朝一私の部屋に来まして、『お休みさせてください』と」
ていとく「許可した?」
吹雪「はい、『駄目そうなら今日中に連絡してくれれば明日も休みにするよ』って言っときました」
ていとく「素晴らしい対応だな。ありがとう」
吹雪「お任せあれ」
ていとく「お前も調子が悪い時は言えよ」
吹雪「私は丈夫ですので心配ご無用です」
球磨「そういってられるのは若い時だけよ・・・大人になると治りが悪くなるから」
ていとく「不摂生な生活してればそうなるわ」
多摩「流行り病で無いことを祈ります。全滅は避けたいので」
ていとく「全員に通達しといてくれ、過度な見舞いは逆に迷惑だと」
吹雪「了解です」
多摩「ご客人も居ますので・・・なにかあると大変です」
ていとく「そうだったな、子供にうつしたら俺殺されるかもしれん」ガックシ
ガン
ていとく「うごぉあ!!」
球磨「何事?」
ていとく「ウゴゴゴゴ」ウズクマリ
球磨「馬鹿ねぇ、そんな所で頭ぶつける?」
ていとく「しぇれになっ・・」
球磨「大丈夫?動けないほどなの?」
ていとく「どうなってる?」←血塗れ
球磨「っ!?」ガタッ
ていとく「あれ?めっちゃ血出てる?切った?」
川内「止血するから動かない!」
ていとく「目に入って見えない。痛い」
川内「大人しくなったと思ったら・・・もう!」
球磨「」
神通「姉さん、連絡がありましたが」ガチャ
川内「瞼の上切ったみたいなの」
神通「!?!?!?!?」
神通「顔に傷が残ったら大変です!ヤンキーみたいになってしまいます」
川内「しかも眉毛の所じゃん・・・大丈夫かな」
ていとく「頭いてぇ」
川内「医務室どこ?」
球磨「ここ出て左行ってもっかい左」
川内「あいよっ、飛ばすよ!」シュダダダダダダ
球磨「川内さん、どこから出てきたの?」
神通「姉さんは耳がいいのです」
球磨「すぐ来ましたけど、どこで待機してるんですか?」
神通「私達3姉妹は昔から連絡用の無線がありまして。すぐに駆け付けられます」
吹雪「どうかしました?おっきい音してましたけど」ヒョコ
球磨「ていとくが頭ぶつけてさ、医務室行ったの」
吹雪「司令もおめちゃですねぇ、意外です」ウフフ
神通「絨毯の血、取れそうにないです。クリーニングかな」
球磨「うわ、まじですか」
吹雪「予想より大怪我!?」
吹雪「提督が怪我したので朝潮さんの緊急の提督にするそうです!」
朝潮「えっ」
吹雪「『いい機会だから1人で運営してみろ。もちろん皆と協力しろよ』だそうです」
朝潮「はい・・・うん」
球磨「安心しなさい。唐突な答えは誰も求めないから」
多摩「いつもと同じようにやれば大丈夫です」
吹雪「コマさんとRichelieuさんにも来ていただき様に通達済みです」
朝潮「頑張ります!今日の日程を再確認しましょう!」
吹雪「了解です」
球磨「最悪は赤城さんでも頼りましょ」
吹雪「それは嫌です!凄い目で見られそうです・・・」
球磨「苦手意識付いたわね」
吹雪「昔は大人しい大人な人だと思ってたのに、結婚されてからヤンキーみたいに」オヨヨ
ガチャ
赤城「聞こえるように言ってるのかしら?」ヌッ
吹雪「何でもないですよ!?ほんとです!神に誓って」
赤城「次はないわよ」パタン
吹雪「・・・(怖い)」
朝潮「(声を殺して悲しんでる)」
球磨「(心が泣いている)」
ていとく「怪我しただけでここまで拘束されるのは勘弁だわ」
コンコン
ていとく「どうそ」
松輪「お邪魔します。お見舞いに来ました」ペコリ
ていとく「松輪が1人とは珍しい。択捉は?」
松輪「悪戯してお仕置き」
ていとく「悪ガキだな、らしいっちゃらしい」ハハハ
松輪「大丈夫?痛い?」
ていとく「心配してくれてありがと、もう痛くないよ」
松輪「心配だったから絆創膏持ってきた」
ていとく「(もう要らん)」
松輪「困ったらいつでも言ってね」
ていとく「ありがと松輪」
松輪「松輪だと他人みたい・・・まーちゃんでいいよ」
ていとく「ま、まーちゃん?」
松輪「うん、提督は全員他人みたいに呼ぶから寂しい」
ていとく「上司だし、それにセクハラになるし」
松輪「子供はセーフ。もっと仲良くしよ。私もてーくんって呼ぶ」
ていとく「待て、安直な上に前例がある呼び名な気が」
松輪「また来るね。お大事に」バイバイ
ていとく「(あんまり接してなかった分、人物像が見えてなかったな)」
ていとく「もっとコミュケーションを取らんと」ブツブツ
青葉「あれに手を出したらロリコンですよ」
ていとく「だすか!変なこと言うな!!」
ていとく「まーちゃん・・・まーちゃんかぁ」
赤城「呼ぶ分にはいいんじゃない?」
ていとく「俺は一応アラサーだぞ?おっさんだぞ?」
赤城「パッと見クソガキだから大丈夫よ」
ていとく「赤城もこのころは大概だっただろ、俺よりもやんちゃだったくせに」
赤城「その方がモテるでしょ?」ドヤァ
ていとく「まさかこいつ・・・あの頃から計算して」
赤城「そんな訳あるか、阿呆な会話はここまでにしましょ」
ていとく「友人の娘だと思えばいける・・・?」
赤城「あんた、深く考え過ぎ。気楽に呼べばいいのよ」
ていとく「・・・うん」
赤城「変なところ真面目ね」
松輪「てーくん」ガチャ
ていとく「ん?」
松輪「見に来ただけ、ばいばい」ヒラヒラ パタン
赤城「・・・男の落とし方知ってるな~」
ていとく「ん?んん?」
朝潮「( ´Д`)=3 フゥ」
吹雪「板に付いてきたんじゃないですか?」
朝潮「いえ、まだまだ・・・」
ドゴオオオオオオ
吹雪「演習でしたっけ?」
朝潮「そんなもの組んでませんし、我々が居ないと6隻集まらないですよ」
吹雪「それもそうでした」
アッハッハッハ
吹雪・朝潮「急げえええ」←猛ダッシュ
・・・
択捉「おぉ」
松輪「すごい」
コマさん「無断で砲撃は・・・」
Richelieu「やってしまったことは仕方ありません」
松輪「アニメと一緒」
コマさん「本物ですからね、しかし動くとは」
朝潮「何事ですか?」
択捉「せんしゃ!」
松輪「戦車」
朝潮「ここは海軍ですけど!?」
コマさん「輸送した昔のものでは?」
朝潮「待ってください・・・これは本部に報告を、それに兵器申請しないと違法所持に」
択捉「まっつ!前進だ!」
松輪「おっけーえっちゃん」ガション
キュラキュラキュラキュラキュラ ゴゴゴゴゴゴ
吹雪「朝潮さん!プレハブ小屋がピンチです!」
朝潮「まだその小屋はサイン貰ってないんですよ!!やめろおおおおおお」
吹雪「諦めてなかったんですね。サインの事」
ていとく「こうして人は上に立つ大変さを知る」
球磨「止めないの?」
ていとく「始末書までがセットだ」
球磨「アンハッピーセット」
ていとく「雨かぁ」
鈴谷「そだね」
ていとく「中止か」
鈴谷「屋外じゃ仕方ないよ」
ていとく「今日はもう駄目だ、やる気おきん」グデ
鈴谷「有給消化中だしもっと有意義に過ごしたら?」
ていとく「なら数日間遠出してくる」
鈴谷「頭ぶつけたんでしょ?せめて室内でさ」
ていとく「酒飲んで寝るか」グイ
鈴谷「駄目夫め」
ていとく「釣りするか」
鈴谷「雨だって言ってるじゃん・・・我儘だよ?」
ていとく「雨の日こそ釣れるんだよ、行ってきま~す」
鈴谷「はぁ・・・」
青葉「精神が体に馴染んでる可能性が」
鈴谷「それは困る」
青葉「大本営に連絡してみます」
鈴谷「男の子出来たらあんな感じかな?」
金剛『知らないネ、総司令は今海外にvacationヨ」
青葉「マジですか」
金剛『そう、加賀も付いてったし責任者はいないネ」
金剛『事務系等なら瑞鶴にヨロシク』
青葉「当てが外れました・・・ありがとうございます」
金剛『baybay』ガチャン
金剛「榛名ぁ?」
榛名「どうされました?お姉様」
金剛「そろそろギャンブル辞めたら?週一で通ってるのはさすがに良くないワ」
榛名「榛名はお馬さんとサッカーとボートを見に行ってるだけです」
金剛「全部賭けてんだろうが!!しかも負けて帰ってくるし」
榛名「次はたぶん行けます!」
金剛「そういって何回『お金ないです』って言ってきた?あぁん!?」
比叡「あーあー煩いです」ミミフサギ
霧島「監禁するしかない」
比叡「我々も軍人ですから手錠でガションと」
霧島「はい」ジャラ
比叡「あるのか・・・」
霧島「なんなら拘束衣もある」
比叡「ヒェ」
鈴谷『そっちどう?』
熊野「変わりはありませんわよ。今は鎮守府全体で催し物で遊んでいまして」
鈴谷『へー、何やってんの?』
熊野「訓練用トラックを使って自転車を」
鈴谷『自転車・・・それ遊び?』
熊野「競争ですから遊びでしょう」
漣「うおああああああああああああああ」
Bismarck「だあああああああああああああ」
2人「俺の方が早あああああああああい」
熊野「白熱してる所を見ると成功してるのだと思いますわ」
鈴谷『(コスプレして走ってんだろうな~)」
陸奥「ここまで皆本気になるなんて、想定外だわ」←考案者
阿武隈「そうですね」←運営
北上「暑いです。部屋に戻りたいです」←運営
木曾「いつも冷暖房効いてる場所で居るからそうなるんだ。俺と一緒に一っ走り行こうぜ」ガシ
北上「あ、あぁ・・・嫌です。汗かきたくないです。阿武隈ぁ、助けなさい」
阿武隈「私1人でも運営は出来ますので、姉妹仲良く~」ニタニタ
北上「ウザい・・・」
球磨「よっと、綺麗になった」
じんつう「ありがと!」
球磨「次から気を付けなさい」
じんつう「はぁあああい」
球磨「おっきな声で返事できるのね」キーン
神通「球磨さんも子供欲しいですか?」
球磨「欲しい。美人ママの間に授業参観とか行きたい」
神通「お願いしてみては?」フフフ
球磨「それはなんでも・・・がっつき過ぎだし」
球磨「と言うか最近元に戻ってないじゃん?」
神通「戻ってますよ?深夜にですが」
球磨「寝てる時間帯じゃん」
神通「上手い具合にすればお酒の力、借りられます」
川内「提督は絶食系男子だから襲ってこないよ」
赤城「こんだけ囲んでて今更だけど、そういう所固いのよね」
球磨「う~ん」
川内「あたし達も苦労したもんよ。待ってても来ず、行っても居らず」
神通「あの頃は出撃されてたことが多かったので」
川内「突然行くと被ってすんごい申し訳ない気持ちになるから注意ね」
球磨「」
鈴谷「裸で行けばその気になるでしょ」
川内「デカ乳はそれあるからいいよね」
鈴谷「ビッチみたいないい方辞めろ!」
提督「薪が足らん?」
多摩「はい、実は工廠で使っている竈が古典的なものですので」
提督「鍛冶屋かよ」
多摩「ですので薪割りしてください。木材はあります」
