夜間鎮守府の日常
夜間しか出撃しない鎮守府での日常SSです。バトルも書いていくので流血表現があるかもです。
夜戦しか行わない鎮守府なので空母系はちょっとしか出ないかもしれません
1話完結形式でちょこちょこ連載予定
提督
夜型人間 白髪、赤眼で日光に当たると干からびるドラキュラみたいな人。
夜戦が大好きで自分も時々参加する戦闘狂。夜になるとよく川内とはしゃいでいる。
容姿のせいで一部の艦娘からは怖がられている
川内
夜戦厨。提督との馬鹿騒ぎが好き。鎮守府では夜戦夜戦と煩いが戦闘に入ると阿修羅の如き力を発揮する
秘書官その1
神通
鎮守府の良心。提督と川内と那珂が好き。普段は控えめな性格だが夜戦では鬼と化す。
秘書官その2
那珂ちゃん
艦隊のアイドル。川内・神通とは違い、昼間にアイドルとしてお仕事をしている。
那珂ちゃんが稼ぐギャランティは鎮守府の主な収入源となっている。
秘書官その3
他にもいっぱい艦娘出す予定
川内「ZZZ・・・」スピー
時計「・・・・・・p」
川内「!!」ガバッポチ
時計「・・・(´・ω・`)」
川内「ふぁぁ・・・もう6時か~提督起こしてこよ」タタター
時計「18:00ダヨ(´・ω・`)」
提督「・・・ぐぅ」スヤスヤ
川内「提督~もう6時だよ~」バーン
川内「早く夜戦行こー」
川内「はやく―はやくー」ユサユサ
提督「あ゛あ゛ぁぁぁぁ煩せぇぇぇ!!」ガバ
提督「お前いっつも起こしに来るけど俺の勤務8時からだよ!はえーんだよ!」
川内「提督いっつも寝起き悪いね。低血圧?」
提督「原因はおめーだよ夜戦バカ」
提督「今日の晩飯何?」
川内「えーっと、たしかカレー!」
提督「マジかよ・・・起きて1発目でカレーとか胃が持たんわ」
川内「朝から出撃してる子達は一番食べる時間帯だし」
提督「俺ら基本昼食まで起きてないからな、どんなの出るんだ?」
川内「知らないな~朝の9時には寝ちゃうし」
提督「だよな~」
提督「はぁ・・・ねむいわ」
叢雲「あら司令官、おそい起床で」
提督「俺の鎮守府は夜にしか出撃せんしな。これでも早い位だ」
川内「やせんーやせんー」
提督「お前は子供か!ちったぁ我慢しろ!」
叢雲「いつも一緒に居るわね2人とも、もしかして別の意味の夜戦も済ませちゃった?」フフフ
提督「ん?何の事だ?}オハダツヤツヤ
川内「??」オハダツヤツヤ
叢雲「茶々入れようと思った私がバカだったわ・・・」
提督「よっしゃぁ!!出撃だ!」
川内「やったー待ちに待った夜戦だ―」
提督「いくぞおおおおおお」←水上走ってる
川内「あっ提督ずるい!待ってよー」
那珂「那珂ちゃんいっつも思うんだけど提督人間じゃないよね~」
神通「提督と姉さんはいつもあんな感じですし」
那珂「今から戦闘するって空気じゃないよね・・・」
提督「つかれたな~」ノビー
川内「今日はいつもより敵が多かったね」
天龍「おう!提督じゃねぇかって鉄くさ!!」
提督「今日は敵が多くてな~服が真っ赤になっちまった」
天龍「それでいて全員無傷か・・・やっぱ提督と川内型は化けもんだな」
天龍「早く着替えないと遠征組のちび達が起きてくるぞ」
川内「よく真っ赤っかの提督見て泣いてるよね」
提督「やっぱ風呂は1人でゆっくり入るもんだな~」
川内「そうだね」
提督「なんでおまえ一緒に入ってるわけ?」
川内「いいじゃん減るもんじゃないし」
提督「女風呂に入れここは俺専用だ」
川内「えーだってあそこいつも混んでるんだもん」
提督「だからって男が入ってる風呂に入ってくるなよ」
川内「べつに提督ならいいかな~って」
提督「俺は良くねェんだよ!1人でのんびり入りたいわけ」
ギャーギャー
長門「あいつら恋人や夫婦というより兄妹だな」
陸奥「仲が良すぎるのも考えものね」
電「鈴谷さんは司令官さん達と出撃したことありますか?」
鈴谷「ん?あぁ、あるよ~立ってるだけで何もしなかったけどね」
電「怒られたりしないのですか?」
鈴谷「いやいや、獲物取るなって怒鳴られちゃうよ」
鈴谷「提督はすごいよ~戦闘中性格が豹変するからね。それはもう鬼のような形相で」
電「は、はわ~」ブルブル
提督「駆逐艦怖がらせるなよ・・・それでなくとも駆逐艦にはビビられてるんだから」
暁「この十字架をくらえー!」
提督「ぐ、ぐわあああくるしいいいい」
雷「ニンニクもくらいなさい!」ポイポイ
提督「うわああああくせええええ」
那珂「あれなにやってるの?」
神通「ドラキュラごっこらしいです」
那珂「提督もイメージアップ大変だね・・・」
青葉「突然インタビュー!今回は艦隊のアイドルでもある那珂さんです」
那珂「やっほー皆のアイドル那珂ちゃんだよ~」
青葉「今回は鎮守府内で多くの方が疑問に思っていることをお聞きしたいと思います」
那珂「もしかして那珂ちゃんのスリーサイズ!?いや~ん乙女の秘密だよ♡」
青葉「いえ違います」キッパリ
青葉「夜戦しか行わない我が鎮守府ですが、満月の夜だけは提督と川内型のみで出撃しますよね」
那珂「あぁ~それか・・・」トオイメ
青葉「ズバリ満月の夜はどのような事が行われているのでしょうか!?」
那珂「提督と川内姉さんは、神通ちゃんもか・・・満月の夜は狂戦士になるの」
青葉「えっ!?神通さんもですか?意外です」
那珂「後、誰も連れていかないのは戦闘終わった後に巻き添えを喰わないようにするためだよ」
那珂「あの3人の正気が戻るまで攻撃いなせるのは那珂ちゃんだけだから」
青葉「」
那珂「こんど青葉ちゃんもついてくる?3人本気で来るからスリルたっぷりだよ~」
青葉「い、いえ結構です」
那珂「普段は優しいんだけどね~あの時はもう自我がない感じ?」
このインタビューを元に作られた新聞のせいで提督は余計怖がられる事になった
TV「he made catch!! amazing play!!」ワーワー
提督「やっぱ野球はMLBだな~」
川内「日本の野球と違うの?」
提督「色々違う所があるが一番は大胆なプレイが多い所だな」
提督「あと内野の守備が熱いな。選手の肩が強いから」
川内「ルールは同じなのに全然違うんだね」
提督「オールスターのCMがお洒落、日本も参考にすればいいのに・・・」
川内「それは違うんじゃないかな」
提督「俺、子供のころは俳優になりたかったんだ・・・」
那珂「そうなの?初耳~」
提督「昔ジャニーズにいた事もあったしな・・・懐かしい事だ」
那珂「へ?ジャニーズ!?すごいじゃん」
提督「昔は関西になくてな・・・東京に通うのがだるくて1ヶ月で辞めた」
那珂「志低くない?もっとがんばろうよ・・・」
漣「そんなご主人様がドラキュラなんて・・・映画の見すぎじゃないですか?」ヤレヤレ
潮「で、でも青葉さんが・・・」
曙「ふん!あのクソ提督が化け物?ありえないわね」
朧「この前、十字架で苦しんでた」
曙「どうせごっこ遊びでもしてたんでしょ」
漣「いまからご主人様の所行きましょうよ。別に怖い人じゃないですよ」
曙「執務室で暇でもしてるんじゃないかしら?あいついつも暇そうにしてるし」
朧「曙、上官に失礼」
執務室前
潮「大丈夫かな・・・」
曙「そんな、取って食われる訳じゃないんだから。堂々としなさい」
ガタッ ドン
???「きゃぁ」
ドンガラガッシャーン
漣・潮・曙・朧「!?」ビクッ
潮「な、なに?」ジワァ
曙「居眠りでもしてて転げ落ちたんじゃないの?もう入りましょ」バーン
曙「提督は入るわよ」
提督「」←神通に覆いかぶさってる
神通「」←押し倒されてる
提督「なんだ・・・曙か」クルッ
提督「どうした?なにか用か?」クチモトマッカッカ
曙「ぴぅ!?」
潮「・・・う~ん」パタ
漣「え・・・マジ?」アオザメ
朧「大胆」
提督「お前ら大丈夫か?そうだいい所に来たちょtt」
曙「ぴやぁぁぁぁぁぁ」ビューン
漣「曙ちゃ→ん何処行くの~」
朧「潮、大丈夫?」ホッペプニプニ
潮「ふみゅう・・・」
提督「あの・・・フキン貰ってきてくれない?」
この事が駆逐艦内に知れ渡り「執務室に1人で行くと提督に血を吸われる」といった怪談が流行り提督は悲しんだ。
青葉「提督が神通さんを襲ったと噂が立っていますが」
提督「そう見えたのは仕方ないか・・・」
青葉「駆逐艦の子達は怖がっているみたいですよ」
提督「悲しいな・・・俺はこんなにも皆を愛しているのに」
青葉「で、実際はどうなんですか?」
提督「あれはな・・・」ホワンホワン
執務室
提督「元帥の爺から送られてきたワインはどうだ?」
神通「酸味が少し強いですね。お肉料理に合うかも」
提督「色が赤いな、ワインというよりトマトジュースみたいだ」
神通「珍しい物かもしれませんね」
提督「そうかもしれないな」
提督「ごふっ・・・」ゲホゲホ
神通「提督!?大丈夫ですか?」ガタッ
提督「ゲホッ、すまんむせた・・・あー服にワインが」
神通「急いで拭かないと・・・服を脱いでください」
提督「待て待て、そう焦るな・・・ってうおっ!?」
神通「きゃ!」
ドンガラガッシャーン
提督「いってー神通大丈夫か?」
神通「(提督のお顔がこんなに近くに・・・)」///
提督「神通?」
バーン
曙「提督は入るわよ」
ホワンホワンホワン
提督「という事だ」
青葉「面白くないですね・・・」
提督「面白くてたまるか!あの後苦労したんだぞ」
提督「アニメPVが水上スキーだと話題だな」
川内「だね、そんなに気になるのかな?」
提督「純粋に期待出来ないのは悲しいな」
川内「戦えるなら飛んでても走っててもいいよ」
提督「今度妖精さんに俺用で作って貰おうかな?」
川内「提督いらないじゃん・・・」
提督「ああぁぁぁ~書類片付いたぁぁぁ」
雷「お疲れ様、もうお昼の12時よ。起きてて大丈夫なの?」
提督「今晩は出撃無いし、ゆっくり寝かしてもらおう」
雷「外はいい天気よ、ほら見て快晴」シャー
提督「ばかっカーテンを開けちゃ」
太陽「ハーイ」
提督「ぐわああぁぁぁぁぁ」シュー
雷「し、司令官!?大丈夫!?」アセアセ
提督「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」シュー
雷「きゃああああああ」
この後、偶然通りかかった神通に助けられ一命を取り留めた。
文月「あ!司令官だ~わ~い」タタター
提督「こらこら走るな、転んだら危ないだろ?」キャッチ
文月「肩車して~肩車」
提督「よし!いいだろう、ほら捕まっとけよ」
文月「わ~たか~い」キャッキャ
皐月「司令官!次ボク!」ピョンピョン
如月「ふふ、皆お子様ね」
望月「しれいかん~部屋まで連れてって~歩くのだるい疲れた」
提督「一斉に寄って集るな1人ずつだ1人ずつ」
ワイワイキャッキャ
那珂「提督って睦月型の子達に人気だよね」
神通「フフ、大家族のお父さんみたい」
川内「あの子達と暁型くらいだよね、提督に飛びつくの」
フフフ、ワイワイ
足柄「・・・」ジー
羽黒「どうしたんですか?姉さん?」
足柄「いや、あそこ一帯がまるで子供と遊んでいるお父さんとそれを見ている母親達みたいに見えて・・・」
羽黒「考えすぎじゃないですか?」
足柄「いずれは・・・私も素敵な旦那さまと一緒に・・・」
羽黒「春は来ますよ・・・きっと」
神通「提督、大本営から出頭のご命令が・・・」
提督「またかよ・・・時間は?何のために?」
神通「電報によると提督への勲章授与式だそうです、時間はお昼から・・・」
提督「なら要らない、なんであいつ等は俺に嫌がらせをするのか・・・意味がわからん」ブツクサ
神通「では元帥お爺様にはどの様にご説明を?」
提督「俺の体質を分かってるだろう・・・封筒に入れて送ってくるんじゃないか?」
神通「勲章をそんなに粗末に扱ってもいいんでしょうか?」
提督「あんなの飾りだよ。沢山あっても戦争が終わるわけじゃない」
神通「提督・・・」
提督「そんなの作る暇があったら太陽隠せるような凄い兵器作ってくれや」
那珂「(いい感じだったのにこの夜戦バカ1号は)」ドアカラチラミ
川内「夜戦のオーラを感じる」
那珂「うるさいよ2号」
那珂「恋の2-4-11 ハートが高鳴るの❤入渠しても治まらない どうしたらいいの? 」
那珂「恋の2-4-11 もうごまかさない 静かに でも大胆に アナタのココロに出撃しちゃうから~」
ファン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
ファン2「なかちゃあああああああああああああああああああん」
TV<ワアアアアアアアアアアアアアアアアア
提督「あいつすげーな」
川内「姉としても鼻が高いよ!!武道館ライブだよ!!」
神通「ファーストシングル驚異の100万枚ですからね」
提督「昔は食堂の片隅で歌ってた自称アイドルがここまで来たか・・・俺も嬉しいよ」
提督「(やはりあいつは戦場に出すべきではないな・・・)」
提督「やっぱ那珂はアイドルメインで行くべきだな~戦場に立つべきではない」
那珂「そんな事ないよ」
川内「あれ?ライブは!?」
神通「姉さん・・・ライブは今日のお昼に終わってます」
那珂「それに那珂ちゃんがいなかったら誰が3人の面倒見るの?」
那珂「他の子じゃ無理だとおもうな~」
提督・川内・神通「・・・」
那珂「那珂ちゃんはこの4人で出撃するのがすきなの」
那珂「ダメって言っても付いて行くんだから!!」
青葉「ずばり!提督の好みのタイプはどんな子ですか?」
提督「なんだ藪から棒に・・・」
青葉「横須賀でも1,2の美形といわれる提督ですから」
提督「煽てても何も出んぞ・・・どうせ新聞のネタ作りだろ?」
青葉「ご理解が早くて助かります。で?どんな子が好きですか?」
提督「俺の事を愛してくれる子が好きだ」
青葉「ド直球ですね・・・意外です容姿や性格を上げてくると思ったんですが」
提督「俺は恋愛に置いて相手を想う事を大切にしたい。お金は稼げばいい。物だって買えばいい」
提督「だが想いは確立されるものじゃない。すぐ冷めてしまう」
提督「だからいつまでも俺と笑って、泣いて、愛し合ってくれる子が好きだ」
青葉「(よく堂々をこっぱずかしい事言えますね・・・)」
青葉「(こっちが恥ずかしくなります)///」
後日、青葉新聞に掲載され一部の艦娘の眼つきが変わった
提督「俺、この任務クリア出来た事ないんだよな」
天龍「朝の演習やんねーから・・・」
提督「出撃終わって、風呂入って飯食ってから演習したいか?」
天龍「汗はかきたくねーな」
提督「だろ?俺も鎮守府内から出たくない。朝日も出てるし」
天龍「この鎮守府、全部屋冷房きいてるからな」
提督「爺にこの前の勲章の代わりに各部屋にクーラー設置してもらったからな」
天龍「おまえ・・・それでいいのか?」
提督「天龍・・・名誉よりも大切な物があるだろ・・・」
天龍「あるけど、それじゃねーよ」
赤城「総司令、横須賀の彼から電報ほ返信が来ましたよ」
元帥「おお、やっとか・・・あいつはなんと?」
赤城「ええと、『夜なら出ます。昼なら出ません。勲章は要らないのでクーラーください by提督』だそうです」
加賀「はぁ・・・なんでこんな奴が鎮守府の提督なんてやっているのかしら…頭が痛いわ」
元帥「ガハハハハ!!相変わらず遠慮も無ければ礼儀も無い男よ」
元帥「まぁいいわい。この勲章は欲しがってる奴にやるか。妖精さんや」
妖精さん「ナニカゴヨウデ?」
元帥「あのバカ野郎の所の鎮守府にクーラー付けてきてくれ」
妖精さん「シゲンノミツモリハイカガシマスカ?」
元帥「付けられるだけ付けて来い!予算は気にせんでええ!!」
加賀「総司令!?そんな無礼者の言う事なんて聞かなくても!」
元帥「かまわん!かまわん!あいつはやる事やっとるからのう・・・これくらいじじいからのプレゼントじゃ」
赤城「うふふ・・・総司令ったら子煩悩なんですから」
元帥「わしにとってあいつは孫みたいなもんでな、ついついな」ガハハ
加賀「納得できません・・・そんな奴が我が軍の主戦力だなんて・・・」ワナワナ
元帥「ならあいつらに演習でも挑んでみるといい。言っとくが泣いても知らんぞ?」
赤城「総司令、加賀さんはまだ着任したてで彼らの実力をしらないんですよ!?」
加賀「いいでしょう・・・無礼者に鉄槌を食らわせてきます」スタスタ
元帥「まだまだ若いのう・・・まぁ痛い目見るといい」
提督「ただいま~」
天龍「おかえり、どうした?不貞腐れた顔して何かあったのか?」
提督「いやな、爺さんの演習相手をしたんだけどさ。ちょいと痛い目合わせろっていうから・・・」
天龍「本気出したんだろ?演習相手かわいそ~」
提督「川内達も乗り気でさ、6人中5人泣かせちゃってさ」
天龍「1人は残ったんだな・・・」
提督「最後の一人が赤城さんでよ~うまく逃げられた」
天龍「赤城か・・・あいつなら納得だ。泣かせた奴ら大丈夫なのか?」
提督「加賀って娘がトラウマになっちまったらしく部屋から出てこないらしい」
天龍「・・・時間が解決してくれるさ」トオイメ
提督「めんどくさいからって投げないでくれよ・・・」
金剛「テートクーお邪魔しマース!!」
提督「爺さんとこの金剛ちゃん、この前はごめんね泣かせちゃって」
金剛「ワタシは大丈夫デース!!むしろ惚れちゃいましタ!!」モジモジ
提督「はい?」
金剛「あの時ハ、怖かったけど考えてみれば頼もしい味方デース!!」
金剛「それにあの瞳、思い出すだけでゾクゾクしマース・・・」///
提督「お、おう・・・」
金剛「今は未熟者だけど、いつかテートクのheartをcatchするんだからネ!!」ビシッ
金剛「それまでは目を離しちゃNOなんだからネ!!」
提督「まぁ‥なんだ、頑張れよ」
金剛「今日の所は帰るネ。また遊びに来るヨー」バイバーイ
提督「嵐のようだった・・・」
那珂「そろそろ花火大会の時期だね」
提督「もうやってる所もあるらしいしな」
那珂「今度皆で花火大会にいこうよ!!皆で行けば楽しいよ?]
提督「人ごみ嫌い、虫多い、熱い」
那珂「なにコミュ症のオタクみたいな事言ってるの・・・」
提督「鎮守府からでも見えるだろ~近いと煩いんだよあれ」
那珂「風物詩ってもの完全無視だね・・・」
文月「てんりゅうちゃ~んお外あそびにいこ~」
皐月「天龍さん間宮さんとこにアイス買いにいこ~?」
天龍「まてまて、アイス買ってから遊びに行こうな?」
響「天龍、私と一緒に深海棲艦ごっこしよう!!」ピョンピョン
ワイワイガヤガヤ
提督「あいつちび達に大人気だな」
龍田「遠征先でもいいおねえさんよ~」
提督「ちび達には休みを多くあげたし、天龍これから大変だな」
龍田「提督も遊んで来ればいいのに」
提督「俺、まだ怖がられてるし・・・」ズーン
龍田「自業自得よ。戦闘狂さん」
コンコン
提督「ん?入っていいぞ」
川内「提督~デイリー建造したら空母が出来た」
提督「おう・・・?全部30で頼んだはずだけど」
川内「よくわかんない、妖精さんから報告来たから見に行ったら空母だったよ?」
提督「そうか・・・連れて来てくれるか?」
川内「わかった、入っていいよ~」
ガチャ
翔鶴「翔鶴型航空母艦1番艦、翔鶴です。よろしくお願いします」
提督「おう、早速だが異動手続きしたいからそこに腰かけてくれる?」
翔鶴「え…」
提督「うちは夜間しk」
翔鶴「やはり・・・被害担当艦からでしょうか・・・私、運悪いから」ワナワナ
翔鶴「五航戦は戦力にならないのでしょうか・・・」ホロリ
提督「ちょっと翔鶴さん?うちは空母いらn」
翔鶴「お願いです!もう要らない子扱いは嫌なんです・・・」ガシ
提督「待って待って、君にはもっと輝ける所に行ってもらうだけだから」
翔鶴「どうせ異動しても売られるんです・・・私、不幸艦だから」
翔鶴「お願い!私を捨てないで!!」ポロポロ
「ダカラマテト・・・」 「ナンデモシマスカラ!!」
青葉「・・・なんか凄いですね」
那珂「那珂ちゃん知ってる。あれって自虐で依存度が高いメンヘラってやつだよね」
提督「今日はカレーの日か・・・」
川内「あれ?提督カレー嫌い?」
提督「嫌いってか苦手だな・・・」
鈴谷「カレーが苦手だって!?そんなの人じゃないよ!!」ガタ
提督「俺の食の好みにケチ付けんな!」
川内「カレーは皆大好きだよね」
提督「昔、爺の所にいた時に2週間3食カレー地獄を味わってから苦手でな」
川内「うわぁ…それはキツイね」
鈴谷「えー!3食カレーとか天国じゃん!!うちでもやろうよ」
提督「そんな事は許さん!俺の権力を総動員させて阻止する!!」
鈴谷「そんなムキにならなくても・・・」
川内「艦隊帰投したよ~」ガチャ
提督「お疲れさん、どうだった?」
川内「摩耶さんが直撃食らって中破だったからお風呂に行った」
提督「あいつが中破とは珍しい・・・敵が多かったのか?」
摩耶「出撃前にご飯食べ過ぎて気分悪かったらしいよ」
提督「子供かよ・・・」
提督の部屋
提督「ふん♪ふふ~ん♪」フキフキ
那珂「提督~オフの日だけどごめ~ん」ガチャ
那珂「うわ・・・何これ、刀まみれ・・・そして油臭い」
提督「俺の趣味でな・・・いつも出撃する時刀違うだろ?」
那珂「いつも夜だから見えないよ・・・これ何本あるの?」
提督「ざっと100はあるかな?ちゃんと数えた事はないけど」
那珂「100!?真剣って1本いくらするの?」
提督「う~ん安くても20万は超えるかな?いいのは100万超えるからな」
那珂「」ポカーン
提督「普段は妖精さんに手入れは任せてるんだが時々自分でしたくなるんだよな~」
那珂「へー」ヒキツリ
提督「趣味には財布の紐が緩くなってな~」ウキウキ
那珂「爺臭い・・・」
提督「いいだろぉ…金もらっても使う機会がこれくらいしかないんだから」
鳳翔「翔鶴さん、そろそろ夕食の下ごしらえ始めましょう」
翔鶴「はい、わかりました」
明石「翔鶴さん、私倉庫に行くので店番よろしくお願いします」
翔鶴「お任せください」
大淀「翔鶴さんこの書類を提督のところへ持っていってください」
翔鶴「了解しました」
天龍「なぁ翔鶴さん、いいのか?出撃もせずに日々雑用で・・・」
翔鶴「いいの・・・彼(提督)が私を必要としてくれているだけで私は頑張れる」
翔鶴「誰かの為に頑張るって素敵な事よ?」ニコ
天龍「(幸薄で依存系だとは聞いていたが・・・これは・・・)」
天龍「ならいいけどな・・・(ダメな男に引っかかるタイプだな)」
提督「お、168じゃないか」
168「!!」
168「( ̄∇ ̄*)ゞ」
提督「そんな敬礼しなくても大丈夫だから」
168「ヾ(*´∀`*)ノ」
提督「元気で何よりだ。今日のお昼の出撃はどうだった?」
168「( ´∀`)b♪」
提督「そうか、戦艦2隻と軽巡3隻を倒したか。やるじゃないか」ナデナデ
168「(*´д`*)」テレテレ
提督「今日は疲れたろう、ゆっくりしな」
168「(* ̄▽ ̄)ノ~~」
提督「おう、またな」ヒラヒラ
天龍「・・・なんで、意思疎通出来てるんだ?」
ザーザー
提督「・・・」ペラ
神通「」スヤスヤ
提督「・・・」ペラ
神通「ん・・・」モゾモゾ
提督「・・・」ナデナデ
青葉「(読書している提督にその膝に抱きついて寝ている神通さん)」
青葉「(恋人にしかみえない・・・)」
青葉「とりあえず写真撮っておきますか」
川内型の部屋
那珂「神通ちゃ~ん、この前提督に抱きついて寝てたんでしょ~」ニヤニヤ
神通「・・・!?」パクパク
那珂「ふっふっふ~青葉ちゃんからのタレコミでね、これ写真」ペラ
神通「え、まっ///いつの間に///」ガタガタ
那珂「すごい幸せそうに寝てるね~神通ちゃん提督大好きだからね~」
神通「///」プシュー
那珂「もっと大胆に行かないとあの唐変木は神通ちゃんの気持ちに気付かないよ?」
神通「提督は優しいですし、いつも私たちの事を気にかけてくれています」
神通「皆も提督を慕っています。その関係を壊すようなことはしたくありません・・・」
神通「私は、今のままでも十分幸せです」
那珂「でも、自分の気持ちを否定しているといずれは自分が苦しむんだよ?」
神通「それでも・・・私は」
川内「」スヤスヤ
時計「・・・p」
川内「!!」ガバッポチ
川内「夜戦だ―――――!!」
那珂・神通「・・・」
川内「ん?どうしたの2人とも?」フワァ
那珂「悩みなさそうだね姉さん・・・」
ザーザードバー
提督「なんじゃこりゃ・・・雨ってレベルじゃないぞ」
電「なのです、台風が近づいてるみたいなのです・・・」
提督「これは出撃も無理だな・・・全員に通達するから集合を掛けよう」
電「了解なのです」
食堂
ワイワイガヤガヤ
提督「雨が強いので海が穏やかになるまで全員お休みです!!」
ワーイ、ヤッタゼ!!、パンパカパーン
提督「俺は執務室か自室にいると思うから何かあったら来てくれ」
提督「あと、駆逐艦はあんまり夜更かしするなよ?不健康は成長に悪い」
ハーイ
提督「では、解散!ケンカはするなよ」
雷「これで皆で遊べるわね!!」
響「この前、夕張さんから借りたホラーDVDを見よう」
電「前から気になってたのです。皆でみるのです」
暁「・・・」ダラダラ
皐月「面白そうだね!私たちも参加していいかな?」
文月「みんなでみればこわくな~い」ワーイ
朧「・・・大体ヤラセ」
如月「そんな事言わないの・・・興がさめるでしょ?」
曙「・・・」ダラダラ
雷「あれ?どうしたの暁、曙。ずっと黙って」
皐月「はは~ん、もしかして怖いんだな~」クフフ
曙「そ、そんなわけないでしょ!!」
暁「一人前のレディがそんなの怖がるわけな、ないでしょ!!」
響「なら大丈夫そうだね。あとでDVDレコーダー借りてくるよ」
文月「わ~い、かんしょうかいだ~」キャッキャ
朧「墓穴」
曙・暁「・・・(どうしよう)」ダラダラ
執務室
妖精さん「テイトクー」タタタ
提督「ん?なんだい妖精さん」
妖精さん「オキャクサンデスヨ」
提督「はぁ!?こんな日に来る奴いるのかよ?バカじゃねぇの?」
提督「とりあえず出迎えに行くか・・・」ガタ
提督「まったく・・・こんな日に来るんじゃねぇよ」
赤城「失礼ね、せっかく休み貰ったから来てあげたのに」ビッショリ
提督「赤城・・・なぜこんな日に此処に来たんだ・・・」ハァ・・・
赤城「大本営で休暇とか・・・気が休まないわ」
提督「とりあえず風呂入ってこい、着替えも用意させるから」
赤城「あら?優しいのね」
提督「ずぶ濡れの客人放置とかありえないだろ・・・とっとと入ってこい!!」
赤城「幼馴染との再会なのに冷たいのね・・・悲しいわ」
提督「この前演習で会っただろうが!!風邪ひく前に行って来いよ!!」
執務室前
ヒソヒソコソコソ
川内「ん?」
川内「皆なにやtt」
青葉「しー」シー
川内「?」
青葉「いま大本営の赤城さんが押しかけてきたらしいですよ」ヒソヒソ
那珂「こういうのって押しかけ女房?って言うんだよね昼ドラみた~い」ヒソヒソ
川内「赤城?誰それ?」
神通「ねえさん、この前演習でお会いしましたよ」
川内「加賀って空母は覚えてるけどな~」
那珂「川内姉さん、夜戦演習で発狂してて覚えてないんだよ・・・」
青葉「聞きしに勝る狂戦士ですね・・・」
提督「合うサイズの浴衣があってよかったな」
赤城「ええ、ありがと。何から何までお世話してもらって」
提督「全く・・・女1人が夜に豪雨の中来るんじゃないよ、危ないだろ」
赤城「いいじゃない、1週間も休み貰ったんだもん・・・それに大本営で休暇なんてありえないわ!」
提督「なんでだ?あの加賀って子もいるんだろう?自室でゆっくりすれば・・・」
赤城「元帥のお爺様の秘書官である私が部屋でゆっくりなんて出来ないわよ」
提督「・・・爺の事だ代理の子を困らせてるんだろうな」
赤城「そして私の所に相談に来る、この繰り返しで休めたもんじゃないわ」
提督「公私きっちり分けてるよな、おまえ」
赤城「当り前よ。本営では『仕事が出来て強い、完璧な赤城さん』で通ってるわ」
提督「ならここでゆっくりしていけ、豪勢なもてなしは出来んがな」
赤城「提督、私今日帰りたくないの・・・泊めて?」
提督「そりゃぁこんな雨の中帰りたくないだろうな!」
赤城「お腹がへったわね・・・」
提督「唐突に話を逸らすなよ・・・」
赤城「ご飯まだかしら?まだなら一緒に食べましょ」ガタ
提督「別にかまわんぞ、今の時間なら空いてるだろう。案内しよう」
提督「そんなに広くないが迷って泣かれても困るしな」ニヤ
赤城「調子のってるとはっ倒すわよ」
提督「冗談だよ、沸点が低いんだから。とりあえずいd」ガチャ
ワードンガラガッシャンズデデー
提督「お前ら何やってんの?」
青葉「いや、あの、これは、その」アタフタ
提督「川内」
川内「何?提督」
提督「青葉と練習場で夜戦やってきていいぞ、神通と那珂も青葉と遊んで来い」ニタァ
川内「本当!?やったぁ」
青葉「」
川内「青葉ちゃんはやくはやく!!」
青葉「いやっ待っちょ、洒落になr」ズリズリ
神通「失礼します」ペコ
那珂「まったね~(青葉ちゃんに全部いって良かった・・・)」
赤城「・・・はやく行きましょ。お腹が空いたわ」
提督「そうだな・・・」
赤城「広いわね~大本営でもこの大きさの廊下は無いわよ」
提督「むかし長門が穴開けてな・・・その時に大きくした」
赤城「あんたも大変ね・・・」
電「司令官さん、お客さんですか?」
赤城「あら?こんばんわ」
電「こんばんわなのです」ペコ
赤城「ふむ・・・お名前は?」
電「電なのです」
赤城「電ちゃん、鎮守府での生活は楽しい?何か嫌の事とかない?」
電「毎日がとっても楽しいのです!!司令官さんも優しいのです。このまえ電達の部屋にクーラー付けてくれたのです」
赤城「ふふふ、それはよかったわね」ナデナデ
電「はわっ、電は皆でDVD観賞会があるので失礼するのです」ペコ
赤城「またね、電ちゃん」フリフリ
赤城「愛されてるわね、提督さん♪」
提督「嬉しい限りだよ」
食堂
天龍「でさー」ガハハ
木曾「まじかよ」フフフ
天龍「ん?おいおい提督が女連れてるぜ」ユビサシ
木曾「浴衣きてるな、艦娘じゃねーのかな?」
天龍「雨の日に突然来た彼女だったりしてな~」
木曾「この雨の中来るとは肝っ玉が座ってんな~そんなに会いたかったのか」
天龍「健気だね~」クイッ
木曾「あの唐変木に彼女なんているかね~幼馴染あたありじゃねーのかな」
天龍「それにしてもこの豪雨だぜ?ぜったい気があるって!!好きじゃなきゃこんな天気にこねーよ」ギャハハ
木曾「天龍ねぇもう酔ってんのか?まだ1本空けてないぜ?」チビチビ
天龍「まだまだ・・・それよりあれが彼女だったら修羅場確定だな」ククク
木曾「提督の事好きな奴多いもんな」
ガハハハハハ
赤城「(こんなに近くで恋人とか茶化すんじゃないわよ!!この酔っ払いが)」///
提督「あ~腹減ったな~赤城何食う?」
赤城「・・・あんた1回耳鼻科行ってくれば?」
提督「寝るときは客人用の部屋を使ってくれ」
赤城「ありがとう、別に貴方の部屋でもいいのよ?」ウフフ
提督「俺の部屋はそんなにひろくねーよ」
赤城「冗談よ。この後一杯どう?」
提督「少しなら付き合ってやろう」
赤城「酔って襲わないでよ?」
提督「ねーな」
赤城「あんたにそんな度胸ないでしょうね」
提督「うるせーよ。酒と肴買ってくるわ、先に俺の部屋に行っといてくれ」タタター
赤城「わかったわ」
赤城「酔わないと本音で語り合えないもんね~」フフーン
提督「んん…」
提督「あだまい゛たい・・・飲みすぎたかな?」ムク
モゾモゾ
提督「ん?なんぞ?」
赤城「みゅう・・・」スヤスヤ
提督「…」アオザメ
コンコン、テイトク?
