2014-10-21 13:20:01 更新

概要

『夜間鎮守府の日常』のPart2なります。詳しい設定などは前のを見てね。

艦隊これくしょんの日常SSです。


前書き

夜間しか出撃しない鎮守府での日常SSです。

バトルも書くかもしれないので苦しむ描写があるかもしれません


登場人物紹介



提督


夜型人間 白髪、赤眼で日光に当たると干からびるドラキュラみたいな人。


夜戦が大好きで自分も時々参加する戦闘狂。夜になるとよく川内とはしゃいでいる。


最近は昼も活動できるようになった。


大抵の事は出来る。けど中の上止まり



川内


夜戦厨。提督との馬鹿騒ぎが好き。鎮守府では夜戦夜戦と煩いが戦闘に入ると阿修羅の如き力を発揮する


提督に叱られてから惹かれている模様。でも本人はよくわかってない


秘書官その1



神通


鎮守府の良心。提督と川内と那珂が好き。普段は控えめな性格だが夜戦では鬼と化す。


好きという感情を表に出すようになった、提督は気付いてない模様


翔鶴・扶桑の影響を受けヤンデレに目覚めつつある


秘書官その2



那珂ちゃん


艦隊のアイドル。川内・神通とは違い、昼間にアイドルとしてお仕事をしている。


那珂ちゃんが稼ぐギャランティは鎮守府の主な収入源となっている。


最近はネタキャラになってしまった・・・ごめんよ(´・ω・`)


秘書官その3



他にもたくさん艦娘出るよ!!




欲しいものは謙虚に




提督「って事でアンケ取りまーす」



川内「なにこれ?」ピラ



神通「寮に欲しい物のアンケートらしいですよ」



提督「可能な限り増やそうと思ってね」



川内「演習場っと」カキカキ



提督「お前それもうあるじゃねぇか!!」



那珂「那珂ちゃん、前言ってたのが欲しい!!」



提督「あれは作らせてあるよ、だが共同だぞ?専用には出来ん」



那珂「やったー」



神通「・・・」カキカキ



提督「こいつみたいに無理なもん書くなよ?」



川内「なにさ!!いいじゃん!!あれより広いの欲しいよ!!」



提督「十分広いだろうが!!」






自分だけの図書館欲しい




提督「なになに~」



提督「ゲーセン、却下。喫茶店、食堂がある。遊び場、外で遊んで来い。」



提督「図書館・静かにのんびりする所か・・・これは採用かな、俺も欲しい」



天龍「結局私欲入ってんじゃんよ」



提督「俺の部屋ってプライベート皆無だし・・・静かに本を読みたい時もある」



天龍「まぁ図書館はいいかもな」



提督「ただ秘書をどうするか、だな」



天龍「募集でもすればいいんじゃね?給料出るなら俺がやってやるよ」



提督「出すか!・・・てきとーに頼むか。さっそく依頼しよう」



ガチャプルルルルル



提督「あ、もしもし?妖精さん?実はさ―図書館作って欲しくてさ・・・おう・・・そうそう」



天龍「ほんと自分の好きな事はやるのはえーな」




最初は改善しなきゃいけない




提督「結果的に図書室とトレーニングルーム、娯楽室、メイク室、防音室を作った」



提督「家具設置は希望した者と追々考えていく」



那珂「やっと・・・念願の・・・」



提督「個人専用ではなく共同スペースとして使えよ?」



ハーイ



・・・



川内「トレーニングルームに艦装持ち込みダメなの~」



長門「いや身体鍛えろよ!?」ガションガション



・・・



天龍「この図書室・・・恋愛もの多いな!?」



神通「まだまだ本が足りなくてですね・・・」アセアセ



龍田「神通ちゃんの私物を提供してくれてるのよ~」



・・・



鈴谷「娯楽室なのに私の娯楽が無いよ―」



提督「お前の娯楽って何?」



鈴谷「カレー」



提督「あるわけねぇだろ!!食堂行ってこいや」



・・・



那珂「♪~」ラララー



雷「ここってカラオケルームね」



電「なのです」



響「次は私が歌うんだよ」



暁「響、その歌ロシア語だよ?」



響「なんとかなると思う」



雷「あなた自分の名前すら読めなかったのに歌えるわけないでしょ」




癖ってのは治らないし治すの凄い時間掛る




提督「・・・」



川内「・・・」



提督「!!」カッ



提督「ふん!!」ザン



川内「くっ・・・はぁ!!」サッシュシュ



提督「なんのぉ!!」キンキン



川内「イヤ―」シュシュシュ



提督「ちょ、お前!飛び道具は無しだろ」サッサッサ



川内「いやーごめんごめん」



提督「剣の練習したいって言ったのはお前だろ?」



川内「癖でね―どうしてもクナイ投げちゃうよ」



那珂「・・・今の角度エグくなかった?」



神通「3本とも相手の急所狙いでしたね」




読書家の人の言う怖い本はマジで怖い、寝れなかったくらい怖い




図書室



雷「ん?この本なに?」



『驚愕!!日本に蔓延る都市伝説!!』



電「オカルト本なのです!」



響「よくある話だよ、絶対弱点があるご都合主義の塊だね」



雷「こら!そんなん言わない!!面白くないでしょ!!」



暁「どうしたの皆?面白い本見つけた?」



響「あぁ、とっても面白そうな本だよ」ニヤァ



雷「ちょっと、響」ボソ



響「だいじょうぶなんだよ、暁もそこまで・・・」フフ



響「はい、これ」



暁「ん?なにこれ?」ペラ



本「丁度怖い挿絵やで」



暁「」バターン



神通「何事です!?」タタター



電「暁ちゃんが気絶したのです」



響「まだまだお子ちゃまなんだよ」フッ



神通「・・・これですか、これ凄い怖いですよ」



3人「え!?」



神通「私も買って後悔しましたからね~リアルな描写がすごい」ペラペラ



3人「(本好きな人がいう怖い本って・・・)」




お姫様だっこは鍛えてないと華奢な子でも厳しい




長門「ふん!ふん!」ガシャンガシャン



バキ



長門「あっ」ズデーン



長門「あいたた・・・」



提督「何の音だ?」



長門「提督、すまない・・・また壊してしまった」



提督「またか・・・大丈夫か?怪我してないか?」



長門「いや、大丈夫・・・ぐっ」グラ



提督「足捻ったか・・・最近焦り過ぎだぞ?」ヒョイ←お姫様だっこ



長門「あっ」



提督「医務室まで連れてくぞ?」



長門「う、うむ///」



・・・



那珂「おや?あれは~」



提督「・・・」スタスタ



那珂「うわ~お、あの長門さんを抱きかかえてるよ。凄・・・」



提督「おう那珂、トレーニングルームの機材壊れたから妖精さんに連絡してくれ」



提督「長門が怪我したから医務室連れていく」



那珂「わかった~」



・・・



鈴谷「熊野~あれ見て~白馬ならぬ白髪の王子様だよ」



熊野「絵になりますわね~」



長門「///」シュー




本から始まる恋がしたい、でも図書館行くのめんどくさい




図書室



神通「・・・」ペラペラ



提督「・・・神通」ボソ



神通「ヒャ!?て、提督?」アセアセ



提督「聞いたぞ~最近、出撃以外篭ってるって」



神通「すいません、なんだが自室のような感じがしまして」



提督「神通の本が好きなのは分ってるよ。その笑顔が見たくて作ったもんだしな」ハハハ



神通「提督///」



提督「ただ最近神通とお話してなかったからな~俺の話相手もしてくれよ」ポン



川内「・・・あたしらじゃ不満ですか~」イジイジ



那珂「いい感じになっちゃってよ~ここ共同スペースですけどー」



提督「なんだ、お前らも居たのか・・・よし飯行くぞ~」



川内・那珂「あいあいさー」ビシ



神通「フフ、なんだか3人部屋が恋しくなってきました・・・」




自分の順位・成績が微妙なラインだとリアクションに困る




那珂「・・・」ムム



雑誌「開けていいんやで?」



那珂「いざ!・・・いやっ、でも・・・」



天龍「なにをやってるんだ?あいつ」



提督「今日発売の雑誌に恋人にしたいアイドルランキングが乗ってるらしい」



天龍「そんなん気にしてもしゃあねえのに・・・」



提督「色々あるんじゃね?」



那珂「‥‥」ガバッペラ



提督「あ、ついに開いた29分か・・・結構掛ったな」



天龍「なげぇ!!そんなに悩んでたのかよ!!」



提督「なんか捻じれてる、ブフッなんかおもしれえ」



天龍「あれは高くないけど低くない微妙なラインだとみた、喜んでいいのか悲しんだらいいのか分らん奴だ」



提督「なんか捻じれたまま固まったぞwwこれはww写真欲しい」ガハハハ



青葉「お呼びで?」シュバ



提督「写真撮っといて、後で見に行くわ」ヒーヒー



青葉「リョウカイ」パシャパシャ



天龍「なんでここで開いた・・・自室でやればいいのに」



後日、鎮守府内新聞の1面となった。




給料もっと欲しい、でも職場変えたくない




提督「・・・」ウーン



川内「なにしてるの?」



提督「いや、お前らの給料の金額を決めてる」



川内「え゛提督が決めてるの?初耳なんだけど・・・」



提督「まぁうちは全員に小遣いあげてるけどな~給料使わないために」



川内「それで~自分の口座見た事ないよ」



提督「鎮守府から出ていく事があっても十分な額が無いとダメだしな」



川内「それで・・・いくらくらいなの?」



提督「一応艦種で分けてMVPの数、普段の生活やらで決めてる」



提督「一番儲けてるのは那珂だけどな」



川内「2足のわらじならね・・・納得」



提督「自分のだけなら今の貯蓄額教えてやる」ホラ



川内「え~っと・・・」



川内「は?・・・」キョウガク



川内「これ家買えるよね・・・」



提督「そうだな、買ってもお釣り来るぞ」



川内「・・・軍役ってすげー」



提督「命懸けてるからな、この位貰っても少ないくらいだよ」



提督「大本営の爺の所もエグイぞ、1回のボーナスで10年は暮らせるな」



川内「なんか・・・不安になってきた」



提督「別に狙われねえよ、安心しろ」




俺の中の初々しいカップル




提督「おーい」



羽黒「ヒャイ」ビク!!



提督「すまんな大きい声出して」



羽黒「いえ、大丈夫です」アセアセ



提督「(うむ・・・最近、羽黒と会話してなかったな)」



羽黒「(お昼がメインだったので提督とあんまりお話してないな)」



提督・羽黒「そういえば(あの!)」



提督・羽黒「・・・」



提督「羽黒からどうぞ」



羽黒「いえいえ、提督から」



提督・羽黒「・・・っ!」



提督・羽黒「・・・」



足柄「・・・あんたらなに初々しいカップルみたいなのやってんのよ」




姉の心妹知らず




提督「で、話って何?」



陸奥「長門姉の事なんだけどさ」



提督「長門か?なんかあったのか?」



陸奥「最近の長門姉が前よりも男勝りで・・・」



提督「それは前からだろうが」



陸奥「前はもっと乙女だったのよ!」



提督「で、どうしたいんだよ」



陸奥「姉さんを前の可愛い姉さんに戻して!!」



提督「男の俺に言うんじゃねぇよ!!」



陸奥「だって〜乙女なの駆逐艦か神通ちゃんくらいしか・・・」



提督「まぁ否定はせんが」



那珂「いや、否定してよ!!さっきから聞いてれば・・・」



提督・陸奥「・・・」



那珂「な、なに?」



提督・陸奥「はぁ・・・」ヤレヤレ



那珂「なによー馬鹿にしてー」




ノックは大切、俺は5回ビンタ貰った




川内「部屋の引越しも大変だな〜」ガサゴソ



川内「ん?こんな服持ってったっけ?」



川内「うわ、フリフリだ・・・那珂のライブ衣装でしょこれ」



川内「・・・」



川内「ちょっとだけなら」



シチャクシチャク



川内「・・・(これちょっとアリかも)」



川内「こう鏡の前で回って見たり〜」エヘヘ



川内「アイドルみたいなポーズとってみた・・・」



提督「川内〜いるか〜」コンコン



川内「ちょ!?提督!?」



提督「入ってもいいか?」



川内「ま、待って///!!」



那珂「えーい」ガチャ



川内「あっ・・・」



提督「・・・可愛いぞ川内」



川内「!?!?///」ボンッ



チュドーン



那珂「・・・那珂ちゃん貧乏くじ引きすぎぃ・・・ぐふっ」バタ




『しれ』ぇが『死ねぇ』に聞こえる




雪風「しれぇ!」



提督「なんだ?雪風?今執務中だ、そこでじっとしててくれ」カキカキ



時津風「しれぇ!」



提督「時津風もいたか、ちょっと時間掛るから外で遊んでてくれ」カキカキ



雪風「しれー」ユサユサ



時津風「しれー」ユサユサ



提督「まってくれー」ガクガク



雪風「しれぇ!」



時津風「しれぇ!」



鈴谷「しれぇ!」



提督「おい、なんか別のが混ざってるぞ」



鈴谷「しれぇ!カレーが食べたいしれぇ!」



提督「語尾にすんなや、俺がカレー食べたいみたいじゃねぇか。とっとと食堂行って来い!!」




晩飯これって決めてたのに変更になると口が寂しくなる




提督「あ~腹減った~」



鳳翔「何にしますか?」



提督「何にしようかな~」



鈴谷「カr」



提督「お前はそれしかないのか・・・」



鈴谷「紅茶とラスクは如何?」



提督「俺は飯が食いたいんた・・・」



川内「夜戦!!」



提督「お前は黙ってろ!飯以前の問題だ」



天龍「誰かに意見求めるからそうなんだよ」モグモグ



提督「天龍、何食ってるの?」



提督「マーボー豆腐」



提督「鳳翔さーん俺もマーボー」



天龍「自分で決めろよ!真似すんなよ!!」



提督「仕方ないだろ?口の中がマーボーになったんだから」



天龍「そんな時もあるけどよぉ・・・」



提督「あ、それと餃子か小籠包も追加で―」ウキウキ



その後、注文されたメニューの大半が中華になった。




ギャップっていいよね




提督「・・・」



提督「・・・これは」



写真『川内のフリフリ衣装』



青葉「フフフ。私のレンズはチャンスを逃しません!!」キリッ



提督「で、どうしろと」



青葉「いりませんか?プレゼントです」



提督「盗撮だろ?持っててもな~」



青葉「あげるので貰ってください。まぁ必要無いと思いますけど」ドウゾ



提督「そうか?まぁ手帳にでも挟んどこ」



青葉「(提督が頼めば来てくれそうだけど・・・)」




話上手は人気者




ワイワイガヤガヤ



提督「神通」



神通「なんでしょうか?」



提督「今晩どうだ?」



天龍「!?」



陸奥「!?」



鳳翔「!?」



神通「・・・いいですよ」



提督「俺の部屋で待ってるぞ」



神通「了解しました」



ザワザワ



天龍「大胆だな~ってか手出してたのか・・・」



那珂「違うんだな~これが」



川内「あれが提督式飲みの誘い」



陸奥「でもだいたーん、夜はやっぱり強引?」キャー



鳳翔「(誘われた事ない・・・)」



川内「騒がしい?賑やかな娘はあんまり誘わないね」



那珂「ゆっくりでのんびりだしね提督のさし飲み」



間宮「2人きりだと無言ですね~なんか意外でした」



鳳翔「(!?、間宮さんは経験済みなのに・・・)」



神通「今でしたら月を見ながらですかね・・・」



川内「提督は時々、虚無感というか閉鎖感に浸りたいんだよね」



那珂「端から見れば長年よりそった夫婦みたいだよね」



神通「そ、そんな事は///」



川内「神通ちゃん人の話聞くのうまいからね、あの人もガス抜きが必要なのかもね」



鳳翔「神通ちゃん!今度教えて!」



間宮「鳳翔さん、がっつき過ぎです・・・」




人の才能はふとした時に発見される




那珂「ここはこうで、こうやって」クルッスタ



夕立「那珂だ、なにやってるっぽい?」



那珂「ん?今度の新曲の振り付けの練習だよ」タッタ



夕立「夕立も踊るっぽい!!」



那珂「一緒に踊る?なら1からやってみようか」



夕立「ぽーい」



スウジカンゴ



夕立「ぽい♪ぽぽぽい♪」タッタタ クルッ タッ



那珂「(う、うまい・・・那珂ちゃんより呑み込み早い・・・)」



夕立「ぽいぽーい」クルクル



那珂「(しかも満面の笑みで踊ってる)」



那珂「まけるかー」タッタタ



・・・



提督「夕立をバックダンサーに採用して欲しいと」



那珂「うん!凄いよこの子!次の曲の振り付けもうマスターしたんだよ!!」



夕立「とっても楽しかったっぽい!」



提督「うむむ・・・俺の判断じゃぁなぁ・・・とりあえずCDに付いてくるPVのDVDに参加させてみるか?」



提督「それなら行けると思うぞ」



那珂「いっしょに頑張ろう!!夕立ちゃん」



夕立「ぽい!!」



新曲の発売後、このPVはSNSやTVで話題となり大成功を収めた。



夕立は踊りが上手で語尾が可愛いと評判になりちょっと有名人になった。




しんどい、だるいでも仕事する。これが日本人




提督「あ゛~喉いてぇ」ゴホゴホ



神通「!?大丈夫ですか?」



提督「あぁ、今日はやる事やったら寝てるわ」



川内「どうせお腹でも出して寝てたんでしょ?」



提督「最近、気温の変化激しかったからかな」ゴホゴホ



提督「医務室言って仕事するわ、じゃあな」



川内「・・・突っ込みすらないとは、マジで体調悪いな」



神通「・・・看護は」メラメラ



川内「おぅ・・・がんばってね」




恥ずかしいって気持ちは人を殺す




曙「ク、提督!!」



提督「曙か、どうしたんだ?」



曙「これ司令部からの電報」



提督「ありがとう、こっちへ持って来てくれ」



曙「・・・」



提督「曙?」



曙「」カオマッカ



提督「おまっ!顔真っ赤じゃねえか大丈夫か?」ガタッ



曙「い、いや大丈夫だから」



提督「体調悪いならそう言え・・・熱は」オデコクッツケ



曙「ピゥ!!」



提督「無いな・・・大丈夫か?」



曙「」チーン



提督「!?おいしっかりしろ!衛生へーい」



漣「あ〜ダメだったか」



朧「予定調和」



漣「さっさと連れて帰るよ」タタター



朧「乙女」タタター




バーナ―とバケツ交換できるようにしてください




提督「う~ん」



川内「どしたの?一人で唸って」



提督「建造バーナーが余って仕方ない・・・」



川内「うち基本建造しないしね~いつくあるの?」



提督「3000」



川内「は?3000て・・・あんた・・・」



提督「だれかー引き取ってくれ―倉庫に入らね―」



・・・



後輩「は!?いま、誰かに呼ばれた気がしたっす!!」



千歳「・・・提督、寝てないで仕事してください」



後輩「きっと先輩がまだボーキくれるっす~」ワーイ



千歳「提督はあの方好きですね・・・」




バネの奴は髪の毛引っかかると滅茶苦茶痛い




川内「うおおおおおおおお」ギギギギギ



提督「ぬぬぬぬぬぬぬぬぬ」ギギギギギ



那珂「・・・なにやってんの」



神通「どちらが先にこのバネを伸ばしきるからしいです」



那珂「あれ長門さんの壊した機材のか・・・バネ太くない?」



提督「あああああああああああ」バキバキバキ



那珂「持ち手割れてるんだけど・・・怖いんだけど」



川内「てりゃああああああああ」ギュウウウウウ



神通「姉さん・・・」オヨヨ



ブチン



提督・川内「あ」



ギャアアアアアアアアアア



那珂「馬鹿ばっか・・・もしもし?医師妖精さーん急患2人できた。急いで―」




お勧めって何をお勧めすればいいかわからん




食堂



電「今日のご飯は~なんですか~」ルンルン



提督「おう、らっしゃい」



電「晩御飯はしれいかんさんなのですー!!??」ハワー!!



提督「うお、大きい声出すな。こっちがびっくりしたわ」



電「なんで提督が厨房に?」



提督「鳳翔さんに間宮さん体調悪いらしいんだよ・・・そんで暇な俺が代役」



提督「なにが食べたい?出来る範囲で頑張るわ」



電「ふっふっふ~」



電「お勧めなのです!!」



提督「それ一番難しいじゃんか!」



電「一度言ってみたかったのです」ナノデス!!



提督「うむ・・・アレルギーはと、無いか」ペラペラ



提督「よしちょっと待ってろよ―」



電「雷ちゃん達も呼んでくるのです」



提督「大人しく待てよ!!そんな多人数分作れねーよ!」




料理の美味しいさを文章にするのがいかに難しいかが分かった




電「連れて来たのです!!」



雷「司令官がご飯を作ってくれるのね!!」



響「ロシア料理がいいんだよ」



暁「か、辛くないなら・・・」



提督「もう4人分作ったぞ、持ってけ」ゴト



雷「これは・・・」



響「・・・」ゴクリ



暁「うわ多!」



電「お鍋なのです~」ワーイ



提督「4人には別々のたれを小皿に入れてる。違うの欲しくなったら言ってくれ」



ハーイ



雷「やっぱりぽん酢ね!」



電「ごまだれもいいのです~」



響「これ辛いな、ラー油が入ってるよ」



暁「おいしー甘いけど中華風」モグモグ



提督「こぼすなよ~」




あのCMはセンスあると思った




鈴谷「提督―皆のご飯作ってるんでしょ?聞いたよ?」



鈴谷「あたしにも美味しいカレー作ってよ~」



提督「はいこれ」コト



『カレーメシ』



鈴谷「腹が減ったらカレーメシ!!メシも一緒に入ってるぜ!!」



鈴谷「作り方は簡単!水を入れたらレンジでチン!熊野もビックリ!!」



熊野「そのCMを全部覚えてる貴方にビックリですわ・・・」



鈴谷「ほらほらどうだぁ?うまそうだろぉ!!?」



鈴谷「4つの味から選べるぜ!!」



鈴谷「神通ちゃんもビックリ!!」



神通「!?ふぇ?な、なんですか!?」



那珂「うるさいよ!!神通ちゃんビックリしてるでしょ!!」



鈴谷「簡単うまいカレーメシ!!」



提督「うっせーよ、それ持って自分の部屋に帰れ」



鈴谷「兄さん!!」



提督「誰が兄さんだ。お前の晩飯それな」



鈴谷「うぅわ!やったあああああああああああああああ!!!!!」ギュイーン



鈴谷「ジャスティス!!」キャキーン



鈴谷「カレーメシ!」



シーン



提督「水とレンジだけ使っていいぞ」



鈴谷「ていとくーごめんって調子乗った、これじゃ足らないよ・・・なんか作って~」アセアセ



鈴谷「え?自分で作れ?でも・・・ごめんなさい!もう調子乗りません!ご飯作ってください!!」ドゲザ



川内「騒がしいな~」モグモグ




体が弱ると可憐に見えるのは可愛い子だけ




提督「さて、あらかた片付いたかな?」



提督「あとは~こうして・・・で」



・・・



鳳翔「まさか・・・風邪をひくとは」クシュン



間宮「提督いなかったら食堂でデモ起きてましたね・・・」



鳳翔「食に関わる者として体調管理出来ないとは・・・」



コンコン



提督「大丈夫ですか?」



鳳翔「提督?厨房はもう大丈夫ですか?」



提督「入るよ?」ガチャ



間宮「いまお茶を」



提督「無理しなくていいですよ、それよりこれ」ドウゾ



鳳翔「雑炊ですね」ホー



間宮「すいません、こんな事もさせてしまって」



提督「気にせずにいつもの恩返しだと思ってもらえれば」



提督「体調崩すまで働かせて申し訳ないです」



鳳翔「いえ、提督のせいでは・・・」



間宮「・・・この雑炊でチャラにしてあげますよ」フフ



提督「何か必要であれば呼んでください」



ガチャ



間宮「鳳翔さん?もっと余裕を持っても大丈夫ですよ?」



鳳翔「・・・焦り過ぎでしょうか?」



間宮「これから変えていけばいいですよ」



間宮「今のままでも十分魅力的だと思いますけどね」



鳳翔「からかわないでくださいよ」モウ!




避難所指定施設は把握しておくだけで違う




提督「やっぱり備蓄品を多く入れるかな」



那珂「地震にでも備えるの?」



提督「いや、この前みたいに食堂が機能しなくなったら・・・地獄だぞ?」



提督「俺が出張中とかなら尚更だ、特に駆逐艦達に火を使わせたくない」



那珂「監督者が居ると思うけど・・・」



提督「万が一、顔に火傷なんかしたら一生ものだぞ?そんな怖い事させられるかよ」



那珂「顔は女の命だもんね、わかるよ」



提督「なので、カップ麺とレンジで出来るレトルト品・缶詰と大量に入れとくか」カキカキ



提督「一応ここって災害時どうするんだろうか?あんまり聞いてなかったな」



提督「怒られたくないから非常食と水も買っとこ」カキカキ



那珂「それくらい聞いとこうよ・・・」




力加減って難しい




川内「あ゛~肩こった~」イテテ



神通「私が揉んであげますよ」



川内「そう?ならやって貰おうかな~」



神通「では、いきます」グッ



川内「い゛ででででで」



神通「痛いものですよ、我慢してくださいね」ググググ



川内「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ナミダ



神通「・・・」イッシンフラン



川内「えぐれる!!えぐれるうううう!!」




目が悪いとなれない職もある




提督「いでー」アイタタ



川内「眼帯じゃん?どしたの?」



提督「いや、コンタクトが中で割れてさ~」



川内「怖、てかコンタクトだったの?」



提督「きぃつけろよ?ソフトならいいけどハードは医者直行だから」



川内「いや、艦娘って視力検査引っかかるとなれないじゃん・・・」




田舎はコネで何とかなる




川内「ん?でもメガネいたじゃん。大本営に」



提督「メガネはいるな数人だが」



提督「あれは、作戦立案や状況判断とかの頭脳派だけだな。」



提督「一定以上のIQなら目が悪くてもいいらしい」



川内「へー」



提督「って決まってるけど、鎮守府が報告しないと分らんからな。別に目が悪くても艦娘になれる」



川内「そうなの!?なんか微妙な・・・てか軍緩いな」



提督「摩耶の妹の鳥海は姉が軍役だから艦娘になれたらしいぞ、今大本営にいる」



川内「結局コネかよ!!世の中クソだな!?」




○○倶楽部って言われるとカタカナ3文字しか思いつかない




天龍「フフフ」



木曾「俺達が」



提督「怖いか?」



那珂「眼帯が3人に・・・」



川内「あいつ等片っぱしからあれで話しかけてるよ」



提督「我らは眼帯倶楽部!!」パチン



天龍「眼帯を装備し者のみが加入を許される倶楽部!!」パチン



木曾「会員費は特に無い!!」パチン



3人「さぁ貴方も眼帯倶楽部へ」パチン



那珂「・・・その倶楽部なにするの?」



提督「眼帯について語る?」スカ



提督「いでっ」



川内「キャッチセールス皆無じゃん・・・」




眼帯で自転車乗ると凄い酔う




提督「すまない・・・俺は今日を持ってこの倶楽部から脱退する」



天龍「なぜだ!?何があった!?」



木曾「考え直せ!!」



川内「昨日治ったからね・・・」



提督「俺には・・・必要無いんだ!!これは!!」



天龍・木曾「!!??」キョウガク



那珂「片目だと視力落ちちゃうもんね~」



天龍「・・・いけよ」



木曾「おい!」



天龍「あいつが決めた道だ・・・あたしらは見送ってやることしかできん・・・」



提督「じゃぁな」スタスタ



木曾「お前の席は残しておく!!いつでも帰ってこい!!」



提督「また片目怪我したら戻る」ダッ



川内「不定かつ短期だな・・・」




字が小さい人って字が綺麗




神通「・・・」カキカキ



神通「できた」パァ



那珂「何が出来たの?」



神通「図書室のお勧めの本一覧」



那珂「神通ちゃんらし~い、見せて見せて―」



神通「はい、破らないでね」



那珂「どれどれ~ん?ん?」???



お勧めの書籍 『・・・の~~~』 この本は・・・であり‥かつ~である所が‥‥



那珂「字がびっしり書いてる・・・しかも小さくて読めない」



神通「そうでしょうか?張り切って50冊書いちゃいました」エヘヘ



那珂「ごじゅ!?‥‥うん、拡大コピーしてもらおうね」




墨はついたら全然取れない




川内「よ!はっ!ほ!!」



神通「・・・」



那珂「♪」



提督「上着脱ご、こえーわ」



鈴谷「なにやってるの?」



提督「書」



提督「いろいろ出てきたから皆で1枚書いてる」



鈴谷「何で書こうと思ったのさ・・・」



提督「暇だから?」



・・・



川内「できた!!」



至誠にもとるなかりしか

言行に恥ずるなかりしか

気力に欠くるなかりしか

努力に憾(うら)みなかりしか

不精にわたるなかりしか




提督「なんでこんなに書いてるんだよ・・・しかも人のじゃねぇか!!」




夕暮れは雲のはたてに物ぞ思ふ あまつそらなる人を恋ふとて




那珂「神通ちゃんらいしいね~」



神通「そうかな///」



那珂「(でもそれ提督わかってないよ・・・)」




世界一アイドル!!