提督「うちの子達、手製の武器使ってたんだな。なんか日本ぽい」
多摩「よくジャムると好評です」
提督「次の申請で総入れ替えしてくれるわ!」
・・・
提督「雨降って木材濡れてるし」←レインコート
多摩「頑張ってください」
球磨「さむ~」
提督「よっこらせっと」パカーン
多摩「上手ですね。流石です」
提督「最近仕事してなかったから丁度いいんだよ」パカーン
球磨「もう大丈夫なんじゃない?」
提督「雨強くないか!?なんかすげー降ってんぞ?」
球磨「乾燥に時間掛かりそう」
多摩「しかしストックがないもの事実です。今日より明日を見ましょう」
提督「前が見えん」
多摩「こんなこともあろうかと」つガスマスク
提督「・・・無いよりマシか」
球磨「映画で出てくる殺人鬼みたいよ」
提督「シュコー!」プンプン
球磨「怒ってるけど何言ってるか分かんないわ」
提督「」パカーン
多摩「意思疎通が出来ないことを悟って仕事に戻りましたね」
パカーン バキィ パパカーン パンパカパーン
提督「(もういいだろ・・・部屋戻るか)」ヘトヘト
球磨「そのままお風呂にGO!」
提督「」コクコク
テコテコ
多摩「これ誰かに見られたら大事件」
球磨「うん、やばi」
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
球磨「遅かったわ」
朝潮「まさか不審者が出るとは・・・これでは世間に顔向けが」ガックシ
吹雪「あれはヤバいです。まじで映画みたいでした」
球磨「海母艦は精神ケアが要るわね」
ていとく「(警察沙汰とは聞いてないぞ)」
多摩「(バレませんよ。すべて焼いて処分しましたから)」
ていとく「(手際が良すぎる)」
コマさん「変態じゃなかったわ、雰囲気から怒りと憎しみを感じたわ」
Richelieu「もしかして深海戦艦?」
朝潮「それはそれは一大事ですが、軍部の失態が世間に漏れることだけは防がねば」
ていとく「まぁ、落ち着け。爺には言っといたから報道は控え目になる筈だ」
ていとく「海に面してるんだから泳いで来れるじゃないか」
朝潮「しかし我々は武力を所持しています・・・国民には非武装を謳う人々も」クドクドクドクド
多摩「日本人の悪い所が出ていますよ。保身よりも被害にあった人の心配をしなさい」
多摩「失態は謝ればいい。しかし心の傷は放置すれば一生ものです」
朝潮「!」ハッ!!
朝潮「部屋に行ってきます!」
吹雪「私も」
ダダダ
球磨「貴方達は大丈夫なの?」
コマさん「正直怖いです。異様の一言ですから」
Richelieu「今日は皆で過ごしませんか?その方が落ち着けるかと」
多摩「では大部屋で過ごしましょう」
ていとく「(爺に頼んで逮捕されたって報道してもらうか)」
択捉「あ¨~頭痛いよ~」
松輪「うぅぅ」
吹雪「色々ありましたから。熱が出るのも仕方ないですね」
コマさん「点滴も打ったし寝てれば楽になりますわ」
朝潮「うむむ」
吹雪「あんまり力み過ぎると疲れちゃいますよ?」
朝潮「何かできることは、薬?いや換気も」
吹雪「落ち着いていますからゆっくりで大丈夫です」
朝潮「(執務、球磨さんと多摩さんだけで大丈夫でしょうか?)」
・・・
川内「終わったよ~」ヒラヒラ
多摩「早い」
神通「この量の10倍は捌いてますから」
赤城「人と予算が少ないと楽でいいわね、3時間もあれば終わるじゃない」
那珂「それ嫌味ですよ」
赤城「御免あそばせ」
球磨「スペックタケー」
川内「球磨さんもこれ位出来るようになってよね。横須賀だともっと時間無いんだから」
球磨「んな無茶な」
じんつう「お母さんってむかしどんなのだった?」
提督「昔?結婚する前か?」
じんつう「うん」
提督「そうだな」
ホワンホワンホワン
神通「お疲れさまです。提督」
提督「お疲れ、今日もご苦労様。ゆっくりしてくれ」
神通「その、お菓子・・・があるんですけど///」ボソボソ
神通「よかったら一緒に」ボソボソ
提督「小声過ぎて聞こえんぞ」
那珂「那珂ちゃんがお仕事の帰りに買ってきたお菓子があるの!一緒に食べない?」
川内「うまいよ~。あたしが半分食べちゃった」テヘペロ
神通「姉さん・・・?】
ホワンホワンホワン
提督「大人しい女の子だったな、今では考えられないほど消極的だった」
神通「今でも大人しいと自負しております」フフ
提督「それはそれで違う魅力だよ。あの頃は女の子としか見てなかったから」
神通「気づいてた癖に、罪な人ですね」
提督「あー・・・これは手痛い」
じんつう「のろけだ、きくべきじゃなかった」
赤城「oh・・・横須賀赤字出てるらしいわ」
提督「はぁ!?」
赤城「しまった。任せっきりが裏目に、どうせ工廠の企画書適当に通したんでしょ」
提督「明石ぃ・・・」
明石「夕張さんに言っとくの忘れてましたね」
赤城「帰るわ、このままいくと月末が怖い」
明石「私も始末書は嫌です」
川内「なら帰ろっか」
せんだい「ぽろろっか!」
那珂「那珂ちゃんはロケです。直帰します」
提督「俺も帰るか」
球磨「いやいや、ここが赤字になったら陛下になんて言うのよ」
提督「あんなのほっとけ、俺が居なくても回ってるだろ」
球磨「それはそうだけど」
提督「心配するな。俺が超有能な人材を持ってきてやる」
提督「朝潮には上の人間になってもらわないと、部下を持つ苦労を覚えてもらう」
球磨「私とか多摩とかが面倒見てるもんね。それは甘ちゃんになるわ」
提督「めちゃくちゃ操作しずらいから苦労するだろうな」
球磨「提督って根本が子供ね」
赤城「それは昔からよ。子供の時から変わってない
川内「横須賀設立の時からも変わってないよ」
球磨「知れば知るほど理想とかけ離れていく」
神通「・・・まぁ、慣れますよ」
球磨「(この人も理想を追いかけて人か)」
軽巡棲姫「・・・」テクテク
長門「おや神通、もう帰ってきたのか?」
軽巡棲姫「・・・」ウンウン
長門「そうか、提督はまだ帰らんのか?」
軽巡棲姫「・・・」ブンブン
軽巡棲姫「」テッテッテ
長門「雰囲気違うな」
・・・
天龍「那珂じゃねーか、もう提督はいいのか?」
軽巡棲鬼「エェ」
龍田「」ニコニコ
軽巡棲鬼「イソイデルノ、マタネ」バイバイ
天龍「今日は大人しいな、別人みたいだぜ」
龍田「あらあら」
・・・
北上「よしバレなければ運営にも支障は出ませんね。さっそく秘書の影武者に」
阿武隈「いやいや、待ってください。幾らそっくりさんでも会議に深海棲艦は」
北上「しかし、我々だけではどうしようもありません」
阿武隈「でもバレたら私達も」
北上「雰囲気は体調不良にでもしとけば」
軽巡棲鬼「ワタシタチ、ソコマデヒマジャナインダケド」
軽巡洋姫「シゴトモアルノニ・・・」
北上「お金なら私のポケットマネーで何とかします!会議だけ、この会議だけ乗り切れば」
阿武隈「怖い・・・というかドン引きです」
軽巡棲鬼「ニンゲンッテシゴトスキネ」
軽巡棲姫「ツノドウスルンダロウ?」
秋雲「うごごごご、受かったのにネタが無いよぉ・・・」
秋雲「このままだとまたコピー本で土下座しないといけなくなる」
瑞鶴「冬の続編出したら?」
秋雲「あんな一発ネタもう描けないっすよ」
瑞鶴「あるあるよね~一発ネタが流行って引けなくなって本出すの」
秋雲「しかもウケると思ってなくて適当だから続編が描けないっていう」
瑞鶴「私みたいに推しカプでお茶を濁しなさい」
秋雲「でも右腕がノーマルを描けと疼いている・・・」
秋雲「そうだ!総司令と加賀さんにしよ!!あったま良い~」フンフフ~
秋雲「早速シナリオを」
ズドドドド
秋雲「うぎゃぁ!?」
瑞鶴「ちょっ・・・加賀さん!?私のPCに当たったらどうするんですか!!」
加賀「・・・貴方も鉄屑にするわよ」ゴゴゴ
瑞鶴「図星だからって顔真っ赤は良くないと思います~↑」
秋雲「メロン先輩が『同人誌には魔力がある。イメージを現実にする魔力が』って」
瑞鶴「それなら描いて貰った方が」
加賀「」ガシ
瑞鶴「ヒェ」
加賀「シィネェ」グ
ドカバキゴキゴボ
秋雲「(こ、こええええええ。なんか本気で怒ってて怖ええええ)」
神通「帰りました~」
北上「お帰りなさい。もうよろしいのですか?」
神通「はい、色々と私の目で確認することがあるみたいですので」
北上「ご迷惑を・・・申し訳ありません」
神通「構いません。それより」
軽巡洋姫「」キョトン
神通「だれですか・・・?私にそっくりなのですが」
軽巡棲姫「コンニチワ、カゲムシャデス」
神通「深海棲艦にはいろんな人が要るんですね」
阿武隈「無口な神通さんで人気出そうって話してたんです」
神通「それは困ります。提督の妻は私です」
北上「提督が間違えるとは思いませんが」
神通「あの人は言葉を含めればころっと落ちます。だからこんな多重婚に・・・】
阿武隈「なんかごめんなさい」
北上「こっちに謝る位なら何とかしてください」
軽巡洋姫「タマノコシ・・・アリカモ」
北上「背水の陣だったか」トオイメ
川内「楽しかったね~」
せんだい「ねー」
じんつう「あしたのいきたい!!」
あかぎ「いきたい!!」
提督「勘弁してくれ、夢の国行きチケット高かったんだ」
赤城「まぁこんな大所帯であそこ行けばね」
提督「(聞いてないぞ、国内で数十万使うなんてよ)」
赤城「(知らないわよ)」
提督「神通、怒るかな・・・」
川内「バレたら私も謝るよ」
鳳翔「凄い人でしたね」
鈴谷「高校の卒業旅行以来だったわ~」
翔鶴「郵送で送った物でバレるでしょうね」
提督「魔法が解けるのはえーよ・・・」
球磨「2人で来たかったなぁ」
青葉「それ皆思ってることですよ」
朝潮「出来ました」
日向「見てみよう」
フムフム
吹雪「なんで飛行機持ってるんだろ」
日向「朝潮よ、聞いていた通りだな」ポムポム
朝潮「はい!」
日向「瑞雲が足りないぞ。やり直しだ」
朝潮「はい?」
日向「この報告書には瑞雲が足りていない。このままでは大本営も不満足だ」
日向「瑞雲を足して作成するんだ。難しいかもしれないが頑張るんだぞ」b
吹雪「お話し中申し訳ありません。瑞雲とは艦載機の事でしょうか?」
日向「吹雪君、その通りだ。瑞雲は艦載機の一種だ」
吹雪「しかし、戦闘記録でもない報告書に瑞雲は必要なのでしょうか?」
日向「いい質問だな。君は瑞雲を知りたがっている」
多摩「(これは中々、問題児・・・仕事ができる分厄介です)」ジトー
日向「瑞雲とは艦載機であるがそうではない。つまりは何だと思う?」
朝潮「艦載機で無い・・・?実名の戦闘機ではない?」???