提督「じんつぅ↑!!どうした?」アセアセ
神通「提督?入りますよ?」ガチャ
提督「あぁ!!ちょっとまtt」
ベットで愛しの提督と赤城が寝てる図
神通「!?」
神通「あの///その・・・すいません」ダッ
提督「神通まって!!誤解だと思うの!!信じてえええええ」
提督・赤城正座中
那珂「ふむ…朝起きたらベットに寝てたと・・・」
川内「Guilty!!」ビシッ
那珂「まだ証言すら聞いてないよ、提督は昨日何してた?」
提督「昨日は、幼馴染が泊りに来たので一緒に夕食を食べてから一緒に宅飲みで昔話に花を咲かせました・・・」
赤城「肴のせいでついついお酒が進んじゃって・・・あんまり覚えてないです」
那珂「ハァ・・・勘弁してよ・・・神通ちゃんメンタル超弱いんだから」
提督「いや、その・・・記憶があるうちはそういう雰囲気じゃなかったから」ハイ・・・
赤城「別に服脱いでた訳でもないですし・・・」
川内「Guilty!!」
那珂「神通ちゃんに勘違いされるようなことした時点でアウトだよ」
提督・赤城「ハイ」
川内「Erasure!!」
那珂「うっさいよ!!さっきから何?物騒な英単語ばっかり!」
川内「You can drink, but dont get swallowed up」
那珂「・・・いったい何があったの?」
鈴谷「熊野聞いた~?提督朝チュンだったんだって」
熊野「朝から猥談はやめてくださる?せっかくのさわやかな気分が台無しですわ」
鈴谷「今日も豪雨でどんよりだよ・・・」
電「朝チュンってなんですか?」
鈴谷・熊野「!?」
熊野「い、いやそれはもっとレディになってk」アセアセ
鈴谷「朝チュンはね~朝、チュンチュンと雀の鳴き声が目覚ましとなって気分よく爽やかな気持ちで起きれたという表現だよ」ニヤリ
電「とってもいい言葉なのです!皆に教えてくるのです!」
鈴谷「ちょっまtt」
電「朝チュンなのです~」スタコラー
鈴谷「・・・」ダラダラ
熊野「私は知りませんわよ?」シラー
この後、事を知った天龍に泣くまで説教された
神通「提督と赤城さんは恋人同士なのでしょうか・・・」ハァ・・・
神通「・・・」
翔鶴「神通さんどうしました?」
神通「翔鶴さん・・・」
カクカクシカジカ
翔鶴「提督と幼馴染の方が・・・そうですか」
神通「やはり・・・」ズーン
翔鶴「愛に順位などありませんよ」ニコ
翔鶴「彼に愛され必要にされているなら私は満足です」
神通「翔鶴さん・・・」
那珂「ちょっと、神通ちゃんを依存系に教育しないでくれる?」
コンコン
提督「ん?誰だ?」
那珂「提督~神通ちゃんからお手紙だよ」
提督「!?・・・なんで手紙?」
那珂「いいんじゃないかな?あの子らしくてさ、もう誤解も解けたみたいだし」
提督「まぁ読んでみようか」ペラ
提督へ
筑波嶺の峰より落つるみなの川 恋ぞ積もりて淵となりぬる
神通より
提督「俺は俳句とか短文とか分からんからさっぱりだ」
那珂「(なんで遠回しの恋文を選んだの・・・神通ちゃん・・・)」
提督「今度会ったら聞いてみよう」
那珂「・・・(聞いたらまた逃げちゃいそう)」
提督「朝から疲れた・・・2度寝しよ」
赤城「のんきね・・・まぁ私も寝るわ」
提督「この雨だ、今日もゆっくりしていけ・・・じゃぁな」フワァ・・・
赤城「ええ・・・」
赤城「(そういえば、この出来事、大本営に報告されないでしょうね・・・)」
赤城「ゴシップ・・・非難・・・失業」アオザメ
赤城「寝て忘れよう・・・そうしよう」テクテク
提督「全然雨やまねーな、こりゃ当分海は大荒れだな」
川内「どうするの?大本営から特別作戦が出てるって大淀さん言ってたよ?」
提督「今回は極めて厳しい戦いになるらしいな・・・」
提督「しかし俺達は不参加だ!!」
川内「なんで?うちって戦力揃ってないわけじゃないよ?」
提督「海域攻略には空母の力が必要らしい・・・」
川内「あぁ…」サッシ
提督「うちには鳳翔さん(調理師)と翔鶴(事務員)しかいない・・・なので行っても無駄だ」
提督「他の奴に任せればいいよ・・・俺らはゆっくりしてよ~」
川内「鎮守府を統べる人の言う事じゃないよね・・・それ」
赤城「雨やんだわね」
提督「そうだな、どうするんだ?本営戻るのか?」
赤城「実家に一度帰ってそれからにするわ。世話になったわね」
提督「今度から来るなら来るって連絡くらい寄こせよ?」
赤城「今度は皆で休暇取ってくるわ。客室増やしておいてね?」
提督「ここはホテルでも旅館でもねーよ」
赤城「じゃあねー」バイバイ
ヘイタクシー!ガチャバタン ブロロロロ
提督「・・・やっと帰ったか」
神通「提督?」ヒョコ
提督「神通か・・・昨日はすまなかったな」
神通「い、いえ・・・私の方こそすいませんでした」
提督「いいんだよ、それより手紙の事なんだが」
神通「///!?」カオマッカ
提督「俺、古文とか苦手でさ・・・あの手紙の内容なんて書いてあるんだ?」
神通「えっtそ、その///」
神通「こ、これからもよろしくお願いします!!それでは///」ダッシュ
提督「・・・怒ってないようでよかった」ホッコリ
天龍「おーい、提督~」
提督「どうした?天龍」
天龍「実はさ、暁の曙が部屋というか布団から出てこなくてな」
提督「どしたの?体調でも悪いの?」
天龍「いや・・・昨日ちび共で怖いDVDを見たらしいんだよ」
提督「ホラー映画の観賞会でもやったのか?」
天龍「これがそのDVDなんだが・・・」ホラ
『恐怖!!満月の夜に現れた夜を統べる者達』
製作 海軍大本営
提督「・・・俺じゃん。川内と神通もパッケにいるぞ・・・」
天龍「この前、演習行くとか言ってたろ?そん時のじゃねぇか?」
天龍「他の奴はたいしてビビってないんだが・・・あの2人はちょっと来るものがあったんだろうな」
提督「この時、夜戦の演習だからテンション上がって尚且つ満月がいきなり雲から出てきて」
天龍「後は覚えてないだろ」
提督「・・・気が付いたら、見ちゃだめな顔で泣いてる艦娘5人が居た」
天龍「おまえ提督なんだからもうちょっとしっかりしろよな?」
提督「とりあえず爺にクレーム入れとく・・・」マジカァ・・・
天龍「接していれば心を開いてくれる・・・とおもうぜ?」ゲンキダセヨ
提督「・・・」ウン
提督「ただいま~」
川内「お帰り!・・・って紙袋なんて持ってどうしたの?本屋さん行ったんじゃないの?」
提督「それがな~一番くじを引いてみたらA賞が当たってな、これ」
A賞 翔鶴フィギュア
川内「・・・なんで翔鶴さん?」
提督「お前達艦娘の一番くじでな目玉が翔鶴と瑞鶴らしい」
川内「それどうするの?」
提督「執務机にでも飾っておくよ」
川内「自分のフィギュアを飾ってる提督・・・翔鶴さん見たらどう思うだろう」
提督「・・・大丈夫だろうたぶん」
執務室お掃除中
叢雲「まったく・・・自分の仕事場くらい自分で掃除しなさいよ・・・」フキフキ
翔鶴「まぁまぁ、提督はいま出撃していますし」ハキハキ
叢雲「まぁ私も楽させてもらってるし感謝はしてるけど・・・」
叢雲「ん?なにこれ・・・」
翔鶴フィギュア<ケッコウオオキイヨ!!
翔鶴「私の人形?」
叢雲「・・・(ないわぁ)」ドンビキ
翔鶴「提督・・・」
翔鶴「やはり私の事を必要としてくれているのですね!!」
叢雲「はい?」
翔鶴「執務の時まで私の分身を傍に置いてくれているなんて・・・私幸せだわ」キラキラ
翔鶴「お互いがお互いを必要としている・・・なんて素晴らしいんでしょうか・・・」
叢雲「(幸せの沸点低過ぎでしょ)」
神通「ふん♪ふんふん♪」スキップ
那珂「おや?神通ちゃん嬉しそうだね。何かあったの?」
神通「え///いやそんな事は・・・」アセアセ
那珂「姉妹なんだからさ、恥ずかしがる事ないよ~」
神通「さっき提督から外食に行こうと誘われて///」
那珂「!?(あの提督が気を利かせて外食に誘うだと!?)」
神通「いつ連れていけるか分からないけど行こうねって言ってて」
神通「はやく連れて行ってくれないかしら///」ピカー
那珂「ああ・・・神通ちゃんがキラキラ状態を超えた後光に包まれている」マブジー
提督「天龍~」
天龍「なんだ?何か用か?」
提督「おまえのさ『ふふ、怖いか』ってセリフあるじゃん?」
天龍「いきなりなんだよ!あれは黒歴史だからほっといてくれよ!」
提督「あれってかなりダサいと思うんだ」
天龍「俺も後々『これは無いわぁ』と思ったんだから・・・てか酷いなぁ!もうちょっとオブラート包めよ!!」
提督「でもこのセリフを英語にするとかっこいい事に気が付いたんだ!!」
天龍「話きけよ・・・まぁ聞いてやるよ」
提督「Hu・・・Are you Afraid?」
天龍「思ったよりかっこいいじゃねぇか」
提督「訳は『ビビってんのか?』だが意味はそう変わらんだろう」
提督「Are you scared? の方が意味としてはあってるんだが語呂がイマイチでな」
天龍「・・・お前、英語で来たのか」
提督「ちょっと勉強しててな・・・どうだ気に行ったか?」
天龍「あぁ!!かっこいいぜ、早速使ってるみるわ。あんがとな」
提督「うんうん、いい事をすると気持ちがいいな!」
その後、天龍はいろんな人に使ってみたが皆英語がわからなくて伝わらなかった。そして新聞のネタにされた。
夕張「お願いです!!コミケについて来てください!!」
提督「・・・って言ってもな~俺日光ダメだし」
夕張「そんな事もあろうかと、これ!!」テッテレー
夕張「妖精さんに作ってもらった『超絶日焼け止め』!!これを使えば日光がダメでも大丈夫です」
提督「そんなものまで用意して・・・」
翔鶴「いいじゃないですか・・・提督を必要とされているんですよ?」
提督「う~ん・・・でもな~」
翔鶴「私もお共致しますから」
夕張「翔鶴さんもこう言ってますし・・・お願いします!!」
提督「う~ん」
結局ついていくことにした
提督「うむむ・・・これ本当に大丈夫なんだろうか・・・」
提督「とりあえず塗って・・・」ヌリヌリ
提督「よ、よし・・・」ドキドキ
カーテン「ワレヲコエテユケ!!」
提督「ええい!!ままよ!!」シャー
日光「ブルウウアアアアアアアアアアアアアアアアア」
提督「ぐわあああああ、あ?」
提督「あ、熱くないし痛くない!!やったぜえええええええ」ヒャッホー
5分後
提督「しんどい・・・汗かいた、もう無理」ヘタ
提督「もう歩きたくねー節々痛い」
那珂「一人でテンション上がって、はしゃぐから・・・」ハァ
那珂「インドア系がアウトドアな事するからこうなるんでしょ?」
提督「生まれて初めて日光に打ち勝ったんだぜ?」
川内「明日、夕張ちゃんについて行くんでしょ?これ以上はしゃいだら明日筋肉痛だよ?」
提督「・・・明日まで部屋に篭るわ」
東京ビッ○サイト前
提督「眠い・・・熱い・・・」
夕張「今日は涼しい方ですよ、今日は晴れてよかった~」ウキウキ
翔鶴「この列どこまであるんでしょうか・・・」
夕張「今日は○○行ってから―△△に挨拶もしないといけないな~後壁サーも回りたいし・・・」
提督「夕張?俺達は何すりゃいいんだ?」
夕張「私は単独で欲しい物を入手するために先行します、提督はこのメモに書いてある所に行って本を買って来てください」
夕張「比較的混まないと思われるサークルをメインにしてあるので大丈夫だと思います」
夕張「しかし、ここは戦場。何があるか分からないのでお気をつけて・・・」
提督「お、おう・・・何処も戦場なんだな」
提督「とりあえずメモに載ってる所を探そうか」
翔鶴「そうですね、カタログも頂きましたし・・・分厚くて読み切れませんが」
提督「見回りながらでもいいんじゃないか?ゆっくりじゃないと俺達迷子になるぞ?」
翔鶴「そうですね・・・きゃ!」ドン
提督「皆目が怖いな、こりゃ歩いててもはぐれそうだな・・・翔鶴ほら手」
翔鶴「え?あ、はい///」ギュ
提督「放すなよ?」
翔鶴「絶対に離しませんよ(私、いま幸せです)」キラキラ
・・・
コミケ参加者「リア充め・・・」
コミケ参加者2「祝ってやる!」
コミケ参加者「呪わねぇのかよ!?」
提督「次のサークルは『瑞鶴堂』・・・瑞鶴?」
翔鶴「私の妹の名前ですね・・・あの子をイメージして付けたのかしら?」
提督「もしかしたら本人かもしれないな」
提督「行ってみればわかるし、行こうか?」
翔鶴「はい」ギュ
サークル『瑞鶴堂』スペース
瑞鶴「はい新刊一冊ですね。700円になります」
瑞鶴「1000円からなので300円のお返しです」
瑞鶴「ありがとうございます!」
秋雲「いやー今回の新刊売れゆき中々っすね~」
瑞鶴「そりゃ私のサークルは次期大手と言われるほどなのよ!当然よ!!」エッヘン
秋雲「薔薇業界での話ですよね・・・そんなんで大手名乗ってたら笑われちゃうっす」
瑞鶴「いいのよ、青春を捧げてここまで来たのよ!!もう引き下がれないわ」
秋雲「その道に秋雲も道ずれにして欲しくないっす・・・」
瑞鶴「もう逃がさないわ・・・私と一緒に喪女の道を・・・」
???「あの~」
秋雲「瑞鶴さんお客さんきてるっす」
瑞鶴「はい!なんでしょうか?新刊のお買い求めでしょうか?」クル
翔鶴「やっぱり!瑞鶴じゃない!!サークル名見たときにはまさかと思ったけど貴方だったのね」
瑞鶴「」サー
瑞鶴「しょ、翔鶴姉・・・」アオザメ
翔鶴「ひさしぶりだわ~元気かしら?最近連絡なかったから心配したのよ?」ワイワイ
瑞鶴「(なんで!なんでこんなところに翔鶴姉がいるのよ!!)」
瑞鶴「(ヤバイ・・・彼氏もいない喪女で腐女子な事がばれる!!)」
翔鶴「あ、そうそう。新刊を買いに来たんだわ!1冊くださる?」
瑞鶴「え?新刊?翔鶴姉ってこんなところ来る趣味あったっけ?」
翔鶴「今日は付き添いで来ているの、コミケってすごいわね~」
提督「お~い!翔鶴~手を離すなと行っただろ?」ツカレタ
翔鶴「すみません提督・・・」
瑞鶴「・・・あの~ど、どちら様で?」キョドキョド
翔鶴「彼は私の大切な人よ」ウフフ
瑞鶴「」ポカーン
提督「君が瑞鶴ちゃんか翔鶴にはいつもお世話になってるよ」
翔鶴「もう、提督ったら」
提督「そういえば翔鶴、夕張から合流しようと連絡が入ってるぞ」
翔鶴「分かりました、頼まれていたものを買って合流しましょう」
翔鶴「瑞鶴?1冊くれないかしら?」
瑞鶴「」
秋雲「あ~ちょっと固まってますね~申し訳ないっす。瑞鶴さんの姉さんならこの新刊タダであげるっす」ハイ
翔鶴「いいんですか?」
秋雲「この石像にも後で言っておくっす。ゆっくりと2人で楽しむといいっす」
提督「すまないね・・・えっと名前は?」
秋雲「秋雲っす。今度は違う機会でお会いしたいっす」
翔鶴「では行きましょうか?」ギュ
提督「じゃあね秋雲ちゃん。また今度~」バイバイ
瑞鶴「・・・」
秋雲「翔鶴さんの彼氏イケメンっすね~高身長で体つきもいい白髪はウィッグかな?」
瑞鶴「・・・ウソヨ」
瑞鶴「翔鶴姉に先越されるなんてうそよおおおおおおお!!」ウワーン
秋雲「さっきキョドってた人が何を言うっすか・・・」
提督「昨日は疲れた・・・」
川内「東京行ってきたんでしょ?どうだった?」
提督「人ごみが凄かったな~当分行きたくないな・・・」
天龍「ちび共がお土産を待ってたぞ」
提督「ふっふっふ~そう言われると思って買ってきたのだ」
川内「なに?なに?食べ物?」
提督「一応厨房の冷蔵庫に入ってる、数が数でな」
提督「東京バナナ、赤福、白い恋・・・」
川内「それ何処でも買える奴じゃん・・・」
提督「いいだろ!どうせ鎮守府から出ないんだし、なんでもいいだろ」
天龍「それ女に一番嫌われる奴だぞ・・・」
提督「う~ん・・・」
神通「どうかされましたか?」
提督「いやな、少し戦力の補充でもしようかと思ってな」
神通「建造でしょうか?」
提督「空母が来ても悪いしな、翔鶴のようないい子なら良いんだが・・・」
神通「では、どうしますか?」
提督「他の鎮守府に持て余している艦娘かいるか聞くか、それとも海域で探すか」
神通「なら出撃で迷子の子を探しますか?今晩は出撃予定がありますし」
提督「ならそうすっかな、川内と那珂に通達しといてくれ」
提督「あと3人のほかに適当な奴ら連れて来てくれ」
神通「了解いたしました、提督はいかがしますか?出撃しますか?」
提督「6人いるなら俺は必要ないだろう」
神通「では行ってまいりますね」
提督「やばくなったら帰ってこい。お前達の居場所はここだ」
神通「はい、では」ガチャ
提督「他の3人大丈夫かな?川内にビビらなきゃいいが・・・」
川内「ただいま~」ガチャ
提督「お帰り―どうした機嫌悪いな」
川内「海域いったんだけどさー敵全滅してたんだよね~暴れたかった」
提督「はぁ?全滅?なんで?」
川内「連れて帰ってきた駆逐艦がやったらしいんだよね~ひとり佇んでたし」
提督「1人!?あの海域は並みの艦隊でも厳しい所だぞ?」
川内「よくわかんないけどフラストレーション貯まって・・・、演習場行ってくる」
提督「その子は?」
川内「那珂がお風呂入れてる、一段落ついたら此処来るんじゃない?じゃあね~」ガチャ
提督「あいつ、もうちょっとお淑やかに出来ないのか・・・」
那珂「てーとくー、新人ちゃん連れてきたよ~」
夕立「っぽい?」ヒョコ
提督「お?その子が1人で敵を全滅させた駆逐艦か?」
那珂「夕立ちゃんだよ」
夕立「夕立は夕立っていうっぽい、よろしくね」
提督「夕立、君があの海域の敵を全滅させたってのは本当かい?」
夕立「そうだよ!夕立は元々1人で暮らしてたから強いっぽい?」
提督「1人?」
那珂「この子あの海域で野良で暮らしてたみたいなの」
那珂「これ妖精さんに調べてもらった練度」ハイ
提督「ん?・・・これカンストしてね?」
那珂「うん、改二に改装できるらしくて明日改装出来るよ」
提督「・・・うむ!心強いな、夕立これからよろしくな」ナデナデ
夕立「よろしく~」ワフー
提督「夕立、お前には集団行動を学んでもらう」
夕立「しゅーだんこうどう?」
提督「そうだ!お前はとても強い、それは1人でも大丈夫なくらいにな」
夕立「ぽい!」エッヘン
提督「でもこれからは1人で行動するのでは無く集団で行動する事になる、戦闘だけだけでなくそれ以外でもな」
提督「此処の皆には会ったか?」
夕立「みんな夕立に優しくしてくれるっぽい!此処はとってもいい所っぽい!!」
提督「それは良かった、みんなとってもいい奴だ」
提督「だから、少しずつ皆と仲良くなってこい。それが1番最初の任務だ!」ナデナデ
夕立「了解よ!みんなと仲良くなるっぽいー」タタター
提督「迷惑はかけるなよー?」
夕立「ポイー」
提督「この歳で娘が出来た気分だよ・・・」
天龍「おいおい・・・夕立、もっと綺麗に飯食えぼろぼろこぼれてるぞ」フキフキ
夕立「ぽい」ムグムグ
天龍「夕立!廊下は走るな!誰かにぶつかった危ないだろ!!」
夕立「ぽい…」シュン
天龍「ちゃんと100まで数えてから出ろよ?」
夕立「ぽい♪」カポーン
天龍「夕立~改装するから工廠に行くぞ」
夕立「ぽいぽーい」ワクワク
・・・
那珂「なにあれ親子?」
神通「天龍さん面倒見いいですからね」
川内「見事に懐かれたと・・・」
那珂「提督にも懐いてるし3人揃うと家族だね・・・」
神通「・・・」ムッ
川内「神通・・・別に張り合う必要ないからね?」
神通「い、いえそんな事は・・・」アセアセ
那珂「比喩表現だから・・・」
明石「提督、ここの調整なんですが・・・」
提督「ああ、そこの出力は・・・で頼む」
明石「了解です、後ここのノズルが・・・で」
提督「どれどれ~あー中欠けてるな・・・これに変えといてくれ」
明石「わかりました!」
天龍「・・・なにやってるんだ?」
提督「何って、艦装のメンテだが?」ギュイーン
天龍「え!?提督がメンテしてたのか!?」
提督「今日は整備妖精さんが風邪ひいちゃったらしくてな~時々俺がこうやって手伝ってるんだ」カチャカチャ
提督「そうだ!夕立の改二の艦装も出来てるから試して来い」
夕立「わかったっぽい!」
天龍「・・・(もう提督じゃなくてもいいんじゃね)」
那珂「ごめーん夕張ちゃん見てない?」ガチャ
提督「ノックくらいしろ・・・あいつは有給使って東京行ったぞ」
那珂「へ?うちって有給制度あったの!?」
提督「あったの。お前も結構あると思うぞ今度大淀さんに聞いとけ」
那珂「わかった、で夕張ちゃんはまた東京に?」
提督「なんでもコミケで買い逃したものを買いに行くといってたな」
那珂「よく有給許可したね・・・」
提督「俺は有給があるならいつでも使っていいと思うぞ、申請したら許可してやる」
提督「あとうちの鎮守府暇だし・・・」
那珂「・・・」
提督「俺も仕事してるってあんまり思ってないから何でもいいよ・・・」フワァァァ
那珂「なんで要らない事言うのよ・・・有給のくだりまでかっこいい上司だったのに・・・」
