2022-01-13 10:45:15 更新

20○○年8月○日

午前11時

執務室


8月になってから早くも5日も経った。外では例年通りセミの鳴き声がうるさい時期になった。現在、俺の部隊は長期休暇であり、隊員たちのほとんどが実家に帰省している。また、艦娘たちも旅行などに行っており、今この基地にいるのは、俺を含めて数人しかいない。

ジー、ジー、ジー

司令官「あぁー、うるせえ。セミの声を聞いたら、余計暑く感じるわ。」

今は、やることがないので1人、執務室で今後の航空機のことについて考えていた。

すると、

コンコン

司令官「入れ。」

ガチャ

赤城「失礼します。」

司令官「何だ。赤城か。何か用事か。」

赤城「はい、先程明石さんが旧資料室で航空機の設計図を発見したので、報告しに参りました。」

司令官「そうか。それで、どんな機体だ。」

赤城「かなり多くの数の航空機の設計図が見つかったので、詳しくは・・・・・。」

司令官「分かった。なら、俺も行こう。」

赤城「分かりました。既に、設計図は全て工房に運んでおります。」

こうして、俺は赤城と共に工房へと向かった。


工房

俺と赤城が工房に着くと、

飛龍「あっ、提督だ。」

蒼龍「赤城さん、やっぱり提督を連れて来たんだ。」

赤城「まぁ、提督は基本兵器に関してはとても詳しいので・・・・。」

加賀「そうですね。提督がいた方が、事が早く進むと思うわ。」

中には、加賀と二航戦の蒼龍、飛龍がいた。

司令官「それで、どんな設計図が見つかったんだ。」

すると、

明石「それは、これです。」

明石が真ん中に置いてある机に設計図を広げる。

司令官「これは・・・・・。」

飛龍「分かるの。提督。」

司令官「これは、多分旧日本陸軍で使われてた三式戦闘機《飛燕》だ。」

蒼龍「飛燕。」

司令官「ああ、ドイツから輸入した水冷式エンジンをライセンス生産したエンジンを搭載した戦闘機だ。元々、ドイツの戦闘機用のエンジンを載せたこともあって、和製メッサーとも言われいる。」

赤城「それで、この機体はどのような活躍をしたんですか。」

司令官「俺も詳しくは知らないが、元々昔のパイロット達は零戦と同じ空冷エンジンに慣れたから、空冷エンジンを載せた飛燕の扱いには慣れなかったと聞いてるよ。」

飛龍「そうだよね。私達がまだ軍艦だった頃の練習機もほとんどが空冷だったものね。」

司令官「そうだな。それに水冷エンジンは空冷エンジンと比べて製造するのに時間がかかる。また、工場が爆撃されたこともあって、途中からは飛燕の機体に水冷ではなく空冷エンジンを搭載された五式戦闘機も製造されるようになったんだ。」

