2023-08-18 15:54:36 更新

概要

かなり前にボツにしたやつ。タキオンシナリオの裏の物語です。タキオンがやたらお茶目だったりトレーナーがしゃしゃり出て来たりしますがそれでもいいって方のみどうぞ


前書き

これは私、アグネスタキオンがトレーナーと共にプランAの完遂を志す…それ以前の物語だ。


〜とある図書館にて〜


「皆〜、今日は集まってくれてありがとう!」


「わーわー」


「今日はね、『超光速のプリンセスとメジロ』を読むよ!」


「わーわー」


「それじゃあじゃあ読むね!これは、とあるトレセン学園のウマ娘のお話です…」


ーーー


この頃は7月、トレセン学園は夏合宿です。


そこの宿舎に一人のウマ娘がいました。


そのウマ娘の名前は…


トントン


「…トレーナーくんか、入りたまえ」


ガチャ


「タキオン…」


「何だい?」


「…」


「…黙ってちゃわからないよ?」


「…すまない」


「…」


「タキオンが…もう走れない脚になってしまっただなんて…」


「別に君が謝る事ではないよ」


「だけど!!お前の脚の不調に気付かなかったのは事実だ!俺はトレーナー失格だ…!!」


「あぁ、確かに君は気づかなかった。私の脚の脆弱性に。しかしそれも全て私が仕組んだ事さ」


「でも…俺はタキオンと可能性が見たいって…火をつけたから…」


「俺が余計な事を言わなければ…こんな事には…」


「気にするな。私が選択した道だ。それに今更どうにかできるものではない」


「…なんとか治せないのか!?」


「治らない事もない。ただ、治療には膨大な治療費を要する」


「膨大な…治療費?」


「…100マニーだ」


「なっ…100マニー!?」


「あぁ…」


「そんな…いや、でも大丈夫だ!俺が責任を持って払うから!!」


「それだけじゃないよ…治療には時間もかかるんだ…」


「なっ…どれだけかかるんだ!?」


「…1週間さ」


「…っ!?」


「そんなに時間がかかるのか!?」


「あぁ、そうだ」


「そんな…俺は…何て事を…」


「トレーナーくん!さっきも言ったはずだよ。これは私が選んだ道だ。その責任は自分で負わねばならない。それに、元よりわかっていた事さ」


「…」


「まぁ、少しでも長く夢を見れて楽しかったよ。感謝するよ、トレーナーくん」


「でも…何か俺にできる事は…」


「ないよ。君はよくやってくれた」


「だけど!!」


「」


後書き

つづく


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2023-03-14 01:52:52

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