夜間鎮守府の日常 ~佐世保鎮守府の非日常~
夜間しか出撃しない鎮守府での日常SSです。
今回はレギュラーではない子達が同僚として出演予定です。
【注意】
・このSSにはキャラ崩壊・オリジナル要素が含まれて居ます。
今回は提督が艦娘(?)になってみました。
提督で男で艦娘という奇妙な奴が佐世保で自分磨きを頑張ります。
提督
横須賀鎮守府の提督(主人公)。ドラキュラみたいな奴、色々理不尽。
我らが提督は艦娘に挑戦、じれったい銃撃戦をこなす事が出来るのか?
佐世保
佐世保鎮守府の提督(女の子)、軍内の新鋭として注目株。身長は呉とどっこいどっこい(150くらい?)
提督のことを師匠のように兄弟子のように慕っている。提督勢最年少
あきつ丸
佐世保補佐、その1
設定考え中
大鯨
佐世保補佐、その2
上に同じ
朝潮
佐世保編のヒロイン
1軍を夢見てがんばる女の子。とあるきっかけで提督に恋をする。
本人は大人の女性へ恋をしているため・・・
霞
佐世保鎮守府の駆逐艦まとめ役、初期メンバーであるため実践経験が豊富でブリーフィングにも顔を出す
横須賀で言う電ポジション
満潮
1軍の駆逐艦。面倒ごとは霞に任せているが、その分駆逐艦部屋を指揮を取っている。
掃除しないと超怒る。霞とタッグでよく出撃する。
Iowa
アメリカから来たという設定が消し飛んだ。中身がおっさんな戦艦
結構ウブなのでNTRとか悲恋とか精神的に駄目なタイプ・・・一応現場指揮担当
高雄
Iowaの暴走を止める係。1軍
現場指揮を担当しているが戦術が古臭い。
提督「これからよろしくお願いしますね、先輩」
朝潮「せんぱい・・・」キラキラ
佐世保「この人が新人さんよ。他の子達は?」
朝潮「はい、お腹が減ったと」
佐世保「何で行かなかったの?」
朝潮「出撃に備えて・・・」
提督「では、私と行きましょう。先輩」
朝潮「はい!朝潮にお任せください」フフン
あきつ丸「こいつやり手であります」ヒソヒソ
大鯨「手玉に取るの上手ですね」ヒソヒソ
提督「用があるなら直接言えば如何ですか?」
佐世保「(なんか2面性が・・・すごい)」
朝潮「お名前はなんですか?」
提督「ん~」チラッ
佐世保「夜風よ」
ていとく「てーちゃんと呼んで欲しいです」
朝潮「てーちゃん?」
提督「自分の名前が好きになれなくてですね・・・てーちゃんって呼んでくださいね、先輩」
朝潮「ではてーちゃんと呼びます」
あきつ丸「朝潮が誑されましたよ」
佐世保「兄様・・・いい性格してますね」
朝潮「てーちゃんは重巡ですか?戦艦ですか?」
提督「私もよく分かってないんですよ。適正によって変える・・・らしいです」
朝潮「そうなんですか・・・一緒に出撃できるといいですね」ニコニコ
提督「はい」ウフフ
・・・
食堂
朝潮「ここが食堂です。今なら大半がご飯食べてると思います」
提督「広いですね~ビックリです」
朝潮「皆、新人さんが挨拶に来てくれました」
満潮「・・・」
霞「・・・」
磯風「おぉ美人だな」
浜風「はじめまして」ペコリ
提督「お初にお目にかかります。てーちゃんです。以後お見知りおきを」
満潮「てーちゃん?」
提督「はい、そうお呼びください」
霞「・・・司令官。なにこの電波」
佐世保「ニックネームもありだと思うわよ?それに・・・」
佐世保「この子は貴方より強いから」
提督「そんなご冗談を・・・」
佐世保「大丈夫、貴方の実力は知っているわ。射撃はともかくだけど」
霞「新人より劣っている・・・このあたしが?」
佐世保「霞、貴方は1軍としてよくやっている。でも今の状態じゃそこ止まりなのよ」
霞「・・・じゃあ見せて貰おうかしら、こいつの実力を」
提督「いいんですか?」
佐世保「ま、いいんじゃない?(控えめでお願いしますよ)」チラ
提督「おぅ、まかせとけや」ニタァ
大鯨「(提督さん!顔顔!)」
提督「っと・・・」ウフフ
Iowa「すっげー美人、白髪美人・・・あ~眼福だわ~」ニタニタ
高雄「・・・おっさんが居ますわ」
訓練場
提督「(狭いな・・・)」
佐世保「怪我されても困るし適当で大丈夫よ」
提督「そこの木刀貸していただけますか?」
あきつ丸「どうぞであります」シュ
提督「」パシ
霞「新人に負けてたまりますか」
朝潮「霞ちゃん、そんなんだから友達出来ないんだよ」
磯風「正しくだな」フフフ
霞「煩いわね!」
満潮「・・・」
提督「やっぱり軽いですね」シュ、シュシュシュ
佐世保「あきつ、お願い」
あきつ丸「了解であります」スチャ
パン! カァン!
霞「・・・えっ?」
谷風「拳銃を躊躇なく撃ちましたね・・・」
朝潮「てーちゃん!」
提督「ちょっと・・・殺す気ですか」
佐世保「10メートルの距離で、拳銃の弾丸を木刀で弾く奴をどうやって殺すのかしらね?」
あきつ丸「ではもっと弾幕張るのであります」スチャ
パパパパパパン
提督「まじかっ」キィン!カカカカン
霞「・・・」ポカーン
満潮「あれ木刀よ?当たり所悪かったら折れるわ」
大鯨「予想以上ですね~全部綺麗に弾いてますよ」
佐世保「兄様・・・貴方はいったい何なんですか」トホホ
あきつ丸「・・・弾切れであります」
提督「ふぅ・・・久しぶりに冷や汗かいたわ」
朝潮「てーちゃん!大丈夫ですか?」トテテー
提督「先輩、お気遣いありがとうございます。私は大丈夫ですよ」ナデナデ
朝潮「凄いです!剣術とかやってたんですか?」
提督「実家が道場でして、私も昔から手解きを」
満潮「霞、とっとと降参したほうがいいわよ」
霞「・・・」
佐世保「彼女は近接なら鎮守府で敵なし。でも艦娘じゃないから戦術や状況判断、射撃訓練・・・」
佐世保「先に艤装の訓練からでしょうね」
霞「・・・あたしは」
提督「霞先輩」
霞「せ、せんぱい?」
提督「一通りの訓練が終わりましたら、先輩の仰る1軍レベルを見せてください」
提督「それまで待っててくださいね」
霞「・・・分かったわ」
提督「はい、その時が楽しみです」
・・・
佐世保の部屋
提督「生意気なくらいが丁度いいと思うけどな」
佐世保「そうは行かないんですよ・・・あの子周囲との壁を作っちゃって」
提督「まぁ無理やり転がり込んだんだ。これ位は任せてくれ」
佐世保「助かります」
提督「別件だが、俺の風呂の時間は1人の時間をくれ。部屋も個室で頼む」
佐世保「お安い御用です」
提督「明日から本格的に活動だ!やるぞー」
佐世保「(錠剤飲んでから全然声戻らないな・・・大丈夫かな?)」
ワイワイ、ガヤガヤ
提督「うるせ・・・今何時だよ」
時計「お昼12時」
提督「・・・あぁ、俺の鎮守府じゃねーもんな、耳栓居るな」
佐世保「兄様、もうお昼ですよ?」ガチャ
提督「夜型の人間に24時間起きろというのか」
提督「俺は朝寝て夜の6時くらいに起きるから・・・それじゃ」モゾモソ
佐世保「わかりました」
佐世保「不味い・・・歓迎パーティーが」
佐世保「本人不在で始まって終わる・・・」
提督「・・・おはよう」
佐世保「私はそろそろ寝たいのですが」←パジャマ
提督「この時間からが活動時間ですので・・・適当に出撃してきてもよろしくて?」☆ミ
佐世保「兄様・・・女装楽しんでますね」
提督「せっかくですし、色々やっておこうかと」
佐世保「駄目です。新人に出撃許可するほど馬鹿ではありません」
提督「では散歩してきます」
佐世保「まっ・・・それ一緒じゃないですか!!」
・・・
提督「♪~」テクテク
Iowa「こんにちわ」
提督「御機嫌よう」
Iowa「お姉ちゃんパンツ何色?」
提督「は?(なんだ・・・こいつ)」
Iowa「なにぃ・・・ゴブッ」バコーン
高雄「ごめんなさい、大変申し訳ないわ」
提督「は、はぁ」
高雄「私は高雄、この変態はIowaよ」
提督「私は夜風、気軽にてーちゃんとお呼びください」
高雄「こんな夜に如何いたしました?」
提督「私は夜型なので鎮守府内を回ろうかと」
提督「ちなみにIowaさん、私は今黒を吐いてます」
Iowa「ま、まじで!?」
提督「見ます?」ピラ
Iowa「み、みt・・・ブフッ」ハナヂ
高雄「Iowaは変態ですけど純情なのでお手柔らかに」トホホ
提督「女はこれ位攻めませんと・・・記憶に残りませんから(って翔鶴が言ってた)」ウフフ
提督「では御機嫌よう」ヒラッ スタスタ
高雄「恋愛し慣れてますわ・・・あれは」
Iowa「あれ脈あるんじゃない?」ポタポタ
高雄「遊ばれてるだけですわよ、馬鹿ちん」
佐世保「脚部艤装、200m訓練はじめ!」ピッ
提督「はっ!」シュイイイイイイイイイン
あきつ丸「はやっ・・・であります」
ギュウウウウウウウウウウウウウウウ
大鯨「でもあれ曲がれるのかしら・・・」
提督「おっとっと」キキー
あきつ丸「鉄壁スカート、さすがよこs・・・・おっと失言」
佐世保「・・・」ピ
佐世保「25秒・・・微妙に遅い」
提督「足痛いです・・・(ぜってぇ何もつけないほうが早いわ)」ズキズキ
・・・
佐世保「射撃訓練、始め!」
提督「はぁぁぁぁ」ズドドドドド
カ、カン カカカン
大鯨「・・・20発で8発」
提督「えぇい!当たらないわ!」ブン!
ザク
佐世保「ちょっと夜風!的に刀投げない!!」
あきつ丸「皆中でありますね」
大鯨「やっぱり・・・艦娘としては中の下ですね」
提督「・・・(俺、かっこわりい)」
朝潮「お疲れ様です」つタオル
提督「お恥ずかしい所を・・・」
朝潮「大丈夫です!すごいですよ!」
朝潮「艤装付けてこけない所か、射撃もぶれてないです」
朝潮「着任当時の私よりセンスありますから・・・少しずつ調整すれば」
提督「先輩、お優しいんですね」
朝潮「一緒に訓練しましょう」
提督「(俺はこんな小さい子から手解きを受けるのか・・・)」
提督「よろしくお願いしますね、先輩(大丈夫かな)」
朝潮「司令官、夜分遅くにすいません、訓練にいってもいいでしょうか?」
佐世保「どうしたの?」
朝潮「てーちゃんと訓練をしたいです」
佐世保「・・・」
佐世保「いいわよ、行ってらっしゃい。この刀をあの子に渡しといて」つ刀
朝潮「お!?重い・・・」
佐世保「気をつけてね」
・・・
提督「なにからしましょうか?」
朝潮「えっと・・・まずは艤装に慣れましょう。お散歩です」
提督「了解です」ニコ
・・・
提督「いいですね・・・とても気持ちいいです」♪
朝潮「涼しくていいですね~」
提督「先輩は夜の部メインなんですか?」
朝潮「まだまだ・・・私も2軍なので」
朝潮「でもすぐに霞に追いついて見せます!」
提督「(健気だな・・・こういう子が損な役回りをする)」
ヒュン
提督「!?、避けろ!」ドン!
朝潮「えっ・・・」
ドス
提督「ぐぉ・・・」
朝潮「て、てーちゃ!?」
提督「いってぇ、誰だよ。こんな古典的な矢撃ってきたのは」
泊地水鬼「マヨイコンダコネコガ2ヒキ」ウフフフフフ
泊地水鬼「イイワァ、ナブリガイガアル」
朝潮「・・・姫級。な、なんでこんな近海に」
提督「どいつもこいつも・・・自信過剰。だから痛い目を見る」バシュウ ポイ
朝潮「早く逃げないと・・・てーちゃん!なんで艤装を外して」
提督「さて、久しぶりの戦闘・・・だな」
朝潮「てーちゃん!逃げましょう!勝てっこないです」
提督「先輩は応援を呼ぶか安全な場所へ、私が何とかします」シャラン
提督「今日は三日月だ・・・三枚に下ろしてやるよぉ!!」シュン
朝潮「・・・ぁれ」
ポツーン
朝潮「て、てーちゃん?」
提督「ふっ・・・雑魚がぁ」小破
泊地水鬼「@@~」大破
提督「思ったより大した事ねぇわ、装甲あるだけの奴が」
泊地水鬼「オ、オマエ・・・ナゼコンナ」
提督「お、まだ元気か・・・2回戦やるか?」
泊地水鬼「ワガエングンニヨリシヌガイイ」
提督「援軍来るの?」
泊地水鬼「ウフフ、ソノトオリヨ」
南方棲戦姫「ソノトオリチャウワ、ボケ」バチコーン
泊地水鬼「ゴホォ!」
南方棲戦姫「カッテニシュツゲキシテ・・・キュウナンシンゴウトカアタマワルスギヤロ」
泊地水鬼「ダッテ・・・」
南方棲戦姫「マ、エエワ。ソレヨリ」
南方棲戦姫「ナンデジブン、ジョソウシテンノ?」
提督「ば、ばれた・・・だと!?」
南方棲戦姫「ハクハツデカタナトカオマエシカオランヤロ」
提督「す、すまねぇ・・・どうか内密に」人
南方棲戦姫「・・・ヨメニチクルゾ」
提督「あああぁぁぁ・・・勘弁して下さい」ドゲザ
南方棲戦姫「ジョウダンヤ、カエルデ」グイグイ
泊地水鬼「ジョ、ジョウキョウガ・・・」
南方棲戦姫「ソコノカンムス・・・ヨコスカノタイショウヤデ」
泊地水鬼「・・・・・・エェ!?バケモノデユウメイノ!?」
提督「俺、有名人だなぁ」
提督「あっちぃ・・・早く帰ろ」
朝潮「・・・」
提督「先輩・・・」
朝潮「見ていました。・・・姫級を圧倒するのを、あとお話しているのを」
提督「(不味いな・・・、何で逃げてないんだよ)」
朝潮「もしかして・・・てーちゃん」
朝潮「善の心を持った深海棲艦ですか?」
提督「・・・」
提督「ん?」
朝潮「艤装不要であの身のこなし・・・姫級以上の実力」
朝潮「てーちゃんは姫級以上に違いありません」
提督「い、いえ・・・違いますけど」
朝潮「大丈夫です。バラしたりしません。私がてーちゃんを守ります!」
提督「(そっちの方が都合いいかな・・・)」
朝潮「!?怪我してるんでした!急いで帰りましょう!!」
提督「(前途多難だな・・・」
・・・
霞「・・・」 岩陰д・)チラリ
佐世保「今日も平和ね~」
あきつ丸「お客様であります」
佐世保「・・・アポないわよ?追い返s・・・・」
???「失礼します」
佐世保「」
???「ある人に会いに来ました」
佐世保「今すぐ連れて来ます。少々おまt」
???「いえ、私が探しますので御気使いなく」ニコリ
・・・
食堂
朝潮「美味しいです」ニコニコ
提督「先輩、お口にソースが付いていますよ」フキフキ
朝潮「ありがとうございます」
提督「お構いなく」
大鯨「(提督さん、お話が・・・)」
???「探しましたよ」
提督「・・・」
鳳翔「」
提督「ほ、鳳翔・・・さん」
スタスタ
パァン!
提督「」ヒリヒリ
鳳翔「・・・」
大鯨「(綺麗な平手打ち・・・)」
鳳翔「心配、したんですよ」ポロポロ
提督「御免なさい、でも私は・・・」
鳳翔「もう、私の前からいきなり消えないで」ギュ
提督「ごめんなさい。もう、放さないから」ガッ
朝潮「て、てーちゃ・・・///」
大鯨「がっつりキスしてますね。ディープな」
Iowa「オボホッ」ブバッ
高雄「ああぁぁぁぁ、私のオムライスが!!」
Iowa「か、彼女がいた・・・」
高雄「だから言ったじゃありませんの・・・まさか彼氏ではなく彼女とは思いませんでしたが」
Iowa「なんか・・・死にたくなってきた」ズーン
高雄「ウブには辛い現実ですわね」
佐世保「あの・・・奥様、これはですね」
鳳翔「いいんです、こうして会えましたので・・・お咎めはしません」
鳳翔「それにこの人の我侭でしょう?」ビスビス
提督「ウゴッ・・・イデ」
鳳翔「提督、なぜ女装なんて・・・似合ってますけど」
提督「俺が提督の立場でしか物事を見れてなかったからさ」
提督「一艦娘の気持ちになって、もっと気の使えるようになりたかったんだ」
鳳翔「お優しい・・・でも貴方が抜けたことで皆さん心配してますよ」
提督「俺は一回り成長して帰る。それまでは待っていてくれ」
鳳翔「はい、では頼もしい貴方をお待ちしています」
提督「ありがとう、私の可愛い鳳翔」
鳳翔「なんだか不思議な気分です・・・女性の貴方に口説かれるのは」ウフフ
あきつ丸「バラはバラは」
大鯨「それは違うと思います」
鳳翔「」フリフリ
佐世保「奥方怖かったですね」
提督「極力連絡入れないって言ってたし問題ないだろ」
佐世保「彼女はなんと説明するんですか?」
提督「妻・・・彼女・・・」
提督「母親?」
佐世保「殺されますよ」
朝潮「てーちゃん!!」テテテー
霞「何で私まで・・・」
提督「あら先輩、如何しました?」
朝潮「さっきの人は彼女ですか?」
提督「いえ、彼女ではないですよ」
朝潮「もしかして・・・」
朝潮「てーちゃんは海外出身ですか?」
霞「・・・はぁ?」
朝潮「海外の方はちゅ、ちゅーが挨拶って聞きました///」テレテレ
霞「あんた・・・会話内容聞いてた?」
提督「昔、ドイツに・・・少しだけ」
朝潮「ほら、霞。やっぱりです」
霞「何がよ・・・」
霞「だらしない所あるみたいだけど・・・鎮守府内で問題起こさないでよね!」
佐世保「夜風、しっかりしなさい。風紀を乱したら・・・切るわよ」ニコニコ
提督「て、提督・・・ご冗談がきついですよ」アハハ
朝潮「ぜぇ・・ぜぇ・・・」
提督「休みませんか?炎天下ですし倒れたりしたら」←現在救護班
朝潮「まだ10キロも・・・ゴッホ」
提督「酸欠ですね、高雄さーん」
高雄「は~い、受け入れオッケ~よ」」
朝潮「ま、まだ」フラフラ
霞「休んでなさい。」ポィ つタオル
谷風「今日は特に暑いですから・・・ドリンクを」
磯風「休むべきだ。今体を壊すと後々」
朝潮「で、でも・・・私、全然・・・」ポロポロ
朝潮「こんなんだからずっと2軍に・・・」フェ・・・
提督「先輩、大丈夫です」ギュ
提督「自分のペースでいいんです。少しずつちかを付ければいいんです」
朝潮「てーちゃん・・・」ギュウウウ
提督「では医務室でお休みしましょう。クーラーが効いた部屋のほうがいいです」ヒョイ
磯風「おぉお姫様抱っこ」
霞「・・・心配して損したわ」
満潮「なんか煙出てない?」
谷風「・・・どこですか?」
提督「(うごおおぉぉおおぉぉぉ・・・あちいいいいい)」ニコニコ
提督「(炎天下出てくるんじゃなかったああああああ)」ジュウウウウ
あきつ丸「提督殿、すこし無理しすぎでありますな」
提督「あはは・・・」
あきつ丸「確かに朝潮は無茶が多いであります、ですが」
提督「あの子を見てて思った。多分無理をしてると」
提督「基礎が出来てないんじゃない。今の訓練に無理やり組み込んでいるだろ?」
あきつ丸「・・・」
提督「うちもスパルタだが・・・着任してからは基礎メインだ」
あきつ丸「・・・朝潮は着任が他の駆逐より遅かったのであります」
佐世保「だからといって特別視してもねぇ・・・」
提督「それで大事になったら如何する?同じ位置にいることがあの子にとって足枷になってる」
提督「劣等感がチームの連携を、自分を否定する。」
佐世保「・・・」フム
提督「俺が言うのもなんだが・・・個々に合わせた方がいいぞ」
佐世保「・・・ご指摘感謝します。そういうところ私はまだまだみたいですね」
提督「一意見だと思ってくれ」
朝潮「zzz」スピー
高雄「鎮守府内演習です」
Iowa「・・・熱いのでパス」
高雄「だから夕暮れを選んだんですよ」
朝潮「(頑張るぞい)」ムフー
満潮「振り分けは?」
高雄「提督からは・・・1軍を半分にと」
Iowa「じゃあ高雄とあたしを中心に分けましょ」
・・・演習振り分け中・・・
朝潮「頑張りましょう!てーちゃん」
提督「はい」
磯風「10~20とは多いな・・・連合艦隊みたいだ」
Iowa「よろしっく~、作戦はレッツゴー!!」
提督「いえ、戦力に合った配置から考慮するべきです」
提督「こちらには軽巡以上が数的有利です。であるならば・・・」
Iowa「あっ・・・はい、すいません・・・」
朝潮「(流石・・・私もこんな大人にならないと・・・)」メモメモ
満潮「ほんとに新人・・・?軍経験あると思うのだけど・・・」
Iowa「ここと、ここがポイントね。高雄ならーー」
提督「(Iowaと高雄がここの現場指揮か・・・さすが新鋭のエース。的確且つ被害が少ない)」
提督「うちに欲しいな・・・」ボソッ
Iowa「えっ・・・!?」
Iowa「わ、私が欲しいって///大胆・・・でも惚れちゃうかも///」
満潮「配置に付くわよ~付いてらっしゃい」
ハイ!
朝潮「行きますよ」
提督「了解です!」
Iowa「・・・」ポツーン
Iowa「ちょっと!!ちょっとドキドキしたけどボケに走ったんだからつっこんでよおおおおお」ウガー
高雄「来ましたわね・・・相変わらず突撃が好きなこと」
霞「全員構え!」
ジャキ
高雄「20メートルまで引きつけなさい。絶対撃ってはいけません」
霞「なんだが・・・鉄砲隊みたいですね」
高雄「三段撃なんて古いです。30は余裕ですわ」
高雄「あとどの位・・・」
提督「残念ながらもう付いてます」ニッコリ
谷風「周囲に複数の敵影、奇襲です!」
高雄「なっ」
満潮「水雷でも何でもいいわ、本隊が来るまで荒らすわよ!
朝潮「いきます!」バン!
霞「ふん!」ガン!
霞「前軍後方に全力前進!一度立て直すわよ!!」
提督「足止めをしましょう。今なら勝てます」
満潮「敵を分散させなさい!後退させたら一気に不利よ!!」
ハッ!
谷風「周囲に弾幕を!後退し、そのまま攻撃態勢へ移ります!」
リョウカイ!
高雄「・・・」
Iowa「・・・」
2人「私・・・もしかして空気?」
提督「(加減が分からん・・・どこまでなら怪我しない・・・)」ポイポイポイ
キャアアア ウワアゥ! アアアァァァ↑
朝潮「ヒゥ!! うわぁぁ」プルプル
提督「先輩・・・がんばって」
満潮「えぇい!あんたしつこいわね!」
谷風「戦いにしつこいも無いでしょ!」
提督「・・・混戦ってのは苦手なんですよね」イライラ
高雄「スキだらけでしてよ!」ドドドド
提督「フン!」バシャア
高雄「波で視界が」
提督「そこです!」ドン!
霞「あんたは大将でしょうが!大人しく下がってなさい!」サッ ガン!
提督「えぇい、取り巻きが優秀です」
霞「伊達に死線潜って来てないわよ!」
・・・
Iowa「急ぐのよ!私の出番がないわ!!」
磯風「おぉ、綺麗なお月様だ。今宵は満月かな?」
Iowa「磯風は可愛いわね~」ゲヘヘ
磯風「きもいぞIowa」
提督「」ピタッ
提督「あぁ・・・今日は、そうだったか」
提督「月が綺麗だ・・・」
霞「余所見してんじゃないわよ!!」バッ
朝潮「・・・!」
ドゴォ!
霞「・・・ぁ」フラァ
バシャン
提督【いい加減ごっこ遊びも飽きてきた所だ・・・実践という奴を叩き込んでやるよ】
高雄「・・・や、やかz」
提督【お前は少し集団戦を学べ】シュタ
バコーン
高雄「なっ・・・」
朝潮「な、ななななな」
提督【さぁ、小娘共かかって来い。俺を倒せたら勲章物だぞ】アハハハハハハ
・・・
佐世保・大鯨「あ~」
佐世保「あきつ~あの人呼んで~」
あきつ丸「了解であります」ピポパポ
大鯨「何人生き残るかしら・・・見物っちゃ見物ね」
佐世保「どぎついわぁ・・・」
佐世保「・・・」
あきつ丸「あら、また1人」
大鯨「残ってるのは・・・20人ちょいですね」
佐世保「半分か・・・1軍2軍なのに(´・ω・`)」
姉様「あの灰色の艦娘、なかなかやるではないか」
佐世保「あの子は駆逐のリーダーなんですよ」
佐世保「・・・」
佐世保「着いたなら連絡くださいよ・・・」
姉様「なんだ?見学のお誘いではないのか」
佐世保「あれを止めて欲しいのですが」
姉様「ん~」
・・・
提督【・・・ウヲオオオオオ】ゴゴゴゴ
姉様「あれは・・・私にそっくりではないか、もしや妹・・・」
佐世保「中将殿!!」
姉様「分かっておる、我が愚弟であろう」
姉様「では行くとしよう」バシュウ!
あきつ丸「おぉ、飛んでるのであります」
・・・
姉様「弟よ、いつの間に妹になったのだ」シュタ
提督【・・・姉様、久しぶりですね】
姉様「流石に自我が飛ぶことはなくなったか」
提督【あぁ、俺も大人になったわけですよ】
姉様【お前を止めろと頼まれてな・・・手合わせと行こう】
提督【1年振りですかね・・・大本営の時の、いや2年前か】
姉様【さぁ根性見せろ、我も成長しているのだ。ガッカリさせるな】
Iowa「え、えぇ・・・なにこれ」
佐世保『わたしよ、今のうちに全員に回収しつつ後退しなさい』ピピ
Iowa「は、はい?」
佐世保『夜風は舞鶴鎮守府の提督さんの妹さんよ。見たことあるでしょ?素手で深海棲艦吹き飛ばすの』
Iowa「・・・あぁ!!あの理不尽の塊」
佐世保『その喧嘩の巻き添えになったら・・・ミンチよ!皆を連れて逃げなさい!!』
Iowa「あいあいまむ!!」
ドドドドド バコーン ズドドドドド
朝潮「は、はわわわわわ」
朝潮「てーちゃんと舞鶴の提督さんが喧嘩を・・・」
朝潮「止めないと・・・」ガタガタ
霞「なに・・・してんのよ。逃げなさい!!そんなへっぴり腰じゃ無理よ」
朝潮「霞ちゃんだってふらふらです!」
霞「あの一撃貰って気絶ですんでよかったわ・・・」ゼェゼェ
朝潮「・・・でも止めないと」
霞「死ぬわ、あいつは・・・次元が」
朝潮「そんなことで諦めたら・・・!!悲しいじゃないですか」ダッ
霞「朝潮!!」
ギュイイイン
・・・
朝潮「てーちゃん!」
提督【・・・】ギロ
朝潮「・・・!!」ビクッ
朝潮「演習は終わりましたよ?・・・帰りましょう?」
提督【】クルッ
朝潮「駄目です!」
朝潮「喧嘩はよくないです!!」
姉様【余所見とは偉くなったもんだな・・・あぁ?】ガッ
提督【チッ・・・速い】
姉様【ビックバン!姉様パンチ!】ガッ
提督【くっ・・・】
ドン!