朝潮「しかし調べても場所の名前や人名ではないし」
吹雪「心・・・かな」
日向「素晴らしい!君には瑞雲を感じる!いい関係を築けそうで心が躍るな」ハッハッハッハ
吹雪「なんだ、簡単でした。朝潮さん」
朝潮「」(゜゜)
吹雪「考えたら鬱になりますよ。自分を捨てて接してください」ニッコリ
朝潮「」(゜゜)
朝潮「アカンヤツヤ」(゜゜)
提督「帰ってきたら、さっそくの精密検査」
大和「訳も分からない薬を使っていたのなら検査して当然です。異常をきたしていれば大変ですから」
提督「俺はまだ死にたくない」
大和「煙草なし、お酒適度・・・違法薬物常習・・・」カキカキ
提督「おぉい!!」
大和「冗談です。これからは健全に暮らしてください。只でさえイレギュラーなんですから」
北上「失礼します。お帰りなさい」
提督「ただいま。完全に帰ってきたわけじゃないけどな」
北上「色々と問題が山積みでして・・・早速なんですが」
北上「ドイツ艦の方々が眼の色を変えてサッカーを応援しているのですが、怖いと苦情が」
提督「それ位許してやれよ」
北上「しかも負けたので全員が死んだ目をしているとか」
提督「ほっとけ、予選だから試合になったらまた復活する」
大和「提督って大変みたいですね」
提督「だろ?」
大和「薬に手を出すもの納得です」
提督「えらい引っ張るな・・・」
響「ポゥ」
響「ルルルルルルル」クルクル
響「ホッ」ビシッ
暁「元気ね」
雷「ビックリするほど元気ね~」
電「響ちゃんはああじゃないと違和感なのです」
響「h」プルルルルルル
響「もしもしホットライン?」
暁「切り替えが尋常じゃないわね」
電「一々突っ込んでると日が暮れるのですよ」
提督「ここも変わってないな」
電「お帰りなさいなのです。今回は微妙に遅かったのです」
雷「おかえり」
暁「お帰りなさい。出撃?」
提督「見回り、俺の居なかった間の苦情を聞いて回ってる」
響「オーオー オオオ、オ、オ、オ オオオ・オーオオ オオオオオ オオオ オオオ オオオー」
提督「ここでもサッカーかい。凄いな野球日本代表の時なんて誰も反応しなかったのに」
暁「響、日本じゃなくてロシア応援してるんでしょ?」
響「そうだよ!つよいロシアは好きなんだよ~」
電「世の中パリピ塗れで反吐が出るのです」ケッ
雷「盛り上がる時に盛り上がらないと損よ?」
電「電は阿呆ではないのです」
暁「でもみんなと一緒の時は応援するんでしょ?」
電「電は空気を読むのです」ニコニコ
提督「これが現状なんだろうな・・・」
Graf Zeppelin「・・・」ズーン
Bismarck「・・・」ズーン
提督「よう、2人とも。元気ないな」
提督「飯食ってるか?」
川内「ほら、食堂行くよ。何事も前向きにさ」
提督「何食べたい?」
Graf Zeppelin「すきやき」
Bismarck「・・・うどん」
川内「日本に馴染んでるね」
・・・
間宮「提督のからのお達しで応援関連のメニューは廃止です」
伊良湖「多国籍故ですかね」
間宮「女の子メインの職場で助かったわ。皆空気読めるし」
ガララ
提督「間宮さーん、うどんとすき焼き定食」
川内「あと日替わり2つ」
伊良湖「はーい」
Bismarck「まさか負けるなんて」
提督「勝負だからな・・・こんなこともあるさ」
川内「あんまり引きずると皆心配しちゃうからね?」
Graf Zeppelin「ありがとう」
提督「気分が乗らないなら休んでくれてもいい。のんびりしてくれ」
Bismarck「相変わらず甘いのね、これ位で休むわけないでしょ?」
川内「メンタルの調整も戦場に立つ者として仕事の一環。全滅は怖いからね」
Graf Zeppelin「ビスコ」
Bismarck「そうね、ありがと。リフレッシュするわ」
提督「ろーは大丈夫なのか?」
Bismarck「あの子はメッシが好きだから大丈夫よ」
球磨「宜しくお願いします」ペコリ
長門「また増えたのか」
陸奥「お盛んねぇ」
北上「いちおう義兄になってしまいました」
木曾「そうだな」
陸奥「で、球磨ちゃん。どうやって落したの?」
長門「陸奥、やめないか」
球磨「一応年上なんですけど・・・」アハハ
陸奥「いいのよ、どうなの?」
球磨「・・・泣き落とし」
天龍「生々しいな」
龍田「川内さんたちもよく許したわね」
球磨「色々ありまして」
陸奥「歓迎会の時にでも聞いてみようかしら」ワクワク
長門「悪い癖だぞ、人のプライバシーに無暗に踏み入れるのは」
球磨「(メンツが濃いなぁ)」
球磨「お酒は偉大です」
北上「あまり評判を落とすような発言はやめて下さい」
木曾「」ヤレヤレ
球磨「木曾ちゃん?そのこは?」
天津風「天津風である。宜しく頼む」
天龍「妹さんのこれです」コユビタテ
球磨「ワオ」
龍田「私達も色々教えてあげるわ」
北上「私がします!情報が入り混じって大変なことになります」
ワーワーガヤガヤ
提督「帰ってきたって実感するな」
伊19「提督・・・あんた色欲強すぎなの」
提督「・・・幸せにしたいだけなんだけどな」
伊19「男は愚かなのね」
カンタイキトウデース
筑摩「あぁ・・・今日も活躍してしまいました」ガックシ
筑摩「最近”鬼の再来”やら”白髪女VER”やら・・・」
熊野「まぁまぁ、それだけ敵にも注視されていることですから」
筑摩「せめて”あいつが正妻っぽい”とかそういうので呼んでくれれば」
熊野「そこまでの事情を知りませんわよ」
筑摩「この武装がマッチし過ぎなんです」ガション
ピリリリリ
熊野「はい、こちら熊野」
鈴谷『おひさー帰ってきたよ』
熊野『こっちは任務中ですよ。私用ならあとで』
鈴谷「いやいや、撃破数教えて欲しいのさ。報告書書くから」
熊野『あの・・・そこまでは、ここ海上でしてよ?』
北方棲姫『エーット、ゼンブデ15!』
鈴谷「お?15ね・・・内訳分かる?」
北方棲姫『マッテネ』ウーント
熊野『えっ!?通信妨害・・・?』
筑摩「ほっぽちゃんですね、どうやって無線のコードを・・・機密コードなのに」
熊野「これ軽く流すには危なすぎる状況では?てか鈴谷!声で気づきなさいな!!!」
漣「雨ね~」ポケー
夕張「台風ですから、仕事が無いのは助かります」ピコピコ
Bismarck「豪雨・・・土砂災害に地震噴火。日本って人が住むには適してないんじゃないの?」
鈴谷「それは日本人が誰しも思ってる。でも生まれた土地に住むしかないじゃん?」
Bismarck「人が選べないのは生まれと親だし、こればっかりは仕方ないか」
漣「頭痛いわ、偏頭痛?」
鈴谷「十中八九ゲームのし過ぎ」
夕張「鎮痛剤持ってますよ?要ります?」
Bismarck「あたしも持ってる」
チリンチリン
響「痛くなったらメルセデス~♪」
木曾「やめろぉ!それ高かったんだ!その自転車は勘弁してくれ!!」ダダダダ
響「飲み過ぎると神経麻痺が起きるから注意なんだよ!!」
漣「・・・うん」
漣「てかベンツって自転車出してたんだね。以外だったわ」
響「バイチャ」
提督『ゴラァ!!館内を自転車で爆走してる馬鹿!執務室まで来い!!』←館内放送
提督『持ち主もだ』
木曾「不幸だ」ガックシ
Bismarck「ちなみにメルセデスはブランド名よ」
龍驤「集金にきたで~」ガチャ
提督「関西から輩が来たぞ。追い出せ」
響「さー」ガション
龍驤「たんまたんま、こんなん挨拶やんか」
提督「何の用だ?そっちは大変なんだろ?」
龍驤「せやで?もう引っ張りだこよ。艦娘は力強いからな」
龍驤「各地から物資とか集めてんやけどさ、横須賀だけ連絡のうてな・・・来てん」
提督「北上、そんなの来てた?」
北上「はい。災害時特有の迷惑メールかと思い消しました」
龍驤「社用やろが!迷惑メールなんざ来るかいな!!」
北上「しかし、ため口で書かれているメールをどう解釈すれば協力依頼となるのでしょうか?」
龍驤「うちのチビ・・・たぶん急いでたんやろ」メソラシ
提督「何が要るんだ?船?人手?それとも食糧か?」
龍驤「スコップかな」
提督『川内、軍用資金からスコップ5千位買っといてくれ。呉の支援で送る』ピ
川内『はいはーい』ピ
龍驤「軽いな」
提督「水が抜けるのに1週間掛かるだろうから。それまでに重機を用意しとく。船で送るから港開けとけよ」
龍驤「思ったより支援してくれんのやな」
提督「俺の後輩にケチ扱いされたくないからな」
龍驤「あとな・・・」
提督「北上、暇な奴を呉に送る。出撃頻度を考えて選んでくれ」
北上「と言いますには提督も行かれるのですか?」
提督「なんでだよ」
北上「何時も暇そうにしているので、言い出しっぺかと」
提督「俺はこれから異動の申請と航路使用許可取るの!!」
龍驤「(いや~真面目な時は真面目なもんやなぁ)」
響「うらー」パン
龍驤「いたぁ!!」ベチィ!!