提督「やっぱ昼まで仕事するもんじゃねーな・・・眠い眠い」
シレイカンサーン
提督「ん?誰だ?」
電「司令官さ~ん」
提督「電か?って何してんの?」
雷「これが私たちの新しい姿よ!!」
雷
電 ←こんな感じ
雷「これぞ新駆逐艦『雷電』よ!!」
電「辛いのです・・・」フルフル
提督「・・・うん、よかったな」
提督「俺寝るわ、バイバーイ」
雷「ちょっと!まだこの雷電の凄さを見せて・・・」グイ
電「雷ちゃんあぶな、きゃぁ」グラ
ズデーン
提督「平和な昼下がりだ・・・」
演習場
提督「はああああああああああああ」ドカーン
川内「でりゃああああああああああああ」ドゴーン
提督「はかいりょくうううううううう」バコーン
川内「ふん!」カワリミ
川内「イヤー」ババババババ
提督「うぉあたたたたたたたた」ババババババ
提督・川内「であああああああああああああああああああああ」ボカーン
ドーンバーンドゴゴゴゴゴゴ
夕立「すごいすごーい!」ピョンピョン
那珂「はぁ…またこんなに壊して・・・」
電「2人とも楽しそうなのです!」
鈴谷「これは近寄りたくないな~」モグモグ
神通「怪我をしなければいいのですが・・・」シンパイ
ドカーンドカーン
天龍「いや、お前らこんな激しい演習見ながら寛いでんしゃねーよ。あぶねーよ」
長門「最近、体が鈍って仕方ない・・・」
陸奥「そりゃ私たちの出撃少ないもの・・・まぁ楽でいいけどねー」
長門「演習しても・・・そうだ!」
陸奥「どうしたの?」
長門「神通に演習でも挑んでみようと思ってな」
陸奥「はぁ!?やめときなさいよ、あの神通ちゃんよ?鎮守府最強の3姉妹の1人よ?」
長門「川内は寝てる、那珂はテレビ撮影でいない。今日は秘書官で暇してるだろう」
長門「神通だし、なんとかなるんじゃないかな~」
陸奥「私、しらないわよ・・・どうなっても」
・・・
演習場前
神通「で、何か御用ですか?」
長門「私と演習して欲しい!!」キラキラ
神通「お断りします、演習の予定もありませんし。無駄な資源の消費は避けるべきです」
長門「そこを頼むよ~最近出撃がなくて暇なんだよ~」ガシッ
神通「提督に申請は済ませましたか?演習場は公園じゃないのですが・・・」
長門「もう、あいつのせいだよ・・・よるしか出撃しないし・・・これじゃ飼い殺しだよ」ナキツキ
神通「はぁ…申請してきます。準備して来てください」テクテク
長門「やった~(計画通り・・・これで神通の力を測れる)」
神通「お待たせしました、夜ですが大丈夫ですか?」
長門「ビックセブンを舐めるなよ!軽巡洋艦など一撃だ!」ジャキン
神通「ふふ、それは恐ろしいですね」
長門「では始めようか・・・」
神通「行きます」
長門「これは挨拶代わりだ・・・」ドーン
ボカーン
神通「何処撃ってるんです・・・か・・・」
長門「なに、夜空でも見ながらって・・・おお今日は綺麗な満月だ」
満月「月は狂気を呼ぶ」
神通「」
長門「ん?神通どうした?」
神通「ガ」
神通「ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」ゴゴゴゴ
長門「なんだ!?どうしたんだ!?」
神通「ガアアアアアアアアアアアア」ドドドドド
長門「こっちに来る!?くっ」バンバン
神通「・・・」スカッ
長門「なんて速さだ!こっちの砲撃が掠りも・・・」ドンドンドン
神通「・・・」シュ
長門「なに!?消えた!?」
長門「どこに消えた・・・」キョロキョロ
チャポン
長門「!?そこか!」ドン
神通「・・・」カチ
長門「後ろだとぉ、ぐわぁああ」ドカーン
ドカーンドカーン
長門「もう残弾もなしか・・・万事休すか・・・」
長門「興味本位でケンカを売るんじゃなかったかな」
神通「ガァ!!」ガシ ←首を絞めてる
長門「ぐっ」ジタバタ
神通「グググググググ」ギュウウウウ
長門「ぐ、が、あ、あ、あ」ピクピク
ジンツードタドタ
提督「大丈夫か!?ってやべぇなこれ」
那珂「あーあ天上に穴空いてるよ・・・こりゃ自業自得だね」
提督「このままにしとくと長門が死ぬぞ!!とっとと止めっぞ!」
那珂「川内姉さん連れてこなくて良かったね・・・鎮守府が大破するとこだった」
・・・
陸奥「・・・で全身8か所骨折で入院と」
陸奥「バカじゃないの?」
長門「神通なら勝てると思ったんだ・・・」グスグス
長門「でも満月を見たらあいつ・・・化け物になって・・・本気で、本気で」ポロポロ
長門「ほんぎでごろしにぎだんだよ~」ワーン
陸奥「だから言ったのに、格上に挑むなんて・・・ビックセブンの名が呆れるわ」ハァ・・・
神通in the おふとん
川内「じんつーうそろそろ出てきなよ・・・」
那珂「別に神通ちゃんが落ち込む事ないよ」
神通「・・・」ボソボソ
川内「ん?これじゃあ提督に顔向け出来ません?」
那珂「あ、べつに長門さんの心配してたんじゃないのね‥‥」
神通「・・・」ボソボソ
川内「なになに~鎮守府での評判が怖い?」
那珂「結構気にしてたのね・・・てかちゃっかりしてるのね神通ちゃん」
天龍「提督きいてくれよ~」
提督「なんだ?どうした?」
天龍「夕立の事なんだがさ~あいつずっとくっついてくるんだよ」
天龍「飯、風呂、寝る時もだ」
提督「・・・いいんじゃないか母子みたいで評判いいぞ」
天龍「いやさ、疲れるんだよな・・・面倒見るの手伝ってくれよ」
提督「俺の暇な時ならいいが提督業なんだからほとんど事務作業やってるぞ?」
天龍「嘘付け!この昨日だってちび共と遊んでただろ!!」
アーダコーダ
川内「本格的に育児でもめてる夫婦じゃん・・・」
那珂「本人達にそんな気はないけどね~最近皆の夕立への視線が怖いよね・・・」
川内「そこまでして取り入りたいのかね?」
那珂「姉さん知らないかもしれないけど倍率高いよ」
川内「へー何倍?」
那珂「今いるだけで40倍くらい」
川内「神通・・・修羅の道へ行くんだね」ホロリ
那珂「那珂ちゃん達は応援しか出来ないのよ・・・」
青葉「貴方達2人は候補筆頭なのですが・・・」
提督「川内」
川内「なに?」
提督「おまえよく演習とか戦闘で忍者みたいな技使ってるけどさ」
提督「あれどうやってんの?」
川内「う~ん、変わった事はやってないな・・・こうしたいって思ったら出来てる感じ?」
提督「何らかの能力でも艦装にでもついてるんだろうか?」
川内「え?今も出来るよ、ほら」ニン!
提督「うお!?増えた!?」
川内A「どう凄いでしょ!」
川内B「何で出来るか自分でもわからないけどね」
提督「うむむ・・・川内に出来るなら俺にも出来るかもしれん」
川内A・B「出来ると思う所が凄いよね・・・」ニン!
提督「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお燃えろ俺のイマジネーショオオオオオオオオオン」ゴゴゴゴゴ
‥‥
那珂「で、力みすぎて筋肉の筋が攣って療養・・・」
提督「いでででで、まさかこうなるとは・・・」
那珂「どうして頭も見て貰わなかったの・・・」ハァ・・・
提督「・・・」カキカキ
神通「・・・」カキカキ
川内「・・・」スピー
那珂「・・・」ハァ・・・
・・・
天龍「なんで食堂で執務やってるんだよ・・・」
龍田「クーラーの修理中らしいわよ~」
龍田「量も無いからここでやってるらしいわ」
天龍「川内寝てるし・・・」
龍田「ここなら甘いものすぐ頼めるし案外いいのかもよ」ウフフ
天龍「隣のテーブルの文月とかめっちゃ見てるぞ」
龍田「まぁ見る事ないものね~」
天龍「提督も滅茶苦茶真面目な顔してるけどシュールだな・・・」
提督「てい!はぁ!!おりゃ!!」ヒュンヒュン
那珂「なに部屋で振り回してんのさ・・・」
提督「なにって刀だが?」
那珂「いや、危ないでしょ!駆逐艦が走って入ってきたらどうするの!」
提督「大丈夫だって、軽く調整してるだけだから」
那珂「そういうのは外でやってよね・・・」
提督「だって・・・この前、外でやってたら」ホワンホワン
・・・
提督「ふん!ふん!」ヒュンヒュン
提督「まぁこんな感じかな~」
???「そこにいるのは誰!」
提督「(この声は曙かな?ちょっと脅かしてやるか)」ニシシ
曙「だ、だれよ!出てきなさいよ!」フルフル
曙「誰も居ないの・・・?」
曙「なんだ誰もいn」クル
提督「・・・」ニタァ
曙「」
提督「クカキケコカカキクケキキコクケキコキカカカー」アギャギャァァァ
曙「」ショワアアア
曙「」パタン
・・・
提督「ってことがあってな、それ以降ここで調整してる」
那珂「馬鹿でしょ・・・」
提督「戦力増強のターンだ!!」
神通「今回はどのように致しますか?」
提督「今回は呉の方にいる後輩の所に行ってくる」
川内「え!?提督に後輩とか居るの!?」
那珂「ぼっちだと思ってた・・・」
提督「うるせー俺にも知人くらいおるわ」
提督「そいつの鎮守府行って持て余してる子を異動させる」
提督「これで資源を使わずに人員補強だ」
川内「建造登録所、書くのめんどくさいだけでしょ」
那珂「あれ1人着任につき5枚とかざらだしね」
提督「いいだろ!あれ書いてもやり直しで帰ってくるんだぞ、やってられねぇよ!」
神通「まぁまぁ・・・いつ行かれるんですか?」
提督「明日の晩に行く、もしかしたら帰りは次の日になるかもしれん」
川内「もう、日向歩けないからね・・・」トオイメ
那珂「なんか犯罪者みたいな表現だね・・・」
呉鎮守府
提督「・・・」ピンポーン
???「は~い、だれ~?」
提督「お前は相変わらずのほほんしてるな・・・」
後輩提督(以下『後輩』と表記)「あっ先輩じゃないっすか~どうしたんですか~」
提督「いや行くって連絡しただろ?」
後輩「そうでしたっけ~?まぁいっか、はいってくださ~い」ポチ
門「まぁゆっくりしていき」ガラガラ
提督「ほんと指揮以外は適当だな」
呉鎮守府執務室
後輩「で、なにしに来たんですか先輩?」
???「提督!昨日お電話していたでわありませんか!」
後輩「そうだったかな~でも千歳がおぼえてるならいいじゃん」
千歳「まったく・・・申し訳ありません、私共の提督は私生活がだらしなくて・・・」
提督「大丈夫だよ、昔から知ってるから」
後輩「えへへ~でしょ~↑」
千歳「褒めてるんじゃないんですよ!」
提督「このまま楽しくお話もいいんだが要件だけでも済ましてしまおう」
提督「お前ん所に持て余してて飼い殺してる奴いるか?」
後輩「いるよ~うちは空母メインだから鈍重な子がそうかな~?」
提督「そいつくれ」
後輩「いいっすよ~」
千歳「そんなに即決でよろしんですか!?本人に確認も無く・・・」
後輩「いいんじゃない?どうせうちにいても出撃すらしないんだからさ~」
後輩「そういう子は何処にでもいるけどさ、ぜったい負い目とか感じてるんだとおもうんだよね~」
後輩「そして、その怒りや悲しみは自分にぶつけるしかない・・・」
千歳「提督・・・(そこまでお考えに・・・)」
後輩「うちで自殺者なんて出たら私が前線に出られなくなっちゃうでしょ!引き取ってくれるならあげる~」
千歳「・・・」ハァ・・・
提督「ハハハ、お前らしいわ!でそいつ何処?」
後輩「自分の部屋にいると思うよ~」
提督「案内よろしく!」ビシ
後輩「おっけ~い」ビシ
千歳「(似たもの同士・・・)」
とある部屋
提督「ここか・・・扉でけーな」
後輩「この子の為の特注っすよ」
提督「福利厚生はしっかりしてんのな・・・」
後輩「当り前っす!問題があったらわt」
提督「もういいわ!さっさと入れてもらうぞ!」
後輩「はいるっすよ~」コンコンガチャ
提督「それノック意味ねーじゃん」
???「あら?どちら様?」
提督「俺は横須賀所属の提督だ、君に話があってきた」
???「私もいよいよ解体の時が来たのね・・・不幸だわ」
後輩「この子は扶桑ちゃんっす、航空戦艦なんですけど欠陥が多くてね~」
扶桑「あぁ…提督に言われてしまったわ…不幸だわ」
提督「いや、別に解体でもなんでもないよ」
扶桑「では、なぜ私の所に?」
提督「君が欲しい、うちの鎮守府に来てくれないか?」キリッ
・・・
天龍「で、その扶桑がうちに着任したと・・・」
那珂「そうだよ、でもね扶桑さん告白だと思っちゃってね・・・」
天龍「あぁ…あの戦場に参戦してしまったのか」
那珂「一応誤解は解けたんだけど~あの人翔鶴さんみたいな人でね」
天龍「愛されれば何番目でもいいってタイプか・・・めんどくせー」クフフ
那珂「神通ちゃんの死んだ目が怖かったよ」
北上「くっ・・・」ガキンガキン
ギャン(声はマ・クベ)「ハハハハハ、大した事ないな」
北上「わたしはぁ!託されたんだ!」
ギャン「こんな小童に託すなど落ちたものだな」フハハハ
北上「その減らず口を叩き潰してやる!」
ギャン「ならば来い!貴様にできるものならなぁ!」
ジリリリリリリリ
提督「」パチ
提督「なんつー夢だよ・・・」
提督「もっかい寝よっと」モゾモソ゛
提督「ふんふんふふ~ん♪」スキップ
ドン
提督「ん?なんだ?」
暁「・・・」
提督「おう、暁どうしたんだ?」
暁「・・・」
提督「暁?」
暁「・・・」シロメ
提督「こいつ・・・気絶してやがる・・・」
・・・
提督「って事があって今ベットに寝かせてきた」
神通「・・・(なんと言えばいいのか・・・)」
川内「夜中に曙を驚かすから~」ケラケラ
那珂「ぶつかって気絶とか・・・どんだけビビってるの・・・」
川内「こりゃ潮もアウトだね」
提督「あの3人以外は大体イメージを覆せた・・・いけるはずだ!」
川内「うちのビビリスリーだよ?無理じゃない?」
神通「ビックセブンみたいに言わなくても・・・」
出撃中
神通「・・・(最近提督と一緒に要る時間が減りました・・・)」ドカーンボカーン
神通「(翔鶴さんに扶桑さん・・・いつも幸せそうです・・・)」シュ、ドゴーン
神通「(私も『君が欲しい』とか言われてみたいです///)」バキドカボコボコ
神通「(わたしも・・・いずれは///きゃ~///)」グチャギチャ
川内「あの~神通?もうここの敵全部倒してるよ?」
那珂「神通ちゃん・・・?もうそれ肉塊だよ?」
川内「すっごい笑顔で肉塊引きちぎってるんだけど・・・怖い」
鈴谷「あはは~」←現実逃避
響「」←恐怖の余り気絶
夕立「ぽ~い、次いこ~よ~」←気にしてない
提督「いやー1人で夜釣りはいいね~」
ピクッ
提督「おし1匹目よいしょぉ!!」ザバーン
駆逐イ級「・・・」ビチビチ
提督「クソ・・・」
提督「チェイサー!!」ザン!
駆逐イ級「」マップタツ
提督「次々~」チャポン
・・・
ザバーン
空母ヲ級「ヲー」ピチピチ
ザパーン
戦艦レ級「イタイタイトッテトッテ!!」ジタバタ
ザパーン
北方棲姫「ココ・・・ドコォ・・・」ウエーン
港湾棲姫「オサワガセシマシタ」
提督「いえいえ、バイバーイ」
北方棲姫「バイバーイ」フリフリ
・・・
提督「あぁ今日も坊主だ・・・」
提督「いっつも釣れないんだよな~なんでだろ?」
提督「帰ろ・・・」
扶桑「・・・」カキカキ
翔鶴「・・・」カキカキ
扶桑「提督、ここの部分に誤字が」
提督「なに?すまない、こっちに回してくれ」カキカキ
翔鶴「提督、他の鎮守府から連合艦隊の依頼書が」
提督「うちは夜間限定だ、無理ですって書いて送り返しておいてくれ」
提督「すまん、妖精さんに渡す武装の発注書どこだ?」
扶桑「ここに」スッ
提督「そこに全部10って書いて追加項目欄に『いつもの』っておっきく書いて渡してきてくれ」
翔鶴「了解です」
天龍「・・・」ボー
提督「どうした天龍?」
天龍「俺要らなくね?」
川内「いえーい、この書類は頂いた―」
提督「まて!それコピーないの!原本!ヤバイヤバイ!」ダッ
ガッ
執務室<アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
川内「ぎゃはははは、足の小指ぶつけてやんの~」
提督「うぉぉぉぉぉぉ…」ウズクマリ
ドカーンボコォ!
神通「提督!ご無事ですか!!」←完全武装
神通「・・・あれ?」
川内・提督「・・・」ボウゼン
川内「神通?お姉ちゃん・・・うら若き乙女がそんな登場の仕方したらダメだと思うの」
提督「あ~うん、妖精さん?ドアと壁が無くなったから直してくれない?え?アイス?やるよ・・・うん」デンワチュウ
神通「///」プシュー
大本営
瑞鶴「はぁ…翔鶴姉に彼氏か・・・」
瑞鶴「ハァ・・・(さすがに負けると思ってなかったからな・・・)」
赤城「あら?瑞鶴さん何か悩みごとかしら?」
瑞鶴「!?」ビクッ
瑞鶴「へ?あ、赤城さん」アセアセ
赤城「ふふ、気付かない位考え事していたのね」
瑞鶴「いや、そのちょっとですね」
赤城「悩みごとなら相談に乗るわよ?」
瑞鶴「そうですね・・・(完璧超人と名高い赤城さんなら話してもいいかな?)」
カクカクシカジカ
赤城「そう、お姉さんに彼女がね~」
瑞鶴「はい、言っちゃ悪いんですが・・・先を越されると思ってなくて・・・」
赤城「そうねえ・・・(この子お姉さんのこと嫌いなの?ボロクソ言ってるけど・・・)」
赤城「瑞鶴さん?その人は本当に彼氏だったのかしら?もしかしたら友人かもしれないし」
瑞鶴「翔鶴姉は大切な人って言ってました。あと手つないでました」
赤城「その彼氏さんってどんな人だった?(とりあえず話聞いてあげて流して終わらせましょう)」
瑞鶴「身長高くて筋肉質でイケメンで・・・」
赤城「(結構ポイント高いわね・・)」
瑞鶴「白髪で目は赤くて・・・」
赤城「(ん?)」
瑞鶴「海軍の将校のコスプレしてました」
赤城「・・・」
瑞鶴「レイヤーかと思ったんですけど・・・赤城さん?」
赤城「あ~い~つ~彼女とか作らないとかほざいてやがったのに・・・ぶっ殺す」ワナワナ
瑞鶴「ヒェ~」
赤城「急用出来たのでまた今度ね」ニッコリ
瑞鶴「ハイ」
赤城「有給とってぶっ飛ばしに行ってやる~」ズドドドドド
瑞鶴「・・・うん、今のは無かった事にして寝よう!」
提督「あれ?どこいったかな~」ガサゴソ
天龍「どうした?探し物か?」
提督「昔買ったギターをな、久しぶりに引こうかと・・・」
天龍「へーギターなんて引けたのか」
提督「弦が痛んでたら交換しないといけないけどな」
天龍「こういうのって中々見つからんものだよな」
提督「う~ん」ガサゴソ
1時間後、ボロボロのギターを発見し諦めて捨てた
In 工廠
川内「提督は実践に出るのに装備いらないの?いっつも刀1本じゃん」
提督「一番使いなれているからいいんだがな」
提督「この前、妖精さんに1個作ってもらった」
川内「へーどんなの?」
提督「えっとな~チェーンソーがついてて・・・」
川内「え?エグくない?」
提督「それが9本あってな、円形にして回転させると炎を身に纏えるんだが・・・」
川内「うん、それ使っちゃだめ。味方も死にそう」
提督「ダメか~威力は驚異の9万超+多段なのに・・・」
川内「相手の耐久は最高でも3ケタだよ・・・」
那珂「そろそろ慰安も兼ねて何かやったら?」
提督「ふむ・・・」
那珂「新人の子も増えたしさ」
提督「そうだな・・・駆逐達は皆仲いいが、軽巡以上は会話する機会がない奴もいるからな」
那珂「そうそう、ここらで一つお食事会でも開いたら?」
提督「そうだな、でも食堂でやるのがいいな。外で酒入って暴れられたら収集つかん」
那珂「艦娘だしね・・・」
提督「とりあえず全員で食事会、そのあとに酒を投入するか」
提督「絶対、浴びるほど飲む奴がいるから次の日は休みで・・・てかビールや焼酎だけでいいのか?カクテルとかも仕入れとくか」
提督「肴・・・てか飯も色々必要か・・・材料も仕入れないとな」
提督「鳳翔さんや間宮さんも参加して欲しいからな・・・臨時で何人か雇うか」
提督「そうなると今から市や組合に相談だな・・・あと大本営に・・・」カキカキ
那珂「うん・・・なんかごめんね」
提督「こんなのいつもの執務に比べたら楽だよ」
鈴谷「熊野聞いた~こんど全員で食事会やるらしいよ~」
熊野「あら、久しぶりですわね。この前はいつだったかしら・・・」
天龍「ちび共を寝かし付けるの俺の仕事なんだろうなぁ・・・」
龍田「まぁまぁ、私も手伝うから~」
ワイワイガヤガヤ
川内「皆楽しそうだね~」
那珂「久しぶりに羽目を外せる人もいるしね~普段会わない子との会話も楽しいものよ」
足柄「・・・」ゴゴゴゴ
鳳翔「・・・」ゴゴゴゴ
神通「・・・」ゴゴゴゴ
那珂「一部本気で取りに来てる人もいるけどね・・・」
川内「神通・・・」
In 食堂
ワイワイギャーギャー
提督withマイク「おーい皆聞けよー」
提督「今日は出来なかった親睦会も兼ねてるからな、普段話さない様な奴とも交流してほしい」
提督「食事は好きなものを頼んでテーブルに運んでくれ」
提督「ちなみに駆逐達がいるから酒はないぞ~」
提督「駆逐艦は12時までには寝ろよ~引率の天龍の言う事聞けよ」
<ヤッパオレカヨ!!
