水平線まで!!!!!!夜間鎮守府の日常
夜間しか出撃しない鎮守府での日常SSです。
※注意 原作キャラ崩壊が多くあります
前回→http://sstokosokuho.com/ss/read/913
以前の作品は私の作品一覧からご覧ください
提督
夜型人間 白髪、赤眼で日光に当たると干からびるドラキュラみたいな人。
夜戦が大好きで自分も時々参加する戦闘狂。夜になるとよく川内とはしゃいでいる。
最近は昼も活動できるようになった。昔はエロゲやってた。
大抵の事は出来る。けど中の上止まり
遂にケッコンカッコカリをして妻帯者となる。しかし、いまいちピンと来てない
娘がたくさん出来て家族サービスの日々、でも仕事が多い訳じゃないので幸せ一杯
川内
夜戦厨。提督との馬鹿騒ぎが好き。鎮守府では夜戦夜戦と煩いが戦闘に入ると阿修羅の如き力を発揮する
提督に叱られてから惹かれている模様。最近露骨になってきた
念願の結婚指輪を手に入れる、が消える 提督から指輪を貰いなおして結婚(事実婚)
娘が出来てお母さん。まだまだ若い
秘書官その1
神通
鎮守府の良心。提督と川内と那珂が好き。普段は控えめな性格だが夜戦では鬼と化す。
好きという感情を表に出すようになった、提督は気付いてない模様
翔鶴・扶桑の影響を受けヤンデレに目覚めつつある キャラの方向性が迷子
3人の中で一番奥さんしてる。
大和撫子で奥様、ちょっと力が強いだけ・・・ 奥手なのは彼女の良い所
秘書官その2
那珂ちゃん
艦隊のアイドル。川内・神通とは違い、昼間にアイドルとしてお仕事をしている。
那珂ちゃんが稼ぐギャランティは鎮守府の主な収入源となっている。
最近はネタキャラになってしまった・・・ごめんよ(´・ω・`) しかも夕立に唯一であったのアイドル属性が付与される
芸能界は厳しいな・・・ しかもケッコンもして芸能活動が危うくなりつつある
なんだかんだで愛情は負けてない。大胆さはNo,1
秘書官その3
赤城
提督の幼馴染で一航戦。大本営では強くて凛々しい大人気秘書官、実情は大食い慢心ツンデレ
長い長い恋の末、婚約。
最近子供も出来て寿退役。主婦(あまり家事はしない)に再就職
最近誰が出てないか作者自身把握しきれてない・・・
提督「・・・」
???「びえええええええええええええええ」
???「・・・」シクシク
???「・・・」チーン
提督「なんにもやってないんだけど」
???「・・・」ハッ!?
???「お前誰だぜ!?化け物だぜ」
提督「凄いシツレイな奴だな・・・俺はここの提督だ」
???「え゛っ」
提督「この将校服みてわからんか?」
???「・・・」
提督「さて、ぱっと見・・・重巡か戦艦か?名前は?」
???「いや~その・・・」
提督「どうした?名乗れないことは無いだろ?」
???「怒らない?」
提督「何で怒る必要があるんだ?」
???「今まで言ったら皆ビックリしたし、残念がったし」
提督「意味わかんないんだけど・・・」
川内「提督ここに居たの?3人迷子が・・・」シュタ
川内「ありゃ、見つけてたのね。さっすがー」
提督「迷子って・・・訓練生だったか」
川内「それにしても背おっきいね~戦艦クラス?」
???「戦艦!?」キラキラ
???「そこまでにしときな」
川内「でも訓練生は駆逐と軽巡だけだったきがする」
???「あたしらは駆逐艦だよ」
提督「ほぅ」
???「ってノーコメントかい」
提督「そりゃ身長の高い駆逐艦も居るだろうよ。年齢=艦種ってわけじゃねーし」
提督「3人ともこっちこい、泣かした侘びだ。食堂いくぞ」
???「なんなんだぜ・・・」
提督「・・・」
川内「・・・」ア~
???「」モグモグ
???「」ガツガツ
???「」ズルズル
提督「よー食うな・・・」
鳳翔「赤城さんや長門さんが3人増えた気がします」
間宮「ヒエー」
提督「俺持ちでいいよ、請求回しといて」
鳳翔「了解しました」
提督「・・・こんだけ食えば育つわな」
川内「見てたら気分悪く・・・つわり!?」
提督「見てたらって自分で言ってたじゃん!」
???「おかわりお願いします」
鳳翔「はいはーい」
???「気前良いな~あたしら3人食わすとは・・・」
提督「俺は高所得者だぞ、この位はな?」
赤城「負けてられないわ」クワ
提督「お前は対抗意識燃やすな!」
???「ご馳走様でした」
???「お腹一杯」
???「ふぃ~」
赤城「ふぅ・・・食べたわ!」キリッ
提督「そこのもと一航戦、後で説教」
清霜「ありがとうございました。清霜といいます。将来の夢は戦艦です」
早霜「早霜です」
朝霜「朝霜さ、よーく覚えておくんだよ!」
川内「よろしく~秘書艦の川内だよ」
提督「何であんなところに居たんだ?」
朝霜「同期の皆、あたい達にビビッちゃってさ~居ても空気悪いし」
早霜「まぁ適当に時間つぶそうかなって」
清霜「ごめんなさい」
提督「まぁ・・・身長160くらいが130の集団に居たら浮くか」
川内「イジメの元!ダメ!」
提督「専用の家具用意しないとな・・・」
朝霜「そこまでしてくれるのかい?司令っていい人?」
提督「ちっさいベットで寝ても疲れるだけだろ」
早霜「今までは部屋小さかったね」
清霜「ですね」
提督「部屋が出来るまでどうするかな・・・」
川内「1人部屋の人に預けてみたら?」
提督「ふむ・・・それもありか」
清霜「怖い人は嫌です・・・」
早霜「煩い人は勘弁」
朝霜「あたいは何でもござれだよ」
提督「考えとく」
神通「みなさん着任おめでとうございます」
神通「皆さんの訓練指導の神通です。よろしくお願いします」
オネガイシマース
神通「今日は皆の力を見せて欲しいの。軽いテストね」
神通「マラソンしてもらいます」
ジキュウリョクカナ? ソレナラ・・・ オモッタヨリラクカモ
神通「とりあえず終わりって言うまで走ってください。では」スチャ
神通「はい!スタート」パーン
・・・
12時間後
コヒューコヒュー バタ オエエエエエ
神通「うむむ・・・柔いですね・・・そこ、吐く元気があるなら頑張りなさい」
神通「ほら、息が出来るなら走る!」
響「ひ、ひええええええ」チラミ
電「鬼なのです」
雷「でもあたし達もっと酷かった気が・・・」
暁「うん・・・」
朝霜「うえぇぇぇ。しぬ・・・はきそう」
早霜「・・・」マッサオ
清霜「ほらほら、2人とも元気出して!」キャッキャ
朝霜「体力お化けだぜ・・・」
神通「ふむ・・・使えないことはなさそうですね、でもあれは私と同じくらいの身長・・・」
清霜「目指すは戦艦!ふぁいと!」オー
朝霜「もうトラックが死屍累々で走りにくいぜ」
早霜「鬼ってレベルじゃない、魔王」
朝霜「あれ司令の嫁だぜ?いろいろ陰口叩いたら後々やばそうだぜ」
早霜「・・・この鎮守府怖い」
祥鳳「・・・もう無理」パタリ
神通「祥鳳ちゃん!?なんで走ってるの!?」
祥鳳「弓をするには・・・基礎からって鳳翔さんが・・・」フルフル
神通「(さすが艦娘、伊達じゃないわね)」
祥鳳「コヒューコヒュー」
神通「妖精さんタンカー1つ、いや20台くらい持って来てください」ピ
提督「ありゃ・・・これは・・・」
川内「暁ちゃん達の恐怖再来・・・」
那珂「辞めるっていう子何人出るかな~」
神通「人数多くて・・・張り切っちゃって」
赤城「うわぁぁ・・・」ドンビキ
提督「手の空いてる奴は手伝え~、ほぼ全員酸欠だ」
天龍「くそ、神通のやつめ・・・鬼軍曹なのは子供出来てもかわんねーのな」バタバタ
龍田「酸素タンク重い・・・」
長門「安心しろ!ビックセブンがついてるぞ!!」ユサユサ
陸奥「姉さん揺らしちゃダメ!吐いちゃう!!」
夕立「ぽい?」ツンツン
春雨「大丈夫?」ツンツン
雪風「雪風がついてます!大丈夫ですよ」ギュ
アレ?ツカレガ・・・
時津風「さすが雪風~」
雪風「皆を元気にします!」
筑摩「7班は水分の調達を・・・6班は急いで小型酸素マスクを!」
鳳翔「お粥で大丈夫でしょうか・・・」
間宮「とりあえず作っときましょ」
鈴谷「ほら鈴谷のカレーだよ、元気になるよ」グイグイ ヒョイヒョイ
モガモガ ウゴゴゴ
熊野「鈴谷!口に詰めて殺す気ですの!?」
漣「ダクターツゥキモォリォ・・・」
朧「クロックアップで摘出」クワ
曙「遊んでないで手伝いなさい!」
神通「う~こんなんじゃ主戦で弾除けにしか使えないですね」
那珂「えぐいな・・・」
神通「やはり1ヶ月は殺す勢いでしばくしかないですね」
那珂「秋月ちゃんはそんなの無かったと思うけど」
神通「特待生ですし、壊しちゃうのもね?」
那珂「我が妹ながら恐ろしいわ」
提督「初日から死者出したらダメだぞ?」
神通「提督・・・」
提督「泣かすくらいでいいよ、当分は限界のちょっと↑でいいと思うぞ」
神通「なら昨日のマラソン集会の統計で・・・1人300週と・・・階段でも飛んで登って貰いましょうか」カキカキ
那珂「ここは陸上競技の育成施設ですいかい・・・てか靭帯切れるわ!!」
清霜「相部屋は・・・ここかな」コンコン
武蔵「はい?」
清霜「相部屋になる・・・」
武蔵「あぁ、話は聞いてますよ。私は武蔵です」
清霜「清霜といいます!夢は戦艦になることです!」
武蔵「・・・戦艦?」
・・・
早霜「早霜です。お世話になります」
筑摩「筑摩です。これからよろしくお願いします」
早霜「ご迷惑掛けるかもしれませんが・・・」
筑摩「いえいえ、私も方こそ・・・」
早霜「(なんで年下にこんな丁寧なんだろ・・・)」
筑摩「(おいくつなのかしら・・・)」
・・・
朝霜「・・・」
夕立「こんいちわっぽい!」
春雨「うわ~おっきい・・・」
朝霜「あたいは朝霜・・・だ」
夕立「夕立は夕立っぽい!よろしくね」
春雨「春雨です」
朝霜「(なんで駆逐・・・)」
夕立「何でも聞いてっぽい?」
春雨「何食べたらそんなに大きくなるの?」
朝霜「えぇ?・・・さぁ?」
鈴谷「いえーつづけー」
響「わー」
熊野「元気なことで・・・」
鈴谷「あれどうよ?」
響「死しか見えないんだよ・・・」
鈴谷「多分大丈夫だって~」
響「・・・」
熊野「鈴谷~じきに夕餉ですわy・・・」
ボーン
熊野「!?」
鈴谷「やっちまったな・・・」
響「なんだよ・・・」
熊野「また怪我してないでしょうね!?」
鈴谷「・・・給湯器壊した」
熊野「は?」
響「・・・おうめーん」
熊野「それうちの鎮守府のメイン給湯器ですわよ・・・全部のお湯止まりますわ」
鈴谷「え?」
・・・この後滅茶苦茶滅殺された・・・
電「ピザなのです!」
雷「特典付きって言葉に日本人弱いわね~」
暁「でも高くない?Lサイズで普通に3000円くらいするし」
響「すいませんピザください」プルル
暁「(・・・え?)」
電「電はテキヤキがいいのです!」
雷「わたしは・・・マルゲリータ」
響「オプションにウォッカはあるんだよ?・・・ないんだよ・・・」
電「暁ちゃんは?」
暁「え・・・えっと、め、メニュー頂戴」アセアセ
暁「バジルが入ったのがいい・・・」
響「お待たせなんだよ、えっと・・・テキヤキと・・・」
暁「(お金どうするのかしら・・・)」ヒヤアセ
あかぎ「ぱぱ~」
提督「なんだ?」
あかぎ「これ欲しい!」
提督「甘やかすつもりは無いが大抵の物は買えるぞ~どれどれ」
F-15
提督「これ買ってどうするの?」
あかぎ「乗るの!」
提督「なら免許取らないとな・・・しかも大人にならないと取れないんだよ」
あかぎ「そうなの?」
提督「いまは乗れないな~それにあかぎが大人になればもっといい物が出てるさ」
あかぎ「・・・うん?」
提督「明石のところでお菓子買ってきな、はいお駄賃」つ1000円
あかぎ「わーい、ぱぱすきー」
赤城「1000円って多くない?」
提督「そうか?1000円位ないとお菓子買えないだろ?」
赤城「そうだけど・・・あんまりお金あげちゃダメよ。なんでも買えると思っちゃうわ」
提督「実際なんでも買えるんだよなぁ・・・」
赤城「黙らっしゃい!」
提督「真の愛は買えないもんな~」
赤城「・・・そんな事言って誤魔化しても駄目。甘やかすのは悪い事じゃないけど程々って物があるでしょ」
提督「だそうだ、あかぎにこの1000円はあげれないよ・・・無力なぱぱを許してくれ」スッ
あかぎ「ままのケチんぽー」ブー
赤城「あたしを敵にしないでよ!」
明石「う~む・・・何か良いものは・・・」パラパラパラ
明石「最近は店の売り上げより、取り寄せの方が売り上げいいんですよね~」
明石「お菓子・・・桜系?それとも新人多いですし、新入生用に筆記用具類・・・」
赤城「お邪魔するわ」
明石「いらっしゃ~」ハッ
あかぎ「おかしー」タタター
明石「(彼女も提督の嫁・・・川内さん達と同じような・・・)」ジリジリ
赤城「なんで距離取るのよ・・・」
あかぎ「う~ん、じんちゃんの分も・・・」
赤城「お姉ちゃんしてるわね・・・良かったわ」ホロリ
あかぎ「せんちゃんとなーちゃんの分は?」
赤城「2人は赤ちゃんだからね、まだ食べれないわ」
あかぎ「わかった~」
明石「お子さんのおねだりですか?」
赤城「旦那が変に期待させちゃったからね・・・」
明石「まぁ・・・提督は自由奔放ですから」
赤城「妹達分も買うって聞かなくてね・・・お姉ちゃんとしてしっかりしてくれて嬉しいわ」
あかぎ「これー」
赤城「これね、明石さんお願い」
明石「はい、○○○円です(やった!端数がない!これなら・・・)」
赤城「なら丁度・・・」
提督「赤城!お前艤装どこやった!」
赤城「・・・だれの?」
提督「お前のだよ!消えてっぞ!」
赤城「ちょ・・・待ってあれ魚雷未処理だから扱い間違えたら爆発するわよ!」
提督「だから焦ってんだよ!急いで来い」
赤城「ごめん明石さん後で買いに来るわ!あかぎ!こっちきなさい」
あかぎ「???」
明石「はい~(大変だなぁ・・・)」
赤城「よっと」ダッコ
あかぎ「わーい」←お菓子持ってる
明石「( ゚д゚) 」
明石「(つд⊂)ゴシゴシ 」
明石「(;゚д゚) 」
赤城「じゃあまた!」ダダダー
あかぎ「はやーい」キャッキャ
明石「まってください!!お菓子!お子さんお菓子持ってます!!」
明石「(子供に罪はない子供に罪はない・・・あの子が悪いわけじゃない)まってえええええええええええええええええ」
せんだい「まんま!」
川内「なに?」
せんだい「あうー」
川内「ん?」
せんだい「うっう~」
川内「ごきげんね~」
せんだい「・・・」
川内「どしたの?いきなり真顔になって・・・」
せんだい「うぃ?」
川内「おしめじゃないし・・・なんだろ」
せんだい「きゃーい」
川内「喜怒哀楽が激しいわね・・・」
武蔵「戦艦ですか・・・」
清霜「はい!戦艦になるにはどうしたらいいですか!!」
武蔵「はやり適正が第一条件だと思うのだけれど」
清霜「適正?」
武蔵「艦娘になる前に身体検査したと思うのだけれど」
武蔵「個人の抱えれる身体的負担の上限値を数値化して」
武蔵「適正な艦種を選んでるのだけれど・・・」
清霜「・・・」ポケー
武蔵「清霜ちゃん?」
清霜「・・・はい!」
武蔵「難しかったかしら?」
清霜「はい!全然分からないです!」
武蔵「鍛えれば成れるかもしれないわ」
清霜「分かりやすい・・・頑張ります!」
長門「・・・」
朝霜「・・・」
長門「ど、どうも・・・」
朝霜「おう」
長門「(なんか怖い・・・」ビクビク
朝霜「(この人たしかビックセブンの・・・)長門」ボソ
長門「ひゃい!」
朝霜「えっ・・・あの・・・」
長門「・・・(この人怖い、片目隠れてる・・・ヤンキーみたい)」ブワッ
朝霜「えぇ!?」
陸奥「・・・(だまっとこ)」
朝霜「な、なんで泣いてるんだぜ?」
長門「いや、なんでも!なんでもないです!」
朝霜「いや、なんでも無くないだぜ!」
長門「ひえええええええええええ」
朝霜「うおおおおおおおおおおおおなんとかしてくれえええええええ」
じんつう「ぱ~ぱ」ギュ
提督「どうした?」
じんつう「お腹減った!」
提督「神通は?」
じんつう「おしごとにいった」
提督「今日出撃だったか・・・俺が作ろうか、食堂に行くぞ!」
じんつう「おー」
食堂
提督「厨房借りるね」
間宮「はいはーい」
提督「チャーハンでいいかな、野菜に苦手意識無いから・・・いけるだろ」
間宮「調味料は?」
提督「適当に使うからいいよ、ありがと」
間宮「鍋はそこの中華なべ使ってください、古い奴で」
提督「はいはい、油は?」
間宮「そこにある使い途中の奴で、中華系の油要ります?」
提督「子供だからいらん、あれは辛すぎる」
間宮「お肉はこれと・・・これと・・・野菜は・・・」
じんつう「なんかままみたーい」
間宮「いや~勘弁してください、刺されます」
扶桑「・・・」
翔鶴「・・・」
間宮「マジで刺されそうなんですが・・・」
鳳翔「・・・」
間宮「鳳翔さん!あの人達を・・・」
鳳翔「・・・」ジトー
間宮「あっ・・・敵しかいない」
那珂「♪~」
軽巡棲鬼「♪~」
提督「那珂~・・・あれ?」
那珂「なんか用?」
軽巡棲鬼「どうも・・・」
提督「あれ・・・那珂そっくり・・・妹?」
軽巡棲鬼「いえ・・・私は」
那珂「那珂ちゃんの妹分には変わりないけど・・・」
提督「顔立ちも髪型も・・・でも浮いてるな」ジー
軽巡棲鬼「あ、あの・・・そんなに見ないで・・・///」
提督「・・・那珂とは逆なキャラ、すごいギャップ」
提督「でもすごくかわいく見える・・・」
那珂「・・・」ムッ
スパーン
提督「いった!?」
那珂「嫁の前で他の女見て鼻の下伸ばしてる!浮気!」
提督「えぇ!?それで?」
那珂「ゆるさなあああああい」ペシペシ
提督「いててててて」
軽巡棲鬼「なんかごめんなさい・・・」
Bismarck「ゆー」
呂500「ねーさま!今はろーちゃんです!」
Bismarck「あぁ・・・ごめんなさい。ろー」
呂500「はい!なんでしょう!」
Bismarck「潜水艦の子達とは上手くいってる?」
呂500「はい!いむや~もいくもとっても優しいですって!」
Bismarck「困った事があれば私に言うのよ?」
呂500「ねーさまさやし~だいすき!」ダキツキ
Bismarck「(・・・なんだろう凄い娘にしたい)」←めちゃ顔緩んでる
漣「・・・うわ」
Bismarck「!?」
漣「ロリコンだったとは・・・たまげたなぁ・・・」
Bismarck「は?」
漣「こわいこわい・・・」ソソクサ~
Bismarck「ちょ!?待ちなさい!変な誤解が・・・」
呂500「♪~」スリスリ
Bismarck「(かわいい・・・)じゃなくて」
Bismarck「漣~!!」
提督「なんかむしゃくしゃするな・・・」イライラ
提督「しかし、他人に当たるのは屑・・・物に当たるのも屑・・・」
提督「叫んで剣振っても・・・子供に見られたら・・・」
提督「う~ん・・・こんなの考えてたら余計イライラするな」
提督「どうしたものか・・・」カァ~
提督「とりあえず仕事ばっくれて考えよ・・・」スタコラー
・・・
提督「しずか~に1人で釣りもいいな」←釣り用装備(Full)
戦艦水鬼「トナリイイデスカ?」←釣り用装備(Full)
提督「いいですよ~」
戦艦水鬼「ツレマスカ?」
提督「まぁまぁですね~大物は無いですけど・・・」
戦艦水鬼「オオモノネライジャナイノデ・・・ヨット」
提督「女性でその装備は中々ですね・・・」
戦艦水鬼「ソウデショウカ・・・シュミカコレシカナイモノデ」
提督「好きなものを謳歌出来るのもいいと思いますよ、そんな人を見てると気持ちがいいです」
戦艦水鬼「・・・」
戦艦水鬼「フシギデス、フダンハヒトトハナシナガラツラナインデスガ・・・」
提督「おや、それは・・・我々は似たもの同士かもしれませんね」
戦艦水鬼「アイショウガイイト?」
提督「個人の主観ですがね・・・」
戦艦水鬼「クドクノガオジョウズデスネ」
提督「これでも妻子持ちなんですがね・・・」
戦艦水鬼「ナラ、ソノクセナオシタホウガイイデスヨ」
提督「善処します」
朝霜「まさかあたいが実践参加できるとは・・・」シュー
夕立「夕立から離れたら駄目っぽい!」
朝霜「(このちっさいのに何が出来るのか・・・)」
≪敵、捕捉!