提督「これオクに出したら売れるかな・・・」



那珂「がめついよ!!普通飾ろうとかじゃないの?」




大型犬は怖い。てか犬怖い




提督「」



川内「」



天龍「なにしてんだ?そんなところで?」



提督「」ユビサシ



天龍「なに?」クル



雪風「ワーイ」キャッキャ



犬「わん!わん!」



天龍「犬?なんでここに・・・」



提督「俺、でかい犬だめなの・・・天龍、なんとかして・・・」



川内「わたし、アレルギーが・・・あ゛ぁ無理!見てるだけで鼻かゆい!!」



雪風「あっ!しれぇー」タタター



提督・川内「!?」



ギャアアアアアアアアアアアアアコッチクンナーーーーーー



天龍「艦隊のトップが犬1匹にビビってどうすんだよ・・・」ハァ・・・




服を一緒に買いにいくと一緒に行った人の好みの服を買う事になる




提督「そろそろ冬服買うかな」



川内「わたしも新しいの欲しー」



提督「今度見に行くか・・・」



川内「あとね、最近出た・・・ってのが見てみたい!」



提督「テレビでやってたあれか、よくは知らんが見てみるか」



川内「でーここのレストランも行きたい!!ここのハンバーグ美味しいらしいよ」



提督「おー俺も食べてみたいな」



ワイワイキャッキャ



天龍「カップルのデート先決めてる所みたいだ、知らんけど」



那珂「リア充にしか見えないね」



神通「ムッ・・・」チラチラ



神通「ナンデテイトクハワタシヲツレテイッテクレナイノ?コノマエデカケルッテヤクソクシタノニ・・・」ゴゴゴゴゴ



那珂「きっとロケーションとか色々決めてるんだよ!」ドウドウ



天龍「あいつ・・・とっとと刺されねーかな」




焦ると何もできない。諦めると何もしない




提督「ふあああああ」



提督「今日は目覚めがいいな、いい感じ!」ノビー



提督「今何時?」



時計「午前0時」



提督「は?ちょ、ちょっと待って・・・え?」



提督「俺の執務18時からなんだけど・・・なんで誰も起こしてくれないの?」



提督「・・・もういいか、寝よ」モゾモソ



唯の電池切れとかそういうのは確認せずに提督は寝た。帰ってきた川内に叩き起こされるまで後1時間




久しぶりに行くとその周辺は大きく変わってる




提督「久しぶりの出撃だな」



川内「そうだね~」



那珂「この4人で出る事も減ったね、昔はいつも一緒だったのに」



神通「それだけ、人が増えたんですよ。いい事です」



川内「あんな~に一緒だぁったのに~♪」



那珂「ゆ~ぐれは~、おや?なんか火薬くさい?」クンクン



神通「この周辺は夜間出撃は危険なのに」



川内「それブーメランに・・・ならないか」



提督「誰だよ、こんな所に出撃させたバカは」



提督「3人とも電探稼働。急いで探せ―」




助けに来るヒーローは世界共通




武蔵「ぐぁ・・・はぁ、はぁ」ボロボロ



武蔵「ついてないな・・・こんな海域に迷い込むとは」ハハハ



タ級「・・・」



武蔵「これじゃ提督に顔向け出来んな」



武蔵「と言っても、もう沈むから関係無いのか・・・」



タ級「・・・」ジャキン



武蔵「大丈夫だ、海に還るだけ。怖くないさ」ガクブル



ゾロゾロ



リ級「・・・」



武蔵「あ、あぁ・・・」ヘタ



武蔵「いやだぁ・・・もう1人ぼっちは嫌だよ」ボロボロ



武蔵「姉さ゛ん・・・だすけt」




バン




タ級「・・・」グフ



リ級「!?」



川内「間に合った感じ?」



那珂「姉さん6隻くらい居るよ~照明で釣って~」



川内「あいよー」ピカー



神通「貴方?弱いですね」ググググ



タ級2「・・・」ブクブク



武蔵「ふぇ?」



提督「大丈夫か?って艦装がヤバい!!早く捨てろ!爆発するぞ」



武蔵「え?あ?えと、その?」



提督「早くしろって言ってるだろ!?」ハズシハズシ



バシャーン



提督「これでいいか、大丈夫か?」



提督「こんなボロボロになるまで・・・たった1隻で6隻を相手か・・・よく頑張ったな」



提督「安心しろ、俺が守ってやるよ」ダキシメ



武蔵「う、う゛う゛う゛う゛」ギュ



那珂「提督!早く離脱してよ!!邪魔だよ!!」ドンドン



提督「先にこの艦娘を鎮守府で治療する。そいつら終わったら帰ってこい」



川内「後2隻だからすぐだよ~」ドドドド



神通「了解です」



提督「さて、、よっと」



武蔵「ひゃっ」←お姫様だっこ



提督「揺れるが勘弁してくれよ」シュタタタタタ




安心すると眠くなる




川内「軽かったね~さっきの」



神通「普段はもっと奥へ行きますし」



那珂「神通ちゃん拳しか使って無かった・・・」



提督「お帰り、すまんな先帰って」



川内「さっきの人は?」「



提督「医務室で治療中、といっても本人は安心したか寝てたな」



神通「どこの所属なんでしょう?たった1人でしたし」



那珂「慢心?それともいじめ?」



提督「明日にでも大本営に問い合わせてみるよ」



提督「もう解散でいいぞ」



川内「あとよろしくね~」



提督「おう、後は任せろ」ノシ




夢は記憶整理とは思えない




暗い、冷たい、苦しい。



武蔵『いやだぁ!!もうやだぁ!!助けてぇ!!だれかあああああ』



アアアアアアアアアアアア



武蔵「あああああ!は?・・・ここは?」



提督「zzz」←椅子に腰掛け爆睡中



武蔵「・・・そういえば、この人が」



武蔵「あの・・・」モゾ



ズキィ!!



武蔵「いたっ、あれ?」グラ



ズデーン



武蔵「いてててて」



提督「んぁ?・・・おいおい、何やってるんだ。安静にしとけ」



提督「足の腱に切れ目が入ってる。歩くなよ」



武蔵「はい、その・・・ありがとうございました」



提督「なんであんな所に1人で居たんだ?危ないだろ!」



武蔵「それは・・・」




説明中




提督「君は訓練指導艦か、で訓練中に敵襲を受けて訓練生達を逃がしたと・・・」



武蔵「はい、逃げてるうちに夜になって・・・どこか判らなくなって」



提督「なるほどね~運良く俺達が助けたと」



提督「武蔵ちゃん?所属はどこ?連絡したくてね」



武蔵「・・・一応大本営です」



提督「一応?」



武蔵「今まで燃費の問題でずっと出撃が出来ませんでした・・・ずっと一人でした」



武蔵「1人が寂しくて・・・だから自分を強く見せるのに精一杯でした・・・厳しく厳格のある軍人として」



提督「・・・」



武蔵「私も戦艦の1隻、その火力を期待されて隠し玉のような扱いで本営にいました」



武蔵「でも1人でした、特別視されてて、皆余所者扱いで・・・切なくて」



提督「分った、大本営には俺が連絡しとく」



提督「安心しろ、当分は俺の鎮守府の一員だ。だれもそんな目で見んよ」



提督「だから今はお休み?、明日になったら色々決めよう」ナデナデ



武蔵「・・・はい」




親子ってのは相手の考えてる事がわかるものだと思う




プルルル



元帥『・・・わしだ』ガチャ



提督「よう、爺さん。元気か?」



元帥『何の用だ?』



提督「今日はえらいご機嫌ななめじゃねぇか?」ハハハ



元帥『用がないなら切るぞ、わしはお前と違って忙しい』



提督「むさし」ボソ



元帥『・・・なぜお前がその名を』



提督「昨日撃沈寸前の武蔵を保護した」



元帥『そうか、武蔵は生きとったか・・・迷惑をかけた」ハハハ



提督「唯ちょいと怪我しててな、歩けん状態だ」



元帥『わし目も曇ったな、あんな奇襲すら予測出来んとわ・・・」



提督「当分はうちで預かろうか?うちなら空きが多いし」



元帥『武蔵を貰ってはくれんか?』



元帥『捜索部隊すら出せんかったわしには会わせる顔が無い』



提督「上の判断ってのは時には冷酷でなけりゃならん、仕方ない事さ」



提督「移籍の書類を出しとくわ、あとは任せな」



元帥『あの子の為と思った行動が裏目に出ちまってな、よろしく頼む』



提督「まかせろ」




普通が一番、アレンジはするもんじゃない




工廠



提督「よし出来た!!」



夕張「さっきから何してたんですか?」



提督「ちょっとな車椅子を作っていた」



夕張「なんで、車椅子?」



提督「必要になったからな~」



夕張「へーってこの車椅子普通じゃないですか!!面白くないです!!」



提督「いや、普通でいいんだよ・・・なに言ってるんだ」



夕張「ブースターとか巨大アームとかジャンプ用のバネとか」



提督「お前はこれを使う人に何を求めてるんだ・・・」




天然ジゴロはナンパ野郎にしか見えない




武蔵「車椅子ですか」



提督「ちょっと座ってみてくれ、武蔵に合わせたもの作りたいからな」



武蔵「はい・・・あ」



提督「おっと、そうだったな。よいしょ」ダキアゲ



武蔵「///」



提督「よっと」



武蔵「どうでしょうか」



提督「いや、俺に聞かれても・・・大きめに作ったが、横幅とか大丈夫か?」



武蔵「大丈夫です・・・」



提督「足長いな~窮屈だったりしない?」



武蔵「いい感じです、ありがとうございます///」



提督「変な所あったら言ってくれ、修正する」



提督「とりあえずスロープを各箇所に作って、食堂のテーブルも全部変更だな」



提督「いや、車椅子の座高調節出来るのを入れるか」



武蔵「あ、あの」



提督「ん?どっか変な所あったか?」



武蔵「どうしてこんなに良くしてくれるんですか」



提督「・・・君の為だよ。あと武蔵ちゃん、君うちに移籍する事になったよ」



提督「元帥の爺さんに交渉してね~」



武蔵「・・・?」



コンコン



川内「ていとくー」ガチャ



神通「武蔵さん大丈夫ですか?」



那珂「やっほー」



提督「君が欲しくなった」キリ



武蔵「ふぇ!?」



神通「あ?」



那珂「神通ちゃん!?」



川内「・・・」



提督「もちろん君が素晴らしい能力を・・・ってどうした?」



武蔵「///」プシュ~



川内「ふんっ」ゲシ



神通「えい!」ボカ



提督「いっ!!いっだ~」



那珂「馬蹴られて死ね」




いくら親友とはいえ許容出来ないものもある




天龍「聞いたかい?あの馬鹿また女連れて帰って来たらしいぞ」ククク



木曾「馬鹿だろ・・・何も考えてねぇのな」



天龍「しかも怪我してるらしい」



木曾「お人好しなのかクソ野郎なのかもうわかんねぇな」



天龍「そして眼帯倶楽部会員のお前に頼みがある」



木曾「どうした、出来る事ならするが・・・」



天龍「部屋、変わってくれ・・・俺の隣の部屋、川内と神通なんだよ・・・」



天龍「夜な夜な笑い声とか、変な音聞こえてきて・・・怖くて寝れん」



木曾「元凶に相談しな、私は無関係だ」キッパリ




見た目って全然信用ならない




提督「何人かは知ってると思うがうちに編入する事になった武蔵だ、仲良くな」



武蔵「・・・」



電「眼つきが怖いのです」ボソボソ



響「歴戦の戦士って顔つきだよ」



暁「・・・」キゼツ



雷「レディさん?おーい」



鈴谷「カレ―好きかな?」



熊野「なんでカレーですの?」



雪風「・・・」タタター



武蔵「?」



雪風「雪風って言いますよろしくです!!」



武蔵「よろしくね、雪風ちゃん。私、足怪我しちゃってて迷惑かけるかもしれないけど」ナデナデ



雪風「大丈夫です!!雪風が付いてます!!」ニコ



武蔵「ありがとう」ニコ



一同「///」ホンワカ



皆仲良くして行けそう、そう思った




なんだかんだ貴方の事が・・・




那珂「あの2人大丈夫かな?」



那珂「提督にちょっと言っとかないとヤバいかも」コンコン



提督「はいっていいぞ~」



那珂「ていとくー」ガチャ



提督「どうした?」



川内「ムニャ・・・」スヤスヤ



神通「zzz」スー



提督「2人寝ちゃってさ~動けんのだよ」←2人を膝枕中



那珂「2人とも・・・那珂ちゃんは安心したよ」ホッコリ




未成年の新歓は悩む




提督「あ、そうだ。忘れてた」



川内「何を?」



提督「いやな、新人歓迎会をしようと思ってな」



川内「毎回やるよね、いる?」



提督「あった方がよくない?」



川内「やってくれたら嬉しいけどね、毎回宴会するのは・・・」



提督「ふっふっふ~今回は違うんだな~」



川内「ほぅ・・・そのドヤガオは期待していいの?」



提督「ズバリ!甘いもの祭り!!」



川内「甘いもの?」



提督「おう!駆逐艦も参加出来るようにした」



提督「とりあえずいろいろなスイーツを用意する」



川内「甘いもの苦手な人は?」



提督「そうだな~川内は何がいい?」



川内「う~ん、なんだろ?」



川内「あれ!○○堂のパフェ!!」



提督「あれをどうやって持ちこむんだよ!!てかこの前食わせてやったろ!」




モテる男は一味違う




天龍「なぁ提督」



提督「なんだ?」



天龍「いっつも思ってたんだけどさ、神通ってなんであんなに怖え―んだ?」



提督「お前最近キャラ捨てたよな・・・神通がそんなに怖いか?」



天龍「満月の出撃だよ・・・あれもう性格とかそういう次元じゃねぇぞ・・・」



提督「?俺よく月見ながら一緒に酒飲むぞ?そんな豹変なんかしたか?」



天龍「は?満月の夜に酒か・・・なんであんなにならないんだ?」



那珂「教えてあげよう!!」ズイ



天龍「うぉ!?いつから居たんだよ!!」



提督「今日の秘書官は那珂だ、そこの報告書の山の中にいた」



那珂「あれは神通ちゃんのイライラゲージがMAXの時に発動するんだよ!!」



天龍「・・・なんとなく分った」



那珂「提督と一緒に出撃出来ないときは大体あれになるよ」



天龍「なるほどな~一途なこって」



神通「那珂?仕事は?」ゴゴゴ



那珂「げ!神通ちゃん・・・」



提督「おぉ神通、いい所に」



神通「なんでしょうか?」テクテク



提督「え~っとちょいと待ってくれよ~」ゴソゴソ



提督「これこれ、はい」



神通「なんですか?この袋?」



提督「開けてみな?」



ガサガサ



神通「わぁ・・・」ビックリ



提督「この前のMVP10連のプレゼントだ。欲しがってたろ?」



那珂「うぉ!?すご・・・」キョウガク



天龍「どうした?なんか凄いのか?」



那珂「あのワンピース・・・有名ブランドの最新作で、たしか7万くらいしたと思うんだけど」



天龍「ななっ!?・・・あいつの金銭感覚どうなってんだよ・・・」



神通「ありがとうございます」ニッコリ



提督「こんど着て見せてくれな」



神通「はい///」



提督「その笑顔が見れただけで買った甲斐があったよ」



天龍「そりゃ、こうなるわ」




車椅子を自分で進めると結構腕痛い




武蔵「よいしょ、よいしょ」マワシマワシ



提督「武蔵、大丈夫か?」



武蔵「はい、提督のおかげでスムーズに移動できるようになりました」



提督「俺が押そう、ゆったりしてな」



武蔵「ありがとうございます」



提督「腕疲れるだろう?」



武蔵「歩く事がありがたいと改めて実感しました」



提督「ならレバー操作の電動のやつにするか?」



武蔵「いや、それは・・・ちょっと・・・」



提督「なんでだ?楽だぞ?」



武蔵「まだ若いですし、それにお年寄りみたいでかっこ悪い・・・」



提督「・・・」ソウゾウチュウ



提督「うん、俺も嫌だわ」




この2人って以外に会うと思うんだ・・・




夕立「やっほ~夕立だよ!最近は出撃よりもテレビのお仕事の方が多いっぽい?」



那珂「やっほ~皆のアイドル那珂ちゃんだよ~」



那珂「なんか今日はこのテレビに映る映像でトークらしいよ?」



夕立「ここでなにするっぽい?」



那珂「知らな~いてか何時枠?それすら聞いてないよ」



ADカンペ『深夜枠の30分です!』



夕立「予算でてるっぽい?」



那珂「生々しい話は辞めない?」



ADカンペ『今日はある人の1日の私生活を見て貰います』



那珂「へー誰?」



ADカンペ『お二人の知ってるお人です』



夕立「夕立の親しい人なんて数えられるくらいしか居ないっぽい」



那珂「いや、もっといるでしょ?鎮守府の皆とか」



AD『今日は横須賀鎮守府の提督の1日を見てもらいます」



夕立「提督さんぽい!?夕立だいすきー」ワイワイ



那珂「やさしいもんね、てかいいの?一応軍人だけど」



ADカンペ『海軍元帥殿から許可を頂きました(^◇^)』



那珂「放送後の喧嘩が見える・・・」




コレクターの初めの1歩は飾る棚を買う事から




ナレーター『2人は自身の上司の提督さんの私生活を見る事に』



夕立「よくよく考えたらオフの提督ってあんまり見ないっぽい?」



那珂「外出したり、自室にいたりするから見ないかもね~」



ADカンペ『休暇は会わないのですか?』



那珂「プライベートって大切じゃん?自分の時間も無いとね」



ナレーター『横須賀鎮守府はとてもクリーンな職場らしい』



那珂「まぁこんな盗撮紛いなことしてる時点でプライベート皆無だけど・・・」



夕立「さっそく見るっぽい」ポチ



提督『zzz』



夕立「寝てるっぽい!!」



ADカンペ『いま午後3時ですけど・・・(´・ω・`)』



那珂「うちの鎮守府は夜専門だから・・・起きるの6時だよ?」



ナレーター『提督氏が起きるまで休憩する事に・・・』



提督『ふわぁぁぁぁ』ノビー



夕立「起きたっぽい!!」



那珂「ちょっと待って!プリン食べてる」アセアセ



ナレーター「那珂ちゃんはスタッフが用意したプリンを3個食べてました」



提督『あ~仕事仕事」モゾモゾ



提督『あ、今日休みじゃん。何しようかな~』



提督『とりあえず飯食うか』シュル



夕立「提督が着替えてるっぽい」



那珂「お~凄い筋肉・・・」



ナレーター「アイドル2人が筋肉に見惚れている光景がそこにあった」



提督『今日のBGMは~っと』



提督『これにするか」カチャカチャ



ADカンペ『レコードとはお洒落ですね』



那珂「レコードなんて持ってたのか、なんか爺くさーい」



夕立「レコード?」



Fly~me to the moon~ ,and let me and among the stars~♪



提督『これでよしっと、さてと』



提督『~♪』



那珂「相変わらずやる事がお洒落、っていうか古い?」



夕立「カッコいいっぽい!!」



ADカンペ『提督さんは読書が趣味なのですか?』



那珂「そうだね~良く読んでるね。本屋で良く大量に買ってるし」



夕立「夕立も付いて行った時買ってもらった~提督30冊とかよく買うっぽい!!」



那珂「コレクターな所あるしね~本棚専用の部屋持ってるし




1日密着って特に面白見ないと思う




ナレーター『その後も提督氏の生活を見た2人は・・・」



夕立「提督さん、私服微妙・・・ぽい」



那珂「人の選ぶの上手なのに・・・」



・・・



那珂「あっ姉さん乱入してる」



夕立「神通さんも来たっぽい」



那珂「あの2人には言っとかないと」



・・・



ADカンペ『特に触りも無い普通な過ごし方でしたね』



那珂「そりゃそうでしょ・・・」



夕立「でもこれはこれで楽しかったっぽい!!」



ナレーター『2人は上司の新しい一面が見れた様子』



ADカンペ『最後に一言』



那珂「え、なんてコメントすればいいの?提督ごめんね」



夕立「こんど夕立も遊びに行きたいっぽい!!」



那珂「てかこんなんでいいの視聴率でるの?」




・・・



提督「那珂~これなんだ?」ワナワナ



那珂「那珂ちゃんに言わないでよ!?これ許可したの元帥のお爺ちゃんでしょ?」



提督「あぁ・・・もうお外歩けない・・・」ガックシ



提督「部屋篭る」スタスタ



那珂「てーとくー!!NEETはだめー!」



この番組は以外に視聴率が出た、提督がイケメンだった事もあり女性ファンが増えたのは別の話




消え去りたい時もある




提督「旅行行きたいな~」



鈴谷「インド行ってみたい!!」



提督「頑張れ!応援してるぞ」



鈴谷「何さ!話振っといてあんまりだよ!」プンプン



提督「俺はゆったり1人旅かな~城巡りとかしたい」



鈴谷「爺臭っ・・・」



提督「なんとでも言え・・・」



鈴谷「皆で行けば楽しいよ?そうしよ~よ」



提督「全員分の旅行手配するだけでいくらかかると思う?そのお頭で考えてみろよ」



提督「それにこの現状で行けるわけ無いだろ?」



鈴谷「まぁそうだね~でも夢くらい見たいよね~」



提督「だな」ハァ・・・




新発明って大体ろくなもんじゃない




夕張「出来ました!!超強力シーリングライトです!!」



提督「へー何が強力なんだ?」



夕張「とりあえずめちゃ明るいです!!あと電力は一般のライトの半分!!」



夕張「なんと効率的且つ明るい・・・これは素晴らしい発明です」



提督「単純に凄いな」



夕張「使ってみますか・・・」ポチットナ



ビカーーーー



夕張「欠点と言えば光が太陽レベルな事くらいで・・・」



提督「・・・」ジュワー



提督「ぎゃああああああああああ」ジュワー



夕張「て、ていとくー!!」




やった事が裏目に出る




川内「う~ん、最近調子で無いな~」チュウハ



神通「突っ込みすぎです。6隻からの集中砲火なんて、避けられる訳無いですよ」



那珂「服ボロボロじゃん、大丈夫?」



川内「辛うじて下着は無事だったからいいかな」



神通「あっ・・・」



那珂「どうしたの?神通ちゃん?」



神通「姉さんが中破した事連絡しちゃいました・・・」ボソ



那珂「え゛っ!それ提督・・・」



神通「絶対待ってます・・・」



那珂「ヤバイな・・・姉さんが暴れちゃう」



川内「なんか言った?急いで帰ろー早く着替えたい」



那珂「はいはーい」



神通「提督・・・」




こういったハプニングはリアルだと警察沙汰




川内「帰還~」



神通「ただいま戻りました~」



川内「あ゛~もう疲れた」ガチャガチャポイ



川内「はやく戻ろっと」



那珂「・・・」



提督「川内!大丈夫か?」ガラ



川内「・・・」←ほぼ半裸状態



提督「・・・すまん」ガラ



川内「!?!?///」カオマッカ



チョットマテッテ イタイイタ サキフクキテコイヨ



神通「ごめんなさい…姉さん」



那珂「神通ちゃんは悪くないよ、タイミングが悪いの」



ビリッ アッ・・・ キャアアアアアアア



川内「バカあああああああああああ///」ボコボコ



提督「待って!!服持ってくるから!ってやめろ!脛蹴るな」




相手の考えてる事なんて分らない




提督「なんか最近、川内が変った気がする・・・」



天龍「ほぅ・・・例えば?」



提督「昔より女の子っぽくなったな、前は風呂すら入ってきてたのに」



天龍「・・・心境の変化でもあったんじゃね?」



提督「・・・はっ!?もしかして加齢臭!?」



提督「いやだ~俺おじさんになりたくない~」



天龍「なんか娘に毛嫌いされてる父親みたいだな」



天龍「(見てたら分るだろ・・・流石鈍感)」



提督「うをおおおおおお」ショック




採用担当が連れてくる人は同じ感じだったりする




武蔵「~♪」



鳳翔「武蔵さん?お体はどうですか?」



武蔵「鳳翔さん、おかげ様でとても快適です」



鳳翔「大本営からも援助が出たらしく改築もスムーズに終わりましたし」



武蔵「私には勿体無いくらいです・・・」



武蔵「駆逐艦の子達もよく助けてくれますし、提督は・・・優しいですし///」



鳳翔「窮地を助けてくれた王子様ですものね」フフフ



武蔵「鳳翔さん!!///」



鳳翔「隠さなくてもいいですよ。大体ここの艦娘は皆彼にお熱ですから」



武蔵「あんなに大切にしてくれたのはあの人が初めてです」ポワワ~ン



鳳翔「(この子も扶桑さんや翔鶴さんと同じきがする・・・)」



鳳翔「(あの人が連れてくるの人はいい人なんですけど・・・競争率が上がっていくのは・・・)」ハァ・・・




すぐ連絡が出来る事は素晴らしい事




扶桑「最近、妹からの連絡が無いのです・・・」



提督「そうなの?」カキカキ



扶桑「今までは手紙が来てたのですが・・・」



提督「忙しいのかもしれないな、う~ん」ウムム



扶桑「元気だとは思うのですが、やっぱり心配で」



提督「こっちから手紙を出してみたら?すぐ返事が来るかもよ?」



扶桑「そうですね、そうしてみます」



・・・



那珂「なんでメールという考えが浮かばないのか・・・」



天龍「うちで携帯持ってるのお前だけじゃん・・・それに持ってても番号知らなかったら意味無いだろ・・・」




共通の趣味は仲良くなる手段の一つ




図書室



神通「・・・」サギョウチュウ



武蔵「あの~」



神通「はい?なんでしょう」ヒョコ



武蔵「すいません・・・本を取って貰いたいのですが・・・」



神通「武蔵さん、いらしてたんですか。少し待ってくださいね」



・・・



武蔵「あの本なのですが・・・」



神通「え~っとこれですか」ヒョイ



武蔵「はい、それです。その作者さんの本が好きで・・・」



神通「武蔵さんもですか?私もなんですよ」パアア



武蔵「大本営にいる時はあまり買いに行けなくて」



神通「ならこっちもお勧めですよ」



ワイワイキャッキャ



提督「うん、仲良き事は美しきかな」ウンウン




有名になって一番うれしいのは保護者




那珂「提督ーお荷物届いたよ」ガチャ



提督「ありがと、そこに置いといてくれ」



那珂「なに買ったの~もしかしてエッチな物~?」フフフ



提督「そんなもん買わんわ!ここで開けても大丈夫な物だよ」



那珂「じゃ、開けちゃえー」ビリビリ



提督「待て!早まるな!!」ストップ



那珂「なにさ・・・やましいものじゃないんでしょ」グググ



提督「俺の頼んだ物だ・・・人の物を勝手に開けるのは、どうかと思うぞ」グググ



那珂「やっぱりエッチな物なんでしょ~ないわ~」グググ



提督「違うって言って・・・おわっ」バッ



那珂「今のうちだー」ビリビリ




那珂ちゃん 武道館ライブ ~貴方の為の2-4-11~ Blu-Ray Box




那珂「これって・・・那珂ちゃんの最新ライブの・・・」



提督「お前には見られたくなかったが・・・仕方ない」ポチットナ



ウィーンガシャーンゴゴゴゴ



那珂「えっ!?本棚が裏返った!?」



提督「俺の隠し本棚だ、お前がアイドルになる前のCDから最新CD・DVDも全部揃ってる」



提督「最近は夕立もの増えてきて移設を検討中だ、恥ずかしかったから見せたくなかったがな」



那珂「ていとく・・・」ウルウル



提督「食堂の片隅で歌ってた頃が懐かしいよ・・・」



那珂「ていとくー」ダキツキ



提督「だぁーもう、くっつくな!」



那珂「那珂ちゃんこれからも頑張るよ~」ギュウウウウ



川内「ていとくーちょっといい?」ガチャ



那珂・提督「あ」



川内「なかぁ~昼間から堂々となにしてんの~♯」ビキビキ



神通「・・・」レイプメ



那珂「いや、これは・・・待って、これにはその」アセアセ



神通「ゆるさない」ゴゴゴゴ



那珂「いやああああああ助けて提督~」




女の職場の恋は恐ろしいらしい





夕張「最近、皆提督にお熱だよね~」



青葉「こういった人たちを提督LOVE勢と言うらしいですよ」



夕張「何それ・・・」



青葉「他の鎮守府でもいらっしゃるらしいですよ?」



夕張「へー女の職場にいる若い男性はモテるんだね~」



青葉「やめてくださいよ、皆飢えてるみたいじゃないですか」



夕張「でもそういう事でしょ、競争率高いのに挑むんだから」



青葉「まぁそうですけど・・・」



夕張「うちの提督が特殊だと思ってたけどさ」



夕張「提督って職業は天然でジゴロじゃないとなれないの?」



青葉「知りませんよ・・・それに軍のトップ集団がナンパ野郎って」



夕張「ケッコンカッコカリとかもあったけどね~」



青葉「そういえば誰もしてませんね、何ででしょうか?」



夕張「昔さ、本営から届いたときに・・・間違って捨てたらしいよ」



青葉「馬鹿ですね・・・いや良かったのかもしれません」



夕張「あれがあったら戦争起きてたでしょうね・・・」コワイワー




気の迷いは諦める




川内「うむむ・・・」



神通「姉さんどうしたんですか?部屋に呼ぶなんて」



川内「実はさ・・・これ」バン



神通「!?///うわ、スケスケ///」



川内「買ってみたの///」



那珂「何やって・・・うわーお大胆ね~」



川内「那珂!締めて!」



那珂「はいはい、でそれどうしたの?」ガチャ



川内「いや・・・目に止まっちゃってね、こう衝動買いっていうか・・・」



神通「それ着けるんですか?」



川内「買ったはいいけど、どうすればいいかなって」



那珂「あれだよ~出撃で着けてワザと大破すれば・・・提督もメロメロかもよ~」ニヒヒ



川内「ば、バカ!そんな事・・・いや、でも」



神通「それすると提督と気まずくなりません?」



川内「それも・・・て事で」ドサ



川内「もう1セットあるから神通にあげる!」



神通「へ!?い、要りません!!こんな破廉恥な」カオマッカ



那珂「那珂ちゃんは要らないよ~2人で着けてね」



川内「貰ってよ~後生だから~」



神通「何で買ったんですか!!要りません!」



那珂「(気の迷いは誰にでもあるよ・・・姉さん)」




何で三?先にする事があると思うんだが・・・




提督「毎回思うんだが、要らん情報送ってくるなよな」



提督「うちにいない艦娘の改装情報送ってくるなよ・・・」



川内「一応周知事項なんじゃないの?」



提督「特に空母系のはいらねぇ鳳翔さんと翔鶴は要るが」



提督「もっと何で改三なんだよ!!もっと先にする事があるだろうが!!」



川内「久々に荒れてるね・・・」



那珂「改二になれてない子も多いからね~」




先生って自分の事見てくれてる




神通「・・・」カキカキ



提督「おう、神通。何やってるんだ?」



神通「はい、いま訓練を担当している子の成績を付けている所です」



提督「見せてくれ、それによって出撃を経験させるか決める」



神通「では、出来たら持っていきますね」



提督「どれどれ~」ペラ



提督「・・・この最後のコメント欄いるか?」



神通「やはり、ある方がその子の事が解ると思いまして」



提督「小学校の先生みたいだな・・・」




宴会でやると引かれる物もあるから理性と相談しよう




執務室



川内「ひまー」ウガー



提督「俺は暇じゃない、暇なら他の奴と遊んで来い」



川内「この時間起きてる子あんまり居ないもん」



提督「なら本でも読んでろ」ホラ



川内「うぇ・・・活字きらーい」ポイ



提督「おい!本投げんな!」



川内「出撃終わったしやる事ないよ~」ジタバタ



提督「なら俺の渾身のかくし芸を見せてやろう!!」



川内「かくし芸?そんなんあるの?」



提督「結構すごいぞ、待ってろ」ガサゴソ



提督「はい、これ」ドン



川内「木のブロック?」



提督「いくぞーてやぁ」パァン!!