提督「それじゃたのしんでくれよー」
イエーイワーイ
・・・
電「電はちゃんぽんにするのです」
夕立「ぽい?ちゃんぽん?」
雷「知らないの?なら頼んでみるといいわ美味しいわよ」
・・・
足柄「酒・・・アルコールが恋しいわ・・・」
羽黒「姉さん、まだ駆逐ちゃん達がいますし」
鳳翔「今はのんびり鍋でもつつきましょうか」
明石「最近は工廠に篭りがちだったので・・・沢山食べますよ~」フンス
間宮「明石さん、もっと食堂に足を運んでくれてもいいのよ?夜でもやってるし」
・・・
天龍「いや~焼き肉なんて久しぶりだわ」
青葉「そういえば天龍さんおチビちゃん達と一緒じゃないんですね」
天龍「今日くらいはのんびり飯が食いたい」
鈴谷「あんたも大変だね~」ヒョイモグ
天龍「おい!俺の肉とんじゃねーよ!それ一番食べ頃だったのに」
鈴谷「焦げそうだったのを処理してあげたんだよ」
天龍「お前は自分の分あるだろ!!」
・・・
響「・・・」ジー
曙「な、なによ」
168「・・・」ジー
曙「なんなのよ、食べずらいじゃないの・・・」
響「ypaaaaaaaaaaaa!!」
曙「!?!?」ビクッ
・・・
提督「あ~疲れた、ちびが寝るまでゆっくりしよ」
妖精さん「デスネー」
提督「妖精さんって独身?」モグモグ
妖精さん「ワタシハドクシンダヨ」
妖精さん「シュニンハサイシガイルヨ」
提督「え?そうなの?知らなかった」
妖精さん「シュニンチカバニスンデルシ」
提督「う~む、あんまりこういう話しないからね~」
妖精さん「オヤスミモオオイデスシ、オキュウキンモイイカラミンナマンゾク!!」
提督「こんど旅行でも手配しようか?妖精さん達で慰安旅行とか」
妖精さん「イインデスノ?」
提督「最悪は俺と明石で回せるからいいぞ」
妖精さん「ワーイ」
・・・
川内「なんだかんだで提督っていい上司だね」
那珂「ここまでホワイトな職場ないよ」
0:00
提督「おーい、もう深夜だ。まだ起きてる駆逐艦は自分の部屋戻れよー」
提督「天龍、龍田部屋に連れてってやれ」
天龍「やっぱり子守は俺なのね・・・」
龍田「は~い、皆行くわよ~」
<ハーイ
提督「夜更かしすんなよ~」
ゾロゾロ
・・・
提督「行ったか、じゃあ2次会に移行並びに酒を解禁するぞ」
ウオオオオオオヤットカーイエーイヤッホー
提督「一応、色々仕入れたからな生以外も沢山あるぞ」
提督「吐くまで飲むんじゃねーぞ」
・・・
天龍「やっと帰ってこれたぜ・・・」
龍田「皆すぐ寝てくれたじゃない」
天龍「それはそうだが・・・」
食堂<ギャハハハハハハ
天龍「ありゃもう酒入ってるな・・・」コエーコエー
龍田「ふふふ、私たちも行きましょうか」
足柄「いっき行きまーす」
羽黒「ZZZ」クー
明石「ぎゃはははははは!いいぞ~」
鳳翔「足柄さんさすがにピッチャーをいっきは死にますよ!?」
間宮「おらー飲めよ~」オラオラ
鳳翔「間宮さん!?キャラ変わり過ぎですよ!?」
・・・
陸奥「1発芸やりまーす『オワタ式艦娘』」
陸奥「」テクテク
ガッ
陸奥「あいt」ボカーン
鈴谷「はははははは」
熊野「くくくく、それは反則・・・」ヒーヒー
・・・
川内「・・・」ジー
那珂「どしたの姉さん?もう眠い?」
川内「いや、あれ・・・」ユビサシ
提督「皆、他の子達と飲んでてもいいんだよ~↑」ヒック
扶桑「いえ、あまり賑やかなのは慣れていなくて・・・」チビチビ
翔鶴「ゆったり酔いたいですし」
神通「わらし~ていろくのとなりがいいれす~///」ダキツキ
提督「男冥利につきるね~いやはや」チビチビ
川内「神通が滅茶苦茶積極的になってる・・・」
那珂「しかも提督酔っててあんまり実感なさそう」
川内「これ気が付いたらあそこの4人消えてそうだね・・・」
那珂「やめてよ・・・怖い事言うの」
提督「扶桑は恋愛経験ある~?」
扶桑「私は、あまり外に出なかったので・・・」
提督「それってあれじゃん!箱入り娘?実家がお金持ちなの?」
扶桑「一応、自営業ですね・・・昔からの伝統らしく今は妹が継いでいます」
提督「へ~そうなんだ、どうして艦娘に?」
扶桑「海が好きだから、広い海を見たかったからです。なんだが子供みたいですけど」フフ
提督「可笑しくなんかないよ・・・もっと平和な海を俺が見せてやるよ」スッ
扶桑「提督・・・?」
提督「もっと笑顔を見せてくれ、綺麗なんだから。悲しい顔なんて似合わないよ」ボソ
扶桑「提督・・・(やはり私の事を大切にしてくれているのね、幸せだわ)」ギュ
・・・
天龍「あいつ酔ってからヤンキーみたいに口説いてるぞ・・・あいつあんなんだっけ?」
川内「うん、あんなんだから色々拾ってくるのよ・・・」グビグビ
那珂「両手に扶桑さん、翔鶴さん。抱きついて寝てる神通ちゃん」
那珂「あの状態で1人1人口説いてるんだから異常よね・・・」
天龍「川内って提督と一緒にいるけどさー何にも思わないわけ?」
川内「う~ん、一緒にいるけど楽しいけどさ~それ以上はないかも」
天龍「男として見てないのか、意外だな」
川内「兄貴って感じかな?近くて異性に見れない感じ」
天龍「那珂もそんな感じか、神通は違うが」
川内「人には色々あるのよ・・・」
天龍「ふ~ん」
那珂「それでも姉さん提督の隣にずっといるよね~」ニヤニヤ
龍田「あらあら~可愛い妹ちゃんね」ウフフ
川内「うっさいよ!酔っ払い」グビグビ
天龍「・・・(男と女ってめんどくさいな)」チビチビ
天龍「・・・」チラ
足柄「グガー」
明石「グゴゴゴ」
天龍「・・・」チラ
川内「・・・」スヤー
龍田「・・・」スヤスヤ
天龍「ハァ・・・死屍累々だな」
那珂「あ゛ーあだまいだい・・・」
天龍「アイドルがそんな声出すなや」
那珂「天龍ってお酒強いのね・・・全然酔ってないじゃん」
天龍「あんまり飲んでないからな・・・あとすぐ水飲んで流してる。こいつら介抱しなきゃ絶対風邪ひくぞ」
那珂「へーいい嫁さんになるよ」
天龍「うっせえ・・・あれ?提督と3人は?」
那珂「お持ち帰りしたんじゃない?」クフフ
天龍「いや、まずくね・・・」
那珂「大丈夫だよ~提督ってそこら辺ちゃんとしてるから」
天龍「信頼強いな」
那珂「私の自慢の兄貴ですから」
チュンチュン
提督「・・・う゛あ゛あ゛あ゛あ゛だま゛いでええええええ」ガンガン
提督「やっぱ飲みすぎたな・・・」
提督「水のもっと」
フニュ
提督「‥‥ん?」ヒヤアセ
神通・扶桑・翔鶴「・・・」スヤスヤ
提督「うん・・・ちょっと前から分ってんたんだ・・・なんかいつもより狭いって」
提督「俺以外の人がいるってのは分ってた・・・3人かぁ・・・」
提督「しかも大人しい受け身3人・・・」
提督「絶対ここに連れてきたの俺だよなぁ・・・屑だな~俺」
コンコン
提督「あるあるやな・・・こういう時に誰かが来るのも」
提督「赤城の時も大体こんな感じだった気がするな~」
ガチャ
赤城「いるなら返事くらいしなさいよ!独り言ばっか‥‥」
赤城「・・・」
提督「・・・」
提督「すまない、またなんだ」
赤城「・・・で宴会で3人と飲んでこうなってると」
提督「そうなんだ・・・記憶も無くてな・・・」
赤城「私の時は部屋で飲んでたけど・・・これはあんたが誘ったんでしょ」
提督「たぶん・・・」
赤城「人の事言えないのが痛いわ・・・何もなかったけど私も前科持ちだし」
神通「ん?みゅう・・・」モゾモゾ
提督「・・・」
神通「ん~ふわぁぁぁぁ」
神通「ていとく?」
提督「起きたか神通、頭痛くないか?」
神通「・・・・・・///!?!?!?」ボーン
神通「あの、えと、あれあれ///?」
赤城「神通ちゃん落ち着きなさい・・・貴方を攻める人はいないわ」
扶桑「ん~」
翔鶴「・・・」ムク
提督「先、水貰ってくるわ」
川内「てーとくー」
提督「どした」
川内「昨日の夜はどうだったの?」
提督「扶桑、翔鶴が覚えてた事によって無実ではないが無実だった」
川内「なんだ・・・ツマンネ」
提督「おいおい勘弁してくれよ・・・俺はもう一杯一杯だよ」
提督「それより神通が俺のベットから出てこないんだよ」
提督「なんとかしてくれよ~」
川内「・・・(まだ気付かぬかこの腐れ鈍感めが)」
扶桑「昨日は思ったより強引でドキドキしたんですけどね」フフフ
翔鶴「ふふ、提督もしっかりしていて惚れ直したわ」
赤城「あの~」
扶桑「なんでしょうか?赤城さん」
赤城「お二人は愛する人が多数の関係を持っていても何も思わないのですか?」
翔鶴「そうね~英雄色を好むと言いますし」
扶桑「それだけ魅力的ということね」
翔鶴「必要とされているだけで私は幸せよ」
赤城「そうですか・・・(精神年齢が高いのか唯の依存なのか分からん)」
提督「そういや赤城なんでうちに来たんだ?」
赤城「へ!?いや、その・・・何というか・・・」
赤城「!そうそう瑞鶴のお姉さんがいるって聞いてね」アセアセ
提督「翔鶴か、てか瑞鶴ちゃん本営勤務だったのか」
赤城「それでその瑞鶴からここにいるって聞いてね」
赤城「空母である彼女がなんでここにいるのかと思ってね・・・」
提督「いろいろあってね・・・」
赤城「てか空母に雑用やらせるんじゃないわよ!!」
提督「仕方ないだろ!うちでは仕事ないんだよ!」
ギャーギャー
翔鶴「まだまだ恋する乙女ね・・・赤城さん」
扶桑「恋は体するタイプかしら」
天龍「なぁ・・・前から思ってたんだけどよ」
提督「なんだ?」
天龍「俺達が集めてきたボーキサイトは何処に行ってんだ?」
提督「ボーキか・・・あれは使わんからな」
天龍「でもいつも倉庫にないだろ?何に使ってんだ?」
提督「開発・建造に必要な分以外は後輩の所に売ってる」
天龍「はぁ?それありかよ」
提督「内密にだよ・・・本営の赤城がいるんだから大声出すな」
天龍「でもよぉ・・・」
提督「それともクーラーなくていいのか?クーラー代は此処から来てんだぞ」
天龍「おう!すまなかったもう聞かないわ」
提督「賢い奴は好きだぞ」
In 海軍病院
長門「やっと復活だ・・・もう入院食はこりごりだ・・・」
提督「ながとーもう大丈夫なのか~」タタター
長門「提督自ら出迎えとは申し訳ない」
提督「いや、俺が速く止めていればな・・・すまない」
長門「うん・・・あれは私の慢心が生んだ物だ・・・仕方ないさ」
川内「さっすが戦艦治りが早いね~」
那珂「ビックセブンだしね~」
長門「おや2人も居たか、出迎えすまないな」
川内「神通も呼べば良かった?」
長門「いや、今あってもする会話がないぞ・・・」
那珂「お前のパンチは肋骨3本折ったぞ!とか?」
提督「神通泣かす気かよ」
提督「あ~暇だぁ・・・」
提督「何か面白い事は・・・お?」
暁・潮・曙「ワイワイ」
提督「いや、今行ったら泣かれる・・・まだ近づく時ではないな」
電「司令官さん何してるのです?」
雷「なにそんな所でコソコソしてるの?」
提督「雷電コンビか・・・実はな」
カクカクシカジカ
川内「いい歳した大人が女の子に相談してる・・・」ウワー
神通「提督・・・」
那珂「女の園に男1人は辛いだろうね」
提督「・・・」スヤスヤ
神通「・・・(なぜ私は此処に来てしまったのでしょうか・・・)」
神通「(あの時は混乱して飛び出してしまいましたが)」
神通「(やはりここは落ち着きます・・・)」
神通「今は、まだ想いを伝える時では無いですが・・・戦いが終わった時に・・・きっと」
・・・
青葉「はい、ここからは有料で~す」
エーマジカヨ、シネヨ
川内「1個だけ聞かせて!神通ちゃんこのままヤッた?」
那珂「姉さん、直すぎ!でも那珂ちゃんも聞きたいな~」
神通「・・・もう諦めました」シンダメ
扶桑「神通ちゃん、あの人を愛しているのなら支えてあげましょう」
翔鶴「そうです、恥ずかしい事じゃないですよ」
川内「ちょっとぉ!神通は恥ずかしがる奥手系女子でいいの!!路線変更させないで!」
那珂「ほっといてあげなよ・・・」
那珂「ふん♪ふふん♪ふ~ん♪」ジャカジャカ
那珂「え~っと」カキカキ
提督「なにやってるんだ?」
那珂「新曲の楽譜作りだよ」
提督「は?お前そういうのも全部やってるの!?」
那珂「いやいや、テレビの企画でね。アイドル数人が完全自作の曲つくって~みたいな奴」
提督「なんでも出来るんだな・・・関心するわ」
那珂「でも1曲作るの大変だよ~」
那珂「とりあえず楽譜作らないとね」ジャカジャカ
提督「どんな感じにするんだ?」
那珂「ちょっと聞いてみる?最初しか出来てないけど」
提督「おお、ファンよりも先に聞けるのか役特だな」
那珂「いくよー」←エレキに持ち替え
ギューギューンタタタラーン
那珂「むらさっきのパノラーマ ぎ~んがのハーイワウェイ見上げれば~」
提督「キャラブレブレじゃねーか!!」
後輩「ち~っす先輩~ボーキ貰いに来ました~」
提督「ちょ、待てって今本営の奴いるんだ!!大声出すな!」
後輩「別にいいじゃないですか~先輩ボーキなんて使わないですし引き取ってあげてるだけっす」
後輩「それに一方的って事にすればいいっす」
提督「それもそうか・・・たんまり倉庫にあるから持ってってくれ」
後輩「やた!これで出撃が出来るっす~」イエーイ
提督「なんでのほほんとしたこいつが戦闘狂なのか・・・」
後輩「先輩も人の事言えないっすよ・・・」
赤城「どうしましょ・・・押し掛けたはいいが影が薄いわ・・・」ブツクサ
翔鶴「あら?赤城さん、如何しましたか?考え事ですか?」
赤城「翔鶴さん・・・そういえば翔鶴さんって空母ですよね?いつもは何をされているんですか?」
翔鶴「ここでは出撃がないのでは私は事務仕事をメインに皆さんのサポートしていますね」
赤城「艦装はどうされて‥‥」
翔鶴「それなら・・・で・・・」
ワイワイ
提督「・・・すまない翔鶴・・・空母仲間がいなくて」ホロ
川内「同じ艦種がいないもんね~積もる話もあるんじゃない?」
提督「しかし・・・うちにはもう雑務要員はいらないな」
川内「提督・・・空母=雑用って考えは無いと思う」
時津風「駆逐艦時津風です。よろしくです」
雪風「同じく駆逐艦雪風です!よろしくお願いします!!」
提督「元気がいいな、頑張ってくれよ」
時津風「しれぇ!天津風と初風はいる?」
提督「ん?ああ駆逐隊のメンバーか、うちではまだいないな」
提督「とりあえず本営や他鎮守府に聞いてみるよ」
雪風「しれぇ!雪風のお部屋は何処ですか?」
提督「後で案内しよう。部屋は4人部屋にしようか、後の2人もすぐ見つけるからな」
時津風・雪風「わーい」
・・・
雪風「しれぇはとってもいい人です!」
暁「で、でも怖くない?」
雪風「?怖い所ありました?」
時津風「かっこよくて時津風は好きー」
暁「おかしいわ・・・そんな事・・・」キョウガク
雷「暁が怖がってるだけよ」
電「司令官さん可哀そうなのです・・・」
訓練所
神通「はい、では今日の訓練を始めます」
神通「今日はこの的に砲撃を当てましょう」
ハーイ
神通「実践では動きながらの攻撃が基本なので、まずはしっかりと立って砲撃を体で覚えましょう」
神通「分からない事があれば聞いてください」
神通「では初めてください」
ワーワードン!ドン!
川内「私達ってあんな事やったっけ?」
那珂「やった記憶ないね・・・神通ちゃん先生似合ってる~」
川内「だよね~私達実践で覚えていったし、最初はこんな訓練所も無かったしね」
ドン!アッ!アブナイ!!
川内「ん?よっとぉ~」ホウダンキャッチ
川内「もっと腰落としな、危ないよ~」
スイマセーン
那珂「姉さん・・・音速レベルの砲弾キャッチしないでよ・・・」
提督「おお~やってるやってる」
川内「提督じゃんどしたの?」
提督「最近は駆逐艦が多く入ってきてるからな、訓練の見学と拡張を検討しにな」
川内「訓練所よりもっと演習所広くしてよ!!狭いったらありゃしない」
提督「あれでも24人で紅白戦が出来る広さなんだぞ・・・」
那珂「実践はあれより広いもんね~もっと深いし」
提督「無茶いうなや・・・ってあの子の持ち方危ないな」
那珂「ほんとだ、あれじゃ弾何処行くか分かんないな」
ドン!キャアズデーン
提督「いわんこっちゃn・・・あぶね!!」ホウダンキャッチ
提督「神通―その子にちゃんとした持ち方教えてやれ!」
<ワカリマシター
提督「まだまだひよっこだな」
提督「俺達くらいに強くなってもらわんとな」
川内「ねー」
ザワザワ、スゴイ・・・コワイ
那珂「2人の力は訓練でどうにかなるレベルじゃないよ」
提督「神通、駆逐艦の教官を任せてすまないな」
神通「いえ、皆いい子ですから・・・それに呑み込みも速いので見ていて感心します」
提督「他の軽巡は遠征に出払っているし・・・客人の赤城に任せるなんて事も出来ん・・・」
提督「かと言って重巡・戦艦じゃ戦闘・運用方法が違うから教える事も出来んしな」
提督「川内や那珂に任せてもいいがあいつらの教え方がな・・・」
川内の場合
川内「じゃぁ今から敵の砲弾を避けてみるからマネしてみてね」
川内「那珂―撃っていいよ~」
<いくよ~ ドドドドドドドバンバンババン
川内「フッ、セイ!」ヒラリヒラリ
川内「ニン!」カワリミ
川内「っと、こんな感じでやってみよー」
駆逐艦達「‥‥」
雪風「よし!雪風がやります!!」キョシュ
雷「無理よ!死ぬわ!」
那珂の場合
那珂「駆逐艦の皆~那珂ちゃんと訓練の時間だよ~」
那珂「今日の訓練は雷撃!魚雷を敵に当てようね☆」
那珂「今日はテレビの収録も来てるから気合入れていくよー」
提督「おい!何カメラ連れてきてるんだよ!聞いてねぇぞ!!」
提督「すいません、怒鳴ってしまって。私、横須賀鎮守府所属の・・・はい、名刺を・・・はい」
提督「いえいえ、これも艦娘の事を知ってもらえれば・・・そうですね、彼女達も練度が低いので・・・」
駆逐艦達「ポカーン」
曙「テ、テレビくらいでなにを・・・」ギクシャク
漣「一番緊張してるの曙ちゃんじゃない・・・」
・・・
提督「あの後、大本営の爺からお怒りのファンコールが来たな・・・」
神通「姉と妹が迷惑を・・・いつもすいません」
提督「最終的には宣伝になったからお咎め無しで済んだが」
神通「姉さん達の戦い方は独特すぎて・・・教えるのは」
提督「天龍や龍田も教えるのは上手いんだが遠征でいない事が多いしな」
提督「苦労を掛けてすまないがこれからも頼むよ。神通先生」
神通「はい、お任せください」ニッコリ
ワイワイガヤガヤ
川内「お?なんぞあの集団?」
那珂「あれは占いの野次馬だね」
川内「占い?そんなもん迷信よ・・・未来は自分で切り開くもの!!」
那珂「皆、姉さんみたいに切り開けないから占いを信じるの・・・しかもあれ相性診断みたいなものだから」
川内「よく雑誌とかにある気になる彼との~って奴か、益々いらんな」
那珂「まぁまぁ余興よ余興。姉さんも試してみたら?面白いかもよ?」
川内「ま~暇だしやってみるかね・・・」
<占いたい相手の誕生日を入力してください
川内「?誕生日?それだけで全部わかるの?」
那珂「とりあえず入れてみたら?相手は提督でいいじゃん」
川内「え~っと、提督は4月の~で私は~」ポチポチ
<ガガガガキン!!カシャン
川内「え~っと、相性最高!ケッコン秒読み、避妊はしようね❤ だってさ」
ザワザワ、ナンダト・・・、クッ、ノロッテヤル・・・
川内「・・・うん一気に敵に囲まれた気分・・・今にも喰われそう」
那珂「・・・あそこの3人絶対ボスだよ」ユビサシ
扶桑・翔鶴・神通「・・・」シンダメ
川内「いや・・・神通さん?そんな所いると危ないよ?こっちおいで」
神通「姉さん・・・」ギリギリ
那珂「ごめん姉さん・・・那珂ちゃんは余計なことした」
提督「恋したいわ・・・」
天龍「お前は乙女かよ!!」
提督「いいだろ~俺は清い恋がしたいんだよ!!」
天龍「見てくれからは想像できないな・・・例えば?」
提督「そうだな~こう文に想いを綴ってな~」
天龍「お前古典わかんねーだろうが、勉強してから出直してこい」
提督「・・・そうだよな~この前の神通から貰った手紙全然わかんないままだし」
提督「はぁ~現代文で文交換したいわ~」
天龍「・・・(神通・・・報われねえなお前も)」
青葉「これはビジネスチャンスですよ~」ククク
後日、明石の店から便箋が無くなった。ペンも無くなった。明石は困った。
そして執務に使うペンを買いに来た提督は滅茶苦茶困った。
提督「あれ?神通髪切った?」
神通「前髪を揃えたのですが、どうでしょうか?」
提督「前より目が見えて俺は好きだぞ」
神通「そ///そうですか///よかったです」テレテレ
提督「もしかして、そのリボンって俺が昔あげた・・・」
神通「そうです!提督がくださった、私の宝物です」
提督「もうボロボロだな・・・今度買いに行くか~」
神通「いいのですか?」
提督「いいぜ、いつもちび達の世話任せてるしな」
神通「(あぁ幸せ・・・私はこんなに恵まれていていいのでしょうか・・・)」ゴコウピカー
川内「うわっ!まぶし!なにこれ太○拳!?」
那珂「神通ちゃん・・・沸点低いよ・・・」サングラスソウチャク
那珂「てか提督、全員にこんなナンパしてるの?」
川内「いつか刺されそう・・・」
木曾「最近、俺の活躍が少ない!!」
天龍「んぁ?そりゃお前その練度じゃぁなー」←練度99
木曾「うっせえ!これも提督が戦場に出してくれねーからだ!!」←練度23
天龍「俺も前線出てないぜ・・・龍田もそうだが」
木曾「なら何でカンストして・・・はっ!!」
天龍「そうだ・・・俺達は、遠征で1から99まで伸し上がったのだ!!」ドヤガオ
木曾「・・・それ、悲しくないか?」
天龍「うっせーよ!!なめんなよ?俺は他の軽巡より5倍は燃料持って帰れるからな!」フンスッ
木曾「ただの輸送艦じゃねーか、その刀は何のためにあるんだよ!!」
赤城「ふぅ・・・ここの生活はダメね、人をダメにするわ」
赤城「ご飯は美味しい、クーラー完備。昼は基本静か・・・もう大本営に戻れないかも」
提督「いや、帰れよ?ってかいつまでいんの?」
赤城「とりあえず使った事ない有給を使ってみたから・・・当分?」
提督「まぁ困る事はないが・・・うん?電話か」ジリリリリリ
提督「はい、こちら横須賀鎮守府」
金剛『テートクー!!久しぶりネ!!貴方の愛しの金剛ネ!!』
提督「金剛ちゃんか、どしたの?なにか御用?」
金剛『テートクの声を聞きたくなっただけネ、大本営は今とっても忙しくてもう嫌になるワ・・・」
提督「そうなのか、おい赤城本営忙しいとよ。ここでダラダラしてて大丈夫なのか?」
赤城「いいのよ、私は許可取ったし」
金剛『!?なんでそっちに赤城がいるノ!?テートク!?』
提督「ああ、有給使ったとか言ってこっちで面倒見てるぞ」
金剛『What!?いま赤城はそっちで暮らしてる?なんて羨ましイ・・・』ブツブツ
提督「金剛ちゃん?お~い」
金剛『ワタシも休暇を取って・・・でも主力の戦艦が抜けると・・・」ブツクサ
提督「なんか、ブツクサ言ってるから話し相手になってやれよ。同僚だろ?」
赤城「仕方ないわね・・・金剛?どしたの?」
金剛『赤城!?貴方には負けないネ!!赤城がテートク狙いとは知らなかったけど相手にとって不足はないネ!!』
赤城「ち、違うわよ!!あんた頭沸いてんじゃないの///」
金剛『言い訳なんて聞きたくないネ!!暇になったらそっち行くから待ってるがいいワ!』ガチャン
赤城「あいつ・・・来たら締める」
提督「俺の鎮守府で殺傷事件起こすなよ」
夕立「ポイポイ!!」
168「ヽ(・∀・ )ノ 」
電「なのです!」
168「Σ(゚Д゚)」
夕立「ポイポイ?」
電「なのなのなのです・・・」
168「エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?」
夕立「ポイポイポイ」ケラケラ
168「ヽ(°▽、°)ノ」
電「ですです!」
夕立「ポイ!」
キャッキャウフフポイポイ
天龍「・・・なんの話してるんだ」
鈴谷「混ざってくれば?会話になるかわかんないけど」
天龍「お前は言語が違う会話に突っ込む勇気があるのか?そういや電ってあんなキャラだった?」
鈴谷「あの2人と会話してる時はあんな感じかな?」
天龍「うちの鎮守府では日本語以外も習得しないといけないのか・・・」
川内「てーとく?入るよー」コンコン
<いいぞー
川内「この前の海域の事なんだけど・・・」ガチャ
川内「・・・」
提督「どした?なんかあったか?」
雪風「♪~」←提督の膝の上でお絵かき
時津風「zzz」←神通の膝の上でお昼寝
神通「あまり大きな声は出さないでくださいね」シー
川内「ごめんね、お姉ちゃん空気読めなくて・・・一家団欒の邪魔しないように退散するわ」スタコラー
神通「姉さん///!?これは、その///そんなんじゃ」アタフタ
提督「時津風が起きるだろ、静かにしろ」
神通「!そうですね」ナデナデ
時津風「うみゅ・・・」
提督「平和だなぁ・・・」シミジミ
那珂「てーとく、最近出撃が全くないけどどうしたの?」
提督「いま妖精さん達は慰安旅行中です。行先は国内1周の旅」
那珂「へ?慰安旅行?」
提督「この前の宴会で約束したからな、なのでいま整備員がいないのでお休み中だ」
那珂「いいの?勝手に出撃しなくても」
提督「最悪俺と明石でお前ら3姉妹の艦装を調整すればいいだろ」
那珂「それもそうか・・・なら気にする必要ないね」
提督「最近は出なくても本営から文句も来ないし・・・」
那珂「元帥秘書艦の赤城さんがいるのにこの余裕・・・さすが横須賀最大戦力」
電「ぬぬぬぬぬぬ」グググググ
提督「どした電、そんなに頑張って」
電「この瓶開かないのです」フーフー
提督「よっしゃ任せろ。こういうのは男が」グッ
提督「結構堅いな・・・フギギギギギギギギ」ミシミシミシミシ
提督「チョイサー!」バリバリベキン!!
提督「よし、空いたぞ・・・」フー
電「あ、ありがとなのです・・・」
雷「あの瓶上半分割れて蓋にくっついたままよ・・・」
響「提督がおかしいのか蓋の堅さがおかしいのか分からないな」
暁「・・・」キゼツ
[chapter野球ボールを素手でキャッチすると滅茶苦茶痛いよね]
雪風「行きます!えい!」ヒョロヒョロ
神通「うふふ、上手よ」キャッチ
天龍「もっと肩を使え!どっか飛んで行っちまうぞ」
暁「そんなレディに無茶いわないでよ!えい」ポイッコロコロ
雷「貧弱」
電「なのです」
暁「うるさいわね!いいのよ!レディが筋肉ムキムキだったら変でしょ!!」
長門「まだ本気で投げれないのが痛いな」ヒョイ
陸奥「やめてよ?また骨折れたらどうするのよ?」
川内「オラァ!!」ビュン
提督「こなくそがああああ」バシィィィ!
提督「死にさらせやぁ!!」シュバーン
川内「だぁしゃあ!!」ズバーン
那珂「そこの馬鹿2人!!相手殺す気でボール投げんな!!誰かに当たったら死ぬでしょーが!!」
翔鶴「いつも疑問に思っていたのですが・・・」
提督「どした?」
翔鶴「よく川内さんと演習していますが・・・その、本気で戦ってるようにしか見えなくて」
川内「本気だよ?」
提督「殺す気で行ってるな」
翔鶴「なんていうか、後々気まずくならないですか?」
提督「そう思う人もいるのか~特に関係が悪くなったりはしないな」
川内「相手が本気だからね~本気じゃないと死ぬ・・・」
提督「根本的に戦ってる時はお互い楽しいとしか思ってなくてな」
川内「こう戦闘してると生きてる実感が湧くって言うか~相手が強いほど燃えるし」
青葉「これが最近噂の殺友か・・・」ヒッソリ
那珂「どっちかというとサイ○人?」
質問、今1番欲しい物はなんですか?