春雨「夕立ちゃん!来たよ!」
夕立「ソロモンの悪夢、見せてくれるっぽい!」ガション
春雨「いくよ!朝霜ちゃん!」
朝霜「春雨先輩?あのひとデッカイ盾持ってるんですが・・・」
春雨「持ってきたかったんだって」
朝霜「はぁ・・・」
夕立「多くの英霊達が無駄死にでなかった事の証の為・・・ここで消えてもらおう」
夕立「うおおおおおおおおおおお、沈めええええええええええええ」ドカーンドカーン
朝霜「!?あの人単騎で突貫したぜ!?いいんだぜ!?」
春雨「当てることは出来ないだろうけど注意をこっちに引き付ける!撃って撃って!!」
朝霜「は、はい!」ジャキン
・・・
夕立「やっぱ無理っぽい・・・」中破
春雨「辛くも勝利って奴だね・・・死ぬかと思った・・・」中破
夕立「盾の性能はいいっぽい・・・でも肝心の脚部の出力が・・・足りないっぽい」
春雨「明石さんに報告だね」
朝霜「・・・」大破
春雨「朝霜ちゃん大丈夫?」
朝霜「夕立さん・・・」
夕立「ぽい?」
朝霜「これから姉さんと呼ばせてください」
夕立「・・・ぽい?」
朝霜「すっごいかっこよかったぜ!やばかったぜ!」キラキラ
夕立「・・・あ~」
朝霜「姉さん!どうやったら強くなれるんだぜ?」
夕立「・・・神通さんについて行ければ、多少は・・・ぽい」
朝霜「頑張るぜ!」
神通「今日は的に当てたら終わりですよ~」
シーン
祥鳳「はい!」
神通「祥鳳ちゃんは弓で狙ってみてね」
祥鳳「はい」
神通「他の子達は動く的を狙ってください、ちなみに速度は・・・」
的「艦載機レベルやで」
神通「敵空母の艦載機レベルにしてあります、当たるまで帰らせません」
ウワァ・・・
神通「戦場に出て1機くらい落とせないと本当に盾として使いますよ?」
・・・・・・
神通「冗談はここまでにして、始めましょう。先輩達はこれクリアしてますからね~」
朝霜「まじかよ・・・」
早霜「・・・」シロメ
清霜「戦艦になるために!」
夕立「これは簡単っぽい!朝霜も気合いれるっぽい!!」
朝霜「姉さん・・・頑張るぜ!」
武蔵「体を壊しては駄目ですよ?」
清霜「はい!」
筑摩「安心してお眠りください」
早霜「ひどくない?」
筑摩「提督!」
提督「どした?」
筑摩「お弁当、作ってみました・・・よかったら・・・」
提督「ありがとう、お昼にいただくよ」
・・・
提督「・・・」モグモグ
提督「うめぇなぁ・・・」
筑摩「・・・」チラミ
筑摩「胃袋から攻める!鳳翔さんが言ってました!」
・・・
筑摩「提督!」
提督「さっきはありがとう、おいしかったよ」
筑摩「今日の執務は終わらせました!」
提督「え?」
筑摩「ごゆっくりしてください!」
提督「ありがと・・・」
筑摩「(甲斐甲斐しさをアピール!利根姉さんが言ってました)」
・・・
筑摩「提督」
提督「最近すまないね、色々やってもらちゃって」
筑摩「いえ、私は大丈夫です」
提督「そういわずに今日はゆっくりしなさい」
筑摩「しかし・・・」
提督「体を壊されても困る、大人しく言うことを聞いてくれ」
筑摩「・・・はい」メガハート
筑摩「(何だが進展してる気がします!)」
夕張「AKでしょ」
Bismarck「SRね、一方的なのは気分がいいわ」
漣「芋か・・・掘らなきゃ・・・」
Bismarck「あんたいつも同じ戦場入ってきて後ろからナイフするのやめてくれない?」
漣「あんな掘って下さいアピしてるのが悪い」
夕張「仲いいわねぇ・・・」
鈴谷「・・・」ダダダダ ボカーン
鈴谷「あっ戦闘機」カチカチ
バシュン クィッ ボカーン
Bismarck「はぁ?」
夕張「あれは・・・教団員か」
漣「えらい高度なテクを・・・地味に難しいのに」
Bismarck「リアルで出来たら楽なのに・・・」
漣「お前・・・高速で飛ぶ敵を手動誘導で当てれると思ってんの?馬鹿じゃないの?」
Bismarck「当たり強くない?」
夕張「あぁ・・・C4付けて突っ込みたい」
夕張「そういえば私、今日進水日だったわ」
鈴谷「まじで~」
夕張「興味皆無だな・・・」
鈴谷「この年になったら億劫なだけでしょ」
夕張「まぁ・・・そうね」
鈴谷「お祝いされて嬉しくない訳じゃないけど・・・なんかねぇ?」
夕張「お誕生日会って年でもないし、妥当っちゃ妥当ね」
鈴谷「なにも用意してないけど・・・カレーならあるよ」スッ
夕張「なんであるのよ・・・」
鈴谷「何がいい?キーマ?インド?マトン?ダール?スープもあるよ」ズラー
夕張「あんたはどこぞの青狸か・・・」
提督「・・・」ポケー
せんだい「ぱぁぱ!」
提督「ん?」
せんだい「あい!」テテテ
提督「こら、服の中に入ってくるな・・・」
せんだい「あぅ?」
提督「こういう所母親似だな」
川内「はぁ!?///」
那珂「聞きました奥さん?母子揃ってお父さんの服の中に入るらしくてよ」
赤城「大胆ですね~」
那珂「赤ちゃんはいいとして・・・奥さんが突入するのは・・・」
川内「してないよ!!///」
提督「この子恥かしがりやだから弄るの辞めたげて」
川内「てーとく!!」
赤城「あたしは・・・」
那珂「初心~」
川内「くそっ///・・・いつか痛い目合わす」
那珂「やれるもんならどうぞ~」ヒラヒラ
赤城「えぇ!?あたしはそんな余裕無かったんだけど・・・」
那珂「見てたら馴れるよ」
赤城「いや、一日や一月でどうにかなるレベルじゃないですよ」
会議室
提督「みんなおはよう、夜だが俺は寝起きなのでおはようという」
川内「どうしたの?召集なんかして・・・」
提督「はい、演習相手の鎮守府から多くのクレームを頂いております。その紹介を・・・こちらになっております」
書類ドッサリ
那珂「クレーム?」
提督「厳密にはクレームというよりお願い・・・かな?」
提督「読んでて思ったんだが、本人にも自覚が無いことも多そうだったからな。発表して自己注意、もしくは指摘してやってくれ」
提督「安心しろ、今から名指しだが悪いことは無い・・・ただ個人の癖だ」
・・・
提督「はい、1つ目。暁ちゃん」
暁「・・・私か、トップバッターは嫌だったのに」
響「b」ポンポン
暁「いや、ここに呼ばれてるって事は響も言われんのよ?」
提督「演習相手から『そちらの電気を使う駆逐艦、水飛沫に帯電させて攻撃するの勘弁して頂けませんか?何人か雷がトラウマに・・・』」
雷「私!?何もしてないのに・・・」
暁「いや、雷じゃ無いわよ」
提督「暁・・・そんな惨いことしてたのか・・・駄目だぞ?」
暁「これが一番早く終わるし・・・動けないと味方の的にもなるから」
川内「発想が惨い・・・」
提督「砲撃戦してやれよ」
暁「こんな改装施したのは誰よ?」バチバチ
提督「すいませんでした」
提督「つぎ、那珂」
那珂「はーい」
提督「演習中にライブ始めんな、以上」
那珂「かんけとぅ~」
提督「お前はファンが多い、周辺に人が集まってきて危ないだろうが・・・この前はテレビ局のヘリ来ただろ」
那珂「でも死人でてないし、怪我人も・・・」
提督「出てるよ!気が反れて砲弾直撃して骨折した子が!」
那珂「・・・自己責任で」
提督「ライブはちゃんとした所を用意しているだろうが・・・以後気をつけるように」
那珂「はーい」
提督「次に夕立」
夕立「ぽい!?」ビクッ
提督「『いつも思うのですが、夕立ちゃん。演習中、笑顔で踊ったり・笑いながら魚雷撒いたり・叫びながら突撃してきたりと・・・性格がコロコロと変わっているように見えます。とても心配です』だそうだ」
夕立「・・・ぽい?」
神通「ラジオのお便りみたいですね」
提督「この鎮守府の提督は夕立のファンらしい。ファンレターも一緒にあるぞ。読んでやれ」
夕立「夕立はやりたい事やってるだけっぽい!」
提督「前の行動との関連性が皆無だからな・・・仕方ないわな」
夕立「あと、役作りの練習にもなるっぽい!」
夕立「お手紙のお返し書くっぽい」カキカキ
川内「家宝確定だね・・・」
漣「売れそう・・・オークションとかで・・・」
朧「げすい」
提督「神通」
神通「・・・はい」
提督「『艤装壊さないでください。お願いします』他多数」
神通「・・・」メソラシ
提督「Bismarckの時もそうだが・・・味方だぞ?艤装修復って数週間じゃ済まないんだが」
神通「皆さん本気で来ますし・・・手加減したら悪いかなって」
提督「確かに手を抜くのは相手を侮辱してる。だけどタダじゃないんだ」
神通「・・・はい」フルフル
提督「泣くな、別に怒ってるわけじゃないんだ。ちょっと気をつけて欲しいだけなんだ」ダキシメ
神通「・・・」ギュ
提督「神通が心優しいことは俺が誰よりも知ってる、だから皆に誤解されて欲しくないんだ」
神通「・・・うん」
扶桑「・・・」ゴゴゴ
筑摩「・・・」ムスー
鳳翔「・・・」ニコニコ
翔鶴「・・・チッ」
天龍「たつたぁ・・・俺なんでこの人達に挟まれてるの・・・」
提督「・・・赤城、なぜお前に関しての書類がある?」
赤城「あたし退役してるわよ?」
提督「赤城には演習相手のとの面識があったりするから引率と頼むが・・・」
提督「なぜ向こうの食堂で食べ荒らして帰ってくるんだ?演習だけして帰って来いよ・・・」
赤城「お食事はいくらでも食べていいって皆言うし・・・」
提督「だからって演習相手に兵糧攻めしてどうする!?鎮守府によっては有料にしてる所もあるんだぞ!」
赤城「そうなの!?」
提督「・・・演習行くとき弁当持たせてるだろ?それで我慢してくれよ」
赤城「あれって鳳翔さんが作ってるの?美味しいけど」
提督「俺だよ!俺が作ってるの!」
赤城「まじ!?」
提督「マジだよ!寝る前に厨房借りてるんだよ」
川内「おかず何が入ってるの?」
赤城「卵焼きとか・・・この前はコロッケが入ってました!」
神通「いいなぁ・・・」
那珂「女子力高いな・・・」
赤城「旦那に家事と仕事させてる主婦・・・負けたわ」ガックシ
朝霜「zzz」
ホワンホワンホワン
夕立「ぽい~」
朝霜「あっ姉さっ・・・」
夕立2「ぽいぽい」
朝霜「あれ!?姉さんが2人!?」
夕立3「ぽいぽ~い」
朝霜「!?!?」
夕立4「ぽいぽいぽ~い」
朝霜「なにがどうなって・・・」
ポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイ
朝霜「うわああああああああああああああああああ」
朝霜「はっ!?」ガバッ
朝霜「なんだ夢か・・・姉さんが増えるなんて・・・」
夕立「どうしたっぽい?」
朝霜「姉さん、聞いてくださいよ~さっき夢で・・・」
夕立2「何かあったっぽい?」
朝霜「えっ!?」
夕立3「何々!?何があったぽい?」
夕立4「我々の真実の戦いを、のちの世に伝えるために・・・ジークシ○ン!!」
朝霜「・・・」チーン
ホワンホワンホワン
朝霜「ウーンウーン、姉さんが・・・姉さんが」zzz
春雨「朝霜ちゃん悪い夢でも見てるのかな?」
提督「俺への苦情もあるな・・・ここで発表しとくか」
提督「『演習に参加しないでください』『ボーキくださいっす』『勝手に人持って行くな、人が足りません』」
提督「う~ん・・・」
川内「どっちかっていうと・・・自業自得?」
神通「ボーキサイトはいつも渡してますけど」
提督「最近は鋼材も募集中らしい」
那珂「おんぶに抱っこやん・・・」
提督「空母メインだから資源消費がな~」
提督「まぁ・・・それはいいとして演習でたいよ~暇だし~」
赤城「1枠使わないでよ、それなら新人入れなさいよ」
提督「・・・」
川内「北上さんに任せるか」
神通「そうですね」
提督「俺、提督なのに・・・権限無い・・・」
早霜の観察日記(筑摩さん)
早霜『なんとなく始めてみた』カキカキ
早霜『対象は・・・相部屋のひと、緑でチャイナみたいな服着てる』
早霜『司令官が好きらしい、聞いてみたら』
筑摩「好きよ、好き過ぎて狂ってしまいそうなほど・・・」
早霜『もう狂ってるみたいだ』カキカキ
筑摩「とっちゃだめよ?」
早霜『・・・このひと精神科行ったほうがいいんじゃないか?』
早霜『・・・まぁ、変な人ほど仕事できる。旗艦やらなんやらを任されてる』
筑摩「そうですね・・・ここの調整を・・・」
北上「そのほうが効率的か・・・感謝します」
早霜『司令官がいないと人柄のいい敏腕キャリアウーマン・・・異動をオススメする』
早霜『この人面白いから日記代わりに着けようと思う」カキカキ
パタン
早霜「ねよ・・・」
夕張「今回は同人ゲームに挑戦しました!」
提督「ゲームは・・・あかんて・・・CDまでならいいけど・・・ゲームは禁止だって」
夕張「まぁ実際売るわけじゃないですし、自分達で楽しむなら・・・」
提督「イベントで配布したら駄目だぞ」
夕張「了解です」
提督「どんなゲームなの?」
夕張「【Admilove!!】恋愛ゲームです」
提督「顎長かったり、鳩でてこねーだろうな・・・」
夕張「絵は同人作家である私の絵ですよ!心配はご無用!」
提督「遊んでみるか・・・必要スペックは?」
夕張「必須CPUはi7です!」
提督「敷居たかすぎなぁ!?このゲームするのにいくら投資すんだよ」
提督「始めるか・・・」カチカチ
【名前を入力してください】
提督「こんなのデフォでいいよ」
○○○○で決定しました
【好きな艦種を選んでください】
提督「艦種って恋愛ゲームで聞くことじゃねーよな」
提督「軽巡で」
【性別を選んでください】
男【提督】 女【艦娘】
夕張「男女どちらでも出来ます!男性なら提督、女性なら艦娘になって恋をします!」
提督「へ~凝ってるね」
提督「せっかくだし、艦娘でやってみるか」
【コードネームを決めてください】
提督「ナニコレ」
夕張「いわゆるオリジナル艦娘なので名前とは別に艦娘名を入れてください」
提督「オリジナルか・・・妥当だわな、なら・・・」
【軽巡洋艦 必滅 に決定しました】
夕張「名前物騒ですね・・・てかテラ中二」
提督「いいだろ?かっこいいだろ?」
【ゲームを開始します】
≪この物語はフィクションです。実在する団体、施設、機関とは一切関係ありません≫
提督「大切だな」
夕張「はい」
夕張「艦娘編ではヒロインのパラメーターを上げて1軍になることが最初の目標です」
夕張「一応 筋力 走力 肩力 ・・・などの8個のパラに分類されてまして」
提督「パワフルな野球ゲームじゃん・・・」
夕張「攻略対象は色々いますよ、ショタ・クール・俺様・熱血・病弱・・・」
提督「へ~すごいな・・・」
【姉様『我が姉様である、姉様と呼べ!』】
提督「・・・俺この人知ってる」
夕張「特別ゲストの舞鶴鎮守府提督です」
夕張「一応・・・攻略対象にはしました」
提督「えぇ!?あの姉様を!?」
夕張「でも難易度的には提督のほうが上なんですよね~」
提督「姉様よりも高難度な提督が居るのか・・・」
【提督『横須賀鎮守府所属の提督だ、よろしく頼む』】
提督「おれっっっかよ!!」
夕張「提督はすごい大変ですよ~まず強くなって1軍になって、奥さん4人を掻い潜り好感度上げないと始まりませんから」
提督「これ絶対あいつらに見せるなよ・・・?」
川内「提督!これあげる」
提督「なにこれ・・・餅?」
川内「菱餅!戦場で拾った」
提督「食べれるの?」
川内「わかんない」
提督「一応柔らかいな」グニグニ
提督「妖精さんに見てもらうか」
川内「そこまでする?」
提督「何入ってるか分かんないし・・・チビ共が食べて体壊したら大変だ」
赤城「ふんふんふんふふふんふ~ん♪」
提督「機嫌がいいな」
赤城「いや、そう見える?」
提督「あぁ・・・」
赤城「あかぎが絵を書いてくれたの」
提督「ええ子や」
赤城「涙出たわ」
提督「あの子は俺らが守らないとな・・・」
赤城「そうね」
ドカーン ギャアアアアアアアアアアア
熊野「提督!鈴谷が烈風にやられました!」バン!
提督「・・・」
赤城「・・・」
提督「鈴谷守らなきゃ・・・」
祥鳳「う~ん・・・」
祥鳳「最近、筋肉付いちゃったなぁ・・・」
祥鳳「体のラインが・・・」
長門「今日は何を食べようかな~」
祥鳳「あの人いっつもたくさん食べてるけど・・・すごいスレンダー・・・」
長門「お腹減った・・・」
祥鳳「(観察してみよう)」
・・・
長門「・・・」チラ
祥鳳「」ジー
長門「すごい食べずらい・・・」
陸奥「あら姉さん、全然箸進んでないじゃない」
陸奥「エビフライもらい~」ヒョイ
長門「おわぁ!やめろ!それ一番大きいの・・・」
陸奥「ん?」モグモグ
長門「ウワーン(ノTДT)ノ 」
陸奥「痛い痛い!なんで殴るの!」
祥鳳「・・・」
川内「・・・あれは体質だと思うな~」
祥鳳「お姉ちゃん?」
川内「軽い運動してればいいよ~後、スレンダーになったからって運動やめると筋肉が脂肪になるから注意ね」
祥鳳「・・・はい」
青葉「提督、一つ聞いてもいいですか?」
提督「なんだ?」
青葉「提督って自分の時間取れてるんですか?」
青葉「部屋では賑やかそうですし、お子様達も遊びたい盛りでは?」
提督「・・・たしかに休日はほぼ無い」
提督「服買いに行ったり、日用品買ったり、出かけたり・・・」
青葉「よく持ちますね・・・」
提督「父親なんてこんなもんさ・・・この年になって家でのんびりしたい父親の気持ちが分かったわ」
提督「なのでうちには有能な部下達が沢山!」
青葉「サボる気満々じゃないですか・・・」
北上「2人とも・・・まだ半分も終わってないですよ?」←すごい仕事が好き
扶桑「お茶持って来ましたよ」←すごい提督が好き
筑摩「艦隊帰等しました」←すごい提督が好き
翔鶴「そろそろお夕飯の時間ですね・・・」←すごい提督が好き
提督「・・・お酒か」
神通「たまにはこんな席もありなのでは?」
提督「あまり得意ではないんだけどな・・・」
神通「私や姉さん達ならいいですけど・・・他の女の人とは駄目ですよ?」
提督「それはもう嫌って言うほど理解したよ」
神通「ふふふ、本当ですか?」
提督「実はもう酒入ってないだろうな・・・」
神通「こうなるのは貴方の前だけですよ?」ウフフ~
提督「むぅ・・・」
・・・
神通「・・・あれ?」
神通「記憶が・・・」ムクリ
提督「おはよう、目が覚めたか?」
神通「はい・・・」ポケー
神通「!?」
提督「どうした?」
神通「あれ?・・・朝?」
提督「うん」
神通「・・・・何があったか覚えてません」
提督「流石に瓶10本は開けすぎたな・・・俺も頭痛いわ・・・」
神通「そんなに・・・じんつうの朝ごはんを・・・」モゾモゾ
神通「あれ・・・下着が・・・」
提督「・・・あれ」ユビサシ
布切れ
神通「・・・へ?///」
提督「いや~想定外だったわ」
神通「は・・・ていと・・・!?」
提督「どうした?」←首元にすごい噛み後
神通「何が、何があったの・・・」フラァ
医務妖精さん「ナニコレ・・・エグレテルヨ?」
提督「いや~その神通とお酒飲んでいい感じになってさ・・・」
医務妖精さん「イヤラシイノハイヤヨ?」
提督「実はさ・・・そういう事になる前にさ・・・」
・・・
提督「神通・・・」
神通「ふぇ?・・・いや・・・」
提督「怖くないよ?」
神通「うぅぅ・・・///」プシュー
提督「大丈夫か?」
神通「あの・・・その・・・あわわわわわ」
ブチン
神通【グルルルルル】
神通【グガァ!】ガブ
提督「・・・っ!」
提督「神通・・・別に怖くないぞ?」
神通【・・・】
提督「神通?」
神通「zzz」
提督「寝てるやん・・・」
・・・
提督「って事があってさ」
医務妖精さん「ソレニシテモ・・・ハガ・・・メチャクイコンデマスヨ」
提督「愛の代償じゃね?」
医務妖精さん「オモスギデショ」
神通「・・・」
川内「じんつー出ておいでー」コンコン
那珂「だれも笑ったりしないし~」
赤城「別にあいつも怒ってませんよ」
神通「・・・噛むだけなら可愛げがあったのに、下着ビリビリって・・・」
川内「えぇと・・・何て言うの・・・ワイルド?」
神通「・・・もう出ません」
那珂「姉さん何へんな事言ってるの!傷口抉っちゃ駄目でしょ!」
川内「だって・・・そんなタイプだとは想像も付かなかったし」
那珂「それはそうだけど・・・だからって」
川内「でも下着が布切れになるって何したの?破いたの?それとも破けるような・・・」
那珂「ストップ!それ以上言ったら出てこなくなっちゃう」
提督「あの3人は俺の部屋挟んで何してるんですかね・・・」
赤城「立て篭もり?」
提督「自分の部屋でやってくれよ!?」
ワイワイ キャッキャ ウフフ
提督「今日は賑やかだな・・・何事?」
北上「夕立さんと共演したアイドルの方々なのですが・・・この豪雨で交通網が麻痺してましてね、我が鎮守府で受け入れてます」
提督「流石にこれは帰ってくださいとは言え無いな、夕立は?」
北上「既に立ち入り禁止区域の書いた地図を配布し、夕立さんには説明に回ってもらっています」
提督「俺が出るよりは温厚に済みそうだな・・・任せてもいいか?」
北上「この位なら朝飯前ですよ」
提督「俺は執務室に居るから、全艦娘に『怪我させるな』とだけ伝えておいてくれ」
北上「あいさー」
・・・
アイドルR「・・・」コソコソ
「そこの者どうしたのだ?」
アイドルR「ひぅ!?・・・あの、その・・・トイレは・・・」
天津風「秘められた花園であるか・・・それならその道を進み・・・」
アイドルR「・・・」
天津風「どうした・・・我の顔に・・・!?」ハッ!
アイドルR「(この者、我と同じ瞳を持つ者・・・)」
天津風「貴殿は・・・もしや、天の祝福を受けし偶像・・・」
那珂「やばいやばい・・・」
川内「何をそんなに・・・って同業者か・・・」
那珂「那珂ちゃんが子持ちでケッコンしてるのがばれる・・・」
川内「あの子達はいくつくらいなの?」
那珂「基本は中高生かな?夕立ちゃんと仲いいからほっといてくれると・・・嬉しい」
那珂「キャリア的にはあっちの方が設立早かったからね~那珂ちゃんは後輩かな?」
川内「へー」
那珂「年齢の事もあってさん付けで呼ばれるけど」
川内「那珂ちゃんさん?」
那珂「なぜちゃんを付ける・・・」
赤城「それにしても面子凄いですね・・・基本テレビで見る人達ばっかり」
あかぎ「すごーい!テレビのおねーちゃんだー」キャッキャ
じんつう「すごいの?」
あかぎ「あんまり会えないよ?」
じんつう「でもまま(那珂)もあいどるだからいつでもあえる!」
あかぎ「そうだね・・・ありがたみないね」
あかぎ「う~ん、ままのほうがつよい!」
川内「そりゃね・・・あの人達戦場出ないから」
じんつう「ステージがせんじょう!って言ってた」
那珂「そう!アイドルにとってステージが戦場であり独壇場!」
≪ナカサーン
那珂「なんで那珂ちゃんを呼ぶのさ・・・勘弁して欲しいよ・・・」
川内「なかの面倒は見とくよ」
那珂「おねがーい」タタター
じんつう「あかぎおねーちゃん」
あかぎ「どったのじんちゃん」
じんつう「このまえてれびでみたんだけどーふつうはままは1人らしいよ?」
あかぎ「そうなの!?」
じんつう「らしいよ~ふかかい?だね」
あかぎ「パパはお金あるからこまらないって言ってた」
じんつう「ならあんしんだね」
赤城「あんた達・・・その年でそんな会話しないでよ・・・」
川内「提督も提督だね・・・もっと夢持たせたほうが・・・」
赤城「しかし、現実を知るのも必要では?」
川内「そうだね・・・両立させないといけないね」
川内・赤城「はぁ・・・」
川内「・・・賑やかだねぇ」
???「す、すいません。お聞きしてもいいですか?」
川内「ん?」
アイドルA「すこし変な質問かもしれませんが・・・もしかして・・・」
アイドルA「忍者ですか!!?」
川内「(えぇ・・・忍者ですか?って人に聞く質問じゃ・・・)」
川内「・・・あたしはそんなつもりは無いけどね~色々出来るよ?」
アイドルA「い、いろいろ・・・?」
川内「例えば~」シュ
川内2「増えたり~」
アイドルA「分身の術!?」
川内「後は後ろに回ったり」シュタ
アイドルA「∑(゜Д゜ノ)ノ」
川内「あとは手裏剣とクナイ使えるだけかな~」
アイドルA「す、すごい!!どこでそんな修行を!!」
川内「特には修練積んでないけど・・・あたし艦娘だからさ」
アイドルA「艦娘になれば忍者になれる・・・?」
川内「なれないなれない」
天龍「アイドルとかわかんね~那珂と夕立しかわかんね~」
龍田「天龍ちゃんテレビあんまり見ないものね~」
木曾「いま避難して来たのは所属大手プロらしいぞ?」
天龍「ならサインでも貰うか?」
木曾「興味なさそうに言うなよ」
天龍「俺には良く分からん」
龍田「長門ちゃんとか好きそう・・・テレビっ子だし」
木曾「駆逐共も好きそうだな・・・」
天龍「賑やかだが・・・キャピキャピしすぎ・・・ついてけないわ」
龍田「あぁいうの提督好きそうじゃなさそ~」
天龍「好きじゃなかったら那珂を娶ってないだろ」
木曾「アイドルね~」
クイクイ
木曾「ん?」
天津風・アイドルR「闇に飲まれよ!」
木曾「・・・おう、お疲れ」
天龍「よく言葉通じるな」
龍田「木曾ちゃんもそっち側の人間?」ウフフ~
木曾「これでも大変だったんだぞ?」
提督「・・・」ザーザー
神通「|ω・`)」
提督「・・・おいで」
神通「」テコテコ
提督「この前は強引過ぎたな」
神通「そんな事・・・ないです」
提督「あの時は何もかもすっ飛ばしたからな・・・」
神通「幻滅、しないんですね」
提督「そんな軽い気持ちで告白してないぞ?」
神通「でも・・・痛かったでしょ」
提督「・・・ビックリしたけどね」
神通「・・・」
提督「泣きそうな顔しないでくれ、美人が台無しだ」
神通「・・・好き」
提督「俺も」
・・・
川内「今は立ち入り禁止でーす」
赤城「ご協力おねがいしまーす」
筑摩「(´・д・`)」ショボン
扶桑「そんな時もありますよ」
天津風「我は・・・悠久に吹く風・・・エアヴァルトゥングヴィント!」
アイドルR「え、える・・・?」
天津風「悠久の風という意味であるが?」
アイドルR「ふむ・・・風の眷属であるか・・・」
天津風「貴殿も名高き堕天使・・・現世では姿を変え偶像成りて、如何した?」
アイドルR「我は出会ってしまったのだ、我と同じ瞳を持つものに・・・そしてかの者に導きを受け、我は偶像としてこの地に降りたたん」
アイドルR「我もあの者の瞳に囚われたのかもしれん・・・」フフフ
天津風「ほぅ・・・それは・・・ Brynhildr も恋慕を思うか・・・」
アイドルR「いやっ///これは・・・///」アセアセ
天津風「別に公言せぬ、他者の恋路には興味は無い」
アイドルR「感謝する。貴行とは好い杯を交せそうであるな」
天津風「貴殿とは栄光なる暁に天より射ずし旋律を・・・」
アイドルR「今宵は聖母も涙する時、時間は悠久に有ろう、さぁ闇より生まれし導きの鎮魂歌を!」
祥鳳「いっぱいサイン貰っちゃった~」ルンルン
提督「祥鳳、走ると危ないぞ」
祥鳳「お兄ちゃん」
祥鳳「みてみて~アイドルの子達からいっぱいサイン貰っちゃった!」
提督「アイドルならうちにも居るだろ?」
祥鳳「そうだけどさ~那珂お姉ちゃんや夕立ちゃんは世間的にも堅めのアイドルだし」
祥鳳「親衛隊がきもいオタクじゃ無くて、本物の軍隊みたいだし・・・」
提督「そうなの?」
祥鳳「お兄ちゃんテレビ見ないの?」
提督「見ないけど・・・」
祥鳳「那珂お姉ちゃんは結構ゴシップにも取り上げられてるからね~」
提督「なんだと!?」
祥鳳「え~っとちょっと待ってね」スッスッ
祥鳳「ほら、先月のニュース」
『実は子持ち!?人気アイドル激写』 『事実婚か、人気アイドルの陰に潜む男の影』
提督「俺やん・・・間違ってないんだよなぁ~」
祥鳳「よく外出かけてるでしょ?だから写真取られるのよ・・・アイドルを奥さんにしてるんだから気をつけたら?」
提督「返す言葉もありません・・・」
祥鳳「夕立ちゃんは・・・これこれ、『若干○○才!ジョニー・デップも顔負けな百面相。夕立に迫る!』」
提督「へ~あいつ、そんなに芸風変えれるのか」
祥鳳「ネットでは多重人格説が出てるくらいだよ」
提督「すごいな・・・」
祥鳳「あたしも何か秀でてる物があればな~」ウ~ン
提督「(・・・『艦娘』って事いつ打ち明ければいいかな)」
響「ぉぉぉ・・・」キラキラ
アイドルÁ「ん?ワタシになにかゴヨウですか?」
響「サインください」
アイドルÁ「ダー、いいですよ」
響「ぉぉ~」ワクワク
暁「そういえば響あの人のファンだったね」
雷「年相応の可愛い反応ね・・・」ウフフ
電「なのです!とっても笑顔なのです!」
暁「いつもあれくらい素直なら・・・」
電「それは響ちゃんでは無い気がするのです」
暁「それの面倒見てるの私なんでけど・・・」
雷「定めね、頑張りなさい」
暁「電や雷も手伝ってよ!」
電「電たちのキャラではないのです」
雷「あの子、中々言うこと聞いてくれなくてね・・・」
暁「・・・はぁ」
響「写真!写真も撮っていいですか!」
アイドルÁ「とても可愛らしいファンですね・・・いいですよ」フフ
響「やった」
提督「ふむ・・・一般人との交流ってのも機会を増やしてもいいかな・・・いい風が入ってそうだ」
赤城「どこの鎮守府でも交友が限定されちゃってね・・・どうしても退役後のサポートが大変よ」
提督「ああいった交流は世間にもよいイメージを出せるかな?」
赤城「アイドルなら尚更効果ありそうね」
提督「怖いのは『こんな子達に戦争させている』って言葉だな・・・」
提督「こればっかりは俺が頭下げてもどうにもならん」
赤城「別にそこまでの責任を負うことも無いわ、あたし達は志願したんだから」
赤城「あたしは退役してるけどね」
提督「志願を受け入れる俺達もどうかしてるぜ・・・」
赤城「だからって・・・あんた1人で出撃するのはどうかと思うわよ?」
提督「・・・あれ?ばれてた?」
赤城「昔から1人で抱え込むじゃない・・・」
赤城「守るものが増えたのは分かるわ、でも帰りを待つ人も居るのよ」
赤城「あんまり心配させないで」
提督「あぁ・・・」
妖精さん「スクランブルハッシン!スクランブルハッシン!」
整備妖精さん「カタパルトシャセンカクホシテ!」
ウ~ウ~
鈴谷「よっと」ガション
整備妖精さん「コンカイハセインユニットノシケンダカラキラクニネ」
鈴谷「こんなカタパルトあった?使ったこと無いんだけど・・・」
明石「今回試験的につくってみました。思ったより”飛ぶ”らしいので気合入れてくださいね」
鈴谷「は?飛ぶ?」
≪緊急発進、緊急発進。準備できる奴から射出しろ
明石「ではちょっとしたスカイダイビング楽しんできてくださいね」
鈴谷「まって!無理無理、私の装備見て!こんな装備で着地上手くいくわけ無いじゃん!!」
整備妖精さん「カタパルトニコテイ、アトハジュンビマチデス」
明石「レッツゴー」パチン
妖精さん「ゴー」ポチ
シュイイイイイイイイイン
鈴谷「うをああああああああああああああああああ」
バシュン
・・・
提督「お~飛んでる飛んでる」
天龍「何だよあれ・・・」
提督「明石が射出型のカタパルト作りたいって言うから任せてみたんだよ」
オワアアアアアアアアア バシャーン
提督「艦娘は空飛べない・・・翼が無いからな」
天龍「鈴谷・・・いつからそんなオチ担当に・・・お前はそんなんじゃなかっただろ!」
鈴谷「・・・・」チーン プカプカ
朝霜「最近夜風が寒いぜ・・・」
清霜「いつも訓練が夜だから感覚狂う~」
早霜「お肌が・・・」
提督「よう、最近どうだ?」
早霜「神通さんの訓練きつい」
朝霜「あれは拷問レベルだぜ・・・今日は回避訓練だったけど」
提督「では先輩の話でも聴いてみるかい?」
・・・
電「なのです!」
朧「どうも」
清霜「こんにちわ~」
提督「電は一期生、俺が着任時の秘書艦だ。朧は2期生、お前達の先輩だな」
朧「別に先輩とか思わなくていい、朧と呼んで」
早霜「はい、よろしくお願いします」
朧「貴方と私は似てる・・・」
早霜「そうですね・・・御贔屓に」
提督「年齢も違うだろう、だがそんな括りは関係なく皆仲良くしてくれよ?」
電「なのです!頼ってくださいなのです!」
清霜「わ~ちっちゃ~い、かわいい~」ナデナデ
電「はわわわ、子ども扱いされてるのです」
提督「2人とも神通の訓練はどうだった?」
電「(´□`)・・・」
電「長く苦しく・・・終わらない物だったのです・・・」
電「電達の時、神通さんは鬼そのものだったのです・・・」
電「いわば駆逐艦がどこまで耐えれるかの実験台・・・今の訓練は電たちの犠牲の元作られたのです」
朝霜「・・・」
電「別に怒鳴ったり体罰があった訳じゃないのです・・・ただただ、笑顔で『まだ終わってませんよ?』って言うだけだったのです」
提督「あの時は・・・ごめんな」
電「電は精神的に成長したのです・・・あれは必要な試練だったのです・・・」
朧「逆にその後は凄い緩かった」
清霜「そうなんですか?」
提督「2期生からだな、座学を追加したのは」
朧「それに・・・神通さんが乙女だった。だから緩かったよ」
朝霜「乙女?」
電「なのです・・・司令官にらぶらぶ♥ずっきゅんだったのです」
清霜「へ~恋する乙女か~かわいいですね!」
朧「その後ケッコンして、子供で来て・・・最近また復帰したね」
電「電たちほどきつくないので大丈夫なのです」
提督「後は事情があってな・・・」
電「事情?」
提督「実は新入生・・・基礎体力が・・・過去最低レベルなの・・・」
朧「へー」
電「それは・・・」
3人「え゛・・・」
提督「悩んだ結果、神通にお願いしてシバき倒してる」
朝霜「あたい達・・・」
清霜「もしかして」
早霜「雑魚?」
提督「あっ・・・チョコ用意しないと・・・」
提督「今所属全員の人数分だと・・・50万は硬いか・・・」
提督「ん?・・・チョコじゃなくてクッキーだっけ?マシュマロだっけ?」
提督「なんでもいいか・・・」
明石「ビジネスの臭いがしました!」
提督「目敏いな・・・さすが商売人」
明石「ホワイトデーのお返しですか?私が緊急に発注しましょう!」シャキーン
提督「なら業務用のチョコ100キロとフルーツ・マシュマロ・クッキー・アイスを全員分くらい、足りるかな?」
明石「( ゚д゚)」
明石「はい?」
提督「チョコフォンデュのパーディーでも開こうと思ってな」
明石「規格外な依頼ですね・・・びっくりです」
提督「あと苺ね・・・あまおうかスカイベリーで」
提督「なら専用の機材も欲しいな・・・あのタワーで泉みたいな奴と鉄の串」
明石「それ本当に買ってくれるんですよね・・・?嫌ですよ、税務署行くのは・・・」
提督「経費で落とすから」ニコ
明石「契約書準備します、待ってください」バタン
提督「いい判断だ、待ってるぞ~」
提督「商売なんだからこれくらい危機感ないとな」
明石「無いとは思うけど・・・破産は嫌ですよ・・・」タタター
提督「風呂風呂~」ガララ
曙「・・・」
提督「・・・」
ギャアアアアアアアアアアアアアア ドゴォ!
