2023-01-22 01:08:23 更新

概要

本来は『鎮守府のクリスマス』で登場させる予定でしたが、作者の不手際により急遽執筆しました。そのためいつも以上に内容が荒んでおります。ご注意ください。


前書き

【軽く人物紹介】

[提督]
本名鈴原。悠久鎮守府の提督。人間の味方だが艦娘を嫌っている。

[五月雨]
鈴原の初期艦。前いた鎮守府では不良だった。駆逐艦全員で九州旅行を楽しむ。

[睦月]
五月雨の親友。問題児でよく独房入りをしている。脱獄の常習犯。

[瑞鶴]
悠久鎮守府では最強の艦娘。山城と親友。ここでは数少ない提督LOVE勢。

[立花提督]
提督の親友。高層鎮守府の提督。いわゆるホワイト提督。ブラック提督だった過去がある。

[漣]
立花の初期艦。ケッコン済み。立花を信じ更正させた。

[レンジャー]
初登場なので語ることなし!


ー大本営ー


提督「左遷?」


元帥「うん。毎度悪いけど、今回もお願いしたいな」


提督「まーた厄介な艦娘が出て来たのか。てか最近多くないか?」


元帥「…まぁ最近は海外からの艦娘も多いし仕方ないね」


大井「はーい」


元帥「帰れ」


大井「はーい…」トボトボ


元帥「でも君にも迎え入れるメリットがあるはずだよん」


元帥「今回君に任せたい艦娘がまさに米国空母だからねー」


提督「ほー、ついに海外艦娘が左遷される時代が来たか」


元帥「海外艦は初めてでしょ?空母の戦力不足も改善できるし、それに彼女は君との相性良さそうだから仲良くできると思ってね」


提督「無理だな。相性がどうであれ艦娘と仲良くするつもりはねーよ」


元帥「そういやそうだったねー」


提督「…それでそいつは何処鎮守府から来るんだ?」


元帥「君の友人、立花提督が運営する高層鎮守府だね」


提督「はぁ?あの艦娘甘々勢の立花が?」


元帥「何か…話が通じないって言ってた」


提督「あいつそんなに英語できなかったか?それにあいつの鎮守府にいただろ米艦。確か…サラトガとかいう…」


元帥「さあ?詳細まではわからなかったなぁ…」


提督「うーん?とにかくあいつが追い出すって事は相当とんでる奴なんだろうな」


元帥「それじゃ頼めるかい?」


提督「まぁいいっすけど…」


提督「(ちっ、立花の野郎…面倒な事押し付けやがって…あいつのtwitterのアカウント名『サディスティック靴下』に変えてやる…)」


ーーー


ここは悠久鎮守府


止まない雨が降り続くこの鎮守府で


提督と艦娘が今日も仲良くくらしていました。


ー執務室ー


提督「クソッ!!今日に限って秘書艦の五月雨がいねぇ!!」


提督「だがそろそろ例の艦娘が到着する時間、探しに行く事もできねぇ!!」


提督「とりあえず五月雨のtwitterアカウント名は『どすこいまんぼうくん』に変えるか」


提督「あー…大丈夫かなマジで…」ソワソワ


提督「今度はどんな奴が来る?恐ろしいよ全く…」


トントントン


提督「(来たか…)入れ」


ドアガチャ


艦娘「失礼します…っと」


艦娘「ちょ、ちょっと待ってください!!飛行甲板がひっかかって…」アセアセ


提督「あっはい」


レンジャー「…よし、nice to meet you admiralUSSの航空母艦レンジャーです」


提督「USS…?」


レンジャー「United State Shipの略称です」


提督「なるほど」


レンジャー「それで…貴方がadmiralですか?」


提督「あぁ、俺がこの鎮守府の提督だ」


提督「(…今のところ可笑しなところはなさそうだな。意外とまともなのか?)」


提督「前は高層鎮守府にいたみたいだな」


レンジャー「はい。皆さんとても親切で、いろいろ教えていただきました!」