電「皆と一緒にピクニックに行きたいのです!!」
雷「欲しい物完全無視ね・・・」
響「叶ったとしても司令官には厳しいものだろうね」
暁「・・・身長」ボソ
・・・
鈴谷「え?欲しいもの?自分用のカレー皿がいい!」
鈴谷「こうスプーンを置く場所がある皿がいいなぁ・・・」
熊野「貴方はいつもカレーカレー、手先が黄色くなっても知りませんわよ?」
鈴谷「どうせ熊野だって同じようなもんじゃんか!」
・・・
長門「う~む、言われてみると案外思いつかない物だな・・・」
陸奥「そうね~パッっと思いつく物がないわ」
長門「今の生活が1番なのかもしれないな」ハハハ
陸奥「ただ一つ言わせてもらえれば、長門姉のいびきを何とかしてもらいたいわ・・・」
長門「!?わたしってそんなに煩いのか!?」
陸奥「そりゃあもう」
・・・
川内「ほしい物?う~む」
神通「わたしは・・・今のままでも」
那珂「今のままだと提督もあのままだよ?」
神通「・・・」
川内「いま欲しいものは・・・あ、でもう~ん・・・」
那珂「那珂ちゃんは自分専用のコンサートライブがいいな~」
神通「今の生活が幸せですよ」
那珂「もっと欲張っても罰当たらないよ?」
川内「うん、いまのままでいいよ」
那珂「・・・へー以外」
川内「この時間が続くなら私も幸せ」
川内「だから今のままが一番。欲しい物は特にないよ」
川内「そう、今のままで・・・それが一番いいよ」
提督「いま欲しい物?職業柄世界平和とでも言うべきなのかな」ハハハ
提督「俺は今のままで満足してるよ」
提督「あいつらと馬鹿して楽しくしているのが一番さ」
提督「賑やか過ぎるのも大概にしないといけないがな」フフ
提督「取りあえずは今のまま平和な世界を目指して頑張っておくよ」
・・・
以降この取材はドキュメンタリ―番組として全国区で放送された
川内・提督は「かっこつけるんじゃなかった・・・」と後悔した。
赤城「そういえば全然気にしてなかったけどお爺様の秘書艦って誰がやってるのかしら?」
提督「そんな事も決めずに出てきたのか・・・」
赤城「いいじゃない!早く自由になりたかったのよ!!」
提督「引き継ぎくらいしとけよ相手はあの爺だぞ・・・めんどくさい塊なんだから」
赤城「まぁ能力的には加賀さんよね・・・でもあの子生真面目過ぎるから」
提督「あの子か、なんとなく想像はつくが絶対帰ったら怒られるぞ」
赤城「そうよねぇ・・・もう帰らないでおきましょうか」
提督「いや!?帰れよ!?」
提督「また空母か・・・そろそろ駆逐の改二案だしてくれてもいいんじゃねーの」
赤城「仕方ないでしょ、この前までは大型作戦の要だったのよ?強化するにきまってるわ」
提督「しかし、駆逐戦艦の改二案が全然回ってこない!!」
赤城「それは・・・あんたの鎮守府の子じゃないだけよ」
提督「うむむむ、まぁいいけど・・・どうせ強化せんでも何とかなるし」
赤城「それはあんたが人外で軽巡3姉妹が戦艦超えてるだけよ」
提督「ぐー」スヤスヤ
ドンドンドン
提督「なんだっ!?敵襲か!?」ガバッ
那珂「てーとくー近くで花火大会やってるよー」ガチャ
那珂「何やってるの・・・?」
提督「花火の音だったのか・・・敵襲かと思っちゃったぜ」←フル装備
那珂「いや、提督なんだからここらの行事くらい把握しといてよ」
那珂「皆でお祭り行こうよ!出撃もないしいいでしょ?」
提督「駆逐には保護者を付けろよ?あとはあんまり買い食いするなよ?」
提督「晩飯食えなくなるぞ~」
那珂「了解、皆には通達しておくね」
提督「よし、後は自由にいって来い。ちゃんと10時くらいまでに帰ってこいよ、お休み」モゾモゾ
那珂「は?提督も行かないの!?」
提督「花火は嫌いだ、俺の安眠を邪魔する・・・熱いし虫多いし、外出たくない。後はよろしく~」
那珂「・・・はぁ~ほんとダメ人間だな~」
提督「全く・・・なんで俺が・・・」
那珂「今日位いいでしょ~浴衣似合ってんじゃん」
提督「こっちの方が楽だしな、来る奴は皆浴衣か」
那珂「みんなお洒落してるよ~手を出しちゃダメだよ~」フフッ
提督「あほか!そんなことするか!」
那珂「まぁこれだけ綺麗どころが居れば男も寄ってくるかもね~」
提督「そんな奴がいたら殺す・・・血祭りに上げてやる」ギロ
那珂「こわっ・・・」
提督「特に駆逐に近づく奴は憲兵に突き出して裁かれた後にぶち殺してやる・・・」
那珂「紳士でないものに死を・・・ってか何でそんなに物騒なの?」
提督「俺は体目当ての奴が大嫌いだ!後手を出すロリコン野郎ォ!!あいつ等は絶滅するべき」
那珂「頼もしいけど‥‥お祭りで騒ぎ起こさないでね・・・」
電「わーいお祭りなのです~」
雷「ちょっと電!走っちゃだめよ!迷子になるわ」
暁「そうよ!レディなんだからもっと謹みを持つべきよ」
響「天龍、りんご飴だべたいよ」クイクイ
天龍「まて、あの3人も連れて来い。そしたら買ってやる」
龍田「夕立ちゃん?なにか欲しい物ある?」
夕立「ぽい!夕立もりんご飴ほしい!」
・・・
川内「あ~自分の装備欲しい、あれなら射的も余裕なのに・・・」
那珂「怖い事言わないでよ・・・てかそんな事したら謹慎じゃ済まないよ」
長門「うむ・・・片手だと狙えん・・・このコルク投げていいか?」
陸奥「やめてよ!そんな事したら商品に穴空くじゃない!」
・・・
提督「お前ら、俺から離れるなよ」ギロ
扶桑「はい、いつもお傍に」ギュ
翔鶴「いつまでも」ギュ
神通「雪風ちゃんも時津風ちゃんも手を放さないでね?」
雪風・時津風「はーい」
青葉「うわ・・・両手に花の提督に子供2人連れの神通さんが一緒に歩いてる・・・」
青葉「周りの人ビビってるし」
青葉「滅茶苦茶異様な一枚・・・これは~新聞行きかな」パシャパシャ
提督「金魚すくいなんてガキの頃以来だな~懐かしいわ」
神通「提督もやってみますか?」
雪風「雪風もやりたいです!」
時津風「みぃつぅー」
提督「1回300円か・・・いい商売してんなー」
神通「お祭りですし、多少はね」
提督「1回50円とかじゃあ逆に怖いわな」
提督「おっちゃん3回分」
屋台のおっちゃん「おう、兄ちゃん子連れか?仕方ねぇ娘さんの分はまけてやるよ」
提督「ありがとよ、おっちゃん。おし誰が一番多く取れるかの勝負だ」
雪風「負けません!」
時津風「せーん!」
テイ!バシャァ
提督「あり?もう破れたぞ?」
神通「フフッ、ちから一杯にポイを振ればそうなりますよ」
提督「そうれもそうか、やっぱりこういうのは苦手だ」
雪風「取れました―」
時津風「時津風もとれたー」
提督「おう!全部取る勢いで取っちまえ」
雪風「雪風、本気出します!!」
提督「頑張れよ―」
神通「どうですか?夏祭りは?」
提督「こうして見ると平和だな・・・俺達が守ってきた世界は」
ヤッター5ヒキメデス!!スゴーイ
神通「‥‥こういうのもいいですね。とても、心が温かいです」
提督「ああ、とても平和だ・・・」
提督「こんな世界を作る為にも俺達が頑張らないとな」
神通「はい」
雪風「もう入らないです・・・」
時津風「何匹入ってるんだろう?」
おっちゃん「勘弁してくれよ~お嬢ちゃん・・・もう金魚いないよ」
提督「あ~暑かったぜ・・・風呂入って寝よ」
川内「提督どうだった?神通と回って」
提督「楽しかったぞ、改めて平和だと思ったよ」
川内「へ!?なんでそんな壮大な事になってるの?」
提督「皆の笑顔をみてたらな」
川内「・・・いいんじゃない?」
提督「そういえば雪風見なかったか?あいつ滅茶苦茶金魚取ってきたんだが」
川内「え・・・あの子演習所行ったよ」
提督「やべぇ!!あんなことろに放流したら全滅だぞ!あそこ海水引いてるんだ!!」
川内「走れえええー」ダッシュ
その後、2人の決死の救出により金魚は一命を取り留めた
数が数なので水槽をたくさん買って皆に配った
提督「あ~蚊に噛まれてる・・・かゆ」
天龍「祭りに行けば蚊にも噛まれるだろ」
提督「俺は深海棲艦より先に蚊を絶滅させればいいと思う」
天龍「まぁ・・・病原菌も運ぶ奴らだからな~」
提督「クソが・・・大本営に計画書を送ろうかな」
天龍「海軍の管轄じゃねえよ」
電「花火とっても綺麗だったのです」
雷「また皆で行きましょうね」
響「疲れた‥‥」
龍田「人が多いからね~流石に疲れるわ~」
鈴谷「カレー食べれたからいいけど・・・もう鎮守府内でやって貰おうよ」
熊野「それは・・・自分たちで屋台でも出すんですの?」
鈴谷「いや、全部の屋台をここで開いてもらって~」
龍田「それ提督が許すと思う~?」
提督「こりゃ鎮守府内から外が見れる所作るかな~」
川内「そこまでして出たくないの?」
提督「いや、最近は外も物騒だし感染症も怖いし」
提督「外に出なくても見れるなら食堂から色々持ってこれるし」
川内「それは・・・便利だけど」
提督「それだったら予算は何とかして出す」
川内「そこまでして楽したいの?」
扶桑「最近、お仕事がなくて退屈だわ・・・」
翔鶴「私もお手伝いする事が食堂くらいしかなくて」
神通「今は出撃も無いですから事務仕事もあまり有りませんしね・・・」
扶桑「こう退屈だとなんだか不安になりますね」
翔鶴「それだけ平和なんですよ・・・深海棲艦の活動も衰弱してきていると聞きますし」
神通「前回の大型作戦で敵の一部を壊滅させたらしいので」
翔鶴「だから提督は妖精さん達に慰安旅行を計画したんですね」
扶桑「甲斐性のある殿方は素敵だわ~」
神通「流石ですね///」
・・・
天龍「なんじゃあの井戸端会議・・・」
木曾「想い人が全員一緒だから側から見れば怖すぎだろ」
天龍「当人は全然気付いてないけどな、罪な奴だ」
本屋
提督「よーし今日は何買おうかな~」
提督「おうこれ新刊出てたか、これも買っとかないとな~」
提督「ああ、これも買っとかないとな」
提督「この画集も・・・あとこの雑誌も~」
・・・
<コチラゴウケイデ75,000エンデス
提督「一括で」
<アリガトウゴザイマシタ
提督「さて、取りあえずタクシー呼ぶか~」
那珂「なんで那珂ちゃんを連れてきたの・・・重いんだけど」
提督「目があったから、いいだろ~好きなもん買ってやったんだから」
那珂「なんて暴虐・・・てかお金使いすぎじゃない?本で7万て」
提督「提督業って給料使う暇ないんだよ・・・ずっと篭ってるし」
那珂「那珂ちゃんも使う暇ないよ・・・口座全然見てない」
川内「うおおおおおおおおおおおおおおお」
神通「ふん!はぁああああ」
ドンドンドンボカーン
提督「久しぶりだな2人が喧嘩してるとこ見るのは」
那珂「この前はプリンだっけ~」
天龍「いや止めろよ!!演習場の壁ヒビ入ってるし」
龍田「誰が止めるのよ・・・戦艦をも無傷で倒す2人よ?」
川内「神通ぅ!!なんで私の分も置いといてくれなかったの!!」
神通「それは姉さんが寝てるからですよ!自業自得です」
川内「こなくそおおおおおおおおお」
チュドーンチュドーン
提督「この前のお土産のお菓子だな・・・これは」
天龍「ちっさ!!原因ちっさ!!」
那珂「いっつも食べ物・・・恨みはでかいというけど」
龍田「ここまで来るとお笑いごとね」
ドカーンドカーンドドドドド
提督「これ止めるよ・・・」
那珂「ほっといたらいいんじゃない?疲れてやめるよ」
曙「なによ~五月蠅いわねぇ寮まで響いてるわよぉ」フワァ・・・
天龍「なんだ曙わざわざ来たのか、来ない方がいいのに」
曙「何でよ、別に来ても・・・」
ドン!ギャシャーンバババババ
曙「うん、帰るわ」
川内「うららららららら」シュバババババ
神通「ふん!」ガキン
提督「やべぇ!!」ダッシュ
那珂「提督!?ってはや!」
提督「あけぼのおおおおおおお」
曙「ひっ、ていとく!な、なn」
提督「ふん!」←曙を庇う
チュドーン グワアアアアアアアアアアアア
天龍「!?」
川内・神通「!?」
提督「あけぼの・・・大丈夫か?」
曙「え、うん・・・」
提督「ならよかった・・・」グハ バタンキュ
曙「ちょっと!しっかりしなさいよ!」
神通「ていとくー!!」
・・・
医者「骨は折れてないけど全身打撲が酷いですね」
医者「まぁちょっとの間大人しくしていれば治りますよ」
提督「はい、っていたたたた」
医者「安静にね、それじゃ私は戻るよ」
提督「ありがとうございます」
那珂「あの2人は厳重注意にしといたけど・・・いいの?」
提督「あれは事故だしいいんだよ、それに俺が飛び込んだだけだ」
那珂「演習弾といえあれで酷い打撲&筋肉痛で済むとは・・・化け物め」
病室
提督「まさか入院するとは・・・」
那珂「今くらいゆっくりすればいいんじゃない?」
提督「体痛くて動けるか・・・」
那珂「必要な物は買ってくるよ、何かいる?」
提督「別にそこまでしなくても大丈夫だよ、それよりあいつ等は?」
那珂「ああ、姉さん達?反省してたから大丈夫だと思うよ。お見舞い来るって言ってたし」
那珂「多分皆来るから忙しくなると思うけどね」
提督「せ、せめて・・・時間ずらして来てくれ・・・」
コンコンガララ
電「司令官さん、お見舞いに来たのです」
雷「司令官、大丈夫?雷に出来る事ない?」
響「元気そうだね、安心したよ」
天龍「こいつらが見舞いに行きたいと駄々こねるから連れてきたぜ」
龍田「暇だろうから色々持ってきたわね~」
天龍「暁、早く入ってこい」
暁「・・・大丈夫?」ヒョコ
提督「皆すまないな、いだだだだだ」
電「はわっ!?」
提督「全身筋肉痛みたいでな・・・」
響「・・・」チョンチョン
提督「ちょ、響いだいいだい」
天龍「曙も来るらしいから早々にくたばんなよ?」ハハハ
提督「1日に1見舞いにしてくんね・・・?」
龍田「うちの鎮守府に何人いると思って~?」
提督「ふふふ・・・だよなぁ~」
ガララ
足柄「てーとくーきたわよー」
羽黒「お体は大丈夫ですか?」
鈴谷「やっほー元気~?」
熊野「お見舞いに来てそれは皮肉ですわよ・・・」
提督「お前らも来てきれたか・・・すまんな」
羽黒「お体に障るのでしたらすぐに帰りますね」
提督「いやいや大丈夫だよ、ありがとう羽黒」
提督「羽黒はやさしいな・・・」
羽黒「いえ、そんな事は///」
足柄「ちょっとお!!目の前で妹口説かないでくれる!」プンスコ
提督「いや口説いてるつもりは無いんだが・・・」
鈴谷「弱ってるときって優しくされるとコロッといくってホントなんだね」
熊野「それだけ優しさは心に染みるのですわ」
鈴谷「足柄もお淑やかさを身につければ男も黙ってないと思うけどな~」
ガララ
長門「提督、大丈夫か?重症と聞いた時は肝を冷やしたぞ」
提督「すまないな長門、心配させて」
長門「元気そうで何よりだ、どうだ入院ライフは?」
提督「暇で仕方ないよ、動く事も出来んからな・・・」
長門「先輩からのadviceだ、諦めろ。良くなるまで寝とけ」
提督「まぁそれが一番だな・・・それにしても入院食は味が薄くて敵わん」
長門「それは同感だ、って事で」ガサゴソ
長門「味の濃いつまみと酒を買ってきたぞ。ありがたく食え」
提督「おぉ!長門様!ありがたや~」
長門「私も良く抜け出して買ったものだ、また買ってきてやるからバレるなよ?」
提督「今初めてお前の事が好きになったわ」
長門「物に釣られるとは現金な奴め・・・普段からもっと私を見てくれてもいいんだぞ?」フフ
提督「あ、あぁ・・・努力する」
ガララ
曙「クソ提督?」ヒョコ
曙「寝てるのね・・・よかった」
曙「・・・私を庇って、ボロボロになって」
曙「しかも顔見に来たらアホみたいな顔で寝てるし・・・心配して損したわ」
提督「zzzz」グウ
曙「ありがと」
曙「じゃあね」ガララ
青葉「ケヒヒ、いいもん取れたぜぇ・・・」←青葉はベットの下
青葉「これは見舞い特集決定ですな・・・」
提督「・・・読書も飽きるもんだ」
提督「動けないのがこんなにも辛いとは・・・」
赤城「あら、意外に堪えてるようね・・・」
赤城「見舞いにきたわよ、はいこれ見舞いの品。ここに置いとくわよ」
提督「すまないな、有給中に」
赤城「あんたが運ばれたと聞いてびっくりしたわ、しかも入院とはね」
赤城 「昔から無茶するんだから・・・ちょっとは心配する身にもなってよね」
提督「しかし、曙が大怪我してたかもしれないし」
赤城「人庇って死んだら元も子もないでしょうが!もう少し自分を大切にしなさい」
提督「はい・・・」
赤城「(まったく・・・本気で心配して損したわ)」ハァ・・・
提督「昔から苦労かけてすまないな・・・俺も独り立ちしないとな」ハハハ
赤城「まったくよ(それはそれで寂しい気もするけど・・・)」
提督「・・・そろそろ動いても大丈夫なんじゃね?」
提督「うぐ、いでででで」グググ
提督「ぬうううううういけるはずだあああああ」ガバ
提督「あ、ぬわああああああ」ズデーンゴロゴロ
ガララ
神通「提督、失礼します・・・きゃあああ」
提督「・・・やばい、動けん」ピクピク
・・・
提督「看護師さんにめちゃ怒られた・・・」
神通「当たり前です・・・そんな無茶して怪我が増えたらどうするんですか!!」
提督「はい・・・」
神通「私が怪我させてしまったってすごく後悔して・・・会わせる顔が無くて」フルフル
神通「謝りに来たらまた無茶をして・・・自分をもっと大切にしてください!!」ポロポロ
提督「神通・・・すまなかったな」ダキ
提督「でも誰かが危ない目に会うのは見てられないんだ・・・」ナデナデ
神通「ていとく・・・私は貴方の事が・・・」
ガララ
川内「ていとくーごめんよ~大丈夫~?お菓子かってきt・・・」
ガラ
神通「姉さん!!待ってください!!」ガシ
川内「なに?じんつう?わたしは邪魔だから改めてくるよ?」
神通「いや、違うんです!!場に流されてって違う!!そうじゃないんです!!」
川内「もう大丈夫だよ?自分に素直になりな」
神通「提督はお慕いしていますけど・・・いやもおおおおおおお」ブンブン
提督「神通!?川内が泡吹いてる!!じんつうううううううう」
医者「そろそろリハビリ始めましょか」
医者「とりあえず歩行訓練からね、2週間も寝てたら鈍ってるだろうし」
提督「はい」
医者「リハビリ科には話し通しておくから次からそっちに通ってね」
医者「日常生活送れるようになったら退院ね」
提督「わかりました」
オダイジニー ガララ
提督「あぁ・・・俺知らない人とこう無言な空間ってやだなんだよなぁ‥‥」
那珂「なにか会話すればいいじゃない」
提督「え?嫌だよ・・・会話しに行って相手に『うわ何この人』って思われたくないし」
那珂「あんたは・・・もう大人でしょうが!子供でもそんなこと言わんわ!!」
リハビリ科
提督「ここまでついて来てくれてありがとう那珂」
那珂「一人じゃまだふらふらじゃん・・・そんなん放っとけないよ」
???「あら、貴方が噂の横須賀の提督さんね」
???「私はリハビリ科医の大和です。貴方の担当医ですわ、よろしくお願い致します」
提督「大和?たしか大和って大本営にもそんな名前の艦娘が居たような・・・」
大和「私は大本営からの派遣医師としてここにいるんです。ぶっちゃけ左遷みたいなものですがね・・・」
大和「大和型は大量の資材を消費するので運航が難しく・・・物置きになる事も多くて」
提督「でもここにいると言う事は一応軍医って事かな?」
大和「そうですね一応軍医です」
大和「貴方はこの病院ではVIP扱いなんですよ?提督さん。なので軍医の肩書がある私が担当です」
提督「へ?そうなのか・・・」
提督「これからよろしくな、大和さん」
大和「はい、よろしくお願いします」
那珂「でさー提督の担当医が美人でさ」
川内「へーでも艦娘なんでしょ?その大和って人」
赤城「あ~確かに籍は大本営ですね、名簿にはありますよ」
赤城「とても優秀なのですが・・・艦装の特性上燃費が悪くてね」
赤城「あの頃は今よりも資源が少なかったから出撃は皆無だったわね」
神通「それで、医師として?」
赤城「あの人が自ら申し出をしたそうよ」
川内「私達って恵まれてるわね~言っても特に苦労した訳でもないし」
那珂「だね~」
神通「くっ・・・私も医師免許さえ取っていれば・・・」
赤城「貴方ってほんと好意を隠さないわね・・・」
大和「ほら、頑張って」
提督「う、うむ・・・ぐお」グラ
大和「やはり寝たきりが長かったからかしら・・・まだ完治って訳でもないからね」
提督「思うように体がうごかな・・・うわっ!」グラガシ
大和「え?きゃあ」
ドンガラガッシャン
提督「いででで、これじゃぁな・・・あり?」ムニ
大和「提督さん///ちょっと・・・」
提督「ヘェァ!?ごめんなさい」
大和「し、仕方ありませんが///これからは気を付けてくださいね!!」アオマッカ
提督「はい・・・」
青葉「やっぱりラッキースケベはお決まりですな」コソコソ
提督「あおばぁ!!見えてんぞてめぇ!!」
提督「大和さんは軍役に戻りたいと思わないの?」
大和「今はここが私の居場所です・・・昔は戻りたいと思った事もありましたが」
大和「軍では要らない子でしたからね、ここでは皆が必要としてくれています」
大和「もう未練は無い・・・ですね」ニコ
提督「俺が治ったらさ、一度うちの鎮守府で艦装付けてみないか?」
大和「もう・・・錆びて使い物になりませんよ?ずっと物置でしょうし」
提督「君の力を見てみたくなった、嫌なら無理とは言わない」
提督「もし、もう一度海に出たいならうちにおいで?大本営にも連絡しておくよ」
大和「フフ、ナンパですか?強引ですね」
提督「いや、そうじゃないけど・・・そう見えた?」
大和「気が向いたら・・・見学にでも行きますよ。先に完治させてしまわないとですね」
提督「・・・ガンバリマス」
扶桑「提督・・・大丈夫かしら?」
翔鶴「お見舞いにも行けていないし・・・久しく顔も見ていませんね」
扶桑「私達が抜けたら事務系統が全滅よ?帰りを待ちましょうか」
翔鶴「そうね、帰ってきたら笑顔で迎えてあげましょう」
青葉「実は提督が病院の担当医をナンパしているとの情報が」ニョキ
扶桑「まぁ提督ったら・・・」
翔鶴「英雄色を好むと言いますし、元気でなによりです」
扶桑「それもそうね」
青葉「・・・(この人達って懐が広いのか愛が限界突破してるのかわからん)」
提督「よーし大分良くなってきたかな」
神通「はやく良くなってくださいね」
提督「いつも来てくれてありがとうな神通」
提督「鎮守府の事もあるんだから別に来なくても・・・」
川内「いっつも仕事早く終わらせちゃうもんねー神通」
那珂「誰かに会いたいみたいだしねー」
神通「いあ///そのっ」アワアワ
神通「そんなんじゃないです」ブンッドカ
神通「ん?」
提督「・・・」オアザメ
川内「神通の拳が提督のリトル提督に・・・」
那珂「いい音したね」
提督「」ブクブク
神通「提督?提督!?しっかりー」
大和「もう大丈夫みたいですね」
提督「もう歩けるようにもなったし退院ですかね?」
大和「通院はしてもらいますよ?経過を見ていかないといけません」
大和「そして出撃は禁止です」
大和「聞きましたよ?出撃に付いていくだなんて・・・」
提督「あ~体が鈍って仕方がない・・・」
那珂「今まで大人しくしてたんだから、ちょっとは我慢しなさいな」
提督「あ~殺したいな~」
那珂「それ、事情分かってないと通報ものだよ」
執務室
提督「しばらくは執務だけか・・・」
天龍「帰ってきてそれかよ・・・もっと他にあるだろ?」
提督「!?鳳翔さんのご飯食べたい!!」
提督「早速お願いしに行こう」スタター
天龍「病院の飯は味気ないからな~気持ちは分からんでもない」
提督「♪~」
天龍「鳳翔も間宮も冥利に尽きるなこれは」
提督「あぁ~やっぱり家が一番や~」ノンビリ
提督「当分はのんびりしてやるぜ―」
木曾「なに饅頭みたいになってるんだ、もっとしっかりしろ!!」
提督「みっともないとこ見せたな・・・って誰お前」
木曾改二「提督がいない間に改装したんだよ、カッコいいだろう!」フフン
提督「なんか海軍って言うより海賊?」
木曾「いいだろ~このマント特注なんだ~」
提督「へ~この短期間でよく練度上げたな」
木曾「俺は・・・無理も承知で川内と神通に引っ付いて行った・・・」トオイメ
木曾「毎日死ぬと思ったけど頑張った結果だ!!」
提督「お前すげー根性あるな」
<♪~
提督「食堂が随分にぎやかだな」
明石「今日は那珂さん主催のカラオケ大会やってますね~」
提督「あいつ・・・まぁこういうのもいいだろ」
提督「どれどれ誰が歌って・・・」
響「Do you know venus? Be your venus♪」
提督「(うわ、歌うま)」
提督「これは参加したら恥かくな・・・」
那珂「あ、提督じゃーん・・・」
提督「どうした・・・そんな暗い顔してお前主催だろ?」
那珂「実はさ…思ったより皆うまくてさ」
那珂「後手に回れば回るほどプレッシャーが・・・」
提督「お前武道館で歌ってただろ!?何を弱気に」
那珂「皆声を仕事にしてるんじゃないかってくらい上手いんだよ!!アイドルとして負けるわけには・・・でも」
提督「色々気にしてんだな・・・」