提督「なっ・・・!?】
朝潮「私が、守る・・・から」
提督【ば、馬鹿野郎!!】
佐世保「あの子、盾になるつもり・・・!?」
大鯨「これは・・・間に合わないわね」
あきつ丸「・・・ナムナム」
高雄「諦めはやっ!?」
提督「早く逃げろ!!今なら直撃は・・・」
朝潮「あ、あはは・・・足が震えてうごけ」
提督〖うおおおお!!!〗
ドッカアアアアアアアアアアアアアアン
姉様【しまっ・・・やってしまったか?】
朝潮「><」ウヅクマリ
提督〖大丈夫か?先輩さん〗
朝潮「あれ?」
提督〖責任感は人一倍つえーんだから・・・めんどくせーよ〗
朝潮「黒髪・・・あれ?」
提督〖こういうのは1軍になるまでとっときな・・・〗ナデナデ
朝潮「てーちゃんですよね?」
提督〖あぁ、あんたの後輩だよ。可愛い先輩〗
朝潮「かっ・・・///」
姉様「・・・」
姉様「我も返って古鷹といちゃいちゃする!!」
佐世保「ということで、夜風は舞鶴鎮守府の妹さんです」
提督「ご迷惑をかけて申し訳ありません・・・満月の夜は理性が暴走して・・・」
あきつ丸「そっくりでありますな~(棒)」
大鯨「白髪、高身長・・・美人姉妹ね(棒)」
Iowa「・・・あの資料映像の?」
佐世保「えぇ、この前皆から散々フィクションと罵られたあれよ」
高雄「・・・確かにあの眼光は恐ろしいものでした」
磯風「いや~凄まじいものだったな。性格が豹変していたしな」フフッ
谷風「笑い事じゃないですよ・・・負傷8割ですよ?鎮守府が傾きますって」
満潮「通りで強いわけね。あそこの提督は拳で海割るし」
Iowa「みっちゃん知ってたの?」
満潮「当たり前でしょ・・・あんな色物嫌でも目に入るって」
満潮「逆にあんたは何故知らないのよ?1軍でしょ、馬鹿じゃない!?」
Iowa「あぁ・・・ロリに罵倒されてる・・・レアよレア」
満潮「・・・きも」
朝潮「・・・」
霞「朝潮?大丈夫?ずっと黙ってるけど」
磯風「肋骨にヒビが入った霞が言うのか・・・」
朝潮「え・・・//////」カオマッカ
霞「熱でもあるんじゃないの?顔真っ赤よ」
朝潮「え・・・いや・・・じつは・・・」
朝潮「てーちゃんに恋しました///」
霞「・・・・・・はぁ?」
朝潮「大人のお姉さんに恋しちゃいました///・・・」キャー
霞「え・・・なんd、てかどこに・・・えぇ・・・」
提督「・・・」ザー
提督「雨ですね~」
谷風「そうですね~」
提督「雨の日は心が休まります」
谷風「訓練もお休みですし・・・今日は何をしましょうか・・・」
霞「怪我が治るまで・・・運動禁止かぁ、いたた」
満潮「大人しく読書でもしておきなさい」
朝潮「ご飯、持って来ましたよ~」
霞「ありがと・・・」
朝潮「あと、みんなの分のお菓子も持ってきてます!」
朝潮「クッキーです」
磯風「お菓子だ~いただくぞ~」ゴロゴロ
朝潮「てーちゃんもどうぞ」
提督「ありがとうございます」
朝潮「///」モジモジ
提督「美味しい・・・これは市販ですか?それとも何方かが?」
朝潮「えっと・・・その・・・しはんです」ゴニョゴニョ
満潮「手作りらしいわよ」
提督「先輩はお菓子が作れるんですね!私もよく作るんです」
朝潮「ほんとですか!!今度一緒に作りましょう!!」ニコニコ
霞「わっかりやす」
満潮「夜風は全然分かってないわね」
磯風「もぐもぐもぐもぐ」
谷風「こら!寝ながら食べない!」
佐世保「♪~~」カタカタ
大鯨「ご機嫌ですね、提督」
佐世保「もち、兄様のお陰で撃破スコアが・・・凄いことにね」
あきつ丸「姫級3隻撃破って勲章レベルであります」
佐世保「・・・全部訓練中の襲撃だけどね」アハハ
ピロン
佐世保「メール・・・大本営から」
佐世保「新人補充、さっそくじゃな~い」
あきつ丸「おぉ!何々・・・横須賀が受け入れ拒否のため」
大鯨「これたらい回しにされてるだけじゃ・・・」
佐世保「・・・いや、これは運命よ!多分」
佐世保「この子空母じゃない。そりゃそうだわ」
佐世保「快諾のメールおくっとこ」♪~
大鯨「ならば私の管轄ですね。新人ちゃんの部屋を用意しないと」
佐世保「楽しみだわ、兄様の歓迎パーティーも出来てないし・・・」
あきつ丸「大いに歓迎するのであります」
佐世保「絶対怖がらせないこと!!通達しといてね」
工廠
提督「よっと」ガシャン
阿賀野「こんにちわ~」
提督「こ、こんにちわ?」
能代「遠征任務でちゃんと挨拶できてなかったから挨拶に来ました。能代です。」
矢矧「矢矧と申します。お見知りおきを」
阿賀野「阿賀野は阿賀野だよ~てーちゃんだっけ~?綺麗だね~美人さん」
提督「ありがとうございます・・・」
能代「阿賀野姉ぇはのほほんとした人なんです。慣れるまでご容赦ください」
提督「いえ、一緒にいるだけで癒される・・・そんな雰囲気を感じます」
阿賀野「あっ!聞いた~?阿賀野は癒し系らしいよ~」フフン
矢矧「阿賀野姉ぇ・・・お世辞に決まってるじゃない」
提督「いえ、こう小動物のような・・・癒しを感じます」ギュ
阿賀野「わ~い。てーちゃん」ギュ
阿賀野「♪~」
能代「一瞬で懐いちゃった。なんという女誑し」
提督「そんなつもりは・・・」
矢矧「(あそこ)」
提督「ん?」
朝潮「」ジー
提督「せ、先輩・・・」
朝潮「」
阿賀野「んふふ」グリグリ
朝潮「」ジー
提督「あぁ、胃がいたい」
???「・・・」
大鯨「どうしました?」
???「ぁ・・・ぃぇ」
大鯨「お疲れですよね。今日はお部屋でゆっくりしてください」
???「・・・・・・はぃ」
大鯨「(何言ってるか全然聞こえない)」
佐世保「(無口な人ね・・・)」
・・・
提督「新人・・・ですか」
阿賀野「らしいよ~」
朝潮「歓迎パーティーも行うらしいです」
Iowa「また美人らしいよ」ウヘヘヘ
高雄「・・・このお茶美味しい」←無視
阿賀野「空母らしいからあんまり会う機会ないかもねぇ~」
Iowa「午後部隊は空母組みとは無縁だから・・・大和撫子とご縁が出来ないのよねぇ」
朝潮「空母が居なくてもてーちゃんがいれば無敵ですよ!」
提督「次暴走したら全滅かもしれませんよ」ウフフ
朝潮「そ、それは・・・」
Iowa「美人に殺されるなら・・・本望!YO!」
高雄「そろそろこいつ死なないかしら」
提督「不安定な力に頼るのは危険ですからね」
・・・
佐世保「ここが食堂よ、あそこで駄弁ってるのが夜組みの面子ね」
???「(ぅわ・・・・・・リァ充だ。)」
大鯨「みんな優しい子達だから気軽に接してあげてね」
???「ゼ・・・善処します」
提督「お呼びですか?」
佐世保「えぇ」
佐世保「新人の艦娘が来たわ。雲龍よ」
雲龍「・・・どうも」
提督「こんにちわ、夜風と申します」スッ
雲龍「・・・っ」ビクッ
佐世保「ストップ、実はこの子。人付き合いが苦手らしいの」
提督「・・・はぃ?」
大鯨「コミュニティ障害・・・が酷いらしいんです」
佐世保「資料によると優秀なんだけどねぇ・・・対人関係が壊滅的で」
大鯨「貴方なら解決してくれると思いまして」
提督「・・・大丈夫ですか」スッ
雲龍「」ウプ
ダダダーガチャ バタン
提督「これで駄目って・・・絶滅危惧種ですよ」
佐世保「兄様・・・何とかしてください」
提督「俺に何でもふるんじゃねぇよ」
佐世保「このままだと出撃に支障が」
提督「・・・えぇい、どこでも色物ばっかりだな」
部屋
雲龍「・・・落ち着く」ホッコリ
雲龍「外は・・・こわい・・・から」
コンコン
雲龍「あぶっ!?」ビクッ
提督『こんばんわ~夜風です~』
提督『明日、明後日は自由行動らしいのでごゆっくりしてください』
提督『後、御用があれば執務室にご連絡を・・・こちらが連絡一覧です』
雲龍「(開けずにドアの下から・・・)」
提督『なにか困ったことがあれば相談してください。それでは失礼します』
雲龍「無理やり、はいって・・・こなかったな・・・・」
雲龍「いい、人・・・かも・・・?」
Iowa「・・・」ペラ
あきつ丸「Iowaが静かとは珍しいでありますね」
大鯨「何読んでるの?」
Iowa「今月の鎮守府便り、可愛い子のってるから毎月買ってるの」
あきつ丸「・・・」
Iowa「勲章受賞者は・・・横須賀鎮守府が大半ね。すご~い」
Iowa「・・・取得拒否だらけなんだけど、なにこれ」
大鯨「興味ないんじゃない?」
Iowa「秘書艦の神通さんのコメント『旦那が出張中でやる気が出ない。早く帰ってきて欲しい〗ですって」
Iowa「美人だわ~人妻って感じがする」
あきつ丸「やばいでありますな・・・」
大鯨「あそこの提督さんは自由奔放ですから」
提督「こんにちわ~」
Iowa「てーちゃん!!これ一緒に読む~?」
あきつ丸「旦那が艦娘って絶対怒るであります」
大鯨「あ、あはは・・・」
雲龍「・・・」ドキドキ
雲龍「ッ・・・フッ・・・」ソロ~
コン・・・コン
ハーイ
提督「はい?」ガチャ
雲龍「はっ・・・こ、んばんわ」
提督「こんばんわ」
雲龍「あの・・・その・・・えっ・・・」オロオロ
提督「お茶飲みます?」
雲龍「・・・・・・はぃ」
・・・
提督「今日は紅茶を入れてみたのです」
雲龍「・・・(美味しい)」ズズ
提督「台風のせいで出撃がありませんからね・・・」
雲龍「あの!!」
提督「はい?」
雲龍「ご・・・ごはん、たべ、ましょ?」
提督「いいですよ?」
雲龍「(さ、誘えた・・・)」
提督「食堂にします?それとも何か作ります?」
雲龍「(じょ・・・女子力高い・・・)」
Iowa「まじで?手作り?」ヒョコ
朝潮「朝霜のてーちゃんのご飯食べたいです!!」ヒョオ
阿賀野「阿賀野も~」ヒョコ
提督「材料足りるかな・・・」
雲龍「ふえた・・・」
佐世保「雨ね~」
あきつ丸「訓練でありますか?」
大鯨「ジャージが汚れるので却下です。お洗濯が・・・」
佐世保「こうなると暇を持て余すわね・・・暴風で大雨。学生の頃は嬉しかったのに」
提督「おーっす」ガチャ
あきつ丸「どうも、随分フランクでありますな」
提督「声が戻ったんだが・・・」
大鯨「女装してその声は・・・ただのコスプレイヤーですね」
提督「あぁ・・・なんでこの前のやつをくれ」
佐世保「ところで兄様、この前勝手に出撃しましたね」
提督「・・・なんのことだ?」
佐世保「残念ながらうちは工廠にカメラが付いてまして・・・」
提督「くっ・・・ばれたか」クッ
佐世保「処遇は置いといて・・・スコアは?」
提督「スコア?」
佐世保「撃破数ですよ!」
提督「数えてないよ・・・」
佐世保「・・・」
提督「許してくれぇ・・・いつも適当に報告してるから数えないんだ」
大鯨「さすがですね~とりあえず30隻くらいにします?」
佐世保「流石に過剰報告は・・・」
提督「50から覚えてないんだ」
佐世保「・・・え?50?」
提督「おう、もっと狩った気がしたが覚えてるのはそこら辺だ」
佐世保「・・・素直に報告したら再提出くらいそうな数字ね、どうしましょ」ウムム
あきつ丸「1人で50は記入ミスと間違われそうであります」
提督「多すぎたら駄目とか・・・大変だなぁ」
提督「なにか・・・面白い施設はないものか~」ウロウロ
提督「といっても女性だけだからな・・・入ったら不味い部屋もあるかもしれん」
矢矧「おや、こんばんわ。てーさん」
提督「こんばんわ、矢矧さん(あぶね・・・)」
矢矧「何か探し者ですか?」
提督「お恥ずかしながら・・・暇を持て余しておりまして、散策を」
矢矧「ふむ・・・娯楽室でもいかれては如何です?」
・・・
提督「所属人数に反して狭くないですか?」
矢矧「そう?全員が一気に使うわけじゃないですし・・・」
提督「前に私が住んでたところは・・・倍ありましたね(俺の鎮守府・・・要望そのまま通してるからな、見直さないと)」
矢矧「ば、倍!?(前って・・・家のこと?家に娯楽室あるの!?ここの倍!?)」
矢矧「す、すごいですね」
提督「ゲームセンターもありましたし、カラオケルームに、メイク部屋も・・・」
矢矧「(ひょっとしてとんでもないお嬢様じゃないの・・・?)」
矢矧「ま、舞鶴のお姉さんと一緒に住んでたのですか?(きっと舞鶴のお姉さんが立てた家じゃないかしら・・・)」
提督「いえ、私一人ですね。姉様は舞鶴に構えていますね」
矢矧「・・・」
提督「この鎮守府と同じくらいですよ?」
矢矧「(・・・私の実家なんて一軒家・・・しかも部屋は姉妹共同だったのに)」
矢矧「(なんて不公平・・・)」
朝潮「潮が荒いとのことで・・・1週間偵察だけになりました」
霞「いいんじゃない?あたしそもそも出撃できないし」
提督「じめじめしてるのでありがたいですね」
霞「そうね・・・そこのティッシュとって」
提督「どうぞ」
朝潮「てーちゃん、あー」
提督「あー」モグモグ
磯風「膝の上にのっかって猫みたいだね」
満潮「面倒見いいから霞もそれに馴れちゃってね」
谷風「いいお姉さんが出来ましたね」
満潮「Iowaみたいな変態じゃないし大丈夫でしょ・・・あいつなら絶対事案起こすから」
磯風「確かに・・・」
谷風「いいすg」
Iowa「」←目から血涙
谷風「ひぃぃ!?」
Iowa「天使を膝に2人も乗っけて・・・ハーレムよ、うらやましい」グギギギ
高雄「人生やり直せば貴方でも出来るわよ」
購買
提督「ひろっ・・・」
提督「食品、化粧品・・・なんでもあるな」
提督「那珂の・・・CD、新曲・・・買わなきゃ」ガシ
能代「あ~店番・・・暇~」グデー
能代「阿賀野ねぇに変わってもらえばよかった~」
提督「こんにちわ~」
能代「こ、さぼってないですよ!」ビクッ
提督「ふふ、告げ口しませんよ」
能代「お恥ずかしい・・・」エヘヘ
提督「これください」ドッサリ
能代「は~いぃ!?・・・え?なにこれ」
提督「CDです!」ニコニコ
能代「・・・全部同じのですよ?」
提督「そうですけど?」
能代「那珂ちゃんの・・・新曲、ファンなんですか?」
提督「そうです。毎回このくらい買ってるんです」
能代「毎回ですか!?」
提督「部屋と別に保管室が必要なくらいで・・・」
能代「待ってくださいね~」ピッピッピッ・・・
能代「・・・合計でーー」
提督「はい、カードで」つカード
能代「・・・黒い」
提督「年間費がちょっと高いのですが・・・便利ですよ♪」
能代「す、すごい・・・規格が違う・・・」
・・・
Iowa「おわぁぁぁぁ、那珂ちゃんのCD全部ない!?昨日あったのに!?」
Iowa「馬鹿な・・・」ワナワナ
高雄「早く買わないからそうなるんですよ」
朝潮「♪~」
磯風「やぁやぁ、恋する乙女さん」ニュ
朝潮「磯風、どうしたんですか?」
磯風「面白くないな」
朝潮「??」
磯風「彼女の所に行かなくていいのかい?」
朝潮「この時間は・・・多分部屋でのんびりしてると思います」
朝潮「邪魔するのもあれですし・・・」
磯風「誰かに取られてしまうぞ」フフフ
朝潮「・・・意地悪ですね」
磯風「恋のキューピットさ~」
提督「ほら、今日こそ食堂に行きましょう」
雲龍「む、むり・・・人多い」
提督「ぜんぶジャガイモと思えば・・・」
雲龍「じゃが・・・いもの中で食事・・・したく、ない」
提督「なんで私は大丈夫でほかの人ダメなんですか・・・」
雲龍「てーは落ち着く」
提督「なんで・・・」
朝潮「てーちゃあああん」テテテー
磯風「焦りすぎだよ、可愛らしいねぇ」
佐世保「出撃部隊はどう?」
あきつ丸「接敵中であります。数は多くないので苦戦はしないと思うのであります」
佐世保「常に緊張感を持つこと、慢心は部下を死に追いやるわ」
大鯨「配置的にこうですかね・・・夜なので周辺が見えないのが難点です」
佐世保「旗艦は・・・」
大鯨「霞ちゃんですね。5人で出撃していますが・・・それとは別に横須賀の・・・」
佐世保「なんで!?」
大鯨「周辺を警戒してます」
佐世保「・・・ありがたいんですが、過保護・・・」
大鯨「2軍の子達も出てますからね、保護者が居るのが助かります」
朝潮「♪~」
提督「先輩の髪は綺麗ですね~櫛が水を解くようです」
朝潮「てーちゃんは上手ですね~全然痛くないです」
提督「櫛を解梳くのは得意ですよ!姉様が居ましたから」
朝潮「♪~」ルンルン
佐世保「・・・姉妹?」
Iowa「親子にも見えるわ」
佐世保「仲良きことは美しいけど・・・」
Iowa「いいわね・・・羨ましいわ」
佐世保「(今度鎮守府にテレビ局はいるけど大丈夫かしら・・・)」
佐世保「(レポーター那珂って人だけど大丈夫かしら・・・)」
春雨「那珂さんはいりまーす」
スタッフ一同「お疲れ様です!」
那珂「今日はよろしく~春雨ちゃん、資料持ってる?」
春雨「えっとですね・・・1時間枠の番組ですね。時間帯は午後6、7時で・・・」
あきつ丸「アイドルの貫禄じゃないのであります・・・」
大鯨「目が何人も殺ってる目だわ」
佐世保「時間まで仮眠もできるように部屋の調達もしているし、低く低く行くわよ」
佐世保「兄様の奥様は怒らせると鎮守府つぶれるから!!」
あきつ・大鯨「了解」
那珂「一通り挨拶してくよっか~、撮影いつから?」
<いつでも大丈夫です!
那珂「じゃ、2時間後でお願い。軍の仕事があるから」
<分かりました!
春雨「休憩取ります?お疲れでしょ?」
那珂「挨拶したらね~」ノビー
・・・
提督「・・・馬鹿な、何故」
朝潮「おぉ~テレビの那珂ちゃんです!!初めて見ました!!」キラキラ
霞「撮影?」
高雄「Iowaは?」
磯風「サイン貰いに行ったよ」
阿賀野「お~美人さんだ~かっこいい~」
矢矧「感想適当すぎでしょ」
提督「(出会ったら最後、立ち方から疑われ癖でばれる・・・どうしよ)」ダラダラ
能代「憧れの那珂ちゃんを前に緊張してます~?」ムフフ
提督「え、えぇ・・・ビシビシと(命の危険を感じてます)」ダラダラ
那珂「♪♪~♪~」
Iowa「あ、あの・・・那珂ちゃん!!」
那珂「はぁい?」
Iowa「サインください!」つ色紙
那珂「いいよ~」
Iowa「やったぜ!!」
那珂「応援ありがとね~」サラサラ
Iowa「頑張ってください」
春雨「サイン会場になるのはいつも通りですね~」ヤレヤレ
提督「」ヒョコ
春雨「・・・??」
提督「(久しぶりに見たけどあいつ無理してるな~)」
トク
提督「(一回顔出したほうがいいかな・・・)」
テイトク
提督「(いやしかし、だかしかし)」
春雨「提督、こんなところで何してるんですか?」
提督「・・・!?」
春雨「ポニーテールのウィッグ付けて衣装着込んで・・・コスプレですか?」
提督「ひ、人違いです」
春雨「隠すなら目元もメイクしたほうがいいですよ」
提督「こっちこい」グイ
春雨「うわわ」
・・・
カクカクシカジカ
提督「と、いうことです」
春雨「発想が次元を超えてますよ・・・」
提督「俺はいいんだけど、那珂のやつオーバーワークじゃないか?」
提督「心が泣いている気がする」
春雨「わかります?言っても休んでくれなくてですね・・・といいますか提督のせいですよ」
提督「俺が何とかするわ、春雨は那珂のスケジュール調整しといてくれ」
春雨「はい、艦娘兼マネージャー春雨にお任せを」
提督「いつから兼業してたっけ・・・?」
那珂「疲れた」
春雨「お休みになられたほうがいいですよ」
那珂「う~ん」
提督「失礼します」ガチャ
那珂「!?・・・どちら様?」
提督「私、佐世保鎮守府に所属しております。夜風と申します」
朝潮「朝潮です」
提督「我々の提督からお疲れであろうと・・・個室を用意させて頂きました」
提督「そのご案内をと」
那珂「なんか似てる・・・」
提督「どうされました?」
那珂「・・・ありがと、気持ちだけってのもあれだしお言葉に甘えさせて貰います」
提督「では此方へどうぞ」
提督「先輩、お先に部屋のチェックをお願いします」
朝潮「任せてください」
春雨「私も確認してきますね~」
パタン
那珂「ふぃ~」グデ
提督「・・・お疲れですか?」
那珂「そうだね~うちの提督が居ないからさ・・・姉が殺気立っちゃって」
提督「それは悪いことをしたな」
那珂「ほんとだよ~」アハハ
提督「俺は、別に出て行ったわけじゃないが・・・自分勝手だったかなぁ」アハハ
那珂「・・・ん?何て?」
提督「おいおい、俺の顔を忘れたか?数週間あってなかったが・・・」
那珂「・・・え?なんで女装してんの?キモ・・・」
提督「第一声それかよ!?」
那珂「声もあれだし・・・そっちに目覚めた?」
提督「まてまて・・・ん゛!んん!!」
提督「よっしゃ、戻った。本来のイケボ戻ったぞ」
那珂「も~こんなところで何してんのさ」
那珂「勝手にどっかいっちゃ・・・ダメじゃん」
提督「ごめん」
那珂「みんな心配してるよ、特に神通ちゃん」
提督「あぁ、俺艦娘やってるんだけどさ。その苦労も分かってきたよ」
那珂「え~そんなことしてるの?」
提督「後輩やら先輩やらあったり・・・旗艦の指示がヘタクソでも何とかしなきゃ行けなかったりさ」
那珂「いつ戻ってくる?」
提督「もう少し・・・待ってくれ。安心しろ消えたりしないから」
那珂「帰る場所があるんだから帰ってこないとぶっ殺すぞ☆」
提督「覇気がないぞ、ごめんな」ギュ
那珂「ふふん・・・仕事に逃げてた感は・・・あるね」
那珂「安心したら眠く・・・」
zzz
・・・
春雨「よいしょ」
現在入室禁止
春雨「3時間・・・4時間・・・位でいいかな?撮影は午後からで・・・と」メルメル
春雨「門番、がんばるぞ~」
提督「ありがとう、春雨。これからもサポートしてやってくれ」
春雨「お任せください。今日は夕立ちゃんがオフなので那珂さんのサポートでしたので」
提督「お前も休めよ?」
春雨「はい」
提督「那珂にもよろしく言って置いてくれ」
春雨「畏まりました」
・・・
磯風「嵐のように襲来して台風のように去っていったな」
霞「あれも仕事でしょ。大変よね~」
谷風「あのテンションの高さは流石です」
満潮「あれが私たちより戦果出してるって・・・横須賀は魔境だわ」
朝潮「一度見学に行ってみたいです・・・」
提督「大層なものじゃないと思いますが・・・」
朝潮「ん?」
提督「何でもないです~」アハハ
提督「今日も天気がよろしくないですね・・・」
朝潮「・・・」ウトウト
佐世保「今日は出撃無いからゆっくりして頂戴」
あきつ丸「台風が~」
提督「分かった」
佐世保「あと兄様・・・節度をお願いしますよ」ボソボソ
提督「ん?」
朝潮「zzz」
佐世保「距離が・・・ですね」
提督「親子みたいなもんだろ?大丈夫だって」
佐世保「兄様が大丈夫ならいいのですが」
提督「俺はおねんねした先輩を送ってくるわ、お疲れ~」
あきつ丸「・・・」
あきつ丸「報われないのであります」
佐世保「既婚者だからねぇ、眼中に無いってことでしょう。こっちとしては助かるけど」
あきつ丸「年の差というのは恋というより憧れでしょうか・・・」
佐世保「あの年ごろは一途だから・・・どうなることやら」
雲龍「・・・」オロオロ
雲龍「てーちゃんどこ?」
Iowa「あ~新人さんの雲龍たん。こんにちわ~」ニュ
雲龍「・・・」ビクッ
雲龍「だ、・・・・・・れ?」
Iowa「1軍旗艦をやってます、戦艦のIowaでーす。よろしく」スッ
雲龍「て、・・・手を出してきた?」
雲龍「こ、殺される?」
Iowa「はぃ?」
雲龍「」ポロポロ
提督「Iowaさん・・・何泣かせてるんですかぁ?」
雲龍「てーちゃん!」
テテテー ダキッ
提督「雲龍、一人で歩くと変質者に会うと言ったでしょ?」
雲龍「で・・・でもてーちゃんとお菓子たべたかった」
阿賀野「阿賀野もたべた~い」ニュ
雲龍「・・・」
阿賀野「?」
雲龍「」ナデナデ
阿賀野「うにゅ~なになに?」
雲龍「この子,可愛い」
提督「このまま部屋に戻りましょうか」
阿賀野「は~い」
雲龍「・・・」コクリ
Iowa「・・・」
Iowa「あぁぁぁあああぁぁ・・・・変質者扱いされてたぁぁぁぁl」ズデーン
ウネウネウネウネ
霞「なにあれ・・・キモ」
朝潮「・・・お菓子」
高雄「あれでも根はいいんですけどねぇ」
朝潮「お菓子」
佐世保「兄様」
提督「はい」
佐世保「私は遠征を頼んだはずなんですが・・・」
提督「そうだったな」
佐世保「撃墜スコアが増えているのは何故でしょうか?」
提督「それはな・・・敵が居たからだよ」
佐世保「指令所には厳禁と書かせていただきましたが」
提督「発見されて逃げきれなかったので」
佐世保「・・・」
佐世保「イレギュラーはあります。言い分も分かります」
提督「でしたら」
佐世保「資源は?」
提督「・・・」メソラシ
佐世保「捨てて来たでしょ」
提督「そんなことは・・・あります」
佐世保「もおおお!!兄様!!」
提督「すいませんでした・・・」
佐世保「罰として出撃以外の任務を課します」
佐世保「実は新人が来ます。その子のMentorになって貰います」
提督「一応新人なんだけど・・・」
佐世保「訓練一緒にしたり仕事内容のサポートをしてあげてください。具体的な指示は後日で」
提督「わ、わかった(目が怖いんだけど・・・)」
朝潮「今日はゼリーを作ってみました」
朝潮「喜んでくれるかな・・・」
コンコン
ハーイ
提督「なんでしょうか?」ガチャ
朝潮「てーちゃん!おやつ食べませんか?」
提督「せんぱい!いらっしゃい」
朝潮「今日も・・・作ってみたんです」
提督「ありがとうございます!お飲み物出しますので入ってください」
・・・
谷風「かれこれ週2で通ってますね」
磯風「通い妻かな」
谷風「スイーツ持った奥様とは可愛らしいですね」
磯風「当の本人は分かってないがな」
谷風「・・・」
満潮「おそらく直接言っても・・・ダメでしょうね」
谷風「あぁ・・・非情です」
磯風「我々でもアクション起こしてみる?」
満潮「面白そうってだけで首突っ込まないでしょ・・・」
磯風「恋のキューピットになるだけさ」フフン
谷風「ややこしくならなければいいですけど・・・」
提督「今日が顔合わせの日か・・・」
提督「どんな子かな~」コンコン
あきつ丸「・・・」ガチャ
あきつ丸「ご愁傷さまであります」
提督「は?」
あきつ丸「入ればわかるのであります」
提督「どういう事だよ・・・」
翔鶴「」ニコニコ
佐世保「」ハワワワ
提督「わーお」
翔鶴「あら~そこにいるのは?ダーリンじゃな~い」
提督「久しぶり、怒ってる?」
翔鶴「怒ってるに・・・決まってるでしょうが!!」バコォ!!