提督「そうか」


レンジャー「はい!あとadmiralから貴方の事を聞きましたよ。とても親切な方って言ってました」


提督「艦娘には親切じゃないけどな」


レンジャー「そうですか?そうには見えませんけど?」


提督「立花は嘘つきだからあまり信じない方がいいぞ」


レンジャー「あら、私は嘘つかれていたんです?」


提督「残念だったな」


レンジャー「残念です…」


レンジャー「…ところでadmiral?」


提督「何ぞ?」


レンジャー「秘書艦がいないようですがお出かけですか?」


提督「知らね。行方不明」


レンジャー「?」


提督「?」


レンジャー「えっ?あの…?」オロオロ


提督「…あぁ、いなくなってた」


レンジャー「…It's that so」


提督「(あーなるほど?話通じないって、単に日本語力が足りてないって事か。これくらいならまだ可愛いものだな。とんでもない非常識野郎じゃなくてよかった…)」


レンジャー「いつ帰ってくるなどは…?」


提督「いやわからないなぁ…本当に何処行ったんだ五月雨よ…」


レンジャー「…」


レンジャー「…あの…」


提督「うんゅ?」


レンジャー「もしよければ私が担当いたしましょうか?」


提督「なん…だと…」


提督「(こいつが立花が追い出すほどの問題児だと…?一体どういう事だ?)」


レンジャー「ご迷惑でなければですが…」


提督「じゃあ頼む」


レンジャー「え?」


提督「五月雨が帰ってくるまで秘書艦をしてくれ」


レンジャー「!!…はい!頑張ります!」


提督「(もしかしたら何か企んでいるのかもしれないな。しばらく見張ってるか…)」


ー3日後☆ー


提督「…」


提督「起きたら独房にいたんだが?」


提督「またあいつか、初霜のしわざか。全く困ったもんだぜ…」


コツコツ…


ガシャン


レンジャー「How are you admiral?」


提督「お前かよ!!本性出すの早すぎなんだよ!!」


レンジャー「好調のようですね。morningを持って来ました。どうぞ♪」


提督「お前何の脈絡もないのな!!何でこんなことするんだよ唐突に!!」


レンジャー「何でって…admiralを私のものにするためですよ」


提督「は?」


レンジャー「この鎮守府にはadmiralを狙う女がたくさんいるので秘書艦の座を奪い、隙をついて貴方をconfineしました」


提督「俺達出会って3日なんだけど…」


レンジャー「そんな事はどうでもいいんです。それよりmorningを召し上がらないのですか?」


提督「やだよ朝からステーキなんて胃もたれしちゃうよ」


レンジャー「そうですか。では私はそろそろ行かなくてはいけないので、watch over a good boyしているんですよ?」


提督「おいちょっと待ってここから出せやこら!!」


提督「もういないし…何だあいつ!?やっぱ高層鎮守府産だからか!?高層鎮守府産の艦娘は皆ヤンデレなのか!?」


提督「くっそ!この独房やたら頑丈だぜ!!何で独房なのに抜け出せない構造になってるんだよ!!」ガンガン


???「甘いですにゃあ提督」


提督「その声は!?」


睦月「睦月です!」


提督「睦月!お前も独房に入れられてたのか!!」


睦月「提督が入れたんですよ?5日ほど前に」


提督「あれ?そうだったか?」


提督「…」


提督「あっ…」


睦月「提督…途中からご飯持って来るのを忘れてたにゃしい…」ゴゴゴゴゴ…


提督「いやごめんそれに関しては!!」


睦月「憎らしや~」


提督「い、命だけは…っ!!」


睦月「…とまぁ冗談はこれくらいにして…」ガシャン