川内「うぉ!?木端微塵!?凄」



提督「すごいだろ~」



川内「なんか怖いよ・・・それ宴会でやらないでね」




もし○○なら貴方はどうする?




扶桑「最近はにぎやかになったわね~」



翔鶴「そうですね~鎮守府内が一層元気になった気がします」



扶桑「私もここに来た時はどうなるかと思いましたけどね」フフフ



翔鶴「あの人に必要とされるならそれでいいです」ポッ



扶桑「提督も人気者ね」



翔鶴「扶桑さんもでしょ」



扶桑「そうね」フフフ



青葉「そんな2人にインタビュー!!」ズイ



青葉「もしも提督が帰らぬ人になったら?どうします?」



扶桑「縁起の悪い事は言わない方がいいわよ?」



青葉「そうですね・・・なら最愛の人が帰らぬ人となったら?」



翔鶴「同じ意味じゃない・・・」



青葉「これ系統はいいネタなんですよ・・・ご協力お願いしますよ」



扶桑「そうねぇ・・・」ウ~ン



扶桑・翔鶴「何処までもお供します(ね)」ニッコリ



扶桑「例え地獄であろうと」



翔鶴「いつまでも隣に・・・」



青葉「(うぉ・・・怖えぇ・・・発想が怖えぇ・・・)」



・・・



神通「・・・私も」グッ



那珂「やめてぇ!!あんな人達みたいになっちゃダメぇ!!」




人の最後の言葉って微妙だったりする




提督「だるい、しんどい」ハァ・・・



神通「大丈夫ですか?体調が悪いならお休みになられては」



提督「うわーもうだめだ」パタリ



神通「て、提督!」ダッシュ



提督「俺はもうだめだ、あとの仕事は川内に押しつけてくれ」



神通「そんなぁ提督!!しっかりしてください!!」



提督「川内に仕事全部仕事をまかせるんだぁ・・・グフッ」



神通「てーとくー!!」



川内「なに私に仕事押しつけて楽しようとしてんの・・・やめてよね」



川内「神通ちゃん純粋なんだから、変な芝居しないでよ!」




言い方で全然違う




提督「うおおおおおお」ダッシュ



雪風「わーいはやいです~」キャッキャ



鈴谷「なにしてんのさ、肩車しながら走って」



提督「ん?鈴谷もやる?」



鈴谷「いや、スカートだし・・・」



提督「お前から乙女な発言が出るとは思わんかったわ・・・」ビックリ



鈴谷「提督、あたしをなんだと思ってるの」



提督「カレー臭がするJK」



鈴谷「酷っ!!変な言い方しないでよ!!カレーは好きだけど」




噂なんて当たった試しがない




提督「zzz」



武蔵「・・・(提督が寝てる)」



武蔵「(起こすのもなんだし・・・でも風邪ひいちゃうかも)」



武蔵「あぅ・・・んぅ・・・むぅ」アセアセ



長門「あの、提督の隣で悶えてる可愛い生き物はなんだ?」



陸奥「・・・武蔵さん、噂と全然違うもんね」




不毛な会話ってなんか続く




提督「死んだ振りでもして寝るかな・・・」



那珂「何言ってるの・・・仕事してよ」



提督「ケチャップ・・・匂いでばれるな。血糊まいて指で犯人の名前書けば時間稼げそう」



那珂「そこまでするなら潔くベットで寝なよ・・・」



提督「犯人にはお前の名前書くわ」



那珂「やめてよ、それ洒落にならないから」



提督「よし、仮眠取ってくる・・・」



那珂「潔いな、おい」



提督「那珂の膝で寝ようかな」ヒヒヒ



那珂「・・・それ見られたら那珂ちゃんが粛清されるから嫌」



提督「アイドルの膝で寝たってネットで自慢してやろうと思ったのに」



那珂「それ、那珂ちゃんのアイドル生命が終わるじゃん」



天龍「お前ら不毛な会話続けるの辞めたら?」




やっていい事とやっちゃダメな事がある




提督「・・・」スタスタ



ドン



提督「ん?」



叢雲「前くらい見なさいよ」マッタク



提督「・・・どちら様?」



叢雲「はぁ!?・・・最近顔合わせてないからってそれはどうかと思うわよ」



提督「もしかして新顔?皆には挨拶した?」



叢雲「おちょくってるなら怒るわよ?」



提督「えぇ・・・この子何・・・情緒不安定?」ドンビキ



那珂「どうしたの提督~ってその子誰?」



叢雲「那珂までっ!!むおおおおおおおお」ブチギレ



提督「やべぇ暴れ出した、止めろ!!」



那珂「こんな事思いつくから~」



叢雲「うがあああああああああああ」




話が合う人と出かけると楽しい




神通「あの~武蔵さん?」



武蔵「なんでしょう?」



神通「今度お出かけしませんか?鎮守府に篭りっぱなしなのも体に悪いですよ」



武蔵「車椅子ですからね・・・どうしても」



神通「皆でお出かけしましょう!!それなら皆で楽しめますよ!!」



提督「外の空気でも吸って来い、また違うぞ」



武蔵「そうですね!」



提督「俺は日焼け止めが無くなって行けないが・・・楽しんでこい!!」



神通・武蔵「・・・やっぱ辞めます」



提督「え!?なんで?行って来いよ」



那珂「乙女心が解って無い」




経費は落ちるとは言いきれない




提督「う~む・・・備品も買い足さんとな・・・」



提督「でも・・・経費で落ちるかな?本とかトレーニング機材とか」



那珂「落ちるんじゃない?結構緩いし」



提督「でもこの前のチケットは落ちなかったし・・・」



那珂「遊園地のやつ?そりゃねぇ・・・そこまで緩かったら示しがつかないじゃん」



提督「本も資料用で領収書だけ送りつけよう、機材は・・・武蔵いるしリハビリ用で」カキカキ



那珂「そればれたらやばくない?」



提督「いいんだよ、どうせバレてる。借りは作ってるし行ける行ける」



那珂「考え方がクズ・・・」




不意な一面はドキドキしたりする。ただしイケ(ry




提督「川内、この書類よろしくな」



川内「あいあい~」



提督「ちょっと急いでるから頼むぜ」



提督「俺は、工廠に呼ばれてるからな・・・じゃあな~」タタター



バサ



川内「ん?なんか落としたな手帳?」



川内「提督ったら・・・中身見ちゃお」ペラ



『川内のヒラヒラ衣装の写真』



川内「///!?!?」



川内「なんで!?なんで///写真があるの!?提督が何で持ってるの!?」カオマッカ



川内「もぉぉぉぉ・・・不意打ち///」




お寿司食べたい




提督「魚が食べたい!!」



電「なのです!!」



提督「電もか、でも今日はお肉なんだよなぁ~」



電「脂っこいものは苦手なのです・・・」ショボーン



提督「釣りにでも行くか、自分で調達しよう!」



電「出来るのですか?」



提督「任せとけや、俺はよく釣り行くんだぜ?」



電「持って帰ってきた事ないのです・・・」



提督「まぁ・・・何とかなんじゃね?」



提督「そうと決まれば準備だ準備~」ガサゴソサゴソ



電「電はマグロがいいのです!!」



提督「沖合じゃなきゃいねぇよ!しかも普通の竿じゃ釣れねぇよ」



電「じゃぁサーモン・・・」



提督「鮭かよ!!もっと難しいもの言うな・・・」



電「エンガワ!!」



提督「今から寿司食いに行くか?」




釣りってよくわからん物が釣れたりする




提督「よし、来たぜ。いつもの場所」



電「ここで釣りしてるのですか?」



提督「おう、大体ここだな」



電「凄くゴツゴツした場所なのです」



提督「とりあえず釣るか、よいしょ」シュルルルル



ポチャン



提督「わからなかったら言ってくれ、教えるから」



電「なのです」ポチャン



・・・10分後・・・



電「釣れないのです・・・」ブー



提督「こんなもんだよ、ゆったりとのんびりとするもんさ・・・待ってると、ほら来た」グググぐ



電「おぉ~凄いのです!!」パチパチ



提督「どっせい」バシャー



提督「・・・ん?おお!!カサゴだ、久しぶりにまともな魚釣った」



電「いつもはまともじゃないのです!?」



提督「よくわからんのが釣れるな・・・困ったもんだよ」シュン



シュルルルルルポチャン



電「電も負けないのです!!」




Q、おバカの子は可愛い? A、顔による




提督「電釣れた?」



電「カサゴ?がいっぱいなのです!!司令官さんは?」



提督「イ級18匹 ヲ級3回同じ奴 カサゴ1匹」



電「・・・呪われてるです。お祓いしてもらった方がいいのです」



提督「そ、そんな事は・・・ほら浮き引いてるし」バシャア



ヲ級「ヲー」プラン



提督「おいおい、お前その頭の×傷、4回目だろうが!!いい加減覚えろや!!」



ヲ級「ヲ?」



電「エビ欲しいのです?」



ヲ級「ヲー♪」



電「可愛いのです~」



提督「ペットには出来んからな」




釣りに子供を連れていくとのんびり出来ない





提督「あ~もぅ!!全然釣れんぞ!!どうなってる」



電「わーい」タタター



ヲ級「ヲー」タタター



提督「磯だからあんま走るなよ~転ぶぞ」



提督「魚を買って帰る事はしたくない!!かっこ悪すぎる」バシャバシャ



提督「今度はなんだ~どりゃぁ!!」ザバーン



鯛「」ビチビチ



提督「やったぜ!!・・・ここら辺鯛釣れたっけ?いいか・・・」



提督「電~鯛釣れたぞ~」



電「なのです」ビシッ



ヲ級「ヲ!!」ビシッ



提督「・・・あのヲ級ちっさいな、子供か?艦載機出せてないし・・・」



提督「一回連れて帰るかな、何か分るかもしれんし」




無力な自分を呪う時もある




提督「電~そろそろ帰るぞ~」



電「なのです~」



ヲ級「ヲ?」



提督「とりあえず、そのちびヲ級どうするか・・・」



電「見つかったら危ないのです・・・」



提督「うちで保護しても一緒だ、大本営で解体されて終わる」



電「置いて行くしかないのです?」



提督「そうだな、この子は敵だ。割り切れ」



北方棲姫「ヲキュー」



ヲ級「ヲ?ヲー!!」



北方棲姫「カエルヨー」



ヲ級「ヲッヲ!!」



提督「おや、あの子は・・・」



北方棲姫「ア、ドウモ」



提督「元気にやってるかい?そいつをよろしくな」



北方棲姫「ウン、バイバイ」フリフリ



提督「電、帰るぞ~」



電「バイバイなのです~」



・・・



提督「・・・」ハァ・・・



電「司令官さん?」



提督「あんな小さい子も敵にはいるのか・・・勘弁して欲しいぜ」



電「戦場で会ったら戦うのですか?」



提督「会えばな、容赦なんてしてられんよ。こっちが死んじまう」



提督「ここの海域は大人しいから活発化しなけりゃ手を出さんよ」



電「言葉が通じていたのです!!和解だって!!」



提督「俺達が和解しても・・・意味が無いんだ」



提督「情なんか出すなよ、戦えなくなっちまう・・・」



電「なのです・・・」ショボン



提督「・・・」ナデナデ



提督「あそこに行けば会えるからな」



電「・・・」キュ




古い事知ってる女の子と仲良くなりたい




提督「若さ~若さ~ってなんだ?」



那珂「え?一生に一度しかない無茶出来る時期?」



提督「普通に返すなや・・・」



那珂「どんな返しを求めてるのさ・・・」



提督「躊躇わない事さ」



那珂「歌のままじゃん!」



提督「えらい古い歌しってるな~何歳よ?」



那珂「アイドルに年を聞くとは・・・死にたいの?」




カッコいいセリフは寒く聞こえる




提督「武蔵?調子はどうだ?」



武蔵「提督?元気ですよ」←目に深い隈



提督「その顔は大丈夫じゃないな・・・どこか痛んで寝れないとかか?」



武蔵「いえ、ただ怖いを夢を見るんです」



武蔵「あの時助けて貰えてなかったら・・・一人海に沈む夢を」



提督「なるほど・・・やっぱりすぐは無理だろうな」



提督「・・・俺に任せろ!」



武蔵「なんとかなるのでしょうか・・・?」



提督「俺が助けてやるよ、安心しとけ」



武蔵「(やっぱりこの人に拾われてよかった///)」ウットリ




不眠症の時は色々試したけど効果があったか解らなかった




武蔵「夜になりましたが・・・どうするのでしょうか?」



武蔵「・・・わかりません」ウムム



神通「武蔵さん、最近不眠症気味とお聞きしましたが大丈夫ですか?」



鈴谷「う~ん、眠れないのはつらいね~」



天龍「運動も出来ないから疲れるってことも出来んしな・・・こればっかりは難しいな」



武蔵「皆さん・・・」



提督「むさしー」



鈴谷「提督じゃん?どったの?」



提督「武蔵が最近寝れてないって聞いたからな」



天龍「なんだ?添い寝で子守歌でも歌うのか?」ククク



提督「お?何でわかったんだ?」



神通「!?」



提督「いい感じの時間だし武蔵ー行くぞ」



武蔵「え?提督///ちょっと、待って――――」ギューン



鈴谷「えー、子供じゃないんだから・・・ねぇ?」チラ



神通「・・・」ゴゴゴゴゴ



天龍「(今要らん事言うなよ、首根っこ抜かれるぞ)」ヒソヒソ



鈴谷「(怖いよぉ・・・お姉ちゃん)」ヒソヒソ



天龍「(馬鹿なこと言ってる暇ねぇよ)」ヒソヒソ



神通「(いいなぁ・・・不眠症になればわたしも・・・)」




2人で映画とか見てみたい




武蔵「提督?さっきのは・・・?」



提督「別に子守歌なんて歌わないよ、ジョークだよ」



武蔵「ジョークですか・・・よかった」ホッ



提督「暖かい物でも飲みながら映画鑑賞でもしようかな~と思ってね」



提督「アロマも使って~ミルク片手に~っと」テキパキ



武蔵「・・・」ポケー



提督「何か見たい物ある?選んでいいよ?」



武蔵「なら・・・これを」つラブロマンス



提督「おっけー、さきにソファーに移動するか」



提督「失礼するぞ」ダキアゲ



武蔵「///」



提督「よいしょっと。よし、ミルクを入れてくるな」



武蔵「(なんだか・・・恋人気分です)」ポワポワ~




よくわからんタイトルの映画って微妙に笑える




映画『社畜北上さん the movie』



大井『どうして!!北上さん!!なんで私とデートしてくれないの!?』



北上『ごめん、大井っち・・・明日は休日出勤なんだ・・・」



大井『いつもいつも仕事仕事・・・私と仕事どっちが大切なの!?』



北上『大井っちとの幸せの生活にはお金が居るんだよ!!分っておくれよ』



大井『その言葉聞き飽きたわ!!なんで!?有給でもなんでも使えばいいじゃない!!』



北上『有給?そんなの使ったら職場で冷ややかな目で見られるじゃないか!!』



・・・



提督「なにこの映画・・・」



提督「出演艦娘だし・・・大本営は何考えてるんだが・・・」



提督「これ元はテレビドラマかよ、よく映画化出来たな・・・」



武蔵「・・・」



提督「武蔵、見始めて何だが・・・変えない?」



武蔵「zzz」ムニャムニャ



提督「おや、寝てたか。ならベットに移すかな」



武蔵「zzz」ギュウウウ



提督「これじゃ動けん、どうしたものか」



提督「・・・まぁこういうのも悪くないな」ナデナデ



武蔵「エヘヘ~」ギュウウウ




心の問題は時間を掛けるしかない




武蔵『また・・・この夢』



武蔵『・・・どうして、もう海には出てないのに』



アアアアアアアアアアア



武蔵『自分の叫び声が耳を離れない・・・助けて』



武蔵「・・・ハッ」バッ



提督「武蔵、大丈夫か?」



武蔵「提督・・・」



提督「夢でも見たかい?」



武蔵「あの時の夢です・・・どうしても頭から離れなくて」



提督「ごめんな助けるのが遅れて・・・もう大丈夫だよ」ダキッ



提督「俺が守ってやる、安心しな」



武蔵「・・・」ギュ



提督「なにも恐れる事は無い・・・ゆっくりと、ゆっくりと治していこう」



武蔵「・・・はい」




知恵の輪は発想でクリアするから知恵要らない気がする




提督「・・・くそっ」カチャカチャ



提督「イラっとくるぜ」カチャカチャ



川内「何してんの?」



提督「知恵の輪」



川内「そんなのも出来ないの?かっこわる~」プププ



提督「お前は出来るんだな~その言い草だと」



川内「舐めてもらっては困りますな~これでもIQ高いんですよ~」フフフ



提督「ならやってみろよ」ハイ



川内「まかせなー」カチャカチャ



・・・20分後・・・



川内「くそっ・・・この・・・うごごご」カチャカチャ



川内「もういいや」ググググ



提督「よくねぇ!!なに力でクリアしようとしてるんだ!馬鹿!」



川内「こんな事してるならさっさと出撃しようよ!」



提督「おいおい、知恵の輪広がってるじゃん・・・これ鉛製だぞ・・・」



提督「IQ(笑)じゃん・・・ゴリラじゃないんだから賢く生きようぜ」




カレーは苦手。昔、3食2週間カレーって事があったから




鈴谷「いえーい、鳳翔さんがカレー作ってくれた―」ヤッホー



熊野「すいませんこのカレー馬鹿がご迷惑かけて」



鳳翔「いえいえ、材料が余っていたので」



鈴谷「これで1週間は生きていける~」



天龍「はしゃぐなよ、溢すぞ」



龍田「一度痛い目見たほうがいいんじゃない~」ウフフ



ワイワイ



提督「おっ?何してんだ鈴谷、皿持ってダンスだなんて・・・馬鹿みたいだぞ」



鈴谷「この喜びが解らないの!?遅れてるな~提督は」ヤレヤレ



提督「・・・鳳翔さん」



鳳翔「なんでしょうか?」



提督「今日から食堂のメニューのカレー全部撤去で」



鳳翔「提督の命令なら仕方ありませんね~」フフ



鈴谷「!?」



熊野「馬鹿・・・」



鈴谷「そんなぁ~死んじゃうよ~それだけは勘弁しておくれよ~」スガリツキ



提督「やめろ!カレーがつく!俺の服見ろ白なんだぞ」



鈴谷「カレー無いと生きていけないよ~」モグモグ



提督「お前なに縋りつきながらカレー食ってるわけ?どっちが片方やめない?」



鈴谷「」モグモグ



提督「せめて椅子に座って食えや!!」




シングルって響きが虚しく聞こえるこの頃




天龍「最近、夕立が部屋に居候してるんだが・・・」



龍田「あらあら~連れ込んで同棲とか誘拐ね」ウフフ



天龍「なんか知らん間に居たわ、あいつ1人部屋なのによ」



龍田「寂しいのよ、いいじゃない子供が出来たと思えば」



天龍「勘弁してくれよ・・・」



夕立「てんりゅー」ポイポイ



天龍「なんだ?」



夕立「てーとくしらない?」



天龍「あいつか?知らんな、他の奴に聞いてこい」



龍田「旦那は逃げたのね・・・可哀そうな子」ヨシヨシ



天龍「その設定やめてくれよ、未婚だが惨めになる・・・」




格ゲーって以外に女性プレイヤーもいる




提督「・・・」ピコピコ



那珂「・・・」ピコピコ



提督「だぁ!くそ~」



那珂「提督弱すぎ~」



提督「くそ~昔は強かったのに~歳には勝てん・・・」



那珂「まだ若いでしょ・・・」



提督「もういい、助っ人を呼ぶぜ!!」



那珂「誰でもいいけど、それ提督が勝った事にならないよね・・・」



提督「じんつー」



神通「お呼びになりましたか?」シュッ



那珂「えぇ・・・那珂ちゃんの姉2人って忍者だったの?」



提督「じんつー俺の仇を取っておくれ~」オヨヨ



神通「お任せください!!」バン



那珂「え?このゲームやった事あるの?てかそれアケコンじゃん・・・」



神通「行きます!!」



那珂「あぁ・・・那珂ちゃんってシンデレラみたいなポジション・・・」



この後那珂は30連敗した・・・




あの映画は一番思い入れがある




デデッデデデ デデッデデデ



提督「・・・」←革ジャンショットガン装備



デレレ~デ~デデ~



提督「I'll be back」ブクブクブク



川内「ギャハハハハハハ海沈んでったよ」



那珂「ハハハハハ、ちゃんと『b』だよ」



天龍「馬鹿だろ・・・あいつ」



神通「大丈夫でしょうか?」オロオロ



鈴谷「酸素ボンベ使ってたし、多少は・・・」チラ



酸素ボンベ「やぁ」



鈴谷「ハァ!!」ムンクノサケビ



鈴谷「ヤバ・・・提督死ぬ!!」



神通「てーとくー!!」



提督「・・・」チーン




コンプレックスって以外に多い




川内「今日も疲れたねー」



神通「そうですね」



那珂「あ~もうクタクタ・・・動きたくない」



川内「とりあえず服を着替えてから~ん?」モゾモゾ



川内「これなんか胸回りがデカイ・・・」ブカブカ



那珂「へ?あり、これちょっときついかも・・・あっヤバイ胸潰れてイタイイタイ」グググ



川内「クソガなんで姉妹でこんな・・・」



ビリリ キャァ



川内「なんか嫌な音が・・・」



神通「ごめん・・・那珂・・・服破れちゃった」



那珂「ギャアァァァァ━━━(゚Д゚|||)━━!!!!!!」



那珂「那珂ちゃんの服―・・・これ高かったのに・・・」ウエエエン



神通「ごめん・・・一気に着たら・・・」



川内「なんで・・・なんでよ・・・あたし長女なのに・・・」クソウ



那珂「とりあえずこれから似た服買わないでおこう・・・あぁ那珂ちゃんの服・・・」




寝起きドッキリは心臓に悪い。頭が回らないからたちが悪い




提督「おっと、今日は非番なのに軍服着ちまった」



提督「着替えよ・・・職場と自室が一緒の場所なのも考えものだな~」ゴソゴソ



提督「ん?これ俺の服じゃないぞ・・・」ピラ



ブラジャー「せやな」



提督「・・・これは不味いんじゃないか?」



提督「この場面を見られれば勘違いで俺は下着ドロの濡れ衣を被せられ・・・行きつく先はクビ」サァァ



提督「とりあえず、着替えてからだな。もし青葉が盗撮してたら殺せばいいし」モゾモゾ



提督「さて、どうすkk・・・ん?なんだこの区間。真っピンクだぞ?」ゴソゴソ



大量の下着



提督「これは紛れたとかそういうレベルじゃねぇ!!」



提督「どうする!?俺が常習犯だと思われちまう!?」ウヲオオオオオオ



提督「うをおおおおおおおおおお!?どうすれば!?どうすれば!?」アセアセ



提督「はっ!?そうだ!?じんつーじんつー」



神通「どうしました?提督」シュタ



提督「実はさ・・・神通にプレゼントがあるんだ・・・」



神通「本当ですか!うれしいなぁ・・・なんですか?」ワクワク



提督「皆の前では渡すのが恥ずかしくてさ、ここに呼んだんだけどさ」



神通「(ま、まさか・・・噂に聞くケッコンカッコカリの指輪では・・・)」///



神通「(姉さんごめんなさい。私幸せになります!!)」



提督「こいつ等だ・・・」ユビサシ



神通「へ?等?・・・!?!?」ビックリ



提督「これを貰って欲しい!!頼む!!」



神通「これって///し、下着!?なぜこんなに」



提督「君に似合うと思ってね・・・サイズは・・・会うか分らんけど・・・貰ってくれ」ガシ



神通「ひぅ///でもこんなに・・・」



提督「頼むよ、神通」



神通「(もしや、これは夜のお、お誘いでは///)」



神通「(これを付けた君が見たいと言う事では///)」



神通「わかりました、貰います」



提督「ありがとう、神通」



神通「では、これをつれて・・・///」ゴニョゴニョ



提督「ん?なんか言ったか?」



神通「い、いえ何でもありません。ではこれで」シュタ



提督「・・・うむ。何とかなったな」



提督「あぁ~寝起きから最悪だぜ~」クソガ



天井裏



青葉「くそ・・・提督め・・・上手い事しましたね・・・」



青葉「速く逃げなくて」クル



提督「やぁ、青葉」マジキチスマイル



青葉「わ」ブクブクブク



提督「3分の30殺しで済ましてやるぅ↑どこがいぃ?」ケケケ




青葉は悟った、「そういえばこの人・・・人間やめてた」ということを・・・



そして後悔した、笑いで済まないドッキリを仕掛けた事を




続 コンプレックスって以外に多い




川内「神通?どうしたのもじもじして」



神通「へ?いや、何でもありません」



那珂「トイレなら行って来てもいいよ?別に」



神通「いや、そうではないんですが・・・」



神通「(提督に頂いたこの下着・・・胸が、ちょっときついです)」



那珂「あれ?神通ちゃんサラシかなんか巻いた?」



神通「な、なんで?別に・・・」



那珂「ふっふっふ~神通ちゃんのサイズは知ってるんだな~大人しく白状せい!!」ガバ



神通「ひぅ!!」



那珂「うわ~エロ~い、こんなブラ着けてんの~?むっつり~」



神通「い、いやこれは提督が・・・」



那珂「提督~?色目使って落とす気?神通ちゃんが闇落ちしちゃった・・・」



神通「いや、ちがっ!!」ブチ



神通「きゃぁ!!」バーン



那珂「おぉ・・・ホック飛んだ」



川内「いでぇ!!」ベチン



神通「姉さん大丈夫?」



川内「がらせかぁ」



川内「あたしへのいやがらせか!!合わないブラ着けて!!ワザと壊して!!そんなに楽しいか!」



川内「うわああああああん」ダダダー



神通「姉さん!!・・・先に着替えてこよ」タタター



那珂「・・・那珂ちゃんは間違った選択肢を選んだの?」




人の苦労はいまいち伝わらない




提督「疲れた・・・死にそう」フラフラ



川内「そんな大袈裟な・・・」



提督「お前は寝てたからな、解らんだろう」



提督「7時間、書類とにらめっこしてその後にくる腰へのダメージが」



川内「うわ・・・7時間とか拷問・・・」



提督「そうだろう・・・俺の勤務は出撃がこれだ」



川内「あたしは一平卒でいいや、戦場で華咲かすから」



提督「お前秘書艦だろうが、手伝えよ」




自分がハマったからこそハマって欲しくない




夕張「いや~PCをネトゲ用に改造しちゃった」エヘヘ



提督「構わんが、職務怠慢になるなら考えるからな」



夕張「まかせてよ~」



提督「俺もそういう類にの恐怖を知ってるからな・・・」



夕張「へー以外だね」



提督「学校とか行かなかったくらいだし」



夕張「うわ・・・それは引くわ」



提督「気を付けな」



夕張「あいあい」



提督「俺の権限で課金は禁止な、あれは沼だ」



夕張「!?そんな~」フエエエ




1人鍋は好きだけど用意するのがめんどくさい




提督「最近、冷えるようになったな」



那珂「そだねー」



提督「暖房器具も買い足そうか、人も増えたし」



那珂「炬燵欲しい!」



提督「全部屋クーラーは設置してるから暖房は使えるんだが・・・やっぱ炬燵いる?」



那珂「日本の冬に炬燵が無いだなんて可笑しいよ!!要るよ!!」



提督「無いと寂しいよな~よし発注しとくか」カキカキ



那珂「やった~」



提督「ついでに鍋も買っとこ」



那珂「自分1人で鍋する気満々じゃん・・・」



提督「いいだろ!1人で鍋をつつくのは至高なんだぞ」



那珂「なんか寂しいよ・・・」




女性には女性の男性には男性の悩みがある




川内「最近出撃が辛い・・・」



提督「お前らしくない、何があった?」



川内「水が冷たい、寒い」



提督「おいおい艦娘、それはどうなんだ・・・」



川内「でも流石に風邪ひいちゃうよ!!こればっかりは無理だよ」



提督「う~む・・・なら長袖とズボンでも作って貰うか?それとも出撃しないか」



川内「あ、でも出撃はしたいしな~あとズボンはやだ」



提督「我儘な奴だ」



川内「提督もスカートで出撃すればこの辛さが解るよ」



提督「解ってたまるか!」




知らないけど使ってるって言葉は多い




夕立「ぽ~い」タタター



電「ぽ~いなのです~」タタター



提督「廊下は走るなよ~ぶつかったら危ないからな」



ハーイ



鈴谷「やばい!やばい!」ダダダー



提督「走るなとあれほど・・・」



鈴谷「助けて~匿って~」



提督「今日は何をしたんだ?」



鈴谷「その言い方だと毎日なにかやらかしてる言い方やめてよ」



提督「変わらんだろ・・・で何をした?」



鈴谷「熊野のティーカップ割った・・・」



提督「謝ってこいよ、なに子供みたいに逃げてるんだよ・・・」



鈴谷「なんというか、その・・・あの・・・」



提督「もういい、お前を引きずって連れていくわ」ガシ



提督「熊野もお前の口から謝罪を聞きたいだろうしな」