翔鶴「あんたねぇ・・・いつもいつも自分勝手に」
提督「まって!まって!首が、首が閉まるわ!」
翔鶴「どっか行くなら・・・連絡くらいしなさいよ」
提督「鳳翔か?」
翔鶴「いえ、北上からよ・・・」
提督「今度一度帰るから・・・待っててくれ」
翔鶴「その時は女装してこないでよ?」
提督「いつもありがとうな。大好きだよ」
翔鶴「愛してくれるならもっと行為で示して頂戴」
提督「それはいいんだが・・・」チラッ
翔鶴「気にしないの、あたしだけ見なさい」ガシ
大鯨「あらら・・・」
佐世保「///」アワワワ
あきつ丸「情熱的なのであります」
Iowa「うぃ~っす、WAWAWAわっすれ~」ガチャ
Iowa「うわっ!?」
提督「あ、Iowaさ」
翔鶴「こっちを見なさい」スッ
Iowa「ごゆっくり~」ダダダダ
朝潮「あの方は?」
大鯨「横須賀の翔鶴さんよ~」
霞「なんでここに?」
大鯨「視察って所かしら」
大鯨「後で訓練に参加してくれるらしいから挨拶はそこでね」
朝潮「おぉ~横須賀式の訓練ですか?」
阿賀野「あの人、ちょっと怖いな・・・」
能代「そう?すごい笑顔だけど」
矢矧「・・・会って話してみれば分かるんじゃ」
・・・
翔鶴「随分人気者ね」
提督「それは翔鶴が綺麗だからだよ」
翔鶴「普段言い慣れてないのに言わないほうがいいわよ」
提督「自慢の嫁なんだからちょっと気分がいいの」
翔鶴「女装して声まで変えた言われてもねぇ」ハッ
翔鶴「しかも思ったより足細いのがムカつく」ゲシ
提督「いまストッキング履いてるから!」イデェ
高雄「左翼!弾幕薄いわよ!!」
Iowa「分散しない!ってそこ変に固まらない!!」
阿賀野「あわわわ・・・」
能代「目が回ってきた」
矢矧「阿賀野姉ぇ・・・能代姉ぇ・・・っておわぁ!」ドカーン
雲龍「速い・・・カウンター・・・で攻撃が・・・」
大鯨「ひえーん、私も出撃なんて聞いてないですよ~」
朝潮「み、みえない・・・」
満潮「立ち止まらない!!こっち来なさい」ガシ
磯風「冗談すら思いつかないな」アハハ
谷風「磯風!こっちに」
ドカーン ドドドド
翔鶴「・・・艦載機40機程度で混乱してたら話にならないわよ」
佐世保「すいません・・・」
提督「なんじゃこの錬度・・・翔鶴すげぇな」
翔鶴「これでも1軍じゃないのよ?」ドヤ
提督「知ってる」
妖精さん?『どうすんだ?攻撃しだしていいのか?』
翔鶴「どうする?攻撃していい?」
提督「いいんじゃね?俺も参加してくるわ」ガション ジャキ
佐世保「出来れば・・・死なない程度に・・」
翔鶴「いいわよ~、殺す勢いでやりなさい」
妖精さん?『了解だ、コノヤロー』ガハハ
佐世保「あぁ・・・スパルタ・・・」
あきつ丸「ここの対空への意識が向上されるのであります。これはいい訓練でありますな」メモメモ
あきつ丸「対空射撃の演習をもっと増やして・・・それと・・・」
翔鶴「真面目ね~うちなんて適当だから意外だわ」
佐世保「結果はっぴょー」
ボロボロ ゴフッ ア~ パタリ
佐世保「死屍累々の所悪いけど・・・評定の時間よ」
佐世保「惨敗もいい所ね、気合入れなさい気合」
提督「いやぁ・・・とても強かったです」←無傷
朝潮「凄い避けてましたね、すごいです!」
提督「避けるので精一杯でしたけど・・・」アハハ
佐世保「今後は連携の強化、並びに対空への訓練を強化するわ」
提督「お強いですね」ニコニコ
翔鶴「喧嘩売ってるのかしら?」
提督「いえ、私も対空は苦手でして」
翔鶴「知ってるわよ、そもそも対空が機能しない時間しか出ないくせに」
翔鶴「今日は部屋借りるわね~明日帰るから」
あきつ丸「もう別荘みたいに使ってるのであります」
・・・
???「」ヒョコ
???「・・・ずっと無視される」
???「」T△T
Iowa「えっほえっほ」タッタッタッ
Iowa「私が旗艦なんだからしっかりしないと・・・」
???「あの~」
Iowa「ん?」
???「すいません・・・執務室は」
Iowa「美少女!!短髪美少女!!」
???「ひぅ!?」
Iowa「・・・あぁ、ごめんなさい。ちょっとテンション上がっちゃったわ」
???「はぁ」
Iowa「で、執務室だっけ?あそこの棟の1階よ、右にある入り口から入って真っすぐ30秒くらい」
???「ありがとうございます」
Iowa「私はここの旗艦、Iowa。あなたは?」
照月「照・・・月です」
Iowa「よろしくね、私は自主練に戻るわ」
照月「Iowaさんって凛々しいですね。これからよろしくお願いします!」ペコリ
照月「では」ニコッ
Iowa「・・・」
Iowa「やばい・・・恋に落ちたかも」キュン
Iowa「・・・」ポケー
高雄「Iowa、ちょっと?」
Iowa「運命ってあるのね」
高雄「台風で頭やられたの?」
あきつ丸「」フムフム
・・・
雲龍「・・・暇、だな」
雲龍「てーちゃん、どこかな・・・?」
雲龍「てーちゃん・・・」キョロキョロ
あきつ丸「」フムフム
・・・
提督「先輩、あ~ん」
朝潮「あ~」
朝潮「おいしいです!!」
提督「それはよかったです」ニコニコ
あきつ丸「佐世保鎮守府にも恋の季節なのであります」
大鯨「・・・いや、あれは親子か姉妹でしょう」
照月「失礼しま」ガチャ
提督「もう無理だって・・・これ以上面倒見れねぇよ!」
佐世保「でも兄様、対空のノウハウは横須賀の方が上なんです!それに実績もあります」
提督「秋月は俺が育てたわけじゃねぇよ!あれは嫁が面倒見てただけだって」
照月「(入っていいのかな?)」
佐世保「ぐぅ・・・じゃあ別の子に任せます」
照月「あ、あの・・・」
佐世保「あら、いらっしゃい」
照月「・・・失礼します。照月、ご指示により参りました」
佐世保「彼女が駆逐艦組の保護者、夜風よ。」
提督「私が一番後輩なんですが・・・」
提督「夜風と申します。お見知りおきを」
照月「照月です。よろしくお願いします」
提督「では挨拶回りに行ってきます」
佐世保「挨拶が終わったら、戻ってきて頂戴」
提督「畏まりました。では失礼します」
・・・
佐世保「う~ん、誰を付けようかな」
佐世保「高雄は・・・戦術古いからよろしくないし。Iowaに付けておこう」ピッピッピ
佐世保「Iowa~用事あるから、執務室にいらっしゃい」
提督「・・・」ガチャ
提督「疲れた」
提督「一杯飲んで寝よ」
阿賀野「こんにちわ~」ガチャ
提督「どうされたんですか?」
阿賀野「遊びに来ました~」エヘヘ
提督「そろそろ寝ようかと思ってたのですが・・・」
阿賀野「あ、お酒だ」
提督「未成年は駄目ですよ?」
阿賀野「今年二十歳だもーん。もう飲めちゃうよ~」フッフ~
提督「若いうちから覚えるものではないと思いますが・・・」トットット
阿賀野「阿賀野も飲みたい~」
提督「・・・いや、しかし」
阿賀野「能代が居ないから怒られないし、大丈夫大丈夫~」
阿賀野「ビールは苦いから嫌だけど・・・甘いのならジュースみたいで好き」
提督「これは日本酒ですので・・・結構きついですよ」
阿賀野「・・・」
阿賀野「」ペロ
阿賀野「に、にがい・・・」
阿賀野「いや、慣れれば美味しいはず」グイ
提督「あっ・・・一口は」
提督「・・・」
ザー
提督「今夜も雨・・・最近多いな」
阿賀野「暑い・・・頭痛い」ギュー
提督「一気に飲むからだ」
提督「酒ってのはちびちび飲むもんだよ」クイ
阿賀野「うぅ・・・」グデ
提督「重い重い、寝るなら自分の部屋帰れ」
阿賀野「てーちゃん、なんか言葉遣いが乱暴?」
提督「酒が回るとな」
阿賀野「だいじょぶ?」
提督「呂律が回ってないお前に言われてなくない」
阿賀野「さき寝るね・・・もう無理ぃ」ヨジヨジ
提督「そこは俺のベットだ」
阿賀野「あぁ~もう動けないよ」ポイポイ
提督「・・・いいか、晩酌に戻ろう」
阿賀野「zzz」
阿賀野「・・・あだまいだい」ウガア
能代「阿賀野姉ぇうるさぃ・・・」
矢矧「いつの間に帰って来たの?夜居なかったけど」
阿賀野「えっと・・・お酒飲んで」
能代「お酒飲んだの!?」
阿賀野「阿賀野ははたちだも~ん」
能代「次の日に響くから飲むなって言ったのに」
矢矧「どこで飲んだの?」
阿賀野「たしか」
コンコン
能代「はぁい?」
提督「失礼します」
矢矧「夜風さん?」
提督「お休みの所、申し訳ありません」
能代「どうしました?」
提督「阿賀野さんが昨日忘れていきまして・・・」つ袋
能代「ありがとうございます」
能代「なにこれ」ガサガサ
つブラ・パンツ
能代「・・・はぁ?」
提督「酔われていたので、そのまま帰られちゃいまして・・・」
矢矧「あ、阿賀野姉ぇ!?」
阿賀野「・・・わぁ~お、いま穿いてないや///」アハハ
能代「ちょっ・・・まじ?」
提督「あれだけ乱れるのは控えたほうがいいですよ」フフフ
阿賀野「・・・ぇ///」
提督「では失礼します」
能代「///」ウワー
矢矧「///」
阿賀野「え?え?・・・もしかして」
阿賀野「なんかやっちゃった///?」
・・・
提督「はぁ~脱ぎ癖あるやつは困るな~いきなり脱ぐそんで寝る」
提督「要注意だな」ウムウム、
照月「今日はにぎやかですね~ざわついてると言いますか」
Iowa「悪いことじゃないといいけどね」
照月「クールですね、Iowaさんは」ニコニコ
Iowa「そうかしら?」
Iowa「(そう、クールを装わないと常時気持ち悪い顔になりそうなの・・・)」
Iowa「(変人のイメージなんざついた日には首吊るわ)」
照月「おはようございます。高雄さん」
高雄「おはよう、此処の空気には慣れたかしら?」
照月「空気?」
高雄「雰囲気と言えばいいかしら・・・場所になれるのは当分かかるけど」
照月「あぁ・・・なるほど」
照月「なんとなくは」
高雄「Iowaは”戦場”では有能だからそれだけ手本にしたらいいわ」
Iowa「高雄ぉ・・・」
高雄「頑張りなさいな~」フリフリ
高雄「あっ・・・そうそう、阿賀野ちゃんが夜風さんに喰われたってもっぱら噂になってるわよ」
Iowa「なんとぉ!?」
高雄「呼び出しの放送もあったから結果はすぐわかると思うけど」
Iowa「守らねば」
照月「???」
佐世保「ないですよね?」
提督「当たり前だ。俺を誰だと思ってやがる」
提督「自分の女にしか手は出さんよ」
佐世保「ではこの案件は終わりです。次のほうが重要でして」
提督「次は何?」
佐世保「演習が決まったのですが、お相手が態々名簿を送ってくださいまして」
提督「へぇ・・・」
佐世保「これです」ペラ
旗艦 龍飛 以降、随伴艦ーー
提督「」
佐世保「ご存知ですか?」
提督「川内に神通、那珂まで・・・鈴谷と青葉もか」
佐世保「旗艦の方は・・・?」
提督「この名は・・・演習までに訓練詰めなおしといてくれ、”手加減しません”って面子だから」
佐世保「分かりました」
提督「演習メンバーの選出急げよ」
佐世保「兄様?」
提督「俺も余裕ないかもしれん、真面目に調整する」
佐世保「・・・本気だ」
あきつ丸「では選出ミーティングを行うであります」バタバタ
大鯨「名簿と成績表は準備済みです。早くしましょう」バサ
佐世保「わ、私も気合入れないと」
提督「・・・」
提督「スカート穿いてる場合じゃないな、いつもの軍服~」ガサガサ
~お着換え中~
提督「これで多少は」
朝潮「てーちゃん」ガチャ
提督「いかがしました?」
朝潮「・・・将校服?」
提督「昔着ていた服でして」
朝潮「勲章が付いてます!!」
提督「これだけは付けておかないといけなくてですね」
朝潮「なんで今着てるんですか?」
提督「今度の演習相手には敬意を払う必要がありますので」
朝潮「どこの鎮守府ですか?」
提督「横須賀です」
朝潮「あの翔鶴さんがいる?」
提督「あの方は非戦闘員の筈ですので、出てくるのはもっと戦い慣れてる人ですよ」
佐世保「夜風、今度の演習だけど・・・あなたも選抜メンバー入りよ」コンコン
提督「畏まりました。メンバーを集合させてください」
佐世保「指示済み。負けてもいいけど善戦してね」
提督「任せとけ」
朝潮「(てーちゃんが男らしいです///)」
提督「さて、男に戻ったことだし。一応演習の打ち合わせするか」
佐世保「よろしくお願いします」
提督「コルセットのせいで腰が痛ぇ」
佐世保「だからスリムだったんですね」
提督「楽だな・・・戻りたくねぇ」
佐世保「そんなこと言わないでください。で、今回なんですが・・・」
提督「時刻は午後・・・昼から夜にかけて、2艦隊用意の演習と」
佐世保「1戦目は2軍・新人による実戦経験を培う為の演習」
提督「2戦目は、俺の艦娘による惨殺ショーか」
佐世保「それを何とかするために訓練を倍以上にしてるんです」
提督「キレてないといいけど・・・最悪は俺以外は離脱させてくれよ?」
コンコン
Iowa「失礼すr」
提督「あ?」
Iowa「お、男・・・」
バタン
<ウオエエ
提督「失礼すぎるだろ」
あきつ丸「Iowaは大の男嫌いなのです」
提督「俺のパンツ見たがってたくせに」
あきつ丸「声まで変えてたら分かる訳ないのであります」
大鯨「パッと見分からないですからね」
提督「大鯨、あれの看病よろしく」
大鯨「えぇ・・・」
<オボボボボ
佐世保「あのままじゃ胃液どころか内臓物全部出すわよ」
大鯨「とほほ・・・」
佐世保「はい、いらっしゃい。今回の演習参加メンバーさん」
Iowa「態々呼ぶ意味ある?」
高雄「さぁ?」
提督「・・・」←女装に戻ってる
霞「私病み上がりなんだけど」
阿賀野「♪~」
雲龍「」
佐世保「今回の相手は横須賀よ」
Iowa「・・・え?」
佐世保「ちなみに撃破スコアの比較、はいドン」
ピ
阿賀野「・・・わぁ、私たちのスコア見えない」
佐世保「棒グラフにしてみたんだけど、桁が違いすぎてね・・・」
佐世保「死ぬことはないと思うけど、悪足掻きをするために特訓します」
高雄「勘弁してくださいまし」
あきつ丸「被害者選定ドラフトでは、”こいつなら鬱にならないだろう”って人を選んでいまして」
Iowa「被害者って言ってるし」
雲龍「あの・・・わたし・・・は?」
あきつ丸「空母枠であります」
雲龍「夜は・・・見えない」
あきつ丸「お相手は旗艦空母でありますからね、実戦で体感してみて欲しいのであります」
雲龍「・・・ぇぇ」
提督「(たぶん艦載機飛ばして来ないと思うんだが)」
佐世保「時間ないわよ~スケジュールはミッチリ詰めてあるから」
提督「楽しみ・・・ですね」アハハ
高雄「や、夜風さん・・・こんなキャラでしたっけ?」
Iowa「あぁ、怪我だけは勘弁」
あきつ丸「なんだかんだで当日までスキップするであります」
佐世保「・・・」ガタガタガタガタ
大鯨「提督、貧乏ゆすりと爪を噛むのをお辞めください」
佐世保「だって・・・昼はいいけど夜のが」
大鯨「諦めてください」ニコリ
提督「お~い、あいつら到着したぞ」
佐世保「」
・・・・
赤城「久しぶりね、佐世保のちびっ子ちゃん」
佐世保「お久しぶりです」
赤城「提督代行で来たわ、面子が面子だからね」アハハ
佐世保「よろしくお願いします」
龍飛「・・・」ギロ
佐世保「(こっわ・・・目が、こっわ)」
提督「久しぶりですね、龍飛」
龍飛「3年振りか?」
提督「あの頃の眼光は衰えてません・・・か」
龍飛「楽しみにしているぞ」
赤城「知り合い?」
龍飛「赤城も知っていると思うがな」
赤城「まじ?」
提督「(トゲトゲしているのも凛として良いなぁ、いつもの違う魅力がある)」
佐世保「あれ誰ですか?」ヒソヒソ
提督「ん?鳳翔だけど?」
佐世保「全然違うんですが・・・雰囲気から」
提督「大本営で一線に居た頃の名前が龍飛、口調から戻して気合十分だな」
提督「俺も頑張らないと」
佐世保「兄様・・・あの人とどうやって結婚したんですか?」
提督「一応、デキ婚」
佐世保「・・・」
赤城『よっしゃ行くわよ!』←無線
川内【任せといてよ】
神通【えぇ、早く帰りましょう】
那珂【・・・】
龍飛【クフフ】
青葉「付いて来るんじゃなかった」
鈴谷「諦メロン」
・・・
佐世保『すまんが、皆の命貰うわよ。答えは聞いてないから』
高雄「提督!?」
霞「あほらし、演習でしょ?」
提督「痛い目、見ますよ」
霞「はぁ?」
雲龍「くら・・・い、見え、ない」
あきつ丸「では演習開始するのであります」ピピー
龍飛【・・・沈め三下】バシュウ
提督「!?避けろ!」
ヒュン
霞「え?」
ズドン バキ
霞「ごぉっ・・・ぎぇ」
バシャァ
阿賀野「」
高雄「霞ちゃん!?」
Iowa「・・・的確に鳩尾を、この暗さで当てるなんて」
雲龍「艦載機を」
提督「飛ばすな、場所がバレる。夜間なら囮として使用しろ」
提督「このまま霞を担いで一度視界から消えるぞ」
霞「がっ・・・あっ・・・」ガタガタ
提督「鳳翔・・・本気過ぎだろ」
・・・
龍飛「視界から消えたな、一度下がるらしい」
川内「雑魚相手ならあたし達要らないんじゃない?」
神通「姉さん!失礼ですよ」
龍飛「今は私1人で十分だが、後々のために温存しておけ」
那珂「は~い」
青葉「こわい」
鈴谷「うん、こわい」
Iowa「目の前には格上が3人」
高雄「なんとか分散できたのはいいけど・・・ねぇ?」
・・・
提督「川内型3人の足止め、よろしくお願いします」ニコニコ
・・・
Iowa「ここまで来たら自棄よ!死ぬ気で時間稼いでやるわ」
高雄「あぁ、神様。出来れば骨折はしたくないです」
川内「おっ、やる気十分だねぇ」
神通「初々しいですね」
那珂「鳳翔さんと分散されちゃったけど・・・逆に良かったかもね」
那珂「(提督のテンションやばかったし、落ち着いた頃に合流すればいいか)」
龍飛「ほぅ、前よりも強くなってるな」バシュウ
提督「お前もな、好きな奴でも出来たのか?」ガキィン!
龍飛「ま、まぁな・・・3年も経てば」サッ
提督「堅物なあんたがそうなるんだ、本気だな」ジャキン
龍飛「ほぅ、射撃が出来るようになったのか・・・お前も成長したんだな。守るものでも出来たのか?」
提督「お陰様でな・・・命を懸けて守るものが出来た」
龍飛「そこまで言わせるとは、本気だな」
提督「お互い様だろ?」
龍飛「そうだな・・・では本気でアタックさせてもらおう」スッ
提督「もう十八番投入かよ・・・」
龍飛「今日は槍も持ってきているからな、楽しめ」フフフ
・・・
佐世保「・・・」
あきつ丸「あいつら戦いながらのろけてやがるぜ」
大鯨「頭おかしいぜ」
佐世保「規格外すぎるわ」
Iowa『助けてええええええええ』
高雄『イヤアアアアアアアアアア』
あきつ丸「可及的速やかに援軍を送るであります。持ちこたえるであります」
チュドーン ドッパ~ン
阿賀野「・・・漫画?」
鈴谷「そうだよね、漫画みたいだよね」
阿賀野「どうも」
鈴谷「空母は艦載機出してないし、もう片方は既視感あるし」
鈴谷「超獣決戦だよね」
青葉「笑顔で殺しあってる所がやばいですわ」
鈴谷「あれでも家では・・・ねぇ?」
阿賀野「えっと・・・その」
青葉「避難しますよ。退却は明日への進軍ですから」
鈴谷「くまの置いてきてるから早く帰りたいんだけど」
青葉「それは私も同じですよ、娘が寝る前に帰りたいです」
阿賀野「子供いるんですか~?」
鈴谷「ふふん、今いる6人は全員子持ちだよ」
阿賀野「わ~お」
川内「こいつ・・・けっこう粘るね」
Iowa「こちとら、片思い中じゃボケェ!こんな所で死ねるかぁ!」←中破
神通「恋する乙女ですか・・・いいですねぇ。懐かしいです」
那珂「あの頃を思い出すと・・・胃が痛いよ」
Iowa「まだ・・・まだ、看病してくれる好感度まで行ってないんじゃああああ、一人で療養生活は嫌よおおおお」
神通「・・・切ないです」
那珂「那珂ちゃん達、恵まれてたんだね」
川内「べったりだったからね・・・今思い返すと恥ずかしいわ」
高雄「余裕と慢心を・・・」ジャキ
川内「その差が見抜けないのなら、無謀と勇敢を履き違えてるよ」シュッ
ガガガン
高雄「なっ!?艤装の動力部位にクナイが!?」バチバチバチ
ボン!
Iowa「スタイルいいし可愛いけどド鬼畜・・・これが、横須賀」
Iowa「なにか、何か目覚めろ!今何とかしないとメンターじゃなくなる・・・」
Iowa「うおおお!!!なんとかなれええ!!!」
川内「よっと」
神通「よいしょ」ガション
那珂「ほーい」ガシャン
川内「これぞ、川内砲!」ジャジャーン
神通「46㎝砲は重いですね、長門さんはこれを2門所持とは・・・恐れ入ります」
那珂「姉さん肩脱臼しない?」
川内「絶対放さないでよ・・・両肩死んじゃうから」
神通「撃ったら骨折するんじゃないですか?」
那珂「動けないとか完全にお荷物だよね」
川内「やばい、いでででで・・・外して外して」
神通「やはり素手が一番です」
川内「あ゛~これ捨てて帰ろ」
那珂「馬鹿な所は昔から変わんないよねぇ」
那珂「提督が見たら嘆くよぉ」
川内「だ、大丈夫だし・・・最近音沙汰ないし」
那珂「案外近くて見てるかもね」
川内「それはそれでキモイかも・・・」
神通「帰ってきたら報告しましょう」
川内「はぁ!?」
那珂「一回叱られなさい」
神通「私も叱られて・・・まだちゃんと謝ってない」
川内・神通「早く帰ってこないかな・・・」
Iowa「ああぁぁぁああああぁぁぁ足攣ったああああああああ」ジタバタ
Iowa「し、沈む!アバボボ!!!!グバオッボ」バシャバシャ
那珂「あれ助けて帰ろ」
赤城「うちの全然被弾してないんだけど・・・」
佐世保「霞に高雄が負傷、Iowaはなぜか肉離れだし・・・」
佐世保「うちの1軍たちが・・・」オヨヨ
赤城「龍飛は・・・あら小破判定でてる」
佐世保「あn・・・夜風は」
佐世保「・・・あれ、耐久度0になってる」
赤城「はい?」
・・・
提督「静かだなぁ」
鳳翔「いいんですか?抜け出してきちゃって」
提督「いいだろ、一晩くらい」
鳳翔「今日は疲れました・・・貴方を傷付けちゃいましたし」
提督「それはお互い様だ。守るって言っときながらこれだからな・・・俺もまだ青い」
鳳翔「龍飛の時から・・・いえ鳳翔と名乗るきっかけとなったのは貴方のせいですよ?」
提督「いい男は罪深いもんだな」アハハ
鳳翔「なにか食べたいもの、ありますか?」
提督「味噌汁が飲みたいな」
鳳翔「お任せあれ」
天龍「・・・腹減った」ノソノソ
提督「天龍、久しぶり」
天龍「ってなんで帰ってきてるんだよ。連絡しろよ」
天龍「やっぱり鳳翔さんの飯は旨いな~」モグモグ
提督「いいだろ~俺のんだ」
天龍「間宮の飯もおいしいが鳳翔さんのは優しい味がするんだよな」
提督「幸せもんだ~俺」
翔鶴「あら、お帰りなさい」
くまの「ぱぱ!」
提督「ただいま」
翔鶴「どうしたの?いきなり帰ってきて」
提督「ちょっと近くまで来たんでな。くまの~」ダッコ
くまの「ぱぁぱ」ギュ
提督「このまま帰ってこようかな・・・」ナデナデ
翔鶴「あのちびっ子どうすんのよ、絶対惚れてるわよ」
鳳翔「まさか未成年を!?」つ包丁
提督「まてまて、慕ってくれてるだけだし・・・年上に憧れてるだけだって」
天龍「お前はいつまで経っても変わんねぇなぁ」
提督「天龍、そういえば居たな」
天龍「そういう所が全然変わってねぇって言ってんだよ」モグモグ
天龍「ま、怪我せずに帰ってくるこったな」
佐世保鎮守府
提督「ただいま~っと」ソロソロ
大鯨「お帰りなさい」
提督「あらいたの」
大鯨「大騒動だったんですよ。帰ってこないって」
大鯨「どこ行ってたんですか?」
提督「ご飯を食べに」
大鯨「・・・提督からは私から報告しておきます。今日はお休みになってください」
提督「ありがと」
大鯨「怪我したって事にしておいてあげますから、大人しくしててくださいね」
提督「えぇ・・・」
大鯨「提督を心配させた罰です」
大鯨「一種の謹慎処分ですね」ウフフ
提督「・・・(結構怒ってるよ、笑顔だから余計こえー)」
佐世保「惨敗でーす。1軍がこれなんで訓練強化です」
磯風「あぁ・・・神よ」ガクッ
谷風「まぁそうなりますよね」アハハ
佐世保「高雄は火傷、霞はむち打ち症に全身打撲・・・雲龍は引きこもっちゃうし」
佐世保「Iowaは肉離れ起こしてる、夜風も負傷中・・・阿賀野が奇跡的に無傷」
能代「阿賀野姉ぇ、なんで無傷なの?」
阿賀野「う~ん、横須賀の人とお話ししてた」
矢矧「能天気すぎ」
朝潮「てーちゃんも怪我・・・」
照月「・・・」
佐世保「横須賀は被弾1隻、しかも小破。確かにあれに糧とは言わないけど」
あきつ丸「弛んでるでありますな!がっつり鍛えるであります」
あきつ丸「神通殿から教育指南をうけたので早速訓練であります」
佐世保「は~い、皆外で集合ね。ジャージに着替えてくること。かけあーし」
ハーイ
Iowa「あぁ・・・地獄」
Iowa「当分動けないとか・・・」
コンコン
Iowa「は~い」
照月「失礼します」
Iowa「は・・・?」
照月「お見舞いに来ました。大丈夫ですか?」
Iowa「え、あ・・・その」アタフタ
照月「そのままで大丈夫ですよ。寝ててください」
Iowa「はい・・・」
照月「当分は運動できないですね・・・一緒に訓練できないのはちょっと残念です」
Iowa「」
照月「早く治してくださいね」ニコッ
Iowa「は、はーー」ビブシュウ!!