提督「!?」


睦月「じゃあ睦月は脱獄するので提督も頑張ってくださいね!」タッタッタ…


提督「ちょっと待てや!!おい!何お前だけ助かろうとしてんねん!!」


睦月「あぁ、それと提督」


提督「何だよ」


睦月「抜け出せない独房なんてないんですよ」キリッ


提督「は?」


睦月「さらば!」ダッ


提督「あの野郎いなくなりやがった。…まぁ確かに俺も悪かったけどさぁ…何だよあの捨て台詞…意味わかんね」


~一方その頃福岡では~


陽炎「やってきたよ福岡!」


舞風「いやーまさか駆逐艦全員で旅行できるなんて思わなかったよ」


陽炎「司令に感謝しなきゃね!」


初霜「提督と一緒に来たかった…」


長波「博多ラーメン食おうぜ博多ラーメン!!」


早潮「ちょっと待ってて。五月雨がトイレ行ってるから」


三日月「鎮守府の皆元気にしてるかなぁ…」


ーーー


提督「…」


提督「…」


コツ…コツ…


ガシャン


レンジャー「admiral?大人しくしてましたか?」


提督「お前マジで何が目的なの!?」


レンジャー「?…先程言った通りadmiralを私のものにするために…」


提督「いやだから違うって!!」


レンジャー「What?」


提督「おかしいって!!確かに艦娘に監禁されるのは提督あるあるだけど!!俺達まだ出会って3日なんだよ!!」


レンジャー「…」


レンジャー「…やっぱり、覚えてないんですね…」ボソッ


提督「は?」


レンジャー「私は、ずっと貴方をsearchいたしていたんですよ?」


提督「どういうことだよ…」


レンジャー「私達は、ずっと前から会っていたんです」


提督「え?」


~一方その頃高層鎮守府では~


漣「ご主人様~w」


立花提督(提督の友人)「おっ、マイワイフ漣じゃないか。どうしたんだ?」オチャススリ


漣「ご主人様のtwitterアカウント名『サディスティック靴下』になってますけどwww」


立花「ヽ( ;゚;ж;゚;)ノブーッ!!」


ー 翌 日 ☆ ー


提督「よーし!何とか脱獄できた!」


提督「後はレンジャーに見つからないようにやり過ごすだけだな!」


提督「…いつまで?」


提督「いやそんな事考えている場合じゃない!早く隠れないと…」キョロキョロ


睦月「…提督?何やってるにゃし?」


提督「睦月か。レンジャーから隠れてんだ。殺されたくなければ絶対に誰にも言うなよ」


睦月「…カーテンの裏に?」


提督「ロングカーテンだから大丈夫」


睦月「…そうですか。…あっ、レンジャーさん来ましたよ」


提督「うおっ、まじか…」サッ


レンジャー「admiral ?where are you hiding ?」


提督「(うわー来たよー。睦月絶対ばらすなよー)」


レンジャー「睦月、admiralは何処にいるか知ってますか?」


睦月「にゃしっ!?て、提督ですか!?」


睦月「えーっと、提督はー…」キョロキョロ


睦月「…」


睦月「あのカーテンにはいませんよ!!」


提督「(おいいいいいいいい!!!)」


レンジャー「なるほど、あそこに隠れているんですね…」


睦月「ノーノー!ヒーダズントハイドゼア!」


バサッ


レンジャー「I found you」ニコッ


提督「睦月ーーー!!」


睦月「ごめんなさいにゃしーーー!!」


大淀「提督見つかっちゃいましたね。夕食の会計はお願いしますね?」


夕張「あーあ、今回は逃げ切れると思ったのになー」


提督「何賭博してんねん!!」


レンジャー「admiral?今夜はお仕置きですよ?」ズルズル


提督「ニャメローン!離せー!!」


レンジャー「I refuse(だが断る)」