潮「名前?」
朧「ニックネーム?」
叢雲「あんた達・・・いい加減に」マッタク・・・
電「可愛いんですからもっと可愛らしい呼び名が似合うのです」
雷「牛雄だもんねぇ、もうちょっと可愛くても」
潮「えっ?」
電「では英語にしてtideちゃんってのは如何なのです?」
潮「タイド」ウーン
叢雲「怠惰みたいで合ってないわね」
島風「そのままでいいんじゃない?」
天津風「今の真名が一番ぞ」
朧「あぁ、時間つぶしが」
叢雲「人の名前で遊ぶんじゃないわよ」ペチーン
朧「これも愛」
叢雲「歪んだ愛は愛じゃないわよ」
朝霜「先輩、食堂のご飯炊けたらしいっすよ」ガチャ
清霜「ご飯!ご飯行きましょう!」
叢雲「行きますか」
ゾロゾロ
潮「時間潰しだった・・・(´・ω・`)」
球磨「皆スタイル良いわね」
川内「日頃から運動してるし、体が資本のお仕事ですもの」
神通「無駄に筋肉が付くのが最近の悩みです」
球磨「なんで?」
神通「女性らしくないのは・・・」
川内「大丈夫だって、提督気にしないから」
神通「ですが姉さん、世の男性は口に出さすとも『柔らかい』方が好きらしいです」
川内「世の中とうちの旦那比べても仕方ないじゃん?」
神通「現に、球磨さんのこれ」プニプニ
川内「・・・」プニプニ
球磨「に、二の腕位お肉付くわよ」
川内「これは潜在意識でぽっちゃりを求めている」
神通「太らなくては」
球磨「失礼だなぁ!」
鈴谷「どったの?」
川内「すでにぽっちゃり居たわ」
鈴谷「胸見ながら言うな!太ってないわ!!」
天龍「あぢぃ」
龍田「そうね~」
天龍「地獄だろ、この世の地獄だ」
長門「日焼けしてしまう」
陸奥「こんな日に限って外回りの掃除とか最悪だわ」
Bismarck「あ¨~」フラフラ
木曾「汗だくで下着が透けやがる」
天龍「誰もお前の下着に興味ねーよ」
木曾「あったらこえーよ!艦娘しか居ねーんだぞ」
熊野「終わったらお風呂に行きませんと」
時雨「汗が止まった」
春雨「それ不味いよ!早く休憩して、水分補給」
時雨「もやしには過酷だよ」フラッ
春雨「メーデー!!」
大和「担架通りまーす」タッタッタ
武蔵「失礼します」
天龍「・・・引き上げようぜ」
龍田「提督に言ってくるわ~」
木曾「食堂行こう、飲み物無いと死んじまう」
提督「一瞬千撃!」
チェストオオオオオオオオオオオオオ
南方棲戦姫「マケルカアアアア」
ガキィン
川内「仲いいねー」ブー
神通「」ムス
那珂「那珂ちゃん達には本気で来ないのは仕方ないかもね」
川内「てか闘ってくれないし」
鈴谷「優男だから演習でも戦いたくないんじゃない?」
川内「ブー」
神通「戦う横顔に惚れたのですから来てほしいものです」
南方棲戦姫「グワアア!!」ブシャアアアアア
提督「いでぇ」ボタボタ
南方棲戦姫「ハヘンササルトカナイワ」
提督「脇腹は駄目・・・きっつ」
南方棲戦姫「ヤバ、オーイ。ダンナケガシタゾ」
川内「ちょっと!次はあたしが戦う予定だったのに」
南方棲戦姫「シランガナ」
鈴谷「運ぶよ~」
川内「提督は赤いほうが似合ってるね」
那珂「出血してるんだからさっさと運ぶ!」
川内「ほいほい」
那珂「南方さんも怪我治療するからおいで」
南方棲戦姫「ハーイ」
・・・
妖精さん?「どうやって治すんだよバカヤロー」
南方棲戦姫「スグナオルカラヒッコヌイテクレ」
妖精さん?「バケモンかよ」
南方棲戦姫「ソウダケド?」
大和「なぜ止めなかったんですか?せめて防刃チョッキは着用するようにとあれほど」クドクド
那珂「なんで那珂ちゃんが」セイザ
提督「すまん」セイザ
大和「貴方は寝てて下さい!!てか寝てなさい!」
提督「大丈夫だとおm」
大和「脳に電極突き刺して無理やり寝かせますよ」
提督「すんませーん」スタコラー
那珂「騒がしい日常が帰ってきたと思ったら」┐(´д`)┌ヤレヤレ
南方棲戦姫「イダイイイイイ」ブシャアアアア
妖精さん?「めっちゃ血が出てやがる」
南方棲戦姫「30ビョウクライデフサガルトオモウ」
妖精さん?「当分は飯食えそうにないぜバカヤロー」アオザメ
電「ですので・・・ここがこうなって」
曙「(予習してたら眠いわ)」ウトウト
漣「zzz」
暁「はい寝なーい」ポン
漣「いだぁ!」バチバチバチ
電「クーラー付いてるから快適なのは分かるのですが」ヤレヤレ
曙「・・・」
潮「痛そ~」
朧「おばか」
朝霜「スパルタっすね」
清霜「そだね」
電「神通さんだったらもっと恐ろしいことになってるのです」
雷「耐久訓練みたいになるわよ」
雷「涼しい場所で水分補給も徹底された中、永遠と走ることになるわ」
雷「実体験よ」マガオ
電「雷ちゃん・・・脅してどうするのです」
雷「気合い入るかな~って」ウフフ
曙「」←必死に目を開けてる
電「(真面目ちゃんが可哀そうなことになってるのです)」
球磨「♪~」
川内「球磨さんそれ何の歌?」
神通「聞いたことないです」
球磨「え¨っ・・・あんた達まじ?」
赤城「子供の時に親が聞いてたわ」
翔鶴「古臭いわね。20年前くらいかしら」
球磨「ちょちょちょ、ホントに?ホントに古いの・・・?」
青葉「テレビの懐メロで聞いたことあります!20年前とか生まれたばっかりです」
那珂「那珂ちゃんの歌聞けよ」
球磨「まじかぁ」
鳳翔「歳をとるとはそういうことです」
球磨「鳳翔ちゃんは私より年下でしょ!」
鳳翔「そうですけど・・・」アハハ
提督「別に何聞いてもいいだろ」
球磨「提督は普段何聞いてるの?」
提督「洋楽、俺のも古いぞ」
川内「洋楽は日本と規模違うじゃん」
那珂「那珂ちゃんの歌聞けって」
提督「あとはB'zとか?」
赤城「無難すぎ~0点」
提督「那珂の歌は全部円盤もってるぞ」
那珂「・・・すきぃ」
提督「俺も愛してるぞ」ナデナデ
神通「(や、安っぽい流れに・・・)」
球磨「このままだと私が古臭いババアで終わっちゃうじゃない!!無視しないでよ!!」
明石「何聞いてるんですか?」
鈴谷「アニソン」←ヘッドホン装着
Bismarck「アドミラ~ル」
夕張「ミルドラースみたいなアクセントですね」
提督「もっと強いのにしてくれよ」
夕張「じゃあゲマ」
提督「ラスボスじゃな~い」
Bismarck「この中でどの子が好み?」
提督「アニメか?・・・そうだなこの子だな」
夕張「あ~」
Bismarck「あ~」
提督「なんだ?心理テストか?」
Bismarck「いや、顔のラインが那珂そっくりなの選んだわね」
夕張「魂がそう求めてるんですね」
提督「悪い事じゃないだろ!」
夕張「実は各キャラが奥様方の特徴を持ってるんですよ。ですので実質一番を選んだ形に」
川内「ま~た悪い事してるねぇ」ニコニコ
夕張「簀巻き!?」
神通「悪い子はパーンしますよ?」ガシ
夕張「あ、あぁ~」ズルズル
提督「これ後で愚痴愚痴言われる奴じゃん」
Bismarck「ちなみに2番目は?」
提督「言うか!これ以上墓穴掘りたくねぇ」
瑞鶴「・・・くぅ~」
秋雲「先生、新刊は?」
瑞鶴「まだ3ページしか出来てないわよ」
秋雲「納期ヤバいですよ」
瑞鶴「鎮守府のやつで発刊するからそこは何とかなるわ」
秋雲「先生、この前SNSで豪語してたグッツは」
瑞鶴「それは何とかなったわ。発注した」
秋雲「先生、最近更新してないSSは?ドッキr」
瑞鶴「仕事が忙しいのよ!夏前で色々起き過ぎなの!!」
秋雲「ペン止まってます」
瑞鶴「あぁ、やらなきゃ・・・」
・・・
【瑞鶴の部屋】『秋雲以外立ち入り禁止!!』
加賀「趣味とは大変な物ね」
秋津洲「先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩」ブツブツブツブツ
加賀「大変ね」メソラシ
木曾「・・・」グデー
天津風「風邪をひくぞ。薄着は危険である」
木曾「あぁ」
長門「言ってくれているぞ。素直に聞いておけ」
島風「長門も夏風邪には気を付けてね」
長門「分かっている」ナデナデ
木曾「暇でボーっとしてたわ。着てくる」ノソノソ
天津風「これを羽織るがよい。我が闇衣なるぞ」
木曾「ありがとよ」
天龍「どいつもこいつも出撃ない時は腑抜けてんな」ドヤァ
暁「ドヤ顔で行ってるところ申し訳ないけどパフェ溶けるわよ」
天龍「おっとっと」パク
雷「この位落ち着いてる方がいいのよ」ウフフ
電「それには同意なのです。ピリピリしてるのはご勘弁なのです」
鹿島「いい職場に来たわ~」
暁「鹿島さん。あなた今月の撃破ノルマが残ってるわ。今日出撃よ」
鹿島「はぁ!?」
暁「基本は前半に終わっちゃうから、多分ノルマ未到達チームが編成されると思う」
ガチャ
北上「今から呼ぶ方は1時間後にミーティングです。近辺を回って数撃ちます」
鹿島「まじか」ガク