照月「Iowaさん!!鼻血!鼻血が!!」
Iowa「あ~体が軽く・・・」
照月「ま、待って・・・だ、だれかー!!」アワアワ
あきつ丸「」アセアセ
佐世保「あきつ?」ニコニコ
佐世保「報告」
あきつ丸「はっ!50キロマラソンにより酸欠で倒れた者15人、途中で嘔吐した者5人。意識不明1人」
あきつ丸「完走は・・・0人であります!」
佐世保「任せた私が愚かだったわ」
あきつ丸「横須賀はこれをこなしていると聞きます」
佐世保「あんな頭のネジ外れた戦闘狂軍団と一緒にしない」
提督「聞き捨てならんぞ」
佐世保「ちなみに兄様、横須賀の訓練は・・・」
提督「マラソンなら神通が全員を完走させてるぞ」
提督「無理にでも」
佐世保「鬼・・・」
提督「俺にも娘にも優しんだがな」
佐世保「それは旦那さんである貴方だからですよ」
提督「訓練な~」ウムム
提督「そうだな・・・訓練は軽めでいいよ。その分出撃させれば嫌でも気合入るから」
提督「うちはきつい分、訓練生をほとんど出さないからさ・・・そこを差別化してだな」
あきつ丸「おぉ指揮官っぽいってあります」
提督「指揮官だよ」
高雄「いたた・・・まだヒリヒリします」
能代「大丈夫ですか?安静にしたほうが・・・」
高雄「療養は暇ですからね・・・それに」
高雄「隣の金髪が煩いですから」
能代「あぁ・・・」
高雄「こうやって外で気分転換するのもいいと思いまして」
朝潮「てーちゃん、あ~」
提督「ま、待ってくだs」
阿賀野「阿賀野もおべんと作ってきたよ~たべてたべて」
提督「待って・・・」
雲龍「蕎麦・・・打ってき、た・・・」
提督「雲龍、部屋から出て来たんですね。って蕎麦!?」
雲龍「朝から・・・がんば・・・った・・・よ」
提督「待ってください!一つずつ頂きますので!おしこまn・・・ウゴォ」モゴモゴ
高雄「モテると大変ですわね」
能代「阿賀野姉ぇ・・・惚れたか」
お風呂
提督「♪~」
ガララ
あきつ丸「おや?」
提督「おいおい、入ってくんじゃねぇよ」メフザギ
あきつ丸「失敬、失敬・・・そういえばこの時間帯は提督殿用でありましたな」チャポン
提督「まじで入ってくるのかよ・・・」
あきつ丸「自分は気にしないでありますよ・・・体も貧相でありますから」
提督「俺が気にするんだよ」
あきつ丸「それにしても、提督殿は逞しい。鍛えてるのが目に見えます」ペタペタ
提督「やめろ、触るな・・・俺は出るぞ」
あきつ丸「冗談であります。少しお話がしたくお邪魔した次第であります」
提督「話?」
あきつ丸「いろいろと・・・」
提督「だったら俺の部屋に来い。風邪を引いたら元も子もない」
あきつ丸「・・・」
提督「俺は上がるからな、後でな」ザバァ
あきつ丸「・・・勃ってないのであります」(´・ω・`)
提督「どこ見てんだ」
あきつ丸「確かに貧相であると思っておりますが・・・」
提督「辞めなさい!」
提督「えぇい・・・俺は妻子持ちだぞ、興味本位で揶揄わないでくれ」
あきつ丸「なるほど・・・これ以上は餌を上げないと」
提督「俺は釣った覚えもないし・・・キープしたつもりもない」
大鯨「うわ~外道ですね」
提督「阿賀野は変に意識してるだけ、雲龍も優しくしてくれるから付いて来る」
提督「朝潮は懐いてるだけだろ?時期に収まるって」
あきつ丸「そうやって何人囲ったでありますか?」
提督「きゅ・・・9人」
大鯨「それちゃんと愛せてますか?」
提督「当たり前だろ、最近顔合わせてないけど・・・全員愛してるよ」
提督「鎮守府にいるときはちゃんと2人の時間作ってるし、外出だってするし・・・」
提督「記念日と思われる日は全部記録してプレゼント渡してる」
大鯨「そこまでいくとドン引きですね」コクコク
あきつ丸「モテる男は管理が完璧でありますれば・・・」
あきつ丸「それに子持ち、これはもう奸雄レベルですな。抜け目のない」
コンコン
阿賀野しつれいしまー」ガチャ
提督「(やばっ・・・俺いま風呂上がりでそのまま)」
阿賀野「・・・どなたですか?」
提督「あn--」
あきつ丸「自分の旦那であります」
大鯨「(えっ?)」
提督「(・・・)」
提督「(・・・・えっ?)」
阿賀野「えぇ!?あきつさん、結婚してたの!?」
あきつ丸「普段会えないので、提督が配慮を利かせてくれたのであります」
あきつ丸「大鯨は料理を作ってくれた流れで」
阿賀野「へ~以外だ~。キャリアウーマンってイメージだった」
あきつ丸「『人に歴史あり』であります。この事は内密に、Iowa殿が発狂するので」
阿賀野「そうだね、邪魔しちゃ悪し出直すね。おやすみなさーい」
パタン
提督「あきつ丸さん・・・一体これは」
あきつ丸「これで見られても、自分の旦那で通せるであります。既婚者なら警戒が薄くなるでしょう」
大鯨「(これめんどくさくなるパターンのやつだ)」
提督「はぁぁぁ・・・辞めてくれよ。噂で横須賀に流れたらどうすんだよ」
あきつ丸「その時は・・・責任取ってもらうでありますか?」アッハッハ
・・・
阿賀野「ビックリしたな~まさかあきつ丸さんが」
阿賀野「ん?この部屋って」
『夜風』
阿賀野「んん?」
阿賀野「・・・」ポクポクポク・・・
阿賀野「ま、いっか!」チーン
照月「今日は肌寒いですね」
Iowa「そうね」
照月「完治までどの位なんですか?」
Iowa「聞いた話だと3~4日安静にして様子見るって、2~3週間掛かるかもしれないらしいわ」
照月「い、意外に重症なんですね」
照月「ゆっくりして早く治してくださいね」
Iowa「ありがと」
Iowa「変わったことあった?雑誌を読むか高雄と世間話しかしてないから」
照月「えっと・・・たしかあきつ丸さんの旦那さんがいらっしゃったとか」
Iowa「まじ!?あいつ結婚してたのか・・・」
照月「はい、大鯨さんと阿賀野さんがお会いしたと」
Iowa「大鯨なら情報は確かね・・・」
Iowa「普段手袋してるから指輪に気づかないし・・・盲点だった」
高雄「それまじですか?」
Iowa「起きてたのね。らしいわよ」
高雄「ま、負けた・・・」ガクッ
高雄「あいつ・・・飲みの時は『自分は結婚とか興味無いであります』とか言ってたくせに」クッ
高雄「姉さんに続いて遅れを取るか・・・」
Iowa「もう結婚してたから興味ないんじゃ」
高雄「うわぁぁぁ・・・一人取り残される」(´;ω;`)
Iowa「まだ2●歳じゃん?そんな気に病むことじゃ」
高雄「病むわ!もうすぐ三十路だぞ!!」
Iowa「(怖っ)」
提督「さっむ」ビュオオオオ
提督「こんな日も訓練とか嫌ですね」
朝潮「・・・へいぎでず」ズビズビ
提督「先輩・・・部屋に戻りましょう。もう満身創痍です」
朝潮「だ、だいじょーぶれす」
提督「はい、ちーん」
朝潮「」チーン
提督「あきつ丸さん」
あきつ丸「了解であります」
提督「よっと」ダッコ
朝潮「うわぁ」
提督「部屋に戻りましょうね。体調悪いのに出てきちゃ駄目です」
提督「お薬飲んで早めに寝ましょう」
朝潮「はい・・・苦いのは、やです」
提督「甘い薬なんてありません」
・・・
満潮「完全に母親ね」
磯風「朝から咳いてたからな、私たちも予防しておかなくてはな」
阿賀野「くっ・・・風邪をひいておけば」ダンッ
雲龍「・・・」
矢矧「あきつ丸さん、室内で訓練しましょう、病人増えそうです」
あきつ丸「・・・そうでありますな、今日は室内でバスケットボールに変更であります」
能代「体育の授業みたいな変更ね・・・」
あきつ丸「射撃は放物線を描くでありますからな、そういう所を意識して取り組むであります」
能代「ぐっ・・・思ったより考えてる」
あきつ丸「これでも秘書兼訓練指導艦でありますので」ドヤァ
朝潮「( ˘ω˘)スヤァ」
提督「点滴であそこまで泣くとは・・・まだまだ子供だな~」
提督「俺の娘もこうなるのか」
Iowa「あ、てーちゃん。ちわー」
提督「御機嫌よう、経過は如何ですか?」
Iowa「歩くと痛い」
提督「ゆっくりしてください」
照月「夜風さんこんにちわ」
提督「照月ちゃんも居たのですね」
照月「Iowaさんすぐ遊びに行こうとするので」
Iowa「暇ですし、照月ちゃんとお話するのは楽しいけど・・・やっぱ外の空気が吸いたい」
照月「もう少しの我慢ですよ」
あきつ丸「失礼」ガララ
あきつ丸「ここに居りましたか・・・訓練をサボるとはやんちゃですな照月」
照月「うぐ・・・」
あきつ丸「Iowaや高雄が心配なのは・・・自分には分かりかねるでありますが」
Iowa「おいこら、心配せんかい」
あきつ丸「まともに戦闘せず、自滅したのは誰でありましたっけな~?」オッ?オッ?
Iowa「ムカつく・・・」
照月「すいません」
あきつ丸「いまは皆で遊んでると思いますから、合流しましょう。夜風殿も、よろしいかな?」
提督「えぇ、先輩を寝かしつけましたので。合流致します」
あきつ丸「Iowa、では借りていくであります。ちゃんと療養するように」
ガララ ピシャ
Iowa「あぁ天使と女神が・・・」オヨヨ
高雄「(サボってたのか・・・態々?)」←読書中
霞「はぁ・・・暇」←ギプス装着中
満潮「運が無かったわね」
霞「あたしもまだまだ・・・」
霞「ほら、この雑誌」
満潮「軍の情報誌?『最前線で戦う駆逐艦』」
霞「えぇ、そこら辺の重装艦よりも戦果上げてる駆逐だってさ」
満潮「桁が違うわね・・・」
霞「横須賀の暁、雷・・・大本営の吹雪」
霞「筆頭格は風格がある・・・こう、表現しずらいけど。こうなりたい」
満潮「このままいけば載るんじゃない?うちからも」
霞「誰よりも強くなりたいわけじゃない・・・けど、自分の身は自分で守りたいわ」
満潮「怪我治すのが優先ね」
谷風「お菓子買ってきましたよ~」ガララ
磯風「はっはっは・・・はぁ」
満潮「どしたの?」
谷風「好きなお菓子が売り切れだったので落ち込んでます」
磯風「終わりだぁ・・・この世の・・・」ヘナヘナ
霞「あほらし」ケッ
満潮「(このままが一番ね。強くなって出撃増えたら、こんな会話も出来なくなっちゃう)」
佐世保「兄様~」ガチャ
提督「誰かに聞かれたら不味いので入ってからお話しください」
佐世保「おっと失礼しました」
パタン
佐世保「お手紙です」
提督「・・・俺に手紙送ってくるなんざほぼ1人だな」
佐世保「神通さんからです」
提督「なんだろう、近状報告かな?」ベリ カサカサ
提督「・・・」
提督「一度帰ったほうがいいかなぁ」
佐世保「なにか問題でもありましたか?」
提督「問題っちゃ問題だな・・・ほれ」
佐世保「?」
佐世保「・・・・・・・・・あの、同じ文字が羅列されてるんですけど。一面に」
提督「病んでる気がする」
佐世保「いやこれ・・・病んでますよ」
提督「一度顔見せてくる。電話とかで連絡は取ってたんだがなぁ」
佐世保「結婚って大変ですね」
提督「俺もまだまだガキってことだな・・・」
横須賀
キキィー
提督「帰って来たぜ、我が家」バタン
提督「さてと」ガシ
ガチャガチャガチャ
提督「あれ・・・鍵が・・・開かない」
提督「ん?ん?」ガチャガチャ
提督「えぇい、2重で鍵かけおったな」
雷「あら、司令官じゃない」
提督「雷、よかった~」
雷「どうしたの?帰って来たの?」
提督「休みが取れたので帰ってきました」
雷「そうだったの、実は鎮守府がオートロックになったのよ~」ウフフ
提督「俺んちはいつから高級マンションになったんだよ」
雷「あと指紋認証とID認証も必要になったわ~」
提督「研究機関かよ・・・」
雷「司令官も入れると思うわよ?川内さん達が設定してたし」
提督「よかった・・・縁切られたのかと思ったぜ」
雷「そこのパネルに手を立ててみて」
提督「ほい」ピッ
ガション
提督「・・・・・・???なんか手錠に拘束されたんだけど・・・」
雷『川内さ~ん、司令官を拘束したわ~』
提督「あっ・・・てめっ、俺を売りやがったな!!てか俺帰ってきただけだろ!?」
雷『懸賞金を逃すほど・・・私は馬鹿じゃないわよ~』ウフフ
提督「家に帰ってきただけで大層だなぁ!?」
神通【アハハ】←血塗れ
赤城「やばいわね・・・ストレスで人格が」
神通【アガガ・・・グギギギ】グシャゴシャ
那珂「初恋がそのまま結婚になってるからね・・・依存度高いんだよ」
赤城「恋愛結婚の弊害か・・・」
鈴谷「帰ろぉ・・・もうお昼手前だよぉ・・・軽く10時間経ってるし」
川内『うぃ~っす、大丈夫?』
赤城「元気よ、保護者としてついてきたけど・・・赤潮って人工的なものだったのね」
川内『そういや提督が休みだから帰ってきた。娘の面倒見てるよ』
赤城「まじ?あいつ・・・やっとこさ顔見せに来たか」
神通「ふん!」ザバァ!
鈴谷「潜った・・・」
那珂「神通ちゃん!?どしたの?脚部の故障でも起きた?」
神通「こんな姿見せられません。ちゃんと落として帰らないと・・・」
赤城「服に染み付いてるんだから諦めなさい」
神通「では帰って、着替えてシャワー浴びて会いに行きます。お疲れ様です」ギュイイイイイイイイイイ
赤城「は・・・はや」
鈴谷「あたしも会いたいけどあそこまでじゃない・・・」
那珂「マジってのは怖いよ。娘いなかったら提督探しに行ってると思う」
神通「提督・・・会いたかったです」
提督「ただいま、神通。今日は一段と綺麗だな」
神通「張り切っちゃいました」ウフフ
提督「この時期にホットパンツ・・・寒くないか?上はセーターだけど」
神通「好きな人の前ですから、お洒落だって気にしますよ♪」
神通「室内では暖かいので・・・それに今は、心も温かいです」
提督「ごめんな、寂しい思いをさせた」ギュ
神通「ホントです・・・心に空いた穴は埋められない。とても深い闇でした」
神通「私は重い女と言われますけど・・・」
提督「それが幸せの重みなんだよ。俺は幸せだ。愛してる」
神通「はい・・・」
Bismarck「あのね・・・」
Bismarck「ここ!あたしの!!部屋の前!!邪魔!!!」
Bismarck「砂糖が体の穴という穴から出るわ!!」
漣「きもっ・・・想像したら吐きそう」
Bismarck「や、やめろ!!キスをするな!?人の部屋の前で!?!?」
グ、グワアアアアアアアアアアアアアアアア
漣「やることは自室でやるから大丈夫っしょ」
Bismarck「あ、あんたは・・・醒めすぎ」ゴホッゴホッ
あかぎ「ぱぱー」
提督「よっと」ダッコ
じんつう「じんも!」
提督「はいはい」
あおば「あおばも」
しょうかく「はやくはやく」
あまぎ「あまぎも・・・」
提督「まてまて、順番だ順番」
せんだい「ぱぁぱ!」ヨジヨジ
提督「おわー登るな!落ちたら危ないだろ」
青葉「さすがお父さん。人気ですね」
明石「子守りしてくれるだけでも楽ですね~」
那珂「出張でも週に1回は帰ってきてくれるといいんだけどね・・・」
川内「♪~」
赤城「のんびり話もしたいんだけど、こうも子供に取られるとね」
翔鶴「あいつ・・・場所特定されないためにお土産”赤福”よ」
青葉「最悪、GPS付ければいいですし」
翔鶴「発想が病んでるわよ」
提督「ご苦労さん」
北上「お久しぶりです」
提督「ごめんな、任せちゃって」
北上「もう慣れました。それに指示もなく淡々と仕事ができる環境ですから」
阿武隈「楽っすよね~」
提督「破産しなかったら何とかなるだろ」
阿武隈「それはそれで如何なものかと」
提督「利益率のために経営してないし~国民のためだし~」
北上「ご指示通りにボーキサイトは95%は横流し、残りは備蓄しております」
北上「それで出た利益がこちらの書類。ぶっちゃけ株式上場出来る位には黒字ですよ」
提督「全部艦娘に分配しといてくれ、駆逐艦には多目にな」
提督「将来のために備蓄はしっかりと」
阿武隈「そして将来ホストに引っかかる・・・」
提督「や、やめろぉ!!」
提督「うちの子達はいい子だから・・・言われると心配だなぁ」
阿武隈「親バカ・・・」
那珂「・・・」ムクリ
提督「zzz」
那珂「」つ手鏡
手鏡「嚙み跡は・・・やばいんとちゃう?」
那珂「やばい」
・・・
大和「那珂さん・・・仲が良いのは分かるのですが」
那珂「なにも言わないで、自分がアイドルってのは自覚してるから」
大和「それもありますが、提督のほうの噛み後もですね・・・出血するまで嚙まなくても」
提督「いや~昨日は積極的でして」アハハ
大和「喉元は危険です。強く嚙むと出血多量になる恐れがありますから」
大和「興奮状態は血流が増加しますし、脳に血が回らず昏睡状態になる可能性もあります」
大和「行為中の死亡事故は多いので気を付けてくださいね」
那珂「すいません・・・」
那珂「好きな人とってのは込み上げるものがあるんですよ」
大和「アイドルが発言してはいけない単語がぼろぼろ出てますよ」
那珂「黙っときます」
提督「これからは気を付けような」
那珂「うん」
大和「(提督の首元、処置するのこれで13回目ですよ・・・バイオレンス過ぎ)」
提督「さて、そろそろ戻らないとな・・・」
北上「では今のうちに行ってください。私から説明しておきます」
阿武隈「ちぇっくよーし、金属探知通過。持って行って大丈夫ですよ」
提督「俺はV,I,Pか」
北上「あら自覚があったんですね、ならとっとと佐世保へどうぞ」
提督「あとはよろしく頼んだ」
ブロロロロロ
北上「さて、執務室に籠城しますよ」
阿武隈「またですか・・・この前も1週間籠城しましたよ」
北上「攻撃されるよりマシです。明石さんを懐柔してますので2日で済むかと」
阿武隈「最悪・・・」
北上「それはこちらも同じです」
妖精さん?「はぁ・・・くそが、また壊れやがった」
翔鶴「あんたねぇ・・・艦載機もタダじゃないのよ」
妖精さん?「へいへい・・・」
翔鶴「被弾ならともかく、訓練のたびにぶっ壊すのやめてくれる?」
妖精さん?「だったらあの古くっせぇ機体使うんじゃねぇよ!バカヤロウ!!」
妖精さん?「埃くせぇシートに・・・この操縦桿油差してんのかぁ?あぁ?」
翔鶴「うっさいわね!紫電なんざ訓練に使えるわけないでしょうが!!あれの運用費見てから言いなさいよ」
妖精さん?「訓練で慣れとかなきゃ意味ねぇだろうが!!馬鹿か!?コノヤロウ!!」
妖精さん?「お前の旦那だろうが!掛け合えや!!」
翔鶴「うちはもともと昼出撃無いでしょうか!!頭湧いてんじゃないでしょうね?」アァ゛ン?
ギャーギャー
あかぎ「なかがいいねぇ」
しょうかく「なおしはやさしい、でもいつもほんき」
あまぎ「しょうかくかあさまとそっくり」
じんつう「しょうかくおねえちゃんもあぁなるの?」
しょうかく「わかんない」
じんつう「やさしいのがいい」ギュ
しょうかく「じゃぁそうするー」ギュ
キャッキャ
Iowa「復活!」
高雄「その日に出撃ですか・・・そうですか」
Iowa「いいんじゃない?肩慣らしに近海だし」
Iowa「余裕!余裕!」
霞「調子乗ってると沈むわよ?」
阿賀野「てーちゃん帰ってこないね~」
朝潮「ですね・・・(´・ω・`)」
・・・
Iowa「おっ・・・敵影補足」
高雄「子供?・・・でも深海棲艦ですね」
霞「威嚇射撃したら逃げるんじゃない?」
Iowa「じゃ、いっぱつ」ドカン!
北方棲姫「ポ?」
シュン ガギン!
Iowa「撃ち落とされたんだけど・・・」
霞「・・・ってあれ姫級よ!?」つ双眼鏡
朝潮「ま、また近海に・・・」
Iowa「一人だし行けるんじゃないしら・・・」
高雄「マジで言ってる?」
Iowa「相手は1隻、それにチビだし」
北方棲姫「ポ!!チビジャナイ!!」(# ゚Д゚)
北方棲姫「ヒトノツリヲジャマスル・・・オロカモノメ。ホッポガセイバイスル!!」ムキー
南方棲戦姫「・・・」
朝潮「い、いだい・・・」ヒグ
阿賀野「うぁぁ・・・」フラフラ
タ級「ドウシマス?」
南方棲戦姫「ヨワイ・・・ヨワイゾ」
Iowa「姫級・・・一撃が重すぎ・・・」
北方棲姫「ホッポハセニトウボウエイ」
タ級「ヤッチャイマス?」
南方棲戦姫「ソダネ」ジャキン
ピリリリリ
南方棲戦姫「ン?ハイ?」ピ
提督『ストップ!それ殺すの勘弁してくれない・・・?』
南方棲戦姫「エーデモ、ウチラコウゲキサレタンヤデ?」
提督『待ってくれ、そっち行くからさ』
南方棲戦姫「ヨコスカコッチクルッテ」ピ
北方棲姫「オーヒサシブリ!イッショニツリスル」
南方棲戦姫「ジャアマットキマスカ」
霞「(深海棲艦でも携帯って持ってるのね・・・初めて知ったわ)」
提督「すまんな、待ってもらって」シュタタタ
Iowa「あきつの旦那だ」大破
提督「ここは任せとけ、さっさと逃げろ」
高雄「何を・・・」大破
北方棲姫「オヒサー」
提督「久しぶりだな。ごめんよ・・・喧嘩売っちゃって」
南方棲戦姫「ッタク・・・デ?」
北方棲姫「ツリ!」
提督「釣りか?別にいいけど・・・何狙いなんだ?」
北方棲姫「クジラ」
提督「こんな近海じゃまず居ないな・・・」
朝潮「あ、あの・・・なんで深海棲艦と・・・」
霞「足元見て」
朝潮「え?」
朝潮「脚部に装備がない・・・どうやって浮いて・・・?」
阿賀野「人間・・・なの?」
提督「さっさと逃げないと機嫌損ねて殺されるぞ」
Iowa「だけどっ」
提督【助けに来てやってるんだから、早くしろ】
Iowa「・・・っ!?」ゾクッ
提督【だから調子乗ってる奴は・・・】
朝潮「ありがとうございます」ペコ
朝潮「逃げましょう」
提督【おう、またな】
高雄「何者・・・?」
提督「・・・おいおい全然釣れないじゃないか」
北方棲姫「ポ?」
南方棲戦姫「イヤ、スゴイツレルンヤケド」
提督「3人並んで釣りしてるのになんで俺だけボウズなんだよ!?」
北方棲姫「チョイサ!」ザバァ!
提督「負けるかぁ」チョンチョン
提督「おっと来たぜぇ・・・」
提督「よっと・・・思ったりしっかり喰ってるな、よいしょぉ!!」グイグイ
ザバァ
ヲ級(成体)「ヲ?」
ヲ級「ヲッ!ヲッ!」
提督「お前、ワザとやってんだろ・・・」
南方棲戦姫「ハリハズサナ・・・」
北方棲姫「ポ!」ザバァ!
イ級「」ピチピチ
北方棲姫「・・・」
ジャキン
南方棲戦姫「マ、マチーナ!スグハズスカラ!」
提督「今日もどっかで買って帰るかな・・・」トホホ
佐世保「ほぅほぅ、姫級2体に喧嘩売ったと」
Iowa「すいません・・・」
照月「Iowaさん・・・」
佐世保「馬鹿の極みね・・・当分は療養ってことで大人しくしときなさい」
あきつ丸「謹慎処分ですので悪しからず、であります」
Iowa「はぁ・・・怠慢過ぎね」
佐世保「照月には見張りに付いてもらうから」
Iowa「え?ご褒美なんですけど・・・」
照月「Iowaさんは責を負う立場なので焦っているんですよ」
照月「一度気分を落ち着かせて気分転換しましょう」
照月「ほら、部屋に入って入って」グイグイ
Iowa「えっと・・・提督?」
佐世保「仲良くしなさいよ」
パタン
あきつ丸「これでちょっとの間は大丈夫でありましょう」テクテク
佐世保「そうだといいけどね」テクテク
・・・
ドア
ドア<ガシャンガチャ
提督「もどったぞ」ガチャ
あきつ丸「お帰りなさい、将校殿」ルンルン
あきつ丸「お風呂でありますか?ご飯でありますか?それとも・・・」
提督「着替えてくる」スタスタ
10分後
提督「ご機嫌麗しゅう」←女装モード
あきつ丸「もうちょっと現地妻ごっこしたかったであります」
提督「俺の良心が死ぬからやめてくれませんかねぇ」
あきつ丸「では現場指揮が居なくなってしまったのでお願いするであります」
提督「なんで?」
あきつ丸「一人は怪我、一人は当分姿見えないと思うのであります」
提督「俺の知人だったから良いものの・・・姫なんざに喧嘩売ったら死ぬの分かってるだろ」
あきつ丸「提督殿はなぜ深海戦艦と知り合いなのでありますか・・・?」
提督「ご近所づきあい?」
あきつ丸「世界はそんな平和じゃないのであります」
磯風「トリックオアトリート」
谷風「お菓子くーださい」エヘヘ
朝潮「いたずらしちゃいます!」
提督「可愛らしい魔女さん達ですね、購買で好きなもの買ってあげますよ」
朝潮「ありがとうございます」
谷風「仮装はしないのですか?」
提督「私は常に仮装してるようなものなので」
阿賀野「てーちゃーん!!」
能代「こんにちわ」
矢矧「は、恥ずかしい///」
提督「今度は小悪魔さんですね、皆さん可愛らしいですよ」
阿賀野「お菓子~お菓子~」グイグイ
提督「買いに行きましょう」
アハハ キャッキャ
・・・
佐世保「あきつ」
あきつ丸「何でありますか?」
佐世保「私も仮装しなきゃいけないの?」
あきつ丸「お祭りごとでありますから」
佐世保「でもこれさ・・・布地少なくない!?」
あきつ丸「お祭りごとでありますから」
佐世保「パンツ見えるわよ!このスカート」
あきつ丸「お祭りごとでありますから」
佐世保「祭りだからって痴女になってたまるもんですか!!」
提督「Iowaさんにも挨拶しておきますか」コンコン
提督「・・・この扉木製じゃない?」
提督「音が響かない・・・」ガチャガチャ
提督「鍵閉まってるし・・・」
佐世保「どうしたの?」
提督「このドアってIowa特注なのか?」
佐世保「なにそれ」
提督「えらいお金の掛かったドアになってますけど」
佐世保「はぁ?そんな予算許可出した覚えない!」
佐世保「Iowaー照月ー!!」ドンドンドン
提督「まさか・・・Iowa、ついに監禁を・・・」
佐世保「・・・うちから性犯罪者を出すのは不味いわ!!兄様お願いします」
提督「ったく、よいしょ!!」
ザン!