提督「ちくしょーーー!!」


~一方その頃五月雨のtwitterでは~


「はじめまして!どすこいまんぼうくんだよ!皆よろしく~」


『何があった…』


『えぇ…(困惑)』


『フォローしたわwww』


『さみちゃんついに闇落ちしたか…』


『これツイートしたの提督だろwww』


『五月雨よ…お前もか…』


ーーー


立花「で、お仕置き()されたってわけだな」


提督「されてねーよ何とか逃げ出せたよ…」


立花「つまんな」


提督「うっざお前」


提督「っつーかあいつは何なんだよ!!お前とんでもない奴押し付けてくれたな!!」


立花「はぁあ?お前あいつと知り合いなんだろ?なら別にいいじゃんかよ」


提督「いいわけねーだろ!!そもそも知り合いじゃねぇし!!」


立花「違うの?」


提督「違うわ!!知らんからあいつの事!!」


立花「でもレンジャーはかなりお前の事を嗅ぎ回ってたみたいだぞ?」


提督「えっ?」


立花「異動させたのもあいつの要望だからな。…お前が忘れてるだけで本当は会ってたんじゃないか?」


提督「んー?」


立花「思い出せねぇか…」


立花「…」


立花「あっ、そうだ!デートに誘えばいいんじゃないかな?」


提督「何言ってるんだツーブロックのくせに」


立花「お前めちゃめちゃ関係ないとこでけなしてくるじゃん」


提督「そもそもあいつヤンデレだぞまともに相手してられねぇって」


提督「…はっ!まさかまたヤンデレウィルスが蔓延してるんじゃないか?この鎮守府」


立花「んなわけあるかい!言いがかりだ!あとそのウィルス撒き散らしたのお前んとこの駆逐艦だからな?」


提督「あぁ、そうだったかしら?」


立花「そうだよ。で、さっきの話の続きだがとりあえず一度話し合う機会を設けた方がいいと思うぞ」


提督「えー、やだ!艦娘とデート行きたくない!」


立花「駄々こねるなよ…そもそもの原因はお前かもしれないんだぞ」


提督「何でさ!?」


立花「俺はお前がレンジャーの事を忘てっから、何とか思い出してもらおうと必死になってるだけなんじゃないかって思ってるんだよ。俺もレンジャーの事はあんま知らないけどさ」


提督「そんな事知るか!!」


立花「知れ!!いつかは話し合う時が来るんだよどうせ!!お前だって困ってんだろ?だったら解決は早い方がいいじゃねぇか!」


提督「くっ…仕方ないか…」


立花「…まぁ何かあったら助けてやるから」


提督「そりゃどうも」


立花「うん、お前もこれでレンジャーと仲良くなれるといいな!」


提督「絶対にいやだ!!」


立花「(そこは意地でも譲らないのな…)」


~一方その頃福岡では~


おじさん「おーいそこのお嬢ちゃん達ー」


五月雨「ん?何だろう?」


舞風「屋台があるね」


長波「行こうぜ!」タッタッタ


おじさん「お嬢ちゃん達は観光かい?」


三日月「皆で旅行中です!」


おじさん「そうかそうか!せっかく来たんだ!これを食べていくといい」


陽炎「これは何ですか?」


おじさん「カラシ蓮根だよ」


満潮「カラシ蓮根?」


おじさん「そう!まぁ一口お試しで食べてごらんよ」


一同「いただきまーす」サクッ


一同「!?」


早潮「辛い…」


三日月「無理のない辛さとほのかに薫る酸味、そして蓮根独自のジューシーさがカラシ蓮根自体の旨味を引き出している!!」


陽炎「これは…うまい!!」


おじさん「そうだろう?よければ買っていかないかい?」


「「「「是非!!」」」」


ー翌日「最近シフト多くね?」ー


一同「えええええええ!?!?」


瑞鶴「提督さんがレンジャーとデート!?」


熊野「そうみたいですわね」


瑞鶴「」フラッ


バターンッ!!