北上「今回は秘書官が付きますので、長時間になるかと・・・ご臨終です」
鹿島「え¨っ、川内型付いてくるの!?」
北上「はい。訓練も兼ねて強行軍と」ガッショウ
長門「南無南無」
木曾「馬鹿だな・・・さよなら」
龍田「がんばってね~♪」
提督「久しぶりの出陣だな」アッハッハッハ
川内「いいねぇ、ウキウキするね!」
Bismarck「馬鹿したぁ」ドンヨリ
筑摩「参りましょう!」←わざとノルマ残してる
鹿島「・・・」
那珂『はいはーい、オペレーターの那珂ちゃんです!この先多分60体くらい居るよ!気を付けてね』
鹿島「えっ!?待ってください。こっち5人ですよ!?」
那珂『オペレーターにそんなこと言われても・・・じゃあね~』ピ
Bismarck「帰りたい」
提督「おぉ、結構いるな」
川内【久しぶりにハメを外すかなぁ】アハハハハハハ
筑摩「参ります」
鹿島「敵を取られたらノルマが・・・負けられない!!」
・・・
暁「ねぇ那珂ちゃん」
那珂「どした?」
暁「見る限り周囲赤点だらけなんだけど・・・大丈夫?」
那珂「この数は辞世の句読むかも」
暁「艦娘4人でしょ?」
那珂「うちにもトップのメンツがあるから、ノルマ未達成は勘弁」
赤城「全員が出撃して撃破してくれれば問題ないんだけど、毎月数人サボりが居るから」
那珂「成績トップの補助金でクーラー代賄ってるんだから、これないと赤字だよ」
暁「が、頑張れー!」
赤城「(実は運営形態が適当過ぎて赤字なのは秘密)」
那珂「(大本営からの特別手当で資源ギリギリなのも秘密)」
球磨「ほら、ご飯の時間よ。おもちゃ片付けでリビングに来なさい」
じんつう「はーい」
なか「はーい」
せんだい「あい」
球磨「毎日全員を集めるのが大変ね・・・後の子はどこ行ったのかしら」キョロキョロ
天龍「奥様は大変だな」ヨッ
木曾「姉貴、どうした?」
球磨「木曾ちゃんに天龍ちゃんね。うちの子見なかった?」
天龍「青葉と翔鶴の娘なら娯楽室で見たぜ」
木曾「赤城と鳳翔さんの子は外で遊んでたな」
球磨「ありがと」タッタッタ
・・・
鈴谷「どしたの?」
球磨「ご、ご飯よ・・・」ゼエゼエ
鈴谷「そんな時間か、あかぎ、あまぎ。ご飯だってさ」
あかぎ「うおー」
あまぎ「はい」
あかぎ「ごはんんんんん」
鈴谷「くまのもご飯食べよっか」
くまの「ぁい!」ニコニコ
鈴谷「あとは任せて」スッス
鈴谷『もしもし?明石さん?娯楽室の娘2人部屋に連れてきて』
球磨「若い子は家でも携帯で連絡するのね」
鈴谷「広いじゃん?ここ学校位の広さあるんだから」
球磨「困った物ね。将来娘は普通の家に住めるのかしら・・・?」
鈴谷「金持ちと結婚すればいいじゃん」
球磨「発想が若いわね・・・10個違いだとこうなるのね」
鈴谷「球磨さんは思考がおばさんチックだからもっと若い発想を聞いて脳活性化させた方が良いよ」ヘヘン
球磨「(これも悪気無いんだろうな・・・若さは躊躇いがない)」
食堂
阿武隈「こうやって駄弁ってると時間忘れちゃいますね」ニコニコ
北上「(巻き込まれてしまいました)」
川内「最近忙しいから猶更」
神通「家族以外と長時間お話しするのも機会が減りましたね」
那珂「子供居るし、あと旦那が帰ってくる時間には家戻っちゃうから仕方ないよ」
阿武隈「提督ってどういう女の子がタイプなんでしょうかね?」
北上「何をいきなり・・・目の前にいるでしょう」
阿武隈「だってですよ。奥さん何人います?全員個性が違うじゃないですか」
阿武隈「それに聞いてると提督から『惚れた!好きだ!』っての無いみたいですし」
川内「そういえば」
神通「私たちの時もなし崩し」
阿武隈「絶対タイプってあると思うんですよ。こんな子がいいってのが」
那珂「提督は外見のこと言わないんだよね。口下手で『可愛い。とか綺麗』ばっかり」
川内「恐らく私達の特徴が混ざった感じ?」
神通「年下・・・年上も居ますが、ほどんと年下です。それに自分より背が低い子」
那珂「絶対胸おっきいほうが好きだと思う。視線で分かる」
川内「やはり乳」ペタペタ
川内「後、脚好き。凄い脚フェチ」
神通「お酌が出来て、グイグイ来るタイプ。そして普段は控え目」
北上「(すごい勢いで提督の性癖が)」
阿武隈「総合すると、あの人だ!」ユビサシ
龍田「・・・ん?どうしたの?」
川内「改二になったことで露出が増えてスタイルがよく見える!」
神通「一度、結婚認証してましたよね?」
那珂「2人で居るってのは聞いたことがない」
川内「ぐっ・・・絶対かてなああああああい。」ペタペタ
那珂「これ以上は増やされると困るんだよね。唯てさえ2人っきりの時間ないのに」
龍田「ど、どうしましょ天龍ちゃん。秘書官一行が睨んでるわ」アワワワ
天龍「ほっとけ。どうせしょうもない話だ」
提督「指紋の認証ねぇ」
北上「上位の鎮守府に先行導入らしいです。入室制限をかけるのだとか」
提督「俺の鎮守府には要らん。この書類送り返してくれ」
阿武隈「では鎮守府施設内の入り口に設置しましょう。不審者の侵入を防げますよ」
提督「それはいい案だが、深海からの客人が」
阿武隈「IDパスでも発行しましょうか」
北上「説明書にも書いてますね・・・怪我、ハンディキャップ用に発行可能と」
提督「全員分の登録が面倒だな。唯でさえ人数多いのに」
阿武隈「妖精さんって指紋あるんですかね」
提督「経費の無駄なのでは?」
北上「上の考えることは分かりません」
・・・
提督「俺の指紋登録全然出来ないじゃん」
川内「指紋薄いらしいよ」
神通「提督は手袋をして出撃してください。このままだと摩耗で指紋消えちゃいます」
提督「刀は指先あんまり使わないんだけどな」
赤城「あたしも薄いみたい」
鳳翔「私も」
翔鶴「あんた達も弓引くときは専用の手袋しなさいよ。艤装の矢は鉄製なんだから」
明石「わお、手荒れで認証してくれないです」
鈴谷「女の子なんだから日々ケアしないと」
球磨「・・・」
那珂「歳っすね」
球磨「はっ倒すわよ」
提督「2人で飲むのも久しぶりだな」
球磨「そうね、あっち以来だわ。色々大変だし」
提督「時期になれるさ。どう?苛められてない?」
球磨「年でイジられるわ。そのくらいかしら」
提督「嫌だったら俺から言っとくけど」
球磨「あれなら許容範囲よ。逆に陰口無くてビックリしてるわ」
提督「それはよかった。俺も日頃皆がどういう会話してるか知らないから心配してたんだ」
球磨「平和なもんよ。子守を当番にしてるだけで心労減るし」
提督「ありがとな」
球磨「こうやって2人の時間作ってくれるだけで愛を感じるわ」
提督「うやむやなままだったからな」
球磨「いいの、次は2人で外に出たいわ」
・・・
青葉「こういう恋愛もあるんですねぇ」ヒョコ
鈴谷「大人な恋だねぇ。私の時と全然違う」
明石「私もこんなのがいい」
神通「・・・はっ!?」ガバ
神通「いけない、寝てしまっていたわ」
オカーサン
神通「あら?」
じんつう?「お母さん!聞いてるの?」
神通「あららら!?」
じんつう?「なに呆けた声出してんのよ。帰ってきたわよ」
神通「(じ、じんがおっきく、高校生くらい?)おかえり」
じんつう?「今日も学校は怠かったわ、バイト行ってくる」
神通「バイト・・・?」
じんつう?「まだ寝ぼけてんの?いい加減起きたら?艦娘のバイトよ。じゃあね~」パタン
神通「」
神通「おかしいわ、提督なら娘にそんなことさせないはず。させても事務とか家庭教師とか」
あおば?「神通お母さん、早く!何してんの?」
しょうかく?「始まるよ」
神通「??」
あおば?「どうしたの?今日はお父さんの七回忌でしょ」
しょうかく?「お坊さんも来てるよ。神通お姉ちゃんは出て行っちゃったけど」
神通「」ゴホッゴホッ
あおば?「お父さんが敵の総大将と刺し違えて7年だよ」
しょうかく?「終戦記念日も近いね。またうちにテレビの取材くるわ・・・めんどー」
神通「はっ?えっ・・・提督?」
赤城「何してんの?早く来なさい。辛いのは分かるけどそろそろ割り切らないと生きてけないわよ」ヒョコ
神通「(脳の、処理がおいつかn)」フラァ
・・・
じんつう「おかーさん?」
提督「おーい、起きろ。神通~?」
神通「ガハッ!?」ガバ
神通「夢か」ホッ
提督「寝汗が凄いぞ?悪い夢でも見たか?」
神通「はい・・・色々とごちゃ混ぜになった夢を」
じんつう「お風呂いこー」
神通「そうね、暑いから後で行きましょうか」
提督「俺が家事しとくからゆっくりしとけ。あんまり無茶すんなよ」
神通「ありがとう、貴方」
神通「勝手に死なないでくださいね」
提督「・・・俺が死ぬ夢でも見た?」
提督「大丈夫だろ。死に掛けてこともあったけどピンピンしてるし」ハッハッハ
神通「そうだといいのですが」
提督「夢なんて意味わからんものだよ。とっとと忘れちゃいな」