鈴谷「待って!!心の準備が!あぁ、後生ですから!後生ですから!」ズルズル



鈴谷「後生ってなに?」



提督「・・・熊野に聞け」ズルズル




根性論でどうにかならない時もある




提督「気合いだああああああ」



電「なのです」



提督「いくぞ電!」



電「なのです!!」



提督「突撃―」



電「なので~す」タタター



ガチャ



ザーザーザー



提督・電「・・・」



提督「部屋でテレビでも見ようぜ・・・こんな土砂降りの日にカエルとカタツムリを探すのは無理だ」



電「なのです(´・ω・`)風邪引いちゃうかもしれないです」



提督「雷や暁、響達と一緒に映画でも見よう」



電「なのです!!」ワーイ




誰もが一度はやった事




提督「うをおおおおおおおお」シュインシュインシュイン



川内「はあああああああああ」シュインシュインシュイン



那珂「馬鹿2人がなんかしてるよ・・・」



天龍「超○イヤ人になれるか試すんだとよ」



那珂「2人とも地球人じゃん・・・相変わらず馬鹿だね~」



提督「うをおおおおおおお那珂の事かああああああ!!」グググググ



那珂「勝手に那珂ちゃんをクリ○ンにしないでよ」



川内「那珂、神通のこと大事にしろよ・・・はあああああああああ」



那珂「自爆かい!ここでされたら助からないよ」



提督「うをおおおおおお」ブチ



提督「あ、やべ」バタン



川内「てーとく!?」



天龍「言わんこっちゃねぇ・・・急患だ!運ぶぞ!!担架用意しろ」



那珂「力入れすぎで血管破裂とか・・・馬鹿通り越して凄いよ」




”普通”ってのは人によって違うもの、これが難しい




雪風「ふふふふ~」ルンルン



雪風「ん?なんですかこれ?」



時津風「ゆきかぜー」タタタ



時津風「なにしてるの~?」



雪風「これ拾った」



時津風「なにこれ?飛行機?のおもちゃ」



雪風「うん、提督に届けようかな」



時津風「でも他の人のかもしれないよ?」



ウエーン



雪風「だれか泣いてます!」



時津風「!!行こう」



北方棲姫「ホッポノレップー」ウエエエエン



北方棲姫「ドコイッタノー」



雪風「お尋ねします!これは貴方のですか?」



北方棲姫「ホッポノレップー!!アリガトウ」



時津風「ここらじゃ見ない子だね名前は?」



北方棲姫「ホッポ」



雪風「ほっぽ?ほっぽちゃんですね!!」



北方棲姫「ウン」



時津風「時津風は時津風!」



雪風「雪風です!」



北方棲姫「イッショニアソボ!!」ニッコリ



雪風「いいですよ、遊びましょう!」



時津風「何しましょうか?」




キャッキャ ワーイ アハハハ




雪風「もう夕方ですね、帰らないと」



北方棲姫「ホッポモカエラナイト」



提督「おーい雪風―時津風―どこいった~」



雪風「しれぇです!」



港湾棲姫「ホッポカエルワヨ」



北方棲姫「ママ!!」



提督「2人とも、ここにいたか晩飯出来てるぞー」



雪風・時津風「はーい」



港湾棲姫「ミンナマッテル」



北方棲姫「ママー」ダキツキ



提督「これはお久しぶりです」



港湾棲姫「ドウモ」ペコ



提督「こいつ等と遊んでくれてありがとな、これからも仲良くしてやってくれ」



北方棲姫「ウン」



提督「それではこれで失礼します」



港湾棲姫「・・・ナゼ」



港湾棲姫「アナタ、ナゼフツウニセッスル?」



提督「おや、普通とは人によって違いますよ?」



港湾棲姫「・・・」



提督「仲良く出来るなら仲良くしましょうや、それでは」スタスタ



港湾棲姫「ヨコスカノ・・・ヨクワカラナイ」




戒め 人の手帳は見てはいけない プライベート一杯




龍田「ていとく~」ヒョコヒョコ



提督「どうした龍田、お前から来るなんて珍しい」



龍田「はい、これ」ヒョイ



提督「なんだ?手帳?」



提督「って俺のじゃん!なんで龍田が持ってるの?」



龍田「川内ちゃんの部屋にあったわよ~」フフフ



提督「なんで川内の部屋?」



龍田「さぁ?でも入ってた写真、かわいかったわよ~」



提督「これ?青葉がくれてさーなんとなく入れっぱだったんだよね」



龍田「ラブラブね~はい、これ」



提督「ん?赤い手帳?誰の?」



龍田「川内ちゃんのよ~後はよろしくね~」



提督「・・・よくわからんな、取りあえずどうすっか~」ウーム



提督「見てから返そう、そうしよう」ペラ



『提督との写真(ツーショット)』



提督「おぉ・・・これは鎮守府着任した時の奴、懐かしいな~」



提督「初心を忘れないようにしてくれてるのか・・・いい事だ」



・・・




提督「せんだいー」



川内「なに?何か用?」



提督「はい、これ」



川内「なにさ・・・!?なんであたしの手帳持ってるの!!」バシ



提督「・・・いたい」



川内「見た?」



提督「うん、見た」



川内「バカバカ!!なんで見るのさ///!!」ゲシゲシ



提督「いでででで、お前俺の脛に恨みでもあんの?いたいって!」



那珂「バカップルみた~い(棒)」



神通「くっ!負けない!」メラメラ



那珂「対抗しなくても・・・」




天然は扱いずらい、ころころ話変わる




響「よいしょよいしょ」ヨジヨジ



提督「なんだい響?俺は仕事中なんだが」



響「邪魔はしないんだよ!お気にせずだよ」



提督「膝に座られてら誰でも・・・いいや、そこでじっとしてな」カキカキ



響「♪~」



翔鶴「提督?お話が・・・って響ちゃん?」



提督「なんだ?仕事の話かい?」



翔鶴「なんと言いますか・・・半分正解で半分間違いと言うか・・・」



提督「急いでないならそこに座ってゆっくりしていきな」



翔鶴「・・・では」



響「どうしたんだい?」ユラユラ



・・・お話し中・・・



提督「・・・それは何とかしとくわ、ありがとね~」



翔鶴「いえ、ありがとうございます」



響「暇なんだよ」ウー



提督「知らんわ、違う所で遊んで来い」



翔鶴「響ちゃん、私の部屋に来る?」



響「司令官は面白くないんだよ・・・男としてどうかと思うんだよ」シュタ



提督「お前・・・それは嫌味か何かか?」オイオイ



翔鶴「ほら響ちゃん!行きましょう!!」ダキアゲ スタコラー



響「もっと人を楽しませれる男になるんだよ~」ヒューン



提督「はぁ、ガキに言われるとか辛辣・・・」




作るって難しい




提督「・・・これは夕立が作ったカレーだ」



鈴谷「・・・」



カレーのようなもの



提督「鈴谷、お前カレ―好きだろ?やるよ」



鈴谷「えぇ!?でも、その、これなに?」



提督「何って、カレーだろ?色なんかオイルみたいだけど・・・」



鈴谷「カレー?これが!?カレー・・・もっと」オロオロ



提督「提督からの命令な」



鈴谷「酷い!!縦社会の権化め!!呪ってやるうう」ウガー



提督「はははは、俺には守らなければいけない場所があるのだ。こんな所で倒れるわけにはいかんのだ!!」



鈴谷「あぁ・・・ああああ」ガクブル



鈴谷はカレー好きの意地をみせ食べきった、と同時に腹痛に襲われた




長い付き合いだと初めの一言で相手の状態が解る




那珂「おっはよ~提督、秘書艦引き継ぎに来たよ~」



天龍「いつも元気だな~特に引き継ぎは無いぞ、後はよろしく頼むわ」



提督「・・・」



那珂「どうしたの?提督ったら熱い視線でみちゃってー」キャハ



提督「・・・ちょっとじっとしてろ」ガタ



天龍「どうしたんだ?」



提督「那珂、お前熱あるだろ?」



那珂「まさか~?那珂ちゃんはアイドルだよ?体調管理も出来ないようじゃ・・・」



提督「・・・」オデコクッツケ



那珂「ひゃう!」



提督「やっぱりな~医務室で薬貰って安静にしとけ、今日は幸い秘書らしい仕事ないから」



那珂「・・・うん」



提督「天龍、那珂について行ってくれないか?執務は俺がやっとく」



天龍「お、おう・・・わかった」



提督「よろしく、後で様子見に行くからちゃんと寝とけよ」



天龍「(なんで顔見ただけで解ったんだ?)」




体調悪い時はどんなに頑張っても素が出てきてしまう




天龍「那珂、なんで体調悪いのに普通に入ってきたんだ?言えば休ませてくれるだろう?」



那珂「提督は優しいから・・・甘えちゃうとね、どうしても」



那珂「魅かれちゃうから・・・」フラ



天龍「大丈夫か!?・・・肩貸せ!とっとと連れていくから」ヨイショ



那珂「姉さん達みたいになったら誰止める人がいなくなっちゃうよ」ハハハ



天龍「お前も苦労してるんだな・・・でも自分の中に貯め込んでもどうにもならないぞ」



那珂「那珂ちゃんは皆のアイドルだから・・・恋愛は、御法度なんだよ」



天龍「・・・もう黙ってろ。どんどん仮面が剥がれてる」




優しさってのは心に来る、特に弱ってる時




那珂の部屋



提督「・・・」コンコン



イイヨー



提督「見舞いに来たぞ」ガチャ



那珂「ありがとー」



提督「寝とけ、薬は飲んだか?」



那珂「うん」モゾモゾ



提督「治るまで寝とけ、着替えとかは川内、神通に頼んである」



那珂「うん」



提督「那珂、お前は人一倍責任感が強い」



提督「だけどな、それで倒れたら元も子も無いんだ。もっと俺に頼ってくれ」



那珂「でも・・・」



提督「川内も神通も心配してるぞ?俺達は他人じゃないだろ?」



提督「苦しくなったり、嫌になったらすぐに言え」



那珂「提督はやさしいね」



提督「当たり前だ、俺は男には厳しいが女には優しい」



那珂「だから、モテるんだね」ボソ



提督「なにか欲しいものはあるか?持ってくるが」



那珂「いまはいいよ、唯」



那珂「今は一緒に居て」ギュ




恋と愛情は別物




提督「今日は全員休みにしよう!!」



神通「いいんですか?いきなり予定を変更して」



提督「いいんだよ!予定は未定、決まって無いのと一緒」



提督「それにやる事ないじゃん?」



神通「演習も出撃も予定にはありませんが・・・」



提督「なら全員に通達しといて~よろしく」



神通「はぁ・・・解りました」



・・・



天龍「いきなり休みだと、やる事ねえな」



龍田「社畜の考えよ~それ」



電「あそぶのです~」タタター



響「うらー」タタター



鈴谷「はふっ、はふっ。もぐもぐ」



熊野「死にもの狂いでカレー食べなくても・・・」



川内「結局皆食堂に集まるね~」



神通「そうですね、ここは交流の場所でもありますし」




ワイワイ、ガヤガヤ



青葉「号外です―」ダダダー



青葉「この写真を見よー」バン



川内「那珂が提督抱きしめてるね」



神通「ですね・・・」



青葉「あれ、反応薄いですね」



川内「あの子、病気になると一気にかよわくなるもんね」



神通「いつもの反動でしょうかね、熱も一気に高くなりますし」



川内「こうなる時はいつも提督が付きっきりで看病するね」



神通「着替えとかは姉さんと私ですけど」



青葉「・・・貴方達もう他人じゃないでしょ」




いつも一緒、どこでも一緒




提督「・・・」



那珂「zzz」スヤスヤ



提督「熱は・・・まだあるな」



那珂「ムニャムニャ」



提督「もうピークは越えたから大丈夫だろう」



提督「後は姉2人に任せるか・・・」ヨイショ



那珂「・・・ニュウ」ギュ



提督「おいおい、そんなに掴まなくても何処にも行かないぞ」



提督「お前達を置いて何処にもいかないさ」ナデナデ




懐かしい過ち




鈴谷「なにか美味しそうなお菓子あるかな~?」ゴソゴソ



鈴谷「柿の種?なにこれ?」



提督「え゛お前柿の種知らないの?」



鈴谷「お菓子はチョコとかしか買わなかったな~」



提督「それな、実は植えると柿の木が出来るんだ」



鈴谷「え!?マジで!?」



提督「柿の実もなるぜ」



鈴谷「すげええええええええ」



熊野「うちの鈴谷をこれ以上に馬鹿にしないでくださいまし・・・」




書き方1つで全然違う




武蔵「・・・」カキカキ



提督「武蔵、何してるんだ?」



武蔵「えっと、姉さんに手紙を書こうと思いまして」



提督「大和さんだね、昔病院でお世話になったよ」



武蔵「姉さんを知ってるんですか?」



提督「昔、入院した事があってね。その時にリハビリ担当してくれたのが彼女だったよ」



武蔵「全然連絡出来て無かったので・・・元気かな?」



提督「異動とか怪我の事も言って無い感じ?」



武蔵「はい・・・まだです」



提督「元気ですって書いて送ってあげな」



武蔵「そうですね、送ってみます」



武蔵「車椅子なったけど元気です」カキカキ



提督「お姉さん医師だよ?そんな書き方だと超心配すると思うんだけど」




教習所とか見る教材って記憶の片隅に残る




神通「よいしょっと」



川内「神通、何してんの?」



神通「今日は訓練生の子達の実践演習なのでその準備です」



川内「実践ね~一応あれかカラー弾撃ち合うのか」



神通「皆いい子なのですが・・・何人かは臆病と言いますか奥手な子もいるので」



川内「トラウマになるかもしれないと」



神通「そうなんです、戦う事を恐れるなとも言えませんし」



川内「いっそ、あたし達3姉妹対全員でいいんじゃない?」



提督「全員がトラウマになるわ!バカたれ」チョップ



川内「あぅ!言ってみただけだよ」



提督「俺も戦いを強要はしたくないしな~でも一応義務でやらなきゃならん」



神通「せめて、実践の緊張感だけでも体感出来ればいいのですが・・・」



提督「・・・ならこうするか?」ホレ



川内「なにこれ?ヘッドセット?」



提督「頭にセットするカメラだ、超軽量で出撃中も問題ない」



提督「これで撮った映像を訓練生に見せて、実践を見せる」



神通「たしかに緊張感は伝わるかもしれませんね」



川内「誰が付けんのさ」



提督「俺や川内が着けてもな、多分カメラがブレブレで解らんなる」



神通「なら電ちゃん達に着けてもらいましょう」




・・・




その後出撃映像は教材として使われたが、



一緒に出撃した提督があまりにも狂気に満ちた笑い声を出していたので何人かトラウマになった。




可愛い後輩ほど手が掛る




電「司令官さん電報なのです」



提督「ありがとう、電。なになに?」ペラ




呉鎮守府より


先輩へ ボーキくれっすヽ(^^)ノ うちもう無いっす ヤバイっす



貰いに行くついでにお泊りに行くっす




提督「・・・あいつはかわんねーなー」ヤレヤレ



電「呉鎮守府の提督さんなのです?」



提督「俺の後輩でな~自由奔放というかなんと言うか・・・」



提督「寝室を5つ位開けといてくれ、あいつの事だ何人か連れてきてプチ旅行とか言いかねん」



電「なのです」ケイレイ



提督「あとは~」ジリリリリ



提督「こちら提督。どーした?」ガチャ



妖精さん「テイトクニオキャクサンデスヨ」



提督「だれ?」



<センパーイ、キタッス~



提督「・・・ボーキの倉庫に案内して時間稼いでくれ」



妖精さん「ハイ」



提督「よろしく、後で迎えに行くから」ガチャ



提督「客人用の寝室と客間の掃除を急がせろ、もう来てる!」




にぎやかになればなるほど名前間違える




提督「すまんすまん、遅れてしまった」



後輩「おそいっすよ~」プンプン



提督「ごめんって、そこの山あげるから許して」



後輩「仕方ないっすね。これだけのボーキ、あぁ眼福っす」ウットリ



提督「うちじゃごみと一緒だし、好きなだけ持ってけ」



後輩「わーい、大好きっす~」ガシ



提督「こら!抱きつくな!」ブンブン



千歳「・・・うちの提督がすいません」ペコペコ



那珂「いやいや、お互い大変ですね」アハハ



川内「・・・チッ」イライラ



神通「・・・」シンダメ



千歳「大変ですね」ボソ



那珂「解ってくれるの?千歳さんとはお友達になれそう」カンルイ



飛龍「なんでついてきたんだろう・・・」



蒼龍「ついて行くっていったの飛龍じゃん」



龍驤「・・・はぁ」スパー



鳳翔「あら龍驤じゃない、久しぶりね」



龍驤「おや、鳳翔さんやん。おひさやで」フー



鳳翔「うちは全面禁煙よ?はい、灰皿」



龍驤「まじかぁ・・・勘弁してや」



鳳翔「貴方が外に出るなんて珍しい」



龍驤「うちの嬢ちゃんは自由奔放やからな~子守や子守」



鳳翔「にぎやかになりそうね」フフフ



龍驤「うちは勘弁願いたいわ」




珍しい空母ラッシュ




後輩「改めて自己紹介するっす」



後輩「呉鎮守府所属の提督っす!まだ二十歳っす!」



提督「しっとるわ、士官学校からしっとるわ」



後輩「こっちが秘書艦の千歳」



千歳「いつもご迷惑をかけてすいません」ペコ



後輩「あそこの2人がうちの新顔の飛龍と蒼龍」



飛龍「どうもー」



蒼龍「ども」



後輩「で、最後がうちの最古参の龍驤」



龍驤「よろしゅう頼むわ」



提督「鳳翔さんに聞いたよ、同期なんだってね」



龍驤「夜戦の鬼のあんたには敵いませんわ」



提督「流石歴戦の兵士、見た目に反して貫禄あるな」



龍驤「いやいや、現役時代の鳳翔さんには・・・この話はやめとこか」



後輩「今日は遊びにも来たっす」ワーイ



提督「主力が抜けていいのか?お前の所の鎮守府」



後輩「どうせ敵なんて来ないっす、最近は別海域に行かないと敵いないっす」



提督「戦闘狂め」



後輩「おまいうっす」



提督「俺の所は1人1人説明してたら日が暮れる、会った時に聞いてくれ」



後輩「おなか減ったっす~ご飯たべたいっす」



提督「お前は何しに来たんだよ!」



千歳「すいません、食堂はどちらですか?連れていきますんで」ガシ



後輩「いだだだだ、いだいっす」ウガー



龍驤「ここって煙管吹かせへんの?」



提督「うちには喫煙者がいないからな~病人も居る事だし外で吸ってくれ」



提督「ただし、鳳翔さんに見つからないようにな」



龍驤「話が通じるお人で良かったわ~助かるで」



蒼龍「横須賀の提督さんイケメンだね」



飛龍「若くない?」



蒼龍「でたオジコン・・・」




その人の交友関係とかよくわからない




川内「・・・」イライラ



神通「・・・」ニコニコ



那珂「・・・自分の部屋に帰りたい」



青葉「呉の鎮守府御一行が来ましたね」



那珂「それに伴って元気になった那珂ちゃんの胃は速効、胃痛に悩まされてるよ」



青葉「呉の提督さんうちの提督さんと仲いいですね」



那珂「先輩後輩ってそんなもんじゃないの?」



青葉「士官学校では付き合ってたのかもしれませんね~」フフ



川内・神通「」ピク



青葉「あの異様なくっつき方はもう恋人レベルです!」



那珂「・・・青葉さん?」オソルオソル



青葉「あれはもしかしたら一線越えてる!?いいトクダネかもしれません!!」



川内「・・・」ガシ



青葉「はれ?」



神通「・・・」ガシ



青葉「何ですか?かもしれないって言っただけじゃないですか!!別に私悪い事言ってませんよ!?」



那珂「南無」



青葉「嫌だ!助けて!!もうあの演習は嫌だ!!ああああああ」ズルズル




飲み会の会話ってなんかディープ




扶桑「・・・」テクテク



ボスッ



扶桑「あら?何かにぶつかった?」キョロキョロ



龍驤「ここや!あんたの胸の下。全然変わらへんな・・・ええこっちゃ」チョイチョイ



扶桑「え!?龍驤さん?すいません」



龍驤「かまへんよ、ちょっと付き合ってくれへんか?」



・・・



扶桑「呉の提督さんの付き添いですか」



龍驤「せやねん、スタミナの塊のお嬢ちゃんの子守は辛いわ~」



鳳翔「そんな年でも無いでしょ?はいお冷割」コト



龍驤「うちかて、若かないで・・・それは鳳翔さんが一番知ってるやろ?」



鳳翔「それはそうだけど・・・その中年みたいな悲壮感?取っ払った方がいいわよ?」



龍驤「うちも結婚して新妻生活したいわ~」ダラダラ



扶桑「龍驤さんも変わりませんね」フフフ



龍驤「うちは生まれてこの方ずっとこのキャラですー」ブー



龍驤「それより扶桑、どうや?異動して」



扶桑「出撃できるようになった事以外は前と変わりませんよ」



龍驤「それや、それが一番大事や」



龍驤「あんたいつも自分が何もできないって嘆いてたやん」



扶桑「それは・・・提督の方針が空母ですからね」カラン



龍驤「あの嬢ちゃんも以外にもしっかりしててな~拾ってきた子はちゃんとアフターケアしとるわ」



鳳翔「へ~以外」



龍驤「提督なだけあるわ、しかも戦場に出てきて指揮しおる。肝座ってんで」ゴク



扶桑「どこの鎮守府の提督も戦場出るんでしょうかね?」



龍驤「あほか、戦闘も出来ん奴が普通出てこんわ!出てくんのは・・・うちのとあんたらの提督だけや」



扶桑「聞いた事ないですもんね」



鳳翔「私も無いですね」



龍驤「せやろ?まぁそう言うこっちゃ。うち等は幸せもんや、楽できるし」ハハハ



扶桑「誇っていいんでしょうか?」



龍驤「それに、あんたらの提督さんようモテるそうで」ニヤァ



龍驤「あれ良い物件やん?取れたら一生幸せやん。金銭面で」



鳳翔「がめついわね・・・」



龍驤「2人さんも頑張りな、はよ唾でもなんでもつけときな」



鳳翔「そんなイヤらしい事言わないでよ」




この飲み会というか女子会のような会話は晩食まで続いた




いつまでも童心を忘れない




千歳「いつもうちの提督がすいません」



提督「もう慣れたよ、良くも悪くも自由奔放なのがあいつだから」



千歳「後、扶桑さんの事ありがとうございます」



提督「いやぁ~扶桑には頭が上がらないよ、執務に出撃に大活躍だ」



千歳「彼女の事は皆心配でして・・・」



提督「あら、結構人気者?扶桑に言ったら喜ぶと思うよ?」



千歳「彼女は謙虚ですから・・・あら?提督は?」キョロキョロ



電「なのですー」ワーイ



暁「わーい」



後輩「いえーい」タタター



提督「こらー走るなちび共」



ハーイ ッスー



千歳「まったく・・・」




回りが見えてる人は立ち回りがうまい




川内「あ~大分すっきりした」



神通「思ったより長持ちしましたね」ニコニコ



後輩「おや、先輩のお気に入りさん達っす。どうも」ペコ



川内「よ、おチビちゃん。なんで泊りに来たの?」



後輩「先輩はいつも優しいっす!顔も見たくなったので来たっす」



神通「提督の事好きなのね」



後輩「先輩はお兄ちゃんっす!なので恋より愛っす」



川内「普段からそうだよね~妹みたいに接してるし」



後輩「妹が兄の事を慕うのは普通っす。なので2人とも安心するっす」



神通「それどういう・・・」



後輩「先輩がお兄ちゃんならお姉ちゃんになるのは誰っすかね~楽しみっす」



川内「・・・あたしは別に・・・」ゴニョゴニョ



後輩「式には行くっす~楽しみっす~」タタター



神通「・・・周り見てますね。あの子」



川内「流石提督の後輩・・・」




お酒を注ぐのがうまい人は怖い




食堂



ワイワイ 



提督「やっぱり賑わってるな~」



那珂「ていとくー」



提督「どした?楽しんでるか?」



那珂「なんというか・・・何人かお酒入っちゃってね・・・」



提督「おいおい、まだちび共もいるぞ・・・誰だ首謀者は?」



那珂「千歳さんが注ぐのがうまくて・・・駆逐ちゃん達は避難させたけど」



提督「千歳さんも顔赤いし、これは・・・まぁ大目に見てやろう」



那珂「(これは明日休みかな?ラッキー)」



提督「だたし、明日の出撃は行うからな。痛い目見るがいい」フッフッフ



那珂「なんでこういう時だけ真面目なのさ・・・」ガックシ




駆け付け一杯で泥酔した人をたまに見る




天龍「zzz」



鈴谷「あひゃひゃひゃ~」



熊野「うふふふふ鈴谷ったら~」



龍田「熊野ちゃんそれカレー皿よ~」



提督「まるで宴会だな」



千歳「あら?提督さーん、早く掛けて掛けて」ポワポワ



提督「誰だよ酒を持ってきた奴は・・・」マッタク



千歳「いいじゃないですか・・・ほらまず1杯どうぞ」



後輩「せんぱ~い」ウフフフ



提督「やめろ、くっつくな。酒臭い」



後輩「ich vergesse nie unser erstes treffen」



提督「呂律回って無いから何語かわかんねぇよ」




お酒は飲んでも飲まれるな




鳳翔「お酒渡しちゃったのが悪かったかしら?」



間宮「いいんじゃないですか?そのうち静かになりますよ」



提督「まみやさーん、お冷ちょうだーい」



間宮「はいはーい」



鳳翔「大忙しですね」ウフフ



間宮「本当にね」



アアアアアアアアアアアアア



提督「だれかーエチケット袋ー!!やばああああああああ」ギャアアアアアアアアア



鳳翔「後片付けが大変ね・・・」



間宮「なに諦めてるんですか!!まだ間に合いますよ!!急いで!!」




昔話の回想って難しい



提督の部屋



川内「提督ー大丈夫?」ガチャ



神通「温かいお茶をお持ちしました」



提督「おう、ありがとう。俺は飲んでないから大丈夫だよ」



後輩「zzz」フミュ・・・



提督「こいつ酒飲めねえのに飲みやがってさ・・・困ったもんだ」



川内「ホントに20歳?そうは見えないよ?」



神通「可愛いですね」フフ



提督「士官学校の時からずっと後ろにくっついてきたな、今も変わらんか」



川内「士官学校ってことは・・・いつよ?」



提督「士官学校は義務教育みたいに年齢が決まってる訳じゃないしな、年齢が違っても変じゃないさ」



神通「昔の提督・・・全然想像できません」



提督「今とそんなに変わらんよ、ただ日なたの授業は免除されてたくらいかな?」



川内「よく許されたね・・・元帥の爺ちゃん補正?」



提督「いや、言っても解らんから日なたに出てやった」



神通「体を張った証明ですね」



提督「あの時は注目の的だったけどな、あの後くらいか・・・こいつとも出会ったのは」



川内「で、でさ」キョドキョド



川内「その~恋愛みたいには、ならなかったの?」



神通「姉さん!!」



川内「いいじゃない!神通だって知りたいでしょ?」



提督「ほぅ、俺の昔話が知りたいと・・・いいだろう、話してやるよ」



川内「お菓子とジュース持ってきていい?」



神通「那珂を連れてきていいですか?」



提督「お前ら・・・映画じゃねぇんだぞ」




学生時代はいろいろな出会いがあった




士官学校時代



提督「あ゛~だっる、まさか自殺行為をするとは思わんかった・・・」



提督「でもこれで体育はサボれるからいいか」



チョイチョイ



提督「ん?だれだ?」クル



シーン



提督「誰もいないな」チョイチョイ



提督「ん?」クルッ



提督「誰もいない・・・」



???「下見ろっす~」



提督「下?うぉ!ちっちぇえ!!」



???「ちびは昔からっす、余計なお世話っす」



提督「で、何の用?俺に話しかけるなんざ珍しい。大抵怖がってスル―か喧嘩売って来るのに」



???「この前、中庭で大騒ぎしてたっすよね?」



提督「あぁ・・・あれか、俺は特異体質だからな日に当たると焼けるんだ」



???「わっちにもやり方教えて欲しいっす!!」



提督「いやな、体質なの。聞いてた?」



???「わっちも体育ズル休みしたいっす!」



提督「・・・お前話し聞く気ねぇだろ」



提督「てか誰?同じ年で見たことねぇ」



???「一応、後輩?っす」



提督「新入生か、俺に関わってもいい事ないぞ。じゃあな」



後輩「待ってっす~」



・・・



提督「こんな感じだったな、ファーストコンタクトは」



川内「それまでは体育どうしてたの?」



提督「サボってた、でも教師が煩くてな。実力でサボりを公認にしたった」



神通「誇らしげにしなくても・・・」



那珂「那珂ちゃん眠いんだけど、帰っていい?」




兄妹の場合仲が良くないとか聞くけど本当?