ドア
ド/ア<ギャアアアアアアアア
照月「な、何事ですか!?」
佐世保「照月大丈夫?変なことされてない!?」
提督「天誅!」
Iowa「何事~ってホントに何事!?」
グ、グワアアアアア
佐世保「ったくIowaの奴・・・」
照月「・・・」
提督「・・・」
Iowa「ギブギブ・・・まだ完治してないんだから、痛いのはいやぁ・・・」
照月「失礼します」
提督「いらっしゃい、紅茶は何が好きですか?」
照月「アッサムが好きです」
提督「ではそれにしましょう」
・・・
照月「・・・私に御用でしょうか?」
提督「世間話でも・・・と思いまして」
照月「仰りたいことは分かっています」
提督「おや、照月さんはエスパーですか?」
提督「あのドア、あなたの仕業ですね」
照月「・・・」
提督「しかも鍵が3重4重に・・・外からも中からも出られない」
提督「何が目的だったのですか?」
照月「・・・」
照月「笑いませんか?」
提督「世間話ですから・・・保証はできません」
照月「意地悪な人です・・・」
照月「私は・・・独占欲の強い人間です」
提督「私も同じですよ」
照月「嫉妬深い人間でもあります・・・好きな人がほかの人と話してるのが嫌になるんです」
提督「・・・ん?」
照月「なので、世間と断絶した空間が・・・よかったんです」
提督「(この子、やばいやつだ)」
照月「特にあの人は浮気性です、ヘラヘラとほかの子を追っかけ回してる・・・」
照月【ダメダメな所も良いんですけど・・・】ウフフ
提督「(目に生気がない・・・一番やばいのはこの子かぁ)」
照月【聞いてます?】
提督「はい、もちろん」
提督「ってな訳で大人しい分、純情でした」
あきつ丸「乙女でありますな~」
大鯨「可愛らしいわね」
佐世保「軟禁よ・・・?」
あきつ丸「ここで実力行使は厳禁であります」
大鯨「刺激すると凶行になりかねないですね」
提督「まだ若いからな、愛情表現が自己中心的なんだよ」
提督「遠回りだが、見守るしかできねぇな」
佐世保「・・・よく分からないわ」
あきつ丸「提督もまだちびっ子でありますからな」
佐世保「これでも一応士官学校出てるわ」
あきつ丸「この場合、精神年齢が・・・お子ちゃま」
提督「成人して10年間はガキだよ。色々経験して大人になっていくもんだ」
提督「と、俺が行っても説得力無いがな」
大鯨「どうしましょうか?内政を担当させて頂いてる身としては把握しておきたいです」
提督「駆逐は俺が面倒を見よう、照月自体控えめな奴だからな。協調性も持たせたい」
提督「それに駆逐どもと仲良くなれば多少は収まるだろう」
あきつ丸「Iowaは?」
佐世保「あいつ放置してると碌なことならないわよ?秘書でもさせる?」
大鯨「それもありですね。事務仕事させておけば監視の目にもなりますし」
佐世保「人材育成って大変ね・・・」
照月「・・・」
提督「どうしました?」
朝潮「さ、寒い・・・」ガタガタ
提督「私が見るからには立派な艦娘になってもらいますよ~」
谷風「だからと言って木刀素振りは・・・必要ですか?」
霞「逆に考えなさい、接近されても対応できるようになると」
満潮「受け流し位は出来たほうがいいかも・・・」
磯風「そろそろ私の腕が限界なんだが、休んでいい?」
提督「私から一本取れたら1週間休みあげますよ」
磯風「それは休ませる気皆無だな、諦めよう」
照月「お咎めは、無いんですね」
提督「何を咎めるんですか?恋は人を盲目にするだけです」
提督「Iowaなら真っ向から向き合えば大丈夫ですよ」
照月「夜風さんは恋も戦闘も熟練ですね」
提督「色々ありましたから・・・」
阿賀野「るんるんりるん」
能代「こんな寒いのに相変わらず元気ね」
矢矧「阿賀野姉ぇは風邪引かないから」
阿賀野「あ~阿賀野が馬鹿って思ってるでしょ!」プンプン
能代「お腹出して寝てるのに風邪引かない阿賀野姉ぇは多分馬鹿だよ」
阿賀野「直接言われた・・・」
矢矧「その癖直したほうがいいと思うけど・・・子供っぽいし、何より家族以外が見たら幻滅する」
阿賀野「うぐっ・・・」
能代「年上の包容力のある人じゃないと駄目じゃん」
阿賀野「妹達がいじめる・・・(´・ω・`)」
提督「仲がよろしいんですね」
阿賀野「( ゚Д゚)!!」
能代「どもー」
提督「私も姉が居ますが、あの人も風邪を引いたことが無かったですね・・・あれは例外な気もしますが」
矢矧「夜風さんはどう思います?」
提督「可愛らしいと思いますが、少々心配になりますかね・・・」
阿賀野「( ゚Д゚)!!!」
能代「ですよね~」チラッ
矢矧「ですね」チラッ
阿賀野「(あとで〆る・・・)」ウヌヌヌヌヌ
響「暁!」
暁「何?」
響「みるんだよ!!」
暁「テレビ見てるからあとでね」
響「ウオオオオオオオ!!!」
暁「煩いわねぇ!!何よ!!」
響「美少女洗濯機!」←響 in the 洗濯機
響「( ・´ー・`)」
暁「・・・」ピッ
ゴウンゴウンゴウン
響「(゚Д゚;)ウオオオオオオオオオ」グルグルグルグル
暁「そういえば柔軟剤切れてたわ、買わなきゃね~」
朝潮「(´・ω・`)・・・」
磯風「どうしたんだい?」
朝潮「対空のスコアが・・・」
谷風「・・・100分の3」
朝潮「(´;ω;`)ウゥゥ」
提督「今日から1つずつ上げていけば良いのです」
朝潮「うぅぅ・・・」ヒシッ
提督「抱き着かれると・・・動けません」
照月「・・・」
照月「あの~」
霞「どうしたの?」
照月「私のスコアおかしいんですけど・・・」
提督「もしかして文字化けしてます?」チラッ
102/100
満潮「あらMax値超えてるじゃない」
霞「てか全部落としたんだ」
提督「・・・あきつ丸」
あきつ丸「呼びましたかな?」ニヤニヤ
提督「意地が悪いですよ」
あきつ丸「いえいえ、それほどでも」
提督「確かに不測の事態は付き物ですが」
あきつ丸「照月殿は逸材でありますな。既に鎮守府内トップ」
あきつ丸「この調子で1軍目指して頑張るでありますよ」
照月「一軍・・・」
朝潮「(´;ω;`)もうやめる」
提督「諦めないでください。個人差がありますから」ナデナデ
霞「最近甘え過ぎじゃないかしら」
満潮「無茶するより、よっぽど年相応だと思うけどね」
高雄「・・・」ウムム
大鯨「勉学はいつまでも付きまといますね、お茶をどうぞ」
高雄「ありがとうございます。指揮官として未熟ですので」
大鯨「自分を過小評価するものでありませんよ。実際、貴方の指揮がうちの要ですから」
高雄「尚更です。私が成長せねばなりません」
提督「温故知新も大切ですが、考案してみるのも手ですよ」
高雄「それは知識が必要です」
提督「考案して実践できる立場にあるなら、やってみるのも手だと思いますよ」
高雄「ふむ・・・」
提督「そういったときは相談に乗りますで、いつでも仰ってください」
大鯨「自発的活動は提督も喜びますよ」
Iowa「あんたは頭固すぎなのよ~状況に合わせて柔軟に対応でいいじゃん」
高雄「それを貴方に言われると殺意がわきますわ」
朝潮「えい!えい!」ブン!ブン!
提督「目を瞑っていては当たりませんよ」ヒョイヒョイ
朝潮「むぅぅ・・・たぁ!」ビュン
提督「攻撃に強弱を付けるのはいい着眼点です。不規則な攻撃は相手を翻弄できます」パシッ
提督「ですが、今は基礎を固めましょう。生半可な知識で挑むのは危険ですからね」コン
朝潮「あれ・・・木刀は?」
提督「上上」
朝潮「てーちゃん、強すぎます・・・」
カランカラン
提督「これで生き抜いてきましたから」ウフフ
提督「(しかし意外だな・・・朝潮が剣術学びたいとは)」
提督「(我流だから人に教えるのは・・・慣れんな)」
朝潮「もっかいです!」
提督「お手合わせお願いします」
Iowa「す、すごい絵になる・・・カメラカメラ」ノゾキチウ
Iowa「あれ・・・カメラは?」
照月「これですか?」
つ鉄屑
Iowa「のぉぉぉぉう、私のJY-HM70がああああああ」\(^o^)/
照月【Iowaさん、このサイズのビデオカメラは駄目ですよぉ・・・すぐ壊れちゃいます】
Iowa「いや、でも・・・こんなグシャグシャにはならないと思うんだけど」
照月【壊れます】
Iowa「」
照月「もっとコンパクトなのがいいと思います!可愛くなかったですし・・・」
Iowa「そうかな?」
照月「買ったら私を一番に撮ってくださいね」
Iowa「撮る撮る!」
佐世保「・・・訪問者?」
大鯨「いま、夜風・・・横須賀の提督さんが対応してます」
佐世保「兄様の知り合いかしら?」
・・・
古鷹「何やってるんですか・・・」
提督「どう引かないでください、姉さん」
古鷹「今に始まったことではありませんし・・・諦めてます」
提督「私に対する評価低すぎませんかね」
古鷹「貴方の姉をいつも見てますから」
提督「惚気話ですか?」ニヤニヤ
古鷹「・・・貴方は何故佐世保で艦娘やってるんですか」
提督「一兵卒からやってみようと思いまして」
古鷹「その考えに至るまでの経緯が謎ですね」
阿賀野「こんにちわ~」
古鷹「こんにちわ」
阿賀野「どちら様ですか?」
提督「私の義姉です」
阿賀野「お姉さん?」
提督「正式には姉様の奥様です」
阿賀野「・・・???」
古鷹「まぁそうなりますよね」
Iowa「あきつー」
あきつ丸「どうしたでありますか?」
Iowa「あんたの旦那って、もしかして深海戦艦側の人だったりする?」
高雄「なっ・・・」
あきつ丸「ふむ」
Iowa「この前もフレンドリーに話してたしさ、よくよく見ると白いし赤目だし」
高雄「そういえばそんな事あったわね」
あきつ丸「あれを聞いたときは驚きましたぞ・・・色々と」
Iowa「敵の親玉だったりして」
高雄「反論出来ない・・・のが・・・」
あきつ丸「ふ~むむ」
あきつ丸「実はよく知らないんですな、これが」アッハッハ
あきつ丸「自分が惚れてアタックして籍入れたはいいものの・・・」
あきつ丸「お互い出張族に軍役・・・会う機会が少ないのであります」
高雄「それ夫婦って言えるの?」
あきつ丸「自分は好きでありますよ?特に笑顔とか」
Iowa「あんたが女っぽいこと言うと鳥肌立つわ」
あきつ丸「もしかしたらお互い秘密があるのやしれませんな」
あきつ丸「そういうのも興があって良きかな良きかな」ハッハッハ
高雄「楽しんでるわね・・・」
Iowa「惚気られるとは・・・話題振るんじゃなかった」
提督「どういや義姉さん、どうしてここに?」
古鷹「元々、佐世保は舞鶴が面倒を見ていましたので」
提督「へー姉様も面倒見がいいことで」
古鷹「貴方が見てくれているお陰で私たちも口出しする必要がありませんし」
提督「俺もまだまだ若いがあいつはエリート様だからな」
提督「現場のたたき上げとして違う視野で指導してる感じだ」
古鷹「手が回らないところが一番助かるんですよ」
提督「恐悦至極」
古鷹「総司令さんも今回の件は評価されておりますし、時期に昇格するのでは?」
提督「・・・待て、爺はこのこと知ってんのか?」
古鷹「と、聞き及んでおりますが」
提督「・・・まじかよ、何で知ってんだよ」
提督「ええい、場所が特定されちまう。北上よ・・・うまくやってくれよ・・・」
古鷹「信頼されてますね、秘書艦のこと」
提督「俺より仕事できるからな」
古鷹「・・・それはもう提督どの必要ないのでは?」
提督「義姉さん・・・辛辣ですね」
提督「♪~」
???「あれ?」
那珂「提督じゃん」
提督「・・・ここ横須賀からかなり遠いぞ」
那珂「ライブあったからね~気分転換に」
提督「一人で海をうろうろするのは見過ごせないな、事例があるし」
那珂「助けてくれるんでしょ?」
提督「やばかったら」
那珂「いつもは『当たり前だろ?』って言ってくれるのに」
提督「自分の力量をご存知ない?」
那珂「・・・神通ちゃんに場所言いふらすよ」
提督「帰ったら怒られるんだから、今は勘弁してくれ」
那珂「ふーん」
提督「・・・何が望みだ」
那珂「今なら女装してるから・・・堂々とデートできる」
提督「お前・・・まさか」
那珂「街へレッツゴー!!」
提督「知らんぞ・・・」
・・・後日・・・
翔鶴「那珂」
那珂「ん?」
翔鶴「ゴシップ記事になってるけど・・・これ大丈夫?」
那珂「それは佐世保の艦娘だし?食事に行っても問題ないでしょ?」
翔鶴「・・・まぁそうね」
那珂「お食事行っただけで記事になるってそれはそれでどうよ?」
翔鶴「腕組んでは不味いんじゃない?」
那珂「・・・そこは盲点だった」
なか「まぁま!」ユビサシ
那珂「そうよ~隣はパパ」
なか「はぁ?」(゚Д゚)
那珂「そんな顔しないで・・・」
あきつ丸「今日は静かでありますな」
大鯨「提督がお休みですからね~」
あきつ丸「天真爛漫ですからな・・・裏を返すと騒がしい、でありますが」
大鯨「どうするつもりなの?」
あきつ丸「と言いますと?」
大鯨「横須賀の提督さん、旦那なんて言い張っちゃって」
あきつ丸「我ながら上手い逃げ口上だったと自負しているであります」
大鯨「・・・貴方とは長い付き合いだけど、遠回し表現は伝わらないわよ」
あきつ丸「いやはや、自分は・・・」
大鯨「逃げ腰ね、臆病者♡」
あきつ丸「・・・」
大鯨「すぐにアクション起こせなんて言わないけど、あれじゃ全然意味ないわよ」
あきつ丸「今で十分なのでありますが・・・それでは駄目?」
大鯨「だ~め」
あきつ丸「そういうのは専門外ですから」
大鯨「さりげなくでいいんですよ」
あきつ丸「はぁ・・・」
大鯨「こういう時は着飾ってアピールよね」ウフフ
あきつ丸「・・・こうなったら止まってくれないであります」トホホ
照月「」コソコソ
提督「ストップ」ガシ
照月「あぅ」
提督「失礼、何をしてるんですか?」
照月「レイアウトを変えようかと」
提督「ここはIowaの部屋です。後、両手に持ってるソケットは?」
照月「配線を綺麗にしようと」
提督「Iowaも喜ぶでしょうが・・・これ、細工してますよね?」
照月【誰かが侵入したら大変だし】
提督「貴方しかしませんよ!!この部屋同じソケットまみれですし!!」
提督「特にココ!ソケットにソケット差すな!隠す気ないだろ!」
照月【・・・そうですけど】
提督「開き治るのか・・・清々しいですね」ヤレヤレ
照月【提督はIowaさんと一緒の部屋にしてくれないし・・・もしかして気がある?】
照月【やっとかなきゃ】
提督「もう無理・・・誰か何とかしてくれ」
佐世保「もう6時?」
Iowa「そうね」
佐世保「カードきっとこ~」ガチャン
Iowa「もうあがり?」
佐世保「いや?」
Iowa「え゛」
佐世保「え?」
Iowa「残業付かないじゃない」
佐世保「提督業なんてサビ残の嵐よ?」
Iowa「・・・ブラック、ブラックだわ」
佐世保「自営業みたいな物だしね・・・運営は任せられてるから」
佐世保「でも上に報告する書類出さなきゃならないわ」
Iowa「もっと適当かと思ってたわ」
・・・
提督「・・・っくし」クシュン
提督「風邪とか洒落にならんぞ」
雲龍「てーちゃん、おべんと・・・作った・・・たべて」
提督「あら、ありがとうございます」
朝潮「・・・ん?」
阿賀野「あたしは~デザート作ったよ~たべてたべて」
提督「何処で食べますか?」
雲龍「へや・・・くる?」
提督「雲龍、成長しましたね、ちょと前まではこの人口密度で貧血を起こしていましたのに」
雲龍「阿賀野ちゃんは・・・やさしいし・・・妹、みたい」
阿賀野「これでもおねーちゃんだよ~」プクー
朝潮「なんだが・・・不味い気がします。こう、後れを取っているような」
照月「取っていますね・・・」
朝潮「Σ( ゚Д゚)ヤッパリ!」
照月「大丈夫です。私がレクチャーしますから」
朝潮「心強いです・・・ありがとうございます」
高雄「精度が落ちた気がするわ」
Iowa「あんだけ怪我すりゃ鈍るでしょ・・・」
Iowa「こんなの仕入れ居てみたけど、使ってみる?」ガチャ
高雄「・・・小銃?」
Iowa「あきつ丸さんが試験的に導入したらしいわ」
Iowa「母国の軍役の際はよく射撃訓練したものよ・・・日本は持ち込みが出来ないからね」ジャキ
Iowa「弾は国連とかで使ってるゴム製」
高雄「火薬使ってる時点で・・・ねぇ?」
Iowa「まぁ、当たり所が悪いと死ぬし・・・骨折もあり得るから」
高雄「軽いのね・・・こんなので戦うんだ」スチャ
Iowa「運用するなら至近距離の牽制用かしらね・・・試しに射撃」パン!
Iowa「やばっ跳弾する位置じゃん!?」
<おっぶぇ!! バチィン!
Iowa「やべぇ!!」
高雄「なんで確認しないのよ!!馬鹿じゃないの!」
提督「誰ですが・・・こんな恐ろしいもので遊んでるのは?」
Iowa「もしかして当たってない?よかった~」
提督「当たるところでしたよ、朝潮に」
朝潮「てーちゃん・・・う、腕」
高雄「・・・まさか」
提督「私の腕で良かったです」
高雄「朝潮ちゃん、ちょっと夜風さん借りるわね」
朝潮「わかりました、先に食堂に行ってますね」タッタッタ
提督「・・・」
高雄「さて、急いで運びますわよ」
提督「ゴム弾って・・・痛いのですね。刺さるとは」フラッ
Iowa「・・・」←顔面蒼白
高雄「よく平然と澄ましてましたわね」
提督「腕が取れるかと思いましたよ」アハハ
医務室
医務妖精さん「レッショウニ、キレツコッセツ」
提督「折れたか」
大鯨「無茶し過ぎです・・・ゴム弾といえ」
あきつ丸「といえ、彼のお陰で最悪の事態は避けれました」
あきつ丸「元は自分の責任、申し訳ない」
提督「やめいやめい、頭を下げるな。そういうの慣れてないんだ」
提督「ヒビなんざ勝手に治るさ・・・ただ利き腕なのがなぁ」
Iowa「し、失礼しま・・・す」ガララ
あきつ丸「Iowa、普通であれば殺人未遂でありますよ」
Iowa「・・・」
提督「軍役で誤射は付き物ですからね、一度目は許します」
提督「不問でよろしくお願いします」
あきつ丸「温情に感謝すること」
Iowa「いいの?」
医務妖精さん「アンマリウゴカサナイデネ」
提督「怪我は慣れてるんで、失礼しまーす」ガララ
大鯨「(またやせ我慢してる・・・)」
・・・
提督「当分は箸持てないな・・・」アハハ
提督「赤城のこと、もう馬鹿に出来ないな」イテテ
照月「失礼します」
提督「おや、どうしました?」
照月「率直に聞きます。庇ったのはわざとですか?」
提督「・・・どうs」
照月「貴方なら態々庇わずとも・・・手を引いたり、刀で弾いたり、出来たはず」
照月【怪我をして同情で釣る気?】
提督「待ちなさい、あの時は咄嗟で」
照月【いいんですよ、貴方が男性ってのは知ってますから】
照月【勝手ですが、貴方の血液検査をさせてもらいました】
提督「いつの間に・・・てか怖いわ」
照月【血液検査の結果と日頃の行動を照らし合わせると】
照月【誰も湯船に浸かっている姿を見たことが無い、地肌を出さない。部屋の衣服が男性物ばかり】
照月【貴方は男。何故隠しているんですか?】
提督「その熱意は認めるが・・・怖いわ!そこまでする普通!?」
提督「あの時は咄嗟に腕が出た。それだけだ」
提督「安心しろ、お前の好きなIowaちゃんには興味はないよ。愛する妻子がいるからな」
照月【Iowaさんが魅力的じゃないと?】ギロ
提督「めんどくせぇなぁ・・・」
提督「それこそお前がIowaに寄り添ってやれよ、今なら信頼度あがるぞ?」
照月「好きです!好きですけど・・・なんか嫌、弱みに付け込んでるみたい」
提督「俺には子供な先輩とコミュ障と天然という御守りがあるんだ。これ以上増えないでくれ」
照月「・・・そこはご心配なく、ただ恋愛相談はするかもしれません」
・・・
Iowa「♪~」
ギャーギャーワーワー
Iowa「夜風と照月ちゃんの声?大人しい2人が声挙げてるよ、喧嘩?」
<「好きです!」
Iowa「・・・っ」
Iowa「・・・・・・・・・分かってたけど、駄目か」
Iowa「奥手じゃだめだな・・・とほほ」ウルウル
照月「随分とはっちゃけてますね」
提督「隠す必要がないならそれはそれで楽だし?」
提督「女装も最初は楽しかったが、今はマンネリだな。新鮮味が欲しい」
照月「そもそもなぜ男で艦娘に?」
提督「俺は横須賀の提督なんだが、こう・・・初心に戻って一兵卒になりたくてさ」
提督「でも野郎塗れの陸軍は嫌だし、空軍にはツテ無かったから、こうして佐世保にお邪魔してる」
照月「貴方馬鹿ですか?」
照月「・・・提督、上司も上司じゃないですか」
提督「俺は佐官だぜ?5割が格下よ」ハッハッハ
提督「いんだよ、俺のことは・・・それよりどうすんだ?Iowaのこと」
照月「そうですね、側でいるだけでいいんですけど、手とか繋ぎたいです」エヘヘ
提督「おとめぇ・・・」
提督「俺がサポートしてやるから安心しろ、俺はプロだぜ!」
照月「ホントですか・・・」ジトー
提督「俺は妻が9人、娘が8人いる」
照月「・・・は?」ゼック
提督「そしてすべて恋愛結婚・・・これほどの恋愛マスターはそういまい」
照月「凄いですけど・・・どうなんですかそれ?」
提督「籍入れてないし、娘の戸籍は作ってあるが」
照月「軍の闇を見た気がします」
佐世保「最近どう?訓練は上手く行ってる?」
提督「長い目で見て頂ければ幸いです」
提督「私には実績がありますので、お任せください」
佐世保「着実に伸びるならそれでいいけど・・・中間報告もお願いね」
提督「では、些細ですが・・・照月さん、はい!」バラララ
照月「・・・ふっ」ズドドドドド
提督「こんな感じに、ばら撒いたA4用紙を全部打ち抜くくらいには成長されています」
佐世保「・・・え?すごくない?」
朝潮「私も3枚なら打ち抜けるようになりました!」
佐世保「次は4枚ね、頑張りなさい」
提督「お姉さんは横須賀で対空担当されていますので、やはり血筋は素晴らしいですね」
佐世保「おまいう、これなら1軍に編入しても十分・・・」
照月「Iowaさんと2人ならいいです。じゃないなら出撃しません」
照月【ついでに部屋も一緒にしてくれると嬉しんですけど・・・提督全然聞いてくれないじゃないですか。それよりも基礎だの演習だの、そんなことより士気を維持するほうが大切だと思うんですよ。意気込みが違うと危ない物も安定して突破出来ますし、私にとってはあの人と一緒にいることなんですよね。確かに少しだらしない所もあります。それは悪い所だと思うんですけど、逆にいい所でもあると思うんですよ。ムードを維持できるといいますか、和やかにしてくれる。やはりIowaさんは素晴らしいと思うんですよ。下に付くなら上司は接しやすい人がいいです。私的にはあの人だけなんですが・・・何より好きって感情が芽生えちゃった事が・・・】ベラベラ
佐世保「やだ怖い・・・無表情でブツブツ言ってる」
提督「上辺の理屈並べて途中から隠す気ねぇ」
阿賀野「うわ~ん通知が多いよ~」ピロロロロロロ
能代「友達多過ぎよ・・・何人いるの?」
阿賀野「数えたことない」
矢矧「昔から友達多いもんね・・・ほんわかしてる雰囲気が親しみやすいって評判」
阿賀野「鈴谷ちゃんからだ」
能代「誰?」
阿賀野「学生の頃の先輩」
阿賀野「最近結婚してママになった」
能代「阿賀野姉ぇの春は・・・当分先かな」
阿賀野「えっ」
矢矧「今のままじゃ・・・ねぇ」
阿賀野「返す言葉も出ぬぅ」ヌヌヌ
阿賀野「まだ結婚は早いと思うけど~恋はしたいよね~」エヘヘ
能代「その鈴谷さんの子供の写真見せて~」
阿賀野「いいよ~すっごい可愛いよ~」
能代「・・・多くない?」
阿賀野「8人だって」
能代「8!?大所帯過ぎない!?」
あきつ丸「熱燗・・・我ながらおじさんであります・・・」
佐世保「なら女子力高いのにすればいいのに」グイグイ
大鯨「そういう提督もビールですけど」
佐世保「ハワイアンだもーん、お洒落だもーん」
佐世保「そういう大鯨も日本酒じゃん、黒霧島」
大鯨「今日は肴がお造りですから」
佐世保「その流れがもう喪女」
大鯨「なっ・・・これでも恋愛経験は!」
あきつ丸「ないんだな~これが」
大鯨「言わせておけば」ワナワナ
高雄「あ~出来上がってますね」
提督「触らぬが吉です。めんどくさいのは嫌いなので」
提督「ほーれ差し入れですよ~缶チューハイ」ゴトゴト
佐世保「わーい!」
提督「さっさと逃げましょう」
高雄「手慣れてますわね」ソソクサ~
あきつ丸「あぁ・・・恋がしたい」
提督「なんで俺の部屋に居座ってるわけ?」
照月「貴方になら気兼ねなく素を出せますので」
提督「Iowaに勘違いされたら困るのお前だろ?」
照月「大丈夫です。駆逐艦の集まりでこの部屋に居ることになってるので」
照月「今日は女子力高いアタックしましたよ」フフン
提督「ほぅ、女子力皆無が何やったんだ?」
照月「普通のお弁当を作りました」
提督「普通という形容動詞は要らない」
提督「なぜ自分から女子力を下げるのか、分からぬ」
照月「ヤジばっかりですね・・・貴方ならどうするんですか?」
提督「男の俺からだとアプローチは違うんだが・・・もちろんしないけど」
提督「自分の将来設計に、あなたという人が居ればいいなってアピールしてみれば?」
照月「ディープ過ぎません?」
提督「これ位じゃないと分かって貰えないからさ、やってみ?」
照月「亀の甲より年の功・・・メモしておきましょう」
朝潮「全然勝てないです・・・」
霞「朝潮はみんなの発言を信じすぎなのよ」
磯風「それはあるね、嘘もあるんだから見極めないと」
阿賀野「同じく勝てない・・・」
能代「阿賀野姉ぇは純粋に下手だと思う」
高雄「何やってるの?」
矢矧「推理ゲームですね、誰が犯人なのか当てるゲームです」
提督「あきつ丸、あなた露骨過ぎですよ」
あきつ丸「くっ・・・流石でありますな、初っ端にバレるとは」
能代「まだ自分の役割把握してないのに・・・」
提督「ではこの30分探偵夜風が、30分推理で引き延ばして見せましょう!」ババン!