山城「瑞鶴ーーーっ!!」


霧島「…それにしても意外ですよね。あの司令が艦娘とデートだなんて」


夕張「普段だったら殴ってでも拒否するのにね」


山城「…もしや弱味を握られているのでは…?」


睦月「提督がレンジャーさんに顎で使われてるって事にゃし!?」


山城「いえ…確証はありませんけど…ただ、レンジャーさんが来てからの提督の態度は明らかにおかしいです…」


霧島「このままじゃ鎮守府が乗っ取られる!?」


夕張「提督がいないとこの自由の鎮守府が成り立たなくなるじゃない!!」


瑞鶴「提督さんはあいつに騙されてるんだ…提督さんは絶対に渡さない…」ハイライトオフ


山城「瑞鶴落ち着いて」


夕張「睦月ちゃん。今から提督を尾行できる?」


睦月「わかったにゃし」


瑞鶴「頼んだよ!睦月!!」


睦月「(瑞鶴さん…提督LOVE勢なだけに必死にゃあ…)」


~一方その頃五月雨のtwitterでは~


「カラシ蓮根おいしかったよー☆」


『おっ、どすこいまんぼうくんだ』


『まんぼうくん蓮根食べてておいしそうw』


『普通にうまそうww』


『アカウント名変わっててびびったww』


『6万いいねは草』


『さみちゃんかわいい』


ーーー


提督「っつーわけで水族館に来たぞこら!」


レンジャー「admiralが私をdatingにつれてってくれるなんて嬉しいです!」


提督「ほら、さっさと行くぞ」


レンジャー「はーい♪」


睦月「…」コソコソ


睦月「…よし、提督の尾行を開始するにゃしい…ん?あれは…?」


青葉「」コソコソ


睦月「明らかに提督のあとをつける艦娘がいますね…一応警戒しておいた方がいいかにゃ?」


ーーー


レンジャー「admiral!stingray(エイ)ですよ!」


提督「水族館で一番好きだわこいつ」


レンジャー「punchがありますよね」


レンジャー「admiral!eel(うなぎ)ですよ!」


提督「うなぎかぁ…そういや最近食べてないなぁ…」


レンジャー「何でdinnerの話するんですか!」


レンジャー「admiral!shark(サメ)ですよ!」


提督「サメのムニエルがコーヒーにあうんだよなぁ」


レンジャー「ワインにも合いますよね!」


提督「…」


レンジャー「admiral!firefly squid(ホタルイカ)ですよ!」


提督「うおっ!ちょっと侮ってたわ…。思ったよりきれいだわ…」


レンジャー「海で見るfirefly squidもbeautifulですよ」


レンジャー「admiral!penguin(ペンギン)ですよ!」


提督「皇帝ペンギンだな」


レンジャー「ちなみにemperor penguinは仲間を海にdropしてsafety measure(安全対策)するんですよ!」


提督「何でそういう事言うの…」


レンジャー「admiral!dolphin(いるか)ですよ!」


提督「理論上こいつとの対話が可能らしいな」


レンジャー「えっ、それは知りませんでした」


レンジャー「admiral!sea angel(クリオネ)ですよ!」


提督「エ、エンジェル…?」


レンジャー「あっ、lunch timeみたいです」


提督「やべっにげろ!」ダッ


レンジャー「えっ?は、はい…!」ダッ


~一方その頃漣の5ちゃんねるでは~


「ご主人様のtwitterアカウント名が『サディスティック靴下』になってたんだがwww」


「1.のっとられたっぽい!助けてえろいひと」


『2.草』


『3.サディスティック靴下は草』


『4.どんなシチュやねん草』


『5.乗っ取った奴センスありすぎて草』


『6.お前艦娘やろ?とりあえずおっ◯いうp』


「7.↑6 ◯ね」


『8.スレタイで草』


ーーー


提督「だいぶ回ったな」


レンジャー「admiral!他の場所にも行きましょう!」


<キャーーー


一同「!?」


強盗1「動くな!強盗やー!」


強盗2「とっとと金だせや!!」


青葉「えぇ…」


睦月「急展開すぎるにゃしい…」


提督「っつーか何で水族館を狙うんだよ…」


レンジャー「securityが緩いと思ったのかしら?」


強盗2「もし余分な事をしたら…こいつを殺すで」ジュウツキツケ


男性「ひいい!助けてください!」


強盗2「やかしましい!はよ金積めんかい!」


提督「妖精パンチ!!」ドゴッ


強盗2「ぐほっ!!」


強盗1「相棒!!」


提督「お前、大丈夫か?」


男性「あっありがとうごじゃいます…」


レンジャー「!!」


~~~


『もう大丈夫、お前はもう安全だ』


~~~


レンジャー「admiral…」


提督「さあ!気を付けて逃げるんだ!」


男性「はいっ!」ダッ


提督「皆さんも早く逃げて!!」


<ワアアアアアアアア


ドドドドドドドドドドドドドドド