提督「いまの関係が俺の士官先が決まるまで続いたな」



川内「今もじゃん」



提督「学校でわだよ、あの時はあいつが提督になるとは思わんかったが」



神通「私達が出会ったのも横須賀に着任後からですね」



提督「まぁこいつは俺の後ろにずっとついてきたからな・・・俺なんかについて来てもいい事ないのに」



那珂「zzz」



提督「那珂寝てんじゃん、今日はお開きな。那珂だけ連れていくわ」ヨイショ



川内「後輩ちゃんは?」



提督「後で千歳さんの所にでも持っていくさ」



神通「了解です」



川内「神通、神通」ボソボソ



神通「なんですか?」



川内「ほんと兄妹だね」



神通「そうですね、微笑ましいですね」



後輩「zzz」ズピー




怪談は嫌い、お風呂に入れなくなる




蒼龍「ねぇ・・・飛龍」



飛龍「何?頭痛いんだけど」



蒼龍「私たちの部屋ってどこ?」



飛龍「来た時説明あったじゃん、覚えて無いの?」



蒼龍「覚えてるよ。ただ、ここ何処よ?」



飛龍「・・・わかんない」



蒼龍「食堂で聞けばよかったな~」ガックシ



飛龍「適当に人見つけて聞きましょ」



チョコチョコ 



飛龍「ほらあの子に聞きましょ」



飛龍「ごめん、ちょっと道教えてもらっていいかな?」



響「何か御用なんだよ?」



蒼龍「私達、迷ちゃってね。だれか大人の人が居る所聞きたいんだけど」



響「誰しも、道には迷うもんなんだよ・・・そう、それはまるで迷宮のように」



響「こっちなんだよ」テテテー



飛龍「あっ待って~」



響「だよだよー」



蒼龍「なんかどんどん暗い場所に来てない?」



飛龍「そんなバカな・・・ってあの子は?」



シーン



蒼龍「あれ?もう消灯?電気が全く点いてない・・・」



飛龍「・・・さっきの子、幽霊とか言わないよね」



蒼龍「やめてよ!変なこと言わないでよ!!」



飛龍「でもさ・・・」ガタッ



2人「!?」



???「・・・」ギロッ



飛龍「なに・・・あの赤眼・・・こっち見てる」ガクブル



蒼龍「・・・う~ん」バタ



飛龍「ちょっと!蒼龍!!しっかりしてよ!」



???「・・・ッイ」ギロ



飛龍「ひぇ!な、なに?」



バーン



夕立「ぽーい!!」



夕立「あれ?響じゃないっぽい?」



響「こっちなんだよ」



夕立「くそー失敗したっぽい~」



響「もう暗いからこんな所で遊んでないで帰るんだよ」



夕立「それもそうっぽい」



響「レッツ帰宅なんだよ~」タタター



夕立「ぽい~♪」タタター



飛龍「・・・」キゼツ



翌日、2人は幽霊が居たと大騒ぎしたが誰も信じてくれなかった




寝ぼけてる時は自分でやってる事がわからない




後輩「・・・う~ん」ガバッ



千歳「zzz」グーグー



後輩「あり?ここどこ?」



後輩「ちとせ!ちとせ!ここどこ?」ユサユサ



千歳「う~ん、千代田ったら~」



後輩「これは、ダメな奴っす。仕方ないっす」モゾモゾ



後輩「寝巻がブカブカっす・・・なんで?」



後輩「とりあえず服を探すっす」ゴソゴソ



コンコン



後輩「誰っすか?」



提督「俺だ、入っていいか?」



後輩「いいっす~」ドタドタ



提督「お前の服届け忘れてた、ほらよ」



後輩「ありがてーありがてー」モゾモゾ



提督「俺の前で着替えるな、あと千歳さんの服直しといてやれよ。風邪引くぞ」



後輩「う~ん、ホック付かない~先輩付けてっす~」



提督「・・・知るか、バカたれ」バン




飲み会の次の日の死屍累々っぷりはヤバイ




提督「お前ら~元気か~?」



ウ~ア アタマイデー ア゛ア゛ア゛



提督「元気そうで何よりだ。今日は普段通りだ、頑張れよ」



鈴谷「ていとく!」キョシュ



提督「なんだ?いってみな?」



鈴谷「頭痛いです!!寝てていいですか?」



提督「素直でよろしい、お前の飯3日抜きでいいなら寝てていいぞ」



鈴谷「備蓄があるから3日はいける気がします!!」



提督「後、変わりの出撃は天龍な」



天龍「あ゛?鈴谷てめぇ・・・殺すぞ?」マジギレ



鈴谷「いや、冗談だよ?マジな顔で言わないでよ・・・怖いよ」



龍田「天龍ちゃん二日酔いで余裕ないのよ」ウフフ




レモン持ってよく真似する




天龍「間宮さーん、レモンちょうだーい」



間宮「はいはーい」



鈴谷「天龍何してんの?」



天龍「レモンかじってる、酔いざましはいつもこれだ」



鈴谷「うわ、すっぱそう。口の中に唾液が溢れて溺れそう」



提督「鈴谷も飲んだんだろ?かじってみれば?」



鈴谷「試しにやってみる~間宮さーん私にもレモン~」



提督「見てたら欲しくなるそれが性・・・俺にも~」



天龍「別に真似しないでいいぜ」



提督「あっ!」



鈴谷「どうしたの?提督」



提督「青葉―ちょっと来て―」



青葉「何でしょう?」



提督「写真撮って撮って!」



青葉「いいですけど・・・いきますよ~」



鈴谷「あ~なるほど、よし」



提督・鈴谷「THE テレ○ジョーン」カシャ



那珂「何やってんの朝から」



提督「あっ今月のレモンの人だ!」



鈴谷「いいレモンの持ち方教えて―」



那珂「・・・朝からテンション高」




やっぱりギブアンドテイクだよね




提督「今日は普段道理って言っても俺は仕事ないに等しいんだよな~」



川内「部下に働かせて自分は楽する上司の屑め」



提督「勘違いしてもらっては困るぞ?現場にも出るし執務だってする」



提督「他の鎮守府ではそうそう見れないぜ?こんなに働く提督は」



川内「そーかねぇ・・・」



川内「そういや、呉の御一行は?」



提督「まだいるぞ?千歳さんが引き籠ったらしい」



川内「他人の家で引き籠るとは器用な事を・・・」



提督「あとは龍驤に訓練生を見てもらってる、神通とな」



川内「なんで?」



提督「龍驤を敵空母という想定での演習を引き受けてもらった。普段とは違う訓練もいいだろう」



川内「客人も働かすのか・・・」



提督「昨日取り寄せた高級葉タバコ」



川内「歴戦の猛者も物に釣られたのね・・・大人って怖い」




備えるだけでいいならそれがいい




龍驤「なんや?もうへばったんか?そんなんじゃ死ぬで」



曙「はぁ・・・はぁ・・・くなくそ」ヨロヨロ



龍驤「ほう、そこの紫ちゃんやる気だけは一人前やな。でもな」シュンシュン



曙「あぅ、ぐ」



龍驤「お前さんはその状態で敵に挑むんか?そんなんじゃなぁ・・・ホントに死ぬで?」



曙「・・・くそぉ」フラッ



神通「よくがんばったね」ウケトメ



神通「龍驤さん、少しやり過ぎですよ?この子達は戦場に出た事もないんですから」



龍驤「厳しさって物は刻みつけた方がいいんや、後悔してからでは遅いで」



神通「恐怖症になったら元も子もないですよ?」



龍驤「そんな奴は戦場では使えんわ、帰って畑でも耕しとき」



神通「お厳しいんですね」



龍驤「変に調子に乗って死んでった奴を何人も見てきた。そんな奴もう見たない」



神通「この子達が訓練生で終わればいいんですが」



龍驤「せやな」




なんか別次元って奴絶対1人いる




龍驤「あっちのは受けさせんでいいんか?」



神通「彼女達は実践にも出てますし、必要ないかと」



龍驤「ならちょっとからかってみるかな~ほれ」ハッカン



艦載機「ブーン」キュウセッキン



夕立「!?」チャキ



ダダダダダ ボカーン



神通「龍驤さん!」



龍驤「すまんすまん、でもあの白髪・・・なんちゅう反応速度」



龍驤「うちの艦載機10機全部落とすかぁ・・・やっぱ赤眼ってなんかあんかね?あんたんとこの提督と言い」



神通「そればっかりは・・・夕立ちゃんは1人で生き残ってきましたから」



龍驤「横須賀のアカメには逆らえませんわ~腰低くぅしとこ」




表現として間違ってるきがする




提督「報告ありがとな、神通」



神通「はい、やはり訓練生達にはもっと経験を積んでもらわないと」



提督「龍驤も手加減してくれただろう、おかげでアザ一つ無い」



神通「みんな疲れ果てて眠ってしまいました」



提督「曙が最後まで食らいついてたらしいじゃん」



神通「そうですね、あの子は負けず嫌いですから」



提督「いいね、なにか御褒美でもあげよう。起きたら聞いといてね」



神通「解りました」



提督「いいね~死ぬ気の子はすきだぜ~」



神通「(死ぬ気・・・どんな子?)」




学校で先生をお母さんとか言う子みた事ある




曙「・・・うぁぁ、体いだいいいいい」ガバ



漣「曙ちゃんおやじ臭ーい」



潮「みゅう・・・」



朧「これはない」



曙「いいじゃない、昨日超疲れたんだから~」ポワポワ



コンコン アケボノチャン イル?



曙「あれ?だれ?」ノコノコ



漣「神通さんかな?声的に」



朧「神通さんは訓練受けてる子は皆好き。先生」



潮「はぇ?いまなんじぃ?」ポワワ~ン



神通「曙ちゃん大丈夫?昨日気を失ったみたいだったから」



曙「大丈夫ですよ~なにか用ですか?お母さん」ノホホ~ン



神通「はぇ!?お母さん?」



曙「・・・はっ!!」フリカエリ



漣「wwwww」ククク



朧「なんという天然」



潮「zzz」



曙「うううううううううううううう」←布団に篭り



神通「あれ?曙ちゃん?」



漣「後で連れていきます、それまでに朝食でもとっててください」



朧「おまかせ」



神通「ならお願いね、今日はお休みだから2人もゆっくりしてね」バタン




ちっちゃい子におじさんと言われると心にヒビが入る




川内「今日はご機嫌だね、神通」



那珂「なんか、駆逐艦の子にお母さんって呼ばれたらしいよ」



川内「学校とかにいた先生を間違えて呼ぶ奴でしょ?いたいた~」



那珂「それから機嫌いいみたいだよ」



川内「なんで?それだけ歳とってるみたいで私は嫌だな」



那珂「・・・いろいろあるんじゃない?」



神通「ふん♪ふふふ~♪」



川内「嬉しい事はいいとさね、私はシャワー浴びてくる」



那珂「いってらっしゃい」



那珂「(姉さんは気付いていない・・・神通ちゃんが曙ちゃんを娘に脳内シュミレートしているのを)」



那珂「あぁ・・・そんな事してないでアタックすればいいのに、うちの姉共は」




想いは交錯するのが物語




提督「眠い・・・寝るか」モゾモゾ



川内「てーとくー!?なんで上着ていないの!?」



提督「いまから寝るから着替えてんだよ、お前がノックすれば見せずに済んだんだよ」



川内「うん・・・///(改めて見たら筋肉凄)」



提督「俺は寝るから、何かあったら起こしてくれ」



提督「最近お前も出撃続きだったんだから休んどけよ?」



川内「・・・うん」



提督「で、何か用?」



川内「へ?何か用って」



提督「俺に話があったんじゃないの?」



川内「・・・・・・忘れた」



提督「・・・思い出したらでいいから起きてからにしてくれ」モゾモゾ



川内「・・・」



提督「・・・」



提督「どした?まだ用か?」



川内「へ!?い、いや?何もないよ?」



提督「なら自分の部屋に戻りな。見られてたら眠れやしない」



川内「うん」



提督「おやすみ~」



川内「うん」バタン



提督「今日はやけに大人しいな・・・まぁいいか」



川内「///これも弱みかなぁ・・・」ハァ・・・




あだ名はひょんなことから決まる




後輩「ちとせーちとせー出てくるっすよ~」ドンドン



千歳「あぁ・・・なんて事を・・・これじゃ皆に顔向けできない」←千歳in布団



後輩「そっちの方が迷惑っすよ~」



川内「あれ?まだ出てきてない感じ?」



那珂「どこも大変だね・・・」



後輩「せんさんになかっち~千歳を出してくれっす~」



川内「何その呼び方・・・あだ名?」



後輩「今考えたっす」



那珂「なら那珂ちゃんも考えたげる」



那珂「後輩ちゃんだから・・・こうちゃん!」



後輩「人参いらないよぉ・・・」



那珂「それウラキ」



後輩「いい匂いのやつっすね?」



那珂「それは香」



後輩「・・・もう思いつかないっす」ショボーン



那珂「え?もっとない?調べてみな?一杯あるよ?」



後輩「スマホで調べるっす」



川内「・・・なに漫才やってるのよ」




就活より大事な物があると信じた結果




龍驤「は?千歳が篭ってる?あほなやっちゃ」



後輩「龍驤何とかしてよー」



龍驤「何日か泊るんやろ?ならほっとけばええやん。腹減って出てくるで」



後輩「いいのかな?」



龍驤「ええねん、大本営のじじいでもないし雷落とすやっちゃ居らんよ」



後輩「なら千代田に連絡したって紙を差し込んどくっす」



龍驤「えぐいなする事・・・うちは関係ないからええけど」



後輩「龍驤はどうするっすか?」



龍驤「なにが?」



後輩「今日1日っすよ~」



龍驤「ここにおるがきんちょの訓練見たって~それから未定」



後輩「龍驤ここでも働いてるっすか!?社畜っす~」



龍驤「いやな、提督さんがええ葉タバコくれるって・・・あっ」



後輩「わっちの知らない所でなにしてるっすか」プンプン



後輩「龍驤の給料減らすっす」



龍驤「あ~ごめんて~それだけは堪忍や~」



・・・



鈴谷「熊野、あたし縦社会の闇を見ちゃったよ」



熊野「上司は自分よりも年下でも上司ですわ・・・日本の社会なんて上が正義ですもの」



鈴谷「海外で就職したいよ~英語出来ないけど」




恋は突然に




蒼龍「帰りたい・・・」



飛龍「あれは駆逐の子だって説明あったじゃん」



蒼龍「自分の部屋が恋しいよぉ」



飛龍「ホームシック?いい大人がみっともない」



提督「ごめんね2人とも、響と夕立が迷惑かけて」



飛龍「提督さん!?いえ、こちらこそお騒がせしました」



提督「あの子達も悪気はないんだ許してやってくれ」



提督「その変わりっちゃ何だが・・・はいこれ」



蒼龍「なにそれ?」



提督「超有名和菓子店の1日5個限定、苺大福だ。1個500円だぜ?」



飛龍「高っ!!いいんですか?」



提督「あげるよ~2人で仲良く食べてね。あと他の子には内緒でお願いね」バイバイ



飛龍「いい人?」



蒼龍「素敵・・・」キラキラ



飛龍「食べ物で落ちるとか・・・ペットかよ」




人の気にしてる所は言っちゃダメ




龍驤「鳳翔さーん」



鳳翔「なんですか?昼からお酒は出しませんよ?」



龍驤「流石にそれはせんよ、うちをなんと思ってるんですか」



鳳翔「酔っ払いのニコチン中毒の後輩」



龍驤「ひどない?」



間宮「フフ、仲がいいのね」



鳳翔「ま、後輩ですからね。てか貴方、昔から全然変わらないのね」



龍驤「へ?」



鳳翔「出会った時から身長も胸も・・・」



龍驤「・・・ダメなんすよ。どんだけカルシウム取って運動しても・・・」ズーン



間宮「ちょっと!地雷踏んでるじゃない!!」



鳳翔「で、でもまだ・・・」



龍驤「もういいですよ・・・この体系で釣れる男でいいです」ハァ・・・



鳳翔「まだよ!まだ諦めちゃだめよ」



龍驤「いや、ほんといいんで・・・ほっといてください」



間宮「天然の怖い所ね・・・成長促進には何が良かったかしら~」エーット




締め切りが間に合わなくなって誰かに縋り付く




夕張「提督様お願いがございます」ドゲザ



提督「なに用じゃ?言うてみ?」



夕張「実は・・・同人誌が出来て無いんです・・・締め切りは明後日」



提督「漫画を描くのを手伝えと・・・俺出来ないぞ?」



夕張「指定する所を黒く塗ってくれればいいんです!!お願いします」



提督「うむ・・・仕方ない」



夕張「ってことは」パアァァ



提督「全員で手伝えばすぐだから皆を呼ぶか」



夕張「待って!!待ってください!!」



提督「何?手伝って欲しくないの?」



夕張「えっと・・・その・・・実はエッチな本なので・・・」



提督「全く・・・」



夕張「お願いです・・・助けてください。落としたくないのぉ」



提督「やめろ、鼻水つく!手伝ってやるから」




昔手伝ったら次の日徹夜で出勤だった




提督「失礼する」ガチャ



夕張「提督!来てくれたんですね」



提督「てっきり何人か手伝いが居ると思ったんだが・・・お前1人か」



夕張「なんか言いにくくて・・・結局1人」



提督「で、何するんだっけ?」



夕張「はい、このペンで指定場所を黒く塗ってください」



提督「は~漫画家って大変だな」ペラ



提督「うわっドキツ!!なんという・・・」



夕張「いいじゃないですか!!」カオマッカ



提督「なんで俺に頼んだよ・・・女同士なら知格・・・」



夕張「だって・・・みんなエロ本とか読まなさそうだし」



提督「受けちまったし、とっとと終わらせるぞ」



夕張「はい!」




・・・4時間後・・・




提督「あ゛~腰いだい~」ヌリヌリ



夕張「もぅやだ~寝たい・・・あした出撃なのに・・・」メソメソ



提督「泣きながら書くな、俺も泣きたくなってくる・・・」



夕張「あと2P・・・あと2P・・・」ブツブツ



提督「これってスキャナーに掛けんの?」



夕張「はい、そうですね。それで印刷会社に送って終わりですね」



提督「他に出来る事ないか?早く終わらせたい」



夕張「なら・・・PCでトーンを・・・」




・・・さらに3時間後・・・




提督「あぁ・・・朝日だ・・・カーテン閉めないと俺死ぬ」シャー



夕張「・・・」カキカキ



提督「・・・夕張」



夕張「・・・なんですか?あと1コマなんです。話しかけないでください」



提督「お前今日の出撃どうなってる?」



夕張「後2時間後に遠征入ってます」ハイ



提督「おぅ・・・今日は休みにしてやるよ」



夕張「え?・・・」



提督「そんなんじゃ碌に動けんだろ?今日は寝とけ」ヌリヌリ



夕張「・・・」ポケー



提督「生気出てる!!生気出てる!!」



夕張「・・・はっ!」



提督「もう後は送るだけだ。ほら終わったぞ」ホラ



夕張「・・・手が震える」プルプル



提督「しっかりしろ・・・俺ももう動きたくない」



夕張「あぁ目が・・・目が回ってきた」



提督「せめて倒れるなら送ってからにしろ!」




説明は大事




提督「まったく・・・倒れやがって」ダキアゲ



提督「ベットは・・・こっちか」



提督「眼鏡も取って・・・置き書きでいいか」



提督「あとは片付けて・・・」カタシカタシ



提督「これでよし、俺も寝よう・・・」



提督「それじゃ帰りますか・・・」ガチャ



青葉・その他数十名「・・・」



提督「・・・なにやってんお前ら?」



青葉「いやぁ夜な夜な夕張さんの部屋から提督の声が聞こえたと・・・」



提督「・・・暇かよ、俺は寝るわ。寝てないから」



ザワザワ



青葉「ね、寝て無いんですか!?」



提督「あぁ徹夜だったからな」



神通「なにをなさってたんですか?」



提督「それは(エロ本書いてたって言えねえな)」



提督「黒く塗って・・・貼って・・・」



青葉「はい?白を黒に塗るとかそういう・・・いやこの場合白くか・・・」



提督「眠いから寝る、じゃあな」スタコラー



神通「ていとく!?」



川内「ちょっとーにげんなー」




結局、青葉が新聞の記事にした為鎮守府内全員が知ることとなった



当事者達は思いつく節がないため大変困った




埋め合わせは大変




神通「むぅ~」プクー



提督「いや、何もなかったって。な?夕張だって言ってただろ?」



神通「知りません、2人で徹夜とか・・・不健全です」プィ



提督「あぁ~どうすれば・・・川内だすけて~」



川内「しらない」プィ



提督「くそぉ!俺は悪い事してない!悪い事してない!」



那珂「インガオホーだよ。タラシめ」



提督「そんな屑みたいに言うな!俺はただお願いされただけなのに・・・」



那珂「でも夕張ちゃん何してたか言ってくれないじゃん・・・これじゃ弁解の余地が」



提督「あいつの同人作家のアシスタントだよ。あいつは何黙り込んでるんだ・・・」



那珂「それは知ってる、でも何かもじもじしてるし」



提督「くそぉ・・・俺はどうすればいいんだ」



提督「じんつぅ・・・」



神通「・・・-ト」



提督「へ?なんて?」



神通「///やっぱいいです」ダット



提督「・・・なんだったんだ?」???