赤城「よし!私も歌うわ!!」
翔鶴「頑張ってください、赤城さん」
那珂「うん、あの人なら・・・こうお笑い枠を持って行ってくれるはず」
提督「あいつ舐めたらダメだぞ」
那珂「はい?」
赤城「新しい結末込め<最高速の喜びの歌>紡ご~う
赤城「Voc.たちは生まれ気づいた Voc.たちのことを人の真似事と知っても ・・・」
那珂「滑舌凄い・・・音程ずれない・・・高音・・・なにこれ」
提督「赤城は電子音に近い高音が出せる、そして歌と言えるか分らん速度の物も悠々と歌う。昔付いたあだ名が電子の歌姫」
提督「カラオケについていくと惨めになるほどの歌唱力・・・相変わらずだな」
那珂「なんで艦娘なんかやってるの・・・?」
赤城「この声失う最期のときまで 奇跡を描いて響かせ続ける!」ジャーン
スゲエ・・・ニンゲンワザジャナイヨ
赤城「あれ?印象いまいち?」
赤城「あなたもどうかしら?思いっきり歌うと気持ちいいわよ?」
提督「俺はな~」メソラシ
赤城「別に恥かきに行けとは言ってないわよ・・・」
赤城「日ごろの鬱憤とかを歌と一緒に吐きだしてしまったらいいんじゃない?」
提督「そうだな、一曲飛び入りだ~」
提督「俺も混ぜて―」ドタドタ
赤城「(思ったより元気じゃない、心配する必要もなかったかしらね~)」
青葉「提督が乱入だ―」
提督「プロレスみたいなコールはいらんよ・・・」
ワーワーイイゾー
提督「いくぜー」ポチ
チャラララ~ラ♪
赤城「!?この前奏は!」
提督「ねぇ大好きな君へ~笑わないで聞いてくれ~♪」
赤城「・・・なぜラブソングを選んだ」ハァ
提督「愛してるだな~んてくさ~いけどね、だけど・・・」
神通「(この曲は愛を綴った曲)」
扶桑「(甘い歌声に乗せて愛を・・・)」
赤城「・・・(何人か目がハートになってる・・・このジゴロめ)」
那珂「提督いずれ刺されると思うよ」トオイメ
川内「・・・あれ歌いながら口説いてるよね」
那珂「時々誰かに目を合わせてるもんね」
川内「ラブソング歌いながら目を合わせられたら気があると思っちゃうよ」
那珂「てか提督あんな曲歌えたんだね・・・まえ私達と行った時はアニメの曲ばっかりだったのに」
川内「どうせ声優が歌ってたとかそんなんでしょ」
那珂「あの人1日中執務しながら聞いてる時あるし・・・歌詞すぐ覚えるか」
川内「流石にアニメは恥ずかしいから一般でも知ってる曲を持ってきたんでしょ・・・」
那珂「・・・こういう事だけ出来るから女が寄ってきて困るんだよ」
川内「那珂忠告してあげたら?」
那珂「自覚ない奴に行っても無駄無駄」
提督「鳳翔さーんご飯くださーい」
鳳翔「お帰りなさい、提督お待ちしてましたよ」
提督「ごめんね、心配かけて」
鳳翔「食堂も冷え切っていましたからね、これからはお気を付けくださいね?」
提督「ハハハ、これからは気を付けるよ」
鳳翔「何にしますか?制限されている物があれば除きますけど」
提督「いや、大丈夫だよ、ありがとう魚が食べたいな」
鳳翔「すぐご用意しますね」
提督「いやー鳳翔さんの料理が楽しみでね~♪入院中ずっと恋しくてね~」
鳳翔「お上手なんですから・・・何も出ませんよ?」フフフ♪
間宮「鳳翔さん?その本マグロは今度の宴会用ですよ?」
間宮「全部料理しても食べきれませんよ!?鳳翔さーん!」
天龍「何やってんだ?」
暁「ジェンガ」カチャ
天龍「1人でか?」
暁「うん、3人とも遠征で暇だし・・・」カチャ
天龍「誰か誘えばいいじゃないか」
暁「だって・・・いきなりジェンガしようって変じゃない?」カチャグラ
ガシャーン
暁・天龍「・・・」
暁「なんだか・・・虚しくなって来た」グス
天龍「俺が何人か集めてきてやるよ」
暁「・・・うん」
雷「ねぇ・・・」
響「なんだい?」
雷「こう鎮守府周辺を回って何かあるのかしら?」
響「一応警備だよ?20分そこらで終わるけど」
雷「艦装まで付けてなんでやるのかしら?毎日警備してるけど1回敵をも見た事ないわ」
雷「しかも1日数回で終わるし・・・」
響「ぶっちゃけると”警備したという結果”が必要なんだ」
響「そんで報告書に書けば報酬貰えるしね」
雷「なんか・・・いやね。なんで響知ってるの?」
響「執務室掃除してたら書類出てきた」
響「見つけた書類に警備100回やったって書いて送ってみたら資材届いた」
雷「ちょ!?あんた何やってるの!?ばれたら懲罰じゃ済まないわよ?」
響「大丈夫だろう・・・うちの鎮守府だし」
雷「なんだろう・・・納得いかないけど説得力ある」
川内型の部屋
川内「・・・暇なり」
神通「そう言われても・・・」
那珂「姉さん、他に趣味作ったら?」
川内「他にか・・・」
神通「読書はどうですか?いいものですよ」
那珂「歌は?ストレス発散できるよ?」
川内「色々やってみるかね?」
読書
川内「神通の持ってる本、恋愛ものばっかり・・・」
神通「いいじゃないですか///!!」
那珂「(大体の小説が職場恋愛ものだ‥‥)」
歌
川内「といっても何歌おうかな?」
那珂「あたしの曲歌う?」
川内「あれは・・・・ねぇ」
神通「・・・」メソラシ
那珂「いいじゃん100万枚だよ!?印税凄いんだよ!!」
料理
那珂「厨房貸してもらいました」
川内「別に料理してもなー鳳翔さんや間宮さんのが美味しいし・・・」
神通「いつでも貸してもらえるか分りませんしね」
ジェンガ
暁「♪」カチャ
川内「(暁ちゃん楽しそう)」カチャ
神通「(ジェンガすきなのね」カチャ
那珂「(4人の中ではお姉さんだけど3人がいないとダメだしね)」カチャ
暁「あっ」グラ
ガシャーン
暁「・・・ふぇ」ポロ
川内「暁ちゃんお外でお外で遊ぼ!!」アセアセ
スポーツ
川内「私には合わないと思うけどねー」
那珂「ルール知ってるのスポーツは無いの?」
川内「野球はテレビで見てたら覚えた。ってか提督が教えてくれた」
川内「ただいつもの癖で相手ぶっ飛ばしそうで・・・」
那珂「・・・うん、やめようか」
ロードバイク
川内「なんで自転車?」
那珂「自転車って言ったらバイカ―に怒られるよ?」
川内「へー」
那珂「バイクもピンからキリまであるらしいよ」
川内「あんまりお金かけたくないな~」
那珂「文句ばっかり・・・」
外出
川内「休みの日に外出って久しぶりだね」
神通「姉さん夜しか起きてませんし」
那珂「・・・」←フル変装
川内「那珂・・・何やってるの?」
那珂「これでもアイドルなんだよ!?変装しないと・・・」
神通「お団子ですでにバレてる気がする」
川内「取りあえず・・・甘いもんでも食べに行こうか」
那珂「(なんか女の子のお出かけみたい・・・)」
川内「う~ん、ここのケーキ美味しいね~♪」
神通「酸味の強いイチゴがこのこってり甘いクリームとマッチしてます」ホワワ
那珂「2人の感想が極端過ぎてなんか面白い」モグモグ
川内「知識無くても生きて・・・ん?」
那珂「どしたの?姉さん」
川内「あれ・・・提督じゃない?」
神通「!?」ガタッ
那珂「まさか・・・」チラ
提督『おいおい・・・ここ結構高いじゃねぇか』
後輩『いいじゃないっすか~誘ってきたのは提督っすよ~』ニヒヒ
提督『まったく・・・あんまり食うんじゃないぞ』
後輩『さすが先輩!好きっすよ~』ワーイ
川内「なんかイチャイチャしてますな」
那珂「ですな・・・」
神通「・・・」シンダメ
川内「なんでこうなるかね・・・」ハァ
川内「あれ誰?見た事ないけど」
那珂「たしか・・・提督の後輩さんだっけ?」
神通「呉の提督さんです・・・」
川内「へーちっこいね~あれでも提督やってけるんだ」
那珂「うちの提督も似たようなもんだ」
神通「私とお出かけしてくれるって言ったのに・・・」
那珂「まだ確定ではないよ!あきらめちゃダメ」
川内「(どこにいっても那珂は苦労するのね・・・)」
提督『くそ、一番高い物頼みやがって・・・』
後輩『いいじゃないっすか~おいしかったっすよ?』
提督『まぁ・・・それは否定せんが』
後輩『ならいい気分のままつぎ行くっす~』
提督『はいはい』
川内「なにしてるんだろうね」コソコソ
那珂「デートじゃね?」コソコソ
神通「何処行くんでしょう?」コソコソ
川内「ついていけば分るんじゃね?」
那珂「ついていく気満々ね・・・」
提督『次何処行こうか?』
後輩『特に希望はないっすよ?』
提督『ぶらぶらしながら色々みるか~』テクテク
後輩『っす~』テクテク
川内「よく一緒に出かけてるの?以心伝心具合が伝わってくる」
那珂「先輩後輩だし私達より付き合いあるだろうしね~」
後輩『ゲーセンでもいきます?』
提督『かまわんぞ、何すんだ?』
後輩『まぁいろいろと~』
提督『学生時代もよく連れてかれてたな・・・』
川内「ゲーセンだってさ、あたし行った事ないや」
神通「騒がしい所はちょっと・・・」
那珂「よくよく考えたら何で昼間から提督外出てるの?あの人焼けなかったっけ?」
川内「妖精さんが強力日焼け止め作ったらしいよ?」
川内「とりあえずゲーセンについてってみっか」
ゲーセン
提督『やべぇ!!久しぶりだと下段見えねぇ!!』ガチャガチャ
後輩『ふっふっふ~先輩鈍りすぎっす~』ガチャガチャ
提督『入院明けなんでDDRはご勘弁を・・・』
後輩『仕方ないっすね』
提督『おわぁ!昔の癖で3000円分も100円にしちまった・・・』
後輩『財布がパンパンっすね』
神通「私も通おうかしら・・・」
那珂「でも提督と外出自体がレアなケースだよ?」
川内「おらぁ!!」ボカ
マシーン<100テンデス
川内「よっしゃあ!!」
那珂「もうちょっと隠れる気は無いの!?」
本屋さん
提督『やっぱ本は・・・の方がいいか?』
後輩『そうっすね~・・・ってのは・・・ですし』
神通「あ、新刊出てる・・・買おう」
那珂「いや~ん那珂ちゃんの表紙の本がいっぱい☆アイドルって困っちゃう~」
川内「・・・キモッ」
那珂「ちょっと!いいじゃない自分が表紙なんだよ!?喜んでも罰当たんないよ!」
川内「別に、・・・この前の演習DVD売ってる」
神通「・・・提督が大本営にクレーム入れたって言ってましたよ」
那珂「これベスト版だ・・・けっこう売れてるみたい」
川内・神通「・・・」
川内「私達・・・意外に有名人?」
那珂「3姉妹揃ってこんなのいやだ・・・名前が出てないのが幸いか」
提督『どうすっかな~』
後輩『なら・・・とかどうっすか』
川内「あれから色々行ったみたいだけど買い物しかしてないな」ウ~ン
那珂「もういいんじゃない?買い物だったんだよ」
神通「・・・後で聞けばいいんじゃないでしょうか?」
川内「それもそうか、帰る?」
那珂「おなか減ったし~晩御飯どうする?」
後輩『ひさしぶりにうち来るっすか?』
提督『おう、いいぞ』
3人「!?」
川内「明日聞けばいいでしょ?」
那珂「そうだね~」
神通「私も1人部屋だったら・・・」
那珂「それでも誘う勇気なんてないでしょ・・・」
鳳翔「あら皆さんお帰りなさい」シャッシャッ
川内「鳳翔さんどしたの?門前なんかで」
鳳翔「お掃除ですよ」
神通「こんなことまでやってくれてたんですね、ありがとうございます」
那珂「すごいなー」
鳳翔「出撃しない私にとっては調理だけというのも・・・ね」
鳳翔「そろそろ提督もお帰りになると仰ってましたし、このまま待ちますかね」
那珂「(・・・なんてこった)」
川内「提督女の子とデートしてたよ」
那珂「ちょっと!要らんこと言わない!」
鳳翔「フフフ、提督も罪な方ですね」
鳳翔「あの人も帰って来てくれます・・・いずれ・・・」
鳳翔「それまで待ちますよ」
神通「・・・」ソンケイノマナザシ
川内「大人・・・大人の女だ」
3姉妹の部屋
川内「結局、趣味探索もスト―キングで終わっちゃった」
那珂「いいんじゃない?たのしかったし~」
神通「・・・」←買った本読んでる
川内「だぬ~やっぱいつもどうりが一番」
川内「あ~シャワー浴びてこよっと」アッツイ
川内「その前に軽~く誰かと演習しようかな~♪」ガチャ
那珂「私の姉の趣味は演習・・・Abnormalだな~」
鳳翔「ふ~最近は冷えますね」
鳳翔「・・・クシュン」
ファサ
提督「この頃は冷えるんですからあまり無理はダメですよ?」
鳳翔「お帰りなさい、提督」
提督「ただいま、鳳翔さん」
提督「風邪ひいたらどうするんですか?」
鳳翔「あなたが看病してくれますか?」フフ
提督「まったく・・・貴方1人が困るんじゃないですよ?皆が心配します」
鳳翔「今日はどちらに?」
提督「川内達に贈り物でもと思ってね・・・良く考えたらあいつ等に感謝を表した事がなくてな」
提督「後輩にも手伝って貰ってな」
鳳翔「あら、私には無しですか?甲斐性の無い事」
提督「そう拗ねない・・・ほら」
鳳翔「・・・綺麗な簪」
提督「鳳翔さんに似合うと思ってね、こんなものしか用意できないが・・・」
鳳翔「・・・貴方についてきて良かったわ」ニコ
提督「ほら外も暗いし中に入ろう」
鳳翔「はい、あなた様」ボソ
・・・
電「大人・・・なのです」
雷「まるで夫婦ね」
響「素晴らしい関係だね・・・もっとも提督の愛情は仲間意識だが」
暁「みんなー何見てるの?・・・ん?あの茂みの青葉さん?」
雷「ほんとだ・・・てか良く見つけたわね」
暁「もちろんよ!1人前のレディだからね!」エッヘン
響「暁は変わらないな」
電「なのです」
執務室
提督「あ゛~暇じゃあ~」
コンコン
提督「どーぞー」
バン
雪風「しれぇー」ダダダー
提督「雪風久しぶりー」
時津風「しれぇーお帰り―怪我大丈夫?」
提督「ただいま、時津風。心配させてすまないな」
夕立「お久っぽい~」ダダダーピュン
提督「おっと」キャッチ
提督「お前らも元気そうでなりよりだ、3週間の遠征お疲れ様」
雪風「台風が運よくそれてくれたので早く帰ってこれました!!」
提督「さすが雪風、女神がいると違うな」ハハハ
羽黒「皆はやいよ~」ゼエゼエ
提督「羽黒もお帰り、引率任せてすまなかったな」
羽黒「提督もお帰りなさいませ、皆良い子でしたからすんなりと終わりました」
羽黒「雪風ちゃんのお蔭か進行ルートの台風が4回全てそれまして・・・予定よりも2週間早く帰ってこれました」
提督「・・・すげぇ」
曙「・・・今度こそ」グッ
漣「曙ちゃんどしたの?」
朧「提督に改めてお礼を言うらしい」
潮「がんばって!」
漣「なにをそんな・・・ご主人様にお礼くらいで・・・」
曙「私にとっては1つの壁を超える事なの!!」
朧「曙、面と向かって言えてない」
曙「あのときは心底後悔したわ・・・だから起きてる時にいうの!!」
漣「成長したね・・・曙ちゃん。お母さん嬉しい」ホロ
曙「あんた私の姉妹でしょうが・・・誰がお母さんよ」
潮「いまから行くの?」
曙「え・・・いや・・・心の準備が・・・その」アセアセ
漣「かと思ったらこれかよ、ケッ臆病ものが」
曙「あんたキャラ変わり過ぎよ!!」
朧「でもこのままじゃ変わらない・・・なのではいこれ」
曙「何これ・・・手紙?」ペラ
曙「うわ・・・ラブレターかい、しかもめちゃ丸文字・・・キモ」
朧「これと同じものを提督宛てに出しました曙の名前で」
曙「はああああああ!?なにしてんの!?これじゃわたし告白しに行くみたいじゃん!!」
漣「誤解とくためにも執務室行ってきなよ・・・そん時お礼言えば一石二鳥!!」ニヒヒ
曙「このあほ!変な手間作りおって~」
朧「はやくしないと青葉さんまで回るよ?」
曙「!?覚えときなさい!!」ダダダー
朧「素直じゃない」
漣「元凶が何を仰います・・・」
提督「最近は平和だぬ~執務も少ないし暇だ」
コンコン
提督「おう!入っていいぞ~」
曙「し、失礼するわ!!」
提督「おう、曙。あの事故以来だな、大丈夫だったか?」
曙「え?あ、ああ大丈夫よ!」
提督「?大丈夫か?えらいギクシャクしてるが・・・」
曙「大丈夫よ!!それより変な手紙来てなかった?」
提督「変な手紙?そんなもの・・・きてな」ガラ
提督「なんだ?このピンクの手紙?」ピラ
曙「そ、それよ!!」
提督「え~なになに?」ペラ
曙「きゃあああああああ読んじゃダメーーー」
提督「………ふむ」
曙「・・・」
提督「なるほどな・・・曙」
曙「ヒャイ」
提督「俺に言いたい事があるらしいが・・・なんだ?」
曙「その手紙は!ちがくて!そ、その」
曙「あのときはありがと!!助かったわ!!これからもよろしく」ガチャピュー
提督「・・・ふむ」
提督「いい姉を持ったな、曙」
提督へ
曙がお礼を言いたいらしい。でも曙の事だから1人で行く事ないと思うからこの手紙をラブレターといって行かせる。
提督は自然に促してあげて。
こんな妹だけど感謝はしてる。なに言うかわかんないけど大目に見てあげて。
これからも迷惑かけると思うけどよろしく
朧 より
青葉「ふむ・・・そろそろネタも貯まってきましたし、いつもの雑誌作りますかね~」
夕張「また~あれ出すといっつも悲鳴聞こえてくるじゃん・・・」
青葉「その悲鳴は記者にとって嬉しい悲鳴ですよ」フフフ
夕張「鬼ね・・・業者に連絡しとくわ」
青葉「いつもご協力ありがとうございます」
夕張「美味しい蜜吸わせてもらってるしね」
青葉「ククク・・・これで『青葉が激写!!決定版 in 横須賀鎮守府 part5』が作れます」
夕張「みんなごめんね・・・でも売れるの・・・皆が買うの・・・」
青葉「もちろん鎮守府でしか売りません、全鎮守府で売りますが」
夕張「この手のゴシップは皆好きだしね~」
明石「ふふふふ~ん」←業者からの仕入品を確認中
明石「げぇ!?青葉さん・・・また出したのか」ハァ
明石「売り子私だけだから混むんだよね~」
明石「基本全員買いに来るし・・・」
明石「売れるから多少高くしてもいいのはありがたいけど・・・」
明石「また戦争が起きるのか・・・」ハァ・・・
川内「提督―」ガチャ
提督「なんだ?ノックくらいしろ」
川内「食堂がパンデミック~人員整理手伝って~」
提督「はぁ?何であそこがそうなるんだ?」
川内「ヒント 青葉 新刊 殺到」
提督「また出したのか・・・売り上げはここにも入ってくるから許しているが・・・」
提督「まったく・・・もう全員に配れよ・・・」
食堂
ガヤガヤ ワー キャー アオバコロスー
提督「この風景はいつ見ても面白いな」
川内「うん・・・なんか喜んでる人と叫んでる人とが一緒だもんね」
提督「この前行ったコミケって奴もこんなんだったわ」
鳳翔「ここで売ってくれるとお酒も良く売れるので私たちにとっては嬉しい限りですけどね」
間宮「ただ、やけ酒して潰れるのは・・・ちょっと・・・」
鳳翔「あら?間宮さんも乗ってましたよ」ウフフ
間宮「え!?嘘!?・・・ああああああああ酔った時の奴だ~」ガックリ
提督「・・・この本は不幸を呼ぶな」
川内「うん・・・」
ボカーン ギャアアアアア ジンツウチャーンヤメテー
川内「神通止めてくる」
提督「またかよ!毎回暴れやがって」
川内「まったく・・・こんな雑誌が何になるんだが」
那珂「とか言って自分も買ってるくせに」
川内「面白いからね自分が多く映ってるのは否めないけど・・・」
那珂「知らないの?この雑誌で鎮守府内でのヒエラルキー決まってるの」
川内「・・・何それ怖い」
那珂「提督とのツーショットが多い人が自然に鎮守府ではでかい顔できる」
那珂「提督と長い時間いる人が鎮守府内ヒエラルキーが高いって事」
川内「ここ大奥なの?・・・そんなギスギスしてたっけ?」
那珂「いや?ただモチべが上がるのは確かだよ?」
川内「こわ・・・この雑誌」
提督「この雑誌のせいで毎回食堂のどっかが壊れる・・・どうにかならんかね」
提督「てか俺滅茶苦茶写ってるな・・・どのページも俺だ・・・」ペラ
提督「しかもだいたい2人っきりだったり・・・てか赤城の時のもあるな・・・こいつぁヤバイ」
提督「宴会の時のもあるな・・・改めて見ると俺チャラいな~」ペラ
提督「写真撮ってたなら証言してくれればよかったのに・・・」
提督「・・・これ大本営でも売ってたよな」
提督「赤城に言われる前に退散すっか~」←自室へ退散
ドンドンチョットー
赤城「これ何!?こんなんされたら私のイメージが!!っていない!!」
赤城「これ作ったのお前んとこの艦娘だろーがああああああどーしてくれだあああああああ」ウガー
<アアアアアアアアアアアアアアアアアアア
提督「あー怖ええ、もう部屋から出ない」ゴロゴロ
提督「この期間は自室で篭るのが一番だ・・・」
雪風「そうなんですか?」
時津風「わぁ~刀がいっぱい~」
提督「・・・なんで2人がいるんだ?」
雪風「2人で遊んでたらここにいました!」
時津風「した!」
提督「何それ奇妙・・・怖いな」
提督「今の鎮守府は物騒だからここでご本でも読んでな」
雪風「しれぇがよんでー」
提督「まぁいいだろう・・・どんな本だ?」
時津風「青葉さんがくれたごほん~」
提督「うん、俺の本棚にある本にしよう・・・これは難しいからな」
雪風「・・・?」
時津風「はーい」
神通「・・・提督?いらっしゃいますか?」コンコン
シーン
神通「失礼します・・・」ソロー
提督・雪風・天津風「・・・クー」スヤスヤ
神通「まるで親子ですね」フフ
神通「起きるまではお待ちしましょうか」スススカチャ
神通「いい夢を・・・」
那珂「あ~最近バラエティの出演が多いよ・・・」
天龍「テレビのメインだからな・・・おれはあんまり見ないが」
那珂「危ないのは芸人さんが受けてくれるけど大変だよ・・・」
那珂「ちょっとおバカを演じなきゃならないし、天然になったりしないといけないし」
天龍「・・・有名人は大変だな、自分を偽らなきゃいけないとは」
那珂「裏では全然違うって人多いからね」
天龍「やめてくれよ・・・素直にテレビ見れなくなるじゃないか」
提督「おーい川内」
川内「なにさ?」ヒョコ
提督「あれ、通達しといてくれ」
川内「あいさー」タタター
提督「じんつー」
神通「なにかごようですか?」
提督「昨日のやつ工廠で発注しといてくれ、出来るだけ多めにな」
神通「了解しました」
提督「・・・ふぅ」ガチャ
提督「あぁ、那珂?お仕事前にすまないがいいか?」
提督「そうそう、あれよろしく頼むわ。うんごめんな。よろしくー」ガチャ
提督「妖精さん達も帰ってきて久しぶりに仕事するとつかれるわ」
・・・
天龍「なぁ川内」
川内「なに?」
天龍「『あれ』ってなんだ?」
川内「あれはあれだよ」
天龍「いや提督じゃねぇんだからわかんねぇよ!詳しく説明しろや!」
木曾「よっしゃあ久しぶりの出撃だ!腕が鳴るぜ」
川内「眠い・・・最近昼起きてからな」ファア
雪風「初めての戦闘です!!楽しみです!!」ワクワク
天龍「あんまり俺から離れんなよ・・・後川内に近づくなよ」
神通「そんな姉さんを鬼のように・・・」
天龍「あんたも要注意だよ」
提督「えー今回は雪風も居るから比較的楽な海域だ。だからといって気を抜くなよ?」
川内「はいはーい、私達サポートでいいよね?」
提督「そうだな、できるだけ実践を積ませてやってくれ」
川内「りょうか~い、じゃあいってくるわ~」
提督「いってら~帰ってきたら川内は報告に来いよ」
川内「ん?わかった」
妖精さん「カンタイヨトウダヨ」
提督「帰ってきたか・・・状況は?」
妖精さん「ショウハ1ニタイハ1ダヨ」
提督「はぁ!?大破だと!?」ガタ
妖精さん「カンソウシカコワレテナイカラアンマリケガナイヨ?」
提督「報告書は・・・と、・・・これは説教だ」
提督「大破した奴は・・・何処にいる?」
妖精さん「イムシツデス・・・」
提督「ありがとう」ガチャ
妖精「フダンオコラナイテイトクガオコッテル」
医務室
提督「よぉ、元気か?」
川内「ぜんぜん~久しぶりに怪我しちゃった」
提督「無事でなりより・・・と言いたいところだが、なんだこの報告書は」
川内「へ?どっか悪い所あった?」
提督「いや、別に変なところは無い・・・だが大破で進軍したと書いてあるんだが?」
川内「あ、それは・・・大丈夫だと思って」
川内「だって、あの海域だよ?余裕余裕」
提督「俺は中破ないし小破でも帰ってこいといつも言ってる・・・なのに大破進軍とは何をやっているんだ!!」バン
川内「」ビクツ
提督「死ぬかもしれないんだぞ!!分って言ってるのか!!あぁ!?」
提督「うちは夜間戦闘しかしない・・・だから1撃が重いのは知っているだろ!!」
川内「で、でも・・・」ウル
提督「泣いてもダメだ!もしかしたらお前は死んでたかもしれないんだぞ!!」
提督「無茶な進軍は味方をも危険に晒す・・・基本だろうが!!」
川内「・・・」ポロポロ
提督「川内・・・お前は兵器なのか?」
川内「へいき?」
提督「お前は命令されたら喜んで死ぬ兵器なのか?」
川内「・・・」ブンブン
提督「だろ?艦娘といえお前は人間だ」ダキ
提督「俺はお前を失いたくない・・・だから無茶なんてしないでくれ。俺が死んじまう」ギュ
川内「・・・ウン」ギュ
医師妖精さん「・・・イイノウ、ワカイノウ」
ワイワイガヤガヤ
青葉新聞 速報
提督、医務室で川内との熱い抱擁 愛の囁きも!?
写真
昨日、医務室で熱い抱擁を交わす提督と川内を激写!!