翔鶴「・・・失礼するわ。手を貸して、あたしじゃ持てない物があるの」
提督「はいはい」
神通「今のままでしたら心配なさそうですね」
電「司令官、じゃまなのです」
提督「すまない。見えなかった」
電「ケッ」ペッ
提督「おいこら」
・・・
木曾「どいてくれ」
提督「すまんすまん」
木曾「作業とかあるなら三角コーン立てといたらどうだ?」
提督「その手があったか、ありがと」
・・・
長門「すまん・・・」
提督「三角コーン踏みつぶした?」
長門「見えなかったんだ」
提督「何処見て歩いてんだよ。これ高いんだぞ」
長門「窓の外見てたら」
・・・
川内「なにこれ、KEEP OUTのテープに鎖に」
北上「提督が天井のシーリング配線を直しています」
北上「色々と邪魔が入るらしいので結果こうなりました」
川内「断線したの?」
北上「演習の流れ弾で」
川内「免許要るけど提督持ってるの?」
北上「・・・さぁ?」
川内「爆発してもしらn」
ボオオオオオオオン<オワアアアアアア
川内「エマージェンシー!!」
北上「消火器を持ってきます!」ダッ
提督「ただいま」
川内「お帰り~どう?怪我無い?」
提督「うん」
那珂「爆発するの好きだねぇ」
提督「宿命かもしれないな」
川内「無茶したら駄目だからね」
提督「はいは~い」
赤城「あんたね、その『何とかなったから無問題』っての辞めなさいよ。昔からそうやって痛い目見たでしょう」
提督「はい・・・」
北上「(あぁ、また説教が)」
阿武隈「(ここでするの勘弁してほしいわ)」
北上「あの・・・その」
那珂「ほら続きは家で!北上さん困ってるよ」
赤城「・・・」コホン
提督「すまん」
赤城「行くわよ」ガシ
提督「待て待て、自分で歩ける歩ける!」
阿武隈「素直じゃないわね」
電「将来なのです?」
響「大人になったら何になりたいのん?」
電「電はお嫁さんなのです」
暁「本音は?」
電「もうお金に困ることはないので働きたくない」
雷「家事は大変よ?」
電「家政婦を雇えばいいのです」
響「ほ~ん」
暁「維持費だけでもしんどそうね」
電「だから旦那が要るのです」
叢雲「女って怖いわ」
雷「私は、お店とかやってみたいわ~」
雷「パン屋さんとか良いかもね」ウフフ
暁「私は実験体にされない限りはOLだと思うわ」
電「切実なのです」
暁「変な改造してくれちゃって、お陰であだ名が”ビリビリ”よ」
叢雲「いいじゃない。それで電気代浮くし」
暁「Vに変換するのしんどいの!力が入るとAになっちゃうし」
雷「単位で調節してたのは意外だわ」
響「響は、世界を股に掛けたいんだよ!」
響「とりあえずロシアを制覇してユーロピアに行くんだよ!」
電「可愛らしい夢なのです」
暁「良いかもね」
叢雲「夢ねぇ・・・考えたこともないわ」
雷「叢雲ちゃんはどうしたいの?」
叢雲「私は”艦娘である私”以外の姿が見えないわね」
叢雲「10年後も20年後もそんな気がするわ」
響「じゃあ指令カーンと結婚しかないんだよ?」
叢雲「別に結婚しなくてもいいじゃない」
提督「達観してんな。昔の俺じゃん」
叢雲「でもそうじゃない?」
提督「周りが結婚して式に呼ばれると焦燥感半端ないぞ」
球磨「そうよ!子供も30までに生まないと参観日が怖いわよ!」
提督「球磨はもう30超えてるじゃんか」
球磨「だからなの!」
叢雲「・・・」ジトー
電「こんな大人にはなりたいくないのです」
響「そういって10年後どうなっておるか・・・」
食堂
陸奥「面白い話ない?」
阿武隈「提督の学生時代であれば色々知ってますが」
北上「同級生でしたっけ?」
阿武隈「そうですね、目立ってたので色々噂は多かったですよ」
阿武隈「あと恋人の噂もよく聞きました」
北上「赤城さんですか?」
阿武隈「いえ。1人目が図書委員の女の子で2人目が陸上部のキャプテン。3人目が後輩の女の子です」
北上「予想外ですね」
陸奥「恋人っていう証言があったからよね?どんな感じだったの?」
阿武隈「図書委員の子は”放課後に同じ本屋から出てきた”ってのです」
北上「あの提督が本ですか・・・どうせ漫画でしょう」
赤城「それ多分偶然ね」
阿武隈「お疲れ様です」
赤城「あいつアニメとか漫画が好きだったから、本屋によく行ってたわ。だからでしょう」
陸奥「2人目は?」
阿武隈「学園でよく2人で居るのを見たってのが多かったです」
赤城「・・・カツアゲでもされてたんじゃないの?」
提督「おいこら、俺をスクールカースト最下位にするんじゃない」
赤城「どうなの?あたし知らないんだけど?」
提督「密かな趣味仲間だったのよ。隠れオタクって奴?」
北上「あぁ・・・」
提督「それで話をしてたんだと思う」
阿武隈「3人目は呉の提督さんなので・・・噂は噂でした!って感じ」
陸奥「どんな感じの子だったの?」
阿武隈「・・・」チラ
提督「」ブンブン
阿武隈「ふつーかな」
赤城「ホントのことを言いなさい」
阿武隈「今の奥さんに似てます!川内さんと青葉さんに似てます」
提督「・・・」
陸奥「引きずるわねぇ」
赤城「キモ」
提督「ちがああああう!似てただけ!」
北上「説得力皆無です」
提督「高校の時は恋愛感情皆無だったのよぉ・・・」
赤城「男ってそういう所あるわよね」
陸奥「無意識に選ぶって聞いたことあるわ」
提督「俺は愛してるから結婚したの!川内も青葉も好きだから結婚したんだよ」
川内「食堂で叫ぶな///!ハズいわ!!!」
青葉「あはは//////」
ピンポンパンポーン
提督『各位に通達。明日は台風で全部隊休みにする。全員私物を屋内に入れること』
提督『特にバイク。自転車も室内に入れろ。Grafは馬を入れておけ』
提督『放置した場合、俺が怒るのでよろしく』
ピンポンパンポーン
Graf Zeppelin「トロンべ!どこだ!出てこい!」ダダダ
木曾「その自転車高いから気を付けてくれ」
天津風「お、重い・・・」フラフラ
長門「このバイクもそろそろメンテしないと怖いな」
島風「メンテしたら乗せて」
龍田「頑張って~」
大和「重い・・・です」ググググ
天龍「パンクしたまま車放置するなよ!」ググググ
龍田「ごめんなさ~い」ウフフ
提督「軍用の車どうしようか?」
北上「車庫へ」
阿武隈「皆結構車持ってるんですね」
提督「ペーパーだらけだぞ」
阿武隈「一番高いのは~」キョロキョロ
提督「あれ、ろーの車」
阿武隈「えぇ!?ろーちゃん車乗れるんですか!?」
提督「使用人が来る」
提督「触るなよ。サイドミラー1つで車数台買えるぞ」
阿武隈「ヒエ」
提督「このままだと車庫に入りきらんぞ」
北上「増築も視野に入れましょう。塩水でやられるのが目に見えています」
提督「そうだな」
提督「台風の日に見回りってアホか!」ドバババババ
提督「もうビショビショだし、風邪ひくぞ」
ハァーイ。ハァ~イ
提督「だれかいる?こんな土砂降りだと死ぬぞ!」
北方棲姫「ハァイ、ジョージ」
提督「・・・何してんの?こんな排水溝で」
南方棲戦姫「ミツケタ。カエルワヨ」
北方棲姫「イタタタタ」ググググ
スポン
南方棲戦姫「アブナイデショ」
提督「早く退散してくれ。俺も帰るから」
南方棲戦姫「ニンゲンハタイヘンヤナ、コンナトキデモオシゴトデスカ」
提督「これも俺の仕事、一般市民が出来ないことをするのが仕事」
南方棲戦姫「ケガセェヘンウチニオカエリ」
提督「お前もな、怪我して倒れたら俺が退屈しちゃう」
南方棲戦姫「ニンゲンミタイニヤワチャウワ!」
提督「はいはい。おたっしゃで」
・・・
川内「お帰り、どうだった?」
提督「知り合いに出会ったわ」
川内「こんな雨の日に?どこで?」
提督「道の排水溝」
川内「豪雨の日に排水溝で知り合いを見つけたらそれは死んでると思うわ」
神通「えい」
パカーン
神通「このように砲弾の内臓は意外にも細かく精密に作られています」
朝霜「手で真っ二つにしたぞ・・・あの人」
神通「それだけコストが掛かっているのです。無駄遣いはいけません」
清霜「先生!海に沈んだ砲弾ってどうなるんですか?」
神通「海に沈んだままになります。それもあって最低限の弾で倒さなければいけません」
神通「最近は色んな団体が煩いのです。やたら無暗に砲撃を行うと」ドゴオオオオオオオ
ビービービービー
電「これは・・・やったちまったのですな」ヤレヤレ
青葉「神通さん。演習場で暴発です!」
神通「誰ですか?」
青葉「戦艦Nが砲弾間違えて撃ちました」
神通「これからする講義の内容そのままですね。皆さん付いてきてください。実際に見てみましょう」
・・・
長門「いでーよー」
大和「火傷ですね。燃焼性の砲弾を無理やり撃つからそうなるんです」
長門「でも艤装に入ったぞ」
大和「火薬の量が違うのくらい分るでしょう!」