川内「ちょっと焦ったよ」



那珂「那珂ちゃんもビックリだ」




理不尽は予測可能回避不可能




提督「夕張~お前~」



夕張「て、提督!?ごめん」



提督「謝るって事は非があるんだな?」



夕張「なんか皆から質問のあらしで・・・言いにくくて・・・」



提督「言えよ!エロ本書いてるの手伝って貰ってましたって」



夕張「嫌ですよ!それじゃ私がエロ大好きな変人じゃないですか!!」



提督「間違ってないだろ!!お前エロサイト沢山ブクマしてるんじゃん」



夕張「なんで知ってるんですか!?てかPCの中身見ないでくださいよ!!」



提督「お前が渡してきたんだろうが!!しかもwebページ開いたら見えるようになってるし」



夕張「それでもスル―してくださいよ」



提督「理不尽だろ・・・それ」



夕張「もぅ・・・」



提督「なら俺が言ってくる。今まではお前の事を思って誤魔化してたけど我慢ならん」



夕張「やめて~勘弁してくだし~」ガシ



提督「この、はなせ!自己中の権化め」ブンブン



夕張「女の子は我儘な方が可愛いんです!」



提督「自分から言う奴は可愛くねぇよ!!」




気がついたら占領してる




後輩「・・・今日は朝から賑やかっす」



龍驤「なんか提督が娘っ子の部屋から出てきたってだけで大騒ぎや」



龍驤「人気なんか・・・暇人が多いんか・・・よう分らんわ」



後輩「平和なんじゃない?」



龍驤「せやな、平和じゃなかったら恋なんか出来んわな」



後輩「龍驤このまえ言ってたっす、一夜限りの恋がうんたらって」



龍驤「それは爛れた大人がする事や、まだガキは知らんでええ」



後輩「もう二十歳っす~成人式でたっす!!」



龍驤「うちから見たらまだまだがきんちょや、もっと大人の女になってからにし~このちんちくりん」



後輩「龍驤もあんまり変わらないくせにー」



龍驤「ハハハ、もっと余裕持ちーな。がきー」



・・・



千歳「・・・はぁ。なんか自信なくなった」



蒼龍「そんな、千歳さんが居なかったらうち成り立ちませんよ」



飛龍「う~んいつ食べようかな・・・この大福」



長門「いつのまにか談話室が・・・占領されてる」



陸奥「いいんじゃない?誰も使ってないし」




遊郭って言葉は夢がある




提督「・・・なんか疲れたわ」



オーイ センパーイ



提督「誰だ?」



後輩「わっちっす~」ヨロヨロ



提督「どうした?それは着物か」



後輩「どうっすか?可愛いでしょ~」クルクル



提督「綺麗と言うよりは可愛いだな」



後輩「いや~ん照れるっす~」クネクネ



扶桑「くーちゃん?どこ行ったのかしら?」



後輩「ふそー」



提督「扶桑も着物か、なんという大和撫子・・・似合ってるぞ」



扶桑「ありがとうございます、くーちゃんが服にジュースを溢したので変わりに」



提督「こどもか」



後輩「あんな所にあるのが悪いっす」



扶桑「置いたのくーちゃんでしょ?」



提督「その”くーちゃん”ってのは呼び名か?」



扶桑「前にお世話になっていた時からのものですね、呉の提督だからくーちゃんです」



後輩「わっちも色気出たでありんす?」



提督「廓詞でも花魁には見えんな」



後輩「身長もおっぱいも足りないっす・・・ふそーやってみて~」



扶桑「廓詞ですか・・・」



扶桑「あい、お出でなんし、おあがりなんし」ニコ



提督「っ!・・・」



扶桑「提督?いかがいたしんしたか?」



提督「いやぁ・・・その笑みに落ちそうだったよ」ハハハ



扶桑「あらやだ///提督ぅたらお上手なんだから」



提督「俺はそういう系に弱くてね・・・こんな話するもんじゃないか」



扶桑「申し付かればまた見せてあげますね」



提督「ははは、またな~」スタター



後輩「効果覿面っす~」



扶桑「くーちゃんありがとね~」ナデナデ



後輩「ふっふっふ~」



扶桑「(提督の意外な好みを発見だわ、なんという進展)」




着物を買ったは良いが着ていく場所がない




電「司令官さーん」ヒョコヒョコ



提督「電?どした」



電「じつは、はわっ!?」ツルッ



提督「おっと、その恰好で走るなよ」ウケトメ



電「慣れないのです・・・」



提督「で、なんで着物?」



電「司令官さんが好きだと呉さんが皆に言ってたのです」



提督「・・・って事は」



電「皆何処からか着物を持ってきて着てるのです」



提督「なんで皆持ってるんだよ!!あれ結構高いんだけど・・・」



電「電は七五三の時の物なのです!!」



提督「似合ってるぞ、かわいらしい」ナデナデ



電「///ふにゃ~」



提督「皆が和服なら俺も着るかな~」



電「司令官さんも持ってるのです?」



提督「俺って刀コレクターだからさ、衣装も欲しくなってね~何着かあるよ」



電「すごいのです!まるでタイムスリップした気分なのです」



提督「お祭り気分で終わってくれればいいんだが・・・」




川内型には暖色が似合う!異論は認める




提督「よし、これでいいか」←和服



コンコン



提督「はいはい」ガチャ



神通「提督!お暇ですか?」モジモジ



提督「暇だが・・・どうした?」



神通「い、いえ///なんでも///」



提督「顔赤いぞ?あと顔隠さんでも・・・こっち向きな」ガシ



神通「ひゃ!?///て、ていとく///」



提督「(やっぱ神通って美人だよなぁ・・・儚さって言うか、お淑やかといか)」ジー



神通「!?!?!?///」ンー



提督「ごめん、近かったか」ハナシ



神通「大丈夫です///」プシュー



提督「神通も着物か・・・やっぱり青系より暖色の方が似合うな」



神通「そうでしょうか?」



提督「神通には目に見える優しさがある、それを暖色の着物で前面に押し出してる」



神通「そ、そこまで褒めなくても///」



提督「いやいや、綺麗だ。写真にして常に見ていたいくらいだよ」



青葉「写真と呼ばれで」ヒョコ



提督「おぅ、ちょっと全員分写真撮っといてくれ」



青葉「かしこまり」カシャカシャ



神通「や、ダメです///恥ずかしいです」



青葉「この為に押入れから必死に出してたの知ってますよ?」フフフ



神通「何で知って///もぉ~」




お代官って全員悪い人じゃないと思った




提督「ん~どこ見ても着物・・・なんか時代を間違えたようだ」



鈴谷「てーとくー」



提督「なんだ?町娘のお嬢さん・・・ってなんだそりゃ」



鈴谷「帯引いてみて~お代官ごっこ出来るよ」



提督「これ誰の帯よ」



鈴谷「え?熊野の」



提督「人の物で遊ぶなよ!」



鈴谷「1回なら大丈夫だよ」



提督「1回で満足しろよ?帯1つでも万とかするんだから」ガシ



鈴谷「かもかも」



提督「おらぁ!!」ブン



鈴谷「ぐえ、ああああああああ」ギュルルルル



提督「人間駒の出来上がり~さてこの帯返してこよ」スタスタ



鈴谷「ああああああああ、止まんない~」ギュルルルルル



夕張「あれ?鈴谷ちゃんマシン○ールのEDの真似?」



鈴谷「とめてぇええええ」



夕張「私もやる~回レ回レ回レ~」クルクル



鈴谷「やば、さっきのカレー来てる!!きてりゅううううううう」




最近は色んな着物があるらしい




暁「なんか良いわね、大人オンナって感じ!!」



響「どう見ても七五三なんだよ・・・」



曙「なんで私が・・・」



漣「いいじゃない、似合ってるじゃん」



朧「七五三」



潮「わ、え、よ」ヨロヨロ



雷「大丈夫?頼っていいのよ?」



雪風「動きにくいです・・・」



時津風「この服重い~」



扶桑「皆~ちゃんと着れた?」



ハーイ



扶桑「なら行きましょうか、歩幅は狭くね。躓いちゃうから気を付けてね」



暁「どこ行くの?」



扶桑「皆で写真でもと思って青葉さんにお願いしといたわ、こんな事もないでしょうから」



ワーイ



扶桑「私について来てね」




・・・




天龍「おいおい、龍田。見てみろよ花魁道中だぜ」



龍田「どちらの太夫さんかしら~」ウフフ



木曾「///なんで俺のはミニなんだよ!!」



天龍「那珂から借りた時点で察しろ」



木曾「くそぉ・・・」




昔は浴衣と着物の違いが分らなかった




武蔵「やっと着れた・・・」フゥ・・・



翔鶴「お疲れ様。怪我の具合は如何かしら?」



武蔵「回復はしてるんですけど・・・」



翔鶴「ゆっくりでいいですよ、焦ってもいい事ありません」



提督「武蔵は浴衣か、仕方ないよな」



武蔵「着付けが難しくて」



提督「浴衣似合ってるぞ、皆に負けて無いよ」



武蔵「ありがとうございます///」



提督「俺が押そう、翔鶴もその格好なら厳しいだろう」



翔鶴「では、お願い致します」



提督「皆で写真撮ってるらしいぞ?行こうか」



翔鶴「あとで2人で撮って貰ってもいいですか?」



提督「いいけど・・・なんでだ?」



翔鶴「記念にです、後は妹に送りたいから」



提督「大本営ならこんなお祭り事もないだろうしな~」



武蔵「私も撮って欲しいです」



提督「大丈夫、青葉のカメラが壊れない限りは撮れるから」




ちょっとした事で燃える




提督「昨日は写真撮影疲れた~」ノビー



川内「そりゃぁ全員とツーショット+etcなら軽く100枚は超えてるしね」



提督「結構楽しかったけどな~」



川内「まぁね~テレビ見よ」ポチ



提督「最近テレビ見てないわ」



川内「せめてニュースくらい見ようよ」



提督「・・・善処する」



川内「まったく野球だけじゃ今の社会生きてけないよ?」



提督「わかってるg・・・ん?あれ、俺じゃね?」



川内「提督の写真、那珂が見せびらかせてるよ」



提督「おわぁ!やめろ!!スキャンダルになったらどうすんだ!!」



川内「でもなんか受けてるよ、イケメーンって」



提督「万が一だよ、勘弁してくれ~俺は穏便に生きたいんだ~」




手の掛る子はとことん手が掛る




後輩「そろそろ帰るっす」



千歳「ご迷惑かけました」



提督「おぅ、また来いよ」



後輩「またきていいんすか?」



提督「建て前だよ、仕事しろや!」



千歳「ボーキの受け取りはこちらで手配しておきます」



提督「頼むわ、トラックはもう動かしてるからあと2日くらいで届くよ」



蒼龍「大福ありがとうございました」



提督「いやいや、また来てね」



飛龍「いつ食べよう?」



提督「賞味期限今日だよ!?早く食べてよ?」



龍驤「あんちゃんまたな~葉ありがとな」



提督「おぅ指導官ありがとな」



後輩「ばいばいっす~」ブロロロロ



提督「・・・やっと帰ってくれた」



神通「そうですね」



提督「部屋の掃除は後でいいか」



川内「ていとくー」タタター



提督「なんだ?」



川内「こうちゃんの部屋から寝巻と下着が・・・」



提督「・・・連絡入れてどうするか聞くわ」オイオイ・・・



那珂「てーとくー」



提督「今度はなんだ?」



那珂「こうちゃんの部屋に軍服が・・・」



提督「え!?あいつ何来てた!?」



神通「・・・見てませんでした」



提督「あいつ・・・ホント・・・もぅいいや」




友人が写真投稿して雑誌に載ると切ない




明石「え~っと今回の雑誌は~っと」シイレヒンカクニン



明石「また大本営だしてるし・・・なに?『艦娘写真集』だぁ?」



明石「え~っと内容わ~」ペラペラ



明石「・・・報告するべきか否か」



明石「いや、POP作ってもっと仕入れれば・・・よし!」




翌日




食堂<ギャーギャーワイワイ



提督「なんだ?なんだ?ずいぶんと賑やかだな」



鳳翔「あら、提督いらっしゃい」



提督「何があったの?この盛況ぶり」



鳳翔「明石さんのお店ですよ」



間宮「大本営が艦娘の写真集を出したらしいんです」



提督「へー俺も欲しいわ。普通に」



鳳翔「提督も載ってるらしいですよ」



提督「え?」



間宮「皆それ目当てでこんな有様・・・私たちは暇ですよ」



提督「俺なんて見て何がいいんだか・・・」



鳳翔「後は自分が載ってるかもしれないって皆買ってます」



間宮「提督の和服姿が載ってるって事は青葉さん・・・ネガ売りましたね」ヒソヒソ



鳳翔「いいじゃない、レアよ?そうそう見れないしね」




主語は大切




提督「そろそろ仕事しよ」ヨイショ



提督「え~っと・・・書類は~」



提督「なにこれ?なんか印税入ってきてる・・・」



ドッサリ



提督「え?全員分の・・・なにこれ」



川内「ていとく~ただいま~」



提督「おぅ川内お帰り、どうだった?」



川内「時に異常はなかったよ~汗はかいたけど」



提督「ならシャワー浴びて俺の部屋に来い」



川内「え?なんで?」



提督「あぁ・・・ちょっとな、徹夜コースかもしれん」



川内「なんで徹夜///」



提督「(書類が)寝かせてくれないぞ」



川内「!?(提督が)寝かせないの?」



提督「そういう事だ、あとで来いよ」



川内「///うん、後で来るね」



提督「またな~」




この後滅茶苦茶砲撃された。




お隣さんとは仲良く




那珂の部屋




那珂「あ~お仕事だるいよ~」



神通「アイドルですもの・・・仕方ないわ」



川内「なりたいってなったんでしょ?」



那珂「そうだけど・・・楽しいけど、休みたくもなるんだよ」



川内「いま稼がないと落ちたら終わりだよ?」



那珂「嫌なこと言わないでよぉ!!」



神通「姉さんも・・・全く」



那珂「まだまだ進むもん!!」



川内「うちの稼ぎ頭だしね~そのお金であたし達を養って~」



那珂「なんで姉を養わなきゃならんのよ・・・提督に養ってもらいなよ・・・」



川内「な、なんで提督が出てくるのさ!!」



那珂「べつに~」



川内「なか~」



那珂「そんな突っかかって来るなんて気でもあるんですか~?」ニヒヒ



川内「あんた・・・」ワナワナ



神通「2人とも・・・」



・・・



天龍「なぁ夕立」



夕立「ぽい?」



天龍「1人部屋って怖いよな」



天龍「お隣から砲撃飛んでくるかもしれないんだぜ・・・」



夕立「・・・ぽい?」




気まずい空気の上手な打開策を教えてください




提督「むさしー荷物が届いたぞ」



武蔵「ありがとうございます」



提督「何買ったの?」



武蔵「え、いや、その」アセアセ



提督「・・・ちょっと無礼だったか」



武蔵「いや、決して不埒なものじゃないんです!!」



提督「いや、大丈夫だよ。プライベートには誰にでもあるものだから」



武蔵「だた、きつくなったから新しい下着を・・・って、あっ///」



提督「・・・」メソラシ



武蔵「///」



提督「(こういった空気はどうすればいいんだ・・・話しかけれん・・・)」




クラブは煩くて諦めた。ゲーセンなら何時間も居れるのに




長門「でな、いきなり鈴谷が沈んで行ったんだよ」



陸奥「え~なにそれ」フフ



長門「あやつは『私はタイタ~ニック』とか言ってたけどな」ハハハ



陸奥「へ~とりあえず娯楽室にはいり・・・」ガチャ



ドーーーン ズンチャカ♪ズンチャカ♪



陸奥「うるさ!なにこれミラーボール!?」ダッタダッタ♪



長門「ここが噂のディスコか・・・」



陸奥「なにー?聞こえないー」



提督「♪~」←DJみたいな格好



陸奥「提督!!なにやってるの!?これなに?」



提督「え?何って・・・皆が楽しく踊れる場所を・・・」シャカシャカシャカ



陸奥「そのなんかDJみたいにディスク回さない!!」



陸奥「駆逐ちゃん達が悪い遊び覚えたらどうするの!?」



提督「大丈夫だよ、どうせちびだけで外出させないし」



提督「あと5分で那珂のライブもあるぜ!!見てきなよ」イエーイ



長門「みてくみてくー♪」イエーイ



陸奥「長門姉!?」




皆から評価されればモチべ上がる




提督「ちなみにスケジュール表はこれな」



長門「那珂ライブに御遊戯?と剣舞?なんか色々あるな」



提督「ここは皆のやってる事の発表会みたいにしてみた」



陸奥「なにこの論文発表ってのは・・・」



提督「それは龍田の敵の調査レポートだよ」



提督「出来がよかったので大本営に提出しようかと思ってな」



長門「へーあいつすごいなぁ・・・」



提督「でも駆逐は立ち入り禁止なグロいから」



陸奥「え・・・なにそれ怖い」



提督「解剖もしてるからな・・・まぁ凄い丁寧だが」



陸奥「何でもありね」




上は自由に下はしっかり者に育つ気がする




長門「提督も粋なことをする」



陸奥「私達は幸せ者かもね~」



長門「何を今更・・・私は世界一幸せ者だと自負している!」



陸奥「ほんと提督ってモテるわね・・・」



長門「い、いや、違うぞ///尊敬出来る人物だが///」



陸奥「あたしに隠し事出来ると思ってるのかしら?あの鈍感提督と違うのよ?」



長門「う~///」



陸奥「ま、いま幸せなのは確かね~特に無茶もさせない、福利厚生しっかり、全員の事を考えてくれてる・・・」



陸奥「私も玉の輿狙おうかしら・・・」



長門「なに?陸奥貴様・・・私の敵だったのか!!」



陸奥「冗談よ、姉さんは冗談通じないわね~ほんと」



長門「嘘なのか?何が何だが・・・」



陸奥「私、この姉を1人に出来る気がしないわ・・・妹って大変ね・・・」



長門「へ?なんか言ったか?それより!那珂のライブ始まるぞ!!見よう見よう」グイグイ



陸奥「はいはい、引っ張らないで~服伸びるから」




顔に出る人はすぐばれる




神通「提督がいない・・・」



那珂「あぁ提督はちょっと外出中だよ」



神通「そうですか・・・」ショボーン



那珂「あからさまに残念がるね神通ちゃん」



神通「そんな事ないです・・・」ショボーン



那珂「ほんと好きねーどうすんのよ?提督が異動とかになったら?」



神通「その時はついて行きます。むりなら艦娘やめます」



那珂「・・・うん、それは愛を超えていると思うな那珂ちゃん」



神通「・・・(´・ω・`)」



那珂「・・・もう心配だよ」



提督「ただいま~もう外出たくない・・・」ガチャ



神通「てーとくーヾ(*´∀`*)ノお帰りなさーい」



提督「ただいま、今日はえらいご機嫌だな。いい事あった?」



那珂「・・・」



提督「那珂はどうした、顔が豆腐みたいだぞ」



那珂「いや、なんでも・・・」




結構好きな曲




提督「チャ・ア・ムポイントは泣~きボクロ!イカすぜホクロ~♪」



那珂「いや、それ胡麻じゃん」



鈴谷「いつでも~右目の~下~にある♪」



熊野「せめて黒胡麻つけなさいな、白胡麻だとニキビですわよ」



提督・鈴谷「チャ・ア・ムポイントは泣~きボクロ!!夢見るホク~ロ~♪」



提督・鈴谷「そんなに~見つめちゃ照れ~るだろ~♪」



那珂「そりゃねぇ・・・目の下に胡麻ついてたら見るよ」




Twitter初めて見た




提督「携帯変えたからTwitterに挑戦だ」



那珂「提督もTwitterデヴューか」



提督「地味に良い発音だな・・・でなにやるんだ?これ?」



那珂「独り言つぶやくの」



提督「え?なにそれ・・・なんでネットに独り言あげるの?」



那珂「それ見た人が返信くれたりするよ」



提督「はぁ?友達居なかったらだたの電波ちゃんじゃねぇか!!」



那珂「友達作りなよ!フォローすれば増えるから」



提督「なんで独り言呟いてるボッチ野郎をフォローしなきゃならねぇんだよ。俺そこまで暇じゃねぇぞ」



那珂「なんで始めたのさ!!意味ないじゃん」



提督「だってさ、皆やってるって聞いたしさ・・・俺今までガラケーだったしさ・・・話題付いていけないし」



那珂「・・・那珂ちゃんが初めての友達になってあげるよ!!」



提督「え゛」



那珂「え?」




明日はイベントで僕と握手




提督「で土下座たぁ・・・また頼みごとかい」



夕張「あしたイベントなんですが・・・相方が熱出ちゃって・・・」



提督「俺に朝から外出しろと・・・鬼だな」



夕張「お願いです!一人じゃスケブで手が回らないの!!」



提督「なら俺の手伝いもしてもらおう」ハイ



夕張「重っ!何ですかこの書類」



提督「明日期限だ、死ぬ気出せよ!寝る時間ないぞ」



夕張「これやったら来てくれるんですね・・・なら本気出します!!」ウヲオオオオ



提督「がんばれー」カキカキ



夕張「そういえば明日6時起きなんで提督も寝といてくださいね」カキカキ



提督「俺さっき起きたばかりなんだけど・・・」




色んな意味で超えちゃいけないラインってあるよね




川内「おりゃ」ヒュン



川内「なんか違う気がするな・・・ふん!」



那珂「木刀振りまわすなんて物騒ね・・・」



川内「提督のように鋭い一撃が出ないんだよね」



那珂「姉さん要らないじゃん・・・いっつも砲撃&雷撃なんだから」



川内「でもさ、やっぱりカッコいいじゃん?接近戦って」



那珂「そうなの?」



川内「そうなの、ていっ」



那珂「やっぱり体つきじゃない?男女って差があるからさ」



川内「あの理不尽な一撃は出来ないのか・・・」



那珂「妹として姉が人外になるのはNG」



川内「自分でいうのも何だけどさ・・・すでにライン超えてる気もするけどね」ハハハ



那珂「自覚あったの・・・?」




やっぱり鈴谷はアホ可愛い(重度の個人的主観が含まれます)




鈴谷「提督が最近アホ扱いする!!」



熊野「最初期からの間違いでは?」



鈴谷「女の子はちょっとおバカな位がいいの!!」プンプン



熊野「それには賛同しかねますわ」



鈴谷「こんなに可愛くてカレ―が好きなだけの美少女をアホ扱いだなんて!!」



熊野「・・・例えばどんな扱いですの?」



鈴谷「この前もさ!!」ホワンホワン



・・・



提督「おい、カレー大魔人」



鈴谷「なに?カレー!?どこどこ?どこさ!!」キョロキョロ



提督「・・・お前、アホだな・・・」



鈴谷「何だって!?失礼しちゃう!!」プンスカ



提督「・・・これもアイデンティティなのか」



・・・



鈴谷「って事があった」



熊野「さて、紅茶でも淹れましょうか」ガタ



鈴谷「あれ?熊野?聞いてた?熊野~?おーい」




恋する乙女は綺麗さぁ~




曙「・・・」



曙「・・・」ソッ



漣「あれ?曙ちゃん執務室の前でなにしてるの?」



曙「へ!?い、いや、何でもないわよ!」ビクッ



朧「曙は10分間入るか悩んでた」ヒョコ



漣「そんなに悩むなんてww恋する乙女www」グフフ



曙「うっさいわねぇ!!そんなんじゃないわよ!!」カオマッカ



朧「ツンデレ」



漣「まぁ曙ちゃんの比率は黄金の7:3ですからな~」



曙「いい加減にしないとぶっ飛ばすわよ!!」



提督「俺の部屋のドアをぶっ飛はさないでくれるか?隙間風が強くなっちまう」



曙「ひゃ///く、提督・・・」



漣「ご主人様~聞いて聞いて~曙ちゃんが~」



曙「もういい!海に沈めてやる!!」ダダダー



漣「きゃ~」タタター



朧「ツンデレ」



提督「仲がいいなぁ・・・」




ダメと言われるとやりたくなる




提督「・・・」テクテク



提督「ん?何だこれ」



ボタン『全体に押してはいけません』



提督「・・・」ポチ



天井「オープン」パカ



提督「いだぁ!?」ゴーン



提督「おぉぉぉぉぉぉぉ」ウズクマリ



川内「なんで押すのさ・・・書いてるじゃん」



提督「なんでタライを落ちてくんだよ・・・しかもでけぇし」



那珂「躊躇を感じない最速のボタン押しだったね」



提督「誰だよ・・・こんなもん作ったの・・・ふつう押すだろ」



川内「なんだかんだ皆押さなかったよ」



那珂「数人は押したけど」



提督「俺と同じ被害者は誰だ?」



那珂「鈴谷でしょ、天龍、木曾、長門さんかな」



提督「俺は馬鹿だったか・・・」クソー



川内「メンツで決めつけるのはよくないと思う・・・うん」




官脳小説って書ける人尊敬する




神通「・・・」テクテク



ボト



暁「あれ?神通さん本落としたよ」ヒョイ



エッチな小説



暁「ひゃあああああああああ///」



神通「ん?暁ちゃん!?これはね?その、あの」アセアセ



暁「神通さんがエッチな本持ってるううううううううううう///」



ザワザワ ナンダッテ・・・ 



川内「神通・・・そんな妄想の世界に逃げなくても」



鈴谷「いいじゃんそんくらい、子供じゃないんだしさ~」チラチラ



熊野「と言いつつチラチラ見てる子供は誰ですの?」



神通「あわわわわわわわ」



提督「何の騒ぎだ?」



那珂「提督」



神通「提督!?あの、その、これはちがくて///」ナミダメ



提督「おわああああああああああ俺の本見ないでえええええ」カクシカクシ



ナンダテイトクノカ・・・サメタワ



提督「なに所持者見て冷めてんだよ!野次馬どもが!!解雇するぞ」



ヘンターイ エッチナノハダメダトオモウノデス・・・



提督「いいじゃん・・・こんな本が1冊あっても・・・」メソメソ



コレカライジリタオシテヤル シバカレテモシリマセンヨ?



神通「(提督・・・)」



・・・



神通「あの、提督!!」



提督「どうした?さっきの事か?」



神通「はい・・・ありがとうございました」



提督「気にするなよ、図書館への仕入での入れ間違えとかだろう?ああいう泥被るのも男の俺の仕事だ」



神通「それでは提督が・・・」



提督「あいつ等の事だ、ネタにして飽きたら終わってるよ」



提督「これからはちゃんと俺に報告してくれよ?」



神通「はい///」



川内「エロ本からこの展開は読めませんわぁ・・・」カベカラチラミ



那珂「終わりよければ全てよし・・・なんじゃない?」カベカラチラミ



川内「ちなみにあれどんな本?」



那珂「将校と若手女性士官の恋愛から結婚までの官能小説」



川内「・・・なんでそんなピンポイントなの?嫌がらせ?」




人の悪い所は見えるが自分のは見えない




響「むむむむ」



夕立「ぽぽぽぽい」



電「何やってるのです?」



響「人間観察なんだよ!」



夕立「いろんな人をみてるっぽい」



響「それを反面教師にして私たちは生きていくんだよ」



電「深いのです・・・でもそれって、悪い所を見つけるのです?」



夕立「その人の短所?を見て学ぶっぽい」



電「・・・とても陰湿な気がするのです。今は誰の観察なのです?」



響「今見てるのは鈴谷さんなんだよ」



響「ぶっちゃけ悪い所と言うか、アホな所しかなくてうんざりなんだよ・・・」



夕立「カレーをコップに入れた所は流石に頭おかしいと思ったぽい」



響「彼女からは人の在り方を学べたんだよ!!人間は賢い生き物らしく知的に生きろ」



夕立「また一つ大人になったぽい」



電「それはもう倫理観とかの問題だと思うのです」




鼻血トーク




提督「ぐっ・・・血が、止まんねぇ」



那珂「鼻血じゃん・・・シリアスに言わなくても」



提督「俺は鼻呼吸なの!深刻な問題だぜ」ツメツメ



那珂「ブフ、やめてよ、笑わせないでよ」



提督「なにが?」←両鼻に詰め物



那珂「アハハハハ」



提督「人が苦しんでいると言うのに・・・」



提督「なんか鉄の味がする・・・嫌だわぁ」



那珂「何で鼻血出たの?チョコ?どっかにぶつけた?」



提督「起きたら出てた」



那珂「え・・・怖っ」



提督「勘弁して欲しいぜ・・・服着替えよ。血がついたらとれねぇし」



那珂「いつも出撃でダメにしてるくせに・・・」



提督「でもあれ、鳳翔さんが何とかしてくれるぜ?どうやってるか知らんが」



那珂「血の汚れって・・・落とすの無理じゃないの?凄いなぁ」



提督「ホント感謝だわ、どれどれ~?」



提督「あ、まだだわ。もう1回積めよ」



那珂「・・・あ、書類に落ちた」



提督「え゛・・・クソガもうこれで出してやる」フウトウイレイレ



那珂「送られてきたら何があったか心配されるんじゃないの・・・?」




感化されていろいろ始めるけどすぐやめる




提督「ふん、てい」ブンブン



川内「なにそれ?」



提督「新しい武器~作って貰った」



川内「槍?」



提督「そうだ、鉄で作って貰ったから結構重くてな」



川内「その何かに感化されて真似するの・・・子供みたい」



提督「いいだろ?別に、こう上手い事使えりゃ服汚さずに済むんだから」



川内「こんど4人で接近武器だけで出撃して見る?面白いかもよ」ニヒヒ



提督「敵が困惑するだろうな・・・何でこいつ等突っ込んでくるの?って」



川内「気分は戦国だね」



提督「出来れば作中表現も再現出来ればよかったんだが・・・」



川内「紐でも付けとけば?戻ってくるよ」



提督「かっこわるいじゃん!!」




手のひらは回る物




天龍「あ゛~なんかもう疲れた」



龍田「今日は波荒かったからね~びしょびしょよ」



天龍「こんな時期に遠征に出しやがって・・・」



龍田「遠征といっても周囲の堤防や鎮守府周辺の見回りじゃない?」



天龍「俺らの仕事は戦闘じゃねぇのかよ」



龍田「周辺の警備も仕事よ」



天龍「でもよー」



提督「お帰り、風呂入ってこいよ。鍋出来てるぞ」



天龍「やっぱこの仕事神だわ」ルンルン



龍田「手のひらくるくるね~」ウフフ




笑顔は時として心に刺さる




提督「巷では嵐でも潜水艦に資源調達に行かせるらしいぞ」



19「鬼なのね・・・もう人の皮を被った化けものなのね」



168「(・。・;」



提督「そんな事は強要せんよ、安心しな」



19「提督は優しいから大好きなのね」ダキツキ



提督「やめんか、てか19。なんで水着なんだよ、私服でいいぞ?」



19「これは19のアイデンティティなのね!!譲れないのね!!」



168「(((((((((((l|゚Д゚l|l)サササササッ」カクレカクレ



提督「こらこら露骨に引いちゃダメだぞ?こういう時はな龍田のような慈愛に満ちた笑顔をするんだぞ」



168「*:.。.:*・゚(´・∀・`) .*:.。.:*・゚ 」



19「そんな目で見ないで欲しいのね・・・」




掃除してると懐かしいものが出てきて絶対1日で終わらない




提督「えっと、これがこうで~あれがこうで~」



神通「提督?」



提督「なんだ?神通?」



神通「何をなさってるのですか?」



提督「本棚の整理だ、もう多くてさ並べるだけでも大変だぜ」



神通「沢山お持ちですもんね」



提督「読まない奴は図書室持っていくか?結構おおいし」



神通「ならお手伝いします!」



提督「すまんな、取りあえずそこの箱の中の本をタイトル・作家・発行順に並べといてくれ」



神通「はい、この箱ですね」パカ



神通「これは?アルバム?」



神通「・・・」ペラ



神通満面の笑み 川内型3人での写真 などなど



提督「じんつー・・・あれ?神通?」クル



神通「///」プシュー



提督「それ、俺のアルバムじゃん。そこにあったのか」



提督「いや~お前達と着任した初期までの写真がな・・・」



結局本棚の整理は1日で終わらなかった




社畜にはなりたくない・・・でも仕事は楽しい




ジリリリリリ



提督「もしもし、こちら横須賀鎮守府」



元帥「わしじゃよ」



提督「わしわし詐欺なら別の所でお願いします」



元帥「面白くない奴じゃ・・・」



提督「お褒めの言葉ありがとう。で何の用だ?」



元帥「お前に引き取って貰いたい奴がおるんじゃ」



提督「はい?もう回ってるんで要らないんですけど・・・」



提督「てか本営から島流し?無能はお断りだぞ?」



元帥「無能というか・・・優秀なんじゃが、ちょっとな」



提督「その言い草だと問題児か・・・勘弁してくれよ」



元帥「いや、いい子じゃよ?いい子なんじゃが・・・仕事命で全然休んでくれんのじゃ・・・」ハァ・・・



提督「社畜魂植え付けたの爺さんじゃねぇの?本営ブラック~↑」



元帥「呉、ボーキ、横流し」



提督「うちで引き取ります」



元帥「素直や奴は好きじゃよ、手続きはこっちでやっとくからよろしく頼んだわ」ホッホッホ



提督「くそ、弱み握りやがって」



元帥「あと、その子には休日を多めにくれてやってくれ。・・・うちに来てから休暇取った事がないんじゃ」



提督「はぁ?それ労働基準法無視じゃん!?てか縛ってでも休ませろよ」



元帥「まだ若いのに仕事しか知らん。娯楽でも教えてやっとくれ」



提督「・・・難しい事言うなぁ」




絶対合わない要素を足した結果




提督「台風凄いなぁ・・・これは休みだわ」ポチ



提督『全員に通達~今日はお休みになりました。外出るな。以上』



提督「さて、俺も寝るかな~」



那珂「てーとくーお客さん」



提督「・・・何でこんな日に来るんだよ、てか前もこんな日だったな」



・・・移動中・・・



提督「どちら様~」



???「今日着任予定のものですが・・・」



提督「え?今日?今日嵐だよ?別に今日じゃなくても・・・」



???「そんな事で仕事に支障がでたらどうするんですか!!」



提督「そんな大袈裟な・・・うちはタイムカードもないし安心していいよ」



???「えっ・・・タイムカードないんですか!?残業も付かないんですか!?」



提督「うちは基本残業なんてないよ、あと自給計算じゃないからね」



???「なんだか・・・頭痛が・・・」



提督「所で君の名前を教えてくれないかな?皆にも紹介したいし」



北上「雷巡北上です。よろしくお願いします」ビシ



提督「敬語なんて要らないぞ北上。うちは本営みたいに厳しくないからな」



北上「で、さっそく仕事頂きたいんですけど」



提督「仕事?今日は嵐だから休みだよ。ここにいる那珂に案内でもして貰いな」



北上「確かに・・・これでは出撃は無理ですか・・・仕方ありません」



那珂「那珂ちゃんだよ~よっろしく~」



北上「北上です、よろしくお願いします」



那珂「提督、この人怖い。見た目と口調が合って無いよ・・・」ボソボソ



提督「お前失礼な奴だな」




オーラでわかる相性




提督「あれ?北上ってドラマとか出てたよな?大本営の作った奴」



北上「はい、評判が良かったと総司令からお褒めの言葉を頂きました」



提督「ちょっと見た事あるんだけど・・・あの時と口調違うよね?」



北上「あれは台本です。あの時は苦労しました」



提督「へー爺さんの言ってた通り多才だな」



北上「恐縮です」



提督「今日は全員いるから那珂に案内してもらいながら挨拶しておいで」



北上「はい、了解しました」



提督「那珂、後はよろしく」



那珂「え゛ちょっと待ってよ、那珂ちゃんとかより適役いるって絶対。てか相性悪いと思うな」ボソボソ



提督「今日秘書艦だった事を恨むがいい」



那珂「・・・じゃぁ北上さん鎮守府内の施設を案内するね。ついて来て―」



北上「はい」



提督「さて、寝よ」




新しい組み合わせを発掘する




武蔵「・・・あら?北上さん?」



北上「武蔵さん!?ご無事でしたか!?」



武蔵「はえ?私はここの提督に助けられてからここに異動になりましたよ?」



北上「元帥殿からの通達では行方知らずでしたが・・・」



武蔵「なんででしょう?今度提督に聞いてみます」



北上「貴方が無事だと聞けば本営の訓練生たちも喜ぶでしょう」



武蔵「会いに行けても怪我が治ってからですね」



那珂「そういえば武蔵さんも大本営だったね」



武蔵「北上さんにはお世話になってたの」



北上「私も武蔵さんには助けられていました」



北上「武蔵さん・・・口調が変わりましたね。前は男勝りの武人という感じだったのですが・・・」



武蔵「あれは強がってたんですよ、今のが素の私です。改めてよろしくね」



北上「はい、よろしくお願いします」



武蔵「変わらないわね、北上さんは」ウフフ




履歴書スカスカだと恥ずかしい




提督「そういえば、北上の履歴書見て無かったな」



提督「どれどれ」



提督「MVP獲得回数300・・・大型作戦の最高勲功、無遅刻無欠席、皆勤賞5回etc」



提督「この履歴書空きスペースないじゃん」



提督「地方ならまだわかるが・・・大本営でこれか」



提督「過剰戦力じゃね?」



提督「そういや休んだ事なかったんだっけ?」



提督「これ・・・やばくね?」



鈴谷「てーとくー」ガチャ



提督「鈴谷か、これ見てみろ」



鈴谷「なにこれ履歴書?・・・・・・なにこれキモ」ドンビキ



提督「明日からお前の相部屋になる奴だよ」



鈴谷「はぁ?勘弁してよ~この人もう機械だよ、こんなのと一緒だったら死んじゃうよ」



提督「寝坊が多いお前にはピッタリかもな」



鈴谷「・・・てかマジ?マジなの?ねぇ、マジなの?」




性格違えど根本は同じ




川内「・・・」テクテク



那珂「姉さーん」



川内「どしたの?おや、どちら様?」



北上「私は今日着任した北上です。よろしくお願いします」



川内「お堅いねぇ~気楽でいいよ気楽で」



北上「いえ、最低限の礼儀は必要です」



川内「そんなんじゃ距離置かれちゃうよ?リラックスして」



北上「御忠告感謝します」



川内「・・・」ウーン



那珂「こういう人なの」ボソボソ



川内「・・・一回演習してみない?」



那珂「姉さん!!」



川内「背中預ける仲間の実力って見ておきたいじゃん?」



那珂「そんなの出撃でも見れるじゃん!」



川内「大丈夫、カラー弾使うし~雨で出撃も無くなったから暇なんだよね~」



北上「・・・」



那珂「ほら北上さんもドンビキだよ・・・勘弁してよ」



北上「いいですよ、お受けします」



川内「そう来なくっちゃ!!ほらついて来て!艦装はどうする?」コッチコッチ



北上「雷巡があればいいのですが・・・軽巡でもいけます」



川内「なら木曾のを借りよう、ダメならあたしのスペアだすね」



北上「感謝します」



那珂「・・・」



那珂「もしかして戦闘狂?」




やらないで後悔するくらいなら・・・




演習場



提督「緊急事態と聞いて来てみれば・・・カラー弾で綺麗に染まっとんな~」



川内「・・・」メソラシ



北上「・・・」



提督「良いと思うぞ?お互いの力量を図る事はチームワークの向上につながるしな」



提督「でもな」



提督「申請もせずにカラー弾の打ち過ぎで演習場ペンキまみれ&艦装壊すってどういう事だ?」ビキビキ



川内「ここまで白熱するとは思わなくて・・・」



北上「申請していなかったのですか!?」



川内「いつもの事だから・・・」



提督「川内?お前、この前も艦装ぶっ壊したばかりだよな?これでいくつ目だ?」



川内「覚えて無いです・・・」



提督「川内、お前1週間出撃なし。ここの掃除でもしとけ」



川内「・・・はい」



提督「それと北上」



北上「はい!」ドキドキ



提督「いきなり罰も厳しかろう・・・ここは多めに見て」



北上「ホッ」



提督「2週間休暇だ、演習・遠征・出撃を禁止する」



北上「そんなぁ!?」ガーン



提督「それまでに鎮守府の皆と親交を深める事、以上」



北上「提督!それだけはご勘弁を・・・2週間も仕事がないと死んでしまいます!!」



提督「趣味ないの?」



北上「趣味は仕事です」



提督「尚更だ、趣味でも見つけなさい」



北上「・・・はい」



提督「説教は終わり、2人とも風呂でも入ってきなさい」



川内・北上「・・・はい」トボトボ




ファーストコンタクトは優しく




北上の部屋(仮)