蒼龍「へぇ~・・・・・ねぇ、提督。さっき和製メッサーって言ってたけど何でそう言われるようになったの。」

司令官「それはだな。見たほうが早いな。」

そういうと、俺はスマホを使って飛燕とドイツのメッサーの写真を出した。

司令官「左が飛燕。右がドイツのメッサーだ。機体の形が似てるだろ。だから、和製メッサーと言われるんだよ。」

飛龍「本当だ。形状はとても似てるね。」

加賀「だけど、アメリカとの機体とも似てるわね。」

赤城「確かに、そうですね。」

司令官「まぁ、確かに昔飛燕を見た米パイロットは、同じアメリカ機と勘違いしたこともあったらしいよ。」

すると、

明石「なら、提督。これは分かりますか。」

そう言うと、明石が新たな設計図を広げてきた。

司令官「これは・・・・・ん?」

飛龍「どうしたの。提督。」

司令官「まさか!?これって!?」

蒼龍「なんなの。この機体。」

司令官「零戦の後継機だ。」

5人「!!」

そう。俺が、見る限りこの機体は幻の戦闘機とも言われ、終戦間際に試作機1機のみが作られただけであり、零戦の後継機となるはずだった機体だ。

司令官「間違いない。この設計図にのっている機体は、零戦の後継機、《烈風》だ。」

赤城「烈風・・・。聞いたことがない機体ですね。」

司令官「まぁな、コイツは終戦間際に試作機が1機作られただけだからな。」

蒼龍「じゃあ、この機体が完成したら帝国とも互角に戦えるってこと。」

司令官「ああ、搭乗員の練度も含めたら無敵と言ってもおかしくない。それほど、強い機体だ。まず、零戦の難点でもある上昇力は改善されている。それに、零戦と同じ機動力も持っていて速度も上がってるはずだ。」

加賀「それが、烈風の性能なのですか。」

司令官「恐らくそうだ。すぐにこれを生産するように進めなければならないな。」

赤城「そうですね。でも、まだ多くの設計図が残っています。それを全て見てからでも良いのでは。」

司令官「そうだな。」

その後、俺たちは設計図を1つ1つ確認していった。多くの設計図の中には、震電や疾風、隼3型、彗星に流星、天山などあらゆる機体の設計図が残っていた。また、中にはジェット戦闘機《菊花》が設計図もあった。

