提督と霞
オチが決まらん…
〜執務室〜
霞「〜♪」
光信「えらく上機嫌だな。何かあったのか?」
霞「何も無いわよ?」
光信「そうか。ま、お前たちが笑顔ならそれでいい」
霞「変な司令官」クスッ
光信「変ってお前なぁ・・・」
霞「それで司令官、結婚のことどうするつもりなの?」
光信「結婚ねぇ・・・」
霞「満潮から聞いたけどケッコンカッコカリ済で艦娘と提督であることが認められれば重婚は大丈夫なんでしょ?」
光信「元帥はそう言ってたが例外があるらしい」
霞「例外?」
光信「利根たちは今佐世保所属になっちゃいるが、もし鹿屋のままだと籍は入れられないらしい。ただの愛人扱いになるみたいだな」
霞「つまり佐世保なら佐世保の司令官と佐世保所属の艦娘であることが前提条件ってことね?」
光信「そういうこった。常識的に考えればそうなんだがどうやら他の泊地でそういった問題が起きたらしい」
霞「え?どこよ」
光信「泊地は公表されてなかったが大和と結婚したいがためにその行動を取ったらしいぞ?」
霞「そこの司令官と大和はどうなったのよ」
光信「提督の方はクビ、大和に関しては元の泊地に強制送還。その後は知らないな」
霞「(もしかして解体された・・・?)」
光信「最悪霞の想像していることになったのかもしれんな。そこに関しては大本営も言わないから詳細不明だが」
霞「」ブルブル
光信「・・・霞」
霞「な、何・・・」
光信「おいで」
霞「」トテトテ ギューッ
光信「すぐには答えは出せないが前向きには考えてるさ」
霞「・・・ほんと?」
光信「ここで嘘ついてどうすんだ」
霞「もしこの戦争が終わったら司令官は・・・」
光信「確かに実家に戻るがお前たちとサヨナラするわけじゃない」
霞「え?」
光信「お前たちを残していなくなると思ったのか?」ナデナデ
霞「・・・うん」
光信「他は知らんが霞に曙、満潮たちはどちらにせよ連れて行くつもりだよ」
霞「その中には時雨に夕立、青葉、不知火も入ってるの?」
光信「あと春雨も入ってるぞ?」
霞「そういえば春雨も司令官のこと好きだったわね・・・」
光信「多分どうせ全員連れていくことになるとは思うが」
霞「ここはどうするの?」
光信「元帥に押し付けるからいい」
霞「でも良かった・・・司令官と離ればなれじゃないなら・・・」
光信「そんなに嫌なのか?離れるのは」
霞「絶対嫌よ」キッパリ
光信「言い切ったなぁ・・・」
霞「そりゃあ艦娘寮で会った時は砲撃しちゃったけど・・・」
光信「そんなこともあったな」
霞「でもあそこに司令官が来てくれたから満潮も私もここにいられるから・・・」
光信「そっか・・・」
霞「ねぇ司令官・・・」
光信「ん?」
霞「あの時助けてくれてありがと」
光信「どういたしまして」
霞「ねぇ司令官」
光信「どうした?」
霞「この戦争が終わって実家に帰るのはいいんだけど住むところはあるの?」
光信「そこは問題ないぞ?実は一部土地を買っててな、そこに建てる予定だ」
霞「…いつの間に?」
光信「ん?ついこの前」
霞「えぇ…」
光信「ま、今は戦争終わらせることだけ考えるぞ」
霞「そうね。司令官と平和に暮らすためにも頑張るわよ!」
光信「期待してるぞ」
霞「うん!」
〜Fin〜
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