曙「このクソ提督!!入ってきてるのよ!!」
提督「ここ・・・男風呂・・・」
曙「・・・」メソラシ
曙「皆煩いのよ!静かに入りたいときもあるの・・・」
提督「なら俺に行ってくれれば・・・」
神通「何事ですか!?」シュタ
川内「・・・」シュタ
青葉「あぁ・・・かわいそうに」シュタ
神通「・・・提督」ガシ
提督「おぉう・・・待ってくれ・・・弁明させてくれ・・・」グェ
川内「子供とか・・・無いわぁ・・・裂くわ」ジャキン
提督「あぁ・・・逃げられない・・・」
青葉「・・・写真撮ろうと思いましたが、これは載せられそうに無いですね」メフセ
曙「・・・お風呂は行ってこよ」ガララ
武蔵「・・・」ドクショチュウ
清霜「zzz」
武蔵「・・・」ナデナデ
長門「陸奥よ陸奥よ」コゴエ
陸奥「なに?姉さん」
長門「どうして武蔵はあんなに大人のオーラがあるんだろうな」
陸奥「確か・・・姉さんのほうが年上よね?」
長門「そうだな・・・」
陸奥「・・・それで精神年齢こんなに違うのか」
長門「なんだよぅ・・・」
陸奥「武蔵さんの方が大人しいってのもあるわね」
長門「そうだな・・・戦場にも出てないから服装も大人しめだな」
陸奥「姉さんの服装へそ出してるじゃん・・・ここからもうイメージがね・・・」
長門「しかしイメージは初対面の見た目で決まるし・・・撤回は不可能だな」ウン!
陸奥「諦めなさい、姉さんは頼りないけど可愛い年上戦艦ってイメージがあるから」
長門「それは・・・いいのか?」
陸奥「女からしたらウザイかもね~」
長門「(´・ω・`)かなしいかなぁ」
Bismarck「はい、コーヒー」
漣「ん」
Bismarck「あんたも元気ね~」
漣「それはジョークで言ってるのかね?」
Bismarck「いつまで私の部屋に居座るつもり?」
漣「出るまで」
Bismarck「・・・もう3時間ずっと同じの行ってるんだけど」
漣「ハメれるんだからいいじゃん・・・てかぜってー確立狂ってるわ~2%じゃねーよ」
Bismarck「付き合わされる身にもなって欲しいわ・・・」
漣「おいおい・・・勘弁してくれ~これチケ減る一方じゃん・・・」
Bismarck「気分転換しない?だれるわ」
漣「人増やすか・・・」ピポパ
漣「夕ちゃ~ん、助けて~」
Bismarck「後1人呼ぶ?」
漣「すずやん宜しく」
Bismarck「あいあい」ピポパ
提督「赤城」
赤城「なに?」
提督「ほっぺにご飯粒ついてる」
赤城「えっ」グシグシ
赤城「あっ・・・服についちゃった」
提督「まじ・・・お前・・・もうちょっとお淑やかにだな・・・」
赤城「・・・」
提督「娘も居るだろ・・・?ハンカチ持つとかさ、せめて鏡見るとかさ」
赤城「悪かったわね///」
提督「あぁ、持たせてなかったか。はい、ハンカチと鏡」
赤城「何で持ってるのよ・・・てか子ども扱いしないでよ!」
提督「これ位持っておけ、女子力とか以前の問題だ」
赤城「くっ・・・」
那珂「・・・」ジー
赤城「はっ!?」
那珂「前に言ったと思ったけど・・・自分だけが恥じかくわけじゃないんだよ?」
赤城「はい・・・すいません・・・はい」ペコペコ
提督「いつの間に上下関係できてたの・・・」
川内「知らなかったの?」
神通「今日は合同訓練です、皆さん頑張りましょう」
響「はーいなんだよ!!」ウキウキ
暁「元気ねぇ・・・」
夕立「ぽいぽい!」
春雨「そうだね~でもあれはちょっと大きすぎると思うんだけど」
曙「うわぁ・・・最近遠征でもう無いと思ってたのに・・・」
潮「???」
秋月「いいじゃないですか」
朧「ピンクは病欠(仮病)」
曙「あいつ絶対診断書書いてもらったでしょ・・・汚いわ」
朝霜「・・・はぁ、辛いぜ」
清霜「今日は朝日昇るまでに帰れるかな?」トオイメ
早霜「・・・最近寝た気がしない」
神通「1期生から順に行っていきましょう」
・・・
神通「1軍なので対空訓練でもしましょうか・・・」
響「わかったよ!」
神通「では、的を複数吊るして・・・高速で移動っと」ガション
的「NDK?NDK?」ヒュンヒュンヒュンヒュン
清霜「速い!?」
曙「これを撃てと・・・実践より速いでしょ、これ」
神通「1軍なら・・・軽く5回くらい当ててください」
ハーイ
響「セット!」ガション
響「なんだよ~」バン!
カァン カァン
朝霜「・・・当てれんのかよ」
暁「さて・・・1撃で終わらせちゃお」コイーン
暁「・・・」バチバチバチ
暁「ショット」バシュウウウウウウ
ズガガガガガガ ヒュウウウウウウウウン
神通「金属片を媒体にしたレールガンですか・・・チャージも10秒掛かってない、実践向きですね」
清霜「・・・!・・・!」パクパク
朝霜「あれは論外だぜ、比べちゃ駄目だぜ」
夕立「あしたロケっぽい~早く寝たいっぽい」スパパパパパン
カカカカカン!
夕立「春雨~帰るっぽい」
春雨「わかった~よっと」バシュン
カァン!
朧「流石、元野生児」
潮「・・・こんなの求められてたっけ?」ガクブル
秋月「いや・・・でも・・・あれ?」
神通「では2期生の皆も頑張ってくださいね」
曙「遠いわね・・・的ちっさ」
潮「・・・当たる気がしない」
秋月「頑張れば・・・」
朧「・・・」バシュン
ヒュー カァン!
朧「おぅ・・・簡単だった」
潮「・・・えい」バシュン
カァン!
潮「ほんとだ、目が夜に慣れてる」
曙「・・・」バンバン!
カァン! ベキ バシャーン
神通「おぉ、的の支柱に当てるとは・・・」
曙「・・・私いつの間にこんな事が」
秋月「当たらないんですけど・・・当たらない・・・」
朝霜「緩いって言ってたけど・・・十分出来てるんだぜ・・・」
清霜「優秀だったんだよ・・・きっと」
秋月「・・・(私、特待生枠なのに・・・井の中の蛙?)」ホロリ
電「4期生の訓練楽なのです・・・これなら救護要らないかもなのです」ホッコリ
雷「すでにへばってきてる子達居るけどね・・・あれはあと3時間持ったらいいほうよ」
電「使えないのです・・・」ボソリ
雷「聞こえないように言いなさい」
電「アイスでも食べるのです」モグモグ
雷「室内ってのは楽でいいわね」
電「なのです」
電「あったるっかな~あったるっかな~」
雷「当たりつきなの?それ」
電「らしいのです、さて見てみるのです」
アタレ
電「・・・」
雷「いや当たれよ・・・」
電「これは企業のミスなのです!明石さんに文句言うのです」プンプン
雷「小売業者は関係無いんじゃ・・・」
電「仕入れてる時点で連帯責任なのです!」
雷「電、夜中起こされて機嫌悪いでしょ?」
神通「不、不、不・・・」シュシュシュ
提督「生徒はついて来てるか?」
神通「提督!」
提督「どれどれ・・・げ、最低評価多いぞ」
神通「夜間の命中率はまるで駄目です・・・それに体力があまりにも、これじゃ1回の出撃すら持ちませんね」
提督「そこまでか・・・きつめの訓練とは言ったが度が過ぎると生徒がついて来ないぞ」
神通「でも・・・」
提督「長い眼で見るんだ、電たちの訓練終了のときに決めただろ?」
・・・
朝霜「・・・なにしてんだぜ?」
清霜「」コヒューコヒュー
早霜「清霜?意識ある?」
チョンチョン
早霜「ん?」
川内「逃げるよ~小声で皆に伝えて」
早霜「え?」
那珂「雲行きが怪しくなって来たからね、撤収」
川内「神通なら続行しそうだし・・・大事になる前にこっちで逃がすことにした」
朝霜「でも・・・先生は」
川内「提督が止めてるから」
・・・
提督「雲の間から月が見えるな・・・」
神通「ですね・・・」
提督「こういう時は 貴方と見る月はきれいですね だっけか?」
神通「意味知ってますか?」
提督「知ってるぞ~愛してる」
神通「・・・死んでもいいわ」
提督「返しでもそれは言うな、俺が困る」ガシ
神通「提督///」
・・・
川内「甘いね~甘い」
那珂「口から砂糖が零れそう」
朝霜「」ポカーン
川内「もしかして歩く元気も無い?なら」モチアゲ
朝霜「うわっ。大丈夫だぜ?歩けるぜ?」
川内「ちょっと速く動くよ~」シュン
朝霜「うわっまっーー」シュン
早霜「ついたら凍えて吐きそうな移動・・・」
川内2「次は君かな?」
早霜「あれ?川内さんさっき・・・」
那珂「姉さん、分身したならもっと急いで運んでよ!」
川内2「はいはい、よっと。いくよー」シュン
早霜「いやd--」シュン
朝霜「」
春雨「・・・いきしてるかな?」
朝霜「・・・グゥ」
春雨「ならご飯用意しておこう」ヨット
・・・
筑摩「早霜さん?」
早霜「zzz」
筑摩「お疲れのようですね・・・彼女の訓練は・・・」
筑摩「寝起きにスッキリする物でも用意しましょう」
・・・
清霜「お腹減ったよ~」
武蔵「待ってね、いま鳳翔さん呼んでるから」
清霜「ありがとうございます、何から何まで・・・」
武蔵「私も大本営で駆逐艦の面倒見ていた事があってね」
清霜「教官だったんですか?」
武蔵「今は松葉杖がないと歩けないけどね」
清霜「・・・(´・ω・`)」
武蔵「そんな悲しい顔しないで、これもよかったと思えたから」
清霜「??」
武蔵「ここでこうして過ごしているのが幸せってことよ」
清霜「ここは楽しいです!訓練が辛いけど・・・」
武蔵「神通さんも悪気があるわけじゃないからね・・・嫌いにならないであげて」
清霜「はい!」
提督「先生を増やそうと思います!先生になった人はお給金が増えます!」
鈴谷「やる!」
熊野「面白そうなことに首突っ込むの辞めたらどうですの?」
提督「まぁ待て、一週間で色んな授業を受けてもらってな。人気投票と効果で抜擢しようかと」
長門「受ける側が決めれるのはいいな」
陸奥「姉さんも受けてみたら~」
長門「なぜ受けるがなんだ、せめて講師だろう」
陸奥「体育の先生は神通ちゃんで間に合ってますが・・・」
長門「・・・くっ」
提督「1日4コマで回そうと思う、そのほうがする側も受ける側も気楽だろ」
曙「4時間?短すぎじゃ・・・」
提督「1コマ2時間だ、1時間じゃ教えられるのは精々数式1個だよ」
提督「誰が希望出してもいいが・・・やる事は真面目にしてくれよ?」
・・・
赤城「今日は空母に対して駆逐艦が如何に対応すればいいか、お話しするわ」
赤城「ぶっちゃけ、空母は艦載機飛ばしたら鉄で出来た船よ、前に出て戦えるわけじゃない・・・」
赤城「だから護衛してあげてね、危なくなったらすぐ知らせて下げて、空母は甲板被弾で使い物にならなくなる」
赤城「距離は取ってるけど敵の艦載機も飛んでくる、だから対空射撃が必要になるのね」
赤城「射角は実践に出てる子に聞いたほうがいいわね・・・あとは狙いだけど・・・」
ワカリヤスイ・・・ツカレナイ・・・シアワセ
・・・
天龍「俺は天龍だ、今日は遠征について話す。ノートも何も要らん話だけ聞いとけ」
天龍「遠征はお使いだ。頼まれた物を取ってくる、駆逐艦なら真っ先にお世話になる任務だ」
天龍「基本、俺か龍田が指揮を取るから詳しいことはその時だな」
天龍「でもな、このお使い・・・危険なこともあるんだよ」
天龍「嵐で身動き取れない、敵の区域ギリギリを通る。最悪なのは敵に出会うとかな」
天龍「そこで敵と遭遇時の撤退方法なんだが・・・」
ナンカスゴイショクニンミタイ・・・ サスガコノミチ○○ネン・・・
天龍「2年しかたってねーよ」
・・・
鈴谷「はーい皆~鈴谷とクッキングの時間だよ~」
朝霜「え?」
鈴谷「今日はキーマカレーを作るよ~」
鈴谷「材料は各調理盤に置いてるよ、それに作り方は今から説明するね」
鈴谷「分からなかったら後で呼んでね」
ハーイ キャッキャ カテイカミターイ
清霜「カレーだ!!やったあああ」
・・・
提督「どうだ?訓練生の反応は?」
川内「やっぱり色んな人が教えたほうがいいかもね、考えが多くて・・・」
提督「目に見えての効果はあったか?」
川内「・・・あったよ?」
提督「なんでハテナ?」
川内「その・・・皆・・・おいしいカレーが作れるようになりました」
提督「カレー?訓練に関係ないじゃん・・・」エェ・・・
提督「この機材重いな・・・」ヨット
提督「え~っと・・・げ、これ結構電力食うな・・・6台ってブレイカー落ちないだろうな」
提督「明石~そっちどう?」
明石「なんで私が・・・果物切ってるんですか!」トントントン
提督「この計画知ってるのお前だけだし・・・」
明石「私が一番多く食べてやる」
提督「喧嘩しない程度にな」
妖精さん「ジュンビカンリョウ!」
提督「1回試運転で流してみてくれ」
妖精さん「サー」
提督「おぉ~テレビで見る奴だ・・・うぉ、匂い甘っ」
明石「一番乗りは私だ~うをおおおおお」ダダダダダ
提督「こらこら、怪我するぞ」
提督「おまえらー俺からのチョコだ!感謝するがいい!」
電「わーい、立食パーティーなのです!」
響「なにこれ・・・」
暁「触っちゃ駄目!火傷するわ!」
天龍「すげーな」
龍田「お酒持ってきたわ~ウイスキ~」
天龍「辞めろ、悲劇が起きる」
長門「うおおおおおおおお」
陸奥「姉さん・・・まってまだよ・・・落ち着いて」グググ
筑摩「提督のお返し・・・」
扶桑「これも愛ね」ウットリ
翔鶴「ね」
提督「甘いの苦手―って奴は俺の所来い。代わりに有給をやる」
天龍「おれそっちのがいい!」
提督「甘いもの好きだろ!そっちで我慢しろ!」
龍田「自分で飲みましょ」
筑摩「少し頂いてもいいですか?」
龍田「いいわよ~」
提督「酒飲み共め・・・未成年に勧めんなよ」
木曾「俺が見張ってる」
提督「行事=飲み会と勘違いしてね―だろうな」
明石「提督!」
提督「どうした?」
明石「頼んだ物と一緒にこんな物が送られてきて困ってます。あげます」
ケッコンカッコカリ指輪・書類一式
提督「わ~俺死ぬ・・・」
明石「私も死にたくないです!あげます」
提督「いらねー俺頼んでないし!捨てろ!」
提督「いやだ!面倒事はもうご免だ!」
明石「私も青葉さんや川内さん達にばれたら尋問確定なんです!」
提督「知らん!俺は受け取らん!てか速くチョコ食べて来い!」
ギャーギャーワーワー
提督「もういい!書類かせ!」バシ
提督「塵と化し滅せよおおおおおおおおおお」ヴィイイイイイイイイイイイン
ガーバリバリバリバリ
明石「シュレッダーに吸われていく・・・・」
提督「これでよし、俺は死亡フラグをへし折った!」マンゾク
明石「指輪は?」
提督「発動しないだろ?」
明石「そうですね、効果は出ません。ただの指輪です」
提督「なら好きにしていいよ」
明石「いや・・・これあるだけで私尋問ですって・・・」
提督「さて、フォンデュパーティの様子見行くか指輪は放置で」ポイ
明石「後で処分してくださいよね」
提督「わーってるよ」
川内「ほら、あーん」
せんだい「う!」プイ
川内「あら、チョコはお嫌い?」
せんだい「こーち!」ムンズ
せんだい「いーご」モグモグ
川内「苺そのままがいいのか・・・健康的?なのかな・・・」
じんつう「あま~い」
あかぎ「あいし~」
赤城「ちゃんと歯磨きするんですよ」
2人「はーい」
神通「ふむ・・・すごいですね・・・甘い香りが・・・」
那珂「なかちゃんは何食べたい?」
なか「う~」ユビサシ
石狩鍋
那珂「いや・・・渋いな・・・」
青葉「すごい女子力の高い空間ですね・・・女の園って感じです」
青葉「まぁそうじゃない人も居ますが・・・」チラミ
天龍「龍田、そろそろやめとけ」
龍田「うん?そうね~」
筑摩「・・・」ゴキュゴキュ
木曾「あんたウイスキーをラッパで飲むなよ・・・死ぬぞ」
鳳翔「甘いものとお酒って意外に会うんですね」
間宮「そういった物もあるんですよ、鳳翔さんいつも日本酒しか飲まないじゃないですか」
扶桑「溶けてしまいそうね・・・」カラン
熊野「そうですか・・・」
鈴谷「カレーフォンデュがよかった」
漣「何をつけるんだよ・・・」
鈴谷「ナン?パン類とか?」
漣「それふつーに皿でいいじゃん」
呂500「おおーいくいく、すごいって!」キラキラ
伊19「そうなのね・・・わかったのね」
呂500「ほらほら食べて食べてー」グイグイ
伊19「イクはもうお腹いっぱい・・・口に押し込むのやめてなのね!」
伊168「(´・ω・`)」
電「なのです!自分で用意すればいいのです!」
伊168「Σ(・ω・ノ)ノ 」
伊168「(○´∀`○)ノ 」
夕立「ぽい?」
伊168「| ´ω`|」
夕立「ぽいぽい!!」
龍田「う~ふふ~」フラフラ
天龍「大丈夫か?」
龍田「すこしお花摘みに~」フラフラ~
天龍「おう」
龍田「あ~飲みすぎたわ~私らしくない~」
執務室
龍田「♪~」ガチャ
龍田「あれ~ここじゃないわ~酔いが回りすぎたわ~」
キラリ
龍田「あら~?何かしら?」ヒョイ
龍田「いや~ん指輪~誰がこんなところに・・・」
龍田「・・・」
龍田「えい!」スポ
龍田「天龍ちゃん驚かせちゃお~」ウフフ~
龍田「お手洗い~♪」
ガチャ バタン
ピラ
注意事項【無理にはめると外れなくなる場合がございます。事前にサイズの確認を・・・】
提督の部屋
提督「あぁ~辛いもの食べよ、空気換えたいわ」グツグツ
北上「キムチ鍋いいですね~」
武蔵「寒い日の鍋は心躍ります」
朧「鍋は心のオアシス」
提督「オープン」パカ
北上「ご飯は準備できてるのでおかわりの際は一言仰ってください」
武蔵「ゆず擂ってきました、薬味が欲しい方もどうぞ」
朧「しめは麺、豆腐、リゾットにも出来るよ」
提督「いただきまーす」
イタダキマース
・・・
提督「」モグモグ
北上「」モグモグ
武蔵「」モグモグ
朧「」モグモグ
提督「ポン酢取って」
北上「ん」ススス
朧「おかわり」
北上「お待ちを」
武蔵「提督、おたまを」
提督「はい」
武蔵「ありがとうございます」
提督「(静かで)」
北上「(居心地)」
武蔵「(いいですね~)」
朧「美味」モグモグ
チュンチュンチュン
龍田「う゛~あだまいだい・・・」ムクリ
龍田「なんだが調子乗った感があるわ~」
龍田「なんか違和感が・・・」
左手薬指 ・ハンドクリーム
・化粧水
・ケッコンカッコカリ指輪
龍田「・・・あぁ」サッシ
龍田「・・・」グググ
龍田「こういうの抜けないわよね~」
龍田「何で私・・・はぁ・・・」
龍田「もしばれたら・・・」
ホワンホワンホワン
川内【・・・】ギロ
神通【】
那珂【覚悟はいい?】
筑摩「・・・」ツメタイメ
鳳翔「」ゴゴゴゴ
翔鶴「紫電、あれを蜂の巣にして」キリキリ
扶桑「いつのまに・・・」
ホワンホワンホワン
龍田「(´・ω・`;)」マッサオ
天龍「龍田ぁ~酔い覚め持って来たぞ~」コンコン
天龍「お~い大丈夫か~」ガチャ
龍田「一本くらいなら・・・馴れれば大丈夫なはず」ハァ・・・ハァ・・・
天龍「お前!!何指切り落とそうとしてるんだ!!馬鹿野郎!!」ガシャーン
龍田「とめないで!抜けないならこれしかないの!!」
天龍「やめろ!!早まるな!!誰か!誰か来てくれえええええええ」
龍田「いやあああああああ呼ばないでええええええ詰めさせてええええええええ」
天龍「何があった・・・話してみろ、昨日トイレで寝てたことか?」
龍田「ちがうわよ・・・これ」
天龍「・・・・・・・ん?お前結婚してたのか?」
龍田「昨日、酔ってて、執務室に入っちゃったんだけど・・・そのときはめちゃって・・・」
天龍「!?!?!?・・・」パクパク
龍田「抜けないから、もう成立しちゃったのかなって・・・」
天龍「・・・俺にもわからん、よくは知らんからな」
龍田「もう外でない・・・引きこもる」モゾモゾ
天龍「待てって、唯サイズが合ってないだけかもしれないだろ?」
龍田「誰かに見つかったら終わる・・・もう提督と一緒に殺される」
龍田「それか異動するまでずっと嫌な目で見られる・・・そんなのむりぃ・・・」
龍田「実家かえるぅ~うぁぁぁぁ~」モゾモゾ
天龍「龍田・・・いつものキャラ壊れてるぞ」
天龍「医務室でとってくれんじゃねぇの?」
龍田「誰か居たら・・・」
天龍「なら提督に言えば解除方法が分かるかも」
龍田「誰か奥さんいるかも」
天龍「工廠で妖精さんに相談するか?」
龍田「帰等した人に鉢合わせしたら」
天龍「いっそ、外の病院に・・・」
龍田「えぇ・・・出たくない。寒いし」
天龍「お前・・・取りたいのか取りたくないのかどっちなんだよ・・・」
那珂「龍田さ~ん」コンコン
龍田・天龍「!?」
那珂「遠征任務忘れてない?もうすぐ出発だけど~」
龍田「私死んだわ・・・骨は地元の長崎の海に・・・」ダツリョク
天龍「那珂~実は龍田体調悪くてな・・・遠征旗艦代理出してくれないか?」
那珂「そうなの?大丈夫?」
天龍「昨日酔っ払って腹出して寝てたみたいなんだ、すまんが提督に連絡してくれ」
那珂「那珂ちゃんこれからロケだから軽く言っとくね~お大事に~」
龍田「天龍ちゃん・・・貴方女神?」
天龍「そんなんで女神なら俺はとっくに艦娘やめてるよ・・・さて」
天龍「俺は提督のところに行って説明してくる。出来れば指輪の事もだ」
天龍「俺が戻るまでむやみに外出んなよ?」
龍田「ありがと・・・」
天龍「いつもしてる手袋で多少は誤魔化せるだろう・・・病気って設定だから寝間着のままだと手袋変か・・・」ウムム
天龍「誰も来ないと思うがまぁその時は上手いこと逃げてくれ、俺は行ってくる」ガチャ
パタン
龍田「・・・」
龍田「お腹減ったわ」グゥ~
提督「龍田がな~珍しい」
天龍「あぁ・・・昨日は調子乗ったって言ってたな」
提督「大事とって数日休み取っとけ」
天龍「助かる」
提督「大切に思ってるんだな、お前も休んどけ」
天龍「ありがとな」
提督「・・・あっ!ごめん今の無し、ちょっと秘書艦の仕事やってくれ、今日那珂ロケでいなくなったんだわ」
天龍「最悪だわ・・・」ハァ・・・
提督「2時間くらいだからさ・・・頼むよ・・・」
天龍「しゃーねーな・・・どれだよ」
筑摩「私が煽ったからかもしれません・・・お見舞いに行ってきます」
天龍「(えっ・・・)」
提督「もしもし?鳳翔さん?龍田が病気らしくてさ・・・体にいい物を作って持って行ってやってくれないか?・・・ありがと」
天龍「(は?え?)」
扶桑「龍田さんにお薬を持っていってきます」
翔鶴「私はお着替え持って行ってきます」
天龍「(龍田ぁ・・・非力な俺を許してくれ・・・)」
鳳翔「龍田さんが体調を崩されたらしいわ」
間宮「それは・・・消化にいい物を・・・準備しましょう」
赤城「龍田さん病気かな?・・・いつも娘がお世話になってるし後で顔出しとこ」
北上「龍田さんが体調不良なので、響さんよろしくおねがいします」
響「おっまっかせ~なんだよ!」
神通「珍しい・・・あの方が病気に掛かるなんて・・・」
北上「昨日のパーティーが堪えたようで・・・酔いからの風邪でしょうね」
神通「後でお見舞い行かないと・・・そういえばあまりお話できてなかったし、いい機会かもしれませんね」
川内「天龍は?」
北上「那珂さんの代行で事務です」
川内「あたしはそっちに顔出してからいくよ」
神通「分かりました」
龍田「誰も来ないといいな~あんがいゴロゴロしてるのも楽しいわ~」
龍田「♪~」ゴロゴロ
コンコン
龍田「はい~」
ガチャ
青葉「聞きましたよ~体調が悪いとか」
龍田「おかげで久しぶりにのんびりしてるわ~」
青葉「だらだらしてるのもレアですね・・・」
龍田「私を機械か何かと勘違いしてない?」
青葉「お大事に、後忠告です」
青葉「今から続けて、筑摩さん・扶桑さん・翔鶴さん・鳳翔さんがいらっしゃいますよ?その指にはめてるの隠した方がよろしいかと」
龍田「・・・!なんで手袋してるのに知ってるの・・・」
青葉「昨日見てましたから・・・いや~大胆で言葉も出なかったですよ」
龍田「・・・」
青葉「別に記事にはしませんよ?したら私が痛い目合うんで、頑張ってくださいね」ヒラヒラ
龍田「あっ・・・これ取るのてつだっーー」
青葉「健闘を祈ります」シュン
龍田「・・・」
龍田「寝て逃げよう・・・全部から逃げよう」モゾモゾ
コンコン
龍田「ひぅ!?」
鳳翔「龍田さん?起きてますか?お食事を持ってきました」
龍田「は、はーい」
鳳翔「大丈夫ですか?」ガチャ
龍田「ごめんなさいね~気を使わせちぇって・・・」
鳳翔「いえいえ、体調が悪い時は頼ってください」
龍田「あ、ありがと」
鳳翔「卵粥です、三つ葉は大丈夫ですか?」パカ
龍田「大丈夫よ~ありがと~」
鳳翔「では召し上がれ」
龍田「頂くわ~」
鳳翔「・・・」
龍田「・・・」
鳳翔「???」
龍田「(´-ω-`;)ゞ]
鳳翔「熱いの駄目でしたか?」
龍田「いや~そんな事は無いんだけど・・・見られてると・・・(手袋外せない・・・)」
鳳翔「これは失礼しました、(食べてるのずっと見られるのは嫌よね)」
龍田「スプ~ン・・・あら」ツルッ
鳳翔「手袋していると滑っちゃいますよ?取っては如何ですか?」ヒロイ
龍田「い、いや~これは・・・その・・・」
鳳翔「どうしました?・・・・・・はっ!?」
鳳翔「(もしかしたら・・・見せたくない傷が・・・)」
鳳翔「(いつもしてますし・・・気にしてるのも・・・)」
鳳翔「ごめんなさい、変なこと聞いちゃって・・・お飲み物取ってきますね、ゆっくりどうぞ」
龍田「え?あ、はい・・・ありがとうございます」
鳳翔「では・・・」パタン
シーン
龍田「なんか助かったわ~食べよ・・・」
龍田「おいし~」モグモグ
鳳翔「すいません龍田さん、忘れてました。いちおう和え物も作ってて・・・」
龍田「あ~・・・・」←手袋外してる
鳳翔「ん?」
龍田「・・・」サァァァ
鳳翔「龍田さんそれって・・・」
龍田「・・・」
鳳翔「えぇ!?龍田さん・・・もしかして」
龍田「うわあああああああああああん、終わったわああああああああああ」ビエエエエエエエエエエエ
龍田「実家帰るうううううううううううう!!ううううううううううう」
鳳翔「龍田さん!?どうしていきなり泣くんですか!?」
ドア<ビエエエエエエエエエエエエ
長門「何事!?」
長門「何事だ!!」バン
鳳翔「龍田さん?龍田さん?何があったんですか?」
龍田「いや!!今はいや!!」
長門「鳳翔さんが・・・龍田を・・・襲ってる!!??」
鳳翔「はいぃ!?」
長門「・・・厚かましいかもしれんが無理やりは・・・うん・・・駄目だぞ★」
鳳翔「待ってください!変な誤解が!」
長門「ごゆっくりいいいいいいいいい」ダダダー
鳳翔「(ここで逃したら・・・終わる)逃がしません、忘れるまで殴ります」タタター
天龍「(龍田大丈夫かな?)」
提督「・・・」モクモク
天龍「なぁ提督」
提督「何?」
天龍「最近間違って指輪とか買わなかったか?」
提督「指輪?なんで買う必要があるんだ?」←覚えてない
天龍「いや・・・勘違いだわ、忘れてくれ」
提督「あぁ・・・」
天龍「(ならあの指輪は一体どこから・・・)」ウムム
提督「(どうしたんだろ?突然・・・中二系ファッションで指輪でも使うのかな?)」
龍田「そうだ、ドアにこれ吊るしておいて鍵閉めれば」つ『現在睡眠中、起こさないでね』
龍田「これでゆっくり出来るわ~っと」ガチャリ
龍田「二日酔いだし・・・寝ましょう」モゾモゾ
龍田「小雨なら雨戸にして読書もよかったんだけど・・・微妙ね~」
龍田「布団で考え事出来るって幸せ~いつもは気がついたら寝ちゃうし」
龍田「こんなんじゃ結婚なんて当分無理ね~」シミジミ
龍田「まだお酒入ってるのかしら・・・涙脆い気がするわ」
龍田「連絡は電話あるし、冷蔵庫あるし・・・いつ起きても平気ね~」フワァァァ
青葉「・・・」
青葉「あの人は篭城でもする気なのでしょうか・・・」
明石「提督~あれ処分しました?」
提督「あれ?あれってなんだ?」
明石「ご発注の指輪!忘れたんですか?」
天龍「やっぱり提督かよ・・・」
提督「・・・忘れてた」テヘ
提督「どこだ~ここら辺に・・・」ゴソゴソ
天龍「遅い、もうはめた奴がいる」
提督「工工エエェェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェエエエ工工 」
明石「工工エエェェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェエエエ工工 」
青葉「ご報告です、じきに指輪をはめた人に神通さんが接触する予定です」
提督「( Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。コロコロ 」
明石「あわわわわわ・・・」
天龍「はやく何とかしてくれ・・・あいつも『指詰める』とか言い出したし」
青葉「てか実行しようとしてましたよね」
天龍「見てたなら手伝えよ!?」
青葉「突然出て行って、ビックリして切れちゃったら・・・ねぇ?」
天龍「はぁ・・・ここの鎮守府際物ばっか・・・」
提督「・・・」
明石「提督!提督!早く何とかしないと・・・」
提督「殺されるよりマシだ。少々心を弄ぶような振る舞いだが・・・仕方ない」スゥゥゥ
提督「じんつうううううううううううううう」
神通「はい!なんでしょうか?」バーン!!!
