孤独のグルメ Season Extra 第6話「石川県湯乃鷺温泉街、『喜翆荘』の晩ご飯」part3
ついに食事シーン
井之頭五郎が石川県の海の幸と山の幸を五郎が味わい尽くす
前回からかなり期間があきました。
またかなり期間があくと思います。
五郎(さてさて……どれから食べようか……)
五郎(こういう時はまず、白飯だよな)
五郎(……うんうん。やっぱりこれがないと始まらないな)
五郎(よし、次は刺し身、いってみるか……)パクッ
五郎(おっ……さすが石川県……いい味出てる……)
五郎(醤油の味もバッチリ……)
五郎(白飯と合わせると……さらに美味い……)
五郎(これだけで海鮮丼食ってるみたいになれるぞ……)
五郎(こういうところで出る刺し身ってどことなく特別な感じがして好きだな……)
五郎(いかんいかん。刺し身ばかり味わってしまうところだった……ここで一発、主役のメニューを頂こう)
五郎(主役は……あそこに大きく乗っているアレだろうな……)
・松茸の土瓶蒸し
→秋の食材のキング。香りも味も一級品!
五郎(松茸を独り占めかぁ……何だか嬉しいねぇ……)
五郎(どれどれ……)
五郎(うんうん……あぁ~。美味い……美味すぎてこれ以上言葉が出てこない)
五郎(野菜盛り合わせのほうも見てみるか……おっ、これはさつま芋か?)
五郎(ん? これは……普通のさつまいもよりも甘いぞ……)
五郎(甘いの、嫌いじゃない。むしろ大歓迎)
五郎(他の野菜も美味いな……。ちゃんとメインの支えをしている……濃すぎず薄すぎず……ベストな味付け)
五郎(ここらへんじゃ冬場の蟹が結構有名だが……無理にこだわらなくて逆に正解だな)
五郎(名物にとらわれなくてもいい……どの季節にも美味い料理は美味いんだ)
五郎(さて、松茸に加えてひときわ目立つものがあそこにあるな……)
・特上アワビ
→何も考えるな。ただむしゃぶりつくのがベスト
五郎(こんな立派なアワビ、都内じゃ滅多に見れるものじゃないな)
五郎(さて、ここはぜいたくにかぶりつかせていただきますか)
五郎(おおっ……歯ごたえよし、ボリュームよし、味よし、見事に三拍子揃った)
五郎(やっぱりこの旅館にして正解だったな……)
五郎(温泉もよかったが、やはり俺はメシだな……)
(携帯電話の鳴る音)
五郎(む……)
五郎(……仕事の電話か……)
五郎「はいもしもし、井之頭です」
五郎「……ええ、はい。はい、わかりました。えーと……申し訳ありませんが今出先なので……はい。また後々でお電話させていただきます」
五郎(メシを味わいたいがために早く切ってしまった……だけど……いいよな、別に)
五郎(さ、メシを食べよう……)
五郎(……あっ……白飯、全部食べちゃったよ……)
五郎(ここは……)
五郎(おかわり、大盛りでいただいてしまった……)
五郎(美味いから仕方ない)
五郎(さてと……どんどん食べていきますか)
五郎(ふ~……全部食べてしまった……腹がいっぱいだ)
五郎(大人しくこのまま寝て明日に備えよう)
~その頃、ルシウスは~
ルシウス「…………」
縁「どうなってるんだろう……あの外人さん。ちゃんと仕事しちゃってるよ」
巴「何て言うか慣れてるわよねぇ……どうしてかしら?」
民子「アンタより仕事、ちゃんとしてるんじゃない?」
緒花「なっ……私だってちゃんと働いてるよ!」
ルシウス(助けてくれた礼は尽くさねばならぬ……それがローマ人としての誇り……)
―――次の日
五郎(あぁ……『喜翆荘』、また泊まりにきたいな……)
五郎(次はぼんぼり祭りとやらの時期に来てみようかな……いや、しかし蟹も食べてみたいぞ……)
五郎(ふふっ……おっと、そういえば次の仕事の場所へと電話をかけないと)
五郎「……あ、もしもし、昨日お電話頂いた井之頭です。ええ、はい。あ、そうですか。では、どちらで待ち合わせしますか」
五郎「千代田区……秋葉原のメイド喫茶のオーナーさんですか……ああ、いえいえ。はい……なるほど……ハロウィンの期間中でのお店の飾り付けのための商品ですか……。はいわかりました。用意させていただきます」
五郎(秋葉原か……久しぶりだな)
五郎(さてと、どこで仕入れるか……輸入雑貨という立場上、外国の珍しいハロウィングッズでも取り寄せてみるかな……)
続く。
孤独のグルメ×花咲くいろは ~完~
次回、孤独のグルメ「東京都千代田区和菓子屋『穂むら』の揚げまんじゅうと某店の焼き肉」孤独のグルメ×ラブライブ!
第7話
第1話
第2話
第3話
第4話・前
第4話・後
第5話
第6話パート1
第6話パート2
次回はラブライブ!とのクロスオーバー
おそらく五郎さんが穂乃果たちと絡むことは……ないんじゃないかな……たぶん。
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