谷風「さ、三十分・・・犯人分かってるのに・・・?」
満潮「終わったらやり直しすればいいじゃん!?なんでここから30分引き延ばすの!?」
赤城「あ~終電逃した・・・」
赤城「変に飲み屋入るんじゃなかった」
翔鶴「どうする?」
赤城「取り合えず連絡してみる」
翔鶴「深夜の街なのに明るいわね・・・実家周辺だったら街頭すら疎らなのに」
赤城『もしもし?川内?実はね、終電なくなっちゃってさ・・・車寄こしてくんない?』
翔鶴「早くしないと変な男寄ってくるから早くしてね」
赤城『そっちも飲んでんの?まじ?』
赤城『免許持ってて素面の奴探して〇〇駅まで頼んでくれない?』
・・・
キキー
赤城「あれうちの車じゃん。来た来た」
翔鶴「誰乗ってんの?」
鳳翔「貴方達・・・提督が居たら大目玉ですよ」
翔鶴「げっ・・・まじか」
赤城「申し訳ないです」
鳳翔「以後はお気をつけてください。娘達も待ってますから」
赤城「はーい」
鳳翔「では急いで帰るので、掴まっててくださいね」バタン
ギュルルルル
翔鶴「タイヤ擦り切れるわよ!?」
鳳翔「120位なら事故らないので大丈夫ですよ」
赤城「吐く吐く!」
ブウウウゥゥゥゥゥウ <イヤアアアアアア
佐世保「・・・」
あきつ丸「今日の編成ならば・・・こうでありますかな」
佐世保「いや、その場合だと」
朝潮「側面からの攻撃に対応できても前方の人員が」
佐世保「ではどうするの?」
朝潮「あらかじめ側面に1名づつ配置して挟撃・索敵をして貰います。本体よりちょっと離れて行動するって感じです」
朝潮「本来なら空母が索敵を担当しますが、戦闘になると余裕がなくなるので代わりに警戒する形」
朝潮「本体が薄くなるなりますが、全員で攻撃することにより部隊を広く展開させていると思わせ、相手の作的範囲を無理やり広げます」
朝潮「挟撃の可能性があれば、本体と合流して後ろに下がる」
提督「陣形について教えた?」
佐世保「いや、教えてないと思うけど」
佐世保「ちょっと指揮やらせてみるわ」
提督「もしや、戦闘より指揮官向きか・・・」
朝潮「・・・あと側面は駆逐だと夜戦時に火力が上がると思います」
あきつ丸「脳死で単縦って言った自分が阿呆みたいであります」アッハッハ
提督「才は埋もれてるもんだな~」ポロッ
提督「おっと、落ちた」シャガミ
ビリッ
提督「あっ・・・やべっ・・・」
提督「ズ、ズボンが股から裂けた」
提督「かっこわりぃ・・・履き替えないとなぁ」
照月「カッコ悪・・・」
提督「なぜ見ているぅ、俺の部屋だぞ」
照月「もう少し落ち着いた方がいいと思いますが」
提督「部屋で凛々しくしてられるかよ、無茶苦茶言うな・・・お前」
提督「俺が部屋で何しようがいいだろ?ジャージどこだっけ」
照月「奥さんの前でもこんな感じなんですか?」
提督「恋愛すりゃ分かると思うが相手の悪い所をどれだけ許せるか、だと思うぞ」
提督「妥協って言葉じゃなくて許容って言った方が聞こえはいいかな?」
照月「流石なアドバイスですね」
提督「お前もIowaのどこが好きじゃなくてどこを直してほしいか、どこを妥協できるか考えときな」
照月「つまり一緒に暮らさないと駄目ですね」
提督「一緒に暮らしてるじゃん、部屋違うけど」
照月「でもでも、お風呂とかトイレかもしれませんし・・・お風呂は一緒に入ってますけど」エヘヘ
提督「お泊り位ならいいと思うが、監禁はNG」
提督「相思相愛になってから監禁してくれ」
照月「は~い♡」
佐世保「先代・・・どうしたんですか?」
「あはは・・・ちょっとね」
提督「呼びましたか?」
佐世保「お疲れさま、ここにかけて」
「こんにちわ」
提督「(だれだこいつ)」
佐世保「この人はここの前提督さん」
前佐世保「どうも、提督だった者です」ペコリ
提督「聞いてはいたがほっせぇな」
提督「優男だし、優柔不断が顔に出てるぞ」
前佐世保「ズバズバ来ますね」
佐世保「先代、この方は横須賀の提督さんです」
前佐世保「えぇ!?ってことは男性!?」
提督「山城とは上手くいってるか?」
前佐世保「は、はい・・・まさかお義姉さんの所属する鎮守府の提督殿は知らず」
提督「構わん、扶桑も元気だよ。娘さんは順調に育ってるか?何かあったら手助けするから言いな」
前佐世保「ありがとうございます。今日は子供を紹介に来た感じでして、別の部屋に山城と娘が」
提督「修羅場になったと聞いたけど・・・大丈夫なのか?」
佐世保「私の代で総入れ替えしたので大丈夫です」
提督「(よくよく考えると野郎と話すのも久しぶりだな・・・色々聞いてみっか」
提督「お邪魔しまーす」
山城「はい?」
やましろ「!?」ビクッ
提督「突然で申し訳ありません。ご挨拶に来ました」
山城「どなたですか?」
提督「俺だよ」ウィッグハズシ
山城「・・・提督さん、なにやってるんですか」
やましろ「うぅ?」
提督「色々あってな・・・それはいいんだ」
提督「娘さんは元気?」
山城「シャイな所が昔の私にそっくりですね」フフ
提督「旦那も見てきたが、愛されてるな~お前」
山城「あ、あの人なんて言ってました!?」
提督「いや、別に・・・惚気は聞くもんじゃないと思ってさ」
提督「自分が言う分には良いんだが」
山城「調子いいこと言って・・・」マッタク
提督「お嬢さんも元気そうだな~」フリフリ
やましろ「まぅ~」フリフリ
提督「娘を思い出すな・・・あんなに小さかったのにもう1人で動き回ってる」
山城「それより姉様をいつ娶ってくれるんですか?」
提督「・・・あの」
山城「あの人このまま行くと結婚しないまま終わる気がするんですよ」
山城「そして変な男に引っかかる・・・そんな姉様見たくないです」オヨヨ
提督「まだ20代だろ?大丈夫だって」
山城「三十路前ですよ?後が・・・後が無いんですよ」
提督「お見合いさせれば?」
山城「雰囲気喪女にお見合いが円滑に進むとお思いですか?」
提督「ボロクソじゃね!?」
Iowa「へー前任が来てるの」
照月「らしいですよ。残念ながら男性ですけど」
Iowa「女性提督の方が珍しいわよ。普通は」
照月「舞鶴・佐世保・呉・・・」
Iowa「西日本って女性提督しか居ないのかしら」
照月「既婚者で不審な行動は無かったので大丈夫だと思いますよ」
Iowa「へ~」
ちょっと前
照月【貴方は・・・如何様でこの鎮守府に?】ジャキン
前佐世保「ちょ・・・佐世保君!?この子包丁持ってるよ!?」
佐世保「チャームポイントなので許してあげてください」
照月【事によっては邪魔なので・・・】
山城「安心しなさい、妻の私が一緒に居るんだから」
前佐世保「昔の山城みたいだな・・・なつかしい」アハハ
山城「えぇ、浮気したら本気で殺すから大丈夫よ」
照月【・・・】
照月「大丈夫そうですね、失礼しました。」
山城「あの子の目、昔の私そっくり・・・」
佐世保「苦労したんですね」
前佐世保「そこそこには」
朝潮「・・・」シンダメ
提督「ど、どうしたんですか?先輩!?」
提督「あんまり寝てませんね・・・ダメですよ!」
朝潮「い、いえ・・・その・・・」
提督「ちゃんと寝ないと大きくなれませんからね、女の子なんですからもっと自分を大切に」
朝潮「ごめんなさい・・・」
朝潮「(照月ちゃん・・・全然効果ないです)」(´・ω・`)
提督「ウトウトしてましたら提督に怒られますよ?」
朝潮「眠くないですよ?」
提督「それは今だけですよ。人によってありますが、眠くなる時間帯が来ますので」
提督「今日の予定は・・・」ピッピッピ
提督「訓練は無い・・・って今日休みじゃないですか」
提督「お部屋でのんびりしましょう」
朝潮「(結果オーライでした!?)」
提督「そろそろクリスマスに向けて準備せねば」
佐世保「お父さんは大変ですね~」
提督「プレゼントが8+9必要だからな・・・笑顔の為なら修羅にでもなろう」
照月「私のお父さんもこんな感じだったのかな~」
提督「全国のお父さんは命を燃やしてプレゼントを買うぞ」
照月「奥さんに何買うんですか?」
提督「モテる男はリサーチ済みよ。大抵が2人で食事~とかだが」
提督「昔4人と予定被ってな・・・それからは慎重に予定を組んでる」
あきつ丸「とんでもない屑野郎であります」
大鯨「よく体が持ちますね」
佐世保「えぇ・・・大鯨下ネタ?まだ夕方よ?」
照月「ないわ~」
あきつ丸「最低」
大鯨「ちょ、そんな意味じゃ!?」
提督「いやらしいですね・・・」ヒソヒソ
照月「欲求不満なんですよ」ヒソヒソ
大鯨「あなたもそういう時だけ女性にならないでくださいよ!!」
朝潮「・・・」ドキドキ
佐世保「脅すわけじゃないけど、朝潮の采配で死人が出るかもしれないことを忘れないでね」
朝潮「・・・ぅ゛っ」ウプ
提督「脅し過ぎですよ!!」
朝潮「あっ・・・でも敵が適当なので楽です!Iowaさんは3人引き連れて側面に回り込んでください」
朝潮「多分、高雄さんの左斜め前に兵伏せてますね。雲龍さん艦載機飛ばしてみてください」
朝潮「あとは大丈夫かな・・・霞ちゃんに警戒だけしてもらおう」ピッピッピ
佐世保「このこ艦娘向いてないわ」
提督「今からでも士官学校への編入をお勧めします」
佐世保「馬鹿ですか、この歳で指揮ができるんですよ!?勿体ないです」
提督「現場叩き上げは・・・階級伸び悩むからさ、将来のことを考えたら士官スタートのほうがいいって」
あきつ丸「我が子の将来で喧嘩する夫婦のようであります」
大鯨「朝潮ちゃんが指揮してる海域が特殊作戦ってのも胆ですよね」
霞「今日も無傷で帰ってこれた」
高雄「朝潮ちゃん、このまま行くと指揮官ね」
霞「ふぅん・・・」
満潮「異動になっちゃうかもよ?」
霞「あの子に実戦は向いてないわ」
磯風「大本営に召集かな?エリート様様」
霞「ふん」
Iowa「居なくなったら寂しいもんね~可愛い所あるじゃん」
霞「ふん!」ゲシッ
Iowa「(^O^)ホワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
高雄「・・・脛」
霞「はっ・・・」イライラ
提督「久しぶりの出撃だ・・・」
提督「・・・ん?ちょっと待てよ」
提督「佐世保で毎回出撃しなきゃ、来た意味ないじゃん!?なんで教官ポジになってんの!?」
照月「そう言われましても・・・」
提督「いかんいかん、ここでも出世したらぬるま湯の中だぜ」
提督「思いだせ・・・未婚だったあの頃を、戦闘欲求の塊だったころの俺を」
照月「・・・」ヤレヤレ
提督【オッシ、無断出撃してくる】
照月「(なんか雰囲気が・・・)」
提督【さて、暴れてみるかな・・・】
通信機<ヴォオオオオオオオオ
朝潮「・・・ひっ、ひぅぅ」ガタガタ
佐世保「夜風・・・久しぶりに軍規無視しやがったわね」
あきつ丸「しかし撃墜数がすでに50を超えて・・・」
佐世保「・・・無視したほうがいいかしら」
朝潮「司令!?ダメですよ!!てーちゃんが怪我したらどうするんですか」
佐世保「彼女強いじゃない・・・?これによってうちのスコアが」アセアセ
朝潮「でも」
佐世保「問いかけ無視だし、ここからじゃ・・・」
朝潮「てーちゃん・・・」
Iowa「提督必死ね」
あきつ丸「夜風殿が出撃すれば撃墜数が跳ね上がりますからな」
Iowa「まぁ・・・怪我しなきゃいいけど、この肉が抉れたり液体物が滴る音は聞いてていい物じゃないわね」
Iowa「あとこの怒号、今夜寝られる気がしないわ」
あきつ丸「鬱憤が堪ってたのかもしれませんな・・・感情出さないお方ですし」
佐世保「(あと20・・・いや40稼いでくれれば、上位は確実)」ムフフ
提督【ハァ・・・】ハーハー
南方棲戦姫【ジブンツヨイナァ・・・】ゼェゼェ
提督【オマエコソ、コンナニツヨカッタカ?】
南方棲戦姫【タブン、アンタノヨメノセイヤナ・・・ノサレルウチニツヨクナッタキガスル】
提督【イマナラ、オレノヨメデモ・・・クセンスルゾ】
提督【オレガクセンシテルンダカラナ】
南方棲戦姫【ソイツハコウエイデ】
北方棲姫「ゴハンダヨー、カエッテオイデ!」
南方棲戦姫【ヒメサマ、ドナイシマシタ?】
北方棲姫「ゴハン!」
南方棲戦姫「コンナジカンカ・・・オヒラキニシマスカ」
提督「わかった。俺も精進しないとな、こんなに強くなってるとは」
南方棲戦姫「アソンデタラオイヌクデ?」フフフ
提督「・・・」ニヤァ
南方棲戦姫「マタナ~シュクテキサン」
提督「面白いな・・・笑いが止まらんわ」
通信機<フハハハハハハハハ
朝潮「・・・( ゚д゚)」
朝潮「( ゚д゚ )」
Iowa「こっち見られてもさ」
朝潮「( ゚д゚ )アレダレ?」
Iowa「知らないわよ・・・」
朝潮「( ゚д゚ )」
阿賀野「遠征つかれた~」
能代「もう明け方だよ~早く帰ろ~」
矢矧「問題なく終わったし、後は帰って」
阿賀野「・・・ん?この先なんか居るよ?1隻だけ」
能代「1隻?この区域は危険なのに」
阿賀野「索敵っと」
提督「寒い、ベタベタする」←返り血塗れ
提督「おっ?誰だろ?お~い」
阿賀野「・・・白くて血塗れなんだけど」
能代「深海戦艦じゃないのそれ」
矢矧「私たちドラム缶しか持ってないわよ?」
阿賀野「武器も持ってる・・・ボロボロの刀」
阿賀野「怨霊だ~!!」ヒエー
提督「何やってんだ?お~い、聞こえてるのか~?」←薬の効果切れて男ボイスに戻ってる
能代「やばいやばい!男の声だから艦娘じゃないよ!?」
矢矧「に、逃げましょ」
提督「待てって!一緒に帰ろうぜ」
阿賀野「還ろうって言ってる・・・水底に引きづりこまれる」
<イヤー
<オッオイ!? マテヤアアアアア!!! キャアアアアアアアアアアア
提督「。。。」カポーン
提督「一人でのんびり・・・時間を忘れて」
あきつ丸「で、ありますな~」
提督「何でいるのさ」
あきつ丸「鉢合わせって奴であります。自分は気にしないので」
提督「お前も20代だろうが、気にしなさい」
提督「現場見れば俺が十中八九悪者だが」
あきつ丸「ふふん、このための夫婦設定でありますよ!別に怪しくなーい」
ガララ
提督「げっ・・・誰か入ってきた」
あきつ丸「では自分ではこれで」
提督「いやいやいや・・・今いなくなったら俺お縄じゃん!?」
照月「げっ・・・なんで居るんですか」
提督「なんだお前か、心配して損したわ」
照月「自分の部屋にお風呂無いんですか?」
提督「ねぇよ」
照月「ま、いいですけど・・・Iowaさん以外は有象無象なので」
提督「神経図太いな」
あきつ丸「豆腐メンタルで艦娘は務まりませんよ」
照月「で、目障りなんで上がってくれませんか?一人で入りたいんですけど」ニコ
提督「辛辣ぅ!後から来たくせに辛辣!!」
朝潮「霞ちゃ~ん?」
霞「どうしたの?」
朝潮「今度の出撃なんだけど・・・」
霞「最近、の指揮中々いいじゃない。期待してるわよ」
朝潮「そのことなんですけど・・・現場を知ってる霞ちゃんに相談があって」
霞「何?」
朝潮「やっぱり現場が分からないから無茶な命令しちゃうかもしれない・・・」
霞「そうねぇ、朝潮のことだから『死んでも倒せ』みたいなこと言わないから」
霞「安心しなさい、あたしは朝潮を信じてるから」
朝潮「・・・エヘヘ」
霞「(柄でのないこと言うもんじゃないわね・・・///)」
Iowa「・・・眼福だわ~」ツー
高雄「鼻血出てますわよ・・・」ドンビキ
雲龍「そこのとって・・・」
阿賀野「は~い」
阿賀野「卵焼き?」
雲龍「得意・・・なの」
阿賀野「難しいのにすご~い!私は・・・お菓子しか」
雲龍「お菓子のほうが・・・難しい」
阿賀野「今日はティラミスだ~」
雲龍「ふふっ、もうすぐお昼・・・だもんね」
阿賀野「そうだよ~がんばっちゃうよ~」
・・・
大鯨「台所が占領されてしまいましたね、毎日毎日・・・提督殿は責任という言葉をご存じないようで」
あきつ丸「初々しいでありますな・・・乙女力があふれてくるであります」
大鯨「あきつは料理するんですか?」
あきつ丸「コンビニがあれば生きていけるであります」
大鯨「栄養価たらなくなりますよ」
あきつ丸「コンビニにはサプリメントもあるであります」
大鯨「これが時代の流れか・・・」
提督「失礼しまーす」ガチャ
佐世保「ノック」
照月「」コンコン
佐世保「なんですか?」
提督「そろそろクリスマスなんで実家に帰らせていただきます」
佐世保「分かりました。有給は・・・期間的に無理だから、諸事情でいいかな?」
照月「私も横須賀に行きます」
佐世保「えぇ!?なんで!?もう移籍なの!?」
照月「いえ、姉に会いに行きます」
佐世保「よかった~」ニッコリ
照月「提督って現金ですよね・・・」
提督「まぁ若手筆頭なんだしガツガツしてないと他に潰されちゃうし」
佐世保「やめて~気にしてんですから!」
照月「実は付いていくのは無茶苦茶嫌なんですけど、お姉ちゃんと約束しちゃったので」
佐世保「兄様なにしたんですか?」
提督「俺は何もしてないはず、ただ生理的に嫌われてるだけ」
照月「でも無害ですし、素が出せるので楽です」
提督「同じく」
佐世保「可愛い顔してとんでもない子ね」
提督・照月「そんなに褒められても何も出ないぞ☆ミ」キャルルン
佐世保「ぜったい仲いいでしょ」
金剛「あぁ・・・今年も早かったネ」
金剛「そろそろ諦めが・・・」
加賀「貴方も若いんですから、何を・・・」
金剛「恋愛結婚がいいネ~見合いとか嫌ヨ」
加賀「理想に溺れて行き遅れるわよ」
金剛「・・・もう同性でも」
加賀「自分を大切にしなさい」
金剛「ま、地道に探すかナ~」
榛名「女は若さです!お姉様!」
比叡「榛名!?」
瑞鶴「男の影すら無いと・・・こう腐っていくのね、惨めだわ」
利根「自己批判かの?」
瑞鶴「え?私も同類?」
利根「自分だけお高く留まるのは無しじゃ」
川内「提督帰ってくるってさ、メール来たよ」
神通「全員に一斉送信してますね。律儀な方です」
那珂「那珂ちゃんが言えたことじゃないけど・・・転々とする職だね~」
神通「普通はそんなことないんですけど」
川内「態々帰ってくるところ見ると色々用意していると見た」フフーン
赤城「ちょっとした物を送る習慣付けてる所がモテる男よね」
翔鶴「自慢?」
赤城「そうよ、いいでしょ」
翔鶴「それ言うと全員自慢話あるから」
青葉「一応新婚旅行でバカンスしてきてますから」
鳳翔「あの時結婚してましたっけ?」
川内「明石さんは?」
明石「はい?」
鈴谷「欲しい物とかねだってるの?」
明石「特には・・・無いですね」
赤城「子供とか?」
鈴谷「まじ?うちから初のマタニティー出ちゃう?」
明石「まだ・・・恋人感覚がいいです」
川内「あたしもそう思ってたんだけどさ、娘出来たら覚悟出来ちゃってね」
神通「大丈夫です。子育てに明け暮れることはありませんから」
鳳翔「家事もですね」
翔鶴「あんた達が決めることじゃないでしょ?焚きつけてどうすんの?」
赤城「ま、恋人なのは今だけだからね、あと数年はいいんじゃないかしら?」
神通「早く会いたいです・・・提督」
Iowa「クリスマス実家に帰るかな・・・」
高雄「あら珍しい、去年は此処にいたじゃない」
Iowa「久しぶりに顔出しても~って思ってるんだけど」
照月「アメリカでしたっけ?」
Iowa「そうそう、私の名前は地名から来てるからアイオワ州よ」
高雄「何処でも名前ってのは地名から来るものなんですね」
照月「あっ・・・そうだ、Iowaさん。クリスマスなんですけど・・・よかったら」
照月「私の家族に会いに来ませんか?」
Iowa「・・・」
Iowa「ん?なんて?」
照月「実はクリスマスはお姉ちゃんの所に行こうと思ってまして」
照月「ご実家に戻られるなら・・・無理強いは」
Iowa「行くわ」キリッ
Iowa「か、家族に挨拶でしょ?」
Iowa「(誘ってるわ!この子!!)」
照月「では一緒に行きましょうね」ニコッ
Iowa「ふぐぉわ!!」ブシュ
高雄「いやあああ、血が!!服に!」
Iowa「どうやらあれは聞き間違いの様ね・・・流れが、流れが来てるわ!」
Iowa「あら、てーちゃんも?」つ がっつり荷物
提督「(連れて来たのか・・・)」
照月「(好きな人と過ごしたいんです)」
提督「(もう正体隠さなくていい?)」
照月「(不味くなったら私がカバーしますから、私とIowaさんの部屋一緒にしてください)」
提督「(勝手に立て籠もったら俺の嫁が起こるから辞めてくれよ?)」
提督「私の実家に照月さんのお姉さんが居るんです」
Iowa「え?メイドかなんか?」
提督「横須賀の鎮守府へ向かいます」
Iowa「うん・・・横須賀!?」
提督「・・・迎えが来ましたね」
ブロロロロロ
Iowa「リムジンだ!」
提督「軍のお偉いさんの送迎も行いますので・・・護送用です」
提督「最近はもっぱら家族用と化してますが」
Iowa「すげぇ」
Iowa「横須賀ってことは那珂ちゃん居るじゃん!?」
Iowa「なんで言ってくれなかったの?」
提督「機密事項ですので、あまり他言は出来ませんの」
提督「さ、行きましょうか。乗ってください」
照月「おぉ~広い」
Iowa「ワインセラーとかある・・・中ジュースだけど」
提督「出してくれ」コンコンコン
長門「くじ引きで負けたから来た。任せておけ」
提督「お前かよ!・・・免許持ってんのか!!」
長門「一応持ってる!ペーパーだがな!バイクにすら乗らん!!」フフン
長門「聞いてはいたが、女にしか見えんな。じっくり話も聞きたいし飛ばしていくぞ!!」
提督「掴まれ!運転荒くなるぞ!」
Iowa「へ?」
ブゥゥゥゥゥウウウウゥゥン
Iowa「うごぉ!?」ゴン
提督「壊すなよ・・・この車お前の年収レベルだからな!!」
長門「通帳は島風に渡してある!」
提督「そういうことを言ってるんじゃねぇ!!」
提督「何か言う事は?」
長門「ハイ」←正座
提督「あのなぁ・・・大事にならなかったが事故だぞ?」
長門「曲がれませんでした」
提督「お前・・・」
提督「客人乗せてんだよ・・・俺だけだったら」
長門「ハイ」
Iowa「(怖いんだけど・・・あれ何?)」
照月「あれが素じゃないんですかね・・・」
Iowa「あの~もういいんじゃない?」
提督「・・・いいだろ、島風には報告するからな」
長門「(´;ω;`)」
提督「すまないな、この阿保が・・・」
照月「事故と言っても擦れただけですし、大丈夫ですよ」
提督「鎮守府まですぐだから俺が運転するわ、後ろに乗っておいてくれ」ピッピピ
提督『もうすぐ着くからリムジンの修理の手配しといて』
提督『そうそう、請求は鎮守府あてに頼む。長門が擦っちゃってさ・・・よろしく』
照月「長門さん?あの人ならすぐ切り替えますから」
長門「知ってる・・・けど島風のほうが怖い。締め出される」
照月「敷かれてますね・・・」
キキー
Iowa「着いた?」
照月「みたいですね」ガチャ
パタン
秋月「照月~」タタタ
照月「お姉ちゃん!」
秋月「久しぶり、げんきだった?」
照月「うん、お姉ちゃんも元気そうでよかった」
秋月「えっと・・・」
Iowa「初めまして、佐世保のIowaです」
秋月「こんにちわ、照月の姉の秋月です。妹がお世話になってます」ペコリ
Iowa「いやいや、私の方がお世話になってるから・・・今回もお招きされちゃったし」
川内「どうも~秘書官の川内で~す」シュタ
照月「こんにちわ、旦那さんなら運転席です」
川内「さんきゅ」シュタタタ
バタン
提督「ふぅ・・・男物も久しぶりに着るな」ノビー
川内「おっかえり!」
提督「ただいま、ごめんよ。長い間家開けて」
川内「それは後々償ってもらうからね」
提督「さて、このまま部屋に行くか・・・客人は秋月に任せるわ」
川内「いこっか」
・・・
Iowa「・・・あれ?」
照月「実はですね、てーちゃんはここの提督さんなのです」
照月「訳あって潜入していたらしいんです。世帯持ちなので安心ですね」
Iowa「」
Iowa「男!?」
照月「そうですよ?」
Iowa「私は男のパンツを・・・」フラッ
秋月「大丈夫ですか!?」ガシ
照月「Iowaさん!?」ガシ
Iowa「あっ・・・天国」ドクドクドク
秋月「照月、またなの?」
照月【可愛いでしょ?】ウフフ
秋月「そういう所変わってないのね」
島風「・・・」ムッスー
長門「すまぬ」
島風「長門は調子乗りすぎ、いつも言ってるじゃん」
島風「一応、上司とそのお客さん乗せるんだからね?事故ったらクビたよ?」
長門「・・・うん」
島風「はやく部屋おいで、ご飯冷めちゃうから」
木曽「あいつの所上下関係出来上がってんな」
天龍「いい嫁じゃん?」
天津風「木曾木曽、魂が甘味を求める!」グイグイ
木曽「はいはい、わぁったよ。引っ張るな」
天龍「お前の所は年下彼女だな」アハハ
木曽「まぁ、否定はせん。最近そんな気がしてきたら」
提督「久しぶりだな、神通」ギュ
神通「ほんとですよ・・・」
提督「あの時はごめんな、俺もまだまだガキのようだ」
提督「許容しなきゃって思うんだが、如何せん危険だからさ」ナデナデ
神通「私もあの時はやんちゃで」
神通「娘も居るのに、って今なら」
赤城「甘々ね」ケッ
提督「俺はもともと甘えたい派だからな、愛する人は思いっきり抱きしめたい」
赤城「確かにね~外出の時はずっと手、繋いでるし」
提督「子供の時から姉様にも赤城にも甘えてたから、その名残だな」
赤城「あたしは気分屋だから月1くらいにしてね」
青葉「それでも十分甘々っすよ!」
明石「鈴谷さんは?」
鈴谷「毎日がいいね~ヤンママな鈴谷ちゃんは子供と旦那を愛するよ!」
那珂「年一でいいわ」
翔鶴「同じく」
提督「つめたいわぁ」
那珂「期間が開いた方が特別感出るじゃん?」
神通「うふふ・・・うふふふふふ」
川内「神通・・・提督の胸の中で変な笑いしてる」
鳳翔「殺気が出てますね、独占アピールです」
川内「覚めないねぇ・・・」
鳳翔「姉妹そっくりじゃないですか」ニコニコ
川内「それを言われると、否定できない」
Iowa「ひっろ・・・うちの鎮守府狭かったんだね」
照月「ですね~」
秋月「うちは大所帯なので、駆逐艦も多いですから」
Iowa「へ~」チョンチョン
Iowa「ん?」
じんつう「こんにちわ!じんです!」
Iowa「かわい~」
秋月「おはよ、じんちゃん。お母さんは?」
じんつう「いえ」
Iowa「ここには子持ちの艦娘もいるの・・・?」
秋月「まぁ・・・一応」
提督「おぅ、どうだい?うちの鎮守府」
Iowa「・・・ひろいっすね」
提督「詳しいことは後々話すから」
なか「ににちわ!」ブンブン
Iowa「きゃーかわい~」
提督「俺の娘だ、可愛いだろ?」
Iowa「この子は?」
じんつう「?」
提督「俺の子だ」
Iowa「何人に居るのよ」
提督「8人」
Iowa「は、ハーレムじゃん!!すっご・・・」
あおば「パパ!」
しょうかく「とおさま!」
提督「はいはい、ご飯いこうな~」
提督「何なら一緒に食堂行くか?」
Iowa「私の中で『女装変体野郎』から『尊敬すべきモテ男』にランクアップしたわ」
照月「・・・」アハハ
Iowa「うっわ、雑誌で見る面子ばっかり」
赤城「あぁ、あの大本営が出してる奴?」
Iowa「ど、どうも」
Iowa「って、大本営秘書艦の赤城さん!?」
Iowa「(美人でお淑やかで、それに強くて仕事まで出来る大和撫子・・・今でも根強いファンが居るという・・・)」
赤城「元よ、元・・・今は引退したわ」
Iowa「退官式もなかったですね」
赤城「デキちゃってね、そのままこっちに来たの」
Iowa「」
赤城「あかぎ、来なさい」
あがき「はぁい?」ヒョコヒョコ
赤城「あかぎも挨拶しときなさい」ダッコ
あかぎ「あがぎです!そろそろ6さいです!」
Iowa「てーty、提督殿とはどういったご関係で?」
赤城「幼馴染・・・腐れ縁ってやつ?ズルズルと結婚までしちゃったけどね」
Iowa「ここだけ治外法権なの?」
赤城「言わんとしてることは分かるけど、あいつもあいつで苦労してるからね」
赤城「断れないタイプだからどんどん増えちゃって・・・それは昔からだからもう諦めたけど、そろそろ落ち着いて欲しいっていうか勝手に出ていくのは」
Iowa「惚気は・・・いいです」
赤城「こっから惚気んのよ。黙って聞いてなさい」
Iowa「ハイ」
Iowa「雑誌で見たのとイメージ違う・・・(´;ω;`)」ホロリ
提督「ねむてぇ・・・」
あまぎ「」カクン
提督「我慢しなくていいからな、あまぎ。寝てもいいぞ」ダッコ
あまぎ「ん~」
提督「俺も寝よ」
・・・
提督「せーん」
せんだい「あい!」トテテテ
提督「せんもおねんねする?」
せんだい「しゅる!」
モゾモゾ
提督「あんまり暴れちゃだめだぞ」
明石「提督、私も失礼しまーす」
提督「いつの間に」
明石「はーいせんちゃん。ぎゅー」
せんだい「ぎゅー」
明石「前返ってきたときも独占されてましたから」
提督「帰ってきたからには時間はたくさん作るさ」
明石「お仕事は?」
提督「任せる訳じゃないけど有能な部下が多いから」
明石「そういえば」ガシ
明石「あの連れて来たのはなんですか?」
提督「あれは、秋月の妹だよ」
明石「金髪の方は?」
提督「妹の思い人、連れてきたかったんだと」
明石「なら大丈夫ですね」
明石「10人目だったら家族会議ですよ」
提督「問いただしてくれるのが明石でよかったよ・・・」
提督「どう?ゆっくり出来た?」
Iowa「まぁ・・・まぁまぁ」
照月「♪~」ギュー
提督「そんな仲良かったか?」
照月「実は昨日の夜の記憶が無くてね・・・そのあとからこうなの」ダクダク
秋月「鼻血出てる・・・」
提督「(お、お前・・・まさか)」
照月【うふふ】
秋月「(あの子にそんな度胸無いので大丈夫ですよ)」ヒソヒソ
提督「(さすが姉だな・・・分かるのか?)」
秋月「(照月は・・・昔からあと一歩で怖気づくので)」
提督「お前そんなキャラだっけ?」
秋月「家族ですから、はっきり言いますよ」
Iowa「話逸れてるわよ~」
提督「そうだった、実は夜風ちゃんは俺なんだよ」
提督「なんか機密事項とかなんだかんだで佐世保で艦娘してました」
Iowa「お偉いさんだとは・・・てか時々その姿でいたわよね?」
提督「あぁ、バレそうになった時とかは」
Iowa「あきつのだんn--」
提督「stop!!!!!」
提督「(言うな)」←口パクでアピールしてる
Iowa「でもあきつが・・・」
提督「 (言 う な) 」
照月「Iowaさん、彼は言われると奥さんに殺されるから言って欲しく無いそうですよ?」
Iowa「ほーん」ニヤニヤ
提督「後で説明するから・・・頼む。ぜってぇ誰か見てるから」
Iowa「あきつ丸の旦那ってあれホント!!!!!????」
提督「ああああああああああああああああああああ」
バコーン
川内【】
神通【・・・】
鳳翔【来なさい、聞きたいことが増えました】
提督「・・・我が身朽ち果てようとも、横須賀は死なぬ」
鳳翔【さぁて、お話しましょう。家族だけで】
秋月「あー、今日は無理かな。引き継いどきますね」
照月「(こわ)」
Iowa「(殺気が殺気がやばい)」ブルブル
鈴谷「くーまの」
くまの「ぁい!!」
鈴谷「おさんぽいこーね」
くまの「ねー」
鈴谷「あたしの娘は可愛いの~」スリスリ
熊野「子煩悩ですわね」
鈴谷「熊野も子供が出来たら分かるって」
熊野「いまは予想もつきませんわ」
くまの「さぅさぅ」
熊野「冷えますわね・・・お嬢さん大丈夫?」
鈴谷「暖かい恰好してきたけど無理はせずに行こうね」
くまの「」ギュ
熊野「そういえは提督は?帰ってきてのは聞きましたけど姿が見えないんですけど」
鈴谷「部屋だと思うよ?」
鈴谷「家で引っ張り凧でさ~のんびりしたいんだろうけどね」
熊野「鈴谷はいいんですの?」
鈴谷「あの中は騒がしいから、くまのが起きちゃうんだよ」
熊野「デリケートな子ですわね。それはみんなに言った方が」
鈴谷「静かな所が良いよね~」
くまの「えー」
鈴谷「図書室は寝る所」
熊野「武蔵さん怒りますわよ?」
Iowa「トイレは~」キョロキョロ
夕立「ぽぽぽぽ~い」
Iowa「・・・夕立ちゃんだ!!」
夕立「ぽい?」
Iowa「応援してます!いつも番組見てます」
夕立「ありがと~」フリフリ
春雨「夕立ちゃ~ん、打ち合わせするよ~」
夕立「は~い」テテテ
朝霜「でさー」
清霜「うんうん」
早霜「ほー」
Iowa「かわいっ・・・」
Iowa「し、失礼・・・お手洗いは」コホン
朝霜「あっちだぜ」
Iowa「どうも」
早霜「部屋帰って日記かこ」
清霜「まだつけてたんだ」
朝霜「お子ちゃまだぜ」
清霜「朝霜もまだ〇〇歳でしょ」
Iowa「じ・・・JSだ、と・・・」
Iowa「馬鹿な・・・身長160はあるぞ、あれで駆逐艦だと・・・」
Iowa「摩訶不思議ワールド・・・横須賀」
響「だよ~ん ~>゜)~~~」ウネウネ
北上「・・・」
あまぎ「♪~」
阿武隈「膝の上に乗せてお仕事ですか」
北上「どうしてもと言いますし、大人しいのでいいかと」
阿武隈「意外です。子供好きじゃないと思ってました」
北上「大人しい子なので、問題ないです」
提督「おはー」ガチャ
あまぎ「おとうさん!」
提督「ここにいたのか、執務室とは珍しい」
北上「静かな所が好きなようでして、よくここで遊んでますよ」
提督「ほ~ん、大人しい子だなぁ。おいで」
あまぎ「は~い」
提督「北上は、いいお姉ちゃんか?」ダッコ
あまぎ「うん」
阿武隈「久しぶりに親子の時間作ったらいかがです?今日は休みですし」
北上「我々もあと3,40分で終業します」
提督「じゃ、図書室行こうか」
あまぎ「は~い」
提督「あまぎ、なんで図書室にベット並んでるか知ってるか?びっくりしたんだが」
あまぎ「むさしさんがおいてた。ねながらほんよめる」
提督「いいんだが、本にダメージないかそれ」
島風「」パチクリ
島風「起きなきゃ」
長門「zzz」
島風「長門、起きて」ユサユサ
長門「ん・・・今日は寝ていよう」ギュウウウ
島風「・・・」
島風「出れない」
長門「休みだし・・・それに一緒に寝ていたいんだ」
島風「もぅ」
長門「zzz」
島風「(・・・私より依存してない?)」
翔鶴「こう卓を囲むのも久しぶりね」
赤城「こいつが返ってこないからねぇ」
那珂「もう少し考えて行動してもらわないと」
提督「すいません・・・」
翔鶴「帰ってくるのは分かってるんだけどねぇ」
赤城「娘の為にも連絡はくれないと」
那珂「娘出す?自分が寂しいからじゃないの?」
赤城「はっ」
翔鶴「内心寂しいのよ、乙女だから」
赤城「うっさいわねぇ」
提督「(昔から変わってねぇなぁ)」
赤城「昔から変わってないって顔してるわよ・・・大体これもあんたのせいよ!!」
提督「そういう所も変わってないな」アハハ
赤城「何その余裕・・・ムカつくわ」
翔鶴「幼馴染ちゃん、手玉に取られてるわよ~」
那珂「ツンデレって奴ですね、分かります」
赤城「くっそ、めんどくさい」
電「こんにちわなのです」
暁「暁よ、よろしくね」
照月「照月です。姉がお世話になってます」
雷「よろしく~」ウフフ
響「ちくわ大明神」
秋月「この方々が私の先輩、ここの主力よ」
電「そんな先輩だなんて・・・そんな器じゃないのです」
雷「じゃ、射撃訓練でもしますか」
・・・
雷「ほっ」ボン
カーン
電「NANODEATH」ドド!