提督「…よし」


強盗2「やりやがったな貴様!!」バンッ


提督「だが効かん!」


強盗2「な、何故だ!?」


提督「俺は提督だからだ!」


強盗2「何だと!?」


強盗1「ぐわっ離せ!!」


強盗2「!?…相棒!!」


レンジャー「Be quiet(おとなしくしなさい)!」


強盗2「まさかあいつは艦娘か!?」


提督「レンジャー!怪我させるなよ!抑えておくだけでいい!」


レンジャー「I got it!!」


強盗1「くそっ!」


ガシャーン


警察「警察だ!」


提督「何で水槽から出てくるんだよ!!」


強盗達は警察によって連行され、お客さん達は睦月と青葉が避難させました。


~一方その頃宮崎では~


長波「鶏南蛮うんまーい!」


満潮「宮崎といったらこれだからね」


陽炎「明日は何処行くんだっけ?」


初霜「熊本。何かでかい遊園地があるらしいわ」


陽炎「はぇー、楽しみだね!」


五月雨「…あれ?睦月は?」


初霜「へ?睦月?あれ…そういえばいない…」


三日月「何言ってるんですか。睦月は先週独房入りしたじゃないですか…」


三日月「…ん?あれ?って事は…」


早潮「…睦月誘ってなくね?」


五月雨「…あー…」


五月雨「…まいっか」


ーーー


提督「災難だったな…」


レンジャー「admiral、そろそろdinner timeですしrestaurantに行きませんか?」


提督「あぁいいっすね」


『レストラン 水菜(店名)』


提督「さて、何にしようかな。オムライス安定か」


レンジャー「admiral、wineをorderしてもいいですか?」


提督「いいけど奢らないからな」


レンジャー「わかってます」


提督「で、注文は決まったのか?」


レンジャー「No problem」


提督「んじゃ」ピンポーン


キュインッ


店員「ご注文お決まりでしょうか?」


提督「今瞬間移動しなかった?」


レンジャー「stakeとsaladとTrockenbeerenausleseをお願いします」


提督「今トロッケンベーレンアウスレーゼって言った?何でここにそんなもんあるの?」


店員「オーナーがワインにこだわる方ですので」


提督「へー…」


ーーー


店員「お待たせしました。こちらがホットコーヒーとトロッケンベーレンアウスレーゼでございます」ポーイ


レンジャー「Thank you」


提督「高級ワインの扱い方じゃない…」


レンジャー「んーhigh quality wineはひと味違いますねー」


提督「もう飲んでるし…」ズッ


提督「…ところでレンジャー、聞きたい事があるんだが…」


レンジャー「…What is it ?」


提督「お前俺の事を探してたって言ってたよな?」


レンジャー「…はい」


提督「俺とお前は以前会った事があるのか?」


レンジャー「Sure、貴方は私のlifesaverですから」


提督「ライフサーバー…命の恩人か…」


レンジャー「…去年の40月頃でしょうか。私の町が深海棲艦の襲撃にあったのは…」


提督「…」


レンジャー「家は崩れ、my friendとは別れ、死にかけていた私を助けてくれたのは貴方でした」


提督「…」


レンジャー「先程の、robber(強盗)から皆を守る姿はまるで、私を助けた時のようでした」


提督「…俺は艦娘を助けた覚えはない」


レンジャー「そうでしょうね。なぜならあの時の私はただの人間だったのですから…」


提督「何だって!?じゃあお前は…」


レンジャー「私は人間から艦娘になったんです。貴方にもう一度…会いたくて…」


レンジャー「Nice to meet you…admiral」


提督「レンジャー…」


提督「(抵抗しずらい相手だとは思っていた…まさか元人間だったなんて…)」


レンジャー「覚えてなくても構いません。ただ、これからは私も貴方と共に戦います」


ーーー


睦月「なるほどにゃあ…提督のレンジャーさんへの抵抗が弱かったのは、レンジャーさんが元人間だったからなのね」


青葉「ふむふむ、これはまた意外な事実ですねぇ…」


睦月「…ところで青葉さんは何で提督を尾行してたにゃし?」


青葉「司令官からの任務です!鈴原司令官がちゃんとレンジャーさんとデートするかどうか見張ってたんですよ!」


睦月「へー、つまりデートについては立花提督の入れ知恵って事かにゃ?」


青葉「ご名答!」


睦月「…」ヤレヤレ


青葉「…さて、青葉はそろそろ帰ります。任務はこなしましたからね」


睦月「そうですか。お気を付けて~」ノシ


青葉「ご心配ありがとうございます!鈴原司令官も、レンジャーさんを通して艦娘と和解できるといいですね!では!」ダッ


睦月「青葉さんトラック来てますよ」


<ドーン

<ギャーーーー

<コウツウジコダー

<ダイジョウブデスカ!?