天龍「えぇ・・・」ヒキギミ
提督「今日は何だか・・・お前と居たい・・・傍を離れないでくれ」
神通「え///そんな・・・いきなり///」
提督「俺の前から消えないでくれ・・・お願いだ」ギュ
神通「はい」
提督「(明石をつれて何とか事態の収拾を)」ジュスチャー
青葉「(ワレアオバ、リョウカイ)」ジュスチャー
天龍「よし、明石。火種の元一号よ指輪回収に行こうぜ」
明石「・・・急ぎましょう」
パタン
提督「駄目だな・・・寂しくなるなんて・・・」
神通「そんな時もあります、今日は雨です。そんな気分にもなります」
提督「あぁ・・・」
せんだい「いな~」テテテテ
川内「こらこら、部屋の外はめっ」
テレビ<ナカチャンダヨー キャー ワー
なか「まま!まま!」キャッキャ
川内「まま大活躍だね~」
じんつう「おねーちゃん、はい」
あかぎ「なにこれ?」
じんつう「おちてたの!」
あかぎ「しゃしん?せんだいママとパパだ」
川内「それあたしの写真!机に置いといて!」
あかぎ「すごいかおあかいね」
じんつう「うぶ~」
川内「母親をからかうとはいい度胸してんな~・・・ってそれもそうか」
川内「それじゃ目が放せないな~お見舞いは今度だな~」アハハ
朝霜「♪~今日は訓練休みになったぜ!」テクテク
バコッ バコッ バコッ
朝霜「なんだぜ?この音は・・・」
朝霜「・・・」チラ
長門「」
鳳翔「そろそろ忘れたかしら?」
鳳翔「でもあんまりやりすぎたら・・・脳に影響出ちゃうし・・・」
朝霜「おわあああぁぁぁぁぁああああああ」
朝霜「とんでもない物見ちゃったぜ・・・逃げろ」スタコラー
鳳翔「これで変な噂は立たないでしょう!」ニッコリ
・・・後日、ご飯を残すと鳳翔さんに気絶しても殴られ続けるという噂が広まった・・・
あかぎ「う~ん・・・」
川内「何してるの?」
あかぎ「あかぎが考えたつよいひこうき!なんだけど・・・」
川内「何何?」
つよいひこうき
・すごいはやい、たいくうほうがあたらないくらい
・ばくだんいっぱい、いちげきひっさつ
・でもねんりょうがたりないからてきのめのまえまではこぶ
・どうやってあてる?
川内「…」ビリビリビリ
あかぎ「あーーー」
川内「あかぎ、あたしの話を聞いてね?」
あかぎ「…うん?」
川内「あかぎもだけどじんつうもなかもせんだいも…戦いにはあまり関わって欲しくないんだよ」
川内「あたし等は戦闘してるけど…それはあかぎ達に戦って欲しくないからだよ?」
あかぎ「うん」
川内「あたし達も前にも命を賭けて戦った人たちが居るんだ、その人達のお陰で今の平和があるんだよ」
あかぎ「そうなの?」
川内「戦いってのは…興味持っちゃいけないんだよ…」
川内「娘が戦場に出るなんて、あたしは考えたくないよ」ギュ
あかぎ「…せんだいまま?」
川内「…」
あかぎ「ごめんね?」
川内「いいんだよ、今はいっぱい元気に遊んだら、それでいいんだよ」
あかぎ「わかった!」
川内「いいこだね…さて、パパのところ行くよ」
あかぎ「おー」
…
青葉「いい話なのにな~提督はもっと自覚を…」
天龍「何してんだよ!いそがねーと鎮守府爆発するだろ!!」
青葉「はいはーい」
龍田「クー」スヤスヤ
筑摩「あら?お休み中ですか…無理やり入るのは失礼ですね…後にしましょう」
龍田「ん~」ノビー
龍田「今何時~」ボー
龍田「トイレ~」ガチャ ギイィ・・・
筑摩「おはようございます、お体は・・・」
龍田「」パタン
龍田「・・・」
ガチャ
筑摩「だいじょーー」
パタン
龍田「・・・」
ガチャ
筑摩「なんで閉めるんですか・・・」ガシ
龍田「いや・・・その・・・寝癖とか・・・私まだ寝ぼけてて・・・」グググ
筑摩「大丈夫ですよ・・・ご病気なら・・・お気になさらずに・・・」グググ
龍田「それに・・・うつったら・・・」
筑摩「だいじょうぶですよ・・・」
龍田「いやいやいや」
筑摩「いやいやいやいや」
グググググググ
バコーン
龍田「あらら~」
筑摩「すいません、子供みたいに張り合っちゃって・・・龍田さん手袋破けてます」
龍田「え?・・・(;´д`)」
筑摩「もしかしたら破片が・・・失礼します」サササ
筑摩「う~ん無さそうですね・・・怪我もしてないみたいです」
龍田「ありがとね~」
筑摩「はい・・・ところで」
筑摩「ご結婚されてたんですか?」
龍田「・・・」
筑摩「その指輪は・・・婚約?それともエンゲージ?羨ましいです~」
筑摩「お相手は・・・どなたですか?」
龍田「(・・・・どうする!どうすればこの危機を・・・)」
龍田「(どうにかなるって訳じゃないのよね~詰んだかもしれないわ~)」
龍田「(あぁ・・・最後に冷蔵庫に入ってる○ーゲン食べておけばよかった・・・)」ホロリ
筑摩「なんで泣いて・・・はっ!!??」
筑摩「(もしや・・・相手の方はすでに・・・)」
筑摩「(龍田さんの経歴などはよく存じませんが・・・艦娘なら軍関係者と結婚もよく聞きます)」
筑摩「(戦闘で帰らぬ人に・・・無い話ではありません。それを忘れなれない・・・手袋で隠しているのは・・・)」
龍田「こ、これは・・・」フルフル
筑摩「すいませんでした!!」ドゲザ
龍田「え?」
筑摩「一方的過ぎでした、ご無礼お許しください」
龍田「え?え?」
筑摩「そうですよね、人に言いたくないこともありますよね」
龍田「まぁ・・・そうなんだけど~」
筑摩「お詫びに何か奢らせてもらいます。何がいいですか?」
龍田「えぇ・・・じゃぁプリン」
筑摩「ではお待ちください」ビューン
龍田「・・・扉治してもらえばよかった」
龍田「何だかんだで上手いこと行ってるわ~私ラッキーかも・・・?」
フハハハハハハハハ
姉様「顕現である!」シュタ
龍田「ひゃあ!」ズデ
姉様「うむ?お主は・・・」
龍田「龍田です・・・」
姉様「そうか、すまぬ。あまり話したことなうたな」ヨット
龍田「ありがとうございます」
姉様「ぬぬ?この指輪は・・・お主も我の妹になったのか!!」
龍田「え?い、いやこれは!!」カクシ
姉様「恥かしがる事は無い。奴も色好むものよ・・・困った愚弟よのぅ」
龍田「ちがくて・・・その・・・」
姉様「お主も我を姉様と呼ぶがよい。何か困っていれば手を貸そう」
龍田「なら・・・このドアを・・・直して欲しいです」
姉様「ほう・・・どれどれ・・・あぁ金具が外れただけであるな」ヨット
ガチャン グイグイ フン! ドゴォ!
姉様「開く、鍵も掛かる、よし!これで良い」マンゾク
龍田「(真ん中ちょっと凹んでる・・・)」
姉様「ではお主の旦那に用があるのでな失礼する、ではまた」シュ
龍田「きゃ」ブゥン!
龍田「瞬間移動は見慣れてるけど・・・力任せな高速移動は・・・ビックリするわね」
姉様「邪魔する」バァーン
提督「おぉう!?姉様・・・」
神通「お久しぶりです」
姉様「久しゅうの・・・相談があって来たのだ。ちと部隊を貸してくれ」
提督「何事ですか?」
姉様「うむ・・・うちの部隊は連合戦に馴れておらぬでな?訓練がてらにと」
提督「なるほど・・・うちの部隊も馴れてないんですよね~なんせ夜なんで」
姉様「よし、決まったな。細かいことは書類を送る」
提督「態々来て貰ったのにすぐ終わっちゃいましたね」
姉様「よい、妹とその娘の様子も見たかったしな・・・」
姉様「それにまた妻を増やしたか、連絡くらいよこさんか。一封くらい送るぞ?」
提督「え?」
神通「・・・・お姉様詳しく」
姉様「む?違うのか?」
姉様「指輪しておったしの・・・名前は~龍田だったかな?」
神通「提督」ガシ
提督「待て待て、何かの間違い・・・」
神通「体調が悪いって・・・もしやとは思いますが・・・提督?」ググググググ
神通「お話しましょう、2人で」
姉様「我は去る・・・夫婦水入らずを邪魔してはな」シュタタタ
提督「俺は・・・そんな浮気なんて・・・してないです」グエ
神通「今からじっくりお話しましょう・・・ね?提督」ニコ
翔鶴「ふぅ・・・」プカー
妖精さん?「おいおい、そこの馬鹿野郎。この鎮守府は禁煙だろ?」
翔鶴「いいじゃない、外なんだし・・・それに私は野郎じゃないわ」
妖精さん?「ほんと普段から猫被るのな・・・提督殿が知ったら何て言うか・・・」
翔鶴「素も入ってるわよ?ただ1人で海を見たいときもあるの」
妖精さん?「素があれに見えてくるぜコノヤロウ」
翔鶴「半分はあれよ、でもあれだけじゃ生きてけ無いわ」フッ
妖精さん?「昔から屁理屈が好きなやっちゃ・・・」
翔鶴「貴方もその語尾治した方がいいわよ?馬鹿野郎コノヤロウって・・・正直ないわ」
妖精さん?「うっせえ!馬鹿野郎!余計なお世話だ」
妖精さん?「そういえば最近妹に会ってないな、いいのか?」
翔鶴「・・・瑞鶴は、変な方向に目覚めてたわ、貴方の知る瑞鶴はもう居ないわ」
妖精さん?「何?喧嘩でもしたのか?」
翔鶴「いや・・・随分染まってたわ、赤く」
天龍「龍田~大丈夫か?」
龍田「天龍ちゃ~ん」ヨロヨロ
天龍「おぉ・・・なんかちょっと見ない間にやつれたな」
明石「解除しに来ました。指輪見せてください」
龍田「はい・・・」
明石「え~っと、あぁ・・・サイズの問題ですね。第二関節とサイズが一緒なのでしょう」
明石「これなら・・・よっと」ガション
龍田「なにこれ・・・」
明石「私が作った精密レーザー切断装置です。これなら多分切れるでしょう」
龍田「こわぁ・・・」
明石「試験運転はまだなんですけど・・・大丈夫です」
天龍「大丈夫です・・・じゃねぇよ!!怖すぎだろ!!」
龍田「ヒエエエエエ」
龍田「むりぃ・・・」
明石「う~ん、でもその指輪特殊合金で出来てまして・・・普通に壊せないんですよね~」
明石「戦闘でも傷つかないがコンセプトなんで」
天龍「普通に考えればそれが妥当だわな」
龍田「明日やる・・・」
天龍「それ明日もやんねーから」
川内「もうすぐだねー」
なか「う!」
赤城「川内さん」
あかぎ「ままー」
川内「赤城さんどしたの?執務室の前で?」
赤城「よいしょ」ダッコ
あかぎ「♪~」スリスリ
赤城「実は・・・聞き耳立ててください」ボソボソ
川内「ん?」
バコーン ドーン マッテクレ! ハナシヲキイテクレ! イヤアアアアアアア メコォ!!
川内「・・・防音でよかったね」
赤城「どこの鎮守府も機密保持してるので防音設計ですよ」
川内「ご飯食べに行こう、娘には見せられないよ」
赤城「ですね・・・あかぎ、食堂行きましょう」
あかぎ「はーい」
じんつう「ままは?」
川内「お仕事中よ、帰ってくるまで待ちましょうね」
じんつう「はい!」
川内「周り見えなくなるのは勘弁して欲しいわ・・・もう子持ちでしょうが・・・」
赤城「そんな時もありますって」
龍田「うぅ・・・怖い」
明石「大丈夫ですよ出力最低でゆっくりするので、当たっても肌がひりひりする程度で済むはずです」
天龍「それってどんくらい掛かるんだよ」
明石「大本営のミラクル技術で5分です」
天龍「ミラクルすぎんだろ・・・」
明石「レッツ分解」ガション
ウィーン ガガガガ ビー
龍田「><」プイ
天龍「注射受けてる子供みたいだな・・・」
龍田「だってぇ・・・」
明石「えっと・・・練度も出てくるのか、便利だな~これ」
『艦種 軽巡洋艦 艦名 龍田 練度 100』ピー
明石「(・・・あれ?なんで100に・・・)」
明石「(おかしい・・・契約書にサインしなきゃ成立しないはず・・・なのにどうして)」
明石「(もしやあの書類・・・雰囲気演出なのか・・・だとすれば・・・)」ヒヤアセ
カシ・・・オーイ アカシ?
明石「なんですか↑!?」
天龍「声裏返ってんぞ・・・」
明石「いえ集中してるので・・・(後で問い合わせだな)」
明石「これで・・・よっと」ガシャン
明石「後はよっと、ふん!」ポキ
明石「取れました~」
龍田「やっと・・・やっとなのね、長かったわ・・・」
天龍「指は大丈夫か?」
龍田「うん・・・特には・・・大丈夫」
明石「医務室で体に変化がないか調べましょう。私もこれはどうなってるか分かりません」
龍田「ありがと」
天龍「よし、青葉!運ぶぞ!出て来い」
青葉「了解!」シュタ
青葉「よっ」モチアゲ
天龍「いくぞ!」モチアゲ
エッサ!ホイサ!エッサ!ホイサ!
明石「神輿ですか・・・」
天龍「この勢いで医務室に駆け込め!誰にも気付かれんぞ」
青葉「・・・前方に敵影!3」
川内・神通・赤城「・・・」
天龍「(l゚Д゚)ギャアアアアアアアアアアアアア ラスボスクラスが3人固まって出てきたあああああああ」
川内「話は聞いたよ~すこし聞きたいことがあるんだ・・・」
赤城「不本意ですが・・・これも無実を晴らすためよ」
神通「龍田さんとお話したいのですが・・・よろしいですか?」
青葉「(振り切りましょう!捕まったら連帯責任でやられます!)」ボソボソ
天龍「(しかし・・・俺はお前と違って普通の人間だぞ。逃げれるわけ無いだろ)」
青葉「(ルートはこちらで指定します。行きますよ。あの人たちと演習はもう嫌です!)」
龍田「」チーン
天龍「龍田は恐怖で気絶してるし・・・こうなりゃ自棄だ!!いくぜええええええええええ!!」ダダダダー
川内「逃げるってことは何か知ってるな~よっと」シュン
赤城「別にとって食おうって訳じゃないのに・・・レッツゴー烈風」ピュン
バシュン! バシュン! ブウウウウウウウウウウウウン
神通「」ゴゴゴゴゴ
神通「逃げるということは己に日がある事を表しているのと同義ですよ?」シュタタタタタタ
天龍「一人消えて一人壁走ってんぞ!!提督の嫁怖っ!!趣味わりーぞ!!」クソオオオオオオ
青葉「そんな変なこと言っちゃ駄目ですってーーぐえぇ!」サク
青葉「ちょっと!!クナイ投げないでくださいよ!!死ぬじゃないですか!!」ポイ
川内「なんで頭に刺さって元気なのよ・・・」シュン
天龍「うおおおおおおおおおお気分はどっかの怪盗3世だせえええええええええええええええええ」
提督「あぁ・・・酷い目に・・・」ガチャ
硝煙の香り漂うボロボロの通路
提督「あぁ・・・やってくれたな・・・」
提督「館内放送は繋がるか・・・よかった」ポチ
提督『通路でお祭り騒ぎした奴!執務室に来い!!川内!神通!赤城!お前らもだ!』キーン
・・・
提督「龍田、指輪は取れたか?」
龍田「取れたわ~ごめんなさい、騒ぎ起こしちゃって」
提督「周りが騒いだ結果だ、体調はどうだ?」
龍田「さっき医務室で検査してもらったわ~もう大丈夫みたい」
提督「よかった、今日は騒がしかったろう・・・帰って休んでくれ。迷惑かけた」
龍田「では失礼するわ~」
提督「天龍・青葉もご苦労」
天龍「へへ・・・死にかけたぜ」ボロボロ
青葉「いつもながら臨死体験する所でした・・・」ボロボロ
ゾロゾロ コリャニュウキョダワ ワタシハハンニチコースデスネ・・・
バタン
提督「さて、俺の愛する妻達よ。なぜ俺の話を聞いてくれない・・・なぜ暴走する」
川内「いや~神通が『提督が女作った』って言ってたから・・・」アハハ
赤城「本人に聞くのが一番だと思ったのだけど逃げるし・・・逃げたらなんか怪しいじゃない?」
提督「だからってそいつ目掛けて攻撃するか?普通・・・」
神通「・・・」イジイジ
提督「神通・・・これからは俺の話も聞いてくれ・・・頼むよ。あと三角座りで端っこでいじけるのやめなさい」
神通「でも・・・結婚して体調悪いって言うから・・・もしかしたら子供が・・・」イジイジ
神通「一緒に居て欲しいって言われてとても嬉しかったけど・・・嘘かもって・・・」
提督「嘘な訳あるか!!俺も悪かった・・・だがあれは本心だ!」
神通「提督・・・」
神通「提督!」ダキツキ
提督「いつまでも俺の傍にいてくれ・・・」
神通「分かりました、艦娘辞めます!」
川内「まって!まって!今辞められたら困るよ!」
神通「そんなの知りません、提督と一緒に居ます」プイ
提督「先生だけでもいい、鎮守府で働いてくれ」
神通「分かりました・・・」ギュッ
赤城「(すごい献身的?てかもう愛が振り切ってるわ・・・)」
川内「ところであの指輪どうしたの?」
提督「明石に押し付けられてた。拒否したのに押し付けられた」
赤城「は?」
提督「この前のホワイトデーのとき色々発注してな・・・誤発注って来たらしい」
川内「なんで言わないの・・・言ってくれれば・・・」
提督「忘れてたんだよ!頭の端にすら残ってなかった」
赤城「・・・」ヤレヤレ
神通「つまり元凶は・・・」ゴゴゴ
・・・
明石「ヘッキシ」
明石「風邪引いたかな?」
明石「そうだ指輪のこと問い合わせないと・・・」
赤城「zzz」
赤城「はっ!?」ガバ
赤城「今のは夢・・・」
赤城「そうよね沈むわけ無いわ」
赤城「退役してるもの!!」アハハハ
提督「なに夜中に大声で笑ってるんだよ。うるせーよ」
赤城「さっき沈む夢を見たのよ。もう艦娘辞めたのにね・・・」
提督「・・・まだ怖いか?」
赤城「不安があるのかもね・・・未だにこの子を育てられるか心配なのかもしれないわ」
あかぎ「zzz」
提督「今までも、これからも・・・俺が守ってきただろ?」
赤城「嘘つかないでよね、昔は泣き虫だったくせに」
提督「今は頼れるだろ」
赤城「いつの間にか人間辞めて・・・昔からだったわね・・・」
提督「任せとけ、俺が全部背負ってやる」
赤城「なら、お願いするわ。あたしはタダ飯食べて部屋でグータラしてるから」
提督「太るぞ」
赤城「殴られたいの?」
龍田「昨日はなんか凄い長かったわ・・・1週間くらいに思えたわ・・・」
龍田「プリンの山貰ったし・・・着替えもお布団も新しくなったわ」
龍田「まるでお金持ちのお嬢様ね~」ウフフ~
天龍「龍田~今日休みだってよ~」ガチャ
龍田「ん~?」ゴロゴロ
天龍「随分とお気楽だな・・・」
龍田「独身貴族に戻ったのよ~あんな大奥に入りたくないわ~」モゾモゾ
天龍「それはそうだが・・・」
天龍「いつもの龍田はどうした?寝癖そのまま、寝巻きで炬燵に首まで入ってるとは」
龍田「疲れたのよ、当分はこうして居たいわ~」ピ
TV<ナッカチャンダヨー
龍田「また那珂ちゃんだわ~どこのチャンネルでも出てるわね~」
龍田「みかんおいしー」モグモグ
天龍「・・・」アー
翔鶴「・・・」フー
龍驤「よう・・・お久しぶりやな」
翔鶴「げ・・・」ポト
龍驤「なんや?愛しの先輩に会ってそれはないやろ・・・」
翔鶴「何ですか・・・?貴方は呉で勤務してるんじゃないんですか・・・」
龍驤「お使いや!お使い。ボーキの回収がてらに・・・な?」
翔鶴「なんでここにくるんですか・・・最悪」ボソボソ
龍驤「おぅ、いつものはどした?口悪いで?」プカー
翔鶴「先輩くらいですよ・・・学生時代の私を知ってるのは・・・」コゾコゾ
龍驤「先輩やもんな~」ニシシ
龍驤「べつにチクッたってもええで~」
翔鶴「何ですか私が嫌いですか?」カチッ ボッ
龍驤「冗談やって~そうおこんなや」
龍驤「あんたの狙ってるのはチョモランマのてっぺんや・・・諦めたらどうや?」
翔鶴「いいんです、私はあの人がいいんです」プカー
龍驤「はー物好きやな~、服着替えてまで煙草吸うか?煙草やめーや」トントン
翔鶴「提督に言われたら辞めます、ばれても辞めます」グリグリ
龍驤「高校生かいな・・・」
天龍「ぬぎぎぎぎぎ」グググ
鈴谷「ぐおおおおおお」グググ
川内「また腕相撲か・・・子供だね~」
龍田「そ、そうですね・・・」
川内「もう終わったから、別に襲わないし」
龍田「はい・・・」
長門「(´・ω・`)」
川内「あれ?長門さんやらないの?」
長門「(´・ω・`)私は軽巡に馬力で負けた・・・やらない」
神通「BIG7はどうしたんですか・・・?」
長門「(´・ω・`)むー」
神通「なら私とやりましょう(ここでわざと負けて元気になってもらいましょう)」
長門「え・・・?」
天龍「(やべーよやべーよ)」
鈴谷「(神通さんこの前鹵獲した人型を3人”壊した”って・・・)」
鈴谷「(しかも全部提督の悪口言ったからだって・・・)」
天龍「(こえー)」ボソボソ
長門「(´;ω;`)怖い・・・怖いよぉ・・・」
神通「さぁ!やりましょう!」ガシ
長門「(´;ω;`)そんなー」
曙「あっつ!最近暑いわ」
潮「気温上がったね~」
漣「信用ならん、冬服片付けられんぞ」
朧「一理ある」
漣「この季節は冷暖房の調節ミスると風邪引くしね~マジだるい」
朧「かといって外は花粉・・・地獄」
潮「天気も不安定で・・・お洗濯が大変だよぉ~」
曙「湿気強いと思ったら乾燥するし・・・肌痛いし」
潮「大変だよね~私も最近服のサイズが・・・合わなくなって」
漣「それはお前の乳がでかくなったからだろうが!!自慢か!?あぁ?」
朧「ろっく」ガシ
潮「ひぅ?」
漣「もっとでかくしてやるぜー」ワキワキ
潮「ひゃああああああああああ」
曙「ほどほどにしときなさい、それ以上はスポーツブラでも特注よ」
潮「曙ちゃ~んたすけてよ~」
明石「なぜ・・・私の工廠に・・・?」
提督「装備の開発に補佐としてつける。使ってる本人が付けばより使いやすいものが出来ると思ってな」
明石「一理ありますが」
川内「」ニコニコ
神通「よろしくお願いします」
那珂「油臭い・・・」
明石「なぜ装備要らない人連れてきたんですか・・・意味ないでしょ」
提督「秘書艦だから色々把握してると思ってな。よろしく頼むわ~」
・・・
川内「う~ん、重くない」ガション
明石「これ以上軽くすると砲撃時に装備がバラバラになりますよ・・・」
神通「駆逐向けにもう少しグリップを柔らかくした方がいいと思います。女の子ですから・・・肉刺が出来ちゃったらね?」
明石「了解です(さすが指導艦・・・生徒のことも考えてる)」
那珂「この装備はどっちかというと軽巡よりだね・・・火力落としていいから射角確保しようよ」
明石「射角ですね・・・」メモメモ
那珂「あとこの砲弾・・・素材何?これ着弾早すぎで次弾装填してる時には位置見失うよ」
明石「普通のタングステンだと思いますが・・・えっと~鉛混じってますね」
神通「それでは運航に若干のズレがでる可能性が・・・その見直しからやり直しましょうか」カキカキ
川内「ところで明石さん、うちの旦那に指輪押し付けたらしいね」ガションガション
明石「・・・いや、その~あれは・・・」
川内「怒ってないからいいけど・・・提督に渡しちゃ駄目だよ。あの人すぐほったらかすから」
那珂「その通り、適当だからね~」
神通「私たちに言ってくだされば迅速に対応しますので、今後はそのように」
明石「はい・・・すいませんでした」
食堂 シーン
長門「今日も美味しいぞ~」モグモグ
陸奥「姉さんは元気ね~」
長門「陸奥よ、なぜ皆静かに黙々と食べてるんだ?いつもの賑わいが無いぞ?」
陸奥「変な噂がたっててね~」
長門「ほう」
陸奥「ご飯残すと鳳翔さんにぼこぼこにされちゃうとか・・・」
長門「なんだと!?そんな事いままで無かったぞ!?」←記憶すらない
陸奥「よねー新人ちゃんには怖く見えちゃうのかな?」
・・・
鳳翔「・・・」ズーン
間宮「大丈夫ですって・・・人の噂も七十五日って言いますし」
鳳翔「三ヶ月以上ですか・・・あんな事するんじゃなかった」ハァ・・・
間宮「何したんですか・・・」
龍驤「もろてくで~」
提督「あいよ!」
那珂「八百屋かよ・・・」
龍驤「ほな支持しとくさかい」
コンコン
提督「はいよー」
祥鳳「おにーちゃん!お菓子作ったよ~食べる?」
提督「ありがとう、ならお茶も入れようか・・・」
龍驤「・・・祥鳳?なんでここに・・・」
祥鳳「あれ?どっかでお会いしましたか?」
龍驤「あんたなぁ!連絡くらい・・・」
提督「那珂よろしく」シュ ダキアゲ ダダダー
龍驤「またんかー説明せいやあああああああああああ」
祥鳳「・・・だれ?」
那珂「呉鎮守府の艦娘さん」
祥鳳「へー」
・・・
龍驤「あれはどういうこっちゃ!なんでここに祥鳳が・・・」
提督「彼女は記憶が無くてな・・・うちで保護している」
龍驤「・・・記憶喪失?」
提督「しかも俺の妹になってる、やっとここで馴染んで来た感じだ」
龍驤「はーこれどう報告したらええねん・・・困るわ~」
提督「あいつには報告しないでくれ」
龍驤「わかっとるよ、ちびさん。随分落ち込んどってな・・・拒食になったくらいや」
提督「優しいからな・・・昔からだ」
龍驤「まぁ今はおたくに預けとくわ・・・大切にしたってや」
提督「話が速くて助かる」
龍驤「提督殿には逆らえまへ~ん、命令は絶対やからな。ほなまた」ヒラヒラ
提督「・・・上に立てる人材なんだがな~惜しい」
せんだい「あうー」ビヨー
天龍「やめろやめろ!眼帯伸ばすな!洒落になってないから!!お前らも放せ!!」
木曾「ふふふ、諦めろ」
鈴谷「こんな面白いことね」
せんだい「>△<」グググググ
天龍「リトル川内!お前もそんな頑張らなくていいから!!なんでベスト尽くすの!?待ってくれないか!?」
川内「大丈夫、助けてあげるから」
天龍「絶対だな!?約束だぞ!?破ったら嫌だからな!!」
せんだい「まま!」パッ
天龍「うおおおおおおおおおおおおお」
ヒュ カッ ガン!