北上「(今日は大失敗です)」



北上「(まさか・・・謹慎を受けてしまうとは情けないです)」クッ



北上「(どうにかならないものですかね・・・)」ウムム



コンコン



北上「はい」



天龍「よぉ新入りさん。俺は天龍、よろしくな」



北上「よろしくお願いします、なにかご用で?」



天龍「堅てーとは聞いていたが・・・まぁいい。食堂に来い」



北上「???」



天龍「いいから来いよ、まだ顔合わしてない奴も多いだろう」ガシ



龍田「こんにちわ~」ガシ



北上「こんにちわ・・・って何ですか!?引きずらないで!って痛いです!!」ズルズル



天龍「フフ、怖いか?」



龍田「うふふ~」



北上「あの~ホントに食堂ですよね!?見知らぬ所じゃないですよね!?助けて大井っちー!!」ズルズル




イメージは定着すると苦労する




天龍「つれてきたぞー」



龍田「ほら入って入って」



北上「此処どこですか・・・」



イラッシャーイ バーン バーン



北上「・・・は?」



天龍「お前の歓迎会だ、今日くらい羽目外しとけ」



龍田「取りあえず、一通り揃えたわよ~お酒とお摘み」



北上「・・・」



川内「どしたの?」



北上「いえ・・・こういうのに慣れて無くて」



天龍「大本営でも宴会くらいあるだろ?」



北上「私、イメージのせいか誘われる事が全然なくて・・・お酒も飲んだ事もなくて」



北上「なんか嬉しくて・・・」



天龍「今までの分飲んで食っとけ」



川内「はいこれ」ドン



天龍「いや、一升瓶だすなや。グラスに注いで持ってこいよ」




酒は薬にも毒にもなる




神通「提督、提督。起きてください」ユサユサ



提督「ん?おぅ・・・今何時?」



神通「お昼過ぎです」



提督「起きるわ・・・そういや昨日の歓迎会どうだった?」



神通「いつもの通りです」



提督「参加しなくてよかった、北上は」



神通「初めてのお酒だったらしく・・・その・・・何というか」



提督「あ~言わなくていいよ。分ったから」



神通「はい、でもとても楽しそうでした」



提督「ならよかった、仲良くしてやってくれよ?」



神通「はい」



コンコン



提督「ん?」



神通「誰でしょう?私が出ますね」テクテク



提督「いや、それは変な誤解がっ」



神通「はい?」



北上「おはようございます・・・」グラグラ



提督「おいおい、顔色悪いぞ?二日酔いなら寝とけ」



北上「いえ、このような事で・・・仕事に遅れが出たら」グワングワン



提督「北上、今日は休みだと昨日言っただろ?」



北上「そうでしたか?あれ?ここ大本営?横須賀?」



提督「・・・神通、北上を部屋に放り込んでこい」



神通「では失礼します」カカエ



北上「待ってください!揺らさないで!気分が・・・あぁ」ガクッ



提督「これは根元まで染まってるな~」




財力を使った汚い戦法




提督「嵐が去っても海は荒れ模様だね~」



川内「そりゃね、あんな嵐だったんだし」ノビー



提督「それにしてもあの演習場よく1日で綺麗に出来たな」



川内「暇人なめちゃダメダメ、あんなの7時間で終わったよ」



提督「よくまぁ7時間も掃除したな、俺なら発狂ものだ」



川内「ふっふっふ~私には優秀な掃除道具があるからね」



提督「・・・それは?」



川内「それは!こちら、どん!」



訓練生10人



提督「1人じゃねー2桁もいるし」



川内「間宮さんパフェを買い占めて手伝ってもらいました」



提督「なんて奴だ・・・汚い手段使いおって」



川内「いいでしょーあんなの1人で終わるわけないじゃん!!しかも・・・結構高かったんだよ・・・あのパフェ」



提督「そんなにしてまで掃除やりたくなかったのか・・・」




茶道は心を学びに行く所、あと出てくるお茶はすごい苦い




扶桑「・・・」



翔鶴「・・・」シャカシャカ



翔鶴「・・・」オジギ



扶桑「・・・」エシャク



扶桑「お点前頂戴致します」ススス



翔鶴「少々延べすぎのようでございますが」



扶桑「結構なお服加減で」エシャク



翔鶴「・・・」オジギ



・・・



電「おおおぉぉ」キラキラ



雷「すごい大人ね」キラキラ



暁「すごーい!」キラキラ



那珂「こんな和室あった?」



提督「2人から相談されてな、茶室を作ってみた」



扶桑「茶道教室も開催予定ですよ」



翔鶴「お茶をたてる機会なんて無いですけどわび、さびの心は学んで損はありませんよ?」



暁「レディになれる?」



扶桑「それは暁ちゃん次第ね~頑張ってね」



提督「俺も混ざろうかな~」



那珂「提督には茶は茶でも麦茶でしょ?」



提督「たしかに俺の一番好きなお茶は麦茶だ・・・しかし、茶道は飲むだけじゃないだろ?」



扶桑「提督はこの前の野点出来ていたではありませんか」



翔鶴「あの時は驚きましたね・・・流石提督です」



提督「いや~昔、茶道部にいたんだよ」



那珂「ぜったいお菓子目当てだ」



提督「そ、そんな事ないぞ」



那珂「目を合わせてから物言いなさい」



提督「昔は苦学生だったからお菓子なんて・・・」



那珂「元帥お爺ちゃんの援助あったでしょ!!知ってるんだから!!」




図書室の1日




武蔵「神通さ~ん」



神通「何でしょう?」



武蔵「とって欲しい本があるんですがお願い出来ますか?」



神通「いいですよ、どちらですか?」



武蔵「ありがとうございます」



・・・



電「次の巻は~あれ?ないのです(´・ω・‘)」



雷「この前陸奥さんが読んでた気がするわ」



電「聞いてくるのです~」スタスタ



・・・



響「・・・」ペラ



長門「何をよんでいるんだ?」



響「日本の民謡学なんだよ」



長門「民謡学?なんだそれは?」



響「簡単に言うとその地方の文化や信仰とかの学問だよ。その地方に伝わる神話や伝承から地域の成り立ちを学ぶんだよ」



長門「・・・???」



響「・・・」ヤレヤレ



長門「くそ、そんなへも字の顔しおって・・・負けんぞ」



響「なら一緒に学ぶんだよ!!」ワクワク



長門「いいだろう!響に負けない位にマスターして見せる!!ビックセブンを舐めるなよ!」



・・・



漣「ねぇこの問題答え何?」



曙「自分で考えなさい、てか宿題くらいその日にやっときなさいよ」



漣「嵐だからって油断したぁ・・・朧~」



朧「無関係」ドクショチュウ



漣「そんな~潮~」



潮「私も終わりました」



漣「うえええええええ」>゜)~~~<



曙「そんな口しないでよ」ブフッ



漣「クパクパ」>゜)~~~<



曙「あははははははは」



朧「ここ図書室」



・・・



川内「なんか面白い本ない?」



那珂「はいこれ」



川内「・・・那珂の写真集とか、いつも顔合わしてるのに」ハァ・・・



那珂「もうちょっと突っ込んでよ!!ボケてるんだから真面目トーンでウンザリしないでよ」



川内「もうそのながれが・・・はぁ・・・ないわ~」



那珂「何?那珂ちゃんのこと嫌い?嫌いなの?」



川内「提督の所いこー」



那珂「姉さん、ごめんって。調子乗って悪かったって~」



天龍「あいつ等いっつもあの漫才してるよな」



木曾「落ちが毎回一緒だぞ」




季語は難しい




北上「親愛なる大井っちへ」カキカキ




街路樹の葉も日ごとに赤や黄色に彩りをましていますが、大井っちもお変わりなくお過ごしですか?



私は横須賀鎮守府に異動となり1週間が過ぎようとしています。



しかし、早々に羽目を外してしまい、お叱りを受けてしまいました。環境が変わり気が立っていたのかもしれません。



又、提督殿も私の事を考えてくださり、鎮守府内の把握や鎮守府内での交友の時間として休暇を頂きました。



いままで休暇を取った事がないのでとても新鮮です。でも心のどこかで心配している自分もいます。



今までとは違う環境ですが鎮守府内の皆さんも優しく上手くやっていけそうです。



何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。 北上より




赤城「大井さん?お手紙ですか?」



大井「はい、北上さんからです」



赤城「横須賀に異動でしたっけ?彼女大丈夫でしょうか?」



大井「大丈夫ですよ、この手紙からもそれが見えます」



赤城「ものすごくお堅い文章ですね・・・」



大井「これが北上さんの良い所でもあり悪い所です」



大井「それにこの移動は転機だと思うんです」



赤城「転機ねぇ・・・(あそこで俗世に染まったら・・・)」



大井「今まで、顔色変えない鉄の女でしたから」フフフ



赤城「けっこう言いますね・・・」



大井「子供のころからの付き合いですよ・・・」



赤城「幼馴染ですか・・・(私と提督みたいなものね)」



大井「北上さんにとって良きものになるように祈るだけですよ」




ガムのバッチンってなる奴って結構ビックリする




提督「鈴谷~」



鈴谷「なんだい?提督?」



提督「ガム食べる?」ホラ



鈴谷「え、いいの~やった~」スッ



バチーン



鈴谷「ぎゃあああぁぁぁぁぁ」ヒリヒリ



提督「ハハハハ、引っ掛かりおったな」



鈴谷「くそう・・・結構痛い・・・」ウウウ



提督「ちょい腫れてるなバネの調整ミスったかな」



鈴谷「全くだよ!!」プンプン



提督「とりあえず医務室行くぞ~」ヒョイ



鈴谷「うわぁ!?ちょっといきなり抱えるのは・・・」



提督「細かいこと気にすんなよ」



提督「ほら、ちゃんとしたガム」ホイ



鈴谷「やった~提督だいすk」スッ



バチン



<ぎゃあああああああああああ



熊野「・・・まったく」ハァ・・・




人によって教え方は違う




神通「今回は対重雷装巡の模擬戦です」



ハーイ



神通「なので木曾さんと北上さんに来てもらいました」



木曾「よろしく」



北上「よろしくお願いします」



曙「雷巡に勝てるの?」



漣「さぁ?」



神通「2つの班に分かれてやっていきましょう」



ハーイ




木曾班




木曾「体で覚えろ!雷巡は会った瞬間雷撃してくるぞ!!」



潮「うわっ」ザバーン



木曾「雷撃は一方的だ、どこから来るか、誰を狙ってるかを的確に察知しろ!!」



朧「ふっ、よっと」ヒラリヒラリ



木曾「そこの筋がいいな、その調子で行け」




北上班




北上「まずは雷撃の基本から学びましょう」



北上「雷撃とは、軍艦・航空機などが、魚雷を敵の艦船に向けて放つこと。雷撃を専門に行う軍用機は雷撃機と呼ばれます」



北上「古い軍事用語で攻撃用に敷設される爆発物全般をその音響と破壊力から雷になぞらえて「爆雷」と呼び、その水中用のものを水雷と呼びました。魚雷も正式な呼称は「魚形水雷」である。そこから、爆雷・水雷を以て攻撃することを雷撃と呼ぶようになりました。」



北上「現在でも陸上では地雷、水上水中では魚雷・爆雷・機雷などにそのなごりが見えますが、「雷撃」という用語においては水上のかつ能動的な攻撃であるところの魚雷攻撃を指します」



北上「私達は”艦”なので後者に当たります。そして雷撃の基本手順ですが・・・」



曙「・・・」カキカキ



漣「zzz」




在庫過多は恐怖の呪文




提督「え~と」



明石「何かお探しですか?」



提督「ペンが折れてしまってな、新しいのと予備を買っとこうかと」



明石「なら、こちらのペンはいかが?」



提督「ん?うぉ高!!1本に4桁以上出してられねぇよ」



明石「え~買ってくださいよ~売れなくて困ってるんです」



提督「なんで仕入れたんだよ!そんなん要らないだろ」



明石「調子乗って在庫が沢山あるんです・・・」



提督「知るかよ・・・勘弁してくれよ」



提督「何かのおまけとかくじの景品とかにすれば?」



明石「う~ん、でもそろそろ売りきらないと・・・でも~」



提督「会計してくれる?まだ執務が終わってないんだよ」



明石「え?買ってくれるんですか!!ありがとうございます」



提督「いや、これ100円のペンだから!?持ってくるなよ!いらねぇよ。押しつけるな」




黒歴史ノートは置いとくのではなく燃やそう




川内「ねぇねぇ」



神通「なんでしょう?」



川内「これ神通ちゃんの?」



神通「はえ?」



神通の自作小説ノート



神通「!?!?姉さん・・・それをどこで・・・」ガクブル



川内「図書室にあったんだけどさ・・・見つけた時には提督が読んでて・・・」



神通「あぁ・・・」フラ



川内「神通!気をしっかり!!」



神通「もうダメです、ここでは生きていけません・・・もう死ぬしか」



川内「そこまで!?そこまでなの!?てか内容見て無いけど何書いてたの!?」



提督「おーい神通」



神通「!?提督!」シュタ



提督「さっきさ、図書室で本読んでたんだけど」



神通「・・・」ドキドキ



提督「タイトル無かったから作家がわかんなかったんだよね~後で探してくれない?」



川内「・・・ほっ」



提督「気がついたら本が消えててさ、内容は俺みたいな奴が出てきたな」



神通「///」シュウー



提督「ヒロインもまるで・・・」



神通「分りました、探してきます」シュタタタタ



川内「・・・神通」




幸運な一時




雪風「ふっふっふふ~」



時津風「へっへっへへ~」



提督「どうした2人とも、えらい機嫌がいいじゃないか」



雪風「しれぇ!今日はいい事があったんですよ!」



時津風「間宮さんがパフェくれた―」



提督「そいつはラッキーだな」



雪風「お菓子もくれました」



時津風「どらやきー」



提督「凄いな流石だな」



雪風「しれぇにもプレゼントです」



提督「ありがとな」



時津風「たべよー」



提督「なら飲み物も欲しいな、買ってやろう。食堂に行くぞ」



2人「わーい」




厨房を預かる人達




鳳翔「間宮さん?」



間宮「どうしましたか?」



鳳翔「北上さんの食の好み分りましたか?」



間宮「ほんとマメね」フフフ



間宮「たしか・・・カレーはもちろん、お魚が好きだったわね、特に焼き魚」



鳳翔「なら焼き魚のレパートリーでも増やしましょうか」



間宮「大根おろしを残してたので大根が嫌い?かもしれません」



鳳翔「なるほど・・・そこはトッピングにしますか」



間宮「全員の好き嫌いを把握するって大変ね」



鳳翔「私は好き嫌いは別にしてもいいと思います、なので作る側も工夫しないと」



間宮「いい奥さんになるわね」



鳳翔「お世辞はいいです、それよりもうすぐ晩飯時ですよ。気合い入れないと」



間宮「はいはい」




お互い状況把握に時間がかかる時もある




川内「てーとくー」コンコン



提督「おぅちょっと待ってくれ」



川内「どしたの?柄でもない」ガチャ



提督「待てって!!聞いてるのか?」



川内「そんなにあせって・・・へんなk・・・」



提督「・・・」←風呂上がり 腰にバスタオル1枚



川内「・・・」



川内「///!?」ボンッ



川内「な、なんて格好してるのさ!!」



提督「だから待てって言っただろ?お前は相変わらずノックしても躊躇なく入ってくるな」



川内「だったら言ってよ///!!」



提督「待てと言ったろ!?だいたいお前はいつもいつも・・・」ズイズイ



川内「ひゃ///ちょ近い近い」



提督「全く・・・川内、お前は女の子なんだからさもうちょいな?」



川内「説教は着替えてからでいいじゃん!!」



神通「・・・楽しそうですね」シンデルメ



提督・川内「!?」



神通「提督はなんでそんな恰好なんですか?」



川内「神通・・・これはね、そのあの」



神通「なんで姉さんが擁護するんですか・・・」



提督「俺、服着てくる」ドアシメ



神通「提督の馬鹿ー!!」ホンナゲ



提督「止めろ!俺今何も着て無いんだよ!!いで、本ぶ厚!?やめて死ぬ!!」



青葉「何あれ・・・取りあえず写真撮っておこう」パシャパシャ




なんだかんだ今が幸せ




提督「・・・湯ざめした」



神通「熱がありますね、今日は寝ててください」



提督「うぅ~これも川内のせいだ」ヘックシ



神通「話を切り上げて着替えればよかったのでは?」



提督「ごめんって、あの時は油断してた」



神通「まったく・・・最近は寒くなってきたんですから、慢心ですよ?」



提督「・・・はい」



神通「では夕食を持ってきますね」



提督「お魚食べたい」



神通「お粥で我慢してください、消化に悪いです」



提督「・・・頭痛いわ」



神通「安静にしててくださいね」ガチャ



提督「・・・最近弛んでるな~」



青葉「昔よりは良いと思いますよ?」シュタ



提督「何処から出てきた・・・」



青葉「どこにでも居ますしどこにでも居ません」



提督「なんぞそれ・・・」



青葉「私が着任したころよりはいいと思いますよ提督も丸くなりましたし」



提督「そうかねぇ~」



青葉「あの頃は見える物を傷けまいとしてましたしね」



提督「・・・よく見てるな」



青葉「伊達に記者は名乗ってません」



提督「前よりは人も増えたし、皆俺に懐いてくれてる。もう裏切れんさ」



青葉「ちょっと前までは怖がられていましたしね」ククク



提督「馬鹿騒ぎ出来る俺は幸せ者だよ」



青葉「そうですね~」



青葉「そろそろ戻りますね、神通さんにばれたら怖いですし、では」シュタ



提督「俺の部屋の天井埋めようかな・・・床下も怖いし、今度埋めようかしら」




ペルソナは分析心理学の概念




北上「提督殿が風邪をひいたそうです」



武蔵「最近、気温下がりましたしね。大丈夫でしょうか」



北上「川内さんに聞いた所、神通さんが看病をしているので安心だそうです」



武蔵「なら大丈夫ですね、私達が出来る事もあまりありませんし」



北上「執務作業でもお手伝いできればいいのですが・・・」



武蔵「それなら那珂さんと川内さんが終わらせていますよ」



北上「提督殿抜きで執務をして大丈夫なのですか!?」



武蔵「ここでは上下関係も薄いですからね・・・あまり提督も気になさらないようですし」



北上「大本営とは全く違うんですね・・・」



武蔵「そうですね・・・ここはとても緩いので」フフフ



北上「どこであろうと私は精進します!」



武蔵「相変わらずですね、でも此処なら気を抜いても怒られませんよ?」



北上「私は自分の時間を取らないようにしてきたのかもしれません」



北上「趣味も何もないですし・・・孤独な空間が嫌だったのかもしれません」



武蔵「大井さんとは仲が良かったのでは?」



北上「大井っちとは腐れ縁ですよ、幼馴染ともいいますが」



北上「彼女にもプライベートがあります、常にくっついているのは迷惑にもなりますし格好悪いです」



武蔵「なら、ここで楽しみを見つけましょうよ!私もここに来て色々変わりましたし」



北上「そういえばそうですね、大本営では鉄仮面と言われていた貴方ですもの」



武蔵「そう言われると私達似たもの同士かも知れませんね」



北上「ですね」



雪風「・・・」ヒョコ



武蔵「あら?雪風ちゃん?」



雪風「ご本読んで欲しいです!!」



武蔵「ならいらっしゃい、読んであげるわ」



時津風「時津風も~」



北上「な、なら私が読んであげましょう」



時津風「おねがいしま~す」



北上「どんな本ですか?」



時津風「これー」



ギャシュリークラムのちびっ子たち



北上「・・・違うのにしましょう、これはまだ早いです」




乙女の心は複雑




長門「風邪をひくとは軟弱な奴め」



陸奥「人の事言えるのかしら?この前お風呂で寝て風邪引いた姉さんが」



長門「あれはだな・・・」



陸奥「べつにいいじゃない、提督が人の子だったんだから」



長門「お前酷い事いうな」



陸奥「でも海の上走って艦娘よりも強くて・・・人間だと思える?」



長門「・・・思えんな」



陸奥「でしょ?なんか軍が作ったロボットだと思ってたわ」



長門「・・・そう言われると否定できないな」



陸奥「これで恋も結婚もできるわね」



長門「な、なにを///」



陸奥「素直になれば?」



長門「ふんっ、今は戦時中だぞ?そんな現をぬかしていられるか!」



陸奥「素直じゃないんだから」



長門「それに何時何が起きるか分らんのにそんな事できんよ」



陸奥「そんなシリアスしても私は分かっているんだからね~この前も提督の寝室にしのb」



長門「わああああああああ!?!?///なんで!?」



陸奥「その写真がこちら」ペラ



長門「うぐぐぐぐぐぐ、くそおおおおおおおおお」ダダダー



陸奥「可愛いわねぇ・・・まだまだ乙女ね姉さん」




意志疎通出来ればもっと楽しいかも!?




響「こがらしや~海に~夕日を・・・おぉ?」



蛇「シャー」(=゚ω゚)



響「おぉ~」キラキラ



蛇「ニョロニョロ」(=ーωー)



響「響もするんだよ~」ニョロンニョロン



蛇「ノンノン」( ゚ω゚ )



蛇「ニョロニョロ」(=ーωー)



響「ニョロニョロ」クネクネ



蛇「シャー」(=゚ω゚)



響「シャー」ガオー



蛇「シュルシュル」~>゜)~~~



響「おぉ~蛇は奇奇怪怪なんだよ」ニョロニョロ



響・蛇「ニョロニョロ」




蛇は心臓に悪い、超ビックリする




神通「ひびきちゃ~ん」



神通「もう夜なのにどこ行ったのかしら」



響「」



神通「響ちゃん?もう晩御飯よ~帰りましょう」



響「ご飯?分ったんだよ~」クル



響、首に蛇装備中



神通「・・・」



響「シャー」「(=゚ω゚)「



神通「・・・」バタン



響「あり?」



神通「・・・う~ん」キゼツ



響「神通さん?どしたの?眠いの?」



蛇「???」(。´・ω・)?