神通「この様に、間違った方法で使うと大けがするので注意です」
提督「(なんでここで授業してるの?)」
赤城「(反面教師じゃない)」
提督「(怪我人見せるのか、結構えぐいことするのね・・・スパルタだわ)」
姉様「さて、我が最も恐れていた事態になってしまった」
ワーワー キャッキャ ダダダダダ
姉様「姪の子守」
古鷹「知らない間に増えましたね」
姉様【さぁ、昼食の時間である!行くぞ!】カッ
<ハーイ
古鷹「提督の怒鳴り声で怖がらない子供なんて子供じゃないです」キーン
姉様「愚弟の家庭は余程騒がしいと見える」
・・・
姉様「テーブルマナーもついでに教えてやろう。覚えておくと母親が喜ぶぞ」
古鷹「(子守できるじゃないですか)」
姉様「父親は気づかんだろうから無視せよ」
姉様「赤城も気づかん。逆に教えてやれ」
あかぎ「はーい」
・・・
姉様「ホテル内は静かにするのだ。騒ぐのは厳禁である」
あまぎ「このおへやは1日なん円ですか?」
姉様「20万」
じんつう「たけー」
姉様「静かにせよ。CSが下がったらネットで叩かれるのだ!」シー
古鷹「叔母がホテル経営者ってのは面白い体験が出来て良さそうですね」
姉様「我は叔母さんではない!!!」
古鷹「CS!CS!」キーン
・・・
摩耶「ちっちぇー、ナニコレ?」
鳥海「可愛いじゃ~ん。誰の子~?」
姉様「弟だ」
摩耶「まじぃ?あのオタク?」
鳥海「ヤバww提督負けてるよwww」アッハッハ
摩耶「叔母さんじゃんか、提督も早く結婚しろよ」つタバコ
姉様【今煙草吹かしたら海に沈める。それだけはするなよ?】ゴゴゴゴ
摩耶・鳥海「ハイ」
提督「」ゴッホゴホ
川内「なんで全員風邪になるかなぁ」フラフラ
提督「大人しく寝とけ。また熱上がるぞ」
神通「ゼェ・・・ゼェ」
那珂「あ~ん、ニュースになってる。てかTwitterの通知ヤバ」
鳳翔「お粥・・・出来ましたよ」
球磨「それでも胃もたれしそう」
川内「子供を預けられたのは幸いだったね」
提督「あとで色々言われそうだ」
翔鶴「胸が締め付けられるわ、こんなに辛いものだったかしら?」
青葉「翔鶴さん、その服私のです」
鈴谷「薬中になってる~」アヒー
明石「そんなに風邪薬飲んでもすぐ治りませんから!」
提督「娘を預けておいて助かったぜ」
神通「被害甚大ですよ。機材が殆ど駄目になってます」
明石「出撃どころか資源もえらいことになってます」
提督「ぶっちゃけお手上げだ」
赤城「大本営も手一杯らしいわ。加賀さんが『死にそう』って連絡してきたし」
鈴谷「屋根が一部飛んだらしいよ。あと赤レンガ崩れてる」
提督「うーん」
コンコン
南方棲戦姫「シツレイスルワ」
南方棲戦姫「タイヘンダロウカラヒトデツレテキタワ」
提督「女神だ!?」
川内「人脈って大切なんだね」
神通「人脈と言っていいのでしょうか・・・」
後輩「援軍到着っす~」ゾロゾロ
龍驤「ここの人の言うこと聞いてな。変に触ったらあかんでー」
ハーイ
佐世保「大丈夫ですか?兄様。微力ながらお手伝いします」
Iowa「デカッ、横須賀凄いわね・・・」
あきつ丸「お久しぶりです。3人しか来れませんでしたが、良しなに」
元帥「これは凄いのう、電柱が折れ曲がっとるわい」
瑞鶴「時間掛かりそうですね」
提督「ここは観光地か?」
赤城「お金取る?」
川内「受け入れが多すぎて処理が追い付かないよ」
神通「・・・訓練生なんて連れてこられても出来ることないですよ」
明石「工廠は我々でしますので入れないでください」
那珂「気持ちは分かるけど人手足りないでしょ?どうせ総入れ替えなんだから全部外に出すべき」
鳳翔「食料が不味いです。補給が出来てませんのであの人数は」
翔鶴「周辺のお店に売ってない状態で物資すら持ってこないって、あいつ等なんなの」イライラ
球磨「娘ちゃん達どうするの?このまま預けとく?」
鈴谷「それが泣きだしてるらしいんだよね」
提督「」ガックシ
提督「援軍は全員道具支給して瓦礫の掃除。受け入れとしてはExcelで名前記入欄作って。全員に名前書かせてそのまま書類にするから」
提督「食料は、爺が居るからそこに頼む。工廠は明石に任せる」
翔鶴「こういう時男の人って冷静よね。助かるわ」
提督「何とかなるって」
球磨「はぁぁぁ、あがぁぁ」←突っ伏してる
川内「どうしたの?床に寝てると邪魔だよ」
赤城「腰痛めたんですって」
川内「重い物でも持ったの?やっちゃったね」
赤城「ヤッた結果らしいわ」
川内「あぁ」
球磨「これは駄目よ。若いってのは怖いわね」
那珂「可愛らしい外見して、言うことオバさんじゃん」
球磨「体は衰えるのよ・・・腰にダイレクトに来るなんて」
鳳翔「整骨院に行かれては?このままですと妊娠した際に大変ですよ」
翔鶴「衰えって怖いわね、良かったじゃん青葉」
青葉「そのかわり自由な時間少ないですけどね」
明石「小柄だから負担大きいんでしょうね」グイグイ
球磨「駄目駄目!変に押したらもう立てなくなる!」イダダダダダダ
川内「ねぇねぇ」
那珂「どしたの?」
川内「出撃してもバレないと思う?」
那珂「面倒事起こすな☆ぶっ飛ばすぞ☆」
青葉「確かに私たちの出撃減りましたよね」
翔鶴「無くていいじゃない。危ない所に態々行く必要ないわ」
川内「うへぇ」グデー
赤城「喧嘩っ早い女は」グイ
提督「川内、ご飯食べに行こう」
赤城「基本彼氏に弱い。素を見せれる男が居ると大人しい」
川内「わかったー」
鳳翔「ここにいるのは現艦娘、元艦娘・・・その他も居ますが大抵が戦闘経験ありますよ」
赤城「そこなのよね、艦娘は性格が露骨に荒くなるから」
明石「ですってよ。翔鶴さん」
翔鶴「何?あたしに言いたいことあるの?」ガシ
明石「いやぁぁ、そんなに怒らないで」
鈴谷「そういえばうちの子達いつ帰ってくるの?」
神通「お姉様が送ってくださるそうです。船の手配出来たら向かうと」
鈴谷「何があったか聞かないと」
神通「騒がしい日々が帰ってきますね」
Bismarck「高い買い物だったわ」
漣「アホでしょ」
Bismarck「あんたも恩恵得れるでしょ。しかもぱっと見可笑しくないし」
夕張「ネットの為に自家発電の設備買うのは石油王レベルですよ」
Bismarck「パソコン見れないとかマジ無理。しかもイベント中だったら死んじゃうわ」
Bismarck「出来ないのは死に値する」
漣「これ幾らしたの・・・?鎮守府全体とか破産しちゃうんじゃないの?」
Bismarck「実は、提督に言ったら殆ど出してくれて」
夕張「鎮守府始まって以来の『おねだり』かもしれません。艤装とか設備の申請はありましたが」
Bismarck「『今は電気無いと何もできないし、子供が泣くから』って」
漣「めっちゃ私欲ぅー私欲入ってるぅー」
漣「ビスコはいくら出したの?」
Bismarck「このくらい」スッ
夕張「・・・」アゼン
漣「こっちの世界ってお金掛かるんだなぁ」
赤城「おかえりなさい」
あかぎ「ただいま!」
赤城「どうだった?面白かった?」
あかぎ「すごかったよ!おふねがホテル!」
じんつう「わー」ダダダダダ
神通「じん、こけるわよ」
せんだい「たあいま」
川内「おかえり。いつ見ても天使ね」
・・・
提督「全員無事だった?」
球磨「えぇ、半分くらい寝てたわ」
提督「俺も後で寝顔見に行くわ・・・この仕事終わったら」
北上「終わりませんよ」
阿武隈「ふぇぇ、震災でやり直しとか聞いてませんよ!」
提督「浸水で資料と書類全部駄目になったんだから仕方ないだろ」
球磨「それ今月の分でしょ?今日中に終わらないわよね?」
提督「終わる所まではやるよ。それが仕事だし」
北上「その通りです。阿武隈も黙って仕事に集中しなさい」
提督「すまんが川内達にも伝えてくれ。『仕事中だから来るな』って」
球磨「ハイ」
提督「これが終わらんと一息すら付けん。すまんがよろしく」
球磨「(目つきが怖いわ)」
北上「(提督、なんか余裕なくて独身時代のようになってます)」
夕張「完成しましたよ!誰でも超〇イヤ人艤装」
鈴谷「へー」
夕張「反応悪いですね、これ凄いんですよ!音声で出力を上げてシュインシュインシュイン出来るんです」
夕張「金髪とかはメイクでお願いします」
鈴谷「爆発する未来しか見えないよ」
ガラララ
提督「着いた・・・」←目の下すごい隈
北上「このままでは全員倒れますよ」
阿武隈「」カクン
提督「ここだけ終われば後は楽なんだ」
北上「退却するべきです。書類にミスがあっては意味がありません」
鈴谷「・・・まだ仕事してたのか」
夕張「(ヤバイ)」
提督「リストアップだけでも、せめて」フラフラ
鈴谷「ほら、3日位寝てないでしょ?帰ろ?」ギュ
阿武隈「zzz」
北上「私達も仮眠取ってきます」