天龍「助かってねえええええええええええええ、おいこら!」
鈴谷「眼前にクナイ飛んできたらビビルよね~」
木曾「失神物だ」
川内「え~いいじゃん。痛くなかったでしょ?」
天龍「はぁ・・・眼帯の紐切れちまったよ・・・」
天津風「我が仮の依り代を貸そうではないか、使うがよい」
天龍「スペアね・・・ありがとさん」
鈴谷「う~ん、お天気悪いな~」
あかぎ「ね」
じんつう「ね」
鈴谷「そんなときは寝るに限る!」
あかぎ「ねるの?」
鈴谷「雨音を聞きながらってのは格別だよ~雨の日にしか味わえないからね」
じんつう「やー」ピョン
鈴谷「ベットは柔らかいけど飛び込んだら危ないぞ~」ダキアゲ
じんつう「はーい」
鈴谷「風情ってやつ?」キガエチュウ
あかぎ「おもむきがるね」
鈴谷「そうとも言う!のんびりするのも一興ってね~」モゾモゾ
鈴谷「入っておいで」
ハーイ
じんつう「すごいおとがおおきくきこえる」
鈴谷「静かだからね~あたしが好きなものあるけど、落ち着くんだよね~」
あかぎ「ん~」ウトウト
鈴谷「もうおねむか、お休み~」ダキシメ
じんつう「じんもねよー」ギュ
・・・
熊野「鈴谷?」ガチャ
熊野「おや、川の字になって寝てますの・・・では後にしましょう」
鈴谷「zzz」
あかぎ・じんつう「zzz」スピー
明石「お疲れ様です、提督」
提督「ご苦労様、どうした?なんか問題でもあったか?」
明石「えぇ・・・指輪の件なんですが、作成元に問い合わせたところ・・・書類は雰囲気要因だったらしく」
提督「は?でも説明にはこれが無いと効力出ないって書いてたじゃん!!」
明石「『愛し合ってたら契約書とか無くてもね~ここ日本だし要らないでしょ?』って・・・」
明石「しかも解除しない前提で作られていたので指輪は外しても練度上限やケッコンカッコカリした事は残るみたいです・・・」
提督「!?」ガビーン
提督「俺はまた過ちを・・・処理するべきは本体だったかぁぁぁ」ウオオオオオオオ
明石「ケッコン報告は大本営に届くらしく年に一度大々的に発表を・・・」
提督「そんな事させてたまるかあああああああああああああ」
提督「川内・神通・赤城はいいだろう」
提督「那珂は発表されたら芸能生活が終わる!龍田は俺が終わる!!」
提督「させん!させんぞおおおおおおおおお」ダダダダ
明石「ていとくううううううううどちらええええええええ!?」
提督「大本営だ!黙らせてくる!」
明石「(大奥って旦那の方も大変だな~)」タニンゴト
大本営
金剛「はぁ・・・勤務だるいデース」
比叡「まぁまぁ、お姉様・・・そうネガティブにならずに」
金剛「赤城は寿退役デース、羨ましいデース」
金剛「ワタシもお嫁さんに就職したいネー」
比叡「そんな・・・お姉様は早く私たちと離れたいと・・・」
金剛「そんな訳ないデース!!でも愛しのテートクは全然迎えに来ないヨー」
比叡「お姉様・・・」
提督「・・・」タタター
金剛「噂をすれば来たネ!!これはもう Destiny 間違いないヨー!!テートクー」タタター
比叡「姉様・・・」ホロリ
・・・
金剛「テートクー!!」ダダダー
提督「」←気付かない
金剛「テートク・・・」
提督「」タタター
金剛「無視ざれだねえええええええええ」ビエエエエエエエエ
提督「バイクで1時間でこれるって友達の家かよ・・・」
利根「あ゛~だるいのじゃ・・・」
提督「おひさ」
利根「・・・」クル
利根「筑摩は元気かの?」
提督「あぁ、元気だぞ?」
利根「あいつめ・・・全部押し付けて行きおって・・・書類全然やってなかったしの・・・」
利根「元気ならよい・・・今日はどうしたのじゃ?」
提督「利根は旗艦だったな・・・すまんがケッコンカッコカリの集計してる場所分かるか?」
利根「ケッコン?・・・経理部じゃないかのぅ?事務仕事は大体あそこじゃしな」
提督「案内してくれ」
利根「いいぞ、ついて参れ」
・・・
利根「ここはちと特殊での~退役した奴らメインなんじゃ・・・アフターケアって奴じゃの」
提督「へ~それって山城とかも居るのかな?」
利根「知り合いか?非常勤で働いてもらっておる。ここの経営アドバイザーじゃ」
提督「あいつ何者だよ・・・」
利根「旦那が店を継いでくれたから~っと言っておったの・・・結構自由奔放な奴じゃ」
提督「夫からすれば気が気でないがな・・・」
利根「邪魔するぞ」
山城「邪魔するなら帰りなさい」
利根「わかったのじゃ~ってなんでじゃ!!吾輩、ここの旗艦じゃぞ!?」
山城「テンション高いわね・・・」
提督「お久しぶり」
山城「あら、御機嫌よう。扶桑姉様は元気?」
提督「元気だよ、今日は頼み事があってきた」
山城「へ~、私は此処に助言してるだけだから何にも出来ないですよ?」
提督「ケッコンカッコカリの報告が此処に来るって聞いたんだけどさ・・・何か知らない?」
山城「・・・え~っと、そんなのも聞いた事ある気がするわ。誰かリストとか無いの?あったら持って来て~」
タダイマー
提督「お前、十分ここのオフィスリーダーだぞ」
山城「私は非常勤ですよ・・・そんな大層なことしてませんから」
・・・
山城「へ~こんなリストあったのね・・・私も載ってる」ペラ
山城「え?貴方また奥さん増やしたんですか?先に姉様貰ってくださいよ」
提督「それな~色々あってさ、俺の知らない間に成立してたの・・・取り消せない?」
山城「私からは何とも・・・そうね~掛け合ってみましょうか?」
提督「頼む・・・あと、那珂との結婚。あれは内密にして欲しいんだ」
元帥「それは承知済みじゃよ」
山城「元帥殿」
元帥「また面倒事持って来たのか?」
提督「いやさ~これが奇奇怪怪でさ」
・・・説明中・・・
提督「と言う訳なんですよ」
元帥「お前さん、指輪を放置するのは如何なもんじゃて・・・」
提督「なんで取り消ししてくれ、龍田も俺よりいい奴が出て来るだろうし」
提督「彼女はそんな気も無いし・・・カッコカリでも拘束したくない」
元帥「本音は?」
提督「神通に半殺しにされます。それだけはご勘弁を・・・」
山城「見事に尻に敷かれてるわね・・・奥さん4人って・・・そうなるか」
元帥「そうじゃの・・・お前さんは娘もおるし、これはの・・・」
元帥「しかし、練度上限開放はあったほうがよいのではないか?」
提督「そうはそうだけどさ・・・」
元帥「龍田・那珂はリストから消しておく、しかし結婚ってのは名ばかりじゃ」
元帥「元はと言えば練度の上限開放の儀式をそう呼称しているだけじゃし・・・」
山城「儀式だと思えば・・・私はその後式あげたけど」
元帥「こんな感じに艦娘と提督なら固い絆で結ばれているだろうと・・・それを後押しするのがこれじゃ」
提督「ん~なんか腑に落ちないな・・・」
元帥「まぁ軽い気持ちで出来るものでは無いな、今後は気をつけることじゃ」
提督「じゃ、よろしく。俺は用事があるから帰る」ガタ
元帥「茶くらい出すぞ?」
提督「嫁の誕生日でね・・・プレゼント買わないと」
山城「アツアツね」
提督「当たり前だ、俺の愛してやまない嫁だからな。see you!」
タタター
山城「私も家帰りましょ、当てられたわ」
元帥「若いの~」
提督「那珂」
那珂「なに?」
提督「これ、プレゼントだ」
那珂「え?なんで?」
提督「いや、今日は誕生日だろ?」
那珂「・・・」
那珂「おぅ!?忘れてた!」
提督「・・・」
那珂「ありがとね~何かな何かな~」ガサガサ
時計
那珂「・・・え?これって cartier じゃん・・・」
提督「時計壊れただろ?」
那珂「・・・これいくらよ」
提督「しらん、那珂に似合うと思ってカードでかったから値段見てない」
那珂「嬉しいけどさ・・・他に使い道なかったの?」
提督「いや、那珂が好きだから送ったんだ。他は他だよ」
那珂「イケメンな事言いおって///」
提督「それ以外に無いよ、これからも俺の傍に居てくれ」
那珂「フフフ、ありがとね」チュ
提督「・・・ファンに殺されるな」
那珂「ファン1号は提督でしょ?」ニコ
鳳翔「・・・バーボンね」カラン
間宮「こういうのも時にはいいですね」
鳳翔「バーボンを飲むのもあれ以来かしら・・・」
間宮「いつですか?」
鳳翔「現役時代ね・・・辞めようと思った時よ」
間宮「色々ありそうですね」
鳳翔「まだ私も提督も若かった時にね、大本営で宴会があったの」
間宮「そのときには面識が?」
鳳翔「私に気軽に話しかけてきたのは提督だけだったわ、現役時代は今より余裕無かったからね」
鳳翔「そのときに、『俺が提督になって鎮守府持ったら来ないか~?』ってね。大胆な誘いだったわ」
間宮「それで?」
鳳翔「あの時の笑顔に惚れたのかもしれないわ・・・こうやって辞めてまで追っかけて来てるんだもん」
鳳翔「あ~早く迎えに来てくれないかしら」ウフフ~
間宮「心底惚れてますね」
鳳翔「そりゃねぇ?」
鳳翔「間宮さんは絡み酒ですね・・・大変です」
鳳翔「私も少し、酔いが回ったわね・・・夜風にでも」ガララ
提督「」←月見酒中
鳳翔「提督・・・」
提督「一人酒もいい物だな・・・」
鳳翔「風邪引きますよ?」
提督「鳳翔さん・・・そういう貴方もお酒入ってますね?」
鳳翔「もう飲みませんよ?」
提督「俺もですよ、唯こうやって静かな中で1人で居るのが好きでしてね・・・」
鳳翔「・・・西洋では月は人を狂わせるらしいですよ?」
提督「それは怖い、屋内に戻りますか」
鳳翔「はい」
・・・
鳳翔「それではお休みなさい」
提督「はい、また明日」
パタン
鳳翔「・・・」ベットダイブ
鳳翔「私とあろうものが・・・何も言い出せないなんてね・・・」
鳳翔「あぁ・・・愛は儚いわ」
川内「ぱぱー」
提督「なんだ?」
川内「せんちゃん見てて~手が放せない」
提督「せんだい~こっちおいで~」ダッコ
せんだい「あい!」
川内「ありがと」
那珂「もう結婚して数年の夫婦だね~」
なか「だぅ」
提督「そうか?」
神通「お茶入りましたよ」ガチャ
提督「ありがと」
じんつう「ぱぱーお菓子何?」
提督「今あかぎがお使いに行ってくれてる」
赤城「帰還セリ!今日はどらやきよ!」ドサ
あかぎ「いっぱ~い」
那珂「山のようにあるね・・・買い占めたの?」
赤城「余ってたらしいので」
提督「川内、お茶入ったぞ~」
川内「はいよ~」
鳳翔「」キリキリ バシュン
スゴゴゴゴゴゴゴ バシャーン
鳳翔「ふぅ・・・」
明石「あ、鳳翔さん。」
鳳翔「明石さん、どうしたんですか?
明石「この前の指輪騒動で・・・出来た残骸の処理をと思いまして」
鳳翔「聞きましたよ、あれ酔っちゃった龍田さんが・・・って」
明石「・・・申し訳ない。あんなことになるとは」
鳳翔「いや、あれは事故?ですしね」
明石「この切れた指輪を処理すれば解決ですね」ショウキャクロポイー
鳳翔「金属って燃えても残りませんか?」
明石「燃やしてボロボロにしてから砕かないと処理できないんですよね・・・困ったことに」
鳳翔「へえ・・・
明石「・・・よかったら工廠寄って行きます?」
鳳翔「工廠に?」
明石「すこし賑やかですが、気分転換になるかもしれませんよ?」
鳳翔「そういえば最近顔出してませんね・・・」
・・・
ガゴーン ジジジジジ ブィーン ガガガガガガ
鳳翔「久しぶりに見たわね・・・この光景」
明石「最近は仕事も無くて暇ですけどね・・・」アハハ
鳳翔「昔はよく顔出したんですけどね・・・秘書やってましたから」
明石「ちょうど今建造してますよ?見ます?」
鳳翔「えぇ」
・・・
明石「今回はお任せされたのであまってたボーキサイトを入れてみてるんですよ」
鳳翔「それでは空母系が来てしまいますよ?」
明石「そのときはその時ですよ」
鳳翔「(あら?矢?何でこんなところに)」ヒョイ
明石「最近は仕事へってショップ店員とかしてますからね~」
鳳翔「・・・えい!」シュ
ドガーン バコーン
鳳翔「(あれ?ちょっと力入れすぎた?)」ヒヤアセ
明石「何してるんですか!?ちょ・・・大丈夫?」
妖精さん「ムリッス!コレドウシヨウモナイッス!」
明石「緊急警報!避難してー」ポチ
ビービービービー
鳳翔「・・・(なんかストレスでも貯まってるのかしら)」
ボン!
提督「何事だ!」
明石「いや~建造中に異物が・・・」
提督「指輪じゃないだろうな?」
明石「指輪は焼却炉の中です、矢が・・・」
提督「やぁ?」
鳳翔「申し訳ありませんでした、間が刺しました」
提督「鳳翔さん?なんで謝ってるの?」
鳳翔「私が投げ込んだので・・・その・・・こうなって」
提督「・・・」
提督「明石ちょっとこっち来い」
明石「何ですか?」トコトコ
提督「(どうしよ、ストレス貯まってるのかな?毎日働いてもらってるから・・・)」ボソボソ
明石「(そうかもしれませんね・・・いつもの鳳翔さんでは考えられません)」ボソボソ
提督「(休暇でも出したほうがいいかな?それとも旅行でも取ったほうがいいかな?)」
明石「(鳳翔さんの欲しい物がわかりませんね・・・)」
提督「(でも聞くのってなんだが変じゃないか?)」
明石「(ですね~どうしましょ?)」
ボソボソ ゴニョゴニュ
鳳翔「(何を話してるのかしら?)」ソワソワ
妖精さん「オソウジヨー」
妖精さん2「セイタイハンノウアリマス!シンゾウカン?ブジノヨウデス」
妖精さん「ネテルノカナ?キュウゴシツヘ」
妖精さん3「タンカートウチャクデス!」
妖精さん「ヨロシクー」
提督「ふむ・・・またまた、New face の登場か・・・」
神通「はい、医務室で寝てますよ。しかし子供のようでしたね・・・」
提督「・・・俺今回関与してない筈なんだ、信じられないと思うけど」ダラダラ
神通「はい、顔を見に行ったとき確信しました。龍田さんには似ていませんでしたし、扶桑さんや翔鶴さんにも」
川内「筑摩さんや鳳翔さんにも似てなかったよ~ありゃ誰の子だ?」
提督「俺の子ではない!・・・と思います、ハイ」
那珂「自信もって言ってよ・・・心配になる」
・・・
???「ん?」パチクリ
???「ここどこ?」
妖精さん「オハヨ、オキタノネ」
???「Σ(゚д゚ )」
???「ふえええええええええええ、きもいいいいいいいいい」ビエエエエエエエエ
妖精さん「(;´д`)傷つくわぁ・・・」
鳳翔「食べるものもって来ましたよ」コンコン
ドア<ビエエエエエエエエエエエ
鳳翔「まさか・・・新たな子供?提督・・・」ハァ・・・
鳳翔「あの言葉は忘れたのかしら?」
妖精さん「ホウショウサン、タスケテ。テニオエナイ」ガチャ
鳳翔「はぁ・・・」
???「ふえええええええええ」
鳳翔「あら、可愛らしい。お名前は?」
???「へ?」
鳳翔「どうしたの?」
???「・・・」ポケー
提督「お邪魔しまーす。様子見に気まs・・・」
???「おかあさま?」
鳳翔「・・・へ?」
提督「え・・・」
妖精さん「マサカノコモチ!?」
鳳翔「いや、私未婚で・・・彼氏すら・・・」
???「おかあさま!!」ギュ
鳳翔「え?・・・え!?・・・これ、どうすれば・・・はっ!?」フリムキ
提督「・・・」キマズイカオ
提督「・・・なんか、ごめんなさい。拘束しちゃって・・・てっきり独り身だと、まさかお子様が居たとは・・・」
提督「う~ん、旦那さんにご挨拶しとかないとな・・・やはり殴られるかな?いや殴られるな・・・だって2年だぜ?2年・・・」フリムキ
提督「これは主婦に戻って頂く良い機会・・・でも回らなくなるな・・・どうしよ」テクテク
鳳翔「まって!待ってください提督!話を・・・」
???「おかあさま!」
鳳翔「あぁ・・・どうすれば」
鳳翔「・・・」ズーン
鳳翔「」グッタリ
提督「(鬼気迫る顔で誤解だと説明された・・・怖かった)」ドキドキ
???「おなかへった」グゥ~
鳳翔「ここに肉じゃがとご飯があるわ、おかわりがあったら言ってね」ススス
???「わーい」
妖精さん「サスガ・・・キリカエハヤイ」
提督「えっと・・・検査終わってる?」
妖精さん「マダデス」
提督「そうか・・・しかし、鳳翔さんの娘?なのか?」
鳳翔「そんなはずは・・・ないはずです」
提督「検査しないと分からんな・・・」
コンコン
提督「はい~?」
扶桑「提督、失礼します」
提督「扶桑、どうしたの?」
扶桑「いえ、新造艦の話を聞いたのですこし顔合わせをと・・・どちらですかね?」
提督「あのこ」
???「・・・」モグモグ
扶桑「あらあら~可愛らしい。こんにちわ」
???「・・・」モグモグ ゴックン
???「こんにちは!」
扶桑「お名前は?」
あまぎ「あまぎ!」
提督「天城?たしか正規空母の艤装にそんなのがあったな・・・」
提督「川内」パチン
川内「なんかご用?」シュタ
提督「工廠で建造レシピと周辺の状況を聞いてきてくれ、後、大本営から艤装取り寄せてくれ。こっちで保持しとく」
川内「あいよー」シュン
提督「なら・・・登録が必要かもな~今までなら上手いこと誤魔化せたが・・・」ウ~ン
鳳翔「おいしい?」
あまぎ「うん」
扶桑「お茶入れますね。冷たいので大丈夫?」
あまぎ「はい!」
提督「レシピにボーキサイト、そこに矢が混入・・・しかも建造開始から数十分か」
川内「まぁ、もう驚かないよ。子供が出来るのは何回か見てるし」
提督「始めて見た鳳翔さんを母親と認識、調べたけど鳳翔さんは誰とも籍入れてない」
提督「艤装は装着できるが、年齢が幼すぎるな」
川内「鳥の雛みたいだね」
提督「年齢もあかぎと同じ?くらいだな・・・どうしたものか」
川内「小さい子には幸せになって欲しいな・・・母親だけじゃ」
提督「・・・」
川内「う~ん・・・これは神通や那珂、赤城さんも呼んで会議だね」
提督「俺は・・・どうすればいい」
川内「鳳翔さんは提督の事好きじゃん?提督の前じゃ凄い乙女だし」
提督「・・・俺は、心の整理がつかん」
川内「皆で考えよう、鳳翔さんも悩んでると思うよ?」
・・・
鳳翔の部屋
あまぎ「おかあさん?どうしたの?」
鳳翔「ん?ちょっと考え事してたの」
あまぎ「へ~」
鳳翔「(娘・・・私が母親、心の整理が追いつかないわ)」
鳳翔「(川内弾たちのように自分の娘と明確に分からない・・・私はどう接すれば・・・)」
鳳翔「(この子は純粋に私のことを・・・)」
あまぎ「どうしたの?おかあさん、かなしいかおしてる?なにかあったの?」
鳳翔「大丈夫よ。安心してね」
あまぎ「あまぎがついてるからだいじょうぶ!だいじょうぶ!」ウルウル
鳳翔「大丈夫よ、泣かないで」ナデナデ
あまぎ「ほんと?」グズグズ
鳳翔「うん、大丈夫よ」
鳳翔「(決めました。もう奥手ではいられない。)」
提督「」
川内「・・・」
神通「」
那珂「・・・」
赤城「(空気が重い・・・)」
提督「さっきあの子の検査結果が出た」
提督「あの子は雲龍型であった天城だ」
神通「過去形ですか・・・何故に?」
提督「周辺の捜索、ならびに建造場所から矢の破片を採取した」
提督「それに、近くに無くなった赤城の艤装があった
赤城「え?あたしの艤装あったの!?探しても無かったのに」
提督「あぁ・・・そしてその破片と赤城の矢が一致した。又、あかぎとあまぎから同種のDNAが出た」
赤城「姉妹・・・ってかあたしの娘?」
川内「複雑すぎでしょ・・・ドロドロじゃん」
提督「俺もよくわからん。だが鳳翔さんがアクションを起こしたことによって生まれた子だからな」
神通「鳳翔さんを母親として・・・父親は?」
提督「俺を見ても何も言わなかったな・・・鳳翔さんをお母さんとしか」
那珂「うん・・・これは提督、責任とって認知するしかないんじゃない?」
神通「那珂!」
那珂「いや、元はと言えば提督が連れてきたじゃん?此処に」
提督「そうだな」
那珂「辞めてまで後追ってきたんだよ?昔から分かってたことじゃん!!」
提督「あぁ」
川内「奥手だと思ってたけど・・・此処までだとね」
提督「元はと言えば俺が声掛けたんだ。まるでナンパみたいだったが」
神通「貴方は昔から・・・いつもの事ですが・・・」
提督「俺って奴は・・・昔も今も・・・これだから・・・」
赤城「そう攻めなくても・・・分かってたことだし、そんなんだったら結婚してないわよ」
提督「俺に厭きれたら言ってくれ。いつでも対応する。こんな性分だ・・・」
川内「提督、こっち向いて」
提督「ん?」
川内「ふん!」バチーン
提督「いったぁ!?」
川内「いつもいつも軟弱になりおって・・・それでも妻4人持ちの男なの!?もっと男気見せなさいよ!!!」
提督「・・・」
川内「お姉様みたいになるけど、無理やりにでも納得させてみなさいよ!!もっと自分に自信持ってよ!!」
川内「あたしが好きになった提督はもっとかっこいいよ?」
提督「・・・あぁ!」
提督「俺は責任とって鳳翔さん連れてくる。部屋の拡張進めておいてくれ!!」
提督「全員、面倒見る!寂しくさせない!誓う!」
提督「では行ってくる」ガチャ バタン
シーン
川内「あたしの旦那は弱気で駄目だね~嫁が尻叩いてあげないと~」
神通「初めて姉さんを尊敬しました。凄いです」
川内「初めて!?生まれて!?嘘でしょ・・・」
那珂「流石だね~提督大好きは伊達じゃない」
川内「好きじゃなかったらこんな環境に居ないって」
赤城「・・・(あかぎ仲良くしてくれるかな・・・)」
鎮守府周辺の海岸
ザザー ザザー
提督「・・・」
鳳翔「お呼びですか?」
提督「あぁ・・・」
鳳翔「久しぶりですね、こうやって2人で海を見るのは」
提督「そうだな、大本営。俺が軍に組み込まれた時だっけか」
鳳翔「私も随分と変わりましたね、あの時からは想像できない・・・」
鳳翔「いつかは戦場で死んで華咲かせて終わり。そんな終わり方だと思っていたのに」
鳳翔「随分のどなたかにアプローチされて・・・こうやって追っかけてきて」
提督「あの時は貴方に惚れていた。そう思います」
提督「帰還した貴方は凛々しくて、輝いていた」
鳳翔「今は違うんですか?それは残念です・・・」
提督「今は!・・・今の貴方には違った魅力がある。凛々しいんじゃない。暖かい・・・居心地のいい」
提督「鳳翔さん・・・いや、鳳翔」
鳳翔「はい」
提督「俺の所に来ないか?」
提督「好奇心じゃない!同情でもない!俺は今でも貴方が・・・好きだから!」
バシャーン
鳳翔「・・・」ンー
鳳翔「なら証明してください」
鳳翔「私の選択が間違ってなかったって事を・・・貴方と一緒で良かったって事を・・・貴方と過ごす人生が世界で一番素敵だと」
鳳翔「私が死ぬまでに証明してください」ヨリソイ
提督「最後に『俺で良かった』いわせてやる」
鳳翔「随分と自信満々ですね」フフフ
提督「こんな時くらいしか、満足に言えないからな」
・・・
青葉「大人な恋だな~」
天龍「古くないか?」
鈴谷「そう?あれ位の方が逆にいいと思うけどな~」
熊野「海岸で告白なんて・・・ありきたりですが・・・お洒落ですわね」
青葉「なんでこんなに野次馬居るんですか・・・」
天龍「こんな面白いことないじゃん?」
青葉「まぁ・・・そうですけど」
鈴谷「あ、チューした、ディープな方」
天龍「まじ!?」
青葉「一応写真とっとこ」パシャパシャ
熊野「夕暮れじゃない海なのもポイントですわ、朝の告白もいいですわね~」
鈴谷「熊野はこういうの憧れ?」
熊野「いえ、今まで見たのは全部夕焼けバックですから・・・」
鈴谷「愛ってのはよく分からんね・・・あたしゃまだ興味ないよ」
青葉新聞 号外版
提督「はや!?早くね!?」
鳳翔「あらあら、写真まで・・・」
川内「この仕事っぷりには感服だね」
神通「ものの数時間で此処までの事書けるものなんでしょうか・・・」
那珂「ジャーナリズムの真髄が垣間見えたね」
赤城「部屋の拡張無理だって~天龍さんが泣きながら土下座してきたわよ」
・・・
天龍「もう勘弁してください」ドザゲ
天龍「寝かせてくれ!、静かな夜を過ごしたいんです!もう寝不足は嫌なんだ!」
天龍「俺のプライベートエリア奪わないでくれえええええええええ」
・・・
赤城「だってさ」
提督「流石にただただ部屋増やすもの限界か・・・こうなったら・・・」
提督「鎮守府内に家建てるか!おっきーの」
川内「いいの?ここ軍の施設だけど・・・」
提督「だってさー基地外からの出勤とかめんど過ぎるだろ~嫌だぜ?」
那珂「それ家建てても一緒だと思うけど・・・」
提督「いいんだよ!俺がルール!職権使いまくるぜ!」
神通「5LDKの2階建てがいいです!お庭も欲しいです!」ワクワク
川内「乗り気だね・・・」
神通「マイホーム・・・夢でしたから」ウットリ
提督「さっそく工廠へいくぞー」
神通「はい!」
タタタター
川内「あたしは荷物の片付け始めるわ」
那珂「那珂ちゃんも~」
鳳翔「皆さん、ご迷惑掛けると思いますが・・・」
赤城「いえいえ、私のほうこそ・・・あまぎちゃんは?」
鳳翔「部屋で寝てると思いますが・・・」
赤城「実はあの子うちのあかぎと・・・」
那珂「引越し多いね~転勤族みたいだよ」
川内「ほんと~」
あまぎ「|ω・`)」
あかぎ「ん?だれ?」
あまぎ「あまぎ」
あかぎ「あかぎだよ!よろしく!」
あまぎ「」ビクッ
あかぎ「いっしょにあそぼ」タタター
あまぎ「ひぅ」カクレ
あかぎ「む~」
あまぎ「|ω・`)」
あかぎ「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
あまぎ「・・・ん」
・・・
赤城「怖がりさんですね」
鳳翔「そうなんですよ、心配で・・・」
赤城「こんな事で折れるあかぎではありません。きっと仲良くなってくれますよ」
・・・
提督「どうした?あまぎ、あかぎ」
あかぎ「ぱぱ!」
あまぎ「え・・・う・・・」オロオロ
提督「あまぎ、なにかあったのか?」
あまぎ「ううん」
提督「ほら、大丈夫だぞ。おいで」
あまぎ「・・・」ジー
あまぎ「・・・ぅん」テコテコ
提督「よし」ダッコ
あまぎ「ふぇ・・・」ウルウル
提督「安心してくれ、絶対大丈夫だから」ギュ
あまぎ「・・・」ギュー
提督「いい子だ」
提督「何かおやつでも食べに行くか・・・なにがいい?」
あかぎ「あまかったらなんでもいい!」
提督「それはどうなんだ・・・」
あまぎ「・・・ぁんみつ」
提督「餡蜜か、じゃぁ行こうか」
あまぎ「うん!」
提督「♪~」ルンルン
あまぎ「・・・」ギュ
・・・
提督「・・・」カキカキ
あまぎ「」←膝の上
・・・
提督「ほら、そこ!連携崩れてる!・・・神通、あそこのグループのデータくれ」
神通「あれは・・・これですね」
あまぎ「・・・」←肩車中
・・・
提督「鈴谷~お前だろ?このカレー染み」
鈴谷「・・・」メソラシ
提督「何度も言うがな・・・・カレー食いながら仕事すんなよ!!馬鹿!」
鈴谷「すいません・・・お腹が減って」
あまぎ「・・・からぃ」モグモグ
・・・
鳳翔「貴方」
提督「ん?」
あまぎ「zzz」←おんぶ
鳳翔「随分と懐かれましたね」
提督「いい事だ、離れてくれないがな」
鳳翔「一時期は心配でしたが・・・大丈夫みたいですね」
提督「俺じゃなくて・・・あかぎやじんつうと仲良くして欲しいものだ」
鳳翔「時間が解決してくれますよ」
長門「ただいまああああああああああ」ドカーン
陸奥「ラバウルまで演習とか・・・ホントに疲れたわ」
長門「ご飯だあああああああああああああ」ダダダー
陸奥「元気ねぇ・・・」
青葉「長門さん・・・かわいそうに・・・」ホロリ
陸奥「どうしたの?」
青葉「提督が鳳翔さんを娶ったので・・・食堂は鳳翔さんの移住完了までは・・・」
陸奥「マジ?」
・・・
食堂
長門「なんだ張り紙があるぞ?」
『鳳翔さんの一身上の都合により営業時間を一時的に変更いたします。皆様には過大なご迷惑を・・・・』
陸奥「ねえさーん」
陸奥「鳳翔さんがさ~・・・姉さん?」
長門「」シロメ
陸奥「姉さん!?姉さん!しっかりしてよ!!出前取るからさ!!」
陸奥「ねえさーん!!」
那珂「なにこの番組・・・昭和かい・・・クイズ対決の滑り台って・・・」
夕立「夕立なら余裕っぽい!」
ディレクター「出来れば演技で辛そうな感じでお願いね~余裕だとね~」
那珂「いや、ディレクター・・・それなら艦娘補正かけてくれてもいいんですよ?」
ディレクター「それがさー予算がね?片方だけ特殊ってのが作れなくて・・・」
那珂「あぁ・・・そうですか・・・頑張ります」
夕立「ぽいぽい!」
・・・
司会「アイドルチーム滑り台上昇でーす!」
キャアアアアア オチルー
那珂「(楽しそうだな~)」
司会「那珂ちゃん?落ちてもええんやで?もうそれ100度超えてるんだけど・・・」
那珂「那珂ちゃんは艦娘だし~でもそろそろきついかな~」プラーン
夕立「夕立は縛りプレイっぽい!」プラーン
司会「親指と人差し指だけでぶら下がるって・・・女の子がやってええもんちゃうで・・・」
司会「しゃあないわ・・・ここからは艦娘チームにはきっついモードで行ってもらうか~かもん!」
那珂「(なんだ、やっぱり補正かけてくれてるじゃん・・・これでアイドルっぽく・・・」
司会「那珂ちゃん、声に出てる声に出てる」
司会「特別ゲストの那珂ちゃんのお姉さん達です!」
那珂「え・・・」
川内「やっほー」
神通「どうも」
司会「クイズに答えられなかったり間違ったら手段は何でもいいから落としにかかってええで」
川内「了解でーす」
神通「腕が鳴ります」ボキボキ
司会「ホンマに鳴らさんでもええで・・・」
那珂「・・・」ダラダラ
夕立「・・・」ダラダラ
那珂・夕立「(死ぬ!!)」
司会「ではお姉さん達のスペック紹介!」
神通「フライパン千切れます」グイー
川内「分身で来ます」ボン
司会「艦娘ってすごいな~こんなんばっかなん?なら2人も大丈夫やな・・・ではいってみましょー」
TV<ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア
提督「いつのまに俺の嫁国内オンエア・・・」
じんつう「おぉーすごいすごーい!!」
赤城「これ凄いわね・・・那珂さん必死よ・・・夕立ちゃん敬語になってるし」
鳳翔「ご飯出来ましたよ~」カチャカチャ
提督「はーい」
提督「ご飯だぞー」
あかぎ「やったー!!」
あまぎ「はい」
那珂『姉さん洒落になってない!!怖い怖い!クナイは駄目でしょ!・・・ってうぉ!?』ヒラリ
川内『避けんなよ~』
【テロップ『艦娘の方々は特殊な訓練を受けています。絶対に真似しないでください』】
夕立『ごめんなさい勘弁してください!ほんと、これ終わったら次のロケあるんです!』
ワハハハハ
神通『夕立ちゃん、なんかキャラ違いますよ・・・』スパン!