カカーン
暁「ボルテッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」バシュウ
ボーン
照月「あわわあわ・・・」ゴゴゴゴゴゴ
秋月「あはは、相変わらずの命中精度。あれだけ大技なのに」
響「Cappadocia!!」ポイ
コン
雷「響~ちゃんとしなさ~い」
電「それは「当たった」だけで「当てた」じゃないのです」
響「(´・ω・`)ショボンヌ」
照月「あれ投げたよね?」
秋月「そうね、砲弾自分で投げて当ててるわね。でもうちだと遊んでるって言われる」
照月「佐世保雑魚いな~」
秋月「同僚さん泣くわよ?」
提督「俺の指揮が見たいだぁ?」
Iowa「横須賀は目を合わしたら殺されるって聞いたけど、強いし・・・知ってると思うけど私、現場指揮だから」
北上「いつも電話で名乗った時に『あっ・・・』って言われるのはそのせいですか」
提督「おかしいなぁ、うちはフレンドリーなのに」
鈴谷「大きくなった娘に見せられない父母の姿がここに」つDVD
提督「やめろ!俺も映ってんだぞ。その教材」
提督「指揮ねぇ、特に目立ったことはしてないぞ。今晩見に来るか?脚部艤装だけなら予備一杯あるし」
Iowa「現場指揮なの!?」
提督「任せるときは指揮しない。横槍入れて現場混乱させたくないし」
北上「あとは奥様方に任せてますね」
提督「お前の所の・・・あいつは、まだ若いからな」
Iowa「成長していってるから気にしてない」
提督「今晩声掛けるから、それまでのんびりしててくれ」
Iowa「はーい、それではまた」パタン
北上「編成は?」
提督「川内・神通の前線に、暁と叢雲。後は俺とIowaで」
北上「了解です、ちょうど危険区域で敵影が目撃さてますのでそこへお願いします」
提督「あいあい」
川内「見るからに近づいて殺す気だね」
神通「駆逐を盾に突っ込んで来る?」
提督「褒められた戦法ではないが、有効ではある」
提督「と、いう訳で・・・俺が前線に立つから側面からよろしく」
川内「あいあいさ」シュ
神通「では」
Iowa「あの~敵影が10位見えるんですけど」
提督「おう、俺と駆逐2人で受け止めるぞ」
暁「普通の装備で対応するわ」ガション
叢雲「そうね、か弱く行きましょう」ジャキン
提督「調子に乗って来てくれると嬉しいな~」
暁「今日は何匹釣れるかしら?」
Iowa「(駄目だ・・・こんなの真似できない)」
提督「くまの」
くまの「あい!」ギュ
なか「ぱっぱ!」テテテテ
提督「ん?」
せんだい「なにしてう?う?」フラフラ
提督「ぐでーんってしてる」
提督「明日はクリスマスだからな楽しみにしとけよ」
せんだい「う゛おお!!」ダダダ
提督「こらこら、走らない・・・せんも走るようになったか」
ズデ
提督「うおお!?だいじょうぶか?」
せんだい「zzzz」
提督「ぇぇぇ・・・寝ちゃったよ」
青葉「提督~?」ガチャ
提督「ん?」
青葉「あら、寝ちゃった」
青葉「取り合えずベットへ」
提督「おう」
くまの「zzz」
熊野「くまのもか・・・」
なか「いーこいーこ」ナデナデ
青葉「私も寝ようかな~後で起こしてください」ダッコ
なか「まま?」
青葉「おねんねしましょうね~パパの部屋ですけど」
なか「あーい」
提督「お、俺の部屋が占領されてしまった・・・」
提督「明日の準備しよ」
長門「よっし、今日は飲むぞおおおおおおお」
ウオオオオオオオオオ
武蔵「では私から一杯」ドン
熊野「樽はグラスではありませんよ」
鹿島「つぶれた後の面倒見たくない」
瑞鳳「諦めが肝心っすよ~」
祥鳳「未成年組にはジュースサーバーがありまーす」
曙「何処に金かけてんだが」
潮「まぁまぁ」
朝霜「うめぇ」
秋月「こらこら、分けるから大皿から取らないで」
照月「すごい・・・宴会だ」
夕立「ぽっぽぽ~い」
春雨「今日はお休みでよかったね~」ウフフ
時雨「これも那珂さんのお陰だね」
那珂「いえー那珂ちゃんが1曲歌うよ~」
天龍「聞き飽きたわ!!」
木曽「帰れー」
那珂【あ゛ぁああ?】
天龍・木曽「すいませんでした」ドゲザ
那珂「よろしい、では1曲目~POISON」
木曽「人の歌かぁよ!!」
あかぎ「お~」
プレゼント袋
あまぎ「おっきい」
じんつう「わーい」ピョンピョン
あおば「しょうかくよりおっきいね」
しょうかく「あおばよりもおっきいよ」
せんだい「わーお」
なか「・・・みえはい」
くまの「???」ポンポン
川内「おっはy・・・でか!?」
神通「どんだけ買って・・・すごいプレゼントですね」ゲフンゲフン
赤城「サンタさんも太っ腹ね~よかったじゃない」
那珂「これ子供のだけじゃなよね?」
翔鶴「そうね~あたし達のもあるんじゃない?」
青葉「部屋占領って出費が・・・」
明石「あの人ったら」
じんつう「あけよ、あけよー」
神通「では一つずつ確認しましょうね」
・・・
鳳翔「いいんですか?リビングに行かなくて」
提督「今行くと神通あたりに怒られそうだから行かない」
鳳翔「お幾らだったんですか?」
提督「そこそこ・・・かな」
鳳翔「素直じゃないですね、子供みたい」
鈴谷「熊野~みてみて~コート買ってもらっちゃった」クルクル
熊野「流石は提督、しっかりしてますわね」
鈴谷「くまのも服買ってもらったの」
くまの「あい!」モコモコ
熊野「あら可愛らしい」
鈴谷「風邪ひくと大変だからね~」
くまの「え~」
熊野「大切にしないといけませんわね」
くまの「あっちあっち」
熊野「・・・流石に、暖房の中は熱いのでは?」
鈴谷「そりゃそうか」
せんだい「くー」フリフリ
川内「もう着てるの?」
鈴谷「嬉しいじゃん?」
せんだい「ぎゅ」ギュ
くまの「うー」ギュ
川内「気持ちは分かるけど・・・家の中で着なくても」アハハ
鈴谷「まだまだ若いですから」キリッ
熊野「(そういう川内さんも見慣れない時計付けてますわね)」
提督「・・・」
川内「zzz」
提督「もう昼か」
提督「なぜ俺の腕にクナイが・・・?何があったんだ」
・・・
提督「おはよう」
赤城「おh・・・うわぁ」
翔鶴「鏡見て来なさい。子供に悪影響よ」
提督「何?何何?」
鈴谷「はい、鏡」つ鏡
提督「・・・わーお、噛み痕すげぇ」
神通「姉さん・・・」
那珂「神通ちゃんの時のほうがやばいよ」
鳳翔「早く上来てください」つYシャツ
提督「ごめんごめん、俺も覚えてなくてさ」
提督「久しぶりに吞んだから・・・3瓶」
鈴谷「お酒って怖~い」
なか「わかい」
那珂「なかちゃん・・・あんたいくつよ」
なか「???」
那珂「達観するのは30年後にしなさい」
Iowa「照月ちゃん」
照月「はぁい?」ゴロゴロ
Iowa「いつ帰るの?」
照月「何処へですか?」
Iowa「・・・佐世保だけど」
照月「・・・???」キョトン
Iowa「えっと・・・キョトン顔はすごい可愛いんだけど、あたし達軍役だしね?」
照月「あの、私と一緒の部屋は嫌ですか?」
Iowa「そんなことないわ!部屋とか掃除してくれるし、横須賀の人と話しつけてくれてるし」
Iowa「すごい幸せよ」
照月【なら、大丈夫ですね】ウフフ
Iowa「・・・・・・そうね」
照月【ずっと、一緒ですね・・・ずっと】
Iowa「大丈夫かな、高雄」ポケー
じんつう「こんにちわ!」ガチャ
熊野あらいらっしゃい。どうしましたの?」
じんつう「あそびにきーたよ」
熊野「はーい、ごゆっくり」
じんつう「せんちゃん、あそぼ」
せんだい「おー」とてとて
あおば「わー」
しょうかく「おひめさまのへやみたい」
熊野「ちょ・・・多いですわね」
提督「久しぶりに入ったな、熊野の部屋」ゾロゾロ
長門「ファンシーだな」
天龍「せまっ」
Bismarck「なんで私此処にいるの?」
熊野「おいこら、そこの」
提督「まぁ、何と言いますか、これも何かの運命無いんじゃないかと」アハハ
川内「家以外で惚気ないでよ・・・恥ずかしい」
提督「最初なんか顔合わせたら喧嘩でしたから、元から愛称は良かったのだと思いますよ?」
川内「や~め~て~」
那珂「なにあれ」
陸奥「雑誌の取材だってさ」
那珂「ほーん、まるで正妻のように居座ってるじゃん」
陸奥「今出てったら、あの記者さん。消さないと」
翔鶴「いいのよ、世間では那珂の姉と旦那で通ってるから」
赤城「記者が入るとは聞いてたけど、女の人なのね」
鳳翔「鎮守府ですから、大本営からの配慮かと」
赤城「爺・・・あいつの仕業か」
赤城「また大本営顔出さないとな~、新年だし」
ザワザワ
提督『はーい、注目』
提督『めんどくせー挨拶はこれだけだから聞いとけー』
提督『1年お疲れ様、今年も終わりだ。長かったようで一瞬だったな』
提督『年末年始は休みにしてやったから呑んどけ!』
提督『一応礼儀だ、全員で乾杯しとけ。いくぞ~』
カイパ~イ
ガシャン
・・・
Iowa「凄いわね、年がら年中宴会やってるんじゃないかしら」
照月「クリスマスも凄かったですからね」アハハ
Iowa「年末に佐世保に居られなかったのは、現場指揮として如何なものかしら」
照月「Iowaさんはまじめですね」
Iowa「あれから提督から連絡皆無よ?」
照月「どうなんでしょ」
島風「ながと、いっきは駄目」
長門「わかった、今日はしない」
天津風「木曽よ、終末の日に魂を怪我してはならぬぞ」
木曽「わぁーたよ」
照月「・・・あんな風に」
Iowa「(お酒呑んで酔ったらベタベタ触ってもバレないかな?)」
佐世保「とほほ・・・今年は仕事と共に新年を迎えそう」
あきつ丸「いやはや、引き抜かれてしまうとは、うちも終わりですな」アッハッハ
佐世保「引き抜かれてないもん!遊びに行っただけだもん!!」
大鯨「あきつ、そろそろ辞めとかないと提督泣きますよ」
あきつ丸「寝正月ならぬ泣き正月・・・悲惨でありますな~」
あきつ丸「一生の思い出、作りませんか?」
佐世保「結構よ!!明日から減俸にしてやる!!!」グズグズ
大鯨「提督、こっちにいらっしゃい」
佐世保「うわああああああああ」ビエー
大鯨「あきつ、貴方も仕事終わってないでしょ?」
あきつ丸「心配無用!積み上げているのは終わった書類でありますから」フフン
大鯨「意地の悪い」
あきつ丸「そろそろ宴会に混ざりに行きましょうか、行きますよ~」ウキウキ
佐世保「ぅぅぅ・・・」
大鯨「提督、行きましょう」
提督「あーさむ、除夜の鐘とか見に行くんじゃなかった」
青葉「一年に一度ですよ?見なきゃ損損」
提督「おっさんにはつらいのよ」
青葉「20代がそれいうと全国の30代男性から殴られますよ」
???「たのもー」
提督「・・・・・・」
青葉「提督、へんな人が鎮守府の門に居ますよ」
提督「早く、警察よべ!」
青葉「こわっ・・・提督が読んでくださいよ」
提督「いやだよ、関わりたくねぇ」
???「む?」
提督「バレた!逃げるぞ」
???「待て、そこの!すまんが横須賀鎮守府とはーー」
提督「よっと」ダキカカエ
青葉「うぉ///!?」
提督「さいならー」ピョーン
???「なんと!あの壁を悠々と飛び越えるとは、やはり日本には忍びが居るのだな!!」ウキウキ
???「あとで見せてもらおう、それより入れてもらわないと・・・たのもー」
タノモー キイテイルノカー? タノモー
北上「提督、総司令からの刺客です」
提督「おう、この顔には見覚えあるぞ。昨日俺の鎮守府の前で一人騒いでたからな」
北上「元々は大本営所属予定だったらしいのですが、金剛さんと派手なケンカを」
提督「血気盛んなのはいいんだが・・・ビス子みたいなのは要らんぞ」
北上「私個人の感想ですが、あの国の方々はプライドが高すぎると言いますか」
コンコン
提督「はぁい」
???「失礼する。挨拶に来た」
提督「ご苦労さん、ちょっと待っててくれ。お茶入れるから」
???「畳部屋は無いのだな」
提督「日本の家屋には多いが、如何せんここは鎮守府でね。Warspiteさん?」
Warspite「あぁ、合っているぞ。自分はWarspiteと申す」ペコリ
提督「(申す・・・?)」
Warspite「自分は英国から来たが日本語も文化も勉強してきた。安心して日本語で指示をして欲しい」
提督「あぁ、よろしくな。今からうちの概要書類渡すから」
提督「北上、あれは無害な気がする」
北上「ですね」
川内「へぇ」ジー
Warspite「よろしくお願いする」ペコリ
川内「デカいね」
神通「長門さんや武蔵さん、ビス子さん位ですね」
那珂「日本被れと聞いてたけど、いい子そうじゃん」
Warspite「自分はこれでも2〇歳だぞ。自立している」
川内「年上じゃん!翔鶴さんと同い年?」
翔鶴「そうね」
しょうかく「zzz」
Warspite「かわいらしい・・・娘さんか?」
翔鶴「そうよ、今年で5歳。もう一人いるけど・・・」
青葉「翔鶴さーん、あおばが寝ちゃいました」
あおば「zzz」
翔鶴「部屋に連れて帰るわよ」
青葉「あいさー」
Warspite「実に和やかだな・・・自分は此処に来れて幸せだ」ニコニコ
ペカー
川内「ま、眩しい・・・」
那珂「どう見ても年上に見えねぇ」
神通「いい人そうですね」
Bismarck「・・・」
Iowa「・・・」
Warspite「どうした?」
呂500「こんにちわ~ですって!」
Warspite「こんにちわ、自分はWarspiteと申す」
呂500「一回パーティで見たことあるって!」
Bismarck「あ~そんな気がするわ」
漣「お嬢様ってへんにコネクションあるのね」
Bismarck「見ただけよ」
Warspite「これからは友として、戦友としてよろしく頼む」
提督「おっ?留学生同士交流か?」
Bismarck「そんなところ~あたしそろそろ戻るわね」
漣「レイドだからでしょ」
Bismarck「まぁ、あたりまえよね」ドヤッ
Iowa「では自分も失礼します」ペコペコ
照月「部屋でのんびりしましょう」ヒョコ
Warspite「駆逐艦を供に付けるのが流行っているのか?」
提督「仲が良いだけだよ」
Warspite「あれもだ」ユビサシ
長門「今日は何しようか」
島風「お出かけする?」
長門「それもいいな、私のジャージも破けたところだし」
長門「新しいジャージが欲しい」
島風「お洒落は見えない所からするもんだよ」
提督「あれは必然だな」
那珂「ワンツーワンツー」←ジャージ
夕立「ポイポーイポイポーイ」←ジャージ
那珂「さっすが夕立ちゃん、ドラマに出てても動き落ちてないじゃん」
夕立「お任せ、本業はこれですから」
那珂「那珂ちゃんも若いはずなんだけどな」
夕立「5つ?7つ違い?」
那珂「え?・・・夕立ちゃんいくつ?」
Iowa「あの~サイン下さい」ヒョコ
那珂「おっ?君は佐世保の、好きだね~」
夕立「ぽ~い」
Iowa「テレビっ子なものでして」エヘヘ
那珂「ファンありきの商売だからね、嬉しいよ」キュッキュ
夕立「この前事務所がファンクラブ作ってたっぽい」キュッキュ
那珂「一から百、埋まってたでしょ」
夕立「何で知ってるっぽい?」
那珂「それ全部軍関係者だから」
夕立「あぁ・・・」
Iowa「日本軍すげぇ」
扶桑「今年も提督からお年玉を頂きました」
筑摩「彼はほんとうに律儀ですね」ウフフ
扶桑「使い道もないので貯金が貯まる一方です」
筑摩「私も必需品しか使いませんので・・・」
扶桑「今年もこんなに、どうしましょう」バサバサ
筑摩「お金で結婚できないでしょうか・・・」
扶桑「嫌ですね、妥協です」
筑摩「冗談ですよ、恋をしているのですから・・・相手は一人です」
扶桑「そうですね」フフフ
電「健気なのです」ヒョコ
雷「そろそろ諦めるか砕けるか、お見合いするかした方がいいと思うわ」ヒョコ
暁「司令官なら・・・でもなぁ」
響「消費期限きれちゃーう」ババーン
ジャキ ドドドドド
雷「あぁ・・・響が」
響「ケホッ・・・禁句は言うもんじゃないんだよ」マックロ
提督「そろそろ佐世保に顔出しとくか」
明石「また行かれるんですか?」
提督「佐世保の子達預かってるからね~」ゴソゴソ
提督「そうそう、ちょっとこれ見てくれよ」
明石「なんですか?」
提督「じゃじゃーん!」←夜風フォーム
提督「どう?綺麗ですか?」
明石「・・・・・・・・・そうですね」
提督「引いてるだろ!目が泳いでるぞ」
明石「気合入れすぎでしょ!メイクしてるし・・・態々スパッツまで」
提督「着圧だから足が細く見えるんだぜ」
明石「ぱっと見、女の人じゃないですか。あんなに筋肉質なのに」
提督「基本はこのマント羽織ってるから・・・あんまりバレなかった」
明石「何ですかその大正時代の衣装は・・・ハイカラって奴ですか?」
提督「剣はこっちの方が映えるの」バサッ
提督「声も変えて、なかなか楽しめたぜ・・・トイレと風呂が大変だったがな」
明石「貴方のことですから、不埒なことはないでしょうけど・・・凝り性ですねぇ」
提督「これで鎮守府内うろうろしてみるか~」♪~
明石「人生楽しんでますね・・・提督」
提督「るるる~」
龍田「あら~?」
提督「御機嫌よう」
龍田「御機嫌よう、提督」
提督「やっぱ横須賀じゃ無理か」
龍田「服装が趣味丸出し」
提督「佐世保じゃ全然バレなかったが、家じゃ無理だよな」
天龍「おーい龍t・・・どうも」ペコリ
提督「御機嫌よう」
天龍「ご、ごき?」
龍田「天龍ちゃん紹介するわ~私の彼女」
天龍「はぁ!?」
提督「お初にお目にかかります、御姉様」
天龍「え・・・お前そういうのだったのか?」
龍田「そんなわけないでしょ~」
提督「人見知りなのも如何かと思うがな・・・天龍」
天龍「・・・はぃ?」
龍田「駄目ね、分かってないわ」
提督「おもしろくねー」
大和「は~い、どうぞ~」
提督「」ガララ
大和「・・・?」
提督「」
大和「ど、どちら様?」
提督「」
大和「・・・ちょっと失礼」スッ
ペタペタ
大和「この体つきは提督ですね、ちょっとお肉付きました?」
提督「えっ!?まじで?」
大和「ちゃんと運動してくださいね」
鈴谷「なんで体触っただけで分かるんだろうねぇ~」ジトー
くまの「おう?」ピピピピ
鈴谷「よしっ・・・熱無いね」ピッ
大和「そ、それは・・・体つきが男性だったからでして」
鈴谷「怪しい」
鈴谷「そこら辺は青葉ちゃんが知ってるからいいか」
大和「この鎮守府は独房か何かですか・・・」アハハ
Iowa「えっと・・・ここら辺に」
南方棲戦姫「オ?」
港湾棲姫「アラ・・・」
港湾水鬼「ナンダ?」
Iowa「・・・っ!?」ジャキン
南方棲戦姫「マタヤルン?サセボノヨワッチイセンカンサン」ニヤァ
Iowa「な、なんであんたが・・・てか姫に水鬼に・・・戦姫!?」
提督【辞めろ、俺の客人だ】スッ
Iowa「なんで・・・!?深海棲艦よ!!」
提督【俺の客人だと言ってるだろう?】
港湾棲姫「オマネキアリガト、ホッポモヨロコブワ」
提督「あぁ、こいつは気にしないでくれ何も知らんのでな」
港湾水鬼「ユウダチハ?」
提督「部屋だと思うが」
港湾水鬼「キョウハXEXEXノキバンモッタ」フフン
提督「・・・へぇ」
港湾水鬼「カイガイバンダカラ2Pプレイスルノ」
南方棲戦姫「オタッキヤナァ~」ケケケ
港湾水鬼「アァ?」ギロ
Iowa「これは・・・」
提督「俺の友人だよ。敵意も無いし、この鎮守府にもよく出入りしてる」
提督「仲良くな」
Iowa「ど、どうすれば敵と仲良くできんのよ」
提督「気が付いたらこうなってた」
北方棲姫「イナヅマーイカヅチー」テテテー
港湾棲姫「コレモアナタノジンボウ」
提督「ありがとう、嬉しい言葉だ」
提督「きゃるる~ん、てーちゃんだぞ~」キャピキャピ
阿武隈「ぴぴぴ~ん、くまちゃんだぞ~」
北上「・・・」
提督「目そむけんな~」
北上「予想以上に女性でしたので驚いただけです」メソラシ
北上「あと阿武隈、貴方は遊んでないで仕事しなさい」
阿武隈「いいじゃなですか~」
北上「立場上私は貴方の上司です。せめて今日の仕事くらい片づけなさい」
阿武隈「ちぇー」
提督「てーちゃんもお手伝いするぞ☆」
阿武隈「さんきゃ~」
北上「キモいので辞めてください、」
提督「思いの外スルーで泣けるな・・・」
阿武隈「私もキモいと思うので辞めていいと思います」
提督「じゃあ言えよ!」
Warspite「よろしく頼む」
神通「はぁ・・・」
神通「武器はなんでもいいと」
Warspite「そうだな、私も愛用の物を使う。好きな物を使ってくれ」
神通「分かりました」
川内「喧嘩?」
那珂「勝負だってさ~腕試ししたいんだろうね」
川内「健全だね、ならばよし加勢はしない」
神通「では参ります」
Warspite「素手だと?・・・しかし格闘術ならば私の方が有利だ」
那珂「レイピアだ、本物初めて見たよ」
Warspite「いざ参る」シュッシュシュ
Warspite「やあああああ」
シュン!