こうして、設計図全ての確認が終わり、すぐにいくつかの試作機の製造をするよう浅野元帥に勧めた。


午後17時

執務室

あらかた設計図の整理が終わり、俺は執務室で1人呑気に過ごしていた。

司令官「あぁ、明日から何しよう。」

すると、

コンコン

司令官「入れ。」

翔鶴「失礼します。」

司令官「翔鶴か。もう、帰ってたのか。」

そう。翔鶴は今朝から瑞鶴と一緒に東京の街で買い物をしていたのだ。

司令官「楽しめたか。」

翔鶴「はい、とても楽しかったです。ただ・・・ナンパに合いまして・・・。」

司令官「ほぉ、どこの馬の骨だ。うちの部下に手を出すなんて、よっぽど死にたいらしいな。」

と何故か怒りが湧いてきた。

翔鶴「提督。落ち着いてください。近くにいた警察の方が対応してくれたので・・・。」

司令官「そうか。なら、よかった。で、何のようだ。」

翔鶴「はい、実は途中で本屋に寄った際に、面白い本を見つけたのでついつい買ってしまって。」

司令官「へぇ~、どんな本だ。」

翔鶴「これです。」

そう言うと、翔鶴は俺に本を渡してきた。

司令官「あぁ、USJね。」

翔鶴が買ってきた本は、USJのガイドブックだった。

翔鶴「はい。とても、楽しそうな場所ですね。瑞鶴がとても行きたがっていました。」

司令官「だろうな。俺も毎年1回は行くしな。」

翔鶴「そうなんですか。」

司令官「あぁ、なんなら一緒に行くか。」

翔鶴「えっ!?」

司令官「正直、今暇だからな。どうだ。一緒行くか。」

翔鶴「提督はよろしいのですか。いつも、1人で行かれるのでは。」

司令官「あぁー、それはあんまり友人がいないから1人で行ってるんだよね。」

翔鶴「なんか、すいません。」

司令官「うん、謝られると余計に傷つくから、謝らなくていいよ。で、どうする。」

翔鶴「そうですね。まずは、瑞鶴と話してからでもいいでしょうか。」

司令官「いいよ。なんなら、俺からも話そうか。」

翔鶴「お願いします。多分、瑞鶴ならこの時間帯は、1階の売店にいると思います。」

司令官「よし、じゃあ売店に行くか。」

こうして、俺と翔鶴は瑞鶴がいると思われる売店に向かった。


売店

俺と翔鶴は、売店に着くと早速中に入ったすると、

瑞鶴「何ですってー!!もう、一度言ってみなさいよ!!」

加賀「だから、五航戦の貴方では、私に敵わないからさっさと譲りなさいと言ってるんです。」

瑞鶴と加賀が絶賛喧嘩中だった。

司令官「おい、2人ともまた、喧嘩かよ。」

瑞鶴と加賀の喧嘩は、これが初めてではない。俺が艦娘の指揮を執るようになってから、何度も喧嘩をしている。そのたんびに、俺や赤城、翔鶴が止めに入ったりしている。

瑞鶴「だって、このコイツが後から来たくせに、私の大好きなアイスを横取りしようとするだもん。」

加賀「いいえ、先に私が手に取ってたわ。だから、これは私のよ。」

司令官「喧嘩の理由、しょうもなっ!!」

すると

瑞鶴・加賀「しょもなくない!!」

と言い返された。

司令官「なぁ、明石コイツらが言ってる事は本当か。」

売店を担当している明石に聞くと

明石「そうですね。確かに、先に来てたのは瑞鶴さんでした。でも、アイスを取ったのは2人とも同時でしたね。」

司令官「なるほど。しゃあない。」

そう言うと、俺は

司令官「なら、ジャンケンで決めたらどうだ。」

と提案すると

瑞鶴「いいわよ。それで、恨みっこ無しね。」

加賀「望むところです。五航戦ごときに私が負けるはずがありません。」

そして、

瑞鶴・加賀「最初はグー、ジャンケン、ポン」

瑞鶴 パー

加賀 パー

瑞鶴・加賀「あいこでしょ。」

瑞鶴 チョキ

加賀 チョキ

こっからは、ずっとあいこが続いた。どちらとも同じやつしか出さず、結果、20回あいこが続いた。そして、21回目

瑞鶴・加賀「あいこでしょ。」

瑞鶴 グー

加賀 チョキ

結果は加賀の負けである。


瑞鶴「ヤッター!!アイスゲットー!!」

加賀「・・・・・。」

瑞鶴「あら、あんなに私のことを煽ってたのに、負けるなんて一航戦もまだまだですね。」

加賀「・・・・・。」

瑞鶴「ねぇ、今どんな気持ち。ねえ、どんな気持ち。」

と加賀に対して追い討ちをかける。

司令官「おい、瑞鶴。それくらいにしとけ。」

すると、

加賀「・・・・・。」

加賀がこちらを向いてきた。

司令官・瑞鶴・翔鶴「えっ!?」

何と、加賀が泣いていたのだ。

司令官(嘘~、いつも冷酷で笑うことさえ少ない加賀が泣いてる!!)

流石の、俺も驚いた。そして、

加賀「し、失礼します。」

瑞鶴「アッ!?」

そう言うと、加賀は走って売店を出ていった。

司令官「瑞鶴、流石にやりすぎだ。後で、ちゃんと謝っとけ。」

瑞鶴「・・・・・。」

司令官「翔鶴。」

翔鶴「はい。」

司令官「さっきの話は、瑞鶴が加賀にちゃんと謝ってから話すわ。」

翔鶴「分かりました。妹がご迷惑をおかけしました。」

そして、俺は

司令官「明石、これを2つ買っていくわ。」

明石「分かりました。150円ですね。」

司令官「はい、150円。」

明石「はい。150円ちょうどですね。早く行ってあげてください。」

司令官「ありがとな。」

明石「いえいえ。」

そう言うと、俺は加賀の元へ向かった。

司令官「まずは、加賀の部屋に向かうか。」

俺は、最初に赤城と加賀の部屋へ向かった。


加賀と赤城の部屋

俺はまず、赤城と加賀の部屋を訪れたが

赤城「いえ、加賀さんはまだ、帰ってきてませんね。」

司令官「マジか。てっきり、赤城の所へ行くと思ったんだがな。」

すると、

飛龍「あれ。提督じゃん。」

蒼龍「何かあったんですか。」

二航戦の2人がやって来た。

その後、3人に経緯を話した。

赤城「そうですか。私達も探してみます。」

司令官「頼む。」

その後、俺たちは必死に鎮守府内を探し回った。しかし、加賀の姿はなかった。

そして、

司令官「たっく、アイツどこにいったんだよ。」

すると、

司令官(あれ。ここの窓。さっきまで閉まってたはずなのに空いてる。まさか!?)