暁「部屋にトイレないと不便だわ~」パタン
暁「あ~寒い・・・早く寝よ」イソイソ
暁「ん?」
暁「あれは司令官と神通さん?・・・って此処から部屋見えるのね」
暁「なんで服着てな・・・はっ!?///」
電「あれはピロートークという奴なのです」ヒョコ
雷「大人な関係ね~憧れるわ~」ヒョコ
暁「なんでいるのよ・・・」
・・・
提督「大丈夫か?」
神通「はい、今回はちゃんと記憶もありますよ」フフフ
提督「急に恋しくなる時がな・・・お前が欲しい!って時が」
神通「強欲ですね・・・」
提督「幸せで順風満帆で・・・夢じゃないかって思えるほどで・・・」
神通「貴方の神通はここです。絶対に消えたりしません」
提督「愛してる、もう放さない」
神通「なら今宵はずっと抱きしめてください。この想いが冷え切らないように・・・」
・・・
暁「何言ってるかわかんないけど・・・やらしさよりも愛を感じるわ///」ハワワ・・・
雷「その行為は過程であって結果ではないわ、愛してるからそういう事するの・・・」
電「元々、提督はプラトニックラブ寄りなのです。行為より愛してるって想いを重視してるのです」
暁「電詳しいわね・・・さすが初代秘書艦」
電「まぁ電達にはまだまだ早い事なのです。そんな事よりもおうどん食べたいのです」
暁「興味無さそうね、電は」
電「電は司令官さん好きですけど・・・べつに結婚したいわけじゃないのです」
暁「まぁそうね」
電「神通さんは着任当初から恋してたみたいなので、こうなるのは必然なのです」
電「さて、さむいので帰るのです」テクテク
雷「帰ったら皆で一緒に寝ましょ」
暁「暖かいものね、そうしましょ」テクテク
翔鶴「・・・」プカー
翔鶴「・・・」グリグリ
翔鶴「・・・」カチッ カチッ シュボ
翔鶴「・・・」プカー
・・・
秋月「(見てはいけない物を見てしまった・・・)」チラ
秋月「(もう吸殻が山のように・・・肺癌になっちゃいます・・・)」
翔鶴「・・・」チラ
秋月「(あっ・・・目が合った)」
翔鶴「・・・」ニヤリ
秋月「・・・」ダラダラ
翔鶴「よっと・・・♪~」スクッ テクテク
秋月「こっち来る・・・終わった?あたしの艦娘人生此処で終了?」ガクブル
翔鶴「秋月ちゃ~ん、お話しない?・・・2人で」
川内「思うんだけどさ~提督って優しすぎな気がする」
神通「と、言うと?」
川内「基本我が儘聞いてくれるし、娘の面倒は自分から見てくれるし・・・家事やってくれるし」
川内「欲しいもの買ってくれるし・・・」
神通「確かに言い方を変えるとあまあまですね」
川内「いいんだけど・・・なんか馴れちゃいそうだよね・・・これに」
神通「姉さん、何が言いたいんですか?」
川内「今までこう・・・優しくされたからさ、冷たくもしてほしいんだよね~」
神通「え?」
川内「そんな時もあるんだよね~愛されてるって過剰に思いたくないっていうの?尽くしたい時もあるのさ」
神通「ふむ・・・つまり」
神通「虐められたいんですか?」
川内「違うよ!何でそうなるのさ」
神通「なんだ・・・てっきり姉さんはMって奴なのかと思いました」
川内「そんなの自分じゃわかんないよ///」
提督「昼間からなんちゅう話してるんだよ・・・」ガチャ
川内「おかえりー」
神通「おかえりなさい」
赤城「おはえり」モグモグ
提督「口に物入れたまま話すな、子供が真似する」
那珂「zzz」グー
鳳翔「さて、食堂のヘルプへ行ってきます」
提督「俺も手伝おうか?」
鳳翔「大丈夫ですよ、すぐ帰ってくるので・・・ありがとうございます」
提督「早く帰ってきてくれよ」
鳳翔「終わるまで見ててくれてもいいんですよ?」ウフフ
川内「もう馴染んでるね~てか一番結婚暦長そう」
神通「年齢の違いですかね・・・あんな感じに接しても面白いかもしれません」
鈴谷「さぁちびっ子達よ!最近また増えたのね・・・それはいいとして今日も遊ぶか~」
あかぎ「おー」
じんつう「おー」
あまぎ「・・・だれ?」
鈴谷「あたしのカレー食べてたじゃん・・・あたしは鈴谷、これからよろしく!」ナデナデ
あまぎ「ふぇ!?」
あまぎ「ああああああああああ」ビエエエエエエエエエエエエエ
鈴谷「なんで!?」
あかぎ「すずやおねえちゃん、あまぎなかせた!てんちゅう!」ポン!
あかぎ「こうげきかいしー」ブウウウウン
ドドドドドドド
鈴谷「いででででで、なんで!?なんで!?あたし悪い事した!?」
あまぎ「びっくりした・・・」ヒック ヒック
じんつう「ぎゅー」ギュ
あまぎ「???」
じんつう「なでなで~」ナデナデ
あまぎ「・・・えへへ」ニコ
鈴谷「ほんと!痛いって!いだだだだだだだ」ギャアアアアアアアア
翔鶴「明石さん届いてます?」
明石「はい、芳香剤とガムとブレスケア・・・石鹸にキャンディ」
翔鶴「ありがとうございます」
明石「翔鶴さんって・・・匂い駄目な感じですか?いつも頼まれてますが・・・」
翔鶴「はい、少々潔癖な所がありまして・・・ご迷惑かけます」
明石「分かりました。お支払いは・・・」
翔鶴「これで」
明石「ご利用お待ちしてま~す」
木曾「・・・なんで俺が事務仕事を」
提督「どうせ暇だろ?」
木曾「そうだけどよ」
木曾「提督、腕のそれ何だ?怪我か?」
提督「ん?・・・あぁこれ?これは川内が・・・」
木曾「もういいわ、聞かなかった事にしてくれ」
提督「あいつは爪たてる癖があるからな・・・それに--」
木曾「もういいって言ってんだろ!?」
鳳翔「皆さん、お茶が入りましたよ」
扶桑「ありがとうございます」
翔鶴「いつもすいません」
筑摩「何もお手伝い出来ずすいません・・・」
早霜「(なんで私こんな空間に・・・)」
鳳翔「皆さんで召し上がってください。私は部屋に戻らないといけないので」
早霜「(もう帰るんかーい)」
扶桑「お母さんは大変ですね」ウフフ
鳳翔「あの子、提督と私にべったりで・・・どっちかがついてないと・・・」
翔鶴「がんばってください」
筑摩「いいなぁ・・・羨ましいです」
早霜「(ここ嫌だ、見えない何かが蠢いてる気がする・・・)」ホロリ
提督「ただいま~」ガチャ
川内「機嫌いいね~何かいい事あった?」
提督「まぁな~」
川内「上着干すから脱いで」
提督「それくらい自分でやるよ」
川内「いいから、ほら」
提督「おう・・・」
川内「ん?煙草臭い・・・?」
提督「・・・」ギク
川内「それに・・・」ゴソゴソ
提督「いや、その・・・」
川内「未開封の煙草ね~・・・これ何?」
提督「・・・」アー
川内「ほら部屋来る」
提督「はい・・・」
川内「提督、パチンコ行ってたでしょ」
提督「行ってました・・・」
川内「一家の大黒柱が浪費癖持ってたら駄目でしょ?」
提督「はい・・・」
川内「もう娘もいるんだよ?収入も不安定な職なんだからさ・・・いつ何があってもいいように・・・」クドクド
・・・
那珂「姉さん・・・ああ言うのほんと嫌いだよね~」
神通「ね」
那珂「大声で怒鳴りあう喧嘩にならないうちはいいか・・・」
神通「提督は優しいですね・・・」
那珂「ほんと、ちょっとくらいやっても・・・褒めれた物じゃないけどさ」
鳳翔「コントロールするのも妻の務め・・・ですか」
赤城「束縛されてるわね~南無」
曙「漣!部屋汚い!片付けなさい!」
漣「ういー」
朧「人来てるのに・・・ごーまいうぇー」
雪風「彼女らしいですね」
時津風「ですね~」
潮「ごみは無いけど・・・ものが多いよ~」
叢雲「あんたらしいわね~」
漣「お褒めの言葉ありがとう」
叢雲「耳詰まってんじゃないの?」
曙「めんどくさいから助っ人に神通さん呼ぶわ」
漣「それは・・・反則でしょ・・・」
神通「呼びましたか?」ガチャ
漣「はやっ!?」
神通「部屋の前を通りかかったときに私の名前が聞こえたので」
曙「ごみの山捨てるの手伝ってください」
神通「いいですよ、これ全部ですか?」
曙「はい、この周辺全部です」
漣「おわあああああああああああああ」
朧「いんがおほー」
鳳翔「貴方」
提督「もう提督とは呼んでくれないんだな」
鳳翔「私も赤城さんと一緒で退役してるんですよ?・・・部下ではありませんから」
提督「そうだったな」
鳳翔「川内さん達と結婚した時はもう諦めていましたけどね」
提督「あの時は・・・流れ流れてああなったからな・・・今思い返すと酷い男だ」
あまぎ「おかあさん」ガチャ
鳳翔「あまぎ、どうしたの?」
あまぎ「なんでもない」ダキツキ
鳳翔「私、今幸せです」
提督「明日も明後日も・・・10年後もそう感じさせてやる」
鳳翔「強気なお人・・・だから私は・・・」
川内「・・・あぁいうのいいなぁ~」
神通「はい・・・私達には無い武器ですね」
那珂「年齢が違うし」
赤城「空母、退役・・・そして元大本営。私のポジションが!」
那珂「幼馴染でしょ?そこ使いなよ」
長門「すいませんでした・・・」
提督「つまみ食いか・・・それも冷蔵庫一個分」
長門「出来心なんです・・・」
提督「裁判かけるか~どうする?」
川内「いいよ~」
神通「準備してきます」
長門「ぁぁぁぁぁ・・・終わった」 orz
筑摩「???鎮守府内で裁判って何するんですか?」
天龍「・・・あれは裁判じゃねえ。裁判という名の虐殺だ」
天龍「通称、裁判。方法は簡単だ。川内型3人から総攻撃されて生き残れば無罪、気絶以上で有罪」
筑摩「・・・」
天龍「な?あいつ等怖いだろ?」
川内「今日はエイプリルフールね」
赤城「そうですね~」
赤城「なにかやります?」
川内「これに勝てる気しないんだよね~」ピ
那珂『那珂ちゃんは結婚するのでアイドル辞めまーす!』
エエー
赤城「那珂さん・・・体張り過ぎでしょ・・・」
川内「本人曰く真面目に捉えられたら辞めて専業主婦するって言ってた」
赤城「芸能生活をかけたドッキリって・・・」
川内「神通よりマシでしょ?あの子出来ちゃった練習してたし」
神通「ね、姉さん!!///」
川内「大丈夫だって~そのうち出来るよ~」
神通「くっ・・・この・・・」ワナワナ
赤城「・・・私も何かしようかな~」
提督「賭け事はするもんじゃないな・・・やめよ」
北上「どうしたんですか?」
提督「この前さ、回るリールで夢心地になって、カウンターのお姉ちゃんに適当に相槌うってたら煙草渡されて」
提督「それ嫁に見つかって怒られた」
北上「馬鹿ですね」
提督「吸わないのになんで貰っちゃったかな~じつはまだあるんだよ」ヒョイ
北上「捨てたらどうですか?」
提督「駆逐達が見つけて興味持ったら大変だし・・・」
北上「提督殿・・・ホントに妻子持ちの自覚あるんですか?」
提督「あるよ!あるある!」
翔鶴「事務終わりました~」
筑摩「こちらになります」ドッサリ
提督「ありがと、目通しておくから休んでくれていいよ」
翔鶴「はい・・・あら、提督は煙草吸われるんですか?」
提督「いや、貰っちゃってね・・・処理に困っててさ」
翔鶴「では私にお任せください。今から外出するんでその時に」
提督「ほんと!?お願いしていい?」
翔鶴「はい」ニコ
提督「ありがと、よろしくね~」
翔鶴「では失礼します」
筑摩「お疲れ様です」
提督「やった~楽出来た~」
北上「ではその分お仕事しましょう」
暁「エイプリルフールね~」
響「なんだよ~」テテテー
電「嘘で許されるなら戦争なんて起きないのです」ヘッ
雷「何か変なものでも食べた?」
響「実は!響は腹違いなんだよ!!」
電「まぁ、それ言っちゃうと姉妹艦なんで全部・・・」
雷「ちょ!?電!!」フサギ
電「にゃのです」モゴモゴモゴモゴ
暁「響、もっと可愛いのにしなさい。もしかしたら気分悪くする人がいるかもしれないわ」
響「・・・わかったんだよ、ナイーブすぎたんだよ」
電「・・・プハッ、雷ちゃんは優しすぎなのです」
雷「子供にはまっすぐ育ってもらいたいもの」
電「電たち姉妹なのです・・・」
暁「あんたの娘じゃないでしょ」
横須賀鎮守府正面
金剛「ふっふっふ~仕事はボイコット!今日はこのエイプリルフールで書いてもらった妊娠診断書で王手決めるネ!!」
金剛「待っててネ!テートクー」ダダダー
ザッザッ
金剛「!?」
扶桑「オイタはいけませんよ?」
翔鶴「・・・」キリキリ
筑摩「金剛さん・・・貴方という人は、これ以上は冗談では済ませんませんよ?」ゴゴゴゴ
金剛「・・・くっ、でも!!負けられないヨ!これは一世一代の戦いネ!」ウオオオオオオ
・・・
正面玄関
川内「私たちで出なくても良さそうだね」フム
神通「用心に越したことはありません、青葉さんが教えてくれたので準備は万端ですが・・・」
那珂「あの3人自分から防衛に名乗り出てくれたからね・・・どんだけ好きなんだろうか」
川内「アプローチしてこないって事は”好き”って気持ちで満足してんのかね?」
那珂「どうだろうね?悲恋が好きなのかもよ?」
・・・
鎮守府屋上
赤城「鳳翔さんの弓って厚さ何センチですか?」
鳳翔「私のは特注ですから・・・これです。素材も金属混ぜてるんですよ」
赤城「ふっと!?これ引けるんですか?」
鳳翔「弓自体も赤城さんのより大きくなりますよ。全長が私の身長くらいになるので」
赤城「はぇ~」
せんだい「ぱぁぱ!」
提督「ん?どした?」
せんだい「まぁま?」
提督「今出かけてる、もうちょっとしたら帰ってくるさ」
なか「zzz」
提督「今日は皆出かけてるからな~いきなりだったし」
じんつう「わーい」タタター
あかぎ「いえー」タタター
提督「こらこら、走ったら危ないぞ」
あまぎ「・・・おとうさん?」
提督「どうした?」
あまぎ「ねむい・・・」
提督「おいで」
あまぎ「ん・・・」ギュ
提督「・・・よっと」ダッコ
提督「(ふむ・・・動けないな)」
武蔵「…雨の日の読書はいいですね」
武蔵「しかし桜が散ってしまいますね」
武蔵「ん?・・・外に誰か」
・・・
金剛「グフッ・・・」パタリ
扶桑「諦めたら如何ですか?」
翔鶴「ふぅ・・・」
筑摩「周り見えて無さ過ぎです」
金剛「ワタシがやられても・・・第二第三のコンゴーが・・・」
筑摩「いたら困るんですけど・・・」
翔鶴「いるんですか?」
筑摩「いませんよ」
・・・
武蔵「・・・皆さん元気ですね」
武蔵「・・・あの人は全然変わってないんですね」
カラオケルーム
鈴谷「カラオケが家にあるっていいよね~お金掛からないし」
木曾「俺あんまり歌える曲ないんだけど・・・なんで呼ばれたの?」
鈴谷「いいじゃ~ん、あんまりこういう機会無いんだし」
木曾「まぁ・・・機材揃ってるしな」
熊野「それに那珂さんが機材の調整してくれるのでプロ仕様ですしね」
鈴谷「しかもJOY入れちゃうなんてさ~すごいよね~」
熊野「これ通信できてるんですの?」
鈴谷「出来てるよ~ほらアカウントで歌えるし」
熊野「あら、次私の番ですわね」
鈴谷「いえー」
♪~
熊野「la la la la love somebody tonight~♪」
木曾「(えっ・・・思ったより選曲が古い・・・)」
鈴谷「あちゃーいいの持ってくね~後で歌おうと思ってたのに・・・」
木曾「(こいつもかよ・・・見た目と裏腹に流行に乗ってない)」
木曾「(てか予約どうなってんだ・・・)」
・空のむこうまで
・スイミー
・トワイライト
・Love so sweet
木曾「(うおおおおおおおふれえええええええ)」
木曾「(やべぇ・・・ここで空気読まずに変なの入れると冷たい目で見られる・・・でも下手に入れて歌えないと空気冷える)」
木曾「(俺は・・・俺はどうすればいい!!)」
提督「う~ん、嘘つく前に終わっちゃったな・・・」
川内「いいんじゃない?結局あんなの皆食って掛るんだから」
提督「毎年青葉の記事は地味に楽しみなんだけどな・・・妙に面白いから」
川内「今年は・・・あれか、鈴谷さんインド国籍所持ってやつ」
提督「あれは笑ったな~パスポートのコラと名前が・・・シュデゥヤァスーカラって・・・今でも思い出し笑いするわ」ククク
川内「いつもふつーに配るから嘘って分かりずらいよね~駆逐達が信じちゃうし」
提督「結局、全体集会で嘘って言わないといけなくなる・・・」
川内「冗談が通じないって・・・大変だねぇ」
提督「ほんと・・・」
川内「そろそろ、私たちも籍入れる?」
提督「エイプリルフールは終わったぞ?」
川内「本気だよ」
提督「日本じゃ~無理だな・・・」
川内「ちぇ~」
神通「提督、お手紙ですよ。お姉様からです」
提督「何々?」
『我結婚したぞ!』
提督「・・・はぁ!?」
『古鷹を貰ったぞ!』
提督「えっ!?ちょ!?・・・えぇええええええ!!」
川内「提督!それエイプリルフール!」
提督「姉様は嘘言わない!あの人嘘嫌いだから!」
川内「まじ・・・?」
舞鶴鎮守府
古鷹「皆の目が怖い・・・もう部屋から出られない・・・」ガクブル
古鷹「これも全部・・・提督が・・・」ハァ・・・
姉様「何を悩んでおるのだ、お前らしくも無い」
古鷹「また何処からとも無く・・・貴方のせいですよ」
姉様「なぁ・・・古鷹よ。そんなにその指輪は疎ましいか?」
古鷹「・・・提督?」
姉様「我の弟の嫁となった者は皆、嬉しそうであった。感涙の涙まで流しておった」
姉様「結婚とはそういうものではないのか?」
古鷹「・・・提督、貴方は恋をしたことありますか?」
姉様「・・・ないな」
古鷹「そこからですか・・・」
古鷹「確かに、このケッコンカッコカリは艦娘の練度上昇、燃費向上など素晴らしい効果があります」
姉様「うむ・・・」
古鷹「しかし、これは仮にも結婚という名が付けられています。鎮守府内で騒ぎになるのは確定です」
姉様「なぜだ?」
古鷹「貴方を慕っている人が疎むからです。この指輪にはそんな効力があるんです」
姉様「だったら・・・」
古鷹「だったら皆に配るというんでしょう・・・貴方は何も!何も分かってないんです」
姉様「・・・古鷹?」
古鷹「もぅいいです・・・密かに期待した私が愚かでした」スク
姉様「待て!古鷹!私は!!」
古鷹「こんな指輪、無ければよかったのに」ボソ ガチャ
姉様「---!!?」
古鷹「・・・」パタン
青葉「新聞でーす」
提督「ありがと・・・」
提督「・・・おい青葉、この一面なんだ?」
青葉「へ?何ですか?私が発行したものじゃないですよ?」
提督「俺の姉様が出てるぞ」
青葉「・・・ほんとだ。『舞鶴提督、鎮守府の中心で愛を叫ぶ』」
提督「不器用だな~あの人は」
青葉「古鷹さん・・・ですか?彼女と仲直りできたらしいですね」
青葉「あの人女性ですよね?結婚・・?」
提督「いいんじゃない?愛なんて人によって違うんだし、それに・・・カッコカリならね?」
青葉「ただ、あの鎮守府崩壊しないんですかね・・・」
提督「何とかなるんじゃない?」
北上「・・・」
あまぎ「・・・」キョロキョロ
北上「・・・」チョンチョン
あまぎ「・・・うぅ?」
北上「鳳翔さんは?」
あまぎ「おしごと・・・みにいきたかったけど・・・まよったの・・・まよっだの・・・」フルフル
北上「泣かないでください。大丈夫です。一緒に行きましょう」ニコ
あまぎ「おねえちゃんだえ?」
北上「北上と言います、きたかみ」
北上「では行きましょう。この時間だと混んでいるかもしれません・・・」
あまぎ「うん!」
じんつう「すずやおねえちゃ~ん」
鈴谷「はいはい、おいで」
じんつう「だっこ~」ピョン
鈴谷「飛ぶなって・・・よっと」ダッコ
あかぎ「あかぎも~」
鈴谷「ちょいまち、あたしはあんた等のお父さんじゃないんだから」
・・・
せんだい「あぅ」
武蔵「今日も元気ね」
せんだい「うぅ~」
武蔵「今日は何を読みましょうか?」
・・・
なか「・・・えぇ」
暁「なんでそんな顔してるのよ・・・」
なか「・・・い~い」
暁「あたしの事下に見てないでしょうね・・・」
なか「のんのん」
・・・
あまぎ「んぐんぐ」モグモグ ←北上の膝の上
北上「ほら、溢してますよ。もっとゆっくり食べても大丈夫ですから」フキフキ
あまぎ「・・・うん」
北上「年の離れた妹が出来た気分ですね」
・・・
川内「最近お姉ちゃん達が面倒見てくれるから助かる~」
神通「鈴谷さんには苦労をかけます」
那珂「なかちゃんは・・・なんか違う気がする」
赤城「・・・そろそろ文句言われそうだわ」
鳳翔「北上さんに懐くなんて・・・以外です。あの人も面倒見がいいと思いませんでした」
提督「なんか面倒見てもらってるから無理に仕事させられないぞ。困ったな・・・」
川内「嫌われたくないパパは大変ね」
提督「でも・・・う~ん」
赤城「夜の海はいいわね~波の音が心地いいわ」
提督「そうだな、こんな波の音は・・・クリスマス以来か?」
赤城「もう!あれは忘れてよ!!」
提督「忘れるものか、お前が素直になってくれた日だぞ」
赤城「・・・ふんっ!」プイ
提督「拗ねないでくれよ」
赤城「・・・2人で波の音を聞いていたいわ」
提督「あかぎが心配するぞ?」
赤城「私も甘えたい時もあるの!察しなさい///」ヨリソイ
提督「・・・きょうは星が綺麗だ」ダキシメ
赤城「・・・ね」
・・・
夕立「2人の世界入っちゃったっぽい・・・」
春雨「夕立ちゃーんこっちの敵終わったよ~」
夕立「ここで待機っぽい。提督さんと赤城さんがラブラブっぽい」
陸奥「出撃について来て新人の経験奪って奥さんと星見てるとか・・・暴虐すぎでしょ」
清霜「・・・あの人怖い」ガクブル
響「なんだよ~おきろよ~」ベシベシ
戦艦ル級「」チーン
陸奥「こらこら、辞めなさい」
響「う~ん・・・消化不肖なんだよ」
陸奥「文句ならあの女たらしに言いなさい」
呂500「Il suffisait de te parler pour tapprivoiser.♪」
Bismarck「Aux Champs-Elysees~, aux Champs-Elysees~♪」
提督「ビス子~」
Bismarck「何か用?・・・ってかビス子言うな!」
提督「艤装治ったぞ」
呂500「おぉ~これで一緒に出撃できるって!」
Bismarck「・・・うん」
提督「どうした?顔色良くないけど」
Bismarck「(今出撃して当てれる気がしない・・・・ブランクが・・・)」
提督「まぁブランクも有るし、ちょっとした運用テストしてからだな」
Bismarck「分かったわ」
提督「艤装ちょっと重めになったらしいから試しに背負って来い」
・・・
Bismarck「ぬぐぐぐぐぐ」
Bismarck「ぎぎぎぎぎぎ」ググググ
Bismarck「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
明石「・・・」
夕張「・・・」
提督「持ち上がってないぞ・・・そんなに重いのか?」
明石「いえ、これでも戦艦の艤装ではちょっと重いってだけです」
夕張「長門さんに運搬してもらったので・・・戦艦なら持てるはずですけど」
Bismarck「あああああああ」
提督「出撃せずにゲームばっかりやってた弊害がここに・・・」
川内「あの頃に戻って恋がしたいな~」
せんだい「zzz」
神通「恋・・・ですか?」
那珂「今もラブラブじゃん、何言ってんの」
川内「そうだけど・・・」
赤城「私は戻りたくないわ、戻ったら・・・悪友止まり確定だわ」
神通「赤城さんも・・・ネガティブにならずに」
鳳翔「私も絶対こうなってませんでしたね、結ばれることないと思ってましたから」
川内「重いな・・・」
那珂「姉さん初対面印象最悪だったじゃん、よく奥さんまで来たよね~」
川内「どうだっけ?都合悪いことは忘れたよ」
那珂「那珂ちゃんも娘が出来るとは・・・ねぇ?」
なか「あう!」
・・・
青葉「以上が食堂での会話です」
提督「ふむ・・・俺も来る所まで来たな。養ってる数が尋常じゃないし」
青葉「ふふふ、これも自業自得ですよ」
提督「それもそうか」
青葉「まぁ・・・精々早く帰ってあげてくださいよ?」
提督「いつもすまないな」
青葉「趣味兼仕事です。貴方の為の・・・ね?」
提督「・・・」
青葉「ではこれにて失礼」パタン
伊19「最近暇なのね・・・提督も家族サービスで暇なのね」
伊168「(´・ω・`)」
伊19「ふむ・・・イムヤも寂しそうなのね」
伊168「(*>ω<;) 」
伊19「なんなのね?」
呂500「彼には彼の苦労があるですって!」
呂500「とっても大変!だからサポートするですって!」
伊168「( ´∀`)b」
伊19「このイクよりも速く解読するとは・・・ヤバイのね・・・」
漣「おっ!艤装積めない艦娘さんちっす」
Bismarck「・・・殴るわよ」
漣「そんなビス子に朗報よ」
漣「明日から私と一緒のクラスで訓練だってさ~」
Bismarck「ふーん・・・は?」
漣「大丈夫!クラスメイトは全員顔見知りだからさ」
Bismarck「え?」
漣「一緒にトレーニング!」
Bismarck「ちょちょちょ、待って!え?マジ?」
漣「恋人なんて要らな~い、逞しく生きてい~く~ん~だ~」スタター
Bismarck「待たんか!!話を聞かせないさいよおおおおおお」
神通「はい、今日は皆さんに新しいクラスメイトを紹介します」
Bismarck「Bismarckでず・・・戦艦です・・・2○歳です・・・昔、部隊の隊長やってま゛じだ・・・」グズグズ
Bismarck「落ちぶれましたが・・・いじめないでください」
曙「うわ~」
潮「大丈夫かな?何かあったのかな?」オロオロ
神通「彼女は・・・」
朧「彼女は日本に来てから怪我してた」ガタ
朧「だからリハビリと日本の戦術の再確認でここに居る。だね?先生」
神通「はい、そうなんですよ・・・艤装も長い間使えない状態が続いてまして・・・」