提督からのお叱り後、優しく抱擁した模様・・・であり・・・
・・・
那珂「あらら~神通ちゃんから聞いてたけどこってり絞るられたな~これは」
神通「今日も起きた時には部屋にいませんでしたね」
那珂「提督もあれだね―泣かせといて優しくするとは・・・罪な奴よ」フフン
神通「姉さん大丈夫でしょうか?」
川内「おはよー」
那珂「噂をすれば姉さん、また無茶したんだって?ダメだよ~」
川内「この新聞・・・ちょっと恥ずかしいな///」テレテレ
神通「(姉さんが乙女みたいになってる!?)」
川内「昨日は無茶しちゃったからね~当分は秘書艦もできないかな~」ショボン
川内「ふふふ・・・じゃあ提督に呼ばれてるから」フフフーン♪
神通・那珂「・・・」アゼン
那珂「ま、まぁちょっとしたら戻るよ・・・」ダラダラ
提督「ふぃ・・・おてんば娘も困ったものだ」
扶桑「素直でいい子ですからこれからは大丈夫ですよ」
翔鶴「やんちゃはいい経験になりますよ・・・お茶です」コト
提督「あいつは実力があるからな~若い分こういう事は早めに理解してもらいたかったんだ」
扶桑「自分で悟った時には遅いですからね・・・茶葉変えました?」
翔鶴「新しい物にしてみました、渋めですが如何ですか?」
扶桑「梅が欲しくなりますね~」ホンワカ
提督「縁側でも作ろうか?」
翔鶴「本格的に考えがお爺さんですね」
提督「まだまだ20代だぞ」ハハハ
コンコン
木曾「提督~電報が・・・ってなにしてんだ?」
提督「皆でお茶会。お前も飲むか?」
木曾「何で執務室に野点のロケーション出来てんだ?傘いらね―だろ」
提督「気分だよ気分、まぁ座りな」ポンポン
木曾「まぁそういうなら・・・」
木曾は電報の事を忘れた。3日後、電報が発見され大慌てした。
提督「なんか・・・違う」
那珂「どしたの?並べてる勲章見て」
提督「なんかな~こういい配置がないかと」
那珂「あ~自分の納得のいく配置ね、なんとなくわかるわ~」
提督「こいつがな・・・でかくて邪魔なんだわ、捨てようかな・・・」
那珂「いやあんた・・・それ旭日大綬章の賞状じゃん。陛下から頂いたもの捨てたら逆賊だよ?」
提督「そ~なんだよな・・・頂けるのは光栄なんだが、かさ張って仕方ない」ハァ
提督「倉庫に入れるわけにもいかないしな~困った・・・」
那珂「贅沢ってレベルじゃない悩みだね」
提督「最近入れてなかったからな~」
川内「なにしてるの?」
提督「大本営の金剛ちゃんがね~茶葉を送ってくれたから入れようと思ってね」
川内「へ~紅茶とかよくわかんないな」
提督「飲むか?ちょっと時間掛るが・・・」
川内「いいの?飲ましてくれるなら待つ待つ―」
提督「ちょっと待ってろ~」
10分後
提督「はい、どうぞアッサムとラスク。砂糖はご自由に」
川内「お菓子付き?すごいじゃん、提督が作ったの?」
提督「まぁ厨房の片隅借りて作ったもんだ。あんまり期待すんなよ?」
川内「なんか嬉しい、ありがとね」ニコ
提督「こんなもので喜んでくれるならお安御用さ」
天龍「あれ川内か・・・?なんか妙にしおらしいが」
龍田「思いっきり怒られて思いっきり抱きしめられたらしいわよ~」
天龍「男前な・・・いっつもそのくらいの男気を見せて欲しいもんだ」
龍田「今はあんな感じだけどいつの間にか元に戻ってるわよ、男と女なんてそんなもの」
天龍「深いな・・・」
神通「・・・」カキカキ
神通「・・・///」カキカキ
神通「・・・ヘヘヘ」カキカキ
川内「・・・何あれ?」ボソボソ
那珂「わかんない」ボソボソ
川内「怖いんだけど・・・変な笑いしながらなんか書いてる」
那珂「あれじゃない?自作で小説書いてるとか・・・」
川内「あ~なるほどってそれでも感情輸入しすぎじゃない?」
那珂「知らないよ・・・姉さん聞いてくれば?」
川内「ああいうのは他人が干渉するのは良くないと思う・・・」
那珂「那珂ちゃんにも黒い歴史はあるからわかるよ」
川内「勝手に黒歴史認定しないであげてよ・・・」
川内「てーとくー」
提督「なんぞい?」
川内「雪風の練度カンストしたよ~」
提督「はい?まだ1週間も経ってないんだけど・・・」
川内「出撃は旗艦MVP、攻撃は当たらない、運よく間宮さんがアイスくれるといった幸運が続きまして」
提督「・・・すごい」
川内「時津風も結構練度上がってるよ?」
提督「あの子達は女神の卵かなんかか?」
川内「さぁ?ただ随伴艦の天龍や摩耶が中破で帰ってくるけど・・・」
提督「運が悪いのか、はたまた幸運の恩恵を受けれてないのか・・・」
川内「こればっかりは・・・あ、強化出来るじゃん」
提督「大型建造なんてしません!!出撃用に資材残しとくの!!」
司会「今回はアイドルの皆さんの親しい人に突撃インタビュー!!アイドルの素顔を暴いちゃおうという企画です」
エーヤダー
那珂「もー(どうせ姉さんが神通ちゃんだと思うし、口裏は合わせてるから大丈夫なはず)」
・・・
司会「はいお次は最近流行りの戦うアイドル那珂ちゃん!!」
那珂「ほんとに聞いてきたの~?あんまり深いところは軍事機密だよ☆」
司会「この子軍の権力チラつかせてきたよ、汚いわ~」
ワハハハハ
司会「はい、那珂ちゃんの事を教えてくれたのはこの人ですVTRどぞ!!」
VTR
レポーターA『はい、俺達は横須賀の鎮守府にきてまーす』
レポーターB『お笑い芸人やってて軍事施設に入る事になるとわ思わんかったわ~』
レポーターA『俺もや!あんまり深い事聞くなよ?消されるで』
レポーターB『俺、最近子供出来たんやから変なこと言うなや!!」
ワハハハ
レポーターA『はいこちらにいらっしゃると言う事で行ってみましょう!!』
レポーターB『こんにちわ~』ガチャ
提督『こんにちわ』
レポーターA『うわイケメンや!!白髪やで!!漫画みたい!!』
レポーターB『イランこと言うなや!アホ!すんません・・・』
提督『ハハハ、あまりこういうのには慣れていなくてね・・・すいません』
那珂「げ!・・・やば」
司会「どしたの那珂ちゃん?素でてたで?」
那珂「あぁ~提督か~やばいな~」
司会「これは面白い事聞けそうや」
レポーターA『今回はアイドルの那珂ちゃんの裏顔に迫ろうって言う企画で色々面白い事聞かせてくれたらな~って聞きに来ました』
レポーターB『で、どうですか?アイドルじゃない那珂ちゃんは』
提督『あの子は売れる前からあんな子でしたね~素があれ?って感じかな?』
レポーターB『え!?素であれ?』
提督『那珂は・・・今では輝いてるけど前は自称アイドルってくらい人気なくてね。気持ちだけが1人歩きしてたんだけどね』
提督『あの子の姉妹や鎮守府の皆が応援してくれてね・・・今の彼女がいる訳さ』
レポーターA『ええ話やな~であの子の面白い事とかありませんでした?』
レポーターB『唐突すぎやろ!!』
提督『う~んそうだな~この前宴会で鼻にわさび入れられて吐いてたよ』
ワハハハハハハ
那珂「いやあああああああああああああああああああやめてええええええええ」
司会「うわはははははははは、アイドルがあかんやろwww」
那珂「もう帰ったらぶっとばす~」クソウ
レポーターA『鼻わさびwwww芸人やんwwww』
提督『あとね~‥…』
レポーターB『あ、すんませんお茶なんかもらって』
扶桑『いえ、ごゆっくり』
レポーターA『wwwwww那珂ちゃん以外に芸人やんwww』
ワハハハハハハ
那珂「ちょっとおおおお!!那珂ちゃんだけ素顔じゃなくて唯の恥ずかしい事の暴露になってる!!」
司会「ええやんwww笑い取れてるで那珂ちゃん、もういっそ路線変えたらwww?」
那珂「せっかくアイドルになったのに~こんなん望んでないよ~」
長門「最近になってやっと無理なく動けるようになったな」
陸奥「そりゃね~普通の人なら死んでるわよ?」
長門「うむ・・・前線から遠ざかって結構立つ、勘も鈍ってないか心配だ」
陸奥「長門ねえも自主練してるとはいえね・・・艦装つけて抜錨してみたら?」
長門「昨日やってみた・・・試しに主砲も撃ってみた。思いっきりこけた」ガックリ
陸奥「あらま~そりゃ重症だこと」
長門「私は負けん!今から筋トレだああああああ」ウオオオオオオオオオ
陸奥「女の子なのに・・・もうちょっとお淑やかになってくれないかしら」ヨヨヨ
天龍「おーい提督~」ガチャ
神通「提督なら外へ行きましたよ?」
天龍「相変わらず自由な奴だ・・・」
天龍「で、どこに行った?」
神通「リハビリと言って姉さんと海へ・・・」
天龍「またかよ・・・」
・・・
提督「ハァハァハァ・・・疲れた・・・」
川内「情けないよ?前は余裕だったのに・・・」
提督「鍛練は1日休むと自分にばれる2日で相手3日で野次馬だ・・・こりゃ当分筋トレだな・・・」
川内「この際さ艦装作って貰おう!簡単な奴で」
提督「艦装じゃなくても遠距離武器を・・・赤城に弓習うかな?」
川内「提督には銃って選択肢は無いの?」
厨房
ワイワイキャッキャ
那珂「なんか賑やかだね?何やってるの?」
神通「間宮さん主催のお料理教室です、今回はお菓子らしいですけど」
間宮「あら那珂ちゃんいらっしゃい、那珂ちゃんも参加してく?いま新デザート大会やってるわよ」
那珂「へーオリジナルのデザートね~那珂ちゃんは自分で作れないから見てるわ」
間宮「優秀作品は食堂のメニューになるわよ?提督も参加してるし」
那珂「提督も!?料理出来たのか・・・」
神通「よくお菓子は作ってますね、この前はスコーンを作ってくれました」
神通「姉さんも参加してますよ?提督と一緒に」
那珂「!?あの姉さんが!?」
間宮「ふふふ、人は変わるものね~」
那珂「なんで神通ちゃんは参加しないの?」
神通「私は審査員なので・・・参加しちゃうと」
那珂「ああ、極まってたのね・・・ごめん」
夕立「ぽーいぽいぽーい♪」
天龍「こらこら、もっとゆっくり混ぜな。飛び散る」
夕立「ぽーい」
天龍「暁!それなんだ?牛乳めちゃ減ってるじゃねぇか」
暁「ちょっと飲みたくなっちゃって・・・」
天龍「響―!それ酒だろ!?入れんなよ!」
響「だー」ショボン
那珂「お母さんはたいへんねぇ・・・」
天龍「暇なら手伝ってくれ・・・おい夕立その入れようとしてるのなんだ!」
夕立「ポイポイエキス~」
天龍「そんな恐ろしい物入れるな!!」
扶桑「・・・」
翔鶴「・・・」
扶桑「餡子は・・・子供向けじゃないわよね~」
翔鶴「和菓子は苦手って子も多いですからね」
扶桑「梅なんてもっての外かしら・・・」
翔鶴「センスが渋めかもしれないわね」
扶桑「う~ん」
翔鶴「パフェでも作りますか?抹茶なら行けるかもしれないですよ?」
扶桑「そうね・・・それで行きましょう」
・・・
提督「・・・」
川内「どしたの?提督ぼーっとして」
提督「いやぁ、うなじって良いよなぁと思って」
川内「・・・」ゲシ
提督「いだぁ!ごめんごめんちゃんと作るから」
川内「・・・まったく」
鈴谷「・・・」コソコソ
熊野「鈴谷ぁ!いまカレー入れようとしましたわね」
鈴谷「いやぁ・・・そんな事ないよ?」ポト
熊野「このカレールーの箱はなんですの?」
鈴谷「あ、いやぁ・・・ハハハ~」
・・・
電「ジャムの準備ができたのです!」
雷「よし、じゃあ順番に乗せてって」
電「なのです!」
・・・
雪風「雪風の隠し味を!!」
時津風「時津風も~」
雪風・時津風「おいしくなーれ」
龍田「あらあら~かわいい隠し味ね」
・・・
赤城「う~んおなか減った・・・」
那珂「あとちょっとで食べれるから我慢よ」
赤城「何か頼もうにも食堂やってないし・・・」
那珂「よくその体系維持できるね・・・」
・・・
提督「後は塩~」
川内「塩いるの?デザートなのに?」
提督「これは塩入れると旨いんだよ~、後で味見してみな」
川内「うん♪」
神通「・・・私も参加すればよかった」グッタリ
那珂「何をいまさら」
・・・
鳳翔「結構参加してくれましたね」
間宮「こういうのも悪くないわね」フフフ
鳳翔「そろそろね・・・」
間宮「審査始めますよー」
ハーイ
間宮「審査員は3人と私、鳳翔さんです」
間宮「ポイントなどは付けずに最終的に優秀賞を発表します」
鳳翔「審査員は 神通さん 長門さん 赤城さん です」
神通「よろしくです」
長門「私は・・・繊細な味はわからんぞ?」
赤城「美味しい物が食べたいです」
提督「・・・人選ミスってね?」
天龍「そりゃあ大半が参加してるんだ・・・審査員は参加してない奴になるよな」
提督「それもそうか」
雷「私達4姉妹をイメージしたジャムクッキーよ」
電「ジャムはイチゴで生地を4つの味にしたのです」
神通「オレンジ、レモン、ブルーベリーにミルクですね」
長門「いろいろな味があるのは空きなくて良いな」
赤城「モグモグ」
間宮「こういったものは小さい子ならではね」
・・・
熊野「紅茶の茶葉つかったマーマレードですわ」
熊野「半分は鈴谷がカレー入れましたの・・・」
鈴谷「いいじゃ~ん美味しいよ?」
熊野「ル―丸ごと入れたら辛いですわ!!」
神通「紅茶の方はおいしいですね渋みと甘みがいい感じです、カレーは・・・辛い」
長門「から!!これ辛口だろ!!ル―の味しかせんわ」
赤城「モグモグ」
鳳翔「紅茶の方はいいですね・・・」
・・・
夕立「これはポイポイリングだよ~」
天龍「すまねえ・・・俺が付いていながら、この有様だ」
神通「・・・?ゴホ!?なにこれ・・・」ゴホゴホ
響「それはウォッカ入りだ」
長門「なんだこれ?味無いぞ?」
暁「それは・・・牛乳が入ってないの・・・」
赤城「モグ・・・!?くぁwせdrftgyふじこlp」ダダダー
間宮「夕立ちゃん・・・これ何入れたの?」
夕立「夕立特性ポイポイエキスっぽい~」
鳳翔「フフ、これは厳しいわね~」ダラダラ
・・・
提督「自作トマトゼリーだ、岩塩削ってお共にどうぞ」
川内「塩と一緒だとすっごい甘いよ~」
神通「・・・あまい、こうトマトの甘みが引き出されているのような」
長門「なんかスイカ食ってるみたいだな」ハハハ
赤城 ただいま離席中です
間宮「これはありね」
鳳翔「うん、フレッシュな感じがいいわね」
・・・
扶桑「和風なパフェを作ってみました」
翔鶴「塩味な所は被ってしまったけど・・・いろいろ入れてみました」
神通「梅ジュレに黒豆、抹茶にこれは・・・塩コンブ?」
長門「こう見た目からは想像つかない味だな。私は好きだぞ」
赤城「あ、美味しい」モグモグ
間宮「美味しいわね~駆逐艦や軽巡の子達向けに改良すればいい感じかもね」
鳳翔「私達にはこの位の渋みが一番だけどね」
・・・
那珂「皆よく食べるな~」モグモグ
食堂
間宮「前回の優秀作品をメニュー化しましたよ~」
ワイワイ
間宮「材料仕入れや作る手間を考えて1日20個限定ですけどね」
鳳翔「まぁ仕方ないですね、すぐ作るって事が出来ないので・・・」
提督「どうですか?この前のデザートは?」
間宮「あら提督?いい感じですよ?どうしても限定になっちゃうのがネックですけどね・・・」
提督「暇な時なら俺手伝いますよ?おれのメニューだし」ニヒヒ
間宮「それならお願いしましょうか」
鳳翔「提督がいれば後50個は作れますかね~」
提督「マジで!?トマトそんなにあるの?」
間宮「こんな事もあろうかと知り合いの農家さんにお願いしてたーんと用意してます」
鳳翔「いまからだと・・・1時間後ですかね~最初のゼリーが出来るのわ」
提督「・・・よし!任せとけ!エプロン取ってくる」タタター
間宮「料理が出来る殿方はいいですね~」
鳳翔「ケッコンしても困りませんね~」
間宮「あらあら~鳳翔さんもしかして~」ウフフ
鳳翔「///別にそんなんじゃにゃいです!!」
間宮「いいのよ?彼は魅力的ですもの・・・」
鳳翔「///」プシュー
神通「・・・」カキカキ
提督「・・・」
神通「・・・?どうしました?」
提督「神通、そこ動くなよ?」ガタ
神通「・・・どうしました?」
提督「動くなよ?」ガシ
神通「え!?///ちょ提督?どうしたんですか?」アセアセ
提督「・・・」ズイズイ
神通「キュ~(近い!近いです///このままいくと・・・き、キスしちゃいます)」プシュー
バンッ
提督「よし!神通、蜂がいたから全員に通達。その後、落ち着いた軽巡以上連れて来い。巣を探す」
神通「・・・」キュー
提督「神通?蜂が怖かったかな?スズメだしな~無理もないか」
提督『え~全員に通達。スズメバチが迷い込んだ。巣があるかもしれん外に出る時は長袖長ズボンだ。スカート穿くなよ?』
提督『軽巡・重巡・戦艦は集合。捜索隊作って巣の捜索に掛る。被害者出る前に巣を撤去するぞ~』
提督『駆逐、潜水は外に出てくんなよ?ちびは1発貰ったらヤバいからな~』
・・・
川内「蜂だってさ~こわいね~」
那珂「刺されたらアイドルとして終わっちゃう~」
川内「ハッ!」
那珂「ちょっと!何今の笑い!」
提督『最後に川内、那珂に通達』
川内・神通「ん?」
提督『神通が顔真っ赤でぶっ倒れた引き取りに来てくれ―』
提督『蜂がそんなに怖かったかな~以上』ブチ
川内・那珂「・・・」
川内「どうせラブコメイベでしょ・・・」マッタク
那珂「神通ちゃん頑張って秘書官になるはいいけど美味しい所で気絶するからな~」
川内「私達で鍛えようか?」
那珂「考えとく、さっさと引き取りに行こ」
提督「集まったか、今日の出撃は無しだ。蜂の巣を捜索する。暗くなる前に決着を付けたい」
提督「捜索班Aは外は花壇などの蜂がいそうな所、Bは屋根裏や物置、倉庫を見て来い」
提督「見つけたらすぐに連絡しろ、絶対刺激するな」
提督「場所の特定をしたのち従来の駆除方法で駆除する。」
提督「Aには軽巡をメインとした夜目の聞く奴ら。Bは戦艦・重巡・俺が就く」
提督「あとA班には鳳翔さん。B班には赤城が艦載機を飛ばしてくれる」
提督「協力して捜索してくれ」
赤城「まったく・・・これ私の艦装じゃないんだから・・・」
提督「お前は蜂に刺されたいのか?」
赤城「ヘイヘイ」
川内「なんかさぁ・・・提督っぽくない?指揮なんて取っちゃってさ」
那珂「いや提督じゃん・・・昔刺されて死にかけたらしいよ?」
川内「あぁ~そりゃ無視できないね」
神通「・・・」メラメラ
那珂「さすが神通ちゃん・・・燃えてるね」
川内「頑張って見つけて褒めてもらいな・・・」
鳳翔「艦載機なんて飛ばすの久しぶりね~」
赤城「鳳翔さんも前線に出てた事あるんですね」
鳳翔「昔はね・・・女には秘密があるものよ?」フフフ
赤城「そうは・・・魅力的な事で」
鳳翔「取りあえずお仕事お仕事~」シュシュヒュンヒュン
赤城「え!?なんて速さ・・・うちの精鋭でもこんな速さで飛ばせませんよ!?」
鳳翔「昔取った杵柄って奴よ。はやく飛ばさないと提督に怒られますよ?」
赤城「ここの鎮守府には謎な人が多すぎる」ヒュンヒュン
鳳翔「皆色々あってここに辿り着いたって人が多いですからね~」
鳳翔「今の環境が一番幸せなのよ・・・あら?反応が・・・」
鳳翔「提督?艦載機に1つ反応が・・・はい・・・そうですね。資材倉庫です」
赤城「・・・(なんという手際の良さ、昔はどんな空母だったんだろう・・・)」
提督「これは・・・いやはや・・・」
鳳翔「提督?どうでs・・・!?」
赤城「うわっ・・・でか・・・」
提督「長門が蜂を見つけてな尾行したらこんなにでかい巣が・・・」
長門「いや~つい癖で主砲撃ちそうになったよ」ハハハ
陸奥「姉さん艦装付けてたの?馬鹿なんだから・・・」
長門「いいだろ?最近やっと使えるようになったんだから」
提督「まぁボーキ倉庫なんてうちではあって無いようなもんだからな・・・誰も入らないし」
川内「ていとくー一応装備は揃えて持ってきたよ~」
那珂「こんな肉体労働・・・したくなかった・・・」ゼエゼエ
提督「夜も暗いしな・・・巣も予想以上のでかさだ、明日の昼にやるか」
提督「てか神通、いまのボーキの貯蔵量っていくつだ?」
神通「えっと・・・たしか100無かったと思います」
提督「・・・明日この倉庫潰そう」
赤城「はぁ!?倉庫潰すって・・・正気?」
提督「どうせ無いんだしいいだろ?建て直すからさ」
提督「てことで明日この倉庫潰すぞ―」
ハーイ
那珂「えー那珂ちゃん働き損じゃん・・・」
提督「そんなに蜂と遊びたいなら今日1日ここにいるといい」
那珂「お風呂入って寝まーす」ピュー
提督「水中に沈めて解体するかな~どうしよ」ルンルン
川内「水攻めって・・・えぐいな」
神通「よほど蜂を恨んでいるようで」
提督「おはよう、最近出撃が無くて生活が昼夜逆転してる提督だ」
川内「元に戻ったの間違いじゃないの?」
提督「元々が夜メインなの!ってどうでもいいわ!」
提督「今回は解体する前に巣にネットを張ってから解体する」
提督「基本やる事は妖精さんにの解体を見てるだけだ」
提督「なのでやばくなったら呼んでくれ、炎天下はきつい」
ハーイ
天龍「やばくなったらどうするんだ?」
提督「絨毯爆撃と砲撃で粉微塵にする」
天龍「後がめんどくねぇか?」
提督「にっくき蜂をやってから考える。以上」
提督「妖精さんはゆっくり解体してくれ、ネット被せるとはいえ危ないからな」
リョウカイ!!