俺は急いで、鎮守府を飛び出した。

そして、必死に基地の中を探し回った。そしてようやく

司令官「やっと、見つけた。」

加賀は1人基地の南西にある防波堤に立っていた。

そして、

司令官「加賀。」

加賀「!!・・・・・提督。」

司令官「たくよ。心配しただろうが。勝手に飛び出しやがって。しかも、靴も履かずによ。」

加賀「ごめんなさい。戻るつもりだったのだけど、途中で足を挫いてしまって・・・。」

司令官「あぁ、だからここでずっといたわけね。」

加賀「・・・・・(コク)」

司令官「あのなぁ、あんな事で泣くなよ。たかが、アイスごときだろ。」

加賀「でも、私はあれ以外アイスを食べたことがないから。」

司令官「子供か!!」

加賀「ごめんなさい。迷惑をかけて。」

司令官「ハァ~、今度からこんな真似をするなよ。」

加賀「はい。」

司令官「ほらよ。」

そう言うと、俺はあるアイスを渡した。

加賀「これは・・・。」

司令官「雪見大福。餡子の代わりにバニラが入ってる大福。」

加賀「いいのいただいて。」

司令官「いいよ。俺の奢りだから。」

加賀「じゃあ、いただくわ。」

そう言うと、加賀は雪見大福を食べ始めた。

そして、食べ終わると

加賀「提督。少し、聞いてもいいかしら。」

司令官「何だ。」

加賀「貴方は、戦争が終わったらどうするの。」

司令官「俺か・・・そんな事考えたことすらなかったな。まぁ、多分定年までは従軍だろうな。」

加賀「なぜ、退役しないの。」

司令官「俺は14からこの連邦で働いている。退役しても、行く所なんてないからな。」

加賀「・・・・・。」

司令官「それに、俺はこの戦争が終わった後もやるべき事はあると思う。」

加賀「やるべき事・・・・・。」

司令官「あぁ、この戦争が始まってから何人もの人が亡くなった。今では、あらゆる所が戦場だ。そんな中で、死んでいった奴らのためにも戦争というものがどれほど残酷で、悲しいものなのかを伝えることが俺の責務だと思う。」

加賀「この戦争のことを伝える・・・・・。」

司令官「そうだ。このまま、誰もこの戦争のことを伝えなければ、また世界を巻き込んだ戦争が再び起こる。そうなったら、この戦争で平和を願って戦い死んでいった奴らは報われない。決して・・・。だから、俺たちが後世に伝え続け、戦争の事を残酷さを伝えなければならないと俺は思う。」

加賀「そう。やはり、貴方は変わってるわね。」

司令官「そうか。」

加賀「えぇ。私が今まで見てきた人間はいつも自分の事ばかりで私たちをただの道具としてか見てなかった。でも、貴方だけは、違った。常に、仲間の事を考え、共に戦い、私たちを支えてくれた。だから、今、私はここに居る。」

司令官「そうかもな。なら、お前は戦争が終わったらどうするんだ。」

加賀「えっ。私。」

司令官「そうだけど。」

加賀「私は・・・・・分からないわ。私は、元々艦娘で戦うために生まれてきた。その役目が終わったら・・・・私は、そのどこに行けばいいの。」

司令官「そんなの、見つけたらいいさ。」

加賀「えっ!?」

司令官「人というのは、最初は何も見つけられないものさ。でも、生きているうちに何かを見つけて、それを目指す。それが、人の証だ。」

加賀「・・・・・。」

司令官「加賀。今は、何も分からなくたっていいんだ。生きていれば、きっとお前の居場所は見つかるはずだ。少なくとも、生きているうちはな。それでも、見つからなければ、俺が見つけてやるよ。お前の居場所を・・・・。」