漣「(助け舟?)」
朧「変な溝あっても困る」
漣「ほー」
神通「それでもBismarckさんは貴方達より戦場経験は豊富です。頼りにしてあげてください」
ハーイ
提督「・・・大丈夫そうだな」
青葉「神通さん困った顔してますね」
提督「ああした張本人だし・・・」
Bismarck「この距離だとね・・・角度はもう少し上ね」
潮「ほえ~」
Bismarck「曙ちゃんは脚部の重心を斜め左にしたほうがいいかも」
曙「わかったわ」
・・・
神通「このクラスの先生でもよかったかもしれませんね」
提督「悩み所だな・・・しかし建前上艤装くらい使いこなしてもらわんと」
神通「私も4期生の方に力を入れたいので」
提督「そこは様子見だな」
Bismarck「漣、お茶ちょーだい」
漣「は?ロリコンと関節キスとか勘弁してくれよ」
Bismarck「ロリコン違うわ!!」
朝霜「姉さん!」
夕立「ぽい?」
朝霜「ご飯一緒に食べようぜ!」
夕立「いいっぽい!」
朝霜「何食べますか?」
夕立「う~ん、ふぃ~りんぐで決めるっぽい!」
朝霜「通な感じ・・・かっこいいぜ」
・・・
夕立「いただきまーす」
朝霜「(一緒のもの頼んだけど・・・)」
超特盛りパフェ
朝霜「ご飯?・・・これはご飯なんだぜ?」
夕立「おいし~っぽい~」モグモグ
朝霜「・・・自由なお人だぜ」
提督「あ~雨だ。起きるのだるいな」
川内「そだね~このまま寝てよっか?」
提督「それも悪くない」
川内「言ったね?なら施錠~」テコテコ ガチャ
川内「よっと、だーいぶ」ピョン
提督「子供か」
川内「あたしも甘えたいの~」
川内「だから、今日はあたしだけ見てよ」ギュ
提督「その言葉は俺に効くな・・・効果抜群だ」
川内「別に嫌味じゃ・・・」
提督「皆、あんまり俺に不満を言わない。だから何でも言ってくれると嬉しい」
川内「・・・」
提督「俺は我が儘を言って欲しいのかもしれないな」
川内「ふむ、提督もセンチメンタリズムだね」
提督「独占欲が強い心配性なんだよ」
川内「エゴの塊だね」フフフ
提督「自覚はある」
川内「なら、今は抱きしめて・・・あたしも独占欲強いからさ、2人の空間を感じてたいの」
赤城「うむ・・・暇ね、家事もやる事ないし」
ガチャ
川内「・・・」
赤城「川内さん、おはよう」
川内「おはよ~」
赤城「今日はどうしたんですか?ハイネック着て・・・熱くないですか?」
川内「うん、熱いよ。心身溶ける位に・・・外で冷やしてくる」
赤城「雨降ってますよ?」
川内「いや、別に濡れに行くわけじゃないよ」
川内「唯、溺れそうになっちゃうからね」
赤城「・・・はぁ」パタン
ダダダー
コンコンコン
赤城「はーい」
北上「提督!?提督はどこですか!?」バーン
赤城「へ?」
北上「流石にあの量は無理です!なんですかあれ!1週間分の書類溜め込んでるじゃないですか!」
北上「これだから優柔不断は・・・あ、すいません。旦那さんの悪口言っちゃって」
赤城「大丈夫よ、同感だから」
北上「で、あの人はどこへ・・・」
赤城「ちょっと待ってね・・・」
ガチャ
蛻の殻
赤城「居ないわ」
北上「はぁ…勘弁してくださいよ」
北上「大体あの人は仕事中も…」
赤城「なんか・・・ごめんなさい」
鳳翔「あらあら、服が散らかってるわね…」
鳳翔「ふむ…メイド服…誰のかしら?那珂さん?」
鳳翔「…」
鳳翔「ちょっとだけ…」
ガサゴソ
鳳翔「…」クルクル
鳳翔「あぁ~まだいけわ…私も若…」クルッ
提督「…」
鳳翔「…」
鳳翔「!?///」
提督「…」
鳳翔「いや///、あの…その…///これは…///」アタフタ
提督「…」パチン
青葉「天井から失礼青葉です!」パシャパシャ
鳳翔「いや///辞めて、撮らないで///」
青葉「How many?」
提督「10…いや20」
青葉「了解」シュン
鳳翔「///」プシュー
提督「鳳翔」
鳳翔「ろします…皆○して!私も!」ユミカマエ
提督「俺は生きる!生きてお前と!」トウソウ
鳳翔「逃げながら言わないでください!!!」
祥鳳「♪~」
叢雲「元気ね~」
祥鳳「はい、毎日とても楽しくて」
叢雲「そう言ってくれると嬉しいわ」
祥鳳「ふふふ」
ヒュー ドサ
祥鳳「ん?なんか落ちてきた」
提督「コヒューコヒュー」
叢雲「!?」
祥鳳「お兄ちゃん!?何で血まみれなの?」
提督「いやさ…これも…愛ゆえかなって」
叢雲「何を訳の分からないことを…医務室へ運びましょうか」
叢雲「よっと」カカエ
祥鳳「(あの体格差なのに抱えちゃうの…)」
叢雲「いくわよー」シュタタタタ
祥鳳「はや!?ま、まってくださーい」
長門「うむ…最近暇じゃないか?」
天龍「演習してきただろ?いいじゃねぇか」
長門「向こうが一人だったから腕相撲して勝って来た」
天龍「それでいいのか…?」
長門「だってさ!!だって…あいて駆逐艦だったし、泣いてたし…」
天龍「それ向こうの提督殴って来いよ」
長門「言われなくても殴って来た。そして連れて帰ってきたぞ!」ムッフー
天龍「…え?まじで?」
提督「はぁ…向こうの提督殴って更に艦娘を強奪か…大丈夫かな?」←全身包帯
長門「提督のほうが大丈夫には見えないが…」
提督「青葉、なんか情報ある?」
青葉「はい、そうですね…」パラパラ
青葉「あぁ…こいつですか…こいつなら黙認って形で異動させられますね。ネタあがってますよ」
提督「見せてくれ、腕がいま両方包帯なんだ」
青葉「ここです」
提督「あぁ~なるほど、そろそろ姉様でも差し向けてあの鎮守府解体させるか…爺もなんにも言わんだろう」
長門「お前達何者だよ…ほんとに提督と艦娘か?」
青葉「あの子も可哀想に…記録を見ると演習はほぼ一人ですね。しかも練度も…」
長門「なに!?…そんな仕打ちを!!」
青葉「この子は訓練もなにも受けれずに的にされてた感じですね…」
長門「…連れて来たが、大丈夫だろうか」
長門「あの子のことも考えず…勝手な哀れみだけで連れてきてしまった」
川内「やっちゃったならもう戻れないし~いいんじゃない?」
神通「私が指導するので大丈夫ですよ」
那珂「それ超心配なんだけど…」
長門「…あぁ」
長門「あの子は?」
川内「いまは空き部屋を1個渡してあるよ、掃除して家具も揃えてあるから安心して」
長門「ちょっと話してくる」
那珂「いってら~」
提督『もしもし?姉様?…はい、実はちょっと粉微塵にして欲しい鎮守府がありまして。えぇ、あそこです。ご存知なら話が速い』
提督『”行方不明”扱い?それは…爺に掛け合ってくださいよ』
長門「ここか…」
コンコンコン
長門「失礼するぞ」ガチャ
長門「あれ?どこだ?」
???「zzz」スースー
長門「寝ているのか…よかった、何処かへ行ってしまったのかと」
長門「もぅ安心してくれ。あんな怖い目には合わせない」
陸奥「姉さん?大丈夫泣かせてない?」
長門「泣かせるか!」
陸奥「姉さん、いつもビビリ7だし」
長門「いや…この子に笑って欲しくてな」
陸奥「珍しいわね、姉さんが」
長門「…始めてみた時、この子が可哀想だった」
長門「この子が目が、色んな事に諦めてたんだ。それがもう…耐えられなくて」
陸奥「…」
???「zzz」
長門「いや、これも勝手な判断か…駄目だな。ぬるま湯に浸かり過ぎたかもしれん」
陸奥「なら頑張りなさい。じゃねー」
長門「…随分と他人事だな」
陸奥「まずは姉さんが打ち解けないとね、あたしが居ても困惑するだろうし~それじゃ」
長門「…」
???「ん…」
長門「おはよう、眠れたか?」
???「…!?」
長門「怖がらなくてもいいぞ。もう安心してくれ」
???「…」
長門「…」スッ
???「…ん?」ペタペタ
???「あったかい」スリスリ
長門「…お前はなんだ、小動物か」フルフル
長門「あぁ…世は残酷だな」ホロリ
長門「名は?名前は何と言う?」
???「名前…なんだっけ、長い間呼ばれてないから忘れちゃった」
長門「!?…くっ、昨日までのほほんと暮らしていた自分が憎い…どうしてこんな、こんな」
青葉「それはここだけの話じゃないですよ、世界中で言えることです」
長門「…それは分かっている」
青葉「貴方がどんなに自分を憎んでも変わらない物の一つです。自分を責めないことです」
長門「分かっている!」
青葉「世の中運ですよ、私たちも配属された上司に恵まれただけです。その子とは違って」
長門「…」
青葉「ここで拳を振るっても…それは揺るぎません。あまり提督を困らせないようにね?これ以上は処分になりますよ」
長門「…すまない。どうしても感情的でな」
青葉「承知の上ですよ、その子はうちで引き取ります。どうやらそこの鎮守府随分前から機能していなかったみたいでして」
長門「…は?」
青葉「提督は蒸発。指示もなく途方に暮れる子達が多かったみたいです」
青葉「皆、提督のお姉さんが連れて帰っちゃったみたいですけど」
長門「…お前はいいのか?前の鎮守府に仲間は」
???「私は一人、いままで一人。誰にも未練無い」
青葉「報告書の一枚すら上がらない鎮守府とは聞いていましたが…蓋を開けてみれば、まぁこうなりますね」
長門「青葉、この子の名前、分かるか?」
青葉「名前ですか…え~っと、登録名は島風ですね」
長門「今日からお前は島風だ」
島風「…うん」
長門「馴れるまで私と暮らそう。ここはいい所だ、私が保証する」
島風「お姉ちゃんは?」
長門「私か?私は長門だ」
島風「長門…」グゥゥゥ
島風「あぅ…」
長門「腹が減ったか、なら食堂へ行こう。歩けるか?」
島風「…よっ、おわぁ」グラッ
長門「そのまま寝ていてくれ、私が取ってこよう」
島風「…ぁりがと」
長門「青葉、すまないが提督に…」
張り紙『後はお任せします。彼女を為に走ってください。※鎮守府内の廊下は走ると危険です』
長門「…粋な真似を」
長門「すぐ戻ってくるよ」ガチャ
島風「ぁ…」
長門「約束する、絶対帰ってくるさ」ガチャ
長門「…ふぅ」パタン
長門「うおおおおおおおおおおお、どけどけえええええええ」ドドドドドド
鈴谷「…お?長門じゃ…」
バコーン スズヤアアアアアアアアア
ドカーン ドカーン ドドドドドドド
青葉「走ると危険って言ったのに…」アチャー
川内「まぁ長門さんは猪突猛進だからね~あれくらいが丁度いいよ」
青葉「そうですかね…被害届たくさん来ますよ」
川内「そこは、事務処理で」アハハ
青葉「うちは変わりませんね、昔から」
川内「そこが良い所よ」
執務室
青葉「提督、ただいま戻りました」
提督「ご苦労さん」
青葉「いつもその言葉ですね…ほかにかける言葉はないんですか?」ムー
提督「何を言えと…」
青葉「”愛してる”とか」
提督「!?」
青葉「いいんです。貴方が幸せなら…私は」
提督「扶桑や翔鶴みたいなことを…」
青葉「私はあの人達と違います。だって私は…」
青葉「貴方の籍に入ってるんですから」フフフ
提督「…」
青葉「って事は~ここでの事は不倫ですね。子供まで作っちゃって…罪な人」
提督「青葉!」
青葉「待ってますよ…今からでも帰ってきますか?」
青葉「私の所に…」ウフフ
【青葉『私の所に…』ウフフ】
川内「ねぇ…夕張さん?何この漫画?」
夕張「んーんー」←縄でぐるぐる巻き
神通「…もう駄目です。この人ばらしましょう。気が治まりません」ゴゴゴゴ
夕張「んんーーー!!」ジタバタ
那珂「これは擁護できませんな、南無」
青葉「そうですよ~この漫画のせいで3人からの殺気が微かに飛んできてるんですから…勘弁してくださいよ」
夕張「んーんんんん」
那珂「ノリでプロット書いたら筆が進んじゃって…だって」
川内「…神通の言う通りばらすか、ばらして焼いて砕けばバレないでしょ」ジャキン
夕張「うわあああああああああああああああ」
ガチャ
提督「何事だよ…俺怪我してるんだから問題増やさないでくれる?」
神通「はい!」
川内「…ちぇ」ポイ
青葉「私の戸籍はこの通り…まだ独身ですよ。それでは」タタター
提督「何があったの?なんで青葉の戸籍と夕張のぐるぐる巻きがあるの?」
那珂「お遊びお遊び、ね?」
夕張「!!!」コクコク
提督「あぁそう…変なのはやめてくれよ?ちび達が真似したら危ないからな」
神通「提督、大丈夫ですか?歩けますか?」ベッタリ
川内「あたしもー」ベッタリ
提督「そんなにくっつくな歩きづらい」
夕張「(もう絶対ネタにしない…)」
長門の部屋
島風「…」パチクリ
島風「…夢?」
長門「zzz」ギュー
島風「夢じゃない、ね」
島風「私は幸せ」ギュ
島風「こんなに安心できたのは何時以来だろう…」
島風「zzz」
陸奥「姉さん、もう19時よって…あらあら」ガチャ
陸奥「全く…これじゃ起こせないわね」
陸奥「いいのかしら…まぁいつでも食堂開いてるからいいか」
陸奥「では、ごゆっくり」パタン
陸奥「あの子の服買わないといけないわね…」
翔鶴「…そろそろ戦闘区域かしら?」
秋月「は、はい!」
翔鶴「紫電、聞こえるかしら?」
≪なんの用だ?バカヤロウ!≫
翔鶴「訓練の為に航空機半分くらい残しといてくれない?」
≪敵機見るだけで400超えだが…いいのか≫
翔鶴「これ位捌けないと…ね?」
≪ド鬼畜が…≫
秋月「頑張らなきゃ…」
翔鶴「提督の為にもこの子を使える様にしないと」
秋月「(あの後コンビで出撃増えたけど…特になにも怖いことはなかった…いい人なのかも)」
翔鶴「帰還しました。提督!」
提督「お帰り、報告書提出してね」
翔鶴「帰りに書いておきました。これです」
提督「え~っと…翔鶴撃破3、対空迎撃が…秋月200!?なにこれ」
翔鶴「はい、秋月ちゃんが頑張ってくれました」
秋月「」
提督「そこの伸びてるの秋月か…200て、なに相手にしたの?大隊?」
翔鶴「いえ、敵の後続が続いたので…長引いてしまいました」
提督「頑張ったな、いつもありがとう翔鶴。髪痛んじゃうだろうからお風呂入っておいで」
翔鶴「はーい♪」ルンルン
…
秋月「いやああああああ無理無理無理!こんな数相手に出来ませんよおおおおおおおおおおお」チュドーンチュドーン
翔鶴「使えないわね…対空砲かしなさい!」ガシャン
翔鶴「よっ…おっと」ヒラリヒラリ
翔鶴「喰らえやああああああああああ」ドドドドドドド
ドカーンドカーンドカーン
秋月「あの人なんで駆逐の艤装も使えるの…」
勝利A
翔鶴「まじ使えないわね…もう少し頑張ってくれない?」プカー
秋月「はい!すいません!」
翔鶴「このままじゃ戦果報告も出来ないじゃない。これはあんたの為の出撃なのよ?わかってんの?」ガシ
秋月「いたたたたた、痛いです!」
翔鶴「私が撃墜してもあんたの経験にならないの!これ出撃前にも言ったわよ?喧嘩売ってのかしら?」
秋月「すいません!ごめんなさい!」
翔鶴「ほんとにわかってんの?なら次行くわよ、あんたもまだ中破でしょ?」
秋月「え!?提督は小破以上で帰還しろと…」
翔鶴「そんなの報告書上でいくらでも誤魔化せれんのよ、大破するまでは狩るわよ」
秋月「はい(怖いよぉ…お父さん、お母さん。この人怖いよぉ…)」
扶桑「ではお願いします」
筑摩「了解しました」
翔鶴「ただいま戻りました」
扶桑「お帰りなさい」
翔鶴「このままお風呂へ行ってきます。これ報告書のコピーです。バインダーへお願いします」
扶桑「はい…ふむ」
翔鶴「どうかなされましたか?」
扶桑「翔鶴さん、あまりおいたしちゃだめですよ?」
翔鶴「!?」
扶桑「女性だからとは言いませんが、御煙草の過度な摂取は…」
扶桑「後、秋月ちゃんもまだまだ未熟です。焦る必要はありません」
翔鶴「…はい、心得ています」
扶桑「ではいってらっしゃい」
翔鶴「失礼します」テクテク
扶桑「ふふ、まだ若いですね」
龍驤「ひさしゅう、祥鳳は元気かえ?」
提督「元気だよ、うちのコミュニティ全部に顔出せるくらいにな」
龍驤「ちびは気が向いたら会いに来るらしいわ」
提督「待ってる」
龍驤「最近流してくれる量減ったけどどないしたん?」
提督「翔鶴を出すことになってな、それ用だ」
龍驤「はー、あんま手広くやってもしゃーないと思うけどな」
提督「それを言われるとな…」ハハハ
龍驤「まぁ横流しで上手い汁吸わせてもろてる側の人間が口出しすんものあれやけど」
川内「ん?」
龍驤「翔鶴は…まぁ、ええ子なんやけど…」
神通「その発言、意味深ですね」
龍驤「(あんま逆撫でするとめんどいか…)」
龍驤「暖かく迎え入れたってくれや、うちあいつの先輩やからな、心配で心配でしゃーないの」
神通「それは勿論」
川内「いみし~ん」
龍驤「優ししたってや、ほな」
提督「後輩想いのいい先輩だな~」カンルイ
提督「なんで俺は傷身でこの雨の中作業してんだよ!」
提督「くっそ…ボルトね~し、どこだよ」
那珂「だいじょーぶー」
提督「大丈夫じゃない!どっかの馬鹿がコンテナクレーンへし折ったからな!」
鈴谷「いま直してんじゃん」
提督「なんでクレーンゲームとかいって遊んだの!?馬鹿かよ!」
提督「なんで操作パネルまでこんなに…買いなおしたほうがいいのか…いや無理か」ガックシ
那珂「無理しちゃだめだよー」
提督「これ直しておかないと…支障が…」カチャカチャ
那珂「大丈夫じゃないとおもうけど…」
提督「男手の俺が先導切らないと…いっ!?」ブチ
鈴谷「ちょ!?提督!!命綱は!?」
提督「やべ、落ちる」ツルッ
鈴谷「地面まで20mはある、下にはコンテナあるし今落ちたら!」
那珂「提督!」
シュ ドカーン ゴゴゴゴゴ
那珂「…」ウケトメ
提督「…情けねぇ」
那珂「いいの、たまには守らせてよ」
鈴谷「コンテナが…空き缶みたいにへしゃげてる…」ヒエー
那珂「目の前で危険な事しないで…心臓に悪いよ」
提督「調子…乗っちまったな」ゴホゴホ
那珂「ほら、もどろ?」
提督「…すまない」
那珂「今日はもうこの手を離さないから」
…
鈴谷「…あれ?放置?」
妖精さん「ナニサボッテンノ?」
鈴谷「あ、すいません」カチャカチャ
響「貴方が~噛んだ~小指が~」
暁「何その歌…」
雷「67年の歌よ」
暁「なんで知ってるのよ…」
響「な~い~」
電「喰いちぎられたのですうううううううううう」ヒエエエエエエ
暁「変な替え歌しない」
響「昨日の~指の根元が~痛い~」
暁「そりゃぁ根元しか残ってないでしょ…」
提督「…」
那珂「…」ギュ
赤城「何があったの?」
神通「那珂はいつも一歩引いてますから…感情が表に出るときもあるんですよ」
赤城「へー」
那珂「もうアイドル辞める」
提督「そんなこと言わないでくれ」
那珂「心配で心配で…ほっとけないよ」
なか「う~う」
那珂「この子もいるし、やっぱり…」ナデナデ
なう「あい」
提督「ごめん、俺が不甲斐ないばかりに」
提督「でも叶った夢を捨てないでくれ、あの時も言っただろ?」
那珂「でも今は…状況が違うよ」
提督「それでも自分を曲げないでくれ、お願いだ」ガシ
提督「テレビの…アイドルのお前は輝いてる。だから」
那珂「なら責任とって貰わないと~アイドルに手を出してるんだからさ」ニヒヒ
…
なか「…」
なか「ぁぅ」スルリ ニゲニゲ
川内「はーいなかちゃん、一緒に避難しましょうね~」
なか「ふう」ヤレヤレ
赤城「この年で娘に気を使われたら…やるせないわね」
明石「うちでは色々取り扱っています。鎮守府外に出る事が極端に少ない方々の為のコンビニみたいなものです」
明石「田舎のコンビニって調味料や卵まで売ってるんですよ?しってました?興味ない?」
明石「まぁそんな感じで、色々置いてるんですよ…食料品から雑誌類…最近は売れそうなんで避妊具も入れました」
明石「誰が買っていくかって?そりゃぁ…提督ですよ、最近は提督以外もよく…」
…
提督「明石~」
明石「いらっしゃいませ、どうしましたか?」
提督「避妊具売ってる?」
明石「大きな声で言うな!こことなり食堂ですよ?」
明石「全く…はい、○○○○円です」
提督「ごめんね、俺もこういうの持って置かないとさ」
明石「川内さん達けっこうあれなんですか?」
提督「…うん」
翌日
提督「ゴムください」
明石「えぇ!?昨日1箱買ったじゃないですか!?」
提督「神通がスタミナお化けで…寝かせてくれませんでした」
明石「うわぁ…」
提督「愛してくれてるのは分かるんだけど…局部が悲鳴を…いで」ベシ
明石「そんな生々しい話!ここでしないでください///!!」
翌日
川内「あかしさーん」
明石「何か御用ですか?ベビー用品なら…」
川内「いやいや、提督に聞いたんだけどさ…その…避妊具って」
明石「避妊具は提督がお持ちなのでは?」
川内「…この前見たら全部穴開いてた。妹ながら怖いわ」
明石「邪推はしませんが心中お察しします」
提督「最近思うんだ」
赤城「なにかしら」
提督「引退して家構えてもいいかな~って」
赤城「それ言うのは大分先だと思うわ」
提督「そうなのかな…」
赤城「全部とは言わないけど、やり切れてない事も多いじゃないの?」
提督「だな」
赤城「逃げたいだけに聞こえるわ」
提督「…」
赤城「あたしね、こういう弱音言ってくれて嬉しいの」
赤城「本音ぶつけてくれる…それだけあたしを必要としてくれてるんだなってね?」
提督「…なら続けてみるか」
赤城「そうね、ついて行くから安心しなさい」
提督「ありがとう」
大本営
提督「なんの用だ?爺」
元帥「すまんの呼び出して、深海棲艦の姫級を捕獲したと第一艦隊から連絡を受けてな」
提督「それで?」
元帥「緊急会議がさっきあってな…拠点の場所を聞き出す事になった」
提督「それに俺と何の関係が?」
元帥「お主の鎮守府の事を言っておったらしいからの、話し相手は顔見知りの方が捗るじゃろ」
提督「俺に尋問官やれと…」
元帥「あまり言いたくは無いが他の者に任せると乱暴するかもしれん。敵とは言え捕虜はそんな扱いはできん」
提督「優しいな」
元帥「お前さんのような無欲な奴でないとな、うちのは深海棲艦に憎しみを持つ奴が多い」
提督「その深海棲艦の処遇は?」
元帥「…実験体になるかもしれん」
提督「非人道的だな」
元帥「わしは許可を出す気は無い。しかし勝手にそうなる事も考えられる」
元帥「それに噂では対深海棲艦の薬物を研究してる輩がいると聞く。うってつけの被験体じゃ」
提督「その前に交渉に持ち込んで捕虜を返したいと」
元帥「…わしは優しいのかも知れんな、敵に情けをかけるとは」
提督「俺が話しつけて終わらせるさ、学費の恩を返せねーとな」
元帥「頼んだ」
…
独房
提督「元帥殿から面会許可を得てきた。開けろ」
監視官「危険です!艦娘の護衛がないと…」
提督「俺なら大丈夫だ。それとも俺を知らないというのか?」ギロ
監視官「…独房に入られたら閉めます。出る時にまた仰って下さい」
提督「すまない。苦労かける」
監視官「元帥殿にかけられっ放しですよ」
ガチャン ギィィ
提督「さて…会いに行きますか」
提督「横須賀近辺の姫級…か」
ガシャン
港湾棲姫「ン?」
北方棲姫「テートクダー」
提督「お前らかよ!!なんで捕まってるんだよ!!」
北方棲姫「オベントオイシソウダッタカラ・・・」
提督「う~ん…お前等か…どうしたものか」
港湾棲姫「スマナイ…トウコウシテサイアクハノガレタンダガ…」
提督「…明日会いに来る。それまで我慢してくれ」
港湾棲姫「…ワタシタチニナサケヲカケルトタチバガナクナルゾ」
提督「お気遣いどうも」
北方棲姫「マタネー」
提督「おう」
青葉「お呼びですか?」
提督「お呼びだ、頼みたい事がある」
提督「明日俺が暴れるからその隙に捕虜を逃がせ」
青葉「記録によると・・・北方棲姫に港湾棲姫ですか…」
青葉「他に方法があるのでは?こっそり逃がすとか」
提督「まぁ俺が泥被れば皆納得だろ。明日満月だからな狂気に魅入られるなら丁度いい」
青葉「そんな性格でしたね…貴方という人は…」
青葉「川内さん達にはなんと言うのですか?」
提督「後、任せたい事がある」
・・・
客室
青葉「・・・」ペタン
青葉「こんなの…どうしろって言うのよ・・・」フルフル
青葉「どうして私にこんな事を・・・あの馬鹿」
青葉「なんで…なんでいつも悪になろうとするんですか」エグエグ
ドア<ヒグッ…エグッ
元帥「ふむ・・・」
提督「…ふわぁぁぁ」ガバ
提督「さて、準備しますか…」
コンコン
提督「だれですか~」
元帥「・・・」
提督「なんだ爺、用でもあるのか?」
元帥「いや、ただこういう事はわし抜きで進められると困るとおもうてな」
提督「地獄耳だな…何処から聞いた」
青葉「…」ヒョコ
提督「青葉・・・」
元帥「貴様は周りが見えとらん。もっと気を使ってやらんか」
提督「青葉も了承・・・」
元帥「そこが貴様の悪い所と昔から言っておろうが!!馬鹿者!!」
元帥「愚かじゃの…自分が泥を被ってどうする?妻は?娘は?鎮守府は?ただ自己満足の為だけに周りを巻き込むな!」
提督「だがっ!」
元帥「両立は不可能だと分かっているだろ!!唯の偽善で涙を流させるな!!」
提督「自分に助ける力があるんだったらやるしかないだろ!!」
元帥「その武器を置け、置かぬなら立場上貴様をここで裏切り者として処分せねばならん」
提督「ふんっ…爺の分際で俺に勝てると思っているのか?」
元帥「なら盾を取らせてもらおう…」ジャキ
青葉「ヒッ」
提督「女を盾にするとは…お前の理想は何処へ行ったんだよ!!」
元帥「わしにも面子があるのでな、統治者は大変じゃよ?批判されると分かっていて実行せねばならん」
提督「・・・くっ」ポイ
元帥「愚直なのは父親似じゃな・・・」
提督「・・・何か知っているのか?」
元帥「直に分かる。今は」ジャキ
元帥「大人しく寝ておけ」
バン!