<イシキガナイゾ

<ジンコウコキューダ

<ソンナモノフヨーラ

<キューキューシャヲヨベー

<オレハワルクネェ!!コノオンナガイキナリドウロニ…


睦月「…」


睦月「睦月も帰ろ…」スタスタ


ーーー


提督「ところで何で突然監禁したりしたんだ?」


レンジャー「あの…ご迷惑でしたか?」


提督「当たり前だ」


レンジャー「えぇ…?高層鎮守府のdestroyerにはこうした方がよいと教えられましたが…?」


提督「…」


提督「…お前それ騙されてるぞ」


~一方その頃大本営では~


元帥「大和見てこれww」


大和「何ですか提督…」


元帥「立花提督のtwitterアカウント名www」


元帥「『サディスティック靴下』wwwwwww」


大和「wwwwwwwwww」


秋雲「!!」


秋雲「その発想はなかった…」


秋雲「となると受けは誰だろう?」


秋雲「スニーカー…いやハイヒールの方がえろいか…?」


ーーー


霧島「なるほど…レンジャーさんにそんな事情が…」


睦月「はい。提督は相変わらず覚えてないみたいですけど…」


夕張「とりあえず提督が弱味を握られてなくてよかったじゃない」


瑞鶴「(…いいなー)」


山城「一応鎮守府の平穏は保たれたわけね」


熊野「これでやっと駆逐艦行方不明事件に手がつけられますわね!」


瑞鶴「そうだった!それが残ってたんだった!」


睦月「駆逐艦の皆ーっ!!睦月をおいて何処行ったにゃしいーーーっ!!」


山城「貴方も大変ね」


ドアガチャ


提督「おーいお前ら!」


瑞鶴「あっ!提督さん!おかえりーっ!!」トテトテ


レンジャー「れんじゃあ~」


提督「おう瑞鶴」


夕張「…レンジャーさんどうしたの?」


提督「こいつワイン5本も開けやがったんだ!!」


霧島「草」


熊野「草」


レンジャー「れんじゃあ~れんじゃあ~」


提督「っつーわけで俺はこれから出掛けてくるからこいつよろしく」


瑞鶴「ええっ!?こんな夜中に!?」


提督「そんじゃあな!!」ダッ


瑞鶴「待ってよ提督さん!!」


ドアバタン


瑞鶴「…」


一同「…」


レンジャー「れんじゃあ~」


ー高層鎮守府ー


ドガーン


金剛「何事デース!?」


提督「貴様は金剛!!」ダッ


提督「時雨は何処だ!!」


金剛「し、時雨ガール!?」


提督「そうだ!時雨を出せ!!」


時雨「んー?誰が僕を呼んだかい?」


提督「死ねぃ!!」ドゴッ


時雨「ぐわあああああああああ!!!」ドガーン


金剛「ひえっ…」


提督「よし、さらばだ!」ダッ


金剛「あっちょっ…」


金剛「行っちゃったデース…」


金剛「…」チラッ


時雨「」ピクピク


金剛「水のように~優しく~♪」


時雨「優しくねぇよ!!」ガバッ


~一方その頃宮崎では~


陽炎「さっ、九州旅行も残り少ないけど、早く寝よ!」


満潮「そうね。そろそろ寝た方がいいわね」


五月雨「…」


三日月「…ところで五月雨」


五月雨「ひゃいっ!!」ビクッ


三日月「さっきから顔色が変だけど大丈夫?」


五月雨「…はい!大丈夫です…多分」


舞風「…何か隠してる?」


五月雨「いいえ!そのようなことがあろうはずがございません!」


初霜「めっちゃ焦ってるじゃん」


早潮「何か悪い事でもしたの?」


五月雨「そそそそそんなわけないづゃないどぅえすかやっやだなー」


初霜「だから焦りすぎなのよ」


三日月「大丈夫だって、誰も怒らないから。ほら、言ってごらん?」


五月雨「…わかりました。正直に言います」


五月雨「実は…」


五月雨「提督に…外出許可をもらうのを…忘れました…」


三日月「は?」


早潮「え?」


満潮「は?」


一同「…」


五月雨「…」


一同「…」


五月雨「すんません」


三日月「てめぇぇぇぇ!何してんだああああああああああああ!!!」


五月雨「ひいいいいいいいいいい!!!」


~一方その頃五月雨のtwitterでは~


「祝!どすこいまんぼうくんフォロワー5万人突破ー!!」


『おめ!!』


『おめでとう!』


『アカウント名だけでここまで増えるとは…』


大盛り上がりを見せていた


ー艦ー


後書き

えーんえーん。私が応援してたss投稿者さん達が皆いなくなっていくよー。
…って事をたった今経験しております。
いやーきついっすねー。


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妄想提督さんから
2023-02-08 17:06:05

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2023-01-21 18:14:52

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2023-02-08 17:06:08

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2023-01-21 18:14:53

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1: H.Curbler54 2023-01-21 18:15:17 ID: S:EQJeDX

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