鈴谷「ゆっくり寝てね。お肌荒れてるから」
夕張「わっせわっせ」
鈴谷「もう遅いんじゃない?」アハハ
提督「zzz」
鈴谷「頑張るねぇ、もうちょっと頼ってくれてもいいのに」
提督「」パチクリ
提督「仕事がまだ終わってn」
提督「いや」
提督「・・・なんか疲れたな」
提督「釣りもほとんど行けてないし」
提督「どうしてあんなに頑張ってたんだ?」
提督「俺はなんの為に」
響「そういう時は何も考えちゃ駄目なんだよ」
提督「ここは俺の部屋だぞ。どうやって入ったんだ?」
響「考えれば考えるほど辛くなるんだよ。気分転換したほうが良い」
響「響は辛い時は何も考えないようにしてるよ」
提督「・・・お前本当に響か?」
響「響も辛いことだってあるんだよ。色々考えてるのさ」ドヤァ~ン
響「壊れたらこの鎮守府、終わるよ」
提督「何も考えるなって言われてもねぇ、難しくないか?」
響「昔好きだった事とかやってみたら?」
提督「やってみる」
響「それでは響は退散するんだよ!こんど会った時はよっろしく!」
響「そそそ~ていや~」ガチャ ドタドタドタドタ
・・・
響「おじゃましました~」
神通「はー、ん!?」
赤城「どこから入ってきたのよ」
青葉「気が付かなかったんですけど、この私が」
鳳翔「提督の部屋から出て来ましたね」
明石「提督、大丈夫ですか?マジックでお絵かきされてないですか?」
川内「寝かせておいてあげて、最近疲れがピークだから」
那珂「ただいまー仕事しんどー」ドサ
川内「ドア閉めて閉めて」
明石「何かあったら読んでくださいね」
パタン
提督「・・・賑やか過ぎるからかな?疲れを無視していた可能性が出てきた」
北上「おや、提督の有給申請が」
阿武隈「めずらしー」
北上「溜まりに溜まってましたから、期間は・・・」
阿武隈「家族旅行とかですかね、お父さんは大変だ」
北上「(1か月・・・通るのか?)」
北上「大本営に連絡を」ガチャ プルルルル
瑞鶴『はーい。大本営秘書艦」
北上「お疲れ様です。横須賀の北上です。有給申請は最大何日でしょうか?」
瑞鶴『まってね」カタカタカタ
瑞鶴『任意って書いてるわ」
北上「ありがとうございます。失礼します」
阿武隈「どうしたんですか?」
北上「どうなることやら」
阿武隈「何々?・・・1か月!?」
大和「成程」
大和「深く考えずのんびりしてみてください。そういった症状は突発的なものかもしれません」
提督「あぁ」
大和「精神的に参ってる時は休息を求めています。深く考えても悪化するだけですよ」
提督「そうかな・・・いまいちピンと来ないんだが」
武蔵「提督は私にもお休みをくれたではありませんか」
武蔵「私にとって1人で読書することは、十二分に心を癒してくれました」
大和「この子はのんびりし過ぎですが、なにかしてみては?」
提督「わかった」
武蔵「よければ図書室を使用していただいても構いません。最近は人足も減ってしまって閑古鳥が・・・」
大和「司書なんでしょ?なんとかしなさい」
武蔵「だ、だって・・・最近の子は漫画しか読まないし」
大和「青葉さんとかに頼んで新聞の記事にしてもらいなさい」
提督「ありがと、頭空っぽにして過ごしてみる」
ガララ
大和「・・・」
武蔵「心ここにあらずだね」
大和「ヒビが入ると人ってすぐ壊れちゃうから、これには強い弱いは無いわ」
図書室
提督「活字は読みずらいな・・・」
武蔵「提督さん、早速いらしたんですね」
提督「あぁ、のんびり出来ていいな」
武蔵「眼鏡なんてかけていましたっけ?」
提督「伊達だよ。家にあってさ、どうせだったらそれっぽくしてみようと」
武蔵「似合ってますよ!」
提督「ありがと、何かあったら呼んでおくれ」
武蔵「はい」
提督「」
武蔵「」チラチラ
提督「どうした?」
武蔵「いえ、何でもないです」
提督「そう?」
武蔵「お勧めの本持ってきますね」
提督「忙しないな」
武蔵「はい」ドッサリ
提督「こんなに読めないけど・・・」
武蔵「え?おススメの10分の1ですけど?」
提督「・・・」
コンコン
神通「はい」ガチャ
Bismarck「提督居る?」
漣「ゲームしよーぜー」
提督「約束してたな。今行くわ~」フラフラ~
・・・
コンコン
天津風「admiralよ、魔の儀式であるぞ」
提督「木曾と天龍と4人でサイクリングだっけ」ノソノソ
・・・
ガチャ
Graf Zeppelin「乗馬のお誘いだ。ぜひ来てくれ」
響「ハァ~イ」
提督「せっかく誘われたし、行ってくる」
・・・
赤城「なんかさ、あいつ・・・元気になってない?」
川内「有給とってのんびりしてるんでしょ」
那珂「他の子達とも仲良くなってていいんじゃない?部下と上司だけの関係はドライだよ」
赤城「ちょっと鬱ぽかったからいい気分転換なのかもね」
明石「待ってください。ほっといたら・・・増えますよ?」
球磨「・・・ね」
川内「いや、そんな、こと、は」
翔鶴「干渉するのは良くないけど言っとかないと『子犬拾ってきました』みたいに持ってくるわよ」
神通「大所達です・・・これ以上は改築できません」
鳳翔「見守るのも妻ですよ。皆さん」
鈴谷「そんなこと言ってたら飯作るだけの同居人になっちゃうよ」
鳳翔「」ゴフッ
青葉「(うわきつ)」
神通「どうしたものか」
ウムム
プルルルルル
神通「はい、もしもし?」
提督『ごめん、神通。今日電車止まっちゃってさ、帰れそうにないわ』
神通「大丈夫ですか?」
提督『ホテル取ったから大丈夫。明日帰るわ』
夕張『提督~荷物片づけるので手伝ってください』
瑞鶴『4人でこの部屋狭くない?』
秋雲『野宿のなるよりはマシっすよ。提督さんに感謝っすね』
提督『明日帰るから宜しく』ブツッ
神通【】
川内「悩みの種が」アチャー
≪つづく≫
もう何年目でしょうか。シリーズ書き始めと今では環境もがらりと変わり更新も遅くなり、お待たせすることが多くなっております。でも辞める事はしないと思いますので,気が向きましたらご覧いただければ幸いです。
次のパートもタイトルが思いついたら上げますので少々お待ちください。
お休み欲しい。
次→http://sstokosokuho.com/ss/read/14311
1コメいただきです‼︎出鼻っから辛辣ですねww
続き来たー わーい 最初から追っかけてる身としては嬉しい限り。
楽しみにしてまーす!!
来たんだなぁ、この日が!
頑張ってください。
期待してます。
響ちゃんブッ飛んでるなぁ〜(物理的に
なるほど、多摩はこう来たか。
鎮守府に着任したばかりの提督が気になる………
いつも楽しくみてますw
うちの多摩はかわいいなあ
そういえば、影薄いなぁ叢雲とか祥鳳とか、まぁ、仕方ないのか?
後、祥鳳が轟沈してなかったのが、後輩ちゃんにバレる話って題名何でしたっけ?
わかる人教えてください。お願いします、何でもしm(ry
毎秒更新してください
え?諭吉がじゅ、え?
今年もたのしみにしてます!
球磨一家の妹たちは世話焼きが多い希ガス元素..
球磨があの嫁さん達に入ったら1番の真面目役か
ヘッドホンは個人的にはシュアかなぁと。ゼンハイはインピー高くて鳴らせん、、、アンプ使えという話なのだけれどさ、、、
やっと追いついた!
これサッカーのネタそういう事だよね?
ワールドカップの事ですよね?
ドイツ艦に焦燥が広がっていくw
サバゲーマンです
初めましてです。いつも読んで要るのにコメントを書きませんでした。すみません。ワールドカップ日本負けましたが決勝進出です早く見たいです。
でわ、暑さに負けないで頑張って下さい応援します。
毎日楽しく見ています。
頑張ってください!!!!
遂にあんたも病院勤務なのか..
全シリーズ読ませていただきました。
更新を楽しみにしています。
ご無理なさらない更新を。
ヲ級幼体+αを見逃す下りがグッときました。
戦いのない世界があれば良いけど戦わなくちゃならない。
戦闘に夢中になるけど殺戮はしたくない。
元帥とかになれば戦争主義の体制を変えられるかもしれないけど大事な家族と離れたくない。
ジレンマの塊ですね...
サバゲーマンです
久しぶりです?更新ご苦労様です。提督、最強これからの更新楽しみにしています。あ、実は、二週間ぐらいss投稿速報のサイトに繋がらないことがありましたがようやく治ったのかな
ついに新たな嫁がΣ
でも何かしら役に立たなそうな感じがするのは気のせいでしょうか。
球磨以外が戦闘以外で持ってるスキル
家計簿管理、教育、アイドル活動、提督代理、
家事全般、情報収集、開発、子守(←全員)
球磨さん...脱アラフォー喪女からのアンアンキシムサウンドなるか。
ビス子・・・ドイツ製のMAN社製大型ディーゼル発電機とか?w
そのうち鎮守府全員嫁にしてそう