ガチャ
川内【】
神通【】
元帥「速かったな」
川内【・・・】シュ
姉様「おっと」パシ
姉様「出会っていきなりでこれは無礼すぎると思うのだが?」
川内【クッ・・・】
姉様「話くらい聞いては…」
神通【・・・】グッ
川内【・・・】ジャキン
那珂「いい加減にしろ」ガシッ
神通【グァ】
川内【ウグ】
那珂【これじゃ話も出来ないじゃん…これ以上面倒増やすなら、このほっそい骨折るよ】ググググ
姉様「…」ヒヤアセ
元帥「那珂よ、2人とも失神しとらんか?」
那珂【・・・あれ?】
川内「」
神通「」
那珂【まぁこれはいいんだよ】ポイ
姉様「救護班を呼ぶ」ピ
那珂「この緊急電報について話が聞きたくて来たの、あと提督は何処?」
元帥「そんな怖い顔するな。今から話す」
・・・
提督「なんで・・・麻酔針・・・俺が青葉に渡したのは・・・」フラッ
元帥「解釈を頼むならその場で渡すべきじゃな」
提督「・・・」バタリ
元帥「ふぅ・・・これで安心じゃな。こいつが暴れたらまた新人が辞めていくわい」
青葉「総司令・・・」
元帥「安心せい、殺しておらんよ。ただ暴れた事にはさせてもらおうか」
青葉「・・・それでは!」
元帥「懲罰は受けてもらうぞ。軽い物では済まんな…じゃが極刑にはせんよ」
青葉「・・・ふぅ」ペタリ
元帥「ちと待っておれ」ピピピ
元帥「瑞鶴よ。各鎮守府へ緊急入電」
瑞鶴『何事ですか・・・』
元帥「横須賀鎮守府の提督が乱心して捕虜を切り殺した。会話は無理と判断して確保の為に射撃と・・・」
瑞鶴『はぁ!?』
元帥「よろしく頼んだ」ピ
元帥「すまんが深海棲艦の死体を水葬せねばならん。手伝ってくれるか?」
青葉「・・・お優しいんですね」
元帥「こいつは悪になるには背負うものが多すぎる。老いぼれが適任じゃて」
・・・
那珂「・・・」
元帥「すまんがちょっとの間、あいつには会えぬ・・・我慢してくれ」
那珂「・・・上手い事利用したんだね、うちの旦那の良心につけこんで」
姉様「(実はこいつが一番厄介なのでは・・・)」カマエ
元帥「気が済まんなら撃て、わしはこんな事しか罪滅ぼし出来ん」
元帥「これでは20年前と同じではないか…学ばぬな」
那珂「あははっ、そこまで那珂ちゃん落ちぶれてないよ」
那珂「おじいちゃんの事だから左遷って形にしたんでしょ?」
那珂「会えないって事は…国内じゃないね~国外?」
那珂「数ヶ月で帰れる様に手配しだしてる・・・そんな所かな」
元帥「努力はする。じゃが予定は未定じゃて」
那珂「いいよ、おじいちゃん優しいから。提督と一緒で抱え込んじゃうし」
那珂「2人には那珂ちゃんから説明しておくよ。あと外で待ってる赤城さんと鳳翔さんにもね」
元帥「今日は泊まってゆくが良い、娘ちゃんたちは?」
那珂「赤城さんたちが見てくれてる」
元帥「では一番広い部屋を開けよう」
姉様「我が案内しよう。妹達と久しく話しておらんでな」
元帥「わかった」
赤城「ふ~ん」
鳳翔「・・・」
姉様「聞いた時、我も驚いたぞ」
那珂「相変わらずだね…お馬鹿さん」
姉様「随分と信頼しておるのだな、川内や神通は・・・まだまだ幼いというのに」
那珂「あの2人はまだまだ自分が周りに左右されちゃうんだよね・・・だから」
姉様「我の愚弟もそこまでは達観しておらんぞ…」
那珂「皆、まだ芯が出来てないんだよ。那珂ちゃんも最初はブレブレだったけど・・・」
那珂「提督が教えてくれたんだけどね~」
姉様「・・・あいつの脳と口は繋がっておらぬみたいだ」
那珂「それは言えてるかも」
那珂「こっちはどうするの?」
姉様「何がた?」
那珂「提督居ないし・・・」
姉様「あぁ・・・赤城、これ」
赤城「何ですか?・・・手紙?」
姉様「一応機密文書だ」
赤城「いや、ポケットからクシャクシャな物渡されて機密っていわれても・・・」
赤城「え~っと・・・貴行を臨時提督に任命する・・・」
赤城「はぁ!?」
赤城「いやいやいやいやいや」
赤城「嫌なんだけど!やっと専業主婦になれたと思ったのにまた軍属?勘弁して欲しいわ」
鳳翔「家事をしない主婦・・・」
那珂「女版ヒモ」
赤城「変な事言わないでくださいよ!」
姉様「我と同じ提督だぞ。誇れ」
赤城「あのね・・・秘書として仕事内容は知ってるわ…」
赤城「はぁ・・・でも・・・はぁ・・・」
あかぎ「どうしたの?」テコテコ
姉様「おぉ起きてきたか、こっちに来るがよい」ダッコ
あかぎ「わーい」
姉様「愛いの~」グリグリ
あかぎ「にゅー」
姉様「実はな・・・おぬしの父親は出張でしばらく会えぬ・・・」」
あかぎ「えぇ・・・」
姉様「その代わりに赤城が提督になるのだ。暫くは構ってやれぬ時が続くかもしれん」
あかぎ「・・・」ショボン
姉様「しかし安心せよ!我がついておる。こんなときの為に有給を置いておいたのだ!明日から我が四六時中ついておる!」
あかぎ「わー」
那珂「舞鶴はどうするんですか?」
姉様「古鷹に任せた」
那珂「・・・最愛のパートナー置いてくるんですか」
姉様「了承済みだ。壁際でお願いしたら頷いてくれたぞ!」
那珂「それ脅してません?」
川内「・・・あ~首痛~」ガチャ
那珂「姉さんお帰り、もう少し寝てるかと思ったよ」
川内「那珂手加減無さ過ぎ・・・一瞬で意識持って行くとかどんな握力してんのよ」
那珂「おまいう~」
川内「あの時は血上ってたから強くいえないけど・・・どうなったの?」
那珂「我らが旦那様は左遷で国外追放~」
川内「え゛…あの人パスポート持ってたっけ?」
那珂「さぁ?」
川内「待ってよ~本人しか分からないじゃん・・・問い合わせてもプライパシーとかで教えてくれないし」
那珂「まぁ軍だし・・・何とかなるでしょ」
川内「・・・帰ったら提督の部屋の粗捜しでもしますか。へんな物もってたら捨ててやる」
姉様「我、世話になる。よろしく頼む」
川内「お姉様・・・クビになったんですか?可哀想に・・・」
姉様「なっておらぬわ!!喧嘩売っておるのか!」
鳳翔「妹には形無しですね」フフフ
姉様「・・・随分と落ち着いたな」
川内「死ぬ訳無いって信じてますから、神通がちょっと心配ですけど・・・」
姉様「愚弟が迷惑を・・・帰ってきたら肋骨開放してやる・・・」
川内「いや旦那殺さないでくださいよ」
提督「・・・」
青葉「・・・」
提督「なぁ・・・ここどこだ?」
青葉「海の上ですね」
提督「それは見たら分かる。何処向かってるんだ?」
青葉「さぁ?」
提督「あの爺・・・島流しするにも場所くらい言っとけよ」
提督「青葉はなんでついてきたんだ?別に一緒じゃなくてもよかったろうに」
青葉「一人だと心細いと思いまして、それに・・・」
青葉「私達は共犯者ですよ?」
提督「・・・俺が巻き込んだ形だが?」
青葉「私が望んだ事ですから・・・」バシャーン
提督「やべ、酔いそう。部屋戻るわ」
青葉「・・・難聴系主人公ですか」ハァ・・・
横須賀鎮守府
姉様「我は弟の部屋を使おう」ドサ
川内「はい・・・」
赤城「(´Д`|||)」
姉様「貴様もいい加減にせんか・・・いつまで現実逃避しておる」
赤城「将官用の軍服ってありますか?」
神通「たしか・・・提督の着ていたスペアなら」
赤城「入るかしら・・・」
姉様「問題は腹だな」フハハハハ
赤城「殴られたいんですか・・・」ワナワナ
鳳翔「私が改良しますよ。スペアはまた発注すればいいですし」
赤城「はい・・・執務室に行ってきます」
姉様「さて、我が姪達の面倒は見ておく。通達などを済ませてくるがよい」
川内「おねがいしまーす」シュン
神通「提督・・・」
姉様「場所が分かれば連れて行こう・・・それまでは」
神通「私も提督に依存気味だったので・・・馴れておかないと」
姉様「辛くなったら言え、爺から聞き出す」
神通「ありがとう、お姉様」
・・・
赤城「私が提督よ!」←ワッペン装着
北上「・・・遊びは他所でやってくれません?」
赤城「はい、これ」
北上「なんですか?この紙くず・・・えぇ!?」
北上「これは失礼しました。提督」
赤城「いや、提督は大本営での会議とか演習の時だけにして。あくまでもここはあいつの鎮守府だから」
北上「了解です赤城さん・・・あの電報はなんですか?」
赤城「馬鹿して左遷されたのよ。その間の代理が私」
北上「迷惑しか持って来ませんね」フフ
赤城「ほんと・・・昔からそうよ」
提督「熱い・・・熱すぎる・・・」
青葉「これ確実に南ルートですね・・・てっきり露か独辺りに飛ばされるのかと」
提督「考えてみろ?俺たちは左遷されてんだ。辺境の土地確定の未来しかないだろ?そんなうまいものが食える場所とは思えん」
青葉「ついて来るんじゃなかった・・・」
提督「いまさら・・・その時の自分を恨むんだな」
青葉「冷たいですね・・・気温や湿度は高いのに・・・」
提督「俺、熱いの・・・ダメなの・・・」ヘナヘナ
青葉「そうですねこのままじゃ昼も・・・あっ・・・」
青葉「提督!クリームは!?あの日焼け止め」
提督「・・・あるわけ無いだろ。そんなの俺の部屋に置いて来たわ」
青葉「南半球は尋常じゃない直射日光ですよ・・・どうするんですか・・・」
提督「・・・」ダラダラ
青葉「辺境の地で提督出来るわけも・・・使役されるなら昼も勤務確定・・・」
提督「青葉」
青葉「何ですか?」
提督「俺は泳いで日本へ帰る。止めないでくれ」ガララ
青葉「馬鹿ですか!?止めて・・・窓から身を乗り出さないで・・・ください」ヒキトメ
提督「放せ・・・無理だ。絶対死ぬ・・・それなら足掻いて死にたい」グググ
青葉「まだ決まった訳じゃないですって!!」
提督「こんな事なら隠密に・・・」
青葉「提督は高二病ですか・・・ニヒルに徹するなら・・・大事なもの作りすぎです!!」
提督「やってる俺も『悪役になる俺カッコいい』って思ってたけどさ・・・」
青葉「気持ち悪・・・どんびきです」
提督「なら放せ。その気持ち悪いのは海へ還る」
青葉「それとこれは別です!なんで私は・・・」ハァ・・・
カチーン
青葉「大体提督は!無駄が多いんですよ!」
提督「なんだ?逆切れか?」
青葉「それでいいですよ!貴方はいつもいつも素振りだけ見せて・・・」
青葉「今だから言いますけどね!やらないならやる素振りやめてくださいよ!期待しちゃいますから!!分かってます!?」ガシ
提督「・・・青葉?」
青葉「最初だけ釣っといて・・・あとは駒扱い。それも囲ったものには餌あげる癖してこっちにはなんにも無し・・・」
青葉「優柔不断なんですよ!!もぅ!!」ベシベシ
提督「いでででで、止めろ!その辞典みたいなので殴るな!死ぬ!」
青葉「こっち見ないでください」ツーン
提督「青葉」
青葉「ふん!」ツーン
提督「・・・(俺実は別人格あるんじゃないのか・・・そんな気さえしてきたぞ)」
提督「飯貰ってくる。幸い、まだVIP扱いされてるし・・・全然会話してくれないけど」
パタン
青葉「・・・」モゾモゾ
青葉「はぁ・・・なんでこんな素を出してしまったのか。顔から火が出そうです」
青葉「これも異常な気温のせいですね。そうしときましょう」
青葉「・・・あ゛~もう!」
鈴谷「提督が」
天龍「変わる!?」
北上「はい、馬鹿な提督殿は太平洋か大西洋か・・・インド洋か・・・地中海・・・後言ってないのどこかな?・・・らへんを彷徨ってると思います」
鈴谷「それどこか分からないじゃん!」
天龍「それってもしや・・・また」
北上「いえ、今回は正式に別の提督が着任します」
鈴谷「うわあああああああああああ」orz
天龍「俺の週3、6時間とか言う天国があああああああああああ」orz
北上「いえ、私じゃないです。赤城さんですよ?過去に大本営秘書艦という経験から・・・」
鈴谷・天龍「イェ━━━━━ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ━━━━━━イ!!」
北上「でも補佐は私ですよ?」
2人「うわあああああああああああああああああああ」orz
長門「何を漫才してるんだ・・・」←島風抱っこ中
島風「・・・てんどん」
長門「あんなんみたいになるなよ?私がさせんが」
長門の部屋
長門「あまり皆と話す機会を作ってやれてないな・・・」
陸奥「まぁ今は姉さんに馴染んで貰わないといけないんじゃないの?」
長門「う~ん、そうなのだろうか・・・」
ガチャ
島風「長門」テテテー
長門「お帰り、もう鎮守府の地図は覚えたか?」
島風「うん、覚えた。もうトイレは行ける」←膝の上
長門「次は皆に話しかけていこうな」
島風「・・・」
陸奥「私と話せてるなら大丈夫よ、皆いい人だから」
島風「頑張る。今日は疲れた」
長門「急ぐ必要は無いぞ・・・一人ずつでもいいくらいだ。」
島風「うん・・・」ギュー
長門「(陸奥よ・・・このまま抱きしめてやりたいが本気で抱きしめると潰してしまうかもしれん・・・どうすれば・・・)」
陸奥「(この際姉さんも手加減を覚えなさいよ・・・)」
提督「ここどこだよ!」
青葉「あぁ…海が青いですね~」
提督「…もしかと思うがあれか?」ユビサシ
青葉「あのお世辞にも基地とも泊地とも言えないのがですか…」
提督「なんか…人気ないんだけど…無人?」
青葉「本格的に島流しじゃないですか!!?」
提督「いや、誰かが迎え入れてくれるとおもう…たぶん」テクテク
青葉「ま、待ってくださいよ!こんな辺境で置いて行かないでください!!」
…
提督「真っ先に建物内の改築からするか…」
青葉「…」←服の端っこ撮んでる
提督「ここかな?執務室っぽいのは…」コンコン
シーン
提督「入るぞ」ガチャ
青葉「提督!さすがに失礼…」
提督「いや、誰も居ない。ほんとに基地かよ…」
提督「なになに…ラバウル…ラバウル?どこそれ」
青葉「それパプアニューギアの…」
提督「聞いたことあるぞ!その国」
青葉「オーストラリアの上辺りだった気が…」
提督「どうすんの!?英語通じるかさえわかんねーぞ!!」
青葉「知りませんよ!何とかしてくださいよ!」
提督「いや…さすがに…これは」
青葉「馬鹿馬鹿!男なんだから何とかしてくださいよぉぉ…」ポカポカ
提督「ほらこのペンもインク乾いてない!使って時間たってないから…人が住んでるんだって!」
???「随分と人の家を貶してくれるわね…貴方が着任予定の新米提督?」
提督「は?…新米?」
??? 「大本営から新米コンビがくるって通達があったわよ?そうなんでしょ?」
青葉「まぁ…大本営から来ましたけど」
???「ハッキリしないわね…私は上から貴方達の教育を仰せつかってるのよ?」
提督「(あの爺…帰ったらしめる)」
???「これからビシビシ行くわよ!覚悟しなさい!」
提督「はぁ…これから宜しく…」
次回から新天地、ラバウル基地編です。嫁の活躍も忘れず書きます。
それでは次回 part でお会いしましょう
お早い、お帰りで。
シュタが出来るのは、川内と青葉だけだな。
待ってました
毎日の楽しみにさせていただきます
おかえりなさいませ
おかえりなさい
駆逐艦たち誰もシュタを気にしないのな
新Part来たね^_^
訓練を受けてない訓練生だから、シュタに気付かなかったんたよ。
待ってましたこのシリーズ大好きですがんばってください!
待ってました!
思ったよりも早く次のPartに進んでてちょっと驚きました^o^
応援してます頑張ってください
m(_ _)m
新パート待ってました!
結構早くて驚きました♪
神通式人外育成法に期待!
このSS一番好きなSSです!
応援してます!
もっともっと続いてほしいです!
訓練は死なない程度に殺すのが最善。
体力と根性がつく
提督は育児下手だな。飴と鞭を使い分けなきゃ……。
飴3割、鞭9割で
最近のお菓子高いからなぁ
ココアシガレ○トが一番よ
頑張れ明石さん...
禍福は糾える縄の如し。
明石さんに幸あれ・・・
安定の明石さんwwwwww
そろそろ明石さん転属願い出しそう、不憫www
俺もろーちゃん、娘にしたい。
このシリーズ愛してる
このシリーズ大好きです
更新確認するのが毎日の日課になってます
応援してますo(・`ω´・)○))
待て!朝霜それは修羅の道だwww
ぽいぽいその盾はあかんてww
盾持ってる時の顔はきっと濃いんだろうな。
POI盾いいねぇ! ガトーさんで再生されてしまった。
筑摩ぁ。。。
痛々しい(涙)
(都合の)いい女ぽいっな
筑摩が報われないのが容易に想像出来てしまって涙を禁じ得ない
最後のBFかこれwwww
筑摩も応援したいけど、
地味に自分を押さえて筑摩にアドバイスしている鳳翔さんに涙が…
カレーが食いたくなった……。
インスタントにお湯入れて、スープカレーにして食おう。
天龍、がんばれ・・・
天龍で大草原不可避
ぽいぽい分身例の動画かw
鈴谷が安定のオチ要員にw
きのうはおたのしみでしたねwww
やっと三姉妹夜戦コンプリートですね、わかります。後は赤城やね!
この鎮守府でも酒が入った神通さんは淫通さんに・・・
祝♪三姉妹貫通♪+α
噛み跡を駆逐艦に見られたらなんて言うんだろう・・・
アイドルR・・熊本県民かな?
駄目だ、この天津風...早く何とかしないと...
熊本弁はわかりません!
アイドルR…いったい何崎蘭子14歳傷ついた悪姫ブリュンヒルデ二代目シンデレラガールなんだ…
お!熊本県民ゥー!
どっかのバーテン「今、貴女闇飲まって言いましたよね?!貴女、熊本県民ですねぇ!!」ババァーン!!
アイドルA殿!アイドルA殿ではござらんか!
熊本弁は難しいなァ(すっとぼけ)
ティンッと来た!
神通さんあなたどんだけ鬼教官だったんですか(^_^;)
そして鍛え上げられた新人はこれからどう活躍するかたのしみだぬ!
三姉妹を鍛えたのは、鳳翔さんなんだろうなぁと邪推してみた。
居酒屋鳳翔の鳳翔さんみたいな鬼教官だったろうなぁ。
神通もシュタが出来るのか!
那珂ちゃんは?
※49
鳳翔が鍛えられるのは空母で、軽巡は専門外でしょ
つまり赤城加賀龍驤がしごかれる
あれ~?電がプラズマ化してる気がするんだが・・・
龍驤は駆逐艦だろ?(すっとぼけ)
誰かナス持ってきて、プラズマに押し付けろ。
流石にこれ以上カッコカリするのはなぁ…と思うがこの提督ならあり得る
指輪・・・フォンデュ・・・チョコの滝・・・あっ(察し
また火種がw
今後の展開に期待してます
後ではダメだと思います。
小さい子がはめそうな予感……
まさかの龍田さん!?どうなるんだ一体!?
よりにもよって…
龍田も提督LOVE勢だった可能性が微レ存...?
龍田よ・・・ちゃんと正直に話せばわかってくれるはずさ・・・多分な・・・
川内『何勝手に付けてるのさ、取れないなら詰める?』
神通『姉さんそんなこと言ったらだめですよ?』
はやまるな!
武蔵か長門に頼めば、指輪位千切れるだろぉ?!
骨は拾ってやるよ龍田…
大丈夫さ、ここの指輪はなくなることで有名なんだ
外れなくてもいつかなくなるよ
すると子供がどこからか・・・
とはいえ、提督が書類自体をシュレッダーにかけたから指輪の効力は無いわけで
仮に龍田の指からはずれて、それを深海のが飲んだとしても「提督と龍田の子」にはならんし、たつた自体生まれないはず…だよね?
龍田、さよなら、さよなら。
貴女の事は忘れない
龍田への総攻撃へのカウントダウンが始まった・・・!
龍田、君のことは忘れない...
龍田逃げて超逃げて
龍田さんの御冥福を御祈りして
黙祷を捧げます
龍田、大丈夫だよ
話せば分かってくれる(話せれば)
お前ら諦めんの早すぎだろwwww
悪気のない偶然の事故だから大丈夫だよ・・・
たぶんね・・・
第1ラウンド終了か…次も生きられるかな?
ながもんが轟沈してまう!
忘れるまで殴る。
君が泣くまで殴るのをやめない。
……親戚か?
実際演習で長門沈めるからな鳳翔さん
これは事態が広がっていく・・・?
ああ、これは提督も攻撃対象にされるパターンだな~(^_^;)
ああ^~やっぱり神通はかわいいんじゃああ^~
???「お残しは、許しまへんでぇ!!」
あかぎ、それはダメだ。求める物に対して代償が大きすぎる。
これは指輪がぶっ飛んで行きそうな気が、指輪の行方やいかに!?
筑摩さんのハイライトさんが家出してしまう!ついでに龍田のま
あれ?筑摩さんの目のハイライトが・・・
消え始めた・・・だと?!
あ、神通さんのお話(物理)がとても大変そう・・・
神通さんのは「お話(高町式)」ですねぇ…たまげたn…
⌒*(・∀・)*⌒「少し、頭冷やそうか…」
ここの龍田は、ニート気質だなぁ~
指輪が切れて転がって、何かが起こりそうな予感
明石終了のお知らせ
明石に全部投げたなwww
明石さんも悪いかもしれないけど、全面的に悪いわけじゃないだろ!?
明石さんのご冥福をお祈り申し上げます…
明石さん逃げて‼
全力で逃げて‼
無理だと思うけど
止めてくれる那珂ちゃんいないと危ないな、この鎮守府
明石監視網か。
明石完全包囲!でも、指導艦としても優秀か・・・。川内も事務仕事北上超えてるんだし全員廃(ハイじゃなく廃)スペックなんだよね
穏便にすんだ!奇跡か?
もう金剛貰ってあげろよ提督さん・・・(ホロリ
元帥「どうせなら全員とカッコカリしてしまえばいいじゃろうに・・・それでカッコガチすれば良いと思うのじゃがの~」
鳳翔さんもハーレムに加えようぜ!
鳳翔「夜戦は苦手でしたね。」(出来ないとは言ってない)
※99
それは夜間鎮守府じゃなくて居酒屋の鳳翔だろw
あっ(察し
あ・・・龍田(リトル)がくるのかな?
矢と混ざって見た目龍田名前ほうしょうの父提督が産まれる?
投げたのか、射ったのか判らんが威力パネー!
矢1本で工廠破壊とか…………
ニュウリトル誕生かな?
まさか、リトル鳳翔
妖精さんあまりのショックでカタゴトじゃなくなってる…
指輪、矢、ボーキか
ふむ、誰だ
記憶は失ってるけど祥鳳が居なかった?
鳳翔が母、指輪、弓、ボーキと考えると軽空母…瑞鳳?記憶失った祥鳳を義姉と捉えるとかかな?
天城って事は雲龍型? ・・・まさか、赤城と同型艦のほう?
投げ込まれた矢の材料がキニナルところだねぇ
父親:不明 義母:鳳翔 実母:赤城 姉妹:あかぎ
なんと複雑な・・・
神通ちゃんヒドイw
いいぞいいぞ
もっと鳳翔さんが報われる話増えろ
鳳翔さんおめでとう!なお金剛…
これでケッコンまでした後に実子まで作ったりなんかした日には更にカオスだなぁ。
更にやさぐれそうな翔鶴が思い浮かぶわー
娘'sがかわいすぎる
あまぎかわいい
鈴谷はほんといいお姉さんしてるなぁ(*゚▽゚*)なんとなく子供に手を出そうと攻めてきたりしたら提督達親集団もだけどこの鈴谷も妹のような存在を守るために人外修羅になりそうだね。
鈴谷覚醒したらやっぱり嫁になるのかな?
でも、鈴谷覚醒したら有る意味最強の艦隊になりそうだな!
制空権?とらせねーよ?攻撃?させねーよ?的な?
川内→爪立てる
神通→噛み付く
那珂→???
那珂ちゃんは抱きついてきそうね
筑摩と翔鶴と扶桑も嫁にしてあげて。だんだん不憫に思えてきたから
赤城のドッキリだとまた煙草吸いたいなー→提督が隠してた煙草差し出す→裁判でいいのではw
奥様軍団つえぇな。特に鳳翔さん
和弓(長弓、大弓とも)は、一般的なもので七尺三寸(220位)ですよ。半弓でも六尺三寸(180位)になります。
鳳翔さんの身長がヤバイ事に……
弓って持ち方とか使い方間違えるとかなり危険だよな
フライパンに包丁を人力でもって突き刺そうとしても到底貫けないのに弓で射れば貫ける。まじで怖いわ
しかも弦を引くのにめっちゃ力がいるのな。自分の力にあった弓を扱わないと自滅しかねないと思ったよ
この弟にしてこの姉あり…か
さすがロシア!追い討ちするとは、おそロシア…………
青葉が男前すぎるでち
青葉フラグなのかねぇ?
おや?青葉のようすが?
青葉......
ろーちゃん可愛すぎる。
熊本弁も解読できそうだな。
青葉よ、いい値で買おう
俺も買おう。
こっちにも1枚貰おうか。
その写真は何処で買えるの?
20万まで出そう
青葉、次はこれで頼む。
つ提督指定の水着(白)
ここの青葉のNTR本は何時発売でしょうか?(すっとぼけ)
夕張…やっていいことと悪いことがあるのを身を以って知ったな…
ところでいつ発売ですか?
川内三姉妹嫁のグロさが。。。
うちの神通はそんなことないはず。。。
この後、秋月は地獄を見た…。なのか、対空に関しては既に他所と比べて化け物クラスなのかどっちだろうね。
翔鶴怖すぎだろ……
元帥殿よくやった。後は、我々(憲兵)が場所を移して尋問しよう。
「あぁー、護送車が故障して海に落ちた。捕虜が逃げるー(棒読み)」
やはり鎮守府内では那珂が最強か。暴走状態の姉二人を失神させて対峙した姉様に冷汗かかせるとか並の化け物じゃないでしよ(T . T)
青葉、お前もか。
いいぞもっとやれ
青葉もLove勢だったのね
青葉もともとかわいいしな、俺大歓喜
青葉、これを使いなさい。
っ[少年ガンガン]
青葉、頑張れ。
首狙おう、首
天鈴が面白過ぎるw
青葉の泣き顔を想像するとキュンキュンするんだけど
もしかして:恋
鎮守府に戻る前に青葉とケッコンカッコガチしちゃえ
お疲れ様です!次の話待ってます!!
まさに、水平線まで、飛ばされたな。
お疲れ様です。
次回も楽しみにしてます。
やったぜ待ちに待った青葉だ!
次回も楽しみにしてます
ふんふむ…