加賀「・・・・・。」

司令官「じゃあ、帰るか。さっさと背中に乗れ。」

加賀「え。」

司令官「だって、お前足を挫いてんだろ。だったら、おぶって行った方がいいだろ。だから、早く乗れ。」

加賀「・・・・・失礼します。」

そして、俺は加賀を背負って鎮守府に戻った。その途中、

加賀「提督。前、元帥が言ってた、連合艦隊の復活についてですが、昔の私も建造されるのでしょうか。」

司令官「さあな。そんな詳しいことまでは、俺も知らないからな。ただ、連合艦隊だから普通に建造されるんじゃないか。」

加賀「そうですか・・・・・。なら、もし昔の私が進水した時は、提督の機体を収容させてください。」

司令官「俺の零戦三二型をか。」

加賀「はい・・・・・。今、ようやく目標が決まりました。それは・・・・・提督の帰ってくる場所を守ることです。だから、提督は、生きて帰ってきてください。」

司令官「・・・・・・・分かった。必ず、生きて帰る。約束する。」

そう言って、俺と加賀は、鎮守府に戻った。


午後6時30分

食堂

俺は、加賀を鎮守府に連れて帰り、明石に加賀の足の手当てをさせた。食堂では、一緒に加賀を探してくれた赤城、飛龍、蒼龍がいた。

明石「これで、大丈夫だと思います。」

加賀「明石さん、ありがとうございます。」

明石「いえいえ、工作艦として当たり前ですよ。では、私はまだやることがあるので、失礼します。」

司令官「ありがとな。明石。」

そういうと、明石は一礼して食堂を出ていった。そして、

飛龍「もう、心配したんですよ。加賀さん。急に、出て行って鎮守府内のどこにもいないんですから。」

加賀「ごめんなさい。迷惑をかけたわね。」

すると、

翔鶴「失礼します。加賀さんが戻られたと聞いたので、・・・・・。」

瑞鶴「・・・・・。」

と後ろにしょんぼりとした瑞鶴の姿があった。

翔鶴「ほら、瑞鶴。加賀さんに言うことがあるでしょ。」

すると、瑞鶴1歩前に出て、

瑞鶴「その・・・・からかったりして、ごめんなさい。」

加賀「・・・・・。」

そして、

加賀「いえ、私も情けなかったわ。私のほうこそ、言い過ぎたわ。ごめんなさい。」

こうして、互いに謝ることができた。そして、

司令官「よし、じゃあ例の話をするか。いいだろう。翔鶴。」

翔鶴「そうですね。瑞鶴もちゃんと謝りましたし。」

司令官「ほな、瑞鶴。お前、USJに行きたいらしいな。」

瑞鶴「えっ!?どうして、それを。」

司令官「翔鶴から聞いた。でだ、一緒に行くか。USJ。」

瑞鶴「えっ!?連れて行ってくれるの。」

司令官「あぁ、実は俺毎年1回は行ってるから。どうだ、一緒に行かないか。」

瑞鶴「行く行く。絶対に行きたい。」

司令官「よし、なら行くか。で、お前らはどうする一緒に来るか。」

そう言いながら、俺は加賀達の方を見た。

赤城「えっ!?私達ですか。」

司令官「そうだ。行きたいなら、一緒に連れ行ってやるよ。」

飛龍「でも、それって瑞鶴と翔鶴だけなんじゃ・・・・・。」

司令官「いや、別にちょっと人数が増えるくらいどうってことないよ。金なら、腐るほどあるし」

蒼龍「なら、私はお言葉に甘えて。」

飛龍「じゃあ、私も。」

赤城「加賀さん。どうしますか。」

加賀「私は、別にどちらでも。」

赤城「せっかくのお誘いなんですから、一緒にいきましょ。私も行ってみたいですし。」

加賀「赤城さんが、そこまで言うなら仕方がありません。」

赤城「じゃあ、行くということで。提督、お願いします。」

司令官「了解。じゃあ、ホテルやチケットは俺が用意しておくわ。行くのは3日後な。だから、お前達は荷物の準備だけしとけよ。」

飛龍「はーい。」

こうして、空母6人と共に旅行へ行くことが決定した。


続く












後書き

次回は、主人公達がUSJに行きます。お楽しみに。


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2022-01-13 12:20:40

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