提督「蜂の巣見るのは勝手だが刺激すんなよ?かいさーん」
・・・
川内「こわい、こわい」
神通「待機してますか」
長門「もしネットが破れたらこの蠅叩きで」シュッシュ
川内「いや、無理でしょ・・・」
食堂
提督「何事もなく終わってよかった」
赤城「解体しちゃったけどね・・・倉庫」
提督「また作るさ・・・鳳翔さんこのメニューなに?」
鳳翔「はい、この前の蜂を頂いたので・・・から揚げにしてみました」
提督「へー、天龍ーこのメニュー蜂蜜使ったデザートだってさいるか?」
ソウナノカ、クレー
提督「鳳翔さん・・・モリモリにしといてあげてね☆はいお金」チャリン
鳳翔「あなたも意地悪ですね~畏まりました」フフ
赤城「あんた・・・性格悪いわね」
提督「昔からだろ?」
ギャーナンジャコリャーテートクテメー
提督「さっさと逃げるか・・・責任もって食えよ~」スタコラー
赤城「ちょっと食べてみましょうか・・・食べる機会なんて無いし・・・」
夕張「提督、例の物が届きましたよ?」
提督「すまんな・・・搬入は密かに頼む」
夕張「いやぁ・・・これがあればね~フフフ」
提督「今まで無いのが普通だったからな・・・あったらあったで依存しそうだが」
夕張「でもあれですよ?いろいろ・・・で・・・ですよ?」
提督「近いうちにもっと入れたいものだ・・・」
神通「何の話ですか?」
提督「あぁ?PCの話~試験的に1個入れようと思ってね」
神通「PC?なんですか?それ」
提督・夕張「え!?」
神通「パソコン?ですか、すごそうですね」
提督「まさか・・・PCを知らぬ娘がいるとは・・・」
夕張「タイムスリップでもしてきたんですか・・・有り得ません・・・」キョウガク
提督「便利な物だよ、これを使って買い物ができたり、遠くの人とすぐ連絡が取れるんだ」
神通「それはすごいですね!」キラキラ
提督「ネットワークって電気みたいな奴を引いてこないと出来ないんだが・・・それが出来たら台数を増やしていこうと思う」
神通「電気とは、違うんですか?」
提督「それ専用の電線を繋がないといけないんだよ・・・それにそのパソコンも難しくてな、色々設定をしなきゃならん」
夕張「それらの設定は私や提督のような慣れてる人が担当しますけどね」
提督「うむ・・・これはPCを使う時の講座をやった方がいいかもしれん・・・なんせ物騒だからな」
夕張「詐欺も多いですからね・・・知っておけば問題無いんですが・・・」
神通「私はケータイ?も持っていないので機械は苦手です」ショボン
提督「大丈夫だ。俺が教えるからな」ナデナデ
神通「///はい」テレテレ
夕張「(あれ?いきなりいちゃつき出したぞ?)」
那珂「(いつもの事です)」
夕張「(こいつ!?脳内の直接!!)」
提督「おいおい・・・こいつOSがVista以前のものじゃねーか。もうメーカーの保険すら聞きゃしねぇ・・・」
夕張「OSも揃えないとですねぇ・・・後メモリ無かったですよ?」
提督「最悪、LAN引いてから通販で外付けのハード買っとけばいいだろ」
夕張「そうですね、Passの設定はどうしますか?」
提督「それは・・・とりあえず俺と夕張しかわからん奴にしとけ」
夕張「OS変えてセキュリュティーソフト入れたら設定しますね」
提督「おう、よろしく」
神通「???」チンプンカンプン
那珂「あれは任せた方がいいよ・・・理解しようとしたらダメ?分らない事は分らないから」
提督「一応危険サイトはブロックするようにするか・・・ウイルスも怖いし」
那珂「とか言って~自分は見るんでしょ~」
提督「俺を中高生のガキと一緒にするな!そこは弁えてるわ!!」
那珂「必要無い・・・まさか!?誰かそういう事する人がいる!?」
提督「いねーよ、部下に手出しなんk・・・ん?」
神通「いるんですか?いるんですか?ねぇいるんですか?」シンダメ
提督「いないって・・・ちょっと!?まって、那珂!なかぁ!!この子止めてぇ!!」
神通「・・・」ガシ
提督「神通!いたいたいそんな強く掴まなくても何処にもいかないよ」
那珂「・・・夕張ちゃん、帰ろう」
夕張「はい」
提督「いやー待って!!神通!?どうしたの?俺なんかイケない事した?」
川内「ふ~んパソコンね~いいんじゃない?」
那珂「那珂ちゃんはスマホあるからいいや」
川内「いままで無くて何とかなったからね~」
那珂「あれば楽だけど依存しちゃう子も多そう」
川内「神通ちゃんみたいに手紙でいいよ」
川内「あの子外に出るけどそういうの全く知らないからね・・・」
那珂「提督が教えるって言ってたし染まるかもね」
川内「え?夕張みたいなの増えるの?いやだ・・・」
那珂「何もそこまでは言って無いよ」
168「(=゚ω゚)ノ」
響「ヽ(´Д` ) ( ´Д`)ノ」
雷「( `・∀・´)ノ」
電「ヽ(´∀`ヽ)」
・・・
木曾「・・・あれが噂の168語」
天龍「あれは全世界中でも屈指の翻訳難易度を誇る」
天龍「俺は理解できなくて3回泣かれた」
木曾「俺は2回だ」
天龍・木曾「・・・」ハァ・・・
龍田「そんなんじゃ駄目よ~もっと頑張らなと~」
Bep「改装して名前が変わった響だよ」
提督「おー服も白くなったか・・・でこれなんて読むんだ?」
Bep「べー・・・べーなんとか」
提督「自分で把握出来てねーじゃん響のままでいいよな」
響「その方がいいや、しっくりくる」
提督「名前が変わる時は嫁に行く時だけにしとけ」
響「司令官が貰ってくれるのかい?」
提督「お前が結婚できる歳になったら俺はおじさんだ。もっといい奴が出てくるよ」
提督「それまで女磨いときな」
響「・・・そんな事よりご褒美ほしいよ」
提督「ご褒美?なんでだ?」
響「頑張って練度上げたよ?司令官の代わりに満月の夜に川内や神通についてったよ?」
提督「・・・そうだな、苦行ともいわれるあれを乗り切ったんだしな・・・」
提督「よし、何が欲しい?言ってみろ」
響「・・・なら」
提督「ふ~ん遊園地ね・・・」
響「うん、行きたいよ」ピョンピョン
提督「まぁいいけど・・・皆では行けないぞ、遠征ノルマもあるし」
響「それは分ってる、それに自慢できる。あと司令官と遊びたい」エッヘン
提督「響らしいな・・・俺と2人か?誰か連れていかんと通報されそうだ・・・」
響「なら私が連れてくる!!3人なら大丈夫だろ?」
提督「いいぞ~できれば大人にしてくれよ~」
響「いってくる!」ダッシュ
提督「こけんなよ~大人びた所もあるけどまだまだ子供だな」
提督「う~ん、どこの遊園地がいいか聞くの忘れたな・・・」
提督「あそこでいいか、日本で一番有名だし」
提督「土産は・・・いいか、響のご褒美だしな」
那珂「何やってるの?仕事でもないのに執務室にこもって」
提督「響が遊園地に行きたいらしいからチケットの手配と休暇をどうするか悩んでる」
那珂「それだけ聞くともう子供の為に有給取るお父さんみたいだね」
提督「気分はそんなもんだ」
那珂「皆の出撃はどうするの?」
提督「遠征はいつも道理として潜水艦はオリョクル、演習、出撃をローテーションでこなしてもらえばいいだろ」
那珂「がんばれお父さん。皆にばれると後々めんどくさいよ」
響「・・・きたよ」バン
翔鶴「提督お待たせしました」
提督「おお、2人とも私服も似合ってるな」
響「行こう行こう!」ピョンピョン
提督「そう焦らなくても逃げはせんよ」
翔鶴「いいんですか?私もご一緒で」
提督「構わないよ。響が一緒に行きたいって言ったんだしな」
響「前からこの3人で出かけたかった」
響「白髪3人で」エッヘン
提督「よくわからんが響が満足ならそれでいいか」
翔鶴「(なんだか・・・親子みたいですね)」
響「突撃ー」ダダダー
提督「待て!タクシー呼んでるから!引っ張るないたいいたい」
タクシー内
翔鶴「提督?チケットなどの負担はどうしたんですか?」
提督「大丈夫だ!全部領収書切る!」
翔鶴「・・・大丈夫なのですか?」
提督「慰安とか書いときゃなんとかなる」
提督「それに俺金全然使わないから別に大丈夫だよ」
翔鶴「あまり無茶しないくださいよ?この子も心配しますよ?」
響「zzz」
提督「やっぱり寝てなかったか・・・まだまだお子ちゃまよ」
翔鶴「鎮守府は大丈夫なんですか?私も抜けてきちゃいましたし・・・」
提督「大丈夫だ、任せてきた」
・・・
那珂「・・・」←1日提督ワッペン
那珂「何これ!?クソっ!!なんでこんな事になるの~」ウワーン
扶桑「提督?泣く暇があるなら仕事してください」
那珂「あ、はい。すいません(扶桑さん見るからに機嫌悪い・・・なんで貧乏くじ引くかな~)」トホホ
某○×ランド前
提督「でけーな」
翔鶴「凄い人だかり・・・」
響「おー」メガキラキラ
響「ypaaaaaa」ダダダー
提督「待て!まだ開園前だ」ガシ
翔鶴「フフフ、慌てなくても大丈夫よ響ちゃん。走ると迷子になるわよ?」
響「・・・なら3人で手を繋げばいいね」ギュ
提督「おう!そうだ、開園までもう少しだからな」
響「司令官?」
提督「なんだ?」
響「家族ってこういうものなのかい?」
提督「・・・俺にもわからん」
提督「だけど俺は皆を家族だと思ってる。響も電達も鎮守府の皆全員だ」
提督「俺達の家は鎮守府だ。いつも家族と一緒だ」ナデナデ
響「・・・だ―」
翔鶴「フフ(難しい事聞く子供とお父さんの会話ね)」
響「なら提督はお父さんで翔鶴はお母さんだ」イエーイ
提督「おーそう思ってくれてもいいぞ」イエーイ
翔鶴「そう思ってもいいのですか?本気にしちゃいますよ」ボソ
提督「ん?何かいったか?」
翔鶴「いえ、何でもありません。響ちゃん行きましょう!」
響「ypaaaaa」
提督「はい、大人2枚に子供1枚・・・」
提督「はいは~い、ありがとねー」
提督「よし、行くか」
翔鶴「響ちゃん手を繋いでおきましょうね?迷子になっちゃダメだからね」
響「わかったよ」ギュ
提督「響、何処行きたい?片っぱしからいくか?」
響「定番アイテムを買いたいんだよ」ワクワク
提督「あの頭につけるのとかか・・・ぶらぶらしながら見るかな。どこに何があるかわからん」
翔鶴「私も初めてなので、何があるかとかは分りませんね」
提督「俺もだ、テレビのCMくらいでしか見ないしな」
響「あそこのお店に行くんだよ」ピョンピョン
翔鶴「そんなに引っ張ったらこけちゃいますよ?」
・・・
瑞鶴「はぁ・・・なんで私がこんなリア充の巣窟に・・・」
秋雲「いいじゃないっすか?総司令さんがくれた慰安旅行っすよ?楽しまないと」
金剛「テートクと2人で来たかったネ・・・てか全然会えてないネ」
比叡「お姉さま!比叡がおります!!予習も完璧です!!参りましょう」
榛名「・・・(お土産はどうしましょうか?)」
霧島「やはりルートはこの方が・・・いや、朝は混んでるか・・・なら」
金剛「なんで女6人で遊園地なノ!!総司令は何を考えてるネ!!」プンプン
榛名「いつも主力艦隊の旗艦として頑張っているお姉様の事を思っての慰安旅行ですから」ドウドウ
金剛「私の事ヲ思ってるならテートクを連れてくるネー」
響「すごかったよ」キャッキャ
提督「どのアトラクションも凝ってるな~細かいとこまで作ってるわ」
翔鶴「さすが天下のって事ですね」
提督「世界中にあるほどだしな・・・」
響「つぎ行こう!!」グイグイ
翔鶴「フフ、そうですね行きましょうか」
提督「よし肩車してやる」ヒョイ
響「おぉ~高いよ」キラキラ
提督「翔鶴も行くぞ」
翔鶴「はい」ニッコリ
・・・
秋雲「・・・あ、翔鶴さんと彼氏さんだ。・・・って子連れじゃん」
秋雲「連れ子?でも髪全員白だしな~前会った時にはもう子供居たのかな?」
秋雲「ってことは彼氏じゃなくて旦那さん。瑞鶴さん・・・もう勝てないっすよ・・・」ナミダ
瑞鶴「お待たせ―ってどしたの?秋雲?達観した目しちゃって」
秋雲「いやぁ・・・何というか私達ってどうして2次に逃げたんっすかね・・・なんか悲しくなってきたっす」
瑞鶴「あんたそんなキャラだった?」
秋雲「瑞鶴さんなんか女捨ててるし・・・あたしも早く彼氏さがそ・・・」
瑞鶴「ちょっとぉ!人の事を枯れた女みたいに言わないでよ!!まだ20代よ!!まだ・・・いける・・・はずよ」
金剛「ズイカク―はやくするネ!!次は○ッキーに会いに行くネ」キャッキャ
比叡「あいつは黒い噂があると聞いた事があります!!ご注意を」
霧島「姉さん・・・それは親会社よ」
榛名「そんな事はいいんですよ!!楽しみましょうよ!!」
那珂「・・・」カキカキ
扶桑「提督、ここに誤字か」
那珂「え゛、・・・またかぁ」ハァ・・・
神通「那珂?遠征部隊が帰ってきましたよ?」
那珂「ほんと?なら次の指示を・・・」ガタ
バシャァァァァ
那珂「・・・」
扶桑「すこし焦り過ぎなのでは?もっと力を抜いて、ね」
那珂「・・・」ペラ
書類「黒だよ!真っ黒!!」
那珂「1日提督なんて・・・前やった1日署長と同じだと思ったのに・・・」
那珂「仕事キツ過ぎでしょ!!何これ?提督毎日これ数時間でやってるの?凄くない!?」
神通「いつもなら翔鶴さんも居ますしね・・・」
那珂「くそーこうなったら死ぬ気で終わらせてやる―」ウガー
○ッキー「ハハ」フリフリ
提督「おぉ!凄いなメンバーが揃ってるぞ」
翔鶴「ラッキーですね、写真でも撮って貰いましょうか?」
提督「カメラ持ってきたっけ?・・・響?」
響「う、うらー」←提督に隠れて威嚇中
提督「べつに怖くないぞ?ほら?隠れてないで」
響「・・・」ソロ~
○ニー「ウフフ」
響「!?」ビクツ スタコラー
響「う、う~」カクレカクレ
翔鶴「大丈夫ですよ~」ナデナデ
響「・・・抱っこ」
提督「深海棲艦には臆せず突っ込む不死鳥なんだがなぁ・・・」ヨイショ
翔鶴「何か食べに行きましょうか?」
提督「そうだな、響?何が食べたい?」
響「・・・ボルシチ」
提督「いや、それ帰っても食えるだろ・・・特別な物食べようぜ」
翔鶴「パンフレットでも見ながら探しましょう」
提督「そうだな」テクテク
・・・
金剛「比叡!見るネ!!オールスターネ!!」キャー
比叡「生○ッキーですよお姉様!写真撮りましょう!写真!」
榛名「比叡姉さま、そんなカメラ何処から・・・」
霧島「たしか、サインとか貰えるんでしたっけ?貰えるなら貰いましょう」
瑞鶴「秋雲ー見てみてー隠れ○ッキー見つけたわよ!!」
秋雲「あたしはネットで全部知ってるっす」
瑞鶴「あんた、捻くれてるわね・・・もっと楽しみなさいよ」
提督「ん?あれは~」
翔鶴「どうしましたか?」
提督「あれ・・・瑞鶴ちゃんじゃね?」
翔鶴「あら、奇遇」
提督「ちょっと話でもしてくるか?」
翔鶴「いいんですか?」
提督「大丈夫だよ、な響」
響「うらー」←肩車中
・・・
瑞鶴「う~ん、お土産何にしようかしら・・・」
瑞鶴「やっぱり、皆に渡さないと喧嘩するだろうし・・・」ウーン
カクーズイカクー
瑞鶴「ん?誰だ!?私を呼ぶのは!!」クル
翔鶴「瑞鶴ー元気にしてたー?こんなところで会うなんて奇遇ね」
瑞鶴「しょ、翔鶴姉!?なんでここに?」
秋雲「お待たせしたっす~って出会ってしまったすか・・・」
翔鶴「秋雲さんだったかしら?お久しぶりですね、今日は2人で?」
秋雲「あたしも瑞鶴さんも慰安旅行っすよ~」
翔鶴「という事は多人数で来てるのね?」
秋雲「あたしたちは海軍総司令のご厚意で来てるっす」
瑞鶴「私たちは海軍大本営の主力部隊なんですよ!」エッヘン
翔鶴「瑞鶴も艦娘なのね!驚きだわ!!」
瑞鶴「って事は翔鶴姉も?」
響「う~はやく~」グイグイ
提督「まあ待て、時間はあるから」
翔鶴「ごめんね響ちゃん、もう行くから」
瑞鶴「あの子は?」
翔鶴「わたしの・・・娘みたいなものよ」フフ
瑞鶴「は?え!?はぁ?」
翔鶴「あんまり長話すると響ちゃんが拗ねちゃうからまた今度ね」
提督「翔鶴ー響がご立腹だ」
翔鶴「はいーじゃあね瑞鶴、また電話ちょうだいね」バイバーイ
瑞鶴「・・・翔鶴姉、子供いたんだ」
秋雲「瑞鶴さん・・・まだ諦めるのは早いっすよ、てかこれが普通っす」
瑞鶴「そうよ・・・姉さんだもん先に子供が出来て当然よ」フフ、フフフ
提督「もう夜か、早いもんだな」
響「パレード見よう!!」
翔鶴「こういった平和な時もいいものですね・・・普段を忘れてしまいそう」
提督「いや~人が多くて何処がいいかな~っとあそこだ、いくぞー」
響「だー」ダダダー
翔鶴「いつかは・・・こんな日常が待っているのでしょうか・・・」
・・・
エレト○カルパレード中
響「おおお~」キラキラ
響「綺麗なんだよ」
翔鶴「フフ、よかったわね」
響「今度は皆で来よう!!全員で!!」
提督「それならホテル貸し切りか―俺も頑張らないとな」ハハハ
翔鶴「それには今の海域をもっと平和にしないとね」
響「平和・・・へいわってなんだろう」
提督「響、平和ってのは人によって違うもんだ」
提督「これから学んでいくといい、人生まだまだこれからだ」
響「・・・とりあえず帰ったら自慢するんだよ!」
提督「俺も自慢すっかな~」ニヒヒ
翔鶴「あんまりすると怒られますよ?」
提督「いやー帰ってきたらもう深夜前か」
翔鶴「楽しかったですね」ニッコリ
提督「そうだな、御嬢さんもお眠だしな」
響「zzz」
翔鶴「では私が部屋へ連れて行きますよ」
提督「すまんな、男が部屋に入るのも・・・って感じだしな」
翔鶴「お任せください、提督もお休みに?」
提督「いや、まかせた仕事を確認してからにする」
翔鶴「お疲れ様です、先にお休みしますね」
提督「おう!明日は休みだゆっくりしてくれ」
・・・
提督「たっだいま~」ガチャ
那珂「・・・」チーン
扶桑「提督、お帰りなさいませ」
提督「あれ?書類残ってると思ったんだが」
扶桑「1日提督さんが全部終わらせてくれましたよ」
那珂「zzz」
提督「すげぇ・・・あれ今週の分だぞ」
提督「こんどなにかしないとな」
扶桑「私も寂しかったですよ?」フフ
提督「考えさせてくれ・・・今日は疲れた」
扶桑「では、那珂さんを送ってから私も休ませていただきます」
提督「お疲れ様」
扶桑「では」ガチャ
提督「・・・風呂入って寝るか~」
川内「・・・何これ?」
○ッキー魔法使いverの帽子
響「あげるんだよ!!」
川内「ありがと・・・」
響「被ってね」
川内「・・・うん」ソウチャク
響「じゃあ皆に配ってくるんだよ」タタター
川内「おぉう・・・これゴワゴワする」
那珂「どしたの?ねえさん?」←帽子装着中
川内「那珂も被ってるの?」
那珂「響ちゃんが全員に配ってる、しかも皆取る気配がないから取るに取れなくて」
川内「今日は1日これかー」
那珂「提督はなぜか○ニーだったよ」
川内「ブフッ、あとでおちょくってやる」
提督「・・・なぁ神通」トントン
神通「なんでしょうか?」クル
プニ
提督「・・・」ホッペプニプニ
神通「ひぇ?なんれすか?」
提督「・・・」プニプニ
神通「なんれふか?てぇいとく?」
扶桑「・・・」シンダメ
翔鶴「・・・」シンダメ
那珂「なにちちくりあってるの・・・」
提督「いや~神通の反応が可愛くてな」プニプニ
神通「ていとく///その今じゃなくても・・・それに皆見てます///」
提督「・・・」プニプニ
神通「///もー、もおおおおお」プンプン
提督「・・・」カタカタ
夕張「何してるんですか?」
提督「ん?夕張か、ちょいと通販サイトの住所を設定しててな」
夕張「何か買うんですか?」
提督「ちょっとな~」
夕張「カードは設定しない方がいいですよ~痛い目見ましたから」
提督「そこまで高い買い物じゃないしな~オークションでもない限りカードはいらんな」
夕張「オークションは怖いですね~ムキになると恐ろしい事になりますし」
提督「オクする位なら普通に買うわ、夕張は何かいるか?一緒の方が送料掛らんだろ」
夕張「わたしは・・・いいです、個人で頼みます」
提督「そうか?ならいいが」
夕張「(提督・・・私の欲しい物はそんな王道通販サイトにないんですよ・・・)」ホロ
赤城「そろそろ帰るわ」
提督「長い事居たな、実家には帰らないのか?」
赤城「もういいわ、どうせ有給まだ残ってるし」
提督「どんだけあるんだよ・・・軍所属だろ?」
赤城「知らないわよ・・・確認したらものすごい日数あったのよ」
提督「これからは連絡してから来い、こっちが困る。あと服くらい持ってこい!」
提督「毎回急いで誰かに貸してもらってるんだから」
赤城「わかったわ、覚えてたらね」
提督「タクシー呼んでるから」
赤城「ありがと、それじゃね」ヒラヒラ
提督「あぁ、またな」
ガチャバタン
提督「やっと帰りおったか、これで少しは静かに・・・」
川内「てーとくー久しぶりに夜戦しよ?」ガチャ
提督「・・・そうだよな、うちは元々騒がしいわな」
川内「出撃しよーねー暇なんだよ~」グイグイ
提督「・・・」
川内「きいてる~?ちょっと~久しぶりに一緒にしゅつげきー」
那珂「最近、寒いのか暑いのか分らないね~」
鈴谷「そうだね~クーラーつけっぱだと寒かったりするしね」
那珂「まだクーラーつけてるの?そろそろいらなくない?」
鈴谷「風呂上がりとかクーラーだと快適だよ?」
熊野「鈴谷、あなたはそれで体調崩してるじゃない」
熊野「それでも懲りないんだから・・・」
那珂「那珂ちゃんとこはあんまりつけないな~神通ちゃんが苦手だから」
鈴谷「そろそろ提督炬燵くれないかな~」
熊野「貴方は・・・」マッタク
那珂「自分で直談判すればいいよ、結構緩いしね提督」
鈴谷「う~ん、あの執務室あんまり入りたくないかな~」
鈴谷「あの部屋常に鋭い視線で殺されそう・・・胃が痛いよ」
那珂「う~ん、それ否定できない」ハハハ
お掃除中
神通「よいしょ、・・・ふぃ」
川内「最近掃除してなかったからね~要らないもの多いね~」
川内「なにこの本5冊もあるし・・・捨てよう」ヨイショ
那珂「やめて!それ那珂ちゃんが初めて載った雑誌なの!思い出なの!!」
カサカサ
那珂「ん?いまなんか動いt」
黒光りするG「やぁ・・・」
神通「!?・・・殲滅します」チャキ
川内「ヒッ!?いやあああああああ」ガシャンギャキ
那珂「あ、まtt」
ドカーンドカーン
提督「なんだ!?何があった?」
天龍「てーとく!大変だ!」バン
提督「敵襲か!?」
天龍「それが・・・ゴキブリが出て・・・川内型の2人が・・・」
提督「早く止めろ!!あいつ等Gダメなんだよ、寮が!全部焦土と化すぞ!!」
天龍「戦艦の奴らが止めに行ってるよ!早く来てくれ」
提督「おいおい・・・お前ら・・・何やってんの?」
川内「ゴキブリいやあああああ」ダキ
提督「落ち着け、昔鎮守府の大半ぶっ壊したのを忘れたのか?」
神通「うっ・・・でも・・・ゴキブリ」フルフル
提督「ほら泣くな、こっち来い」
神通「うううううう」ダキ
提督「ほらこれで涙拭いて、ちょっと落ち着け」つハンカチ
川内「・・・」ギュ
提督「お前ら、ほら一回俺の部屋来い。あったかいもの入れてやるから」
川内・神通「・・・」コク
・・・
長門「あいつ等の事は提督に任せて壁治すか・・・」
那珂「いやあああああああああ那珂ちゃんのベット―」ウワアアアア
扶桑「後半の所だけ見てれば乙女なのにねー」
翔鶴「妖精さん、とりあえずべニヤ板持ってきてくれる?」
妖精さん「リョウカイ」
鈴谷「はら・・・あたしのベットで寝よ?使っていいからさ・・・」
那珂「え!?そっちの趣味はちょっと・・・」
鈴谷「違うよ!!人が親切にしてるのになにさ!!」
熊野「私がベット譲ればいいじゃないですの?幼馴染の鈴谷なら別に・・・」
那珂「そういう仲なの・・・別にいいよ?お邪魔だし・・・」
熊野「だから違いますって!!もういいですわこのノリ!!不毛ですわ」
提督「ほら、ミルクだ。火傷するなよ?」
川内・神通「・・・」
提督「怖いのはわかる。しかしそのブッパ癖は治らんか?」
提督「昔もそうやってぶっ壊して・・・小さかった鎮守府を壊しただろう」
提督「説教する気はないが、忠告だ。お前達は特に強い、その力を振りまわすなよ?」
神通「・・・」ズズ
川内「やっぱり・・・怖いものは怖いよ」
提督「別に克服しろとも言わん、ゴキブリだって家に住みつくケースの方が少ない。外から入ってきたんだろう」
提督「これからは換気扇やらクーラーの空調配管にもちょいと注意か」
提督「うむ・・・今日1晩の部屋どうするかな、誰かあては?」
川内・神通「・・・」メソラシ
提督「しゃあね・・・俺の部屋使え、俺は壊れた部屋を見てくる」
ガチャバタン
川内「なんだかんだで優しいね、提督って・・・」
神通「だから・・・好きになったんです」
川内「お?言うね―いつもなら絶対言わないのに」クフフ
神通「姉さんは、姉さんはどうなんですか?提督の事どう思ってるんですか?」
川内「・・・好きだよ」
川内「・・・兄貴としてね」ニッコリ
神通「誤魔化してっ・・・私は真面目に!」
川内「まだ・・・よくわかんないの」
川内「今までは兄貴として、家族として見てた・・・でも今は違うような、そうでないような」
川内「自分でもわかってないんだよね・・・優柔不断でごめんね」ハハ
神通「姉さん・・・」
川内「とりあえず、どうする?今日は一緒に寝る?」
神通「フフ、なんだか今日は姉さんの知らない一面を見れた気がします」
川内「いいじゃん・・・別に人に話すって事じゃないし///」
神通「今日の事は寝てから謝りましょう」
川内「そだねー時にも時間の経過ってものが必要さね」
・・・
提督「あらら~那珂のベット吹き飛んでるよ・・・どうすっかな~」
妖精さん「テイトクッテヤサシイネ」
提督「そうかい?これでも厳しめだと思ったんだがな」
妖精さん「モテルリユウガワカルヨ」
提督「そうかな~?皆俺の事を都合のいい父親くらいにしか思ってないって」
妖精さん「ケンキョナトコロモモテルリユウダヨ」
提督「なら、困ったもんだ・・・俺は上司だからな。恋なんかしたら軍法会議ものだ」
妖精さん「・・・ガンコダネェ」
提督「なんとでも言えや、恋なんかしたら弱くなる」
提督「1つだけを守るって決めたらここを守れない」
妖精さん「ナラガンバッテネ、ココニハマモルモノガタクサンダ」
提督「あぁ・・・それよりこの部屋1日で治してくんね?あいつらも部屋が無いと辛かろう」
妖精さん「イッソ3ヘヤゾウチクシヨウカ?」
提督「お?それもありか・・・とりあえず治しといてくれ」
妖精さん「リョウカーイ」
提督「まったく・・・こまった娘だ・・・」
提督「今日皆に集まって貰ったのは部屋割りの話だ」
提督「昨日の事もあって部屋を増築しようと思ってな」
提督「1人部屋欲しい奴はいるか?居るなら作るが・・・」
夕張「はい!!欲しいです!!後PCください!!」
提督「清々しいほどの要求だな・・・お前の戦績見てからPC導入は考えてやる」
夕張「よっしゃあ!死ぬ気で頑張ります!!」
扶桑「提督?私も1人部屋が欲しいです」
提督「別にいいぞ?何かいるものがあったら言ってくれ、手配する」
扶桑「はい、ありがとうございます」
・・・
提督「とりあえず・・・10部屋位増やすかな、もしかしたら着任して人増えるかもしれんしな~」
那珂「・・・那珂ちゃんも部屋欲しい、歌える部屋とメイクする場所も欲しい」
那珂「あとは電波がいい所がいい、前の所悪かった・・・」
提督「要望多いな、遠慮を知らんのかお前は!」
那珂「いいじゃん!!那珂ちゃんの部屋消え去ったよ!?治してくれるんじゃなかったの!?」
提督「あれは・・・うん、なんか無理だった」
提督「3人には悪いが部屋を移って貰う、いっそ3人の部屋も作るか」
那珂「プライベートなかったしね・・・いいと思うよ?」
提督「なら寮を増築して~ここにトイレ作って~」カキカキ
那珂「提督って設計図も書けたの?どんだけ~」
提督「こんなんパズルだよ、後は妖精さんが何とかしてくれる」
那珂「上司が無理難題だしても頑張る妖精さん・・・なんてブラック」
提督「俺のとこはホワイトだぞ・・・他を見た事ないが」
那珂「そういうなら頑張ってよ?」
提督「あいあい」
提督「そうそう、ここら辺に娯楽用の部屋が欲しくてさ・・・いやそんなに広くなくていいよ」
妖精さん「テキトーニツクットク」
提督「耐久問題に引っかからない程度にお願いね」
妖精さん「サー」ビシ
提督「よし!着工開始!!」
カーンカーンドドドドチュイーン
提督「・・・最近、こんなことばっかりしてる気がする」
神通「あの時は申し訳ありませんでした」
提督「いいさ、これはいい機会だと思うから」
提督「虫対策として色々設置するように頼んどいたから」
神通「お優しいですね・・・提督」
提督「俺は皆の上司だからな~これくらいはな」
神通「そんなところがいいんですよ?」
神通「提督は優しくて・・・強くて・・・とっても///」
提督「そうか~そう言われると照れるな~」ハハハ
提督「前に響に行ったんだが、俺は鎮守府を1つの家、皆を家族と思ってる」
提督「家族だもんな、優しくて当たり前だ」
提督「可愛い娘達を戦場に出すのはクズだけどな」
神通「それは、こんな時代ですから」
提督「俺は許せん、年端もいかない子達に戦場に出向けなどと。情けない」
神通「提督・・・」
神通「そう思ってくれるなら、私達も嬉しいです」
神通「艦娘=兵器をして見ている人も多いです。銃や戦闘機と同じ・・・」
神通「提督やお爺様はそれに異を唱えてくれていますが、効果が無いのも現状」
神通「だから・・・提督に巡り合えたのは奇跡かもしれませんね」フフ
提督「神通・・・ありがとうな」ポン
川内「あーちょっとなにいい感じなのさ!!」ダダダー
那珂「姉さん待って―」
提督「今日も騒がしい1日になりそうだな~大変だこりゃ」 続く!
多くの観覧・しおり・評価などありがとうございます!!
10万字書いちゃったので一旦終わりです。Part2に続きます!!
これからも落ちも無いSSですがよろしくね
いいよすごくいい次回作求む
メアリー・スー
川内型姉妹は好きだから、こういうのは嬉しいねぇ
楽しみ
色々癒されました、ありがとう
これからも頑張って
言っとくがグラインドブレードの刃は6本な。
内容は普通に好きだよ(^^)b
すごい面白かった。
他の人からすればどうでもいいと思うかもだけどその職業の人として言いたいのだけど、リハビリ科医とは言わず、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士っていう人がリハビリに関わってると言いたくて書き込みました。すみません
ん?今なんでもするって
ypaaaaaaaa!!ウラー!!
響可愛すぎる!
>>「ダカラマテト・・・」 「ナンデモシマスカラ!!」
ん?今(ry