神通「甘い」パシッ
Warspite「なっ!?」
神通「鍛えているようですが、所詮お嬢様の運動・・・これじゃ電ちゃんにも負けますよ」
神通「私のクラスに来なさい。貴方を一人前にしてあげます」
Warspite「お、お師匠様!」
川内「・・・なんだこれ」
提督「弟子出来たの?すげーじゃん」
Iowa「そろそろ帰ろっか」
照月「・・・」
提督「俺も顔出しに行くからさ、戻っておけ」
照月「(また進歩しなかった・・・)」
Iowa「提督も泣いてそうだし、高雄が過労で倒れたりして」
提督「今回は船を手配してるから、一直線だぞ」
Iowa「わーい、優雅にクルージングー」
提督「そういうポジティブな所見習いたいな、鈍感なのはうちの長門と変わらんが」
照月「貴方がそれ言います?」
提督・Iowa「???」
姉様「貴様は・・・我を便利な運び屋か何かと勘違いしていないか?」
提督「五分と言ったところですね」
姉様「ほぅ、潔いな・・・大本営の時のように鉄拳を喰らわせてもよいんだぞ?」
提督「古鷹姉さん何とかしてくれませんか?」
古鷹「ま、まぁ・・・2人の時間を作ってくれるのはありがたいのですが」
姉様「そうれもそうだな・・・今回は許す」
提督「(ふっふっふ)」チラ
古鷹「」b
提督「解決したので乗ってもいいぞ~」
Iowa「わ~い」
照月「お姉ちゃん、また連絡するからね」
秋月「佐世保でも頑張って!」
照月「じゃあね~」タタタ
秋月「照月のことよろしく頼みます」
提督「ちゃんと送り届けるさ、何も無ければ」
南方棲戦姫「アッタクテエエワ~」
川内「海ってやっぱ冷たい?」
南方棲戦姫「カゼヒクコトハナイケド、アッタカイホウガイイワ」
川内「ならうちで艦娘やったら~」
南方棲戦姫「ジョウダンキツイデ、マダアンタノダンナトモケッチャクツイテナイシ」
川内「南さん強いもんね、あたしより強いんじゃない?」
南方棲戦姫「ジュウヨウナノハココノツヨサジャナイカラ」
川内「深いね・・・何歳?」
南方棲戦姫「ウチハ28ヤ」
川内「へぇ~やっぱ上に立つ人は年功じゃないんだね」
南方棲戦姫「ウチノショクバモ、イチバンウエデ30ヤッタトオモウ」
川内「流石外資・・・実力社会だね」
南方棲戦姫「キギョウジャナイデ」
提督「なぁ」
照月「なんですか?」
提督「アタックしないのか?2人っきりだろ?」
照月「・・・あの、その」
提督「キョドるなよ」
提督「致し方あるまい、姉様!」
姉様「なんだ?」シュタ
提督「実は、照月ちゃん。船に乗っているIowaさんに恋心を抱いております」
姉様「当たって砕けよ」
提督「まぁまぁ、姉様みたいにメンタルゴリラじゃないんですから」
姉様【死にたいか?】ゴゴゴゴゴ
提督「助け船を出してあげようと思いまして、1つお芝居を」
姉様「ふむ、ならば任せよ。我によい考えがる」フッフッフ
照月「(大丈夫かなぁ)」
古鷹「ご飯出来ました~」
姉様「わ~い」タタター
照月「一気に風格なくなりましたね」
提督「姉様は古鷹姉さんのこと愛してるからな~俺も自分の家族ならああなる」
照月「ご結婚されてるんですか?」
提督「あぁ、「愛に障害などない!」鎮守府の中心で愛を叫んだらしいぞ」
照月「メンタル強すぎですね」
提督「ワールドイズ我って言ってたしな」
照月「世界宣言ですか・・・」
照月「もう少し勇気出せば、いやでもIowaさん鈍感だし」
古鷹「今日は船の上なので・・・カレーです」
姉様「今日が命日のようだ」
古鷹「ご飯出てくるたび言ってますよ、それ」ウフフ
提督「これを目指すんだ!照月!」
照月「ここまでベタベタなのは嫌ですね」
Iowa「夜の海もいいけど、不気味ね」
Iowa「♪~」
水母水姫「コンニチワァ」
Iowa「は?」
水母水姫「オハナシアイテニナッテイタダケナイカシラ?」
Iowa「・・・武器が無い」
水母水姫「ソウアセラナクテモ、ガイハダシマセンコトヨ」
提督「Iowa~ご飯だぞ~」ガチャ
提督「あら、ご歓談中か失礼」
水母水姫「ミィツケタァ♡、アナタニヨウガアルノ」
提督「う~ん、用ねぇ」
水母水姫「アナタニナクテモワタシニハアルノヨ」
提督「姉様」
姉様「何の用だ?」ガチャ
姉様「お前の客人ではないか」
提督「Iowaが人質にとられてますよ」
姉様「ふむ・・・であるな」
提督・姉様「」ニヤァ
Iowa「(あっ・・・物凄い悪いこと考えてる)」
Iowa「(なにかめんどくさいことに巻き込まれる気がする!)」
姉様「取り合えずカレー食べてからである」
提督「そうですね~」
水母水姫「ワタシモタベタ~イ」
姉様「来るがよい」
那珂「寂くしないかだって?」
島風「寂しくないの?旦那さんでしょ?」
那珂「普遍的な質問が意外な子から飛んできたねぇ」
島風「私なら嫌」
那珂「人によりけりだと思うよ、那珂ちゃんは元々身を引く気だったから」
那珂「姉さんたちがゾッコンで喧嘩してた中、『ここに入ってもな~みんな困るだろうし』と思ってさ」
那珂「そしたら提督『俺が全員貰う!俺が一生愛してやる』ってさ」
那珂「阿保らしかったけど嬉しくてさ、ちゃんと見てくれてたんだよ」
南方棲戦姫「ナケルデ・・・」
那珂「所謂一線も超えて子供も出来たけど、好きな人と毎日いると照れちゃうからこの位がいいのよ」
翔鶴「やーん乙女~那珂ちゃん乙女~」
島風「乙女」
那珂「翔鶴さん・・・茶化さないでよ」
翔鶴「若いわ、現役アイドルはまだまだ恋愛真っ只中ね」
翔鶴「私の場合必死だったから」トオイメ
翔鶴「猫被って、禁煙して・・・慣れない子育てして・・・結果として幸せだけど」
南方棲戦姫「ウチ、マダケッコンセンデエエワ・・・シンドソウ」
水母水姫「オイシ~イ、イイオヨメサンネ」
古鷹「室温とか大丈夫ですか?下げたほうがいいですか?」
水母水姫「コノコホシイワ~」
姉様「我の古鷹だ、やらんぞ」ハッハッハッハ
照月「(えっ・・・)」モグモグ
Iowa「・・・」モオグモグ
照月「(だ、だれ・・・?)」モグモグ
Iowa「(さっき一触即発だった深海棲艦)」モグモグ
照月「(なんで一緒にカレー食べてるんですか)」モグモグ
Iowa「(わかんない)」モグモグ
古鷹「2人ともおかわり要りますか?」
2人「は~い」
水母水姫「サテ」ピッ
バタン!ゾロゾロゾロ
Iowa「えっ!?あの・・・ちょ?」
水母水姫「ハンコンデチョウダイ」
Iowa「おわあああああああ」
パタン
水母水姫「シツレイスルワ」
提督「何処へ?」
水母水姫「トウナントウ5キロサキ、マッテルワネ」
照月「zzz」スピー
水母水姫「マワリクドイワネ、イエバイイノニ」
提督「こういう方が燃えるだろ?」
・・・
提督「照月~起きろ~」
照月「・・・はい!はぃ、起きてまふ」
提督「Iowaが攫われちゃったよ、さっきの奴らに」
照月「・・・」
照月「は?」
提督「なんか連れてかれてさ」
照月「何してるんですか?」
提督「あの・・・その」
照月【はやく助けに行けよ】
照月【はやくしろ】
提督「(寝起き悪いタイプだったか・・・)」
提督「ご報告いたします。あと20分で到着です」
照月【ありがと、戦闘は私が出ます】
提督「援護は不必要で?」
照月【大雑把な援護は邪魔ですから、船で待っててください】
提督「畏まりました。ではご武運を」
・・・
姉様「船の艦首なんざ寒いだろ・・・」
古鷹「立場逆転してません?」
姉様「こやつ・・・もしや我が妹か?」
古鷹「いきなり何を言い出すんですか」
姉様「目」
古鷹「・・・紅い」
姉様「事が終われば早速スカウトだ」ウキウキ
古鷹「この船50ノット出てるのに・・・2人とも凄いですね、落ちないとは」
姉様「あいつらはほっとけ、世間でいう中二病だ。我らはのんびり怠惰を満喫するぞ」
古鷹「あぁ、学校をテロリストから守る英雄のことですね」
提督「突貫したら激戦になるぞ」
照月【その辺は任せてください。慣れてますから】
提督「佐世保にいい手土産が出来るかもな~」
照月【私はIowaさんの為に本気を出してるのであって提督の為には】
提督「泣くからやめろ」
照月【では行ってきます】ジャキン
提督「いってらっしゃい」
姉様「炬燵でお茶は至極だ~」ズズズ
古鷹「敵の本拠地に突貫前なのに冷静ですね」
姉様「あれくらいなら我だけでも潰せよう」ノホホン
古鷹「世界が平和にならないのは一部の人間が本気にならないから」
・・・
水母水姫「アララ、イマドキカミカゼ?」
水母水姫「ゲイゲキシナサイ、コノママダトオオアナアクワヨ」
泊地水鬼「ワタシタチモデマショウ」
水母水姫「サキニアヤマットクワ、タブンマケルカラ♪」
泊地水鬼「キブンヤデスネ・・・」
照月【・・・】
ネ級「イタゾ!」ゾロゾロ
照月【・・・ウフフ】ジャキン
ネ級「クチクゴトキテキデハナイ!トリオサエテシマエ!!」
パン!パパン!パパパパパン!
グワッ! バタ ゴフッ!
照月【もしかして、銃撃戦は慣れてないんですか?】
ネ級「・・・ケンジュウツカッテルゾ、サツイノカタマリダ」
照月【今私は怒ってるので、全部殺すって決めたんです。さっさと骸になってください」ガション
ネ級「タイヒー!!」
照月【避難などさせません】ポイ
チ級「・・・コレハ?」
ネ級「バ、バカッ!ソレハ」
照月【・・・】ピッ
ボオゴオオオオン!
ネ級「ゴフッ」
照月【遠隔は使い勝手はいいのですが用意が面倒ですね】バキッ
照月【さぁてIowaさんはどこかしら♡今行きますからね~」ガション
・・・
提督「大丈夫かなぁ・・・あれ死んでないかな」つ双眼鏡
姉様「一応我々のお守りの様なものはあるらしいぞ。ほっぽが言っておったぞ」
提督「なら安心かな」
古鷹「ヤンマーニヤンマーニ」
照月【】ガチャ
Iowa「・・・照月」
照月【Iowaさん、お待たせしました。帰りましょう。】
水母水姫「ムシシナイデクレル?」
照月【邪魔ですよ、消えてください】ジャキ
水母水姫「イチオウワタシガラスボス・・・タオシテカラカエッテチョウダイ」
照月【いいでしょう、Iowaさんは私の物なので・・・本気出しましょう」
照月【】ガシャン ジャキン ガション
照月【よっと】ガチャコン
\デェェェェン/
照月【蜂の巣にしてあげる】
水母水姫「ニンゲンブキコ・・・」
Iowa「どこからそんな武器出したの・・・?」
水母水姫「・・・モウムゥリィ」パタリ
照月【弾薬が空ですよ・・・流石は姫級】
照月【さて、帰りましょっか】
Iowa「・・・はぃ」
・・・
提督「大丈夫か~?」
チ級「ウゥ・・・」
姉様「明日、うちから人員を出そう」
古鷹「動けるものは搬送を手伝ってください」
ヲ級「イゾゲーイゾゲー」
提督「お前らも怪我してるんだから大人しくしとけ」
照月【ただいま戻りました】
Iowa「・・・」
提督「Iowa・・・何おまえ、御姫様抱っこされてるの?」
Iowa「もう姫でいいかなって」
照月【船で待ってます、それでは】
提督「俺らよりやんちゃですね」
姉様「うむ、昔、大本営潰して爺から大目玉を喰らったのを思い出す」
古鷹「提督!手伝ってくださいよ!!」
川内「は~い、皆さん。任務で~す」
川内「深海戦艦の基地が襲撃されたらしいので救援に行きます」
長門「えぇ・・・」
天龍「意味が分からん」
川内「港湾さんの知り合いらしいので親人間派だと思われます」
川内「既に御姉様の鎮守府からも救援物資が運び込まれてるらしいので攻撃されることはないと思うよ」
大和「私も向います」
川内「字面だけ見たら国家反逆だけど・・・仲良くしてるし」
神通「姉さん、貨物船の準備が出来ましたよ」
那珂「ミキサー車とか要る?」
川内「壁の修復で要るらしいよ」
那珂「それの運転那珂ちゃんがするのも如何かと思うけど」
長門「大型免許持ってるアイドルって」
那珂「番組で取れちゃった」
照月「Iowaさん、お怪我は?」
Iowa「大丈夫、ありがとね」
照月「あなたに大事があったら・・・私」
Iowa「(さっきは怖かったけど、やっぱり可愛い女の子ね)」
照月「貴方のことお慕いしていますから///」ギュ
Iowa「あなたが怪我したら私も悲しいから無茶は辞めてね」ナデナデ
照月「はい」
Iowa「で、聞きたかったんだけど・・・あの武器ってどこから出したの?」
照月「」
照月「禁則事項です」
Iowa「(・・・秘密があった方が魅力的だもんね)」
佐世保「コホン、え~みんなにお知らせがあります」
佐世保「今日、Iowaと照月が帰って来るわ」
高雄「やっと・・・やっと報われるのね」
佐世保「今日中らしいから着いたら連絡するわ、以上」
朝潮「司令、てーちゃんは?」
あきつ丸「彼女次第ですな」フッフッフ
佐世保「それも追々話すわ、一応機密事項だから」
阿賀野「ぶ~いいじゃん、教えてくれても」
大鯨「機密保持の軍人の大切な仕事ですので」
朝潮「・・・」
佐世保「ま、覚悟だけしときなさい」
あきつ丸「彼女は出が特殊ですので・・・お待ちくだされ」
雲龍「・・・なんだろ?」
朝潮「大事で無いのなら安心です。私は待てますので」ニコニコ
佐世保「成長し過ぎじゃない?」
朝潮「おっぱいも身長も全然増えません」ペタペタ
佐世保「ワタシも・・・」
あきつ丸「はっ・・・!はっ・・・!!」ユサユサ
佐世保「しにてぇか・・・?おぉん?」
提督「おっ・・・見えてきた」
Iowa「あぁ、故郷に帰ってきた気分だわ」
照月「一か月くらい離れていましたからね」
姉様「手短に済ませてこい」
・・・
佐世保「お久しぶりです。兄様」
提督「おう、お待たせ」
佐世保「戦力激減により大変でしたよ」
提督「代わりに手土産があるから、ほいこれ」ペラ
佐世保「・・・報告書?」
佐世保「いっ・・・!?姫級3体撃破!?」
提督「照月が半日でやってくれました」
照月「ウフフ」
提督「俺と姉様の代理承認があるから有効な書類です。提出すれば下りる予算倍増だろうな」
佐世保「照月・・・あなたどうやったの?」
照月「1体目は電子レンジで爆弾作りまして・・・2体目は後ろから鋼材で、三体目はこれで」ジャキン
佐世保「・・・思ってたのと違うっ」
あきつ丸「横須賀に預けると化け物にしてくれるというのは迷信でなかったのでありますな」
あきつ丸「あと10人ほど育ててくれやしませぬか?」
提督「俺は何もやってない」
Iowa「高雄の所で引き継ぎ受けてくるわ」ガチャ
照月「私もみんなに挨拶してきます」
パタン
・・・
佐世保「兄様、夜風はどうしますか?」
提督「ん~戦死ってことじゃダメ?」
大鯨「適当ですね」
提督「俺もそろそろ本業に復帰しなきゃいかん」
佐世保「ではケジメつけてくださいね、3人ほど」
提督「3人?なんだそれ?」
雲龍「・・・・・・」
提督「どうしてこうなった」
雲龍「な・・・なにかご、よう?」
提督「夜風のことなんだがな」
雲龍「・・・」ウッ
提督「あの時は大丈夫だったろうが・・・」
・・・
雲龍「し、・・・ごめんなさい」
提督「まぁ、そんなこともあるさ」
雲龍「て、ててちゃ・・・」
提督「あいつなんだが、佐世保には戻れないこととなった」
雲龍「Σ(゚Д゚)」
雲龍「な、なん・・・で?」
提督「・・・」
雲龍「なんで?」ウルウル
提督「今から事実を話す、幻滅するかもしれんが・・・聞いてくれ」
提督「あいつは俺だ」
雲龍「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
雲龍「???」
提督「待ってろ」
ゴソゴソ
提督「これでいいか?」←顔だけ夜風
雲龍「てーちゃん」
提督「色々あってな、横須賀鎮守府の提督である俺が正体偽ってたんだ」
提督「すまなかった」
雲龍「あなたは・・・やさしい」
雲龍「だけど、意地悪ね」
雲龍「罪な人」
提督「これを言いに来たんだ、何とでも言ってくれ」
雲龍「私は、心に惹かれたの・・・あの優しい心に」
雲龍「ありがとう、てーちゃん」
雲龍「でも諦めない、私は貴方が」
あきつ丸「ちょい」スピシ!
雲龍「あうぅ・・・」
あきつ丸「そこまで言ってしまうと・・・自分を苦しめますぞ」
雲龍「・・・極論だったかも」
あきつ丸「交流の機会は作ります故、その時にでも」
提督「・・・なんだ?」
あきつ丸「いえいえ、お気になさらずに」
雲龍「・・・うん」
あきつ丸「それでは次のケジメへ行きましょう」
提督「またな、俺の所に遊びに来いよ」
パタン
雲龍「人は身なりじゃない・・・んr」フフフ
阿賀野「なにか御用ですか?」
大鯨「夜風さんのことよ」
阿賀野「(´・ω・`)???」
提督「すまない、遅れた」ガチャ
阿賀野「てーちゃ・・・・あん?」
提督「おっと、顔だけ夜風のままだったな」
阿賀野「・・・」ガタタ
阿賀野「」ペタペタ
提督「なんだ?」
阿賀野「おっぱいがない!」
提督「そりゃなぁ・・・男だし」
阿賀野「・・・えい」ガシ
提督「ぐわぁぁ!!」
阿賀野「おちんちんがある」
大鯨「阿賀野さん!?」
阿賀野「てーちゃんは男だった!?」
提督「この子大胆だな・・・」
・・・
阿賀野「ふむふむ・・・提督さんも大変だね~」
提督「案外あっさりしてんな」
阿賀野「う~ん、そういわれると納得しちゃう?そんな感じ」
大鯨「精神が強いんですね」
阿賀野「う~ん・・・てーちゃんが男でも女でも、納得できちゃうから。ガビーーン!!ってのは無いよ」
大鯨「確かに」
提督「色々あったが、俺は本業に戻らにゃならん・・・」
阿賀野「・・・そういえば、あたしてーちゃんの部屋で寝てたよね?」
提督「そうだな、酒のんでぶっ倒れたのを部屋に戻しに行ったっけ」
阿賀野「・・・」
阿賀野「きゃ~///」
提督「大鯨、後でフォローに来るから面倒見といてくれ」
提督「俺の先輩の所に行ってくる」
大鯨「は~い」
提督「よし」
コンコンコン
朝潮「はい?」ガチャ
提督「失礼します。お時間よろしいですか?」
朝潮「はい、何か御用ですか?てーちゃん」
提督「誰から聞いた?」
朝潮「雲龍さんから・・・あと司令にも」
提督「余計な手回しを」
朝潮「確認したいことがあります、どうぞ中へ」
・・・
提督「何かな?聞きたいことって?」
朝潮「一つ聞きたいです」
朝潮「最初の演習で私に笑顔を見せてくれました・・・」
朝潮「あれは・・・嘘の為ですか?」
朝潮「信頼を勝ち取るための・・・ものですか?」
提督「・・・」
提督「いや、そんなんじゃないよ」
提督「俺は心から頑張る君を応援したかった。あの時も、強い心に惹かれたんだよ」
提督「騙してごめんな、俺は君の心に惚れたから、こうやって挨拶に来たんだ」
朝潮「・・・///」
提督「夜風とは性格も容姿も違うが・・・あいつは俺だからな」
提督「何かあったら気軽に連絡してくれ」
朝潮「・・・では一つ質問です」
提督「ん?」
朝潮「待ってくれますか?」
提督「・・・いいけど?」
朝潮「ありがとうございます、それだけ確認できれば十分です」
提督「何々?」
朝潮「これからも一層頑張りますから、ちゃんと待っててくださいね」
あきつ丸「お疲れ様であります」
提督「あぁ」
あきつ丸「そういえば」
提督「ん?」
あきつ丸「自分には無いのでありますか?」
提督「何が?」
あきつ丸「・・・ジゴロめ」
提督「はっきり言ってくれよ」
あきつ丸「いいでありまーす」
提督「またな」ヒラヒラ
いやはや、長いもので何日が過ぎたか・・・次はどんな展開にしようかな
次回もだらだらのんびりと続けていきます
次⇒http://sstokosokuho.com/ss/read/9229
待ってました、頑張ってください
朝潮はおちるだろうな。
いつも楽しく読ませていただいてます(^^)
最強艦娘(提督)が誕生したのかも知れない!(σ≧▽≦)σ
これは、、、終わったな霞、、、(ノД`)
佐世保鎮守府の撃破数がうなぎのぼりに……
アイオワ・・・お前・・・
これ佐世保は戦果(下に)誤魔化さないからいろいろとやばいんじゃ・・・w
やっぱすげぇよ夜風は(オルガ風に
配属早々に姫級撃破か。
朝潮がいいところまで来てくれる気がする
カスミサン、ナゼェミテルンデスカ?
あぁ!提督の日光苦手設定がまともに機能している!!w
これ、アイオワが金剛ポジになる感じだw
応援してます!
(鈴谷求む)(¬¸¬)ボソ
満月はマジでヤバかねーか?
乙です。
満月.......だと?......
早速正体ばれか?
でも髪が黒くなって押さえ込める的な?
知ってた。そうなるよね〜w
乙です。
さてさてさて、、、いったい誰が来るのやら。
まともに戦えるのは川内型位だろうが、そしたら提督さんは基地に帰ることになってしまうだろうしなぁ、、、
誰が来るのかな
女ったらし提督(ボソッ)
あっ…また増えましたね
あっ...落ちた
きたー!!
おちたな
うわぁ、、、提督さん朝潮をオトしちまった、、、YESロリータNOタッチですよ(震え声
責任とれよ。てーちゃん
この新人空母ってのが翔鶴とかってのも面白いかもしれない。
だらしねぇおちるのはやすぎぃ
新人か、、、だれだろうか。アクィラ?
いつも楽しく読ませて頂いています、応援してます( *`ω´)
いつも楽しく読ませて頂いています、応援してます( *`ω´)
雲龍が森久保っぽい。ムリィ
雲龍か、、、なるほどなるほど、、、
次が楽しみですなぁ(*^▽^*)
みんな出撃無くて暇なんやな。
無理に出撃して沈没でもしたら、、、ね、、、
那珂ちゃん.......だと!?
大量のCD見られてスッゴいぐいぐいくるんじゃ?
なか、、、やばば
シュラバヤ沖海戦クルー?
サンキュー春雨
面白い!頑張って!
春雨良い子。
春雨すばらしい!
ここのアイオワは報われないのか
谷口とはまた懐かしいネタだなw
このアイオワ好きだわぁ
翔鶴艦載機による全方位攻撃、、、もはやファンネルかドラグーンかファングである、、、
いやはやすごい嫁さんだ
翔鶴さんマジぱねぇっすw
やっとIowaが報われる
あっ、ちょっ・・・日本酒一気はマズイよ阿賀野・・・。
Iowa、、、おまえ、、、よかったな、、、
龍飛?飛龍ではなく龍飛………
わからんw
嫁さんくるね!神通が怖そう(´・∀・`)
龍飛かぁ、
調べたらわかっちったw
いつも楽しく読ませてもらってますm(_ _)m
龍飛ですぐわかったわww
お艦がでry
期待(≧∇≦)
可哀想に…佐世鎮の面子w
アカン。
アカン。
乙です
さて夜風どーなるw
お、おおおおお艦(;´д`)?
言うなれば日本における最初の正規空母だものなぁ、、、
ナメてきた奴絶対○すマンじゃないといけなかったのだろうな。
鳳翔さん怖い、、、
龍飛かヤバイなw鳳翔の影も形も無いな
そう言えばラバウルの愛宕との関係気になる、あとドイツのAdmiralどうなってるんだろ?
↑その内出てきそう(期待)
果たしてIowaはスーパーアメリカ人になれるのか⁈(ただし元々金髪な模様)
次回の投稿も楽しみです‼︎
Iowa!?
え、衛生兵〜
ボッコボコにされましたなぁw
阿賀野がアホの子で良かったヽ(*´∀`)ノ
あきつ丸お前…………
高雄?姉さん?愛宕?
照月、まさか...⁈
神通「提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督」
嫁たちからは逃げられない!!
エロゲのタイトルっぽい
神通、提督依存度120%
ぽっぽちゃんって可愛くて強いよな。最高だな。
照月とアイオワのドア?ガチャガシャン?てなんの音?
照月もヤバいヤンデレだな。
え、、、照月、、、?
ふおおおこえええええ!!!!!
照月……
この作者でのヤンデレは珍しいきがす
照月が他の誰よりキャラが濃い...だがそれが良い‼︎
いやはや、、、まぁ、佐世保版神通と考えればね。
照月もアイオワを支える良いパートナーになるでしょうな。
ヤンデレ気質から目を背ければ(ボソリ
暁と響の絡みを久しぶりに見たなぁ〜
響が洗濯機に入ってるのは割と絵になりそうww
便座ブロックは傑作だったな
俺もやりたくなるわ
アイオワにも春が来たな紅桜にならなきゃいいけど
え、Iowaの持ってたカメラって17万もするの、、、カスタムイヤモニ作れるやんけ、、、
照月相手に素が出てしまってるん...
あかん照月のレクチャーはアカンで
照月ぃぃ…
純粋な朝潮がぁ~
提督さん…
あんたどんだけむてきなん?
アイオワも落ちるか?
これはアイオワも囲うことになりそうですねぇ…
↑そうなると照月がなにしでかすやらw
アイオワがかわいそうになってきた
知らぬはIowaばかり、、、か
照月ちゃん。キラ・ヤマト君みたいにマルチロックオンしてからフルバーストしてるのかな
なんやかんやは…なんやかんやや!
これは軍神朝潮の誕生か…?
やっぱり照月はヤンデレがいいね
この作者さん分かってるわ
支援
照月に救いの手が!?
山城!正しい道に導いてくれーーー
やはり提督さんはウールフヘジンやったか、、、
ほっぽちゃん達強くなって…(´;ω;`)
照月ってヤンデレなのん?
照月の姉だと?
まさか……
あの2人は仲がいいに1票
Iowaに春がきたああああああ!!!!!!
「通帳は島風に渡してある」キリッ
ってなんかかっこいいw
もう隠すことをしなくなりつつあるな提督よw
これアレだw長門、鎮守府に付いたら島風から「メッ!」ってされるやつだ
よかったじゃないかIowaよ、長門の中の人は那珂ちゃんと同じだぞ
思えば艦これ始めたきっかけはこのシリーズ読み始めたことだったな
横須賀でどんな話になるのか…ワクワク
深霜...?
響どっから出てきt・・・いつものことか。
そういえば横須賀程カオスな鎮守府無いな...Iowaが言ってくれなきゃ気づかなかった。
あ~ほんわかしますねぇ(*´˘`*)
ほっぽちゃんとか来たらさらにカオスになるな。笑
おぉ、凄い久しぶりな子達が。
なかちゃんの精神年齢ヤバいわ〜ww
今年最後の更新?お疲れ様です、今年も色々あった鎮守府ですが来年も波乱だらけ?の楽しくもシリアスっぽい?お話楽しみにしてます♪
来年もDOES氏とこの鎮守府に幸あれ!
Doesさん。今年一年お疲れさまです。来年も夜間鎮守府を楽しみにしています!
ウォー様がなんか
いい意味でキャラ壊れてるw
バックが怖すぎぃ!!!!wwww
龍田さんはやっぱりさすが龍田さんですな( ˘ω˘ )
まあ、普通は敵の幹部クラスが来たら混乱するわな~(^_^;)
アイオワさん、先はまだまだ遠いですよ!
>提督「ちゃんと送り届けるさ、何も無ければ」
フラグ乙
そういえばこの状態の照月って戦闘はどうなんじゃろ。
ええっと、、、たしか1ノット=約2km(正確には1.8kmだっけか?)だから、、、時速100kmてすげぇな。
、、、ところで時速100kmで手をわきわきさせるとBだかCカップを揉んでるのと同じとかきいたことあるな、、、
MADLAXかwww
ガンスリンガーの方を思い出したけどあれは結構みんなあれだったな
ケジメつけなきゃならんのが3人もいるというたらしっぷり
そうか。もう佐世保編も佳境か、、、
なんだかんだで今編も面白かったなぁ。
雲龍……?
雲龍、、、(ホロリ
朝潮がまっててって・・・え?嫁フラグで、家庭内審議勃発??
もしやこれは
南〜無〜
修羅場な予感っ!!!