響「帰るんだよ、1人じゃ無理だから人を連れてくるんだよ」



蛇「シャー」(=゚ω゚)



響「善は悪でもあるんだよ~いそげー」タタター




最近の物は出来が良くて本物に見える




提督「響ー」



響「司令官、なんだい?」



提督「神通見なかったか?お前を探しに行ったんだが・・・」



響「外で寝てるんだよ」



提督「寝てる?」



響「よくわからないんだよ」



提督「俺もわからん・・・」



蛇「シャー」(=゚ω゚)



響「シャー」「(=゚ω゚)「



提督「なんかの遊びか?俺にはわからんが」



提督「とりあえず飯食って来い、俺も神通さがしてから行くわ」



響「了解なんだよ」タタター



提督「・・・それにしても最近のおもちゃは凄いなぁ、シャーって言ったぞ」




パニックきっかけは些細なことから




提督「じんつーおーい、どこだー」



神通「・・・」キゼツ



提督「ほんとに寝てるよ・・・よいしょ」オヒメサマダッコ



神通「う~ん」



提督「風邪引くぞ・・・取りあえず部屋に」



室内<ワーワーギャーコッチクルナーイーヤー



提督「なんか今日は一段と賑やかだな」



神通「・・・はっ!ここは!」



提督「大丈夫か?外でぶっ倒れてたけど・・・」



神通「へ?提督・・・!?な、何でこんな事に///」アセアセ



提督「暴れんな、落ちる落ちる」



神通「いや///え、でも///」



提督「いいから、そのままにしとけ」



神通「・・・はい」



提督「で、どうしてこんな所に?」



神通「響ちゃんとおっきい蛇が・・・」



提督「え?あれおもちゃじゃないの?」



神通「畝っていましたし・・・多分本物かと・・・」



提督「あいつ食堂行ったぞ・・・やばくない?」



神通「・・・」アオザメ



提督「・・・このまま走るぞ、掴まってろ!!」



神通「え?ちょっと待って・・・」ビューン




白蛇見てみたい、見るだけでいい




提督「白蛇なんざおもちゃだと思うわ!!」



響「おそろいなんだよ!!」



提督「しかしまぁ・・・アオダイショウなら大丈夫か、響に懐いてるみたいだし」



蛇「ニョロニョロ」(=ーωー)



響「飼ってもいい?」



蛇「トグロマキマキ」(=ーωー)



提督「白蛇って天然記念物だっけ?あの地域のだけが指定されてるんだっけ?」



神通「・・・」オソルオソル



蛇「シャー」(=゚ω゚)



神通「!?」ビク



響「その子シャーは挨拶なんだよ」シャー



提督「なんで意志疎通出来てるんだよ・・・ちゃんと面倒見るなら飼ってもいいぞ」



響「わーい」



提督「ただ・・・響って相部屋だろ?他の奴は大丈夫なのか?」



響「電と雷は大丈夫だと思うんだよ」



提督「暁がダメなら執務室にでも」



響「名前何にしようかな~」



神通「提督、いいんですか?」



提督「生き物の世話をして命を知る事も道徳である、俺も蛇は飼った事ないけど」



響「ご飯は何が食べたいんだよ?」



蛇「シャー」(=^ω^)



響「なるほど・・・でもそれは難しいんだよ」



蛇「オウノウ」(´・ω・`)



響「鳳翔さんに聞いてみるんだよ」



神通「言ってることわかるの?」



響「こういうのはフィーリングなんだよ」



蛇「シュルシュル」~>゜)~~~



神通「へ、何?なんでこっちくるの?」



提督「えらい、グイグイ来る蛇だな・・・変温動物なのに大丈夫なのか?」




ネタは見つけるものでなくて作るものって偉い人が言ってた




青葉「最近はネタ切れがなくてとても楽です」



木曾「そうだろうな」



青葉「食い付きが悪いですね~もっと興味深々出聞いてくださいよ」



木曾「どうせ掲示板に張り出すだろ?」



青葉「新聞にはしないネタもたくさんありますよ~」



木曾「興味ないね、どうせぐだらないもんばっかたろ?」



青葉「そんなこと言って~私色々知ってるんですよ~」



青葉「例えば木曾さんの部屋の机の2段目の~」



木曾「わあああああああ、なんで知ってるんだよ!!」



青葉「私は記者ですから、どこからでも皆さんを見守ってますよ」



木曾「ストーカーの間違いじゃねぇのか?」



木曾「てかうちの鎮守府、こんな奴ばっかりだな」




最近テレビ見て無い




栃木県北部



那珂「・・・寒い」



那珂「なんでこんな季節に外でロケするの?馬鹿なの?」



AD『CM撮影です』



那珂「なんで寒いのに川入らないといけないの?この季節の出撃は苦でしかないのに出撃外で・・・」



提督「ぎゃははは、那珂が那珂川に入るぞ。これは傑作だろ」←付き添い



川内「これCMで見たらもう顔見れないかも」ククク←付き添い



那珂「・・・で、これなんのCMだっけ?」



AD『那珂さんのニュージングルです』



那珂「いや、普通にPVでいいじゃん!?なんでアイドルが川入ってるの!?」



AD『セリフはこちらです』テワタシ



那珂「・・・これどうなの?いいの?」



提督「監督さん、CM出来たらデータください」



川内「はぁ~てりゃ!」ミズキリチュウ



那珂「あんた達何でついてきたの!!」



那珂のニューシングルのCMは体を張った体当たり宣伝が話題を呼びCDは結構売れた


遊んでた川内がちょこっとだけ写ってた




カレ―とハヤシの違いが分らない



食堂



提督「すずやーどこだー」



鈴谷「何?何か用?」



提督「カレーあげる、間宮さんがおまけでくれたけど腹いっぱいでさ」ハイ



鈴谷「前のガムみたいにバチンてならない?」



提督「どこに仕込むんだよ!いいから」



鈴谷「こうライスの中に潜ませて・・・」



提督「要らないなら俺が食っちまうぞ」



鈴谷「もらう~ありがと・・・ってん?」



提督「どした?」



鈴谷「これトマトの匂いが強い・・・ハッシュドビーフだこれ!!カレーじゃない!!」プンプン



提督「え?そんなにたいして変わらんだろ?」



鈴谷「カレーとは全然違うよ!!こうカレーにはスパイシーな香りがするけどこれはまったりとした甘い香りがするよ」



鈴谷「しかもこれはトマトの酸味がいい感じに甘さとマッチして美味しいんだよ!!」



提督「ならいいじゃん、それですごいレビューできてるじゃん」



鈴谷「でも口の中はカレーなんだよ~」



鈴谷「口の中カレーなのに違うもの食べたら、なんか違うなぁ~やっぱりカレ―が良かったな、口の中カレーだったしってなるじゃん!!」



提督「なんだよそれ、知らんがな」




光魔法は誰にでも使える




提督「・・・」カッコイイポーズ



川内「なにやってるの?」



提督「カッコいいポーズ」



提督「カッコいいだろぉ?」ドヤァ



川内「暇なの?仕事してよ」



提督「俺は仕事終わったぜ・・・暇だからポージングしてる」



川内「ならこれ確認してよ、いま報告書出来たから」



提督「わかった、ちょっと待ってくれよ」



川内「ふつーしてればなぁ・・・なんでアホなんだろう」



提督「なんて事を言うんだ・・・全く」



提督「どれどれ・・・ここ誤字」



川内「え゛~せっかく終わったのに・・・」



提督「これなら修正液かなんかで書き直せばいいよ」



川内「やった~ならやっとくね」



提督「おぅ、俺はカッコいいポーズに戻る」ビシッ



川内「なんで?それしないと死ぬの?」




把握出来て無い




提督「最近夕立がアイドルの仕事しかしてない・・・」



那珂「いいんじゃない?すごい人気だよ?」



提督「くそぉ・・・あいつ強いのに、批判が怖くて戦闘に連れていけない」



那珂「一般では可愛い女の子だしね・・・仕方ないよ」



提督「なんで那珂はいいのに夕立はダメっぽい?」



那珂「やっぱ見た目じゃない?夕立ちゃんまだ幼く見えるし」



提督「ぽい・・・」



那珂「語尾やめてよ・・・そのトーンで言われるとキモい」



提督「言うな・・・まぁ現状困って無いけどな。あいつも楽しそうだし」



提督「無理行って戦地へ赴けなんて・・・俺は言えないよ」



那珂「きのう、鈴谷を引きずって連れてったくせに」



提督「あいつが出撃渋るからいけない、これは戦争だし」



那珂「発言が矛盾しまくってるよ」



提督「子供、怪我人はアウト、健康な戦力は戦場へ。昔からのお決まりだ」



那珂「物は言いようだね」




コス衣装は五万とある




提督「・・・」ネットサーフィンチュウ



提督「・・・なんだこれ?」



夕張「どうかしました?」



提督「いやな、これ」



夕張「あ~最近の主流ですよ?○○風のコスプレ衣装は」



提督「そうなのか、それにしてもこれまんまじゃね?那珂の服そのまんまだぞ」



夕張「人気アイドルなら業者も作りますね・・・ほら夕立ちゃんのもありますよ」



提督「旬ってのは凄いな・・・ってか男サイズもあるのかよ!!」



夕張「レイヤーは女の子だけじゃないですしね」



提督「いやだ、想像したくない・・・俺の2人を汚さないで―」



夕張「所有物宣言は危ないですよ?」



提督「・・・見なかった事にしよう」



夕張「無難かもしれませんね」




作業効率は人それぞれ、だけど重要なのは速度より精度




北上「♪」テキパキ



提督「すっごい笑顔で書類捌いてる・・・怖い」



川内「なんか凄い速い・・・怖い」



那珂「仕事が大好きってホントだったんだ・・・」



北上「どうしましたか?」



3人「いえ、何も」



北上「そうですか・・・提督殿」



提督「なんだ?」



北上「こちらの仕事は完了致しました」



提督「ありがとう、ゆっくりしててくれ」



北上「他に仕事は無いんですか?」



提督「今のところは無いよ」



北上「そうですか・・・(´・ω・`)」



那珂「なら那珂ちゃんの書類を・・・」



提督「お前のは自分の報告書だろうが!何枚も貯めよって・・・さっさと終わらせろ!!」



那珂「撮影が重なったの!!知ってるでしょ!」



提督「期限は今日だからよろしくな」



那珂「くそ~鬼―」



川内「提督、ここなんだけど・・・」



提督「なに?・・・これは工廠で聞いて来てくれ。俺も分らん」



川内「わかった、行ってくる」スタスタ



北上「・・・とても退屈です」




たまにはこんな1日




図書室



神通「・・・」



神通「(誰も来ないですね・・・)」



神通「(いつもは誰かしらくるのですが・・・)」



神通「(のんびりできていいですね~)」ホワホワ



・・・30分後・・・



神通「zzz・・・」



提督「ここで寝てたか・・・図書室の管理といっても暇だしな」



提督「取りあえずは風邪引くとまずいから」ファサ・・・



提督「・・・ごゆっくり~」



神通「zzz」




名前は無難なもので、後で後悔する




電「白蛇さんなのです・・・」



雷「大きいわね~毒ないの?」



響「多分ないんだよ」



電「噛む気配がないのです」



雷「温厚な性格って奴ね変温動物だけど」



響「触って大丈夫?なんだよ」



電「はぇ~冷たいのです」サワサワ



雷「こうして見ると可愛いわね」



暁「・・・|ω・`)」チラ



電「暁ちゃん大丈夫なのです!全然怖くないのです」



暁「|^・ω・)」ソローリ



蛇「・・・」(=゚ω゚)



暁「白いからまだ大丈夫・・・かも」サワ



響「名前を考え中なんだよ」



電「案はあるのですか?」



響「とりあえずカッコいい名前がいいんだよ」



雷「可愛い方が親しみが出るわ!」



響「玄武!!」



電「尻尾の部分だけなのです」



響「ヒュドラ!」



雷「おぞましいイメージしか浮かばないわ」



響「とめごろう」



暁「・・・なんとも言えないわ」



4人「う~ん」



蛇「?」(´・ω・`)?




平仮名にすると分らなくなる事がある




提督「なんだこれ・・・」



鈴谷「へ?なんだこれって?」



提督「なんだこれ!!」



鈴谷「凄いでしょ?頑張ったんだよ!!」



提督「ナンだこれ!!俺の焼き魚定食のご飯の部分がナンだこれ!!」



鈴谷「鈴谷からの~心のこもったプレゼント★」



提督「俺はパン嫌いなの!!ご飯主義なの!!俺のご飯返してよぉ!返してくれよおおおおおお」



鈴谷「いや、美味しいかもしれない!試してみるもんだよ!チャレンジ!!」



提督「ずっと思ってたがお前アホだろ!!普通のアホじゃなくてすっごいアホだろ!」



ワーワーギャーギャー



鳳翔「これでいいんですかね・・・」



間宮「裏話したら鈴谷ちゃん怒りますよ」



鳳翔「掠っても無いんですが・・・」



間宮「・・・後で大もりご飯持っていくので大丈夫です」




エロゲを処理する時の方法が思いつかない




提督「俺の部屋も片付けるか」



提督「もうここの部分とかよくわからん事になってるし」



提督「押入れも・・・」ガラ



提督「なんか段ボールまみれだな・・・うん?この箱は」



良くわからないけどハート柄が一杯



提督「おぉう・・・もう捨てよ、いつまでも置いとくもんじゃねぇだろ」



提督「これは・・・妖精さんに託そう、今度の建造で使うバーナーで焼いてもらおう」



提督「で、これが・・・」



エロゲの山



提督「・・・俺の隠し続けていた負の遺産共か」



提督「しかし!既に俺は引退した身!これを持っていると変態のレッテルを貼られる職場!」



提督「こいつをいかに上手く処理するかを考えねば・・・」ウーム



提督「これは量的に燃やしたら燃えカスでばれそう」



提督「そうだ!」



・・・



夕張「なんですか?こんな夜に・・・私も暇じゃないんですよ?」



提督「部屋に行った時、機嫌よく動画見ながら歌ってたやつが何を言う」



夕張「あれはですねぇ///!!提督も提督ですよ!ノックくらいしてくださいよ」



提督「したわ!大音量で聞いてるから聞こえなかったんだろ!!」



夕張「ま、まぁいいです。わざわざ呼び出すなんて」



提督「実はこれを」ガラ



提督「どうにかして処理しようと思ってな」



夕張「うわ・・・凄い量、何本あるんですか?」



提督「俺の学生時代の負の遺産だ。しかしいつまでも持ってる訳にはいかん」



夕張「この手の話は私しか出来ませんねぇ・・・しかし以外ですね、こんなに持ってるとは」



提督「学生時代の俺は・・・恋愛が出来なかった、てか周りから浮いてたから皆近寄ってこなかった」



提督「近寄ってきたのは現呉提督を含め数人・・・そんな俺は2次に逃げた」



夕張「典型的オタクですね」



提督「確かに学校で呉のちびがくっ付いてくるから話し相手には困らなかったが・・・」



夕張「それ、とってもリア充してますよ?」



提督「しかし!俺はバイトもしてなければ学校で部活にも入っていなかった・・・そう、無趣味だった」



提督「ちびは部活、他の奴も生徒会やなんだかんだで放課後はボッチ・・・」



夕張「それで家に篭って援助金を使いエロゲ三昧と」



提督「今は後悔してるけどな・・・あの時部活やっとけばよかったと」



夕張「もう帰れませんね、過去には」



提督「そんで卒業して提督になってからこんなのやってる時間が無くなって次第に止めたんだが」



夕張「なら今度売りに行けばどうでしょうか?多少はってかこの量なら結構帰ってきますよ?」



提督「えー店に一気に持って言ったら店員さんに『うわこの人凄い持ってきてるエロゲ好きなのね』って思われるだろ?」



夕張「なら分けて売れば?」



提督「『何回も売りに来てるけどこの人何なんだろう?』って思われるかもしれない」



夕張「ならネットに出しましょそれなら問題ないです」



提督「ん~」



夕張「手放す気あるんですか?」



提督「あるぞ!俺は現実でも2次でも恋愛に呆けてる暇はないからな」



夕張「なら売らずに捨てます?それならさっぱりしますよ?」



提督「それが一番なんだが・・・どうも怖くてな」



夕張「そうですね・・・よし!こうしましょう!!」



夕張「えっとですね・・・」



・・・



電「艦隊帰投なのです!」



提督「ご苦労様、護衛任務はバッチリか?」



電「なのです」ビシ



提督「疲れただろう、お風呂でも入っておいで」



電「了解のです~」タタター



提督「夕張の奴も考えたな~あの箱を護衛対象にするとは」



提督「大本営に送っときゃ何とかなるだろう」




宛先ちゃんとしてるのに違う所に届く事がある・・・配達も人だもんね仕方ないね




ジリリリリ



提督「はいこちら・・・」



赤城「あんた馬鹿じゃないの!!」キーン



提督「あ゛~耳いでー何だよいきなり」



赤城「このエロゲあんたのでしょ!なんであたしの部屋に送ってきたのよ!!」



提督「そういえばお前は知ってたな、俺の家よく来てたし」



赤城「ええ・・・提督業についてからやっと足洗ってくれたと思ってたのに」



提督「俺は爺宛てにしといたぞ?処分してくれっていう手紙と共に」



赤城「なんで私の部屋に全部あるのよ!!私相部屋なのよ!?こんなの見つかったら終わるわ」



提督「爺に理由説明して捨てて貰えよ」



赤城「なんで他人行事なのよ!!ムカつくわ・・・何か美味しいものでも送ってくれるならまだしも」



提督「それならお前に何が欲しいか聞いてから送るわ」



赤城「私は蟹が食べたいわ」



提督「高い却下。で、段ボール3箱どうしてんの?」



赤城「仕方ないから押入れに押し込んだわよ・・・取りに来るか処分しに来なさいよ!」



提督「えー、用もないのに行きたくねー」



赤城「あんたねぇ・・・これによってあたしは変態のレッテルを貼られるかもしれないのよ」



提督「分ったよ、そんな大きな声出すな。電話が壊れる」



赤城「いい?絶対よ!!絶対来なさいよ!!来ないと殺すわよ」



提督「近いうちに行くよ、それまで置いといてくれ」



赤城「なんであたしあんたの幼馴染なのかしら・・・泣けてくるわ」




旅行には色々持っていこう、海外に行くなら醤油を忘れずに




提督「そんな訳で大本営に行ってきます」



川内「1人でいくの?」



提督「一応、随伴に3人くらい連れて行こうかなと」



神通「何方を連れていくんですか?」



提督「まだ決めてないけど、やっぱお前ら川内型になると思うぞ」



那珂「え゛、なんでさ・・・那珂ちゃんのんびりしたいよ」



提督「那珂は・・・あっち行けばサインを求められるだろうな」



提督「なんだかんだでお前らが一番付き合い長いし、元帥の爺もしってるだろ?」



川内「それはそうだけど・・・いいの鎮守府留守にして?」



神通「日帰りでは帰ってこれませんしね」



提督「代理に執務だけ任せればいいさ、出撃は周辺の警備だけにすればいいし」



那珂「相変わらず適当だね」



提督「さすがに俺の鎮守府に攻めてこんよ」



川内「なんでだろうね、妙な説得力がある」



提督「なので3人とも着替えと必要な物一式用意しといてくれ」



川内「はーい」



神通「わかりました」



那珂「代理提督じゃないだけマシか・・・」トホホ




リムジンの運転手は超絶運転テクを持ってる




提督「すまんがよろしく頼むよ」



扶桑「留守はお任せください」



翔鶴「皆にお土産よろしくお願いしますね」



提督「人数分か・・・経費で落ちるかな」



那珂「提督、すぐ領収書切ろうとするんだから・・・」



川内「いってきまーす」



神通「本の管理をお任せします」



武蔵「はい、行ってらっしゃい」ニコ



鈴谷「カレ―待ってるよ~」



提督「鳳翔さんにでも言えば作ってくれるよ」



ガチャバタン ブロロロロ



提督「着くまでのんびりでいいよ~」ネムイ・・・



那珂「・・・」



川内「・・・」



神通「提督?」



提督「どうした?忘れ物でもあった?」



神通「いえ、大丈夫です。・・・その~」



神通「なんでリムジンなんですか?」17メ~トル~



提督「向こうからのお出迎えらしいぞ、一応俺達は超有名らしい」



川内「那珂も立派になって・・・お姉ちゃん嬉しい」ホロリ



那珂「最初期に『絶対売れないよ~諦めれば?』って言ったの誰かな~那珂ちゃん覚えてるぞ♪」



川内「何年前の話よ・・・」



提督「那珂も要る事だしVIP待遇だな」ハハハ



神通「何だが落ち着きません」



提督「適当に弄ってみるか」ポチ



川内「うわっワインが出てきた!」



提督「車でワインとか・・・2重で酔いそうだな」



那珂「すごーいテレビ大きい~」



提督「この空間が俺の部屋より大きい・・・」メソメソ



川内「・・・なんと言えばいいやら」




会議はめんどい、聞いてる時間がだるい




提督「思えばお前らって大本営に行くの初めてか」



川内「うん、爺ちゃんが視察に来た事はあったけどこっちから出向いた事は無かったね」



那珂「出向く暇も無く今まで来たもんね~懐かしいよ」



提督「遠いしな~大本営はでかいぞ~」



神通「提督は行った事が?」



提督「士官学校真裏だしな、ぶっちゃけ家だったレベル」



那珂「学校もついてるの?土地の広さハンパないね」



川内「人多いんだろうね、嫌だなぁ」



提督「なにコミュ障みたいな事を言ってるんだ。横須賀の主力だから胸張ってろ」



神通「騒がしいのは苦手です」



提督「そこは爺に直談判しよう、俺もやだ」



川内「そういえば、何しに行くの?あやふや出来た感じするけど」



提督「うちが担当している海域の報告と龍田が作った深海棲艦に関するレポートの提出だよ」



川内「それならメールで送ればいいんじゃないの?」



提督「一種の会議だよ。そこでの報告と各海域の状況を見合わせて全体の方針を決める感じ?」



那珂「提督、人前で発表出来るタイプなの?」



提督「失礼な、そんなの朝飯前だし!出来なきゃ提督やってないし!」



神通「私達も同席するのですか?」



提督「最初の顔合わせくらいじゃないかな?後は自由にしてていいと思うが・・・」



川内「めんどくさいねー縦社会」グデー



提督「これも必要なんだよ・・・俺は要らんと思うが」



川内「もういいや、このシャンパン開けちぇ」コルクヌキヌキ



提督「これ開けたら金払えって言わないだろうな・・・流石に酒に十万とか出したくないぞ・・・」



那珂「那珂ちゃんも飲む―ちょうだい」




あっという間に過ぎていくなんだか虚しい




神通「提督?」



提督「なんだい?」



神通「なんでもありません」フフ



提督「なんだよ、何もないのか」



神通「呼んでみただけです」



提督「・・・改めて考えてみると3人でここまで来たんだな」



神通「あっという間ですね」



提督「最初はどうなるかと思ったがな」



神通「まだ途中なんですよね?」



提督「当り前だ」



・・・



川内「見てみて那珂、あそこカップルみたい・・・死ねー」←結構酔ってる



那珂「姉さん飲み過ぎだよ・・・もう半分以上飲んでるよ」



川内「はぁ・・・なんかどうすればいいかわかんないね」



那珂「いきなりのセンチメンタルだね」



川内「あそこまで乙女にはなれないよぉ」



那珂「そのままの姉さんでいいんじゃないかな?」



那珂「キャラ変わった姉さんとかキモいです」



川内「なにお~飲めこのやろー」カポ



那珂「ガボボボ」




遠出すると喧嘩が起る




道の駅



提督「まったく・・・昼間から酒飲んで酔った挙句車酔いで死にかけてるんじゃねぇよ」



那珂「・・・死ぬ、いやもうダメ」



川内「ゴキュゴキュ」



神通「姉さん、女の子が2ℓのペットボトルをラッパ飲みしては・・・」



提督「これじゃ今日中に着かないぞ」



川内「あのシャンパンは美味しいのが悪い」



提督「それは言い訳になりません」



那珂「もう車に乗りたくないよ・・・」



提督「でもな・・・この車を置けるホテルが無いんだわ」



那珂「那珂ちゃんの顔と軍の権力使おう。どこでも無料だよ」



提督「なに振り構わずだな、余裕ないからって」



提督「とりあえずどっか泊れる場所があればいいんだか、調べてみるか」



神通「・・・姉さん?」



川内「何?」



神通「浮かれ過ぎです」



川内「いいじゃん、お出かけなんて滅多にないんだから」



神通「これはお出かけではありません。仕事です」



川内・神通「・・・」バチバチ



那珂「やめて、那珂ちゃん今止めれる自信ないから・・・」ゼェゼェ・・・




酒の後の車は乗ってるだけで死ねる




提督「おーい泊れるとこあったぞ」



那珂「やった~うれしー」



提督「その代わり3部屋だけだからな」



川内「って事は・・・」



提督「運転手・俺・お前らな」



神通「・・・分りました(´・ω・`)」



川内「なに残念がってるの?一緒の部屋が良かった?」ニヒヒ



神通「そんな事は///!!姉さんだってその方が!!」



川内「何言うのさ///!そんなんじゃないって!!」



那珂「・・・(これは空気を呼んで駄々こねるべき?)」



提督「移動するから車乗れ」



那珂「待って!!まだ醒めてない!待っててば!!いやだ、もうちょっと地面がいい」



提督「こんな所で駄々をこねるな!お前いくつだよ・・・」



提督「早くしないと夜になるぞ、もう寝とけ」



那珂「いやあああああああああ」




低血圧はヤバイ




提督「何事も無く着いたな・・・何かもう疲れた」



那珂「もういや・・・今度から海路で来る」



川内「zzz」



神通「姉さん、起きてください。着きましたよ」



提督「なんで遠出すると疲れるんだろうな」



那珂「喧嘩するからじゃない?」



提督「もう帰りたいわ・・・運転手さんにお願いしようかな?」



那珂「提督らしからぬ発言だね」



提督「提督=俺、提督の発言=俺の発言。これにより俺の発言は全て提督らしい発言なのだ」



那珂「うん・・・それでいいよ」



川内「zzz」



神通「姉さん?姉さんったら」ユサユサ



提督「寝てる奴はそこの灰皿で頭かち割っとけ」



那珂「鬼か、情けも無しか」



提督「ほら、とっとと歩く!ここはアウェーだぞ。気合い入れろ」



神通「姉さん起きないです・・・」スッ



那珂「ほんとに灰皿持たないで!冗談だから」



提督「出来れば穏便にしてくれよ・・・」



後書き

今回も多くの観覧・コメント・お気に入りありがとうございます。

取りあえずPart3に続くよ!

戦闘描写皆無だった・・・


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このSSへのコメント

36件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2014-09-19 19:54:02 ID: gsUDhy5z

待ってました

2: SS好きの名無しさん 2014-09-19 20:21:41 ID: a2WVCUL_

楽しみだ~

3: SS好きの名無しさん 2014-09-19 20:46:54 ID: uCFonPyk

更新が楽しみすぎて禿げそう

4: ライルディスト 2014-09-20 12:01:07 ID: HVLaifwE

面白いてす!!

5: SS好きの名無しさん 2014-09-20 12:53:26 ID: sdAVTnfF

面白かったです

6: SS好きの名無しさん 2014-09-21 21:24:14 ID: uzNa6lHn

川内型が嫁艦の俺としては嬉しい作品だな

7: SS好きの名無しさん 2014-09-29 18:02:01 ID: sH661RVX

毎回楽しみです

8: SS好きの名無しさん 2014-09-29 23:26:01 ID: 0J956IMt

いつも楽しく読んでます!

9: SS好きの名無しさん 2014-09-30 16:21:34 ID: bJ4DOpF2

面白い!!

10: shinedoragon ark 2014-10-05 22:54:25 ID: 3UH9t3Bz

やはり面白い!!ww

11: kusasan 2014-10-08 20:23:07 ID: 8FD-u-BA

面白いです(≧∇≦)

12: SS好きの名無しさん 2014-10-09 22:33:58 ID: ITBBfu7D

艦娘の着物姿・・・・・・・アリだな・・・・。

13: SS好きの名無しさん 2014-10-10 19:43:24 ID: b-TrjuDu

機功少女ワロタwwww

14: SS好きの名無しさん 2014-10-11 06:54:11 ID: FPTV0cKo

いつも楽しみに拝見してます♪

ただ、体を壊さないように気を付けてくださいね・・・(神通風に)

15: SS好きの名無しさん 2014-10-12 11:17:48 ID: qrPBLU5n

更新多いからすごい楽しみ

でも上の人も言ってるように体にはお気をつけて

16: SS好きの名無しさん 2014-10-13 17:40:47 ID: gRNue6Fp

面白いし更新早いからすごくいいんだけど、
響の口調ってか口癖ってソレじゃないだろといつもツッコんじゃいますw

17: KitiGai2A24 2014-10-13 21:25:32 ID: NzF_967n

久しぶりに赤城を見たい!幼なじみ赤城と言う発送はとても魅力的だと思う。

18: SS好きの名無しさん 2014-10-14 00:03:03 ID: gjBBeK2C

↑の方と同じで響には違和感がありますね、でも見た目相応な感じの性格で好きですw

19: SS好きの名無しさん 2014-10-14 07:36:26 ID: KjkgysXT

この北上さん、新しい…(;゚Д゚)

20: SS好きの名無しさん 2014-10-14 13:55:22 ID: kMIB9nRv

北上、悪いもんでも食ったか…?(困惑)
とりあえず大井を呼んで事情聴取だな

21: SS好きの名無しさん 2014-10-14 15:00:02 ID: c7IE8JhK

北上さんに何があった!?
続きが気になります

22: shinedoragon ark 2014-10-14 21:22:20 ID: Pd_H8LBs

なんだこの北上さん。新鮮すぎる!

23: SS好きの名無しさん 2014-10-15 01:44:00 ID: IVtDNUIy

一応、大井の事は「大井っち」呼びなんやなw
「大井さん」とか言い出したらどうしようかと

24: KitiGai2A24 2014-10-15 07:21:22 ID: 5ObM8Txe

やっと赤城キター!

25: SS好きの名無しさん 2014-10-15 08:30:24 ID: k-fU8BzL

鈴谷あほすぎる…

26: SS好きの名無しさん 2014-10-15 12:35:05 ID: 24-xGzvR

ワーホリ北上さんで不安定になった心が鈴谷のアホさで癒されるわー…

27: SS好きの名無しさん 2014-10-15 14:29:47 ID: wc01JFSJ

すごいアホだ

28: SS好きの名無しさん 2014-10-16 08:00:46 ID: fEG0zffV

青葉『ドーモ。センダイ=サン。アオバです』
川内『アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?』
ここの青葉は川内よりニンジャしてるなぁ…

29: SS好きの名無しさん 2014-10-19 00:13:03 ID: x9DP21H_

しかしこのSSはキャラが新鮮ですね…
アホな鈴谷はともかく、女の子らしい武蔵にワーカホリックな北上、ヘヴィスモーカーなRJ…
どれも他じゃまず見れなくて、面白いです!

30: トガケル 2014-10-19 15:57:46 ID: egCFMd5A

RJが提督に貰ったタバコはあの500円のピースか。

31: ホワイトレイヴン 2014-10-19 20:28:58 ID: mJLWK4rA

とりあえずお疲れさま。続きも期待しているよ。

32: SS好きの名無しさん 2014-10-20 15:23:54 ID: R8wBUXyV

お疲れ様です!

33: SS好きの名無しさん 2014-10-22 14:25:40 ID: Xa_aoXeA

キャラが新鮮で面白いです。
続きを楽しみにしております。

34: SS好きの名無しさん 2015-01-01 17:41:54 ID: 45i4t5f8

おもしろい

35: SS好きの名無しさん 2021-09-05 19:13:00 ID: S:SImZ9o

なんか横枠無駄にあるなと思ったら…なんだあれは....

36: SS好きの名無しさん 2021-09-05 23:01:30 ID: S:y9xBFZ

響はフリーダム響の方か....


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9件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2014-09-19 20:22:37 ID: a2WVCUL_

川内型姉妹が好きなら読むべき!

2: ライルディスト 2014-09-20 12:00:37 ID: HVLaifwE

艦これは良く知らないけど面白いです!!

3: SS好きの名無しさん 2014-09-22 08:37:12 ID: JSvzFZ8p

川内姉妹も可愛いが鈴谷もアホの子かわいい

4: kusasan 2014-10-08 20:32:14 ID: 8FD-u-BA

神通可愛い艦これ知らなくても読むべき(((o(*゚▽゚*)o)))

5: SS好きの名無しさん 2014-10-09 02:04:41 ID: x3HbtECD

みんな可愛い!どうしてくれようか笑
あとぼやく提督も好き(^^)

6: KitiGai2A24 2014-10-13 21:26:51 ID: NzF_967n

この川内型姉妹かなり大好き!ほかのSSより魅力的に見える!

7: shinedoragon ark 2014-10-15 07:32:15 ID: 3yPYC8No

いいねぇ面白いよこのSS

8: SS好きの名無しさん 2014-10-16 02:26:36 ID: uBhZszsE

文句無し、楽しみ

9: SS好きの名無しさん 2014-12-08 15:43:38 ID: 3no7yQxf

おもろい


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